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宝島社

生活魔術師達、ダンジョンに挑む ★★★★   



【生活魔術師達、ダンジョンに挑む】 丘野境界/東西 宝島社

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エムロード王立魔術学院は戦闘魔術科、召喚術科、精霊術科、錬金術科、呪術科、心霊術科、生活魔術科などといった科によって、将来王宮や軍、院などに進む人材を育成する学校だ。そんな学院で一番人気の戦闘魔術科の圧力によって、生活魔術科は今年の予算をたったワンコインにされてしまう。真っ当に活動するための予算を手に入れるため、今まで学院内で行ってきた活動を止め、金策に走ることにした生活魔術科の生徒達。続々と勤め先が決まっていく中、ケニー、ソーコ、リオンの三人は手っ取り早く大きな稼ぎを得るべく、危険の溢れるダンジョンに挑む!ケニー達がバカにされてきた生活魔術を使って大きな成果をあげる一方で、生活魔術師達に去られた学院では様々な支障が出始めていて…。学園サクセスファンタジー、ここに開幕!

これ、まんま生活魔術科って学園のインフラ担ってるじゃないですか。魔術学院という社会を支える基盤。これが止まると、何もかもが動かなくなる。
生活家電が全部止まってしまうと思いなセエ。
収納スペースが全部なくなると思いなせえ。
必需品の供給が停止し、必要なものが必要な時に必要な場所に来なくなる。自給自足じゃないけれど、何から何まで自前でしなきゃいけなくなる。
学校なんかで、本来やるべき学術研究や訓練に費やすべき時間を庶務・雑務・事務・生活行動エトセトラエトセトラに費やさなければならなくなる。甚大なコストの増大であり、プロフェッショナルでありスペシャリストであったインフラの担い手を欠いた以上、どれほど尽力しても作業効率精度は旧来のものから遠くなる。
必要必需は普遍になるほど目立たなくなり、存在感は希薄化していく。あって当たり前のものを人はありがたがらないけれど、あって当たり前なものほど無くなると困るどころじゃなく機能不全に陥ることを、人間どうしても認識できないんだよなあ。
しかもこれ、生活魔術科の学院内での活動って義務でも責任を課せられた業務でもなく、研究成果の確認と実践を兼ねたボランティアっぽいんですよね。食堂なんかはちゃんと利益あげてるみたいだけど。そりゃ、予算削られたら活動自体を停止しないと損するばかりだし、犠牲を払って奉仕する義務なんかどこにもない。
これまでだってずっとやってたんだから、これからもやりなさいよ。それが当たり前だったんだから、続けるのが当たり前でしょう。やらないとみんなが困るんだからやらない方が悪いじゃないか。金は払わないけど。報酬は出さないけど。
こういう考え方、多かれ少なかれ根付いちゃってるんですよね、世間様には。人間、当たり前にあるものに、金やコストをかけることを無駄遣いだと考えるところがあるし、コストは削れば削るほどよいことだと思ってる。それでサービスの質が低下するのを当然とはまったく思わないのだ。理不尽だと考えるし、努力が足りないと罵倒する。邪悪であり陰謀だとすら考えるのだ。

いやこれ、なかなか皮肉っぽいテーマが根底にありますよね。
いわゆる「ざまぁ」が今回にあるお話ですけれど、その対象である戦闘魔術科の指導教官や考えなしにエリート風吹かせている学生たちは特別な存在じゃなく、回り回って軽薄な世間そのものの映し鏡みたいなものなのでしょう。
大きな声を張り上げればその意見が通り、見栄えのよい成果ばかりが持ち上げられる。
地味な基本や基礎は疎かにされ、取り扱いばかりが難しいハイエンドばかりが取り上げられ、それを使えることがトロフィーになる。使えたからなんやねん。それをどう使うのか、どう活かすのか、どう還元していくのかも、研究開発のうちでしょう。
生活魔術科というのは、誰でも使える生活に根ざした魔術を覚えるカルチャースクールみたいな学科などではなく、むしろ最先端技術を普遍的に使えるものに手順や効率、コストを簡略化したり、限定的だった使用目的を異なる発想で多方面に広げて新たな使用法を開発したり、とある意味時代の最先端を突っ走っている学科でもあるんですよね。
基礎部分の蓄積が半端ないものだから、あらゆる分野に対する深い学識やノウハウが集積されている。一時的に転科してきた他学科の学生たちが、カー先生の指導でこれまで伸び悩んでいた部分を克服したり、自分の本来得意としていたものを認識できたりしたのは、基礎研究のたゆまぬ推進によってそれだけ各分野の大元となる部分への理解が日々深まっているから、なんでしょう。
即座に実績になったり実益が出る研究だけじゃなく、基礎研究は大事よ、というお話でもあるのか。

ただ、メインの主人公となる生活魔術科の生徒たち。ソーコ、ケニー、リオンの三人はというと、明らかに生活魔術云々のレベルを逸脱した独自の魔術を扱っていて、これ生活魔術の範疇に入るんだろうか。入れていいんだろうか。
とはいえ、能力が突出しているのみならず、頭の回転は早く権威に屈っさず、相手が教師だろうとえらいさんだろうと、鋭い舌鋒と正論と皮肉を武器に正面からぶっ飛ばし、同時に巧妙な交渉と根回しで実益を掻っ攫う強かな一面も兼ね備え、と痛快な面々でもあるんですよね。
リオンがパーティーの良心を担っているおかげで、アクの強いソーコとケニーとバランスも取れていて、強権的で厭味ったらしい教師や学園の風潮に対して、ビシッバシっと良い一撃を食らわしてやる展開でもやりすぎずいい意味で皮肉と愛嬌があって、気持ちのよい痛快さを感じさせてくれる作品でありました。
かーなり面白かったので、以降の続刊も一気に買い揃えてしまいました。買っちった!
なので、ぼちぼち読んでいくつもりです。

斎藤義龍に生まれ変わったので、織田信長に国譲りして長生きするのを目指します! ★★★★   



【斎藤義龍に生まれ変わったので、織田信長に国譲りして長生きするのを目指します!】 巽 未頼/マキムラ シュンスケ 宝島社

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過労死した主人公(37歳・医師)は、戦国時代の武将、斎藤義龍として生まれ変わった。美濃の戦国武将「マムシ」こと斎藤道三の息子にして、織田信長の初期のライバルとして知られる人物だが、史実では33歳で早世している。せっかく転生したのに、また早死にするなんて耐えられない。義龍は、悠々自適な長生き生活を目指して信長に国を譲ることを目標に定め、行動を開始するが――。 第6回ネット小説大賞を受賞した、歴史転生巨編がついに登場! 今年の大河ドラマ『麒麟がくる』で活躍中の武将たちも続々登場する、注目の一作です!


ウェブ版の連載は既読済です。
斎藤義龍って実際どれほどの知名度なんでしょうね。昔よりは、美濃国主として生前は織田信長に立ちはだかり、その侵攻を跳ねのけ続けた名将として知られていると思うのですけれど。
それにしても享年33歳はどうしようもなく早すぎる。信長が33歳の頃と言えば、当の斎藤氏を追ってようやく美濃を奪取して上洛を果たしたくらい。天下になにがしかを残すには早すぎる年齢だ。
その意味でも、前世を医師として医療に関する知識や技術を広げて行くことは自身の延命にも繋がるという事で必要な要素だったのでしょう。転生モノにしても、事故や戦死などの偶発的な死因ではなく病死による早世という厳然とした履歴のある人物に転生するケースはやはり珍しいですからね。基本的には歴史的知識を利用して、暗殺や合戦での討ち死にを回避するという方向になりますし。
ただ主人公の前世が医師、それも救急救命担当医として特に人の死を目の当たりにし続け、命を救う事に情熱を傾け続けた医師であったという事実と、戦国の世で自ら戦を起こし人を殺す方立場である武士、それも領主であるという相反する在り方は、主人公の生き方に深い思慮をもたらすことになりますし、やがて彼がもたらした医療改革は、それ自体が名声となり要人を救う医術として政治的な武器として活用されることになるので、単に主人公が史実よりも長生きできるためだけのツール程度に留まらず、物語そのものの根幹を担う要素になっていくのであります。
幼い頃は前世が過労死という末路を迎えただけに、とにかく長生きしたいという漠然とした目標だけがあった主人公ですけれど、この戦国時代を生きていく上で家族ができ、友ができ、付き従ってくれる家臣たちができ、ただ自分が長生きするのではない、親しい者たち皆が平穏に暮らしていける未来というのを、やっぱりまだ漠然となのですけれど思い浮かべていくのですね。
天下泰平。
そうした意識が脳裏に浮かびだすとき、最初はただ権力争いから逃れて平穏を得るために国なんて信長に譲っちゃって隠棲すればいいや、なんて抱いていた考えも、織田信長に国を譲るという意味の重さ、未来への展望もまた変わっていくのである。

そんな幼い年齢に見合わぬ知性を、熱病からの回復と同時に生まれ変わったように、或いは人が変わったように垣間見せるようになった息子を、父である後の斎藤道三、今はまだ長井左近大夫規秀と名乗る梟雄として名高いマムシの道三は、気取られぬように警戒の目で監視するのである。
彼とその弟である長井道利、軍師格である平井宮内卿が三人顔を突き合わせて、自分の息子の事を怪しい素振りを見せれば処分してしまうか、と主人公が色々とやらかす度に真顔で密談する様子は、さすが下剋上を企む冷厳にしてリアリストな戦国武将たちである、と背筋を震わせてしまう。
実際、美濃国内で着々と自身の勢力、権力を拡大していくマムシとその一党の暗躍は、悪党に相応しいドス黒さなんですよね。都合の良い状況を引き起こすために謀殺やら流言やらも頻繁にやらかしてますし。
そういう酷薄で非情な目で実の息子を見定めながら、その一方で自分にはない視点とスケールで次々と新たな物事を起こしていく主人公に、彼ら親父世代は警戒と同じくらいの期待とワクワク感を抱いてしまうんですね。なんだかんだ言っても、どれだけ怪しくても、それは息子であり甥なのである。彼が見せる可能性に、親として胸から膨らむものを抑えられないのはどれほどの悪党でも変わらない。いや、人並みの親としての情をマムシだって持っているのである。それを彼ら戦国武将は必要ならば冷徹に切り捨てることが出来るけれど、最初から持っていないわけではないのだから。
そんな親父殿を、主人公もその暗躍っぷりや腹黒さを垣間見てドン引きしてヤベえ人だと思いながらも、なんだかんだとやっぱり父親なんですよねえ。
史実においてはついに相容れることなく決定的に決裂し、戦となって斎藤道三が討たれ父殺しする事となった斎藤道三と斎藤義龍の親子。
しかしこの物語では裏表に幾つもの複雑な思慮を交わらせながら、何だかんだと息ピッタリで何だかんだと情が通っているこの親子関係、これこそが本作の大きな見所の一つであると言えるでしょう。
マムシの子は所詮龍にはなれない。せいぜいがミズチだと期待を抱きながらも嘯く親父殿。これ、ウェブ版の最新話を見るとちょっと胸にぐっとくるシーンでもありました。

さらに、織田信長との義理の兄弟関係というのも後に大きな要素となってくるのですけれど、まだこの一巻の段階では信長もちょうど誕生し、そこから幼子になったばかりくらいの時間経過。今の段階からせっせと贈り物などして積極的に交流を図っているのが、先々に繋がる歴史の流れが変わるファクターでもあるのですけれど、今はまだはじまりを迎える前の関係なのでした。既に信長の好感度だいぶ上がっているのですけどね。
というか、この段階で既に織田弾正忠家と長井……斎藤家が好を通じだしているのは大きな変化ではあるんですね。

本作が面白いのは、スタート時期が他の戦国ものよりもだいぶ早い、というのがあります。斎藤義龍という人物自体、織田信長よりも7つ年上。その彼が十歳前の段階から物語がはじまるので同じ戦国時代でも各国の情勢が信長全盛期のそれとはまた全然違うんですね。
美濃国の情勢もまだ流動的で、土岐氏を中心にまとまる……以前の土岐氏同士で内紛が続き土岐頼芸を中心になんとか纏まろうという時期。斎藤道三も、長井氏の名乗りから作中でようやく守護代である斎藤の名籍を継ぐことになった段階で、美濃の国主に下剋上するなんてまだまだ、の話なのである。
結局史実では斎藤道三は美濃を獲るものの、最後まで土岐氏の権威を拭えずに国の統制をまとめ切れなかったのですが、主人公の存在は、或いはマムシに与えた影響は同じ下剋上でもまた史実とは違った道をかの梟雄に指し示すことになるのである。
と、美濃国内の情勢もあれこれ動いていて面白いのだけれど、畿内から近江越前の情勢もこれから正史の二十年三十年後を思うとまた随分と景色が違うんですよね。特に朝倉・六角・浅井とそこに積極的に絡む美濃の国情は非常に興味深い。尾張国内、広げても長島方面や三河方面に顔を向けるのに精一杯な織田家と違って、むしろ美濃の方が畿内の情勢に近しい感じなんですよね。
たとえば浅井久政が、血筋としては六角氏であると知ってる人は結構少ないんじゃないだろうか。那古野城が今川氏に占拠されてたり、とか。

ともあれ、スタート段階がこれだけ早いというのはそれだけ歴史が変わってく初動が早いとも言えるわけで、他の戦国ものでは早々に退場してしまったり、既に影響力を失ってしまっている人物、家門などが思わぬ形で出てくることになるので、それがまた新鮮で面白かったりするんだなあ。
医療改革の影響で死なない人物も出てきますし。

個人的には、マムシ……長井から斎藤になり改名した斎藤利政、叔父の長井道利、師匠の平井宮内卿の胡散臭くて腹黒極まる謀議につき合わされて、主人公加えて四人で悪巧みする座談会?が一番シーンとしてはお気に入りです。あの悪い大人たちが、やっぱり味があっていいですわ。
そして、見所の一つはかの明智光秀が家の没落によって流浪の旅に出る事なく、小姓として幼少時から側近として一緒に育っていく事になるところですね。
他にも美濃の国衆たちが多士済々と出て、土岐氏の内紛もこうして推移を見ると面白いんですなあ。
まだ一巻の段階では1539年と40年代にまで差し掛からず。大きく歴史が正史と異なる流れに動いていくのはまだこれから。しかし、ラストシーンで20年以上早く本来なら陥落しない城が落ち、織田弾正忠家が飛躍しはじめるだけに、ここからが激動なんですよね。
なので、ぜひぜひ早々に続きをばお願いしたくあります。期待期待。

帝都異世界レジスタンス ★★★☆   



【帝都異世界レジスタンス】 遠藤 浅蜊/海苔 せんべい 宝島社

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時は大正。
開国以来西欧から流れ込んできた文化や亜人たちが日本に馴染んできた頃、東京各地に謎の半球形建造物「はむすぴあ」が出現する。
政府の研究機関や軍部の調査により、転移装置であることは判明したが、詳細は一切不明なまま。
ところが、華族・君小路家の娘にしてハーフエルフの少女エアルミアが利用すると、なぜか異世界へと繋がってしまい……。
果たして、エアルミアは「はむすぴあ」の秘密を狙う勢力から逃れ、真相に辿り着くことができるのか!?

エアルミアさん、お母さんがエルフのハーフエルフで華族のお嬢様なのだけれど、どうにもエルフの事誤解してるようなんですよね。いや、エルフという種族がどういう人達なのか詳しく語られてはいないのだけれど、母親のエルフは温厚な人だし途中で知り合う小説家のスオリンドルはやや変人だけれど明治大正の文人らしい変人具合で基本文型なんですよね。
でも、エアルミアが思い描いているエルフというのは、どうも森の王者ターザンとか首刈り戦闘種族アマゾネスとかそっちの類なんじゃないだろうか。なんか常在戦場とか言ってやたらと武術や腕力鍛えていて、いったい何と戦うつもりなんだというお嬢様の手習いの範疇を圧倒的に超えてしまってるんですよね。もうこれ、鎌倉武士の系列なんじゃないだろうか。なんか、やたら短気で喧嘩っぱやいし。何よりも、負けず嫌いが度を越してしまっていて、最初の転移事故で迷い込んだ密林にて最後にドラゴンと遭遇してしまうのですが、ドラゴンの出現にビビって何も出来なかったのがどうしても悔しかったらしく、再戦するためにもう一度転移しようと目論んでいたり、といやいやそれドラゴンは負けず嫌いを発揮するような対象じゃないでしょうに。
そういう、なんとも胸の内に爆発寸前のマグマを飼っているような危険生物な主人公がこのハーフエルフなのですけれど、さすがに気性は激烈に激しいとはいえ見境なしに噛み付くような狂犬ではなく、偶然肩を並べて一緒にサバイバルすることになったクラスメイトの香澄とひなとは戦友として大いに友誼を深めることになる。ドラゴンとの再戦も、自分の勝手なので巻き込むわけにはいかない、とこの件に関しては無理やり一緒に引きずり込む、なんて真似はしませんし。
……本作の作者の遠藤さんは【魔法少女育成計画】シリーズを手掛けている方なのですが、あのシリーズに登場するような似たようなキャラだと、無理やり強引に巻き込んで道連れにしそうだなー、とか思ったり。そういう観点からすると、本作のキャラってわりと突拍子のないところもあるけれど、基本的に相手の気持ちや事情を慮って配慮できたり、友人の心の内をちゃんと察して粋に動いたり、と結構ちゃんと思い通じてるんですよね。
……【魔法少女育成計画】シリーズだとこのあたり、見事なくらいにすれ違い食い違い独善独断自己完結に勝手な解釈、と意思の疎通もままならないが故に余計に酷い展開になってしまうケースが散見されるだけに、ちゃんと友達同士仲間同士気持ちを通じ合わせ、連携もうまいこといって、となっているのは妙に感慨深かったり。エアルミアもひなも香澄も【魔法少女育成計画】の方だと見事に頓死しそうだもんなあ。意志が強くてやるべきを見出している子が生き残るとは限らない作品なだけに。
ひななんて、臆病で小心者で引っ込み思案という小動物的な娘さんにも関わらず、その心意気たるやめっちゃ気合入っていて凄腕の弓術家というのもあって、あれだけ内気にも関わらず自分がみんなを守るのだという固い決意を最初から固めているあたり、非常に気持の強いカッコいい娘なんですよね。この娘が真っ当に奮い立ち要所要所でその気持の強さを見せてくれるのは非常に頼もしかった。ムードメーカーに徹してパニックや気持ちが落ち込みそうな場面で意識的に盛り上げようとしていた香澄も、すごく友だち甲斐のある娘だったんですよね。成金のお調子者でありながら、根底に冷静な眼を常に保っていて盛り上げ役や抑え役、先導役と様々な形で皆の支えになりつつ、一番エアルミアの炎のような性質を理解してくれていて、率先して付き合ってくれるの、ほんといい友達に出会えたなあ、と。エアルミアはその気質から回りに人が寄ってこず孤立しがちで、それをなんとも思っていないタイプなのですけれど、ひなと香澄とのトリオはほんといいチームでした。
と、三人だけではないんですよね。ここに漢オークなザーガットにニンジャ記者の百合子が加わり、なかなか意味不明な人種混合チームになっていくのですが……。
転移先での冒険譚、というよりもその転移装置である「はむすぴあ」を巡る陰謀劇に転移事故をきっかけに首を突っ込むはめになり、という展開で、そういえば肝心のこの「はむすぴあ」とは何なのか、という点については踏み込まないまま終わってしまった。ザーガットが転移先で体感した、自分のもう一つの人生、についても不明なままでしたし。
この世界で普通にエルフとかオークとかが存在する理由にも繋がってくるのだろうけれど、そのあたり仮説を導き出せるほどの情報もまだ出てきていないので、続編次第なのかしら。
……そういえば、最初に転移してしまった密林で出てきたグリフォンとドラゴン、両方ともエアルミアたちが遭遇した時点では彼女たちは存在も知らないはじめてみる謎の生物、という認識だったんだけど、エピローグ付近ではドラゴンとか四国の山奥に棲息している、とか普通に書かれていて、ん? となったんだけれど、これどういう事なんだろう。単にエアルミアたちが無知で知らなかっただけ? それとも、もっと異なる理由がある? かつてザーガットが向こうの世界で見たという赤く光った「はむすぴあ」。さらっとこちらの世界ででもはむすぴあが赤く光った、という記述もあっただけに、気になるといえば気になる。

遠藤 浅蜊作品感想

特別編集版 魔法少女育成計画 3   

特別編集版 魔法少女育成計画

【特別編集版 魔法少女育成計画】 遠藤浅蜊/マルイノ 宝島社

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奇跡のソーシャルゲーム『魔法少女育成計画』によって魔法の力を与えられた十六人の少女たち。ある日、彼女たちに「増えすぎた魔法少女を半分に減らす」という一方的な通告が届き、無慈悲な生き残りレースが幕を開けた……。話題沸騰中の作品が特別編集版となって登場! シリーズ第一作『魔法少女育成計画』に加え、書籍未収録だった中編『スノーホワイト育成計画』を収録。さらに描き下ろしミニポスター、イラストギャラリーなど、お楽しみ要素満載でお届けします!
あれ? 【魔法少女育成計画】って第一弾は前後編で出たんじゃなくて、一冊完結でしたっけ。ということは二巻をまとめた形式ではなかったのか。勘違いしていた。
そうなると、ほぼお得な要素は中編の【スノーホワイト育成計画】と掌編が読めるというだけで、単行本化ということで値段も倍近くになっているし、積極的にコチラをおすすめ、というのはなかなか言い難いですね。
相変わらず、何度読んでもトップスピードの一件がダメージデカすぎる。後々まで彼女の影響はリップルに色濃く残るのだけれど、犠牲という意味では他の子よりもあまりにも重いんですよね、キツい。
肝心の【スノーホワイト育成計画】ですが、本編後から【restart】までに何があったか、スノーホワイトさん別人みたいになっちゃっているのですが、その間に何がありスノーホワイトがどう変貌していったのかが描かれたのが【スノーホワイト育成計画】のそれである。
シリーズの中でも屈指のおぞましいクズが語り部になっているのですが、こいつの人心操作術は当人が自分の歪みを認めた上で染まりきっている分、本当に気持ち悪くて仕方がない。スノーホワイトは、【restart】で再び登場した時にその変貌ぶりがかなり踏み外してしまった感があって心配してたんだけれど、こいつにこれだけ誘導されてしまったとなると、そりゃ歪んじゃうわなあ。幸いにもギリギリの所で最悪は回避したものの、影響はバッチリ残ってしまったようで、元々最初の事件でブレーキが壊れ気味だったところに、アクセルを踏み抜くのを躊躇わないブレのなさがハマってしまった感があり、これは相当に危ういわ。
これはなるほど、リップルが相当にストッパー役として頑張っていたことが伺える。ただ、だからこそリップルもこのスノーホワイトをサポートするために余計に頑張らざるを得なくなった面もあるわけで、【limited】でああなってしまう遠因にもなってるんだよなあ。そしてその原因がこのクズ野郎ということになると、こいつ自分が撒いた種をまわりまわって自分でちゃんと収穫しているのが、なんだかすごく腹が立つ。決して十全こいつの思惑通りというわけではなく、かなり偶然が作用しているだけに尚更に。
いい加減悪意と腐敗が、息をするのも苦々しいほどの濃度になっているので、一度こうスッキリする話が欲しいところです。まあそういうスパッと爽快さを感じる展開は、このシリーズではあり得ないんでしょうけれど。

遠藤浅蜊作品感想
 
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