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智弘カイ

軍師/詐欺師は紙一重 2 ★★★  

軍師/詐欺師は紙一重2 (講談社ラノベ文庫)

【軍師/詐欺師は紙一重 2】 神野オキナ/智弘 カイ 講談社ラノベ文庫

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隣国スウェニカの侵略を智恵と詐術で食い止めた、セリナスに伝わる伝説の軍師の孫・カタル。祖父・リュウゾウの健在もアピールししばらくは落ち着くかと思われた。だが、もう一つの隣国・マンタロムの動きが怪しい。野盗の集団を装い襲撃を繰り返すのだ。試すかのような動きにうんざりしながらも対応を続けるが、カタル自身を直接狙ってくる刺客まで現れる。ラウラが身代わりに負傷するに至り、いよいよ本格的な対処を検討する中でマンタロム王から親書が届く。カタルの軍師としての才を確かめるため、演習をさせろと書かれていて―!?智恵と謀略が冴え渡るシリーズ第2弾!
こういう屁理屈のゴリ押しが罷り通ってしまうのが軍事大国のいやらしいところなんだよなあ。特に自分の方はまったく約束事や契約、条約を守る気がさらさらないにも関わらず、一方で相手にはその誠実な遵守を迫ってくるところとか。どう考えても無茶苦茶言っているのは向こうにも関わらず、一方的に悪者にされてしまうのだ。たまったもんじゃない。それで文句を言おうものなら、容赦なく棍棒で殴ってくる。そんな理不尽様が今回のお相手である。
こういう相手にはとにかくつけ入る隙を与えず、屁理屈も相手の土俵の上に乗った上でねじ伏せて、裏で無茶苦茶仕掛けてくるのを、これも大義名分を与えないように露見しないように立ち回りながら叩き潰していかなくてはならない……胃が死ぬか理性のネジが吹っ飛ぶかしかねない凄まじいストレスが掛かることが容易に想像できるのだが、これを一つ一つ冷静に対処していくカタルと若き女王、摂政閣下の冷静沈着さには頭が下がる思いだ。それ以上に、他の貴族や軍の首脳部、或いは中堅層がまったく暴発の気配すら見せないというのは、この国が女王と摂政のもとにどれほどまとまっているか、そして軍師という存在への信頼の深さが垣間見えるというものである。
これはカタルによって、それだけ信頼されて自分の言も重く用いられる、ということは余計な調整とかに気を回さずに済んでやりやすい、ということもあるんだろうけれど、それだけ国の行方が自分の双肩に掛かっているという重圧を強く感じることだろう。実際、前回では自分の命を賭けに乗せてベットしたわけですし。今回に至ってはついに祖父の威名に頼るわけにはいかず、軍師カタルとして自分の名前で戦うことになるのですから。
幸いなのは、マンタロムという国が居丈高な侵略国家であると同時にマンタロム王もまたその国是に則った王である、と見せかけて陰では着々と国政を改革し続けているやり手である、というところなんでしょうか。こういう相手って、野心や理不尽が外には向いていない上に何だかんだとプレイヤーとして指し手を交わしてくれるんですよね。理不尽にルールを捻じ曲げてそのまま押し通してくる、ということは極力しない。ある意味、対話ができ交渉ができる相手である、と。
まあだからこそ、そんな希少な人物の権力基盤をこちらが勝利することで揺るがしてしまうことに、カタルは危惧を覚えて悩む羽目になるのですが。今、この最低限ルールに則っている勝負で勝利を収めてもそのために将来にルール無視の暴虐を以って大きな危機を招かれる危険性がある、となると判断が難しくなりますもんね。かと言って、今負けても失うものが大きすぎる。
これはやっぱり軍師一人ではどうにもならない領域であり、その意味でも女王様と摂政がちゃんと「政治」を持ってしてちゃんと軍師の「勝利」を未来の担保につなげてくれる、というのはありがたいものである。しかし、カタルはライラとまとめて年上の女性陣に色んな意味で「コロコロ」されてるなあ。その意味でも、ラウラはカタルにとって「安心」できる女性なのかもしれない。

1巻感想

軍師/詐欺師は紙一重 ★★★   

軍師/詐欺師は紙一重 (講談社ラノベ文庫)

【軍師/詐欺師は紙一重】 神野オキナ/智弘 カイ 講談社ラノベ文庫

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父親が亡くなり家を失うことになった語利カタル。最後に住み慣れた家の中で見つけた謎の抜け道を通ると―ファンタジー世界のような場所に出た。そこにやってきたのはドワーフとミノタウロス!さらに竜を駆る少女までやってきた。戸惑うカタルに少女は言う。「お前、軍師の血族か。ならさっさと来い、女王陛下と国難がお待ちだ」と。連れて行かれた先で聞かされたのはこの国は危難を迎えると「軍師の館」が現れ、そして驚いたことに、詐欺師だと言われていたカタルの祖父はこの世界では軍師だったらしい!カタルは決意する、祖父の後を継いで軍師として活躍することを!祖父の残した詐欺の道具と知略で国の危機を救えるか!?
メインヒロインの子、空賊みたいな姿で格好いいなあと思いつつも、どちらかというと国と敵対しているか距離を置いてそうな雰囲気の子だなあ、と思ってたんだけれど、あれ竜騎士の装束だったのか! いや、防寒対策にゴーグルにとレシプロ時代以前の航空機パイロットの服装っぽい格好は確かに竜騎士のユニフォームとしては最適なのか。
でも、このアグレッシブな格好で身分は女公爵とかなかなか新鮮である。
それはそれとして、主人公のカタル。もう名前からして現世日本では名うての詐欺師としてブイブイ言わせていた来歴なのかと思ったら、むしろ親の急死にかこつけられて親族から全財産むしり取られてしまった、という詐欺じゃないけれどとにかく被害者側じゃないか! ということで、別に「凄い詐欺の技術」で異世界の連中を騙しまくる、というたぐいの話ではないのですね。伝説の軍師だった、という祖父も別に詐欺師ではなかったみたいだし。
話聞いている限りでは、祖父の異世界での活動も別に詐欺を働いていた様子もなく、これってシンプルに優秀なネゴシエーターのお仕事ですよねえ。そりゃもちろん、ハッタリと錯誤を利用した騙しや誤魔化しなんかは入ってますけれど、人間心理を巧妙に就く精緻な詐欺の技術かというと。まあ、祖父にしても、カタリにしても口先だけで自分も他人も集団もコントロールするようなタイプではなく、覚悟と信念と自己犠牲で事実も真実もぶっこ抜いて結論を押し通す、みたいなわりと力技っぽいタイプなので、詐欺師とも軍師ともあんまり合ってない感じなんですよね。
実際の所、詐欺師にしても謀略家にしても、歴史上の著名なそれらは胡散臭い人間どころかむしろ誠実で他人から信頼を寄せられるタイプだった、という話をよく聞きますけれど、そういうのともちょっと違いますし。
カタリの場合は祖父の遺産が残っていた、という意味で多少の幸運はあったんだろうけれど、逆に考えると軍師の伝説があるとはいえ、ゼロからこれだけのものを遺していた爺様は雷名に相応しい人物だったんだろう。あとはどれだけ、この祖父の雷名を利用して今のうちに自分の名前をはったりに使えるだけ高めるか、なんだろうけれど。自分の程度をあまり高く見積もっていないからか、カタリのやり方って自分を削るのをまったく厭わないんですよね。詐欺師や軍師のスマートさとは程遠い泥臭さ。それが当人のスタイルなのだから、詐欺師や軍師や云々外野から言われても煩わしいだけだろうけれど、肩入れしちゃったラウラがこれ傍にいて心配も尽きないだろうししんどそうなのがちと可哀想である。

神野オキナ作品感想

運命に愛されてごめんなさい。 3 ★★★☆  

運命に愛されてごめんなさい。 (3) (電撃文庫)

【運命に愛されてごめんなさい。 3】 うわみくるま/智弘カイ 電撃文庫

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軍縮政策で(僕の)シイナが拉致られる!?
予言の秘密に迫る学園運命録第3幕!!

予言により朝倉会長失脚!! ついに僕が政権へ復帰する時だ!!
……と思ったのに、次の会長はその予言をもたらした転校生本人だった!? しかも彼女・オリヴィアの軍縮政策によって、シイナが生徒会に連れ去られるだって!? これは僕とシイナを別れさせようとする陰謀に違いない!! ゆるせん!! 僕は必ずや、シイナを権力の横暴から守りぬくぞ!!
そのためにも、まずはオリヴィアの足を舐めてくる! ……何でかって? かわいいからさ!!
結局、最後まで訳の分からない設定部分はそういうものだ、という前提として全力で放置して、バカに徹して突っ走ってしまったけれど、その勢いや良し!
一巻の感想からして、勢いだけだけれどその勢いだけで最後まで見事に突っ走ってみせた、というものでしたけれど、遂に2巻、3巻と巻を重ねてもまるで減速する様子すら見せず、日和らず迷走せずブレずに一貫して勢いに任せ、しかし話を取っ散らかさずまとめてみせたんだから、本当に大したもんです。主人公の純くんも、一切ブレずにゲスっぽい小悪党のまんまでしたしねえ。最後の最後までまったく改心しなかったもんなあ。野心家で権力欲に塗れていて自分に正直すぎて、それでいて、全然憎めない愛嬌のあるキャラクターがまた小憎いというかなんというか。シイナも男の見る目が無いのか何なのか。口では悪態をつきながらも、態度だけ見るとデレデレなんですよね、シイナって。これぞクーデレってやつなのか。いや、ツンツンはしてるからツンデレなのか? そっけない態度のようでいて、ずーっとベッタリでしたしね、純に対して。結局、シリーズの最初から最後までずっと張り付きっぱなしだったんじゃないだろうか。二人が離れてるシーンって殆ど思い出せないくらい。
さて、これまでの1巻、2巻は純くんが無駄なのかそれとも彼が好き放題動きまくったことで定まったのかはわからないけれど、結局予言の通りに運命は決着していたのだけれど、ついにこの3巻では本気で運命を、予言を打破することが最大目標となって物語は動いていきます。これまでは、目的を達成することが結果として予言を覆すことになるものだったのだけれど、今回は運命を打破することそのものが目的でしたしね。次々と繰り出される予言は、オリヴィアに好都合なものばかり。予言は偽物であると証明し、打破しなければいけない、という話が、ついには本物の予言を、定められた運命を本当にぶち壊す、そういう激動の展開へと突入していく本編。なかなかカッコいい主題にも関わらず、純くんの言動たるや一貫して目先の欲に全力で流されていく小悪党プレイ。まあ毎度のことであるが、この小悪党の行動力と実行力と口八丁手八丁による扇動力は大したもので、場当たり的にしか動いていないのにどうしてこうも周りごとシッチャカメッチャカになっていくのか。
その混沌としたハチャメチャっぷりこそが、本作の魅力だったんだろうけれど、うん確かにそれこそが楽しかったんだろうなあ。
結局、この3巻で締められてしまいましたけれど、ぶれない勢いが実に楽しく面白い作品でした。次作も変に沈滞せずに、この勢いの良さを失わないで欲しいものです。

シリーズ感想

運命に愛されてごめんなさい。24   

運命に愛されてごめんなさい。 (2) (電撃文庫)

【運命に愛されてごめんなさい。2】 うわみくるま/智弘カイ 電撃文庫

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『五十嵐優美が生徒会長に発砲する』六月最初の予言によって、五十嵐センパイは生徒会から追われる身になった。僕のエロ本展示会を開こうとした報いだ、ざまーみろっ…と高みの見物ムードの僕に、なんとセンパイが助けを求めてきた。しかも―スク水を着用していた。ちくしょう!これじゃ助けないわけにいかないじゃないか!!かくして、僕とセンパイの共同戦線が誕生したのである。目指すは権力への返り咲き!!立てよ民衆、集えよ同士!!在りし日のスク水パラダイスを取り戻し、僕を生徒会長の座からひきずり下ろした憎き朝倉朝顔に正義の鉄槌を!!運命に振り回される僕の逆襲がいま、始まる!!
「勢いだけ」「勢い任せ」という、本来なら否定的とされるだろう評価を、まったく逆の「勢いだけで走りきった!」と思わず絶賛してしまったデビュー作から、果たして二巻はどうなるかと興味津々で覗いてみたわけですが……。
すげえ、勢い一切衰えないまま、内容は洗練されてきてる!?
いやいや、本気で勢い任せばっかりで内容についてはかなり乱雑だった前回に比べて、ドタバタ具合の騒ぎっぷりは変わらないまま、その展開、どんでん返しの流れについては雑味が消えていて、かなり洗練されてきてる感があって、かなり驚かされました。これ、売りとなった部分は維持したまま、基礎の部分は向上してるというのは、デビュー作の二冊目としては上々の仕上がりなんじゃないでしょうか。新人さんのたどるルートとしては、いい流れですよ。
しかし、思っていた以上に主人公の皐月って天才じゃないのか、これ? 権力志向のアジテーターという俗物の極みとして、尋常ならざる才能の持ち主ですよ。既に稼働していた既存の組織に後から参加しながら、瞬く間に指導者の管理体制を崩壊させて、事実上組織を乗っ取ってしまい、権力を奪取するためのバックグラウンドとして使い倒す、とかやり口が鮮やかすぎて、ちょっとあっけにとられてしまったくらい。表向き、その組織の構成員たちが望んでいる目的を達成するため、という大義名分を標榜することで、圧倒的な指示を集めて、構成員たちに自分たちが駒として使われていることを一切自覚させないあたり、なんてどんな辣腕の独裁者なのか、と。これだけ、他者から信頼されない人間であり、わりと欲望を垂れ流しにする俗物丸出しながら、これだけ民意を掴んで支持を受け、大衆を動かすに長けている、というのは、これはこれで傑物なんじゃないだろうか。いやもう、大義もなにも持ってなくて、本気で自分の欲望だけ、というあたりでろくでなし以外の何物でもないのですけれど。でも、妙な所で人情があったり愛嬌があったりするので、意外と憎まれない人柄なんですよねえ。ソフトボール部部長みたいに、絶対に裏切らない友情と忠誠を示した人もいるわけで、少数ではあっても妙に人望はあったりする、というのも面白い主人公だよなあ。いやもう、実際言い逃れできないクズなんですけれど、クズなんですけれど、これほどあけっぴろげに堂々とクズいと、それも愛嬌になるのか。クズでゲスくて小物で俗物なんだけどなあ、でも憎めない。まあ、この作品の場合、五十嵐元会長といい、いちごちゃんといい、あけっぴろげにクズい人が多すぎる気もするけれど。ちょっとは隠せ、ちょっとは偽れww
しかし、そんな皐月くんに、何故かぴったりくっついて離れないシーナが、ある意味一番謎だよなあ。彼への態度は辛辣でそっけなくて温度を感じさせない、そんなふうに振舞っているようにみえるんだけれど、客観的に見ると、シーナってメチャクチャ皐月に甘いんですよね。だだ甘やかしてる!! まともに相手してないふりして、皐月のお願い大概聞いちゃってるし。あれ? これってマジでラブコメってる!? シーナってダメ人間属性なの!?ww
皐月のセクハラに対しても、蔑みきった目で見下しながら、実際はあんまり拒絶してないし!!
カノジョ呼ばわりされても、毎回バッサリ否定してるけれど、あんまり拒絶感感じられないし。そして、突き放している素振りの一方で、あのダダ甘やかしっぷり。どれだけややこしい、皐月の自業自得の展開になっても常に一緒に行動して離れないことといい、なんだか見ているうちにニマニマさせられてしまってきましたがな。
そして、ラストのあの明確なジェラシーを垣間見せた態度。デレた、シーナがデレた!
朝倉会長や、こっちもなんか振り切ってしまった五十嵐元会長といい、苺さんといい、あの副会長たちといい、みんなキャラ立ち始めてるし、ちょいとこれは見逃せない作品になってきたかもしれない。

1巻感想

運命に愛されてごめんなさい。3   

運命に愛されてごめんなさい。 (電撃文庫)

【運命に愛されてごめんなさい。】 うわみくるま/智弘カイ 電撃文庫

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運命はこの僕を選んだのさ! 運命に愛された僕とドライな美少女転校生で贈る、波乱の学園盛衰物語!!

我が校には運命力学に従って、毎週月曜日に転校生がやってくる。そして彼らは転校初日に全校生徒の前で予言を口にする。どうして? それが運命だからさ! そんなことより重要なのは、その週にやってきた転校生・シイナの予言だ。なんと僕・皐月純が今月中に生徒会長になるらしい! ひゃっほぅ!! これで学校中のかわいい女の子は僕のものだぜ!!
ところが、そうはさせじと現生徒会長・五十嵐優美センパイが予言の阻止に動き出す。でも、いくら運命に抗おうとしたってだめだよ。僕のシイナの予言によって、バラ色の未来は約束されてるんだから! はっはっは、運命に愛されてごめんなさ「純くんうるさいし気持ち悪いし臭いので口を閉じててもらえますか?」……こらシイナ、僕が喋ってるのに割り込まないでよ!
地に足がついていない勢い任せの作品、などと言ってしまうと随分と印象悪くなってしまうけれど、こう言い換えればどうだろう。
一切地に足をつけようとせず、一瞬足りとも留まらず、その勢いだけで最後まで浮つき切った!
何事も、徹しきれば一廉なのでありましょう。
ペース配分考えずに、スタートから全力で突っ走るなんて、そりゃあ馬鹿の所業でありましょう。起承転結なんのその、序破急いったいなによそれ。ひたすらに転転転転、起承も結もあったもんじゃない。説明無用の、ひたすら運命任せ。運命力とか、そんな設定、いつから出てきたよ。もはやその場の勢いとしか思えない設定の付与に、組織の投入。しっちゃかめっちゃかな内容をさらに爆発させ飛び散らせぶちまけるのは、調子に乗ること天下無双の主人公・皐月純。この男、信念もなく思想もなくプライドと見栄は高けれど誇りもなく矜持もなく、根拠の無い行動力だけは有り余っているという、もはやいっそ痛快と言っていいくらいのクズである。しかし、その潔いまでの隠すつもりのないさらけ出した欲望や煩悩はいっそ純粋であり、悪意はどこにも感じられない。嫉妬などといった負の感情は、おすそ分けしてまわった方がいいほど抱え込んでいるものの、不思議とそこに陰はなく、汚れきった人品はなぜか陽の明るさを輝かせている。奇妙奇天烈なクズなのだ。
愛嬌がある、のだろう。この馬鹿を嫌うほどは山ほどいるだろうが、恐らく憎むものはいないのじゃなかろうか。
これも、一つの魅力である。
だから、最初から最後まで彼のことを悪し様に罵り、毒舌を履き続けながら結局彼から離れずに側に寄り添いつづけたシイナの気持ちは、何となく理解できるのだ。この清々しいクズは、馬鹿でアホでろくでなしのゲス野郎だけれど、きっと一緒にいるとバカバカしくて楽しいのだ。褒める所が一つもないくせに、不快を感じさせることだけはない。浅はかで薄っぺらな人間性だけれど、そこには本音しか無く虚偽がない。
きっと彼女にはダメ人間属性の類も少なからずあるのだろうけれど、信念も思想も理想も理念も何もない空虚で自然なシイナという少女にとっては、あの愛すべきクズは刺激そのものだったのか。
好き、という形には様々なものがある。この勢い任せの物語の着地点が、本心と本音しか無い主人公の暴走のゴール地点が、何を考えているかさっぱりわからない毒舌少女が垣間見せた心の素顔というのは、なかなかにきれいな帰結だったんじゃないだろうか。
全くもってフワフワとして立て板に水のような流れのお話でしたけれど、その流れに乗ってしまったのでしょう、なんじゃこりゃ、と呆れているのもつかの間、存外楽しく面白かったのだと、読み終えた後微量の苦笑を交えながら相好が緩んでいた事実を前にしては認めざるを得ません。
これを延々続けられるのかはわかりませんけれど、一歩目としては十分刻んでみせたんじゃないでしょうか。
お見事。
 
12月2日

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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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11月6日

(角川書店単行本)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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11月5日

エンターブレイン
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(エンターブレイン)
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(ドラゴンノベルス)
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(ドラゴンノベルス)
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(PASH!コミックス)
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(フロース コミック)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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