年間お勧め

2009アニメ  

今年はもう、ほんとに追っかけるのが疲れた。録画が溜まって溜まって。
今年もいろいろと見たなあ、と思いつつ振り返ってみます。



【フレッシュプリキュア!】

フレッシュプリキュア!【7】 [DVD]

今まで自分の中ではプリキュアとは、最初の【ふたりはプリキュア】、【ふたりはプリキュア・マックスハート】で終わっていたのですが、それを覆してくれたのがこの新シリーズでした。
基本的にノリのよいコメディタッチな流れで進みつつ、熱い友情、胸を打つ家族愛、甘酸っぱいラブコメといった展開を非常に高いレベルで描いていて、腰を据えて見る事が出来ました。
特に、敵であったイースが仲間になる前後の熱い盛り上がりは素晴らしかった。仲間になった後も思いのほかテンション下がらず、しっかりとせつながイースだった時の罪と向き合わせたり、彼女がラブ以外の二人ともしっかりと仲良くなっていく過程、ラブの家庭に家族として加わって母親の愛情を知る話など、色々なことをなあなあで流さずちゃんと描いているあたりもよかったんですよね。今までのプリキュアと特に違う点は、メインヒロインのラブに男の子とのラブコメがあった所でしょうか。大輔との甘酸っぱいやりとりはそこらのラブコメアニメの比じゃないニヤニヤものでしたし。あと、忘れてならないのがウエスターさん。敵キャラでここまでキャラ立って愛されてる人は始めてなんじゃないだろうか。不幸を集めるのが任務の癖に、この人が一番楽しそうで幸せそうなんだよなあ(笑
残念ながら、このシリーズは今期で終わってしまうらしい。うーん、勿体無いけどやっぱり対象年齢に対してちょっとズレがあったのかなあ。


Phantom -Requiem for the Phantom-

Phantom~Requiem for the Phantom~Mission-6 [DVD]

ラストでいろいろとひっくり返ったけれど、あの名作をよくぞここまで再現したと思う。全編に渡って流れ続けた仄暗い哀愁と深い霧のような未来の無さがもう、たまらなかった。
やはり特筆すべきは、あの幼いキャルとの日々だよなあ。あそこだけは、救いがあった気がする。



咲-Saki-

咲-Saki- 6 [DVD]

麻雀ものとしては、咲の煮え切らなさも相まって、先立ってのアカギや、来年登場するムダヅモに比べると、カタルシスに欠ける部分もあったのだけれど、ここぞというときの盛り上がりは素晴らしく、なんだかんだのこの時期、来週の放送をてぐすね引いて待ち構えていた一番はこのアニメだったと思う。それぞれの手管がもっと多種多様だったらもっと面白かったんだけどなあ。


リストランテ・パラディーゾ

リストランテ・パラディーゾ 5 [初回限定版] [DVD]

今や世は<男の娘>が席巻しているが、男はやっぱり可愛らしさじゃない、<セクシーさ>こそが味噌なんだよ! と言わんばかりに初老の男性が持つ背筋がそそけ立つような色気を前面に押し出していたのが、このリストランテ・パラディーゾだった。老眼鏡をかけた初老の男性ばかりをスタッフに取り揃えたレストラン。ここに出てくる男の人たちはもう、同じ男の自分がメロメロになってしまうほろ色っぽくてセクシーなのです。ナヨナヨっとした色気じゃないんですよね。女っぽさではない、あくまで男のセクシーさ。
独特のテンポと話の面白さも相まって、これも毎週夢中になって見てたなあ。


NEEDLESS

NEEDLESS fragment.1 [DVD]

今年屈指のB級アクションギャグアニメ。この90年代センスを恥ずかしげもなく前面に押し出しつつ、腹を抱えて笑わされるギャグの津波には大いに笑わされ、楽しまされた。いやもう、ほんと面白かった!
まず、あのOPでがっつり掴まされたもんなあ。アクション作画も、時々神懸かったすさまじいものもあったし。途中、どうしても展開がだらけてしまったところがあったけど、とにかく最後までテンションあがりっぱなし。何気にダークホースの活躍になったんじゃないだろうか。



化物語

化物語 第一巻 / ひたぎクラブ 【完全生産限定版】 [DVD]

今年一番の話題作といえば、やっぱりこれになるんでしょう。シャフト流の演出にはいろいろと思うところはあるんですが、原作のテイストを失うことなく魅せる事に成功しているのは間違いなく。
まー、どの人も声がぴったりはまり過ぎて、さらに見てくれもかわいさ炸裂、というのが一番大きかったように思うけど。原作ではわりと地味だった撫子の人気が爆発してしまったのは間違いなくアニメの影響だろうし。

でも、このアニメの本番はDVDのキャラクターコメンタリーだと思うよ。あれを聞かずしてアニメ化物語は語れないんじゃないだろうかw



GA 芸術科アートデザインクラス

GA 芸術科アートデザインクラス Vol.4(初回限定版) [DVD]

芸術科という一般とは少し違った学生生活を送る少年少女たちの愉快な日常風景を楽しむほのぼのアニメ。いやあ、これが思いのほか楽しかった。けっこう専門的なお話も多かったのだけれど、わからないからつまらないのではなく、分からないからこそ結構内容を丁寧に説明してくれるのが楽しくて、知らないことを知る楽しみという意味でも大いに喜ばせてもらった感じ。
もちろん、ポップでコミカルなキャラクターたちの肩の力を抜いたやり取りが面白いからこそ、楽しめたんだろうけど。で、私が誰のファンだって? 上のジャケ絵をごらんくださいw



アスラクライン

アスラクライン 1 [DVD]初回限定版

感想振り返ってみると、恐ろしい勢いで文句つけてるような気もするけど、これが文句言いながらもめちゃくちゃ毎週楽しみにしてたんですよね、不思議なことに。原作、そこまで好きだったかな? と自分でも首を傾げつつ、あのギミック満載の原作小説を魔窟から発掘して読み返しながら見るアニメは楽しかったです、うん。ラストも大いに盛り上がってくれたしねえ。
ちなみにあちしは、操緒派なのですよ。


とある科学の超電磁砲

とある科学の超電磁砲 第1巻 <初回限定版> [DVD]

とある魔術のスピンオフにもかかわらず、どう考えてもこっちの方が面白いよなあw
というわけで、原作漫画の評判の高さを台無しにすることなく、見事にあのクオリティの高さをアニメに再構成したスタッフには頭が下がります。年頃の少女たちの繊細で大胆な心の移ろいの丁寧でセンスのある描きっぷりには、大満足。いやあ、こっちは文句の付け所が無く、満腹感とともに悦に浸って観る日々。至福である。
黒子はもう、あの声以外考えられなくなってしまった(笑


天体戦士サンレッド 第2期

天体戦士サンレッド(2ndシーズン)2巻 [DVD]

これ、感想書きそびれているけれど、めちゃくちゃ面白い。もう、すんげえ面白い。バンプ様万歳!! ニコニコ動画で毎週配信されているのをかぶりついてみています。プレミア入っててよかったぁと思うひと時。帝王かわいいよ帝王w



そらのおとしもの

そらのおとしもの 限定版 第1巻 [DVD]

空前絶後のバカアニメ。なのにラストは感動とともにフィナーレという、ある意味卑怯極まりない痛快作でした。普通の日々が愛おしいとか言いつつ、主人公のトモちゃんが一番普通じゃないだろうに。エンジェロイドがいなくなっても、あんた本人と会長と部長が存在し続ける限り普通は訪れんと思うのだが。日々のドタバタ振り返っても、実のところイカロスやニンフが原因のものより、トモちゃんが原因のものの方が多かったような。
とにかく、伝説となってしまった空とぶパンツをはじめ、考えた人の頭の中を掘り返してみたくなるような、人類の想像の限界を超えたバカが炸裂しまくった、まさに伝説のアニメになってしまったなあ。面白かった。



空の境界

劇場版 「空の境界」 伽藍の洞 【通常版】 [DVD]

ついに、空の境界も映画ならびにDVD発売が最終巻まで至り、これにて終了。もう、言葉も無いくらい素晴らしいクオリティでした、この空の境界という難解で挑戦的な作品が、これほど原作テイストを失うどころか、むしろ増幅したような形で現出したというのは、一種の奇跡だよなあ。
式は美人でかわいかったなあ、うんうん。
こっそり、未来福音も期待してるんだけど……。



ほか、よかったのはこのあたりか。

続 夏目友人帳
ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜
RIDEBACK-ライドバック-
けいおん!
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
東のエデン
狼と香辛料II
DARKER THAN BLACK −流星の双子(ジェミニ)−
銀魂

2009年ライトノベル系新人作品  

毎年師走は二十日前後にあげていたこの記事も、今年は年末も末にまで遅れに遅れてしまいました。今年の十二月は追われに追われてるからなあ。現在進行形で。

さて、今年は各レーベルまとめてやろうかとも思ったのですが、年間まとめ記事と被りそうなので、例年通りレーベルごとで。
少年系からとりあえずわかっただけ、63タイトル。うち、51タイトルは読破……って、こんなに読んでたのか。わりとハネてたつもりだったんだけど。
ちなみに、評価は完全に主観的な好みによるものなので御容赦の程をお願いいたします。


<電撃文庫>

アクセル・ワールド 1.黒雪姫の帰還】 川原礫 [第15回電撃小説大賞<大賞>] 《★★★★》
【パララバ ―Parallel lovers―】 静月遠火 [第15回電撃小説大賞<金賞>] 《★★★》
【東京ヴァンパイア・ファイナンス】 真藤順丈 [第15回電撃小説大賞<銀賞>] 《★★》
【ロウきゅーぶ!】 蒼山サグ [第15回電撃小説大賞<銀賞>] 《★★★》
【神のまにまに! 〜カグツチ様の神芝居〜】 山口幸三郎 [第15回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>] 《★★★》
【紅はくれなゐ】 鷹羽知 [第15回電撃小説大賞<電撃文庫MAGAZINE賞>]  《★★》
【夜と血のカンケイ。】 丸山英人 [第15回電撃小説大賞<電撃文庫MAGAZINE賞>] 《★》
【クリスナーガ】 小林三六九 《★》
【九罰の悪魔召喚術】 折口良乃 《★★★》
有川夕菜の抵抗値】 時田唯 《★★★☆》
ピクシー・ワークス】 南井大介 《★★★★☆》
【りんぐ&りんく!】 水沢あきと (未読)
【ノーブラッド ツインテール襲来!】 布施文章 《★★》

本年度の電撃文庫に付いては、川原礫さんの独壇場と言ってもいいでしょう。新人作全体を見渡すのみならず、ライトノベルというジャンルそのものに燦然と躍り出た、と言った風情ですし。デビュー作と同時に別のシリーズも順調に刊行しており、来年もますます意気軒昂、もっと売れていきそうな勢いです。
二番手は、スポコンとロリコンを混ぜあわせたのが化学反応を越したのか妙に人気が高まっている【ロウきゅーぶ!】ですか。
ただ、個人的には両方共率直すぎるのが、ちょっと好みから外れてるんですよね。そんな私にクリーンヒットしてしまったのが、南井大介さんの【ピクシー・ワークス】。今年出た新人作全体見渡しても、頭ひとつ抜けたエキセントリックでクライシスな一本。第一歩がこれだと、次回作がどれほどの高みへと突き抜けるのか想像も出来ない。先が楽しみという意味でもピカイチの人である。
ただ、他を見ると例年に比べて、ちょっと低調かなあ。【パララバ ―Parallel lovers―】は実に電撃らしい作品でいいと思うんだけど、二作目以降がお目見えしていないし。【神のまにまに】と【九罰】の人は今後、コンスタントに一定以上のクオリティの作品を供給し続けていけそう、場合によってはどこかで化ける可能性も見えるくらいなんだけど、他はなあ……。


アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)ピクシー・ワークス (電撃文庫)



<メディアワークス文庫>

【[映]アムリタ】 野崎まど [第16回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>] (未読)
【太陽のあくび】 有間カオル [第16回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>] (未読)

ごめんなさい、野崎さんの作品は手元に届いたんだけど、まだ読めてない。



<富士見ファンタジア文庫>

蒼穹のカルマ 1】 橘公司 [第20回ファンタジア長編小説大賞<準入選>] 《★★★★》
【これはゾンビですか?1 はい、魔装少女です】 木村心一 [第20回ファンタジア長編小説大賞<佳作>] (未読)
【鍵開けキリエと封緘師 小箱は開くのを待っている】 池田朝佳 (未読)

相変わらず富士見Fは、少数精鋭主義と言うか何と言うか。常に新しい人材を送り出してくる電撃と比べると、顔ぶれの変わらなさは特筆に値する。実に対照的だ。
そんな中で、凄まじいインパクトとともに現れた新星が【蒼穹のカルマ】である。これはもう、びっくり魂消た作品だった。ただ、一見一発ネタ派手に爆発してそのまま終り、というパターンに見える作品ながら、その基礎部分は非常に強固に見えたんですよね。あのぶっ飛んだ展開をノリではなく堅実な設定論理によって支えられる世界観をしっかりと構築された作品だと。二巻では多少よろめいたものの、三巻になってポンテンシャルの余裕分が活きてきて、これからが本番と言う感じになってきましたし。

蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫)



<角川スニーカー文庫>

シュガーダーク 埋められた闇と少女】 新井円侍 [第14回スニーカー大賞<大賞>] 《★★★★》
【ピーチガーデン 1.キスキス・ローテーション】 青田八葉 [第14回スニーカー大賞<優秀賞>] 《★★★》
【末代まで! LAP1 うらめしやガールズ】 猫砂一平 [第12回角川学園小説大賞<大賞>] 《★★☆》
【ガジェット 無限舞台 BLACK & WHITE】 九重一木 [第13回スニーカー大賞<優秀賞>] 《★★》
【手のひらに物の怪 耳鳴坂妖異日誌】 湖山真 [第11回角川学園小説大賞<奨励賞>] 《★★★》
【ヒミツのテックガール ぺけ計画と転校生】 平城山工 [第11回角川学園小説大賞<奨励賞>] 《★★☆》
【R-15 ようこそ天才学園へ!】 伏見ひろゆき [第13回スニーカー大賞<奨励賞>] 《★★》
【記憶の森のエリス ブラコン×記憶力ゼロ→大迷走】 七瀬川夏吉 [第11回スニーカー大賞 <奨励賞>] 《★》
【サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY】 河野裕 《★★★☆》

鳴り物入りで現れた久々の大賞作【シュガーダーク】。なるほど、これは確かに大賞作に相応しい骨太で読み応えのある作品でした。ただ、どう見ても売れ線とは程遠いんですよねぇ。
文章と挿絵両方やるぜ! というインパクトある登場を果たした【末代まで!】も、その内容はちょっと威力不足でしたし。伏兵は【サクラダリセット】でしたけど、これもあとひとつ、なんかガッツリ持ってかれる感じがないんですよね。
注目は【ピーチガーデン】ということに無るかもしれない。強制ハーレムという非常に面白い設定と、個性的なヒロインズがうまいこと作用しあって、なかなかシュールなようなビビットが効いたような作品になっている。次回以降の話の広げ方次第では、スニーカーでは珍しいタイプの作品として一定の人気は掴めるかも。
まあ、今年に関してはシュガーダークの人プッシュで正解だわなあ、こりゃあ。

シュガーダーク  埋められた闇と少女 (角川スニーカー文庫)



<ファミ通文庫>

【耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳】 石川博品 [第10回エンターブレインえんため大賞<優秀賞>] 《★★★☆》
【ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!】 田尾典丈 [第10回エンターブレインえんため大賞<優秀賞>] 《★★》

尋常でないインパクトのあるタイトルに、なんじゃこりゃあと目を引かれない訳にはいかない、という時点である程度勝利を獲得している【耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳】。タイトルだけではなく、中身もまたケイオスヘキサ。明らかに読者層を限定してしまう内容なんだけれど、逆に言うなら限定内に入ってしまった人にとっては、狂信的にハマってしまうタイプの作品だったりする。ちなみに私は、とてもじゃないけどハマれなかった、けれどなんか無知出来ん! というえらく中途半端な状態に留まってしまった。けっこう苦しい。
むしろ、一定の人気を獲ているのは【ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!】のようだけど、私はこれ、あかんかったわー。この手のギャルゲを嗜んだ人は思いっきり絶賛するか、どうしようもなく生理的に受け付けないというふたパターンに分かれるみたい。私は後者でした、うん。

耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳 (ファミ通文庫)



<MF文庫J>

【まよチキ!】 あさのハジメ [第5回MF文庫Jライトノベル新人賞<最優秀賞>] 《★★☆》
ごくペン!】 三原みつき [第5回MF文庫Jライトノベル新人賞<審査員特別賞>] 《★★★★☆》
【ゴミ箱から失礼いたします】 岩波零 [第5回MF文庫Jライトノベル新人賞<優秀賞>] 《★★★☆》
【オトコを見せてよ倉田くん!】 斉藤真也 [第5回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>] 《★☆》
【プシュケープリンセス】 刈野ミカタ [第5回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>]  (未読)
【ラグナ・クラウン】 三門鉄狼 [第5回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>] 《★》
竜王女は天に舞う One‐seventh Dragon Princess】  北元あきの [第5回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>] 《★★★★》
【IS〈インフィニット・ストラトス〉】 弓弦イズル 《★★★》

今年、自分の中で【ピクシー・ワークス】と共に最大の絶賛と感謝を送りたいのがこの【ごくペン!】である。かなり大きな瑕疵がいくつか見受けられるのだけれど、それを補ってあまりあるテーマの消化性は、瞠目に値すると言って良い。ただ、この一作で完膚なきまでにこの作品の背骨とも言うべきテーマを消化しきっているにも関わらず、続編が出てしまうようなのが心配なんですよね。この作者には下手なことをしないで、思うとおりに書かせて欲しいんだけどなあ。一気に凡庸な所に落ちてしまわないか心配。
最優秀賞の作品は、非常に堅実で完成度が高いのだけれど、味気ないくらい教科書通りで拡張に対する遊びがなく、減点がないだけ、という風に見えたが如何に。
むしろ、【ゴミ箱から失礼いたします】が、MF文庫Fに時折見える、奇妙で奇橋で不可解な、ストレンジな作風で、これがなかなか面白かった。穂史賀雅也さんの系譜に連なるタイプだよなあ。ただ、かの人には一種尋常ならざる青春ラブストーリー力という強力な武器がストレンジの中に備わっているんですよね。まだ、そこまでの武器が見当たらない。
その意味では質実剛健なファンタジーと、蒼穹を舞台にしたスピード感ある冒険性、個性的なヒロインたちとの間のラブコメ、と重要なファクターをなかなかのレベルで兼ね備えた【竜王女は天に舞う】は、上手く伸びていけばけっこうイイ所までイケそう。

ごくペン! (MF文庫J)ゴミ箱から失礼いたします (MF文庫J)竜王女は天に舞う―One-seventh Dragon Princess (MF文庫J)



<スーパーダッシュ文庫>

逆理の魔女】 雪野静 [第8回スーパーダッシュ小説新人賞<佳作>] 《★★★★》
アンシーズ 〜刀侠戦姫血風録〜】 宮沢周 [第8回スーパーダッシュ小説新人賞<佳作>] 《★★★☆》
【ぱんつぁのーと】 月見里一 《★★》

スーパーダッシュは毎年コンスタントに主力格になる人材を発掘してくるので侮れない。とはいえ、去年は新人賞作品は軒並み全滅で、殆どが二作目を出さずに沈黙してしまったわけですが(苦笑
でも、今年については二作とも非常にエキセントリックな作品で、って自分けっこうエキセントリックなの好きだなあw 特に逆理の魔女の続編は是非是非読みたいところなんですけどねえ。

逆理の魔女 (集英社スーパーダッシュ文庫)アンシーズ―刀侠戦姫血風録 (集英社スーパーダッシュ文庫)



<GA文庫>
這いよれ! ニャル子さん】 逢空万太 [第1回GA文庫大賞<優秀賞>] 《★★★★》
【Re:SET 想いと願いのカナタ】 月島雅也 [第1回GA文庫大賞<優秀賞>] 《★★★☆》
【オルキヌス 稲朽深弦の調停生活】 鳥羽徹 [第1回GA文庫大賞<奨励賞>] 《★★★》
純愛を探せ!】 速水秋水 [第1回GA文庫大賞<奨励賞>] 《★★★★》
無限のリンケージ ―デュアルナイト―】 あわむら赤光 [第1回GA文庫大賞<奨励賞>] 《★★★★》
【魔法の材料ございます ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚】 葵東 [第1回GA文庫大賞<奨励賞>] 《★★》
【理の守護神さま。 一.黒使の少女・龍方時雨】 十目一八 [第1回GA文庫大賞<奨励賞>] 《★★》
【ノブレス・オブリージュ 〜茅森楠葉の覚悟〜】 小松遊木 [第1回GA文庫大賞<奨励賞>] (未読)
月見月理解の探偵殺人】 明月千里 [第1回GA文庫大賞<奨励賞>] 《★★★★》
【織田信奈の野望】 春日みかげ 《★》


いやもう、今年はにゃる子さんに尽きるでしょう。局地的ではアリますが、凄まじい勢いでにゃる子さん旋風が吹き荒れていましたし。その勢いも衰えるどころか、アニメ化が決まって範囲も拡大すること必然ですし。ホントにバカバカしくてくだらない作品なんですけど、悔しいことに笑わされてしまったんだよなあ。ボケとツッコミの畳み掛けには参りました、うん。
全般的に見ても、今年のGAの新人作品はレベルたかかったんじゃないでしょうか。どれも話の骨格がしっかりしていて、読むに耐えないというのは殆どなかったし。
注目は【月見月理解の探偵殺人】か。これは、これまでのGA文庫には無かった類の作品なんですよね。これを足がかりにして、どう展開していくか、気になるところ。

這いよれ! ニャル子さん (GA文庫)純愛を探せ! (GA文庫)無限のリンケージ ―デュアルナイト― (GA文庫)月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)



<ガガガ文庫>

【あやかしがたり】 渡航 [第3回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<ガガガ大賞>] 《★★★》
その日彼は死なずにすむか】 小木君人 [第3回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<ガガガ賞>] 《★★★★》
【今日もオカリナを吹く予定はない】 原田源五郎 [第3回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<優秀賞>]  《★★★》
【クイックセーブ&ロード】 鮎川歩 [第3回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<優秀賞>]  (未読)
【やむなく覚醒!! 邪神大沼】 川岸殴魚 [第3回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<審査員特別賞>] 《★★☆》

こうして見ると、ガガガ文庫はけっこう繊細な思春期の少年少女を描いた青春モノが多いなあ。それに混ざって、奇譚系時代小説が混じっているのも面白いけど。

その日彼は死なずにすむか? (ガガガ文庫)



<HJ文庫>

【桜の下で会いましょう】 久遠くおん [第3回ノベルジャパン大賞<優秀賞>] 《★★★》
【じんじゃえーる!】 原中三十四 [第3回ノベルジャパン大賞<佳作>] (未読)
【デウス・レプリカ】 にのまえあゆむ [第3回ノベルジャパン大賞<佳作>] (未読)
【友達の作り方】 愛洲かりみ [第3回ノベルジャパン大賞<特別賞>] (未読)
【こもれびノート】 しやけ遊魚 [第3回ノベルジャパン大賞<奨励賞>] (未読)

あ、あれ? なんか全然読んでないな。特に食指が動かなかったって事なんだろうけど。【じんじゃえーる!】はオーソドックスなラブコメらしいので、いずれは手を出してみたいけど。



<一迅社文庫>
【イスノキオーバーロード】 貴島吉志 《★★》
【める@れい】 南雲裕貴 《★★★》

一迅社は新人賞やってないんですね。他のジャンルから人を招いて人材増やしているみたいだけど、これっという強烈なのがなかなかこないなあ。
と、公式みたら、新人賞準備しているみたいですね。来年から募集みたいですし、作品が出てくるのは再来年あたりになりそうですが。



<徳間デュアル文庫>
【魔王さんちの勇者さま】 はむばね [第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞<徳間デュアル文庫特別賞>] 《★★★☆》

既に数年前からスクウェア・エニックスでデビューしていた人なのですが、ここで改めて賞取っちゃってるというw
ほんわかまったりとした作風はけっこう好きなんですけどねえ。【太陽で台風】の方もいずれ手にとってみたいんですが。


と、今年はこんな感じで。
全体見てみると、どこもそれなりの数を揃えてきている中で、富士見Fとファミ通の少なさが目に付く。ファミ通は、去年七作と大量に送り出してきたのが、今年は二作……いや、去年のラインナップ見て、今年振り返ってみるとなんとなく絞ったのも分からないでもないんだけど。
富士見は相変わらず少数主義を堅持。顔ぶれが変わらないのは堅実ではあるんだけど、新鮮味がないのはどうなんだろう。ただ、今年は富士見ミステリーの人材を吸収した上に、既存の作家さんの新シリーズに人気タイトルとなるものが複数出てきたというのもあって、レーベル自体は何年か前の青息吐息の状態からずいぶん盛り返してきた感じはするんですよね。
新規の【蒼穹のカルマ】も、このラノでの注目ぶりを見ると十分ビックタイトルとして機能しているみたいですし。
そういえばスーパーダッシュも今年は三作。去年の八作から絞ってきてますね。この三作ともが非常にインパクトある作品だったので、少ないという印象はあんまりなかったんだけど。
他はやっぱり目立つのはGAの充実ぶりだなあ。去年のインパクトに欠ける並びと比べると、新人賞を設立して第一回目としては十分なタイトルが集まったんじゃないだろうか。これなら、順調に層は厚くなっていきそう。
逆に、一迅社文庫がなんとなく先細りになってきているような気がするのは、それこそ気のせいだと思いたい。


ちなみにこちらは去年の同じ記事

電撃は生存率は高めですが、やっぱり書かなくなってる人も多いなあ。
水鏡希人さんが、その後一作書いたあとパッタリというのが非常に残念。萬屋直人さんと籘真千歳さんも結局二作目書いてないんだよなあ。勿体無い。
個人的に大化けに化けたのが【ほうかご百物語】。最初の頃は欠点が少ない代わりに特徴のない凡庸なタイトルだと思ってたんですが、途中から完全に化けた。今や続きをすっごい楽しいにしているタイトルになってます。それから【葉桜が来た夏】。これも当初の異文化コミュニケーション系ボーイ・ミーツ・ガールだったのが、ライトノベルではあまり見たことの無い政治軍事サスペンスへと進展してしまって、これがべらぼうに面白かった。
【under 異界ノスタルジア】の瀬那さんも、新シリーズの【レンタル・フルムーン】が好みにドストライクで、そう考えると去年のは当たり年だったと言えるかもしれない。

スニーカーはなんといっても【放課後の魔術師】でしょう。コンスタントに刊行数を重ねて、年末に発売された新作でもう六巻。目立ってないかもしれませんが、確実にスニーカーの主力を担ってますね。

MF文庫Jの去年デビュー組は、恐るべきことに全員最前線で活躍中。この生存率は素晴らしい。ただ、刊行ペースが全般的に早いMFで、森田さんが9月から音沙汰ないのがちょっと不安だけど。この人には徹底してベネズエラ路線で行って欲しいんだけどなあ。

で、MFに対してまったく反比例しているかのようなのは、ファミ通文庫。なんと、全滅w 【セキララ】が三巻まで出て打ち切りくらったのを例外に、他は二作目すら出ずという始末、いったい何があったんだ!? いやまあ、【千の剣の舞う空に】と【ひな×じん】以外はちょっとアレなものばっかりだったんだが。紙吹みつ葉さんは次回作、楽しみだったんだけどなあ。
去年の結果が影響したのか、今年は二冊だけ。一応両方既に続編も出てるんだけど、順調かというと、どうなんだろう(汗
バカテスがえらく盛り上がってるけど、文学少女も終わりかけ状態でレーベルを下支えするタイトルが非常に少ないのが心配なんですよね、ファミ通。ノベライズが主力なのかもしれないけど、うーん。

スーパーダッシュ文庫は、これがまた新人賞関連のデビューの人たちが軒並み二作目出せず仕舞い、一人だけもう一作書いたけど、これも2月以来パッタリ。
ただ、スーパーダッシュは去年は【カンピオーネ!】と【迷い猫オーバーラン】という二つのビックタイトルが登場しているので、全部帳消し。
【カンピオーネ!】は順調に巻を重ね今やレーベル主力の一角、【迷い猫オーバーラン】に至ってはアニメ化に矢吹健太朗氏によるコミカライズという大躍進を遂げてますしね。

GAは新人賞が設定される前ながら、みんなある程度コンスタントに作品を発表しているのは大したもんだ。白鳥さんは【蒼海ガールズ】でずいぶん目立ってきたし。関さんは、サーベイ完結させちゃって、以降は出さないのかなあ。

何気にMF文庫と並んで優良なのがHJ文庫。【ミスティック・ミュージアム】と【アニスと不機嫌な魔法使い】は終わっちゃったけれど個人的には傑作認定してますし、【スクランブル・ウィザード】は順調に看板作品になりつつアリ、読んで無いんだけど【死なない男に恋した少女】も巻数重ねて既に五巻。評判もイイみたいですし、そのうち手を出す、うん。
上栖さんはデビュー作終わったものの、二シリーズ目の作品にとんでもないの持ってきて、正直こっち齧り付き状態なんですよね。個人的にはこの年の新人さんは全部当たりだったっぽい。
HJは何気に当たり率高いんだよなあ。一昨年もそうだったし。今年はちょっと手を出すタイミングを失ってしまっているんですが、読みさえすればこれは面白い! と手をたたくような気配のあるタイトルもいくつかあるので、そのうちなんとかなんとか。

2008年我的ライトノベル・ベスト  

超☆殿堂


このクラスになると、読書という本来なら静謐な行為が、とてつもない体力と疲労を伴うものとなる。ある種の暴力的な面白さが、読んでる此方を鎖でグルグル巻きにして引きずりまわしてくれるからだ。
だが、読み終えたあとのグッタリとした疲労感と同時に襲い来る、血が煮え滾るような凄まじい興奮、高揚感は得難い快感となって全身を駆け巡っていく。
ただ、本を読むという行為で、だ。

つまるところ、きっとこれらは、魔法の本なのだろう。


【スプライトシュピーゲル 検ゥ謄鵐撻好函曄}嬖丁/はいむらきよたか 富士見ファンタジア文庫

スプライトシュピーゲルIV  テンペスト (富士見ファンタジア文庫)

感想

まさしくテンペストの名の通り、嵐も嵐、大嵐。突風吹き荒れ豪雨降り注ぐ大嵐に翻弄される一葉の葉っぱのごとく、読んでるこっちは吹き飛ばされっぱなし。悲鳴と絶叫を喉を張り裂けんばかりにがなりながら、拳を振り上げ、全速力で走りだしたくなる。これはまさしく、息つく暇もなく、感情が上下左右に揺さぶられて止まることのないジェットコースター・ストーリー。

問答無用に最高傑作!!



【GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 1(下)】 川上稔/さとやす 電撃文庫


境界線上のホライゾン 1下 (1) (電撃文庫 か 5-31 GENESISシリーズ)

感想

最初のエピソードにして、凡百の物語の劇的クライマックスが束になっても敵わないであろうスーパーウルトラハイテンションなクライマックスを引っ提げて、川上稔が帰ってきました。
最初からクライマックスとはこれ如何に。
一番最初にこれだけハードルあげるとは、いったい最終的にはどこまで高みにかけあがるつもりなのか。この人、バベルの塔を築くつもり満々である。


【さよならピアノソナタ 3】 杉井光/植田亮 電撃文庫

さよならピアノソナタ〈3〉 (電撃文庫)

感想

既に最終四巻も出ていますけど、このシリーズの最高傑作はまさにこの三巻であったのではないかと愚行するところであります。
これを読んだ私がどんな風に発狂したかは、感想のイカレっぷりを見ていただければわかるでしょうが。さすがに、あれだけ弾けたのは今となると少々恥ずかしさが込み上げてくるのですが、根本的なところの印象は変わることなく。
この作品は文字列をして音楽を奏でるものなり。



六つ星キラリ


【ばいばい、アース 4.今ここに在る者】 冲方丁/キムヒョンテ 角川文庫

ばいばい、アース〈4〉今ここに在る者 (角川文庫)

感想

冲方丁の根源にして到達点。すべてはここから派生し、ここへと帰還する。
いわば、創造の故郷であり、原風景という物語の、これが終極なのである。



【BLACK BLOOD BROTHERS 9.黒蛇接近】 あざの耕平/草河遊也 富士見ファンタジア文庫

BLACK BLOOD BROTHERS9  ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 黒蛇接近― (富士見ファンタジア文庫 96-15)

感想

ミミコが打ち出した波紋は、世界に広がり、月に満ち、黒き血へと共鳴し、再びミミコの元へと戻ってくる。
そのダイナミックな波形の壮大さ、鮮烈さ、なにより昼夜問わず、生命持つ存在の生きようという意思の息吹が間近で吹きつけられるような、生臭いまでの猛々しさ、健気さが身震いとなって伝わってくる。
最終局面は近い。



【アンゲルゼ 永遠の君に誓う】 須賀しのぶ/駒田絹 コバルト文庫

アンゲルゼ―永遠の君に誓う (コバルト文庫)

感想

生きるという、ただそれだけのことがどうしてこんなにも困難なのか。
陽菜をはじめ、子供たちは絶望的な現実を突きつけられることで、今まで自分たちが何も知らず箱庭の中に籠り、大人たちによって守られていたことを知る。知るということは、成長であると同時に絶望を得るということでもある。少年少女たちは、自分たちがどれほど愛され、優しさによって守られていた事を知れば知るほど、自分たちが置かれた立場が先のない、未来のない、希望の廃れた絶望と言う監獄の内にあることをも思い知らされることになり、その相反する螺旋の知に苦しむことになる。
この物語の結末は、そんな絶望をただ絶望のまま不幸とせず、出来うる限りの努力を持って希望の切れ端を掴んだ、そんな切なくも敬すべき、そして愛しさに胸打たれる幕引きであったといえる。
諦めることを知らない少年が、大人の男になりなおも自分の手からすり抜けていったものを取り戻す戦いが描かれることはないのだろうけど、その背中を見送ることが出来たのだから、良かったというべきなのだろう。



【時載りリンネ! 3.ささやきのクローゼット】 清野静/古夏からす スニーカー文庫
時載りリンネ! 3  ささやきのクローゼット (角川文庫―角川スニーカー文庫)

感想

美しい文章、という鼻で笑ってしまうような言葉を、私はこのシリーズに出会うことで、現実に存在する概念であることを知ったのでした。
あとがきにまで及ぶ上品な言葉の綴りに、心地よい酩酊を感じる酔いの淵。いや、この物語は爽やかな早朝に小鳥のさえずりを聞きながら縁側で揺り椅子に揺られながら読むのが相応しい。


【<本の姫>は謳う 4】 多崎礼/山本ヤマト C★NOVELSファンタジア

“本の姫”は謳う〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)

感想

その物語の精緻なる完成度の美しさは、デビュー作の【煌夜祭】からいささかも劣ることなく、見事に現出したのでした。
現在と過去と未来は断絶した一方通行の落下線などではなく、相互に手をとり踊り合う円環となって前に進むものなのだと、その芸術のような物語の語りにより時間の概念を根こそぎひっくり返された感慨を抱かせてくれる、素晴らしい物語でした。
彼らの生と死に祝福を。



【ANGEL+DIVE 3.LOVENDER】 十文字青/青稀シン 一迅社文庫

ANGEL+DIVE〈3〉LOVENDER (一迅社文庫)

感想


恋を知り、世界に輝きを感じたがゆえに生きようと足掻き、生きることに縋りつこうとした結果が、この悲劇だというのなら、運命をつかさどる神こそひたすらに邪悪なる悪魔の化身なのだろう。
既に幼い頃から大人であることを要求されている双子と違い、純心無垢な子供でしかなかった少年少女たちは、成長と言う名の穢れを帯び、かつての眩いばかりの光をくすませていく。
それでも、成長するに従ってゆっくりと練磨していけば、くすんだ光は輝きを戻したのかもしれないが、ここで起こった事件はその猶予を粉々に打ち砕き、拭えぬタールのような影を頭から被せてきたわけだ。
穏やかな日常は、ここに無残に崩壊した。1990年編の破綻にまみれた完結である。




以下には、08年度の五つ星作品を列挙続きを読む

2008年 我的漫画選  

年も越してしまいましたが、改めまして昨年2008年度我的漫画選定でございます。

つーてもねー。2007年度の同じ記事を読み返してみたら、あんまりラインナップ変わってないんですよね。新規開拓が少ないとも言えるし、漫画に関しては新陳代謝が、たとえばライトノベルなどに比べるとゆっくりしているのかしら。

といったところで、順次行きましょうか。


一位【Landreaall】 おがきちか IDコミックス

Landreaall 12 (12) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) Landreaall 13 (13) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

12巻感想 13巻感想

これに関しては向こう十年は不動の一位でしょう。08年度に引き続いて、【Landreaall】。国内最高のファンタジー作品であります。
ウルファネア篇の完結となる12巻冒頭から、13巻の終わりまで主人公のDX不在のアカデミー編となるのですが、テンションマックスのままその面白さは一切変わらず。さらに、これは主人公の魅力が欠けているからではなく、むしろ不在であるからこそ主人公DXの存在感がさらに感じられるという凄まじい展開でもあり。
まあ、とにかく傑作なので一度手に取ってもらいたい。今のところ、まだ知る人ぞ知る、という階梯の作品なので。これはもっと評価されるべき作品だと切に思う。去年はようやく常連さんの幾人かを引き込むことに成功したので、今後も折にふれて布教活動に従事したいですねw



2位【機工魔術士 enchanter】 河内和泉 ガンガンWINGコミックス

機工魔術士 -enchanter- 16 (ガンガンWINGコミックス) 機工魔術士 -enchanter- 17 (ガンガンWINGコミックス)

16巻感想 17巻感想

真の真なるものとは何なのか。本物と偽物との違いは?
真偽の定義という哲学的論争を基軸にしたカリオストロとの闘争を通じて、この工学魔術という独特の世界観を有する物語の根底を為すテーマが、好きな女のために頑張る男の子、という最もシンプルな、そして強力な主題へと結実していくその展開はとてつもなく圧倒的で、最後までテンションあがりっぱなしでした。
作画能力やセリフ回しもクライマックスに近づけば近づくほど神がかってきて、とにかく当初の頭悪そうな萌え漫画の皮をかぶっていたのが信じられないくらい、骨太の作品になったという感想。
河内さんは、【賽ドリル】でもそうだったけど、エロカワイイ、コメディちっくな雰囲気とは裏腹に、その主題となる部分は実に哲学的な意味合いが濃くて、これが読み応え有るんですよね。
完結したものの、まだ後日譚的な話がぶっとく続いているらしいので、続刊期待。



3位【家族ゲーム】 鈴城芹 電撃4コマセレクション

家族ゲーム 3 (3) (電撃コミックス EX 4コマコレクション) 家族ゲーム 4 (4) (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション)

2巻感想 3巻感想 4巻感想 5巻感想

08年度における最大にして最高の大発見、大発掘ラブコメ作品。
Marvelous!!
Marvelous!!
Marvelous!!
ゲーム雑誌掲載の四コマ漫画なのですが、これが素晴らしいラブコメ漫画なのですよ。
4コマの傑作といえば、むんこさんの【らいかデイズ】がありますけど、こちらはさざえさん時空ならず、順次作中時間が経過していくタイプなので、当初は小学生だったメインヒロインの一人である葵なんかは、今や中学生になっているように、キャラクターが成長していくタイプの話なんですよね。同時に、キャラも立場や性格、人間関係もダイナミックに変化したりしなかったり。登場キャラクターも巻が進むにつれて増えてきて、それに準じて人間関係も複雑な絡み合いを見せ、旧来のキャラも違うキャラとの接触でこれまでと違った顔を見せたり、と巻が進むにつれて読み応えも増してきてるんですよね。
とにかく、08年度ぶっちぎりのラブコメ漫画でした!



4位【荒野に獣、慟哭す】 伊藤勢 マガジンZコミックス

荒野に獣慟哭す 7 (7) (マガジンZコミックス) 荒野に獣慟哭す 8 (8) (マガジンZコミックス)

7巻感想 8巻感想

マガジンZ、今月発売の3月号で休刊になるそうなんだけど、この【荒野に獣、慟哭ス】はいったいどうなるんだろう。なんとか、別紙で連載続けてほしいんだけど。この作品が打ち切りになるなんて、漫画界の損失ですよ、損失。
夢枕獏の原作を漫画化したこの作品、7巻の圧倒的疾走感、発狂しそうなド派手な大活劇から、8巻のおどろおどろしいジャングルの闇の暴力的な存在感。伊藤勢という一代の漫画家の才能が、縮退爆発したかのような大作なのである。今、これほどのアクションと、圧倒的な描写力を持つ漫画家がどれほどいるだろうか、なんて大層なセリフを吐いてしまって恥ずかしくない作品なので、まあ読んでみちょ。
そして、打ちのめされながら発狂し、笑い転げて震いあがれ。



5位【真月譚月姫】 佐々木少年 電撃コミックス

真月譚月姫 6 (6) (電撃コミックス)

6巻感想

誰も知らぬ境地へと到達しつつある佐々木少年版【月姫】の最新刊。
士貴の封印された記憶。遠野四季の真の姿。秋葉の苦悩。シエルの呪われた過去。
そして、アルクェイドの恋。
佐々木少年は、本当に【月姫】を完成させるつもりのようだ。
アルクかわいいよ、アルク。



6位【Under the Rose】 船戸明里 バースコミックス

Under the Rose (1) 冬の物語    バースコミックスデラックス Under the Rose (2) 春の賛歌 Under the Rose (3) 春の賛歌    バースコミックスデラックス Under the Rose (4) 春の賛歌 バースコミックスデラックス アンダーザローズ 5―春の賛歌 (5) (バーズコミックス)

1巻感想 2巻感想 3巻感想 4巻感想

十九世紀後期。ヴィクトリア朝イギリスを舞台としたある伯爵家の家族と、家庭教師として訪れた女性を中心とした物語。
溺れた。圧巻としかいいようのない人間の心の深淵に、首根っこを掴まれて、その黒いコールタールのような粘性の、視界ゼロの泥沼の中に首ごと叩き込まれて沈められ、やめてやめてと悲鳴をあげても聞き入れられず、否応なく溺れさせられた。
読み終えた後の、あのぐったりとした疲労感は未だに忘れられないです。これは、読んだら根こそぎ体力と魂の一部を奪われるような、そんな凄まじい作品。勘弁してくれ、と悲鳴をあげたくなるのに、それでも最後まで目を離せない吸引力は、闇の蠱惑というものなんでしょうかねえ。



7位【Roman】 桂遊生丸 ヤングジャンプコミックス

Roman 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)

感想

幻想楽団“Sound Horizon”の5th Story CD 【Roman】を、あの【かしまし】を描いた桂遊生丸が漫画化した幻想組曲物語。
それは、新鮮で鮮烈であまりにも衝撃的な作品でした。

嗚呼、其処にロマンは在るのでしょうか……。





今回は7作品だけ、ピックアップということで。
もちろん、他にもあるんですけど、一押しという点ではこの6作があまりに図抜けていたので、今回はこれだけで。どれも、読んで後悔はさせません、と断言できるラインナップでございました。


以下は、上で紹介した以外の作品から、現在私が注目しつつ、尻尾振って追いかけてる作品です。



続きを読む

2008年アニメ  

本年度も、なんだかんだと良作傑作が盛りだくさんで、随分と楽しませていただきました。
まあ、さすがにあまりにもたくさん放映されてて、追い切れなくなってきているのも現状なのですけど。自分の地方じゃ、放映されてない作品もまだまだあるので、その環境ですらこの状態ですからねえ。いやはや。ある意味、嬉しい悲鳴であるともいえるのですけど。
では、この記事に関しては特に順位付けするでもなく、つらつらとご紹介。
商品リンクは第一巻じゃなくて、お気に入りのジャケットから選択してますw
タイトルリンクは公式ページへ。


ef – a tale of melodies. Blu-ray 1(Blu-ray)
ef – a tale of melodies. Blu-ray 1(Blu-ray)

ef – a tale of melodies.

前年度に放映された【ef - a tale of memories.】の続編にして、完結編。
シャフトのセンス爆発な演出と、じっくりと描き出される内面描写。前シリーズのキャラクターから託され、繋がっていく想いが見事に結実していくクライマックス。本気のシャフトをこれ以上なく堪能させてもらった作品でした。




狼と香辛料 Blu-rayDiscBOX【期間限定生産】(Blu-ray)
狼と香辛料 Blu-rayDiscBOX【期間限定生産】(Blu-ray)

狼と香辛料

ホロ可愛いよ、ホロ。
名作【狼と香辛料】がアニメ化されると聞いたときは、ファンとして随分と不安に感じたものでしたけど、これはもう素晴らしかった。これこそ究極の映像化。諧謔味あふれたロレンスとホロの掛け合いに、クルクルと表情が変わる豊かなホロの感情表現、仕草が合わさったことで威力倍増。これは、ほんとに面白かった。第二期もほぼ決定しているようなので、楽しみ楽しみ。
ところでこれ、巷では経済を扱った、経済経済って言われてるけど、経済っていうより商売じゃないの?
ホロかわいいよホロ





喰霊-零- 2(限定版) [DVD]
喰霊-零- 2(限定版) [DVD]

喰霊 零

愛するものを、愛を信じて殺せるか。
衝撃的な第壱話、第弐話から、一旦過去に戻り穏やかで幸福な黄泉と神楽の姉妹の日常とその破綻を描くというこの構成にはまったく、やられたとしか言いようがない。どれだけ愉快で楽しそうな日常を見せられて、思わう笑ったり、姉妹の仲の良さにニヤニヤさせられても、これがいずれ壊れることがわかっているから、どこか切なさから逃れられない独特の感覚がたまらなかったです。原作の前日譚として、原作をとても大切に扱った造りも好感度高かったですし、アクションも素晴らしかった。今年冬のアニメでも、とびっきりの一作でした。




ケメコデラックス!1(Blu-ray) (初回限定版)
ケメコデラックス!1(Blu-ray) (初回限定版)

ケメコデラックス

これはもう、とんでもねえ衝撃作だったさ(爆笑
第壱話のケメコの見た目のインパクトがとにかく凄くて、なんだこの進化型グゥは!? と思ってたらこれがとんでもねえアクション見せた挙句に中から女の子が登場ですよ。
今年ではぶっちぎりのハイテンションギャグアニメ。ケメコ役の斎藤千和女史の怪演がとかく凄まじかった。加えて、女の子がやたらエロくて可愛いときたもんだから正直参った。
M・Mの可愛さは異常。三平太はもう少し甲斐性見せろ。
これも、なんか途中で終わったっぽいから、続編来るのかなあ。ぜひ来てほしいけど。




コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume05 (Blu-ray Disc)
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume05 (Blu-ray Disc)

コードギアス 反逆のルルーシュ R2

正直、第二期はあまりにも急展開が連続して、ついていくのが精いっぱい。物語や登場人物の胸中に没頭することはできなかったんですけど、あの結末を見せられたら何にも言えなくなりました。
終わり良ければなんとやら。




シゴフミ 七通目<最終巻> [DVD]
シゴフミ 七通目<最終巻> [DVD]

シゴフミ

死後の人間から贈られる手紙を届ける配達人フミカを主人公に綴られるオムニバスストーリー、だとあの鮮烈な第壱話第弐話を見た時は思ったんですけどね。中盤から狂言回しだと思われたフミカが文字通りの主人公として物語が動き出したときは嬉しい驚きだった。
もっとも、個人的にはチアキの話が一番好きですけど。チアキは最初出てきたときはお邪魔なライバル役かと思いきや、良き先輩としてフミカを助け、明るい性格でみんなを引っ張ってくれる実によい人でした。あれで、キャラの中でも一番乙女というのは反則。彼女の話は今にも心に染みています。
チアキかわいいよチアキ





ソウルイーター SOUL.1 [DVD]
ソウルイーター SOUL.1 [DVD]

ソウルイーター

OPから第壱話のとんでもないアクション描写に度肝を抜かれたこの作品ですが、未だにテンション落ちずに面白いまんま、というのは凄いなあ。
何気に夕方見逃しても深夜にもう一度放映してくれるのはかなり助かってます。夕方だと録画忘れてよく見逃すんですよね。





true tears vol.7 [DVD]
true tears vol.7 [DVD]

true tears

本年度の青春恋愛モノの中では、ぶっち切りでお気に入りの大傑作作品。
富山という地方都市の独特の空気感の中で紡がれる、思春期の少年少女たちの色鮮やかな恋愛模様。このしっとりとした恋愛観は、他ではなかなかお目にかかれない濃密なコクがあって、見るたびに嵌まっていたものでした。
特に同い年にも関わらず、乃絵の純心無垢な少女性と、比呂美の良くも悪くも大人びた女性らしいしっとりとした色気の相違が、際立ってインパクト強かった。一つ一つの細かい仕草が、凄まじいまでに情感籠ってて、なんか圧倒すらされるんですよね。女の情念、が凄かった。
比呂美が、眞一郎の持ったカップを引き寄せて口をつけて、「いいよ」と呟いたシーンの総毛立つような色気と。自転車で追いかけてきてすっ転んだ眞一郎のもとに駆け寄っていく比呂美の涙の描写の美しさは未だに脳裏に鮮やかに刻まれて忘れられません。
眼の描き方が引き込まれるような美しさと力強さ儚さで、目力って言うんでしょうか。それらがとても印象的な作品でした。
比呂美かわいいよ比呂美





夏目友人帳 3 [DVD]
夏目友人帳 3 [DVD]

夏目友人帳

いったいこの作品には何度泣かされたか。中盤越えたあたりからは、なんか毎回涙ぐんでたような気もするけど(苦笑
人間である夏目と、普通の人間には見えない異なる存在である妖怪たちの交流が、優しさと切なさ、独特の緩やかな情感たっぷりに描かれていて、これは本当に素晴らしかった。
燕や蛍の回なんか、本気で泣けたもんなあ。どこか他人と壁を作り、関わることをしようとしてこなかった夏目が、段々と不器用ながらも自分の周りの世界に目を向けて、自分の過ごす日常がとても大切であったかいものだと気づき、大事に思っていく描写がまた丁寧で、上手いんですよね。他人と違うものが見える、普通の人間と違う、ということは他人に優しくしないこととは別の話と言う話。
来年早々に続編が放映されるそうなので、正座して待機です。漫画もこれを機会に買っちゃいます。





マクロスF(フロンティア) 1 (Blu-ray Disc)
マクロスF(フロンティア) 1 (Blu-ray Disc)

マクロス・フロンティア

これぞマクロス。これこそがマクロス、というのを徹底的に思い知らされた、これこそまさに傑作。
マクロスといえば、音楽、ヒロインの歌う歌が大切なんだけど、その意味でもこのフロインティアはズ抜けていました。CD買いまくっちゃったもんなあ。他の追随を許さないマクロス特有の空中戦シーンに、BGMとして流れる数々の名曲。最終決戦の凄まじいテンションの熱さは、今なお身体が火照ります。
それにしても、シェリルのイイ女っぷりは凄かった。何度も挫折を重ね、ゴミクズのように捨てられ、自身の命すら喪うことを運命づけられながら、このヒト、一度も八つ当たりや恨み事言わなかったんですよね。それどころか、ランカの心配までして。いやあ、惚れた惚れた。




ストライクウィッチーズ 限定版 第5巻 [DVD]
ストライクウィッチーズ 限定版 第5巻 [DVD]

ストライクウィッチーズ

云わずと知れた本年度最強の話題作。実際、面白かったよー。ぱんつ。
と、ぱんつぱんつが連呼されるこの作品ですけど、やっぱり一気に魅了させられた要因は、むしろ私の場合あの鮮やかな空中機動と、戦闘SEなんですよね。
出来れば、もっともっと多彩な空中戦を見たかったなあ、というのが正直な願望。





劇場版「空の境界」 俯瞰風景 【通常版】 [DVD]
劇場版「空の境界」 俯瞰風景 【通常版】 [DVD]

空の境界

テレビアニメではなく、劇場版から。
いやあ、これに関してはもう言葉もないです。月姫からFateと不遇をかこってきた型月アニメですけど、ここに至りついに満足のいく最高へとたどり着いたんじゃないでしょうか。
余すことなく原作の雰囲気を叩き込み、さらに映像美を追究したこれこそ本物の【空の境界】
DVD揃えることに、一切の後悔も躊躇いもなし。傑作です。


他、良かったのはこんなところかなあ。

・あまつき
・アリソンとリリア
・今日の5の2
・S・A
・紅
・絶対可憐チルドレン
・銀魂
・機動戦士ガンダム00
・ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜
・とらドラ!
・ブラスレイター
・XxxHOLiC◆継
・ワールド・デストラクション
・我が家のお稲荷さま。

2008年ライトノベル系新人作品  

前年度は新人賞受賞者と最終選考作だけ引っ張ってきましたけど、今回はもうちょっと勉強して、とりあえず新人さんらしき人は全部あげてみましたとさ。
少女系レーベルはやっぱり追い切れないや。

太字は既読、細字は未読。
タイトルリンクは私の感想。画像リンク先はAmazonへの商品リンクとなっています。


<電撃文庫>

【ほうかご百物語】 峰守ひろかず [第14回電撃小説大賞<大賞>]
【君のための物語】 水鏡希人 [第14回電撃小説大賞<金賞>]
【under 異界ノスタルジア】 瀬那和章 [第14回電撃小説大賞<銀賞>]
【藤堂家はカミガカリ】 高遠豹介 [第14回電撃小説大賞<銀賞>]
【葉桜が来た夏】 夏海公司 [第14回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>]
【桜田家のヒミツ 〜お父さんは下っぱ戦闘員〜】 柏葉空十郎 [第14回電撃大賞<最終選考作>]

【リリスにおまかせ!】 麻宮楓 [第14回電撃大賞<最終選考作>]
【旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。】 萬屋直人 [第13回電撃小説大賞<最終選考>]
【騎條エリと緋色の迷宮 英国亭幻想事件ファイル】 秋月大河
【θ (シータ) 11番ホームの妖精】 籘真千歳
【マギ・ストラット・エンゲージ】 松山シュウ
【泣空ヒツギの死者蘇生学】 相生生音
【機械じかけの竜と偽りの王子】 安彦薫
【ラドウィンの冒険】 水藤朋彦 


さすがに刊行数が多い。過去の第三次選考までの作品も積極的に売りに出している。骨太なSFだった【θ (シータ) 11番ホームの妖精】。強烈なヤンデレ登場の【泣空ヒツギの死者蘇生学】。正統派西洋ファンタジーの【機械じかけの竜と偽りの王子】と、評判の良い作品も出ている。とはいえ、続刊がどれも出ていないんですよね。著者の方で準備が出ていなかったか、売上的に厳しかったのか。
個人的には【θ (シータ) 11番ホームの妖精】の作者の作品はもっと読んでみたい。
受賞作・最終選考の中では、まず【君のための物語】がピカ汽哉瓦韻胴イ澆世辰拭0聞漾⊃靴靴ず酩覆出てこなくて心配していたのだが、来年早々新作登場ということで、実に楽しみである。
他はいま一つ、というところだったのだけど、二巻にして【葉桜が来た夏】が大化け。今後、かなり楽しみになってきている。
他は今のところ買い控え。イタチさんだけ、買い続けているけど、近々届く三巻次第か。
【旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。】は、買いそびれていたので、そのうち一読しようと思っている。


君のための物語 (電撃文庫)θ(シータ)―11番ホームの妖精 (電撃文庫)




<富士見ファンタジア文庫>
【黒乙女―シュヴァルツ・メイデン― 黒き森の契約者】 玖野暮弥

第二十回ファンタジア大賞の作品は来年一月に持ち越し。今年、この人しか新人いないんですけど。しかも、読んでないし(汗
従来からいる作家陣が大いに頑張っていて、ミステリー文庫からの移籍組もあり、盛り返した感があったファンタジア文庫だけど、これは拙いんじゃないのか?


<富士見ミステリー文庫>
【イキガミステイエス 魂は命を尽くさず、神は生を尽くさず。】 沖永融明 [第6回富士見ヤングミステリー大賞<奨励賞>]

ミステリー文庫終了のお知らせorz
ちなみにこの作品、アタシは読んでいないのだけど、かなりの怪物作品らしい。


<角川スニーカー文庫>
【デビルズ・ダイス 1の目 神はサイコロを振らない】 いとうのぶき [第11回スニーカー大賞<奨励賞>受賞者]
【黒猫の愛読書 I ―THE BLACK CAT'S CODEX― 隠された闇の系譜】 藤本圭 [第12回スニーカー大賞<優秀賞>]
【放課後の魔術師 1.オーバーライト・ラヴ】 土屋つかさ [第12回スニーカー大賞<奨励賞>]

スニーカーも、電撃に比べて数は少ないが、出ている作品はポッと出という印象が少なく、作品も作者も長きにわたってレーベルを支える事を前提としたような安定感が感じられる。黒ネコは個人的には好みじゃなかったけど、出来はいいし、評判もいいみたいだしね。
オススメはやはり【放課後の魔術師】。これは伸びる。

放課後の魔術師  (1)オーバーライト・ラヴ (角川スニーカー文庫)




<MF文庫J>
【ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート】 森田季節 [第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<優秀賞>]
【この広い世界にふたりぼっち】 葉村哲 [第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>]
【やってきたよ、ドルイドさん!】 志瑞祐 [第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>]
【ナインの契約書 ―Public Enemy Number91―】 二階堂紘嗣 [第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>]
【ぴにおん!】 樋口司 [第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>]
【二人で始める世界征服】 おかざき登 [第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<審査員特別賞>]
【ミサキの一発逆転!】 石川ユウヤ [第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<審査員特別賞>]


硬軟各種取り揃えております、というようなラインナップ。【ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート】みたいなエッジの尖ったセンスの作品を優秀賞に持ってくるあたり、やはりこのMF文庫の新人賞は侮れない。過去振り返っても、優秀賞は外れないもんなあ。さらにエッジの鋭い人を選びまくるであろう【この広い世界にふたりぼっち】まであるあたり、ほんとにもう……。
もうひとつ当たりだったのは【二人で始める世界征服】。だから、世論はアリスは優勢なんじゃないかと――――
【ナインの契約書】も続きは追いかけたい。あの人の悪意と悪魔のささやかな軟い心の描き方は好みなので。ドルイドさんはどうしよう。
他二作は、切ります。私にはダメでした、全然。
しかし、毎回MF文庫の新人作品はなぜか購入率高いんですよね。今年なんか全部買ってるし。なんか、購買意欲を高める要素があるんだろうか。

ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート (MF文庫J)この広い世界にふたりぼっち (MF文庫J)ナインの契約書―Public Enemy Number91 (MF文庫J)二人で始める世界征服 (MF文庫J)






<ファミ通文庫>
【千の剣の舞う空に】 岡本タクヤ [第9回エンターブレインえんため大賞<優秀賞>]
【Chaos Kaoz Discaos】 小野正道 [第9回エンターブレインえんため大賞<優秀賞>]
【サージャント・グリズリー】 彩峰優 [第9回エンターブレインえんため大賞<特別賞>]
【雅先生の地球侵略日誌】 直月秋政 [第8回エンターブレインえんため大賞<東放学園特別賞>]
【カミマゴ 羽根としっぽと世界征服】 江藤苑 [第9回エンターブレインえんため大賞<奨励賞>]
【セキララ!!】 花谷敏嗣 [第9回エンターブレインえんため大賞<奨励賞>]
【ひな×じん 鎖の少女と罪悪感の天秤】 紙吹みつ葉


【ひな×じん】の紙吹さんは、つよきすのノベライズでデビューしてらっしゃいますけど、オリジナルはこれが初めてなのかな。なので、ここに含ませてもらいました。個別に感想書けてなかったんですね、書いたつもりになってた。設定的にも主人公の女の子のキャラクターにしても、なかなか面白かった由にして。
一応、全部出たのは読んだんだけど……。二作目以降を書いてるのは【セキララ!!】の人だけで、他の人は音沙汰無し。ほかはいいんだけど、【千の剣の舞う空に】は表紙とは裏腹に、ネットゲームが舞台ながら非常に硬派でストイックな作品だったので、続きにしろ新作にしろ読んでみたかったんだけどなあ。

千の剣の舞う空に (ファミ通文庫) ひな×じん 鎖の少女と罪悪感の天秤 (ファミ通文庫)




<スーパーダッシュ文庫>
【スイーツ!】 しなな泰之 [第7回スーパーダッシュ小説新人賞<佳作>]
【超人間・岩村】 滝川廉治 [第7回スーパーダッシュ小説新人賞<佳作>]
【反逆者(トリズナー) 〜ウンメイノカエカタ〜】 弥生翔太 [第7回スーパーダッシュ小説新人賞<佳作>]
【海賊彼女】 鈴木一二三 [第6回スーパーダッシュ小説新人賞<第3次選考通過作>]
ガラクタ・パーツ 片桐敬磨 [第5回スーパーダッシュ小説新人賞<第3次選考通過作>]
カンピオーネ! 神はまつろわず】 丈月城
【小学星のプリンセス☆】 餅月望
【迷い猫オーバーラン! 拾ってなんて言ってないんだからね!!】 松智洋

受賞作は超人間岩村だけ手に取ったけど、激しく微妙でした。他も全然話聞かないなあ。
クリティカルヒットは【カンピオーネ!】。これは、私の琴線を鷲掴みにしてくれましたよ。続刊もさらにパワーアップしていて、来年の注目株。
【迷い猫】の人はゲームやアニメのシナリオライターやってた人なのかな? コテコテのラブコメだけど、私は好きでしたよ?

カンピオーネ!―神はまつろわず (集英社スーパーダッシュ文庫) 迷い猫オーバーラン!―拾ってなんていってないんだからね!! (集英社スーパーダッシュ文庫)



<GA文庫>
【サーベイランスマニュアル】 関涼子
【らじかるエレメンツ】 白鳥士郎
【ストレイジ・オーバー】 中尾寛
【パラレルまりなーず】 木野鋼一
【超自宅警備少女ちのり】 小幡休彌
【迷宮街クロニクル 1.生還まで何マイル?】 林亮介


GA文庫はこの間、はじめて新人賞を設定したばかりで、まだ受賞作品は表に出てないんですね。そのくせ、当たり率はなかなか。
関涼子さんは、漫画の原作などをやってたみたいですけど、小説はこれがデビュー作でいいのかな。これがなかなか凄い作品。陰鬱で退廃的な空気がたまらない。必見。
【らじかるエレメンツ】は、学園ドタバタコメディとしては出色の出来栄え。挿絵にカトウハルアキを起用したのは、慧眼だったと思います。まだバランスが悪い所あるけど、こなれてきたらきますよこれ。
【迷宮街クロニクル】は、ウェブで発表されていた和風ウィザードリィ小説のリメイクもの。ということで、傑作であるのは保証されています。でも、これ以降、別のシリーズとか出すつもりはあるのかな?

サーベイランスマニュアル (GA文庫) らじかるエレメンツ (GA文庫) 迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル? (GA文庫)



<HJ文庫>
【スクランブル・ウィザード】 すえばしけん [第2回ノベルジャパン大賞<大賞>]
【彼女は眼鏡HOLIC】 上栖綴人 [第2回ノベルジャパン大賞<優秀賞>]
【ミスティック・ミュージアム】 藤春都 [第2回ノベルジャパン大賞<佳作>]
【アニスと不機嫌な魔法使い】 花房牧生 [第1回ノベルジャパン大賞<奨励賞>]
【死なない男に恋した少女】 空埜一樹 [第1回ノベルジャパン大賞<奨励賞>]

HJ文庫の新人さんは、全員順調に第二巻を出してますね。安定してます。既読の作品の中で、二作目にして大化けしたのが【アニスと不機嫌な魔法使い】。人間関係と会話の掛け合いが楽しくて楽しくて。
【スクランブルウィザード】と【ミスティック・ミュージアム】も高い位置で順調に階段登ってる感じがするので、当面は安心して楽しめそう。

スクランブル・ウィザード (HJ文庫) ミスティック・ミュージアム (HJ文庫) アニスと不機嫌な魔法使い (HJ文庫)




<ガガガ文庫>
【僕がなめたいのは、君っ!】 桜こう [第2回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<ガガガ賞>]
【コピーフェイスとカウンターガール】 仮名堂アレ [第2回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<佳作>]
【七歳美郁と虚構の王】 陸凡鳥 [第2回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<佳作>]

【どろぼうの名人】 中里十 [第2回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<佳作>]
【ブック×マーク!】 檜山直樹

んー。ガガガのは、食指が動かないんだよなあ。実際、非常にあたりが少ない実感あるし。七歳は、久々に全身がかゆくなる痛さだった。メフィスト系はもともと苦手なんだけど、これはほんとにダメだった。
一方で、コピーフェイスは異様で奇妙でけったいな作品であると同時に、それが妙味となって不自然に面白かったなあ。それでいて、ヒロインは意外と真っ当に可愛かったような覚えがあるし。この路線を堅持できるのなら、なかなか愉快なことになりそう。でも、この人も次回作の予定が見えてこないのだけれど。

コピーフェイスとカウンターガール (ガガガ文庫)




<一迅社文庫>
シナリオライターなど他のジャンルからの渡り人ばかりで、純粋な意味の新人はいなかったような。
あんまり、こう。ぐわっ、と来るような作品は見当たらなかったですね。
例外は
【ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。】 朱門優

掛けあいの上手さ、面白さはやはりゲームのシナリオライターの特徴なのか。ほんわかと読後に気持ちがあったかくも清々しい、良作でした。

【死神のキョウ】 魁

これも、ラブコメが楽しかったなあ。ラストの急展開を加味しても。
でも、二巻でそのラブコメが新鮮さを失い、ちょっとパワーダウンしてるのが、なんとも。

ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 (一迅社文庫) 死神のキョウ (一迅社文庫)



<中央公論社C★NOVELSファンタジア>
【翡翠の封印】 夏目翠 [第4回C★NOVELS大賞<大賞>]
【マルゴの調停人】 木下祥 [第4回C★NOVELS大賞<特別賞>]
【紺碧のサリフィーラ】 天堂里砂 [第4回C★NOVELS大賞<特別賞>]

【煌夜祭】の多崎礼クラスを毎年、とは言わないけれど、ちょっと今回は小粒だったと言わざるを得ないかも。



と、今年の新人作品はこんな感じで。んー、こうしてみると、電撃文庫、たくさん出ている割に、続きを追いかけようというのが少ないなあ。
ざっと振り返った感じでは、MF文庫Jは安定感がある。スニーカーも、数が少ない割に堅い印象。HJ文庫も、大物はなくてもハズレが少ない、という意味では堅調かも。

ふむ。前年も同じ記事を書いているわけだし、ここで前年の新人さんがどうなったか振り返ってみるのもいいかも。

というわけで、前年の同記事

新人賞受賞作品以外の人のデビュー作品が抜けてたり、と手落ちが多い記事だ(汗

注目として挙げていた人のうち、電撃文庫の橋本和也さんと三木遊泳さんは順調に良作を書きあげてますね。ますます好調な【世界平和は一家団欒のあとに】シリーズ。【カレイドスコープの向こう側】は終了したものの、【ゼペットの娘たち】で新たに猛攻かかってますし。
富士見の【黄昏色の詠使い】シリーズは順調に中堅大手に成長して、さらに看板への道を歩んでるんじゃないですか?
スニーカーの【時載りリンネ】も、傑作性は一切損なわれることなく、ますますクオリティ上がってるし。ああ、素晴らしい素晴らしい。
HJ文庫の【カッティング】も、同上。これも、最初のインパクトが薄れることなく、一貫してテーマを堅持し、物語を完結させたわけで。今後も新作、期待できそう。
一方で【なつき☆フルスイング!】が二巻で止まっているのが、残念無念。
【声で魅せてよベイビー】も、続刊が出ることなく沈黙を守ったまま。著者氏が忙しそうな本職持ってる方だったので、薄々そんな感じはありましたけど。
【ドラゴンキラーあります】の人は、このシリーズは上手く着地させたものの、新作の方は正直言ってあんまり好みじゃなかったなあ。今は追っかけてません。


他、ピックアップしていなかった中で大化けしてみせてくれたのが、
【ギャルゴ!!!!!】シリーズ 安宅代智 MF文庫J
【鉄球姫エミリー】 八薙玉造 スーパーダッシュ文庫
【RIGHT×LIGHT】 ツカサ ガガガ文庫

の三点でしょうか。つっても、【RIGHT×LIGHT】は手に取ってなかっただけで、最初から面白かったっすけどね。【エミリー】はほんと化けた。一巻では描写の迫力に対して話の中身が伴っていないような印象があったけど、巻を重ねて双方が備わった現在の破壊力は凄まじい限り。
【ギャルゴ!!!】なんかは最初からポンテンシャルやたらと高かったけど、これも巻を重ねて長所を磨き上げてきた感あり。

加えてこの人。【太陽戦士サンササン】でデビューした 坂照鉄平さん。スッパリデビュー作ではなく、新作【L 詐欺師フラットランドのおそらくは華麗なる伝説】を引っ提げ戻ってきましたけど。これがなかなかどうして。いいものに仕上がってましたがな。追いかけます追いかけさせていただきます。

まあ、一番弾けたのはあれなんでしょうけどね。
【バカとテストと召喚獣】
しかしこれ、ここまでブレイクしたのは何が原因なんだろう。秀吉なのか? やっぱり秀吉なのか?
個人的に、これより気に入っていた【ガン×スクール=パラダイス!】が音沙汰無しなのが哀しい。
アストロノトの人は、正直危惧が現実となってきているような気がして心配だ。
ミミズクの人は、新作を読む限り、出せば名作になるのは間違いない様子。寡作なのはもう、仕方無いと思うしかないのかも。
ガガガは、結局【RIGHT×LIGHT】以外は切っちゃったまんまだな。今年もほぼ全滅だし、新人の吸引力は弱いと言わざるを得ない。
対して、HJ文庫は堅い、やっぱり堅い。去年の作品、作家さん、みんな順調に買い続けてるもんなあ。
ファミ通の、二作目音沙汰無し率はいったいどうしたものか……。
うーん、富士見の少なさはやっぱり心配だ。来年一月に出る新人作も……うーん。心配だ。

2007年我的ライトノベル・ベスト  

超☆殿堂

普段、月ごとに公開している月間総括での最高ランクは五つ星。最大評価の星付けがそれな訳ですが、ハッキリ言って五つ程度に収めてたらこっちの気持ちが収まらねえゼッ!! という実質の七つ星。
八岐のライトノベル読歴においての殿堂入り作品。
いわゆる神作品。



【いぬかみっ!14 完結編 〈下〉 〜fly high high〜】
  有沢まみず/若月神無 電撃文庫


いぬかみっ! 14 完結編 下 (14) (電撃文庫 あ 13-18)
 
感想

理想と現実は違うんだ! というセリフ、よく聞きますけど。ここに一つの恐るべき理想が現実となった結果があります。
活劇を書いているものなら、誰もが描きたいと夢想するであろう至高のクライマックス、極限の最終決戦、究極の大団円。
でも、そんなもの書けないから夢想の領域だってのに……。
だぁぁ、実際に書いちゃったバカが現れましたよ!!??
バカとか言ってすみません。でも、もうアホかと。そう呆れて涙目になって踊るしかないくらいの最高傑作。




【BLACK BLOOD BROTHERS 7 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 王牙再臨―】
  あざの耕平/草河遊也 富士見ファンタジア文庫

Amazon Kindle BOOK☆WALKER

BLACK BLOOD BROTHERS 7 (7) (富士見ファンタジア文庫 96-11)

感想

本年度もう一つの大驚愕。一年で活劇小説の極致が二作も読めるとは思わなかった、もう一作。上の痛快な【いぬかみっ】とはまた方向性の違う魂を削られるような燃えたぎる焦熱のフェスタ。
絶句と放心を嫌というほど味わわされました。参った。




【暴風ガールズファイト 2】
   佐々原史緒/倉藤倖 ファミ通文庫

Amazon
暴風ガールズファイト 2 (ファミ通文庫 (さ3-5-2))

感想

直後に書いた感想からして、読後の狂乱振りが目に映るようなマーべラス・エンタテインメント。
読んだあとは、ちょっと自分でもどうかというくらい、アホの子になって叫んで喚いて騒いでました(苦笑
精神に異常をきたすくらいに面白かったということで…w




【流血女神伝 喪の女王 8】
  須賀しのぶ/船戸明里 コバルト文庫

Amazon Kindle BOOK☆WALKER
流血女神伝喪の女王 8 (8) (コバルト文庫 す 5-63)

感想


今、この作品のことを思い返しただけでも、あふれてくる感慨に目尻が熱くなってきました。
この作品については語っても語っても語りきれないくらい様々な思いが過ぎって、溢れてきて、逆に言葉を失ってしまいます。
今はタダ、この流血女神伝の本たちを抱きしめて、ありがとうと言いたい気分。本当に素晴らしい作品でした。




【ノエルと蒼穹の未来 アリアンロッド・リプレイ・ルージュ】
  菊池たけし&F.E.A.R/佐々木あかね 富士見ドラゴンブックス


ノエルと薔薇の小箱―アリアンロッド・リプレイ・ルージュ (富士見ドラゴンブック) ノエルと翡翠の刻印―アリアンロッド・リプレイ・ルージュ〈2〉 (富士見ドラゴン・ブック) ノエルと白亜の悪夢―アリアンロッド・リプレイ・ルージュ〈3〉 ノエルと蒼穹の未来―アリアンロッド・リプレイ・ルージュ4 (富士見ドラゴンブック 23-14)

1・2巻感想 3巻感想 4巻感想

笑って笑って手に汗握り、涙にくれて、熱く燃え、やっぱり笑って笑い転げて。
あらゆる意味で神掛かってた、神様に愛されたかのような大傑作。
リプレイというものがこれほど面白いものだと教えてくれた、私の読歴にとってもターニングポイントになるような素晴らしい作品でした。
本当に最高!




六つ星キラリ



此方も、最高をさらに上回る栽∪院
魂を奪われそうな感動を味わわせてくれた傑作五選。



【時載りリンネ! はじまりの本】
  清野静/古夏からす 角川スニーカー文庫


時載りリンネ! 1 (1) (角川スニーカー文庫 203-1)

感想

明るい日差しに照らされた青い芝のひかれた中庭で、白く塗られた椅子に腰掛け、白塗りの木製のテーブルに載せられた焼きたてのケーキと紅茶を頂きながら、きゃらきゃらを笑い転げながら走り回る子供たちを横目に、読みふける一冊の文庫本。
読み終えた頃、息を切らして子供たちが戻ってきて、目をキラキラさせながら訪ねてくる。
『おもしろかった?』
私は、彼らに紅茶とケーキを振舞いながらニコリと答えるのだ。
「ええ、とっても」

読み終えた後、
前よりも少しだけ世界が輝いて見えた、素敵な素敵な物語。




【黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで】
  細音啓/竹岡美穂 富士見ファンタジア文庫


イヴは夜明けに微笑んで (富士見ファンタジア文庫 174-1 黄昏色の詠使い)

感想

これまで、四作が既に書かれているこのシリーズ。既刊も充分に素晴らしく、またこれからの発展と成長を予感させる懐の大きな作品としてメキメキとその幹を太くしていっております。
でも、やはりあの魂を奪われるような切なさと約束の結実の美しさ、輝きの綺麗さは、この処女作【イヴは夜明けに微笑んで】が最高に眩いままです。いずれ、これに勝るとも劣らぬ奇跡のような美しい物語を見せてもらえることを疑うことはありませんが、今はもう少しイヴの微笑みを瞼に焼き付けておきたいと思います。




【ガンパレード・マーチ 山口防衛戦】
  榊涼介/きむらじゅんこ 電撃ゲーム文庫


ガンパレード・マーチ山口防衛戦 (電撃文庫 J 17-15) ガンパレード・マーチ山口防衛戦 2 (2) (電撃文庫 J 17-16) ガンパレード・マーチ山口防衛戦 3 (3) (電撃文庫 J 17-17) ガンパレード・マーチ山口防衛戦 4 (4) (電撃文庫 J 17-18)

1巻感想 2巻感想 3巻感想 4巻感想

出てくれ、と神に祈らんばかりに祈願しつつ、まさか出るとは思ってもみなかった榊版ガンパレード・マーチ。九州撤退戦後に起こったとされていた本州決戦編。
ラスト・オブ・カンプフグルッペを想起させる悲惨極まる最貧戦線の物語であり、目を覆わんばかりの惨状を呈する凄惨な撤退戦の物語であり、伝説とすら呼ばれるようになった5121小隊と、名もなき兵士たちの血を血で洗う屍山血河の戦場譚。
そして、欧州を喪い、アフリカを喪い、ユーラシアから追い落とされた人類の、小さな、だが最初にして最大の逆襲反攻のはじまりの物語。
この凄まじい戦争モノが、ライトノベルに区分されているというのは、色々な意味で愉快で痛快でイカレていると思われww




【封仙娘娘追宝録 10.天を決する大団円(上)
  ろくごまるに/ひさいちよしき 富士見ファンタジア文庫


天を決する大団円 上 (1) (富士見ファンタジア文庫 51-16 封仙娘娘追宝録 10)

感想

驚いたことに、新刊が出てからまだ半年しか経ってないよ。2年とか5年とか10年とかじゃなくて(w
いや、改めて読んでみても凄い。異常極まる物語構成としか言いようがない。
収斂と拡散が同時に発生し、ストーリー展開を予想させないどころか、予想という行為を取ろうと思うことすら思い浮かばないような、凄まじいまでの跳躍を無制限に繰り返す圧巻の展開。
まるで空間識失調に陥ってしまったかのように翻弄される快感。
まさしくこれ、制御された大混沌。サイコロを振らない神の暴虐。
いやいや、本当に凄まじい。




【オイレンシュピーゲル 弐 FRAGILE!!/壊れもの注意!!】 冲方丁/白亜右月 角川スニーカー文庫

オイレンシュピーゲル 2 (2) (角川スニーカー文庫 200-2)

感想

強いて言うなら、これは<男たちの挽歌>。
哀切に満ちた男たちの彷徨える魂を引き継ぐのは、まだ幼いとすら言える少女たち。
少女に、こうした敗れ去った男たちの絶望と希望を背負わせ、未来と対峙させるという過酷な生を歩ませるのは冲方丁の業だよなあ。この作品は、そんな業が結晶化したような、一つの極に至った答えのような作品。
まあ、冲方って人は自分の大概の作品を、自分の心身を惜しげもなく消費しながら極限まで磨いて削って絞りきる傾向があるので……いつかそのうちパタッと壊れて死にそうで怖いんですよね、この人。


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2007年 我的漫画ランキング   

真っ向勝負の独断と偏見でお送りする我的漫画ランキング。
いや、我ながら妙なラインナップになったと思うけど、マイナーだろうとなんだろうと自信を持って今年のベストテンと掲げることのできる作品ぞろいと自負します。

というわけで、早速の一位から。



1位 【Landreaall】 おがきちか IDコミックス

Landreaall 10 (10) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) Landreaall 11 (11) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

10巻感想 11巻感想

なにか、この数年ずっと一位にあげているような気がするけど、自重しないw
どれほど周りの環境が変わろうと、飄々と自分の生き方をその言動で示してきたDXが、ついに自由奔放な在り様を折ることとなる、物語の中でも重要な転機となる巻。でも、それは信念を違えることではなく、学園で学んだものを活かした成長とも言えるんだけど、どちらにしろもう彼個人で全部事態を片付けることを諦め、立場を利用し国そのものを巻き込むその所業は、もう自由な傭兵のそれではなく、歴とした王への道を踏み出したことになるんだろうなあ。
ますます物語の熱と深みはヒートアップ。たぶん、作品自体が完結するまで年間一位の座は譲らんと思われます。




2位 【機工魔術士 enchanter】 河内和泉 ガンガンWINGコミックス

機工魔術士-enchanter 13 (13) (ガンガンWINGコミックス) 機工魔術士-enchanter 14 (14) (ガンガンWINGコミックス) 機工魔術士 -enchanter- 15 (ガンガンWINGコミックス)

13巻感想 14巻感想 15巻感想

と、鉄板だと思われた【Landreaall】の牙城を揺るがす勢いで凄まじい盛り上がりを見せたのが、この【機工魔術士 enchanter】。正直、同率一位でも構わないくらいの気持ちです。
とにかく圧巻だったのは画力に裏打ちされたキャラの表情とセリフ回し。目は口ほどに物を言う、と言いますけど、鬼気迫るような筆致からは物理的な圧迫感すら感じられたほど。これほどキャラクターの感情や想いがこれほどダイレクトにたたきつけられてくる漫画は、ちょっと今年はお目にかかっておりません。
正直、緊迫した展開が頂点に達した十五巻は、鳥肌立ちっぱなしでした。
魔法や悪魔という存在を工学的な指向性から展開した世界観も、他にはあまり見られない独特なもので、とかく面白くオススメ。
あまり話題にならないのが信じられない傑作です。




3位 【かしまし ガール・ミーツ・ガール】 桂遊生丸/あかほりさとる 電撃コミックス

かしまし~ガール・ミーツ・ガール 5 (5) (電撃コミックス)

5巻感想

ついに完結を迎えた少女三角形物語、かしまし。ある意味、百合とかそういうジェンダー、性別というものを超越してしまった感すらある、究極の愛の交感関係。それもついに決着。感無量、というほかなく。
いや、この桂遊生丸という漫画家の表現力がなければ、これほど凄まじい作品になったでしょうか、これ。今年、漫画読んでて鳥肌立つほど慄かされたのは上の【機工魔術士】とこれだけです。この人はもっと有名になるべき人だと思うんですけどね。
現在、桂さんはサンホラの漫画描いてるの? 単行本が出るのが今から楽しみです。




4位 【荒野に獣慟哭す】 伊藤勢/夢枕獏 マガジンZコミックス

荒野に獣慟哭す 5 (5) (マガジンZコミックス) 荒野に獣慟哭す 6 (6) (マガジンZコミックス)

6巻感想

感想での文句を引用させてもらうなら。
最初に言っておく。こいつは滅茶苦茶面白い!!
これに尽きるでしょう。古くからの伊藤勢ファンなら絶対に買い。伊藤勢一流のアクションとギャグの融合、それがこの作品において一つの極致に達していると言ってもいいからだ。この作品以前の伊藤勢と同じと思っていると、間違いなく度肝を抜かれるぞ。覚悟せよ。
目玉はやはりあのキャラだろう。伊藤勢作品では最強の師匠キャラだったグラサンキセル親父、この作品ではなんと敵として出てくるのだ。まさしく最強にして最悪の敵。身震いするような兇刃を持って襲いかかってくる敵との、ジェットコースターアクション。B級アクションファンも、万難を排して手にするべし。後悔はさせない。






5位 【真月譚月姫】 佐々木少年 電撃コミックス

真月譚月姫 5 (5) (電撃コミックス)

5巻感想

原作・月姫をプレイしたときの衝撃を彷彿とさせるような……なななな、なんだこの超絶的なアルクェイドの可愛さはーーーっ!!
なんという強制的な再認識。そうなんですよ、アルクのあのクルクルと変わる表情といい、純真な心根といい、並みいるタイプムーンヒロインズで他の追随を許さぬ人気を誇ったのは彼女だったという歴然とした事実を再び思い知らされました。
アルク可愛いよ、アルク。




6位 【白雪ぱにみくす!】 桐原いづみ BLADE COMICS

白雪ぱにみくす! 1 (1) (BLADE COMICS)

1巻感想

ネットでの評判も何も見聞きせず、完全に表紙だけで買ってしまった漫画タイトル。これがすこぶる大当たりだったのだから世の中面白い。
とにかく強烈な個性を発揮しているのが、天然マイペースな不思議少女の妹君。その本来ならはちゃめちゃな騒動を巻き起こすのは、異世界から迷い込んできた強気で世間知らずのお姫様の方、というのが定番のはずなのに、なぜか大混乱を引き起こすのは妹の方で、むしろ姫の方は泡を食いながら主人公とともに事態収拾役の方に回っているという役職転換。右も左もわからない未知の土地で火消しにかけ回らないといけない姫、ご苦労ですww そしてちょっとは自重しろ、妹w 




7位 【夕日ロマンス】 カトウハルアキ Flex Comix

夕日ロマンス Flex Comix (Flex Comix)

一巻で終了してしまったのがとてつもなく惜しくて仕方のない、だだ甘姉弟漫画。とにかく実弟へのぐだぐだな愛情に悶えるお姉ちゃんの堕落した姿にこちらも悶えるべし。最愛の弟を狙う最大のライバルはといえば、こちらも腹違いの妹御。
この漫画、単純な姉萌え漫画と少し違うのは、この二つの母子家庭の複雑でちょっと温かい関係にあるんじゃないでしょうか。今は亡き夫を通じて繋がっている二人の母親。なんとなく、この二人のつながりが好きなんですよね。お母さんの旦那との馴れ初めと別れと死別、その回想をしっかり描いて今の現状を描いてるあたりが、この漫画をめちゃくちゃ気に入ってる基盤に繋がってる気がします。ちょっと妙な形だけど、しっかりと家族している姿が大好きです。
同じ作家の【ヒャッコ】もオススメ。




8位 【WORKING!!】 高津カリノ ヤングガンガンコミックス

WORKING!! 3 (3) WORKING!! 4 (4) (ヤングガンガンコミックス)

3巻感想 4巻感想

さあさあさあさあ、伊波さんの恋心の芽生えとともに面白くなってきました店内の恋愛事情。相変わらず、明後日のとんでもない方向にぶっ飛ぶような展開を迎えているかと思えば、なぜかオチではさりげなく関係が進展していたりする時空がどっか歪んで繋がってるんじゃないかと不思議になるくらい軽妙で愉快な顛末に爆笑しながら悶え転がるべしww



9位 【賽ドリル】 河内和泉 ガンガンWINGコミックス

賽ドリル 1 (1) (ガンガンWINGコミックス)

【機工魔術士】の作者、河内和泉氏によるもう一つのシリーズ。不慮の事故からお亡くなりになり、賽ノ河原に迷い込んだ少女たちが現世に戻るため、もしくは成仏して生き返るために課せられたのは、賽ノ神による奇妙で愉快な試練の数々。
刊行ペースは随分ゆっくりみたいですけど、機工魔術士で培った独特のテンポのコメディタッチの展開に、時折挟まれるグッと奥深い事情や真実の側面、思惑が合わさって、やっぱりこの人の作品面白いですわ。



10位 【はやて×ブレード】 林家 志弦 ガンガンWINGコミックス

はやて×ブレード 6 (6) (電撃コミックス) はやて×ブレード 7 (7) (電撃コミックス)

バカの見本市である。古今東西、ありとあらゆる種類の<バカ>が揃ったバカの博覧会である。
バカばっか。
然るに、バカとは決して不快なものではない。見苦しいものでもない。愚かしいものでは決してない。
どいつもこいつもバカばかりだけど、バカも貫き通せば一つの立派で爽快な生き様になるのです。バカだけどな!
バカたちのバカたちによる馬鹿馬鹿しいまでの馬鹿騒ぎ剣劇ギャグ漫画。ちょっと死ぬほど笑いたい人にお勧め。




以下には、我的10傑からは辛くも外れたものの、遜色ない注目中の作品をばご紹介
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2007年度ライトノベル表紙絵特選  

先日の新人作品総括に続く、年末企画第二弾。
というわけで、今回は2007年度発売のライトノベル系書籍から、わたくし八岐のお気に入りの表紙絵を選抜してみました。
完全に趣味趣向、独断と偏見の領域ですので、技巧的に優れているだの新しい試みだのというのは一切考慮されておりません。
並びに、あくまでこれ、表紙絵だけの選抜なので、カラー口絵や本文中の挿絵も選定の基準理由からは外しております。
その本の表紙絵には特にティンとくるものがなかったものの、書中の絵は素晴らしい、という本は少なからずあるんですよね。最近では榊一郎氏執筆、藤田香氏イラストの【模造王女騒動記フェイク・フェイク】、これは口絵にしても、挿絵にしてもパーフェクトでした。
ほんとなら、口絵挿絵も考慮した<この本のイラストは素敵>みたいな企画にしてもいいんでしょうけど、さすがに改めてこの一年に出版された書籍を見直すというのも至難ですし。
というわけで、表紙絵です。
選んでて意外だったのが、自分の好きな絵師のものが案外抜き出せなかったところですか。となると、今回選んだ表紙絵は、単純に好きだから、というのとは少し違うのかもしれません。
感性に訴えかけてくる。琴線に触れる。ティンとくる。
そういった類のものだと思われます。
もちろん、読んだ物語の内容から連環して素晴らしい、と感じたものもあります。本編の内容とシンクロした絵だからこその感動。そういったのは本編の影響もあるんでしょうし。
ただ、今回はまったくその本の中身を読んでないものからも選んでおります。

わたしは、表紙買いという表紙だけを判断基準にした買い方はあまりしない方なのですが、それでも買うか買うまいか悩んだときや、ふとあらすじや評判が気になったときなど、表紙絵の出来栄えに購入の決断を左右されることは間々あります。
逆に言うと、表紙絵が悲惨なものだったりガッカリするような出来栄えのものだったら、やっぱり買う気は失せてしまうんですよね。やっぱりやめておこう、という気分になってしまう。
だから、やはりライトノベルというジャンルにおいて、私にとっては表紙絵というのは購入動機の重要なファクターの一つなのです。

というわけで、前説が長くなりましたが、以下より本年度発売のライトノベルから、お気に入りの表紙絵を紹介。

順不同。


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2007年ライトノベル系新人賞受賞作品  

今年もまあたくさんの新人さんがデビューしましたことで。レーベルも増えたこともあり、新人賞関連を見ても山のように。
さすがに少女系レーベルについては追い切れないので省いておりますが、だいたいこのような陣容になっております。


<電撃文庫>

【ミミズクと夜の王】 紅玉いづき  [第13回電撃小説大賞<大賞>]
【世界平和は一家団欒のあとに】 橋本和也 [第13回電撃小説大賞<金賞>]
【扉の外】 土橋真二郎 [第13回電撃小説大賞<金賞>]
【なつき☆フルスイング! ケツバット女、笑う夏希。】 樹戸英斗 [第13回電撃小説大賞<銀賞>]
【カレイドスコープのむこうがわ】 三木遊泳 [第6回電撃hp短編小説賞<銀賞>]
【リヴァースキス】 佐野しなの [第7回電撃hp短編小説賞<大賞>]



<富士見ファンタジア文庫>

・黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで [第18回ファンタジア大賞<佳作>] 細音啓
・太陽戦士サンササン [第18回ファンタジア大賞<準入選>] 坂照鉄平

・沙の園に唄って [第19回ファンタジア長編小説大賞<佳作>] 手島史詞
・量産型はダテじゃない! [第19回ファンタジア長編小説大賞<準入選>] 柳実冬貴


<富士見ミステリー文庫>

・僕たちのパラドクス ―Acacia2279― [第6回ヤングミステリー大賞<大賞>] 厚木隼
・ヴァーテックテイルズ 麗しのシャーロットに捧ぐ [第6回ヤングミステリー大賞<佳作>] 尾関修一



<角川スニーカー文庫>

・時載りリンネ! (1) はじまりの本 [第11回スニーカー大賞受賞作<奨励賞>] 清野静
・繰り世界のエトランジェ 第一幕 糸仕掛けのプロット [第11回スニーカー大賞受賞作<奨励賞>] 赤月黎



<MF文庫J>

・アストロノト! [第3回MF文庫Jライトノベル新人賞<優秀賞>] 赤松中学
・ヒトカケラ [第3回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>] 星家なこ
・ギャルゴ!!!!! 地方都市伝説大全 [第3回MF文庫Jライトノベル新人賞<優秀賞>] 安宅代智
・魔女ルミカの赤い糸 [第3回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>] 田口一

・地を駆ける虹 [第3回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>] 七位連一


<ファミ通文庫>

・ヒツギでSOSO! [第8回エンターブレインえんため大賞<最終選考作>] 文岡あちら
・108年目の初恋。 [第8回エンターブレインえんため大賞<優秀賞>] 末永外徒
・声で魅せてよベイビー [第8回エンターブレインえんため大賞<佳作>] 木本雅彦
・バカとテストと召喚獣 [第8回エンターブレインえんため大賞<編集部特別賞>] 井上堅ニ
・ほおむステイ☆でい〜もン! [第7回エンターブレインえんため大賞<東放学園特別賞>] 鯛津ゆうた



<集英社スーパーダッシュ文庫>

・りっぱな部員になる方法 1) 紙ヒコーキと四次元黒板 [第6回スーパーダッシュ新人賞<最終選考作>]  午前三時五分
・鉄球姫エミリー [第6回スーパーダッシュ新人賞<大賞>] 八薙玉造
・警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび [第6回スーパーダッシュ新人賞<佳作>] 横山忠
・ガン×スクール=パラダイス! [第6回スーパーダッシュ新人賞<佳作>] 穂邑正裕



<HJ文庫>

・たま◇なま 〜生物は、何故死なない?〜 [第1回ノベルジャパン大賞<大賞>] 冬樹忍
・SAS スペシャル・アナスタシア・サービス [第1回ノベルジャパン大賞<優秀賞>] 鳥居羊
・カッティング 〜Case of Mio〜 [第1回ノベルジャパン大賞<佳作>] 翅田大介



<小学館ガガガ文庫>

・マージナル [第1回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<大賞>] 神崎紫電
・学園カゲキ! [第1回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<ガガガ賞>] 山川進
・携帯電話俺 [第1回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<佳作>] 水市恵
・Re:ALIVE (1) 〜戦争のシカタ〜 [第1回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<佳作>] 壱月龍一
・みすてぃっく・あい [第1回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<期待賞>] 一柳凪

・カリブルワールド 緑の闇 [第1回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<期待賞>] 香月紗江子
・さちの世界は死んでも廻る [第1回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<期待賞>] 三日月
・“探し屋”クロニクル 7/7のイチロと星喰いゾンビーズ [第1回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<期待賞>] 羽谷ユウスケ
・RIGHT×LIGHT 〜空っぽの手品師と半透明な飛行少女〜 [第1回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<期待賞>] ツカサ


<中央公論社C★NOVELSファンタジア>

・ドラゴンキラーあります [第3回C★NOVELS大賞<特別賞>] 海原育人
・契火の末裔 [第3回C★NOVELS大賞<特別賞>] 篠月美弥



さすがにいくらなんでも全本コンプリートというわけにもいかず、読了分は太字を宛がっております。それでも、割合としてはそこそこカバーできたと思うのですけど。
読了分からとなりますが、本年度の新人賞関係から出た私の一押し作品は以下となっております。


世界平和は一家団欒のあとに (電撃文庫 は 9-1)世界平和は一家団欒のあとに (電撃文庫 は 9-1)
橋本 和也

メディアワークス 2007-02
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なつき☆フルスイング!―ケツバット女、笑う夏希。 (電撃文庫 き 4-1)なつき☆フルスイング!―ケツバット女、笑う夏希。 (電撃文庫 き 4-1)
樹戸 英斗

メディアワークス 2007-02
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感想


カレイドスコープのむこうがわ (電撃文庫 (1404))カレイドスコープのむこうがわ (電撃文庫 (1404))
三木 遊泳

メディアワークス 2007-03
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感想


イヴは夜明けに微笑んで (富士見ファンタジア文庫 174-1 黄昏色の詠使い)イヴは夜明けに微笑んで (富士見ファンタジア文庫 174-1 黄昏色の詠使い)
細音 啓

富士見書房 2007-01
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感想


時載りリンネ! 1 (1) (角川スニーカー文庫 203-1)時載りリンネ! 1 (1) (角川スニーカー文庫 203-1)
清野 静

角川書店 2007-07
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感想


声で魅せてよベイビー (ファミ通文庫)声で魅せてよベイビー (ファミ通文庫)
木本 雅彦 ヤス

エンターブレイン 2007-01-29
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カッティング ~Case of Mio~ (HJ文庫 は 1-1-1) (HJ文庫 は 1-1-1)カッティング ~Case of Mio~ (HJ文庫 は 1-1-1) (HJ文庫 は 1-1-1)
翅田 大介 も

ホビージャパン 2007-06-30
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感想


ドラゴンキラーあります (C・NovelsFantasia う 2-1)ドラゴンキラーあります (C・NovelsFantasia う 2-1)
海原 育人

中央公論新社 2007-07
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デビュー作単品で見るならば、やはり【時載りリンネ!】と【黄昏色の詞使い】が双璧でしょうか。
現在、【とらドラ】などが猛威を振るってるドタバタ青春恋愛系では【声で魅せてよベイビー】が素晴らしかった。私は【とらドラ】よりこっちが好きですわ。惜しむらくは、これ一作のみで作者の次の作品が出ていないこと。本職が忙しいんでしょうか。
電撃の三作は安定高値で推移。心情描写の妙はどれも折り紙つき。特に、メキメキとスケールアップしてるのが【世界平和】の橋本和也氏。続きの刊行速度も安定してますし、作風の幅も広そうなので将来的には電撃の主力の一柱を担える逸材と期待しているのですけど。
傷つき壊れやすい若者の心を切々と、丁寧に綴った純愛ストーリー【カッティング】。これも、この手のジャンルでは頭一つ抜けた感じ。多産するタイプじゃなく、一冊一冊を重く密度濃く書き連ねていくタイプですね、きっと。実際、続巻はまだ一冊だけですし(まだ読んでない)。ゆくゆくは一般書籍に進出してもおかしくない器量と方向性の持ち主だと思うんだけど。
【ドラキラ】は、ある意味Cノベルズらしいというからしからぬというか、とにかく歯ごたえがある面白さ。作風の完成度、土台のしっかりとした強度が強そうなんで、あとどんなタイプの作品出してきてもまず面白さは保障されてそうな感じ。迷わず買うでしょうね。

他の作品は……
【ミミズク】は良かったは良かったんだけど、将来性についてはどうなんだろう。次回作を見てからになるんだろうけど。
【扉の外】は、巷の評判はいいようなのだけど、私はさっぱりなにが、て感じで。まあ合う合わないの合わない方だったんでしょう。三作目の途中まで読んで、放置中。
ミステリーとして非常に骨太だったのが【ヴァーテックテイルズ】。その方面が好きな人は手にとってもいいんじゃないでしょうか。
富士ミスのもう一つ【パラドクス】は、第一作は正直なんじゃこりゃな出来だったんですけど、二作目はエンタテイメント性と読ませる力が増して手、意外と面白かったです。
勢いでグイグイと読み手を物語に引っ張ってくれたのが【アストロノト】。こういう脇は甘いんだけど、それを気にさせないくらいパワーあふれた作品を書く人って、メキメキ伸びるか…一気に萎んでしまうか、なところがあるんですよね。めっちゃ期待してるんですけど。
【ギャルゴ!!!】、これも先々期待が持てそうなんですよね。もう少し怪異に内山靖二郎氏の書くようなしっかりとした異界感があったらさらに良かったんですけど、あの主人公の人知れず戦う孤高のヒーロー像はかなり素晴らしいです。
【バカとテストと召喚獣】、これは評判もいいですし、実際底抜けに楽しんですけど、同じ突き抜けたバカ作品なら【ガン×スクール=パラダイス】の方が私は好きでしたね。狙いすぎてえらいことになってるキャラといい、あんまりといえばあんまりな展開といい。ここまでやられると逆に爽快になる罠ww
妙に味があって、何気に丁寧に初めて手に入れた人間らしい感情を扱ってたのが【たま◇なま】。ほんと、妙な味があるんですよね、読感に。語り口がちょっと独特なところもあるんでしょうか。その割に、扱ってるテーマが素朴でありつつ、意外とねちっこく深いところまでねじ込んでるところが面白い。
あと、このまま次回作・続編を買っていくつもりなのが

・繰り世界のエトランジェ 第一幕 糸仕掛けのプロット [第11回スニーカー大賞受賞作<奨励賞>] 赤月黎
・魔女ルミカの赤い糸 [第3回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>] 田口一
・ヒツギでSOSO! [第8回エンターブレインえんため大賞<最終選考作>] 文岡あちら
・りっぱな部員になる方法 1) 紙ヒコーキと四次元黒板 [第6回スーパーダッシュ新人賞<最終選考作>]  午前三時五分
・鉄球姫エミリー [第6回スーパーダッシュ新人賞<大賞>] 八薙玉造
・警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび [第6回スーパーダッシュ新人賞<佳作>] 横山忠
・SAS スペシャル・アナスタシア・サービス [第1回ノベルジャパン大賞<優秀賞>] 鳥居羊

チルビィ先生あたりは、次次第なところあります。
エミリーも……これ、確かに凄いし才迸ってると思うんですけど、この作品ってあくまで状況の枠にとどまってて、物語してない気がするんですよね。物語としての芯というか軸みたいなものを切実に欲するところです。普通なら気にならないんでしょうけど、肉と衣装があんまり素晴らしんで、どうしてもそこが引っ掛かってしまって。
その意味では次回にとても期待してる一作ではあるんですけど。

ガガガは全滅でした。すみません、無理です、あれらは。
富士見Fも、黄昏以外はちょっち無理。
これだけはいいたい。量産型というのはぽんこつという意味でも粗雑乱造という意味でもないやい。それ以上に、あれじゃあもはや量産型じゃないやい!

2007年上半期のオススメライトノベルとかなんとか。  

色々と新レーベルが出てきてるライトノベル業界ですけど、特にMF文庫Jは安定して良作を供給してきて、レーベルの色も出てきた感じだし軌道に乗ってきたんじゃないでしょうか。
ただ、売上げの関係かわからんですけど、やたらとどんどん良くなってきてこれから!ってところのシリーズものを三巻くらいでバッサバッサと打ち切りにしてしまう傾向があるのはいかがなものかと。
某中の人の人なんて、盛り上がってきたところで二度続けてだし。しかも新作があんな感じだし。ヘタ打って作家を潰すような真似だけは回避して欲しいところなのですが。
ヤギの人が二の舞にならないことを祈りつつ、

続きでコバルト、ファミ通、MF文庫、HJ文庫、ゼータ文庫から。

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相乗りして、今年前半のオススメ・ライトノベルを列挙してみる。  

というわけで、この上半期は良作、傑作、私の琴線触れまくり、な作品が目白押しでしたのでした。
ラノベ杯への選出からは外したけれど、選出作品とははっきりいって差は全くなし。
ここで名前を挙げた作品は、私の中ではラノベ杯に選出した作品と面白さ、楽しさについては勝るとも劣らないと認識しております。

量が多いので、とりあえず電撃文庫・富士見文庫・スニーカー文庫から。

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2006年 ライトノベル ベスト  

実は本命のひとつだった冲方丁の【マルドゥック・ヴェロシティ】を読んでなかったりするので、しくじったなあとは思ってるんですが。
これを読むとなると、怯むんだよなあ。入手してそく読めばよかったんだろうけど、期間をおいてしまうと逆に手を付けられなくなる罠。

というわけで、MyFavorite5.


銀盤カレイドスコープ vol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracleAmazon Kindle BOOK☆WALKER
銀盤カレイドスコープ vol.8 コズミック・プログラム:Big time againAmazon Kindle BOOK☆WALKER
銀盤カレイドスコープ vol.9 シンデレラ・プログラム:Say it ain't soAmazon Kindle BOOK☆WALKER
     海原零/鈴平ひろ  スーパーダッシュ文庫




これがONEでなくて何がONEかッ!!

 八岐会議は満場一致で本作の本年度ベスト1と採択しました!!
 これはもう文句なし。ぐぅの根も出ないほど完璧に打ちのめされました。
 参った。もう勘弁して下さいと土下座したくなるくらい、凄まじいパワーパワーパワーに圧倒され翻弄されぐちゃぐちゃにされ。
 天の果てを垣間見た。

 誰もついてこられない、誰ものぼってこられない、そんな高みを目指してただひたすら昇り昇り、神の領域へと踏み込もうとする、せざるを得ない人の傲慢、人の業。
 栄光と挫折。憧れと反発。屈辱、失墜。
 それを極めるために何もかもを捨てた。それ以外に何も持っていない。スケートに裏切られ、打ちのめされ、何もかもを喪って、それでも拭えずこびりつく、スケートへの執着。
 アスリートと呼ばれる孤高の人種の清濁すべてを描ききった、素晴らしい作品。
 紛れもない大傑作でした。


化物語――バケモノガタリ(上)Amazon Kindle BOOK☆WALKER
化物語――バケモノガタリ(下)Amazon Kindle BOOK☆WALKER
     西尾維新/VOFAN  講談社BOX



大好きだぁーーーッ!!

この言葉以外に何が必要か、と言いたくなるくらいに大好きだ。大好きだ。大好きだ。
こういうのを「ドハマリ」とでも言うんだろうか。ツボを突かれて昇天、でもつぼはつぼでも経絡秘穴みたいな?
死んだぁぁぁ!

もうとにかく底抜けに楽しかった。本を読んでてこんなにまっさらに楽しい思いをさせられたのはちょっと覚えがない。本当に頭の中を空っぽにしてただただ楽しさを堪能していた。
あまり美味しい料理を前にしては、表現を尽くすことすら忘れ、ただ「美味い!」というしかないのと同じであろう。
つまりはそういう面白さ、楽しさ、大好きだ!
大好きなハンバーグが食卓に乗って、目をキラキラさせている子どものような気分。ああ、しかもこのハンバーグときたらいつも食べてるやつより三倍くらい大きくて、皿が見えないくらいの大きさじゃあないか。バーグが7で皿が3、というやつだ。
幸せの絶頂期である。
ただし、大きな問題が一つだけ。
この作品、完結しちゃったじゃないか。
……がっでむ。


【狼と香辛料】 Amazon Kindle BOOK☆WALKER
狼と香辛料 2Amazon Kindle BOOK☆WALKER
狼と香辛料 3Amazon Kindle BOOK☆WALKER
     支倉凍砂/文倉十  電撃文庫






 骨抜きにされましたぁーー!


 別に毎回叫ぶつもりはなかったんだが、流れ上なんとなく。
 然るに、魂の叫びに嘘偽りなどないのだからして、構わん構わん。
 今年のラノベはホロとロレンスに尽きると言っても過言じゃないでしょう。
 もう三巻あたりまでくると、わたくし「はぁはぁ」と変態みたいな息遣いで読み耽る危ない人になってました。
 もうね、ホロが純情な男心を弄ぶ小悪魔な女神さまなくせに、脇が甘すぎるんですよ。隙が多すぎるんですよ。
 二人のやり取り、関係、気持ちの交換が読んでてもう、こっ恥ずかしいを通り越して、欲情してしまいます。
 なんかもう、えっちいんだ。特にお色気シーンもないはずなのに、ホロは存在自体がえっちい。えっちすぎる。
 これがあれか。据え膳というやつか。焦らされているのか。
 来年は是非いただきますとご馳走になりたい。がんばれ、ロレンス。今、私は心の底から君を応援しているぞ!



【お・り・が・み 光の徒】 Amazon Kindle BOOK☆WALKER
【お・り・が・み 澱の神】 Amazon Kindle BOOK☆WALKER




 化物語が大好物のハンバーグだとしたら、こちらはとびっきりのスイーツでした。
 創作を嗜むものなら、一度はやってみたい妄想の垂れ流し。誇大妄想的な設定をこれでもかとつぎ込んで、でも破綻するのが関の山。
 だがしかし、こいつは山と積み上げた妄想の集積体を崩壊させることなく、一つの――そう、とてつもなく奔放で愉快痛快なエンターテインメイトとして完成させた、稀有な作品でした。
 楽しい。とびっきりの楽しさ、というだけなら化物語と同じでしょうが、こいつはまたベクトルが違います。
 燃え! 燃え! 燃え!
 本を摘む指にも力が篭る白熱の展開。わかっていても鼻息が荒くなるお約束の燃えシチュエーション。と、力みすぎたところにカウンターのように叩き込まれるカミソリのごとき切れ味のギャグパンチ。
 予想の斜め左上をいかれる驚天動地のクライマックス。
 笑い転がり、燃え滾り、眼を丸くしながらページを捲る。
 ただただエンターテインメントを突き詰めた、まさに結晶のようなファンタジー。ライトノベルというジャンルにおける、一つの夢の結実でした。
 これで完結、と思いきや、同一世界での次回作【戦闘城塞マスラヲ】も始まって、来年もミズノのバットが唸って光る!?


【ランブルフィッシュ 10.学園炎上終幕編 】
     三雲岳斗/久織ちまき  角川スニーカー文庫



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 今回選んだ五作、よく見ると【狼と香辛料】以外、全部完結してますね。最初から上下巻編成だった【化物語】はいいとして、【銀盤カレイドスコープ】【おりがみ】。そしてこの【ランブルフィッシュ】は長編の完結篇ということで、
 感無量。
 いやさ、これもあまり名前を見ないタイトルなのです。三雲岳斗氏の作品というと、どうしても電撃文庫で出している【アスラクライン】やら【レベリオン】が有名なのでしょうが、私はこの人の代表作はこの【ランブルフィッシュ】を推したい。推したい。
 最後まで燃えを失わない、最高のロボットアクション群像劇でした。
 レイドフレームと呼ばれる人型兵器のパイロット並びに技術者の養成校を舞台にした学園モノというジャンルもあり、この作品、やたらと登場人物が多かった。多分、ライトノベル全体を見渡してもこれほど登場人物が多い作品はなかなか類を見ないわけですが。
 特筆すべきはその点ではなく、そのやたらと多い登場人物が殆ど例外なくキャラが立ちまくっていた点でした。これだけキャラが多かったのに、私、殆ど全員ごっちゃにもなることなく誰が誰だかはっきり識別できましたもん。その上、この大量の登場人物に驚異的なほど見せ場が用意されているのがまたすごい。
 そんなこんなで9巻まで積み上げてきたこのたくさんのキャラクターが、この最終巻で大暴れ。まさにオールスターキャスト。これまで違うチームでライバルとして戦ってきた連中が、協力して巨大な敵に立ち向かう。
 これほど王道で、血湧き肉踊るシチュエーションが他にあるでありましょうか。

 私がこの作品をとてつもなく気に入っているのは、皆に活躍の場が用意されていて、蔑ろにされているキャラがいない点の他に、ロボットものにおける定番とも言えるパイロット中心の視点じゃなかったところですね。
 非常に、技術者たちに重点が置かれてる。プロジェクトXじゃないけど、実際に戦いに挑むパイロットだけが戦いの主役ではなく、技術者としての戦いやプライドが色濃く物語りに刻まれてくる。
 実際の試合になっても、バックアップ要員として試合を見守る瞳子たちは、でもただ見守っているだけじゃなく、後ろからなにかかにかと支援をして、戦いの趨勢に非常に重要な役割を担っている。これがほんと、燃えるんだ。実際に剣もって振り回して戦うだけが燃える展開じゃないってのが、これを読むとほんとに実感できる。
 レイドフレーム乗りの実力としては学園一、二位を争うパイロットと、ただの設計士でしかない瞳子が模擬戦をするはめになる話(8巻)なんかは、この物語がパイロットだけの物語だけじゃないという象徴だったかもしれない。比べるのもおこがましい実力差を前に、レイドフレームを動かす技量ではなくレイドフレーム設計者としての知識と腕の根性で、学園一の剣士に立ち向かう瞳子の戦いは、今思い返しても死ぬほど燃える話でありました。
 レイドフレームにまつわる陰謀、先の予想のつかないストーリー展開。キャラたちの人間関係。
 それらが一気に集束し、爆発する最終巻。
 2006年度最強にして最高の燃えるアクション大傑作。ベスト5に名を連ねるに相応しい作品でありました。
 諸手をあげて、全力でオススメします。読め、まずは読め。シリーズ全部、読んでみさらせ!!

2006年あにめー  

もう2006年は私は【おねがいマイメロディ くるくるシャッフル】でいいよ。
序盤は二期目特有の迷走でモタモタしてた感があったけど、中盤から一気に加速、というか暴走、というより暴徒化(笑
慣れがダラダラした方ではなく、よりキャラやストーリーやギャグを深める良い方に出ている感じ。一期目よりこなれた分、より面白くなってると見てもいいかもしれない。
捨てキャラがいない、というのも好感度高し。一回きりの登場というのが殆どなく、モブキャラとしてさりげなく登場している人もいれば、モブキャラだった人がメインとして再登場、みたいなのもあって油断できない。
牡蠣くんはよほどスタッフに気に入られたのか、サンリオ提供のアニメでありながらあのデザインで再登場するとは、改めてこのアニメの恐ろしさを思い知らされた感がある。
…………そういえば、某ウイルスが流行り始めたのって、カキくんが再登場したあたりだったよな〜。まあ、今回の流行にはカキくんは関係ないようなのだが。
カキくんも相当なデザインだけど、さりげにナスビの神様も相当だよなあ、と思う今日この頃。


今年一番の評判の作品といえば、やはり【涼宮ハルヒの憂鬱】だったのでしょう。かく言う私も、思う存分楽しんだクチ。
一方、ハルヒに隠れて目立たなかったけれど、同時期に放映されていた【吉永さん家のガーゴイル】も、質実剛健というか。実に良い出来の作品でございました。今年はとみに原作付きのアニメが頑張った年だったかもしれない。

【桜蘭高校ホスト部】、これも一話見たときは衝撃的なあまり、次の日には漫画全巻そろえてました。わりと自分はアニメみて漫画や小説を買うというパターンは多い方なんだけど、これほど迅速かつ徹底的に買い揃えてしまったケースは類を見ません。
面白かった。うん、面白かった。

視聴をはじめたのが随分遅く、終盤しか観られなかったのだけれど、夕方枠としては【capeta】が素晴らしかった。現在月マガで連載しているレースものなんだが、自分が視聴をはじめたのはもうフォーミュラカーに乗り換えようかという時期だったんだけど、一秒一秒を削っていく迫力、CGによるレースシーンが際立っていて、あまり評判にはなっていなかったみたいだけど、なかなかすごい作品でした、はい。燃え系統としては今年でもトップクラス。毎週手に汗握ってみていたアニメでした。

非常に突き抜けたバカアニメだったのが【いぬかみっ】。ここまでやったらいっそすがすがしい、というたぐいのバカアニメで。とにかく変態だらけ。可愛い女の子が沢山登場するくせに、毎週毎週これでもかと沢山男の裸が登場するキワモノでございました。
それでいて、まっとうに面白いんだ、これが(笑
密かに、番組終了後の提供画面が毎週凝ってて、これが楽しみだったり。

良い棒、という名で一代を築いたのがカミナギリョーコ。彼女の躍進と同時に作品自体がガンガン盛り上がった後半追い上げ型の快作だったのが【ZEGAPAIN -ゼーガペイン-】。
始まった当時は、ひどいCGロボットだなあ、という認識でしかなかったんだが、仕組まれていた世界の謎が視聴者に解明されていくに従って、世界観が一気に深まると同時に、そこに存在する登場人物たちの描写も丁寧勝つ細緻になっていき、加速度的に面白さが増していった典型的な作品でした。
リョーコは可愛かったなあー

原作であるゲームはプレイ済みだったんだけれど、これが随分昔の話で内容をすっかり忘れていたお陰で、キャラは良く知っているくせに話は全然知りませんというお徳用まっさらな気分で一部始終を見られたのが【うたわれるもの】でございました。
エルルゥが可愛かったよう。ほんとに可愛かったよう。毎回毎回、エルルゥを眺めるのが至福でありました。可愛かったよう。
まあ、アルルゥに至っては神がかっていましたが。
しかし、ヌワンギはアニメオリジナル展開で再登場すると思ったんだがw

やや古風なテイストのストーリーと、相反するようなキャラデザインで楽しんでいるのが現在も放映中の【ゴーストハント】
最近は本当に、ナルよりも坊さんの方がいいんでないかい? と思うんだがどうだろう、マイさんや。

【武装錬金】は、最初斗貴子さんの声がどうもしっくり言ってなかったんだけど、近頃はもうハマりすぎて、愛。
しかし、アニメを見て思い知らされたわけだが、この作品って展開やたらと速いのねえ。漫画だとそうまでは思わなかったんだけど、アニメだともう息継ぎさせてくれぇ、と悲鳴をあげたくなるくらいに早い。それでも放り出せないほど、燃え面白いのだけれど。
現状、カズキヴィクター化まで話が進んだわけですが、注目はむしろこれからなわけで。アニメ化してよかった、といわれるかどうかはこれからどう処理するかに掛かってるはずですから、とにかく期待を膨らませておる次第です。

【Kanon】は観れねえ!!

秋からはじまったアニメで他の追随を許さずにぶっちぎっているのはやはり【コードギアス 反逆のルルーシュ】でしょう。
これは文句なしに面白い。今のところ、次の週が楽しみという作品はこれが一番。もれなく一番。断固一番。
内容に関しては他が散々語ってるでしょうから、面倒なので語りませんが、わたしは断固【C・C】派です。
会長でもよし。

1クールだったのが残念だ、と思うのが【くじびきアンバランス】。派手ではありませんが、細かい視線の動かし方やらカメラワーク、僅かな挙動でその場の空気や感情を最大限引き出すその巧みの技は、素晴らしかった。特に恋愛感情が絡むようになってからのぐっと空気を押し詰めたような場面場面の流れは、こう言ってはなんですが大変勉強になりました。
最終回はもう、もう、りっちゃんにメロメロ。だらしなくもメロメロ。もうどうしようもなくメロメロ。ありゃあ反則だがや。
1クールということでかなり略式に終わってしまいましたが、これは2クールでじっくり観たかった。是非観たかった。
一番こう、ずんと胸に来たのが最終回の副会長が抜刀した瞬間だったりする。あの刀を抜くときの涼やかな音。構えた時の鍔鳴り。
日本刀というのは、一つの楽器ですよ、あれは。

一方で1クールで上手く片付けた、というのが【乙女はお姉さまに恋してる】。こちらも様々なイベントを端折ってはいるのですが、そつなく上手く纏めた感がして、好感が持てました。
声優交代については詳しい内容は知らないのですが、紫苑さまの中の人は圧倒的にゲームの方の方がよかったと思います。アニメの紫苑さんは、どうしても威厳に事欠きましたから、彼女がメインじゃなかったというのはそれはそれでよかったかも。
惜しかったのが貴子さま。これはまあ、ゲーム版の人のデレ演技が神がかっていたので仕方ないといえば仕方ないのですが。此方は此方で非常によいデレ具合だったと思いますし、ニヤニヤさせられましたし。
でも、ゲーム版は神だったからなあ。
他はおおむね悪くなく、というか変更にも気に掛かるところはなく。
まりや、可愛かったよまりや。彼女に関しては、ゲーム版よりも懊悩具合が素晴らしかったと断言しましょう。
まりや可愛かったよ、まりや。
 

7月1日

紙城 境介
(角川スニーカー文庫)
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メソポ・たみあ
(角川スニーカー文庫)
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ナナシまる
(角川スニーカー文庫)
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shiryu
(角川スニーカー文庫)
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あまさきみりと
(角川スニーカー文庫)
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ミヤ
(角川スニーカー文庫)
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榊一郎
(HJ文庫)
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たすろう
(HJ文庫)
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シクラメン
(HJ文庫)
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かみや
(HJ文庫)
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6月30日

之 貫紀
(エンターブレイン)
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kawa.kei
(エンターブレイン)
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槻影
(エンターブレイン)
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白水 廉
(エンターブレイン)
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丸山 くがね
(エンターブレイン)
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鹿角フェフ
(GCノベルズ)
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力水
(モンスター文庫)
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蒼井美紗
(Mノベルス)
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よねちょ
(Mノベルス)
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あきさけ
(Mノベルス)
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唐澤 和希
(ヒーロー文庫)
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中野 在太
(ヒーロー文庫)
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新城一/海月崎まつり
(KCx)
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キダニエル/四葉夕卜
(KCx)
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Amazon Kindle B☆W

6月29日

榊 一郎
(講談社ラノベ文庫)
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弥生 志郎
(講談社ラノベ文庫)
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雨宮 和希
(講談社ラノベ文庫)
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虎走 かける
(講談社ラノベ文庫)
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謙虚なサークル
(講談社ラノベ文庫)
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深山 鈴
(Kラノベブックス)
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右薙 光介
(Kラノベブックス)
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火事屋/蛙田アメコ
(ライドコミックス)
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真鍋譲治/すかいふぁーむ
(ライドコミックス)
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伊吹 亜門
(星海社FICTIONS)
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柴田 勝家
(星海社FICTIONS)
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6月28日

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6月27日

浦上ユウ
(電撃コミックスNEXT)
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猫夜叉/亀小屋サト
(電撃コミックスNEXT)
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たくま朋正/伊藤暖彦
(電撃コミックスNEXT)
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綾村切人/ナフセ
(電撃コミックスNEXT)
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結城鹿介/髭乃慎士
(電撃コミックスNEXT)
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幌田
(まんがタイムKRコミックス)
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6月25日

十文字青
(オーバーラップ文庫)
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鬼影スパナ
(オーバーラップ文庫)
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迷井豆腐
(オーバーラップ文庫)
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篠崎 芳
(オーバーラップ文庫)
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寺王
(オーバーラップ文庫)
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御鷹穂積
(オーバーラップ文庫)
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メグリくくる
(オーバーラップ文庫)
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雨川水海
(オーバーラップノベルス)
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江口 連
(オーバーラップノベルス)
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和島 逆
(オーバーラップノベルスf)
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KK
(オーバーラップノベルスf)
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雨川透子
(オーバーラップノベルスf)
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6月24日

芝村 裕吏
(MF文庫J)
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志瑞祐
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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月見 秋水
(MF文庫J)
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三月みどり
(MF文庫J)
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花間燈
(MF文庫J)
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衣笠彰梧
(MF文庫J)
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常世田健人
(ダッシュエックス文庫)
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ジルコ
(ダッシュエックス文庫)
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疎陀陽
(ダッシュエックス文庫)
Amazon Kindle B☆W DMM


九十九弐式/すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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甘岸久弥
(MFブックス)
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yokuu
(MFブックス)
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天ノ瀬
(MFブックス)
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ラチム
(MFブックス)
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櫻井 みこと
(MFブックス)
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御手々 ぽんた
(MFブックス)
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支援BIS
(KADOKAWA)
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藤也卓巳
(あすかコミックスDX)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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横田卓馬/伊瀬勝良
(角川コミックス・エース)
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ぶんころり/プレジ和尚
(角川コミックス・エース)
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蛍幻飛鳥/志瑞祐
(角川コミックス・エース)
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水無月すう
(角川コミックス・エース)
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鈴見敦/八又ナガト
(角川コミックス・エース)
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御宮ゆう/香澤陽平
(角川コミックス・エース)
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人生負組
(角川コミックス・エース)
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ZUN/水炊き
(角川単行本コミックス)
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神地あたる/白米良
(ガルドコミックス)
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黒杞よるの/雨川水海
(ガルドコミックス)
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村光/ベニガシラ
(ガルドコミックス)
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七六/鬼影スパナ
(ガルドコミックス)
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天羽銀/迷井豆腐
(ガルドコミックス)
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白砂/麻希くるみ
(ガルドコミックス)
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木乃ひのき/雨川透子
(ガルドコミックス)
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6月23日

日向夏/ねこクラゲ
(ビッグガンガンコミックス)
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押切蓮介
(ビッグガンガンコミックス)
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小林湖底/りいちゅ
(ビッグガンガンコミックス)
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深見真/真じろう
(ビッグガンガンコミックス)
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金田一蓮十郎
(ヤングガンガンコミックス)
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佐藤真登/三ツ谷亮
(ヤングガンガンコミックス)
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萱島雄太
(ヤングガンガンコミックス)
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優風
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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6月22日

浅草九十九/和ヶ原聡司
(MFコミックス アライブシリーズ) Amazon Kindle B☆W DMM


安里アサト/シンジョウタクヤ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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中山幸
(MFコミックス アライブシリーズ)
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三ツ矢だいふく
(MFコミックス アライブシリーズ)
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内藤隆/榎宮祐
(MFコミックス アライブシリーズ)
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花鶏ハルノ/相川有
(MFコミックス アライブシリーズ)
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久真やすひさ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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衣笠彰/紗々音シア
(MFコミックス アライブシリーズ)
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フジカワユカ/理不尽な孫の手
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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藍屋球/アネコユサギ
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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クマガエ/宮澤ひしを
(イブニングKC)
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カルロ・ゼン/石田点
(モーニングKC)
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泰三子
(モーニングKC)
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ハナツカシオリ
(モーニングKC)
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瀬下猛
(モーニングKC)
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NICOMICHIHIRO
(モーニングKC)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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藤近小梅
(ガンガンコミックスJOKER)
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田代哲也
(ガンガンコミックスJOKER)
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柊裕一
(ガンガンコミックスJOKER)
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村田真哉/速水時貞
(ガンガンコミックスJOKER)
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都月景/いふじシンセン
(ガンガンコミックスJOKER)
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殿ヶ谷美由記
(ガンガンコミックスpixiv)
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6月20日

風間レイ
(TOブックス)
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ほのぼのる500
(TOブックス)
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楢山幕府
(TOブックス)
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リッキー
(TOブックス)
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こりんさん
(GCN文庫)
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武田すん
(ヤンマガKCスペシャル)
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ペトス/橋本カヱ
(ヤンマガKCスペシャル)
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千田大輔
(ヤンマガKCスペシャル)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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小坂泰之
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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6月19日

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6月17日

上遠野浩平/カラスマタスク
(ジャンプコミックス)
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野田サトル
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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原泰久
(ヤングジャンプコミックス)
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双龍
(ヤングジャンプコミックス)
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深川可純/広報広聴課ゾンビ係
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ/横槍メンゴ
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ
(ヤングジャンプコミックス)
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中山敦支
(ヤングジャンプコミックス)
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光永康則/入鹿良光
(ヤングジャンプコミックス)
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ソウマトウ
(ヤングジャンプコミックス)
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中村力斗/野澤ゆき子
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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松江名俊
(少年サンデーコミックス)
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熊之股鍵次
(少年サンデーコミックス)
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栗山ミヅキ
(少年サンデーコミックス)
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高橋留美子
(少年サンデーコミックス)
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草場道輝/高谷智裕
(少年サンデーコミックス)
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福井セイ
(少年サンデーコミックス)
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安西信行
(少年サンデーコミックス)
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新井隆広/青山剛昌
(少年サンデーコミックススペシャル)
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日向夏/倉田三ノ路
(サンデーGXコミックス)
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麻生羽呂/高田康太郎
(サンデーGXコミックス)
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池澤真/津留崎優
(裏少年サンデーコミックス)
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山田 リツ
(裏少年サンデーコミックス)
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寺嶋裕二
(講談社コミックス)
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三宮宏太/西田征史
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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福留しゅん/天城望
(フロースコミック)
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伊吹有/葉山湊月
(フロースコミック)
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羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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三河 ごーすと
(富士見ファンタジア文庫)
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桜生 懐
(富士見ファンタジア文庫)
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陸奥 こはる
(富士見ファンタジア文庫)
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高橋 びすい
(富士見ファンタジア文庫)
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恵比須 清司
(富士見ファンタジア文庫)
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三原 みつき
(富士見ファンタジア文庫)
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あボーン
(富士見ファンタジア文庫)
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白井 ムク
(富士見ファンタジア文庫)
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綾里けいし
(ガガガ文庫)
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カミツキレイニー
(ガガガ文庫)
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伊崎喬助
(ガガガ文庫)
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平坂 読
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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緒二葉
(ガガガ文庫)
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川上 稔
(電撃の新文芸)
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美浜ヨシヒコ
(電撃の新文芸)
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草薙 刃
(電撃の新文芸)
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時田 唯
(電撃の新文芸)
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6月16日

樋口彰彦
(マガジンエッジKC)
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松岡健太
(マガジンエッジKC)
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さとうふみや/天樹征丸
(講談社コミックス)
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あだちとか
(講談社コミックス)
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和武はざの
(講談社コミックス月刊マガジン)
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6月15日

石田リンネ(富士見L文庫)
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猫田パナ(富士見L文庫)
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佐々木禎子(富士見L文庫)
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仲町鹿乃子(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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鍋敷(アース・スターノベル)
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LA軍(アース・スターノベル)
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天然水珈琲
(アース・スターノベル)
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西尾維新(講談社文庫)
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葛城阿高(ビーズログ文庫)
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ぷにちゃん(ビーズログ文庫)
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小田ヒロ(ビーズログ文庫)
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綾河ららら
(サーガフォレスト)
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バッド(サーガフォレスト)
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真安一(サーガフォレスト)
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カヤ(サーガフォレスト)
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コイシ/緑黄色野菜
(コロナ・コミックス)
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よこわけ/やしろ
(コロナ・コミックス)
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わかば/白露雪音
(コロナ・コミックス)
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小田山るすけ/たつきめいこ
(コロナ・コミックス)
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6月14日
ふか田さめたろう
(GA文庫)
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星奏なつめ(GA文庫)
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冬坂右折(GA文庫)
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白石定規(GAノベル)
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星崎崑(GAノベル)
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えぞぎんぎつね
(GAノベル)
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三木なずな
(GAノベル)
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カイシャイン36
(GAノベル)
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よっしゃあっ!
(GAノベル)
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6月13日


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6月12日

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6月10日

荒川弘
(ガンガンコミックス)
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天那光汰/梅津葉子
(ガンガンコミックス)
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おーしおゆたか
(角川コミックス・エース)
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猫田ゆかり
(角川コミックス・エース)
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リムコロ
(角川コミックス・エース)
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冥茶/萩鵜アキ
(角川コミックス・エース)
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浅野りん/ヤングエース編集部
(角川コミックス・エース)
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春花あや
(角川コミックス・エース)
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経験値/TYPE−MOON
(単行本コミックス)
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佐島勤/おだまさる
(電撃コミックスNEXT)
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古宮九時/越水ナオキ
(電撃コミックスNEXT)
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ベキオ/ていか小鳩
(ガンガンコミックスONLINE)
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森田季節/シバユウスケ
(ガンガンコミックスONLINE)
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顎木あくみ/みまわがお
(ガンガンコミックスONLINE)
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加藤衣緒
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/夏海ケイ
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/刻夜セイゴ
(ビッグガンガンコミックス)
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飯島浩介/汐里
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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イノウエ
(サンデーうぇぶりSSC)
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こじまたけし
(サンデーうぇぶりSSC)
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白井もも吉
(サンデーうぇぶりSSC)
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オジロマコト
(ビッグ コミックス)
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サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん
(裏少年サンデーコミックス)
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田村由美
(フラワーCアルファ)
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もこやま仁
(裏少年サンデーコミックス)
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影崎由那/川獺右端
(アース・スターコミックス)
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相模映/吉田杏
(アース・スターコミックス)
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となりける/shiryu
(アース・スターコミックス)
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ユンボ/風楼
(アース・スターコミックス)
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秋乃かかし/裂田
(アース・スターコミックス)
Amazon


東崎惟子(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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和ヶ原聡司(電撃文庫)
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白金透(電撃文庫)
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鎌池和馬/冬川基
(電撃文庫)
Amazon B☆W


佐島勤(電撃文庫)
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二月公(電撃文庫)
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鏡遊(電撃文庫)
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真代屋秀晃(電撃文庫)
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周藤蓮(電撃文庫)
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瀧岡 くるじ
(カドカワBOOKS)
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小田 ヒロ
(カドカワBOOKS)
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壁首領大公
(カドカワBOOKS)
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七夕 さとり
(カドカワBOOKS)
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KK(カドカワBOOKS)
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うみ(カドカワBOOKS)
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ふか田 さめたろう
(宝島社)
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魔石の硬さ
(TOブックス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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地雷酒(TOブックス)
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サンボン
(TOブックス)
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蒼月海里(角川文庫)
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椹野道流(角川文庫)
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森見登美彦/原案:上田誠
(角川文庫)
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桑原水菜(角川文庫)
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仁木英之(角川文庫)
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6月9日

石塚千尋
(講談社コミックス)
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荒川弘/田中芳樹
(講談社コミックス)
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奈良一平
(講談社コミックス)
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小玉有起
(KCデラックス)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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高田裕三
(シリウスKC)
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長谷川三時/七烏未奏
(シリウスKC)
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ヤスダスズヒト
(シリウスKC)
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村上よしゆき/茨木野
(シリウスKC)
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K9/小林裕和/支援BIS
(シリウスKC)
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冬葉つがる
(シリウスKC)
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樋野友行/瀬戸メグル
(シリウスKC)
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刀坂アキラ/加茂セイ
(シリウスKC)
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光永康則
(シリウスKC)
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西田拓矢/海空りく
(シリウスKC)
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松琴エア/はにゅう
(シリウスKC)
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原口鳳汰/カラユミ
(KCデラックス)
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山本やみー/門馬司
(KCデラックス)
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一二三
(KCデラックス)
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がしたに/MITA
(KCデラックス)
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うかみ
(KCデラックス)
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エターナル14歳/御子柴奈々
(KCデラックス)
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桜野みねね
(BLADEコミックス)
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森野きこり
(BLADEコミックス)
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6月8日

かみはら(早川書房)
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西尾維新(講談社)
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ちんねん/能一ニェ
(BRIDGE COMICS)
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佐藤二葉
(星海社COMICS)
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山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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稲葉光史/山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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6月7日

泉光
(アフタヌーンKC)
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TNSK
(アフタヌーンKC)
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水瀬るるう
(まんがタイムコミックス)
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琴子/TCB
(ガンガンコミックスONLINE)
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枢呂紅/優月祥
(ガンガンコミックスUP!)
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雨後一陽/とちぼり木
(ガンガンコミックスUP!)
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西島ふみかる/白縫餡
(ガンガンコミックスUP!)
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雨沢もっけ
(ガンガンコミックスUP!)
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ふか田さめたろう/松元こみかん
(ガンガンコミックスUP!)
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えぞぎんぎつね/春夏冬アタル
(ガンガンコミックスUP!)
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リキタケ/三木なずな
(ガンガンコミックスUP!)
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琴子
(SQEXノベル)
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猫子
(SQEXノベル)
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平成オワリ
(SQEXノベル)
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榛名丼
(SQEXノベル)
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蝉川夏哉
(宝島社文庫)
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貴戸湊太
(宝島社文庫)
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