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清野静

さよなら、サイキック 2.愛と解放の地図 ★★★★   

さよなら、サイキック 2.愛と解放の地図 (角川スニーカー文庫)

【さよなら、サイキック 2.愛と解放の地図】 清野静/あすぱら 角川スニーカー文庫

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――その日ぼくは能力(チカラ)を失い、愛の意味を知った。

あの日を最後に、ぼくの能力(チカラ)はなくなった。

夏は終わり、ロンドは中等部に編入し、ぼくたちの賑やかな二学期は始まった。朱音儀(あかねぎ)チヅルという新メンバーを迎え沸く能力者サークル『リア充ブレイカーズ』はしかし、元・能力者の少女蒔田(まきた)ヒルガオの告白によって再び揺れ動く。「恋をして幸せになると、わたしたち能力者は力を失うの」しかし、ログの能力は健在で……。
一方ロンドは、星降(ほしふり)の正統な後継者として魔女会合へ臨むのだが――。
うはぁ、なにこの朱音儀チヅルという新キャラ。めちゃくちゃカッコイイんですけど!? 素行不良で一般生徒からは敬遠されているという評判の悪さなんだけれど、接してみるとどこが? と大声で訴えたくなるほど物腰がスマートなんですよね。そう、スマート。江戸っ子風に「粋」な感じかな、とも思ったんだけれどああいうチャキチャキした感じでもなくて、上品でスマートで言うなれば英国風のジェントルマン、て感じなんですよね。多少、アイロニーが効いていて一筋縄ではいかなさそうなのも含めて。女性に対してジェントルマンというのも変なんだけれど、ウィットに富んだユーモアと余裕めいた懐の深さは、そう表現せざるを得ないのよねえ。
清野さんの描く大人な女性には時折こうしたスマートなカッコよさを自然とまとっているキャラクターというのが出てくるんですよね。その意味では、チヅルという少女は同級生キャラというには大人すぎたとも言えるんだけれど。あとで、ロンドの執事である松岡さん、チャーミングな口ひげとハンサムな面貌、バリトンの渋い声というダンディ極まりない中年男性と対等な感じでいい雰囲気になっていたことからも、彼女の精神年齢の高さが伺える。何しろ、あの軍乃が天敵にあった猫みたいに毛を逆立てて、その挙句猫のようにあしらわれていたのだからして。
その軍乃、男らしく真っ向から告白してきてからの、あのグイグイと好意を隠すことなく迫ってくる大胆さとチャーミングさは、もうたまらん可愛さでねえ。そして不思議なことにあれだけグイグイと来るにも関わらず、押し付けがましさが全然なくて、ロンドともほんとに気心の知れた親友として仲良くしてるんですよ。そのあたりの、押すところと押さないところの塩梅が絶妙も絶妙で、とてつもなく美人の軍乃という女性から迫られているという状況を、キリキリと胃が痛くなるようなシチュエーションではなく、とても胸がドキドキしてくるような素敵な時間として体感させてくれるのである。
そして、もう一方のガールフレンド、ロンドの生の輝き、キラキラと光り輝く元気の塊は様々な鬱屈を吹き飛ばして、常に物語に清々しい空気を吹き込んでくれるのである。
長く病気で苦しみ続けた鬱屈というのを、ロンドも抱え込んでいるのだけれどそれをネガティブな感情に転換するのでもなく、うちに抱え込んだまま燻らせるのでもなく、無闇矢鱈に爆発させてしまうのでもなく、激情や怒りというものに転換しながらも、それは前向きな希望であり、未来に突き進む原動力であり、気合の推進剤としてパーッと使っちゃってるんですよね。こんな健やかで気持ちのよい鬱屈の吹き飛ばし方、というのもなかなか見たことがない。もう関係ないと無視しても良かった、星降家の魔女の正統後継者としての認定にロンドはこの健やかな怒りを以って挑んでいく。ただ楽しく過ごすだけじゃない、ロンドは辛うじて拾った、生きて歩いていける未来というものに、全力で自分自身のすべてをぶつけようというのだ。そのなんて楽しそうな、嬉しそうな、溌剌とした輝きだろう。
皆が彼女をまぶしげに仰ぎ見るのも無理からぬことだろう。そして、誰よりもその生き様に魅せられてしまったのが、ログという少年なのだ。そうして、ロンドの全力に全身全霊で向き合い、追いすがり、追いつこうと、彼女の輝きをつかもうとした時、少年は自分の心を詳らかにすることになる。本当の恋を知ることになる。愛というものに出会うことになる。
謳うような青春譚。子どもたちが、一つ大人になる物語。それが、この【さよなら、サイキック】というお話でした。
とても上品で情緒的でユーモアと機知に富んだ文章によって綴られた、軽快で真摯で清々しい春の風のような物語。願わくば、もっとゆっくりとじっくりとこの美しい単語と文章のリズムを堪能したかったところですが、二巻で完結ということでやや急いた部分も見受けられてしまったのは、非常に残念なことでした。ヒルガオのエピソードや軍乃とロンドの三角関係ももっと爽々と積もっていく風情があったでしょうに。
でも、再び清野さんのこの清涼な作品の雰囲気を味わえただけでも、今は幸せを噛み締めています。また、新たなシリーズを是非堪能したいです。

1巻感想

さよなら、サイキック 1.恋と重力のロンド ★★★★☆  

さよなら、サイキック 1.恋と重力のロンド (角川スニーカー文庫)

【さよなら、サイキック 1.恋と重力のロンド】 清野静/あすぱら 角川スニーカー文庫

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その能力(チカラ)は、戦うためのもの――?

幼少期に重力を操る能力に目覚めるも、怠惰で平凡な高校生に落ち着いた獅堂(しどう)ログ。ある冬の夜彼は、“最後の魔女"という運命を背負った少女・星降(ほしふり)ロンドと出会い惹かれ合う。

その年の夏。クラス一の美少女・木佐谷樹軍乃(きさやぎ ぐんの)に強引に誘われ、共に郊外へ向かったログは、「鉄塔に登った距離に比例してスカートの裾を持ち上げる権利」に釣られ、頂上の絶縁碍子(ぜつえんがいし)を目指すことに。はたして、軍乃の強引なアプローチの真意は……!?
あ、これ表紙絵、軍乃だけじゃなくてロンドとログもちゃんと居るんだ。

あの【時載りリンネ!】の清野静の新シリーズ。あの、あの、あの!!時載りリンネ!の、である。どれだけMARVELOUS!! と鳴きながら、かの作品の名文に耽溺したか。あのシリーズは今なお我がバイブルの一つとなって深く刻み込まれている。
思えば、かの作品の素晴らしさの要であった美しい文章にあれほどの躍動感が漲っていたのは、登場人物であるリンネたち小学生諸氏の生命力の強さそのものがこの上なく描き切られていたからなのでしょう。
小学生くらいの子供ほど、生きる! という現象を炸裂させている生き物はいないでしょうから。一日一日、繰り返していく日常を、毎日を全力全開で走り抜けていく。全身全霊で楽しみ切っている。それを、余すことなく描き切っていた作品が【時載りリンネ!】でした。
翻って本作は、登場人物たちが小学生ではなく、繰り上がって高校生なんですよね。小学生ほどには純粋では居られず、世知の辛さというものを味わって、眩しく光り輝くものに思わず背を向けてしまう、そんなお年ごろ。
超能力というこの世ならざる力を持ってしまったログにしても、軍乃にしても、そうした十代後半のしがらみからは逃れられず、囚われ絡まれ……その上で、実に高校生らしい、十代にしか得られないかけがえのない時間に浸りきっている。
そう、青春まっただ中なのだ。青々として、どこまでも落ちていきそうな空のような時間の只中にいる。遮るものの何もない高い高い鉄塔の上で、橋桁の上で、何者にも邪魔されない世界を見下ろす時間のただ中にいる。これはこれで、実に実に、生命力を迸らせた涼やかな力強さの権化ではなかろうか。なんて鮮やかな青春たるの清々しさか。その上で、燎原の火のように恋の炎が燃え広がっていく。力強く、熱い熱い、吹き抜けるような炎だ。
空を駆け巡る奔放な風のようなロンド。赤々と真っ直ぐに照らしだす焼き貫く炎のような軍乃。なんと対照的で、どこか似た者同士な躍動感に満ちたヒロインたちだろう。それほどまでに生命力を漲らせた二人だけれど、それでいてどこか二人ともにふとした瞬間に消えてしまいそうな儚さを懐に隠し持っている。普段は少年を思う存分振り回し、引っ張り回す彼女たちを……ともすれば、吹き散らされて消えてしまいそうな彼女たちを最終的に大地につなぎ留めているのは、獅堂ログの重力なのか。
恋をすることで訪れる結果は、果たしてサイキッカー共通のものなのか。検証されているのがたった一人ということで、果たしてそれは証明されていないのだけれど、もしその定理が正しいものだとすればログ少年の今現在の心の在り処もまた証明されてしまう。木佐谷樹軍乃の、凄まじきかな宣戦布告同時攻撃じゃああるまいか、これ。

ロンドの方は、またこれリンネを彷彿とさせるキャラクターなんだよなあ。長く不治の病に冒されていた状態から復活したせいか、まさにいま全力で生を謳歌している真っ最中。本当に全力全開で、後ろも見ずに突っ走っている。その様子に、後ろを振り返ることを恐れる気持ちが隠れていることを、いつまた病気が再発しても後悔がないように、というどこか箍の外れた前向きさが潜んでいることを、ロンド自身の吐露によって明らかにしてしまうんだけれど、そうした気持ちを素直にログに話すあたり、ロンドがどれほど自分の全部をログに受け止めて貰えると信頼しているかが伝わってくるんですよね。生きる喜びも楽しさも、全部全部ログと一緒に! という気持ちが弾けている。こんな目いっぱいに思いを全身ダイブでぶつけてきてくれる女の子が居る、というのは冥利に尽きるんだよなあ。軍乃がこのカップルを前に怯んで避けてしまうのも無理からぬことだと思うんだけれど、そんな彼女を捕まえ離さず逆に引きずり回して馴致してしまったのがロンドのそのてらいのない元気一杯さだというのだから、何とも皮肉な話である。いや、ロンドにとっては結果はどうあれ皮肉とは思わぬか。
彼女は、ロンドは自分の世界を小さく完結させようとは露ほども思わなかったのだ。小さな身の回りの関係、執事さんにJJに、そしてログという王子様だけの完結した世界の中で耽溺することも出来ただろうに、彼女の迸る生命力は、そんな小さな世界の中では満足できず、外に外に広がろうとした。もっと友達を、もっと知らない世界を。その暴風に否応なく取り込まれてしまった軍乃。孤独な世界の中に閉じこもろうとしていた彼女を、ものすごい勢いで巻き込んで逃さず振り回して、友達にしてしまったロンド。
始まる予定のなかった物語を、ロンドの元気が起爆してしまったのだ。はじまるはずのなかった、恋の炎を弾けさせてしまった。
一人の男の子をめぐる、二人の魔女と超能力者の恋の輪舞曲のはじまりである。

清野静作品感想

時載りリンネ! 5.明日のスケッチ5   

時載りリンネ! 5  明日のスケッチ (角川スニーカー文庫)

【時載りリンネ! 5.明日のスケッチ】 清野静/古夏からす 角川スニーカー文庫

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前作からはおよそ八カ月ぶり。長編としては丸一年ぶりとなる時載りリンネの新作。長らく間が空いたことで、その筆調がどう変化するのか、期待と不安に身を焦がしページをめくり、めくり、めくり……この読み終えたあとに口元から溺れ落ちていく至福に満ちた溜息の大きさときたら……。
嗚呼、まいった。空白は純粋に更なる高みへ至るための準備期間にすぎなかったわけだ。
素晴らしい。いっそこの一言で片づけてしまいたくなる。この本の文章の美しさ、豊潤にして上品な、それでいて身近で優しくやわらかい、その温かくも涼やかな文字列を前にしてしまうと、自分の書く言葉の貧相さに居た堪れなくなってしまう。ただ、そんな自分でも言葉を尽くして伝えたくなるモノが確かに、ここに存在するのだ。恥じ入って身を縮め、顔を伏せてしまうような居丈高な力強さではなく、すべてを受容し受け止めるような優しさに満ちた潤いが。

子どもたちは子供たちであるがゆえに、その場に立ち止まり続けることはなく、全力で弾むように前へ前へと走っていく。それは進歩であり成長であり、無垢で無邪気な子供であり続ける事から飛び立っていくということでもある。
リンネもまた、たび重なる冒険と、多くの人々との出会いと、変わらぬ日常の繰返しを経て、成長を続けている。常にそばにいて彼女のことを見守っている久高の目から見ても、その変化は顕著であり、そして彼女はリンネであり続けている。
子供であり、女の子であったリンネが垣間見せるようになった大人びた横顔。美しい少女の所作。思慮深いまなざし。それでいて、輝かんばかりにはじけるリンネという存在のまばゆさは何一つ変わらない。
とても健やかに、とても素晴らしい形でリンネはすくすくと前へと進んでいる。
それがとてもうれしく、また年甲斐もなく久高に同調したように、心臓をドキドキさせてしまった。
ふと思う。考えてみれば、自分も罷り間違えればこのぐらいの年頃の子どもを儲けていてもおかしくない年齢だ。そう思うと、この眩しいばかりの子供たちの姿に、思わず目を細めて微笑んでしまう。
そう、子どもたちはいつだって見守るものたちの想像をはるかに飛び越えて、成長していくのだ。
少し生意気になったねはんのように。以前よりも我が強くなりよくお喋りするようになった凪のように。

自分は時載りでも文学少女でもないけれど、このシリーズを読み終えるといつだって、空腹が満たされたようにお腹がいっぱいになる。心踊りながらも平穏に、テンションはなめらかに、疲れは吹き飛び、心底からリラックスして、穏やかな多幸感に身を浸す。それは、暑い夏に吹きぬけていく涼やかな風のように。寒い冬の空の下、暖炉にともった火のぬくもりのように、私を優しく癒してくれる。


相変わらず、このシリーズの感想は具体的な中身に触れることができず、ついつい叙情的に湧き立つ心情を語ってしまうのは、少々反省した方がいいかもしれない。
ついつい読み終えた端からつらつらと繰り返し同じページをめくってしまうのだが、なるほどこの年頃の子どもというのは、本当にすくすくと成長していくものなのだな、と感心してしまった。叙述係であるところの久高にしても、リンネの成長はどうにも脅威のようである。これまで、彼の彼女に関する記述の中には、異性であることを意識する描写は目立って多くはなかったと思うのだが、今作に関しては所々でリンネの中に少女を感じているようだ。その感覚に対して怖気づかないあたりは、この少年が伊達にこの天衣無縫の少女の相方を務めているのではないことがよくわかる。
きっと、この少年と少女がいずれはぐくんでいく恋や愛というものは、情熱的であったとしても、穏やかなものなのだろうな。まあ、両家の間では既にリンネの嫁入りは確定事項らしいが。それに対して、照れ隠しはしてみせても、否定も反発もしないあたりは、やはり久高は大物だと思う。

時載りリンネ! 4.とっておきの日々4   

時載りリンネ! 4    とっておきの日々 (角川スニーカー文庫 203-4)

【時載りリンネ! 4.とっておきの日々】 清野静/古夏からす スニーカー文庫

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そういえば、Gことジルベルトって時載りじゃなくて普通の人間なんだったよなあ。時載りであるリンネや、その母。ルゥたちがむしろ実在的な存在感を示しているのとは裏腹に、Gはその私生活が垣間見えないからか神秘的な印象があったんですよね。
「ジルベルト・ヘイフィッツの優雅な日々」は、そんなGの日常をひょんなことからリンネたちが追いかけることになったお話。
浮世離れしている、のとは少し違うんだけど、その日常が明らかになってもやっぱり神秘的な印象は拭い去れないG嬢。意外と生活感はあるんだけどね。でもやっぱり、そこは普通の人とは違うわけで。一番近いのは学究の徒、というところか。俗世から一歩退き研究に没頭する老教授などにイメージは近いかもしれない。単に、図書館の主、という観点からのイメージかもしれないけど。
ただ、17歳という年齢としては老成してるよなあ、やっぱり(苦笑 学校に行け、なんて無粋なことは間違っても口にしないけど。Gには書庫が似合ってるし。
あの静謐な空気に溶け込むような存在感、それでいてはしゃぐリンネを時に優しく、時に厳しく見守る姿は、十代とは思えぬ大人びたモノだものなあ。
遊佐のあの最後の行動はかなり意外だったんだけど。え? 遊佐ってそうなの?

「凪、凪、夕凪」は、前々から何度か話題になっていた凪の日の実録。
久高のお兄ちゃんっぷりには、まったく頭がさがる。敬服に値する。その年齢にして、我慢と労わりをそこまで備えているというのは、実に素晴らしい。リンネ相手の時と、だいぶ印象も違うんですよね。同い年の友達とはしゃいでいるときと、妹と過ごすときはやっぱり男の子って態度も考え方も違うものです。いささかぶっきらぼうでぞんざいな態度を妹にとってしまうのも、無理からぬこと。というか、そういう姿が普通なんだよなあ。ただ、内面の心理機動は一般的なこの年頃の男の子と変わらないのに、彼が尊敬に値するのはその衝動に身を任せず、じっと我慢するところ。えらい、めちゃめちゃ偉い。私が親だったら、手放しで褒める。自分の息子を誇りに思うよ。
凪は凪で、この子もえらいんだよなあ。この歳にして、自分が背負ったものの重たさをよく理解している。ただ、純粋である幼少時であるからこそ、凪は自分の能力をよく制御下においているとも言えるんだけど。世相に揉まれ、知識を得るに従って様々な欲求が増えていくと、彼女が背負う負担はとんでもない大きさになっていくはずで、大変だろうに。
しかし、お母さんだったか爺さんだったか忘れたけど、凪の日、という彼女の心理的ストレスを解放させる日をちゃんと作った人は、偉いわ。ただ押し込めているだけじゃ、どっかで絶対に破綻するんだから。それを見越して、あれだけの危険な力を無制限に使うことを許すとか、普通怖くてできないよ。まあ、元々彼女が力を使わないのは外的な封印ではなくあくまで彼女の意志によるものだから、今更と言えばいまさら何だけど。でも、黙って力を使うのと、ちゃんと親から許されて力を使うのじゃ、凪にとって心理的にもまったく別のことだろうし。うん、よくやるもんだ。

久々に爺さんからの手紙も。相変わらず、お爺さんからの手紙は芸術に値する名文だわ。この人の手紙は、読むごとに新たな感動を覚えさせられる。

時載りリンネ! 3.ささやきのクローゼット5   

時載りリンネ! 3  ささやきのクローゼット (角川文庫―角川スニーカー文庫)

【時載りリンネ! 3.ささやきのクローゼット】 清野静/古夏からす スニーカー文庫


MARVELOUS

嗚呼、この清廉にして上品な文章によって紡がれたときめきと優しさの物語の余韻に浸る幸せよ。
それは至福にして恍惚。酷暑のさなかにすら不快の欠片も生み出さぬ胸のぬくもり。清涼にして心地よい心の風よ。
この清野先生の文調の素晴らしさは、ただ物語を刻むだけではなく、あとがきのわずか数ページの文章にすら、豊潤で情緒的な表現と伝播力を潤沢に込められていることからも、如実に体感できるだろう。
正直、ただのあとがきの文章にここまで魅了されてしまったのは初めてである。
畏敬の念を禁じえない。

少女リンネと少年久高の新たな冒険。魔法の扉を抜けた先にある彼らだけの秘密の場所。そこで出会った新しい友達との楽しい時間。
活き活きとした子供たちの溌剌とした躍動、慌ただしい息使いを首筋に感じ、笑い声が耳朶を通り過ぎていく。
自然と浮かんでくるほほ笑みは、自分でも柔らかだと自覚できる。胸にこみ上げるのは憧憬か、子供を見守る大人の使命感に促された充足の錯覚か。
照覧せよ。
子供たちが心に映す風景の眩しさを。曇りのなさを。広大さを。
退屈な毎日など、本当はどこにもありはしないのだ。心のままに、ありのままに、今を見、過去を映し、未来を臨めば、きっとそこは心躍る楽しさに満ち溢れている。
それはきっと、大人の自分にも見つけることができる心の在り様。
このシリーズを読むたびに、私は目を覚ます。
おはよう、そしてこんにちは。

それじゃあ、また明日。

時載りリンネ! 2.時のゆりかご  

時載りリンネ! 2 (2) (角川スニーカー文庫 203-2)

【時載りリンネ! 2.時のゆりかご】 清野静/古夏からす スニーカー文庫


雨が上がった後、大気中の埃や塵が洗い流され、普段から見ている景色が果てしなく澄んで見える瞬間がある。
景色の中の色という色が鮮やかに存在を主張していて、世界というのはこんなにも色鮮やかんだ、なんてふと柄にもなく腰に手を当ててグルリと遠くまで広がる街並みや山の緑を見上げて目を細めたりなんかする時がある。
この作品を読んでいると、脳裏によぎるのはそんなくっきりと浮かび上がる彩鮮やかな色彩のきらめき。そんな中を、リンネや久高たちが飛び跳ねながら駆けすぎていくのだ。
たぶん、頭の中でハイビジョンさながらの明度で弾けるこのミドリや水色をした明るさや色彩は、登場人物たちのほとばしらせている生命力なのだろう。この子たちは、文字列の中にしか存在していないというのに、どうしてこんなにも輝いているんだろう。
不思議、不思議。でも、とても素敵な不可思議事。
こんなにも読んでいる最中に、キラキラとした鮮明とした光を意識させられる作品にはちょっとお目にかかったことがない。単に、リンネたち子供たちが楽しそうに走り回っているだけなのにねえ。
雨上がりの澄んだ大気のような。朝日が昇ったばかりの朝の冴えわたった空気のような。小川の瀬を流れていくせせらぎと風のような。
爽やかで、若葉のようないいにおいがして、これから何かが始まるかのようなドキドキとワクワクが敷き詰められた、瀟洒で品の良い宝石箱のような物語。
ああ、素晴らしい。ああ、素敵。語るも語らず、午睡に戯れるような陶酔に浸れる至高の逸品でした。

MARVELOUS!!

時載りリンネ! 1  

時載りリンネ! 1 (1) (角川スニーカー文庫 203-1)

【時載りリンネ! 1】 清野静/古夏からす 角川スニーカー文庫



MARVELOUS!!


やはっ♪ 参った。まいりました。
これは控え目に言っても名作。ドキドキとワクワクが詰まった夢のような本でした。こういうのに出くわすから、本読むのって止められないんですよ。

特に前半部分は素晴らしかった。敢えてライトノベルの主流から外れて、主人公やヒロイン、彼ら二人を取り巻く仲間たちを『小学生』にしたことこそが、この物語の肝なんじゃないだろうか。
時載りという特殊な一族の女の子がヒロインで、主人公との二人の周りには普通とはちょっと違う不思議がたくさん転がっているんだけど、でもそういうのは彼らには慣れ親しんだ日常の延長にあるもので、ちょいとしたドキドキとワクワクを生んでくれるエッセンスに過ぎないわけだ。
ふとしたことから出会った謎に向かって、元気一杯に走っていくヒロイン、リンネ。そんな彼女のあとをヒョイヒョイとついていく久高くん。そして、ちょっと変な仲間たちみんなで挑む少年少女探偵団。
そして、事件を追う先で生まれる、新しい友達との出会い。
とはいえ、彼らはまだ子供。日が暮れたら家に帰らなきゃならないわけで、遅くなればお母さんに叱られてしまうのです。頻繁に、それぞれの家族のエピソードが挟まれるのがまた、いいんだ。帰るのが遅くなって怒られたり、リンネの偏食にお母さんが頭を悩ませてたりという、どちらかといえば日常のなんでもないやり取り。でも、そのエピソードが当たり前みたいに挟まれることで、子供らしい夏休みの大冒険、という日差しや風の匂い、雲の流れる姿まで脳裏に浮かぶような鮮明なイメージが、行間から湧き立つように伝わってくる。


わくわくする大冒険がしてみたいな。
物語みたいな。
悪党に狙われて困っている女の子を
颯爽と救うような話が理想ね。
日常の中のふとしたできごとから幕を開けて、
しだいに謎が膨らんでいく不思議な展開、
中盤にはミステリーあり、活劇あり、
友情ありの総天然色の大冒険よ。
お待ちかねのクライマックスには悪党をやっつけて、
もちろん最後には綺麗な大団円を迎えるの。
すべてが終わったあと、
前よりも少しだけ
世界が輝いて見えたら素敵よね!


まさしく、このリンネの台詞がすべてを示しているような、素敵な素敵な物語。

それにしても、この品の良い文章はなんなんだろう。格調高い、というんだろうか。ただそう書くと敷居が高そうだけど、そういうのとは違うんですよね。小難しい偉そうな文章を堅苦しいスーツに身を包んだ頑固そうな表情の老紳士とするなら、こちとら古くもしっとりと景色に溶け込むような品の良い日本家屋の縁側で、ニコニコと優しげに微笑んでいるきっちりとした身形の着物に身を包んだおばあさん、みたいな格調の高さ、品格のよさ、という感じだろうか。
子供たちが元気一杯に走り回っている話のはずなのに、語り口や言い回しが清廉に整っているため、乱暴な感じはまったくしない。かといってリンネたちの溌剌さは損なわれず、彼らは伸び伸びと作中一杯を駆け回ってる。
まったく、素晴らしい以外に上手く言葉が生まれてこない自分がもどかしいくらい。
時々不意に差し込まれる地の文の文章。この言葉の選択、配置のセンスはいったい、なんなんだろう。嫉妬すら感じる、この感性。
たとえば、上記したリンネの台詞が二度目に登場した際の、ぽつりと差し込まれた語り部の言葉を眼にしたときの衝撃は、この作品を思い出すたびに脳裏をよぎることになるでしょう。
これに限らず、読んでてハッとさせるような言い回しなんかに、度々行き会ってしまい、これ読んでた時間が午前二時前後と、かなり深夜でもう眠たくて仕方なかったのに、ぼやけそうになる頭の中の霧がその度に風に吹き飛ばされたみたいに晴れてしまって、お陰で寝不足ですよ、まったく。
この文章のセンスが一番色濃く出てるのは、おじいさんからの手紙全般じゃないでしょうか。あの手紙の語り口は、筆舌しがたい味わいがあって、なんかもう読んでてウットリしてしまいました。あんな手紙なら、自分なら何度も読み返しますよ。あれこそ、手紙ってやつだわ。いや、内容的には特別なものは何もないんですけど、語り口が素晴らしくて、もう。

この作品の惜しむべきところは、後半かなあ。ライトノベルの原則に縛られてしまったのか、ちょっとしたバトル展開に。いやいや、これだって平均してみればAクラス間違いなしの実に面白く文句のない内容だったのですけど、敢えて敢えて言わせてもらえるのなら、前半の雰囲気からするとかすかに違和感が出てしまったかなあ、と。
でも、これもまた大冒険なんですよね。うんうん、理不尽な大人に立ち向かう少年少女探偵団。定型からは何も外れておらず何も間違ってない。なんか感想書くためにグルグル考えているうちに、そう思えるようになってきたぞ、脳内でそういう化学反応が(笑

まさしくリンネの宣言通り、

すべてが終わったあと、
前よりも少しだけ
世界が輝いて見えたわけですから。

ただひたすらに、素敵な物語、ということで。

実に、
MARVELOUS!!
でございました。

しかし、この終幕の締め方も、身震いするほど余韻が残るなあ。
素晴らしい。
 
9月21日

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(ハルタコミックス)
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(コロナ・コミックス)
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(コロナ・コミックス)
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(コロナ・コミックス)
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(LINEコミックス)
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9月14日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GAノベル)
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(GAノベル)
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(GAノベル)
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9月12日

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9月11日

(アルファポリス)
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(アルファポリス)
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(アルファポリス)
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(アルファポリス)
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(アルファポリス)
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(アルファポリス)
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(アルファポリス)
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(アルファポリス)
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(アルファポリス)
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(アルファポリス)
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(アルファポリス)
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(アルファポリス)
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9月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(角川コミックス・エース)
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(電撃コミックスNEXT)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
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(夜サンデーSSC)
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(ガンガンコミックス)
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(ガンガンコミックス)
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(ガンガンコミックスONLINE)
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(ガンガンコミックスONLINE)
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(ガンガンコミックスONLINE)
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(ガンガンコミックスONLINE)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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(アース・スター コミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(ジャルダンコミックス)
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9月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(アクションコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス/フォワードシリーズ)
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(双葉文庫)
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9月8日

(少年チャンピオン・コミックス)
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(ヴァルキリーコミックス)
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9月7日

(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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(まんがタイムコミックス)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(アフタヌーンKC)
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9月6日

(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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9月5日

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9月3日

(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(フロース コミック)
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(角川コミックス・エース)
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(ドラゴンノベルス)
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(ドラゴンノベルス)
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9月1日

(HJコミックス)
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(B's-LOG COMICS)
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(B's-LOG COMICS)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(角川スニーカー文庫)
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8月31日

(講談社ラノベ文庫)
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(Kラノベブックス)
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(Kラノベブックス)
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(エンターブレイン)
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(ヒーロー文庫)
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8月30日

(エンターブレイン)
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(エンターブレイン)
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(ファミ通文庫)
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(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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8月28日

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8月27日

(電撃コミックスEX)
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(電撃コミックスEX)
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8月26日

(角川コミックス・エース)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(REXコミックス)
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