徒然雑記

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年間お勧め

2020年 ライトノベル・ベスト   


令和2年の2020年、今年は外出を控える気運もあり本を読む機会が増えたという方も少なくないのではないでしょうか。
自分は自宅待機とかもなく、在宅ワークなどもなく、むしろ例年よりも忙しいくらいだったので特にそういう事もありませんでしたっ(涙

という事で、年間読了数は390から381へと微減、となりました。このうち、漫画の読了分を差っ引くと、344冊。2019年が342冊だったので、微増でした。微小とは言え、増えたのは良かった。

感想記事は341本と、2019年の323本からさらに上乗せでき、全盛期にだいぶ近づく事が出来たと思われます。ちなみに、感想記事の中には毎月の読了本からのおすすめ記事が入ってますので、正確には329冊の本の感想が書けた、という所ですね。なかなか頑張ったんじゃないでしょうか。
去年も触れていますけれど、読書メーターでの短文感想が思いの外書き出しのブースターとして効果的だったように思います。
今年は、さらにもう少しずつでも上積みできればよいのですが。

去年までのライトノベル・ベストの記事であります。


2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年  2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2004年

書籍タイトルのリンクから、各感想記事へと飛べるようにしております。


五つ星☆ミ


電撃文庫


【七つの魔剣が支配する V 】 宇野 朴人/ミユキ ルリア

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なぜこんな事になってしまったのだろう。それは誰よりもオリバー自身が抱いている思いなのだろう。なぜ、なぜ、なぜ。
敵討ち、その二人目の討滅はこの物語が徹頭徹尾悲劇であることを伝えてくれた。この物語において救いは果たしてどこにあるのか、それを問いかけてくる第5巻でした。


【数字で救う! 弱小国家 5.勝利する者を描け。ただし敵は自軍より精鋭と大軍であるものとする。】  長田 信織/紅緒

Amazon Kindle BOOK☆WALKER

敵は戦場無敵の大英雄とナオキと同類の論理を操る傭兵将軍。人類史に残るであろう将帥と相対するは北方の雌獅子ソアラと「魔術師」の名をほしいままにするナオキ夫婦はこれにどうねじ伏せるのか。この勇躍する面白さは昨今の戦記モノの中でも最高傑作の一つとなるだろう。


電撃の新文芸


【Babel III 鳥籠より出ずる妖姫】  古宮 九時/ 森沢 晴行

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このシリーズにおける真・ヒロインであるオルティアと、異邦人・雫との運命の出会い。
一方的に生命を脅かし強いる関係だった二人は、いつしかお互いの運命を預け合い手を取り合う関係になっていた。交わるはずの無かった二人の少女の、至尊の友情の姿をここに……。


GA文庫


【りゅうおうのおしごと! 12】 白鳥 士郎/しらび

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現代にも命懸けの戦いは存在する。お互いの人生を叩き潰し合う殺し合いは存在する。親しい友と、兄弟と愛する人との殺し愛は存在する。この巻は、それらの存在証明である。


GAノベル


【エリスの聖杯 3】 常磐くじら/ 夕薙

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ファンタジー・クライム・サスペンス・ミステリーの金字塔。十年という時間を経て次々に明らかになるとある貴族令嬢の処刑に纏わる驚愕の真実と、再び繰り返されようとする宮廷の闇に纏わる陰謀。それに立ち向かう、かつて処刑された令嬢の幽霊と彼女に取り憑かれた地味令嬢のコンビによる究明劇。文句なしに大傑作でした。


MF文庫J


【異世界拷問姫 9】  綾里 けいし/ 鵜飼 沙樹

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これは残酷な愛の物語。この世で最も美しい物語。人間讃歌の物語。綺麗な夢のおとぎ話。
これは、ヒトが小さな幸せを手にする物語だ。


【探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる】 玩具堂/悠理 なゆた

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やっだもうこれ好き、大好き!やはり玩具堂さんのお話は自分の好みど真ん中だ。読んでる間中心がピョンピョンしてしまった。どの案件も日常ミステリーとしては珠玉の出来栄えで無茶苦茶面白く、何より戸村君と山田姉妹の凸凹トリオが素晴らしい。脳裏に鮮明に光景や仕草表情が浮かんでくる情景描写に、性格正反対の双子の心の動きを繊細に描き出す心理描写、二人に挟まれオロオロとなりながら、中々難しい性格の双子の内側にスルスルと入り込んでいく戸村君。姉妹との距離感の縮まり方がキュンキュンしてしまう丁寧さ。控えめに言って最高!


【探偵くんと鋭い山田さん 2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる】 玩具堂/悠理なゆた

Amazon Kindle BOOK☆WALKER

双子の山田姉妹と繰り広げる日常の中の探偵劇。証拠にもならない僅かな手がかりから真相を手繰り寄せる謎解きを、姉妹と顔を突き合わせて喧々諤々わいわいと騒ぎながら解いていく様子は、その流麗な情景描写力と相まって涼やかな青春劇として見事に彩られている。
彼女達の心の動きが映し出される仕草や表情の変化にドキドキしてしまう。まさに細部に神は宿るを体現している一作である。


角川スニーカー文庫


【継母の連れ子が元カノだった 4.ファースト・キスが布告する】 紙城 境介/ たかやKi

Amazon Kindle BOOK☆WALKER

今回に関してはラブコメというよりも、繊細なタッチで綴られる純正の恋愛小説へと昇華されていたのではないだろうか。文学少年と文学少女の舞踊のように清廉に整えられた文字列で描かれた恋模様。同じ人に二度目の恋をするまでの過程を、心の内側をここまで引き出し浮かびあがらせながら描かれれば、陶酔するように夢中になるしかない。決意の涼やかさに、想いの強さに、魅入られる。恋に恋する時期を越え、これはその人の人生そのものを掴み取るための大人の恋のはじまりなのだ。


【継母の連れ子が元カノだった 5.あなたはこの世にただ一人】 紙城 境介/たかやKi 角川スニーカー文庫

Amazon Kindle BOOK☆WALKER

ついに自分の想いを定めた結女のターンと思いきや、まさかの東頭いさなリターンズ。
ひとりの登場人物である東頭いさなという特異なキャラクターを、ここまで見事に掘り下げて解体し切り、その人物像を明確化してのけた渾身の一作であり、改めて周囲の人間関係が再設定することで水斗と結女の新しい関係をはじめる舞台が整えられた。まさに新展開に向けての踏ん切りの回でもありました。



オーバーラップ文庫


【TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す 1 〜ヘンダーソン氏の福音を〜】 Schuld/ランサネ

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なんて濃厚! 読んでて文章の情報密度が半端なくて読み応えが尋常でない。派手なイベントは最後だけなのだけれど、世界観の緻密さと世界を謳歌するエーリヒの楽しそうな振る舞いのお陰で、田舎の町暮らしの様相がべらぼうに面白く味わえる。最強ビルドを目指しながら、割とその場のノリで熟練度使っちゃうエーリヒは自分への無駄な言い訳含めて何とも可愛げの塊である。そして幼い容姿と裏腹の妖艶の塊みたいな幼馴染のアラクネの色っぺー事。世界観の解説であるTIPSもただの説明でなく諧謔混じりの妙味ある詞になってて味わい深い。



以下には4つ星Dash作品を列挙しております。
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今年のライトノベルを振り返る、前に10年前のライトノベルを振り返ってみよう!  



ちょうど西暦も2020年という切りの良い年。折角なので、20年前の2000年……は、ブログどころかHPの方の運営もはじめていない時期(2001年末始動)だったのでさすがに無理!
というわけで、十年一昔の10年前を回顧してみようかな、と思い立つのでした。
幸い、年間通してのその年の面白かったライトノベルについてまとめた記事に関しては、2004年から。2005年は書けなかったのですけど、2006年以降は昨年まで毎年途切れることなく続けることが出来ていますので、10年前も大丈夫。

その書籍感想・年間オススメ作品総括がこれです。



んでもって、2010年度の年間ベストライトノベルの記事がこれでした。



ちなみに、その年売れたり流行ったりしたライトノベル作品ではなく、あくまで私が個人で盛り上がった作品について取り上げた記事なので、その年のライトノベル世情を物語っているのではないのであしからず。

2010年に殿堂入りとして取り上げたのがこの作品群。

【秋田禎信BOX】 秋田禎信
【カンピオーネ! 7.斉天大聖】 丈月城/シコルスキー スーパーダッシュ文庫
【シャギードッグ 5.虹の幕間 Interlude:Scraps of rainbow】 七尾あきら/宮城 GA文庫
【世界平和は一家団欒のあとに 10.リトルワールド】 橋本和也/さめだ小判 電撃文庫
【“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店 7】 御堂彰彦/タケシマサトシ 電撃文庫
【カンピオーネ! 6.神山飛鳳】 丈月城/シコルスキー スーパーダッシュ文庫
【うちのメイドは不定形】  静川龍宗 原案:森瀬繚/文倉十 スマッシュ文庫
【ココロコネクト キズランダム】 庵田定夏/白身魚  ファミ通文庫
【神明解ろーどぐらす 2】  比嘉智康/すばち  MF文庫J
【猫物語(白)】 西尾維新/VOFAN 講談社BOX
【俺の妹がこんなに可愛いわけがない 7】 伏見つかさ/かんざきひろ 電撃文庫
【まおゆう魔王勇者 1.「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」】 橙乃ままれ/toi8 エンターブレイン



そして殿堂入りまでは及ばずとも5つ星を送った作品群がこれらでした。

【[映]アムリタ】 野崎まど メディアワークス文庫
【お茶が運ばれてくるまでに 〜A Book At Cafe〜】 時雨沢恵一/黒星紅白  メディアワークス文庫
【レンタルマギカ 銀の騎士と魔法使い】 三田誠/pako 角川スニーカー文庫
【レンタルマギカ 白の魔法使い】 三田誠/pako 角川スニーカー文庫
【ミスマルカ興国物語 7】 林トモアキ/ともぞ 角川スニーカー文庫
【空色パンデミック 1】 本田誠/庭 ファミ通文庫
【ココロコネクト カコランダム】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫
【僕は友達が少ない 3】 平坂読/ぶりき MF文庫J
【神明解ろーどぐらす】 比嘉智康/すばち MF文庫J
【神明解ろーどぐらす 3】 比嘉智康/すばち MF文庫J
【神さまのいない日曜日 2】 入江君人/茨乃 富士見ファンタジア文庫
【影執事マルクの道行き】 手島史詞/COMTA 富士見ファンタジア文庫
【銀の河のガーディアン】  三浦良/久世 富士見ファンタジア文庫
【アンチ・マジカル 〜魔法少女禁止法〜】 伊藤ヒロ/kashmir 一迅社文庫
【アップルジャック 2.―Pousse-cafe―】 小竹清彦/mebae 幻狼ファンタジアノベルス
【ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 1.接触編】 柳内たくみ アルファポリス
【ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 2.炎龍編】 柳内たくみ アルファポリス
【傾物語】 西尾維新/VOFAN 講談社BOX
【月光】 間宮夏生/白味噌 電撃文庫
【無限のリンケージ 5.ナイト・オブ・ナロート】 あわむら赤光/せんむ GA文庫



十年一昔って本当だなあ、という印象。いやあこうしてみると今とはまったく隔世の感があります。二十年も遡らなくても、充分にライトノベル業界は激しく変動しているのが見受けられるんじゃないでしょうか。
なんかもう雰囲気が違うなあ。
一方でこうしてみると、10年経った今でも現役バリバリで活動していらっしゃる作家さんが多々見受けられる事に気付かされます。というか多数派と言っていいかもしれません。
作家さんに限らず作品そのものに目を向けても、ゲートや物語シリーズなんぞ未だに続いていますし、カンピオーネなんかも若干形を変えながらも新刊出てますしねえ。俺妹も、今ちょうど別ヒロインルートのスピンオフが展開されてますし。

毎年山程の新人作家がデビューし、しかしそのまますぐに消えていくのがライトノベル作家のデフォルトとして語られますが、やはりある一定以上の面白い作品を書く方は息が長いと言えるのかもしれません。

この頃は新人さんのデビューは新人賞が主だっていたおかげで数もそこまで膨大ではないので、その年にデビューした新人についてもまとめていました。



こうして新人作家さんに限定して見てみると、10年後の現在まで残っていらっしゃる方はやはり相当に限られてしまいます。まあその大半は翌年には続刊や新刊を出すことなく姿を消しているので、この当時の作家さんは1年2年というあたりが一つの壁で、そこを越えて続けることが出来たなら、それ以降もずっと頑張っていくことが出来ていたんじゃないでしょうか。

この年の新人さんを見ても、今も最前線で活躍している方が多数見受けられます。

【探偵くんと鋭い山田さん】でこのラノでもランキング入りした玩具堂さん。
ホラーと純愛のハイブリッドを排出し続けている綾里けいしさん
【七つの魔剣が支配する】などで今も電撃文庫の最前線を担う宇野朴人さん。
【落第騎士の英雄譚】や【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜く】などアニメ化作品を描き、今【カノジョの妹とキスをした。】で読者を阿鼻叫喚に陥れている海空りくさん。
この記事の中にはありませんけれど、【[映]アムリタ】以降大怪作を連発する事になる野崎まどさん。

他にも、壱日千次、さがら総、高木敦史、大泉貴、長岡マキ子、裕時悠示、むらさきゆきや、似鳥航一、美奈川護、なめこ印、春日部タケル(敬称略)という方々が今年も本を出していらっしゃってます。
こうして結構沢山の新人作家さんが、今ベテラン作家として現役でライトノベル界隈を支えてくれているのを見ると、長年見続けてきた読者としてもなんか嬉しくなってきます。
今年は本を出さなかった方も、しばらく期間を置いて再び活動再開される方も結構居ますし、去年一昨年には本を出した方もいますので、来年以降の復活を期待してもいいですよね?

昨今、3巻どころか1巻で打ち切りも珍しくなくなりました。近年デビューした作家さん達は、果たして一昔の人たちのように息長く続けていけるんでしょうか、なんて事をふと思ったり。

そう言えばまだネット小説発という流れが殆ど見受けられない2010年ですけれど、ここに【ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり】と【まおゆう魔王勇者】というネット発の大作が登場した年でもあるんですよね。
そう考えると、この年あたりがネット小説発の流れの黎明期にあたるのかも知れません。




これが2010年の月ごとのおすすめ作品まとめ記事。これ見ても、今も現役の作家さんが結構いらっしゃいますなー。
ちょっとリンク関係ボロボロな部分が見受けられるので、これ時間あるときに昔の記事もちゃんと直しておきたいなあ(時間あるかなあ)。


2019年 ライトノベル・ベスト  

2019年度、令和元年となりました昨年はその前年が570冊だった読了数が390と一気に激減してしまいました。
ただ、ライトノベルに限定すると、342冊。去年のライトノベル読了数が369冊だったので微減、というのが正確なところでしょうか。それだけマンガ単行本を読まずに積みまくってる、という事実が浮き彫りになってくるのですが。
肝心の感想記事の方ですが、こちらは逆に去年の292本から323本と久々に300本台を突破することが出来ました。2010年代前半の水準になんとか引き戻せてきた、と言ったところでしょうか。
去年のささやかな目標として、ブログでの感想記事の他に読書メーターで読んだ本ごとに全部短感想をつける、というものがあったのですが、自分でも意外なことにすぐに音を上げてしまうことなく何とか一年間通すことが出来ました。これ、ブログの方の感想記事の書き出しにも効果がありまして、感想数が伸びた要因の一つにも考えられます。ただ、いちいち感想つけないと、という思いがブレーキになって、漫画の方が数読めなくなった原因のようにも思います。積んでる漫画がやたら増えてきているので、こちらも積極的に崩していきたいなあ。
今年は高望みせず、感想数は現状維持を目標に。ただ読む冊数は落ちてきている分なんとか上昇させたいです。せめて、一日一冊ペース。365は超えたい。



去年までのライトノベル・ベストの記事であります。
2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年  2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2004年

書籍タイトルのリンクから、各感想記事へと飛べるようにしております。

五つ星☆ミ


ガガガ文庫

筺底のエルピス 6.四百億の昼と夜】 オキシ タケヒコ/toi8

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絶望に底はない。正確には底だと思った最下層は、容易に崩れ落ちてさらなる奈落を覗かせる。さあ幾度絶望したかそろそろ数えられなくなってきた。それでも、希望は絶えない。絶えないと信じるのだ。物語のスケールは今や途方も無い想像を絶するものになってきた。果たしていったいどこまで行くのか、たどり着くのか。想像の埒外へと吹っ飛んでいく、この壮絶なるスピード感を卒倒寸前まで堪能するがいい! 


角川スニーカー文庫

継母の連れ子が元カノだった 2.たとえ恋人じゃなくたって】 紙城 境介/たかやKi

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元恋人同士の微妙極まる兄妹生活第二弾。恋人時代とは決定的に異なる距離感にも関わらず、むしろ枷から解き放たれたようにお互いに遠慮がなくなってるのがまた、もう、ねえ? 美味しすぎない?
そこに現れる新たな文学少女。その実最凶のフリーダムトリックスターでもうこの人間関係面白すぎる。

継母の連れ子が元カノだった 3.幼馴染みはやめておけ】 紙城 境介/たかやKi

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
かつて恋人だったもう一組のカップル。それは幼馴染の幸福から地獄へと転げ落ちた男女の後悔と、それでもなお引き剥がせない縁と未練のお話だ。


電撃文庫

昔勇者で今は骨 4.わたしからあなたへ】  佐伯 庸介/白狼

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表紙絵通りの全キャラ揃っての総力戦。それぞれに見せ場があり、それぞれに意気があり、それぞれが己の「勇」を見せてくれた胸がすく傑作でした。


幼なじみが絶対に負けないラブコメ】 二丸 修一/しぐれうい

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人を好きになるということから生じる凄まじいエネルギーを、果たしてこれほど間違った方向に発揮してしまった物語があるだろうか。人の醜さ、卑しさ、器のちっちゃさがこの上なく愛おしく思えてくる最高に馬鹿なやつらのラブコメディである。

電撃の新文芸

Unnamed Memory III 永遠を誓いし果て】 古宮 九時/chibi

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ついにお披露目、純白のウエディングドレスを来たティナーシャ。幸せを自ら遠くへと追いやっていた魔女の、ついにたどり着いた幸せの終着駅。誰しもが望むハッピーエンド、でした! でした! でしたってばぁ!! 


GA文庫

りゅうおうのおしごと! 11】 白鳥士郎/ しらび

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
空銀子の物語はここに一つの到達をみる。一度離れた手はもう一度繋がれた。道なき道を行く開拓者は、今無限の推進力を手に入れた。空銀子、覚醒のときである。


MF文庫J

全肯定奴隷少女:1回10分1000リン】 佐藤 真登/凪白 みと

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まったくもって面白かったの!!!!!!!!!
10分間1000リンで依頼者の吐き出す愚痴を全肯定で聞いてくれる少女を取り巻くお話は、徐々に彼女を含めてレンという冒険初心者の成長と共に掘り下げられていく。過去に起こった革命と史上最悪の王の物語とともに。これは勇者が悪辣なる王を討ち最悪の時代を終わらせたあとの、未だ残る傷跡を辿るその後の物語。


ダッシュエックス文庫

最強カップルのイチャイチャVRMMOライフ 温泉旅行編:繋いだ手だけがここにある】 紙城 境介/きただ りょうま

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楽しく遊べ、その真理に基づいて目一杯世界を、冒険を、ゲームを、遊びを楽しむ一組のカップルのダダ甘ゲーム三昧生活の日々。その甘酸っぱさに悶え、その冒険に胸高鳴らせ、その戦いに燃え滾れ! 一粒で幾つもの美味しさを堪能できるスグレモノ、さあさ一緒に楽しみあれ。最高のエンターテイメントがここにある、究極のラブコメがここにある!


ヒーロー文庫

嘘つき戦姫、迷宮をゆく 5】 佐藤 真登/ 霜月えいと

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最高にイカした悪役を知っているか? そいつの名はクルック・ルーパー。史上最悪にして一番かっこいい悪党だ、下劣にして崇高なるおっさんだ。その生き様に痺れろ、その散りざまに泣け。その無様な末路に憧れろ。最初から最後までクルック・ルーパー オンステージだ!



以下には4つ星Dash作品を列挙しております。

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2018年 ライトノベル・ベスト  

今年は、ってもう去年は、になってしまったのか。
2018年は読書メーター記録で読了数が570冊。ここ5年では一番読むことが出来た年でした。
内実で漫画本が201冊を数えるのですが、差し引いても369冊でなんとか一日一冊ペースはクリア出来たようで、ここ数年目標に立てつつも達成できなかったものを何とか達成できたかな、と。
感想記事数も、これまとめ記事なども含めているので正確な感想数ではないのですが、前年の268から292とそこそこ増やすことが出来てよかったです。久々に300台まで行ければよかったのですが。
これは、本年度の課題にしましょう。

去年までのライトノベル・ベストの記事であります。
2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年  2010年 2009年 2008年

ちょっと今年は評価軸がかなり吝いというか渋いことになってしまった気がします。なので、この記事を書く際に若干評価バランスを調整し直して、数作評価を上方修正させていただきました。
それから、これはあくまで自分が18年度に読んだ作品から選んだものであって、18年以前に発売刊行されたものも含むこと、個人的な見解からの評価であることをご承知ください。

五つ星☆ミ



GA文庫

りゅうおうのおしごと!7】 白鳥士郎/しらび

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言葉をなくす素晴らしさ。時代の流れに取り残されていく惨めなおっさんの、しかし世界で一番格好良い物語。シリーズでどの巻が一番泣いたかと問われたら、文句なしにこの七巻を置いて他にないだろう。



オーバーラップ文庫

村人Aと帝国第七特殊連隊<ドラゴンパピー> 1.ヒュドラ殺し】 二村ケイト/葵藍兎

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これはファンタジー世界でありつつも、近代戦での兵卒の視点における戦場モノの密かな傑作。何気に、砲煙弾雨の中で駆けずりまわる、物理的にも思考的にも止まれば即座に死にかねない急き立てられるようなスピード感がまた秀逸。



MF文庫J

異世界拷問姫 6】 綾里けいし/鵜飼 沙樹

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これは、地獄の果てでなお人を愛した男と、彼を愛した人形の「憧れと愚行と、幸福な愛の物語」であり、愛する彼らに置いていかれた罪人の少女の物語だ。



ガガガ文庫

異世界修学旅行 7】 岡本 タクヤ/しらび

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本作のクライマックス、別れのシーンは今思い出してなお素晴らしすぎて、胸が熱くなる。読んだ当時は比喩でなくボロ泣きしてしまったのでした。思い返す度に情動を揺さぶられるほどに、清々しく気持ちよく感動的なシーンだったんですよね。エピローグまで含めて、喝采喝采の傑作でした。



電撃文庫

叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士 2】 杉原智則/魔太郎

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まったく疑問だの違和感だのを感じていなかった時点で完全にやられた。これをして、ギュネイが見ていた世界とかどういうものか、彼がどういう想いでこの世界をあんなふうにしか生きてこれなかったのか、というのを思い知らされたようだった。だからこそ、ラストのあの言葉は救いであり言祝ぎになるのだと思いたい。


ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット 3】 渡瀬草一郎/ぎん太

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隙もなく取り付く島もない鉄壁の男、斯く落とすべし。って、これはもうナユタしか無理ですよ!
並のヒロインなら鼻にもかけず、相手にもしてもらえないだろう暮井さんを、文字通り手も足も出させずに一方的に蹂躙して完落ちさせてしまったナユタさんのあまりにも最強なヒロインっぷりに、震撼しっぱなしでした。すごいよナユタさん。



角川スニーカー文庫

好きって言えない彼女じゃダメですか? 帆影さんはライトノベルを合理的に読みすぎる】 玩具堂/イセ川 ヤスタカ

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もう好き!!
玩具堂さんの人物描写は自分にとって会心の一撃すぎて、困る。いや困らないけど。嬉しすぎるけど。
もう大好き♪


継母の連れ子が元カノだった 昔の恋が終わってくれない】 紙城 境介/たかやKi

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完全に自分のどストライクにハマってしまった至高のラブコメ。悶絶しろ! 七転八倒しろ! この暴力的なまでのイチャイチャは、最高ですよ!?



富士見ファンタジア文庫

東京レイヴンズ 16.[RE]incarnation】 あざの耕平/すみ兵

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前世からの運命ではなく、彼らは来世からの運命だったんだよなあ。未来から過去へと旅立った円環は今、はじまりの時へ。夜光と飛車丸の閃光のような生き様の、その先へ……繋がった!


以下には4つ星Dash作品を列挙しております。

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2017年 ライトノベル・ベスト  

17年は平均して一日一冊ペース……には届かなかったかー。トータルとしては読書メーターを参照すると520冊で、前年の547冊から若干減少というくらいなのですが、中身が漫画本多いので実際は330前後というところですか。せめて、もう30か20冊は読む数増やしたいなあ。
でもそれでも、購入ペースからすると全然減らないどころか増える一方なんだよなあ。一生掛かっても全部読めないんだ、と思うとなんだか途方にくれてしまいます。休みの日に何もすることがない、とか言ってる人、その時間分けてくれ、ほんとに。
毎年同じようなこと書いてますが、毎年変わらぬ思いなんですなあ、これ。高等遊民にでもならないと絶対解消されない思いでもあるのでしょう。


去年までのライトノベル・ベストの記事であります。
2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年  2010年 2009年 2008年

17年も絶対に面白いとわかっていながら手を付けられなかった作品が数々。それでも、なんとか遅れてでも手に取ることも出来た作品もあるわけで、17年ベストの中にも前年以前の出版作品が含まれていることはご承知おきください。あくまで、私が17年に読んだ作品の中でのベスト、という位置づけなので。



五つ星☆ミ


オーバーラップ文庫

最果てのパラディンIII〈上・下〉 鉄錆の山の王】 柳野かなた/輪くすさが

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感想はこちら
これぞまさしく王道ファンタジー! 古き良き英雄譚と新時代の英雄像を見事に融合させたヒロイックサーガの決定版である。


GA文庫

りゅうおうのおしごと! 3】 白鳥士郎/しらび

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2017年度を代表する作品という看板にまったく偽りなし。物凄いものを読んでしまった。棋士という現代の修羅たちの人生を賭した闘争。それ一つだけで傑作になり得るだろう対局が2つも一冊の中に、しかもテーマをくり抜くように連動して、山場があるのです。盛りだくさんなんてもんじゃない。とんでもないなあ、もう。


りゅうおうのおしごと! 5】 白鳥士郎/しらび

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人はこれほどの高みへと到れるのか。人は、これほどまでに他者の生き様に寄り添えるのか。独りで将棋を指すことは叶わない。一人ではどこへもたどり着けない。焼け落ちそうなほどの熱さに、魂を焦がされろ!


ガガガ文庫

筺底のエルピス 5.迷い子たちの一歩】 オキシタケヒコ/toi8

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最低最悪の希望から、優しく残酷な地獄へと至る救済の物語。ミクロとマクロ、壮大にして繊細な世界と少女の物語。もう言葉にならない。ただただ、読んでほしい。屈指のSF作品にして、傑作である。

俺、ツインテールになります。13】 水沢夢/春日歩

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これは伝説である。これは神話である。
この日、私は人類史に燦然と輝くであろう髪の軌跡を読んだ。


その他
オール・ユー・ニード・イズ・吉良〜死に戻りの忠臣蔵〜】 左高例 KDP

Kindle
これ、何度読んでも面白いんだよなあ。【異世界から帰ったら江戸なのである】シリーズの左高例氏が小説家になろうで発表した短編小説を、十万字という膨大な加筆とともに自主出版でKindleから出された奇譚・忠臣蔵。日本人にとって最も著名な敵役であろう吉良上野介を、恐らくもっとも魅力的に、ずっぽり感情移入してしまうほど人らしく描いた、稀代のコメディにしてパロディにして手に汗握る生存の、闘争の物語である。
吉良お爺ちゃんが征く!!


以下には4つ星Dash作品を列挙しております。

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2016年 ライトノベル・ベスト  


際限なく積み本が増えていくーー。年間の読書記録を見返してみると、去年の前半はけっこう良いペースで読了数が増えてってるんですけれど、やはり秋以降にがっくり落ちてるんですねえ。
そして、ペースが落ちると途端に加速度的に増えていく積み本。いや、去年に関しては例年になく買いまくってた、買うペースは読むペースを殆ど考慮していないので、えらいことになってしまうのだ。借金は頑張って返し終えたら消えてなくなるけれど、積み本は本が出版されなくなるか自分が本を読まなくならない限り決して消えてなくならないのだ。永遠の増え続けるのである。気が遠くなりそうだw
ポジティブに考えるなら、読んでも読んでも読む本がなくならない、という天国のような状況でもあり、まさにあれだ、極楽とは地獄のような場所なのだなあ、としみじみ。

去年の読了数は読書メーター参照で547冊。去年が499冊なので実は増えている。ただ、漫画単行本が去年の134冊から今年は199冊まで増えているので、小説の方は若干読了数は減っている。
最低目標として、365冊は超える程度は定めたいところだなあ。


去年までのライトノベル・ベストの記事であります。
2015年 2014年 2013年 2012年 2011年  2010年 2009年 2008年

今年も上限は五つ星まで。あくまで自分が読んだうちからの選出です。去年までに出版された本の中には明らかにすんげえ面白そうなのが残ってるんですよね。歯噛みしてしまう。でも、面白いとわかっていると万全の態勢で挑んで十全楽しみたいという気持ちが勝ってしまって、なかなか気軽に手が出せないという悪循環がしばらく続いている始末。ちょっとでも崩していければいいんだけれど。
でも、ここに挙げたものもまた文句なしの超絶級の逸品。魂そのものを襟首掴まれてブンブン振り回されるほどの作品にこれだけ巡り会えるという幸せもまた噛み締めたいところです。


五つ星☆ミ


富士見ファンタジア文庫
東京レイヴンズ 14.EMPEROR.ADVENT】 あざの耕平/すみ兵 

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あざの耕平先生の真骨頂。最初から最後までクライマックスクライマックスクライマックス!! テンション上がりまくって奇声を飛ばす、までが通常運転です。


角川スニーカー文庫
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 4】 枯野瑛/ue 

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あまりにも、あまりにも優しい過去の世界。その崩壊に至る顛末のすべてがここに描かれる。これは既に過ぎ去ってしまった終末であり、触れられる思い出である。泣くよ、そりゃ泣くよ。


終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 5】 枯野瑛/ue 

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
これはヴィレム・クメシュという主人公の物語の終わり。頑張ったね、ありがとう。浮かぶのはねぎらいと感謝。そんな終わりは、だからきっと誰かにとってのハッピーエンドなのだ。


ガガガ文庫
筺底のエルピス 3.狩人のサーカス】 オキシタケヒコ/toi8 

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
心がへし折れる、心が潰される。心がぐちゃぐちゃにすり潰される。思わず悲鳴をあげてしまった、泣き叫びそうになってしまった怒涛の展開。まいった、助けて、もう駄目だ!! やめてくれ!!
凄すぎる。だからこそ、面白すぎる。死にそうで、泣きそうだ。


筺底のエルピス 4.廃棄未来】 オキシタケヒコ/toi8 

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甘かった。何もかもが甘かった。惨劇も絶望も、すべては端緒に過ぎなかったのだ。地獄は、悪夢は、救いの先にあったのだ。希望の末にあったのだ。こんな最悪の希望があってたまるか。世界は確かに救われて、彼女だけが何もかもを奪われた。未来は廃棄されたのだ。前巻をすら序の口とすら言わざるをえない心の圧壊が待っていた。


ふあゆ】 今慈ムジナ/しづ  

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狂気の地平がどこまでも広がっている。そこで自分を確立していられるのは寄るべき愛があるから。
この上なく純愛で、救いがなく、美しい問いかけの物語。
ふーあーゆー。あなたはいったいだれですか?
新しいヒーローものであり、今再び現れた新伝綺の系譜に連なる傑作である。

電撃文庫
竜は神代の導標となるか 4】 エドワード・スミス/クレタ 

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大人たちの奮闘を背に、若い世代がそれぞれに才能を開花させぶつかり合う、なんてダイナミックでドラマティックな群像劇か。戦記モノでこれだけワクワクさせてくれる逸品は本当に稀少なんですよね。めちゃくちゃおもしろいよ!!


はたらく魔王さま! 16】 和ヶ原聡司/029 

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魔王と勇者を差し置いて、二人の人間の少女の「悪魔大元帥」が飛躍する、千穂ちゃんとベルの大活躍回。いやもう今回はこの二人につきます。


NOVEL0
竜と正義 人魔調停局 捜査File.01】 扇友太/天野英

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第9回MF文庫J新人賞・最優秀賞受賞作品【MONSTER DAYS】の新装版。改めて読んでも、超弩級のスピード感とエンターテイメントアクション性、そして重厚にして逃げのないテーマ性の篭ったどすげえ作品だった。


オーバーラップ文庫
異世界迷宮の最深部を目指そう 6】 割内タリサ/鵜飼沙樹 

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熱く熱く爽やかな、心ゆくまで尽くしあったこれが友情の交わし方。一対一で剣を交える、戦うことで心を通わせる。そんなコミュニケーションをこれほど美しく清々しく猛々しく描いたモノは滅多とない。
はじめて間違えずにやり遂げた、カナミという少年の結実である。


MF文庫J
エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 3】 東龍乃助/ みことあけみ

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アニメじゃない、アニメじゃない。これは非情で冷たい現実。だからこそ、まるでアニメのような奇跡の顕現に盛り上がりが爆裂する。これぞ、エンターテイメントの極である。


講談社タイガ
バビロン 2.―死―】 野崎まど/ざいん 

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「最たる悪」というものを、吐き気がするほど見せつけられた。価値観を揺さぶられ、心をぐちゃぐちゃにすり潰される。凄まじい、凄まじい劇薬である。これを見るには、覚悟というものを必要とすると知れ。


以下には、4つ星Dashの作品を列挙しております。

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2015年 ライトノベル・ベスト  

去年は「とある飛空士」シリーズも完結しちゃって。後回しにしちゃってたら終わっちゃって。これは代表例なのですけれど、昨年度はこれは面白いだろうという確信があるにも関わらず、読めずに積んじゃっているシリーズがかつてなく溜まったまま年を越してしまった感があって、いやほんとどうやったら追いつけるんでしょうね、全部読めるんでしょうね!?

なので、どうしても昨年読んだ中で、という範疇からの抽出になってしまい、出版から随分間があいてしまっている作品なども散見されるのですが、2015年度に私が読んだライトノベルから、これは超絶面白かった! という作品を選出しました。

2015年の読書メーターまとめ

トータルでは499冊が去年の読了数。その中で漫画単行本が134冊を数えるので、ほぼ一日に1冊ペースだったと思われます。ちなみに、例年漫画が50冊前後だったのに今年これだけ増えてるのはあれです。電子書籍でやたら安く売られているのにフラフラ手を出してしまったからですね。例年に無く新作新シリーズに手を出してしまいました。
ともあれ、毎月30冊以上は確実に買いまくってるのですから、そりゃ溜まっていく一方だわ。今年はもうちょい読むペースをあげたいのですが……はてさて。


2014年 2013年 2012年 2011年  2010年 2009年 2008年


ことしも上限は五つ星まで。実際は六ツ星あげてもいい作品もあるのですけれど、とりあえずこのままで。
ここ数年、自分でも吝い気がしているので、バランス調整考えてもいい頃なのかも、と思いつつ今年はこれで。


五つ星☆ミ


角川スニーカー文庫

CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ 2】 玩具堂/bun150

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これだけお互いを強烈に意識しながら、明確な形に自分の気持ちが定まらないまま、激しい鞘当を繰り広げる三角関係ってなかなかないんですよね。複雑に絡みあった感情が、ビシビシと火花を散らす青春模様。本人すら儘ならない感情の迸り、思わぬ言動が人間関係を引っ掻き回す。実に素晴らしい青春ラブコメなんですよ、これは。


電撃文庫

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 7】 宇野朴人/ 竜徹 

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2015年度最大の衝撃でした。数日間は確実に動揺しっぱなしでしたね。これはイクタとヤトリ、ただ二人のための物語、その終焉である。


はたらく魔王さま! 13】 和ヶ原聡司/ 029 

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日常だって平坦で代わり映えのない日々ばかりじゃない。刻一刻と環境は変わり、人間関係は変化していく。この作品のリアルな生活感は、そんな日常における変化や機微もきっちり取り込んで描き切っているんですよね。

富士見ファンタジア文庫

艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆 4】 内田弘樹/魔太郎 

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追い込んで追い込んで絶望の崖っぷちまで追い込んでの、反撃開始。史実を知ればなお熱くなる、全戦域に放たれたあの電信。すべての絶望を振り払うような、勇気を柱にして打ち立てるような、高らかな宣言。力強いエール!泣いたよ、燃えたよ。激闘激闘激闘の連続で息つく暇もないくらい熱い一冊でした。


GA文庫

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5】 大森藤ノ/ヤスダスズヒト 

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ミノタウロス戦をスタート地点と見立てるならば、最初のピークはここなのでしょう。作品そのものが、ここから加速を始めていく。その盛り上がりたるや、すさまじいの一言でテンション爆上げ。そして、これがベルくん一人の物語ではなく、ベルくん「たち」の冒険譚だというのを激しく示した一作でした。


ファミ通文庫/エンターブレイン

異世界から帰ったら江戸なのである 第弍巻】 左高例/ユウナラ 

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ひたすら呑んで食べて遊んで騒いで、楽しさの尽きることのない大江戸ハッピーライフ。なんど繰り返し読んでも、その度にニマニマと楽しめる、我が新たなバイブルの一つなり。


ガガガ文庫

筺底のエルピス 2.夏の終わり】 オキシタケヒコ/toi8 

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まだ2巻にも関わらず、既に二桁オーダーの長期シリーズのごとき大作感を醸し出すすさまじいスケールと、淡くも懐旧をもたらす日常風景がコントラストを織りなす、圧巻のストーリー。これは完結すればちょっととんでもない作品になりそう。


我がヒーローのための絶対悪(アルケマルス)】 大泉貴/おぐち 

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噂に違わぬ極悪さに戦慄を抑えきれませんでした。どん底に落とすなら徹底的に。救われる余地をゴリゴリと削り落としていく追い詰めっぷりは、一周回ってゾクゾクしてくるほど。


以下には、4つ星Dashの作品を列挙しております。
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2015年ライトノベル系新人作品 まとめ  

年末に入ってからチクチクとまとめていたので、何とか年明けや大晦日まで持ち越さずに済みました。
例年に比べても読めていないのが悔しいところですが。せめて半分くらいは読んでおきたいのですが(単行本は流石に抜きで)。
今年に関しては、全然読めていない感と小説家になろうからのデビューが怒涛のように増加している感覚から、全体の把握自体もう無理なんじゃないか、と記事の制作自体を断念しかけていたのですが……まとめ始めてみると、意外な事に去年までよりも既存文庫レーベルでの小説家になろうからのデビューは、むしろ去年までより落ち着いている?
ファミ通文庫とオーバーラップ文庫、HJ文庫に関しては、積極的に取り入れいてるのですが、他のレーベルに関しては去年まである程度取り入れていたレーベルも、文庫サイドでの出版は殆ど見なくなってるんですよね。その代わりに、新たに立ち上げた、或いは既に立ち上げている単行本レーベルの方に全部まとめている傾向が伺えます。
どうも、徐々に住み分けみたいなものが出来つつある、という事なのでしょうか。
でもファミ通文庫は去年などは逆に単行本サイドに全部振り分けていたのに、今年は文庫サイドにも大量取り込みしているのは、興味深い。

去年の記事

メディアワークス文庫と富士見L文庫は今のところ全然追えなくなってしまっているので今年はパスしております。少女系レーベルやその他諸々の単行本レーベルも同じく。大変申し訳無いです。
また、今回も当該作品を調べるにあたり、<ラノベの杜>様を参照・参考にさせていただきました。ありがとうございます。

今年の新人作品の読了数は50冊。前年が54冊だったので、微減というところですか。思ったよりはカバーできていたのか。
MF文庫Jが、今年は12月にも新人作品出してきてくれたので、ちょっと読むの間に合わなかったんですよね。【ざるそば(かわいい)】まだ読めてないんよ!


ちなみに、評価基準は完全に主観的な好みによるものなので御容赦御寛恕お願いいたします。

以下、収納。

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2014年 ライトノベル・新シリーズピックアップ  

予告していたとおり、ちょっと年間ベストの方では触れられなかった、14年度スタートした新シリーズの中でも今年にかけて私が特に注目・期待している作品を取り上げたいと思います。
2015年期待のシリーズ作品、てな感じですな。
ただ面白いだけではなくて、琴線にビビッと触れるようなナニカがあったり、歯車がカチリとハマって確変を迎える気配があったり、と私の心をガッチリと鷲掴みにして離してくれない要素を握りしめている作品たちです。
是非ともオススメして、興味を持ってもらって、ちょっとでもシリーズが大きく長く続く一助になればなあ、という下心ありありでお送りしたいと思います。



【祓魔科教官(デモンビーター)の補習授業】
  すえばしけん/NOCO 一迅社文庫

 
1巻「落第少女に咒術指南」感想 2巻「優等生は振り向かない」感想
昨今、一つのジャンルとして成り立ちつつある主人公が教師や教官となりヒロインである女の子たちを教え導いていく教官モノですけれど、本作の作者のすえばしさんはこの流れが生まれる前にデビュー作でその先鞭をつけている人なんですよね。して、人に教えるという事は教えられる、という事を見事に表現している人でもある。
異形ー魔禍魂を狩る“祓魔技能士”を養成する天原学園に着任した主人公・日垣悠志朗が、落ちこぼれの生徒たちを鍛えていく、という表装こそ真っ当な教官モノなのですが、むしろこれ主人公は落ちこぼれの生徒でありヒロインである花耶の方なのです。何しろ、教官である悠志朗を始めとした祓魔技能士のトップエースである<神和>と呼ばれる連中は、一見してマトモな社会人にも関わらず、人として大事な部分が壊れ喪われているイカれ狂った破綻者ばかり。
容赦なく人があっさりと惨たらしく死んでいく過酷な環境で、能力的に怪物的で頼りになる教官たちはしかし一皮剥けば心の在りようの方が化け物的なサイコな狂人ばかり。そんな彼らに、花耶という少女は環境と状況に振り回されながらも、真っ向から向きあおうとしている。
これは異形を倒し、悪意ある人間たちと戦いながら、その最奥で味方である教官たちと人としての在り様を巡って対決する事を本筋としている物語なのです。普通に凶悪な敵や陰謀に立ち向かうよりもよっぽどスリリングな展開なんですよね。花耶のかがりへの宣戦布告は、痺れたなあ。



【スチームヘヴン・フリークス】
  伊崎喬助/凱 ガガガ文庫

 
1巻感想 2巻感想
ド派手でシックなスチームパンクな世界観にアメリカンコミックヒーローの要素をこれでもか、と打ち込んだ、というとギトギトに脂っぽい胸焼けのするような雰囲気を連想してしまいますが、この作品はそこにキッチリと本邦の人が食べやすいアレンジが随所に為されていて、見事にそれぞれの尖った要素がぶつかること無くブレンドする事に成功しているんじゃないでしょうか。
そして、見た目の派手派手しさに負けずに、繊細な人間関係や感情の機微を丁寧に描いていて、ふとした瞬間にひどく落ち着いた情感たっぷりのシーンが介在することで、ドラマ性色濃く描かれる物語にもなっている。
非常に高い位置で、エンターテイメント性とドラマ性、演出に世界観に、とどれも両立し、引き立て、盛り上げることに成功している逸品なのです。



【CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ 】
  玩具堂/bun150 角川スニーカー文庫


1巻感想 
青春日常ミステリーの傑作【子ひつじは迷わない】の玩具堂さんの新シリーズは、VRMMOゲーム「CtG」から飛び出してきた「娘」とゲーム内で結婚した少女との、リアルでの共同生活物語。
本作の見所は何と言っても昨今では珍しいくらいの「ガチ修羅場」が起こりそうな空気がビシビシと漂っているところでしょう。ゲーム内でキャラ同士結婚し、仲良くなった美遥とゲームのキャラでしかなかったはずの娘のハルハを、現実世界でも一緒に生活して育てるはめになってしまった春日井遊。勿論、ゲーム内だけの付き合いでしかなかった同世代の女の子と一緒に暮らすなんてうまく行くはずもなく、ギクシャクしながらも手探りで共同生活を成り立たせていくのだけれど、娘を育てるという共同作業が徐々に二人の仲を近づけていくのですが、近づくほど浮き彫りになっていくのが、お互いに抱えている家庭の事情とそこに落とされた暗い影。そして、美遥の前に突きつけられる、春日井遊の本当の想い人―幼馴染の小槌冬風の存在。逆に冬風からすると、遊にとって繊細な時期だったからこそ慎重に距離をはかっていた時に、突然割って入ってきた謎の少女の存在は、青天の霹靂だったわけです。
言葉にならない複雑で繊細な少女たちの感情が交錯し、ぶつかり合う緊迫感。お互い譲れない意地がせめぎあう緊張感。前作でこれでもかと青春模様の精緻にして大胆な押し引きを描いた作者の作品だけに、ここからの展開へのワクワク感たるや、思わず固唾を呑んでしまいそうなほどです。



【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)】
  羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

 
1巻感想 2巻感想
去年デビューした新人さんとしては、ダントツに近い高い評価を受けてるんじゃないだろうか、特にライトノベルの感想を手がけている界隈では。
実際、富士見ファンタジー文庫発のシリーズとしては、久々の実力を伴った大物看板作品として最前線を担う事になるんじゃないでしょうか。それくらいに、面白さの完成度と拡張性が高いです。1巻ではまだ新人作品らしいぎこちなさが散見されたものの、だからこそ二巻での見違えるような覚醒ぶりには唖然とさせられました。
何ていうか、これが凄い、これが図抜けている、という類ではなくて、ただ一言「これは面白い!!」という言葉に尽きる作品なんですね。細かいところを褒めるよりも、まるっと全体をひっくるめて全部をギュッと抱きしめて、好きになってしまうような作品なのではないか、と。
自然と惹かれ夢中になってしまうような魅力が詰まった、みんなが「お気に入り」のサークルの中についつい入れてしまうような、そんな物語なんじゃないでしょうか。



【終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?】
  枯野瑛/ue 角川スニーカー文庫

 
1巻感想 2巻感想
人類が黄昏を迎えた時代に何も救えず守れずに、終わってしまった男が何の因果か蘇った先は、人間が滅び去ってしまった世界。しかし、そこに生きる新たな人類・亜人族たちも「獣」と呼ばれる存在の襲来によって滅びを迎えようとしており、その終末への最後の足掻きとして使い捨ての兵器として妖精兵と呼ばれる少女たちが育成されていた。この物語は、既に終わってしまっている男とこれから終わりを迎える事を運命づけられた少女たちとの儚くも美しい終末譚。ただただ切々と語られる少女たちとの交流、男の目を通して描かれる終末を迎えつつある浮遊大陸群の上で生きる人間亡きあとの人類たちの世界。希望は少なく夢は在り得なく未来はか細く救いは無い、それでも貴重な時間を精一杯生きる妖精たちを、じっと見守る男の胸中はいかばかりか。
情緒たっぷりに描かれる物語は、派手さはなく淡々として内側も外側もありのまま静かにさらけ出されている、それが余計に胸を締め付け、息をさせてくれない。
だからこそ、絶望と寄り添う奇跡が、言葉を失うほど美しい。思わず祈りたくなるような、切なさにあふれた物語なのです。
決して受けを取れるタイプの作品ではなく、その為か初動の売上も厳しいらしく、3巻の発売が危ぶまれている。15年期待のシリーズとして紹介しながら、今年続刊が出るかわからないのであります。
せめて手にとってくれる人が少しでも増えるように。年間のまとめ記事だけでなく、別にこの記事を書こうと思った原因でもあります。続きが出て、優しい結末が訪れる終わりを見ることが出来ますように……(祈



【異界の軍師の救国奇譚(フェアリーテイル)】
  語部マサユキ/明星かがよ 角川スニーカー文庫

 
1巻感想 2巻感想
異世界召喚ものは数あれど、私の一番のお気に入りはこれ。【異界の軍師の救国奇譚】と名打ってありますが、戦記モノどころか主人公は軍師でもなく、どちらかというとプロデューサーかコンサルティングアドバイザーって感じなのです。主人公当人には何の力もなく、あるのは知識と行動力。しかし、その行動力が皆を先導して引っ張っていくものではなく、支えて後押しして応援して盛り上げていくスタイルなのが、特別と言えるのかもしれません。そう、これは主人公が前に出て劇的に変革をもたらす物語ではなく、あくまで主人公が音頭を取って、みんなで頑張って困難を、危機を乗り越えていく物語なんですね。それも、幾人かの仲間たちだけの狭いコミュニティだけじゃなく、名も無き人たちみんなが手を取り合って、一緒になって頑張って、盛り上がり、ピンチを乗り越えみんなで喜び幸せを分かち合うお話なのです。だからでしょうか、終わった時の達成感、多幸感が半端ない。読み終えたあとの、例えようのない幸せな気分を、満ち足りた心地を、是非味わって欲しいものです。



【聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス> 2】
  北元あきの/しらび  MF文庫J

 
1巻感想 2巻感想
オカルトの要素はあるものの、舞台は英国の諜報機関と香港マフィアが暗闘繰り広げる血で血を洗う暗黒社会の抗争劇。誰もが組織へと忠誠を誓い、敵と裏切り者には銃弾をもって死で贖わせる。一方で欲望に対して純粋に、野望の為に相手を踏みにじり、権力の為に謀略の罠を張り、政治的取引で敵も味方も陥れる。そんな汚泥に塗れたような舞台だからこそ映えるのは、純粋な愛。それも、自らの身も心も捧げつくすような破滅的なほどの愛情。ノワール小説の真髄とは、硝煙渦巻く薄汚い血塗れの欲望の世界の中で、儚く激しく輝く「愛」を描いてこそ。そして、その一途な愛情とは狂気と紙一重。この作品は、まさにそれを体現していると言ってイイのです。ニトロプラスの系譜を除けば、今のライトノベル業界でほぼ唯一と過言ではないだろう純粋濃度のノワール小説がこれ。



【異世界から帰ったら江戸なのである 第壱巻】 
 左高例/ユウナラ エンターブレイン


感想はこちら
タイトル通り、異世界から元の世界に戻ってみれば、時代がズレて何故か江戸時代に舞い降りてしまった主人公・九郎。ノリは愉快な【剣客商売】。出てくる江戸の人たちはみんなどこかスットボケた変人ばかり。主人公の九郎も見た目は今は若返っているものの、中身は一度実際に異世界のお役所で定年を勤めあげるまで年を重ねたリアル爺さん。江戸での生活も楽隠居を決め込んで、残念未亡人鳥山石燕にお小遣いをもらいながらの悠々自適の自由気ままなヒモ生活。そんな九郎を中心にして描かれる、時に爆笑、時に痛快、時に人情切なく温かい、当時の江戸の風俗風情を堪能しつつキューっと一杯ひっかけるように楽しめる大江戸日常コメディです。

2014年 ライトノベル・ベスト  

新人作品まとめ記事でもちらりと触れましたけれど、今年は例年と比べてもだいぶ読めた冊数が減ってます。

トータルで532冊。うち、漫画50冊なので480冊前後が読んだ本の冊数になりますか。去年が
621冊。うち漫画本を抜いた数が543冊なので60冊近く減ってますね。去年目標で650冊をあげていましたが、うん無理でしたね、全然。今年もちょっと挽回できる気あんまりしないので、現状が維持できればいいなあ、というくらいで。

2013年 2012年 2011年  2010年 2009年 2008年


例年は5つ星の上を設定していましたけれど、今年はありません。ちょっと今年は特に例年と比べても自分の評価基準が吝くて、全体的に5つ星つけた作品が少なかったというのもあるのですけれど。


五つ星☆ミ


角川スニーカー文庫
薔薇のマリア 20.I love you.[noir] 】 十文字青/BUNBUN 
薔薇のマリア 21.I love you.[rouge]】 十文字青/BUNBUN 

十文字青さんのデビュー作にして、超弩級ファンタジーもここについに完結! 完結! 完結!! 壮大な、凄まじいまでに壮大なヒロイックファンタジー、世界の断末魔を背景にそれでも戦って戦って戦い抜いたニンゲンたちの生き様が目の裏に焼き付いているのです。存分に堪能させていただきました。ありがとう!


問題児たちが異世界から来るそうですよ? 撃て、星の光より速く!】 竜ノ湖太郎/天之有 

箱庭世界の各所から猛者集い、魔王の中の魔王アジ=ダカーハとの最後の戦いへと突入する。敵も味方も関係なく、命尽き果てるまで、魂が滅するまでに燃えたぎる、これぞ最終決戦という最高の戦いでありました。漢の矜持と本懐に本気で泣かされた。



ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ
カーマリー地方教会特務課の事件簿 3】 橘早月/中嶋敦子 

一連の陰謀に決着がつく第一部完結編。言葉を失うほどに胸を突く圧巻の心情描写の連なりが、ドラマを色鮮やかに彩っていく。名作と呼ぶに相応しい一品でした。


電撃文庫
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 5】 宇野朴人/さんば挿 

やっぱり凄いわ、このシリーズ。ストーリーの躍動感もさることながら、語り口が胸にダイレクトに訴えかけてくるんですよね。緻密な論理性と豊かな情緒が盛り込まれた本格戦記モノって、そりゃ凄いわ。


ミス・ファーブルの蟲ノ荒園 4】 物草純平/藤ちょこ 

花の都パリを舞台に繰り広げられる決戦。こと剣戟アクションに関してはライトノベル史上においても屈指と言って過言ではない凄まじさ。バトルシーンにおける純粋なアクション描写に、これほど興奮させられた記憶は殆ど無い。ストーリーも少女の夢と少年の希望が絡まり寄り添い合う感動的な盛り上がりでした。


このライトノベルがすごい! 文庫
スクールライブ・オンライン 4】 木野裕喜/hatsuko 

ただでさえハードモードだと思っていたら、それどころじゃない難易度ルナティックだったという怒涛の展開を迎えたのがこの4巻。仮想世界上に留まらず、現実世界にまで容赦なく陰謀の魔の手は伸びてきて、主人公サイドの追い詰められっぷりが尋常ではない。この擦り切れそうな緊迫感が、またたまりません。


ガガガ文庫
憂鬱なヴィランズ 5】 カミツキレイニー/キムラダイスケ 

童話の悪役たちの能力を与えてくれる「絵本」をめぐる物語もこれにて完結。境遇にも環境にも負けず言い訳せず、決然と立ち向かう男の子、女の子たちがみんな本当に格好の良い、最高の青春ストーリーでした。この人の作品はホント、ツボにハマる。


富士見ファンタジア文庫
神さまのいない日曜日 9】 入江君人/茨乃 

昨今のライトノベルでは類を見なかった幻想物語の最終幕。アイの旅の本当の終わりが今此処に。ひたすら、とうとう最後まで休むこと無く心揺さぶられ続けた物語でした。


MF文庫J
絶深海のソラリス】 らきるち/あさぎり 

前半の素敵ラブコメから一転、後半は絶望の底に突き落とされる海洋パニックホラーへ。前半の出来栄えが良くてヒロインたちに魅了されたからこそ、彼女らが次々と無残な事になっていく後半の威力が半端ないことに。
近年でも一番鬱にさせられた一作でした。


スーパーダッシュ文庫
メサイア・クライベイビィ 2.それは銃弾より尊く強い】 八針来夏/黒銀 

なぜ人は涙を流すのか。涙にも様々な意味があり、込められた思いがある。それは嘆きであり歓喜であり魂からの絶叫なのだ。人間の尊厳をかけて戦うスペースオペラの傑作、思わず感極まって貰い泣きしそうになるほどの思いを、訴えかけてくる作品です。


ファミ通文庫
B.A.D. 13.そして、繭墨は明日もチョコレートを食べる】 綾里けいし/kona 

異形の幻想譚、これにて完結。本来なら筆舌に尽くしがたいバッドエンドを迎えるはずだった多くの人を救って見せた、小田桐くんの「偽善」は当初は醜悪にすら近かったとしても、貫いた今となっては偉大のヒトコトです。


以下には、4つ星Dashの作品を列挙しております。続きを読む

2014年ライトノベル系新人作品 まとめ  

今年は年内!! 今年は年内!!

そう連呼しながら躍起になってまとめてたら、年内に出来たよ!!
お陰で、今のところ他に何にも出来てませんが。本も読めてないし、感想も書けてないけれど。
でも、ここ数年、年を越してからあげていた新人作品のまとめ記事、何とか大晦日前に出来上がりました。うむうむ。

というわけで、14年度にデビューした新人作家さんの作品を、ずらっと並べて雑感など添えてみました。その中で、面白かった作品、先々楽しみになる作品などをピックアップしつつ。
新人賞受賞作に拘らず、今年はじめて本を出したという作家さんの作品も押し並べて抽出してみました。ただ、例年通りシナリオライターなど、他方面で執筆活動していた人は抜いております。
また「小説家になろう」で作品を投稿していて、今年各レーベルから本として出版した、という方は既存のレーベル内からに限り、新人さんとして抽出してます。
ヒーロー文庫やモンスター文庫、MFブックス、アルファポリスなど、ウェブ上に投稿していた作品を専門に扱うレーベルについては、今年も省かせてもらってます。私自身が全くカバーできてないので。
また、今回も当該作品を調べるにあたり、<ラノベの杜>様を参照・参考にさせていただきました。ありがとうございます。

以上、除外分を置いて主要レーベルから出版された、この記事内で収録した新人作品は124作品。
去年は102作品ですから、20作以上増えてるんですねえ。今年から富士見L文庫も加え、富士見ファンタジア文庫、一迅社文庫、オーバーラップ文庫というところが大幅に新人作の投入数を増やしているためと思われます。幾つか前年より投入作数が減っているレーベルもあるのですが、それを補ってあまりあるほどに。

注目は、やはり<小説家になろう>から引っ張りあげた作品が既存のレーベルでも増えている点でしょうか。特に力を入れているのが「富士見ファンタジア文庫」と「オーバーラップ文庫」。一方で、厳選した一作二作を投入するHJ文庫などMF文庫Jや、一切手を出さないガガガ文庫やスーパーダッシュ文庫。単行本の方に全部振り分けてるファミ通文庫など、それぞれ対応に差があってなかなか興味深いですね。

私が目を通すことが出来たのは54作。ウェブ掲載のぶんを読んでいるのを含めれば、59作になるのですが、いずれにせよ去年より減ってしまいました。新人作だけじゃなく全体読了数も減っているので、なんともかんとも。でも、せめて半分はカバーしたかった。


ちなみに、評価基準は完全に主観的な好みによるものなので御容赦御寛恕お願いいたします。



以下、収納。

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2013年 ライトノベル・ベスト  


今年は痛恨なことに【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。】と【ココロコネクト】の新刊を最後まで読む機会を逸してしまいました。絶対に面白いのがわかっているので、読むにも感想書くにもちゃんと腰を据えてかからにゃあ、と意気込んでいたら、そもそも腰を据えるだけの余裕がないまま年末まで来てしまった次第で。恐らく、ここの上位にもあがって然るべき作品だっただけに、しまったなあ、と。

さて、13年度にどれだけ本を読めたか、ですけれど。こういう時は読書メーターのありがたさがよくわかります。

2013年の読書メーターまとめ

13年度の総読破数は621冊。去年よりも十数冊アップで多少増えましたか。今年はバタバタしていて全然読む気力が湧かなかった時期があるので増えるとは思わんかったけれど、若干回復ということで。目標、650くらいに設定しておこうかな。目標があるとペースみたいなものも生まれますし。
あ、マンガの方は78冊と前年100冊越えてたのに比べると激減してます。これは、漫喫とかで一気読みする機会が減ったからではないかと。うーん、ただそうなると比例としてはライトノベルの読破数はかなりあがってると見ていいのかも。いちいち数えるの面倒いのでしませんけど。


2012年の記事 2011年  2010年 2009年 2008年

これは毎年のテンプレートですが、
上限は六ツ星までとしています。5つ星評価でも収まらない傑作、という事ですね。ですが、実質は四つ星Dashまでは自分としては文句なしにお勧めです。また、この記事を書く上で一年間全体を見直した結果、多少の星の数の変動、四つ星Dashから5つ星に移動した作品も数点ありますのであしからず。


六ツ星きらり☆彡


これが我が軍の五大頂だッッ!! 大丈夫、ちゃんと五しかいないから。変態枠も少なめです。
さて、こうして5つ星の限界突破した作品を並べてみると、総じて読んでいる最中に夢中になってワクワクドキドキ胸を高鳴らせてしまった作品ばかりが見受けられます。そう、やっぱり大事なのは胸をどれだけいっぱいにしてくれるかなんですよね。感情を揺さぶり、居ても立ってもいられなくなるような衝動を沸き立たせてくれる。ただ、文字を読むだけで興奮の坩堝に、理性をとろかすような酩酊に沈めてくれる。それをなせる作品こそ、傑作なのでしょう。ここに並べた5つの作品は、まさにそれに値する素晴らしい逸品ばかりでした。



【東京レイヴンズ 9.to The DarkSky】 あざの耕平/すみ兵 富士見ファンタジア文庫



感想はこちら
あざの作品のクライマックスは、どうやったってこれくらい盛り上がる、燃え上がるものなのです。最後までフルスロットルに、滾った滾った。


【ログ・ホライズン 6.夜明けの迷い子】 橙乃ままれ/ハラカズヒロ エンターブレイン



感想はこちら
スーパーウルトラネオジオ女子会の会。ギルドの枠を超えて女の子たちが手を取り合い、気持ちを通じ合わせて成長していく、これぞ世界の広がり、枠組みの拡大。読んでて、これほど胸がワクワクしてくる作品は滅多とありませんよ。


【ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 3】 宇野朴人/さんば挿 電撃文庫



感想はこちら
13年のムーブメントとなった戦記モノ。そのジャンルの中でも極北を行き、最前線を突っ走り、他の追随を許さない領域へと進行している本物の傑作戦記。こればかりはちょっと別格です。



【うちのメイドは不定形 2】 静川龍宗:森瀬繚/文倉十 スマッシュ文庫




感想はこちら
単にテケリさんを愛でるつもりで居たら、とんでもない威力でぶん殴られた。重厚なスケールとエンタメ作品としての絶大な広がりを見せた新たなるクトゥルフ神話の一翼、第二弾。もっそいワクワクさせられましたがな。これで惜しむらくは刊行ペースが……。


【俺、ツインテールになります。 4】 水沢夢/春日歩 ガガガ文庫




感想はこちら
今現在、ライトノベル全体を見渡しても一番極まってしまっているシリーズ。その中でも特に最高傑作と言えたのがこの四巻。その者、ついに真なる意味でツインテールを知り、ツインテールを得、ツインテールに成る!!



五つ星☆ミ

今年の5つ星は14作。去年よりもさらに減ってますけれど、厳選したと思ってください。どうもシリーズものだと、面白い作品ほど前巻と比べて期待値をあげてしまっているので、辛くなる傾向もありますし。
こうしてみると、わりとコンスタントのどのレーベルもこれわっ、という作品を送り出してくれているので満足満足。上記した事と裏腹になってしまいますけれど、長期シリーズにも関わらずグワッと思わず星を捧げてしまう作品も散見できますし。


角川スニーカー文庫
俺の教室にハルヒはいない】 新井輝/こじこじ




電撃文庫
塔京ソウルウィザーズ】 愛染猫太郎/小幡怜央
はたらく魔王さま! 7】 和ヶ原聡司/029 




HJ文庫
月花の歌姫と魔技の王 4】 翅田大介/大場陽炎 




講談社ラノベ文庫
クロックワーク・プラネット 1】 榎宮祐・暇奈椿/茨乃 




GA文庫
聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 5】 あわむら赤光/refeia  




スーパーダッシュ文庫
覇道鋼鉄テッカイオー 3】 八針来夏/Bou
ベン・トー 10.恋する乙女が作るバレンタインデースペシャル弁当350円】 アサウラ/柴乃櫂人




MF文庫J
ノーゲーム・ノーライフ 3.ゲーマー兄妹の片割れが消えたようですが……?】  榎宮祐/榎宮祐
機巧少女は傷つかない 12.Facing "Master's Doll"】 海冬レイジ/るろお
MONSTER DAYS】 扇友太/天野英





ファミ通文庫
B.A.D.  11.繭墨は紅い花を散らす】 綾里けいし/ kona 





オーバーラップ文庫
デスニードラウンド ラウンド1】 アサウラ/赤井てら 





メディアワークス文庫
キーパーズ 碧山動物園日誌】 美奈川護






以下には、4つ星Dashの作品を列挙しております。続きを読む

2013年ライトノベル系新人作品 まとめ  

 

年内に書き上げるつもりだったのですが、無理でした。無理だったよ!! 
というわけで、本文中には年内のつもりで書いてる表現が多々あるのですが、お見逃しください。年内に書いてたんだもんっ。


失礼、取り乱しました。
というわけで、またぞろ昨年度になってしまった13年度にデビューした新人作品をずらっと並べて、さてさて、去年一年間どんな人が、どんな作品がお目見えしたのかな、と振り返りつつ、雑感をこぼしていくまとめ記事でございます。
並べて見ると見えたり分かったりすることもありますしねえ。

一応、あくまで対象は新人さん。シナリオライターの方や美少女文庫など、他のジャンルで活動していた方が新たにライトノベルで、というパターンは除けさせていただいてます。
また、下記もしていますが、アルファポリスやMFブックスなど、ウェブ小説から単行本でデビューされた作品についても全然追いきれてないので省かせていただいてます。しかし、既存の文庫レーベルから出たものはカウントしているのであしからず。
また、今回当該作品を調べるにあたり、<ラノベの杜様>を参照・参考にさせていただきました。ありがとうございます。
以上、除外分を置いて主要レーベルから出版された、この記事内で収録した新人作品は102作品。増えてるなあ。新たにオーバーラップ文庫が創刊され、さらにメディアワークス文庫も加味するようにしたので、必然と言えば必然ですが。

うち、私が読めたのは67タイトル。去年と同じくざっと6割はカバーできたようですし、純粋に冊数も増えてるんだから、自分頑張った、頑張ったよ。

ちなみに、評価基準は完全に主観的な好みによるものなので御容赦御寛恕お願いいたします。


以下、収納。


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2012年 ライトノベル・ベスト  

はい、毎年恒例のアレです。去年は記事をアップするのがだいぶ遅れてしまったのですが、今年は三が日中にはあげたかったので、なんとか目標達成?
12年度の読破数ですが、読書メーターによれば604冊。前年度が644冊でしたので、およそ40冊ほど減ってしまいました。一昨年からも随分減ってますし、だいぶペース落ちてきたのかなあ。このうち、漫画は115冊。此方も去年からは減っているので、読んだライトノベルの数はおおよそ470〜480冊くらいでしょうか。微減、と言ったところでしょうね。

ちなみに、コチラが2011年の記事  2010年  2009年  2008年

12年度は上限六ツ星までとしています。5つ星評価でも収まらない傑作、という事ですね。ですが、実質は四つ星Dashまでは自分としては文句なしにお勧めです。また、この記事を書く上で一年間全体を見直した結果、多少の星の数の変動、四つ星Dashから5つ星に移動した作品も数点ありますのであしからず。



六ツ星きらり☆彡


ここに選出したのは全四作。【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。】は最新刊。今、一番キレキレに切れ味があがっている作品でしょう。
【蒼穹のカルマ】は完結巻。シリーズ全体の総まとめという意味でも、制御されきったカオスという伝説的な作品でした。
【ドラフィル!】は、とある地方都市の商店街の人間を中心にしたアマチュア・オーケストラのお話。染み入る人間ドラマであると同時に、とにかく肝心のオーケストラシーンが凄まじい。圧巻という言葉では全く足りないド迫力です、一読の価値あり。
そして【覇道鋼鉄テッカイオー】。宇宙を舞台にした中華武侠モノ、という何このピンポイントを狙い撃ちにした傑作はw

【ドラフィル! 竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄】 美奈川護 メディアワークス文庫



感想はこちら
ぶん殴られたような衝撃でした。美奈川護最高傑作。そして、私にとっての本年度ナンバーワン候補作に一躍駆け登ってきた稀代の音楽小説。まさかまた、文章で音を聞く、音楽を叩きつけられる作品に巡りあうとは。
オーケストラ演奏シーンは、圧巻の一言です。



【蒼穹のカルマ 8】   橘公司/森沢晴行 富士見ファンタジア文庫



感想はこちら
もはや「伝説」と呼ばれても過言ではない作品になったんじゃないだろうか。色々な意味で余人には決して真似できそうにない領域に至った怪作でした。怪作にして傑作って、なかなかナイですよ?



【覇道鋼鉄テッカイオー 2】 八針来夏/Bou スーパーダッシュ文庫



感想はこちら
……スーパーロボット大戦出演を目指そう!
と、ほざきたくなるほど生かしたスペースパンク、宇宙を股にかけた武侠モノ。やばいよやばいよ、面白すぎて楽しすぎる。笑いあり涙ありそしてなにより胸の焔が燃えたぎる、炎熱の燃え展開!
胸がすくような痛快にして爽快なるとびっきりのエンターテインメント。さあ、バッチコイ!!



【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6】 渡航/ぽんかん(8) ガガガ文庫



感想はこちら
充実の一途をたどる複雑な内面と人間関係にもがく少年少女たちの青春ドラマ一番星。完全に近年の残念ラブコメから脱却して、ドラマツルギーの深化に成功している。もう、文句なしに素晴らしい、圧巻。

五つ星☆ミ

12年度の五つ星は17冊。例年と比べてもかなり少ないのですが、不作と言うよりも年々私の基準が厳しくなっているようです。かなり厳選に掛かっています。
それでも意外だったのが、電撃文庫が一冊も掛からなかったこと。自分でも「え!?」と思ったのですが、ほんとにゼロでした。あれれ? その分、4つ星Dashの方に多く引っかかっているのと、メディアワークス文庫の点数がだいぶ増えているようです。



角川スニーカー文庫
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 十三番目の太陽を撃て】  竜ノ湖太郎/天之有 
子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき】  玩具堂/籠目 
子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき】  玩具堂/籠目 
ミスマルカ興国物語 エックス】  林トモアキ/ともぞ 





ガガガ文庫文庫
俺、ツインテールになります。2】  水沢夢/春日歩 ガガガ文庫




スーパーダッシュ文庫
ベン・トー 9.おかずたっぷり! 具だくさん! 香り豊かな欧風カレー弁当すぺしゃる305円】  アサウラ/柴乃櫂人 
獅子は働かず 聖女は赤く 3.あいつはもう一人でも大丈夫じゃ】  八薙玉造/ぽんかん(8) 




MF文庫J
Tとパンツとイイ話 2】  本村大志/前田理想
豚は飛んでもただの豚? 2】  涼木行/白身魚
ノーゲーム・ノーライフ 2.ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです】   榎宮祐/榎宮祐




ファミ通文庫
東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる】  森橋ビンゴ/Nardack
東雲侑子は全ての小説をあいしつづける】  森橋ビンゴ/Nardack
わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 4.リア充ですが何か?】  やのゆい/みやびあきの




メディアワークス文庫
源氏 物の怪語り】 渡瀬草一郎
】 野崎まど
ドラフィル! 2.竜ケ坂商店街オーケストラの革命】 美奈川護




単行本
まおゆう魔王勇者 5.あの丘の向こうに】  橙乃ままれ/toi8 エンターブレイン




以下には、4つ星Dashの作品を列挙しております。

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2012年ライトノベル系新人作品 まとめ  

まあ年内とか無理ですよ。特に今年はMF文庫の新人賞受賞作品が12月下旬に大量に出てきましたから、これをカバーしてたら案の定間に合いませんでした。それでも、元日に仕上げられたのは我ながら上等でしょう、と言い訳言い訳。初言い訳。

というわけで、このまとめ記事は2012年度にデビューした新人さんの作品をレーベルごとにずらっと並べて、どんなもんだったかな、と雑感を述べていくという内容。特に新人賞を受賞していなくても、初めて本をだすんですよ、という人はあらかた新人さんということで載せさせていただいています。
ただ、美少女文庫の方で既に本を出していたり、ゲームのシナリオライターをやってる人が小説に進出してきて、という場合は除けてあります。
迷ったのが、畑違いとも言える漫画家の方が小説書きました、というケースなんですが……。具体的には、榎宮祐さんの【ノーゲーム・ノーライフ】と、高遠るいさんの【ボイス坂】なんかですけど、こちらも今回は除外の方に振り分けておきます。
あと、少女系レーベルやノベルス系統もさすがにカバーしきれていないので、本年度も外させて頂きます。また、アルファポリスやエンターブレインなど各社から今年続々と出版されたウェブ小説の書籍化されたものですけど、これもちょっと追い切れないので、外します。ただ、ちょっと最後に触れてみるかも。
また、今回当該作品を調べるにあたり、<ラノベの杜様>を参照・参考にさせていただきました。ありがとうございます。
以上、除外分を置いて主要レーベルから出版された、この記事内で収録した新人作品は87作品。うち、私が読めたのは52タイトル。ざっと6割はカバーできた、といったところですか。ただ、去年は七割五分までいけてたので、だいぶ落ちたかもしれません。

ちなみに、評価基準は完全に主観的な好みによるものなので御容赦御寛恕お願いいたします。


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2011年 漫画  

ついに年末どころか1月も月末に差し掛かるという大遅刻をかましてしまいましたが、一応やります2011年漫画らんきん。
と言っても、漫画の単行本の方は主力であるライトノベルと比べればほんの僅かしか購入していないので、分母が違いますからだいぶ偏りも生じております。なにより、去年とあまりラインナップも変わっていませんしね。
さすれば、2011年度漫画ベスト選定、こんな感じで。


1位【さよならさよなら、またあした】 シギサワカヤ ウィングス・コミックス



感想

シギサワカヤの最新作にして、最高傑作。元々ザクザクと心を刻むような恋愛物を手がけてきた作家だけれど、それも極まりに極まった。純愛ものを読んで、ここまで全身震えあがって恐怖におののいた経験は皆無である。
物凄かった。



2位【とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲】 冬川基 電撃コミックス



6巻感想 7巻感想

もうこれ、原作付きのコミカライズ、スピンオフだとか余計な意識は取っ払っちゃっていいと思う。そういう段階はとうに超えて、突き抜けちゃっているから。去年もまあべた褒めだったけれどさ、漫画としての完成度というかキャパシティが、そろそろとてつもないところに達しようとしているんじゃないか、というくらいにレベルアップしてるのよね。去年からさらにあがるって、なによ!?


3位【Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ】 ひろやまひろし 角川コミックス・エース



3巻感想 4巻感想

アクションシーンの迫力、スピード感、構図の妙にコマ割り、その他もろもろ丸っと含めて、今自分が読んでいる範囲で極点に位置しているのはこのひろやまひろし【プリズマ☆イリヤ】と浜田よしかづ【つぐもも】の二大天だと断じよう。この両者に関しては殆どデタラメと言っていいレベル。そこでイリヤがここの位置にいるのは、さらにストーリーの面白さとコメディのノリ、シリアスな内面描写の妙もまた絶品の域に達しつつあるからだ。
この漫画のアクションの迫力に関しては、もし映像化、アニメ化されたとて、映像のほうが負けてしまうんじゃないだろうか……。


4位【Landreaall】 おがきちか IDコミックス ZERO-SUMコミックス



18巻感想 19巻感想

去年からさらに一つ位置が落ちてしまっていますが、別に面白さのクオリティは全然下がっていないのでご安心を。単純に、今話が丁度幕間というか、盛り上がるクライマックスの前のステップの段階にあるから、という点が否めないためで、多分20巻あたりは読んだ後の自分のテンションが常軌を逸する自信があるw


5位【恋愛ラボ 6】 宮原るり まんがタイムコミックス



6巻感想

長らく、同じ宮原さんの【みそらら】の方を位置的には上にしてたんだけれど、本格的に男連中が参入してのラブコメ展開に突入してからの破壊力を目の当たりにしちゃうと、ノックアウトですよ、もうたまらん。神懸かった甘酸っぱさ。ヤバイです。


6位【狼と香辛料】 小梅けいと/原作:支倉凍砂 電撃コミックス



6巻感想

リュビンハイゲン編完結。原作小説でも十分甘々かと思っていたんだけれど、小梅さんの描く漫画はさらに糖分が増々て、どえらいことになってます。こうしてみると、ホロとロレンスってこの頃からラブラブも極まってたんだよなあ。


7位【だって愛してる】 むんこ まんがタイムコミックス



3巻感想

三冊という比較的短くまとめたとある夫婦の物語。むんこという漫画家さんは、愛情というテーマをコメディタッチで軽やかに、でも宝物みたいに大切に扱う人ですけれど、この作品はその中でも愛の重たさや業というものをこれでもかと焼き付けた傑作でした。



8位【みそらら】 宮原るり まんがタイムコミックス



5巻感想
美苑、大失敗してしまうの回。相変わらず、働いている社会人のバイブル、というかこれを読むだけで、明日がんばろうと元気になれる栄養剤のような、お仕事漫画である。


9位【煩悩寺】 秋☆枝 MFコミックス フラッパーシリーズ



2巻感想
恋愛マスターの銘は伊達じゃない、ともうこの二巻で思い知らされました。いいよなあ、大人の恋愛。それもドロドロと生臭いやつじゃなくて、ぽかぽかと温かくてホッと出来る穏やかな恋模様。ちょっと枯れてるくらいがいいんですよ。


10位【戦国妖狐】 水上悟志 ブレイドコミックス



7巻感想
第二部入ってブースト入った戦国妖狐。期待も含めてこの位置に。幼子でありながら、月湖のヒロイン力がパねえんですよ。


TOP10に入れた去年と同じタイトルは四作品。ちなみに此方が去年の記事
とはいえ、【煩悩寺】【恋愛ラボ】【プリズマ☆イリヤ】あたりは、去年も名前をあげてたんですよね。正直この三作については去年に確変入りましたよ? よっぽどの事がなければ、今年も10品の中に入れてしまう気がします。
そんな中で完全に死角からビーンボール飛んできたのが、一番上にあげた【さよならさよなら、またあした】でした。シギサワカヤさんは元々大好きな恋愛漫画家さんで、ずっと追いかけてきた人なのですが、とんでもないの来ましたよ。あれは死ぬかと思った。

もちろん、上記した以外にも良作名作は目白押し。購入している単行本以外にも雑誌の方で読んでいるタイトルの中にも、これは! というのはたくさんあるんですよね。さすがに手がまわらないので、特に週刊誌系は殆どもう手を出していないのですが、やっぱり面白いのはたくさんあるのです。
そういうのを以下でチラッと、ね。チラッと。


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2011年 ライトノベル・ベスト  

結局年が明けて一週間も過ぎてしまいましたが、遅れ馳せながら11年度のライトノベルの纏めとなります。
11年度の読んだ本は、読書メーターによると644冊。前年度が664冊なので20冊ほど減ってますね。うち、漫画は133冊。ライトノベル以外の書籍も含んでいますので厳密ではないですが、おおよそ500冊弱程度を11年度は読んだ模様です。
その中から、自分が面白かったものを抜粋してみました。ちなみに月間のオススメであげた星の評価と異なっているものもありますが、これは読んでから時間が経ち、さらに前年以前の同じ記事を比較し、年間通して全体を照らしみた結果、ちょっと相対的に辛い評価だったかな、と認識を改めたものですのであしからず。増やしたものはあっても、減らしたものはありませんので、はい。

という事で、7つ星は2作。六ツ星は5作となっております。
前年に引き続き、2年連続でタイトルが並んだのが【ココロコネクト】と【神明解ろーどぐらす】。
【ココロコネクト】は12年にアニメ化も決定し、作品の評判は上り調子なのですが、小説としてはそろそろ佳境に入らないといけないシチュになってきているので、果たして12年度はどうなるか。
【神明解ろーどぐらす】【狼と香辛料】【とある飛空士への夜想曲(下)】と、完結巻が並ぶのは、やはりラストシーンが輝くと自然と印象も高まるということなのでしょうねえ。
【パーフェクトフレンド】は一巻完結もの。そして【彼女は戦争妖精】も既に完結したので、実質続編が続いているのは【東雲侑子】シリーズだけとなる。どうも自分はシリーズ開始と完結には星が甘く、逆に中間は辛めに見る傾向があるので、12年度はどうなることやら。

ちなみに、コチラが去年の記事

超☆殿堂


【ココロコネクト ミチランダム】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫



感想はこちら
私にとっては【ココロコネクト】シリーズのこれが最高傑作にして、到達点とも言うべき巻でした。言うなれば、ここにペンタゴンは完成した、というところでしょう。まあ故にこそ、ここから先がかなり高い難度を要求されることになってしまっているのですけれど。



【狼と香辛料 17 Eplogue】  支倉凍砂/文倉十 電撃文庫



感想はこちら
まさに完璧の一言を送りたい、完全無欠のハッピーエンド。ここまで完膚なきまでに幸せを掴んだ物語がいかほど存在しようか。それを見事に成し遂げたホロとロレンスに、ただひたすらに祝福を。
おめでとう、おめでとう。末永くお幸せにっ。


六ツ星きらり☆彡


【神明解ろーどぐらす 5】   比嘉智康/すばち MF文庫J



感想はこちら
その男には特殊な能力も秀でた才能も何もない、ただ下校が好きというだけの平凡な男の子に過ぎなかった。彼にあったのは、ただひとつ。「男気」である。ただその心意気一つで、彼は誰にも負けない「ヒーロー」になったのだ。2011年度で一番かっこ良かった主人公 勝ち越しさんの、最高にカッコいい物語でした。



【とある飛空士への夜想曲(下)】  犬村小六/森沢晴行 ガガガ文庫



感想はこちら
この本を読み終えてもう三ヶ月近くが経つが、未だに私は許せない。この男が選んでしまった自らの結末を、馬鹿野郎と罵らずには居られない。それほどに、未だに心引きずられている。縛られてしまっている。
悔しいほどの、名作なのだ。



【彼女は戦争妖精 8】  嬉野秋彦/フルーツパンチ ファミ通文庫



感想はこちら
誰かを想うという事の激しさ、深さ、その静謐で猛々しいまでの有様を、人は愛と呼び焦がれ、情念と呼び畏れる。これでもかというくらいに、女たちの情念が描かれた【彼女は戦争妖精】の第八巻は、実質完結巻を圧倒するまでの凄まじいものだった。結末が最初に提示される構成が、此れほどまでにじわじわと悲劇性を高めていくものとは、まったく御見逸した。言葉も無く、切なく、心が切り裂かれるように血を流す、ただただ無言で泣くしかないお話でした。


【東雲侑子は短編小説をあいしている】   森橋ビンゴ/Nardack ファミ通文庫



感想はこちら
純愛小説の決定版。決定版である、決定版。空恐ろしくなるほどに繊細に心理描写を折り重ね、編みあげていく手法には鳥肌が立つほど。そうして出来上がった物語は、小細工抜きの正統派恋愛小説。
穏やかに秘めやかに静やかに、しかし致命的に、心の芯を貫かれる物語。傑作である。


【パーフェクトフレンド】  野崎まど メディアワークス文庫



感想はこちら
野崎まどという人は、毎回度肝を抜かれる様な、意識の死角から引っ掻き回されるような、とにかく読んでいて快感と呼ぶに相応しい驚嘆を得られるのだが、そんな筆者の作品の中でも飛びっきりにお気に入りなのがこの一作。もう素敵極まりない、そう素敵なんだ、素敵で最高な友情の物語。まったく、小学生は最高だな!続きを読む

2011年ライトノベル系新人作品  

今回はとうとう年明けにまで記事掲載がズレ込んでしまいました。出来れば12月中旬くらいから準備しておければよいのですが。今年は調整がんばろう。

さて、毎度のごとくこの記事の注意点。
新人賞受賞作品だけでなく、とにかく今年デビューした作家さんということで拾い上げました。ただ、元々シナリオライターだったりした人はこの際除外。さらに、少女系レーベルとか幻狼ファンタジーノベルズ、メディアワークス文庫は外させてもらいました。ぶっちゃけ、そっちまでフォロー出来てないので。
と、去年の記事からコピペ(笑
この記事収録分の新人作品は全77作品。うち、読めたのは57タイトル。おおよそ11年度に出た新人作品の7割5部は読めている計算になる。8割には届かないけれど、概ねカバーできていると言えるかな?

ちなみに、評価基準は完全に主観的な好みによるものなので御容赦御寛恕お願いいたします。


<角川スニーカー文庫>

問題児たちが異世界から来るそうですよ? YES! ウサギが呼びました!】  竜ノ湖太郎/天之有 《★★★☆》
【放課後は無敵ですが、何か? 召喚ばれてみれば、一騎当千】  秋水/しらび 《★★》
【僕の魔剣が、うるさい件について】  宮澤伊織/CH@R 《★★》

実は最初の時点ではそれほど評価が高いわけじゃなかった問題児シリーズ。ところがこれ、二巻から大化けに化けて今後のスニーカー文庫の主力を担うに足る大物へとクラスチェンジするのである。今後もっとも注目に値するシリーズの一つとなっている。竜ノ湖さん自身は第十四回スニーカー大賞の奨励賞受賞者なようだが、11年の第16回の受賞者は結局誰も出版に至らなかったのか。

問題児


<HJ文庫>

オレと彼女の絶対領域<パンドラボックス>】  鷹山誠一/伍長《第5回ノベルジャパン大賞<大賞>》  《★★★★》
【僕はやっぱり気づかない】  望公太/タカツキイチ《第5回ノベルジャパン大賞<金賞>》  (未読)
僕の妹は漢字が読める】  かじいたかし/皆村春樹《第5回ノベルジャパン大賞<銀賞>》  《★★》
【白銀竜王のクレイドル】  ツガワトモタカ/ぽんじり《第5回ノベルジャパン大賞<銀賞>》  《★★》
【龍刃機神と戦う姫巫女】  若桜拓海/鍋島テツヒロ《第4回ノベルジャパン大賞<奨励賞>》  (未読)
【逃走少女と契約しました。猫だけど。】  西村文宏/Pikazo 《★★☆》
【ブサメン王子とヤンデレ姫】  宮元戦車/氷樹一世 (未読)
【らぶバト! 俺が指輪でハメられて!?】  瓜亜錠/K子 (未読)

例年に比べて新人の点数自体は多いものの、層の薄さは相変わらず。話題になった漢字はぶっちゃけ一発屋としか言いようがなく。そんな中で唯一輝きを放っているのは大賞受賞作の絶対領域だろう。元々、ヒロインのキュートな可愛らしさの描き方には目を見張るモノがあったところに二作目でさらにグイッと質もあがり、六畳間、鬼畜勇者にすえばしけんが引っ張るHJの上位に猛然と食い込んできた感触。
さらに、自分はまだ未読なのだけれど、金賞の僕はやっぱり気づかないも順調に巻数を伸ばしているあたり、結構安定した人気を確保しているのか。

絶対領域


<ファミ通文庫>

わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 1.リア中ですが何か?】  やのゆい/みやびあきの《第12回えんため大賞<優秀賞>》  《★★★★》
犬とハサミは使いよう】  更伊俊介/鍋島テツヒロ《第12回えんため大賞<優秀賞>》  《★★★☆》
○×△べーす 1.ねっとりぐちゃぐちゃセルロイド】  月本一/日高フウロ《第12回えんため大賞<特別賞>》  《★★★》
魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる】  根木健太/kino《第12回えんため大賞<特別賞>》  《★★★☆》
【魔術師たちの言想遊戯 I】  一橋鶫/閏月戈《第12回えんため大賞<特別賞>》  《★★★》
【表裏世界のソーマキューブ パンツは誰のもの?】  乙姫式 /tsucaco《第12回えんため大賞<特別賞>》  (未読)

あまり評判聞いたことないんだが、地味に思春期妄想は凄まじい良作の青春小説である。主人公の女の子あすみは、このライトノベルがすごい!の女性キャラ投票に票を投じたほどのお気に入り。ごっつい女主人公なのである。犬とハサミの方は、自分は理解できないものが色々とあるのだが、どうやらわりと人気シリーズになっているみたいだ。言われてみると、この訳のわからなさにはなかなか味があるので、実は分からないなりに嫌いではなかったりする。

思春期妄想 犬とハサミ 魔よりも黒く 言想遊戯


<電撃文庫>

シロクロネクロ】  多宇部貞人/木村樹崇《第17回電撃小説大賞<大賞>》  《★★★》
アイドライジング!】  広沢サカキ/CUTEG《第17回電撃小説大賞<金賞>》  《★★★》
青春ラリアット!!】  蝉川タカマル/すみ兵《第17回電撃小説大賞<金賞>》  《★★★》
はたらく魔王さま!】  和ヶ原聡司/029《第17回電撃小説大賞<銀賞>》  《★★★★★》
アンチリテラルの数秘術師(アルケミスト)】  兎月山羊/笹森トモエ《第17回電撃小説大賞<銀賞>》  《★★★★》
【ライアー・ライセンス】  市原秋太/モフ  《★★》
回る回る運命の輪回る ―僕と新米運命工作員―】  波乃歌/pun2  《★★★★》
【ふらぐ・ぶれいかぁ 〜フラグが立ったら折りましょう〜】  黒宮竜之介/はりかも  《★★★》
【シースルー!?】  天羽伊吹清/雛咲  《★★☆》
桜色の春をこえて】  直井章/ふゆの春秋  《★★★☆》
ギフテッド】  二丸修一/りょう@涼  《★★★》
探偵失格 愛ト謂ウ病悪ノ罹患、故ニ我々ハ人ヲ殺ス】 中維/ぜろきち  《★★★☆》
【魔法科高校の劣等生 1.入学編〈上〉】  佐島勤/石田可奈  (未読(ウェブ版読了)
【バベル】  中田明/ひと和《第17回電撃小説大賞<最終選考作>》  (未読)
【Let it BEE!】  末羽瑛/Tea (未読)
【シアンの憂鬱な銃】  佐原菜月/西E田  (未読)

11年の受賞作品の中で目立ったのはむしろ銀賞の二作。特に【はたらく魔王さま!】は瞠目に値する出来栄えで、それは続刊でも高い評価のまま変わらずにいます。これは飛びっきりの面白さです。
一方で今ひとつ突き抜けた印象に欠けた大賞・金賞受賞作品の中で二作目で確変に入ったのが【アイドライジング!】。ここで目に見えて爆ぜた当作は、三巻でその確変が偶然ではなかったことを証明し、こりゃあ次くらいでブレイクするんじゃ、と思ってたらラノすごで上位入賞してました。

はたらく魔王 数秘術師 回る回る


<GA文庫>

【おとーさんといっしょ! 少女とメガネとハイペリオン】  中谷栄太/シコルスキー《第3回GA文庫大賞(前期)<奨励賞>》  《★★★☆》
彼と人喰いの日常】  火海坂猫/春日歩《第3回GA文庫大賞<奨励賞>》  《★★★☆》
【声優のたまごが、俺の彼女だったようです。 〜ぱんつの中身は大事です!〜】  花花まろん/双龍《第3回GA文庫大賞<期待賞>》  《★★☆》
俺はまだ恋に落ちていない】  高木幸一 /庭《第3回GA文庫大賞<期待賞>》  《★★★☆》
双子と幼なじみの四人殺し】  森田陽一/saitom《第3回GA文庫大賞<奨励賞>》  《★★★☆》
【Happy Death Day 〜自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン〜】  望公太/晩杯あきら《第3回GA文庫大賞<優秀賞>》  (未読)
【あやかしマニアックス!】  夏希のたね/犬洞あん《第3回GA文庫大賞<奨励賞>》 (未読)
【優等生以上、フリョー未満な俺ら。】  初美陽一/さくらねこ《第3回GA文庫大賞<奨励賞>》 (未読)

こうして新人作を並べてみると、思いの外現代が舞台の青春モノが多いことに気付かされる。それも明るく初々しいものから、血生臭かったりダークで歪みが入ったものまでひと通り。その中で異彩を放つのがSFの【おとーさんといっしょ!】だが、これは今考えてもタイトルがまずかった。結構これ、ドタバタコメディとして二巻、三巻と冴えを見せてきているので、先々かなり面白いシリーズを出す可能性が高いと見ている。他の星3.5を提示した三作も、それぞれの作風で読み応えのある青春モノを送り出してきてくれそうなので、飛び抜けた作品こそなかったものの人材を取り揃える事ができたんじゃないだろうか。


<ガガガ文庫>

【キミとは致命的なズレがある】  赤月カケヤ/晩杯あきら《第5回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<優秀賞>》  《★★★》
【寄生彼女サナ】  砂義出雲/瑠奈璃亜《第5回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<優秀賞>》  《★★》
こうして彼は屋上を燃やすことにした】  カミツキレイニー/文倉十《第5回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<ガガガ大賞>》  《★★★★★》
【脱兎リベンジ】  秀章/ky《第5回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<ガガガ賞>》  《★★★》
赤鬼はもう泣かない】  明坂つづり/白身魚《第5回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<審査員特別賞>》  《★★★》
【装甲のジェーンドゥ!】  永福一成/希  《★★★》
【最弱の支配者、とか。】  竹内佑/明星かがよ  《★★☆》

屋上

……おおお!? 我ながら驚いた。自分、ガガガの新人作全部読んでた!? 意外だ、自分、わりとガガガ文庫の尖ったところはとっつきにくいなあと思ってる部分があるんで、ついつい手を引っ込めがちだ、と思い込んでいたので。まあ実際、評判高いらしい作品もあんまり好きじゃなかったりするので、印象はズレてはいないのだろうけど。その中でストライクど真ん中だった超弩級青春小説が【こうして彼は屋上を燃やすことにした】でした。これは絶品。


<富士見ファンタジア文庫>

カナクのキセキ1】  上総朋大 /さらちよみ《第22回ファンタジア大賞<金賞>》  《★★★》
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!】  村上凛/あなぽん《第2回ネクストファンタジア大賞<金賞>》  《★★★》
ごめんねツーちゃん ―1/14569―】  水沢黄平/村上ゆいち《第22回ファンタジア大賞<銀賞>》  《★★★☆》
【正しいアクのすくい方1】  柊晴空/白羽奈尾《第2回ネクストファンタジア大賞<最終選考作>》  《★★☆》
【ヘルカム! 地獄って、ステキだと思いませんか?】  八奈川景晶/ななせめるち《第22回ファンタジア大賞<読者賞>》  (未読)
【俺の彼女は飼主様、妹はご主人様】  マナベスグル/Bou《第2回ネクストファンタジア大賞<銀賞>》  (未読)
フルメタル・パニック! アナザー1】  大黒尚人/原案・監修:賀東招二/四季童子  《★★★★》

ここにフルメタを加えるのは自分でも反則だと思うのだが、何しろ新人という触れ込みだからなあ(苦笑
それ以外は富士見は例年のごとく例年のように、という感じで。その中でアクセントをつけたのが、【オタクリア充】なのでしょうが、良作ではあってもインパクトのある牽引作品となるにはいささか弱い。そんな中、相変わらず純正のファンタジーに関してはさすが富士見ファンタジア。【カナクのキセキ】や【ごめんねツーちゃん】のようなこの手のちょっと古臭いくらいに懐旧催す作品はもう富士見Fぐらいしかちゃんと扱ってくれないからなあ、大事にして欲しい。


<一迅社文庫>

【KNIGHT INSPECTOR 熾炎の狩人】  水上貴之/田上俊介《第1回一迅社文庫大賞<入選>》  (未読)
【僕が彼女に寄生中】  瑞嶋カツヒロ/オダワラハコネ 《★★》

相変わらず新人投入はシナリオライターばっかり。新人賞はどうした。


<スーパーダッシュ文庫>

【くずばこに箒星】  石原宙/月神るな《第10回スーパーダッシュ小説新人賞<大賞>》  《★★★》
覇道鋼鉄テッカイオー】  八針来夏/Bou《第10回スーパーダッシュ小説新人賞<大賞>》  《★★★★★》
【サカサマホウショウジョ】  大澤誠/千葉サドル《第10回スーパーダッシュ小説新人賞<優秀賞>》  《★★★》
【嘘つき天使は死にました!】  葉巡明治/しらび《第10回スーパーダッシュ小説新人賞<特別賞>》  《★★》
物理の先生にあやまれっ!】  朝倉サクヤ/pun2  《★★★☆》
【姉鬼あんりみてっど】  会川潮/馨。 (未読)
【少女と移動図書館】  竹雀怪人/フジシマ (未読)

【覇道鋼鉄テッカイオー】!! もはやこれに尽きるといってイイ11年度のスーパーダッシュ文庫新人作。これに全部持ってかれたなあ。結構期待していた物理の先生は、何やらものすごい勢いで圧壊して打ち切られてしまったし。もうひとつの大賞作は次見ないとちょっと判斷しづらい。むしろ【サカサマホウショウジョ】の方が色々と吹っ切れてて次回以降が楽しみ。

覇道鋼鉄


<MF文庫J>

豚は飛んでもただの豚?】  涼木行/白身魚《第7回MF文庫Jライトノベル新人賞<最優秀賞>》  《★★★★☆》
Tとパンツとイイ話】  本村大志/前田理想《第7回MF文庫Jライトノベル新人賞<優秀賞>》  《★★★★☆》
正捕手の篠原さん】  千羽カモメ/八重樫南《第7回MF文庫Jライトノベル新人賞<編集長特別賞>》  《★★★★》
【オーバーイメージ 金色反鏡】  遊佐真弘/さんた茉莉《第7回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>》  《★☆》
【キミはぼっちじゃない!】  小岩井蓮二/鳴瀬ひろふみ《第7回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>》  (未読)

まったく、MF文庫は毎度同じようなのしか出てこないよなあ、などとしたり顔で言い放ってしまえたらなんぼのものなんだが、実際はここ、何気にやたらと癖のある変な作品が結構な割合で混じっているので侮れない。伊達に成功進捗しているレーベルではない、というところなのだろう。特にTとパンツに正捕手は突き抜けてて突拍子もなく、素晴らしく面白かった。翻って最優秀賞のただの豚は逆に真っ当すぎるほどの青春純愛モノで勝負してきて、これがまたトビっきりの出来。三種三様、これだけ見事に取り揃えられるMF文庫はまだまだ勢い衰える様子が見えない。

ただの豚 Tとパンツ 正捕手の篠原さん


<講談社ラノベ文庫>

【魔法使いなら味噌を喰え!】  澄守彩/シロウ《第1回講談社ラノベ文庫新人賞<大賞>》  (未読)

まだ未読。年明けからも新人作を投入してくるようなので、果たして一つでも主力を担えるものが現れるかどうか。


<このライトノベルがすごい!文庫>

モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)】  谷春慶/奈月ここ《第2回このライトノベルがすごい!大賞<大賞>》  《★★》
美少女を嫌いなこれだけの理由】  遠藤浅蜊/黒兎《第2回このライトノベルがすごい!大賞<栗山千明賞>》  《★★☆》
僕と姉妹と幽霊の約束】  喜多南/みよしの《第2回このライトノベルがすごい!大賞<優秀賞>》  《★★☆》
ドS魔女の×××】  藍上ゆう/〆鯖コハダ《第2回このライトノベルがすごい!大賞<優秀賞>》  《★》
R.I.P. 天使は鏡と弾丸を抱く】  深沢仁/前田浩孝《第2回このライトノベルがすごい!大賞<優秀賞>》  《★★☆》

……献本いただいた身で恐縮なのですが、幾ら何でもこれはダメだろう。第一回に引き続き第二回までこれって。こうして新人作品並べてみると余計に如実に見えてしまうのですが、他のレーベルと比べると見劣りするどころじゃない。そろそろ本気で対策考えないと、マジで早々に行き詰まるんじゃないかと心配です。


<C★NOVELSファンタジア>

【RINGADAWN 妖精姫と灰色狼】  あやめゆう/BUNBUN《第7回C★NOVELS大賞<特別賞>》  《★★★☆》
【災獣たちの楽土 1.雷獅子の守り】  尾白未果/深遊《第7回C★NOVELS大賞<特別賞>》  (未読)

相変わらず、ここは完成度の高いファンタジーをコンスタントに排出するレーベルである。
RINGADAWNは魔法のないファンタジーでしたが、キャラも立ってて実に面白かった。二作目からはさらにステップアップしてましたし。



トータルしてみると、やはりMF文庫の安定がずば抜けている。毎年毎年よくまあこれだけ有望株ゲット出来るもんだわ。電撃はウェブ小説組からビックタイトルを確保しましたし、ここも安定株。ほかも、10年ほどの大物揃いではないものの、堅調に弾丸補充ができている様子。特にガガガ文庫は足元がしっかりしてきた感じがする。危ないのはとにかくこのラノ。あとHJ文庫がここも相変わらずなあ。絶対領域と僕は気づかないでどれだけ盛り返せるか。スニーカーは補充点数こそ少なかったものの、問題児シリーズという主力級を得られたのは大きい。



ちなみに、これが去年の同じ記事

スニーカー文庫。ここに並んだ【子ひつじ】【菜々子さん】【丘るとろじっく】、この三作は一年通してすごかった。【丘ると】なんてこのラノで一気に上位に食い込んでましたしね。個人的には【子ひつじ】が★5つ連発の傑作連射でウハウハでした。
HJ文庫は逆に壊滅。大賞の【すてっち!】は結局二作目出ないまま。個人的に評価の高かった【笑わない科学者】シリーズは尻すぼみに終結して新シリーズは音沙汰なし。あうあう。
スニーカー文庫以上に新人作品がブレイクしたのがファミ通文庫。【ココロコネクト】【空色パンデミック】【B.A.D】はレーベルの屋台骨を支える主力級に見事に成長。特にココロコはついにアニメ化決定と今一番弾けているシリーズに昇りました。

電撃文庫はこの年は特にこれだ、というビックタイトルはなかったのですが、それでもそれぞれメディアワークス文庫に移動したりもしながrも、堅調に良作を送り出してるんですよね。そつがないと言うかなんというか。その中で【幕末魔法士】は二巻から大化けに化けまくった一作。ファンタジーでありながら、本格時代小説の風格まで備えてきて、読み応えタップリの傑作に。

GA文庫。ここは裕時悠示さんがデビュー2シリーズ目の【俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる】が大いに弾けましたね。個人的には【断罪のイクシード】が二作目から好みドストライクの異能バトルモノに化けてて、ウハウハだったのです。

ガガガ文庫、此処も割と壊滅だよなあ。二作目以降があんまり出てこない。【黄昏世界】は辛うじて二作目出してくれましたけど、結局11年度は一作も出ませんでしたし。

富士見F文庫。大賞受賞作の【神さまのいない日曜日】がむっちゃ頑張ってましたね。決して受けの多いとは思えない純正の幻想小説にも関わらず、一年通して新作出し続けてくれたわけですから。
自分が好きだった【スノウピー】も、作者の山田有さんがラブコメの新シリーズを出してくれて、これが富士見Fの中では珍しいくらいにツボ入った作品でした。先々楽しみ。

スーパーダッシュ文庫。自分は追いかけそこねて2巻積んだままなのですが、【ニーナとうさぎと魔法の戦車】が堅実にシリーズを進めている様子。佐々之青々さんはごく最近新作二作目を読んだのですが、これがなかなか素晴らしい良作で、以降も作者買いすることに決めました。

MF文庫。デビュー当初から話題沸騰だった変態王子。順調といえば順調にシリーズ進んでいるのだけれど、実のところもっと大々的に前に出てくると思ってたので、思ったよりもおとなしいことになってるなあ。

やはり今年特に目立ったのはスニーカー文庫とファミ通文庫の新人群。これらは勢いとどまらずに本年度もますます突っ走って来そうですし、盛り上がってきてますねえ。
さて、11年度の新人さんから、はたしてこれだけブレイクできる作品が出てきますかどうか、楽しみ楽しみ。

2010年 漫画  

今年の漫画界を席巻したのは、やはりあの売上記録を新刊が出るたびに更新し続けたワンピース。頂上戦争連載時は、私も毎週雑誌の発売日を心待ちにするという童心に帰れました。
あのワクワク感は凄かったなあ。
ただまあ、単行本の感想は書いてないんで、今年はこちらからは除外しておきます。入れてりゃ2位くらいには入ってましたけど。週刊連載のものも概ね外しで。

というわけで、2010年の漫画ベスト選出、こんな感じで。

一位【惑星のさみだれ】 水上悟志 ヤングキングコミックス



10巻感想

例年の【Landreaall】の牙城をついに打ち崩したのは、文句なしにこの作品。泣きました。連載時も泣きました。単行本になって出たのを読んでも泣きました。感想記事書くために読み直してまた泣きました。多分、また読み直してもまた泣きます。
人生において出会えた事に感謝する作品です。


二位【真月譚月姫】 佐々木少年 電撃コミックス



8巻感想 9巻感想 10巻感想

読め!
伝説の同人伝奇ノベルゲームの漫画化シリーズもついに完結。ゲームの漫画化というジャンルにおいてはもうこれ、空前絶後の大傑作なんじゃないだろうか。ページを捲るたびに息の根を止められるかのような凄まじさ。ちょっと殺されすぎたかもしれない。


三位【Landreaall】 おがきちか IDコミックス ZERO-SUMコミックス



16巻感想 17巻感想

この年間漫画ベストの記事を書き始めて以来、三年連続で一番目の座を確保し続けた本作も、ついにその座から陥落。と言っても、この作品の面白さが落ちたなんてことが皆無絶無ありえない、というのはもちろんみなさん、ご理解のことと思われます。人生における我が最良のバイブル。聖書。たどりつく場所である本作は、その道を羽ばたき続けておるのです。17巻なんか、通常版と限定版、両方買っちゃったさー! これについては、マジで保存用云々諸々買い揃えてもいいかもしれない。



四位【みそらら】 宮原るり まんがタイムコミックス



4巻感想

一社会人として、もう手放せない一冊になってます、これ(苦笑
これ読むだけで、よし明日また頑張ろう、という気持になれる。擦り切れていく心の潤い。働くことの楽しさを、思い出させてくれる一冊。至宝ですよ。



五位【とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲】 冬川基 電撃コミックス



5巻感想

この作者の漫画家としての能力は、ちょっと尋常じゃないよなあ。漫画としてのレベルがちょっと違うというか、漫画力?とでも言うんでしょうか、表現力がパねえんですよ、もう。いや、それだと作画能力だけみたいな聞こえ方になってしまうから違うか。脚本、話の進め方や広げ方、下地の仕込み方から抽出の仕方まで、物語の展開のさせ方から尋常じゃないんですよ。
いや、ぶっちゃけてしまうと、原作より面白いと思ってます、私は。



六位【狼と香辛料】 小梅けいと 電撃コミックス



4巻感想 5巻感想

やっぱり、この漫画すごい。一コマ一コマで描かれるキャラに込められた感情の見せ方がとびっきりに凄いんだ。これについては、【月姫】とこの【狼と香辛料】が頭一つ抜けてたと言っていい。
圧倒されるんですよね。



七位【ケルベロス】 フクイタクミ 少年チャンピオンコミックス



1巻感想 2巻感想 3巻感想

今、一番熱い少年漫画は、もしかしたらこれかもしれない。ただ友情や絆で結ばれた熱さではない、異形と人間の少年が、感謝という繋がりで結びついた故の感動、泣ける熱さが迸っている。
今年から連載が始まった、注目の作品です。


八位【戦闘城塞マスラヲ】 浅井蓮次+ 角川コミックス・エース 



1巻感想 2巻感想 3巻感想

原作のあのトリッキーな内容を見事に漫画として再現。あのヒデオの存在感とたわけたコメディのテンポを、漫画で見ることができるなんて、仰天ですよ、仰天。最新三巻の聖魔グランプリの滾るような熱さには、血沸き肉踊りました。最高です、最高。



九位【白雪ぱにみくす!】 桐原いづみ BLADE COMICS 



5巻感想 6巻感想

6巻のあれ見せられるとねえ。もう、参ったとしか言えない。桐原さんは、わりとムラがあると思うんだけど、いい話描くときはそりゃもうとんでもなく心鷲掴みにされるんですよ。参りますよ、もう。


一〇位【家族ゲーム】 鈴城芹(電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション) 



6巻感想

どちらを見ても恋の春爛漫。カップルカップルまたカップル。いいなあ、幸せだなあ。この漫画を読むと、ニヤニヤしすぎて毎回ほっぺたの筋肉が攣りそうになって困ります。多幸感発生装置です。





一〇作中の実に四作が原作付き(超電磁砲はスピンオフですが)というのは、自分の購入傾向の偏りもあるのでしょうけど、それ以上にメディアミックスのクオリティの向上が感じられます。とにかく単純に原作小説を漫画に焼き直した、というのではなく一つの漫画作品として魅せるための工夫や挑戦が随所に見受けられ、原作のオマケではない漫画家としての自分の作品なのだという気概が強く感じられるんですよね。だから、上にあげたような作品はそれぞれ原作とは独立した、佐々木少年さんの作品、冬川基さんの作品、小梅けいとさんの作品、浅井蓮次+さんの作品、というイメージが確立している。それでいて、原作と別物どころか非常に大切にし尊重した描き方をしていらっしゃるから、原作ファンからも絶賛される、という循環になってるんですよね。
今回あげた作品以外にも、最近のメディアミックスは非常にクオリティの高い漫画が増えていて、読みごたえもありうれしい限りです。

さて、上にあげた以外にも


【よつばと】
【Fate/kaleid liner  プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!】
【煩悩寺】
【あまんちゅ】
【ドリフターズ】
【EIGHTH】
【CAPTAINアリス】
【恋愛ラボ】

などといった、名作良作目白押し。単行本買ってなくても、雑誌で愛読している作品も多々あり、愛すべき作品は尽きませんねえ。幸せなことです。

…………【荒野に獣、慟哭す】、やっぱり続きもう出ないんかなあ(涙  と、去年と同じ一文を最後に置いておこう。マジ出ませんかねえ(涙


2010年我的ライトノベル・ベスト  

読書メーターの記録によると、私が2010年に読んだ本の冊数は664冊。このうち、ライトノベルが何冊を占めているのかを数えるのはさすがに面倒なのでやらないですが、おおよそ毎月の傾向からして3分の2あたりでしょうか。400は超えているはず。


今年は七ツ星が4本。六ツ星が八本。
ラインナップは、【シャギードッグ】がマイナーなのを除けば、概ね有名所が並んだ、と思ってしまう自分はちょっとズレているだろうか。

ちなみにコチラが去年の記事

超☆殿堂


事実上の七つ星☆ミ。人生における最良の瞬間と呼ぶべき恍惚を引き出してくれる、それは魔法の本たちである。幸福を実感したいならこれを読む。至福を得たいのならこれを読む。つまりはそういうシロモノだ。


【秋田禎信BOX】 秋田禎信



感想はこちら

ライトノベルという業界において、間違いなく一時代を築き、支えた伝説の一作【魔術士オーフェンはぐれ旅】の本当のエンディングが読めるのは、この一冊だけっ! というキャッチコピーに騙されずに居られない人が、あの時代の渦中に居た人の中でどれだけいるでしょう。
正直値段、目茶苦茶高かったけど読んだあとなら、あと倍は余裕で出せたな、と思ったものです。それくらい、大満足でした。
それと同時に、ある種の区切りが自分の中でついた気にさせてくれた一冊でもありました。青春の終わりです。



【カンピオーネ! 7.斉天大聖】 丈月城/シコルスキー スーパーダッシュ文庫



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究極の愛!!w もはや、デタラメである。でたらめに面白い、でたらめに究極のエンターテイメント。有頂天状態!! なのである。読んでからしばらく、狂乱狂喜が抜けなかったのも懐かしい思い出である。



【シャギードッグ 5.虹の幕間 Interlude:Scraps of rainbow】 七尾あきら/宮城 GA文庫




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長年の七尾あきらさんのファンとしては、まさに究極とも言える一品。自分がファンとして七尾さんに求めていた要素の全部がここに凝縮されていたのだ。あの時ほどの歓喜、恍惚とした幸せはなかった。



【世界平和は一家団欒のあとに 10.リトルワールド】 橋本和也/さめだ小判 電撃文庫



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2010年で一番かっこよかった、イカした主人公は誰だったのか。上条さん? キリトくん? 敢えていう、ノーだ。ノーだ。じゃあ誰だって? そんなのは決まってる。
星弓さん家の軋人くんに決まってんでしょーーーがっ!!
男として、少年として、青年として、兄貴として、弟として、息子として、恋人として、旦那として、これほどイカした男が彼の他に何処にいる!?
もう、最高でした。最高だったよ、あんたはーーッ。
宇宙規模にして家族規模の、心温まるホームコメディの集大成。この物語を読ませてくれた作者先生にただただ感謝を。

六ツ星きらり☆彡


【“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店 7】 御堂彰彦/タケシマサトシ 電撃文庫



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大団円ではない、ハッピーエンドとは言えない、それはもしかしたら煉獄へと落ちるかのような結末だったのかもしれない。でも、それが愛する人と二人で歩める道ならば、咲と刻也にとってそれこそが選ぶ道だったのだろう。読み終わったあとは、ただただ胸がいっぱいで何も考えられなかったのを思い出す。10年度に完結した中でも、屈指の作品でした。



【カンピオーネ! 6.神山飛鳳】 丈月城/シコルスキー スーパーダッシュ文庫



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今、自分が一番「愛している」作品と呼べるのがこれなのだろう。もう理屈じゃなく、目茶苦茶好きなんだ。愛している。ライクじゃなくて、ラブである。問題は、この六巻はまだ前哨戦に過ぎなかった所でしょう。この次の巻で、自分は有頂天の何たるかを知ることになるのである。



【うちのメイドは不定形】  静川龍宗 原案:森瀬繚/文倉十 スマッシュ文庫




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これに関してはヒトエに「てけりさんヤベエ!!」に尽きる、尽きるのである。本年度における私の中での女性キャラナンバーワンをブッチギリで持って行ってしまった、と言えばご理解いただけるだろうか。てーててけてけ、てけりりん♪ てけて、てけて、てーけりりんー♪


【ココロコネクト キズランダム】 庵田定夏/白身魚  ファミ通文庫



感想はこちら

2010年度における、青春学園ストーリーの決定版。一作目ではまだ【空色パンデミック】の方が上にあったんだけど、この二作目で完全に逆転しました。いや、逆転どころじゃなく、自分の中でバイブルクラスにジャンピング。前々から好んでいた主役とヒロインの一対だけじゃなく、4,5人からなる男女グループにおる青春物語の、これは一つの理想型になっていったんですよね。



【神明解ろーどぐらす 2】  比嘉智康/すばち  MF文庫J



感想はこちら

人の感情を表すのに、喜怒哀楽という言葉がある。そう、楽、楽しいというものはいわば感情の原点の一つとも言えるのだ。その楽しい、という感情を一番めいっぱいに引きずりだしてくれたのが、この作品だった。もう、読んでいる最中の楽しさと来たら、ウキウキワクワクときたら、童心に帰るどころじゃないハッピーさ。アゲアゲである。ハッピーターンの危なさであるww



【猫物語(白)】 西尾維新/VOFAN 講談社BOX



感想はこちら

物語シリーズ初の、阿良々木くん以外が語り部となる話であり、物語シリーズの中でも三指に入る傑作。一人のキャラクターの掘り下げと解体と成長と新生を描いたものとしては、シリーズ屈指と言って過言にはならないだろう。西尾流青春小説の決定版にして、これは一つの到達点だ。



【俺の妹がこんなに可愛いわけがない 7】 伏見つかさ/かんざきひろ 電撃文庫



感想はこちら

元々一巻からして、タイトルといい発想といいすごいもんがあって仰天させられたものだけど、その後の一時の迷走からスタイルをリセットしてから、まさかここまで面白く、良くできた作品になるとはなあ。手放しですごいです。十三番目のアリスの頃は、キャラ描写は特筆する面があって大好きだったけど(まだ続き待ってますよ?)、話の構成についてはかなり問題有りだと思ってたもんなんだけど……いやあ、すごいわ。



【まおゆう魔王勇者 1.「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」】 橙乃ままれ/toi8 エンターブレイン



感想はこちら

正直、ここで七つ星の方に送りたい気もあるんだが、一巻目でそっちまで行ってしまうと今後どうするんだよ、という話になってしまうので。実際のところ、一巻目の段階ではたしかにまだ、まだなんだ。まだ早い。



以下には、2010年度の五つ星作品を列挙続きを読む
 
12月3日

(PASH!ブックス)
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(ドラゴンノベルス)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(フロース コミック)
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12月2日

(一迅社ノベルス)
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(一迅社ノベルス)
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(一迅社ノベルス)
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(講談社ラノベ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(Kラノベブックス)
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(早川書房)
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12月1日

(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJコミックス)
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(HJコミックス)
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11月30日

(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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11月29日

(ヒーロー文庫)
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(ファミ通文庫)
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(エンターブレイン)
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11月28日

(Mノベルス)
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(Mノベルス)
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(Mノベルス)
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11月27日

(電撃コミックスNEXT)
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(アクションコミックス)
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11月26日

(エンターブレイン)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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11月25日

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(ガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(コロナ・コミックス)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(MFブックス)
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(KADOKAWA)
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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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