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小竹清彦

バー・コントレイルの相談事 3   

バー・コントレイルの相談事 (富士見L文庫)

【バー・コントレイルの相談事】 小竹清彦/しのとうこ 富士見L文庫

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横浜の路地にひっそりと佇むバー・コントレイル。「バーに入るのはまだ早い」なんて思っていた、ちょっと引っ込み思案な社会人2年目の志摩縁が勇気を振り絞って飛び込んでみたその店には、一見すると好青年、だけど不思議な雰囲気を纏ったバーデンダー・羽鳥慎がいた。初めて訪れるバーに緊張しつつも、羽鳥との会話とカクテルの味に引き出されるまま、自身の抱えるトラブルを打ち明けた縁。そんな彼女に、羽鳥はバーテンダーならではの観察力と洞察力で、思いもよらぬ解決策を提示し…!?
自分、酒は飲めないのでそもそも居酒屋ですら飲み会くらいでしか行かないので、さらにお洒落なBARなんてものにはてんで縁がないのですけれど、だからこそ関わりのない空間を覗き見る、という読書における楽しみを得る事も叶うというもの。
全く無知なだけに、BARでも普通にビールとか飲めるのね、という多分常識な部分から驚けていたりする。
そんでもって、また「料理」が美味しそうなんだわ。BARで出てくる、しかもメニューに載っているものだけではなく、お客の曖昧なリクエストから作り出されてくる料理なだけに、イタリアンをはじめとしたおシャレで品の良さそうな料理ばかりなんだけれど、これが実に垂涎もの。空腹を誘うというよりも、口の中の舌が味を求めて切なくなるみたいな?
そんなお酒と料理を肴にして、気心の知れた飲み仲間たちと過ごす居心地の良い空間。相変わらず、この人の描き出す人間関係は、安息のような安らぎに満ちている。べったりといつまでもひっついているような仲間意識ではなくて、約束するでもなく自然と集まり、同じ時間と空間を共有し、謳歌する。でも、その場限りの関係ではなく、酒をきっかけに育まれた友情は、それぞれの人生、それぞれの生き方に手を差し伸べる事を厭わない。
凄く、素敵な関係なんですよね。
夜のBARを舞台にしているにも関わらず、まどろむように温かな空気に包まれている。
縁の苦しみも、フライ屋の娘さんの悩みにも、そして縁がずっと抱え込んでいた家族へのシコリにも、みんなが親身になって話を聞き、真剣に話し合って、その解決を一緒になって喜んで……。
生きることに充実している、というのはこういう日常を得ている事を言うんだろうなあ。
お酒は殆どのまない自分ですけれど、カクテルに対するこだわりや歴史、薀蓄なんかは凄く面白かったです。こういうのは、実際飲んでこそ、と言われるのかもしれませんが、話を聞いているだけで楽しい、というのも本当なんですよ。

小竹清彦作品感想

おやすみブラックバード3   

おやすみブラックバード (幻狼ファンタジアノベルス)

【おやすみブラックバード】 小竹清彦/加藤たいら 幻狼ファンタジアノベルス

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朽ち果てた廃墟の中でさまよっていた三枝千春は、髪も肌も真っ白な少女を発見した直後、異形の存在に襲われる。女性たちに救われ、扉に押し込まれた千春が目覚めたのは、引っ越した古い雑居ビルの自分の部屋だった―。リアルすぎる奇妙な夢を疑問に思いながら、隣人に挨拶にいったそこで、夢に出てきた女性に遭遇した千春は…。『死』と『謎』と『戦闘』が渦巻く廃墟ワールド登場。
この人の作品のイメージって、歯切れのよいスタッカートなジャズだったんで、タイトルの「ブラックバード」がビートルズの曲だと判った時には意外だったんですよね。あの曲って、アコースティックギターでこう……しっとりとした曲なんですよ。ただ、もの寂しい感じのような気がして、聞いていると段々と浮き立っていくものがある。上へ上へと飛び立っていくような。うーん、そう考えると最初のイメージとは違ったのだけれど、なるほどこの曲をイメージして作られたお話だったのかな、と思えてくる。純粋に、傷ついて地面に降り立った鳥がもう一度羽ばたいて空に飛び立っていくような。
そして、そこには孤独感はないんですよね。
古い雑居ビルの三階。そこに自然と集まってしまった若い男女は、皆が皆、飛ぶことに疲れてしまった鳥だったのだとしても、そこで同じ時間と空間を共有する大切な仲間と出会いました。
一緒に過ごす時間は、とても穏やかで心安らぎ日々でした。たとえ、夢のなかで果てのないように見える彷徨と、謎の敵との戦いがあったとしても、現実に戻った時そこにあるのは、笑いに満ちた会話と美味しい手作りの料理と痛みのない静けさ、そんな和やかな空気。それは、自然と傷が癒えていくような柔らかい優しい世界。
相変わらず、というべきか、小竹清彦という人の紡ぎだす人と人が一緒に過ごす時間の穏やかでいて洒脱でぬくもりに満ちた空気感は、なかなか他に見ることのない独特の空気が醸しだされていて、この人の作品を読む度に思わず目を閉じて浸ってしまう。完全にファンですね、これ。ハマってますね。
【アップルジャック】【カルテット】【Wizard】、これまでの作品と共通しているのは、まさに人と人との繋がり。一人ひとりが自立しながら尊重しあえる、優しく起立した人間関係。生涯に渡って潰えない友情、というと全く大仰なんだけれど、ほんとに自然なんですよね。ストレス無く一緒の空間に居る事のできる関係、それでいてベタベタせずに一人で居ることも大事にできる関係。きっちりパーソナルスペースが確立されているにも関わらず、それが干渉し合わないんですよね、この人達の仲間関係って。
不思議な事に、そうした「絆」で結ばれた感覚は、面識も何もないはずの前の同じ部屋の住人たちにも広がっていくのです。彼らの残した記憶の残滓は、同じ立場に立ってしまったもの、という共通性もあるのだけれど、出会ったこともない人達に自然と仲間意識を抱いていくこの感覚は、ホント素敵なんですよ。多分、この二つのチームは出会った瞬間にかけがえのない仲間同士になれると、疑いもなく信じられるくらいに。エピローグのその後の光景が、同じ部屋に集まって十年来の仲間のようにワイワイと肩を寄せあって笑いあえるのが目に浮かぶようです。
何の因果もなく、ただこの雑居ビルの同じ階の部屋に暮らすことを選んだ、というだけで出会ってしまった、偶然の産物の一会。それを運命というのも、きっと野暮な話なんでしょう。ただ、良き出会いに感謝をすればいいだけで。
個人的には理子がいい娘すぎて、ちょっと黒ちゃんシメてやりたくなりましたw 基本的に、出てくる人みんなすこぶる良い人ばっかりなんですけどね、これ。

不思議と、これまでの作品よりも夢の世界に迷い込む、という不可思議な要素が加わっているにも関わらず、地に足がついたような感じがある作品でもありました。具体的に言うと、スタイリッシュさとか荒唐無稽なスピード感、という点を一旦脇において、じっくりと腰を据えて話を展開していた感覚ですね。ただ、個人的には前々でのはっちゃけていた無茶苦茶さが好みでもありましたので、こういうしっとりと落ち着いたのは嫌いじゃないにしても次の作品はまたノリノリにドライブきいたのが希望かなあ。

小竹清彦作品感想

Wizard Passion Fruit4   

Wizard―Passion Fruit (幻狼ファンタジアノベルス)

【Wizard Passion Fruit】 小竹清彦/緋原コウ 幻狼ファンタジアノベルス

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電脳の魔術師【ウィザード】こと桜と、その相棒で飄々とした掴みどころのない青年神無木が主人公の【Wizard Daily Fairy Tale】の続編。というか同時刊行なんですよね。内容的にも殆ど事実上の前後編と思っていただいて間違いないかと。前作で桜がワイズマンと親しくなり、彼女が誘拐される原因となった「パッションフルーツ」に纏わる解決編。あるいは彼女の人間観を決定させるきっかけになった事件と言えるのかもしれない。
物語の趣旨は明快にして単純だ。

友達に、悲しい涙は流させねえ。

これに尽きる。
先の巻で親しくなったゲームデザイナーのカップル、良人とジュンに降りかかった災厄。無実の罪で拘束された良人を救うため、ジュンの涙を止めるため、桜と神無木の二人はかつて世界最高のハッカー、ワイズマンと競いあうためハックを仕掛け、結果として逃げ戻る羽目になったモアの領域へと再び挑むことになる。
さらに、良人と同じ境遇で逮捕されている友人を救うために事件の真相を追い、アメリカから日本へと訪れていたウェイクと合流。実家の桐嶋組の力も借りて、リアルとネットの両面からタブーとされる深淵へと立ち向かう桜と神無木だったのだが……。
ホントに、話の根底は実にシンプルなんですよね。桜も神無木も、アメリカから来たウェイクも、桜たちをサポートしてくれる金次たち桐嶋組の面々も、泣いている友達を笑顔に戻すため、ただそれだけの為に全身全霊をかけて、自分のできる全力を尽くそうとするわけです。
その過程で、桜は友達の涙を止める事の意義と同時に、友達によって流させられる嬉し涙の味を刻まれるのです。自分が、とても多くの友情によって支えられているという実感。独りじゃないという感動。年齢から遥かに逸脱した際立った能力と才能をもつが故に、子供で居られなくなり、社会から孤立してしまった桜が、今回の一件を通じて友達を助けられる力を持った事に感謝し、そんなとてつもない力を持った自分が所詮はちっぽけな一個人であることを実感し、その上で自分を支え、助け、守って、一緒に笑い喜び、幸福を共感してくれる友人たちが今や自分にはとても沢山いるという事実を目の当たりにして、ただでさえ俠気溢れた生き様に一方的に与えるだけではなく、助け助けられ、与え与えられという循環が生じるわけです。それは価値観の変動であり、それに伴いわずかにこびりついていた自分をこんなふうに生んだ母親に対する不信が払拭され、感謝が生まれ、失踪した母を探すというモチベーションや理由にも変化が生じていく。
成長、とはまた少し違うのかな。人間的な躍進を遂げた桜のさらなる活躍は、このまま【アップルジャック】シリーズへと繋がっていくのでしょうか。何れにしても、あの桜たちが絶体絶命に陥ったシーンは思わずこっちも貰い泣きしてしまいそうなほど感動してしまった。あざとい、あざといし見え見えの展開なんだが、やっぱりああいうの弱いよ、うん。

龍造爺さんは活躍の場を取られて不満たらたらでしたが、あんな雑魚どうでもいいじゃないですか。あーた、のちのち【アップルジャック2】でとてつもない超人相手に、凄まじい活躍を見せるんですからw

さて、次の巻はこんどこそ【アップルジャック】の新作か、あるいはこの【Wizard】の続きか。それとも全く新たな作品か。どれでも、心清々しく気持ちが温かくなれるので、首を長くして待ちたいところ。

小竹清彦作品

Wizard Daily Fairy Tale4   

Wizard―Daily Fairy Tale (幻狼ファンタジアノベルス)

【Wizard Daily Fairy Tale】 小竹清彦/緋原コウ 幻狼ファンタジアノベルス

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【アップルジャック】の第二巻で登場した電脳の魔術師【ウィザード】こと桜と、その相棒で飄々とした掴みどころのない青年神無木が主人公のスピンオフ作品。
てっきりアップルジャックの続編が出るのかと思ってたら、まさかの桜たちが主人公のお話とは。元々この二人についてはそれほど背景や過去などの情報はあまり出ていなかったので、二人の普段の活動から馴れ初めに到るまでみっちりと描いている本作は美味しいといえば美味しい話だったのだけれど、シトロンたちは登場しないのがちと残念。
本巻の桜は十一歳ということで、確か【アップルジャック】のときはもう少し年齢上になってたと思うので、時系列的には前になるのかな。どこか無国籍な雰囲気だった【アップルジャック】と比べて、本作は程良く日本という国を意識できる舞台環境になっていて、意外なほど前作とは空気感が異なっている。ド派手な銃撃戦や殺人技が飛び交うアクション過多の【アップルジャック】と違って、わりとこっちはその辺抑制されてますしね。
が、あの洒脱で軽妙な独特のノリはまったくの不変。ユーモアたっぷりで情熱的な物語は相も変わらず読んでいて痛快の一言。しかし、それ以上にこれは厚い友情の物語であるのです。
幼い頃から浮世離れした聡明さで、同世代の子供とは相入れず孤独な世界に閉じこもっていた桜。そんな彼女を広大なネットの世界に導いたのが、彼女の両親の友人であった神無木だった。桜はネットを通じて、人と繋がることのかけがえの無さを知り、やがてそれは親族や身内の温かい愛情を踏まえてリアルへも広がっていき、人の温もりを知った彼女は、縁あって出会う人々と友情を深めていく。
ネットというツールは、まだ十一歳という子供に過ぎない彼女に、狭いコミュニティーに囚われない、世代や業種、国籍をも超えた友人たちとの出会いを導いてくれるのだ。それは、若いゲームデザイナーのカップルだったり、ネットの黎明期から名をはせる電脳の魔術師であったり、あるいは異国の地で身を寄せ合って生きてきた様々な国籍の子どもたちであったり。そして桜はその優しさと義侠心を胸に、縁あって知り合うことになった人たちの危急に全力で手を差し伸べていくのである。痛みを知り、喪失を得て、排他を体験し、孤独に打ちのめされたその先で、少女は一人の青年が差し伸べてくてた手を取ることで、生きることがとても楽しいことなのだと、素敵で素晴らしい事なのだという事実を知ったのでした。だからこそ、同じように彼女は手を差しのべるのです。世界はこんなにも楽しいものなんだと、知ってもらうために、共有するために。
ただ、一緒に笑って楽しく過ごすために。

ここで描かれている世界は楽園なんかではありません。理不尽がまかり通り、非道が横行し、悪意が蔓延る当たり前の現実世界。登場人物の多くが、痛々しいほどの傷跡を内に秘めています。でも、そんなものに屈せずに、手を取り合うことで助けあうことで当たり前に笑って生を謳歌出来る優しい世界が此処には描かれているのです。
クライマックスで、桜がピンチに陥ったとき、かつて彼女に助けられ、彼女と友達になった多くの人達が彼女を助けるために今度は逆に手を差し伸べてくれました。情けは人の為ならず。いや、そんな言葉で括らなくても、ただ友達のために、それだけで充分なのかもしれません。生命の賛歌を謳うには。

どこかおとぎ話にも似た、素敵で洒脱なおはなしでした。
実はこのシリーズ、いきなり二冊同時刊行してるんですよね。まだもう一冊は読んでいないので、なるべく早く読みたいのう。あと、出来ればシトロンも登場する話を読みたいのでした。

小竹清彦作品感想

アップルジャック 2.―Pousse-cafe― 5   

アップルジャック〈2〉Pousse‐caf´e (幻狼ファンタジアノベルス)

【アップルジャック 2.―Pousse-cafe―】 小竹清彦/mebae(幻狼ファンタジアノベルス)

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アップルジャックによって救われ、復讐を果たしたシトロン。彼が去ってしまった後、極悪非道な殺人鬼達を狩る仕事に意義を見出し、ストレガとスプリッツァーと共に行動を開始する。事後処理の過程で知り合った、シトロンと同い年の電脳少女・桜やクールで快活な大介に協力を仰ぎ、新たな標的に狙いをつけた一同。「プース・カフェ」と名乗る集団に対する調査は順調に進んだが、実行に移す段階で思わぬ事態に遭遇する。


迷いや苦悩にさ迷う段階をとうに済ませ、「殺人鬼を殺す殺人鬼」としての在り方に到達し、既に人間として完成されていたアップルジャック。その大樹のように揺るぎなく、安らぎを与えてくれる抱擁感、乾いた心に微笑みをもたらしてくれる優しいぬくもり、彼の備え持つ巨大な器は、少女シトロンを闇の底からすくい上げ、復讐と虚無に苛まれていたストレガとスプリッツァーに生きる歓びを思い出させ、彼らを家族のようにまとめ導いていたと言える。
だが、彼は三人に未来を遺し、去っていってしまった。

完成されたアップルジャックが牽引する第一巻は、筆者があとがきで語っているように一本の映画のようによどみの無い脚本で、クライマックスまで一気に駆け抜けて行く。
だが、一巻の主人公であったアップルジャックがああいう形で退場し、代わってシトロンが主人公として物語を担うことになるこの二巻は、一巻とはまただいぶ様相を異にしている印象だった。
アップルジャックが遺してくれた、人間としての良心と殺人衝動に折り合いをつけるために、「殺人鬼を狩る殺人鬼」としての生き方を選んだ少女シトロンは、だが未だに自分が過去に犯した罪に苦しみ、逃れられない殺人鬼としての自分の血塗られた在り方に葛藤を繰り返し、「殺人鬼を狩る殺人鬼」という生き方すらストレガやスプリッツァーたちに助けて貰わなければ実行もできないという自身の無力さに苦悩する日々だ。
アップルジャックのように完成されていないシトロンは、それゆえに孤独ではいられない。そして、この生真面目で健気で自分を愛してくれる人たちに献身的なまでに、無防備なまでに懸命に愛情を返そうとするこの少女を、それ故に仲間たちは目に入れても痛くないとばかりに愛し可愛がり慈しみ身も心も捧げ尽くして、守ろうとするのだ。それこそ、彼女を守ることが生き甲斐であり、生きる意味だと高らかに謳いながら。
非常に強固な絆に結ばれながらも、どこか皆が独立独歩、一匹狼たちがシトロンの未来を切り開くため、という目的のために一致団結して轡を並べた感じだった一巻と少し違って、二巻での彼らは共に生きてくれるぬくもりを求めたシトロンに応じて、より親密で距離感の近い本物の家族のような関係へと進展しているようだった。
ここに、シトロンと同世代の少女である桜と、陽気で惚けた神無木大介が加わることで、より賑やかに、より明るい雰囲気が作品全体へと広がっていたような気がする。優しくも妖艶な女の横顔の奥深い部分で他人と壁を隔てるようだったストレガは、前は見なかった無邪気さや少女めいた可憐さをかいま見せ、今やシトロンの本当の姉のようにすら見えるし、その陽気な振る舞いとは裏腹に虚無の影が根深く蔓延り死の匂いをプンプンさせていたスプリッツァーは、大介との惚けたやり取りからも伺えるように、今はもう不意にいなくなってしまいそうな儚さは消え失せ、頼もしいばかりの、やや野卑だけれど、姫君の守護騎士さまだ。

今回の相手が、コチラと同じくチームだというのも仲間・家族という面を強く印象づけたのかもしれない。
芸術家にして殺人鬼である6人の男女。国籍も性別もバラバラの彼らの名前は「プース・カフェ」。それぞれに特異な才能を有した殺人鬼たちとの対決は、多対多の集団戦、それも異能バトルへと推移して行く。
相手にも個性たっぷりの人材が揃ったことで、みんなにこれでもかと見せ場が用意されることになるのである。ナイフ使いとして、そしてアップルジャック譲りの司令塔としての才能を開花させるシトロンの活躍も見所なんですが、今回一番度肝を抜かれたのが、スプリッツァーの尋常でない強さ。前回は登場時がシトロンを狙う殺し屋としての立場であり、最終決戦でもド派手な銃撃戦の渦中に置かれていてそこまで目立ってなかったんですが、彼の単独での戦闘能力が発揮される機会が存分におかれた今回については、その尋常でない強さが惜しげも無く披露されるのである。
ぶっちゃけ、どうやってこんなの相手にシトロンが生き残れたのかがふしぎでしょうがないww
一巻では、あっ、こいつ途中でシトロンを庇って死にそう、みたいな気配をプンプン匂わせていた脇役に過ぎなかったのに、もう強いの何の、カッコイイの何の。なに、このスタイリッシュ/アクションの権化は(笑
まあ、一番いいところを持ってったのは、ジャック・ポッドの旦那ですけどね。絶対、この人また出てくれると思ってた。期待通りに出てきてくれたときは、思わず小躍り。このお約束を破らないところは、好きだわww
姫を見守る魔女であるはずのストレガが、むしろシトロンよりもお姫様なヒロインになってしまってたのは、笑うやら可愛いやらで。まさかストレガを可愛らしいと思う日が来るとは(笑
表紙絵のストレガはちょっと可憐すぎるだろうと最初は思ってたけれど、今回の話からしたらこのくらい若々しいのが正解だったのかも。

洒脱でスタイリッシュ、スピーディーでユーモアたっぷりの、イカレてイカしたこのセンスは変わらないどころかさらに突き抜け洗練され、映画的だった一巻よりも二巻はエンターテイメント活劇小説としてより発展してきたんじゃないでしょうか。
愉快にして痛快、素直にこの酔っ払ったようなセンスを舌鼓を打って鯨飲できる人なら、胸のすくような思いを感じながら楽しめるんじゃないでしょうか。
私は大好きだww

1巻感想

カルテット それが彼らの音楽だった4   

カルテット―それが彼らの音楽だった (幻狼ファンタジアノベルス)

【カルテット それが彼らの音楽だった】 小竹清彦/藤ちょこ 幻狼ファンタジアノベルス

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【アップルジャック】にて小説家デビューした劇作家・小竹清彦氏の第二弾小説は、あるカルテットの人生の旅路を振り返る物語。
作者の人が元々演劇畑で映画の脚本も手がけている、という印象が強いからかも知れないけれど、話の持って行き方が一風独特。セリフ回しも小説のそれとは少し違っていて、それが為にか小説を読んでいると言うよりも、どこか舞台演劇や映画を観客席から見ているような気分にさせられる。

不覚にも、少々涙ぐんでしまった。

物語は長らくカルテットを組んできたメンバーの内の一人が亡くなり、彼の遺した楽譜を残された三人が見つけるところから始まる。
主に男たちの回想によって描かれていく、人生という名の旅路のロードストーリー。
それはスタイリッシュであり、ハートフルである。情熱的でありながら飄々と垢抜けていて、個性的な四人組の織りなす友情は、ただただ温かい。
先に逝ってしまった男――ギタリストは自由奔放で派手で自信家だったが、何よりも仲間を思い、仲間のために生きていた。残されたベーシスト・スモーキー。ピアニスト・教授。ドラマー・教授はそれぞれの彼との思い出を想起し、彼がどれほど掛け替えのない友人であり、自分たちが陥った人生における最大の危機に、彼がどのように手を差し伸べてくれたかを語り合う。
かつて自分の過剰な自意識とミスによって、カルテットの未来を閉ざしかけたスモーキー。
自分の生きる道を指し示し、人生の師そのものであった母親の急逝に自失しかけた教授。
愛する妻を失い、残された生まれたばかりの娘が聴覚障害である事を知り絶望するセーフ。
そんな、先々の未来が閉ざされようとしていたとき、仲間が苦しんでいながら何も出来ず無力感にうちひしがれていたとき、あの剽げた男が如何に振舞ったか。
今はもういない男を懐かしみ、まだ各々の内にだけ残されていたあの男の思い出を共有し、彼がどれほど自分たちに取って掛け替えのない存在だったかを確かめ合う。そんな儀式はやがて、さらなる過去、彼らがまだ音楽と知りあっていなかった頃へと立ち戻り、さらには夢破れて四人がバラバラとなり、やがて音楽と巡り合い奇跡のように再び四人が集うまでの、ひとりひとりの旅路の話になり、そしてセーフの娘、サキとギタリストとの思い出に至ることで、物語は過去から未来へと繋がっていく。
そうして、思い出によって先に逝った親友が自分たちに抱いていただろう友情を改めて確認しあった彼らは、ギタリストが遺した楽譜の意味を理解し、それを元に思い出の中の懐かしい人々を呼び集め、逝ってしまったギタリストを賑やかに送り出し、彼が心残りないように残された三人が新たに旅立つための音楽会を開くのだった。

死別という別れは悲しく寂しいものだけれど、それを新たな旅立ちと受け止めるならば、涙を流しながらも微笑んで送り出せる事ほど、彼我に取って幸せなことはないのだろう。
かつてカルテットだったピアノ・トリオが紡ぎ出す、彼の遺した曲によって、人々が思い起こす過去の軌跡と、これからの人生を照らし出してくれる温かい光。
すべてが繋がっていく。先へと続いていく。
想いは、残された人々の中に永遠に宿り続ける。

嗚呼、素晴らしき哉人生。

アップルジャック5   

アップルジャック (幻狼ファンタジアノベルス)

【アップルジャック】 小竹清彦/mebae  幻狼ファンタジアノベルス

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これはまた、洒脱なお話だなあ。作者は元々小説家ではなく、映画や演劇に携わってきた劇作家の流れをくむ人で、活字の小説を書くのはこの作品が初めてだそうで、確かにこのスピーディーな展開とキャラたちの軽妙な掛け合いからは、生粋の小説家にはない独特の息吹が感じられる。あとがきでこの作品は一本の映画をイメージして創ったのだと触れられているけど、映画的と感じられる部分も多いけど、それよりも自分はより舞台演劇的なイメージを喚起させられた。メインとなる舞台が、主人公アップルジャックの自宅であるマンションの一室とアップルジャックたちが夜な夜な集うことになるバー、という限定された空間だからだろうか。実際はシーンは各所に飛び、派手なアクションシーンもふんだんに盛り込まれているのだけれど、この作品のスタイリッシュな雰囲気を強く印象付けているのは、やはりアップルジャックの部屋での少女との共同生活と(なんとなく朝のイメージが強い)、夜のバーでの好きな酒を傾けながらの気の置けない友人たちとのウィットに富んだ会話という所にあるので、会話の軽快なテンポや大仰ながらスマートな言い回しも相まって、非常によく出来た舞台を観客席から眺めている気分になるのだ。
なるほど、これは普通のライトノベルレーベルから出るよりも、確かにこの新書形式の幻狼ファンタジアノベルスにピッタリのスタイリッシュな娯楽小説である。
殺人鬼を殺して回る殺人鬼 アップルジャック。家族を殺され殺し屋に命を狙われる逃亡の過程で殺人衝動に目覚めてしまった少女シトロン。二人の出会いは、やがて過去に囚われた美しく復讐鬼であるストレガと、陽気な振る舞いの内に現在への虚無と絶望を抱えた殺し屋スプリッツァーを巻き込み、各々内に怪物を秘めた現代の怪人たちは少女シトロンの未来を勝ち取るための戦いに挑む事になる。

アップルジャックをはじめとして、この物語に登場するキャラクターはシトロンを含めて明らかに人間として破綻した怪物的なモノをその内側に秘めているにも関わらず、普通の人間以上に人間的で魅力的な人たちなんですよね。スプリッツァー曰く、良く出来たような冗談のような偶然によって出会った四人。最初は何も知らずに友諠を交わした彼らの間には、実のところ驚くべき無視し得ない因縁が横たわっていたのだけれど、彼らは本来なら憎悪と憤怒によって命を奪いあわねばならないような因縁を脇に置き、バーのカウンターで好きな酒に興じながら歓談に明け暮れた、短くも楽しい時間とそこから感じとった相手の人間的な魅力を信じ、またアップルジャックのもとに転がり込んだ少女を脅かす絶望にともに立ち向かう事で、それぞれが喪っていたものを取り戻していく。そう、少女の未来を取り戻そうとすることで、彼ら自身が喪っていた未来もまた、取り戻されていくのだ。
彼ら四人の関係はとても素敵で温かく愛情にあふれている。スプリッツァーは冗談交じりにこの関係を家族のようだと表現し、四人は口々にそれぞれが家族の何に当てはめるのかを指摘しあって笑いあっているが、自分としては彼らの関係が素敵に思えるのは本当の家族のようだから、ではないと思う。あくまで他人同士の集まりであり、疑似家族にすらならない四人だからこそ、その親愛に満ちた距離感が、シトロンを囲むアップルジャックの、ストレガの、スプリッツァーの温かい眼差しが、彼女を慈しむ抱擁感がこの上なく心地よく感じるのだろう。

これは、人の道を外れた怪物たちの、愛に満ちた物語。
彼らの歩き出す未来に、良い酒と存分の笑顔と、暖かな闇と健やかな太陽の光の降り注がん事を願う。
 
12月3日

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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(コロナ・コミックス)
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(MF文庫J)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(MFブックス)
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(KADOKAWA)
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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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