始まりの魔法使い

始まりの魔法使い 4.魔術の時代 ★★★☆  



【始まりの魔法使い 4.魔術の時代】 石之宮 カント/ファルまろ 富士見ファンタジア文庫

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竜歴900年。村では、精霊魔法の発展による弊害として精霊の暴走による事件―精霊災害が頻発していた。その対策として、“私”は、免許制度や対精霊魔法の研究を進めることに。ある日、ヒイロ村は死骸を操る黒い影―屍鬼の襲撃を受ける。その犠牲として残された赤子を拾った事で、“私”は―
「クリュセがハイハイしたわよ!」
「おつかれさま、おとうさん」
ニーナと初めての子育てに挑戦することになり!?魔法の時代が終わる時、幸福な最果ての村に、災いを報せる鐘が鳴り響く。これは、すべての“始まり”を創った竜の魔法使いと、その家族の物語。
一気に竜歴1000年台にまで突入。精霊の利用と免許制の構築によって一気に利便性がよくなって、これまでずっと村規模だったヒイロ村、ついに先生やニーナが全住民を把握出来ない規模にまで大きくなりつつあるんですよねえ。彼らの目が届かない、愛情が届かない相手が出てくるということはその影響力からも脱しつつあるということでもあり、先生やニーナは全然そんなつもりはないんだろうけれど、これまで彼らの存在こそが統治の要になっていた以上、これからは緩やかに村の在り方も変わっていくんだろうなあ。
先生がこの頃から表舞台から姿を隠すことを考え始めているのは印象的な出来事でもあった。シリーズの冒頭では、竜とその一党の存在は表舞台からすっかり居なくなって市井に紛れていたわけですしね。
しかし、この頃になると悠久を歩む先生とニーナたちの永い旅に付き添ってくれる面々が増えてきていることは喜ぶべきことなんでしょう。これまで1000年近く村の面々をずっと一人残らず覚えて忘れていない彼らですけれど、やはり死に別れは辛いでしょうし、今となっては忘れる以前に知ることのない村人も増えてきたわけで、永遠に近い時間をともに過ごしてくれる家族が増えるというのは大事なことなんでしょう。
その中に、娘という存在まで加わるのは尚更に。嫁に出さなくていい娘って、お父さんとしてはどうなんですか、これ?
しかし、同じ時間軸の中で過ごしていくとなると、やっぱり先生とニーナの関係って気になってくるよねえ。性急に答えを出す必要がまったくない関係だから、短い寿命の中にいる人たちは敢えてそこを突っ込むこともなく、見守っているうちに通り過ぎてしまったけれど、同じ悠久に付き合える人たちからすると、答えは出さなくてもその行き先くらいは気になってくるよねえ、と。
だから、先生がニーナのことああいう形ではあっても明言してくれたのはちょいと嬉しかった。同じく彼らの悠久に付き合っているのは読者であるこっちだって同じわけで、気になっていたのは間違いないものねえ。どうやらエルフの寿命問題は相手の寿命に合わせる形になっているようで、それなら人間ではなく竜である先生なら、ニーナの寿命を縮めてしまうなんてことはないでしょうし。
にしても、寿命問題クリアした面々、みんなそのクリアの方法が違うのが面白いなあ。真っ当な人間であるイニスが、まさかこっちサイドに来るとは思わんかったけど。でも、寿命が伸びると恋愛面での思い切りに著しく欠けてしまうのは難儀な話である。彼女の場合、不老を達成してなくてもヘタレたままアラに告白できないまま終わってしまいそうなので、挑むチャンスが伸びたのは良いことだったのでしょう。
ユウカについては、彼女あれだけ「ユウカ」では知りえないことを口走っているにも関わらず、何百年も先生気づいていないというのは、このドラゴンぇという気持ちにさせられてしまいます。これだから寿命がない種族は、とディスるとドラゴンに怒られそう。これはもう先生個人の問題だわさね。

いくつもの事件は魔法におけるブレイクスルーがあり、魔術が誕生し文明が発展し、幾つもの出会いと別れが繰り返され、先生とニーナは家族を増やしながら愛する人の生まれ変わりを探しながら時代を旅していく。その中で、もしかしたら最悪であり最凶であったあの敵再び、という事態があったものの……なんか拍子抜けというくらいあっさりかたがついてしまったなあ、という印象。
アレに関しては、当時はどう対処したらいいかわからない恐ろしさがあって、不安となってこびりついていたものだけれど……アレが進化したのと同様にこっちだって技術的に躍進は続いていて、それ以上に助けてくれる一緒に戦ってくれる、皆を護ってくれる存在の多種多様さについては、大昔とは比べ物にならないものになってたんですねえ。その意味では、先生たちは正しく良い発展を促し続けた、その証明がこのあっさりした結末だったのではないでしょうか。
でも、これで相いれぬ不倶戴天の敵との決着はついてしまったので、これからは外敵の脅威には怯えなくて済むようになるのかなあ。いや、外の世界は更に広がっていて人間の国家なんかも生まれているらしいし、内側だって先生やニーナの目が届かない広く深い世界になりつつあるわけで、先生たちも呑気にしていられない時期に来ているのかなあ。

シリーズ感想

始まりの魔法使い 3.文字の時代 ★★★★  

始まりの魔法使い3 文字の時代 (ファンタジア文庫)

【始まりの魔法使い 3.文字の時代】 石之宮 カント/ファルまろ 富士見ファンタジア文庫

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竜歴637年。研究機関として大学を設立した“私”は、その一歩として、研究成果を後世に残すための紙作りに挑んだ。そして、世界で初めてとなる日記帳を物忘れの多い人魚のリンに贈った。
「書いたこと自体を忘れないようにね」
「うん。大丈夫…多分」
それは有史の時代の始まり。紙と文字は、知恵と、そして―記憶を未来に伝えていくことになる。貨幣や交通が急速に整備されていく中、他の「始まりの魔法使い」を始祖とする村の存在を知った“私”は、転生したアイの可能性を感じて、リンと一緒に調査に赴くが―!?これは、すべての“始まり”を創った竜の魔法使いの物語。
物理法則がそのまま成り立たないって、かなり衝撃的なんですけど!
ファンタジー世界って、魔法という別系統の法則があるものの、それとは別に物理法則はきちんと存在しているものが殆どですものね。この世界の場合、基本的には普通の法則が成立はしているものの、ちょっとでも高度だったり複雑だったりする法則の場合、自然霊……精霊の気分によって簡単にかわってしまうということなのか。
川の流れで水車を回す、というおおよそ文明の基礎に近いであろう水力すら成り立たたないとなると、とてもじゃないけど高度な文明を作り上げられる気がしないのだけれど、一応シリーズ冒頭では文明レベル現代相当にまでは達してるんですよね。それだけ魔法ベースで発展していく、ということなのか。
人類史そのものの発展をたどっていくような物語なのだけれど、これ思ってた以上に一筋縄では行かない様相を呈してきたなあ。
そもそも、既に600年以上経っているにも関わらず集落の規模は村の段階からそれほど大きくなってないんですよね。人類以外の種族との交流は広がっているものの、肝心の人間種に関しては他の地方の集落とは交流すらなく、今回はじめて発見した他の人間の集落はほぼ原始時代と変わらないレベルだったことを考えると、相当偏った分布の発展をしてるんですよねえ。
今の所積極的に交流を広げたり、支配領域を広げたりという事は考えていないみたいだけれど、他の人間たちの中に異種族に対する差別意識が蔓延しているのを見ると、将来的にかなり厳しい展開が待っていそう。
衝撃的というと、エルフと人間との交配についても随分と厳しい設定を持ち込んできたものです。いや、これまで数百年、まったくエルフと人間との間にこういう事がなかったんだろうか。エルフの時間間隔を考えるとふと気を抜くとすぐに人間死んじゃってるし、そもそもタイムテーブルが合う機会が少なかったんだろうかなあ。
これは流石にエルフが人間との交流を閉ざすことを選んでしまうのもわかるんですよね。明確な種の存続の危機でありますし。それはそれとして、人間との間の交配ではああした問題が生じた事は理解できるとして、それは相手が人間の場合に限るのか、それともエルフ以外の存在ならどの種族でも同じなのかは気になるところですよね。相手の種族に合わせる形で変質するのならいいのですけれど。
これ、ニナがどういうポディションに最終的に収まるのか、という話にもつながるところでありますし。先生的にも、精神的に変容しているから悠久の時間に対して特に何も感じなくなっているとしても、そこにニナがずっと一緒にいるのと居ないのとでは根本から話違ってくるでしょうしね。
今回、ようやくリンがファイナルメンバーとして登極したので、パートナーの喪失という点は心配しなくてよくはなったのですが。といっても、現段階では問題だらけでアイたちとさほど変わらない状況なのかもしれませんけれど。
不死の副作用については辛かったなあ。何よりも辛かったのは、仲の良かった周りの人たちでしょうけれど。でも、そうか「文字の時代」か。そのテーマにおいては、文明の発展とリンクさせている以上に、このリンの想いが日記によって残ったように、受け継がれたように、文字によってあとの世代に想いが託されていく時代が来たんだなあ、と思うと感慨深い。
それとは別に、村の人たちのことを一人ひとり数百年に渡って1人も忘れること無く、昨日のことのように思い出して思い出話が出来る先生とニナのそれが、本当に尊いのだけれど。
ずっと覚えていてくれる、ということのどれだけありがたいことか。二人が村の人間たちから崇め奉られるのではなく、ずっと敬意とともに親しまれているのは彼らのそういうところなんだろうなあ。

1巻 2巻感想

始まりの魔法使い 2.言葉の時代 ★★★★   

始まりの魔法使い2 言葉の時代 (ファンタジア文庫)

【始まりの魔法使い 2.言葉の時代】 石之宮カント/ファルまろ 富士見ファンタジア文庫

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竜歴509年。将来の食糧危機を見据え、“私”は新たに農耕と牧畜を始めることを決めた。とはいえ、異世界の動植物に知見がない“私”は、その方法を他種族から学ぶべく、人魚や半人半狼、蜥蜴人の留学生を迎えることに。しかし、価値観の異なる生徒たちとの授業は困難の連続だった!そして、“私”が留学生を世界中から集めたもう一つの理由、それは魔法学校を有名にすることだった。いつか、“彼女”がこの場所に迷わずに戻れるように。―「でも、今はいないじゃない」剣部の一族の少女・ユウキの赤い瞳が真っ直ぐに“私”を映し出す。これは、すべての“始まり”を創った竜の魔法使いの物語。
全部覚えてる。ずっと覚えてる。それはとっても辛くて、とっても幸いなことなのだろう。薄れぬ記憶は、そこに在る人をずっと寄り添わせてくれるから。覚えてさえいれば、その人はずっとそこに居る。
去っていく人も嬉しいだろう。自分のことを覚えてくれている人が、ずっとずっと生きていてくれている、というのは、SFなんかのジャンルではよく語られることなのだけれど、それは一種の至高の希望なのだ。
でも、それじゃあ我慢できない子もいる。耐えられない娘もいる。もっと具体的に、傍に居続けたいと思うこともまた、間違いではないのだろう。アイはいつか還ってくると約束したけれど、ユウキは変転を続けながら傍に居続けることを選んだのだ。それは、彼女が先生の心を掴んだやり方であり、だからこそそれを貫こうとしている。
ユウキであり続ける、その後の子供たちはまたどういう思いを抱くのかは複雑なのだけれど。彼女たちはユウキであって、そうではない。その矛盾をどう処理していくのか。
心がつながっていても、同じにはなかなかなれないもんである。
言葉ならば、尚更だ。
人魚や人狼、リザードマンなど他種族の子供たちを留学生として招いて、本格的な学校を開始した先生とニーナ。他文化交流は、問題はあれど概ね上手くいっていた、と言っていいのだろう。言葉が通じるということは、意思が通じるということ。心も通じるということ。ならば、言葉が通じるのなら、価値観も共有できるはずだ。
という友好的な進化進展は、しかし言葉が通じるのに意思も想いも価値観も、何もかもが通じず繋がらず理解できない相手との遭遇によって徹底的に破綻させられる。
時に心しなければならない。
違う存在は、どうやったって違うのだ。
それは竜と人、それ以外の生き物とも通じること。人と竜との寿命の違いは自明なことであったけれど、今回長命種であった人魚の、そうかつて少女だったあの娘との永き別れを通じて、竜は自身の悠久の存在たることが、他とあまりにも隔絶していることを改めて思い知ることになる。そんな彼に寄り添い続けるニーナは、果たしてどこまで行けるのだろう。それは序章に描かれた未来の姿によってある程度確定していることとはいえ、エルフと竜ともまた違うことを忘れてはいけないような気がする。今はまだ、エルフのみんなは数百年経てもなお何も変わらず元気だけれど。
それでも、竜の先生が見守り支え、一緒に作り上げながら時代は進んでいく。今はまだ、時代は竜を置き去りにしていない。竜歴と名付けられた歴史の名前通りに、時代は竜と共に進んでいく。
いつ、世界が竜から巣立つのか。時代は新石器時代から鉄の時代へと移行しようとしている。農耕や放牧が未知なるモンスター、あのネズミに象徴される理解を越えた存在によって果たして成立が「地球」のものよりも或いはかなり困難で、自然発生的に広まるか悩ましい難易度になっているけれど、さてどうなることやら。鉄の時代は、どれほどの速さでやってくるのだろう。
個の寿命は短くても、種として確かに代を重ねるごとに技術も経験も着実に積み重ねていく人間は、果たしてどこまでたどり着けるのだろう。この人間たちも、あの剣部の一族の異様なまでの研鑽度合いをみると、生中な存在じゃないんだよなあ。あれやこれやであんな存在になってしまったユウキみたいなのもいるのだから、当然なのかもしれないけれど。
しかし、この時代って後代からみるとまだ神代に掛かってるんだろうから、シグとかルカ、リン、紫といった学校に関わった子供たちは、みんな未来では神様の一柱的に語られてそうだなあ。それはそれで想像が羽ばたくものじゃないですか。

1巻感想

始まりの魔法使い 1.名前の時代 ★★★★   

始まりの魔法使い1 名前の時代 (ファンタジア文庫)

【始まりの魔法使い 1.名前の時代】 石之宮カント/ファルまろ 富士見ファンタジア文庫

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かつて神話の時代に、ひとりの魔術師がいました。彼は、“先生”と呼ばれ、言葉と文化を伝え、魔法を教えました。そんな彼を人々はこう呼びました。―始まりの魔法使い、と。そんな大層な存在ではないのだが―「だから火を吹かないで!」「ごめんごめん。私にとってはただの息だからさ」竜として転生した“私”は、エルフの少女・ニナとともに、この世界の魔法の理を解き明かすべく、魔法学校を建てることにした。そこで“私”は、初めての人間の生徒・アイと運命の出会いを果たした―。これは、永き時を生きる竜の魔法使いが、魔術や、国や、歴史を創りあげる、ファンタジークロニクル。
壮大、いや雄大な話だなあ。
異世界転生モノ、と限定せずとも大体の物語は既にある程度の文明が築かれた、形作られた世界に転生にしろ生誕にしろ、降り立ってはじまるものであるのに比べて、この作品の主人公である「先生」が降り立った世界は、まだ確固とした「世界」が形成されていない原始の世界。有史以前、人にも他の知的生命にも「歴史」というものが存在せず、文明はなく、ともすれば「言葉」ですら僅かな種のみが操るのみ、という原始時代。それはもう、神話すらない時代なんですよね。
神代よりも前、というべきか。
もちろんそこは、原始時代であっても惑星・地球のそれとは違い、元が猿なのかネアンデルタールなのかは定かではないものの、人類種が居ると同時に「先生」がそうであったようにドラゴンが居て、エルフが居て、魔法らしきものがまだ体系化されていないものの、存在している。
異世界の原始時代なのである。
面白いのは、悠久の時間を生き続けるエルフですら、この時代に置いてはまだちゃんとした歴史を形成せず、種として若い方である、というところなんですよね。ましてや人など、まともな言葉すら持たず、意思の疎通も僅かな短い単語でやりとりするのみ。文化も文明も持たない、原始人なのである。
そんなまだ何もない時代、なにも始まっていない時代にドラゴンの子として降り立ってしまった主人公。では彼が神として、まだ何も持たない生命たちに、知識の果実を与えていくのか、というとそういう話でもないんですね。
彼は神ではなく「先生」であるのです。
ドラゴンとしてはまだ子供で、大きなトカゲ程度でしか無い先生。この世にある魔法の理についても何も知らず、体感的に使っているニナなどと、手探りで真理を紐解いていく日々。そう、彼は授ける側ではなく、探求者なのである。人と共に過ごし、共に学び、共にこの世界に「世界」と認識できるものを形作ってく、時代の開拓者なのである。
後世からすれば「神代」と呼ばれる時代を、この時代に生きる人々と共にゼロから一つ一つ作り上げていく日々。それまで存在しなかった「精霊」と呼ばれるモノが生まれていき、この世に魔法が発動する様々な法則、ルールを一つ一つ試し、創造し、探求することで体系化されていく知識。

そう、誰もが思い描く「異世界」の姿が、なにもないところからどんどんとその萌芽が現れていく、作り出されていく、広がっていく。まさしく、始まりの物語なのである。

しかしこれは同時に、そんな始まりから悠久の果てである遠い未来までを見守り続けるドラゴンの物語。ドラゴンと同じく悠久の時間を生き続けるエルフのニーナを除き、恋人であり兄弟であり家族であった、同じ始まりの時代を歩き出した大切な人々は、短い時間しか行きられない「人間」であるが故に、先生とニーナを置いて去ってしまう。人と竜の種属を超えて愛し合った人の娘もまた、老いさらばえ、しかし最後まで妻として夫である竜に寄り添い、朽ちて行ってしまった。
始まりと同時に、これは別れの物語なのである。悠久を生きる生命の物語としては、その流れる時間の違い、生きる時間の違いは常に主題となって、突きつけられる。
しかしこれは同時に、魔法の物語でもある。
去っていったヒトたるカノジョが残した最後の言葉は、再会への誓い。最初に描かれた、はるか未来の到達点における、とても幸せそうな光景を思い出すならば、これは哀しい悲劇の物語ではなく、幸福へと至る物語なのだと信じることが出来る。
だからこそ楽しもう。悠久を見守り続けるドラゴンが、どのように世界を形作っていくのか。歴史に関与していくのか。物語を紡いでいくのか。思い描くだけでワクワクしてくる、そんな話のこれがはじまりはじまり。

 

9月22日


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