4歳以上オープン(国際)(指定)別定 中山競馬場2,500メートル(芝・右)


新旧菊花賞馬対決! 
というわけで、去年の前半圧巻の勝利を重ねて現役最強の看板を立てたタイトルホルダー。
そして去年の暮れから古馬戦線に乗り込んで暴れまわり、今年に入っても海外含めて勝ち星を重ねまくっている22年クラシック世代。その中で菊花賞を制して三冠の一角を担ったアスクビクターモア。
この現役最強ステイヤーが初顔合わせとなったのがこの日経賞でありました。

タイトルホルダーは天皇賞春・宝塚記念と連勝したあと、凱旋門賞に挑んだもののそこで底なし沼のようなフランスの馬場に苦しみ、帰国したあとも復調しきれず有馬記念で大敗。

仕切り直しとばかりに、去年も勝ったこの日経賞で再始動。今年の最初のレースに挑むことになったのです。しかし新世代が競馬界を席巻する中で人気はアスクビクターモアが一番に。二強対決ながらもタイトルホルダーは2.4倍で二番人気という屈辱を味わうことになったのでした。
しかして、この新旧対決はどうなったのか。
御覧ください。



どーーーん。

わはーーー。いやーーーこれは強いわ。
アスクビクターモアはスタート完全に失敗しちゃいましたね。どうやらゲート開く前に突進して頭ぶつけてたみたいで。おまけに今日は折からの雨もあって馬場状態は最悪の「不良」。ビクターモアはこういう馬場初めてでしょう。慣れない足元、慣れないポディション。今回は鞍上もあえて無理はしなかったと思います。本番は次ですもんね。
にしても、タイトルホルダーが強すぎでした。完全に最初から最後まで主導権握りっぱなし。ペースを掌握し切っていました。いや前半あれだけスローに落とされたら、後半のスタミナ勝負でこのタイホに太刀打ちできるやついるはずないじゃないですか。直線に入る4コーナーで果敢に攻めていったヒートオンビートは距離を詰めるどころか全然追いつけず、途中でスタミナ切れて失速。
かろうじて前にいてタイホのあとにくっついていたボッケリーニとディアステマが粘りましたけど、直線でどんどん突き放されるばかり。スピードをあげたタイホに誰もついていけませんでした。脱落、脱落、みんな脱落。
最後尾にいたライラックだけが、なんか一頭だけ捲っていきましたけれど、それでも4着まで。いや、最後方からあそこまで突っ込んでくるあたり、ライラックはほんと、追い込み馬の鑑みたいなもんですなあ。重馬場得意、少なくとも苦手ではないんでしょう。エリ女でも重馬場で2着飛び込んできてますし。
そのライラックをして上がり時計は二番手。上がり最速が先頭にいたタイトルホルダーという時点で、もうとんでもないです。
文句なしにタイトルホルダー復活。復権。天皇賞春連覇に向けて天気明朗でありました。

まあ、まさかその晩に、誰が現役最強馬だって? とばかりにイクノイックスがドバイで同じように他馬を置き去りにするレースを見せてくれるのですが。それはまた別枠で
アスクビクターモアも今回は度外視でいいでしょう。無理しなかった事で消耗もそこまで酷いことにはならなかったでしょうし。本番天皇賞・春では甘く見ない方がいい。今度こそ二頭の壮絶なマッチレースが見れたらなあ、などと思ったり。