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新人作品

パワー・アントワネット ★★★   



【パワー・アントワネット】 西山暁之亮/ 伊藤未生 GA文庫

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「言ったでしょう、パンが無いなら己を鍛えなさいと!」
パリの革命広場に王妃の咆哮が響く。
宮殿を追われ、処刑台に送られたマリー・アントワネットは革命の陶酔に浸る国民に怒りを爆発させた。自分が愛すべき民はもういない。
バキバキのバルクを誇る筋肉(フランス)へと変貌したマリーは、処刑台を破壊し、奪ったギロチンを振るって革命軍に立ち向かう!
「私はフランス。たった一人のフランス」
これは再生の物語。筋肉は壊してからこそ作り直すもの。
その身一つでフランス革命を逆転させる、最強の王妃の物語がいま始まる――!!
大人気WEB小説が早くも書籍化!

16世陛下、処刑されちゃってるんですけど!?
力こそパワー、筋肉こそフランス。おー、筋肉万歳(ヴィヴ・ラ・フランス)。
そう、究極にまで鍛え上げられた筋肉には美が宿る。
王族として民の声に殉じてギロチン台の露と消えるつもりだったマリー・アントワネットは、己の子供たちをも虐げ貶めようとする民衆の声に憤激し、ついに立ち上がる。
その太首を切り落とすはずだったギロチンブレードを逆に武器として握りしめ、いきり立つ革命の歌声にそのバルク(筋肉量)のみで立ち向かう。
目指すは王政復古。なぜならば我が筋肉こそがフランス、我こそがただ一人のフランスだから。

うん、ある意味一発ネタですね。ヨーロッパ各国の宮廷はどんな虎の穴揃いなんだこれ? 王家とはあれか? 連綿と武を伝える筋肉戦士の血族なのか? ロイヤル・ファミリー=コナン・ザ・グレートなのか? ハプスブルク家とか、そんな武門の家系とは程遠いはずなのに完全に世紀末覇王の家系じゃないですかー。
まー、わりと最初から最後まで同じノリの連続ではあるんですよね。最初のインパクトで最後まで押し通すパターンの作品であるので、さすがに慣れてくると言いますか。
それに、ラスボスの革命軍が完全にヤラレ役のゲス野郎というのも、いささか盛り上がりに欠けたかもしれません。
最高潮は、同じ宮廷武闘の体現者であるデュ・バリー夫人との頂上対決。
あれこそは、女として至高の地位に立とうというデュ・バリー夫人の気高き闘争心に対して、マリー・アントワネットという女性が何を心に戦い、筋肉をバキバキにしているかを突き詰める戦いでもありました。
彼女が死を拒絶し立ち上がった理由、我が子テレーズとシャルルを守るという母親としての決意。そして愛する我が子に国を引き継がせるため、愛するフランスという国を守り導くためという王妃としての矜持。女を貫く女と国母となった女とのプライド決戦。あれこそ誇りをもってお互いを高め合った至高の戦いであり舞踏であり、マッスルファイトでありました。
それに比べて共和制の共和筋肉は、筋肉に対するスタンスが曖昧で、単に筋肉と名乗ってるだけの肉なんですよね。肉になにも宿っていない。意思も魂もなにも宿っていない。
高潔なる筋肉義務(ノブレス・オブリージュ)がどこにもない。中途半端で貧相なものでしかなかった。あれでは少々、役者として足りない。
民衆の掌返しも、あんな程度の説得で転向するんだったら市民、ただのアホじゃんw 
というわけで、クライマックスはちとお粗末だったかな。スタートダッシュの勢いがラストまで持たなかった、とも言えるのかもしれませんが。おー、シャンゼリゼ(ゴリ押し)。
ローズ・ベルタンやシュヴァリエ・デオン、フェルセン伯爵、デュ・バリー夫人など革命当時の著名人が色んな意味で活躍してたのは、まあ歴史モノの醍醐味でありますなあ。
しかし、処刑人サンソンがこの場合ヒロイン枠なのか? 実際デオンよりもまっとうに男の娘してましたし。
出色だったのがイラストで、カラーはちょっと濃ゆくて自分的には「おおうっ」ってなったのですが、挿絵の方はマリーの女性としてのスタイルと鍛え上げられた筋肉のラインの調和がなかなかに美しくて思わず唸ってしまいました。
デュ・バリー夫人との決闘舞踏のシーンは二人揃ってるシーンで見てみたかったなあ。というか、デュ・バリー夫人のイラストなかったし。
ともあれ本作、このひたすら筋肉なノリが面白ければ、楽しめるのではないかと。

ホラー女優が天才子役に転生しました 〜今度こそハリウッドを目指します!〜 ★★★★☆   



【ホラー女優が天才子役に転生しました 〜今度こそハリウッドを目指します!〜】 鉄箱/きのこ姫 ガガガ文庫

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ホラー女優が碧眼ハーフの天才子役に転生!

貧乏育ちの苦労人ホラー女優の鶫(30歳。努力の甲斐あって演技力はピカイチ)が、自動車事故で即死。
転生した先は碧眼ハーフの超美少女つぐみ(5歳)で、ドのつくお金持ち令嬢だった!!
つぐみの両親はつぐみに「注入された」演技の才能をすぐさま見抜き、テレビドラマの子役オーディションへ飛び入り参加させる。
天使そのもののつぐみの身体を得た実力派ホラー女優鶫は、その奇跡に感謝し、そして誓った。

「今度こそハリウッドを目指します!」

3人の仲良し子役美少女、凛、珠里阿、美海と出会い、幼女の友情を育む。信じられない演技力でドラマの監督、脚本家、大ベテラン俳優を、驚愕させる。
妖艶すぎる5歳の演技で、大の男を骨抜きに。
世界がひれ伏す大天才女優(5歳)がここに誕生!!
おおおっ、面白かった! これは滅茶苦茶面白かっったッ!
面白すぎて、途中で止められずに寝る時間削りまくってしまった。おかげで今日は死にそうになってたわけですけれど。もう若くないんだから。
しかしてこちらは若すぎる肉体に転生してしまったホラー女優の桐王鶫さんである。
あまりに怖すぎる演技から、観客視聴者のみならず共演者たちをすら阿鼻叫喚へと叩き込んだ稀代のホラー女優、恐怖の申し子。
その彼女が事故死のあと20年後に生まれ変わって、もう一度俳優の世界を目指すお話。いや、目指すというよりも、蹂躙するというべきか、或いは降臨するというべきか。
はまり役ということでホラー映画やドラマなどを中心に活躍していた鶫だけれど、それが不本意というわけではなく、元々ホラー好きだし好んでホラー女優やってたんですね。
ホラー作品にばかり呼ばれる事に不満を感じていたり、不自由を感じていてもっと違う役をやりたい、なんて思っていて生まれ変わったのを期に本当にやりたかった主役ヒロインを演じるのだ、なんて事は毛頭考えていなかったわけだ。
それどころか、忌避される悪役を、そんなおもしろそうな役、やらないなんてもったいない、と嬉々として挑む、或いはかぶりつく演じるという事を何よりも好み、飢え餓えた役者だった。
そんな彼女だからこそ、生まれ変わっても望んで役者の世界に飛び込んでいく。何よりも、演じることに魅入られているから。まさに文字通り、彼女は生まれながらの女優だったのだ。
彼女の中には、前世で培われた経験がある、感性がある。並々ならぬ努力で身につけたそれは、才能というのだろう。彼女が生まれながらに持っていた才は、叩き上げで最低の環境から這い上がり積み上げてきた鍛造の才能だ。演じることの出来る喜びを知る才能だ。その場に立つまでの困難を知る才能だ。苦労を知らぬ挫折を知らぬ脆いガラスの才能とはわけが違う。
そうして培われた人造の天才だ。人々の心を恐怖で震え上がらせ、同じ役者たちの、ドラマ映画に本気で関わる人間たちの魂を鷲掴みにした、人造にして本物へと至った天才女優のそれである。
そして、死んでも治らなかった女優魂の塊だ。

尋常ならざる天才子役の出現、その演技を目撃した、或いは実際に演じてみて彼女の「世界」に飲み込まれた現役の役者たちに衝撃を与え、その衝撃は波紋となって界隈へと音速で広がっていく。
ここに出てくる名優と呼ばれる人たちは「本物」である。役者という職業に人生を賭け、生き様として刻んでいる人たちだ。ドラマの番組プロデューサーも、監督も、より良い作品を作らんと気を吐く「本物」だ。だからこそ、彼女の、つぐみの存在に衝撃を受け、刺激を与えられ、彼女が紛れもない本物で、なおかつ「怪物」である事を否応なく肌で感じ取り、歓喜する。
役に入り込んだつぐみの演技は、まさに「世界の降臨」である。ただの練習でも、オーディションでも演技テストでも、その場限りの即興劇ですら、相手の共演者まで現実と演技の境目を見失って自分の役へと没入してしまう。まさに魔性の演技、と言わんばかりの演出に、背筋がゾクゾクしてしまった。さらに外側に居る読者であるはずの自分まで魅入られてしまうような、圧巻の存在感。一瞬にして塗り替わる世界。
いやあ、すごかった。

一方でつぐみという子はプロ魂こそキマっているものの、かつてホラー女優であったと言っても性格は温厚で孤高というわけでもなく、共演者や制作スタッフにもよく気を遣って結構親しまれ、尊敬されていたようなんですよね。
両親から半ば捨てられたような家庭環境で、下積み時代には極まった貧乏生活に耐えながら役者を志し、底辺から這い上がってきた苦労人。だからこそ、人にも優しく出来る、というタイプの人だったのだろう。
それは今世にも引き継がれていて、オーディションを通じて知り合い友達になった同じ世代の子役たちとも、前世の分の経験があるからと上から目線にならず、あくまで役者仲間として対等の視点で見ているようなんですよね。逆に言うと年長だろうと先輩だろうと、役者として対等に、尊重はしても譲りはしない、という穏やかながらプロらしいふてぶてしさを兼ね備えているのですが。
この前世で事故死してから二十年後に生まれ変わった、という二十年という年月が結構重要なキーポイントでもあるようで。
二十年、って充分知り合いが亡くなったりせず業界で現役で居続けているけれど、立場やなんかがそれぞれ変わっていたりする年月なんですよね。かつて自分よりも年下の子役だった人たちも、それなりの年齢になっていたりする。かつての役者仲間たちの現在に思いを馳せ、思わぬ再会が待っていたり、という展開もあり、また新たな世代が台頭してきていたり、と。
そんな中で二十年前に夭折した天才ホラー女優の存在感は、今業界の重鎮となっているかつての同世代の仲間たちの中でしっかりと根づいていて、だからこそ余計にその天才女優の面影を演技から彷彿とさせる新たな天才の出現に、誰も彼もが平静で居られなかったのでしょう。
とまあ、二十年のギャップというのは他にも色々あって。うん、二十年前にはスマホなんて想像しなかったよね。あんなん、二十年前だとSFのアイテムですもん。まさかパソコンと同等の機能を持つ機材が携帯電話の中に集約されるとか、100年後の世界の超科学アイテムでしたもんね。
VHSもビデオデッキ連結して一生懸命ダビングして。うんうん、わかるわかる、わかってしまう。
まだ連続して時代の変化の中にいたからこそついていけてるけど(ついていけてるか?)、二十年の空白があって現代に降り立ったら、ちょっと技術レベルのギャップは訳わからんことになってるよなあ。
というわけで、5歳にしてなんかおばさんくさい、と同世代の幼女に評されるつぐみちゃんでありました。
ってか、今どきって5,6歳の小学生にあがるかという子にまでスマホ持たせてるの珍しくないんですよねえ。
早速両親から与えて貰ったスマホを扱いきれてないつぐみちゃん。それ、5歳の幼児だからではなくて、おばさんだから謎機械にあっぷあっぷ、なんですよね、つぐみさん。スマホを買い与えた際のうちの母(70)の反応とよく似ているぞ、つぐみさんw

とまあ、この時代に生まれ変わったつぐみちゃんは、頼めばスマホを買ってもらえる、どころか演じる事が好きだと知ればすぐにオーディションに参加させてくれたり、付き人も自前で用意してくれたり、というか所属事務所まで自分たちの会社で立ち上げたり、と超お金持ちの家で美男美女、パパの方は外国人という両親にこの上なく愛情を注がれる、衣食住全てに満たされている幸せ一杯の環境にある。望めば、すべて与えて貰える環境だ。
それは、前世の何も持ち得なくて自分ですべて掴み取っていった環境とは真反対の、恵まれたとしか言いようがない環境。光だけに包まれた世界だ。
それが、つぐみの中でわずかに齟齬をうみだしている。
これに気づいているのが、同じ天才子役と謳われている夜旗虹、というのがまた面白い。この生意気兄ちゃんもまた、本物の天才なのか。
同じ天才だからこそ気づいた、つぐみの中のちぐはぐさ。ハングリー精神など全く必要とされない現在の環境と、つぐみの中で息づいている鶫の時代から培われた役者魂のあの獰猛なほどの情熱は、どこかで噛み合っていないのだという。
愛を知らず、だからこそ恋い焦がれるように狂的に愛を演じる事ができた前世と違って、今のつぐみは本当の愛を与えられている。だからこそ、今の自分がどうやって愛に甘えるやり方が分からない。今の自分が鶫のように演じることが出来るのか。鶫のように演じるのが正しいのか。
まだ、彼女の演技は未完成、なのだろう。
今の段階でなお、未完成なのだ。ということは、さらにこの上があるということ。これよりももっと高みが、彼女の前には存在しているということなのだ。
その事実に気づいた時、残念どころかゾクゾクしてしまった。背筋がブルブルと震えてしまった。これより凄いものを見れる可能性がある、という事実に恍惚となってしまったじゃないですか。
この子にはまだ先がある、まだ上がある! 
それに、まだドラマははじまったばかり。彼女の舞台はまだ一度たりとも幕を上げていない。本番ははじまっていないのだ。まだこの段階で前座の前座でしかない。
これはもう本当に、楽しみで仕方ない。続きを読みたくて仕方ない。またぞろ、とんでもねー作品が出てきましたよッ!


デッド・エンド・リローデッド 1.無限戦場のリターナー ★★★★   



【デッド・エンド・リローデッド 1.無限戦場のリターナー】 オギャ本バブ美/ Niθ HJ文庫

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時空に関連する特殊粒子が発見された未来世界。第三次世界大戦を生き抜いた孤高の凄腕傭兵・狭間夕陽は、天才少女科学者・鴛鴦契那の秘密実験に参加する。しかしその直後、謎の襲撃者により、夕陽は契那ともども命を落としてしまう。だが気がつくと彼は、なぜか実験開始前の時間軸で目覚めていた…。繰り返される死とループ現象の中、次第に強まる契那との絆と、解き明かされていく謎。果たして夕陽は、契那を絶望の死から救い、世界を混沌の未来から守り抜けるのか!?超絶タイムワープアクション、第13回HJ文庫大賞・大賞受賞作。

ちょっ、これガチシリアス! 硬派硬派! おふざけやコメディの要素が介在する余地のない、真面目一辺倒のハードSFアクションじゃないですか。
いやだってこれ、作者の名前ぇぇ。これ見てしまったらどうしたって「んんん?」てなるじゃないですか。これを「予断」抜きに捉える事はやはり難しいですよ。なんだかんだ、積んだまま読むのを後回しにしてしまっていたのは、何となく大丈夫かこれ?と思ってしまう部分があったわけですし。
ただ名前通りのバブみに関してはこれもガチである。いや、ここまでガチでいいの!? と思ってしまうくらい真剣シリアスにヒロインである契那のバブみが凄いんですけど。だいたい、幼女の母性なんてのはラブコメを盛り上げる一要素に留まるものなんですけれど、本作においては契那という幼女博士の包容力、慈愛、母性こそが物語の根幹であり、原動力であり、救済なのだ。
物語はほぼ主人公である夕陽とメインヒロインである鴛鴦契那の二人によって成り立っている。謎の襲撃者によって、何度も何度も目の前で無残に殺される契那を救うため、夕陽は実験の影響で得てしまったループ現象を繰り返し、彼女を救う方法を探すことになる。何度も何度も、目の前で惨たらし死に様をさらす契那を目の当たりにしながら。
彼がそれに耐えられたのは、既に一度絶望を甘受していたからだろう。いや2度か。一度目は両親を戦争によって失った時。絶望に流されながら諦念と共に少年傭兵として生きていた彼を救ったのは、自分と同じ境遇で死にかけていた、しかし生きようとしていた少女を救った時。
自分と鏡写しだった、しかし自分よりも生きようとしていた少女を救うことで、再び生きる意志を得た夕陽の側には、いつしか妹としてあの時救った少女が共に戦うようになっていた。
そうして二人で戦って、生きてきた彼に突き付けられたのが、自分を救うために散っていった妹の死。自分の命よりも大事なものの死。自分を救ってくれた、生き返らせてくれた人の死である。
夕陽が契那博士の元で実験に参加するようになったのは、博士の実験が時空に関する粒子の利用を鑑みたものだったからだ。絶望の端にこびりつく僅かな願い、妹の死を覆せるかもしれない微かな期待。
それは博士によって、過去の不可逆性という理由で明確に否定されたわけですが。それを理解し受け入れながらも、夕陽が博士のもとを去らなかったのは、どうしても諦めきれない思いもあったのでしょうけれど、それ以外にも契那博士の夕陽への誠実で親身な態度があったのでしょう。デザイナーズチルドレンとして作られた天才である彼女は研究者の中でも孤立していて、だからこそ外部者・余所者として隔意とともに見られる一時雇用の傭兵である夕陽にも親身親切に接してくれて、いつしか懐くように親しくなっていたんですね。契那博士の方には、夕陽に一方的な負い目が有り、それに端を発して色々と夕陽に便宜を図ったり、何かと心配りをしていたわけですけれど。
この夕陽という男、年齢こそまだ十代なのですけれど、見た目ゴツすぎて少年には全く見えないんですよね。というか、絶対三十代のおっさんだろうこいつ。
でも、見た目の厳つさとは裏腹に夕陽って凄まじく物腰が低くて丁寧なのですよ。誰にでも敬語は欠かさないし、口ぶりはいつも穏やか。年下、どころか実年齢もまだ11歳で幼女の範疇にある契那に対しても子供扱いとかせず、見縊ったりもせず、しかし壁を隔てるでもなく、ちゃんと上司として博士として、何より女性としてレディとして尊重して敬意を以て接するわけですよ。好青年、どころじゃない好人物なんですよね。見た目イケメンよりも、こういうゴツい男の方が物腰丁寧に態度も低く穏やかに落ち着いた姿を見せてくれた方が、なんかぐっとくるものがあるんだなあ。

これで単に弱腰だったり気が小さいとかいうんだったら拍子抜けなのですけれど、夕陽は歴戦の傭兵らしくいざとなれば果断でまさに鋼鉄の意志を以て覚悟完了できるまさに兵士の鑑のような男。
でも、そんな男でも絶望に身も心も侵されていれば、なすすべなく朽ちた大木のように折れてしまうもの。そんな彼を、一度でも気が狂うような、いや自分の死だけならともかく、必ず目の前で自分に笑顔を向けてくれていた幼女が、まともな死体も残らないような死を何度も繰り返すという地獄が永遠と続くのを心壊されずに耐えられたのは、乗り越えられたのは。
まさに契那のバブみなんですよね。
夕陽の置かれているループ現象、その信じがたい状態を契那博士は毎回ちゃんと信じてくれるんですね。それは時空粒子の研究者としての理性的な判断でもあるのだけれど、同時に夕陽への絶対的な信頼であり、夕陽の地獄の苦しみを受け入れてくれる、抱きしめてくれる包容力なわけですよ。彼の絶望を察して労り、慈しんでくれる愛情であり、母性なのですよ。
そんな支えによってようやく立ち続け、戦い続けられる一方で、そんな慈愛を注いでくれた幼女がその直後、目の前で死体に変わるというより地獄度が増すというスパイラル。
それでも彼女は夕陽を許してくれる。絶対に彼の味方になってくれる。
弱音を吐きながらも、それをなかったことにして立ち上がろうとする夕陽を、後ろから抱きしめて彼のすべてを受け入れる、励ます、共にゆくことを誓ってくれる契那博士とのシーンは、まさにバブみの極致のようでした。相手は幼女とか茶化せませんって。神聖不可侵の純愛を物語るワンシーンですよ。
それは、やがて明らかになる襲撃者の正体と目的をも含めて、狭間夕陽と鴛鴦契那の物語として完成しているのである。幼女の死によって絶望し、その幼女によってその絶望と立ち向かい乗り越える。
テーマを絞り込み、一連なりの物語として枠組みを整え、美しいとすら呼べる配置によって中身を埋め尽くした、完成度と拡張性を並列させたまさに大賞に相応しい作品でありました。
率直に言って、素晴らしく面白かった!
しかしバブみが根幹にあるとは言え、幼女がここまで庇護されるモノでも上位者でもなく主人公の対等の相手として、ここまでガッツリとメインヒロインとして座している作品はホント珍しいんじゃないだろうか。

現実でラブコメできないとだれが決めた? ★★★☆   



【現実でラブコメできないとだれが決めた?】 初鹿野 創/椎名くろ  ガガガ文庫

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データでつくる最高の理想郷(ラブコメ)!

「ラブコメみたいな体験をしてみたい」

ライトノベルを嗜むすべてのラブコメ好きは、一度はこう思ったことがあるのではないだろうか?
ヒロインとイチャラブしたり、最高の友人達と充実した学園生活を送ったり。
だが、現実でそんな劇的なことが起こるわけもない。
義理の妹も、幼馴染も、現役アイドルなクラスメイトもミステリアスな先輩も、それどころか男の親友キャラも俺にはいない。
なら、どうするか?
自分で作り上げるしかないだろう!

ラブコメに必要なのは、データ分析と反復練習! そして――

第14回小学館ライトノベル大賞、優秀賞受賞作。

ライトノベルに憧れた俺――長坂耕平(ながさかこうへい)が、都合良くいかない現実をラブコメ色に染め上げる!

ラブコメみたいな体験をしてみたい。言っている意味はわかるけれど、じゃあどうするのかと言えば、まさかの自分で全部作り上げる、それもこの現実世界で。と言い出した日には何言ってるんだコイツ、となるし、実際やってるのを見てると相当にキモい。
彼、長坂の夢中になっているラブコメ世界を自分で作るという夢? いや目標? を知ってしまった、そして実際の作業を目の当たりにする上野原彩乃が「キモい」と「大馬鹿者」を連発するのもまあ当然。いや、実際相当にキモいです、この男。
なんでこれに付き合おう、ラブコメ時空を作るための仕込みに協力しよう、実際調査や支援などで結構労力も掛けているわけで、なんで彼女がそこまでしようと思ったのか、ヒントめいたものは散らばらせているものの、よくわからないまま話は進んでしまうんですね。というか、長坂も勢いで巻き込んだものの、もうちょっと躊躇しろよ、と思わないでもない。あまりに有能すぎて、便利だったからというのもあるのだろうけれど。
とは言え、実際にラブコメするためには登場人物の性格から過去来歴、行動原理などなど。生活環境や学校の設備、周辺地域のスポット調査など、凄まじい規模の調査を行っていて……いや、調査の仕方これガチすぎない? むしろ、調査による情報収集がメインになってるんじゃないだろうか。実際、目的と手段が逆転してしまってラブコメするための調査が調査のための調査、情報収集になってしまって本末転倒になってしまった時もあった程ですし。
これ個人でできる範疇の最大限なんじゃないだろうか。手法もプロじみているし、とりあえず必要不必要の判断をせずに手当たりしだいに情報を集めて、そこから分析精査するというやり口とか、探偵よりも情報機関のやり方みたいじゃないですか。はては情報分析官、アナリストかなんかじゃないのだろうか、こいつ。
しかし、一方で実際にそのデータを運用してラブコメするにしては、ヘボ役者ぽくもあるんですよね。とにかく、クラスメイトを前に委員長として演じる姿が胡散臭い。嘘くさい。実際問題、想定した脚本通りに喋っているのだから、仕方ないのかもしれないけれど、それ何のキャラなんだろう。少なくとも、ラブコメの主人公っぽくはないんですよね。
そもそも、自分以外の生徒たちにはラブコメ適性という分析をしているけれど、自分自身に対してラブコメ主人公適性をちゃんと鑑みた事はあるのだろうか。
それ以前に、ラブコメするって何なんだろう。
冒頭の長坂の宣言からこっち、その趣旨や言いたい事やりたい事は何となくわかったし、うんうんと頷きながら読んでいたのだけれど。
ラブコメをするためには、まず現実をラブコメが繰り広げられる舞台にしなければならない、という事で長坂くんは、集めたデータを駆使しながらラブコメの登場人物を選出し、イベントの準備をはじめ、舞台を設営しようと奮闘しているわけだ。その過程で、彩乃にバレて彼女を共犯者に引き込んで、一緒にラブコメをはじめるための舞台を作り上げようと色々とやっているわけだけれど。
これって、つまるところ企画側であり、脚本側であり、監督側であり、演出側であるんですよね。全部自分で用意して、展開も想定し誘導して、脚本通りに話も進める。それに、自分が主人公になって乗っかる、というのはこれ、マッチポンプの類になってしまうんじゃないだろうか。一から十まで最初から知っている、というか自分が準備した話の通りに演じて、それって本当に楽しいと思えるのだろうか。脚本通りの展開のままに、恋をしてドキドキできるのだろうか。
それはもう、ラブコメの主人公になるというよりも、ラブコメのゲームの主人公に転生する、という方が近いんじゃないだろうか。それも、自分が作ったゲームの主人公に、である。
その末に、ハッピーエンドにたどり着いたとして、現実はゲームや本のようにそこで終わりじゃない。昨今ではゲームや本でだって、エンディングのその後については手配りを欠かさない作品も多いのだけど。現実では、ハッピーエンドのその後は脚本なしで進んでいく。自分で全部準備して整えたラブコメを踏破してエンディングにたどり着いたとして、予定外にはとにかく弱くて咄嗟に対処できない長坂くんは、果たして脚本皆無のその先をどうするつもりなのだろう。
実際、彼がラブコメを現実に再現したいと思うに至った中学時代のエピソードでは、彼は裏方に徹しているんですよね。自分が主人公になろうとしたわけではなく、仲間たちのために舞台を整えていたわけだ。今彼がやっている事も、果たして自分が主人公の役におさまるにはどうも適さないようなやり方をしているように見えるんですよね。ちゃんとそのへん、考えているのだろうか。

とはいえ、そういう問題が現実に立ちふさがってくるのも、実際にラブコメをやる状況、舞台が整ってから。現状では長坂はその舞台づくりに終始していて、完成というかラブコメをはじめるに至る設営の段階で奮闘しているに過ぎない。その段階で、問題が噴出し、彩乃がトラブルに巻き込まれその解決のために設定の大改編をやってしまう、みたいな現状だ。
つまるところ、結局のところ、そうなんですよね、なるほどなるほど。
お祭りもゲームも、作っている最中が一番楽しい、というやつだ。長坂は、気づいているのだろうか。
今まさに、自分がラブコメ真っ最中だという事実に。
それも一人遊びではなく、彩乃を共犯者として同じ目論見に巻き込んで、一緒に本気のやりたいことをはじめた時から、それが始まっていることに。
一から十まで自分が考えたとおりに物事が運んでいくのではなく、他人の思惑が介在し何が起こるかわからない状況で、相手が何を考えているかわからない状況で、目の前で起こるトラブルを誰かといっしょに解決していく。協力して、心つないで、新たな関係を構築していく。それが自分の周りで繰り広げられはじめていることに。
彼の周りではじまっているそれをきっと、ラブコメと言うのだ。

しかし、幼馴染がいないなら作ってしまえばいいのだ、という発想には脱帽した。いやどう考えても無理筋だし、これが単にラブコメ企画のために無理やり作り出すというのならアレだったのだけれど、トラブル解決のための豪腕でのことで、人造幼馴染にされてしまった彼女にとっても予想外とはいえ決して満更ではなかったようなので、なんか痛快でもありました。
長坂としてはラブコメの中では幼馴染枠というのは相当推しの強い枠だと、あの強弁からしても思われるので、それをわざわざ彼女にあてがったというのは、それだけあの幼馴染への熱弁に値するものを彼女に感じている、というのは邪推でしょうかねぇ。
そして、メインヒロインの叛乱。前とは大いに多難で、まさにラブコメ渦中だなあ。なかなか先がどう転がっていくかわからないだけに、次回以降楽しみです。

型破り傭兵の天空遺跡攻略 ★★★   



【型破り傭兵の天空遺跡攻略】 三上 こた/坂野 太河 角川スニーカー文庫

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人智を超えた技術の獲得のため、天空に浮かぶ太古の遺跡を攻略する空挺騎士団。その一つ“叡智の雫”に、副団長アリアの部下として雇われた“歴戦の傭兵”アインハルト。その名に恥じぬ活躍で、遺跡を守護する偽神をねじ伏せ、罠を解き明かしていくアインハルトだったが、超技術の大国すら滅ぼした驚異的な強さの偽神に遭遇し全滅の危機に瀕し…!
「ここは任せな。俺は俺の仕事をこなすだけだ」
どんな窮地であろうと仲間の命は護り抜く型破りの傭兵が、百戦錬磨の経験と知識を武器に、謎に満ちた空を翔け巡る!第25回スニーカー大賞特別賞受賞のヒロイックファンタジー、ここに開幕!
見捨てた、切り捨てた対象がその場を切り抜けて生きて戻ってくる。それは喜ばしいはずの事なのだけれど、見捨てたという事実は消え去らない。どうしたってそれまでの関係に影を落とす。
本作においては、見捨てた側の人間が見捨てた相手が生き残った事を喜ばなかったり、邪魔者扱いしたり死をすら願ったり、というクズめいた事はせずにちゃんと喜んでくれるのだけれど、それでも見捨てた事実が負い目となって過剰な気遣いや今度こそ見捨てまいと無理をすることになり、結局関係は破綻していく。
必死の思いで生き延びた者の方が、生き残るべきじゃなかった、死んでおくべきだったんだ、と思ってしまうことは悲惨以外のなにものでもない。
そうして生まれたのが、死にたがりの傭兵だった。それも周りを巻き添えにするのではなく、自分以外を生き残らせて今度こそ価値ある死を迎えるために自ら捨て石になる死にたがり。
自己犠牲型の破滅願望の持ち主って、なんかもう手に負えない。この人物、アインハルトの場合は自分から暴走して危地へ飛び込んでいったり、危機を招いたりという真似は一切せずに、周囲へのアフターフォローまで考えて自分の言動をコントロールしている上に、雇い主には自分の在り方を隠していないので、そもそも万が一の捨て石要員として最初から雇われるので、齟齬も生まれないんですよね。この手の破滅願望の持ち主というのは、周りを巻き込むパターンが多かっただけに、これだけ気遣いが行き届いて自分を使い捨てにしやすいように動いている人物というのは、手を出しにくいんですよね。
いざという時は、本当にどうにもならない時ですし。絶対に、彼を捨て石にしなければたくさんの犠牲が出てしまう、という状況でなければ、アインハルトも無駄死にしようとはしませんから。
彼は正しさを突きつける。正しい選択の元に、切り捨てられる事が正しかったと。自分が死ぬことで、生き残った人たちが命だけでなくその後の生き方までも未来までも救われるように、と願ったのだ。それが生き残ったことが間違いだったと思ってしまったアインハルトの、自分の始末の付け方だったのだろう。
でも、本当は死にたかったわけじゃない。諦めたかったわけじゃない。それは、万が一にも助からない状況で這いずり回って生き延びた事でも明らかだろう。これまでずっと死にたがりの生き方をしながら生き残り続けた事からも間違いないのだろう。
彼は本当は死にたかったわけじゃない、生きたかったのだ。いや、それが正しい事だとしても自分が心から置いていってくれ、自分を見捨てて生き残ってくれと願ったとしても、心の何処かで思っていたのだ。置いていかないでくれ、見捨てないでくれ。そこが終わりの地獄だとしても、一緒に帰りたいのだと。
それは人として当たり前の感情で、当たり前の願いだ。しかし、それは誰も生き残れず、誰も幸せになれない結末で、だからこそ彼は胸の奥にそれを封じてきた。
だから彼のその後の人生は、今度こそ自分の価値を損なって綺麗サッパリ後腐れなく死ぬためのものでは本当はなく、自分の価値を認めてくれる誰かに出会うためのものだったのだろう。
ただし、それを見つけた時はその相手と共に死ぬしかないときだ。
それを思えば、何ともまあ救いのない在り方にも見えるのだけれど、この世界における魔法……その人それぞれのあり方を物語り体現する力が、蜘蛛の糸となる。
とまあ、主人公含めた登場人物の人となり、在り方がストーリー展開にそのまま直接根幹をなしていて、魔法の設定なんかも含めて最初から最後まできれいな放物線を描いた物語となっている。キャラの心情描写も丁寧で、理解と共感。懊悩と決断が筋道立てて描かれている。
よく練られた脚本に掘り下げられた登場人物、瑕疵のあまり感じられない、非常によく出来た作品と言えるでしょう。押さえるところもきっちり押さえていて、ほんとにここがダメという所も見受けられないし、アインハルトが心の奥底で捨てされなかった思いなど、むしろ人間味を強く感じさせるものでとても良かったと思いますし。
ただ個人的に、何となく印象に焼き付かなかったんですよね。全体的にスルスルと飲み込めて、そのままスルスルと引っかからずに出ていってしまったような。こればっかりは好みの違いなんだろうなあ。いや、読んでいる時は普通に面白いと感じながら読んでいたので、好みではなかったという訳でもないと思うので、ほんとなんなのかな。もうちょっとこう、自分の中に引っかかって留まってくれる特徴的なものがほしかったのかもしれない。自分の中でも曖昧模糊として具体的なことを何も言えないのがもどかしく恐縮なのですけれど。

シュレディンガーの猫探し ★★★   



【シュレディンガーの猫探し】 小林 一星/ 左 ガガガ文庫

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探偵嫌いの僕と迷宮落としの魔女

妹にまつわる不思議な現象、「やよいトリップ」。未来視とも思えるその力が原因で巻き込まれたとある事件をきっかけに、訪れた洋館。
洋館の表札には『探偵事務所 ラビリンス』。
そして、古めいた書架に囲まれるように彼女はいたーー。
魔女のような帽子に黒い服。書架に囲まれた空間そのものが一つの芸術作品のように美しい佇まい。
「解かれない謎は神秘と呼ばれる。謎は謎のままーーシュレディンガーの密室さ」
彼女ーー焔螺は、世界を神秘で埋め尽くしたいのだと言った。
「私は決して『探偵』なんかじゃない。神秘を解き明かすなんて無粋な真似はしないよ」
探偵じゃないなら、いったい何なんだ。
問えばふたたび、用意していたように即答だった。
「魔女さ」
まったく、時代錯誤も甚だしいと嘆かずにはいられない。
神秘的で、ミステリアスな一人の魔女に、この日ーー僕は出会った。

第14回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞。
ゲスト審査員・若木民喜氏絶賛の新感覚「迷宮落とし」謎解き(?)開幕!

魔女である。探偵ではない。謎を暴く存在ではない。謎をそのまま神秘として喰らい上げる存在である。すなわち事件を解決するのではなく、迷宮入りさせてしまうのだ。
人呼んで【迷宮落としの魔女】。
そして、本物の魔法を使う魔女である。

そう、本物なのだ。本当に魔法を使うのだ。ならば、彼女の存在そのものが論理的帰結によって謎を解き明かし事件を解決する探偵のお仕事の天敵である。意図を持って、事件解決を邪魔して謎を神秘に昇華させるのだから、尚更に明確なる敵対者だ。
まあ、名探偵諸氏が果たして彼女を本当に本物の魔女として認識しているのかは定かではないが。明智くんは知らないよね? 金田一さんは知っててもおかしくなさそうだけれど、知ってたっけ?
でも魔女なる彼女、焔螺さんがやってるのって詰まるところ「証拠隠滅」であり「偽装工作」ですよね。
興味深いのがそれをやる立ち位置として、通常の「犯人サイド」からではなく、完全な第三者、或いは依頼されて、或いは巻き込まれて事件に遭遇しその対処に取り掛かる、という「探偵サイド」に互換される立ち位置から行っていることでしょう。
だから、不思議と焔螺さんのやってる事は名探偵のそれと同じに見えてしまい、同時に名探偵がやる謎解きの正反対である謎隠しに見えてしまう。ややこしいんだけど、探偵VS犯人じゃなくて、探偵VS探偵という範疇に見えるんですよね。
しかしやってる事は証拠隠滅偽装工作である。犯人がやることであり、犯人を擁護したい介入者がやることである。
……これ、警察沙汰の場合普通に犯罪ですよね、うん。
なので、ここで起こる事件はおおむね警察案件ではない。日常の範疇で、探偵へ依頼された失せ物探しの範疇である。だってこれ、警察に捜査されたらわりと普通に科学的な検査とか監視カメラや聞き込みでのアリバイなんかでバレそうな偽装工作ですし。
あくまで対象は、「名探偵皆を集めてさあと言い」に代表される探偵の謎解き推理を成立させないためのおじゃま虫、と考えればいいのだろう。
それでも、探偵側が主役だったりするとこの手の偽装工作なんぞは、込みで簡単に暴かれてしまうのが常なように思えるので、あれくらいで「証明」が出来なくなってしまう明智くんはちょっとがっかりだぞ、うん。
まあ殺人事件などのように、犯人の指摘こそが最大の目的である案件と違って、これらの事件は決して犯人のあぶり出しが必要ではなく、不安の解消だったり予定の時刻通りの消化が目的だったりしたので、明智くんも金田一さんも手段が目的より優先になるタイプの探偵ではないちゃんとした人だった、という事なのかもしれません。
それでも明智くんとは、謎は謎のままであった方がいい場合もある、という見解に関して決定的に決裂はしているのですが。
でも、とある謎を暴けば主人公の妹である弥生の心が致命的に傷つく、というあの案件に関してはそこまで主人公が強迫観念に駆られるほど致命的な謎であったかというと……ちょっと弱い気もするんですけどね。妹に対する過保護で心配しすぎ、と言ってしまうのは酷だろうか。
ちょっとこの件に関しては主人公、余裕なくし過ぎててフラットに見れないところもあるのですけれど。それでも、それだけ余裕を無くしていたにも関わらず、自分ひとりで背負い込みきれず、それでも背負い続けて潰れる、ではない最後の最後で魔女さん炎螺に頼ることが出来た、というのは主人公が縛られていた自縄自縛が解けた、と見ていいのだろう。
向こうが求めてくるまで無理押しせず、しかし優しく寄り添い続けて主人公が致命的に損なわれるのを防ぎ続けていた炎螺さんは、言動見た目エキセントリックというか派手というか魔女魔女しい人だけれど、基本的に包容力の人なんだよなあという印象を受けるのでした。
そんな魔女さんからお母さんと呼ばれる芥川さんの、あのあんまり出番ないのに出たら出たでやたら安心感を与えてくれる存在力は何なんでしょうね。ガチ母性? これぞ包容力?
ってか、あの人がお母さんならお父さん誰だよ問題。
個人的に金田一探偵が大人でマイルドな聡明さと渋さがあって、ああいう探偵カッコいいです。明智くん、あんなの目指しなさいよ。まあ主人公も青いと言えば青いので、明智くんとならどっこいどっこいなのかもしれませんが。
謎は謎のままで、真相は闇の中、真実は箱の中。それこそが神秘のはじまりで、この物語の趣旨でもあるのだけれど。
……いやうん、実際の所謎が本当に謎のままだったり、犯人にさっぱり言及がいかないのって、ぶっちゃけモヤっとするというか、スッキリしないというか、引っかかるというか、気になっちゃうんですけどね! 
気になるのよ?

サンタクロースを殺した。そして、キスをした。 ★★★★☆   



【サンタクロースを殺した。そして、キスをした。】 犬君 雀/つくぐ ガガガ文庫

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クリスマスを消すため僕は少女の恋人になる。

聖夜を間近に控え、街も浮き立つ12月初旬。
先輩にフラれた僕は、美しく輝く駅前のイルミネーションを眺め、どうしようもない苛立ちと悲しさに震えていた。
クリスマスなんて、なくなってしまえばいいのに……。
そんな僕の前に突如現れた、高校生らしい一人の少女。

「出来ますよ、クリスマスをなくすこと」

彼女の持つノートは、『望まない願いのみを叶える』ことが出来るらしい。
ノートの力で消すために、クリスマスを好きになる必要がある。だから――

「私と、疑似的な恋人になってください」

第14回小学館ライトノベル大賞、優秀賞受賞作品。
これは、僕と少女の奇妙な関係から始まる、恋を終わらせるための物語。


寂しいってなんだ? 人恋しいってなんだ?
心を絞め殺されるように、この物語の登場人物は、主人公や女子高生は寂しさや人恋しさに打ち震えている。水に沈められて、息ができず、溺れかかるように自分以外の誰かとの繋がりを求めている。
そんなに必死に、それがなければ死んでしまいそうなほどのたうち回って、心掻きむしる感情だったのか。寂しいってことは。人恋しいって思いは。
知らなかった。それが寂しいという事だというのなら、それが人恋しいという事なのだとしたら、自分はそれらを多分、本当は知らないまま生きてきた。
だからきっと、自分は彼らにはどうしたって共感を抱けないだろう。かと言って彼らが遠くに望んでいる幸せいっぱいな人たち、という存在もまた自分にとっても遠い存在だ。
どうにも、この世界において幸福と不幸は概ね人と人との関係の間に成立しているもののようだ。他者との関係の中に完結している。人と関わることが嫌いだろうと煩わしかろうと上手く出来なかろうと、しかし前提として当たり前としてまず人と関わり触れ合う事が人の在りようとして成立している世界だ。
概して他人に対する関心が薄いように思える自分のようなタイプの人間は、この世界の中には存在していない、或いは成立していない。ここにあるのは、価値観の断絶した自分にとって向こう側の世界だ。
でもそんな断絶した隔てられた向こう側に居ても、伝わってくるものがある。感じ入るものがある。それだけ訴えてくる強さ、いや必死さのある物語だ、これは。共感できなくても、美しいと……食い入るように見つめてしまうものがある作品だ。
小説というツールは凄い、とふと感激すらしてしまった。作者は、小説という形を持って、本来なら届かない伝えられないだろうほどに理解も価値観も隔てられた向こう側に、コチラ側に確かにわからないはずのナニカを、その片鱗だけかもしれないけれどあるがままそのままに、届かせてきた。
受け取ってしまった。

好きか嫌いかでいうと、多分自分はこの作品をあまり好きとは言えないのだろう。正直、好みじゃあない。
だが、今自分はかつてない程衝動にかられている。受け取ったものを、吐き出して刻んでおかないと、という切迫感に。
こうなると好き嫌いじゃないのだ。共感もできず理解も遠い、だからこそこの作品はきっと自分の中には何も残らず忘れて落ちて消えていく。
だからこそ、今のうちにこの感じた、届いた、なにかがあったという事実だけでも書き残しておかないと。

彼らは、主人公である大学生の青年やヒロインである女子高生の少女は、うまくいきることの出来ない人間だ。生きることそのものが下手くそだ、と言っていいかもしれない。泳げないくせに、水の中で生きていて、いつだって溺れていて、いつか力尽きて水面に顔を上げて息も吸えなくなって沈んでいくのを待っているかのような人間だ。
溺れる者は藁をも掴む、という言葉のように彼らは掴める藁たる誰かを求め続けている。人とうまく接することが出来ず、人と人との繋がりの中で自分を確立できず、いつだって辛い思いをしているのに、そうやって誰かを求めている。そうしないと、寂しくて生きていけないのだ。
掴んでいた藁である「先輩」から別れを告げられ、溺れて半分死んでいた状態から辛うじて死んでいない状態に戻れていた彼は、少女に出会った。
出会うべくして出会ったのか、それとも本当に奇跡の賜物だったのか。いずれにしても、それは運命でもあったのだろう。
上手く生きることの出来ない二人。でも、それはそれだけ真面目に「生きる」事に向き合っているからなんじゃないだろうか。適当に生きてたら、漠然と生きていたら、果たしてこんなに苦しいと思うだろうか。悲しく感じるだろうか。必死だからこそ、一生懸命だからこそ、本気だからこそ、それが上手く出来ないことに失望してしまう、絶望してしまう、ぽっかりと穴があいてしまうんじゃないだろうか。そうやって真面目に向き合ってしまうこともまた、生きることそのものが下手くそだという一要素なのかもしれない。
寂しい、苦しい、哀しい。惨めで歯がゆく、幸せが憎く、自分たちを苛む生き辛さを内側に押し込むことが出来ない。それを主人公と少女は二人で共有し、寄り添う事で耐え忍ぼうとしている。
一緒に寂しくなりましょう。そう言って、お互いにボロボロに欠けた部分を嵌めあわせて溺れないように繕おうとする。
不幸と不幸をかけ合わせて重ね合わせて、彼らは幸せになれたんだろうか。かつてあった幸せを、取り戻せたんだろうか。それは、凍えて遠ざかる意識の端でマッチの火に照らし出された幻だったのだろうか。
寂しいまま寂しくなくなる。悲しいまま笑うことが出来る。何もかもがどうしようもなく不幸なまま、幸福になる。相矛盾するそれらは、確かに彼らの間に在った、気がする。
そんな風に、描けるんだ。

これだけゆらゆらと不安定に揺れる精神のもとで、心の中身を剥き出しにしたように情動を吐き出して、描かれる物語なのに不思議とこの作品は理性的だ。視点は読者を置き去りにせず、むしろ苦しみもがく彼らを突き放したように淡々とそのもがきようを描写していく。感情のままに語られれ吐き出される言葉は、支離滅裂のようでどこか整理されていて平易にその奥底にある心情を伝えてきてくれる。
吐き出すがままに描かれた物語は本来もっと主観的で、勢いや感情の強さ激しさ痛切さで押し切ろうとするものが多い。しかし、本作はそういうものを本質的に忌避したのだろう。だからこそ、共感のない自分のようなものにまで届き得たのだ。小説として、この作品は整え切られている。読まれるものとして、見事なまでに理路整然と描かれている。このセンシティブで脆く儚い作品は、物語としての美しさ以上に、小説という枠組みとして美しい。

アガートラムは蒼穹を撃つ 1.三日月学園機関甲冑部の軌跡 ★★★☆   



【アガートラムは蒼穹を撃つ 1.三日月学園機関甲冑部の軌跡】 山口隼/たかまる  オーバーラップ文庫

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空を飛ぶ鎧“機関甲冑”の開発により、簡単に空を楽しめる世界。そんな機関甲冑を身に纏って空で競い合う、流行のスポーツ“機関甲冑競技”。高校2年生のHQ・松原優が、幼なじみでプレイヤーの少女・高坂凪と挑んだ全国大会は準優勝に終わった。雪辱を果たすため、今度こそ優勝を誓う優たち。しかし、競技人数の変更によって部員不足となり、部は大会出場すら困難な状況に陥ってしまう。一度は辞めたプレイヤー復帰の選択を迫られた優は、前回覇者であるフェリシアたちとも競い合いながら、再び全国の空を目指す―!蒼穹に憧れた高校生たちの織り成す青春ストーリーが幕を開ける!第6回オーバーラップ文庫大賞・銀賞。
ロボットもの、なんだけれど大きさも2メートルから2.5メートルくらいと本当に小さいので着込むという感覚で甲冑というのは正しい表現なのでしょう。
それに戦闘シーン、空中戦の様相を見ているとロボットものというよりも戦闘機のドッグファイトを連想させられるんですよね。より「飛ぶ」という側面に力が入った描写ですし、人型の印象があまりなくて戦闘シーンをイメージするのが結構難しかった。頭の中に浮かんでこないというか。
いっそ、馬上槍試合(ジョスト)的なものだと思えばいいんだろうか。一瞬の交錯の際の攻防がメインですし。かと言って一直線にぶつかり合うのではなく、広い空の三次元を十分に使い、速度をいかして相手の認識外から一気に詰め寄るのはまさに航空戦のドッグファイト。もうちょっと戦闘シーンのイメージが湧きやすかったらもっと熱くなれたかもしれない。
一度中学で選手として退き、HQ……試合を管制して選手に指示を飛ばす司令の役を担っていた主人公優が、大会規定変更から大会参加のための選手不足に陥ってしまった状況から現役復帰することに、という展開なのだけれど。
かつての名選手が復活して、というわけではなくブランクもあり元々普通に優秀な選手というくらいで壁にもぶち当たっていたレベルなので、復帰したとしてもまず元の技量を取り戻すのに一苦労、センスを取り戻してもそこから伸び悩み、と決して優れた選手とは言えないんですよね。
そもそも、中学の時に一度選手としての自分に見切りをつけてしまった身。潔く見切ったというよりも、心折れてしまったという方が正確な結末を一度迎えていたのである。その折れた心はまだ繋がっていなくて、一番踏ん張らないといけない場面で逃げ腰になってしまう、諦めてしまうくせがまとわりついているのである。そういう悪癖が露骨に露呈してたら対処もしやすかったのかもしれないけれど、この主人公って理屈屋で理論家、ロジック重視の人間なんですよね。だもんだから、一瞬の判断における退きの選択にも、やたらと完璧な理論武装を自然としてしまうのである。冷静に考え分析して判断した結果、退く事にしたのだ、負けてもいい場面だったのだ、と踏ん張れずに諦めて逃げてしまった事について上手いこと言い訳して理由づけして、糊塗してしまう。それも無意識に。だから、自覚もなく薄々気づいてはいるのだけれど直視しなくて済むだけの言い訳を用意できてしまう。それが彼の迷走を長引かせるのである。
そう、イイわけではあっても筋は通っているわけだ。一面において正しいのである。だから、指摘され否応なく自分の心がまだ折れ続けていることに気付かされても、なかなかそれを克服できない。気合と根性は十分で、憧れと目標はちゃんと目の前にあり、それに手を届かせるための努力は欠かさず、必死に身も心もイジメるのだけれど……なかなかそう簡単に一度ハマってしまった陥穽を克服するのって出来ないんですよね。
思考力分析力に優れていて戦闘中でも様々な戦術を練り、状況を考察し可能性を走査していく。頭の良さを現場で活かせる人材である事は確かでHQとしても本当に優れているのだけれど、そのひたすら考える深く思考するというスタイルが、彼の場合戦いにおける集中力を阻害していたんじゃないでしょうかね。秋子を部活に勧誘したさいの勝負で見せたあのギリギリでの局面での集中力はまさしく彼の武器であっただけに、彼の思考が逆に目の前のことに意識散漫になってると思わせられる場面も多かった。なかなか難しいもんですねえ。
そんでもって、理論家であっても感情的にはクールと真逆の激情家な面もある主人公なだけに、鬱屈はわりと用意に表に出る。そうなると、仲間同士の関係も不用意な衝突が発生する。それが幼馴染相手となると、そりゃもう拗れる拗れる。なまじ何でも曝けあってきたと信じるもの同士。一緒に暮らすて気楽に部屋に入り浸るほど、もうビタビタの間柄だからこそ、隠し事したり相手への過剰な感情を持て余して自然に振る舞えなくなると、そりゃもう酷いことになる。
これも幼馴染という関係故なのだろう。でも、そんな拗れた関係を簡単に修復できてしまうのもまた幼馴染という特別な関係ゆえなんですよね。自身の不調、停滞ごと乗り越え克服し、自分をまっさらにして新しく出来るのも、心から信頼して過去から未来までずっと一緒に居続けるという確信があり、望みがある比翼の関係だからこそ、一緒に飛べる空がある。幼馴染万歳三唱、だわねこれ。

声優ラジオのウラオモテ #01 夕陽とやすみは隠しきれない? ★★★★☆   



【声優ラジオのウラオモテ #01 夕陽とやすみは隠しきれない?】 二月 公/さばみぞれ 電撃文庫

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ギャル&地味子の放課後は、超清純派のアイドル声優!?

第26回電撃小説大賞選考会において、選考委員満場一致で2年ぶりの《大賞》を受賞!
電撃文庫が今とどけたい、青春声優エンタテインメント!

「夕陽と~」「やすみの! せーのっ!」 「「コーコーセーラジオ~!」」
偶然にも同じ高校に通う仲良し声優コンビが教室の空気をそのままお届けしちゃう、ほんわかラジオ番組がスタート!
でもパーソナリティふたりの素顔は、アイドル声優とは真逆も真逆、相性最悪なギャル×根暗地味子で!?
「……何その眩しさ。本当びっくりするぐらい普段とキャラ違うな『夕暮夕陽』、いつもの根暗はどうしたよ?」
「……あなたこそ、その頭わるそうな見た目で『歌種やすみ』の可愛い声を出すのはやめてほしいわ」
オモテは仲良し、ウラでは修羅場、収録が終われば罵倒の嵐!こんなやつとコンビなんて絶対無理、でもオンエアは待ってくれない…!
プロ根性で世界をダマせ! バレたら終わりの青春声優エンタテインメント、NOW ON AIR!!

くわーーっ、面白かった、面白かったぞ! 声優に関してはアニメ一通りみるだけにある程度は知っているけれど、個人の活動については全く追っておらず、声優ラジオというのも聞いたことはないのだけれど、そんな事関係なく滅茶苦茶面白かった。
声優業界ネタとかもあまりなく、あくまで本作は声優という仕事に全身全霊をかけて挑む若くもプロフェッショナルな少女たちの物語。
そう、この子たち。佐藤由美子と斎藤千佳は未だ高校生であっても、その意識はしっかりとプロなんですよね。その片鱗は随所に見られる。自分の仕事に誇りを抱き、より良い仕事が出来るために自身を高めることを厭わない。なかなか売れなかったり、自分の思っていることと違うことをやらされたりと決して上手くいっているわけではないし、そのことに対して思うこともあるのだけれど、凄く仕事に対して真摯で一生懸命であることは、ふたりとも変わらない。
だから、個人同士では出会いの最悪さもあって、喧嘩ばっかり。喧嘩するほど仲がいい、てなもんじゃなくて本気で相手の性格が性に合わなくて苛立ちむかつきぶつかり合う相性最悪の二人なんだけど、個人の好悪は決して仕事には持ち込まない。そのプロ意識の高さはお互い何だかんだと認めあっていて、それ以上に声優としての在り方、その仕事っぷり、意識の持ち方に対して一緒に仕事をすればするほどその姿が見えてきて、認め合っていくわけです。
嫌い同士でも認め合える。性が合わなくても、声優としての相手は尊敬できる。とことんいがみ合いながらも、同じ仕事を成功させるためなら協力し合える。
決して馴れ合わず、しかし本心からぶつかり合える同士。悪いこと間違ったことをしたら、誤魔化さずに指摘できるし、それを悪いと思ったらちゃんと謝れるし、手助けしてもらったらお礼も言える。打ち解けるわけじゃないけれど、そうやって仕事にも同僚にも背を向けない、裏切らない姿はまさにプロ。ほんと、カッコいいんだこの二人。
そして、自分たちの戦場で共に戦う者同士、緩く仲良く結ばれていく友達関係とはまた違う、火花飛び散るような信頼によって結ばれる関係。これを「戦友」というのでしょう。「ライバル」と呼ぶのでしょう。
自分が本気だからこそ、相手の本気も感じ取れる。だから、一緒に戦える。そいつの背中を追いかけられる。ああ、めちゃくちゃ熱い物語だった。

実際、全部曝け出しあったあとのラストのラジオって、それまでと段違いに面白いんですよね。
歌種やすみこと由美子のキャラクターって清純派より圧倒的に普段のギャルの方が魅力的でしたしね。ただ、気合い入れて声優モードになった時のオーラは由美子も千佳も、思わずお互い見とれてしまうものがあるだけに、二人共普段と声優の時との良いところを上手くハイブリッドして出せるようになったら、今以上にブレイクできる手応えというものを確かに感じ取れるんですよね。
特に由美子はあれ、色んな意味で頼りがいがありすぎて、あらゆる方面から慕われる大御所にゆくゆくはなってしまうんじゃなかろうか。今ですでに姐さん的な貫禄と気風の良さと気遣いの深さと速さが感じられるし。あれ、小さい頃から母のスナック手伝ってたという経歴故なんだろうか。さり気なく相手の懐入るフットワークの軽さがすごいんですよね。それでいて、自分のためじゃなくて相手のために動くし気遣いもほんと細かいので、大抵の人が心開いてしまう。千佳のお母さんとの時なんて、あまりの無造作っぷりに「え? ちょっ!?」と面食らってるうちに手慣れた様子でお世話しながら、踏み込んだ話をするに至ってましたもんね。あれは凄かった。千佳が嫉妬混じりに憧憬を覚えるのも無理ないですわ。
でも一番心震わされるのって、自分が認め尊敬する相手から、こいつは本当に凄えと思っている人から、同じかそれ以上に認められ尊敬される事なんですよね。そこに、友達ゆえの好きという感情が混ざっていないことは、嫌い同士誰よりもわかっているから、余計に刺さる。余計に伝わる。
それはとんでもなく、嬉しい。とびっきりに、痺れてしまう。
だから、一緒に戦える。だから、本気で競える。だから、全部つぎ込める。二人でなら、どこまでも行ける。
いいなあ、熱いなあ。素敵だなあ。
最高のお仕事ものであり、女の子の友情の…そう仲が悪くても嫌い同士でも結ばれる事のある友情の物語でした。
わりと綺麗にこの一巻でまとまってはいるのですけれど、ここからどんな風に話を広げていくのか次巻も楽しみ。


―異能― ★★★☆   



【―異能― 】 落葉沙夢/ 白井 鋭利 MF文庫J

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この世界には確実に主人公側の特別な人間がいる。でも、それは僕じゃない。

自分の凡庸さを自覚している大迫祐樹には成績優秀で野球部エースの赤根凜空と学校一可愛い月摘知海という友人がいる。――自分は二人の間を取り持つモブキャラなのだ。しかしある日大迫は知海と二人で映画に行くことになってしまう。「デートだね」とはにかむ彼女に戸惑いながら帰宅した大迫の前に、見知らぬ少年が現れて問う。「君の願いは、なにかな?」それは異能を秘めたモノたちへのバトルロワイヤルへの招待だった。「僕……の中にも異能があるのか?」だがそれすらも完全な思い違いだったのかもしれない――!! 予想を覆す怒濤の展開。審査員評が完全に割れた事件的怪作、刊行。

やたらとタイトルが長くなる昨今に敢えて単語一つのタイトルを持ってくるとか、ガガガ文庫みたいじゃないですか。MF文庫Jは特に口語なタイトルが多い印象だっただけに、敢えてこのタイトルで攻めてきた所に本作の特殊な立ち位置を連想させる。
それにしても、いきなりのちゃぶ台返しには驚かされた。いや、それだけならよくある手法で珍しくはなかったかもしれないけれど、注目スべきは一回ひっくり返しただけでは終わらなかった所だろう。
いや、この「ちゃぶ台返し」こそが本作のルールだったわけだ。そして、それが物語の構成という作者のぶん殴ってくる武器としてだけではなく、ちゃんとストーリー上でも確かな意味を持っていたことがラストに突きつけてくる。
いや、そんな事になっていたとはホント、最後の方まで全然気づいていなかったし、まさかそんな方法で引き戻されるとは。ちょっとあの娘の能力って桁外れじゃね? 致命傷まであっさり回復させちゃっているし、やれる範疇が蘇生どころじゃないですし。それも彼の異能があってこそ成立したんだろうけど。
ちなみに、ラストの戦いって何気に相手の方が完全に詰んでいたんじゃないだろうか。相手の方、最後まで気づいてなかったようだけど、あの場合勝っても負けても生き残るのは彼だったわけですし。彼の異能の正体を知らずにあそこまで油断してるのなら、直前のときみたいに「身体」を動かして、というのも難しくなかったような気がしますし。

もっとも、あれで本当に倒せたのかまだ微妙に怪しい気がしてますし。というか、あからさまに怪しい人がひとり残ってるんですが。あの人の力も異能の類だとすれば、どうして選ばれなかったのか。月摘刑事の認識がまだ誤魔化されてるっぽいのがどうにも、ねえ? そもそも、どうしてタチバナが選ばれたのか。一応、次回に繋がる要素は残してある、ということなのか。ここで終わるのも綺麗ではあるんですけどね、微妙にスッキリしないものは残るにしても。

正直、個々のキャラに関してはそれほど立っているとは思えないですし、話の転がし方はともかくストーリーの流れそのものはアカが辿った末路を見れば、パターンとして固定されて目新しいものはなかったですし、次々と決して行く勝負に関しても劇的なものではなく、バトルとして見てもキャラ同士の関係にしても当たり障りのない感じに終始していた気がします。
それでも、ついつい先が気になってグイグイ引っ張られるような牽引力には確かなものがありました。あの次々と変わる視点こそが、牽引力の源だったのでしょう。続きを読みたいと思わせられるパワーがあった、それは間違いなく「面白さ」だったのではないでしょうか。

スパイ教室 01.《花園》のリリィ ★★★☆   



【スパイ教室 01.《花園》のリリィ】 竹町 /トマリ 富士見ファンタジア文庫

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陽炎パレス・共同生活のルール。一つ 七人で協力して生活すること。一つ 外出時は本気で遊ぶこと。一つ あらゆる手段でもって僕を倒すこと。
――各国がスパイによる“影の戦争“を繰り広げる世界。任務成功率100%、しかし性格に難ありの凄腕スパイ・クラウスは、死亡率九割を超える『不可能任務』に挑む機関―灯―を創設する。
しかし、選出されたメンバーは実践経験のない7人の少女たち。毒殺、トラップ、色仕掛け――任務達成のため、少女たちに残された唯一の手段は、クラウスに騙しあいで打ち勝つことだった!? 世界最強のスパイによる、世界最高の騙しあい! 第32回ファンタジア大賞《大賞》受賞の痛快スパイファンタジー!

そうかー、そういう事だったのか。さっぱり気づかなかったのですよ。
ボーッと読んでんじゃねえよッ! と叱られそう。
これは丁寧に描写を追って、一人一人区別して注視して認識して把握して捉えて読んでいたら気づいていたんだろう。でも、なんとなーく流して読んじゃってたんですよね。なるほどなあ、特定して識別する対象というのは必要なものなんだな。名前とか愛称、コードネームでもあだ名でもなんでもいいけれど、名付けるという行為は存外重要なものであるというのを再認識させてもらった。
と、今書いてて気づいたんだけれど、普通に考えたら個人でならともかく組織単位で盗聴してたなら、コードの振り分けくらいはしてそうなものですけどね。特に、内容を吟味するためにも誰が何を喋っていたか、というのは重要でしょうし。まあそういうの言い出すと、こんな年端も行かぬ少女をエージェントに仕立て上げて、という時点からあれなのでしょうけど。
ともあれ、おかげさまで誰が誰かちゃんと把握しないままラストまで行ってしまって、ちゃんとキャラクター認識できていたのって、最初から名前が出ていたリリィと途中から個別に描かれだしたエルナだけだったんですよね。
ふたりとも非常に個性的なキャラをしていて、内面描写なんかかも振れ幅大きくそれぞれを強く印象づける描かれ方をしていたので、他の面々も今後ちゃんと描かれるようになったら誰が誰かわからない、なんてこともなくちゃんと存在感を示してくれるんじゃないかと思う。
その意味では構成上仕方なかったとはいえ、印象に残らない描き方をされていたのはちと勿体なくはあったんですよね。
まあその御蔭か、メインのリリィのキャラの強さが凄まじいまでに目立っていたのですが。いや、この子の場合周りの印象が薄くなくちゃんと描かれたとしても、その目立ちようは変わりなかったかもしれませんけど。
なにしろ「イイ性格」しまくってるもんなあ。これは元の「学校」では随分と教官たちを疲れさせてたんじゃないだろうか。それでも結構可愛がられてそうな感じではありましたけど。
図抜けた楽天家だけれど脳天気な楽観主義ではないのは、自身の置かれた立場に危機感を感じて即座に行動に打って出るあたりからも見受けられるんですよね。まあその行動に間が抜けてる場合が多々あるのは致命的な気もしますが。
それでも、自分の立場や能力を客観的に見ているあたりは非常に冷静な部分もありますし、その上で厳しい状況にも堪えた様子もなくあれだけ前向き楽天的で居られるというのは、相当タフなメンタルしているかネジが何本か外れているか。
この子リリィは決してリーダー向きだとは思わなかったのですけれど、この環境下において彼女は旗振り役としては得難い資質の持ち主だったのかもしれません。この子が先頭に立ってニコニコと旗振って進んでいる限りは、みんな折れずにすみますし。物語そのもののムードメーカーで有り続けてくれましたもんね。
しかし、リリィって決して無能ではなく身体能力なんかも普通に凄いですし、とても落ちこぼれには見えないのですけれど、これで成績やばい部類だったというのは養成されてるエージェントの水準レベルって無茶苦茶高いんだろうか。

ともあれ、次回以降はリリィとエルナ以外のメンバーにもスポット当てていってくれると思うので、そのあたりも期待したいです。ある意味作中で一番すっとぼけている天然なクラウス先生、リリィと絡んでる時だけでも相当に面白かったですけど、誰と絡んでも愉快なことになりそうですし。

小泉花音は自重しない 美少女助手の甘デレ事情と現代異能事件録 ★★★☆   



【小泉花音は自重しない 美少女助手の甘デレ事情と現代異能事件録】 高町 京/東西 GA文庫

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突然変異によって生物に異能力が発現するようになって40年。俺は幼馴染の小泉花音とコンビを組んで、異能犯罪を取り締まるフリーランスの捜査官をしている、のだが……
「さあれー君、一緒にお風呂しよう。大丈夫、なんにもしないから!」
俺はなんでこんな変態とコンビ組んじゃったんだろうなぁ……
発電能力を操る花音は当代随一の能力者。俺たちの元には面倒な事件が次々やってくる。街の平和のため、そして因縁深いとある能力者を捜すため、俺たちは今日も街を駆ける!
「だってれー君、一人じゃ何にもできないんだから!」
ウザヒロイン×異能の現代バディアクション開幕!
これ、微妙に表紙詐欺じゃない? いや、詐欺じゃないか。間違ってるわけではないものね。
事件の大筋と主人公のれー君が置かれた状況が明らかになった時には「ああ、そういう事だったのか!」と大いに頷かせてもらいました。
これ、違和感の催し方が上手いというか引っ張り上手だったんですよね。明らかに変だという違和感を突きつけながら、何に違和感を感じているのかわからないという絶妙のニュアンスで鼻面摘んで引っ張り回されてしまいました。うん、れー君に対して、周りの反応が妙なのはすぐに気づくことだったんですよね。最初は彼のことが見えてないのか、それとも居ることはわかるけれど認識できないとか人がいることはわかっていてもそちらに意識が向けられない、みたいな阻害を仕掛けられているのかとまず考えたわけですけれど、普通に花音以外の人もれー君の事そこに居るって認識してるみたいだし、話しかけてくる事もあって、ずっと「あれ? あれ? あれ〜?」と首を傾げてた始末でありました。
わりと答えは最初の方から開示されてたんですけれど、そっちの話とまったく繋げて考えられなかったのは不覚もいいところでした。
例の異能を発現させた動物の暴走事件も、単に箱か檻かに動物を収納して現場で開放してたんじゃないの? と思ってたんですよね。
うん、その発想はなかった。というか「異能」で何がどこまで出来るのか、という定義がはじまったばかりでわからなかったのもあるんでしょうね。これ、魔法なんかよりもよっぽど「なんでもあり」なんじゃなかろうか。花音の発電能力とかかなりオーソドックスの部類なんじゃないだろうか。
その上で、れー君の能力はむちゃくちゃも良い所である。こいつだけ出るマンガが違うというか世界観が違いやしませんか!?
イキってた敵役さんの能力、確かに便利だし防御能力高いけど、あの程度の能力ならダメージ与える手段なんていくらでもありそうだし、ぶっちゃけ国に一人で喧嘩売れるほどのもんじゃなかったよなあ。
ただそんな相手でも、バンバンと死んでいく公務員。ハウンド・ドッグの皆さん、ちょっとポンポン酷い死に方しすぎじゃないだろうか。あの調子で死んでたらすぐに人員不足に陥りそうで心配である。すでに管理官の琥珀さんがこのまま行くと過労死コースに順調に乗っちゃっているのを見ると、すでに手遅れなんじゃ、というゾーンに入っている気がする。有望な新人にも結果的に逃げられちゃったしw
死傷率の高そうな対異能部隊の皆さんのみならず、今回の事件はちょっと被害者多すぎてドン引きしてしまう。あの能力の犠牲者って、結局保護できた人たちも助からなかった、という事になっちゃうわけで、何気にかなり殺伐とした世界だよなあ。
そんな世界で、お互いを拠り所にして生きる花音とれー君のコンビは終わってみると尊い関係なのかも。れー君の事情になかなか気づけなかった理由の一つには、それだけ花音がれー君に対してちゃんと対等の人間として接していたから、というのも大きいと思うんですよね。彼女がもうちょっと今のれー君相応の態度に出てたら、違和感のもとにはすぐに気づいたかもしれませんし。それだけ花音の姿勢が真摯だからこそ、れー君は今のまま保たれているんじゃないでしょうか。そのあたり、彼自身も花音のお陰、と公言してはばかりませんし。でも、それを加味しても花音の態度はウザいを通り越して若干キモいのレベルに足を突っ込んでいるようなw つまり、変態美少女である。残念!

竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から― ★★★★  



【竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から―】 筑紫一明/ Enji GA文庫

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「この杖、直してもらいます! 」
半人前の魔法杖職人であるイクスは、師の遺言により、ユーイという少女の杖を修理することになる。
魔法の杖は、持ち主に合わせて作られるため千差万別。とくに伝説の職人であった師匠が手がけたユーイの杖は特別で、見たこともない材料で作られていた。
未知の素材に悪戦苦闘するイクスだったが、ユーイや姉弟子のモルナたちの助けを借り、なんとか破損していた芯材の特定に成功する。それは、竜の心臓。しかし、この世界で、竜は1000年以上前に絶滅していた――。
定められた修理期限は夏の終わりまで。一本の杖をめぐり、失われた竜を求める物語が始まる。
今回のGA文庫の新人賞作品の中では一番好きです、これ。深く深く胸に沈み込んでいくような面白さでした。
伝説の魔法杖職人の最後の弟子であるイクス。半人前とされていますけれど、職人としての登録を済ませていないだけで腕前は未熟とは程遠いものなのですけれど、とかく職人気質の取っつきにくい偏屈者なんですよね。本人曰く、弟子の中では話が通じやすい方だ、とのことなんですが実際姉弟子の凄まじいばかりのコミュ障っぷりや、伝え聞く師匠の変人さを聞くに確かにマトモな方なのでしょう。コミュニケーション能力も人並みにはありますし。でも、物語の主人公というよりもRPGなんかで伝説の武器を作ってくれる事になる名工の親方みたいなキャラを若くしたような、もうひたすら生き様から魂まで職人に染まったような、杖のことしか頭にない男なのです。
そんな彼に壊れてしまった杖の修理を頼むことになるユーイという少女。彼女もまた複雑な背景を持つ娘でした。彼女の手にあるこの杖は、先年戦争で家族が一族ごと皆殺しにされた際に父が彼女に託したもの。その杖が壊れた理由も含めて、彼女にとってこの杖は因縁でもあるのです。
その理由は、杖を修理するための素材を手に入れる旅の中で、ユーイの心情とともに徐々に明らかになっていくのですが。これがまた色々と考えさせられるものだったんですよね。

壊れた杖を治すための芯材となる素材は、すでに千年前に絶滅してこの世界から消えてしまったという竜の心臓。この世に既に存在しないはずの素材を手に入れるために、イクスとユーイは手がかりを求めて探索をはじめるのです。
それは当て所もない旅の始まり、などではなくちょうど民俗学のフィールドワークを思わせる行動を彼らはとりはじめるのです。面白いことに、伝承や各地の伝説を訪ね歩く、みたいな悠長な真似は何しろ時間制限があるので出来ないので、ここで彼らは一次資料、それも冒険者ギルドの百年単位で塩漬けになっている(依頼が達成されないまま放置されている)依頼書や、図書館の書庫の奥に放置された古い日記という、日常生活に根ざした古い資料からかつて竜が存在したと思われる場所、大昔に竜にまつわる素材が扱われたと思しき地域を探していくんですね。このアプローチは面白かった。
そうして浮き彫りになってきたのが、積み重なっていく時間の中で不自然に消されていると思しき情報、とある村の今や誰もそんなものがあったとは知らない、覚えていない、百年以上前に途絶えた祭礼の話。
その村を訪れて、誰に訪ねて見てもそんな祭りの事は知らないのです。でも、注意深く村の様子を見ていると、不自然に思える箇所が幾つも見えてくる。これは村人たちが隠している、というわけではなく、彼らは本当に知らなくて受け継がる情報としては完全に断絶している、にも関わらず彼らはその意味を知らないまま、かつてあったものの痕跡を無意識に保持していたんですね。それも年代を重ね、世代を重ねるたびに無意識の中からもこぼれ落ちていき、今や本当の意味で消え失せようとしている。そのギリギリのところで、イクスとユーイは微かな手がかりを頼りにたどり着くのです。
新しく強力な宗教の波及によって、古くから伝わる伝統的な祭りが存在を抹消され、その痕跡すらも時間の流れにより記憶からも消えていく。古き文化風俗の風化と喪失を、歴史の澱の中から掘り起こしていく、これはそんな探索行の物語でもありました。
そして、それは戦争によって消えてしまった少数部族の僅かな生き残りであるユーイにとって、まさに彼女の話でもあったんですね。
埋もれた記録を掘り返し、遠く薄れてしまった人の記憶を訪ね歩く。そうして少しずつ少しずつ分厚く積み重なった時間の堆積を取り除き、そこから見えてきたのは壮大な人の歩んできた歴史のうねりそのもの。
その壮大さを目の当たりにしたとき、今をこうして生きている自分たちもまた、巨大な流れ行く歴史という大河を構成している一部なのだ、と実感する。今、自分たちはまさに歴史の中に居るのだと。
それは、過ぎ去ってしまえば誰からも顧みられることのない小さなものかもしれない。忘れられ、そこにあったはずの意味は喪われていくのかもしれない。
今、現在だけを見ても、人同士はわかりあえない。お互い向き合い話し合いながら、ユーイは圧倒的孤独の中にいる。親しい友人たちとの断絶を目の当たりにし、彼女は激しい失望に見舞われ、立つ力すらも失ってしまう。
でも、この旅で彼女は知ることになる。杖を治すことによって彼女が何をしようとしていたのか、それを踏まえた上で、彼女は自分の立ち位置を知ることになる。
彼女がイクスとともに訪ね、探し、調べてたどり着いた先に現れた、壮大な……壮大過ぎる歴史の生き証人が、彼女に示してくれたのだ。
それは、師匠の遺した言葉に縛られ、いや自らしがみついているのではないかと迷うイクスにとっても、未だ答えが出ないままなれども、自分の道行きを照らす出会いであった。
二人はこの壮大な歴史の流れの一部分に、自分もまた飲み込まれ、しかし確かな痕跡を残しているのだと理解したとき、彼女は自分が真の意味で決して孤独ではなかったと知る。
今はまだ分かりあえないという事実は、きっと絶望ではないのだと知ることになる。たとえ、そこから意味が喪われ、真実の姿が残らなくても、歴史の向こう側に消え去っていったとしても、それは形を変え連綿と続いていく。
続いていく限りは、孤独ではない。
それは、想いは、繋がりは、確かにあった。
それは、未来において形を変え、祝福に成り得る。

……残るものは、あるのだ。


あの探索行のゴール、終着点でイクスがたどり着いた答えの果てに、現れたものには正直息を呑みました。あの雄大な、壮大な、歴史そのものと言わんばかりのスペクタクル。そして、時を超えたかのような対話。
この胸の震えは、感動と呼ぶのがふさわしいのかもしれません。

振り返ってみても、イクスやユーイが得た自分なりの答えというのは、わかりやすく一言で言えるようなものではない、彼ら自身その具体的な姿をつかめていない難しいものなのかもしれません。思わず、深々と考え込んでしまいます。思索し、耽ってしまいます。寂寥の中に、でも期待がある。思い描く未来に、希望があるというのはこんなにも胸に沁みるのだなあ。ユーイの、トマへの最後の答えはそんな遠い未来への希望が込められているようで、憂いの取り払われた良い笑顔でした。
……でもあれ、何も知らないトマからすると、ユーイの台詞は完全に拒絶されたとしか受け取れられないかもしれないのが、トマくんちょっと可哀想かもw
まあどうしたってわかりあえない二人である以上、そのあたりの理解の断絶も加味した上でのユーイの物言いだったのかもしれませんけど。

この巻で見事に物語として完成しているようにも見えるのだけれど、次巻も可能性はあるのか。それはそれで、一体何を書くのか、何を書きたいのか、何を描き出してくれるのか楽しみで仕方ない。実に読み応えある一品でした。

城なし城主の英雄譚 彼女のファイアボールが当たらない! ★★★☆   



【城なし城主の英雄譚 彼女のファイアボールが当たらない!】 阿樹 翔/八葉 GA文庫

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アンタとアタシは「最高の家族」になれるんでしょ?
GA文庫大賞《奨励賞》受賞の、古城攻略ファンタジー!

「僕の将来のクラン・メンバー、家族になってくれないだろうか」?
モンスターが跋扈する遺跡・古城を攻略し、所有する集団――クランの設立を夢見る少年・レオン。
彼はある日、ノーコンな自称天才魔導士の少女・リシアと出会う。
「家族って、こ、公私ともに」?
「いや、僕のクランはハーレムにしたいし」
「アンタわりかし最低ね!」
そんなノリで組みはじめた二人はしかし、大型古城を支配する竜人姉妹や、有名クランを率いる獣人王と出会い戦っていく中で、彼らだけの城、彼らだけの最高のクラン(家族)を創り上げていく――!

二人の絆でどんな強敵も討ち倒せ!
攻城戦から始める剣と魔法の英雄譚!!
いきなりハーレムしたいとか言いだすからどんな女好きな主人公かとおもったら……レオンくん、むしろ今の所そんなに女の子には興味ないんじゃないの!?
今は城主になるという夢に夢中でハーレム云々言ってるのは育ての親である義姉が逆ハーレム作ってた大城主だった影響のようで、本人今の所そんな女の子のお尻を追いかけてる暇なさそうなんですよね。その意味ではまだ子供っぽいというか童心のまま突き進む初々しい若者っぽさが前面に出ている男の子なのである。
でも誠実で直向きで結構小器用で仲間に対しても気配り上手でコミュニケーション能力や交渉力も優れている上に世話好きなところもあり、と目標に夢中である事以外にはちゃんと地に足がついているというか、人間が出来ている子なんですよね。で、親しい人の前では小狡い所やセコい所とかヘタれる弱気な一面も素直に見せてくれるので、頼もしいと同時に庇護欲を掻き立てられるタイプでもあるわけですよ。相手のメンツを立てる配慮もあり、男の子として譲れない部分は絶対に譲らない頑固さもある。この子、女の子にモテるだけじゃなくて老若男女問わず好かれるタイプなんじゃないだろうか。敵対した相手からも認められ、好かれるような人物とでも言うべきか。
彼に誘われたリシアが、あとで自分こいつの仲間で居ていいんだろうか、と引け目感じてしまったのも無理からぬ所なんですよね。リシアと来たら能力的にもアレだし、性格的にも結構歪んでる、という自覚もあっただろうし。
そんなリシアに対して親身にノーコン治す工夫を一緒に考えたり、なにくれとなく面倒見て、一方で結構遠慮なくズケズケとした物言いで彼女の欠点やらを論ったり、その性格の悪さを前提とした予防線ちゃっかり引いてみたり。と優しいだけじゃない姿勢はむしろリシアに負い目を感じさせず、凄く付き合いやすいあけっぴろげな関係を構築できてるんですよね。意図してやってるわけじゃないんだろうけど。
リシアもこれで聡明な子だから、自分の問題点と照らし合わせてレオンという今はまだ名前も売れてないミソッカスの剣士くんがどれだけ可能性を秘めた子か、どれだけ人間として出来た子か、というのはやっぱりわかるんですよね。果たしてそんな彼に自分は仲間として家族といてふさわしいか、なんて悩みを抱くのも当然でしょう。面の皮が厚い少女でも、臆面もなく寄生できるようなプライドの無さとは無縁の誇りある自称天才魔導士ですからね。
そんな心境の時に、向こうから率直に求められ、認められ、一緒に頑張っていってほしいなんて請われたら、グラグラに揺れ動くってなもんですよ。ってか、ちょっと見てればとんでもない優良物件だと丸わかりだもんなあ。
とはいえ、これを一目見て一目惚れしてしまったオリヴィアは、見る目ありまくりだったんでしょうけど。
レオンとリシアの遠慮皆無の屈託ない、でも信頼し合った関係はほんと出会ったばかりとは思えない息の合いっぷりで、相性バッチリだったんだろうなあ。レオンって、決して女慣れしてる方じゃなくて女性相手には多少なりとも緊張しちゃうっぽい所があるのに、リシアにはまったく心理的な壁なかったですもんねえ。まあそういう気後れを必要としないくらいリシアが出会いからハチャメチャだったというのもありますけど。

対抗馬となる有力城主の獣人王も、その生き様にブレのない芯の一本通ったかっこいい王様で、今はライバルよりもずっと格上ですけれど、立ちふさがる壁であり、自身が勇躍するレオンと同じ城主としての野望を滾らせる先達として、実に粋な敵役でありました。
これだけカッコいい王様なのに、初登場事の傍若無人さはむしろ男を下げる振る舞いだっただけに、ちょっと勿体なかったなあ、と。まあその後は株はあがるばかりで下がることはなかったのですけれど。仲間に対しても情熱と愛情たっぷりで、連れ添い甲斐のあるリーダーでしたし。

オリヴィアとミネットの竜人コンビやフリッツ会長もそうですけれど、この物語に登場する城主たちはそれぞれに相応しい矜持と誇りを以て城主として振る舞っていて、うん全員カッコよかったなあ。
どうやらレオンには本人も知らない、簡単に城主にはなれない秘密が隠されているようで、リシアとコンビを組みながらしばらくは城無しのまま、野良で過ごさなければならないようで、ハーレムの道は遠そう……モテ度に関してはまったく心配なさそうですが。いやだって、文句なしにイイ男だもん、この子ってば。

ひきこまり吸血姫の悶々 ★★★   



【ひきこまり吸血姫の悶々】 小林 湖底 /りいちゅ GA文庫

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「……ふぇ? な、なに」?

引きこもりの少女テラコマリこと「コマリ」が目覚めると、
なんと帝国の将軍に大抜擢されていた!

しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。

名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで
「運動神経ダメ」
「背が小さい」
「魔法が使えない」
と三拍子そろったコマリ。

途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。

「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう! 」

はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー!

引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!?
コマリ隊の荒くれチンピラどもがチョロすぎる! こいつら、美少女だからもてはやしてるだけだろう!?
何にも出来ないコマリンの実力を勝手に誤解して周りがヤンヤと持ち上げる勘違いものなんだけど、特に誤解されるような奇跡的な展開、とかはないんですよね。事故で初っ端突っかかろうとしてきた部下のヨハンをドアで挟んで殺してしまいますが(生き返る仕様の世界観)、これで普通は勘違いしないよなあ。めっちゃ態度ビビってたし。あいつ雑魚だろう、と主張するヨハンの反応が普通だと思うのですが、それくらいで勘違いしてコマリン教徒になってしまう隊員たちが色んな意味で残念すぎる。
いや、もうちょっと勘違いモノにしても誤解させるに納得させてくれる要素が欲しかったような。あれだけ直前、新任の上司に一発かましてやるぜー、ぶっ殺してやるぜー、と気勢を上げていた連中がコロッとですもんねえ。アホしかいないとは言え。唯一頭が回りそうなカオステルは真性のロリコンでロリならなんでもいいという感じで手に負えないし。
わけのわからん高評価にドン引きしながら、ナチュラルに大言壮語繰り返すコマリんも大概調子ノリまくっているわけですが。なんで演説する時はそんな無茶苦茶偉そうなセリフがポンポンと出てくるのか。実は普段からそういう事妄想してたんじゃないのか、というくらいスルスルと飛び出すハッタリ。
そして実質何もしないコマリちゃん。
はったりと幸運を頼りに快進撃、とあらすじでなってるけど、部下に丸投げしてたら勝手に進撃して勝手に勝ちまくってるだけで特にコマリンてば何もしてないんですよね。偶然だよりの超展開、とかもないし。
ただこの子がマメにやっているのは、あれこれと可愛い美少女上司とコミュニケーション取ろうと接してくる部下の相手だけ。段々と相談会になっていちいち部下の相談事やお願い事を解決するために駆けずり回ってるの、コマリちゃん根が働き者で世話好きっぽいんだよなあ。サボらないで一生懸命働いてるし。これは休日とか関係なしにスケジュール埋め尽くしてくるメイドのヴィルのせい、というのもあるのですけれど、嫌だーとか言って逃げ出さないし。
彼女が引きこもりから引きずり出されたのは、将軍やらないと爆死してしまう仕様を添付されちゃったからだけど、別にそこまでマメに働かなくてもサボってもいいところまでちゃんとやってるあたり、彼女の本質が見て取れるんですね。
そもそも、彼女が引きこもってしまったのは怠惰が原因ではなく、深く負った心のキズが理由だったわけですし。
本来の彼女は小心者だ。いつもビクビク周りを気にしている。本来の彼女は弱虫だ。怖いことからいつも逃げ出したいと思っている。
でも、この子は本当は勇気を持っている子だ。弱くて怖くても、なけなしの勇気を振り絞って前に出ることの出来る子だ。大事な場面では、決して逃げることの出来ない子だったのだ。
それが、彼女を引きこもらせる傷を負う要因となり、救われた一人の少女がコマリに人生を捧げることになる。
そうして、テラコマリという少女はその優しい勇気を以て、引きこもらなくてもいい自分の居場所を作っていく、これはそんなお話だ。

まあそんな少女の敬愛が、どうしてあんな変態的変愛百合へと怪物化してしまったのかは大いに謎であるのですが。四六時中脇に侍る側近メイドから常に貞操の危機を感じながら世話を受け続けるというプレッシャー、ハゲるんじゃないかコマリン。

しかしこれ、ミリセントの方も結構かわいそうなんですよね。親からDVを受け続け、師からは偏った思想と虐待を受け続け、努力し続けても目標を達成できずに逃げ場のない所まで追い詰められた所で、他者への暴力に走ってしまった挙げ句に何もかもを喪ってしまう。これまで辛い思いをしてきて積み上げてきたもの一切を無駄にしてしまう。
ヴィルやコマリにやった事は同情の余地ないのだけれど、この子が救われる余地がどこにもなかったというのは哀れに思ってしまう。

特殊能力統轄学院 叛逆の優等生と悪魔を冠する少女の共犯契約 ★★★   



【特殊能力統轄学院 叛逆の優等生と悪魔を冠する少女の共犯契約】 ひなちほこ/シエラ MF文庫J

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偽りの優等生と悪魔の名を持つ少女。過去を取り戻すため二人は契約する――

夜空に輝く純白の翼。降りそそぐ無数の雷撃。そんな超常の現象を引き起こす≪脅威≫と呼ばれる力。特殊な力を身に宿した少女たち≪観測者≫を保護、養成するための機関『特殊能力統轄学院』。しかし実態は理外の力を持つ彼女たちを隔離、統制、そして利用するための施設であった。日常を奪われた監獄のような学院島で、かつて機関に連れ去られた幼馴染のことを調べるため優等生を演じ監理官を目指す紫門。ある日、機関に隷属し、悪魔『アスモデウス』の称号を持つ少女と行動を共にする仮契約を結ぶことになり――。
君を絶対に助けに行く、たとえ世界のすべてを敵に回したとしても


口絵でのキャラ紹介の中に主人公の紫門詠哉の立ち姿はあっても名前は無いのは意図的か。
果たして彼、主人公紫門は善人なのか悪人なのか。偽善者なのか偽悪者なのか。優等生であり信念と覚悟のある正義感。皆を救うのだと宣誓し、身を挺して実践する硬骨漢。その献身は、心に訴えてくる必死さは、傷つき絶望する少女たちを諦めの底からすくい上げていく。言動一致の力強く頼もしい青年だ。その姿だけで主人公にふさわしいと言えるだろう。
誰にも知られないように策をめぐらし暗躍し、安全マージンを着実に取り、信頼を得るために小細工を弄し、邪魔者を排除していく冷徹にして酷薄な裏の姿がなければ、の話であるけれど。
ほぼほぼ、そんな裏の姿を垣間見せることなく終盤まで突き進むので、本当に紫門という少年の正体は見えている部分で概ねすべてだと思っていただけに、その裏の顔は、特にあの一件の黒幕が彼だったのはなかなか衝撃的ではあった。
でも、全部が彼の手のひらの上だったか、というと最後の最後で敗北しながら彼を嘲笑い弄んだのはあの先生だったんですよね。
紫門は目的のためにやるべきことをすべてやろうとしている。どちらが果たして彼の本性なのか、と言えば決して彼が表で見せていた顔は嘘ではないと思うんですよね。演技であれほどの迫真を出すのは難しい。あれこそが、彼の本音であると言えるのではないだろうか。
しかし、彼は自分の求めるものすべてを切り捨てて、過去の後悔を、かつて失った人を取り戻そうと、そのためならば何を犠牲にしても構わないと決め込んでいる。そのためならばどんな悪行も成そうと思ってる、自分を慕う子たちを、自分を慕うように誘導した子たちを生贄に捧げても構わないと思っている。
しかしそれは果たして覚悟なのだろうか、信念なのだろうか。
彼の芯の部分は表でも裏でも、実のところ一貫している。彼の優しさは本物で、あの敵役の悪行に憤っていたのも本当だ。冷酷に敵を排除するようで、その実目的のためという以上に感情的なものが含まれていたようにも見える。優等生の彼も裏の冷酷な彼も、その行動原理は一緒であり一貫していると言っていい。だからこそ、彼のもっとも芯となる部分は表と裏、どっちつかずでフラフラと中途半端にふらついている、とも見て取れる。決して、徹することが出来ているわけではないのだ。
彼が抱え込んでいるのは覚悟ではないのだろう。過去に、自分の手で殺してしまったという従属特待生の少女。一人の少女を自らの手で殺してしまったという事実が、罪が彼を追い込んでいるように見える。彼のそれは、覚悟ではなく後戻りできない所に追い詰められて、急き立てられて焦燥のままに足掻いているだけではないのか。優等生として語る建前を本音として語れなくて、偽りの戯言のように振る舞うのは、殺した自分がそんなきれいな建前を本当の自分の気持ちとして吐き出すことに耐えかねるからではないのか。それでも、どうしても堪えきれない思いがああして発露しているのではないか。
だから、あれはどうしようもなく彼の本音に、本心に見えるのだ。
すべてを手球にとっているようで、紫門にはあまりにも余裕がない。敵役との対峙で、圧倒していた彼が結局感情的にならざるを得なかったのは、彼の必死さゆえだろう。余裕の無さ故だろう。一心不乱で一途だからこそ、必死で限界まで自分を振り絞っているから、周りを省みる余裕がない。その意味では彼はアスモデウスとよく似ている。似た者同士だ。
だから、お互い、気づかない。
あれだけ恋い焦がれ自分の魂を売り渡すように求めていながら、それが傍らにあることに気づかない。気づかないまま、自らの手で葬ろうとしている。喪わしめようとしている。求めたものを自らの手で潰そうとしている。
ああ、なんて哀れ。哀れで愚かで、痛ましい。
彼の内包する「破滅」の気配は、実に甘やかで芳しくて、垂涎してしまう自分はいささか趣味が悪いだろうか……。

アキトはカードを引くようです ★★★   



【アキトはカードを引くようです】 川田 両悟/よう太 MF文庫J

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女神が人類に与えたカードの力で全てが決まる時代―労働者・高槻アキトは、いつの日か世界の覇権を争うカードマスターの一人として、世界中の強力なバトルカードを手に戦う途方もない野望を抱いていた。そして迎えた人生を賭けた運命の“重労働ガチャ”―大量のガチャチケットと共に人生の夢も希望も溶けていく極限の運試しの末、アキトは一枚のカードを引き当てる。「いやっほう、マスター!私こそは、金銭特化秘書にして、秘書カードの中の秘書カード!キャロルちゃんでーす☆」ここに、世界中の強者達を震撼させる、とあるカードジャンキーと強欲な秘書による最強のバトルアクションが幕を開ける!
原作は「やる夫はカードを引くようです」というAA(アスキーアート)を駆使して描かれた「やる夫スレ」の一作。これを小説という形に組み直したのが本作なのであります。
このアスキーアートというのが色んなアニメとか漫画とかゲームとかライトノベル作品のキャラクターを引っ張ってきて、使っているのですが勿論書籍化にあたっては元キャラをそのまま使えるわけがなく、まったく新規のキャラとして仕立て直さなくてはいけないのです。
そうなると、元のキャラであるがゆえに使えていたネタやキャラクターの特性も使えなくなったりおとなしくさせたりしなくちゃいけないんですよね。そして、元ネタを知っているが故に読者が共有できていたキャラへの共通認識が失われてしまう。登場した瞬間から、このキャラはこんなんだから、という前提がなくなっちゃうんですよね。
これらが、単に掲示板でのAAを使った形式の話を小説に仕立て直す、というだけでは済まない大幅な改変を必要としてしまう所なのである。殆ど、一から作り直し、と言っていいのではないだろうか。
先人たるゴブリンスレイヤーがどれだけ秀逸なのか、改めて実感させられてしまう。

私自身はこの原作である「やる夫はカードを引くようです」は読んでいないのだけれど、一からキャラを生み出してキャラ立ちさせないといけないという部分で、冒頭からかなり試行錯誤している感触はなんとなく伝わってくるんですよね。特に主人公であるアキトは元がやる夫ですからねえ。相棒であるキャロルが登場してくるまでは非常に手探り感が強い。
このガチャに支配された世界観の説明にも多くの手間を取らされて、やはり本番のカードバトルが始まるまではテンポがどうしても悪い感じが残る。まだまだ出会ったばかりのアキトと秘書カードのキャロルもお互いをよくわかっていなくて、相棒感も薄いですしね。
だからこそ、本番となるのはキャロルがツッコミキャラとして大いに機能し始めるナイト・ロメオが現れてから、になるのでしょう。
やたらと個性の強いナイト・ロメオのしっちゃかめっちゃかな言動にキャロルが我慢できずにツッコミを入れる、という形式の完成によって段々と元がAAスレだった時らしいノリとテンポが戻ってくるんですね。カードバトルシーンも本格化する事によってここらへんから、感触も掴んだのか作品全体的に地に足がついた軽快さが増してくるのである。
とはいえ今の所、まだ新たにチームを組んだメリッサとナツメもキャラがよく掴めないし、他の連中が使うカード類もイマイチ印象に残らなくて、どういうカードなのか伝わってこないのが辛いところ。原作を知ってたら、あのカードは元キャラがあれだから、という風にわかるんだろうか。
一応、読み終わってから原作のウィキなどを見て、元ネタ調べたりしているのだけれどやはりちゃんとスレ見ないと頭に入ってこないものですねえ。
元キャラに基づくネタなんかも、随分とスポイルせざるを得なかったのでしょうし、なかなか手探りの難しい構築となるでしょうけれど、段々と熟れていく感触は伝わってくるので次の巻ではもっと面白さが加速していけばよいのですが。


探偵はもう、死んでいる。 ★★★   



【探偵はもう、死んでいる。】 二語十/うみぼうず MF文庫J

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君、私の助手になってよ」
四年前、地上一万メートルの空の上で聞いた台詞から、俺と彼女の物語は始まり――終わった。

俺・君塚君彦は完全無欠に巻き込まれ体質で、謎の黒服に謎のアタッシュケースを持たされたあげく、ハイジャックされた飛行機の中で、天使のように美しい探偵・シエスタの助手となった。
それから――
「いい? 助手が蜂の巣にされている間に、私が敵の首を取る」
「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」
俺たちは、世界中を旅しながら秘密組織と戦う、目も眩むような冒険劇を繰り広げ――

やがて死に別れた。

一人生き残った俺は高校生になり、再び日常というぬるま湯に浸っている。
なに、それでいいのかって?
いいさ、誰に迷惑をかけているわけでもない。
だってそうだろ?
探偵はもう、死んでいる。

これ、タイトルに凄く惹かれたんですよね。
「探偵は、もう死んでいる」ではなく「探偵はもう、死んでいる」。このニュアンスの違いですよ。
そこに句読点を打つことで、探偵の死をすでに過去のものとして処理してしまえているのではなく、今もまだ探偵の死に心引きずられ、振り返ったまま懐旧にむせんでいる。そんな感情が伝わってくるタイトルなのだ。
君くんの心は、遠くに去ってしまったかの探偵についていってしまって帰ってこない。迷子の子犬のように本体から転げ落ちて、くっついていてしまった君くんの心を前にシエスタはずいぶん困り果てたのではないだろうか。
いや、彼女は探偵だ。なにしろ名探偵だ。そんな事は死ぬ前から全部まるっとお見通しだったに違いない。そんな風に彼を仕立て上げてしまったのも彼女自身だ。マッチポンプも良い所だろう。
だから彼女は帰ってきたのだ。死してなお、迷子の君くんの心を元の宿主の元に連れて帰るために無理を押して帰ってきたのである。
助手にしかなれないように仕立て上げたあの少年に、新たな名探偵と出会わせるために。
だから、これはそういう話なのだ。出会いと、再会と、ちゃんとした別れの物語なのである。
そういう眩いばかりの素材によって彩られた物語、のはずなんですよね……。
うーん。
折角の素材に対する調理と味付けが、個人的には薄味だし出汁が抜けてるしとっ散らかっててどうにも食べた気がしない、というのが正直な所でありました。
冒頭からの名探偵とその助手の冒険に、人造人間を有する謎の組織との攻防とか、懐かしくも西尾維新さんを想起させてくれるようなメフィスト系の新伝奇ミステリーっぽさを感じさせてくれてワクワクしてたのですけれど、そこから広がっていかないというか踏み込んでいかないというか。
最初の心臓の話からして、えっそこで話決着しちゃうの? 登場人物たち、それであっさり納得しちゃうの? とえらく簡単に話が纏まってしまって、次のエピソードにという展開にふわふわと地に足がつかないままベルトコンベアーで次章に流されていくような感覚だったんですよね。
キャラ同士の軽快な丁々発止の掛け合いはそれ事態は普通におもしろいと思ったのですけれど、うーん、彼らの言葉の力強さや行動に込められたものに、物語そのものを推し進めるような、或いは登場人物の心を動かしたり熱を帯びさせるだけの「中身」をどうしても実感として感じ取れなかったものですから、そこで戸惑い、物語そのものから距離感を感じたまま、流れていくそれを見送るしかなかったのです。他の読者の評判は良いようなので、どうにも「合わない」作品だったのかなあ、といささか残念に思う所でありました。

帝国の勇者 世界より少女を守りたい、と“まがいもの"は叫んだ   



【帝国の勇者 世界より少女を守りたい、と“まがいもの"は叫んだ】 有澤 有/なのたろ GA文庫

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「〈勇者殺し〉はどこだぁぁぁぁ!!」
ベルカ帝国が誇る無敵の異能兵士、【帝国の勇者】が反乱軍に殺害された!? 事態を重視した帝国は、勇者カイムを報復のため派遣するが……。
「……まるで、死んだシオンに……」
カイムの前に現れた標的は<勇者殺し>に殺された仲間のシオンだった!!
しかも、古の英雄が振るった伝説の聖剣を掲げ、帝国の殲滅を宣言!?
「俺はすべてを捧げて、お前を救う」
聖剣に支配されたシオンを救うため、カイムは〈勇者殺し〉こと、蘇った英雄に挑むが苦戦。力量差を覆そうと、最後の切り札を使う――。
「――ゆくぞ〈リンドブルム〉!」
第11回GA文庫大賞奨励賞。英雄の理想と少年の誓い、勝ち残るは!?

シオンシオン言い過ぎ!! カイムくん、あんまりにもシオンシオンしか言ってなくて、それしか頭にないのか、と。いや勿論、カイムがシオンを一番大事にしている、帝国よりも世界よりもシオンが大切、というのがカイムという人物の根幹であり何より物語の肝となる部分というのはわかるのですけれど、それにしてもシオンシオンばっかりで他に何も考えてなさそうに見えてしまうのが主人公として大いに辛かった。実際は軍務についても真面目にこなしていましたし、仲間たちの事も気遣っているので何も考えていないというわけではないのですけれど、何かあるとそれらを全部放り出してシオンシオン言い出すので、やっぱりシオン以外何も考えてないようにしか見えないんですよ!
掛け替えのない大切な人、自分にとって命にも魂にも等しい無二の人物というのを表現する方法は色々とあると思うのですけれど、カイムのそれはシオンの事となると知能が下がってるんじゃないか、という風に見えてしまうので表現方法としては稚拙に見えてしまうんですよね。これじゃあ、ただのアホの子じゃないか。いっそ、狂気の領域までシオンという存在に執着し囚われているように見えればいいのですけれど、シオンシオン、勇者殺しはどこだーっ、と状況も踏まえずただ叫んでいるばかりでただ頭が足りない、視野が狭いようにしか見えなかったのです。
視野が狭いと言えば、相手のレオンもわりと極端な視野の狭さなんですよね。自分の考えに凝り固まって、周りの考えも状況もそもそも理解するつもりもなく、現状と自分の考えが食い違えば理解を示す素振りを見せつつも実際は現状のほうが間違えているのだ、と固執する。あれは暗殺されますよ。そして死んでもまったく治ってない。よほど暴君になりかかってたんじゃなかろうか、あれ。
勇者と名乗りながらただ独りの幼馴染に固執するカイムと、勇者として個を一顧だにせず全体の最良を優先するレオン、と勇者の在り方を鏡合わせのように対比させたかったようにも見えますけど、カイムのそれは恋だの愛だのを突き詰めて世界の行く末を振り切って一人の女にこだわる、という体では全然なく、そもそも世界とか国とか端から頭になく天秤に乗せる要素ですらなく、しかしシオンへの執着は愛情にまで昇華されていなくて、ただの子供が自分の宝物を掴んで離さずキャンキャン鳴いてるようなものに見えるんですよね。対するレオンも全体を考えて、とか言いつつあれ完全に自分の思想勇者像に酔っているような感じがして、そこに大切なものを引き換えにする悲哀や信念の尊さが見えてこない。全体のためを謳いながら個の我執に見えてしまう。在り方を代表して対峙するには両者ともなんかもう塩っぱい。

これなら、カイムもシオンも私のもんじゃー、と言い切ってるミーナさんの方がいい意味で振り切っていて、良い歪み方してるんですよね。
エリーゼも敗戦国の王族として、責任の取り方に悩んでたり将来国をどう動かしていくか希望と絶望を綯い交ぜにしながら、歯を食いしばって掴み取っていこうという根性を見せてたり、セエレくんの大切な仲間を失った喪失感に耐えながら今一緒に戦っている仲間たちを守るべく立ち回る健気さとか、カイムたちの部隊の隊長の少数民族出身の複雑な背景と裏腹の姉御肌なところとか、脇を固めるキャラクターたちの方がむしろ豊かな側面を見せていて、作品を底支えしてるんだよなあこれ。
ってかあそこまでシオンシオン言い続けておきながら、彼女に対する感情への自覚が全然足りないってカイムくんどうなの? それってどうなの? 
死んだ殺されたと思っていた家族同然の大切な女性が、実は……という展開は非常に美味しいシチュエーションのはずなんですけど、その当事者であるカイムとレオンがどうにもこうにも自分にとってはどうにも中途半端でしっくりこなかったのでした。ってか決着もつかないのかよ!
シオンの出自とか伏線もあるみたいなんだけど、カイムがもうちょっとなんとかならんと辛いかなあ。

解術師アーベントの禁術講義 ★★★☆   



【解術師アーベントの禁術講義】 川石 折夫/ HxxG 電撃文庫

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待ち受けるのは生か死か――異端の魔術医が石化の呪いに挑む!

魂に直接メスを入れ患者を蝕む『呪い』を除去する異端の解術師(げじゅつし)・アーベント。
通常の治癒魔術では治せない呪いでさえも解いてみせるその奇跡の施術は、失敗すれば死亡率100%の禁忌の術だった。
闇医者と疎まれながらも、魔術講師として神学校に勤め、とある目的のために『解術』に取り組む日々。
そんな中、天才魔術師・レイミュの襲撃に次ぎ、校内で生徒が石化される事件が発生。アーベントの手腕をもってしても一筋縄ではいかない呪いの魔の手は、ついに彼の教え子にも及んでしまい――。
外道魔術医の戦いが今、幕をあける!

ファンタジーで医者を主役として取り上げる作品自体は少ないとは言え相応に在るのですけど、テレビドラマなどでよく見かける「医療現場」を舞台とした作品はなるほど珍しいんではないかと。
犯人の動機や主人公のアーベントが異端者として扱われているのも、ライバルとなる名医との軋轢も、その本質的なところにあるのは医療現場における旧弊に根ざす問題だったわけですし。
主人公のアーベントは解術と呼ばれる異端の医療を扱うことから、同業者からも蔑まれ疎まれていて、本人も斜に構えた態度に終始していてアウトローを気取っている、気取っているというと言葉が悪いけれど、あまり柄の良い人間ではないという風に振る舞っている。なので、腕は良いけれど人間的に問題が在る人物なのか、と思いきや……。
いや、なんかね、見てれば見てるほどこのアーベントって言ってしまうと「立派」な人物なんですよね。医者としては何よりも患者第一で病巣を駆逐して患者を救う事に情熱を傾ける熱い人物であり、教師として生徒たちには熱心に技術と医者としての精神を教え導いてて非常に生徒思いであり、ただの人間としても迷いを抱えている人を見過ごせずに何くれとなく手を差し伸べる人間性の持ち主なんですよ。
真っ当を通り過ぎて、これ立派としか言いようがないじゃないですか。
とはいえ、彼が扱う解術と呼ばれるものは異端呼ばわりされるのも無理ない危険性を有していて、失敗すれば100%患者が死亡するという危ういもの。しかし、その解術でなければ救えない患者がいるのなら果たして見過ごすことが出来るのか。
彼が闇医師として要求する報酬は、あまり風聞の良いものではないのは確かで、彼がその報酬を必要としているのは間違いない話では在るのですけれど、彼が手術を執刀するのはやはり患者を救うため、なんですよね。その本質がブレさせない事こそ人間性を喪わないことこそがアーベントの目的にも叶うわけですけれど、彼の場合はそれこそが素でもあるっぽいのがまたいいんですよね。
闇を背負いながらも、その本質はあまりにも人、というのは実に真っ当な主人公らしさじゃないですか。

肝心の手術シーンもなかなか他に類型が見られない独特なものではあるんですけれど、現実の外科手術らしさと魔術を用いた特殊な医療という2つの特性を見事に併せ持った映えるものなんですよね。それだけ独特なものにも関わらず、その解説説明がわかりやすく伝わるものでこれがイメージしやすかった。おかげで、手術シーンの臨場感も十分であり本作の見せ場となる手術のシーンがちゃんと緊迫感ある盛り上がる展開になっていて見応えあるものでした。
一方でストーリー展開の方はちょっと容易に先が見通せるもの過ぎたでしょうか。あまりに見え見えすぎたんで実のところ解明編になるまで裏があるのではと疑ってたんですよね。でも、結果はそのままその通りでちょっと拍子抜けしてしまいました。
ヒロイン?になるのか、レイミュはラストの展開にも欠かすことの出来ない非常に重要な役割を担うキャラではあったんですけど、微妙に立ち位置がふわふわして定まってなかった気がするなあ。いや、立場としては弟子入りすることからもはっきりしてるわけですしキャラもパリッと立ってるのですけれど、微妙に存在感を示しきれていない感があった感じがして。まだ彼女自身自分の存在意義、レゾンデートルをはっきりとさせられていないままだったのもあるでしょうか。だからこそ、あっさりと転向してしまったわけでもありますし。最後の選択が彼女なりに芯を通すものであればよいのですが。
まだ字の文章も微細なぎこちなさ硬さみたいなものを感じさせられて、文字を追う目がリズムに乗り切れなかったというのも確か。ただこれは書いているうちにこなれてくるものなので、あまり気にするようなものでもないですけれど。
好敵手となる若き魔術医とのお互いを認め合う関係なんかも良かったですし、次回はさらなる飛躍を期待したい新人作品でありました。

 
11月25日
【涼宮ハルヒの直観】
谷川流(角川スニーカー文庫)

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【殺したガールと他殺志願者】
森林梢
(MF文庫J)

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【同い年の先輩が好きな俺は、同じクラスの後輩に懐かれています】
凪乃彼方
(MF文庫J)

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【ハイスクール・フリート あらいばるっ】
姫ノ木あく
(MF文庫J)

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【探偵はもう、死んでいる。4】
二語十
(MF文庫J)

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【ライアー・ライアー 6.嘘つき転校生は正義の味方に疑われています。】
久追遥希
(MF文庫J)

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【ぼくたちのリメイク 8.橋場恭也】
木緒なち
(MF文庫J)

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【絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 14】
鬼影スパナ
(オーバーラップ文庫)

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【ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 6】
篠崎 芳
(オーバーラップ文庫)

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【本能寺から始める信長との天下統一 4】
常陸之介寛浩
(オーバーラップ文庫)

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【底辺領主の勘違い英雄譚 2 〜平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件〜】
馬路まんじ
(オーバーラップ文庫)

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【Sランク冒険者である俺の娘たちは重度のファザコンでした 2】
友橋かめつ
(オーバーラップ文庫)

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【ブレイドスキル・オンライン 1 〜ゴミ職業で最弱武器でクソステータスの俺、いつのまにか『ラスボス』に成り上がります!〜】
馬路まんじ
(オーバーラップ文庫)

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【黒鳶の聖者 1 〜追放された回復術士は、有り余る魔力で闇魔法を極める〜】
まさみティー
(オーバーラップ文庫)

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【望まぬ不死の冒険者 8】
丘野 優
(オーバーラップノベルス)

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【異世界で土地を買って農場を作ろう 8】
岡沢六十四
(オーバーラップノベルス)

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【俺の前世の知識で底辺職テイマーが上級職になってしまいそうな件 2】
可換 環
(オーバーラップノベルス)

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【太宰治、異世界転生して勇者になる 〜チートの多い生涯を送って来ました〜】
高橋 弘
(オーバーラップノベルス)

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【社畜ですが、種族進化して最強へと至ります】
力水
(ダッシュエックス文庫)

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【影使いの最強暗殺者 ~勇者パーティを追放されたあと、人里離れた森で魔物狩りしてたら、なぜか村人達の守り神になっていた~】
茨木野
(ダッシュエックス文庫)

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【進路希望調査に『主夫希望』と書いたら、担任のバツイチ子持ち教師に拾われた件】
yui/サウスのサウス
(ダッシュエックス文庫)

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【元勇者は静かに暮らしたい 3】
こうじ
(ダッシュエックス文庫)

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【八男って、それはないでしょう! 21】
Y.A
(MFブックス)

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【二度追放された魔術師は魔術創造〈ユニークメイカー〉で最強に 2】
ailes
(MFブックス)

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【ほのぼの異世界転生デイズ 〜レベルカンスト、アイテム持ち越し! 私は最強幼女です〜 1】
しっぽタヌキ
(MFブックス)

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【異世界帰りのパラディンは、最強の除霊師となる 1】
Y.A
(MFブックス)

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【Missing 3 首くくりの物語(上)】
甲田学人
(メディアワークス文庫)

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【Missing 4 首くくりの物語(下)】
甲田学人
(メディアワークス文庫)

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【おにぎり処のごちそう三角 家族を結ぶ思い出の食卓】
つるみ犬丸
(メディアワークス文庫)

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【それでも、医者は甦る -研修医志葉一樹の手術カルテ-】
午鳥志季
(メディアワークス文庫)

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【レッドスワンの死闘 赤羽高校サッカー部】
綾崎隼
(メディアワークス文庫)

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【後宮双妃の救国伝 ふたりの妃は喧嘩しながら国を救う】
柳なつき
(メディアワークス文庫)

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【レベル1の最強賢者 4 呪いで最下級魔法しか使えないけど、神の勘違いで無限の魔力を手に入れ最強に】
木塚麻弥
(ブレイブ文庫)

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【すべての人類を破壊する。それらは再生できない。6】
横田卓馬/伊瀬勝良
(角川コミックス・エース)

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【武装少女マキャヴェリズム 11】
黒神遊夜/神崎かるな
(角川コミックス・エース)

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【真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 5】
池野雅博/ざっぽん
(角川コミックス・エース)

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【コードギアス 反逆のルルーシュ外伝 白の騎士 紅の夜叉 4】
曽我篤士/高橋びすい
(角川コミックス・エース)

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【コードギアス 復活のルルーシュ 1】
曽我篤士/高橋びすい
(角川コミックス・エース)

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【ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 4】
しめさば/ぶーた
(角川コミックス・エース)

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【家庭教師のルルーシュさん 4】
漆魂
(角川コミックス・エース)

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【もし、恋が見えたなら 1】
七路ゆうき/みかみてれん
(角川コミックス・エース)

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【機動戦士ガンダム ジオンの再興 レムナント・ワン 1】
近藤和久
(角川コミックス・エース)

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【屍刀 シカバネガタナ 1】
瀬川はじめ
(角川コミックス・エース)

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【田舎のホームセンター男の自由な異世界生活 5】
うさぴょん/古来歩
(角川コミックス・エース)

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【氷菓 13】
タスクオーナ/米澤穂信
(角川コミックス・エース)

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【薬屋のひとりごと 7】
日向夏/ねこクラゲ
(ビッグガンガンコミックス)

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【ナイツ&マジック 13】
天酒之瓢/加藤拓弐
(ヤングガンガンコミックス)

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【現実主義勇者の王国再建記 6】
上田悟司/どぜう丸
(ガルドコミックス)

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【最果てのパラディン 6】
奥橋睦/柳野かなた
(ガルドコミックス)

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【望まぬ不死の冒険者 6】
中曽根ハイジ/丘野優
(ガルドコミックス)

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【月刊ビッグガンガン 2020 Vol.12】

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【月刊アクション2021年1月号】

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【アフタヌーン 2021年1月号】

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11月24日
【このライトノベルがすごい! 2021】
『このライトノベルがすごい!』編集部
(宝島社)

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11月21日
【じいさんばあさん若返る 2】
新挑限
(MFC)

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【はいふり 7】
阿部かなり/AAS
(MFコミックス アライブシリーズ)

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【戦翼のシグルドリーヴァ ノンスクランブル 1】
阿部かなり
(MFコミックス アライブシリーズ)

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【豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい 5】
fujy/合田拍子
(MFコミックス アライブシリーズ)

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【ガールズ&パンツァー リボンの武者 15】
野上武志/鈴木貴昭
(MFコミックス フラッパーシリーズ)

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【盾の勇者の成り上がり 17】
藍屋球/アネコユサギ
(MFコミックス フラッパーシリーズ)

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【死神様に最期のお願いをRE 4】
山口ミコト/古代甲
(ガンガンコミックスJOKER)

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【六畳一間の魔女ライフ 2】
秋タカ
(ガンガンコミックスJOKER)

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【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 17】
大森藤ノ/矢樹貴
(ガンガンコミックスJOKER)

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【月刊ガンガンJOKER 2020年12月号】

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【まんが4コマぱれっと 2021年1月号】

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【リビティウム皇国のブタクサ姫 12】
佐崎 一路
(モーニングスターブックス)

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【ウォルテニア戦記 XVII】
保利亮太
(HJ NOVELS)

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【TOKYO異世界不動産 3軒め】
すずきあきら
(HJ NOVELS)

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【魔眼と弾丸を使って異世界をぶち抜く! 9】
かたなかじ
(HJ NOVELS)

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【食い詰め傭兵の幻想奇譚 15】
まいん
(HJ NOVELS)

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【ロード・エルメロイII世の事件簿 9 「case.冠位決議 (中)」】
三田 誠
(角川文庫)

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【友達以上探偵未満】
麻耶 雄嵩
(角川文庫)

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【遺跡発掘師は笑わない あの時代に続く空】
桑原 水菜
(角川文庫)

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【准教授・高槻彰良の推察 5.生者は語り死者は踊る】
澤村御影
(角川文庫)

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11月20日
【限界超えの天賦は、転生者にしか扱えない ―オーバーリミット・スキルホルダ― 1】
三上康明
(富士見ファンタジア文庫)

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【デート・ア・バレット 7 デート・ア・ライブ フラグメント】
東出祐一郎
(富士見ファンタジア文庫)

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【公女殿下の家庭教師 7.先導の聖女と北方決戦】
七野りく
(富士見ファンタジア文庫)

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【幼馴染の妹の家庭教師をはじめたら 2.怖かった幼馴染が可愛い】
すかいふぁーむ
(富士見ファンタジア文庫)

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【世界一かわいい俺の幼馴染が、今日も可愛い】
青季ふゆ
(富士見ファンタジア文庫)

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【君は彼方】
瀬名快伸
(富士見ファンタジア文庫)

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【豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい 10】
合田拍子
(富士見ファンタジア文庫)

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【幼馴染をフッたら180度キャラがズレた】
はむばね
(富士見ファンタジア文庫)

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【好きすぎるから彼女以上の、妹として愛してください。5】
滝沢慧
(富士見ファンタジア文庫)

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【史上最強の大魔王、村人Aに転生する 7.外なる神のピエロ】
下等妙人
(富士見ファンタジア文庫)

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【Only Sense Online 19 ―オンリーセンス・オンライン―】
アロハ座長
(富士見ファンタジア文庫)

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【淡海乃海 水面が揺れる時 〜三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲〜 九】
イスラーフィール
(TOブックス)

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【没落予定の貴族だけど、暇だったから魔法を極めてみた 4】
三木なずな
(TOブックス)

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【異世界創造のすゝめ 2 〜スマホアプリで惑星を創ってしまった俺は神となり世界を巡る〜】
たまごかけキャンディー
(TOブックス)

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【悪役令嬢ですが攻略対象の様子が異常すぎる 2】
稲井田そう
(TOブックス)

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【ざまぁの後の王子様とわたし】
家具付
(TOブックス)

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【それをAIと呼ぶのは無理がある】
支倉 凍砂
(中央公論新社)

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【ぐらんぶる 16】
井上堅二/吉岡公威
(アフタヌーンKC)

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【てんぷる 4】
吉岡公威
(アフタヌーンKC)

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【グラゼニ〜パ・リーグ編〜 10】
足立金太郎/森高夕次
(モーニングKC)

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【この会社に好きな人がいます 5】
榎本あかまる
(モーニングKC)

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【ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 15】
泰三子
(モーニングKC)

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【マリアージュ〜神の雫 最終章〜 25】
オキモト・シュウ/亜樹直
(モーニングKC)

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【刷ったもんだ! 2】
染谷みのる
(モーニングKC)

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【半沢直樹 4】
池井戸潤/フジモトシゲキ
(モーニングKC)

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【神呪のネクタール 10】
吉野弘幸/佐藤健悦
(チャンピオンREDコミックス)

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【少年マガジンR 2020年12号】

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11月19日
【ゲート SEASON2 5. 回天編 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり】
柳内たくみ
(アルファポリス)

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【無限のスキルゲッター! 〜毎月レアスキルと大量経験値を貰っている僕は、異次元の強さで無双する〜】
まるずし
(アルファポリス)

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【とあるおっさんのVRMMO活動記 22】
椎名ほわほわ
(アルファポリス)

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【いずれ最強の錬金術師? 8】
小狐丸
(アルファポリス)

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【異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。 4 〜この世界は俺にとってイージーモードでした〜】
WING
(アルファポリス)

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【神に愛された子 5】
鈴木カタル
(アルファポリス)

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【間違い召喚! 2 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活】
カムイイムカ
(アルファポリス)

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【超越者となったおっさんはマイペースに異世界を散策する 7】
神尾優
(アルファポリス)

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【変わり者と呼ばれた貴族は、辺境で自由に生きていきます 3】
塩分不足
(アルファポリス)

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【のんびりVRMMO記 10】
まぐろ猫@恢猫
(アルファポリス)

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【ゲート SEASON2 1.抜錨編 (上)自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり】
柳内たくみ
(アルファライト文庫)

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【ゲート SEASON2 1.抜錨編 (下)自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり】
柳内たくみ
(アルファライト文庫)

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【かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜20】
赤坂アカ
(ヤングジャンプコミックス)

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【リアル 15】
井上雄彦
(ヤングジャンプコミックス)

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【亜人ちゃんは語りたい 9】
ペトス
(ヤンマガKCスペシャル)

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【オカルトちゃんは語れない 4】
ペトス/橋本カヱ
(ヤンマガKCスペシャル)

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【グレイプニル 9】
武田すん
(ヤンマガKCスペシャル)

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【サバゲっぱなし 7】
坂崎ふれでぃ
(サンデーGXコミックス)

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【ディオサの首 2】
伊藤明弘
(サンデーGXコミックス)

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【任侠転生-異世界のヤクザ姫- 3】
宮下裕樹/夏原武
(サンデーGXコミックス)

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【煩悩☆西遊記 1】
クリスタルな洋介
(サンデーGXコミックス)

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【まんがタイムきららMAX 2020年12月号】

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【月刊サンデーGX 2020年12月号】

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11月18日
【友人キャラは大変ですか? 10】
伊達 康
(ガガガ文庫)

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【結婚が前提のラブコメ 3】
栗ノ原草介
(ガガガ文庫)

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【ハル遠カラジ 4】
遍 柳一
(ガガガ文庫)

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【史上最強オークさんの楽しい種付けハーレムづくり 4】
月夜 涙
(ガガガ文庫)

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【100人の英雄を育てた最強予言者は、冒険者になっても世界中の弟子から慕われてます 3】
あまうい白一
(ガガガブックス)

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【北海道の現役ハンターが異世界に放り込まれてみた 3】
ジュピタースタジオ
(ガガガブックス)

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【ロメリア戦記 〜魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織した〜 2】
有山リョウ
(ガガガブックス)

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【君は008 11】
松江名俊
(少年サンデーコミックス)

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【名探偵コナン 警察学校編(上)】
青山剛昌/新井隆広
(少年サンデーコミックス)

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【天野めぐみはスキだらけ! 22】
ねこぐち
(少年サンデーコミックス)

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【ウルトラジャンプ 2020年12月号】

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11月17日
【化物語 11】
西尾維新/大暮維人
(KCデラックス)

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【化物語 11 特装版】
西尾維新/大暮維人
(KCデラックス)

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【カッコウの許嫁 4】
吉河美希
(講談社コミックス)

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【カノジョも彼女 3】
ヒロユキ
(講談社コミックス)

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【ダイヤのA act2 24】
寺嶋裕二
(講談社コミックス)

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【炎炎ノ消防隊 26】
大久保篤
(講談社コミックス)

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【彼女、お借りします 18】
宮島礼吏
(講談社コミックス)

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【獣の六番 1】
永椎晃平
(講談社コミックス)

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【少年マガジンエッジ 2020年12月号】

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【リアリスト魔王による聖域なき異世界改革 IV】
羽田遼亮
(電撃の新文芸)

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【その色の帽子を取れ -Hackers' Ulster Cycle-】
梧桐 彰
(電撃の新文芸)

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【外面だけは完璧なコミュ障冒険者、Sランクパーティーでリーダーになる(上)】
とまとすぱげてぃ
(電撃の新文芸)

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11月16日
【ヘルモード 〜やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する〜 2】
ハム男
(アース・スターノベル)

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【追放されたお荷物テイマー、世界唯一のネクロマンサーに覚醒する 〜ありあまるその力で自由を謳歌していたらいつの間にか最強に〜 2】
すかいふぁーむ
(アース・スターノベル)

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【戦姫アリシア 婚約破棄してきた王太子に渾身の右ストレート叩き込んだ公爵令嬢のはなし】
mery
(アース・スターノベル)

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【冒険者ギルドのチート経営改革 魔神に育てられた事務青年、無自覚支援で大繁盛 1】
ハーーナ殿下
(アース・スターノベル)

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【マージナル・オペレーション改 10】
芝村 裕吏
(星海社FICTIONS)

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【2020年のゲーム・キッズ →その先の未来】
渡辺 浩弐
(星海社FICTIONS)

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【ぼんくら陰陽師の鬼嫁 1】
秋田みやび/遠野由来子
(ボニータ・コミックス)

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【異世界狙撃手は女戦士のモフモフ愛玩動物 2】
光永康則/いのまる
(YKコミックス)

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【月刊ヤングキングアワーズGH 2021年1月号】

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11月14日
【おいしいベランダ。 あの家に行くまでの9ヶ月】
竹岡 葉月
(富士見L文庫)

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【探偵はサウナで謎をととのえる】
吉岡 梅
(富士見L文庫)

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【菓匠風月 〜深夜霊時の夢菓房〜】
真鍋 卓
(富士見L文庫)

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【ジギタリスの女王に忠誠を 修道院の王位継承者】
仲村 つばき
(富士見L文庫)

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11月13日
【ダンジョンおじさん 1】
広路なゆる
(サーガフォレスト)

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【宮廷魔法師クビになったんで、田舎に帰って魔法科の先生になります 3】
世界るい
(サーガフォレスト)

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11月12日
【天才王子の赤字国家再生術 8 ~そうだ、売国しよう~】
鳥羽徹
(GA文庫)

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【やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく 2】
ふか田さめたろう
(GA文庫)

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【邪神官に、ちょろい天使が堕とされる日々 2】
千羽十訊
(GA文庫)

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【週4で部屋に遊びにくる小悪魔ガールはくびったけ!】
九曜
(GA文庫)

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【パワー・アントワネット】
西山暁之亮
(GA文庫)

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【尽くしたがりなうちの嫁についてデレてもいいか?】
斧名田マニマニ
(GA文庫)

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【ゴブリンスレイヤー外伝 2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》 中】
蝸牛くも
(GAノベル)

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【転生賢者の異世界ライフ 7 〜第二の職業を得て、世界最強になりました〜】
進行諸島
(GAノベル)

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【結婚するって、本当ですか 2】
若木民喜
(ビッグコミックス)

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【舞妓さんちのまかないさん 15】
小山愛子
(少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)

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【ピーター・グリルと賢者の時間 7】
檜山大輔
(アクションコミックス)

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【巴マミの平凡な日常 8】
あらたまい
(まんがタイムKRコミックス)

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【月刊少年ガンガン 2020年12月号】

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【まんがタイムきららフォワード 2020年12月号】

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【ゲッサン 2020年12月号】

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11月10日
【艦隊これくしょん -艦これ- 海色のアルトサックス 1】
柚木 ガオ
(角川コミックス・エース)

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【創約 とある魔術の禁書目録 3】
鎌池和馬
(電撃文庫)

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【キノの旅 XXIII the Beautiful World】
時雨沢恵一
(電撃文庫)

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【三角の距離は限りないゼロ 6】
岬 鷺宮
(電撃文庫)

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【日和ちゃんのお願いは絶対 2】
岬 鷺宮
(電撃文庫)

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【声優ラジオのウラオモテ #03 夕陽とやすみは突き抜けたい?】
二月 公
(電撃文庫)

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【ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい 2】
五十嵐雄策
(電撃文庫)

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【吸血鬼に天国はない 4】
周藤 蓮
(電撃文庫)

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【少女願うに、この世界は壊すべき 2】
小林湖底
(電撃文庫)

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【桃瀬さん家の百鬼目録】
日日日/ゆずはらとしゆき/SOW/森崎亮人
(電撃文庫)

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【となりの彼女と夜ふかしごはん 〜腹ペコJDとお疲れサラリーマンの半同棲生活〜】
猿渡かざみ
(電撃文庫)

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【百合に挟まれてる女って、罪ですか?】
みかみてれん
(電撃文庫)

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【妹の好きなVtuberが実は俺だなんて言えない】
芦屋六月
(電撃文庫)

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【エージェントが甘えたそうに君を見ている。】
殻半ひよこ
(電撃文庫)

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【白百合さんかく語りき。】
今田ひよこ
(電撃文庫)

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【オールラウンダーズ!! 転生したら幼女でした。家に居づらいのでおっさんと冒険に出ます】
サエトミユウ
(カドカワBOOKS)

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【悪役令嬢は今日も華麗に暗躍する 追放後も推しのために悪党として支援します!】
道草 家守
(カドカワBOOKS)

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【無敵の万能要塞で快適スローライフをおくります 3 ~フォートレス・ライフ~】
鈴木 竜一
(カドカワBOOKS)

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【実質大賢者 ゲーム知識とDIYスキルで辺境スローライフを送っていたら、いつの間にか伝説の大賢者と勘違いされていた件】
謙虚なサークル
(カドカワBOOKS)

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【君は死ねない灰かぶりの魔女 II】
ハイヌミ
(カドカワBOOKS)

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【勇者?賢者?いえ、はじまりの街の《見習い》です 3 なぜか仲間はチート級】
伏(龍)
(カドカワBOOKS)

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【最強の鑑定士って誰のこと? 11 〜満腹ごはんで異世界生活〜】
港瀬つかさ
(カドカワBOOKS)

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【デスマーチからはじまる異世界狂想曲 21】
愛七ひろ
(カドカワBOOKS)

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【本好きの下剋上ふぁんぶっく 5】
香月美夜
(TOブックス)

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【異世界に転移したら山の中だった。反動で強さよりも快適さを選びました。2】
じゃがバター
(ツギクルブックス)

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【王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。そちらもどうぞお幸せに。】 糸加
(ツギクルブックス)

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【身体は児童、中身はおっさんの成り上がり冒険記3】
力水
(ツギクルブックス)

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11月9日
【ネガくんとポジちゃん 2】
森田俊平
(ドラゴンコミックスエイジ)

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【きょうも黒咲さんのターン! 2】
あゆか
(ドラゴンコミックスエイジ)

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【双穹の支配者 1 この世の半分を支配する! ハズレチートで異世界を救え!!】
赤衣丸歩郎
(KCデラックス)

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【転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 1】
石澤庸介/謙虚なサークル
(KCデラックス)

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【目黒さんは初めてじゃない 5】
9℃
(KCデラックス)

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【オレと邪神と魔法使いの女の子 3】
小原ヨシツグ
(シリウスKC)

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【よくわからないけれど異世界に転生していたようです 3】
内々けやき/あし
(シリウスKC)

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【嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる 1】
マツモトケンゴ
(シリウスKC)

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【今まで一度も女扱いされたことがない女騎士を女扱いする漫画 6】
マツモトケンゴ
(シリウスKC)

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【人外姫様、始めました 〜Free Life Fantasy Online〜 2】
園原アオ/割田コマ
(シリウスKC)

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【UQ HOLDER! 24】
赤松健
(講談社コミックス)

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【イジらないで、長瀞さん 9 特装版】
ナナシ
(講談社コミックス)

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【イジらないで、長瀞さん 9】
ナナシ
(講談社コミックス)

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【ヒロインは絶望しました。5】
千田大輔
(講談社コミックス)

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【別冊少年マガジン 2020年12月号】

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【まんがタイムきらら 2020年11月号】

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【月刊コミックフラッパー 2020年12月号】

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【ドラゴンエイジ 2020年12月号】

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11月7日
【うちの奴隷が明るすぎる 2】
ぶしやま
(ガンガンコミックスUP!)

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【そうだ、売国しよう〜天才王子の赤字国家再生術〜2】
鳥羽徹/えむだ
(ガンガンコミックスUP!)

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【友達の妹が俺にだけウザい 2】
三河ごーすと/トマリ
(ガンガンコミックスUP!)

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【good!アフタヌーン 2020年12号】

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11月6日
【デスティニーラバーズ 2】
智弘カイ/カズタカ
(KCデラックス)

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【サタノファニ 15】
山田恵庸
(ヤンマガKCスペシャル)

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【なんでここに先生が!? 11】
蘇募ロウ
(ヤンマガKCスペシャル)

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【パラレルパラダイス 12】
岡本倫
(ヤンマガKCスペシャル)

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【女神のスプリンター 5】
原田重光/かろちー
(ヤンマガKCスペシャル)

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【うららのパンツは店長を困らせる 1】
saku
(まんがタイムコミックス)

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【大家さんは思春期! 13】
水瀬るるう
(まんがタイムコミックス)

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【ヤングマガジン サード 2020年 Vol.12】

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【大正野球娘。3.帝都たこ焼き娘。】
神楽坂 淳
(小学館文庫)

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11月5日
【ダイブ・イントゥ・ゲームズ 2 電子の海で出会った仲間たち】
佐嘉 二一
(レジェンドノベルス)

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【斥候が主人公でいいんですか? 失敗しらずの迷宮攻略】
神門 忌月
(レジェンドノベルス)

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【もぐら少女のダンジョン攻略記】
黒喪 ぐら
(レジェンドノベルス)

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【不死鳥への転生 3 ドラゴン倒せるって普通の鳥じゃないよね?】
shiryu
(ドラゴンノベルス)

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【ダンジョンだらけの異世界に転生したけど僕の恩恵が最難関ダンジョンだった件】
まるせい
(ドラゴンノベルス)

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【黒檻の探索者 『吸収/成長』の魔剣と死の巫女の謎】
迷井豆腐
(ドラゴンノベルス)

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【絵筆の召喚術師 2 〜神絵師が描いたら何でも具現化できました〜】
真波 潜
(ドラゴンノベルス)

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【世界に復讐を誓った少年 〜ある暗黒魔術師の聖戦記〜】
やま
(BKブックス)

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【悪徳領主の息子に転生!? 〜楽しく魔法を学んでいたら、汚名を返上してました〜】
米津
(BKブックス)

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【トランスヒューマンガンマ線バースト童話集】
三方 行成
(ハヤカワ文庫JA)

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【万博聖戦】
牧野 修
(ハヤカワ文庫JA)

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【ヤングキングアワーズ 2020年12月号】

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11月4日
【瀧夜叉姫 陰陽師絵草子 一】
伊藤勢/夢枕獏
(ヒューコミックス)

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【であいもん 10】
浅野りん
(角川コミックス・エース)

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【ヒーロー探偵ニック 1】
座紀 光倫
(角川コミックス・エース)

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【君は死ねない灰かぶりの魔女 1】
楓月誠/ハイヌミ
(角川コミックス・エース)

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【地獄くらやみ花もなき 2】
路生よる/藤堂流風
(角川コミックス・エース)

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【反抗できない!いばらちゃん 1】
藤原 あおい
(角川コミックス・エース)

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【夫婦以上、恋人未満。5】
金丸祐基
(角川コミックス・エース)

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【理想のヒモ生活 10】
日月ネコ/渡辺恒彦
(角川コミックス・エース)

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【ひぐらしのなく頃に 業 1】
竜騎士07/07th Expansion/赤瀬とまと
(角川コミックス・エース)

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【Dr.STONE 18】
稲垣理一郎/Boichi
(ジャンプコミックス)

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【Z/X Code reunion 3】
浦畑達彦/藤真拓哉
(ジャンプコミックス)

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【チェンソーマン 9】
藤本タツキ
(ジャンプコミックス)

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【ド級編隊エグゼロス 11】
きただりょうま
(ジャンプコミックス)

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【ボーンコレクション 2】
雲母坂盾
(ジャンプコミックス)

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【ボクとキミの二重探偵 2】
辺天使/津田穂波
(ジャンプコミックス)

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【怪物事変 12】
藍本松
(ジャンプコミックス)

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【灼熱のニライカナイ 1】
田村隆平
(ジャンプコミックス)

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【双星の陰陽師 23】
助野嘉昭
(ジャンプコミックス)

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【憂国のモリアーティ 13】
竹内良輔/三好輝
(ジャンプコミックス)

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【ヤングエース 2020年12月号】

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【ジャンプSQ. 2020年12月号】

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【村づくりゲームのNPCが生身の人間としか思えない 03】
昼熊
(エンターブレイン)

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11月2日
【白魔法師は支援職ではありません ※支援もできて、本(ぶつり)で殴る攻撃職です@COMIC 2】
影崎由那/マグム
(コロナ・コミックス)

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11月1日
【終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #09】
枯野 瑛
(角川スニーカー文庫)

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【この素晴らしい世界に祝福を! よりみち2回目!】
暁 なつめ
(角川スニーカー文庫)

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【僕に興味をなくした元カノと幼馴染な今カノがなぜか修羅場ってる】
急川回レ
(角川スニーカー文庫)

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【カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています 3】
御宮ゆう
(角川スニーカー文庫)

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【スーパーカブ reserve】
トネ・コーケン
(角川スニーカー文庫)

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10月30日
【蒼き鋼のアルペジオ 20】
Ark Performance
(YKコミックス)

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【DUAL ACCOUNT】
Ark Performance
(YKコミックス)

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【うちの会社の小さい先輩の話 1】
斎創
(バンブーコミックス)

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【賢者の弟子を名乗る賢者 THE COMIC 7】
すえみつぢっか/りゅうせんひろつぐ
(ライドコミックス)

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【聖剣士さまの魔剣ちゃん 1 〜孤独で健気な魔剣の主になったので全力で愛でていこうと思います〜】
藤木わしろ
(HJ文庫)

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【毒舌少女はあまのじゃく 2 〜壁越しなら素直に好きって言えるもん!〜】
上村夏樹
(HJ文庫)

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【英雄王、武を極めるため転生す 〜そして、世界最強の見習い騎士♀〜 4】
ハヤケン
(HJ文庫)

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【六畳間の侵略者!? 36】
健速
(HJ文庫)

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【銀河英雄伝説列伝 1.晴れあがる銀河】
石持浅海/太田忠司/小川一水/小前亮/高島雄哉/藤井太洋
(創元SF文庫)

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【え、みんな古代魔法使えないの!!??? ~魔力ゼロと判定された没落貴族、最強魔法で学園生活を無双する~】
三門鉄狼
(ファミ通文庫)

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【ボクは再生数、ボクは死】
石川博品
(エンターブレイン)

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【家つくりスキルで異世界を生き延びろ 2】
小鳥屋エム
(エンターブレイン)

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【失格から始める成り上がり魔導師道! 〜呪文開発ときどき戦記〜 3】
樋辻臥命
(GCノベルズ)

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【どうやら私の身体は完全無敵のようですね 5】
ちゃつふさ
(GCノベルズ)

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【出遅れテイマーのその日暮らし 6】
棚架ユウ
(GCノベルズ)

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【セブンス 10】
三嶋与夢
(ヒーロー文庫)

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【最強騎士団長の世直し旅 4】
佐竹 アキノリ
(ヒーロー文庫)

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【十歳の最強魔導師 8】
天乃 聖樹
(ヒーロー文庫)

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【世界中から滅びの賢者と恐れられたけど、4000年後、いじめられっ子に恋をする 2】
大小判
(PASH!ブックス)

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【掲示板の皆さま助けてください】
いそがばまわる
(PASH!ブックス)

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【クラスで陰キャの俺が実は大人気バンドのボーカルな件】
夜桜 ユノ
(PASH!ブックス)

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【楽園 Le Paradis 第34号】

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10月29日
【冰剣の魔術師が世界を統べる 2 世界最強の魔術師である少年は、魔術学院に入学する】
御子柴 奈々
(講談社ラノベ文庫)

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【いずれ嫁になる幼馴染がただただ可愛い】
猫又 ぬこ
(講談社ラノベ文庫)

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【万年2位だからと勘当された少年、無自覚に無双する】
あざね
(Kラノベブックス)

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【エルディアス・ロード 女神にもらった絶対死なない究極スキルで七つのダンジョンを攻略する】
澄守 彩
(Kラノベブックス)

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【勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う 5】
深山 鈴
(Kラノベブックス)

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【六姫は神護衛に恋をする 最強の守護騎士、転生して魔法学園に行く】
朱月 十話
(Kラノベブックス)

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【社畜男はB人お姉さんに助けられて 2】
櫻井春輝
(モンスター文庫)

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【恋人を寝取られ、勇者パーティから追放されたけど、EXスキル【固定ダメージ】に目覚めて無敵の存在に。さあ、復讐を始めよう。3】
六志麻あさ
(Mノベルス)

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【その門番、最強につき 〜追放された防御力9999の戦士、王都の門番として無双する〜】
友橋かめつ
(Mノベルス)

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【ハズレスキル『ガチャ』で追放された俺は、わがまま幼馴染を絶縁し覚醒する 〜万能チートスキルをゲットして、目指せ楽々最強スローライフ!〜】
木嶋隆太
(Mノベルス)

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【ネタキャラ仮プレイのつもりが異世界召喚 2】
芹之由奈/シンギョウガク
(MFC)

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10月28日
【まんがタイムきららキャラット 2020年11月号】

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10月27日
【扇物語】
西尾維新
(講談社BOX)

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【聖なる騎士の暗黒道 1】
坂石遊作/イチフジニタカ
(HJコミックス)

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【月刊コミックアライブ 2020年12月号】

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【コミック電撃だいおうじ VOL.86】

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【電撃マオウ 2020年12月号】

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【月刊コミック 電撃大王 2020年12月号】

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【Comic REX 2020年12月号】

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10月26日
【とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 16】
冬川 基
(電撃コミックス)

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【はたらく魔王さま! 17】
和ヶ原 聡司/柊 暁生
(電撃コミックス)

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【とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ 4】
乃木 康仁
(電撃コミックスNEXT)

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【比羅坂日菜子がエロかわいいことを俺だけが知っている。3】
紺矢 ユキオ
(電撃コミックスNEXT)

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【ゴブリンはもう十分に強い 5】
サラマンダ
(電撃コミックスNEXT)

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【治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~ 7】
九我山 レキ/くろかた
(角川コミックス・エース)

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【聖剣学院の魔剣使い 2】
蛍幻 飛鳥/志瑞祐
(角川コミックス・エース)

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【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 14】
常深アオサ/羊太郎
(角川コミックス・エース)

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【七つの魔剣が支配する 3】
えすの サカエ/宇野 朴人
(角川コミックス・エース)

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【やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中 1】
柚 アンコ/永瀬 さらさ
(角川コミックス・エース)

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【東方Project人妖名鑑 常世編】
ZUN
(KADOKAWA)

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【月刊少年シリウス 2020年12月号】

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【少年エース 2020年12月号】

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【コンプエース 2020年12月号】

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10月25日
【現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変 1】
二日市とふろう
(オーバーラップノベルス)

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