魔王学院の不適合者 5 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ ★★★   



【魔王学院の不適合者 5 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~】 秋/しずま よしのり 電撃文庫

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神の代理となる《代行者》を選定する戦い――選定審判が幕を開ける――。

暴虐の魔王の再臨によって平和が訪れたディルヘイド。一方アゼシオンでは各地で絶滅したはずの竜が目撃されるようになる。魔王学院と勇者学院が合同で対処に当たったところ、地底の奥深くに未知の世界が広がっていることが判明した。
そんな中、神を従えた謎の男が現れ、アノスに告げる。八名の神がそれぞれに候補を選び、互いに戦わせ、勝利した者を神の代行者とする《選定審判》。その代行者候補の一人に、アノスが選ばれたということを……。アノスはその男、《竜人》を追って、三つの国が争う地底世界の聖地、神の都ガエラヘスタへ――。
新章開幕《選定審判》編!!

エミリア先生、熱血教師になる! 
これって、もう昔の青春学園ものですよね。それも教師を主人公とした不良たちを更生させ、共に何かを成し遂げるような。ただ、エミリアの場合はグレートティーチャーなどではなく、エリートから転落人生を歩んだ挙げ句に不良たちが集まる見捨てられた底辺校へと転任になって、という展開ですけれど。
彼女が赴任することになった勇者学校もまた、かつての栄光を失い勇者の生まれ変わり、エリートとしてもてはやされた若者たちが、大人たちの都合でいらない子扱いされヤサグレ切ってしまい、平気で授業をボイコットし、教師エミリアに反発し、どうせ自分たちなんかと自分たちを見下げ果て、とかつての勇者候補たちが見る影もなく……。
そんな不良と化した勇者候補たちと、落ちぶれ人生に疲れ果てた教師同士、近親憎悪でお互いにぶつかりあい程度の低い衝突を繰り返し、目の前に再び現れ交流するはめになった魔王学院の連中の優秀さに劣等感をさらに刺激され、と落ちる所まで落ちたところから、クズ教師とクズ生徒同士本気でぶつかりあうなんて、青春まっさかりじゃないですか。
そうやって、相手の情けない姿に自分を省みて、お互いの中に残った最後の矜持を見つけ合う。そうして底辺から這い上がろうと頑張って、エミリアは教師として生徒を導こうと奮起する。そこに敗残者たちの惨めな姿はとうになく、挫折から自力で立ち上がる勇者たちの姿があり、クズ教師を先生と認めてくれた生徒たちを、見捨てられた自分たちを決して見捨てなかった先生を、お互い信じて尽くす師弟愛が芽生えていた。まさにこれ青春か!!
先生として上から目線で不良生徒たちを導くのではなく、同じ最底辺で這いつくばったところから屈辱を跳ね返し共に頑張って、というのが当世風でありますか。赴任して当初は、思いっきりヒステリー教師っぽいのもさすがはエミリア先生、という所だったのですが。
あと教師というと、意外と熾死王エールドメードの爺様がハチャメチャながら何気に凄くイイ先生してたんですよね。スパルタながら効果的な授業法もさることながら、結構褒めて伸ばす方針なのか未熟だったり下手くそだったりする生徒たちにも、褒め言葉を欠かさないんですよね。その対象はエミリア先生にも及んでいて、卑屈だったり自虐的になってるエミリア先生に対してもこまめにフォローしてたのが印象的でした。いや、この爺さんお世辞言ったりするタイプじゃないので、全部本気で褒めてたり称賛してたんでしょうけれど。

一方でひたすらラブコメしてイチャイチャしてたのがレイくんとミサのカップルで、その二人にひたすらつきまとっていたのがミサのお父さんのシンで。なんかもう、四六時中「お嬢さんをください・許さん!」を品を変え形を変えてやり尽くしていたような。それでいてレイの事は誰よりも認めているお義父さんなのがまたたちが悪いというか、今まで放っていた分娘に構いたい年頃なのか。

今回はアノスって本気で怒っていたのか地底のエクエス教の連中には珍しく容赦がなかったようで。特にアヒデ卿はペテン師呼ばわりして、徹底的だったんですよね。相手が神のご意思、神託である、お告げである、と宣言して起こそうとした行為、本当に片っ端から全部叩き潰して失敗させてましたからね。
というか、一話でこれだけ何度も完勝宣言して、それ全部「効かぬわ」「今なにかしたのか?」「無駄だったようだな」のオンパレードでひっくり返された奴見たこと無いぞ。すごいぞ、アヒデくん。
いやほんとにすごいんですよ。普通は一回や二回で「ば、馬鹿なー!」と言ってしまうそうなところを、幾ら失敗しても攻撃が効かなくても思惑を叩き潰されても、作戦を台無しにされても、謀略を逆手に取られても、全部「全部神はお見通し。これも神のご意思なのです、ドヤ顔して恥ずかしくないんですか?」みたいな調子を崩さないんですから。
でも、どう見ても苦しいから。その言い訳苦しすぎるからw ギャグかコントか、いずれにしても厚顔無恥というかメンタル強いのか、色んな意味で凄かったアヒデくんでありました。アノスが道化呼ばわりするのも仕方ないんだけど、それもアノス君がアヒデのドヤ顔発言片っ端から秒で潰していくからですよ? 一瞬たりともドヤ顔許さん、と言わんばかりの速攻である。それが一体何度繰り返されたか。普通、心折れるよ? ある意味、よく頑張った、と褒めるべきなんだろうか。でも、本気でドヤ顔ムカつくタイプの敵だったので、そのドヤ顔を延々とフルボッコにし続ける展開というのはそれはそれでカタルシスではありました。ほんとにひらすらボコボコだったもんなw

神の中で唯一だろう、心を持ち優しさを持つアルカナを味方に引き入れたアノス。彼女を連れ帰った先の我が家での、アノスの人間の両親のやり取りがまたなんともはや。神であるアルカナも、話聞いてくれない人には弱いようで。そう言えばアヒデも全く人の話聞かない奴だったっけ、ベクトルは違うけど。
自分たちの世界観に魔王だろうと神だろうと包んでしまうあたり、やっぱり最強はこの脳天気なパパとママなんじゃなかろうか。

シリーズ感想

魔王学院の不適合者 4(下) ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ ★★★   



【魔王学院の不適合者 4(下) ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~】 秋/しずま よしのり  電撃文庫

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偽りの魔王アヴォス・ディルヘヴィア、その正体は伝承から生まれた大精霊であり、ミサのもうひとつの側面だった。アノスは大精霊アヴォス誕生の秘密を知るため、“時間遡行”によって二千年前のアハルトヘルンを訪れる。そこで目にしたのは、天父神の卑劣な計略によって、ひとつの家族の愛と絆が無残にも引き裂かれる瞬間だった―。「二千年前の悲劇はもう幕引きだ。これから、すべてを取り返しに行こう」あらゆる理不尽、あらゆる悲劇、我が眼前ではただ滅べ―!!Webでも大反響を得たシリーズ最大のエピソード“大精霊編”感動のクライマックス!!
いや、似てないといけないから仕方ないんだけど、アノスとかアヴォスとかアノシュとか似た名前多すぎて、若干混乱する! 
他にもレイにレノと二文字で一文字違いとか、そこにシンとか語感が似てる名前表記が交じると読んでて視線が上滑りして、誰が誰なのか誰が喋ってるのかわからなくなるときがあって、全体的に読みにくかったのは確かな話。意外とそういうのって読んでる時の集中力を削ぐんですよね。

時間遡行によって、2千年前に訪れたアノスたち。なんか来る時には歴史に手を加えるような派手なことは出来ないし、目立たないように行動しようなんて趣旨の話をしてたはずなんだけれど、いざ過去に来てみると……あんまり隠す気ないだろう、アノスくん!! 結構堂々とやりたい放題やってたと思うんだけど!? 一応、過去が改ざんされるとダメな理由の間隙をつく形であれこれと動いているので、言動に矛盾はないんだろうけれど、過去を変えないように努力するつもりは毛頭なく、どうやったらどこまでなら過去を変えても大丈夫か、という基準で動いているので、まあやりたい放題である。そりゃ、ルールだ秩序だのは知らん、とばかりに秩序秩序うるさい自分ルール至上主義な天父神と対立しているわけだから、そりゃそうなんだけど。
とはいえ、肝心の精霊レノとアノスの右腕だったシンとのラブロマンスには口を出さずに、いや脇から色々と口出しはしていた気もするけれど、むやみに手は出さなかったのはこの魔王様空気読める魔王様なのである。
そもそも、アノスって何でも出来るけれど常に他人の意思を尊重する人でもあるんですよね。自分の意志や野望、というのを無理やり押し付けよう、自分の正義を振りかざしてやりたい放題やる、というタイプじゃないんですよね。
なので、この物語の中で起こる奇跡的な展開というのは、常に誰かが強い意志でやり抜こうとしたこと、必死の思いで手繰り寄せようとした行為が下地になっている。誰かが願わなければ、誰かが自力でやり通さねば、その結末へと至る筋道は存在しないのだ。魔王アノスは助力なければ途中で潰えてしまうかもしれないそれに、そっと手を差し伸べるだけ。手を差し伸べてバーニア点火してフルスロットルで発射してしまうわけだけれど、実のところアノスは主体ではないんだよなあ。
今回だって、シンとレノが愛を育み絆を育て、そうして産まれたミサと勇者カノンの転生としてアノスとの友情に応えるために二千年にも渡って結実させてきたレイの想いがなければ、どれだけ強く万能なアノスでも、何も始められないしなにも救えなかったのだから。
自分でも語っているけれど、だからこそアノスはそうした人の持つ愛情や希望という善なる心の存在を世界に証明する、証明者なのでしょう。それを誰に向かって証明しているのか、についてはかの女神の存在が匂わされているようですけれど。
でも、ここまで完全に魔王様として認められちゃったのに、まだ学院通うつもりなんだろうか。学院としても、大変困るんじゃないの、これ?
あと、ミーシャとサーシャが今回は実質背景で出番らしい出番もなく、しかももしかしてメインヒロイン実は他にいるんじゃないか疑惑まで出てきてしまって、おやおやまあまあという感じで。

魔王学院の不適合者 3 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ ★★★★   



【魔王学院の不適合者 3 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~】 秋/しずま よしのり 電撃文庫

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《勇者学院》との交流のため人間の都を訪れた魔王学院の生徒たち。しかしこの平和な時代にあってなお、彼らの胸の内には魔族への敵意が燻っていた。
互いの力を測るために学院対抗戦が行われるが、アノスたちに先駆け戦った魔王学院三回生は、勇者側の卑劣な罠の前に敗れ去る。その上さらに敗者の名誉を踏みにじる勇者たちに対し、暴虐の魔王とその配下たちが下す決断は――!?
そして、二千年を経ても癒えぬ魔族と人間の禍根を目の当たりにしたアノスの前に、ついに偽りの魔王がその姿を現す。
暴虐の魔王が新時代に刻む覇道の軌跡――怒涛の第三章《勇者学院編》!

ああっ! これはやられた。まったく予想だにしていなかった展開だった。ある程度のところまで話が進んだら、察することが出来るものなんだけれど、これに関してはギリギリまで「思い込み」に思考を縫い留められていて、気づかなかったもんなあ。ミスリードといえばミスリードなのか、これ。
そう言えば、明言はされていなかったですもんね。
そもそもアノスの存在を上書きした偽魔王の存在からして、思っていたのと全く異なる展開でしたし。いや、面白し!
勇者学園のやられ役たちのやられっぷりも、これぞやられ役の見本!とも言うべき見事なやられっぷりでしたし。こういう噛ませ役って結構絶妙なバランスが要求されるんですよね。いい具合に増長しきってこっちを見下してきてそれなりに強く卑怯でムカつく性格や態度で、自分が負けるなんて欠片も思っていないのを、圧倒的に叩き潰してプライドやらなにやらを徹底的にへし折る、盛大にぶっ飛ばしてヒィヒィ泣かす、というカタルシス効果を最高に発揮させるのって、どこかバランスが悪いとどうしても色褪せる部分が出てきてしまいますから。その点、この敵どもの憎ったらしさとやられたときの無様さ、こっちの圧倒的な余裕っぷりとファンユニオンの煽りっぷり、相手のズルしていた教師のグヌヌっぷりといい、いやはや素晴らしいコラボレーションでありました。
悪役の小物さ加減って、程度によっては主人公サイドまで格を下げてしまいますし、話自体陳腐にしてしまいかねない要素ではあるんですけど、まさにさじ加減によってはこれだけ引き立たせてくれるんですよねえ。
今回の話に関しては、その人間族の残した執念や偏執的なまでの狭量さこそが、それに相対し続けた勇者の心を追い詰め、彼を思いつめさせ、絶望させたという重要な物語におけるファクターでもあったわけで、人間たちの負の側面を煮詰めたような悪意と執念の塊たる存在の、あの嫌らしさおぞましさは勇者がなぜその選択を選んでしまったのか、なぜそこまでしてやり遂げようとしたのか、という想いに共感や理解を生じさせるだけの、それはもう嫌悪感を催すもので、よくまああれだけけたたましくネチョネチョとしたものを丹念に描けたなあ、と感心するくらい。
だからこそ、アノスの友情の清廉さが、そして今世で得た肉親や慕ってくれる人の愛情が、アンカーとして響いてくるわけですが。
そう考えると、あとは頑張れ的に色々と丸投げして三千年して生まれ変わったらかなり好き放題自由にやってるアノスは……いやまあやるべきことはちゃんとやってるか。
でも、勇者さまはこれまで鬱々と頑張ってあれこれ計画を練って頑張って、何かと身の回りにも不幸がありつつも頑張ってきた分、幸せになりなさいよー、と応援してあげたい。ファンユニオン、こっちも応援したれ。祝福したれ。
それにしても、アノスのファンユニオンたちは活躍の場もあるし、なにかと目立つ場面も多いし、と下手するとヒロイン姉妹より計り知れない存在感出してて、愛されてるなあw

物語的にはこの三巻で区切りがついたような感じもあるのだけれど、まだまだ続くようで良かった。ただもう不適合者扱いってこうなるとされにくいんじゃないのかな、これってw

1巻 2巻感想

魔王学院の不適合者 2.~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ ★★★★   

魔王学院の不適合者2 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ (電撃文庫)

【魔王学院の不適合者 2.~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~】 秋/しずま よしのり 電撃文庫

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魔族を統べる“七魔皇老”アイヴィスを偽りの魔王から解放し、ひとまずは平穏を取り戻したアノス。そんな折、魔王学院デルゾゲードに“錬魔の剣聖”と呼ばれる転校生が現れる。時を同じくして魔族最強の剣士を決する“魔剣大会”の開催が近づく中、なぜか“不適合者”のアノスが、件の転校生と共に選手として推薦され―?不適合者を貶めたい小物のくわだてか、偽りの魔王が仕掛けた陰謀か。いずれにせよ、魔王の採るべき道は一つのみ。迫り来る謀略を、あらゆる理不尽な粉砕せよ!暴虐の魔王が新時代に刻む覇道の軌跡―第二章“魔剣大会編”!!
さすがに古の伝説の魔王その人であるアノス、強さもさることながらその人格といい考え方といい大器そのものなんだけれど、だからこそそんな彼をして自然と敬意と愛情を抱いてしまう彼の今世での両親が二人共素晴らしい人なんですよね。
ただの能天気なアーパーお母さん、とかは思ってないですよ、いやちょっとは思いましたけれど、生まれた途端に喋りだして大きくなって我は魔王であるなんて言い出した子供を恐れもせず引きもせず、全力でうちのアノスちゃんすごい! と受け入れまくった挙げ句に人間のとって前人未到の魔界へとアノスのために躊躇なく引っ越すとか、能天気だけでは済まないその行動力と息子への愛情はとんでもない、とは思っていましたけれど、ちゃんとそれだけ全力で息子を愛するだけの理由が二人にはちゃんと存在したのである。その語りは重く、しかし溢れんばかりの愛情に満ち溢れていて、これは魔王様でも感化させられますよねえ。
もとよりアノスくん、魔王とはいえ全然暴虐の王でもなんでもなく、道理や情を深く解する人柄なのだけれど、同時に大器であるということは相手の思惑なんかをどれだけ捻じくれてても大事な所をちゃんと把握して、解釈して、受け入れ飲み込んで受け止めることが出来る人でもあるんですね。そういう人がですよ、これだけ何の裏表もなくストレートに愛情注がれたら、そらもう真っ向から全力で受け止めてしまいますがな。
今回は鍛冶師のお父さんが鍛えてくれた、愛情のこもった、しかし何の力も備えていない魔剣でもなんでもない剣を奮って戦うのですけれど、ハンデでしかないそれを振るって戦うのは父親の愛情を無駄にしないため、というだけの理由だと思ってたんですよね。でもこれがまた違ったんですよ。ちゃんとその剣には意味があり、意義があった。その剣だからこそ救えた人が居た。まさに、父のアノスへの愛情が、アノス一人では救えなかった人を助けるための大事な鍵となったのである。
アノスくん、俺TUEEEEの典型とも言える無敵っぷりでほんと何でも出来るし、限界なんかないように見えるのだけれど、でも一人ではないんですよね。これほどの男を、しかし支え助ける人たちが周りに居て、彼もまたそれをちゃんと認識してて、心から感謝しその手を取っているのである。
それも、アノスくんに比肩するような力の持ち主だけじゃなく、ほんとなら何の力もないようなお父さんとお母さん、能力的には雑魚に等しいファン・ユニオンの面々。統一派のリサにしても、決して力ある方ではないのだけれど、皆が自分のできる限界を振るってアノスの助けになるように頑張り、それが実際彼の助けになるのである。
ファン・ユニオンの女の子たちの献身、あれなんてそれまで周りでキャーキャー騒いでるだけのアノスファンのミーハーな娘たち、としか認識していなかったのを根底から叩き潰されましたからね。
めっちゃかっこよかった。魔王様からあれほどの深い敬意と感謝を捧げられた存在って前世にさかのぼっても存在しないんじゃないだろうか、というくらいアノスくんが最敬礼でしたもんね。
こういう、力ない人たちも蔑ろにせず、きちんとリスペクトがある作品、それも主人公が俺TUEEEな作品でこういうところを大事にしている作品は、好きだなあと思います。

しかし、今回登場の剣士レイ。前世の魔王の側近だった男の転生でほぼ間違いない男の子ではあるんですが、前世では主君と配下、という関係だったのがこの生では対等の友人同士として新たな関係を結べたのって、まあ記憶がないレイくんよりもむしろアノスの方がなんだか嬉しそうなのがなんともニマニマさせられるところであります。
同性の気のおけない関係、というのがよほど心地よいのか、ミーシャとサーシャに構ってた前回よりもかなりテンション高めで上機嫌なご様子。あまりにも仲良さそうなので、サーシャが拗ねるのもちょっとわかるなあ。なんか出会って速攻で間に割って入れないような男同士の仲の良さ、なわけですから。
さりげなく、サーシャは置いてけぼりして、ミーシャとじっくり時間をとっていい雰囲気醸し出していたのは苦笑してしまいましたが。前回は姉妹二人をマイペースにぶん回していた感もあったアノスくんですけれど、今回はバチバチ魔王様モードではしゃぐ相方はレイくんが居たから満足したのか、わりとミーシャペースに合わせてじっくり付き合ってあげていたところなんぞ、むしろ男ぶりがあがっていて、サーシャにもそれやってあげてください、ほんとにw

意外と敵の黒幕の方は未だ正体を表さず一筋縄ではいかない相手のようで、アノスくん相手にちゃんと同じステージで指し合えているあたり、かなり歯応えのある敵さんのご様子。
ちゃんと敵に相応の格がある、というのもまた面白くて良きカナ。

1巻感想

魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ ★★★☆  

魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ (電撃文庫)

【魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~】 秋/ しずま よしのり 電撃文庫

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人を、精霊を、神々すらも滅ぼしながら、延々と続く闘争に飽き、平和な世の中を夢見て転生した暴虐の魔王アノス。しかし二千年後、転生した彼を待っていたのは平槇に慣れて弱くなりすぎた子孫たちと、衰退を極めた魔法の数々だった。魔王の生まれ変わりと目される者を集めた“魔王学院”に入学したアノスだが、学院は彼の力を見抜けず不適合者の烙印を押す始末。誰からも格下と侮られる中、ただひとり親身になってくれる少女ミーシャを配下に加え、不適合者(魔王)が魔族のヒエラルキーを駆け上がる!!「小説家になろう」発の話題作、待望の文庫化!!

いやこれ、アノスも実力は元よりメンタリティも安定しきってて王様の気風たっぷりなんだけれど、それよりも彼の転生先の人間のご両親がすごすぎやしないですかね!
自分の産んだ赤ん坊が突然喋りだすわ、名前つけようとしたら自分で名乗るわ、いきなり成長して大きくなってしまうわ、普通なら頭おかしくなっても変じゃないのに、「まあすごい!」で受け入れてしまってそのまま普通に一人息子として溺愛してくれるんだから。
しかも、殆ど交流が断たれている魔族領にある魔王学院に入学すると言い出した生後一ヶ月の息子に、お前はまだ生後一ヶ月だ、まだまだ若いんだから心配だし何より親の自分たちが寂しい! と引っ越ししてついてきちゃうわけですよ。
生後一ヶ月という言葉の概念が崩れる!
こんな得体の知れない存在を、息子としてめちゃめちゃ愛してくれるかなり天然入ってる両親がかなりアクセントになってるんですよね。ミーシャやサーシャを家に連れて帰ってきた時のやりとりも面白いと言うか微笑ましいというか、この両親ほんま大物やわぁ。まだ生まれて一ヶ月なのに、この両親息子に馴染みすぎでしょう。生後一ヶ月の息子が嫁を連れて帰ってきたぞー、ってどれだけ気が早いんだろう。いまだかつて無く早すぎるんじゃなかろうか。ってか、この両親もまだだいぶ若いはずなんですよね。場合によってはサーシャたちと何年も年齢変わらないんじゃなかろうか。それなのに、既にもう十代後半の大きな息子をそれこそ十五年以上もじっくり育ててきたような貫禄である。まだ一ヶ月しか育ててないし、それどころか勝手に育って特に育ててないのに。
ともあれ、一ヶ月で十数年分以上の密度でこれ以上無く親らしいことをしまくってるということなのかもしれません。アノスもこの両親のことは親としてこの上なく慕ってますし。なんだこの仲の良い親子はw

さて、天然ご両親のことはともかくとして、かつての魔王の転生であるアノスはそのことを一切隠そうとしていないのですが、伝説の魔王のことは正確には伝わっておらず誰も信じてはくれないのですが、あんまり周りの反応は気にすること無く出し惜しみなく全盛期と変わらない力を振るいまくるわけで。別に隠す必要は一切ないのだけれど、思わずちょっとは隠してもいいんじゃない!?と反射的に言いたくなってしまうほどである。これもう、魔王の転生とか信じてもらうとか関係ないんじゃないだろうか。問答無用で超絶すぎて、周りとしても事実関係どうでもよくなるだろうし。
一応、魔王の転生を事前に把握して古くから暗躍している明確な「敵」というべき黒幕がいるみたいだけれど、これ障害に成りえるのだろうか。
アノスくん自体は、やりたい放題やっているのだけれど「暴虐の魔王」という異名とは裏腹に自重は知らないし現代の常識は一切頓着しないのだけれど、それで自分ルールを一方的に押し付けたり理不尽を強いるタイプじゃなく、人の話は聞かなくても人の意志や気持ちは無視しないどころかよく汲んでくれる他者に対して寛容だったり優しい、気持ちの良い男なのでそういう男がやりたい放題やるというのは不快を催さない痛快さなんですよね。
両親のみならず、ギャラリーの反応のコミカルさもテンポ良くて、このタイプの作品としては大変面白いものでした。

 

12月6日


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