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岸和田ロビン

イスカリオテ 74   

イスカリオテ〈7〉 (電撃文庫)

【イスカリオテ 7】 三田誠/岸和田ロビン 電撃文庫

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罪と罰のアイロニック・アクション、感動の完結編!

 人類を破滅に導く、〈反救世主〉によって開かれた『門(ゲート)』。イザヤは身を呈してそれに対抗し、世界には平和が訪れた。しかし、そこではイザヤの存在は人々の記憶から失われていた。
 例外的に記憶を留めていたノウェムは、ある日駆逐されたはずの<獣(ベスティア)>と遭遇する。しかも、それはノウェムにあることを囁きかけ──。そして事態は再び動き始める。
 はたしてイザヤの戦いの真実とは、そして真の最終決戦とは!?
 断罪衣(イスカリオテ)使いたちの物語、堂々完結!
そして期待は裏切られなかった。
これは既に終わってしまった英雄譚のあとの、一欠片の後日談。ただ一度の本当の奇蹟の物語。
これを読んでふと思い浮かんだ作品があるんですよね。ニトロプラスから発売されたゲーム【ハローワールド】における、友永和樹と友永遥香のラブストーリー。
キャラクターの性格も出自も違うし、そもそも物語の形がまったく違う。違うのだけれど、生き物から生まれたのではない作られた存在同士の間に芽生え育まれた、人以上に人らしい愛情のカタチ。人と人造物との恋愛というものは決して珍しくはないのだけれど、人造物同士の愛の物語というのはやっぱり稀少なんですよね。こういう話を見てしまうと、愛というものは決して人間の独占物ではないのだと、感動と安堵を覚えてしまうのです。ノウェムのような存在が生まれ、イザヤのような存在と愛を育むことが出来るというのなら、いつかきっと人類は人という種の後継者を、友でもあり子でもある存在を得る事が出来るのではないでしょうか。
生命を弄ることは神の領域を犯す大罪であるという考えがあり、この作品でもカルロが行った行為は聖職者として許されざる罪だと語られます。イザヤのみならず、ノウェムだって見方によっては生命の冒涜以外の何者でもないでしょう。でも、罪によって生まれた子たちに尊い魂が宿り、生きて人とつながることの素晴らしさを讃える者になれたとしたら。
この心やすらぐ、穏やかな結末はまさに祝福された希望の物語だったように思います。

しかし、これを並べて後日談、と言い切ってしまったのはすごいなあ。確かに、世界の救済という意味での物語は前回で終わってるんですよね。だから、ここで描かれているのは戦いの果てに残ってしまった各々の悔いを晴らす為の後日談なのである。あのバビロンの大淫婦と瑠璃が報われたのはよかったなあ。報われたというと語弊があるかもしれないけれど、彼女たちはそれぞれにちゃんと決着をつけれたように思う。あの清濁併せ飲めるようになった瑠璃は、もう無敵なんじゃないかしら。
それにしても、万事に万事、ノウェムがカワイイというおはなしでした。感無量。

三田誠作品感想

イスカリオテ 54   

イスカリオテ 5 (電撃文庫 さ 10-9)

【イスカリオテ 5】 三田誠/岸和田ロビン 電撃文庫

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 bk1

クリスマスに沸き立つ街に蘇ったあの男の脅威が迫る──

 12月、聖誕祭(クリスマス)を控えて御陵学院は大きな盛り上がりを見せる。玻璃率いる中等部生徒会はじめ、喫茶店をやることになったノウェム、さらにはラーフラまでもがサンタの格好をして準備に奔走。イザヤもその熱気の渦に巻き込まれていく。
 しかし、聖誕祭当日、街に異変が起こる。突如出現した<獣(ベスティア)>の群れ、新たな異端審問官の登場、そして壬生蒼馬の復活により事態は大きく動いていくが──!?
 三田誠が贈る罪と罰のアイロニック・アクション、緊迫の第5弾!



後書きにて明かされた、シリーズ全七巻構想。ならば、ここで描かれる平穏なる日常は、ここで行き止まり、ということか。聖誕祭に向かってふくれあがって行く熱気、浮かれたような楽しげな空気。それに感化されるように、いままで接点の薄かったノウェムと玻璃、そしてラーフラといった面々がつかの間、交流を重ね、戦友として、友人として絆が通じ合ったような感覚に、どこか満たされたような想いを抱く。
そして、イザヤも。英雄イザヤを演じ続けてきた偽物の勇哉も、街の熱気に浮かされながら、この半年、英雄の模倣を続ける間に、イザヤとして実際にこの街で過ごしてきた時間を思い返し、ひとつの決意を固めて行く。

そして、壊れる日常。

あらすじにあり、すでに前巻で示唆されていた蒼馬の復活は、単なる引き金に過ぎない。最後の戦いはここから始まり、あとは最後までノンストップで駆け抜けていくのだろう。
わざわざその日を、聖誕祭に持ってくると言うのは様々な意味での比喩を込めているんだろう。
偽物の英雄が、本物の英雄として生まれる日。
人の姿を模倣した人形が、一人の少女として生まれる日。
そして、最後の悪夢が、希望の裏返したる絶望が、生まれる日。
それが聖誕祭とは、ずいぶんと皮肉がきいている。
英雄の偽物を演じるのではなく、真の意味で英雄として生きることを選んだイザヤの前に立ちふさがるのは、おそらく、でも間違いなく、あの人物になるんだろう。これは、シリーズが始まった当初からある程度予想されていたことだけど、まさにイザヤが本物になったこの時に現れてくるなんて、凶悪な話じゃないか。

でも、イザヤがカルロ神父に訴えかけるシーンは、もう滅茶苦茶熱かった。カルロ神父が抱いた衝撃が、魂が揺さぶられるような感動が、ダイレクトに伝わってくるような熱さ。普段、飄々として何を考えているのか真意の見えない男が抱いた感慨だからこそ、余計に強烈な熱量となって伝わってきたのかもしれない。

クラクラきた。

正直、カルロ神父が告白してくれた世界情勢は、かなり衝撃的だったんですよね。これはただの絶望じゃないよなあ。絶望することさえ許してもらえない、本当の滅びというべきか。
それだけに、身にまとっていたものを全部脱ぎ捨てたかのような、まっさらで真摯で力強いイザヤの訴えは、決意は、間違いなく眩い希望として輝いたのだろう。

一方、複雑なのは<バビロンの大淫婦>こと妖女ちゃんの立場だよなあ。ベスティアたちから女王と呼ばれ祀りあげられるかのような立場にいながら、本人は自分が何のために存在しているのかを記憶しておらず、その発言たるや邪悪な悪女そのものにも関わらず、実は言動不一致というか、自分で悪ぶって言っているほどには、別に悪いことはなんにもしてないんですよね。今回、ついに一線を超えてしまったか、と思ったらまたも言葉だけで、実際にはノウェムのピンチを思わず助けちゃってるし。
妖女ちゃんについては、てっきりイザヤがお気に入りだから彼だけ贔屓して、手助けしているんだと思ってたんだけど、それだとノウェムを助けちゃう理由が分からないんですよね。もしかしたら、思っている以上にこの子、単なるツンデレちゃんというか偽悪ぶってるだけの子なんじゃないかという疑惑がww

一方のノウェムは、玻璃と妖女ちゃん、二人がかりで自分のイザヤにいだいている想いが単なる忠誠やシステムの命令によるものではなく、純粋な恋心じゃないの、と指摘され暴露され、うろたえまくることに。人形が人に恋をすることなどありえず、恋をする人形はそれこそ人間と何の違いがあるのだろう。
恋する人の事で胸を焦がし、今は亡き親友のために怒ることができる、そんなノウェムはやはりただの少女なのだ。
あのノウェムの友人となった少女、遥の事に改めて言及されてるのはジーンときた。ノエwムにとって、彼女は本当に大事な人だったんだなあ。彼女の尊い想いは何も無駄じゃなかったんだ。彼女の存在が、この絶望的な状況をさらに絶望に突き落としかねなかった暴食の存在を打ち砕く事になったんだから。それ以上に、ノウェムに人としての在り方を教えてくれたかけがえのない子だったわけだし。

あと予定では二巻で完結らしい。殆ど一気にノンストップでクライマックスまで突っ走りそうな勢いだし、できれば最後の二巻はなるべく短い期間で出して欲しいところですねえ。

1巻 2巻 3巻 4巻感想

イスカリオテ 44   

イスカリオテ〈4〉 (電撃文庫)

【イスカリオテ 4】 三田誠/岸和田ロビン 電撃文庫

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 bk1

シリーズ初の短編集、なのだけれど番外編ではなく、短編連作形式の全部一繋がりの事件であると同時に、イザヤや玻璃たちが転機を迎えるエピソードであり、加えて次回以降の激動の展開を予想させる不気味な蠕動が露わとなる、という読み終わってみれば非常に重要な一冊だというのがわかる。
初っ端のノウェムが主人公のエピソードなんか、ノウェムと女子中学生の微笑ましいやり取りに和みながら気楽に読んでたら、真相でえらいヘコまされたもんなあ。

【第一章 銀のノウェム】
これまで、ノウェムに関してはずっとその機械人形らしからぬ反応に可愛い可愛いを連呼してきたわけですけれど、今までのそれは良く考えてみるとイザヤとの対峙から生まれるものが殆どだったように思います。ならば、ノウェムという人形兵器がまるで人のような心のあり方を垣間見せるのは果たしてイザヤ相手の時だけなのだろうか。
その答えが、この短編でははっきりと出ていたように思います。
偶々出会ったはずだった、元気溌剌、ちょっとそそっかしい女子中学生、遥との交流。他愛も無いお茶会で覗き見せるノウェムの姿は、ノウェムの正体を知らない遥の目には、神秘的でありながらたおやかな情感と優しさに満たされているかのように映っていて、それは冷たく心を持たない機械人形のそれとは、やはりかけ離れている。ならば、ノウェムという存在がそも供え持つ本質とは、イザヤの前で見せるそれそのままなのだろう。
この遥という子は非常に残念だったなあ。ノウェムをこうもフラットな目で見つめ、意外に鋭い観察眼で彼女の内面を的確に映し込む才能は、ノウェムの友人としてレギュラー化しても良かったくらいなのに。
ド派手な戦闘シーンは多々あれど、この短編でのノウェムと獣との戦いのシーンは、シリーズ通しても屈指の名シーンになるんじゃないだろうか。
「……許します」

この言葉には、泣いた。


【第二章 黒のラーフラ】
異端審問官にして、幾多の秘密を抱えたイザヤや玻璃を監視するものであり、いずれ彼らを異端として裁くことを目的としているラーフラ。味方でありながら、限りなく敵に等しい彼の過去が垣間見えるエピソード。人形であるノウェムよりも、むしろ機械のように冷徹に、虎視眈々とイザヤたちの動向を監視しているラーフラ。そんな彼という人間が培われた原点とも言うべき過去が、この話で分かるわけですが、分かったからといって彼がイザヤたちの秘密を暴こうと暗躍している事実が変わるでもなく、でもそんな彼も決して心の無い空洞の人間ではない、というのが辛うじて伝わる程度の微細な表現や演出の繰り出し方のバランス感覚は、ちょっと凄いなあと感心。ラーフラの過去がわかっても、だからどうした、という感覚しか読み手側には与えないんですよね。そういう書き方をしている。でも、徐々に、ゆっくりと彼に対する認識が変化していくような、慎重に加えられた積み重ねも確かにあって、この辺のキャラクターの立ち位置、読み手側の対象認識のずらし方は、やっぱり上手いなあ。


【第三章 紅衣の娘】
ああっ、玻璃の方はもったいぶらずにどんどん状況を進行させていくなあ。薄々、玻璃も自分の中に自分ではない何かが巣食っていることに気づきだしていた頃ではあったけど、まさかこうも早い段階ではっきりと玻璃に、バビロンの大淫婦の存在を知らせるか。それも遠まわしではなく、以前は意識が眠っていた玻璃が起きた状態で、妖女が動いてしまい、しかも両者が対話できる状態にまでなるなんて。
ただ、逆に言うとこんな状態になっても双方が自我を保ったまま存在しているのなら、両者が融合してしまうようなこともなさそうだな。玻璃が乗っ取られかけている、という見方も出来るけれど。でも、それなら玻璃の意識が目覚めたまま妖女が行動するというのも違和感あるし。
玻璃のほうに決定的な転機が訪れたのと同時に、妖女がけっこうとんでもない発言をしてるんですよね。彼女の言うことが真実なら、獣<ベスティア>は敵の真理ではなく、単なる盤上で踊らされる駒に過ぎないと言うことになるわけだし。
そもそも英雄だった壬生の変質や、妖女の不可解な在り様、そしてイザヤの身に起きつつある異常など、まだこの世界の軋みの本当のところは何も見えてきていないんですよね。過去の聖戦の概要も含めて。
どうやら、この巻の一連の事件を前ふりにして、次回以降そこのところに俄然突っ込みそうな、根幹に足を踏み入れそうな事件が、もう既に起こりつつあるのか。
次は春だそうで、長いなあと思いつつも、その間に他のシリーズの分も出してくれるんでしょう。


著者作品感想

イスカリオテ 34   

イスカリオテ〈3〉 (電撃文庫)

【イスカリオテ 3】 三田誠/岸和田ロビン 電撃文庫

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喪われしはずの英雄の名を名乗り、その所業を模倣する。
片や少女は人形でありながら人の形を模し、兵器でありながら少女の心を模している。
もう一人の少女は人でありながら得体の知れない幼物を内包し、人の在り方を模倣する。
そもそも断罪衣――イスカリオテというものも、聖人の奇蹟を模倣するもの。
極していえば、人そのものすら神を模した人型として生まれたものと規定される。

まるで何もかもがコピーであり、偽物であり、嘘であり、真実などどこにもないかのように、構成されている。
だけれど、模倣するということは決して真実には至らない虚構なのだろうか。
英雄・久瀬諫也の偽物を演じるイザヤは、ただ与えられた役割を全うするために演じていた当初と違い、今の彼は、彼本人の意思と目的によって英雄・イザヤに近づこうと努力し、かつての英雄の在り方を見つめ、思慮しているように見える。
ただ、周囲に正体がばれることを恐れるだけならば、壬生蒼馬に偽物と指摘された際の反応には大いに違和感が残る。彼が指摘した諫也とイザヤの違いに対し、似ていないのはどの部分かに悩むのではなく、自分の何がいったい諫也に対して至っていないのか、と考えている時点で、その変化は明瞭と言っていいだろう。
かつて自由を求めるために諫也を演じていた彼は、どうやら今の生活の中で知ってしまった日常とそれに付随する親しさを得た身近な人々を守るために、守る強さを得るために、かつて英雄と謳われた男を模倣しようとしているように見えるのだ。
そのあり方は、偽物なのだろうか。その意思は、本物でないコピーでしかないのだろうか。
ただ、皮肉なことに彼は英雄に近づくにつれ、より多くの嘘を背負うはめになっている。ひとつひとつ階段を上るたびに、ひとつひとつ増えていく嘘。そして、ついにその身に降りかかる破滅の鐘の音。
前回、ストーリー展開が徹底して主人公たるイザヤを追い詰めつつあると書いたけれど、どうやらあれでまだ物足りなかったらしい。究極にして最悪たるカードをイザヤに振り込んできたわけだ。
そして本物の英雄の影は、イザヤの足掻きなど一顧だにしていないかのように、イザヤが積み重ねてきたものを踏みにじり、彼が登るはずだった頂からイザヤを見下ろしているかのように奪い去っていった。
本物のイザヤはどこへいったのか。本当に死んでしまったのか。死んだとして、その身と魂は天上へと運ばれたのか。
かつて、聖戦で死んだとされていた壬生蒼馬の再臨と変貌。それはおのずと、もう一人の英雄の行方を暗示しているかのようだ。

獣と呼ばれる未知の化け物との闘争だったはずの戦いの行く末は、結局のところ人と人との宿業のぶつかり合いに帰着するのかもしれない。


そんな人が魔に堕ちる中で、本来人ではないノヴェムとバビロンの大淫婦という人形と妖魔たる存在が垣間見せる、人以上に人らしい姿が意味するのは何なのだろう。
なんにせよ、二人の可愛らしさが尋常でないのは間違いようのない事実。
ノウェムなんか最初から可愛い可愛い連発してるけど、今回なんか特別凶悪極まりない。これまでは機械人形らしからぬ無自覚な感情の発露が初々しくて純心無垢で愛らしかったのだけれど、今回のそれは完全に自意識ありの暴走気味の照れ方、恥らい方、慌てふためき方、ちょっと嫉妬したりとか、反則的に乙女。
そして、もう一人の玻璃。淫蕩にして邪悪、というあり方とは裏腹の、俗世の穢れを知らないような幼い少女のような振る舞い、心の動き。この子、ほんとは耳年増でプライドが高いだけで、本当はまだ何も知らない子供なんじゃないだろうかとすら思ってしまう。

毎度繰り返しになっちゃうんだけど、本当に昨今の作者は、ヒロインの描き方がべらぼうに魅力的になったよなあ。毎回こんなにメロメロにされると、けっこう参るんだよね。嬉しい悲鳴ってやつなのかもしれないけど。


とりあえず、ピースは埋まり、駒の配置は終わってきた感じだけど、まだ全体像がまるで見えてこないんですよね。そろそろ、物語の根幹に切り込んでいってほしいところだけれど。
それか、思い切って一巻まるまる日常パートでさらにキャラを熟成させるかw

イスカリオテ 24   

イスカリオテ〈2〉 (電撃文庫)

【イスカリオテ 2】 三田誠/岸和田ロビン 電撃文庫

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うおっ、展開に一切躊躇がないッ!?
ジリジリともったいぶらず、アクセル全開で煉獄への道に主人公たちをたたき落としにきましたよ。
朱鷺頭玻璃に秘められた爆弾の存在を、一巻では秘匿せずにイザヤに突きつけてきたわけですけど、まさか速攻でそれを炸裂させてくるとは。
その伏線の活用の思いきりの良さに、冒頭から呆気にとられる。ただでさえ、救世主の偽物を演じなければならないという状況のイザヤを、徹底的に追い詰めにきましたね、こりゃあ。

うーん、これは図らずもイザヤは【アンチクリスト】という立場に押しやられつつあるんじゃないだろうか。
双子の兄、救世主であり聖戦の英雄であった男の偽物を演じるイザヤは、本来は神を信じぬ無法者。その事実ひとつだけでも、信徒たちに対する裏切りだと言えるのに、彼は禁断の存在によって力を得ることになる。彼の眼の前に現れた玻璃の中の謎の存在。その名は【バビロンの大淫婦】。
神に与えられるべき奇跡を、彼は邪悪なるモノの助力によって起こすことになるわけで、これはどう考えても救世主の再来とはいかないんだよなあ。
【バビロンの大淫婦】が本来指し示す比喩の形を考えても、彼女によって力を与えられた存在は、反救世主たるアンチクリストとして成り立つ道が敷かれている風にしか見えない。
とはいえ、それがはたして聖霊教にとっての邪悪だとしても、【人類】にとってはどうなのか、がまた考え所なんですよね。
神を信じないイザヤだけど、【ベスティア】の狂気を嫌悪し、その脅威から自然と身近な人々を守りたいと考え、無力な偽物であることに苦悩する、人間として当たり前の善性を持った青年なんですよね。
そもそも【大淫婦バビロン】というのはローマ帝国の暗喩とも言われているそうで、信徒から見たら悪だとしても人類という括りから見るならば、その存在は決して悪ではないんですよね。
……まあ、この作品中の彼女の言動を見る限り、その性はまったくの邪悪と言っていいわけで。この辺は頭の悩ませどころなんだけど、彼女、邪悪そのものではあっても、とてつもなく魅力的でもあるんですよね。もしかしたら、彼女こそ正ヒロインなんじゃないかと疑ってしまうくらいに。
今のところ、彼女が【獣・ベスティア】とは決定しておらず、彼女本人も正体が分からない未知の存在であるがゆえに、今後の展開次第で最悪のラスボスにも、最大の味方にも転がりそうな、非常に面白い立ち位置にいるキャラクターになっている。
とはいえ、大淫婦バビロンはアンチクリストその人によって滅ぼされる、とも記されているので、その辺の解釈をどんな風に用意しているのか。
単純にバビロンを個人名として規定しているのではなく、その名が暗喩するように、それを都市と捉えれば、玻璃という一人の少女が権威を振るう御陵市の事とも受け取れますし、また教会そのものを指しているのだという解釈もあるそうですから、最終的に敵味方の定義がひっくり返る、なんて展開も予想し得るのかもしれません。
今回登場した新しい修道士の在り方を見てると、なかなか教会側も油断できない組織みたいですし。
どちらにせよ、本物も偽物もない自分自身の在り方を見出したイザヤ。その彼を勇哉として認めるノウェムという存在がいる限り、彼は彼の信じる道を進むんでしょう。たとえそれが、アンチクリストの道だったとしても。

にしても、ノウェムの可愛さは尋常じゃないなあ。可愛いよ、可愛いよ。
三田さんはもう、ヒロインを可愛く描くという事に関しては抜群の腕を誇るようになっちゃったなあ。人形でありながら、全然人形っぽくなく、とっても女の子らしいんですよね。いや、単純に女の子らしいというのとは違うんだよなあ。自らを人形と規定しているが故の、純心無垢な献身と、人形として矛盾する心の動きに戸惑いながらもどこか嬉しそうな、そんな姿が爆発的な魅力となって炸裂してる感じ。正直、たまらん。
妖女バビロンも、あの邪悪さが逆に魅惑となって作用してるから、こっちも強烈な対抗枠として伸びてきそう。その分、玻璃が今回は割りを食った感があるけど。
でも、イザヤはわりとノウェムに夢中っぽいんですよね。本人がどれほど意識してるかわかんないけど。

気になるのは、カルロ神父の目的なんだよなあ。この人が一番何考えてるのかわからん。まだまだ判断材料が足りないんですよね。この人の場合は敵に回っても味方に居座っても、面白そうではあるんですけど。
どっちにしろ、イザヤはヒドイ目に遭うんでしょうけどねw

イスカリオテ4   

イスカリオテ (電撃文庫 さ 10-5)

【イスカリオテ】 三田誠/岸和田ロビン 電撃文庫

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獣<ベスティア>というとついつい思い出してしまうのはサンホラの【沈んだ歌姫】なわけですけど。
これって調べてみると、イタリア語みたいですけど。
さて、本作。【レンタルマギカ】に引き続き、この電撃文庫でも三田誠氏の渾身の作品が投入されてきたようで。この人、ほんとに面白い本書くようになったなあ。以前はもう少し野暮ったいイメージがあったんだけど、レンタルマギカ書いて、中盤すぎたあたりからなんか全体にガチンと階梯があがった気がする。
本作も、第一巻からこれでもかと分かりやすく鮮烈な要素を大量投入してきていて、手ぐすね引いて全力投球する気満々というのが如実に伝わってくるわけで、これは読んでるこちらもテンション上がらざるを得ない。
生きるため、自由を得るために、かつての聖戦の英雄の偽物を演じるはめになった主人公。ヒロインは出自に謎を秘めた人形の少女に、災厄と罪をその身に詰め込みながら気高く戦う健気な娘。どれもが悲劇と惨劇をまき散らす爆弾を内に秘め、嘘と虚構に身を固めながら、それでも誰かのために戦うことを選んでしまう。その選択までもすら悲劇への直滑降かもしれないと。
特に、朱鷺頭玻璃の立ち位置はかなり特殊だ。てっきり彼女が持っている秘密は、彼女本人も知らずに時限爆弾のように仕込まれ続けるものだと思いきや、本人とともに周囲の人間にとっても周知の事実になるとは。
ただ、その事実を主人公イザヤが知ってしまってことは、彼が自分の正体を何としてでも隠さないといけないという強迫観念にもつながるわけで。なにしろ、彼が偽物という事実は間違いなく、彼女が犯した罪に繋がってしまうわけで。破綻は目に見えてるもんなあ。
ただ、本当にイザヤの本物がどうなったかはわかんないんだよなあ。死んだってことになってるけど、王道路線からすると直通でラスボス路線まっしぐら、というパターンだし。でも、そうなるとラストでイザヤが見たビジョンが矛盾となってくる。いや、獣の性質からするとそこは問題にならないんだろうけど、此方も偽物、あちらも偽物じゃ微妙に盛り上がらない。やはり、本物が敵に回った方が物語的にも盛り上がり、偽物が本物となる嚆矢となるモノだし。
しかし、今のところメインヒロインはノウェムの方だわなあ。兵器にして人形。人間ではない存在、と基本的な認識はそのままに、惜しげもないそれらしくない仕草や動向の大量投入。これも、自動人形というキャラクターの王道的な魅せ方のはずだけど、アグレッシブだ。使い方が非常にアグレッシブ、その上に巧妙。この辺がヒロインの描き方がやたら上手くなったなあ、と感動してしまうところ。
導入編ということで、世界観や敵の存在、戦いの在り様、キャラクターなど見せるべき部分がたくさんあったので、全体的に動的でアクション色強めの話となってるけど、第一巻だからそれも常道。あとは人間関係をじっくり熟成させていったら一気に作品の魅力が起爆するだろうから、この人は激動の中での急進的な感情の接近もさることながら、日常のまったりとした話で人間関係をさらりじっくりと描く話も得意なはずなので、次あたりはその辺も期待。緩急自在を期待する。

DOORS 1 まぜこぜ修繕屋  

ドアーズ 1 (1) (角川スニーカー文庫 46-18)

【DOORS 1 まぜこぜ修繕屋】 神坂一/岸和田ロビン スニーカー文庫



大・爆・笑 !!

やられたーー(大の字)。
おみごと。これは完膚なきまでに面白すぎた。
今、感想書いてるこの時点で、思い出し笑いで体丸くしてプルプル震えてます。後まで引きずるこの笑い。
いやー、神坂先生の作品読むのは久しぶりなんだけど、本当に久しぶりなんだけど、これぐらいあくと逆に新鮮さすら感じます。
でも、やっぱり十年以上書いてるだけあって、コメディ調の作者ノリノリだな! みたいな勢いとドライブ感溢れる筆致にも、しっかりとした巨大な土台や基盤みたいなものがあって、いい意味での年季を感じたなあ。
最近、スレイヤーズすぺしゃる読んでないけど、もう一度新たに手に取ってみよか、と思わされる位にすっげー面白かったっす。

特に、第二章の【大宇宙の恐怖を修繕せよ!!】は、もう神がかってました(笑
ある意味、古橋御大の【妹大戦シスマゲドン!】に真っ向から妹で張り合えるよ、これ。こっちはおにいちゃんじゃなくてお姉ちゃんですけどね。
でも、この姉妹はいいなー。なんだなかんだと仲良いし。
これだけくだらなくてばかばかしい話なのに、意外なことに登場人物は割とまともな人ばっかりなんですよね。精神的に壊れてたり、頭がかわいそうなほど馬鹿な人というのは皆無に近い。みんなまともな人。やってることもまとも。でも、世界の常識や普通といったものがズレてしまっただけで、その世界では普通にしてることを前にした、元の世界の常識を唯一保ってる主人公の美弥のある意味あたりまえで、ある意味ぶっ飛びまくってる反応がもう面白くて面白くて、笑えて笑えて。
あああああ、また思い出してきた。ひひひひひ。

これ、ほんと最高。気楽に読めて気楽に笑える作品なので、まあご一読あれ。あー、楽しかった。というか、続き早く読みたいや、これは。

 
12月2日

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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(KADOKAWA)
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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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11月6日

(角川書店単行本)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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11月5日

エンターブレイン
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(エンターブレイン)
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(ドラゴンノベルス)
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(PASH!コミックス)
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(フロース コミック)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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