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石田あきら

黒猫の剣士 ~ブラックなパーティを辞めたらS級冒険者にスカウトされました。今さら「戻ってきて」と言われても「もう遅い」です~ ★★★☆   



【黒猫の剣士 ~ブラックなパーティを辞めたらS級冒険者にスカウトされました。今さら「戻ってきて」と言われても「もう遅い」です~】  妹尾 尻尾/石田 あきら ダッシュエックス文庫

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魔力値が限りなく0に近く【無能】と見なされているナインは、冒険者とは名ばかりの雑用を奴隷のように押しつけられていた。食事もまともに与えられない中、パーティのリーダーに難癖をつけられて父の形見の黒剣を勝手に売りさばかれ、唯一の家族である猫のエヌを足蹴にされたところでナインの我慢は限界に達する。「も う 辞 め ま す !」 宿を飛び出したナインは、大陸最強の魔術師――『閃紅』のダリアからスカウトを受けることに。ダリアは偶然見かけたナインの戦い振りから、彼の潜在能力を見抜いていたのだった! 【無能】とされた少年が活躍の場を見つけて成り上がる! 超速の異世界ファンタジーアクション!!

ナインくん、いい子だなあ。まだ幼いくらいの少年で、初々しく直向きで義理堅い。何より純真でだからこそ人には悪意があるという事実に疎くて、イイように搾取され利用されてしまうんですね。
下手に我慢強いものだから、自分だけが不当な扱いを受けていただけなら「恩」を受けていると思っている以上ずっと我慢し続けたんでしょうけれど、相棒の黒猫エヌが痛めつけられた事でようやく今まで所属していた、所属させられていたパーティーから抜け出すのでした。これだって、これ以上一緒に居たらエヌに何をされるかわからないからで、自分ごとじゃないんですよね。
こういう真っ直ぐで可愛げのある子だからこそ、真っ当に報われて欲しいと思うのは当然のことで、こういう今まで理不尽に扱われていたパーティーを抜けて新しいパーティーで大活躍、というストーリーの主人公として相応しいキャラクターでありました。
捨てる神あれば拾う神あり。いや、この場合捨てたのはナインくんの方になるのでしょうけれど、パーティーを飛び出した彼にすぐ声を掛けてきた「紅鷹」の三人がまた、気持ちの良い人達なんですよね。
年少のナインくんに対して三人とも一回り年上なのですけれど、ナインの実力を以前から見かけていてゾッコンだったダリアだけでなく、いきなりダリアが連れてきた何れともわからない少年に対して、残る二人のユージンとリンダもただ優しいというだけじゃない、大人や年上の気遣いや面倒見の良さを見せてくれて、実に良いお兄さんお姉さんしてくれるのである。
元々、やんちゃで無鉄砲なダリアに対しても二人はお兄さんお姉さん的に振る舞っている節があったので、かわいい弟分が出来たという感覚だったのかもしれないけれど。
実際、ナイン君のあの素直さはついつい猫可愛がりしたくなるものがありますからね。あれだけ素直に驚き、目をキラキラさせて頑張ってくれると何でもしてあげたくなっちゃうじゃないですか。
現実として、ナインの実力は大陸最強クラスの「紅鷹」の面々をして瞠目するばかりのもので、手放しで称賛すると逆にナインくんからも凄いです凄いですっと飛び跳ねるようにはしゃぐように称賛が帰ってくるのである。もうめっちゃかわいい年下の子である。そんな子に普段から可愛がってる妹分がぞっこんで一生懸命構っているのも見てしまったら、お姉ちゃんお兄ちゃんとしたらもうこの年下の子たち可愛くてしかたないですわ。ユージンとリンダの気持ちよくわかるわー。

面白かったのが戦闘シーンで、「紅鷹」に加入して速攻で対竜戦闘というとんでもないバトルイベントへと突入してしまうのですが、そのスケールが並のファンタジーとは一線を画してるんですよね。
ファンタジーの4人くらいのパーティーでの戦闘というとせいぜい数十メートルでのお互いが視界に入る範囲で連携しながら戦うというイメージですけれど、本作での対ドラゴン戦闘の場合だと転送や超高密度のバフによる高速移動などによって、数十キロ四方に展開して戦うのである。
それも、個別に勝手に戦うのではなく、これだけの距離に展開しながら相互に緊密に支援とフォロー、連携を行いながら、である。移動は殆どかっ飛ぶように縦横無尽に疾駆して、魔術や支援攻撃の類はキロ単位で的確に届き、あるいは広範囲に降り注ぐ。スケール感とスピード感が地べたの上を走り回るそれとは桁違いの高機動戦闘なのである。
此処まで来ると、もうファンタジーというよりSFアクションのスケールなんですよね。疾走感といい、ド迫力の攻防の数々といい映像になればどれほどの見栄えになるのか、というド派手さで実に痛快でした。
ここらへんは、作者の妹尾さんがかつて書いてた【ディヴィジョン・マニューバ 】とか【終末の魔女ですけどお兄ちゃんに二回も恋をするのはおかしいですか?】などのSFアクション作品の戦闘シーンを連想させてくれるものでしたね。これらの作品の戦闘イメージから着想を得ていたのでしょうか。
いずれにしても、ド迫力で読み応えあるバトルシーンでありました。

はっきり言って、このレベルの強さだとその辺の街のマフィア相手だと次元が違うどころじゃないなあ。監査役員の老人がまた意味不明レベルの武術の達人で、ポンポン人間横回転や縦回転で吹き飛ばしてパーンと破裂させて倒していくのはまた別種の痛快さがありましたけれど。

追放モノの王道として、有能極まるナインくんが抜けてしまったあと物凄い勢いで凋落していった元のパーティーがザマぁな結果になるのは当然なのですけれど、思いの外徹底してその末路が酷いありさまになっていたのは、まあご愁傷様でしたとしか……。それだけ酷いことをあのナインくんにしていたわけですし、因果応報因果応報。

ある意味、ナインくんとダリアたちの出会いのお話であり、世界観やキャラの紹介とも言える展開でありましたし、本格的にナイン君が加わった最強パーティ「紅鷹」のお話となるだろう次の巻はぜひ読んでみたいので、続き出て欲しいですねえ。
何やら、ナインくんには出自に謎があるみたいですし、相棒の黒猫エヌもただの猫じゃないみたいですし。





まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」  84   

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (8) (カドカワコミックス・エース)

【まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」  8】 石田あきら/原作:橙乃ままれ 角川コミックス・エース

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長らく続く人間との戦争に和平をもたらすべく、魔族の大会議・忽鄰塔(クリルタイ)を招集した魔王。各氏族の思惑を調整するための交渉と工作の末、光明が差したかに思えたその時、思いもよらぬ事態が――。
これまでほぼ人間界サイドでの描写が続いていた「まおゆう魔王勇者」ですが、この「忽鄰塔」から本格的に魔界サイドの描写も増えてくるんですよね。この8巻など、ほぼ全編にわたって魔界編。それも、忽鄰塔での高度な交渉戦が主体となるという贅沢な作り。
相変わらず、情報の取捨選択と伝達が抜群に上手いですわ、この漫画。交渉戦がメインというだけあって、各氏族の思惑や妥協点、それに当て込む魔王側の手練手管や彼女たちの外側で蠢く様々な思惑など、非常に情報量が多い上に、ちょっとでも重要な要点を逃すと何がなんだかわからなくなりかねないという危険性がかなり高い場面だったのですが、事前の下交渉や緊迫の駆け引き、そして大逆転の一手に至るまで過不足なく描かれていて、本当に面白かった。この構成力は特筆に値すると思う。
惜しむらくは、関門都市の砦将の登場のインパクトがもう少し大きければ、というところか。あれは、蒼魔族の思惑をギリギリでひっくり返すという大逆転の一手を、魔王や勇者の思惑の外から火竜大公などが動いて導いてくるまさに肝となるシーンであり、その辺りは実に痛快に決まっているのだけれど、あの「人間」を代表とする集団が魔界の大氏族の一角として最高決定機関の一員に加わる、という意味合いがちょっとまだはっきりと伝わっていなかった気がするんですよね。
あのシーンは、原作で読んだ時は価値観とか魔界と人間界の対立二極構造を根底から覆すというパラダイムシフトを決定的にしたシーンでしたからね。ここから、表舞台としても本当の意味で世界は「人間対魔族」という構図が消え去って混沌としていくわけですから。
とはいえ、十分といえばまずはこれで十分か。なにしろ、その後の魔王暗殺! がインパクト全部持ってっちゃいましたからねえ。あれは、執事の爺さんの仕事じゃないかと思っちゃうよなあ。爺さんの「弓兵」という肩書がどんなものか、この時点ではよくわかっていませんでしたから。

しかし、一番ニヤニヤさせられたのは火竜大公と青年商人のやりとりか。あの青年商人の嫌そうな顔が素晴らしい(笑
この人があそこまで主導権を誰かに一方的に握られてしまったことって、今までなかったんじゃないだろうか。勇者に振り回された時以来か。あそこでの出会いが年貢の納め時のスタート地点だったわけね。

シリーズ感想

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」  7  

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 -7 (カドカワコミックス・エース)

【まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」  7】 石田あきら/原作:橙乃ままれ 角川コミックス・エース

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歴代魔王の汚染から生還した魔王が過ごす、勇者たちとの穏やかなひと時。それは温泉や酒宴で大騒ぎしながらも、絆を再確認するものだった。しかし、忽鄰塔を控える魔界では、新たなる脈動が始まっていた――。
アニメ化されたのは、ちょうどこの冒頭あたりまでか。なにがあかんかたって、ご機嫌殺人事件の映像化がサッパリだったところだよな、うん。という訳で、頭のおかしい作者の綴る超人気作品「ごきげん殺人事件」シリーズが初めてビジュアル化されたのはこの石田あきら版が初めてです、初めてです。ななこーー!!

しばらく、魔界に篭っていたことで人間界の激変からはオミットされていた魔王だけれど、それはつまりこの激変には魔王は関与していないということ。メイド姉が紡ぎだした自由主義の萌芽をはじめとして、自分の手を離れ、想定していた範囲を超えてそれぞれの能力と意志で世界を広げていっている。手を引いて導くばかりだった世界が、撒いた種が芽吹くように独り立ちしていく、その事を感動の涙を流しながら祝ぐ魔王。このシーンは原作でも感動したものだけれど、こちらでも思わず目尻が熱くなるくらい魔王の気持ちに共感してしまった。

たぶん、私はちょっとだけ誇らしいんだ。
私の手柄じゃないけれど

ゲートは勇者の手により破壊され、地上と魔界を繋ぐ大穴は確実に両世界の距離を縮めるだろう。実際、同盟の正式な使者が開門都市と接触するに至っている。青年商人の主導によって、徐々に魔界との通商の可能性が導かれ出している。
そこで改めて問題となるのが、魔界と人間は共存できるのか。実のところ、両世界が繋がってしまった以上、共存は可能というのが両世界と関わったモノたちの共通認識ではあるんですね。開門都市という必要に迫られ生まれたとはいえ、実現している場所もある。ただ、その共存が安定した結果として常態化するまでに生まれる存在こそが、ここで問題視される。かつて、魔王がメイド姉に語った、戦争とは2つの存在が接触した時に発生する相互理解の為の必要なプロセスだ、というお話。そう、戦争は避けられない。ならば、魔王が志しているのはその際に発生する血をどれだけ少なく収めるか。世界を滅ぼさずにソフトランディングさせられるか。
そして、その想いをどれだけ多くの存在と共有できるようになるか、ということなのでしょう。
丘の向こうの世界を見たい、という想いを。
魔王と勇者という特別な存在だけが世界を導き結果をもたらすのではなく、無数の世界の中心となる存在が生まれ、多くの意思がそれぞれに世界を導き結果をもたらす世界。魔王と勇者が唯一無二ではない世界。
魔王が感動して涙したのは、まさにその萌芽を見たからなのかもしれません。

そして始めるは、魔界の意識改革。その端緒として、魔界八大氏族を中心として魔界全土からあらゆる部族を招いて行われる大部族会議「忽鄰塔(クリルタイ)」の開催を行うこととなる。
魔界の方向性を決めるこの大会議で、これまで人間界側中心だった描写が、ついに魔界側も並行して行われる事になるわけですが、八大氏族の族長たち、さすがみんな見た目インパクトあるなあ。

他、ちょこちょこと。何気にお客さんだった火竜公女が、ここで青年商人の生き方に大きな指針をもたらしてるんですよね。ここら当たりで、魔王と勇者に匹敵するパートナーが誕生しているわけです。
そして、人間側最大の英雄である王弟元帥の初見参。この人は、後々になるほど魅力の出てくる人物だけに、登場時はこのくらいの悪人顔でいいのか。
何故かある温泉回w
女魔法使いのモザイクがエロすぎますw いや、まじで自主モザイクがない他のシーンよりダントツにエロいからw
誰か偉い人が来て全員から武器を取り上げれば、そりゃ平和になるかもしれない。
だけどそんなものは、お父やお母にゴチンとやられてケンカを止める子供みたいなもんでしょう?
そんなのが本当に平和っていうんですかね?
武器を持ったままでも握手をできるから、平和っていうんじゃないですかね。by.東の砦将


シリーズ感想

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」  6 4   

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (6) (カドカワコミックス・エース)

【まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」  6】 石田あきら/原作:橙乃ままれ 角川コミックス・エース

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決戦を控えて対峙する南方連合軍と中央軍。しかし、戦端は卑劣な悪意によって開かれる。鉄の国になだれ込んだ奇襲軍、その前に立ちはだかるのは意外な人物だった。一方その頃、冥府宮で歴代魔王と戦う彼女は――。
月刊誌掲載にも関わらず、出るのが早い早い。前の五巻が出たのって確か12月ですよ。
これを読むまで、魔界のことをイマイチ理解していなかったのをようやく把握した。地下世界というのは当然わかっていたんだけれど、二層式になっているのじゃなくて斥力場によって天地が逆転して地上側の地面が地下の魔界側から見ても地面になっていたのね。これを理解していなかったので、後々出てくるゲート跡の勇者があけたでっかい穴に建設される橋の構造がよくわからなくて、ずっと「???」のまま置きっぱなしにしていたのだけれど、ようやく理解の取っ掛かりが出来ましたよ。
だからこそ、むしろここに橋を架ける、という事業の難度にも理解が及んで……土木子弟の才覚ってやっぱりパなかったのなー。いずれの彼と奏楽子弟の登場にも期待しつつ、現状は軍人師弟の独壇場。この辺りから、商人貴族軍人の三子弟たちが、文字通りの主役級として世界の前面に出だすんですよね。
白夜国の騎兵隊の奇襲を迎え撃つ、国境警備隊という二線級の軍と民兵の連合を率いる軍人師弟。この騎兵の突撃を目前としながら、全兵に講義をはじめるシーンは何度見てもしびれる。騎兵の突撃というのは場合によっては、実際に接触するよりも前に士気が瓦解して戦列が崩壊しかねないインパクト、凄まじい恐怖心を呼び起こす迫力のものなんですよね。そして、こういう場合指揮官は叱咤激励、もしくは勇壮な雄叫び、或いは心を揺さぶるような演説。そんな手段を講じて兵たちを鼓舞して士気を保とうとするものです。
「さて、講義の時間でござる」
名将の誕生である。後に、彼はただ戦が上手い将という以上の称号を得て、世界変革の中心の一つとなっていくのですが、そのきっかけであり端緒こそがこの戦いであり、何より勝利が彼を変えたのではなく、勝利によって得られたものが彼の成長に明確な方向性を与えるのであります。
その答えが、またこの白夜国との戦いの後に起こる出来事で見ることが出来るのですが……ござるがホントかっこええなあ。
ちなみに、原作読んでた時はこの時軍人子弟とメイド妹にフラグ立ったと思っちゃいました。あとあと考えると全然違ったんですけどね。
この巻は、女騎士の名指揮官ぶりも、先の極光島以来久々に見られます。女騎士って、一戦士としてよりもやっぱり姫将軍としての方が断然映えるよなあ。鎧も付けず、手甲だけ身につけシスター服で騎馬を駆る姿はかっこいいなんてもんじゃありませんよ。そりゃ、将兵に崇拝されるわけだ。

一方で、魔王と勇者はこの辺りから表舞台での牽引を次々に生まれつつある自立した中心核となる人物たちに譲り、より世界の深い場所へと立ち位置をスライドさせて行きます。まおー様の魔王覚醒と、それに相対する勇者。つまり、正当な形での魔王と勇者との邂逅と、しかし旧来のあるべき勇者の姿から敢然と逸脱した今の勇者による旧魔王の在り方の粉砕は、まさにプロローグの終わりの象徴とも言うべきシーンなのでしょう。
「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」

タイトルともなったこの魔王と勇者の交わすセリフが、再び違う、本来の意味を持って交わされ、しかしこれまでと全く違う形で幕を下ろした時、世界は間違いなく最初にこのセリフが交わされた時からさらにもう一歩、まだ見ぬ世界へと踏み出したのである。

さあ、ここからが本当の開幕だ。

シリーズ感想

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 5 5   

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (5) (カドカワコミックス・エース)

【まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 5】 石田あきら/原作:橙乃ままれ 角川コミックス・エース

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メイド姉の決死の演説はその場にいた人々を、そして世界を動かした。冬の国をはじめとした南部諸王国は中央への従属から独立を果たす。だが、世界のひずみが彼らに迫っていた。そしてその頃、魔王にも危機が――!

表紙は青年商人と辣腕会計。特に、青年商人はこの巻の実質的な主人公であり、作品全体でも有数の重要人物なので、彼が表紙を飾るのはまったくもって納得の一言。

激動 始まる!!

目に見える形では、南部諸王国連合の独立による人間世界の動乱こそが世界の激動を象徴いているようだけれど、その実戦争の勃発は氷山の一角に過ぎず、その海面下では凄まじい勢いと規模で価値観のパラダイムシフトが起こりだしているのであります。その端緒こそ前回のメイド姉の「人間宣言」であり、そこからこの物語の主人公は勇者と魔王という二人の特異点から、無数の人間・魔族へと移っていくのであります。貴族・軍人・貴族各師弟たちの勇躍であり、また青年商人と火竜公女の邂逅であり、様々な人達が誰かに与えられた役割を何も考えずに引き受けるのではなく、それぞれが個人に考えを巡らせ、世界を動かしだす、そんな激動の時代がまさにここから始まっているのであります。
見よ、世界の中心点が無数に拡大していく壮観な光景を。
そんな新しい世界の萌芽こそ、勇者と魔王が夢見目指したもの。それが、今や二人の手を離れて勝手に芽生えて成長していく光景は、感動すら覚えるものなのです。それを、この漫画はまた余すこと無く描き出している。
同時に、まだ魔王が即位する前から勇者との出会いを待ち望み、その胸に希望を滾らせて、その唯一無二のタイミングを待ち続けた回想を差し挟むことで、彼女が抱いた夢が芽吹きだしていく光景がより鮮明に、眩しく浮き上がっていくのであります。この回想の挟み方は、絶妙の間合いですなあ。
もちろん、まだ世界の変化は芽生え始めたばかり。ここから、またぞろ多くの試練や障害が待ち受け、変化を絶やそうと動き出すのです。どんどん凄いうねりとなって、激流は勢いを増していくのですが、漫画版でまたその感動を感激を味わえるのかと思うと、胸踊る心地ですなあ。
出来れば、アニメでも同じような感動を味わえたら、と期待をふくらませるばかりです。
そう言えば、女魔法使いはここが実質の初登場なのか? 勇者もデタラメだけれど、女魔法使いも相当に桁外れだぞ、これ。
次回は軍人師弟の見せ場。登場した当初はただの突撃軍人馬鹿だった彼の成長を刮目してみよ。

2巻 3巻 4巻感想

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 44   

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (4) (カドカワコミックス・エース)

【まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 4】 石田あきら/原作:橙乃ままれ 角川コミックス・エース

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紅の学士として活動する魔王の活躍により、自立の道を歩み始めた南部諸王国。だが、それを快く思わない中央大陸と聖教会は、紅の学士を異端者として弾劾して捕らえようとするのだった――。
この四巻の見所と言えば、この物語を通しても最大級の名シーンとも呼んでいいでしょうメイド姉の「人間宣言」、或いは「人権宣言」。
ここをどう描くかが、この作品の漫画化の一つの試金石だとも捉えていたのですが……いやあ、すごかった。言葉が、意志が、思想が、自由の心が、メイド姉の語りかけることで民草に伝わり、沁み通っていく描写がまた素晴らしいんだ。このシーン、メイド姉は元々こんな事を語るつもりで居たわけではなく、なんて言うべきなんだろう、常々彼女が劣等感のように心の内側に溜め込んでいたものが、この瞬間紐解くように答えを得たんですね。そして、その思想は自分一人で結論として抱え込んで満足するべきものではなく、自分と同じような境遇の人達と共有スべきものなのだと察した。使命、運命、或いはそんな形どおりの言葉で括るべきではない、「来るべきその時」だったのでしょう。そんな、自分の内側から溢れでてくるものを、決然と言葉となして皆に伝えようとするメイド姉の姿が余すところ無く描かれていて、満足なんてものじゃありませんでした。実に素晴らしい。
このシーンは、この作品の中でも大きなターニングポイントであり、本当の意味で「誰も見たことのない丘の向こう」を意識した瞬間でもありました。
こっからなんですよねー、本当に。
固定観念、既成概念、そうした凝り固まったこれまでの枠組みから、次々と皆が自由を得て飛び出していく。冬寂王や女騎士が率いる冬の国、南部連合、湖畔修道会、三人の馬鹿弟子たち、そして青年商人に火竜公主。魔王と勇者だけではなく、一人ひとりが飛躍をはじめ、同時に魔王と勇者を中心とするのではない、一人ひとりが中心となって他者と繋がり、世界が自由に広がっていく感覚。
いずれより大きな障害が再び立ちふさがるのですが、それまではそんな自由の飛躍と拡大を堪能してください。
このシリーズは、途中で終わらずに本気で最後まで走り抜けてほしいなあ。それだけ、この石田さんに描いて欲しいシーンが一杯ありますから。

2巻 3巻感想

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 34   

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (3) (カドカワコミックスAエース)

【まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 3】 石田あきら/原作:橙乃ままれ 角川コミックス・エース

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戦争の終焉のために力を合わせる魔王と勇者。しかし、様々な思惑が彼らを飲み込もうとしていた。極光島と開門都市、二つの土地で勃発する戦いがもたらすものは破滅への予兆か、それとも――。
水浴びのシーンでの女騎士の裸体の美しさには、思わず言葉を失ってしまった。いや、ペチャパイだからなんだというんだ。その鍛えあげられたスレンダーさは、もはや芸術じゃあないか。まおーさまが駄肉駄肉と自分の豊満な肉体を卑下するのも、ちょっと致し方ないんじゃないかと思ってしまった程である。美しい。
魔王が見たら、結構深刻に精神的ダメージを負うんじゃなかろうか。逆に、女騎士の方もダメージを負う気がするけれど。

物語は女騎士を指揮官とした南部諸国軍による極光島奪還戦の顛末から。
原作から更に描写を盛った戦争シーンが実に素晴らしい。実際、どのようにして極光島が攻略されていき、如何にして膠着状態へと陥っていったのかが詳しく描かれている。特に流氷橋の制圧から橋頭堡の確保と仮設砦の構築については思わず感嘆してしまった。物凄くわかりやすく戦況が描かれてるんだもの。本当に一見しただけで、何がどうなっているのかが一発で理解できたもんなあ。それが理解できていたからこそ、勇者の誘導で現れた魔界からの「援軍」がどれほどの意味を持っているのかも嫌というほど納得できるというものである。
それにしても、この石田あきら版に限らず、ファミ通クリア版でもそうだったんだけれど、南氷将軍がみんな堂々たる武人として描かれてるんですよね。自ら殿を務めるとか、正直、惚れるレベル。
だからこそ、そんな南氷将軍と女騎士との一騎打ちが栄えるというもの。いやいや、マジで女騎士がめちゃくちゃカッコイイんですけど。さすが、一人でヒロインとヒーローを兼任するだけありますなあ。ってか、勇者にもここまで栄える場面ないんじゃないだろうか。これで、ヒロインとしても抜群の魅力を発揮するのだからたまらない。
魔王とのラブコメもココらへんから加速していくんですよね。妻妾同衾とか、勇者美味しすぎるだろうこれ。

でも、この巻の一番好きな場面は、ラストの勇者と青年商人が酒を酌み交わすシーンだったりする。勇者と青年商人が絡むシーンというのは実は本当に少ないんですけれど、腹に一物も二物も持ってなかなか本心を見せない青年商人が、まさに胸襟を開けた姿を見せる滅多とない場面として漫画では描かれてるんですよね。原作でも、青年商人が勇者の示した新たな可能性にまだ見ぬ地平へと羽ばたく素晴らしいシーンだったのですが、いやいや、漫画版素晴らしいわ。ここで火竜公女と青年商人の顔合わせをしてたりするのなんか特に。やっぱり、青年商人最初から火竜公女が好みだったんだw

さあ、次からはついにメイド姉の見せ場だ。

2巻感想

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 (2)4   

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 (2) (角川コミックス・エース 264-5)

【まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 (2)】  石田あきら/原作:橙乃ままれ 角川コミックス・エース

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人間と魔族の戦いに終焉を――。その想いで手をとりあった魔王と勇者。その道は決して平坦ではない。それでも彼らは歩みを止めることはないのだった。ネットを沸かせた異色ファンタジー第2巻登場!
まおゆうのメディアミックス展開がはじまってからこっち、コミカライズはいったい何作出てるんだってくらいに何作も出ているのだけれど、これチェック出来た範疇は概ね良作だから何気に困る。元ネタ原作がスレッドタイプの書き物なだけに、漫画化において想像をふくらませる余地が多分に在るがゆえに、同じストーリーラインでありながら各作それぞれに演出表現が異なってきていているのである。お陰でこのこっちの人はこの場面をこんな風に描いてるのか、などとそれぞれに楽しめたりするので、これがまた困るのである。キャラクターのデザインも結構変わってきているので、それらを比べてみるのもまた楽しみだったり。特に火竜公主はみんなイメージ勝手に膨らませてるよね。
この石田版では中華風のちょっと幼げだけれど勝ち気そうな容姿がまたタマランです、はい。
そんなこんなで各種出ているまおゆうのコミカライズですが、その中でも本作は先鞭をつけただけあってか、やはり一際面白い。元々実力あるベテラン作家というのもあるのでしょうが、この作中にグイグイと引き込まれていく感覚は心地いいの一言。戦闘シーンもさる事ながら、白熱迫真の交渉シーン、紅の学士と青年商人の初顔合せのあのシーンなど、魔王言うところの「女におべんちゃらを言っている時よりもよっぽどいい顔」を始めとして、交渉決裂の際にはそのまま命のやり取りへと発展しかねない緊張感漲る緊迫した鬩ぎ合いが見事に描かれていて、文字通り手に汗握らされました。
一転して、魔王と勇者が久々に再会した祭りの夜。二人が広場から聞こえてくる祭りの調べを背景に、雪の降るなか二人きりで寄り添いダンスを踊るシーンなど、しっとりとして静かなラブシーンがこれまた情緒的、幻想的に描かれていて、この緩急がまたたまらないのです。
魔王と女騎士、勇者を巡る恋のライバルである二人の間に育まれていく友情もまばゆい。女騎士がまたかっこ良くて可愛いんですよー。
次はついに第二次極光島奪還上陸作戦の開始。本格的な戦争シーンが描かれそうで、また楽しみです。

しかし、冬寂王がちゃんと若いイケメン王子に描かれていてホッとしましたよ。おっさんのヒゲ王子なんぞ、スレイヤーズのセイルーン聖王国のフィル王子だけで十分ですわぃ。
 
11月26日

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11月25日

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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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11月6日

(角川書店単行本)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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11月5日

エンターブレイン
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(エンターブレイン)
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(ドラゴンノベルス)
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(ドラゴンノベルス)
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(ドラゴンノベルス)
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(PASH!コミックス)
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(PASH!コミックス)
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(フロース コミック)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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11月4日

(ジャンプコミックス)
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(JUMP j books)
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(ジャンプコミックス)
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