白身魚

ココロコネクト プレシャスタイム3   

ココロコネクト プレシャスタイム (ファミ通文庫)

【ココロコネクト プレシャスタイム】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫

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ありったけの気持ちを込めて言いたい。本当に、本当に本当に――

「新たな化学反応を起こすのよ! 」三年に進級した藤島麻衣子が開催したのは、学校全体を巻き込んだ一大イベントだった!
文研部員同士をも激突させた熱き闘いと、藤島の隠された思惑が錯綜する波乱のカップルバトルロイヤルから、
部長に千尋が、副部長に紫乃が就任した新文研部が巻き起こす悪戦苦闘の新入生勧誘活動、
さらには莉奈の『お兄ちゃんの友達チェック』に、卒業を目前に永瀬伊織が振り返る高校生活まで。
シリーズラストを飾る愛と青春の五角形コメディ、美味しいところだけを凝縮したココロコレクト第3弾!
いやあ、伊織さん。貴方、お母さんと同じくわりと旦那さん何人も作りそうな気がするなあ。あんまり誰かとバカップルになる、というイメージが湧かないや。とはいえ、結婚に失敗、という感じじゃなくて、別れても良い関係が続く元ダンナが何人かいるシングルマザー、みたいな?
なんだかんだと、卒業間際には周りはカップルだらけになってしまったせいか、独り身の上に推薦でさっさと進路が決まってしまった伊織が、共有すべき時間から、独りだけ先に足を踏み出してしまった為に、一番身近に卒業、別れというものを実感する流れになってしまっていたんだなあ。お陰で、太一じゃなくて伊織が物語の締め役として主人公みたいな立ち位置になっていた気がする。いや、それ以前から彼女は五角形の中でも特別な位置から他の四人、そして学校のみんなのことを見守るポディションに移行していたので、彼女が幕引き役を引き受けるのは必然だったのだろう。彼女の視点以外に、卒業をまじかに控えたみんなの様子を見て回り、その上で自分を顧みて、続く未来を遠望することの出来る子はいなかったから。当事者と傍観者を併存出来るのはこの中では伊織だけだったからなあ。彼女の視点だったからこそ沸き上がってくる、卒業への感慨である。寂しさと期待が入り混じった、あの時期特有の特別な時間。懐かしくて遠い、もう帰ってこない時間だ。
そんな時間を、伊織を含めてこの子たちは本当に大事にしてくれていたのが、なんだか無性に嬉しかった。
藤島だけは最後までキャラが掴めない、自由に右往左往しまくる困ったキャラだったなあ。妹の莉奈は、本気で姫子と仲悪そう、というかライバルで角を突き合わせる関係になりそうで、いやはやどうするんだろうこれ、太一は。
あー、これで本当に終わりか。心の芯から揺さぶられる、本気の叫びに打たれることの出来る、素晴らしい青春活劇でした。おつかれさま、こんな素敵な作品をありがとう。次回作も、とても期待しています。
じゃあね、ばいばい。

シリーズ感想

ココロコネクト アスランダム(上) (下)3   

ココロコネクト アスランダム 上 (ファミ通文庫)

【ココロコネクト アスランダム(上)】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫

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“ふうせんかずら”が五人に終わりを告げて四カ月。―その異変はクラスメイトから起きた。唯の友人が、太一たち文研部を見て怯えるような態度を取り始める。さらに五人は、時折生徒の話し声が聞こえなくなるという不思議な感覚を味わう。終わらない現象に落胆しながらも、『他人から敵視される・隔絶される現象』だと推測するメンバー。しかし時を同じくして五人の中では一時的な記憶の消失が起こり始め…。愛と青春の五角形コメディ。最終章、開幕


ココロコネクト アスランダム下 (ファミ通文庫)

【ココロコネクト アスランダム(下)】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫

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この世界では、全ての人間に現象が起こっている。

目を覚ました時、太一は一人でグラウンドにいた。
人気もない薄暗い校舎を怯えながら走る内に、ようやく伊織と合流。そして仲間を探すうちに、二人は気づく。
外に出ることが出来ない『孤立空間』――そこで出会った生徒たちすべてに、現象が起きていると。
百人もの生徒を積極的に取りまとめる生徒会長の香取、強制終了を避けるために動く文研部員たち。
だが現象が長引くにつれ、そこには不穏な空気が漂い始めていた――。愛と青春の五角形コメディ、完結。



いくら五人が一致団結していても、その絆が揺るがなくても、もし問題が五人以外の外側で起こったなら?
魔窟の底に埋もれてしまっていたシリーズ最終上下巻を、ようやく、ようやく「偶然」発掘して、機を逃さず読むことが叶いました。いやあ、一度読み逃してからいつ読もういつ読もうと後回しにしていたら、まさか一年以上積んでしまうことになるとは思わなかった。
さて、前回外からの攻撃には一切揺るがぬ無敵さを見せていた文研部に対して、ふうぜんかずらが仕掛けてきたのはヘキサゴンの内輪での対立。しかし、これも何とかクリアして「ふうせんかずら」から終了宣言を勝ち取った五人だったわけだけれど、まさかの延長戦が彼らの身に降りかかる、というのは正確ではなく、実際は彼ら以外の身に降りかかってきた、というのが正しい。そう、今度は文研部の五人を他所において、違う人達に現象が見舞い始めたのだ。いくら五人の絆が無敵とはいえ、あくまでそれは五人の内でのこと。彼ら以外の人たちに対して彼らが成せることというのは、こうして外で現象が起こってみると思いの外少ないことがわかってしまうのである。
この五人、社交性が低いということはなく、むしろ文研部以外にも多くの友達がいる子たちなんだけれど、いざ、ふうせんかずらやその同類の起こす問題に携わるとなると、どうしてもこれまでと同じく、五人の内だけで頑張ろうとしてしまうわけである。
……実際は今回の一件は五人の内部で起こっていることではないので、決して五人の内輪だけで抱えるべきものではないにも関わらず、これまでの癖というか慣れというか、絆の深さが逆に他の人たちとの間に壁を作ってしまっていて、誰かに相談するという発想が生まれず、ひたすら自分たちの中だけで足掻こうとしてしまってるんですね。
しかし、自分たちが頑張れば何とかなったこれまでと違って、外で現象が起こっている今回の一件では、彼らは打開策を見つけられずに精神をすり減らしていくばかり。完全に行き詰まってしまったわけです。こうなってくると、五人の絆というものはむしろ五人に孤立感をもたらすものへとなってしまってるんですね。
そんな彼らに、貴方たちは貴方達だけじゃないんだよ、と手を差し伸ばしてきたのが、無意識に五人という殻に篭ってしまっていた彼らに、外から風穴をあけてくれたのが各々の家族だったわけです。五人とも、イイ家族に恵まれてたんだなあ。一番こじれていた伊織のところも、結局お母さんは一番娘のことを考えてくれていたわけで、今回だってすぐに娘の異常に気づいて動いてくれていたわけですからね。

とまあ、家族の精神的な支えと後押しを受けて、現象に関わる記憶が消されてしまうという危機に真っ向から立ち向かう勇気を得た五人は、ふうせんかずらの協力を得て3番目たちが作った「孤立空間」へと突入するのでした。
というのが上巻までで、下巻では孤立空間に閉じ込められ、現象に見舞われている学校の面々の中に入り、事態を打開しようと動き出すことになるのだけれど……結局、ここでも前回家族の支え、という形で示唆された五人だけで完結することの危険性に対して、太一たちは気づかないまま状況にあたってしまうわけだ。
実のところ、特に下巻に関しては五人の個々について書く事ってかなり少ないんですよね。殆ど、五人まとまった文研部として、行動も考え方も統一されてしまってる。これまで現象に立ち向かう上で武器となった一人ひとりの個性が殆ど生きていないのだ。お陰で、はからずも周りの人間たちからも、太一たちは文研部として一括りに認識されてしまう。それはケースによっては有力な一団として強力なアドバンテージになったかもしれないけれど、個々の姿が見えてこないことはやがて不信へと繋がっていってしまうのである。
結局、ギリギリまで太一たちは自分たちとそれ以外、に分けて隔てて考え動いてしまってたんですね。本来、五人に生まれたような絆を、この孤立空間に巻き込まれた全員に広げなければならなかった状況において、彼らは五人という内に篭ってしまっていたわけだ。かつて太一たちが経験した「現象」で、独り自分の内に篭って周りの人とぶつかろうとしなかった者の声が、他の四人に届かなかった時のように。この時の太一たち五人の声は、本当の意味で周りの人達の心には届いていなかった。個々の顔の見えない文研部という一団の声は、理性には届いても心には響かなかったのである。切羽詰まり追い詰められた人たちの心は理屈では割り切れないものがある。だからこそ、いくら正しい言葉でも、異常な状況の中で吐かれる正しい言葉だからこそ、そこに不信が生まれてしまったのだ。
だから結局、答えは、打開策は、ある意味いつもと一緒だったんですよね。
いつもとは全く違う混沌とした展開に見えて、ココロコネクトというタイトルに基づく内容はこれっぽっちもブレていなかった、と思えば、やはり大したものだと唸らずには居られない。
ただ、でもね、これだけ太一たち五人の個々の輝きが見えないと、話としていつものレベルの深く掘り下げまくった面白さには及んでいなかったように思うわけですよ。いつの間にかキャラ立ってたクラスメイトたちも、上巻の冒頭では生き生きとしていたのに、その後クライマックスまでせっかくのキャラ立てが勿体ないほど、あの孤立空間では存在感がなくなってしまっていましたし。
こうなってみると、日常での肩肘やらないやりとりの、みんなの輝きっぷりは眩しかったなあ。
なるほど、最後の最後にもう一回短篇集を出してシリーズを締めることにした意図は、那辺にあるのかもしれない。

ココロコネクト ステップタイム4   

ココロコネクト ステップタイム (ファミ通文庫)

【ココロコネクト ステップタイム】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫

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お付き合いするということは、二人の仲も進展するということ――生まれて初めて恋人ができた桐山唯は、悶えていた。それを見かねた親友の雪菜が、太一&稲葉、中山&石川を巻き込んだトリプルデートを計画して……!? 大混乱の初デートから、五人が互いの第一印象を語る創部ヒストリー、稲葉と伊織の友情秘話に、藤島麻衣子と1年生'Sが立ち上げたプロジェクトの全貌まで! 愛と青春の五角形コメディ、美味しいところがぎゅっと詰まったココロコレクト第2弾!!
最終巻前の、最後の短篇集。
ファーストエンカウンター
後藤教諭によって、無理やり文化研究部なる一所に集められてしまったペンタゴンの馴れ初めの物語。
そりゃあ、五人が五人ともろくに面識も無し。その上独りだけで部活を立ち上げようという個性的な面々なだけに、最初から上手く行くはずもなく……というより、まだ誰にも心開いていない時だからこそ、後々明らかになっていくそれぞれの問題点が、けっこうあからさまに浮き彫りになって、態度に滲み出ている事がよく分かる。特に顕著なのが稲葉なのは言うまでもないけれど、伊織や唯もチラチラと垣間見せてるんですよね。この辺りは、ある程度仲良くなると余計に見えにくくなるものなのかもしれない。まだ良く知らない相手だと、それだけ自分の言動に対して注意深くなるんですよね。そうすると、余計に自分が隠そうとしている部分が浮き彫りになってしまう所がある。尤も、そうした違和感はまだ相手も親しくないからこそ気付かれないものなんだけれど……この時点である程度違和感を捉えていた稲葉は、やはり相当に観察力に優れているのだろう。それも、彼女の臆病さ、警戒心の強さから来るものなのだろうけれど。
でも、それだけに稲葉が不必要に近い関係になってしまうだろう文研部に残ることを選んだのは、運命的なものを感じる。彼女のみならず、五人が五人ともこの五角形に得がたいものを、離れがたいものを感じて、理由のない、合理的じゃない結論に基づき、五人の学生生活を始めることになるのです。
それって、やっぱり運命的な出会い、ってやつじゃないのかなあ。

ふたりぼっちの友情
この巻では、付き合い始めた稲葉と太一のイチャイチャっぷりを楽しめるという事だったので、嫌というほど「お前らもう結婚しろよ!」と言いまくるつもりだったのに……。
そのセリフ、まさか稲葉と……伊織に使うはめになるとは。
「お前らもう結婚しろよ!!」
……え、これ稲葉と伊織が親友になるまでの、友情の物語なんですよね。なんか、読んでて物凄い熱量のラブストーリーにしか見えなかったんですがw
うわぁ……なんか見縊ってました。この二人、自他共に認める親友同士でしたけれど、ここまでガッチリと絆で結ばれた、ZEROどころかマイナスから鍛え上げられたマジものの友情の結実だったとは。これ、異性間の話だったら太一でも割って入れないわ。ムリムリムリ。稲葉がガチで男前すぎる。どこだよ、デレばんw
ここまで相手を理解したもの同士の厚い友情を見せられると、稲葉と伊織なら……いや、彼女たちに限らず、文研部の五人なら、たとえあの「フウセンカズラ」の陰謀、或いは試練がなかったとしても、それぞれのトラウマや人間的な弱点、迷路の元を克服できたんだろうなと思える。確信に近いものを抱ける。確かに、「フウセンカズラ」の起こす現象は、五人の心象をさらけ出し直面させることで、五人の関係を尋常ならざる強固なものへと成長させたのですけれど、決して必要不可欠なものではなかったと、外からの介入なしで自分たちだけであれだけの関係を築けた伊織と稲葉を見れば、断言できます。正直、この話を読むまではあの五人の信頼関係は、あれらの事件あってこそ、と思ってたんですけどね。
ちょっと、この子たちを見くびってたかもしれない。

デート×デート×デート
藤島さんよりも、雪菜の方がよっぽど恋愛マスターじゃないかw
この学校、逸材が多いなあ(笑
というわけで、期待のトリプルデート編。カラー口絵の三人娘のファッションチェックは、これ至高の一品ですよ。特に、やはり好みは稲葉でしょう。この衣装、ガチで好みドストライクなんですが。
彼氏彼女として付き合い始めたにも関わらず、未だにちゃんとデートもできていない唯と青木、そして先の巻でくっついた中山ちゃんと野球部の武士・石川くんの関係のじれったさに爆発した雪菜と、完全に面白がってる伊織プロデュースで、安牌の稲葉・太一カップルを巻き込んで、トリプルデートが企画されるというお話。
初々しさが爆発している中山ちゃんと、色々踏み外してる唯、そしてもはや熟練カップルの域に突入してしまっている稲葉んの三者三様のデート模様が実に楽しい。むしろ、はっちゃけまくってる雪菜と伊織を見てるほうが楽しい気もするが、いずれにしてもニヤニヤ。
にしても、稲葉んは既にデレばんの域を通り越して本気で何年も付き合ったようなカップルになってるなあ。まったく、どんな修羅場を二人で潜り抜けてきたんだろうw
と、思いきや肝心なところでは、きっちりデレばん来ましたわーー!! はい、ゴチになりましたぁ!
一方で、傍目はチャラ男そのものな男だけれど、青木はこいつ、まったく器でかいよなあ。言動こそ軽薄で軽々しいんだけれど、その実懐深くどっしり構えて何でも受け入れる度量があるから、唯も悪い意味で切羽詰まらずに要られるんでしょうね。この娘、ついつい暴走する分自分を追い詰める傾向があるっぽいんだけれど、青木の存在は唯に迷走する自分を許容する余裕を与えてくれているようにも見える。
要は、お似合いのカップルという以上に、この二人は付き合ってお互いにより良い影響を与え合えるカップルなのでしょう。
もう、お幸せに〜、てなもんだ。

この我が道を行く疾走
いやあ、本当に藤島さんという人は自己完結した人だなあ(笑
以前にも同じ感想を持ったものだけれど、この人わりと足元緩いというかふらふらと精神的に覚束ないところがあるわりに、結局自分一人で結論出して立ち直っちゃったりするんだよなあ。あれだけ周りをよく見ているにも関わらず、それを全く自分と絡めて捉えていないというか、自分と絡めた上での関係を全く意識していないというか。以前にも藤島さんは部外者とはいえないくらい、ペンタゴンに踏み込んできた事があったんだけれど、その時も自己完結して一人で満足してとっとと立ち去っていっちゃったもんなあ。
面白いのは、この人は自分一人で完結しているくせに、その言動は否応なく周りを巻き込んで振り回し、大騒動を引き起こしてしまうという特性を有しているところでありましょう。そのお陰か、何故か藤島さんは孤独という単語からは程遠い(笑
……ただ、渡瀬は深刻に女の趣味が悪いと思うぞ。いや、あれがデレた姿は無茶苦茶見てみたい気もするが。

なんか、紫乃と千尋にもフラグが立っていい雰囲気だし、あっちゃこっちゃで恋愛風が吹き荒れてるねえ。

と、平穏で賑やかで幸福な日常が戻ったかのようなペンタゴンとその周辺ですが、それとなく不気味な風が吹き始めている描写がチラホラと。これが、最終巻の伏線か。前巻で、フウセンカズラたちが恐ろしく不穏な話をしていただけに、こいつは大波乱必至か。

シリーズ感想

豚は飛んでもただの豚?25   

豚は飛んでもただの豚?2 (MF文庫J)

【豚は飛んでもただの豚?】 涼木行/白身魚 MF文庫J

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テストにバイトに部活動。日々繰り返す高校生の初夏の梅雨。特別なことなど何もない、これが本当の平凡な日常。だけれども、そんな平凡な日常がどれだけ芳醇で密度濃く弾けんばかりの瑞々しさで満ちているか、それをこの作品は目を見張るような鮮やかさと濃厚さを以て見事に描ききっている。
素晴らしい、本当に素晴らしい。
日常のどこが薄っぺらなのだ。どこが退屈なんだ。冗談じゃない、ただ普通に日々を過ごすことはこんなにも大変で、一生懸命に生きなきゃやってけないんだぞ。漠然と過ごしていたら、あっという間に過ぎ去っていく時間を確かに踏みしめ、感じ取り、大事なものを掴もうと足掻いてもがいてじたばたしていたら、退屈なんてしている暇なんて何処にもない。飽きている場合なんかどこにもない。
それが、ここでは如実に描かれている。
ああ、真剣に生きるって素晴らしい。一生懸命毎日を乗り越えていくってなんて素敵なことなんだろう。眩しくて仕方がない。子供たちの妥協しない頑張りが、夢中になって自分の中を覗き込み、自分と繋がる他人を見つめ、そこから広がる世界を見渡して、必死に手繰り寄せようとする姿の、なんて平凡で当たり前の事だろう。
そう、これって何も特別じゃないんですよ。誰もが誰も、皆が普通にやっていることに過ぎない。日常なんです。誰にでも共通する、ただの日常。
それが、こんなにも瑞々しい。そして、これこそが青春なんだろう。
最高じゃね、この物語。

てっきり二巻はもっと恋愛に主眼を置いた話になると思ってたんですよね。それが、恋愛にかまけることも出来ないくらいに、この子たちの学生生活は忙しさに満ち満ちていて、ただ普通に学生として生活することに容量を使い切るハメになるとは思わなかった。そう、忙しいんですよね、日常って。これを退屈だなんて言える人は、どれだけ何も持っていないんだろう。人間、やりたい事が少しでもあれば、それを熟すだけで時間なんて全く無いと思い知る、それが日常であり人生だというのにさ。
そして、やりたい事やらなきゃいけないことがたくさんある芳醇な学生生活を歩もうとしているこの子たちにとって、時間はあまりにも有限であり、それを全部こなしていくには彼らの処理能力は不器用に寄っているのでした。でも、この子たちは投げ出さずに一つ一つそれを積み重ねていくんですよね。勿論、やり方が分からなくて立ち止まってしまったり、これでいいのかと迷ったり、あまりの余裕のなさに後ろに下がってしまいそうになったり、と当然のように迷走するのだけれど、この子たちが素晴らしいのはそうした自分自身への疑念を結果としてだけれど自分一人で抱え込まずに、誰かと共有し、言葉にしてコミュニケーションをとって一緒になって解決していこうとしているところだろう。この、ちゃんと自分の気持ちを言葉にして伝える、という行為が素晴らしいんですよね。拙くも真剣に、自分の考えをまとめて言葉にだそうとしている。彼らの発する言葉は借り物なんかじゃなくて、ちゃんと自分なりの体験と経験、考え方と価値観に基づき、その上で他人の意思と思想を汲み取ってしっかりと吟味した上で、一方的じゃなく相互を考慮した上で、真剣に丁寧に慎重に言の葉の上に載せたものだから、とてもダイレクトに心の芯に届いてくるんですよ。飾らないからこそ、本気だからこそ、拙いからこそ、本物の言葉だからこそ、気持ちが伝わってくる。
自分に対しても他人に対しても真剣な言葉って……凄い力ですよね。
そしてこの子たち自身もまた、誰かに真剣に言葉を送られた時の感動を、力を得る感覚を、とても大切な気持ちで噛み締めている。決して蔑ろに扱わず、本気に対して本気で受け止めている。
その姿はとても一生懸命で頑張っているのが伝わってくる。それが、とても素敵に感じるのだ。
やってることはとても素朴なことなんですけどね。ただ、テストで赤点を回避するために勉強して、かつての片思いに決着をつけて、試合の敗北に打ちのめされ自分の今までを省みて。それは誰もが同じではないけれど似たような経験がある、平凡な日々の出来事。
それを、これだけ新鮮に、瑞々しく描き出すこの作者の筆に、今感動すら覚えてます。素晴らしい、素晴らしすぎる。今回、なんど素晴らしいを繰り返した?

青春してますかーーー!?

恋愛パートの方は、上でも触れたように殆ど進展はなく、てっきりあると思っていた瑞姫の修羅場イベントも今のところ予兆もない状態。稜との関係も良い友だちというところからまったく脱却できていないあたりはもうちょっと頑張れ、と言いたくなるところなんだけれどこいつは今更繰り返す必要もないくらいに頑張ってるからなあ。
でも、相性という意味ではやっぱり瑞姫の方が合っているのだと、二人の屈託のないやり取りを見ているとどうしてもそう思っちゃうんですけどね。それに、着実に瑞姫の中では真宮の存在が大きくなっていっているのは誰がどう見ても間違いないですし。正直言って、溜めが半端ない気がしますけど。もっと簡単に転んでもいいくらいに密度の濃い時間を二人で過ごしているのに、まだ瑞姫は少なくとも異性として意識している自覚が生まれてないっぽいもんなあ。あんまり溜め過ぎると、いざというときにエラいことになりそうで怖いやら楽しみやら。この物語って、真宮だけじゃなく、瑞姫も主人公ですもんね。何気にこれ、ダブル主人公の話だし。
さて真宮が今尚綾に夢中というのも導火線に火の付いた爆弾ですので、場合によっては大胆に瑞姫中心の視点で話を転がしてくる可能性も。そう言えば、綾の妙に枯れた人生観もこれ、さり気なく伏線だよなあ。あとあと、此処は大きなポイントになってくるはず。要チェックや。

1巻感想

ココロコネクト ユメランダム4   

ココロコネクト ユメランダム (ファミ通文庫)

【ココロコネクト ユメランダム】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫

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――これで最後です、と〈ふうせんかずら〉は言った。

修学旅行を控えた9月末、太一たち二年生には進路調査票が配られていた。
部室で将来を見据えながら語るメンバーを見て、一人焦りを覚える太一。
そんな時、「――これで最後です」と〈ふうせんかずら〉が現象の終わりと始まりを告げる。
山星高校全員の願望が見える、その力を危惧した稲葉は、何もしないことを部員たちに強要。
しかし、見捨てることはできないと主張する太一と唯、反対派の稲葉と青木で意見の衝突が始まって……。
愛と青春の五角形コメディ第6巻!
前回、殆どもう無敵と言わんばかりの揺るぎなさ、絆の強さを見せた太一たちペンタゴン。たとえ<ふうせんかずら>がどんなちょっかいをかけてきても、もう一切通じる事なんて何もない、と確信させてくれる結びつきを、彼らは見せてくれたはずでした。
そう、この五稜郭は外からの圧には完璧に近い防御力を誇っていたのです。外からの、にはね。
そのかわり、五角形が五角形で居られなくなった時。五人の内側で対立が生じた時、これまで彼らが誇っていた絆の強さは、脆くも綻び崩れ去っていったのでした。
前回の話は今回のための前フリだったのかと思わせるような、今までで一番もがいてもがいて、誰も何も出来ずに窒息していくようなお話でした。今回の話って、太一たちが完全に近い絆を結んだからこそ生じてしまった崩壊であり、同時に五人だけでは絶対に解きほぐせない混迷だったんですよね。もし、千尋や紫乃が居なければ、藤島の大将の暗躍がなければ。クラスメイト達のさり気ない友誼がなければ、絶対にここで破綻してしまっていたでしょう。その意味では、今回の話はこれまでの積み重ねがあったからこその話だったんだろうなあ。
それは、太一の迷走もまた同様。彼の今回の暴走は、結局最初の頃の自己犠牲野郎から何も変わっていなかったから、これまでを省みない馬鹿をやらかしてしまったのだ、と捉えてしまうかもしれませんが、むしろ私は彼が最初の頃から変化し成長したからこそ、今回の暴走を引き起こしてしまったように思います。最初の頃の太一の他人を助けようという衝動はもっと自動的だった気がするんですよね。自然であり必然であり考えるまでもない当然の行為だった。ところが、彼のそうした特質は第二巻の事件でコテンパンに叩きのめされてしまった。そりゃもう、痛い目を見てしまうわけです。
実のところ、ここでもう太一の理由のない救人衝動というのは収まっていたと見てイイんじゃないでしょうか。以降の事件で、太一は衝動に身をまかせることはなく、常に理性と思慮を働かせて動くことになります。自分の在り方というのはどうも拙いもので、自分だけじゃなく他人にまで迷惑をかけてしまうものだ、という認識がしっかりと生まれているんですね。
それが、どうして今回に関してはこんな暴走を引き起こしてしまったのか。
これについては、いささか頭に血がのぼって過剰反応しまくってた稲葉んですが、さすがというべきかちゃんと彼女なりに答えにたどり着いています。まあ、稲葉も色々と要らん事言ってしまったきらいがあったんだろうなあ。そこまで深刻に考えずに軽口程度のつもりで言っちゃってたんだろうけれど、太一も何だかんだと無意識下で気にしてはいたのでしょう。それが、進路調査票の一件が導火線となって、化学反応を起こし、彼の中のコンプレックスを大いに刺激してしまったのではないでしょうか。
というのも、今回の太一の行動には常に焦燥がつきまとってるんですよね。本能的なものとは程遠い、頑ななまでの固執。意図的な思考の硬直性と視野狭窄、無意識の思い込みと他の可能性への排他が根強くこびりついているのです。そこには確信や正義感など何処にもなく、焦ったような必死さと不安を押し殺すような硬さ、見たいものだけを見ようとする縋るような弱々しさがあり、折に触れて自分の正しさを強調して安心を得ようとしているのです。
こうあるべき、と舵を固めてしまい、目を瞑ってその場にうずくまってしまっては、これまでのように迫り来る様々な強さ形状方向の波を乗り越えることなど出来るはずもなく、今までにない破滅的な破綻を太一は迎えてしまったのでした。
稲葉からすれば、忸怩あるものがあったはず。本来なら此処までドツボにはまってしまった太一を助けるのは自分をおいて他にないはずだったのに、結果として敵対することになり彼の目を覚ますどころか余計に追い込む形になってしまったわけですから。太一の方ばかり目立ってますけれど、意固地になって行動や思考を制限してしまっていたのは稲葉の方も同じだったんじゃないかな。今回の彼女のキレの悪さは相当に目につきましたし。
そもそも、個人的には最初に稲葉が示した方針は正しくはあってもかなり無理があったんじゃないかと思うんですよね。そりゃ、当事者が判断していたら歯止めがきかなくなるだろうことは自明の事かもしれませんけれど、だとしても何が何でも無視、なんてのは現実には出来ないですもんね。特に青木の家の件については、そのまま放置していた場合、全員が不幸になっていた可能性が非常に高かった事を鑑みるなら、大事な人を守るために行動した唯の決断は否定出来ない。何が正しいかわからないなら、顔も知らない人の運命よりも身近な人を優先することの何が悪いのか。善悪じゃないんだよなあ。結局のところ、自制できるかデキないか。唯も太一もそれがデキなかったのが最大の問題なのでしょう。
その意味では、ニュートラルであることを選んだ永瀬が一番賢明ではあったんだろうけれど、中立であるからこそ終始受け身にならざるを得ず、事態が悪化する事の歯止めにならなかった訳で……難しいなあ。
それでも、永瀬が中立で居てくれて楔として機能してたからこそ五角形が決定的に壊れてしまうことなく、
最終的には彼女の存在が太一の目を覚まさせるきっかけとなり、千尋たちが背を押してくれる形になったわけですから、目立たずとも永瀬は重要なキーパーソンだったんでしょう。
もう一人の重要なキーパーソンだったのが、青木。今回一番大変な事になっていたのが彼で、実際ムードメーカーの彼がいつもどおりでなかったために作品の雰囲気自体が落ち込んでしまって大変だったのですが、テンションこそずっとローだったものの、彼のブレのなさ。一本筋が通って揺るぎのないところは一切変わらず、今回大人しくて唯たちと対立する側に回っていた割に、その存在感には大きなものがあった気がします。というか、作品通して彼の揺るがなさってこの五角形の支柱なんだよなあ。他の四人が結構不安定な分、青木の存在にはムードメーカーどころじゃなく、拠り所みたいになってる部分がある気がする。
そんな青木に、今回唯は本当に必死で……いつも青木の方から一生懸命だっただけに、唯の側からちょっとなりふり構わないくらい一生懸命に青木の為に走りまわる姿には感慨深いものが。そして、ついにようやく、やっとこ、此方もカップル成立。おめでとう。心からおめでとう、ですよ。
稲葉と太一の関係も一度頭から水をかぶって洗い流して再編して改めて結ばれなおして、こんどこそ鉄板に。好きの形は違っても、好きである事に違いはないわけで……それを負い目に感じたり不安に思ったりする必要などこにもないんですよね。刹那の関係じゃなく、いつまでも途切れずに続いていく、そんな確かな思いの成就を、此処で見た気がします。

そしてもう一人、藤島閣下はもうあれはよくわからん(笑
恐ろしい勢いで五角形の領域に踏み入ってきたくせに、結局彼女って彼らの物語に入り込むこと無く、一人独立したまま自分だけで完結しちゃったんですよね。太一、あの場面で結構語りに語ってたはずなんだけど、ある意味あれはスルーし倒したといえる反応じゃないのか!? ちょっと唖然としてしまった。藤島閣下、なんかすげえw 凄いけどばかじゃないのか?(爆笑

ついにふうせんかずらから引き出した終結宣言。これでやっと唐突に訪れる非日常に怯える日々も終わりか、とおもいきや……ちょ、ふうせんかずらと二番目が、無茶苦茶不穏な会話してるんですけどw
短篇集を挟んで、次がホントの最終巻。心して、待つべし。

シリーズ感想

豚は飛んでもただの豚?4   

豚は飛んでもただの豚? (MF文庫J)

【豚は飛んでもただの豚?】 涼木行/白身魚 MF文庫J

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元不良でこの春から高校生になる真宮逢人は、バイト先から逃走する食い逃げ犯を追いかけていた。逃げられそうになったところを、ポニーテールの美少女・藤室綾の純白の……――ではなく、ハイキックに助けられる。真宮はその日から、綾のことをなぜか忘れられずにいた。高校の入学式当日、真宮の席の目の前には、見覚えのあるポニーテールが揺れていて、思わぬ再会を果たす。さらに、バイト先には綾の妹・瑞姫までやってきて、新しい日々が始まる予感。そんなある日、真宮は瑞姫から「綾姉のこと気になるんでしょ?」と告げられ――。第7回新人賞〈最優秀賞〉受賞作・元不良の少年と美少女三姉妹が織り成す、青春×初恋×ぽんこつストーリー堂々開幕!!

青春、してますかーーー!!!

中盤からもう初々しいまでの青春っぷりに、ニヤニヤがとまらなくて表情筋が痛い! 今のこのご時世に、わざわざ新人の作品に白身魚さんを引っ張ってきた理由はよく分かった。今このご時世だからこそ、こんなド直球の青春モノにはこのイラストレーターさんを使いたくもなるってなものですわ。いやあ、ここまで清々しいストレートは滅多とないですよ。普通、ここまでド直球だと青臭さが鼻についたり、おじさん直視できませんみたいなこっ恥ずかしさが目に付くものですけれど、意外と人間関係の進展の転がし方がこなれていて、するすると引きこまれていったのも感心どころ。特にあらすじにも書かれている瑞姫が真宮に「綾姉のこと気になるんでしょ?」と告げた場面からの展開は、作中にのめり込むぐらいに一気に引きこまれました。この手の三角関係って、考えてみると別段珍しくもないものなんですけれど、流れが絶妙に自然すぎてびっくりするくらい新鮮で、当人たちも気づかないまま関係性がひっくり返ってしまっていた事に気づいたときには、ありきたりの展開だよなんて口が裂けてもいえないくらいにドキドキワクワクしてしまって、わっどうなるんだろう、これどうなっちゃうの!? と野次馬根性なのか何なのか、ともかく手に汗握って興奮状態。いやあなんかすみませんねえ。
うん、兎に角これバランスが絶妙なんですよね。ターニングポイントからこっち、どうもこれ、読者の感情移入の対象が真宮一人から瑞姫も含めたダブル主人公みたいな形になってるみたいだ。瑞姫が真宮の恋の応援をはじめた瞬間から、読者の注目は俄然と瑞姫の心境の方へとスライドするんですよね。彼女の真宮に対する純粋な好意や心配、ヤキモキとした気持ちがいつコロッと違うものへと変化するのか、そりゃもう気になって仕方なくて、あのぶっきら棒で人付き合い苦手そうで喋りも無骨で無愛想な真宮と瑞姫がどんどん仲良くなって親身になっていく様子にハラハラどきどきワクワクの連続。たまりませんよー。
この三角関係の味噌は、真宮とその初恋の相手である綾の関係がまんざらでもないって所なんでしょう。わりとこのパターンって、相手の女の子清楚でおとなしいタイプだったりするんだけれど、綾は悪友タイプで気遣い無用の姐御タイプ。とっつきにくい真宮とはかなり相性良さげなんですよね。ぶっちゃけ、序盤はもう二人、御似合いすぎて瑞姫たちなんか、入り込む余地ないんじゃないか、と思ってたくらい。最初は瑞姫のこと、完全に噛ませだと思ってたもんなあ。それが、瑞姫が見る見るうちに並んできたもんだから、テンションもあがりますよー。
真宮がふらふらせず、不器用に綾に恋しているというのも良かったかも。八方美人だと魅力も減じてしまいますしね。かと言って一途すぎると他の人が入り込む余地もありませんし。その点、初恋もこれまでしたことがなく、友達らしい友達もいなくて、人付き合いからして一から手取り足取り教えないといけないような初心者で下手くそもの、という主人公は傍で世話してあげないとどうしようもないって感じで介入の余地も大きいですしね。それに、不器用な分、この男、瑞姫に対して全幅の信頼を置いてしまってますし。
今のところ、瑞姫はまだ真宮のこと、三角関係に発展するような異性としての感情を抱いていませんし、純粋に応援してあげたいという気持ちで固まっているようですけれど、姉にあんな質問するあたり、実は意識し始めている、という可能性もナキニシモアラズ。
場合によっては、これから凄まじい修羅場もありそうな予感もありありで、正直ここでマテを食らわされたのは堪らんのですよ。欲求不満ですよ。綾が真宮の気持ちに気づき、瑞姫が恋に目覚めたとき、はたしてどういう関係が現出してしまうのか。ヤバイ、ワクワクが止まらない。すっごい続きが読みたい。
これは<最優秀賞>というのも納得の素晴らしい青春ものでした。もしこの一冊で行くところまで行ってたら文句なしに諸手を上げて大絶賛でしたよ、うん。ええい、焦らしおって焦らしおって(笑

ココロコネクト ニセランダム3   

ココロコネクト ニセランダム (ファミ通文庫)

【ココロコネクト ニセランダム】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫

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新メンバーの千尋【ちひろ】と紫乃【しの】が加わり、来たるべき体育祭に向けて盛り上がる太一【たいち】たち文研部。だがそんな一大イベントを前に1年生のふたりはどこか浮かない顔をしていた。そんなある日、太一は伊織【いおり】から「未練がある」と告げられる。さらに周囲の言動から立ち上る強烈な違和感――信頼しているからこそ相手の言葉を疑いなく受け入れてしまう5人、そんなメンバーを陰で嘲笑うのは太一たちが予想もしない人物で……。愛と青春の五角形【ペンタゴン】コメディ、絆を貫く第5巻!!
案外あっさりと馬脚を現してしまったな、千尋。もうちょっと彼は複雑な内面を抱え込んでいるのかと、新登場時は穿ってたんだが、えらくホイホイと与えられた力に浮かれて調子に乗ってしまうことに。いや、もうちょっと慎重かつ狡猾にやんなさいよ。やり方も場当たり的でトータルとしてみての計画がないし、そもそも具体的な達成目標も立てていないものだから、完全に気分任せ。万能感に酔い浸って悦に入っているばかりで、「ふうせんかずら」もこれはあてが外れたんじゃないだろうか。どうも早々に千尋に関しては見きってしまっていたようですし。まあ、期待値がゼロだったからこそ最後に「ふうせんかずら」の面白い顔が見られる事にはなったんだろうけれど、あんまり千尋に関しては評価は出来んなあ。
千尋は兎も角として、紫乃は必死にゼロ地点から自分の力で這い上がって先輩方に憧れ追いつこうと努力はしたものの、ふたりとも心構えこそ入れ替えられたかもしれないけれど、まだまだ絆や信頼感という点においてはあの五人とは圧倒的な差がある。この差はスターチラインが違う時点で、どうやっても完全に埋める事は出来なさそう。あの五角形はほぼ完成形で、新たに加わる隙間や余地が皆無に等しい。

しかし、今回の彼らを見ていると、もう殆ど外部からのチョッカイではこの五人の関係性は小揺るぎもしなさそうだ。伊達に人間関係致死量のトラブルを短期間で3つ4つ乗り越えたわけではない、というのを圧倒的に示してくれたわけで。今更どうやっても彼らの関係にヒビを入れられるとは思えないだけに、ふうせんかずらがどう動くかが想像できないな。と言っても、もともとふうせんかずらの考えなどまるで分かりもしないのですが。何しろ、こいつも目的がサッパリわからんもんなあ。
今回は一年生二人が主体だったせいか、いつもよりもテンション低め。外からかき回すよりも、内からトコトコ煮こんでかき混ぜる方がやっぱり面白いのですよ。という訳で、次回は五人メインに戻してほしいなあ。そろそろ、ふうせんかずら当人の方に踏み込んでいかないと、物語も停滞してしまいそうな危惧もチラホラと。

シリーズ感想

赤鬼はもう泣かない3   

赤鬼はもう泣かない (ガガガ文庫)

【赤鬼はもう泣かない】 明坂つづり/白身魚 ガガガ文庫

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女子の二の腕をなめてしまったヘンタイ中学生(?)・西遺大豪は単身、地方の学校へと転校させられる。奇妙な担任やクラスメイトたちに囲まれながらも転校生活を慎重に送ろうとするのだが、いきなり隣の席の女生徒・喪庭ここめに指を吸われてしまってドキドキ。しかし村中の人々からは、なぜだか「垢嘗」という妖怪あつかいをうけてしまう大豪。対するここめは大豪の血を吸ったせいなのか、徐々に変化していくのだが……!? 第5回小学館ライトノベル大賞、審査員特別賞受賞作!!
最近はこう、大人の人がちゃんと大人らしい義務や責任を果たしている、いわゆるカッコイイ大人が出てくる作品を見ることが多くなっていたので、自分が大人である事が自身の愚劣で身勝手で醜悪な在り方を正当化する言い訳になってると思ってる輩がこぞって出てくる話には、新鮮な気持ちさえ抱いてしまうのですねえ。
いやあもう、こういうくそったれな大人が出てくると、ほんとに腹が立つ。いっそ滅ぼしてしまえよと思ってしまう。おっさんおっさん、大豪くんがあんたの話を聞かないのは彼が子供で物の道理がわかっていないからじゃないの。殊更自分が悪くないんだ、責任はないんだ、悪いのは世の中の摂理であって自分は大人だからそれに従うのだ、大人だから仕方ないんだ、大人じゃない子供は言うことを聞いていればいいんだ、子供のくせに何も分かっちゃいないんだ、と自分は悪くないという責任転嫁の言い訳ばかり言い募り、身勝手で自分たちにだけ都合の良い醜悪な価値観と言い分だけを押し付けようとして、それで物分りがよいつもりになっている、そんなクソたわけた道理に耳をかたむけるほど、少年は腐っていなかっただけなのだ。
大人は勝手なことばかり言う? 違う違う、大人だから勝手なことを言うのじゃない。あのおっさんをはじめとするムラの連中が愚劣だから、こういう物の考え方しかたできないのだ。大人を貶めるな、てなもんである。
正直、最終的に連中と和解が成立したのがちと信じられない。ただ不信と恐怖心から排斥行動が発生し、実際死者が出るまで拗れた事態である。お互いに信用も信頼もあったもんじゃないだろう。これ、遠からず破綻するよなあ。
自分が人間である事にこだわり続け、垢嘗という妖怪とのハーフであることをコミカルにだけれど否定し続けた大豪くんは、恋した少女の味方で在り続けるためについには自分が人間であるという未練と決別して完全に妖怪サイドに移行してしまいます。ぶっちゃけ、人間であることをやめちゃった以上、彼が人におもねる必要はまったくないんですよね。村民は、和解が彼らが膝を折って屈服し、自分たちは危険でないのだと主張するのを認めてあげたから成立したのではなく、単に彼らが人と仲良くしてあげようと純然たる好意から妥協してあげただけ、というのを理解してるんだろうか。まあ、それが理解できるほど愚かでないなら、薮をつついて蛇を出すような馬鹿な真似はそもそもしないよなあ。

ココロコネクト クリップタイム5   

ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫)

【ココロコネクト クリップタイム】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫

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太一さん、俺達に、部に入って貰いたいって思ってます?

「新入部員がこなーい!」積極的な勧誘をしないと決めたものの、いつまで経っても現れない新入生に焦る太一たち。そんな時、文研部の扉を叩いたのは気だるげな男の子と内気で小柄な女の子で――。待望の新入部員編と、文研部が1枚のスクープ写真で学校を湧かせた文化祭秘話、伊織と太一との三角関係に悩む稲葉の奮闘劇から、唯が体験した女の子とのドキドキ初デートまで! 愛と青春の五角形コメディの美味しいところを集めたココロコレクト第1弾!!

うおぃ!! この女、いったい誰だよ!?
ついにベールを脱いだデレた稲葉姫子。伊織が命名するところの「デレばん」がベールを脱いでしまいました。完全に病気扱いされてるじゃないか!(爆笑
いや、それにしても凄い。これがあの稲葉なのか? 全然別人じゃないか。キャラ崩壊してるじゃないか。丁度短篇集なので、時系列にそって短編が並んでいるのだけれど、9月時点と翌年4月の稲葉を見比べてみると、気が遠くなる、というかSAN値が下がる。だから誰だよ、お前。やばいなあ、思い出しただけで笑けてくる。こりゃ確かに太一と稲葉のバカップルっぷりはあてられるとか鬱陶しいを通り越して、もはや一つのネタとして楽しめるわ。本来三角関係の一角にあった伊織が二人のアリサマに一番ウケてるというのも、伊織の性格や後腐れなさを感じられて清々しい。しかし、本来ならああも弄られたら怒ったり照れたりしそうなものなのに、稲葉ん全然気にしてねえ。眼中にねえ。完全スルーで太一に夢中かよ。だからホントに誰だよアンタ!!!
一巻の時点でまさかこんな事になるなんて、予想した人いなかっただろうなあ。いたら怖いよ。
丁度最初の短編は、一巻の直後あたりになるのか。この頃はまだ太一と伊織の本命が揺るがない雰囲気だったんですよね。稲葉はむしろ二人の仲を後押ししている方だったし、伊織も太一も当人同士が何れ遠からず付き合いだす流れである事を自覚していて、あとはキッカケがあれば、という状況だったのにねえ。いやはや、それがこうなってしまうとは、紆余曲折にも程があるよ。
稲葉たち三人に隠れてますけど、唯と青木も遅々とではあってもこうして見るとちゃんと進展はしてたんだなあ。こっちはこっちで、最初はどうやったって青木にメはないって空気でしたのにねえ。まさか、最後の短編ではもうあの娘とはなんでもないんだからね、とわざわざ念押ししにくるくらいになってしまうとは。
でも、この五人は別に「ふうせんかずら」に嫌がらせに巻き込まれて特殊な状況に陥らなくても、普通の日常風景を追っかけているだけでもこんなに楽しいものだったとは。普段から十分、はっちゃけているというかお祭り騒ぎしてるじゃないか。これ、ただの日常ドタバタコメディだったとしても、それで十分一級品ですよ。キャラクターがイキイキとしている。短篇集ということで文研部の五人だけじゃなく、例の藤島委員長やクラスの友達連中も出てくるんだけど、滅茶苦茶キャラ立ってるじゃないですか。というか、藤島さん、あんた色々な意味で目立ちすぎや!! 一年次の時でも無駄なくらいキャラ立ってたのに、二年になったらなんでそんな事になってるんだよ、もう爆笑してしまった。ほんと何この人w
作中で自家ツッコミしてらっしゃるが、新学期になってキャラが別人になってる人多すぎ!!

さて、新年度になって太一たちも上級生となり、文研部も新入部員を確保しにかかるわけだが……うん、新入部員は欲しいけれど、まさに心の底までさらけ出しあった、これだけ絆の深まった五人のコミュニティに部外者を入れたくない、という微妙な心理、よくわかる。ふうせんかずらのちょっかいに巻き込んでしまうかもしれない、というのも確かに間違いないんだろうけど。仲が良くなったグループが排他的になるというのは自然を通り越して必然と言ってもいい流れですもんね。
それぞれの理由で文研部に惹かれながら、果たして自分がこのグループに加わっていいのか、自分は望まれているのかが見えず、二の足を踏む新入部員候補の新キャラ二人。このへんの旧来の五人と新たな二人の、表面上は和気藹々と賑やかに過ごしながら、同時に繊細で微妙な心理的な探り合いを重ねていく様子は、なんだかついつい心の腰を据えて読み込んでしまいましたね。短編でもこのへんはさすがは【ココロコネクト】と言ったところでしょうか。それでも、最後に自分たちの無意識の深層心理に気づき、その上で声を上げて後輩たちを招き寄せる五人の姿には、ついつい満面の笑みがこぼれてしまった。ほんとねー、この子らは素敵だわー。最高に素敵で気持ちの良い若者たちである。大好きですよ、この五人。
そして、そんな五人組にプラスとして加わることになった天然少女とひねくれ少年。天然少女の方の動機、というか心の底にある自分への蟠りみたいなものはなんとなく透けてみえたのだけれど、少年の方はかなりややこしそう。彼が「そう考えている」対象って誰のことなんだろう。あの物言いだと、伊織ではない、と言ってるみたいだけど。ややこしい分、一番最初に「ふうせんかずら」に絡まれてしまったか。これまでは、いつも五人一緒に現象に巻き込まれていたけれど、もしかしたら今度からは大きくルールみたいなものが変わってきそうだなあ。

それにつけても「デレばん」である。もうこの作品どっかいい所でアニメ化してくれないかな。そうなったらニヤケ死ぬ自信があるぞ。

シリーズ感想


普段の普通の日常から傍から見てて面白い

ココロコネクト ミチランダム5   

ココロコネクト ミチランダム (ファミ通文庫)

【ココロコネクト ミチランダム】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫

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そして──永瀬伊織は壊れていった。

「太一とは、付き合えません」太一は正式に伊織に告白し──玉砕した。異常な現象が起こっていても関係ないと、決死の覚悟で臨んだ想いは儚く散り、その上、重い足を引きずり向かった部室でフられた事をメンバーに知られてしまう! 部内は騒然となり、稲葉は動揺を隠せない。伊織が場を取りなそうとしたその瞬間、彼女の心と感情が響き渡り……。そして、その日を境に永瀬伊織は変わってしまった──。愛と青春の五角形【ペンタゴン】コメディ、岐路と選択の第4巻!
傑作。最高傑作。読み終った後に、これほど胸がぽかぽかにアッタマって、キューッと本ゴト抱き締めたくなってしまったような作品を傑作と言わずしてなんという。
ああもう、この子たちは素晴らしい、素晴らしいなあ。一人ひとり、ギュッと手を握って、ギューーゥと抱きしめて、バンバンと背中叩いて、ナデナデと頭を撫でてあげたい。君たちは本当に素敵でかっこ良くて可愛くて愛おしい子たちなんだと思ってることを、直接伝えてあげたくてたまらない。その代わりを、こうやってキーボードを叩いて発散しているわけなのだが。
もう、キューーッ、である。ムギューーーッ、である。たまらんぜー。みんな大好きだっ。

ふぅ、一先ず行き場のない塊を発散できた。落ち着け落ち着け。
 
実のところ、今回の「ふうせんかずら」が仕掛けてきた現象「感情伝導」は、今まで太一たちに起こった数々の現象と比べるとまだ大人しい部類のものだった。身体と精神が入れ替わってしまったり、理性が働かずに欲望のままに動いてしまったり、精神ごと身体が過去のものに若返ってしまったりといった現象に比べれば、「感情伝導」は太一たち身内の間にしか発言せず外部には直接影響が派生しない。そういった意味で、一番おとなしい現象のはずだったのに……伊織の破綻によって影響は普段の学校生活や友人関係にまで及んでいってしまうことになる。地味に最大のピンチだったんですよね。何気に、文化研究会を解散しなきゃならないんじゃないか、とまで思いつめる事になったのは初めてだった訳だし。
ただ、落ち着いてよくよく考えてみると今回の「感情伝導」で壊れてしまったのが伊織だけ、というのは凄いことなんですよね。これまでで一番大人しい現象とはいえ、外部に影響が出にくいだけの話で、その内容はというと自分が心のなかで思った、考えたことが感情ごとテレパシーみたいに伝わってしまう、という自分の心の中を洗いざらい見られてしまうようなものなのです。普通なら耐えられないでしょう。まともに、お互いの顔も合わせられないはず。自分の全部をさらけ出して、平気で居られるはずがない。多分、最初の頃の彼らならやっぱり耐えられなかったでしょう。五人の関係はズタズタに修復がきかないくらいに切り裂かれてしまっていたはず。
そう考えると、今のこの五人の関係というのは凄いというか凄まじいというか。これまでの事件を経て、もうこの五人は自分の弱い部分も醜い部分も、こいつらになら見られても仕方ない、心の奥底まで覗かれてしまっても、こいつらなら大丈夫、という関係になってるんですよね。勿論、そんな境地や関係に到るまでに彼らはそれこそ心がズタズタになる寸前にまで傷めつけられ、その上で痛みを乗り越え、お互いを信じ、友情を深めていったその結果として今があるわけです。安易な仲良しごっこの結果なんかじゃありません。心を傷だらけ血塗れにした上での信頼関係なのです。
今回の伊織の破綻もよくよくみると、自分の心が覗かれる事そのものについて忌避してた訳じゃないんですよね。彼女が壊れたのは、これまで上手くやってきた事が突然出来なくなってしまったから。どうやって今まで自分を、永瀬伊織という人間をやってきたのかがわからなくなってしまったから。彼女自身、難しく考えすぎていてたというのもあるんだろうけど、これまで普通にしてきたことが突然やり方からわからなくなってしまった時って、とてつもないパニックになるんですよね。当たり前のようにしてきたことだから、これまで通りにしようとしてもその方法がわからない。多分、前巻のラストらへんから、やや自分のあり方考え方について情緒不安定になっていた所に、今回の感情伝導で外部から自分の内側を観測された際に伊織らしくない、と皆から否定されて締まったことで、何が自分なのか訳分かんなくなっちゃったんでしょうね。もう、今回の現象は明らかに伊織をピンポイントで狙っていたとしか思えない。
そんなパニックになってしまった伊織に、真っ向からぶつかっていく太一と姫子、唯と青木の四人。すれ違い、戸惑い、右往左往しながらも、これまで一緒にボロボロになって、全部さらけ出して乗り越えてきた皆の絆は、変わり果ててしまった伊織に対して、困惑や怯えは生まれたとしても不審や疑念だけは抱かせない。当たって、ぶつかって、お互いに傷ついて、図らずも傷つけあって、それでも憎しみや怒りには変貌しないんですよ。自分を哀れんだりせず、ひたすらに相手のことばかり思ってる。薄っぺらな偽善や信念などではなく、それはこれまでの時間で彼らが勝ち取ってきた確かな強さな訳です。どれだけ傷ついても痛めつけられてもへこたれない、強くなったこの子たちが、本当に眩しかった。最初の弱かった頃を知っているから、此処に到るまでの必死の頑張りを余すこと無く知っているから、この子たちが最後まで負けまいと、伊織を失うまいと俯かずに歯を食いしばって頑張る姿が、ひたすらに嬉しかった。
最高だよ、君たちは。

これは永瀬伊織の限界を越えてしまったが故の破綻と、その先に太一や姫子たちの手助けで得た再生の物語。人間を人間が救うなんておこがましい。その点に置いて、太一の自己犠牲願望が彼の成長と共に鳴りを潜めていったのは良い方向性である。でも、自分を救うのは自分でしかなくても、きっと誰かの助けは必要なんですよね。助けあって生きていく、助けあって成長していく。そうする中で、支え合い理解し合うことで生じる恋がある、芽生える想いがある、弾ける衝動がある。好きだという感情が、花開く。
そのなんて素敵なことでしょう。

今回の稲葉姫子は、恋する稲葉姫子は、無敵を通り越して輝いてました。もう、無茶苦茶可愛い。史上に燦然と輝くくらいのとびっきりの、尋常じゃない可愛らしさ。もはや、兵器レベルの凶悪さ。前巻までのデレ可愛さですら、既に致命的な殺傷力だったにも関わらず、そこからさらに二段階、三段階レベルが違ってしまってる。
そんな超絶ヒロインでありながら、同時に姫子は対伊織戦の核弾頭として地べたを這いずりながらも、血反吐を吐きながらも、真っ向から歯を食いしばって突貫していく伊織のヒーローでもあったわけです。まあ、姫子に限らずこの文化研究部の五人って、自分以外の四人に対してヒーローでありヒロインでもあるんですけどね。でも、姫子はその中でもとびっきりだわ。ある意味、一番弱くて脆くて不器用なくせに小器用な責任感の強い子だったからこそ、主人公の太一を上回る勢いで縦横無尽に走りまわっていくわけです。
だからという訳じゃないけど、稲葉んが報われてよかったよー。デレばんって、どんななんだろう、もう気になって仕方ない。ああでも、そうかー、そうかそうか、うんうん。もう、相好が崩れて仕方ない。幸福感が後から後から湧いて出てきて尽きようがない。ヨカッタヨカッタ。素晴らしかった。素敵でした。最高傑作でございました。

こりゃ、始まってる漫画版とか、今度出るらしいドラマCD版も気にした方がいいなあ。今は、ココロコネクト関係、なんでも見境なく漁りたい気分だ。

シリーズ感想

FB CollectDrama03「ココロコネクト 夏と水着と暴風雨」
FB CollectDrama03「ココロコネクト 夏と水着と暴風雨」(ドラマCD) 水島大宙(八重樫太一) 豊崎愛生(永瀬伊織) 沢城みゆき(稲葉姫子) 金元寿子(桐山唯) 寺島拓篤(青木義文)

ポニーキャニオン 2011-02-16
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ココロコネクト カコランダム5   

ココロコネクト カコランダム (ファミ通文庫)

【ココロコネクト カコランダム】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫

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 bk1

太一は、過去をやり直したいと思う?

冬休みを目前に控えた終業式。文研部のメンバーは、謎の文字を見つける。「永瀬・稲葉・桐山・青木」、そして「12時〜17時」。誰が書いたのか、意図すら分からず首をひねる5人。だが彼らは12時に、信じられない光景を目にする。子供に戻ってしまった伊織と唯、ふたりは身体と精神が幼くなっていて……!? 17時にピタリと止まる奇妙な条件、姿を現さない<ふうせんかずら>、さらにただひとり現象が起こらない太一に、謎の影が忍び寄る――! 愛と青春の五角形【ペンタゴン】コメディ、大波乱必至の第3巻!!

予てからの懸念・鬱積・劣等感を解消された稲葉姫が、とどまるところを知らずに絶好調なんですが!?(爆笑
いやあ、この娘、さっぱりとした外面とは裏腹に中身はかなりジメジメした良い感じの子だったのに、吹っ切れたらこれかよw 普段は今まで通りなのに、ふとした瞬間メチャクチャにデレやがる!! さすが「欲望解放」の時にいの一番に速攻で太一を押し倒そうとした女だ。
ただ、彼女が吹っ切ったのは恋愛における人間関係だけじゃなくて、仲間に自分を曝け出す事を恐れなくなった、という点も重要なんですよね。さり気無く、稲葉は今回の一件でもビビリまくってる事を、とっとと最初の方に吐露してるんですよね。これまでは最後の最後まで隠そうとしていたのに。弱い自分を隠さなくなった。隠さなくなった事で、ホントに強くなったよ、稲葉は。表の強気の顔が、内側の弱い自分を隠すための仮面じゃなく、本当の芯と身のある彼女の顔になったような気がする。
実際、今回の一件では最後まで稲葉が一番安定して、みんなの支えになってましたもんね。

にしても、このシリーズの登場人物の内面を抉り出す行程は、相変わらず圧巻とすら呼べるほど徹底している。外科手術か、と思うほどに的確にそれぞれの人格、精神、人間関係の瑕疵となっている部分を摘出していくんですよね。その上で、病根を綺麗に取り除き、悪化した部分を良化させてしまう。
いや、それだと他人が治療しているみたいに聴こえるな。このシリーズの一番素敵なところは、問題点を突きつけた上で、それぞれ当人に自分の力で自分の中に鬱積した問題や壁となっているものを乗り越えさせる所なんですよね。誰かに救って貰うのではなく、自らの意志で傷に向き合い、自分の力で乗り越えさせる。とはいえ、それを独りではやらせないんですよ。他人に任せきりで救って貰うのではないけれど、自分独りだけじゃ頑張れないところを仲間に助けてもらう。自分を信じること、仲間を信じること、その両方を輝かせ、その人当人の成長と同時に仲間同士の絆が深まっていく。
こと、「成長」という主題については、古今振り返ってみても屈指の作品だと思いますよ。一巻で垣間見えた主人公の太一のズレた救済願望は、2巻以降なりを潜めていますし。2巻でけっこう痛い目見ましたもんね、太一は。自分のやり方で手ひどく他人を傷つけてしまいましたし。
まあ未だこいつだけは、成長しているのかしていないのか、未知な部分があるのですが。
でも、人として成長し、視野が広がり、心に余裕が出来ることは、果たしてただただ素晴らしいだけなんだろうか。若い間は、幼い間は、未熟ゆえにまだ見えなくてもいいような事もあるのかもしれないなあ、と最後の伊織のふとした気づきを見て、そんな事を思ったり。
青春ってのは、周りが見えないことで成り立っている部分もあるのかもしれないんですよね。稲葉姫の浮かれっぷりも、まあ見えてないもの、見ないようにしているものがあるからこそ、って部分もあるでしょうし。三人の楽しい時間ってのは、現状が維持されているからこそ、ですもんねえ。

さて、太一たち五人組、個々人の問題については、今回唯と青木がドンと停滞の壁を破り、伊織が常々悩み続けていた問題が解決したことで、概ねクリアされてきたんですよね。まだまだ底を浚えば、この五人組を上積みさせるものはあるかもしれないですが、気になるのは「ほうせんかずら」側のこと。
これまでだって理不尽で意味不明だった「やつ」の意地悪ですけど、今回はそれに輪をかけてワケの分からない事になっていた。しかも、ワケの分からないうちに向こうに勝手に処理されてしまっていたし。
ただ、訳がわからないなりに、無軌道な顛末故にうっすらと見えてきたものもある気がするんですよね。
どうも、彼ら五人が巻き込まれるのは、やつらの娯楽のタメではないのではないか、って所なんですよね。以前から薄々分かっていたことだけど、どうも奴らには明確に、五人に成長を促そうとしている節がある。それも、出来なかったら処分してもいい、というくらい乱暴で強引な考えを以て。ほうせんかずらはむしろ穏健派と言っていいくらいなのかもしれない。
判断材料になる情報が足りなさすぎるので、想像でしかモノが言えないんですけどね。にしても、ここまで情報が少ないというのも、ある意味すごいなあ。

個人的には、太一二股でも全然良かったので、ラストの伊織の発見には驚かされたのだけれど、こりゃあもう人間関係にももう一波乱ありそうだ。せっかく安定した稲葉姫も、荒れるぜこりゃあ。

シリーズ感想

ココロコネクト キズランダム5   

ココロコネクト キズランダム (ファミ通文庫)

【ココロコネクト キズランダム】 庵田定夏/白身魚  ファミ通文庫

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 bk1


"人格入れ替わり"現象を乗り越え、太一たち文研部員はおだやかな日常を取り戻した。そんなある日の放課後、突如稲葉が太一に襲いかかる! さらに唯が見せた机を叩き割るという過剰な行為。そして太一と伊織には、奇妙な感覚が湧きあがった──体が、勝手に、動きだす? そんな矢先、太一は青木と唯が補導されたと聞かされて……!? 再び現れた<ふうせんかずら>と新たな試練。5人の想いは錯綜し、確かに思えた絆は打ち砕かれる! 愛と青春の五角形【ペンタゴン】コメディ、痛みと涙の第2弾!!
うはははは、これはすっげえ、素晴らしかった。うん、最高ッ。傑作だ、これ。
一作目を読んだ時は、この五人組のあまりの素敵さに悶えまくっていたのだけれど、肝心の彼らが抱えている問題へのアプローチの仕方や、人格転移を含めた各種問題の解決への筋立てに多少無骨さというか、強引さを感じてたんですよね。一巻の感想でその辺への不満点についていささか触れているのですけれど……あっけにとられましたよ。一巻で「んー」と感じた部分、全部解消されちゃってるよこれ!!
一巻の段階で絶賛しまくってたキャラクターデザインの部分は一切クオリティが落ちないまま、それ以外のすべてのクオリティをあげてきたんだから、そりゃあ傑作になるわ。
一番感心した部分が、主人公の太一の、主人公のスキルとしては定番にして最強の、でも人間としてはかなり問題のあるその性格、自己犠牲を厭わない過剰なほどの救人衝動。一巻の時には何だかんだと人格入れ替わりをきっかけに起こった各人の破綻を間際で救いせき止める突破口になったそれだけれど、今回に関しては必ずしも役に立つどころか、むしろ彼のその衝動が他人を巻き込んで惨憺たる有り様になってしまうんですよね。
以前から稲葉姫子をはじめとした多くの人に、太一の性格の危険性は指摘されてたんだけれど、本人は結局反省も何もしてなかったっぽいんですよね。心のどこかで自分の正当性を信じ込んでいた。それが、今回の一件でその危険性、異常性、独善性、自己の肥大した傲慢さ、と言った一面があからさまなほど浮き彫りになってしまい、太一は自分がどんな人間かをこれでもかと言うくらいに思い知らされて、もうコテンパンに叩きのめされてしまうのです。
でも、誰かを助けたい、という気持ちは決して非難されるものでも否定されるべきものでも卑下するものでもないんですよね。それは人間の持つ原初の善性。それが独善と傲慢に傾けばろくでもないものになってしまうけれど、本来は誰もが持っている素朴な想い。太一は痛い目を見てしまうのですけれど、同時に彼の持つ善性は否定されずに、その方向性の正しさを肯定されるわけです。この辺のバランス調整が、この二巻では格段に上手く言ってるんですよね。お陰で、この話が終了した時点で、太一は間違いなく一巻の時点より人間として成長を果たしている。
それは、他の四人についても同様で、実のところ一巻では各人の持つ問題を共有し、現状の危機を回避したけれども、問題の根本的解決には至っていなかったんですよね。いや、本来なら個々人の内にしまわれている問題を共有して、お互いに気遣いあいながら徐々に解決していこうという姿勢は、全然間違っていないし、ひとつの方策ではあるんですよ。でも、進展という意味ではそれほどでもなかった。この辺は人ぞれぞれ、解釈があるかもしれませんけどね。自分は伊織や唯の問題は徐々に解消していけたかもしれないけれど、稲葉と太一に関してはこの流れでは変わるのは難しかったんじゃないかなあ、と考えています。
それが、この二巻では全員が覿面に変化と成長を体得することに成功しているのです。もう、劇的と言っていいほどに。
同時に、最初の段階で既に強固なつながりがあり、人格入れ替えを経てさらに強まっていた文研部五人の絆は、今回の一件を経て、それこそ一生ものの絆へと進捗してるんですよね。
太一たちが、大切な親友だからこそ傷つけたくない、から、親友同士だからこそ傷つけあえる、という結論に至った時の感動は、ちょっと我乍ら凄かったです。言うのは簡単だけれど、実際に傷付き合い、苦しみ抜いた末にそこに至れるのって、とんでもないことですよ。この五人は、痺れるほどに最高だわ。
そして、伊織と稲葉の本気のぶつかり合いの果てにさらけ出された、新しい稲葉姫子の素顔。後半は、伊織と稲葉、特に稲葉の独壇場。前回、伊織に全部持ってかれて、正直「えー」と思ってた分を、今回で全部取り戻してくれましたよ。もう、滅茶苦茶可愛かった、死ぬほど可愛かった。一巻からこっち、この姫子が一番大物に見えて一番面倒くさくて、一番可愛いんですよね。もう、最高、好きだーーーっ!!
あらゆる反応がもういちいちツボを突く。いちいち可愛い。こんな稲葉に負けず劣らず面白可愛いんだから、伊織もとんでもない女だよなあ。正直、甲乙付けがたい。
これはもう、どっちかを選ばせてその後気まずくならないようにするより、両方捕まえてくれるように太一に納得させる方が遥かに簡単だと思うんですけどね、稲葉先生ww
青木と唯も、前にもましていい雰囲気になってるし。校外学習でワンシーンは、素敵極まりなかった。
このシリーズ、まだ続くのかなあ。もうこの段階でほとんどこの五人、弄りようのないくらい完成されちゃったようにも思うんだけど。もう「ふうせんかずら」によって何が起きても動じなさそうだ。もういっそ、このままキャッキャウフフのラブコメやってくれても何も問題ないですよ?(笑

1巻感想

ココロコネクト ヒトランダム4   

ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)

【ココロコネクト ヒトランダム】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫

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 bk1

うはははは、やべえやっべえ! この文化研究部の五人組、ツボに入りすぎ。私の好み、直撃しすぎ。デッドボールデッドボール! というよりもむしろビーンボール危険球。
好きすぎて、読んでいる間中、というよりも五人が集まってワイワイガヤガヤ喋ってるシーンの間じゅう、七転八倒悶えてましたよ。
これはいいわ、ホントいい♪ キャラクターがみんな立ちまくっているにも関わらず、イイ意味でキャラが固まっていないんですよ。特にヒロイン三人衆の永瀬伊織、稲葉姫子、桐山唯は本当の意味で個性的。いわゆる定型、テンプレのたぐいのキャラとしての枠組みが固まってないんですよね。稲葉なんか特に最初は典型的なタイプかと思ったけど、すぐにぶち壊してくれたもんな。全体的にキャラクターが非常に柔軟で自由自在。ぶっとんでは居ても、しっかり地に足もついていて浮ついていなくて、現実的というかなんというか。こればっかりは読んでもらって実感して貰った方が早いかも。
とにかく、個々人ではなく、4、5人のグループとしてのキャラクターにこれだけ惹きつけられ、魅せられたのはあんまり経験が無い。すっげー惚れた。
このキャラクターの書き方、掛け合いのさせ方、話の雰囲気作りは、誇示していい才能だと思う。これは、この作家さんだけの特技であり、必殺技ですよ。
若干、それぞれの個々が抱える問題へのアプローチやその解決については無骨が過ぎるとも思ったけど。もう少し自然かつナチュラルに問題に直面し、その解決についても主人公の正直すぎる真正面突破じゃなく、ある種の偶然と皆の想いや決意がうまい具合に絡んだ展開が欲しい感じだったんですけどね。
それぞれの抱えた問題を変に過大に見上げず、等身大に視点を変えてまとめたやり方はとても好感が持てて好きですけど。この入れ替わりの問題についても真相を求めず、割りきって五人の直面したものだけに限定したのも、これはこれで私は悪くはないと思ったなあ。

男女の入れ替わりモノとなると、どうしてもエッチな方向に話を勧めたくなるものだけれど、それを敢えて回避したのも、これは御見事と言うしか無い。そのかわりに、カラー口絵にもある16日目の青木と太一がやったネタは、こいつら本当に天才じゃないのかと思いましたよ! いや、その発想はなかった!! 素晴らしい、いやっほーー!

個人的には、最後の太一の選択はちょっと自分の予想していたのとは違っちゃったんだよなあ。こればっかりは太一の好みだから仕方ないんだけど、もう一人の彼女の方がねえ、あれだけ信号出してたもんだから、てっきり最後に大逆転してしまうんじゃないかと密かに期待してたんだけどw

いやあ、でも素晴らしかった。もう、こいつら見てるのメチャクチャ楽しかった。このキャラクター造成能力は、もう逸品ですわ。この新人さんの作品は、これからも積極的に追いかけますよ。

 

7月8日

南野 海風
(カドカワBOOKS)
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神無月 紅
(カドカワBOOKS)
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千月さかき
(カドカワBOOKS)
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アルト
(カドカワBOOKS)
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神山 りお
(カドカワBOOKS)
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港瀬 つかさ
(カドカワBOOKS)
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7月7日

ゆずチリ
(KCデラックス)
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桑原太矩
(アフタヌーンKC)
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光城ノマメ/しまな央
(アフタヌーンKC)
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SNK/あずま京太郎
(シリウスKC)
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福田直叶/むらさきゆきや
(シリウスKC)
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やつき/澄守彩
(シリウスKC)
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内々けやき/あし
(シリウスKC)
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石口十
(シリウスKC)
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田口ホシノ
(シリウスKC)
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川上泰樹/伏瀬
(シリウスKC)
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伏瀬/柴
(シリウスKC)
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園原アオ/割田コマ
(シリウスKC)
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錬金王/五色安未
(シリウスKC)
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鳥羽徹/えむだ
(ガンガンコミックスUP!)
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瘤久保慎司/夏星創
(ガンガンコミックスUP!)
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古森きり/水口十
(ガンガンコミックスUP!)
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三河ごーすと/平岡平
(ガンガンコミックスUP!)
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えぞぎんぎつね/阿倍野ちゃこ
(ガンガンコミックスUP!)
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斧名田マニマニ/唯浦史
(ガンガンコミックスUP!)
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蒼乃暁/BARZ
(ガンガンコミックスUP!)
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佐伯さん/はねこと
(ガンガンコミックスUP!)
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西山暁之亮/縞
(ガンガンコミックスUP!)
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FUNA
(SQEXノベル)
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佐賀崎しげる
(SQEXノベル)
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葉月秋水
(SQEXノベル)
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ももよ万葉
(SQEXノベル)
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7月6日

四葉夕卜/小川亮
(ヤンマガKCスペシャル)
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朝賀庵
(ヤンマガKCスペシャル)
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岡本倫
(ヤンマガKCスペシャル)
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細川忠孝/山村竜也
(ヤンマガKCスペシャル)
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硯昨真
(宝島社文庫)
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7月5日

Kindle B☆W DMM


にゃんたろう
(ドラゴンノベルス)
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八華
(ドラゴンノベルス)
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二八乃端月
(ドラゴンノベルス)
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7月4日

レオナールD
(一迅社ノベルス)
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松本直也
(ジャンプコミックス)
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稲垣理一郎/Boichi
(ジャンプコミックス)
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藤本タツキ
(ジャンプコミックス)
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阿賀沢紅茶
(ジャンプコミックス)
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マポロ3号
(ジャンプコミックス)
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yatoyato
(ジャンプコミックス)
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土田健太
(ジャンプコミックス)
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橋本悠
(ジャンプコミックス)
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辺天使/津田穂波
(ジャンプコミックス)
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伊藤砂務
(ジャンプコミックス)
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三条陸/芝田優作
(ジャンプコミックス)
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稲岡和佐
(ジャンプコミックス)
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有馬あるま/フカヤマますく
(ジャンプコミックス)
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田中靖規
(ジャンプコミックス)
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岩田雪花/青木裕
(ジャンプコミックス)
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堀越耕平
(ジャンプコミックス)
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古橋秀之/別天荒人
(ジャンプコミックス)
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神江ちず
(角川コミックス・エース)
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路生よる/藤堂流風
(角川コミックス・エース)
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蝉川夏哉/ヴァージニア二等兵
(角川コミックス・エース)
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三上康明/田中インサイダー
(角川コミックス・エース)
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7月1日

紙城 境介
(角川スニーカー文庫)
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メソポ・たみあ
(角川スニーカー文庫)
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ナナシまる
(角川スニーカー文庫)
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shiryu
(角川スニーカー文庫)
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あまさきみりと
(角川スニーカー文庫)
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ミヤ
(角川スニーカー文庫)
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榊一郎
(HJ文庫)
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たすろう
(HJ文庫)
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シクラメン
(HJ文庫)
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かみや
(HJ文庫)
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ぎんもく
(FUZコミックス)
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晩野
(FUZコミックス)
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明地雫/霜月緋色
(HJコミックス)
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森山ゆっこ/はむばね
(HJコミックス)
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黒野ユウ/遠野九重
(B’s-LOG COMICS)
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大和田秀樹
(近代麻雀コミックス)
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6月30日

之 貫紀
(エンターブレイン)
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kawa.kei
(エンターブレイン)
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槻影
(エンターブレイン)
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白水 廉
(エンターブレイン)
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丸山 くがね
(エンターブレイン)
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鹿角フェフ
(GCノベルズ)
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力水
(モンスター文庫)
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蒼井美紗
(Mノベルス)
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よねちょ
(Mノベルス)
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あきさけ
(Mノベルス)
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唐澤 和希
(ヒーロー文庫)
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中野 在太
(ヒーロー文庫)
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新城一/海月崎まつり
(KCx)
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キダニエル/四葉夕卜
(KCx)
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6月29日

榊 一郎
(講談社ラノベ文庫)
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弥生 志郎
(講談社ラノベ文庫)
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雨宮 和希
(講談社ラノベ文庫)
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虎走 かける
(講談社ラノベ文庫)
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謙虚なサークル
(講談社ラノベ文庫)
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深山 鈴
(Kラノベブックス)
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右薙 光介
(Kラノベブックス)
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火事屋/蛙田アメコ
(ライドコミックス)
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真鍋譲治/すかいふぁーむ
(ライドコミックス)
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伊吹 亜門
(星海社FICTIONS)
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柴田 勝家
(星海社FICTIONS)
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6月28日

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6月27日

浦上ユウ
(電撃コミックスNEXT)
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猫夜叉/亀小屋サト
(電撃コミックスNEXT)
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たくま朋正/伊藤暖彦
(電撃コミックスNEXT)
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綾村切人/ナフセ
(電撃コミックスNEXT)
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結城鹿介/髭乃慎士
(電撃コミックスNEXT)
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幌田
(まんがタイムKRコミックス)
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6月25日

十文字青
(オーバーラップ文庫)
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鬼影スパナ
(オーバーラップ文庫)
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迷井豆腐
(オーバーラップ文庫)
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篠崎 芳
(オーバーラップ文庫)
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寺王
(オーバーラップ文庫)
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御鷹穂積
(オーバーラップ文庫)
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メグリくくる
(オーバーラップ文庫)
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雨川水海
(オーバーラップノベルス)
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江口 連
(オーバーラップノベルス)
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和島 逆
(オーバーラップノベルスf)
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KK
(オーバーラップノベルスf)
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雨川透子
(オーバーラップノベルスf)
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6月24日

芝村 裕吏
(MF文庫J)
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志瑞祐
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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月見 秋水
(MF文庫J)
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三月みどり
(MF文庫J)
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花間燈
(MF文庫J)
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衣笠彰梧
(MF文庫J)
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常世田健人
(ダッシュエックス文庫)
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ジルコ
(ダッシュエックス文庫)
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疎陀陽
(ダッシュエックス文庫)
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九十九弐式/すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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甘岸久弥
(MFブックス)
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yokuu
(MFブックス)
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天ノ瀬
(MFブックス)
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ラチム
(MFブックス)
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櫻井 みこと
(MFブックス)
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御手々 ぽんた
(MFブックス)
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支援BIS
(KADOKAWA)
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藤也卓巳
(あすかコミックスDX)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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横田卓馬/伊瀬勝良
(角川コミックス・エース)
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ぶんころり/プレジ和尚
(角川コミックス・エース)
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蛍幻飛鳥/志瑞祐
(角川コミックス・エース)
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水無月すう
(角川コミックス・エース)
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鈴見敦/八又ナガト
(角川コミックス・エース)
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御宮ゆう/香澤陽平
(角川コミックス・エース)
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人生負組
(角川コミックス・エース)
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ZUN/水炊き
(角川単行本コミックス)
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神地あたる/白米良
(ガルドコミックス)
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黒杞よるの/雨川水海
(ガルドコミックス)
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村光/ベニガシラ
(ガルドコミックス)
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七六/鬼影スパナ
(ガルドコミックス)
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天羽銀/迷井豆腐
(ガルドコミックス)
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白砂/麻希くるみ
(ガルドコミックス)
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木乃ひのき/雨川透子
(ガルドコミックス)
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6月23日

日向夏/ねこクラゲ
(ビッグガンガンコミックス)
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押切蓮介
(ビッグガンガンコミックス)
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小林湖底/りいちゅ
(ビッグガンガンコミックス)
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深見真/真じろう
(ビッグガンガンコミックス)
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金田一蓮十郎
(ヤングガンガンコミックス)
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佐藤真登/三ツ谷亮
(ヤングガンガンコミックス)
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萱島雄太
(ヤングガンガンコミックス)
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優風
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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6月22日

浅草九十九/和ヶ原聡司
(MFコミックス アライブシリーズ) Amazon Kindle B☆W DMM


安里アサト/シンジョウタクヤ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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中山幸
(MFコミックス アライブシリーズ)
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三ツ矢だいふく
(MFコミックス アライブシリーズ)
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内藤隆/榎宮祐
(MFコミックス アライブシリーズ)
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花鶏ハルノ/相川有
(MFコミックス アライブシリーズ)
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久真やすひさ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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衣笠彰/紗々音シア
(MFコミックス アライブシリーズ)
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フジカワユカ/理不尽な孫の手
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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藍屋球/アネコユサギ
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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クマガエ/宮澤ひしを
(イブニングKC)
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カルロ・ゼン/石田点
(モーニングKC)
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泰三子
(モーニングKC)
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ハナツカシオリ
(モーニングKC)
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瀬下猛
(モーニングKC)
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NICOMICHIHIRO
(モーニングKC)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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藤近小梅
(ガンガンコミックスJOKER)
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田代哲也
(ガンガンコミックスJOKER)
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柊裕一
(ガンガンコミックスJOKER)
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村田真哉/速水時貞
(ガンガンコミックスJOKER)
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都月景/いふじシンセン
(ガンガンコミックスJOKER)
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殿ヶ谷美由記
(ガンガンコミックスpixiv)
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6月20日

風間レイ
(TOブックス)
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ほのぼのる500
(TOブックス)
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楢山幕府
(TOブックス)
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リッキー
(TOブックス)
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こりんさん
(GCN文庫)
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武田すん
(ヤンマガKCスペシャル)
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ペトス/橋本カヱ
(ヤンマガKCスペシャル)
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千田大輔
(ヤンマガKCスペシャル)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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小坂泰之
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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6月19日

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6月17日

上遠野浩平/カラスマタスク
(ジャンプコミックス)
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野田サトル
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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原泰久
(ヤングジャンプコミックス)
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双龍
(ヤングジャンプコミックス)
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深川可純/広報広聴課ゾンビ係
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ/横槍メンゴ
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ
(ヤングジャンプコミックス)
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中山敦支
(ヤングジャンプコミックス)
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光永康則/入鹿良光
(ヤングジャンプコミックス)
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ソウマトウ
(ヤングジャンプコミックス)
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中村力斗/野澤ゆき子
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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松江名俊
(少年サンデーコミックス)
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熊之股鍵次
(少年サンデーコミックス)
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栗山ミヅキ
(少年サンデーコミックス)
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高橋留美子
(少年サンデーコミックス)
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草場道輝/高谷智裕
(少年サンデーコミックス)
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福井セイ
(少年サンデーコミックス)
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安西信行
(少年サンデーコミックス)
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新井隆広/青山剛昌
(少年サンデーコミックススペシャル)
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日向夏/倉田三ノ路
(サンデーGXコミックス)
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麻生羽呂/高田康太郎
(サンデーGXコミックス)
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池澤真/津留崎優
(裏少年サンデーコミックス)
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山田 リツ
(裏少年サンデーコミックス)
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寺嶋裕二
(講談社コミックス)
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三宮宏太/西田征史
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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福留しゅん/天城望
(フロースコミック)
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伊吹有/葉山湊月
(フロースコミック)
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羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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三河 ごーすと
(富士見ファンタジア文庫)
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桜生 懐
(富士見ファンタジア文庫)
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陸奥 こはる
(富士見ファンタジア文庫)
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高橋 びすい
(富士見ファンタジア文庫)
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恵比須 清司
(富士見ファンタジア文庫)
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三原 みつき
(富士見ファンタジア文庫)
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あボーン
(富士見ファンタジア文庫)
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白井 ムク
(富士見ファンタジア文庫)
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綾里けいし
(ガガガ文庫)
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カミツキレイニー
(ガガガ文庫)
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伊崎喬助
(ガガガ文庫)
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平坂 読
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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緒二葉
(ガガガ文庫)
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川上 稔
(電撃の新文芸)
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美浜ヨシヒコ
(電撃の新文芸)
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草薙 刃
(電撃の新文芸)
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時田 唯
(電撃の新文芸)
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6月16日

樋口彰彦
(マガジンエッジKC)
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松岡健太
(マガジンエッジKC)
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さとうふみや/天樹征丸
(講談社コミックス)
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あだちとか
(講談社コミックス)
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和武はざの
(講談社コミックス月刊マガジン)
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6月15日

石田リンネ(富士見L文庫)
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猫田パナ(富士見L文庫)
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佐々木禎子(富士見L文庫)
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仲町鹿乃子(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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鍋敷(アース・スターノベル)
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LA軍(アース・スターノベル)
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天然水珈琲
(アース・スターノベル)
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西尾維新(講談社文庫)
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葛城阿高(ビーズログ文庫)
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ぷにちゃん(ビーズログ文庫)
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小田ヒロ(ビーズログ文庫)
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綾河ららら
(サーガフォレスト)
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バッド(サーガフォレスト)
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真安一(サーガフォレスト)
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カヤ(サーガフォレスト)
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コイシ/緑黄色野菜
(コロナ・コミックス)
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よこわけ/やしろ
(コロナ・コミックス)
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わかば/白露雪音
(コロナ・コミックス)
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小田山るすけ/たつきめいこ
(コロナ・コミックス)
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6月14日
ふか田さめたろう
(GA文庫)
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星奏なつめ(GA文庫)
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冬坂右折(GA文庫)
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白石定規(GAノベル)
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星崎崑(GAノベル)
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えぞぎんぎつね
(GAノベル)
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三木なずな
(GAノベル)
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カイシャイン36
(GAノベル)
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よっしゃあっ!
(GAノベル)
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6月13日


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6月12日

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6月10日

荒川弘
(ガンガンコミックス)
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天那光汰/梅津葉子
(ガンガンコミックス)
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おーしおゆたか
(角川コミックス・エース)
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猫田ゆかり
(角川コミックス・エース)
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リムコロ
(角川コミックス・エース)
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冥茶/萩鵜アキ
(角川コミックス・エース)
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浅野りん/ヤングエース編集部
(角川コミックス・エース)
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春花あや
(角川コミックス・エース)
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経験値/TYPE−MOON
(単行本コミックス)
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佐島勤/おだまさる
(電撃コミックスNEXT)
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古宮九時/越水ナオキ
(電撃コミックスNEXT)
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ベキオ/ていか小鳩
(ガンガンコミックスONLINE)
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森田季節/シバユウスケ
(ガンガンコミックスONLINE)
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顎木あくみ/みまわがお
(ガンガンコミックスONLINE)
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加藤衣緒
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/夏海ケイ
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/刻夜セイゴ
(ビッグガンガンコミックス)
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飯島浩介/汐里
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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イノウエ
(サンデーうぇぶりSSC)
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こじまたけし
(サンデーうぇぶりSSC)
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白井もも吉
(サンデーうぇぶりSSC)
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オジロマコト
(ビッグ コミックス)
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サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん
(裏少年サンデーコミックス)
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田村由美
(フラワーCアルファ)
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もこやま仁
(裏少年サンデーコミックス)
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影崎由那/川獺右端
(アース・スターコミックス)
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相模映/吉田杏
(アース・スターコミックス)
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となりける/shiryu
(アース・スターコミックス)
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ユンボ/風楼
(アース・スターコミックス)
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秋乃かかし/裂田
(アース・スターコミックス)
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東崎惟子(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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和ヶ原聡司(電撃文庫)
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白金透(電撃文庫)
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鎌池和馬/冬川基
(電撃文庫)
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佐島勤(電撃文庫)
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二月公(電撃文庫)
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鏡遊(電撃文庫)
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真代屋秀晃(電撃文庫)
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周藤蓮(電撃文庫)
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瀧岡 くるじ
(カドカワBOOKS)
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小田 ヒロ
(カドカワBOOKS)
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壁首領大公
(カドカワBOOKS)
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七夕 さとり
(カドカワBOOKS)
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KK(カドカワBOOKS)
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うみ(カドカワBOOKS)
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ふか田 さめたろう
(宝島社)
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魔石の硬さ
(TOブックス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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地雷酒(TOブックス)
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サンボン
(TOブックス)
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蒼月海里(角川文庫)
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椹野道流(角川文庫)
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森見登美彦/原案:上田誠
(角川文庫)
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桑原水菜(角川文庫)
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仁木英之(角川文庫)
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6月9日

石塚千尋
(講談社コミックス)
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荒川弘/田中芳樹
(講談社コミックス)
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奈良一平
(講談社コミックス)
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小玉有起
(KCデラックス)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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高田裕三
(シリウスKC)
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長谷川三時/七烏未奏
(シリウスKC)
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ヤスダスズヒト
(シリウスKC)
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村上よしゆき/茨木野
(シリウスKC)
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K9/小林裕和/支援BIS
(シリウスKC)
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冬葉つがる
(シリウスKC)
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樋野友行/瀬戸メグル
(シリウスKC)
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刀坂アキラ/加茂セイ
(シリウスKC)
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光永康則
(シリウスKC)
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西田拓矢/海空りく
(シリウスKC)
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松琴エア/はにゅう
(シリウスKC)
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原口鳳汰/カラユミ
(KCデラックス)
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山本やみー/門馬司
(KCデラックス)
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一二三
(KCデラックス)
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がしたに/MITA
(KCデラックス)
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うかみ
(KCデラックス)
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エターナル14歳/御子柴奈々
(KCデラックス)
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桜野みねね
(BLADEコミックス)
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森野きこり
(BLADEコミックス)
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6月8日

かみはら(早川書房)
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西尾維新(講談社)
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ちんねん/能一ニェ
(BRIDGE COMICS)
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佐藤二葉
(星海社COMICS)
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