疾走れ撃て!

疾走れ、撃て! 12 ★★★★☆  

疾走れ、撃て! (12) (MF文庫J)

【疾走れ、撃て! 12】 神野オキナ/refeia MF文庫J

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Kindle B☆W

人類史上最大の作戦から五年―。学兵制度は完全撤廃され、『戦後』の復興は徐々に進んでいた。敵と恐怖を失った人類に残されたのは、破壊され尽くした街とインフラ、そして大量の兵器と、行き場のなくなった元兵士たちだ。ラジオからアナウンサーが、兵役のない平和を享受して育った新たな青少年達を向える町の声を伝えるなか、佐武俊太郎と美冬は、かつての戦火を共にくぐった英雄たちに思いを馳せる。…「死んでないわ、少佐は」「ああ。あいつらは死んでない、絶対にな」神野オキナが贈る新感覚軍隊アクション青春ラブコメ、遂に感動のフィナーレ!
たくさん生きて生きて、たくさん死んで死んで。次の時代が来る。

ついに迎えた人類史上最大の作戦。乾坤一擲の人類の存亡をかけた最後の勝負。そう、総力戦だ。本当の総力戦だ……と、そうならばよかったのだけれど。いや、良かったのか? 作戦を前にした世の空気は、複雑怪奇なものだった。この作戦が終わったあとに、人間の文明などもう残らないかのような悲壮感を通り越したような諦観のまますべてを注ぎ込もうとしている空気感の一方で、各国の上層部は人類が存続したあとの戦後世界を睨んで一致団結とは程遠いパイの取り合いをはじめている。破滅の甘受と人類社会の生き汚さを両立させたような不可思議な最終決戦前夜。或いは、これこそが生々しい終戦前夜なのかもしれない。
だが、ここで人類が滅びようと存続しようと、あまりに強大な存在になってしまった理宇たち魔王とその花嫁たちの生きる場所はこの地球上には存在しない。戦って、敵もろともに死ね。そう期待され、場合によっては強制的に排除される可能性を考慮しながら、それでも理宇たちは最終決戦に挑む。彼らに英雄願望はなく、悲壮感もなく、それでいて生き残るために手段も選ばぬ悪鬼羅刹となっているわけでもない。この時の理宇の心境は如何ばかりだったのだろうか。いくらか語られてはいるものの、彼の攻撃性に欠けていながら随分と「図太さ」と手に入れたこの性格はやはり興味深い。
女性関係については紛れも無く魔王となった彼だけれど、あくまで立ち位置としては人類の英雄でも決戦兵器でもなく、仲間たちと生き残れるように精一杯努力し最善を尽くそうとする学兵の隊長で在り続けたのだろう。やるだけやったら、まあなんとかなるだろうという内向的なくせに鷹揚なくらいの図太さがあるキャラクターは、この絶望的な局面においては頼もしい限りだった。彼の学友であり戦友であった仲間たちにとっても、そうだったんじゃないだろうか。だからこそ、彼の仲間たちも悲壮感なく、精一杯戦えた。頑張って生きた。
本当に簡単に、あっさりと多くの登場人物が死んでいったけれど、それらもまた精一杯生きた結果、だったんだろうか。悲しくても、虚しくはなかった。理不尽ではあっても、無念ではなかった。
可能性を限定されてしまった中でも、彼らは自ら選んだのだ。選択したのだ。結果はどうあれ、掴みとろうとしたのだ。離すまいと、必死だったのだ。
たくさん、たくさん死んでしまった。生き残れない人も、いっぱい居た。
でも生きて生きて、死んで死んで、その果てに戦いはちゃんと終わったのだ。そのあとに、戦後という破綻した世界でなおも生きるための戦いが続くのだとしても、その先をつかみとるための戦いを、彼らはやり遂げたのだ。
その一部始終を、本作は見事に書き尽くしたと思う。
昨今ならずとも、作品が中途半端に終ってしまうことは珍しくもない。書くべきこと書きたいことを全部書ききるなんて不可能に近いだろう。シリーズは長く続かず、続いても迷走して辿り着くべき先を見失うなんてざらだ。
だからこそ、この作品のやりきった、書き切った、ぜんぶやってやった、という充足感の素晴らしさには賞賛を惜しめない。
エピローグのもたらしてくれた余韻まで、本当にぜんぶ憂いを残すことなくやり切ってくれた。
五巳さんも、俊太郎と深冬も、虎鈴も困難に見まわれながらもみんな幸せになれた。どれほど苦しい有様の戦後でも、祝福されるべき未来にたどり着いていた。最後に、生き残ったみんなの笑顔があった。
それが、とても嬉しい。ただただ、嬉しい。

シリーズ感想

疾走れ、撃て! 10 4   

疾走れ、撃て! 10 (MF文庫J)

【疾走れ、撃て! 10】  神野オキナ/refeia MF文庫J

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休戦協定失効から数ヶ月、田上理宇は「英雄」としてテレビに駆り出され、同時に慰問を兼ねた物資補給で各地をまわっていた。そんななか紫神中隊は仙台へ向けての物資輸送任務に就く。虎紅やミヅキ、理宇にも知らされていなかったが、この任務が決戦への投入であることを予感していた。市街地に放たれた野犬型やカラス型の敵グールが徘徊するなか、電子・陽電子衝突型加速器を改造した巨大転送装置の下へと進む理宇たち一行。その先に、峻烈な生と死の駆け引きが待ち受けるとも知らず――!! ついに、人類の生き残りを懸けた史上最大の作戦が始まる、第10弾!!
……どよ〜〜〜ん。
マジかー。これはマジなのかー。正直、すっごい凹んだ。直接描写がなくて、手紙による報告という形で事実が告げられるのがまたもう、キツかった。手紙から伝わってくる感情を押し殺したような文言がまた辛い。最後の一文なんか、トドメですよ。それにしても、嘘だろ、と言いたくなる。どこかで、これは謀略による工作なのだ、という可能性に縋りたくなる。でも、わざわざこんな工作する必要なんてどこにもないんだよなあ。
実のところそんなに出番自体は多い人じゃなかったんだけれど、存在感についてはピカイチだったし、後ろ暗いところの多い大人たちの中で、本当に珍しいくらい課せられた責任を正々堂々と背負える人でしたし、プライベートでの出来事も目の当たりにしていたので、それが喪われてしまったというのはショックでショックで、かなり陰鬱な気分を引きずることになってしまった。五巳さん、よく耐えたなあ。
休戦協定失効と同時にはじまったダイダラの一斉攻撃。日本政府の対応を見ても分かる通り、世界的にもダイダラとの休戦というのは、上層部では端から信じられていなくて、注意深く対応の準備は整えられていたんですよね。これは、客観的に見ても合格点どころじゃなく、ほぼ万全に近い備えだったと思うんですよね。この手のお話の軍や政府の上層部というのは無能だったり組織的硬直に蝕まれていたりと碌なものではないパターンが多いのですが、このシリーズにおいてはその有能さは瞠目に値するんじゃないでしょうか。人類生存戦争においては、これくらい上層部がしっかりしてくれていないと、とてもじゃないけれど勝てない生き残れないのですけれど。もっとも、組織の上が有能ということは、それだけ陰惨なくらいに合理的であり冷徹であり非情であり容赦呵責の欠片も存在していない、という意味でもあるわけで、有要な駒である田上理宇と紫神中隊は「英雄」として徹底的に、それこそ残りカスも出ないくらいに搾り取られ、酷使される事になってしまうのです。これまで、虎紅がなんとか捨て駒にされないように立ちまわり、理宇やミズキも慎重に行動してきてはいたのですが、戦況と彼らの置かれた境遇、そして生き残るために発揮せざるを得なかった万能の杖としての力と存在は、有無をいわさず彼らを、最適に活用できる配置へと押し流していくのでした。
それでも、どれだけ過酷な「死地」に送り込まれる事になるとしても、事実上「後腐れなく死ね」と命じられているのではなく、ちゃんと生還も込みの作戦であったことは、軍部も非情ではあっても悪意はなく、血の通った人間の組織なのだと感じる事が出来て、いやまだ良心的だよなあ、と。
アレで?と言いたくなりますけどね。作戦内容とか、作戦が成功したあとの投げっぱなしっぷりとか見ると、アレで良心的?と言いたくなりますけどね!
それでも、先に、休戦協定延長の為に送り込まれた人員の選定方法とその末路を思うと、まだ本当に良心的だなあ、と。
史実旧軍のミッドウェーなどの激戦を生き残った将兵に対しての、帰ってくるな後腐れなく死ね、と言わんばかりの前線送りの人事とか思うと、まったく良心的だなあ、と。

まあ幾ら良心的でも、作戦そのものが初っ端からあんなに破綻させられてたら、どう見ても大失敗なんですけどね。大失敗以外のなにもんでもないだろう、あれ!!
えらいこっちゃどころじゃないよ! 

史上最大の作戦の発動という物語のクライマックスに突入することは、人間関係の方もそろそろクライマックスに入りはじめたということでもあり、伊達教官がなんかマリッジブルーになっちゃってるのも、これもクライマックスということなんでしょうねッ。
ただ、この二人の場合、ようやく夏華さんが伊達教官をとっ捕まえて、結婚にまでこぎつけたという意味ではラブラブと見ていいはずなんだけれど、同時に当たり前のように教え子たちと共に死地についてくる気満々だったものだから、夏華さんが母親と結婚式場の下見をしたりして回っていたのを、帰って来れないことも見越した上での親孝行みたいに言っていたのが、何とも苦しかったんですよね。勿論生きて帰ってくるつもりではあっても、戦死して戻ってこれない可能性も当然のように受け入れている。新婚前のカップルとしては、そりゃあ切なすぎますよ。だから、秋山さんたちの心遣いは身に沁みた、心に沁みた。この人達は、伊達教官たちの代わりに、子供たちを体を張って守るつもりなのだと思うと、またぞろ胸が詰まるんですけれど。

体が成長してしまった虎紅は、扱いなどもっとややこしい事になるかと思ったけれど、なんとか戻ってこれてよかった。それに、メンタル面もあんまり変わってないみたいだし。もうちょっと自信持って接してくるかな、と思ったんだけれど、前と同じくらいにフラットでしたね。いや、精神的に。肉体的にはもうフラットじゃなくなってしまいましたが。でも、精神と肉体の成長が吊り合ってなかったから、バランスが取れなくてよくコケてたと分析してましたけれど、だったらラスト近辺で何にもないところで転んでたのはなんでなんだろう。単に、虎紅が成長とか関係なしにドン臭いドジっ子だった、というのなら笑い話で済むのだけれど。
それにしても、ミズキがもう完全に虎紅にべったりで苦笑してしまった。もう抜け駆けしようとか、頭にもないんだろうなあ。それはそれとして、英雄としての仕事から深夜に帰ってきた理宇を、起きて待っていて出迎える姿が、その引き際といいホント献身的で、この娘は尽くすタイプだよなあ。よっぽど母親似なんだろう、うん。
そういえば、この作品における理宇のヒロインたちって、五巳さん含めてみんな尽くすタイプなんですよね。いや、あのブレンダさんは抜きにして。この人はヒロインとしては別枠も良いところでしょうから。
ちなみに、主人公の理宇が一番献身的で尽くすタイプなんですけどね!

史上最大の作戦は、スタートすると同時に筆舌しがたい状況に突入してしまい、いったいどうするんだこれ! と絶叫するはめに。クライマックスは否応なくラストまでノンストップになりそうだ。

シリーズ感想

疾走れ、撃て! 9 4   

疾走れ、撃て! 9 (MF文庫J)

【疾走れ、撃て! 9】 神野オキナ/refeia MF文庫J

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クィーンの提言を受けた突然の戦闘停止。相手は交渉可能な存在なのではないかという期待が世界を駆け巡る。だが現状を仮初めの休戦と見た軍は、理宇たち紫神小隊を第三独立中隊として再編した。中隊長となった理宇の下にはリヴァーナや、先の戦闘で理宇の命を狙ってきた溝呂木のシンパたちまでもが集められた。さらにミヅキの身を心配した父の差し金でアメリカ海兵隊のブレンダもやってきての一騒動…。「ようこそ、我が中隊へ!」虎紅やミヅキと、理宇は覚悟を新たにする。―そして刻限!!ダイダラが咆哮する戦渦に立つ、新感覚軍隊ラブコメ第9弾!

待て、待て待て待て。多様性を喪ってしまえば、その先にあるのは完全な停滞だぞ? 様々なバリエーションがあるからこそ、目新しさというのは産まれてくるものなのに、どうして画一化シなければならないのですか!?
おぱーいの話である。
いやまじで。ミヅキもリヴァーナも、あのブレンダ姐さんもバインバイン揃いだからこそ、少佐のちんまいバディが引き立っていたというのに、何故だ何故だ何故なんだーー!!
個人的には育つ系は全然ありだったんだけれど、少佐については別である。ショックである。衝撃である。失われてしまったのだと涙が出てきた。うぉーーーん。虎紅がいるから別にいいじゃん。

シリーズ最大の衝撃的な展開がラストに待っていたのだけれど、客観的世界の行く末的には瑣事なのでしょう。主観的にも、別に理宇はおぱーい星人でもなかったと思うので、さほど関係はないかもしれないが、それでも私のワールド的にはパラダイムシフトでありました。いっそ、ポールシフト的とすら言っていいくらい、世界の見え方がガラリと変わる展開でした。おのれ、活火山。

ちなみに、私は別に平原派ではありません。若干山脈派寄りですよ? でも、多様性を楽しめるお得な雅観を完備しております。
しかし、まさか少佐のあれが、陰謀論に基づくものだったとは、なんだってーー!? と叫ばずには居られない。運命といえばまさに運命の邂逅であったのでしょうけれど、その出会いがなければずっと少佐はこのままで居られたのだと思うと、偲ぶ涙もありけりなり。まあ、恋する少佐の不器用な可憐さを思えば、この変転も仕方なかったのだと思うのだけれど、はたして今後あの「可憐」さが維持できるのは、甚だ不安である。いやまて、視点を変えてみるならば、無表情不器用系のクーデレなダイナマイトお姉さんが誕生したと思えば、ウハウハじゃね? 

と、いつまでもこだわりについて語っていても話が進まないので、客観的世界の様相に言及するならば、こちらもまさにターニングポイントを迎えている。
相手は交渉不能の異星体。相手を殲滅するまで終わらない生存戦争、或いは絶滅戦争と言っていい戦いに人類がハマり込んでいたのだと思っていた所に、まさかの敵のクイーンからの停戦勧告と、交渉の申し出があった。
全く選択肢がないまま、どちらかが死に絶えるまで戦わなくてはならない、と思っていた所に違う選択肢が現れた、というのは考えてみれば途方も無い希望の光りなはずなのです。正直、官民政軍問わず、長年の戦争で疲弊した人類は、この希望に飛びつきすがりついてもおかしくはなかったんですよね。
でも、頼もしいことに、この世界の各国の政府や軍部は、敵意にしろその逆にしろ、いずれの感情をも脇に置いた冷徹と言っていいくらい冷静な判断を失わず、安易に希望的観測に飛びつかなかったんですよね。これはちょっと意外だった。もっと、意思統一ができずに無茶苦茶な混乱が起こると思っていたのに、停戦は続かず戦争は再開されるという判断がブレずに敷かれ続けていたんですから。この備えがなければ、停戦が終わった段階で人類は二度と立ち直れないダメージを受けていたとしてもおかしくなかったはず。
ここで描かれてる政治や軍部はほんとに冷たくて怖いんですけれど、それ故にプロフェッショナルに徹していて、権益を欲したり野心にしがみついたりという行動はあるにしろ、国の実利を疎外するまでのものではなく、非常時においてはほんと頼もしいんですよね。
でも、それは同時に末端は容赦なく駒扱いで消費されかねない、という危険性も内包していて、実際捨て駒扱いで使い潰された学兵たちも存在し、その傷跡は今なお色濃く残っている。なので、その「駒」の一つである理宇たちは、常に使い潰されることへの危険性を意識して、注意深く慎重に行動しているのも、安心感の一つなのでしょう。警戒心のない主人公たち、というのは傍から見ていてハラハラを通り越して、イライラを貫いて、もう「死ぬがよい」とまで思うケースも度々ありますからねえ。その点、彼らの慎重な立ち回りは、ほんと好感持てます。勿論、どれほど慎重に注意深く立ち回ろうとも、どうにもならない時はあるのですけれど。それをも覚悟に入れているのですから、何というか子供だろうと十代だろうと、社会の荒波は容赦してくれないのよねえ。
その上、英雄やそれ以上の役割を果たせ、と強要されてるわけですから、途方に暮れても仕方ないでしょうに、理宇たちはスれも荒れもせず、すごく健全に前向いたまま頑張ろうとしてるんですから、そりゃあ同世代の仲間たちも、彼らを見守る大人たちも、自分の出来ることを尽くして、一緒に戦おうと思ってくれるわけだ。それこそ、一度は理宇たちの命を狙った連中でさえ、飲み込むほどに。

万能の杖にまつわる謎の、中核と言っていい部分が概ね明らかとなり、輪をかけて壮大な話になってきたところに、ラストのあの展開。もうクライマックスに突入しているのですが、酷いことにならずにハッピーエンドまで走りきって欲しいです。
あの教官カップルが、完全に「この戦いが終わったら結婚するんだ」という流れに乗ってしまっているんで、その辺りのフラグ折りも願いを込めて。まあ、夏華さんが死亡フラグなんてへし折りそうですけれど。素手で。婚活戦士に死亡フラグとか通じなさそうじゃけんw

シリーズ感想

疾走れ、撃て! 8 4   

疾走れ、撃て! 8 (MF文庫J)

【疾走れ、撃て! 8】 神野オキナ/refeia MF文庫J

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クリスマスイブの激戦の後、学生兵士たちは短い休暇となったが、帰る場所のない田神理宇は(そしてミヅキも)虎紅の采配で兵舎に残留することになる。総員がかりで駐屯地恒例?の正月の餅飾りのための餅つき大会をした過日の賑やかさも消え、兵舎の静けさに包まれたミヅキと虎紅は理宇の様子を気にかける。一方、兵舎を出た鷹乃や深冬たちは、束の間、家族との幸福な日常を噛み締めていた。ただし「第二級戦闘警戒態勢」発令中のために銃は携行していたが。――そして、残り少ない平穏な時間は終わろうとしていた。嵐を予兆させる第8巻!
加ww藤ww教www官www!! いかん、思わず草を生やしてしまった(笑
でもそれくらい、加藤夏華の求婚活動が決死戦すぎて、わらた。今回、理宇たちの人間関係や陸軍の政治勢力の激変など嵐の前の静けさながらも大きな動きが多々あったにも関わらず、なんか加藤教官の必死過ぎる戦いに存在感を全部持っていかれてしまった感がある。ミヅキと虎紅に加藤教官が、何甘いことちんたらやってんだ、恋愛に正々堂々なんて存在しねえ、勝利こそが正義だ、ありとあらゆる手段を駆使して恋敵を蹴落として目的の男を奪取するんだよっ、という趣旨の演説を泥酔しながら熱烈にぶってしまっていたシーンには、いろいろな意味で頭を抱えてしまった。
「洒落や冗談では決して無いんですけれども、ご苦労なさってらっしゃるンですね」
十代の少女たちにしみじみと気遣われてしまうアラサーw そんな風に気遣わないであげてっ!
いやあ、まだ夏華さん、そこまで焦るほど年齢的にも切羽詰まってないと思うんですけれど、相手があの伊達教官というラブコメ主人公もかくやという鈍感男となると、なるほどここまでデス・マーチを敢行しないと通用しないのか。加藤教官は、ぶっちゃけそこまで肉食系じゃなくむしろその挙措は控え目な女性だと思うので、そんな女性にあそこまでさせるという意味では、伊達教官も悪い男よのぉ。翌朝の、彼女のやり切った、という達成感に満ちた穏やかな笑顔には、もうこちらも満面の苦笑である。
「そ、その、じ、自分は何もするつもりはなく……」
「はい、何もしてないのは存じております」
 ほほえみを崩さないまま、夏華は続けた。
でも、あけまして、おめでとうございます、伊達教官」
わはははははは……年貢の納め時ですよ、伊達さん。

一方で、ついにラインを踏み越えて理宇に好意を伝えてしまったミヅキと虎紅。突然、身近な二人に告白され、猶予期間は与えられたもののどちらかを選べと迫られて追い詰められる理宇。いきなり、どっちか選べと言われてもねえ、そりゃあ困る。意外とちゃんと主人公がこういう決断を強いられる展開というのはなかったりするので、理宇がどうするかは興味津々ではあるんだけれど、同情も湧いてしまう。ミヅキと虎紅の二人についてはお互いに恋敵かつ戦友として交流を深め、今や敵というよりも親友という関係にまで深まり、散々気持ちも盛り上がっていたのに対して、理宇については彼女たちが自分に向ける感情については完全に青天の霹靂だったんですよね。身近に居たミヅキについては、勘違いから親友の裕也と交際していると思い込んでいて、異性として見ることを必死で避けていたわけですから、いきなりそれが誤解であり実は前から自分を好きだったと言われては、まず気持ちを整理するところから始めなければならず、精神的に何の準備も整っていなかったところに一人どころか二人両側面から完全奇襲ですから、もう為す術なしですよ、これは。それとなく、雰囲気が盛りがっていたならともかくねえ。ミヅキとしても、今回の告白は偶発的なもので、決して場が整っていたわけではなく、かなりなし崩しに開戦してしまった、という体たらくでしたから、虎紅がうまく状況を纏めてくれたとはいえ、これはややも拗れるかもしれません。
そう、もう悠長に構えている時間はないのですから。

決戦前の最後の猶予期間。中央では、陸軍は政治の季節真っ盛り。幸か不幸か、対立する溝呂木と馬上、この二人は権力志向の俗物ではなく、純粋に軍人として現状を打破する為に全力を尽くしている優秀な人物なのですが……。だからこそ、拗れているとも言えるのか。溝呂木中将も吸血鬼なんて異名とは裏腹に、学兵を気遣い権力の乱用を嫌う非常に健全で厳格な軍人ですし、馬上さんも派閥をつくらず公平に物事を判断する真っ当な軍人、そして軍人という枠を離れて一人の人間としてみると、二人とも優しい心を持ったとてもマトモな人間なんですが……優秀な司令官というのは、兵をうまく殺せるという意味でもあるんですよね。本当に大事な時、ためらうことはしないはず。それに、頭が健全であっても、カリスマであるということは下が信奉するあまりに暴走してしまうという事が多々あるわけで、その為に起こる悲劇が既に乱発されている。
誰が悪いというのではなく、各々が自分の信じた道を選び、断固として進軍している。その信じた道というのは決して大きく違っているわけではなく、ともすれば重なることもあるはずなのに、何故かどうしてかそこには対立や反発が生まれ、意味のない軋轢や誤解、暴走が介在してしまう。基本的に、どこにも誰にも独り善がりの野心や悪意は見当たらず、みんな悪い人じゃないだけに、一致協力できない現状というのはどうにももどかしくて仕方ない。
最後の理宇たちを助けに来た混成軍なんて、ある意味象徴的なんですよね。矛盾と錯誤のその先にある、人間としての純朴な有り様に殉じた結果としても。
何にせよ、生き残ることこそ肝心なのでしょう。本当の混沌は、まさにここからはじまるわけですから。

シリーズ感想

疾走れ、撃て!74   

疾走れ、撃て! 7 (MF文庫 J か 3-25)

【疾走れ、撃て!7】 神野オキナ/refeia MF文庫J

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「……華社曹長、あなたは田神少尉が好きですね?」「……はい、少佐」――。富士山麓での激戦から一転。クリスマスを前に人々が浮かれ気分のころ、田神理宇はリヴァーナを守って戦った学生兵士としてメディアの取材を受けていた。しかし、その裏には理宇を「英雄化」しようとする軍上層部の思惑があるようで……!? 一方、療養中だった虎紅とミヅキもようやく退院が決定。ささやかながら全員揃ってクリスマスパーティを開こうとする理宇たちだったが、その裏には新たなる敵、悲劇的な戦闘の気配が迫っていた……!? 物語が、恋愛が、そして戦場が激動する第7巻!
ジリジリと灼けつくような、一瞬でも油断すれば即座に体中を切り刻まれそうな、凄まじいまでの緊迫感。やっばいわーー、ちょっと尋常じゃなく面白くなってきた。
同じ軍内における派閥争い、というのはどの作品でも決して珍しいものではないのだけれど、本作の場合それが単純なセクショナリズムやメンツ争い、権力の奪い合いという程度の低い足の引っ張り合いで終わっていない。確かに、頭の足りない取り巻きレベルだとその程度の意識で動き回っているようだけれど、それぞれの領袖やその側近レベルは、戦争に勝つために本当に必要だと考える方策を取るにあたって必要な権限を握ろうとし、その方針・方策の邪魔になるものを排除しようとして、適当な……すなわちあらゆる手段を使うことを躊躇わない。そういう、高い意識の衝突であり、極めて高度な政治判断の繊細な綱引きが繰り広げられているのだ。
お陰で軍内に居るものは階級の上下の区別なく、この「政治闘争」から「生き残る」為にアンテナの感度をあげ、判断を研ぎ澄ませ、思慮を巡らせ続けなければならない。少しでも判断を過てば、その個人、或いは部隊は容易に「使い潰されて」しまい兼ねない。実際、この作品には過去に使い潰されたと思しき部隊の生き残りがあちらこちらに散見し、失われてしまったものに思いを馳せながら生きている。
まさに、その軍内政治の渦中も渦中、一番中心に引きずり込まれてしまった理宇たちの7241小隊(紫神小隊)は、どんな小さな判断ミスが、いやミスじゃない正しい判断だったとしても、それが命取りになりかねない綱渡りを強いられ続けている。
ちょうど、ダイダラの攻勢がこれまでと全く違う様相を呈して、人類側への圧力となって現れてきたのと相俟って、作中に流れる緊迫感、危機感がとんでもない所まで至ってしまって、もう読んでいる間じゅう手に汗握りっぱなしなんですよね。
それこそ、いつどこから銃弾が飛んでくるかわからないような息を呑むような緊張感が途切れる暇なく続いていく。世相はもう、クリスマスなんていう甘酸っぱいイベントにさしかかろうかという時期なのに。

しかし、本当に感心させられるのが、これだけ暗闘を繰り広げておきながら、この日本軍、組織としては極めて健全に機能しているところなのだ。
冒頭で発生したナイアガラ陥落。その際に起こったアメリカ軍の魔導士官とその数式戦車が撃破された一件。この戦訓が、わずか数日で日本軍の方にも反映されて、高知での戦闘に即座に活かされてるのである。そんなの当たり前じゃないか、と言われそうですけれど、この対応速度はよっぽど組織が健全かつ柔軟に動いていないと無理ですよ。特に硬直した官僚組織なら、尚更にあちらこちらで分析情報が行き止まり、そこから生まれる判断もあらゆる回り道をさせられ、なかなか現場には降りてこない。降りてきても、現場レベルでの対応を要求され、もっと大きなレベルで対処するには様々な根回しが必要となり、結局万全の形で反映されるには相当の時間が掛かってしまう、というのが定番ですからね。その意味では、兼ねてよりそうでしたけれど、軍の即応態勢が常に高い位置で維持され続けているんですよね。陸海空軍の三軍の連絡も行き届いているようですし、何より同盟国であるアメリカとの連絡も、相応の駆け引きはあるとしてもナイアガラの情報がすぐに分析され日本にも送られているあたり、良い関係のまま回っているようですし。
小隊幹部クラスともなれば、普通に呼吸するのも息苦しいくらいに配慮と思慮と備えが必要とされる、とかく生きにくそうな組織である軍ですが、これ全体として見ると現実としてもフィクションとしても珍しい、ほぼ理想的な形で回っている軍隊なんじゃないでしょうか。
まあ、理想的であればあるほど、システマチックに兵士や部隊が駒として運用され、冷徹に使い捨てられていく仕組みになっているのでしょうけれど。
もっとも、幾ら理想的であろうとそれだけの圧迫を常に与える組織なら、その端々で破綻は常にあぶれ出るもの。たとえば学兵小隊にしたところで、兵士・幹部・教官のどこかに歯車としての不良品が混じっていれば、全体がぶち壊れてしまう。本巻では、度々、地方の小隊でイジメやイビリ、サボタージュなどの問題からトラブルが発生し、中には小隊ぐるみで小隊長が銃殺されたり、教官と撃ち合いになったり、と悲惨な事件が起こっている旨、取りざたされている。
そうした意味では、魔導士官である紫神虎紅と華社ミズキ、小隊長の田神理宇。先任軍曹の鷹乃さんに、分隊長の俊太郎と深冬。そして教官の伊達さんに加藤さん。皆が強い絆で結ばれ、兵士たちを守り、部隊を整えてる。確かに、理想的な部隊なんですよね。いい意味で、完成されている。
部隊の異分子であるユリネ先輩は、果たしてその本意がどこにあるか、実際スパイだし、不穏なことも口にしていて危険人物に見えるんだけれど、それでも盾香に語ったようにこの部隊のこと、気に入ってるはずなんですよね。最後まで、味方でいて欲しい人なんだが。
理宇の身に起こりつつある変化は、敵味方問わずその注意を彼に集め、彼をこのまま地獄の底に引きずり込み兼ねない状態になりつつある。彼にとっての救いは、伊達教官がはっきり明言したように、この部隊の人間は絶対に彼の味方で在り続ける、というところなんでしょうけれど、逆に言うとこの部隊の連中は戦友の為に本当に地獄まで一緒に付いてきかねないところなんですね。実際、この巻でも、理宇たちの危機を救うために、鷹乃さんは上から提示された「お墨付き」と呼ばれる最悪のカードを敢えて手に取っている。
これは、理宇にとっては心強いけれど、同時にきっと恐ろしい事なんですよね。大切な仲間を、死地まで連れていきかねないんだから。尤も、どうやら今更どうやったって手遅れのようだ。もう上も味方も、理宇個人とこの紫神小隊は一括りのものとして捉えている。もはや一蓮托生、運命共同体であることを、果たして彼はどこまで自覚しているか。自覚した時、どれほどの絶望を覚えるか。
ほんと、虎紅とミズキに掛かっているんじゃないだろうか。あらゆる意味で崖っぷちに追い詰められようとしてるこの少年を守るのは。

ダイダラも、ハッチフェイスというコードがついた新たな、対数式戦車用……対魔導士官用の兵器を投入した上に、ペナントを介さない本土への浸透侵攻まで開始して、内陸の都市や一般人にも被害が出る悲惨な状況に。
このハッチフェイスがまた、おぞましいとしか言いようの無い虫唾の走る兵器で……これまでも人間の死体や武器を再利用したグールなる存在を送り出してきてはいたものの、この中身はあまりにもむごたらしい。
これまでは単純にコミュニケーションが取れない無機質な敵として捉えていたけれど、こうも人の尊厳を冒涜するようなことを平気でやってのける相手となると、色々とたまらんなあ。しかも、今度は人類の特性を掴んだ上で敢えてコミュニケーションを図ってくるという搦め手まで。これ、悪魔的に効果的だろう。対話が出来る相手と対話せず戦争を続けようとすれば、絶対に反対勢力が出てくるし、戦争を止めようとする意見や意志は全く正しいものとして扱われる、そういうものだ。それが、ある意味健全な人の社会の在り方だ。
でもその対話を図る意図に悪意しかなかったら? ただ、相手のまとまりを乱す意図しかなかったとしたら? 
何れにしても、難しい判断を強いられる、どころじゃない、風雲急を告げる事態だわ。
理宇少年だけじゃない、人類そのものが今、岐路に立たされている。


人がその相貌に浮かべてみせる笑顔には、周囲の人に安心や心の余裕を与える効果がある。特に、それが周囲を取りまとめる高い立場にいる人の笑みならば尚更だ。
そして、常から笑顔を絶やさないような人の笑みよりも、普段はめったに笑顔を見せない、それこそ無表情だったり鉄面皮だったり、厳しい硬い表情を崩さない人が浮かべてみせる笑顔ならば、より一層衝撃的であり効果的であろう。
それまさに、伝家の宝刀、である。
だが、そういう滅多に笑を見せない人がみなに見せつけるように笑顔を浮かべる時とは、如何なる時だろうか。
それは、伝家の宝刀を抜かざるをえない状況と言えないだろうか。

この巻において、何人もの「笑わない」者たちが、笑顔を、微笑みを見せている。余人が、初めて見る笑顔を、だ。
それが意味する所を、正確に心しておくべきだろう。
まさに、佳境である。

2巻 3巻 4巻 5巻 6巻感想

疾走れ、撃て!64   

疾走れ、撃て!6 (MF文庫J)

【疾走れ、撃て! 6】 神野オキナ/refeia MF文庫J

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「大丈夫です、貴方は『万能の杖』なんですから」――。美ヶ原での実戦から2ヶ月、通常訓練という“日常”を取り戻すかに思えた理宇たち「七二四一小隊」だったが、ダイダラの大規模発生の予兆を察知した軍上層部は、小隊に対して特別任務を与えることを決断する。激戦の予感に怯える理宇たちの予想に反して、与えられた任務は前線ではなく、国民的アイドル「リヴァーナ」の護衛任務だった!! 浮かれる小隊メンバーだったが、そこへ予想外の形で敵が出現して……!? さらに激しさを増す戦場、徐々に明らかになる謎、そして新たなる恋――。新感覚軍隊ラブコメ、激動の第6巻!

最近のミズキが、完全に虎紅隊長を愛でる会の会長に就任している件について。
墜ちたな、ミズキ。
あれだけ対抗心、敵愾心剥き出しにしていたのも今は遠い昔。近頃の彼女と来たら、理宇と一緒になって余人が気づかないだろう虎紅の愛らしい仕草や表情などを見出してニヤニヤしている始末。いいんだけどね。いいんですいいんです。
虎紅とミズキとの間の壁であり溝であった、お互いに抱いていたコンプレックスも、それが嫉妬や敵意、嫌悪へと繋がるのではなく、お互いへの尊敬へと発展していった事で抑えるのでも消し去るのでなく、いい意味で飲み込むことが出来たようだし。
尊敬を経て紡がれた友情は強固だよ。それが、実際の戦争においても恋においても戦友という間柄にもなれば。そして、理宇の余りにも意図も気持ちも通じない惚けっぷりから二人の恋愛闘争も出し抜きあうから、フェアな条件に基づきポイントを稼ぎ合うを通過して、ついには殆ど共闘状態に陥っちゃっているわけで、そりゃ友情や絆も目覚めるわなあ。さらには先述したように、ミズキったら虎紅個人の愛らしさに目覚めたらしく、冷静沈着頭脳明晰な完璧な隊長の振る舞いの中に僅かに垣間見える小動物めいた可愛らしい姿を目ざとく捉えてはほっこりしているご様子で。
いきなり下士官曹長から魔導士官になってしまい、勝手の違う立場や魔法の習得に大変な思いをしているところなんだろうけれど、何故か前よりも充実した毎日を送っているように見えるぞ。そりゃあ、理宇の一挙手一投足に胸を高鳴らせ、顔を赤らめてドキドキしていただけでも充足だろうに、そこに虎紅を愛でる楽しみまで増えたんじゃあ、普通の二倍は楽しんでるよなあ、ミズキさんてば。

そんなミズキが抜けたとばっちりを食うハメになったのが、先任下士官となりミズキから鬼軍曹役を引き継いだ鷹乃さんなのでしょう。あのミズキですら、憎まれ役の副隊長の任務には精神的に疲弊しまくってたのを考えれば、彼女より柔軟性の欠けた堅いまじめちゃんの鷹乃さんだと、なかなか部隊統制も大変だよなあ。とは言え、彼女は彼女なりに柔軟性を蓄えているし、家が軍人の家系だけあって非常に有能なのは間違いなく、上の理宇、虎紅、ミズキに下の俊太郎と美冬がしっかりと支えているから、不都合らしい不都合は出てないんですけどね。
むしろ、人が立場を作る、という言葉のように、以前からの理宇たちとの付き合いの影響もあるのだろうけれど、いい意味で柔らかく器大きくなってってるよなあ、彼女も。まだまだ危うい面も多いけれど、責任感と思い込みの強さが悪しき意味で変に絡まっていた以前と比べると、何だかんだと安心感が出てきてる。頼りがいも出てきたし。
だからと言って、今回みたいに盛大にぶっ壊れていいとは云わないがもっとやれ。このミーハーめ(笑
そんな彼女もまた、理宇に惹かれだしているようだけれど、美冬が洞察しているようにまだ覚醒はしてないっぽいんですよね。本格的に目覚めてしまってたら、あそこでミズキと虎紅のレーダーがラグとして見逃すはずもありませんし。むしろ、微妙に別の人とフラグ立ってたような気もするぞ。部下の男の子は別としても、今回ついにご本人初登場だった、ミズキと理宇の中学時代のトリオの一角、空軍に行った三隅と変なフラグ立ってたみたいだし。立ってたよね、あれ。
しかしこの三隅って子は、なるほどミズキと一緒になって大暴れして理宇に後始末させていたというだけあって、ヤンチャだわー。いくらオスプレイだって、あんなアクロバット飛行実戦でやらいでか!!

そんな青春只中にいる少年少女たちですが、今はまさに戦時。そして彼女たちが属しているのは軍隊であり、生と死を理不尽に強要する組織の只中にいる事は決して忘れる事はできないんですよね。
彼らはまさに戦うために日々を送り、生き残るために訓練を熟し、アンテナを尖らせて敵の、或いは上層部の気配を探り、生存闘争を絶えず続けているわけです。
「戦争もの」は決して珍しくないけれど、何気に「軍隊もの」はやっぱりライトノベルじゃ珍しいんだよなあ。軍隊という特殊な組織の文化を下敷きにした青春ものって。パッと思いつく限りじゃ、電撃の【EGコンバット】か榊版【ガンパレ】。あとはコバルト文庫で須賀しのぶさんが書いてた【アンゲルゼ】くらいだ。よくまあよりにもよってMF文庫でこれを出そうとしたもんだわ。
閑話休題。軍隊において軍人とは、大切に保護される財産であり、愛し慈しまれる子供たちであると同時に、効率的に消費されるよう計算される駒であり消耗品である事からは逃れられない。それは「特殊」である魔導士官も同様であり、「特別」である虎紅小隊、ひいては「万能の杖」と密かに呼ばれる理宇も、あのリヴァーナでさえ変わらない。いや、むしろ「特別」であるからこそ恣意的に運用用され、当然のように大切に使い潰される。
それは理不尽ではあるけれど、納得しなきゃならない理不尽でもあるんですよね。軍人とはそんな理不尽を最初から担っている存在と言える。そして、理宇たちは勿論のごとく、それを知っているし、最初から覚悟した上で備えを怠らない。生きることに、生き残る事に対して、極めて勤勉であることを辞めないのだ。
こうした軍隊モノの少年少女たちが眩しいのは、ただ毎日を過ごすことにすら一生懸命だからなんだろうなあ。明日をも知れない身だからこそ、誰よりも今を生き、未来を見ている。
政戦、暗闘、謀略戦の百鬼夜行と化している政府と軍上層部。その駆け引きの中心となり、突如発生した予定にない、しかし想定されていた大規模戦闘の只中に放り込まれる理宇たち7241小隊。
死闘である。

どうやら登場人物も出揃い、物語も佳境に入ったようだけれど、核心に近づくにつれてさらに謎は増えるばかり。理宇もまあこれ、二進も三進も行かない立場に……追い込まれたとしか言いようがないよな、これ。彼が怒るのもなんとなくわかるよ。
虎紅とミズキがどれだけ彼を守れるのか。なんか、そういう話になっていきそうだ。

2巻 3巻 4巻 5巻感想

疾走れ、撃て! 54   

疾走れ、撃て!5 (MF文庫J)

【疾走れ、撃て! 5】 神野オキナ/refeia MF文庫J

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魔導士官として覚醒したミヅキの欠員を埋められないまま、紫神小隊は本格的な実戦部隊「七二四一小隊」として始動した。士官教育を終えた理宇は、いよいよ「杖」として実地で訓練をすることになる。不安を隠しきれない小隊メンバーのために、結成記念パーティーという名の宴会(アルコールなし)が開かれることになるが、誤って飲酒をしてしまった虎紅が大変なことに――!? そんなパニックの最中、新型の3人乗り数式戦車「轟雷」と共に小隊の新メンバー・矢真科ユリネ二等兵が現れて――!?新兵器&新隊員登場でますますパワーアップの軍隊青春ラブコメ、波乱の第5弾!
立場が人を作る、か。実戦をも混じえた訓練期間を経て、僅か半年という時間で子供たちは一端の兵士となっている。いや、決断力と判断力を有した大人になった、というべきか。いずれ何らかの形で学兵として軍に関わらなければならない、子供たちにそういう自覚と覚悟のある時代と環境であるとはいえ、彼ら紫神小隊は特に優秀に見える。比較対象となる、他の同世代の学兵部隊の様子が描写されたことがないので断言できないけど、誰もが認める理想の上官を体現している紫神虎紅の下、小隊幹部は皆これ当たりだろう。
人の上に立つような性格でなく、決断力よりも穏やかな宥和が似合う人柄だった理宇の士官としての成長に感嘆を漏らしていた俊太郎だけど、彼だって下士官として得難い人材になっている。美冬や鷹乃を含めても誰一人欠けたら穴を埋められないレベルで。上に立つ人が優秀であることに越した事はないんだけれど、軍隊というものがどうしても欠員を生む組織である以上、常に突然誰かがいなくなった場合を考えなくてはいけなくて、皆が替えがきかないほど優秀というのも悩ましい所なんですよね。贅沢な悩み、と言えばそれまでですが。
その意味では、ミヅキが先任下士官から魔導士官候補生に予定にない昇格をしてしまったことによって生じた欠員を人数的には埋められなくても、人材的に埋められたのは幸いだった。鷹乃さんは、肩の力さえ抜けば、間違いなく優秀な人ですからね。初期には随分と無茶をやらかしたけど、今では視野も広がって、落ち着いて自分の周りを見渡し、自分を振り返る余裕も出てきたし、彼女の責任感の強さや思慮深い果断さも今なら良い方向に出てくれるはず。ただ、理宇を見直す気持ちが強まりすぎて、なんか変なフラグが立ち始めてますがw
鷹乃さん、それある意味理宇を亡き者にしようとしたことよりも死亡フラグ(笑
紫神小隊で一番怖い二人がコンビ組んで襲いかかってくるぞw

変な整備の人をくっつけて、実戦駆動を始めた紫神小隊に、最新型の数学戦車が納入されてきたものの、隊長の虎紅を筆頭に概ね不評。意外かもしれないけど、実戦部隊には新型って大概不評を以て迎えられるものである。よっぽど現状の兵器に力不足を実感しているならともかく、実戦での実績のない兵器って恐ろしく嫌われるんですよね。現場で戦う兵隊は、兵器に自分の命を預けなきゃいけない以上、何よりも信頼性を求めるもので、どんな不具合が潜んでいるかわからない新型というのは、実戦の最中にどんな故障を起こすか事前に備えることも難しく、信用に値しないというわけですな。
特に未だ量産化もなされていない試作兵器なんて、疫病神もいいところ。絶対故障するに決まってるのに、部品関係なども大概まともに在庫が揃ってないし、整備マニュアルも整ってない。整備担当者なんかは頭抱えて徹夜続きの日々が訪れることまちがいなしだから、現場の兵士よりも嫌がるでしょうね(立ち上がっただけで5億円ってなにそれ!?)。
だから、専任整備員付きで持ってきたのは、新型を押し付けてきた上層部のせめてモノ好意なのだろうけど……このヤマネがまた一癖も二癖もある人間で軍人の規範にとらわれない破天荒な性格の持ち主、である以上に腹に一物持ってるようなんですよね。あのネアカな性格は素かもしれないけど、中身は恐ろしく黒いぞ。黒いというよりも、良心も善意も目的のためなら笑顔で躊躇なく脇に押しやってダーティーな仕事をやってのけるタイプ、というべきか。
この手の人は本当の意味では絶対に味方になってくれない人なので、いい意味で利用し合う関係になれれば一番いいのだけれど。そのあたりは虎紅が上手くやってくれそうなので、それほど不安は感じていないが。

理宇を巡る虎紅とミヅキの争いは、ミズキが魔導士官として覚醒した時の虎紅の対応に助けられた事で大きな借りが出来たと感じてしまったために、停滞気味。ミヅキに、虎紅に譲るつもりはないけど出し抜いてやる、という闘争心が薄れてきてしまってる感じですねえ。抜け駆けすることに気が咎めてしまう、というのは色々と致命的じゃないのかな、これ(苦笑
虎紅をフェアだフェアだとミヅキは言うけど、ミヅキも割り切れないあたりは十分フェアだと思うよ。フェアな姿勢が通じるのは、相手もフェアな時だけですもんね。
虎紅とミヅキが魔導士官として師弟関係となり、杖である理宇ともパスが通じた以上、これまで以上に三人の関係が三人として密接になっていくはずだから、こりゃこのまま三人のまま関係が近しくなっていきそうだな。残念ながら、鷹乃さんは出遅れた(笑
あと、お酒入った虎紅は大いにアリだ。虎紅にも鈴にゃんとおんなじ血がちゃんと流れてる事が発覚してしまったよ、おい。本人全然覚えてないみたいだし、こりゃ何度かまたありそうだな。

一方で、紫神小隊を巡る環境はさらに過酷に。上層部に目をかけられるということは、イコールとんでもない戦場に最優先で放り込まれるということですからね。もちろん、その分色々な優遇措置はしてもらえるとはいえ、他の学兵部隊とは段違いに危険な場所に突っ込んでいかなければならないわけで。
ダイダラも、ついに人間の死体を利用した人型サイズの特殊戦部隊としか思えないような一団を投入し、今までの対ダイダラ戦争と戦況が一変しかねないターニングポイントが訪れている。
なんか、最後凄いことになってるしさあ(苦笑
上の目論見がまだみえてこないのが不気味なんだが(一枚岩じゃないみたいだし)、新型数式戦車が大隊指揮能力まで備えていた、というのは見逃せないところだな。果たして、どこまで描くつもりなのか。

2巻 3巻 4巻感想

疾走れ、撃て! 44   

疾走れ、撃て 4 (MF文庫J)

【疾走れ、撃て! 4】 神野オキナ/refeia MF文庫J

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せっかく獲得した小隊の長期休暇も、虎紅と理宇、それにミズキの三人は海軍のプログラムに参加していたお陰でちゃんと消化することは出来なかったのだけれど、最後の四日間だけ宿舎に早めに帰還してキャンプを組むことに。三人だけのキャンプのはずが、そこに色々な珍客が訪れたり、他の仲間も何人か早めに帰ってきたことで、賑やかな休日が繰り広げられることに。
なんだかんだと前回も怒涛の展開だっただけに、ちょっとした息抜きの幕間回と言ったところでしょうか。どうやら、次回以降はまた過酷な戦局が待ち受けているような気配があるし。
得てして、こういう幕間回の方がより人間関係が動いたりするんですよね。忙しさから開放されたのんびりとした休日だからこそ、じっくりと個々のキャラについて描ける部分もありますし、登場人物たちも落ち着いた状況で自分を省みたり、他人との距離についても踏み込んでいける余裕がありますしね。
理宇と虎紅とミズキの三人のみならず、様々な人間模様がいろんなところで織り成されていて、幕間回と言えど、非常に面白いことになっていたように思う。
特に、やっぱりというべきか、メインとなる三人の三角関係が思わぬ方向に発展してきたと言うか、予想通りの方向に進捗してきたと言うか、いい感じになってきましたよ。
愉快なことに、このつかの間の休日を逃さず、理宇との関係を一気に勧めようと企む虎紅とミズキなんですけど、肝心の理宇との距離はまったく何も起きないまま、何故か恋敵である相手の方との関係が、妙な形で変化、いや進展していってしまうのある。
面白いのはこの二人、恋の相手である理宇に対しては、とても好きであり、どうやって恋人関係になるか、という非常にシンプルな構図で矢印が向いているのに対して、恋敵である相手に対しては非常に複雑にいりくみからみ合った感情が交錯しているのである。
元々は自分の好きな相手にちょっかいを出してくる排除すべき敵、に過ぎなかったのが、同じ部隊の上官と部下として付き合ううちに、相手が自分にないものをたくさん持っているコンプレックスの対象となっていく。
恋敵と言うのは不思議なもので、相手を出しぬくため、あるいは出し抜かれないために、ある意味恋する相手よりもより注意深く、丹念に、注目して、その人となりや性格、言動などを観察してしまう場合がある。それは、つまり普通に付き合うよりも遥かに相手のことを深く知ってしまうという事でもあるわけだ。
そして、知れば知るほど、相手が好ましい人物だと分かってしまえばどうなるか。
端的に言うなら、虎紅とミズキ、二人ともお互いのことをいつの間にか、とても好きになってるんですよね。相手は理宇を奪おうとする恋敵だ、と頭では分かっているものの、それ以上に相手が好ましく尊敬出来る人だと言う想いがいつの間にか根づいてしまっている。おまけに、お互い鈍感で女心をわかってくれない理宇の被害者という意味で、言葉にならない次元で通じ合った同志みたいな共感も抱いてしまっているわけで。
知らず知らず、ある意味理宇との繋がりよりも遥かに濃く太い絆が、二人の間に形成されだしてるんですよね。
この作品が面白いのは、そこまで繋がりが育まれていながら、虎紅とミズキって馴れ合おうとはしないんだよなあ。でも、これぞ正しい「好敵手」って感じで、私はこの二人の関係、かなり好きなんですよね。
でも、お互いここまで気持ちが通じ合ってしまうと、逆にはっきり白黒勝敗をつけてしまうことに壮絶な居心地の悪さを感じてしまいだしちゃうんですよね。本来なら恋なんてものは奪ったもの勝ちみたいなものなのに、好きなことを独り占めすることに罪悪感を感じてしまうようになる。
そこまで来ると、三角関係はイイ意味で熟成食べごろ状態と言っていいのかも。と、ぬるいことを言っている状況でもないんですけどね。
最後のミズキの決断は、本人も重々承知しているように自分の都合で部隊全体を危険に晒しかねないものである。それでも、ミズキは恋を優先し、虎紅はそれを受け入れた。二人とも、責任感は人並み以上あるしっかりとした女性たちだ。自分たちの我侭で本当に部隊の仲間たちが死地に立つことのないよう、死に物狂いで自分の為せる以上の事を成し遂げようという覚悟を以て、まだ発芽もしていない微妙な三角関係を維持する方を選択したはずである。まったく、とんでもない女性たちだ。
彼女たちが、それだけの覚悟に見合うだけの報いを受けられたらいいんだけど、理宇はどうしようもない朴念仁だからなあ。女性が強い世界だけど、それだけに苦労も強いられているようである。
朴念仁の先達であるところの伊達教官の暴虐に振り回されている加藤教官の悲惨さを思えば、まだ二人は若い分、希望に溢れていると言ってもいいかもしれないけど。あの大人組は、ほんと悲惨だもんなあ(苦笑
ただ、加藤教官はイイ大人なんだから、そんな遠まわし遠まわしにアプローチしても埒が明かないのは分かっているだろうにw 伊達教官の場合、歳喰ってる分、むしろ理宇よりも酷いことになってるもんなあ。そんな相手には、直球を頭に危険球くらいの勢いで投げるしかないでしょうw

さて、表紙にもなっている新キャラ、虎紅の妹虎鈴は、また強烈だったなあ(笑
双子でこれだけ成長度がちがうって、作中でも何ども繰り返し描写されてるけど、虎紅から吸い取ったとしか思えん(笑
しかも、胸なんぞミズキよりも大きいのかよ。ミズキって相当物凄いって話だったのに、それ以上って。性格もあっけらかんとした人懐っこい大型犬みたいな娘で、ええいっ、愛玩的な意味でかわいいなあ、おう。この性格だったらたぶん、ミズキと意気投合するだろうなー、と思ってたら案の定仲良くなってるし。お姉ちゃん大好きっ娘でありながら、二人の恋路には茶々を入れずに両方応援、というスタンスからもわかるように、人懐っこい娘ながらもベタベタはしてないんですよね。基本的に気持ちいいお嬢さんだわ。

夏が去り、秋が来る。出るべき人も大方出揃った。再び、戦争の季節だ。
 

6月28日

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6月27日

浦上ユウ
(電撃コミックスNEXT)
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猫夜叉/亀小屋サト
(電撃コミックスNEXT)
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たくま朋正/伊藤暖彦
(電撃コミックスNEXT)
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綾村切人/ナフセ
(電撃コミックスNEXT)
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結城鹿介/髭乃慎士
(電撃コミックスNEXT)
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幌田
(まんがタイムKRコミックス)
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6月25日

十文字青
(オーバーラップ文庫)
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鬼影スパナ
(オーバーラップ文庫)
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迷井豆腐
(オーバーラップ文庫)
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篠崎 芳
(オーバーラップ文庫)
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寺王
(オーバーラップ文庫)
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御鷹穂積
(オーバーラップ文庫)
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メグリくくる
(オーバーラップ文庫)
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雨川水海
(オーバーラップノベルス)
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江口 連
(オーバーラップノベルス)
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和島 逆
(オーバーラップノベルスf)
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KK
(オーバーラップノベルスf)
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雨川透子
(オーバーラップノベルスf)
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6月24日

芝村 裕吏
(MF文庫J)
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志瑞祐
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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月見 秋水
(MF文庫J)
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三月みどり
(MF文庫J)
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花間燈
(MF文庫J)
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衣笠彰梧
(MF文庫J)
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常世田健人
(ダッシュエックス文庫)
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ジルコ
(ダッシュエックス文庫)
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疎陀陽
(ダッシュエックス文庫)
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九十九弐式/すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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甘岸久弥
(MFブックス)
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yokuu
(MFブックス)
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天ノ瀬
(MFブックス)
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ラチム
(MFブックス)
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櫻井 みこと
(MFブックス)
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御手々 ぽんた
(MFブックス)
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支援BIS
(KADOKAWA)
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藤也卓巳
(あすかコミックスDX)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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横田卓馬/伊瀬勝良
(角川コミックス・エース)
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ぶんころり/プレジ和尚
(角川コミックス・エース)
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蛍幻飛鳥/志瑞祐
(角川コミックス・エース)
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水無月すう
(角川コミックス・エース)
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鈴見敦/八又ナガト
(角川コミックス・エース)
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御宮ゆう/香澤陽平
(角川コミックス・エース)
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人生負組
(角川コミックス・エース)
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ZUN/水炊き
(角川単行本コミックス)
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神地あたる/白米良
(ガルドコミックス)
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黒杞よるの/雨川水海
(ガルドコミックス)
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村光/ベニガシラ
(ガルドコミックス)
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七六/鬼影スパナ
(ガルドコミックス)
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天羽銀/迷井豆腐
(ガルドコミックス)
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白砂/麻希くるみ
(ガルドコミックス)
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木乃ひのき/雨川透子
(ガルドコミックス)
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6月23日

日向夏/ねこクラゲ
(ビッグガンガンコミックス)
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押切蓮介
(ビッグガンガンコミックス)
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小林湖底/りいちゅ
(ビッグガンガンコミックス)
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深見真/真じろう
(ビッグガンガンコミックス)
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金田一蓮十郎
(ヤングガンガンコミックス)
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佐藤真登/三ツ谷亮
(ヤングガンガンコミックス)
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萱島雄太
(ヤングガンガンコミックス)
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優風
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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6月22日

浅草九十九/和ヶ原聡司
(MFコミックス アライブシリーズ) Amazon Kindle B☆W DMM


安里アサト/シンジョウタクヤ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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中山幸
(MFコミックス アライブシリーズ)
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三ツ矢だいふく
(MFコミックス アライブシリーズ)
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内藤隆/榎宮祐
(MFコミックス アライブシリーズ)
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花鶏ハルノ/相川有
(MFコミックス アライブシリーズ)
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久真やすひさ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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衣笠彰/紗々音シア
(MFコミックス アライブシリーズ)
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フジカワユカ/理不尽な孫の手
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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藍屋球/アネコユサギ
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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クマガエ/宮澤ひしを
(イブニングKC)
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カルロ・ゼン/石田点
(モーニングKC)
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泰三子
(モーニングKC)
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ハナツカシオリ
(モーニングKC)
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瀬下猛
(モーニングKC)
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NICOMICHIHIRO
(モーニングKC)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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藤近小梅
(ガンガンコミックスJOKER)
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田代哲也
(ガンガンコミックスJOKER)
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柊裕一
(ガンガンコミックスJOKER)
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村田真哉/速水時貞
(ガンガンコミックスJOKER)
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都月景/いふじシンセン
(ガンガンコミックスJOKER)
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殿ヶ谷美由記
(ガンガンコミックスpixiv)
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6月20日

風間レイ
(TOブックス)
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ほのぼのる500
(TOブックス)
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楢山幕府
(TOブックス)
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リッキー
(TOブックス)
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こりんさん
(GCN文庫)
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武田すん
(ヤンマガKCスペシャル)
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ペトス/橋本カヱ
(ヤンマガKCスペシャル)
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千田大輔
(ヤンマガKCスペシャル)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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小坂泰之
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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6月19日

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6月17日

上遠野浩平/カラスマタスク
(ジャンプコミックス)
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野田サトル
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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原泰久
(ヤングジャンプコミックス)
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双龍
(ヤングジャンプコミックス)
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深川可純/広報広聴課ゾンビ係
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ/横槍メンゴ
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ
(ヤングジャンプコミックス)
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中山敦支
(ヤングジャンプコミックス)
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光永康則/入鹿良光
(ヤングジャンプコミックス)
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ソウマトウ
(ヤングジャンプコミックス)
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中村力斗/野澤ゆき子
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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松江名俊
(少年サンデーコミックス)
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熊之股鍵次
(少年サンデーコミックス)
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栗山ミヅキ
(少年サンデーコミックス)
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高橋留美子
(少年サンデーコミックス)
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草場道輝/高谷智裕
(少年サンデーコミックス)
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福井セイ
(少年サンデーコミックス)
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安西信行
(少年サンデーコミックス)
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新井隆広/青山剛昌
(少年サンデーコミックススペシャル)
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日向夏/倉田三ノ路
(サンデーGXコミックス)
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麻生羽呂/高田康太郎
(サンデーGXコミックス)
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池澤真/津留崎優
(裏少年サンデーコミックス)
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山田 リツ
(裏少年サンデーコミックス)
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寺嶋裕二
(講談社コミックス)
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三宮宏太/西田征史
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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福留しゅん/天城望
(フロースコミック)
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伊吹有/葉山湊月
(フロースコミック)
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羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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三河 ごーすと
(富士見ファンタジア文庫)
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桜生 懐
(富士見ファンタジア文庫)
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陸奥 こはる
(富士見ファンタジア文庫)
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高橋 びすい
(富士見ファンタジア文庫)
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恵比須 清司
(富士見ファンタジア文庫)
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三原 みつき
(富士見ファンタジア文庫)
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あボーン
(富士見ファンタジア文庫)
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白井 ムク
(富士見ファンタジア文庫)
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綾里けいし
(ガガガ文庫)
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カミツキレイニー
(ガガガ文庫)
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伊崎喬助
(ガガガ文庫)
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平坂 読
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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緒二葉
(ガガガ文庫)
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川上 稔
(電撃の新文芸)
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美浜ヨシヒコ
(電撃の新文芸)
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草薙 刃
(電撃の新文芸)
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時田 唯
(電撃の新文芸)
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6月16日

樋口彰彦
(マガジンエッジKC)
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松岡健太
(マガジンエッジKC)
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さとうふみや/天樹征丸
(講談社コミックス)
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あだちとか
(講談社コミックス)
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和武はざの
(講談社コミックス月刊マガジン)
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6月15日

石田リンネ(富士見L文庫)
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猫田パナ(富士見L文庫)
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佐々木禎子(富士見L文庫)
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仲町鹿乃子(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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鍋敷(アース・スターノベル)
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LA軍(アース・スターノベル)
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天然水珈琲
(アース・スターノベル)
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西尾維新(講談社文庫)
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葛城阿高(ビーズログ文庫)
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ぷにちゃん(ビーズログ文庫)
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小田ヒロ(ビーズログ文庫)
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綾河ららら
(サーガフォレスト)
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バッド(サーガフォレスト)
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真安一(サーガフォレスト)
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カヤ(サーガフォレスト)
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コイシ/緑黄色野菜
(コロナ・コミックス)
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よこわけ/やしろ
(コロナ・コミックス)
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わかば/白露雪音
(コロナ・コミックス)
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小田山るすけ/たつきめいこ
(コロナ・コミックス)
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6月14日
ふか田さめたろう
(GA文庫)
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星奏なつめ(GA文庫)
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冬坂右折(GA文庫)
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白石定規(GAノベル)
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星崎崑(GAノベル)
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えぞぎんぎつね
(GAノベル)
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三木なずな
(GAノベル)
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カイシャイン36
(GAノベル)
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よっしゃあっ!
(GAノベル)
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6月13日


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6月12日

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6月10日

荒川弘
(ガンガンコミックス)
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天那光汰/梅津葉子
(ガンガンコミックス)
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おーしおゆたか
(角川コミックス・エース)
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猫田ゆかり
(角川コミックス・エース)
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リムコロ
(角川コミックス・エース)
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冥茶/萩鵜アキ
(角川コミックス・エース)
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浅野りん/ヤングエース編集部
(角川コミックス・エース)
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春花あや
(角川コミックス・エース)
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経験値/TYPE−MOON
(単行本コミックス)
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佐島勤/おだまさる
(電撃コミックスNEXT)
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古宮九時/越水ナオキ
(電撃コミックスNEXT)
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ベキオ/ていか小鳩
(ガンガンコミックスONLINE)
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森田季節/シバユウスケ
(ガンガンコミックスONLINE)
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顎木あくみ/みまわがお
(ガンガンコミックスONLINE)
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加藤衣緒
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/夏海ケイ
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/刻夜セイゴ
(ビッグガンガンコミックス)
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飯島浩介/汐里
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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イノウエ
(サンデーうぇぶりSSC)
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こじまたけし
(サンデーうぇぶりSSC)
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白井もも吉
(サンデーうぇぶりSSC)
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オジロマコト
(ビッグ コミックス)
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サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん
(裏少年サンデーコミックス)
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田村由美
(フラワーCアルファ)
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もこやま仁
(裏少年サンデーコミックス)
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影崎由那/川獺右端
(アース・スターコミックス)
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相模映/吉田杏
(アース・スターコミックス)
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となりける/shiryu
(アース・スターコミックス)
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ユンボ/風楼
(アース・スターコミックス)
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秋乃かかし/裂田
(アース・スターコミックス)
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東崎惟子(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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和ヶ原聡司(電撃文庫)
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白金透(電撃文庫)
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鎌池和馬/冬川基
(電撃文庫)
Amazon B☆W


佐島勤(電撃文庫)
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二月公(電撃文庫)
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鏡遊(電撃文庫)
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真代屋秀晃(電撃文庫)
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周藤蓮(電撃文庫)
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瀧岡 くるじ
(カドカワBOOKS)
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小田 ヒロ
(カドカワBOOKS)
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壁首領大公
(カドカワBOOKS)
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七夕 さとり
(カドカワBOOKS)
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KK(カドカワBOOKS)
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うみ(カドカワBOOKS)
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ふか田 さめたろう
(宝島社)
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魔石の硬さ
(TOブックス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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地雷酒(TOブックス)
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サンボン
(TOブックス)
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蒼月海里(角川文庫)
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椹野道流(角川文庫)
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森見登美彦/原案:上田誠
(角川文庫)
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桑原水菜(角川文庫)
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仁木英之(角川文庫)
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6月9日

石塚千尋
(講談社コミックス)
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荒川弘/田中芳樹
(講談社コミックス)
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奈良一平
(講談社コミックス)
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小玉有起
(KCデラックス)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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高田裕三
(シリウスKC)
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長谷川三時/七烏未奏
(シリウスKC)
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ヤスダスズヒト
(シリウスKC)
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村上よしゆき/茨木野
(シリウスKC)
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K9/小林裕和/支援BIS
(シリウスKC)
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冬葉つがる
(シリウスKC)
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樋野友行/瀬戸メグル
(シリウスKC)
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刀坂アキラ/加茂セイ
(シリウスKC)
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光永康則
(シリウスKC)
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西田拓矢/海空りく
(シリウスKC)
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松琴エア/はにゅう
(シリウスKC)
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原口鳳汰/カラユミ
(KCデラックス)
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山本やみー/門馬司
(KCデラックス)
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一二三
(KCデラックス)
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がしたに/MITA
(KCデラックス)
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うかみ
(KCデラックス)
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エターナル14歳/御子柴奈々
(KCデラックス)
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桜野みねね
(BLADEコミックス)
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森野きこり
(BLADEコミックス)
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6月8日

かみはら(早川書房)
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西尾維新(講談社)
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ちんねん/能一ニェ
(BRIDGE COMICS)
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佐藤二葉
(星海社COMICS)
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山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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稲葉光史/山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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6月7日

泉光
(アフタヌーンKC)
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TNSK
(アフタヌーンKC)
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水瀬るるう
(まんがタイムコミックス)
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琴子/TCB
(ガンガンコミックスONLINE)
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枢呂紅/優月祥
(ガンガンコミックスUP!)
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雨後一陽/とちぼり木
(ガンガンコミックスUP!)
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西島ふみかる/白縫餡
(ガンガンコミックスUP!)
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雨沢もっけ
(ガンガンコミックスUP!)
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ふか田さめたろう/松元こみかん
(ガンガンコミックスUP!)
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えぞぎんぎつね/春夏冬アタル
(ガンガンコミックスUP!)
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リキタケ/三木なずな
(ガンガンコミックスUP!)
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琴子
(SQEXノベル)
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猫子
(SQEXノベル)
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平成オワリ
(SQEXノベル)
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榛名丼
(SQEXノベル)
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蝉川夏哉
(宝島社文庫)
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貴戸湊太
(宝島社文庫)
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6月6日

智弘カイ/カズタカ
(KCデラックス)
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ippatu
(ヤンマガKCスペシャル)
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6月5日

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6月3日

いつきみずほ
(ドラゴンノベルス)
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夢・風魔
(ドラゴンノベルス)
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矢吹健太朗
(ジャンプコミックス)
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助野嘉昭
(ジャンプコミックス)
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ONE/村田雄介
(ジャンプコミックス)
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松井優征
(ジャンプコミックス)
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伊科田海
(ジャンプコミックス)
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権平ひつじ
(ジャンプコミックス)
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鏡貴也/山本ヤマト
(ジャンプコミックス)
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水あさと
(ジャンプコミックス)
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篠原健太
(ジャンプコミックス)
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針川智也
(ジャンプコミックス)
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時田時雨
(ジャンプコミックス)
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猗笠怜司
(ジャンプコミックス)
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佐々木尚
(ジャンプコミックス)
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賀来ゆうじ
(ジャンプコミックス)
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末永裕樹/馬上鷹将
(ジャンプコミックス)
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大須賀玄
(ジャンプコミックス)
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バブル製作委員会/肘原えるぼ
(ジャンプコミックス)
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三部けい
(角川コミックス・エース)
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長岡太一
(角川コミックス・エース)
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佐茂すけ/竹村優希
(角川コミックス・エース)
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関崎俊三
(角川コミックス・エース)
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封宝/富樫聖夜
(フロース コミック)
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此匙/浜千鳥
(フロース コミック)
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神栖みか/シロヒ
(フロース コミック)
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武シノブ/江本マシメサ
(PASH!コミックス)
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柳矢真呂/ぷにちゃん
(PASH!コミックス)
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深山キリ/もり
(PASH!コミックス)
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さーもにずむ
(PASH!コミックス)
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