川上稔

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 4(中)4   

境界線上のホライゾン4〈中〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

【GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 4(中)】 川上稔/さとやす(TENKY) 電撃文庫

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 奥州上越関東の安定化のための外交作戦として、里見生徒会長を招き入れ、列強三国へ外交官を派遣することを決定した武蔵。
 その結果、最上家へ里見義康とアデーレが、上越露西亜の上杉家にトーリ、ホライゾン、メアリ、点蔵、ミトツダイラが、伊達家には鈴とウルキアガが外交官として赴くこととなった。
 だがその一方、武蔵内部に潜入した伊佐、穴山たち真田十勇士は密かに活動を始め、更には武蔵の眼下、水戸領地に対し羽柴勢が戦闘を開始。事態は急速に動き出す!

これはキツいなあ。ここで明らかになった伊達最上上杉の奥州列強が抱えていた“約束”は「武蔵」にとって絶対に無視できないものだわ。だって、一緒だもの。純粋な子供の頃の想いが、幼馴染同士の無垢な絆が、政治的な必然に寄って引き裂かれてしまったという意味において。
トーリとその仲間たちが立ち上がり、世界相手に喧嘩を売ったその発端は、子供の頃からの思いを守るため、奪われたものを取り戻すためだったはず。だからこそ、同じように引き裂かれてしまった、或いは第一巻においてホライゾンが自害を強要された状況をそのまま踏襲してしまったかのような、伊達最上の、伊達小太郎と最上駒の選択は、傷ついた政宗や伊達成実、本庄繁長のお姉ちゃんたちの苦悶を、武蔵の連中は政治的な必要性を抜きにして、絶対に何とかしてあげないといけないもののはず。何より、こいつら自身が見ないふりをすることを許さないでしょう。
此処に来て、武蔵の目指す世界征服の指針の意味がよくわかってきた気がする。今のままの世界の在り方だと、泣く人が多く出すぎる。犠牲を強要された奥州側のみならず、話を聞く限り強要した側である秀吉も性格的にダメージ追いまくってるっぽいんですよね。そもそも敵役になっている羽柴・織田側からして、本能寺の変を皮切りに大量に出るだろう犠牲を前にして、じっと歯を食いしばって耐えているような様子で、痛々しくて見ていられないもんなあ。
涙をこらえて悲しみに顔を歪ませて達成する世界救済よりも、みんな笑顔で楽しく成し遂げる世界征服の方が、そりゃイイに決まってる。
12月発売の下巻で、奥州編は一先でも片付くんだろうか。なんとか、してやって欲しいなあ。伊達や最上たちが置かれた状況は、ちょっと可哀想過ぎる。あんな小さな子供たちが悲しそうにじっとこらえているのを見るのはしのびない。
そんな厳しい奥州の中で、やはり一番歯を食いしばって走り回っているのが伊達・成実。上巻でまっさきに表紙を飾ったのも宜なるかな。実姉じゃないけれど、どう見ても彼女が今まで登場したどのキャラよりも姉キャラを体現しているじゃないか。ウッキーことウルキアガとの絡みもやたら多いし、こりゃやっぱりウッキーとのフラグ乱立か? ウッキーに乳を揉まれ、裸Yシャツ(のーぱん)姿をもろに見られる、という時点でフラグ確定です、はい。それに、どうも成実は聖譜記述に従って一時的に伊達家から出奔しないといけない時期が迫っているらしく、これってどうみても武蔵合流フラグですよね? 成実さん、このシリーズでは希少種と言っていい、純情乙女系のようなので、是非ゲットしておきたい人材だ。何しろ恥辱プレイで顔真っ赤にして涙目になっちゃう娘さんだもんなあ。
奥州列強に羽柴がちょっかいかけてきた形で混沌とする外交戦とはまた別に、武蔵内部でも大久保忠隣が主導する戦争反対の生徒会不信任案提出、生徒総会の起立によって、事実上のクーデター発生。
おのれ、眼鏡め、そんなに眼鏡のくせに目立って眼鏡を独占すると元祖眼鏡が逆襲しにくるぞ……などとたわけた妄想していたら――ほんとに来たーーーっ! 真・眼鏡っ子トマス・シェイクスピア、英国より襲・来!!
ネシンバラがあんな事になった途端に飛んでくるあたり、愛されてますねえ……さすがストーカーw
とりあえず、この巻ではまだ来ただけで何もしてないけれど、来て何もしないはずはないからなあ。下巻での活躍を期待したり恐怖したりw

点蔵爆発しろ。
くそう、天然なメアリさんは無敵だぜ。東西無双を名乗るのは本多・立花の両将だけれど、実際武蔵で最強無敵なのって、メアリとベルさんの二人だよなあ、と羽柴十本槍の加藤・清正をネイトが同情してしまうくらいバッサリと正論で斬って伏せたメアリと、真田十勇士の猿飛・佐助と霧隠・才蔵を手玉に取ったベルさんを見てしみじみと思ったり。

東とミリアムは登場シーン少ないながらも通常運行。ってか、「駄目じゃないけど」ってミリアムさん難度さげすぎ! さりげなくOK紛いのこと口走ってますよ!?

正純、戦慄のウォーモンガー疑惑。彼女が対外交渉にあたると結論はいつも「よし、ならば戦争だ!」。あれだけ突っ込まれて「戦争しないよ!!」とか叫んでおきながら、奥州平泉の長老との交渉では「世界征服だ!」を連呼しまくってるあたり、「よし、ならば戦争だ!」と言ってるのと大差なかったような。
こりゃ、大久保忠隣との相対戦も結論は「よし、ならば戦争だ!」になりそうだな……て、なるに決まってるじゃないか。大久保忠隣は和平派で、正純は戦争継続派なんだから。最後は戦争になりますね、はいw

トーリと喜美の母ちゃん。ブルーサンダー亭の女将さんの正体発覚。元侍という触れ込みだったけれど、これまで名前が全然出て来なかったんですよね。ちょっとは変だなあ、とは思ってたんだけれど、そうか、名前明かしてなかったのは元襲名者だったからか。
その襲名たるや、まさかまさかの小野善鬼! かの一刀流開祖・伊藤一刀斎景久の一番弟子であるあの剣豪である。ってか、しかも父ちゃんは小野忠明って、その発想はなかった! そりゃあ強いわ。
メンタルスランプが続いていた本多二代に、師匠が必要だという話になったときは、そんなん務まる人居ないじゃんと首をかしげていたんだけれど、こんなダークホースが身近に隠れていたとは。こりゃあ、二代もここで一皮剥けそうだ。

さすがに下巻も来月発売の三ヶ月連続刊行、とは行かなかったものの、それでも一月開けての12月発売ということで間を開けずに送り出してくれることに感謝。ここで三ヶ月四ヶ月と待たされるのは悶絶ものですもんね。しかし、これ中巻がここで終わっているとなるお、下巻、また1000ページ超えるんじゃないか?

川上稔作品感想

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 4(上)4   

境界線上のホライゾン4〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

【GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 4(上)】 川上稔/さとやす 電撃文庫

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 武田との歴史再現のため、三方ヶ原の戦いに臨んだ武蔵。だが、強引な解釈による羽柴の登場により、初めての敗北を喫してしまう。そして今、武蔵は関東IZUMOの巨大な浮きドック“有明”で大改修を受けていた。
 そんななか、関東の北に存在する奥州列強──伊達、最上、上越露西亜との協働について、武蔵は模索を始める。しかし、各勢力もそれに対し動き始め……。
 様々な過去と思惑を秘めた奥州列強と、果たして武蔵はどのように向き合っていくのか──!?
 各国に分割統治された中世の神州・日本を舞台に繰り広げる、壮大な戦国学園ファンタジー、第4話ついにスタート! 上巻中巻、連続刊行!

「こうもんウォーカー」は色々とまずいだろ!! いや、合ってるけど。ミトツダイラ的にはなんら間違ってないけれど!! こうもんはらめーー!
というわけで、三方ヶ原の戦いでの大敗を経て、武蔵は関東に落ち延び、ミトツダイラの領地である水戸にて一時羽を休めることになる。水戸が既に江戸時代仕様になっているということは、ここでは佐竹家はどうなってるんだろう。東北から信越の方はもうざっくりと伊達・最上・上越露西亜の三国に固めてしまっているようだけれど。さすがに登場人数は絞ってきたのか、伊達家・上杉家ともにメインは4〜5人に限定しているようだが、中でも伊達政宗が病弱年下系って新鮮なチョイスだな!! 政宗っつーと史実からフィクションまで概ね「アレ」なキャラで罷り通っているものなのだが、この政宗はまだチョロっとしか出ていないけれど、むしろ儚い系という珍しさ。むしろ庇護欲を掻き立てるタイプ? 伊達成実が完全にお姉ちゃんキャラだし。片倉小十郎があんなんとは思わなかったけど。ネシンバラと若干キャラ被ってね? 最近ネシンバラもやたらテンション高くなる時多いし。とは言え、あの独特のテンションの上げ下げはインパクトつええよ。
なんか姉萌え一刀流のウッキーことウルキアガに当番回の気配が漂ってきたのだが、果たして相手は誰なんだ? 順当に行けば成実さんになるんだろうが、姉萌えがそのまま姉ゲットって、そんな点蔵みたいに上手いこと行くんだろうか。
一方で上越露西亜の方は上杉家本体の描写はなかったものの、出てきた情報だけ見てても、なんかごっついなあ。なんとも権勢の握り方がロシア的なんですよね。権力者が独裁的というか、手段を問わないスケールの大きさが垣間見えるというか。ロシア方面の歴代の支配者のなんかパねえ横暴とすら思える豪腕っぷりを踏襲しているというか。
上杉謙信とイヴァン雷帝の二重襲名とか、なにそれ怖い。どころじゃなく、そこから自分で御館の乱を自演して、上杉景勝を襲名してしまっているあたり、相当にえげつない人物にしか見えないぞ。


600ページ強という厚さにも関わらず、今回は薄いなあなどと言われる今巻でしたが、まるっと導入編だったなあ。上記したような奥州の情勢や敗北した武蔵の置かれた状況に未来に向けた展望、羽柴の近況が主だった内容。
特に、武蔵は一度本格的にガツンと壁にぶち当たったような負け方をしてしまったので、皆の様子が気になる所だったのだが、微妙といえば微妙な雰囲気でしたね。負けた事へのショックから挫けていたりへこんでいるわけではない、わりと傍目には皆、平静を保っていて、後ろ向きにはなっていない。
でも、平気ってわけじゃあないんですよね。何事もなかったように、とはいかない。みんな何処かで不安を抱えている。未来への展望に心もとなさを、心細さを感じている。
それでも、その心細さに負けてはいないんですよ。どうやってその心細さ、不安を払拭できるかを皆が自分の中で答えを考えている。皆が、これから自分が何をするべきかを一度立ち止まって模索しているような状態なのだ。
他人と語り合わず、頼らずに、それぞれに自分の内側で沈思黙考しているあたりが、克己心を感じてなんか好きなんだよなあ。周りの人に頼り、協力して自分を伸ばしていくことも大事なんだけれど、時として人は自分一人の力で自分を立たせ、歩き始めないと行けない時がある。依存ではなく自立した人間であってこそ、仲間と協働出来るのだ、とこの仲の良い幼馴染同然の武蔵の連中はその辺をよく理解している。馴れ合いと友情はまた少し違うものなんですよね。
故にこそ、彼らは一人一人、表に出さず、焦らず勢いに任せず、じっくりと考えているような状態だ。敗戦を得て、どう変わるべきなのか。どう強くなるべきなのか。
今は根幹が定まらぬ状態で心もとないが、同時に今こそが雌伏の時なんでしょうね。次に走りだした時は絶対に負けないための、未熟さを払拭するための成熟の時間がまさに今なのだろう。
強くなるよ、この子たちは。
今のみんなの様子を見てたら、それがわかる。
これまではまだ世界を相手にするには力不足すぎる所が多々見受けられたけれど、今度彼らが自分の拠り所となる強さを得て突き進むべき方向を見定め、走りだした時は、きっと世界の強者たちと対等に渡り合えるだけの大きさを得ているに違いない。
武蔵の子たちは、強くなるよ。

それに対する織田家の空気は、逆に切羽詰っている。時間に追い立てられ、忙しなく走り続けているようだ。そこには、悲壮感のようなものすら漂っている。
織田家もまた、武蔵に負けず劣らずの仲良しなのにね。だからこそ、なのか。いずれ来る歴史再現の結末を前にして、誰も彼もが悲壮を隠しきれていない。新婚ウハウハと見えていた柴田勝家とお市御料人の夫婦ですら、その愛情は滅びを内包していたのだから。
勝家の親父のあの浮かれっぷりを見る限り、もっと甘甘の新婚生活だと思ってたのになあ。いや、当人たちはあれでちゃんと甘酸っぱい新婚のつもりなんだよ。なのに、なぜ傍から見ててあんなに泣けてくるんだろう。佐々成政や前田利家が何だかんだと云いながらこの夫婦を大切に扱っている理由がよくわかった。
織田家は誰も彼もが哀しすぎるよ。
未だその存在が秘されている信長が、この空気を打破する存在足りえるのか。どうも、織田信長って逼塞しているというよりも、織田家に居ない気がするんだよなあ。でないと、秀吉があれだけ必死なのがよく理解出来ない。あれってどうみても、一人で頑張ってる図だもんなあ。誰かが後ろでどーんと見守ってくれている態度じゃないよ。じゃあ何処に居るんだ、という話なんだけれど……まいど同じく武蔵の中にいるのかしら?

今回のホラ子さんは、セメント系を通り越してコンクリ塊でぶん殴ってきます系じゃないのかと思えるくらいに……アグレッシブ? いつもと同じだった気もしないでも無いが。まいどボコボコだし、うん。
あと、ネイトはもうホラ子と全裸のペットすぎて色々とアウトな領域に入ってきた気がしてきた。元々アウトだったような気もするが。あれ? 何も変わってない?
あとあと、「女装した全裸」ってもはや日本語として破綻しているにも関わらず、何の違和感も感じないんだよね。微妙に終わっている気もしないでもないけれど、まあそれだとこれ読んでる人なら大概終わってる羽目になるのか。重畳である。


川上稔作品感想


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BD、発売前からもう予約開始ですか、そうですかぁ!!

真夏の余暇には、過去の名作を読んでみよう 1.閉鎖都市巴里/銀盤カレイドスコープ/鉄コミュニケーション  

光陰矢のごとし、なんて言葉もありますが、昨今のライトノベル界隈は毎月それこそ何十冊という新刊が出版され、濁流のようにそれ以前に出版された作品を押し流していってしまいます。かくいう私も、2,30冊近い積本を常に抱えて時間に追われながら片っ端から新しい本のページを貪り開いていく日々。
これはこれで新しい物語に絶えず耽溺し続ける事ができるという至福ではあるのですが、時としてふと立ち止まり、かつて夢中になって没頭した過去の名作たちを振り返りたくなる瞬間が去来することもあります。

折しも時節は学生の方なら夏休み真っ盛り。社会人の方でもお盆に合わせた連休などもございましょう。
仕事や学業から解放される普段よりも僅かに余裕のある時間。真夏の夜の涼みのお供に此処は一つ戯れに、最新のではない、過去の名作良作佳作を手に取る機会もあっていいのではないでしょうか。

というわけで、一昔前のライトノベルなんぞ紹介してみようか、という趣旨の記事なのですが、ほんの2,3年で大昔扱いされてしまいかねないのが昨今のライトノベル界隈の激しい栄枯盛衰であります。とは言え、近年の記憶にも新しい作品を取り上げるのもつまらない。誰もが知っている有名作品をあげるのもどうでしょう。
此処はやはり、十年一昔という言葉に合わせて十年前以前……とまでは行かずとも、まあこのブログが本格稼働しはじめた2004年以前に出版された、シリーズが始まった作品などを対象として、ちょいと軽く紹介していってみようかと思っております。
6年7年という月日は小学1年生が中学生になってしまうくらいの、あるいはこの間小学校を卒業した子が大学生になっているような、それなりに長い時間の流れです。
その本が出た当時はまだ幼くて、またライトノベルを読む環境になく、縁なく巡りあうこともなく過ぎ去ってしまった作品に、少しでも関心や興味を抱いてくれたら、そのキッカケ一助になればなあ、なんてことを思いながら……。
もっとも、これだけ以前の作品となると、絶版になってたりして入手困難だったりするケースも多いのですがw

さて、では最初の作品はこれ。

<閉鎖都市 巴里 上・下>
 川上稔/さとやす 電撃文庫
 (1999/2000)


 

いきなりコレキタ! とか言わないで。
今秋にはアニメ化も控えている【境界線上のホライゾン】の作者川上稔が手がけた最初のシリーズ【都市シリーズ】。その中で個人的に一番の傑作と捉えているのがこれ、「あらゆる存在が文字情報によってのみ存在する」という特性を持った都市・巴里を舞台としてシリーズ五番目の上下巻作品である。
この【閉鎖都市巴里】の特徴は何よりもまず中身の文章がすべて「日記」「手記」「手紙」などといった記述によって綴られていることでしょう。
1944年。連合軍による欧州上陸作戦に連動して行われるレジスタンス一斉蜂起。独逸占領下にあった巴里の解放という歴史上の出来事が、登場人物たちの必死に足掻く生の声、心情が偽りなくダイレクトに綴られた日記や手記によって記される事で、鮮烈と言っていいほどのダイナミックな鮮やかさで叩きつけられてくるのです。
と、これだけでも充分面白いのですが、この【閉鎖都市・巴里】の特徴はそれだけではありません。
1944年8月。巴里解放戦のさなか、独逸軍が持ち込んでいた言詞爆弾が炸裂したことにより、巴里は市外と時空間が隔絶してしまい、この都市だけが時間から置き去りにされ、1943年8月から1944年8月までの一年間を時間の連環の中で永遠と繰り返す「閉鎖都市」となってしまっているのです。昨今、よく見るようになった「時間ループもの」ですな。しかも、一部の主要人物の認識・記憶を例外として世界全体が時間を回帰してしまう一般的なループものと違って、この物語では「巴里」という一部の地域とそこに存在していたモノだけがループを繰り返しているのです。
この物語の本当に時系列は1998年。既に五十四回の回帰を繰り返している巴里に、アメリカ人ベレッタ・マクワイルドが祖父が関わったという幻の重騎開発計画「A(アディゾール)計画」の謎を追い、巴里に留学する事から始まるストーリー。
これは独逸に占領された街を解放する物語であると同時に、時間の連環に囚われた閉鎖都市を解放する為に歴史の流れに立ち向かう、一人の女性と人になる事を選んだ一体の人形の「叛史」である。

上巻作品情報 下巻作品情報



<銀盤カレイドスコープ 1〜9>
 海原零/鈴平ひろ スーパーダッシュ文庫
 (2003〜2006)


        

夏の熱いさなかにこそ涼しい話を。って、全然涼しくないんですけどね。むしろ熱気にアテられ興奮のあまりヒートアップしてしまうこと請け合いの、スポーツ小説の金字塔。ウィンタースポーツの花であるフィギュアスケートを扱ったのがこの【銀盤カレイドスコープ】である。
今でこそ荒川静香のトリノ五輪の金メダルから、浅田真央選手や安藤美姫選手などの活躍でフィギュアスケートの人気は完全に確立していますが、このシリーズがはじまった当初は決して一般的な人気が高かったわけではないんですよね。今のように大きな大会をテレビで放映するようなこともあまりありませんでしたし。斯くいう私も、フィギュアスケートというスポーツがどんなものかという知識も認識も乏しく、とにかく難しい技をこけずに決められたらイイ点数を貰える競技、というくらいのイメージしか持っていませんでした。
そんな中、突然1,2巻同時刊行という形で現れた「フィギュアスケート小説」は、物凄い衝撃でした。それまでフィギュアスケートに持っていた印象が根こそぎひっくり返るような。少なくとも、私のフィギュアスケート観を一変させ、かのウィンタースポーツに大きな関心を持ち、一時期かぶりつくように日本のみならず各国の選手の演技を見ていたのは、この作品の影響大でした。
この物語の主人公、桜野タズサはかなりとんでもない性格で、それこそ本来なら主人公キャラの敵役となりそうな居丈高で傲岸不遜なタカビー娘。本音を隠さずズバズバと毒舌を発してしまう事から、マスコミ相手に舌禍事件を繰り返し、日本中のマスコミからバッシングを受けているヒールでもある。
技術こそ高いものの表現力に難があり、折からのマスコミやスケート協会上層部との軋轢から疲弊し、心折れかかっていた彼女に、一人のカナダ人の少年の幽霊が取り憑いた事から、彼女のスケーター人生に転機が訪れる。
当初は主人公タズサにスポットがあてられ、彼女のスケーターとしての成長。とんでもな性格の悪さとは裏腹の、不断の努力や揺るぎのないアスリートとしての誇り高さが描かれるこのシリーズ。ところが、中盤からタズサと戦場を同じくする各国のライバルスケーターたちにも焦点があてられ、最終的には「ロイヤル・ヘキサゴン」と呼ばれる6人のトップ・スケーターたちが織りなす、フィギアワールドそのものに魅了されていく事になるでしょう。
最終巻の頃には、読者はタズサのみならず、それぞれにファンとなるお気に入りスケーターがいるはずです。ちなみに私は至藤響子の大ファンですよ。いやいや、ガブリーことガブリエラ・パピィ・ポッゾも捨てがたいっ。
この作品の見どころは、なにより読者を完全に観客として引きこむ圧巻のスケートの演技描写です。まさに時間を忘れて演技に引き込まれ、呆然と酔い痴れる。未だにこれほどの恍惚とした至福の時間を得られた体験は他ではありませんね。
そして最終巻では、私が文字通りに「震え上がった」凄まじい展開が待っています。全9巻というそれなりの冊数があるシリーズで、手に入りにくい巻も多いでしょうが、是非に手をとってみることをオススメしたい一作です。

作品情報



<鉄コミュニケーション 上・下>
 秋山瑞人/たくま朋正  電撃文庫
 (1998/1999)


 

いつまでもデストロイの季節を待っている人、お元気ですか!? 私は元気です。
【イリヤの空、UFOの夏】で一世を風靡した秋山瑞人氏ですが、彼の人の著作を語るにはやはり未だにFinalが日の目を見ない【EGコンバット】に触れずにはおれないのでしょう。少女たちとロボット。鉄くずと血と臓物とオイルが無慈悲な殺戮と人の腐臭のする悪意によってばらまかれ、撒き散らされる戦争の季節。
デストロイ! デストロイ!
ですがここは敢えて【EGコンバット】でも、名作【猫の地球儀】でもなく、何故かややも知名度が低い漫画作品のノベライズ【鉄コミュニケーション】を取りあえげてみたいと思います。
これだって、軍隊モノではないものの、【EGコンバット】に負けず劣らずの鋼鉄の物語である。鉄血にして高潔たるロボットたちの、繊細にして強靭なる少女たちの物語。
人が人たらんとして生き、ロボットがロボットとして誇りを貫き、犬が飼い主への友情と愛情の為に尽くし抜く、鋼の鎧に覆われながら心を持った存在たちの、愛に殉じた誇り高き生き様を描いた物語だ。
人類が滅び去り、唯一コールドスリープから目覚めた少女ハルカだけがこの地球上で唯一の人類という滅亡後の世界。地上には在りし日の人類が残したロボットたちが徘徊し、ハルカも何人かのロボットたちに守られ、慈しまれながら元気に快活に育っていた。そんな彼女たちのもとに現れた軍用ロボット「ルーク」と、ハルカそっくりの容姿をしたロボット「イーヴァ」。
ルークとイーヴァの正体と、ハルカとの奇妙な因縁は物語の中でやがて明かされることになるのだけれど、ルークの兵器と化しても未だに残り続けたその健気な魂と、奇跡のような邂逅には泣かされること必至である。
さらに、ルークとナイトの壮絶極まるアクションシーンは秋山作品の中でも屈指の傑作決戦。個人的には【EGコンバット】を含めてさえ、秋山作品の中のベストバウトだと思っている。
これほどの緊張感とスピード感、刹那刹那を切り取ったようなインパクトと、加速力を伴う濃密な描写を描ける人が、今どれくらいいるだろう。
本当に凄いのです。未だに二巻のこれは、偶に読み返して惚れ惚れと浸っております。
胸を締め付けるような哀愁とどこか清々しさを残した物語の顛末は、きっちり綺麗に完結していることもあり、【イリヤの空】【EGコンバット】【猫の地球儀】をおいて、この作品を秋山瑞人の最高傑作とする人も少なくはないようです。
これもなかなか入手困難な模様ですが、一読の価値は絶対にあるので、よろしければお探しくださいな。

1巻作品情報 2巻作品情報



と、まあこんな感じにとりあえず三作ほど取り上げてみました。これが良い本と出会う機会となってくれれば幸いなのですが。
記事タイトルに数字表記をしているように、あと何回かは同じように三作前後ずつ、8月中に紹介してみたいなあと考えています。時間なくて断念する可能性もあるので、ダメだったらごめんなさい、と予防線は貼っておこう。一応、次回の予定は来週日曜日、と決めておきます。決めておいた方が書かないとという気になりますしね。

川上稔氏とサンライズが本気すぎるッ!  

境界線上のホライゾン、アニメ化!!

いやあ、以前【終わりのクロニクル】アニメ化するんじゃね? という情報が出てから楽しみにしていたものの、実際アニメ化するとなったのが完結している終わクロじゃなくて、未だシリーズ途中のホライゾンということで、あの分厚い内容といい、ちと不安の方が募ったのですが、原作者さんのツイッターでの発言見て、完全に払拭されました。

これ、本気度がパねえわっ。や、やっべえ、今からすっげえ楽しみになってきた。

境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)川上 稔 さとやす

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公式サイトも出来てたぞな。




アニメ化というと【処女はお姉さまに恋してる 二人のエルダー】の方はどうなったんでしょうね。
というか、ちょうどPSP版発売に合わせるのか?

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これ、内容聞いてびっくりしたんですけど、初音と優雨が攻略対象になるの!? しかも、幾つかのシナリオが大幅加筆や、新規書きなおしになると!?
いやあ、初音攻略って、副会長に殺されるぞ、おい。でも、初音には未練があっただけに、そうかー、そうかー。
……あれ、陽向は?



毎回、ぶっ飛びまくった、しかし内容に忠実に則したとんでもない表紙で楽しませてくれる富士見ファンタジア文庫の【蒼穹のカルマ】シリーズ。今月最新刊がデルというので、表紙絵が公開されるのを楽しみにしていたわけですが。

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あれ!? 表紙飾るのカルマじゃない!? 槙奈? 槙奈なのか、これ!? ちょ、何持ってる? 何が起こった!? ってか、とうとうお前まで!?(笑

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 3(下)4   

境界線上のホライゾン3〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

【GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 3(下)】 川上稔/さとやす 電撃文庫

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昨今、ライトノベルの表紙というと、時に履いてなかったり、半裸だったり、フェティシズムに踊り狂っていたりと、とんでもないものが結構増えてきているんですよね。
でも私は動じなかった。ニヤニヤしたり、ほほぅとしたり顔で顎に手を当てて頷いてみたりはしたけれど、今まで表紙絵を見ただけで思わず動揺してしまうようなことは無かったと断言していい。

だが、これは駄目だった!!(爆笑

動揺するなという方が無理だろう、これは!! なんかもう、反則を通り越して犯罪じゃないか! 別に何がどうなるというわけでもないのに、どうしようかと慌ててしまったじゃないか。自分が慌ててもどうしようもないのに。
ああ、無意味に謝りたくなる瞬間て、こういう時なんだろうなあ。なんかもう、訳も無くごめんなさいと平伏したくなったよ。勘弁してください、お願いしますって。

作者の川上さんのサイトも相当に遊んでいて、これですよ。見てくださいよ。
境界線上のホライゾン3〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)  境界線上のホライゾン3〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

ネイト、こっそりエグレてるじゃねえか!!

ネイトママンのインパクトに圧倒されて、その胸のごとく目立ってないが、密かにネイトのバナーの縦線が抉れてる件についてw
これは酷い、掛け値なしに酷い!(爆笑
しかし、お袋さんがこの怪異で娘がこれというのは、幾ら何でも血のつながりを疑わなきゃいけないレベルじゃないのか、と思いたくなってくるな。しかしネイトがこういう風になってしまうと、それはそれで泣きたくなってくるが。
でも、こうなってくると上半身男性化処理をした正純よりも、ネイトの方がぺったんイメージ強くなっちゃうよね。可哀想に♪

というわけで、今回はネイト覚醒編である。というわけで、というフレーズで本筋に入るのがこの場合異様に酷いことのような気もするが、気にしない気にしない。気にしだすとこの作品、もうどうしようもない有り様になってしまうから。具体的にはSAN値直葬?
そもそも、この三の上中下巻がまとめてネイト編という趣すらあったので、ネイトはメインキャラの中でも優遇されていると言っていいんじゃないだろうか。幼馴染の仲間たちの間でも、ネイトは特に全裸とホライゾンに対して特別な立ち位置にいるわけだし。友情とは別に、忠誠心という要素が彼女には備わっている。全裸とホライゾンへの献身的な姿勢については、他の親友たちとはまた別の趣があるんですよね。お陰さまで、独りだけペットみたいになっちゃってるけど。
忠誠心の塊である誇り高き騎士にして、狼たる彼女が、結論としてじゃあペットね、みたいな事になってしまうのかが不思議であり、さすがだなあと思う次第である。いい具合にイカレている。
でも、この場合、彼女の人狼女王の息女としての覚醒は、武蔵の戦力アップとしては非常に大きいんですよね。実質、仏蘭西の副長である人狼女王の匹敵する武力を、特務の彼女が獲得したというのは、作中でも武蔵の弱点として言及されている個の戦力の少なさを大きく改善してくるわけだし。最近、ほぼ唯一にして最強ユニットだった本多二代がだいぶやられてますしね。蜻蛉切、何回壊れたよ。ホライゾンが西国無双から入手した大罪武装も、全然役に立ってないし。だからといって、ハッキリ言っちゃったらダメですよ、ホライゾンさん。宗茂さんの心が折れちゃう、もう直らないほど折れちゃうから♪
このお姫様は、人の心をポキポキと折るの、好きですよねー。周りは煽るしw

一方で、国際情勢の方はいつの間にか恐ろしいほど急激に大乱世状態に。おいおい、3巻始まった段階では、少なくとも武蔵が英国を訪問していた頃はまだそんなに各国とも派手に動いていなかったのに、織田家が動き出した途端に一気に国際的な緊張状態のバランスが崩れていくことに。特に、この下巻の怒涛の展開には唖然呆然である。さすがは織田家、としか言えないよ。ここは動き出したら、本当に疾風迅雷、いや大津波のように全部を飲み込んでいく。正直、まさかまさか、と思うような展開だった。歴史解釈のやり方が大胆極まるんですよね。コチラが地道に、一つ一つの解釈を細かく操作して、いい結果を積み重ねて行こうとしているのを尻目に、大胆に現状に対して都合のイイ歴史解釈を、年代無視して無理矢理に引っ張り込み、強引に当てはめて有無を言わせず、って感じで。でも、ルール違反ではなく、臨機応変で大胆不敵、敵ながらお見事としか言いようがないスケールなわけです。
その大半を指揮して見せたのが、羽柴秀吉。この織田家ってやつが、武蔵とはまた別の形なんですけど、みんな異様に仲がいいんですよね。特に秀吉の可愛がられ方が半端ないんだ。佐々成政や柴田勝家にアレほど可愛がられている秀吉、というのは見たことないよ。しかも、歴史解釈上、勝家たちは将来秀吉によって滅ぼされる運命を背負っているにも関わらず、滅ぼされる自分たちよりも滅ぼす側の秀吉や利家を心配してるんですよね。仲の良さとは裏腹の悲壮感が、どうも織田家には根づいている。それ故の、覚悟みたいなものが備わっている。戦力的、以上に個々の想いの強さが凄いんだ。他国の人々も、それぞれに強い想いというのは備えているんだけれど、織田家の場合、その方向性が完全に一つに一致してまとまっている。それが、彼らの強さの秘訣のような気がするなあ。

そして、その強さのお陰で、今回はかなりの被害が出てしまった。哀しむことを許されず、もし哀しんでしまえば死を持って報わねばならない誓約を背負ったトーリからしたら、今回ちょっとキワキワだったんじゃないだろうか。哀しんでコロッと逝ってしまってもおかしくなかったぞ。
それでも、辛うじてその結末に転がり落ち無かったのは、リタイアした面々が最後まで生きようとしていたからだろうか。彼らは自らを犠牲にしたわけだけど、四者ともに自分の生きた道を走りきった結果だったんですよね。だから、彼らを振り返ってばかりいて心囚われてしまったら、彼らが報われない。哀しまない、というのも辛い話ですけどね。
でも、特に最後の一人がトーリに投げかけてくれた言葉は、彼を支え続けるものになるんでしょう。彼だけじゃなく、トーリを王とし友とする人たちみんなの支えになるもののはず。

これであのおっさん、普通にイベント来てたら笑うけどな! 全裸の場合、ギャグキャラは爆破ネタじゃ死なないんじゃね? で済むけど。
さすがにあの人、義経については、あんなところでくたばっているはずがないので、その辺は心配してないけど。武田信玄の襲名を終えた以上、自由な立場ではあるけど、またぞろとんでもない名前背負って現れそうな気もするんだよなあ。
教皇総長については言わずもがな。

しかし、ようやくこれで序盤戦終了ですか。まだ序盤ですか。いや、巻的にはまだ三巻終わったところじゃない、と言われればそれまでなんですが……パねえスケールだ。
此処に至ってもまだ姿を見せない織田信長が、織田の各諸将がそれぞれに人物を魅せつけてくれるお陰で、姿を見せないからこそとてつもない存在感を帯びてきた感がある。いったい、どんな人なのだろう、と想像と期待ばかり膨らんでいくもんなあ。
なにせ、織田信長、だもの。そりゃあ、とんでもない人のはず。

作者感想

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 3(中)4   

境界線上のホライゾン〈3・中〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

【GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 3(中)】 川上稔/さとやす 電撃文庫

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さてさて、各国の国際事情が複雑に絡んできたせいで、今までのように武蔵VSどっかの国、という構図に固定しきれなくなってきた【境界線上のホライゾン】。具体的には旧派と改派。そこに教会勢力と対立するムラサイなんてものまであって、その上そこに重なるように戦国日本の勢力図が重なっているものだから、国際事情は複雑怪奇、になってしまっている。まあ、整頓すればわりと分かりやすくなる気もするけれど、さすがにそれを自分がやろうという気概はモテないなあ。

今回はなんだかんだとネイトママンの人狼女王の独壇場というか、延々と彼女と旦那の馴れ初めを聞かされ続けたような気がする。分量比率的にはそれほどでもないはずなんだが、とかく内容が濃かったというか、デロデロだったというか、いきなし初っ端拘束プレイとかレベル高いよママン!! それをまだ幼いネイトに延々と惚気けてたってのも、病気だな、病気。ネイトって初な感じするけれど、実際のところ耳年増なのかもしかして。耳年増というと浅間の独壇場だと思っていたが、やるなネイト。
何気に、トーリに対してホライゾン以外でフラグ立ててるのって、ネイトだけなんですよね。その分、あっち方面でもガンバッテ欲しい。まあ、フラグっていっても、首輪されてペットじゃないのか、と思わないでもないがw いいじゃないか、本人がそれで悦に入ってるんだからw
この中巻、各国で主要人物たちが独自に動き出しているのを描くのがメインで、本来の主役である武蔵のメンツにはあんまり動きないんですよね。というか、かなりネイトにスポットがあたっているというべきか。
個人の戦闘能力が各国の主戦力と比べてかなり見劣りするというのは、以前からの懸念であったのだけれど、確かにまともに戦えるのが副長の本多二代ぐらいなんだよなあ。実は新戦力として期待していた立花宗茂、まだ足の方が完調じゃなかったのはちとショックだった、けっこうアテにしていたので。忍者嫁ことメアリも、戦力アップには貢献しているものの、彼女の力の根源って英国本土に根ざしている部分があるので、英国から離れるとやはりパワーダウンする点は否めないんだよなあ。魔女二人組や点蔵など、それぞれにとても優秀ではあるんだけれど(マジでクロスユナイト氏、とんでもなく有能なんですよね。パシリも極めるとここまでになるのかというくらい。伊達に他に抜きん出て一人で嫁貰っちゃう、しかも金髪巨乳のお姫様をゲットしたわけじゃなかったという)、ガチの正面戦闘になってしまうと、どうしても本来の役割と異なっている分、キツいんですよね。
だからこそ、騎士であり人狼女王の血族であるネイトには、相応の力を奮って貰わないと今後を鑑みて、非常に苦しいものがある。幸い、ネイトも何かをつかみかけているようなので、下巻では武蔵の二枚看板の片割れになってくれると思いたいところ。
里見家も頼りにはなるんだが、まだ完全に仲間になったわけじゃないですしね。
まあ、彼女以外にもいろいろと人材らしきものは馴染みの連中の中に眠っているっぽいんですが。今回、別人判定されてたけど、明らかにペルソナくん、該当者でしょうあれ(笑
穂井田元清と言ったら、相当の人材ですよこれ。毛利一族はどれもハズレないからなあ。何故か唯一のハズレが、宗家の当主というこの不思議w でも、ここの輝元はまだ歪んでいるっぽいけれど、ひねくれてる部分がまっすぐになったら相当手ごわそうな人なので、やれやれ隙無しですよ、毛利家。ここにフランス側の太陽王がデンとのさばってるんだもんなあ。
織田の方も、六天魔軍の各将たちがこれまたさすがは織田の将帥という一騎当千ぶり。意外だったのが、織田家、けっこうみんな仲良さそうなんですよね。羽柴家がえらい面倒くさい立場になってて、歴史上の変遷過程もあるから、いささか難しい関係なのかと思ったら、これが部活仲間みたいな仲の良さ。武蔵の連中が幼なじみの仲の良さを発揮しているのと比べると、各国の中でも織田家ってもしかしたら一番ムサシとタイプ似ているのかもしれない。
しかし、よりにもよって柴田勝家が血塗れ修道士のティリー将軍を拝命しているのか。もうお市様と結構しているとはさらに意外。しかも、夫婦仲がガチでよさそうなのがさらに意外(笑
この世界では浅井長政はどうなってるんだろう。
しかし、織田の重臣はマジで格が違うんだよなあ。こんな連中とまともに張り合える武将なんて……そうだ、立花道雪がいたーーー!! おっさん、引退してたんじゃないのかよ!!(笑
やべえ、このおっさん、チートだ。いや、リアル史実でもチートなのが手に負えないんですけどね、このおっさん。
第二次木津川口海戦に、どこをどうやったら立花道雪が介入するような解釈の余地があるんだよ!?(笑
ここでの九鬼嘉隆が武辺なんですよね。水軍大将、かっけーー!! 鈴木孫一が織田陣営にいるというのが、何気にちょっと嬉しい。史実でもこの人は秀吉の傘下には入ってるんだけど、それ以降はあんま目立った働きしてないからなあ。ここでガリガリと活躍しまくってるのは、筋違いにしても妙に嬉しい。


ちなみに、今回一番笑ったシーンはここでした。

あさま:『解りました正純。ゲーリケさんは、――二つの球を合わせてチューチューして何度も引っ張って街中を大騒ぎにした人です』
副会長:『逮捕! 逮捕だろ普通その表現な行為したら!!』
○べ屋:『違うよ正純、ゲーリケさんは、そんないかがわしくないよ? 二つの球を合わせてチューチューして何度も引っ張って街中を大騒ぎにしただけだよ?』



おい、こいつら本気でどうにかしろ!(爆笑

1巻(上) 1巻(下) 2巻(下) 3巻(上)

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 3(上)4   

境界線上のホライゾン〈3 上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

【GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 3(上)】 川上稔/さとやす 電撃文庫

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前巻までの経験から、この作品だけはあとから感想書こうとしてもまとめきれない上に突っ込みどころが二桁オーダーで襲いかかってくるので、これはもう読みながら実況形式で感想かいた方が精査できるんじゃないかと考えた次第。

実際やってみると、ほとんど壱頁ごとに二回以上の頻度で突っ込みいれなくてはならないことに気がついてしまったので、さすがに色々我慢することにした。
それでも、感想としてはこれだけ読んでもナニを書いているのか傍目には理解し難い一方通行なものになってしまったが、妙に恍惚とした気分でもある。

というわけで、以下にダラダラと垂れ流したものを収納。

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GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 2(下)5   

境界線上のホライゾン2〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

【GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 2(下)】 川上稔/さとやす 電撃文庫

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パシリ忍者は金髪巨乳の夢を見るか?

へいへいへい、妄想するのも大概にしろよ。これはあれか? 実は夢オチでした、というオチなんだろう? さもなくば幻覚攻撃による妄想具現化とか? でなければ、こんな男の痛い願望がくっきりこっきり鮮やかなほどストライクにかなってしまうなんて、夢みたいな危険なことがあるわけないじゃないか。
拙者の女の趣味は金髪巨乳でござる、それ以外興味ないでござる!
とかほざいていたパシリしか能のない脇の脇のそのまた脇のモブキャラは、一生非モテのままそのうちセリフどころか出番すらなくなり、フェイドアウトが山でござろう? それが、マジで金髪巨乳をゲットした挙句あいては女王様って、妄想オチしか考えられないジャン。というか、妄想って七つの大罪に含まれてないのかよ。くそぅ、やべえぜGENESISワールド。なんて恐ろしい世界だにゃ。こんな妄想がかなってしまうなら、トーリの言う世界征服なんてむしろ簡単じゃないのか? 楽勝じゃないのか? 鼻歌交じりじゃないのか? 点蔵に金髪巨乳のカノジョができました! なんて驚天動地の事象に比べたら、もう何もかもが実現可能に思えてくるぜ!!

と、まあ七つの大罪の感情の一つ、嫉妬に駆られながら書きなぐってしまったが、実のところ点蔵・クロスユナイト氏は、武蔵の脳みそが湯だった変人オールスターズの中では稀にみるほどのまともな人間なんですよね。武蔵の女性陣が真剣になんでこいつモテないんだ? と不思議がるほどの真人間であると同時に、細やかな気配りの効く才人なのである。まー、この細かい気配りができるせいで、云いようにパシらされてるという向きもあるんだろうけど。とはいえ、そういう気のきくキャラであるからこそ、本来なら主役の一人にはなかなか成り得ないキャラクターのはずだったのが、何をどう間違えたのか、この第二巻ではほとんど主役抜擢のすさまじい待遇に。
いやもう、普通ねえよ(笑
まだ四巻目にして1000ページ越え。あの伝説の【終わりのクロニクル】最終巻すらあっさりとぶっちぎった厚さを誇るからこそ、こういう内容にできるんだろうなあ。普通は無理。実際、これだけ厚くないとトーリとホライゾンというメインの二人以外の敵味方大量のキャラクターを余すことなく書きつくすなんて無理な話だもんなあ。少々疑っているのだけれど、もしかしたら著者はまだ描き足りないとすら思ってるんじゃないだろうか。

しかし、改めて思うのが武蔵の連中の仲の良さだ。その殆どが幼いころからの幼なじみ。このトモダチみんな幼なじみ、という形はどこか田舎の長閑な学校のコミュニティーを連想させる。
家族というほど密接ではなく、さりとて友達というほど他人ではない、遠慮のない親愛の絆は、読んでいてもどこか心地よい。正純なんか、その幼なじみグループじゃないことに、若干コンプレックス…というほどでもないか、羨ましいなーと思ってるみたいなところもあるみたいだけど。この幼なじみグループは、だからと言って排他性に関しては皆無に近いから、外から、後から加わった人でも居心地が悪さは一切感じていないみたいだ。でも、正純からすると、ふとした瞬間に浮き上がってくる彼らの幼い頃からの記憶・体験からくる共感を、外から見る寂しさみたいなのはあるんだろうなあ。でも、今この瞬間、激動の青春時代を共有しているのだから、五年後十年後には彼らと共感をともにすることになるんだろう。
まあ、同じ幼なじみグループと言っても、中では距離感みたいなものもあるんだよな。たとえばナルゼと点蔵。ナルゼの言によれば、この二人、不断は決して仲が良いってわけじゃないんですよね。でも、この二人の間にもきっちり幼なじみの絆があり、いざ決戦の時、ナルゼは決死の想いで点蔵の背中を守り、押すことになるわけです。
彼女に限らず、みんないざ点蔵が決心したら誰しもが当たり前のように力を貸してくれるこの関係。場合によってはせっかく協力関係になれた英国と決裂するかもしれないんだから、止めようという動きもあって然るべきなのにね。その辺の難しいところを正純がすかさずフォローにかかった、というのもあるんだろうけど。うん、その意味ではもう正純も必要不可欠な存在だわ。
これって、トーリとホライゾンがみんなにとって特別だった、というわけじゃない事にもなるんですよね。それが仲間のことだったら、誰のことであろうと一丸となって全力で味方する。
いいよなあ、幼なじみ!!
なんか最後には将棋や信長の野望みたく、仲間入りしてしまうっぽい人たちもいるみたいで、今後も各国と槍を交える間に仲間も増えそうな雰囲気なんだけど、こいつらが中核に居る限りは、存分に楽しめそうだ。


それにしても、インノケンティウス教皇総長、前回のラスボスだったくせに、今回観戦専門だったとはいえ、一貫して武蔵に肩入れしまくってたよな、これ(笑
御π御π♪

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 1(下)5   

境界線上のホライゾン 1下 (1) (電撃文庫 か 5-31 GENESISシリーズ)

【GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 1(下)】 川上稔/さとやす 電撃文庫

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偶々、【とある魔術の禁書目録】のアニメを視聴していたら、イノケンティウスがボーボー燃え盛りながら大暴れしていた。おおっ、さすがはK.P.A.Italia代表インノケンティウス教皇総長。イイ感じで茹だってますなあ、HAHAHAHAとか思いながら見ていた今日この頃。
いや、だってあのオッサン、喋り方から論法から厭味ったらしい性格悪そうな振る舞いを見せつつも、本性はあれ熱血正義感だっしょ。立場上、政治的役回りに徹してますが、正純との決闘過程を見る限り、ありゃあ若いころは血の気の多い熱血バカだぜ。ガリレオ先生も言ってたしな。わりと脳筋で知られてたに違いないw
ところで、なんで初っ端から教皇聖下の話してるんでしょうね?
話題には事欠かない境界線上のホライゾン、一巻の下巻。既に二冊目で700ページを軽く臨界突破。この調子でいくと最終巻は二千ページの大台を突破しそうな勢いである。二千ページの文庫本ってどんなだよ。
いや、マジで全部読破するのに五時間強かかりました。私の場合、普通のライトノベルを100ページ三十分弱のペースで駆逐するのですが、このホライゾン、単純にページ数が多いだけじゃなく一ページに掛かる時間も普通のライトノベルより時間が掛かっている模様。休日がリアルに吹き飛びましたがな。

だが、その価値はあった。

五時間、戦慄しっぱなしでした。身体が持たねえ。
極まったのは、やはり506〜511ページにわたるタイトルを冠する挿絵を目前とした瞬間でしょう。
あれ、最近のアニメでたまに見かける、初回放送のクライマックスで満を持して叩きこむ、OPムービーそのまんまの形式ですよね。
痺れた。あの瞬間はマジで全身が身体の奥底から痙攣して、床をリアルでのたうちまわった。
たっまんねーー!
あれ以前はまさしく序章、プロローグ。まさに、この物語【境界線上のホライゾン】はあの瞬間に始まったのでしょう。スタートである。号砲が鳴ったのである。
葵・トーリを首魁とする武蔵アリアダスト学院一党の闘争がはじまったのである。
しかし、6ページまるまる挿絵に使うとは。こりゃあ、川上稔/さとやすラインでないと絶対不可能な手法ですわな。二ページ見開きイラストでなんじゃこりゃ、と次のページ開いたら、ですぜ。ほんとにびっくりした。びっくりした。

境界線上のホライゾン。その意味が伺い知れなかったタイトルの真意もここに示された。平行線の交わる場所。異なる意見の重なる場所。それが境界線上。
これは、ホライゾンの立ち位置という以外にも、この物語の進む先をも示しているのでしょう。戦いの先にある、世界の危機の解決にも繋がる、到達点。

あと、ちょっとだらだらと垂れ流しに書く。

超絶無能、という触れ込みだった主人公、葵・トーリ。その字【不可能男(インポッシブル)】
まったく、この作者は。敵わない。このアーバンネームを意味を違えないまま、概念をひっくり返された時にはガツンと頭を殴られたような衝撃だった。そう来たか! てなもんである。
この男、何もできない無能者で、頭の悪い馬鹿者だけど、馬鹿と愚かはイコールじゃないのですよね。
彼は何もできないけど、何を為すべきかを知っている。彼は何もできないけど、
俺がオマエらの不可能を受け止めてやる! だから、オマエらは可能の力を持っていけ!


しかしこの男、イカレ具合が半端ねえや。これまでも、川上作品の登場城人物、特に主人公は馬鹿が極まったような変態ばっかりだったのですが、それらがまともに見えるくらいにバカだもんなあ。あの連中がまともに見えるってどんなレベルだよ。

そしてメインヒロインであるホライゾン。
前巻では、わりと大人しかったので、終わりのクロニクルのマロい子と似たような自己主張の少ないタイプなのかもしれないと考えていたのですが、どうしてどうして。
やっぱり、この娘も自動人形か(笑
いや、終わりのクロニクルとか読んでた人なら分かるはずですが、自動人形ってみんなこれなんですよね。イイ性格(笑
元々、ホライゾンが人間だった頃からそういう性格で、しかもトーリ相手限定だったみたいですけど。
「救けに来たぜ!!」
「――誰ですか貴方。迷惑ですのでお帰り下さい」

死んだと思ったけどね(w
このくらいじゃ死なねえとなると、わりとトーリの願掛けはしぶといのかも。
「おやおや、下手に出ましたね。いい判断だと判断します」
「は・は・は。率直に申しあげて――最悪ですね」

オパーイとか言ってるし。魂のレベルでトーリを記憶してるんだろうか。ほかの人には接し方、柔らかかったもんなあ。
一番のお気に入りは、ラストの挿絵でしょ、やっぱり。

鈴っち。貴重な前髪枠の人。今回、戦闘能力皆無の立場ながら、トーリの背を押し、皆の希望を呼び起こし大活躍だった彼女。というか、彼女の作文、そして絶叫は泣きそうになった。なったよね?
この子の「たすけて」は最強兵器じゃないのか? 貧乳ナイト様をも一瞬んで撃滅してみせたわけですし。
いや、ベルさんの問題はそこじゃあねえ。みな、気づいてないだろうか。この娘、密かにトーリと張り合うように登場女性陣の胸、オパーイを触りまくってやがるんですけど。トーリ並みに堪能してやがるんですけど。
隠れオパーイ魔人じゃないのか? 疑惑、みたいな?

「エ、エロ小説書いてますよ私! しかも、題名は?私がして欲しいこと”!」
浅間智。この娘、葵姉弟に弄られるから弄られ役なんじゃなくて、生まれついての自爆型なんじゃないのか? 誰にも弄られなくても、独りでドツボにハマってますよ?
それにしてもデケえ。姉ちゃんに負けず劣らずの巨乳。さすが、貧乳政治家に貧乳信仰をぐらつかせるだけの破壊力w

何気にイチャイチャカップルが多いんですよね、まだ一巻なのに。
ハイディさり気なく惚気てるシロジロ。正純の演説中、ずっと裎さんとイチャついてる宗茂さんに、東とミリアム。
ミリアムが特にエロい。ママでいいんですか? ママで。
「女の子の何度なんて、聞いたらぞっとするわよ? 世の彼女持ちの男の子達は、相手の女の子を攻略したつもりになってるかもしれないけど、――頑張る男の子を見て、女の子が自分から難度を下げたなんて、夢にも思ってないのよね」
「参ったわね――難度が下がり掛けてるかしら」

下げてます下げてます。

そういえば、この武蔵教導院の主だった面々、ほとんどが幼い頃からの幼馴染同士なんですよね。
なんか、時々垣間見える小さなころからの共通の思い出、みたいなものが連中の気の置けない仲間意識の源泉を見るようで、心くすぐられるものがあります。
ミトさんも、その一人というのはなんだ不思議な感じなんですけどね。最初のイメージだと、もっと皆とは人間関係的に距離のある人だと思ってたんですけど。
「懇願せずとも、騎士の魂は必ず民を救いますわ。何故ならば、その歩むべき義務を騎士道と言うのですから」

思えば、彼女が騎士として歩む選択をする以前の、武蔵の騎士階級の人々が選んだ選択もまた、とても誇りにあふれた気高いものだったんですよね。地位を捨て、民に未来を託す選択。
でも、ネイトが選んだのは、騎士として友たちとともに歩む選択。王と選んだ幼馴染に剣を捧げ、騎士として皆を守る意思。援けを求める人を助ける騎士としての矜持。
王に身も心もささげる、って何気にエロいんですけどね。既に胸とか捧げてるしw 心なしか、ミトさんってトーリに気がありそうな気もするし。


分厚い本巻だけど、やはりメインとなるのは表紙絵を飾る本多・正純の演説、インノケンティウスとの問答シーンになるんだろうか。
事実上、この物語が進むべき方向性を決める第一の宣誓のシーンでもあるわけだし。

戦争を回避した場合の戦死者。
「ホライゾンを救わず、戦争を回避したつもりが、そのツケを各居留地に支払わせることになる。それが戦争を回避して生まれる戦死者だ。…戦争によって直接の死者が出なければ、福祉の不備や貧困で死者が出てもいいと言うのか? それは、目に見える死者を避けようとして、見えないところで生まれる死者は“仕方ない”とすることだぞ!?」
「…戦争をしなくてもその選択によって死者が出るということだよな?」
「Jud.その通りだ。――開戦的状況を前にして、戦争をしなければ平和だ、というのは未来に目をつぶった言い訳にしか過ぎない」

自国の利益のみを主張しても、他国の同意は得られない。戦うにしても、自身の正義を示し、敵対者の非、悪を糺す大義名分をかざさなければ、それは大義なき戦いとなってしまう。
それを示せるのは、政治家 本多・正純のみ。トーリが彼女にしかできないと望み、彼女が加われば無敵と称した政治家としての技量。
「政治家だったら、救えるのかな」
「私が必ず、己の役目として、――ホライゾンへの道をつけてやる」

襲名を失敗し、男性化手術によって胸を削って半端な身体となった上に、父親にも冷たい態度をとり続けられ、彼女はずっと悩み苦しんできたわけだ。
そんな彼女が、自らの存在を示し、自らの足で踏みだし、自らの意志で選んだ道。女として、政治家として生きることを選んだ戦い。
それを後押ししたのが、
「オマエは男になったんじゃない! ――貧乳になったんだ!」

とかほざく野郎というのは、不可思議極まりないわけだけどw
でも、親父である本多・正信の彼女への真の評価は震えたなあ。
「政治家としては、失格だ。――武蔵の政治家、私達のような暫定議員としては、な」
「今の武蔵に必要なのは、私達のような従来通りの武蔵の政治家。官僚としての議員ではない」
「王に対し、絶対の正当性と答えを与えられる、――絶対権力の宰相という政治家だ」

宰相は、王に答えを示し、世界に明言する。
我らはホライゾンの奪われた感情。大罪兵器の収拾による、末世の解明と解決。世界の危機を救うために行動する。と。

そんなトーリに、王権を譲る王様。武蔵王ヨシナオ。
まさか王様に泣かされるとは思わなかったさ。かつて、フランスの地方領主であった王様。自らの力不足でかつての土地と民を守れなかった彼が、選んだのは以前の繰り返しではなく、民に苦しみを強い、だが共に歩むと誓うこと。
「何しろ、これでも麻呂は武蔵王。……王である以上、もはや民の元を離れることなく、その苦しみも、困難も、共に味わい、糧として、解決に向けて尽力していく次第であります」

そんな彼に、かつての民の娘は、
「王様、さっき、勇敢でしたから。だから、父も、…武蔵に来て良かったと思ってたかと」
「当然であるとも! この武蔵の王は、勇敢でなければ務まらぬのだから!!」
「Jud.行って来たまえ。君らの王を守るために」

良かったね、王様。過去の清算と許しを得て、彼は見守る者となったわけだ。

そして、皆を導く王様になることを選んだトーリを見守るのは、幼い頃から彼を導いてきた姉ちゃん・喜美。


彼女は、彼のこぼす涙に唇を寄せ、
「いい? アンタはこれからずっと、泣くように生きなさい。笑うときも怒るときも、生まれたばかりのように。産声のように。そしてそれが出来ない人を救いなさい。人が生まれてから失ったり奪われたりしたものを、――貴方は取り返す生き方をなさい。私はそれを手伝ってあげる」
舌に載った涙の味は、血と同じ味がした。
「生まれたばかりの子供は血塗れで。そして人が泣くことが出来るのは、――自らを血の味に浸して、生まれ変わりたいからよね」

ホライゾンを死なせ、絶望の中に自らも沈もうとしていた弟をひっぱりあげたのは、この姉ちゃん。だからこそ、皆はこの人に頭があがらない。エロくて淫らんではた迷惑で、ぶっちゃけトーリ以上に何言ってるかさっぱりわからんわけわからん人なんだけど。めちゃくちゃカッコいいんですよね。
ただ、この人だけなんでか主要メンバーの中では姉という以外の役割がないのが、なんでなんだろうと違和感のようなものが。なんか、不穏な伏線みたいなものを感じるのは気のせいと思いたいところ。まあ、トーリクン悲しんだら死んじゃううさぎさんなので、無いとは思うんですけど。
「姉ちゃんがいてくれて、良かったと思うよ」



ホライゾンが奪われた全てを取り戻すため、世界列強に宣戦布告した葵・トーリ。裸の王様。でも、皆の王様。葵・トーリ。
姫・ホライゾンを得て、宰相本多・正純を得て、騎士ネイト・ミトツダイラを得て、サムライ本多・二代を得て。姉・喜美。商人シロジロ、ハイディ。帝族東。巫女浅間・智。従士メガネっこアデーレ、黒魔女マルゴット、白魔女ナイゼ。前髪担当鈴、異端審問官ウルキアガ。パシリ忍者点蔵。軍師ネシンバラ。武神直政。格闘家ノリキ。
武蔵の戦い。おそらくは万ページに至るであろうGENESISが始まったわけだ。
付きあいますよ、最後まで。

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 1(上)5   

境界線上のホライゾン 1上 (1) (電撃文庫 か 5-30 GENESISシリーズ)

【GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 1(上)】 川上稔/さとやす 電撃文庫


しょっぱなから513ページである。なんだ、AHEAD最終巻の半分じゃないか、と鼻で笑える人は相当の川上強者とみて間違いはないでしょう。
だが待ってほしい(某コラム風に)。かのリアル正方形文庫本AHEADシリーズですら、その第一巻のページ数は386ページでしかなかったのだ。
その事実を鑑みるならば、果たして今後このGENESISはいったいどこまで行くのだろう。恐ろしい話である。

中身の方も、ページ数に負けず劣らずぶっ飛んでいる。自重という言葉をあらゆる意味で遥か昔に置き去りにしてしまっている川上先生ではあるけれども、まさか序盤20ページ近くを設定資料につぎ込むとは思わなかったですよ。巻末に用語辞典が載ってる本は何度も見たことあるけど、巻頭に乗っけてるのは初めて見たさ(笑
だがしかし、AHEADはおろかCITYのCITYと銘打つ前のパンツァーシティの頃からの読者としては、既にこの程度のこと慣れ親しんでおるのであった。ファンとしては、むしろこのイカレ狂ったような設定群こそ、故郷であり桃源郷なのである。

AHEADの時代からEDGEの時代を経て、舞台はGENESISの時代。これは、閉塞の物語である。
神州は、重奏世界の崩壊により世界各国の侵攻を受け、暫定支配下に置かれ、極東の名を冠され、多くの自由を失っている。さらに、世界そのものが歴史をなぞる聖譜記述の失効によって、崩壊の危機がうたわれる末世を迎えている。
そんな閉塞を、だからこれは打破する物語なのだろう。
末世を救い、創生を導く鍵の名はホライゾン。過去に喪われたはずの少女。武蔵の人々に、葵・トーリという少年に深い深い後悔という傷を刻んで消えた少女。
この物語は、そんな消えたはずの少女と、少年の後悔を取り戻す物語。

とりあえず、P01−sの仕事着エプロンの裾がやたら短くて、インナーがパンツみたいに見えてエロいのは作者か絵師かどちらか知らないけど、意図的に詳細に設定したモノだというのは理解した。

さて、どうしたもんだろう。なんか、書いておきたいことが山ほどあって逆に書きにくいんですよね、相変わらず川上シリーズは。
なので、乱筆乱文上等で文章としては目も当てられない、読む人のことをまるで考えない垂れ流し的に適当に書くことにしましょう。

リアル・アマゾネス。先生である。高速戦闘型女教師。やっぱりリアル・アマゾネスでいいと思う。これって瀬戸の花嫁から? オリオトライ。変な名前だ。が、ネシンバラが榊原の改造名であるのと同じように、基となった姓があるのかもしれない。普段からジャージだそうだが、挿絵を見る限りこの世界観のジャージはえらいエロいな。ハイレグハイレグ。いきなり、主人公のトーリの乳揉みの被害者になってる。柔らかそうだ。

主人公のトーリはあれか? 少なくとも前半はトーリという名称よりも<全裸>で表記されてる割合の方が多いような気がするのは気のせいか? アホでエロゲが趣味の超無能。超絶無能小僧。でも、人望はあるらしいんですよね。人望というべきか、皆に好かれているというか。慕われているとは間違ってもいえないな。
最初は何にも考えてないような心底おバカなおバカキャラ(大事なので二回繰り返しました)に見えるんだけど、実際どうしようもないおバカで、救いようのないオバカなんですけど、でもホライゾンにまつわる過去と、P01−sへのスタンスを見せられては、ただの無能のおバカとはやっぱり思えない。不可能男のアーバンネームは、逆意を得られるのか否か。
バカは返上できないだろうけどな!
一番好きなシーンは、後悔通りをウロウロするところだろうか。というか、あの場面で好きなのはそんな弟の姿をじっと眺めてる姉ちゃんの方か。
トーリの姉ちゃん、葵・喜美。高圧、タカビー、身勝手、超わたくし様。頭のおかしい、トーリとはベクトルの違うようでわりと似たようなバカ。おバカ。しまった、この作品、おバカじゃない人が希少生物なので、おバカというのはあまり説明になってないことに気づいた。というか、思い出した。
意外なことに、この手のスペックの持ち主を、実姉系で見たことはあまりない。いや、あるのか? 
ただ、なんにしてもびっくりするくらい姉ちゃんなんですよね。弟を見守る姉ちゃん。賢姉と自称するのも伊達ではない。でも、変人である。
姉ちゃん好きだな、姉ちゃん。
浅間智はメインな弄られ役か。なにしろ、キャラ紹介分に、トーリ・喜美の幼馴染兼人生の被害者、と明言されてるくらいだし。
数少ないツッコミ役として貴重な役回りではあるか。エロゲ忍者もツッコミ役だけど、あれは可哀想な人だしなあ(笑

と、前半はキャラ紹介みたいな感じで馬鹿騒ぎな武蔵の学生生活が描かれるのだが、後半もクライマックスとなると一気にくすぶっていた事態が動き出す。というか、第一巻からぶっ飛んだ展開に!
まさに、閉塞された箱庭の横壁に、大穴をあけるような大爆発。若者たちに未来の在り処を指し示すのは、過去に座すオッサンども。
松平四天王 本多・忠勝の戦いは、体の底から痺れました。特にあのシーン。自動人形・鹿角が忠勝の首に腕を回すシーン。片手に神格武装<蜻蛉切り>、片腕に鹿角を抱いての東国無双最後の戦い。
悲壮感なく減らず口と悪口を叩きあいながらの敵との闘争は、自動人形・鹿角の引き継いだ魂の正体とも相まって、もうなんか泣きそうに。
無責任と言うなかれ。彼らは、若者たちに託したのだから。何事かを為せるだけの教材を配し、何事を為すかは残されたものたちが選ばせる。彼らが遺したのは可能性。そして、受け継ぐのは【不可能】の字名を冠するあの少年と、ホライゾン。
次からこそが、次代の、次世代GENESISたちの戦いの始まりか。

恐るべきことに、既に物語の最後までプロットは完成しているらしいから、きっと恐ろしい速度で刊行がなされるに違いないので、待たされるおそれはないだろう。なにしろ、次の巻はもう来月に出るんだからw




ジェネシス起動!!  

川上稔氏の新シリーズ【境界線上のホライゾン(仮)】がついに始動したそうで(wkwk
舞台はAHEADからEDGEをすっ飛ばして、基礎世界最後の時代。大基盤の時代GENESIS。
GENESISの世界観はファンタジーのはずなんだけど、内容は“いつもの”らしいので、まあいつものなんでしょう(笑
さて、どんな人知を超えた変態が、人間が想像できる領域を盛大に逸脱した変態たちが登場するのか、今から楽しみです。


>メールフォームレス
>gishiさん
>久しぶりにこんばんは、です。
トライアングル・クレッシェンドの続き、そろそろいかがでしょう?
結構、待つことに定評ありと自負していますが、ぴくりとも動かないSS散乱場を見る度、あうあうと歳不相応の呻きを唱えてしまいます。
年末、忙しいとは思いますが、かにしのの事もそろそろ気にかけてやってください。ではでは。


 OZG
すみません。今年はもう頭をあげられないほどサボってしまいました。今年中はちょっと見通し立っていません。本当に申し訳ありません。
なんとか年明けから執筆については再始動できたらと考えております。
かにしのにつきましても、いきなりトラクレは難しそうなんですが、リハビリがてらに短いのをいくつか書けたら、とネタは色々と練っておるのですが……放置しすぎですもんね。見捨てられても当然ですけれど、よろしければ半年に一度くらいの頻度でのぞきにきてくれればと(弱気

>ウェブ拍手レス
>実は刀語は早く終わってほしかった…これで…やっと…こよみバンプが…
うむ、確かに刀語に費やしているリソースを他に回せば、ということは考えたことがないとは言いませんけど。こよみバンプ、書いてくれるのかしら?

>HD更新マダー?(AA略 いや空の軌跡の面白さは異常なので、それを差置いてまでとは申しませぬが。
>でもまだまだウン年越しで待ち続けてる人がいることも忘れないでー

すみませんすみません(平謝り
ここしばらくは手がついてない状態で、ほんとすみません。年明けからなんとかもう一度執筆を再開したいと思っているのですけど、書き上がるまではまだお待ちいただかなければならないかも。
次話の容量がえらい規模になってしまっているので。
ほんと、すみません。
 
5月18日

久住太陽/杉浦理史
(ヤングジャンプコミックス)
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わだぺん。
(ヤングジャンプコミックス)
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クール教信者
(ヤングジャンプコミックス)
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オニグンソウ
(ヤングジャンプコミックス)
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雪森寧々
(ヤングジャンプコミックス)
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辻村深月/武富智
(ヤングジャンプコミックス)
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武田綾乃/むっしゅ
(ヤングジャンプコミックス)
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錆び匙/ひびぽん
(ヤングジャンプコミックス)
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松江名俊
(少年サンデーコミックス)
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椎名高志/高橋留美子
(少年サンデーコミックススペシャル)
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サンドロビッチ・ヤバ子/MAAM
(裏少年サンデーコミックス)
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村崎久都/アトラス
(裏少年サンデーコミックス)
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ほりかわけぇすけ
(裏少年サンデーコミックス)
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のんべんだらり/山悠希
(裏少年サンデーコミックス)
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さと/小田すずか
(裏少年サンデーコミックス)
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川岸殴魚
(ガガガ文庫)
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境田吉孝
(ガガガ文庫)
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冬条一(ガガガ文庫)
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虹元喜多朗
(ガガガ文庫)
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5月17日

吉河美希
(KCデラックス)
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赤衣丸歩郎
(KCデラックス)
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西尾維新/大暮維人
(KCデラックス)
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西尾維新/大暮維人
(KCデラックス)
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sigama
(マガジンエッジKC)
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阿部花次郎
(マガジンエッジKC)
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宮島礼吏
(講談社コミックス)
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宮島礼吏
(講談社コミックス)
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音羽さおり
(講談社コミックス)
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金城宗幸/ノ村優介
(講談社コミックス)
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水森崇史
(講談社コミックス)
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吉河美希
(講談社コミックス)
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片瀬茶柴/城平京
(講談社コミックス月刊マガジン)
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森下真
(講談社コミックス月刊マガジン)
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えんじゅ
(電撃の新文芸)
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こはるんるん
(電撃の新文芸)
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相原あきら
(電撃の新文芸)
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仏ょも
(アース・スターノベル)
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らる鳥
(アース・スターノベル)
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5月14日

福成冠智/柊遊馬
(コロナ・コミックス)
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abua/ナカノムラアヤスケ
(コロナ・コミックス)
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ありのかまち/箱入蛇猫
(コロナ・コミックス)
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烏間ル/紅月シン
(コロナ・コミックス)
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勝木光/香月美夜
(コロナ・コミックス)
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5月13日

あわむら赤光(GA文庫)
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只木ミロ(GA文庫)
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佐野しなの(GA文庫)
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佐伯さん(GA文庫)
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ケンノジ(GA文庫)
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海月くらげ(GA文庫)
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小林湖底(GA文庫)
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浅名ゆうな
(富士見L文庫)
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久生 夕貴
(富士見L文庫)
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道草家守(富士見L文庫)
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道草家守(富士見L文庫)
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来栖千依(富士見L文庫)
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綾里 けいし
(講談社タイガ)
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汀 こるもの
(講談社タイガ)
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広路なゆる
(サーガフォレスト)
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yocco
(サーガフォレスト)
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和田 真尚
(サーガフォレスト)
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内々けやき/佐伯庸介
(リュウコミックス)
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5月12日

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酒月ほまれ/アルト
(アース・スター コミックス)
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かじきすい/左リュウ
(アース・スター コミックス)
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青辺マヒト/十夜
(アース・スター コミックス)
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名苗秋緒/九頭七尾
(アース・スター コミックス)
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沢田一/夾竹桃
(アース・スター コミックス)
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檜山大輔
(アクションコミックス(月刊アクション))
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ワタヌキヒロヤ
(メテオCOMICS)
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いしいゆか
(まんがタイムKRフォワードコミックス)
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須賀しのぶ/窪中章乃
(サンデーうぇぶりコミックス)
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しょたん
(サンデーうぇぶりコミックス)
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川岸殴魚/so品
(ビッグ コミックス)
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ゆうきまさみ
(ビッグコミックススペシャル)
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大井昌和/いのまる
(夜サンデーSSC)
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大井昌和
(夜サンデーSSC)
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鎌池和馬/近木野中哉
(ガンガンコミックス)
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緋色の雨/菖蒲
(ガンガンコミックスONLINE)
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わるいおとこ/彭傑&奈栩
(ガンガンコミックスUP!)
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5月10日

佐島勤(電撃文庫)
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逆井卓馬(電撃文庫)
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西条陽(電撃文庫)
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丸深まろやか
(電撃文庫)
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入間人間(電撃文庫)
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岸本和葉(電撃文庫)
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有象利路(電撃文庫)
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西塔鼎(電撃文庫)
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和泉弐式(電撃文庫)
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鏡遊(電撃文庫)
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餅月望
(TOブックス)
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古流望
(TOブックス)
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ひだまり
(TOブックス)
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内河弘児
(TOブックス)
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内河弘児/よしまつめつ
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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TYPE-MOON/コンプエース編集部
(角川コミックス・エース)
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じゃこ
(角川コミックス・エース)
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5月9日

黒辺 あゆみ
(カドカワBOOKS)
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少年ユウシャ
(カドカワBOOKS)
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yocco
(カドカワBOOKS)
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たままる
(カドカワBOOKS)
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明。(カドカワBOOKS)
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ジャジャ丸
(カドカワBOOKS)
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愛七 ひろ
(カドカワBOOKS)
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草壁レイ/紙城境介
(ドラゴンコミックスエイジ)
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緑青黒羽
(ドラゴンコミックスエイジ)
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碇マナツ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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潮里潤/三嶋与夢
(ドラゴンコミックスエイジ)
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渡真仁/三嶋くろね
(ドラゴンコミックスエイジ)
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サイトウミチ/高橋徹
(ドラゴンコミックスエイジ)
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小虎
(ドラゴンコミックスエイジ)
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七菜なな/Kamelie
(電撃コミックスNEXT)
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門司雪/アルト
(KCデラックス)
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石沢庸介/謙虚なサークル
(KCデラックス)
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真木蛍五
(KCデラックス)
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吉村英明/木嶋隆太
(KCデラックス)
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マツモトケンゴ
(シリウスKC)
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加古山寿/朱月十話
(シリウスKC)
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志瑞祐/青桐良
(シリウスKC)
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閃凡人/木緒なち
(シリウスKC)
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瀧下信英/津田彷徨
(モーニングKC)
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蒼井万里
(ワイドKC)
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奈央晃徳/山川直輝
(講談社コミックス)
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中丸洋介
(講談社コミックス)
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5月7日

ケンノジ/松浦
(ガンガンコミックスUP!)
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道草家守/ゆきじるし
(ガンガンコミックスUP!)
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宇佐楢春/やまだしゅら
(ガンガンコミックスUP!)
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柊一葉/硝音あや
(ガンガンコミックスUP!)
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柊一葉
(SQEXノベル)
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九頭 七尾
(SQEXノベル)
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守野伊音
(SQEXノベル)
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5月6日

CLAMP
(KCデラックス)
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雨隠ギド
(アフタヌーンKC)
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細川忠孝/山村竜也
(ヤンマガKCスペシャル)
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植野メグル
(ヤンマガKCスペシャル)
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藤本ケンシ/井出圭亮
(ヤンマガKCスペシャル)
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南勝久
(ヤンマガKCスペシャル)
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山田恵庸
(ヤンマガKCスペシャル)
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あっぺ/明石六郎
(PASH!コミックス)
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航島カズト/タンサン
(PASH!コミックス)
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明石 六郎
(PASH!ブックス)
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まえばる蒔乃
(PASH!ブックス)
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深凪雪花
(PASH!ブックス)
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5月5日

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5月2日

東冬/三田誠
(角川コミックス・エース)
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金丸祐基
(角川コミックス・エース)
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古橋秀之/別天荒人
(ジャンプコミックス)
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和月伸宏/黒碕薫
(ジャンプコミックス)
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龍幸伸
(ジャンプコミックス)
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平方昌宏
(ジャンプコミックス)
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天野明
(ジャンプコミックス)
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タカヒロ/竹村洋平
(ジャンプコミックス)
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浅倉秋成/小畑健
(ジャンプコミックス)
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朱村咲
(ジャンプコミックス)
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春原ロビンソン/ひらけい
(ジャンプコミックス)
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岩田雪花/青木裕
(ジャンプコミックス)
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肘原えるぼ
(ジャンプコミックス)
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大@nani/吉緒もこもこ丸まさお
(ジャンプコミックス)
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LINK/宵野コタロー
(ジャンプコミックス)
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LINK/SAVAN
(ジャンプコミックス)
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村田 雄介/ONE
(ジャンプコミックス)
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猪口(ドラゴンノベルス)
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しんこせい(ドラゴンノベルス)
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猫又ぬこ
(講談社ラノベ文庫)
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倖月 一嘉
(講談社ラノベ文庫)
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御子柴 奈々
(講談社ラノベ文庫)
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はにゅう
(Kラノベブックス)
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子日あきすず
(Kラノベブックス)
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茨木野
(Kラノベブックス)
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せきはら/柚原テイル
(フロース コミック)
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iNA/Yuna
(フロース コミック)
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Minjakk/Liaran
(フロース コミック)
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西山アラタ/春野こもも
(フロース コミック)
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榎戸 埜恵/涙鳴
(フロース コミック)
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4月30日

藤木わしろ(HJ文庫)
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サイトウアユム(HJ文庫)
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坂石遊作(HJ文庫)
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ハヤケン(HJ文庫)
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紺野千昭(HJ文庫)
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結石(HJ文庫)
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御子柴奈々(HJ文庫)
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りゅうせんひろつぐ
(GCノベルズ)
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ムンムン
(GCノベルズ)
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龍央(GCノベルズ)
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わるいおとこ
(ファミ通文庫)
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山崎 響
(エンターブレイン)
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やまむらはじめ
(YKコミックス)
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4月28日

天空すふぃあ/奈須きのこ
(星海社COMICS)
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餅田むぅ/新山サホ
(ライドコミックス)
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しめさば
(角川スニーカー文庫)
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しめさば
(角川スニーカー文庫)
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御宮 ゆう
(角川スニーカー文庫)
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久慈 マサムネ
(角川スニーカー文庫)
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桜木桜
(角川スニーカー文庫)
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岸馬きらく
(角川スニーカー文庫)
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御宮 ゆう
(角川スニーカー文庫)
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すずの木くろ
(モンスター文庫)
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雪だるま
(モンスター文庫)
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可換環(Mノベルス)
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てぃる(Mノベルス)
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木嶋隆太(Mノベルス)
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川井 昂(ヒーロー文庫)
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アネコユサギ(ヒーロー文庫)
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4月27日

TYPE−MOON/大森葵
(REXコミックス)
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友麻碧/夏西七
(Gファンタジーコミックス)
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小龍/八木戸マト
(電撃コミックスEX)
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朱月十話/ROHGUN
(電撃コミックスNEXT)
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あさなや/yocco
(電撃コミックスNEXT)
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小祭 たまご
(電撃コミックスNEXT)
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4月26日

ユリシロ/紙城境介
(角川コミックス・エース)
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三河ごーすと/奏ユミカ
(角川コミックス・エース)
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平安ジロー/灯台
(角川コミックス・エース)
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火野遥人
(角川コミックス・エース)
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オクショウ/MGMEE
(角川コミックス・エース)
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犬塚惇平/ヤミザワ
(角川コミックス・エース)
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槌田/TYPE−MOON
(角川コミックス・エースエクストラ)
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リヨ/TYPE−MOON
(単行本コミックス)
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4月25日

紙城境介(MF文庫J)
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三河ごーすと(MF文庫J)
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花間燈(MF文庫J)
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三月みどり(MF文庫J)
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両生類かえる(MF文庫J)
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どぜう丸
(オーバーラップ文庫)
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大崎アイル
(オーバーラップ文庫)
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彩峰舞人
(オーバーラップ文庫)
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三嶋与夢
(オーバーラップ文庫)
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馬路まんじ
(オーバーラップ文庫)
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まさみティー
(オーバーラップ文庫)
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友橋かめつ
(オーバーラップ文庫)
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六海刻羽
(オーバーラップ文庫)
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あボーン
(オーバーラップ文庫)
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紙木織々
(オーバーラップ文庫)
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御堂ユラギ
(オーバーラップ文庫)
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泉谷一樹
(オーバーラップ文庫)
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丘野 優
(オーバーラップノベルス)
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龍翠
(オーバーラップノベルス)
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エノキスルメ
(オーバーラップノベルス)
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桜あげは
(オーバーラップノベルスf)
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参谷しのぶ
(オーバーラップノベルスf)
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稲井田そう
(オーバーラップノベルスf)
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虎馬チキン
(MFブックス)
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ぷにちゃん
(MFブックス)
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氷純(MFブックス)
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epina(MFブックス)
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Y.A(MFブックス)
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COMTA/樋辻臥命
(ガルドコミックス)
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Nokko/龍翠
(ガルドコミックス)
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灘島かい/三嶋与夢
(ガルドコミックス)
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霜月なごみ/瀬戸夏樹
(ガルドコミックス)
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野地貴日/黄波戸井ショウリ
(ガルドコミックス)
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つむみ/君川優樹
(ガルドコミックス)
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ぱらボら/馬路まんじ
(ガルドコミックス)
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中曽根ハイジ/丘野優
(ガルドコミックス)
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遊喜じろう/みりぐらむ
(ガルドコミックス)
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松浦/大堀ユタカ
(ビッグガンガンコミックス)
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成田良悟/藤本新太
(ヤングガンガンコミックス)
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はっとりみつる
(ヤングガンガンコミックス)
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六本順
(ヤングガンガンコミックス)
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まつたけうめ/栖上ヤタ
(ヤングガンガンコミックス)
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4月22日

川上真樹/富士伸太(MFC)
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新挑限(MFC)
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丹念に発酵(MFC)
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やませ ちか(MFC)
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瀬尾 つかさ
(ダッシュエックス文庫)
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川口 士
(ダッシュエックス文庫)
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とーわ
(ダッシュエックス文庫)
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柑橘 ゆすら
(ダッシュエックス文庫)
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すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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マサト 真希
(メディアワークス文庫)
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紅玉 いづき
(メディアワークス文庫)
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近江 泉美
(メディアワークス文庫)
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4月21日

小杉光太郎
(4コマKINGSぱれっとコミックス)
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荒井チェリー
(REXコミックス)
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森高夕次/足立金太郎
(モーニングKC)
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須賀達郎
(モーニングKC)
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白浜鴎(モーニングKC)
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三原和人
(モーニングKC)
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吉本浩二
(モーニングKC)
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佐藤宏海/白浜鴎
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