徒然雑記

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競馬

到着メモ  


久々に本格的な風邪をひいてしまった感じ。ほんとに久々なので、かなりしんどい。とはいえ、まだひきかけ、くらいなので養生してひどくなる前に治そう。

フラッシュ、お前もか!!
有馬記念、あまりにも回避が多すぎて今年は惨憺たる有り様に。エイシンフラッシュはラストランだったのに、引退レースも出来ずに終わってしまうというのは哀しいなあ。
今年はもう荒れると考えてかまえるべきか。

艦これ、最近言及していなかったけれど、欠かさず続けてます。レア艦はさっぱりドロップも建造も出来ずにいるのですけれど、とりあえず金剛、比叡、木曾は二段改造済み。木曾改兇離ッコよさは痺れた、あれは反則。改造前と全然違うじゃん!


ガガガ文庫、到着。アニメ化企画が始動、という俺ツイもついに五巻か。見た目ゴツゴツしているのは、パワーアップ? 高機動ツインテール!? ここに来て、とうとうツインテール最大にして最強のライバルともいうべきポニーテイルが登場するようなので、凄く期待している。【俺、ポニーテイルになるます。】になってもいいくらいに期待している!

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オルフェ惜しいぃぃ!!  



一度ぶっちぎっただけに、差し返されて二着とか、悔しすぎる!! 悔しすぎる!!
深夜に絶叫してしまったですよ。
うががががが。
せめて、あと50メートル早く抜きに来てくれれば、オルフェも抜かせなかったんじゃないかと。あの暴君、気ぃ抜きやがっただろ、絶対。

届かなかったならともかく、これは未練が残るでや〜〜。

第15回 マーメイドステークス(GIII)  

馬券購入や予想はしていなかったのだけれど、勝った馬が興味深かったのでちょっとだけ。
阪神2000メートルの牝馬限定ハンデ戦。集まるメンバーは近年はいわゆる中堅層。マイルから中距離あたりを主戦場とし、この時期宝塚記念には出られないものの、秋に向けてもう一叩きしたい牝馬が出てくるレースと言ったところか。
実際、5月の牝馬G1<ヴィクトリアマイル>から流れてくる馬が多い。また昇級戦を勝ち上がり、秋以降重賞戦線で活躍したいという馬もここを目標に定めている。
なんにせよ、よく見るメンツが出揃っているということだ。G1馬のリトルアマポーラはじめ、レジネッタ、チェレブリタ、ブラボーデイジー、マイネレーツェル、ムードインディゴ、ニシノブルームーン、ヒカルアマランサス。このあたりは、何度も同じレースで激突しているマイル〜中距離の牝馬重賞の常連である。

そんなレースで何が興味深かったのかというと、勝った馬。上記した常連連中を今回見事に下したのが、藤岡康太騎手鞍上のブライティアパレス。
この馬、実は前走が<メイS>だったんですよね。メイS三着。そう、この五月の単なる混合オープンに過ぎないこのレース、何気にこの上位三頭がこの三週間のメインレースで三週連続連対しているのです。
メイS1着のショウワモダンは<安田記念>を勝ってG1馬に。2着のシルポートは先週<エプソムC>でセイウンワンダーのハナ差2着。そして今週のブライティアパレス。
これ、比較的メイSがレベル高かったと言えるんではないでしょうか。んでもって、メイSで下した二頭がそこそこのメンツが揃った重賞で、これだけしっかり活躍したと言うことは、ショウワモダンの実力も証明されるのではないかと。
秋以降のショウワモダン、安田記念がたまたまのフロックとは考えず、ちゃんと注目していった方がいいんじゃないでしょうか。


この日は丁度、ディープインパクトの初仔が阪神の新馬戦に登場。内田騎手騎乗の牝馬シュプリームギフト。一番人気だったもののゲートでの出遅れが響いて結果三着。まー、まだ馬が子供でしたなあ。
ちなみに同レースで勝ったアヴェンチュラは、阪神JFとオークスを制したG1・2勝馬トールポピーの全妹。内容も圧勝でしたし、強かった。これは楽しみな馬が出てきたんじゃないでしょうか、

第27回 エプソムカップ(GIII)  

連日のG1ラッシュも先週で一区切りつき、今週の東京・京都最終節はエプソムカップとCBC賞。そういえば、今節の京都開催は中京の代替だったのか。
やはり馬場が変わると中京競馬場で蓄積されたデータが反映できないので、CBC賞の方は回避。エプソムカップには2歳時から応援しているセイウンワンダーが出ているので、朝日杯以来買っていないこの馬へのお布施のつもりで、彼を三連単の頭にして何通りか購入。
いえね、今年については18倍くらいの安い馬券が一回当たっただけで、まったく全然当たらない日々が続いてまして、さすがにへこたれてたんですよね。
だもんで、G1シーズンも一区切りついたし、検討にも時間をかけずに本気でお布施のつもりでひょいひょいと勘任せに買ったわけです。

……なんで当たるかな?

1着 2番 セイウンワンダー
2着 8番 シルポート
3着 4番 キャプテンベガ

セイウンワンダーは言うに及ばず。彼の格からすると、ここは負けられないレースだったんですよね。なかなかきわどかったけれど、きっちり勝ってきた以上まだまだ一線級で活躍出来ることを証明してくれたと思う。正直、良かった。
2着のシルポート。こいつは、先週安田記念を買ったショウワモダンが前走で勝っていたメイSで2着だった馬。元々メイS組は成績悪くないし、ショウワモダンのあの強さを考えたら、2着だったこの馬も決して引けを取らないんじゃないかと思って買っておいたんだが(三番人気でしたけど)、案の定強かった。先頭突っ走ってゴール間際まで二枚腰三枚腰だもんね。
三着には穴が来ると考えて、適当に人気薄過ぎないあたりを散りばめてたら、あたりましたよ。

よ、良かった。三連単で3万ついたから、今年の負け分概ね取り返せた。なんかもう今年はこのまま当たらないんじゃないかとすら思ってただけに、ほっとした。これで、今年あと全敗しても金額的には我慢できるレベルで収まる。

第60回 安田記念(GI)  


1600メートルのG1ホースが存在しない、混戦模様の前期のマイル王決定戦。
人気は前走マイラーズCを制したリーチザクラウン、名牝キョウエイマーチの仔で同レース2着のトライアンフマーチ、皐月賞馬で同レース3着のキャプテントゥーレ。と、マイラーズCの上位三頭がそのまま人気順に並んだ。
とはいえ、意外なことにマイラーズCからは近年勝ち馬が出ていない。リーチザクラウンはクラシックの頃から人気になると期待を裏切る性癖の持ち主で、控える競馬を覚えたという前走だけれど、二回連続で上手く折り合いつけれるか? という疑問が強かったので、敢えて回避。

結局馬券は、キャプテントゥーレ、トライアンフマーチ、去年の安田記念で三着だったファリダット、ダービー卿チャレンジトロフィーを勝ったショウワモダン、東京コースの1600で重賞2勝の実績を持つアブソリュート、そして香港馬からフェローシップ。この6頭で三連複を組んだのでした。


結果

リーチザクラウンは、案の定というべきか予想した通りになったというべきか。スタート後、馬群が安定するまでは4番手ほどといういい位置につけたものの、ペースがふっと緩んだ瞬間、リーチはペースを緩めず行ってしまおうとして鞍上と折り合いを欠き、この時点で脚を無駄に使ってしまったと思われる。結局、4コーナーを曲がって直線に入ったところで早々に失速。14着という無残な結果に終わってしまっている。

前半600m通過が33秒6というハイペース。先頭で馬群を引っ張ったエイシンフォワードをはじめ、先行集団は総崩れ。後方でじっくり脚を貯めていた馬たちが、最後の200メートルで一気に突き抜けてくる。最内を縫うように突破してきたのはスマイルジャック。粘っていたエイシンフォワードを躱してそのまま先頭に躍り出る。そのまま突き抜けるかと思われたとき、外からさらに加速してショウワモダンとスーパーホーネットが来襲。
追い出しを我慢した分、スマイルジャックをスーパーホーネットとショウワモダンが上回り、結果勝ったのは後藤騎手のショウワモダン。道悪巧者、中山専門とこれまでスピード競馬への適正に疑問が持たれていた馬だけれど、前前走のダービー卿チャレンジトロフィーでの勝利と前走斤量59キロを背負ってのメイSでの怒涛の差し切り勝ちと、馬がまるで一変したという評価が偽りでなかったことがここで証明されたと言える。勝ち時計は1:31:7。レコードからコンマ0.3という素晴らしい時計が、この馬の本格化を物語っている。少なくともフロックではあるまい。秋以降でもマイル戦線の主役級として注目していくべきだろう。
二着のスーパーホーネットは最近はあまりレースをこなしておらず、着順も二桁近いひどいものだったので評価を下げていたのだが、これでもう一花咲かせられるか。しかし、G1はどうしても二着までなんだよなあ、この馬も。
トライアンフマーチは中団前付近にいながらじりじりと漸進して沈まずの4着。展開からすると頑張ったほうだけれど、G1ホースになるにはここでもう一粘り出来る馬に並んとなあ。
キャプテントゥーレは7着。この馬ももう一息、突き抜けられないなあ。もう一回くらいG1を取れる馬だと思ってるんだけど。

勝ったのはショウワモダン。全体的に先行崩れとなってしまった

第77回 東京優駿(GI)  

ああ、ダノンシャンティが!!
日本レコードを記録して勝利したNHKマイルCの激戦の反動か、キングカメハメハの再来となる変則二冠を狙ったダノンシャンティが骨折のため出走取消。
屈腱炎となった4着のサンライズプリンス、6着のエイシンホワイティが骨折と参戦馬が次々とレース後に故障するほどの過酷なレース。勝利馬だったシャンティも免れなかったということか。
馬券的には、レコード勝ちした反動や距離適性を鑑みて、抑え程度でとどめておくつもりだったシャンティだけど、競馬的にはこれほどのメンバーが揃った中で最強の一角と謳われたこの馬が離脱してしまうのは、非常に残念。もう、こんなメンバーで競馬が出来る可能性は少ないだけに、とても残念。

それでも、シャンティが抜けてすらも、このダービーは史上空前の冠を掲げるに相応しい、凄まじいメンバーが出揃った。皐月賞の時点ですら近年稀に見るハイレベルなメンバーとなっていたけれど、この日本ダービーにおける出走馬の名前の連なりはまさにドリームキャストと言う他ない。勝ち負けにはならないだろうと予想される馬は、今回については自分の目では精々四頭ほど。残る十三頭は、勝っても意外と思わない力を既にこれまでのレースで示している。
例年のレベルならば、容易に一番人気を獲得しそうな馬がゴロゴロといるのだ。将来的に、今回のメンバーからG1馬が続出することになるだろうことは確信に近い。

現場の盛り上がりも、どうやら尋常のものではないようだ。どのスポーツ紙、競馬新聞を見ても、競馬担当記者たちのテンションは日曜に近づくに連れて上がりっぱなし。騎手をはじめとした競馬関係者たちも、紙面から聞こえてくるコメントから見ると、ちょっと記憶にないくらいに今度の日本ダービーにワクワクと胸を高鳴らせているのが伝わってくる。たとえ自分が手がける馬が出走していなくてすら、このダービーには競馬に携わるものとして興奮を抑えきれないものがあるのだろう。


メンバーはシャンティが出走を取り消して全17頭。
繰り返す。
第77回東京優駿は、空前にして絶後の、競馬史上に何十年と渡って語られるレースとなるだろう。

01番 エイシンフラッシュ 内田博幸騎手。
京成杯1着。皐月賞3着。一月の京成杯を解消した跡、鼻肺炎のために休養。そのため、調教も不十分の侭挑んだ皐月賞だったが、フラッシュは中団から追走、坂上でぐいっと伸びて後続に差をつけ、居並ぶ強豪たち相手に、見事に3着に食い込む。皐月賞を叩いたことで不完全だった調整もここに来て完璧に仕上がってきた。不完全な状態での皐月賞3着からさらに上積みを重ねてきたのだ。
最内で経済コースをひた走れるのも好条件。追い切りで見せたフットワークは豪快にして鋭さ満点。

02番 レーヴドリアン 藤岡佑介騎手
獲得賞金の面でダービー出走は絶望的と思われたものの、上位賞金獲得馬の回避から、奇跡的に出走権が滑り込んできたこの馬の勇姿をダービーで見たい思っていたファンは多いだろう。重賞勝ちこそないものの、この馬の魅力はその常軌を逸した末脚にある。前走3着に終わった京都新聞杯だが、その追い込みの凄まじさといったら、まったく他の馬と別次元。全6戦中5戦。皐月賞以外のすべてのレースで、上がり3Fのメンバー最速を記録。中山競馬場で馬場の悪かった皐月賞では、ヒルノダムールに最速の座を明け渡してしまったが、良馬場が予想され、長大な直線で知られる東京コースにおけるこの馬の一撃必殺の凄まじい末脚は強力な武器となるだろう。
なにより、最後方から前の馬をごぼう抜きにしていくこの馬の激走する姿には、感動するほどの魅力が詰まっている。華のある馬なのだ。


03番 ルーラーシップ 四位洋文騎手
父はダービー馬キングカメハメハ。母は伝説の女傑エアグルーヴ。兄に今、古馬の中でも最強の一角に名を連ねるフォゲッタブルという血縁に凄まじい名が連なる超良血馬。
皐月賞トライアルで戦っていた頃は、まだ本格化は先、兄フォゲッタブルと同じ秋以降かと思っていたが、そんな予測を完全に、粉々に、木っ端微塵に打ち砕いてくれたのが前走プリンシパルステークスの圧勝劇だった。強い、無茶苦茶強い。なんというド迫力。勝ち時計を見ても、高速馬場を鑑みても素晴らしく優秀。
はっきり言って、スケールの大きさ、迫力という意味ではフォゲッタブルを上回るかもしれない。重賞未勝利馬のダービー戦績は、ようやく3着に入った馬が3頭だけ、という厳しい結果がつきまとうが、ルーラーシップについてはこれまでの馬とは別次元。データは参考にならない。


04番 サンディエゴシチー 浜中俊騎手
二歳時には無傷の三連勝で札幌2歳Sを快勝した素質馬。スプリングS、皐月賞と二桁順位で大敗してしまったが、どうやら調子は連勝していた頃のいい状態に戻ってきている様子。


05番 コスモファントム 松岡正海騎手
覚えているだろうか。去年の暮。東の朝日杯でローズキングダムが二歳王者の座につく裏で、後に皐月賞を奪取するヴィクトワールピサが高らかにクラシックは譲らないとばかりに勝利したラジオNIKKEI杯2歳ステークス。そのレースで、のちのNHKマイルC馬ダノンシャンティ、皐月賞2着馬ヒルノダムールの2頭を退けて、ヴィクトワールピサのクビ差まで迫ったのはこの馬、コスモファントムであったことを。
その後、脚部不安を発症し、春のクラシック戦線から姿を消していたこの馬が戻ってきたのは京都新聞杯。そこでこの馬が見せたパフォーマンスは、かつてヴィクトワールピサを追いつめた頃と変わらぬ、いやその頃よりも鋭さと粘りの増したものだった。成長期に無理させずにゆっくりと休養させたことは、この馬のスケールを一段上に上昇させてしまったのかもしれない。
2歳時の萩Sではレコードタイムと変わらぬ時計で走りぬけ、4ヶ月半のブランク明けで明らかに万全でなかった京都新聞杯で2着。一叩きした今回はさらに上積が計算される。今回唯一のマル外馬を軽視するのは危険である。


06番 アリゼオ クレイグ・ウィリアムズ騎手
2歳王者ローズキングダムが皐月賞に向けての前哨戦と位置づけ、有象無象をけちらしてヴィクトワールピサとの一騎打ちへと挑まんと泰然と出走したスプリングS。
そのレースでキングダムを完全にねじ伏せてしまったのが、誰あろうこのアリゼオであった。
名だたる有力馬の多くが差し馬であるなかで、この馬は数少ない先行馬。スプリングSではローズキングダムの猛追を、前で完全にたたき潰し、皐月賞では大外枠から先行位置取りに脚を使わされ、4コーナーでは早、差し馬たちの鼻面に捕まっていたにも関わらず、頑強に粘りきっての5着。あのレース展開での5着は、目立たぬながらも負けて強しの内容。皐月賞三番人気の格をいささかも落とすものではなかったと明言する。
皐月賞を上回る凄まじいメンバーが揃った今回だが、先行優位の展開になったなら、たとえヴィクトワールピサだろうがペルーサだろうがヒルノダムールだろうが抜かせない断固とした強さがこの馬には在る。鞍上は天皇賞春でジャガーメイルを初G1制覇に導いた豪腕・ウイリアムズ。

07番 ヴィクトワールピサ 岩田康誠騎手
押しも押されぬ・現段階における3歳牡馬の頂点。いつもの年ならば、間違いなく倍率1倍台のダントツ人気を獲得しただろう。いつもの年ならば、誰もが疑いなく三冠確実と大騒ぎしただろう。既にこの時点で名馬、既にこの時点で最強の名を関してもおかしくない、それほどの馬で在る。
この馬の特徴は、その素直さ。騎手の指示に電光の速さで反応し、完璧に従い切る。人馬一体を、この馬は馬の側から体現しているのだ。そのスマートさは貴公子然とした華麗さすら感じさせる。だが、その勝負根性は折り紙付き。闘志は螺炎渦巻くがごとく。馬群に囲まれ、揉まれようがぶつかられようが、微塵も動じない肝の太さ。ごたつく内ラチ沿いを、時に馬の隙間を華麗にすり抜け、時に無理やりこじ開けて、闘志を微塵も失わずに突き抜けてくる。展開に左右されず、どんな状況でも十全に能力を発揮し、自分の競馬をやってのけるそのスタイルは、パーフェクトホースと呼ぶに相応しい。


08番 ローズキングダム 後藤浩輝騎手
誰もが忘れてはいないだろうか。王と呼ばれた馬が誰だったのかを。薔薇一族の至宝。王国を築くもの。ローズキングダムの名を。
朝日杯を勝ち、二歳王者の座につき、ヴィクトワールピサとの最強対決へと挑まんと踏み台に選んだスプリングSで、アリゼオ、ゲシュタルトの二頭にその末脚をたたきつぶされたのがケチのつきはじめ。皐月賞ではヴィクトワールピサのみならず、ヒルノダムール、エイシンフラッシュの先着を許し、今や王の名は地に落ちてしまった。前日オッズは屈辱の17.8倍の5番人気。
今週の火曜日にはザ石を発症し、一時は出走すら危ぶまれる。だが、すぐさま回復して金曜日には最終追い切りを走ることができ、軽快なフットワークを見せている。
まだ二歳王者の冠を過去の栄光とするには早すぎる。稍重だった皐月賞の馬場と違い、ダービーはパンとした良馬場。実力さえ発揮できれば、その威光は取り戻せるはず。
そう、たとえ一度は敗れようと、王は玉座へと「帰還」するものなのだ。


09番 ペルーサ 横山典弘騎手
何の不安も欠点も見当たらない、本来ならば三冠確実と謳われるに相応しいパーフェクトホース・ヴィクトワールピサ。それを、前日オッズにて二番人気に追い落としたこの馬の存在を、脅威と言わずになんという。
皐月賞を敢えて回避し、ダービーだけを目標に仕上げてきたこの馬のスケールは、まさに怪物。まさに化け物。恐ろしい、凄まじい馬が、殴り込んできた。
若葉Sの、そして青葉賞のあの競馬を見れば、誰もがこの馬のありえない強さを肌で感じずにはいられないだろう。青葉賞の時計は、歴代最速。それも、後続を四馬身千切り、最後は流し気味で、でだ。アドマイヤメイン、ゼンノロブロイ、シンボリクリスエス。これら後にG1戦線を蹂躙して行く青葉賞歴代の勝ち馬たちを差し置いて、だ。もはや、ものが違う、次元が違うと言ってもいいかもしれない。
4戦無敗。世代唯一、負けを知らないこの馬に、果たしてダービーで土をつける馬がいるのか?

10番 トーセンアレス 江田照男騎手
実のところ、負けたレースはすべて道悪。勝ったレースはダート。すなわち、良馬場での芝コースでは未だ走ったことが無いという未知を秘めた馬でも在る。重馬場の弥生賞ではのめっていたというし、皐月賞も荒れ馬場。さあ、もしかしたら良馬場で一変する可能性も?

11番 ハンソデバンド 蛯名正義騎手
1:48:2。この数字は共同通信杯にてこの馬が勝利した時の時計で在る。この時計は、阪神と東京の違いはあれど、のちのスピードキング・NHKマイルCを劇勝したダノンシャンティがその前哨戦で同じ距離の毎日杯を制した時の1:49:3を一秒以上上回る。なにより! その共同通信杯では、当のダノンシャンティをハナ差で制し、スプリングSでローズキングダムを蹴り落とすアリゼオを競り落したのは他でもない、このハンソデバンドその馬だった。
東京コースでの実績は4戦4連対。未勝利戦で二着を二回続けて手間取ったあとは、共同通信杯まで三連勝。皐月賞こそ18着と最後着となってしまったが、そも皐月賞連対を外していないのだ。あのレースの道悪の荒れた芝に、中山コースとの相性を鑑みれば、それで見限るのはあまりに無謀。あまりに乱暴。オッズ80倍という単勝人気は、この馬の実力を思えば、実に美味しいことになっているのかもしれないぞ?


12番 ヒルノダムール 藤田伸二騎手
新馬戦でアリゼオの2着。ラジオNIKKEI賞ではヴィクトワールピサ、コスモファントム、ダノンシャンティの4着。若駒Sではルーラーシップを振りきって勝利。若葉Sではペルーサの半馬身差の2着。そして皐月賞ではヴィクトワールピサの2着。
この戦績を見ての通り、決して勝ち星の味を知っているわけではない。むしろ、苦味をこれでもかと味わっている馬と言える。だがそれはすなわち、この馬ほど同じ世代の最強の馬たちとレースを経験している馬はいない、と言うことにもつながる。
付け加えるなら、若葉Sでも皐月賞でも道中で不利を受けている。未だ、全力全開で走りきったことの無い馬なのだ。
そしてダムールは、ヴィクトワールピサとも、ペルーサとも、シャンティとも、ルーラーシップとも、この馬はレースを経験してる。その激戦の経験値は、この馬をどれほどレベルアップさせてしまったのか。
ド迫力の坂路調教の様子は、もはや震撼という言葉でしか言い表せないような代物だった。皐月賞からダービーまでの一ヶ月間で、もっとも成長したのはルーラーシップだと思っていたが、どうやら大きな間違いだったようだ。さらにそれを上回る形で、ヒルノダムールはとてつもないスケールの馬へと至ろうとしている。あれほど調教で追い込んでいるにも関わらず、この馬の馬体重は増加の一途を辿っている。その成長は身震いするほど明らかな形で、数値によって現れてしまっている。セカンドホルダーなんてとんでもない。この馬は、今やヴィクトワールピサやペルーサともまともに伍するような格を手に入れつつ在る。それを、今このダービーで証明しようとしているのだ。その末脚は鮮烈。皐月賞最速の上がり時計は、東京コースではさらに威力を増して襲いかかってくるだろう。


13番 ゲシュタルト 池添謙一騎手
ダービートライアルレース、京都新聞杯を制して日本ダービーへの出走権を手に入れたゲシュタルト。その競馬は、ゲシュタルトが目指すべき会心の競馬だったと言える。先頭から5、6番手の位置につけ、中団好位からコーナーで抜け出し、そのまま押し切る。
これは競馬戦術の言わば王道であり、この競馬をして先行馬たちを躱し、差し馬たちの末脚を振り切れる馬こそ、フロックでも展開の妙でもなく、純粋のその強さが本物であると証明していると言える。
京都新聞杯で前を行くコスモファントムを抜き去り、別次元の末脚で迫り来るレーヴドリアンを抑え、過去五年を振り返っても最速の時計で勝利。
過去の戦績を見ても、スプリングSでアリゼオについでローズキングダムをねじ伏せたのはこの馬。皐月賞でもヒルノダムールら二着集団からは0.3秒差の7着。
決して、侮れる馬ではない。


14番 リルダヴァル 福永祐一騎手
二歳の頃、他でもない「怪物」と呼ばれたのはヴィクトワールピサでもローズキングダムでもなく、この馬であったことを覚えているだろうか。二戦目の野路菊賞をダントツ人気で圧勝した際の上がりは驚愕の33.2。かの伝説の馬、ディープインパクトの甥という血統もあり、間違いなくクラシックの主役の座を射止めるだろうことを疑われもしなかったこの馬を襲ったのは、骨折による長期休養という悲劇だった。
2歳暮れから3歳春という成長期をまんじりとせず過ごすはめになってしまったリルダヴァル。注目の復帰戦はあの毎日杯。直線で鞭が入った瞬間、隣を走っていた武豊騎乗のザタイキが大転倒。騎手も馬もあの事故に一瞬気を取られ、結果3着。
それでもなんとか出走するだけの賞金を獲得し、出場した皐月賞は結果6着。調子は未だ、最高潮だった野路菊賞の頃には戻らない。このままでは賞金的にも日本ダービーへは出走できない。ここで池江調教師は決断する。未だ調子がモヤッとしたままのリルダヴァルに火をつけるため、この馬の強靭さを信じて「皐月賞→NHKマイルC→日本ダービー」という超強行スケジュールを敢行したのだ。日本ダービーに出走するため、NHKマイルは最低でも2着に入り賞金を加算しなくてはならない。そして挑んだNHKマイルCは勝ったダノンシャンティが日本レコードを記録しての凄まじいレースとなった。リルダヴァルも1:31.8という比類なき時計を叩き出し、その強さを証明してみせたが、着順は惜しくも3着。賞金加算も目論見を下回り、ダービー出走は絶望的と目された。レース後の関係者のコメントを見る限り、もはやあきらめムードが漂っていた。だが、ここからがリルダヴァルの強運だった。相次ぐ賞金上位馬の出走回避により滑り込みでボーダー内に入り、出走が可能になったのだ。
NHKマイルCは、既にレース後二頭の故障馬を出し、今回もダノンシャンティが直前に骨折が発覚して出走を取り消してしまったほどの、過酷なレースだった。そんなレースに毎日杯、皐月賞と中二週で挑戦し、さらに中二週でこのダービーへと挑むと言うトライアスロンもかくやという凄まじいスケジュールで挑もうと言う、唯一のNHKマイルC組、リルダヴァル。調教師をして、復帰後才能だけで走ってきたと言わしめた遅れてきた最後の怪物は、この強行軍のあとでもまるで元気いっぱいだ。追い切りを乗った鞍上福永は語る、「NHKマイルCで3着になって、さすがに下降線になるかと思ったんだけど、きょうが今まで乗った中で一番躍動していた。たいしたものだよ」


15番 メイショウウズシオ 飯田祐史騎手
抽選により最後の出走権を獲得した運命の馬。気性の荒さが難な馬だが、不利な位置から京都新聞杯では4着に飛び込んできた、荒削りながらもピカイチの脚を誇る馬でもある。
運がいい馬が勝つと言われるダービー。一発駆けの危険も考慮スべし。


16番 シャイン 和田竜二騎手
展開予想では、この馬がこの最強メンバーを先頭で引っ張るのではとも言われているシャイン。鞍上の和田騎手も、既に前々で競馬をしたいと明言している。有力どころが後ろに控えるこのレース。悠々自適の単騎独行が炸裂した場合、もしかしてもあるのか?


17番 トゥザグローリー 戸崎圭太騎手
超良血といえば、ルーラーシップと比肩するのがこの一頭。そう、父はルーラーシップと同じキングカメハメハ。そして母は、エリザベス女王杯を勝ち、海外では最高峰G1の一つ「ドバイワールドC」で二着。他にも桜花賞やオークス、有馬記念といったG1最前線で常に勝ち負け勝負をし続けた名牝「トゥザヴィクトリー」。
2戦2勝で挑んだわずか三戦目で挑んだ初重賞は青葉賞。そう、あのペルーサと激突したのだ。結果は四馬身軽々とちぎられての2着。だが、この実績でペルーサの二着である。
正直、今はまだ成長過程。本格化からはまだ遠い段階にあるのが実際のところと言っていいだろう。だが、将来におけるスケールは、並み居る人気馬達に何ら引けをとることはない。確かに、前は四馬身ちぎられた。だが、いつまでもずっと四馬身とは限らない。その差は縮まることはあっても離れることはないだろう。その持ち得る才能を全開に振り絞りさえすれば、このダービーとてどうなるかわからない。なにしろ、レースに参加しているのだ。なにがあるかはわからない。



正直、今回についてはどの馬も魅力的すぎて、予想の立てようが無い。どの馬が来てもおかしくない、というのをこれほどの規模とレベルの高さで体感できるレースというのは今までに経験がない。グランプリレースである有馬記念だとて、これほどのレベルの高い拮抗など早々ないだろう。
それでも敢えて予想するというのなら、ここは、そう「ヒルノダムール」を一押ししてみたい。万年二着という座に甘んじている彼であるが、見る限り彼の持つポテンシャル、器というものはとてもじゃないがセカンドホルダーなどにとどまるものではない。少なくとも、この1、2週でこの馬は度肝を抜かれるような成長を果たしているんでないだろうか。このレースで、もしかしたらヴィクトワールピサやペルーサの後塵を拝するのではなく、まったくの同格以上の存在としての名を知らしめるシーンが見られるのでは、と期待している。
先行優位の展開になったときに恐ろしいのがアリゼオだ。ウィリアムズがこの馬の実力を十全に発揮させ、展開が前の残りのものになったとき、スプリングSの再現が見られるかもしれない。直線の長い東京コースだが、決して先行逃げ馬が不利というわけではないのはデータも証明している。
みんな応援しているといえば応援しているのだが、個人的に特に応援しているのはリルダヴァル。この馬はまだまだこの程度じゃない、というもどかしさが常につきまとっている。現実にはNHKマイルCの3着時計でその実力は既に証明されていると思うのだが、周りのメンバーの凄まじさから一段下に見られているのがやはり悔しいのだ。ただ、やっぱり強行軍の影響は厳しいと思うのだが……。

というわけで、本命はヒルノダムール。そこからヴィクトワールピサ、ペルーサ、ルーラーシップ、アリゼオで。ぶっちゃけ、サンディエゴシチー、トーセンアレス、メイショウウズシオ、シャイン以外は全部買いたいよ(苦笑 ハンソデバンドとかコスモファントムとか冗談じゃなく怖いよ? ゲシュタルトだって強い、京都新聞杯、マジ強かった。レーヴドリアンの末脚には思いっきり魅了されてしまってるし、ローズキングダムが果たして黙ったままだろうかとも思ってしまう。
いやもう、今回は本気で困った。その上で、もう滅茶苦茶今までにないくらい楽しみです。

史上空前の日本ダービー。何十年と語りづがれるであろうこのレース、じっくりと目に焼き付けたい。


結果
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第71回 優駿牝馬(GI)  

今年の樫の女王を選出する牝馬クラシック第二弾。優駿牝馬(オークス)到来。

一番人気は阪神JFを勝ち二歳女王、そして桜花賞と連覇したアパパネが前日オッズ4.5倍。
阪神JFと桜花賞を奪取したにしては倍率が高いが、これは距離適性への不安からきたものだろう。阪神JFと桜花賞は1600メートルであるのに対して、オークスは2400メートル。歴史的に見ても、桜花賞まで連覇しながら距離の壁に跳ね返された例は多い。
アパパネは母馬ソルティビッドが1200の電撃戦を専門にした典型的な短距離馬だったこともあり、半ば長距離へと足を踏み込んだ2400という距離を不安視されるのも仕方ないところだろう。
斯くいう私も、アパパネは本命から外さしていただく。JF、桜花賞とひどい目に合った意趣返しじゃないぞ?

やはり桜花賞組はしぶとくオークスでも結果を出しているので、中心は桜花賞組から。そして、新規参入組はフローラSの上位二頭から。
ということで、今回は桜花賞4着のショウリュウムーンと5着のアプリコットフィズの二軸を中心に、そこからアパパネ、フローラS1着のサンテミリオンに、二着のアグネスワルツ。桜花賞で本命にしたアニミトバイオ。桜花賞2着のオウケンサクラに3着のエイシンリターンズ。
天候があいにくの雨。馬場状態は8Rの段階では稍重だったんだけれど、これからさらに悪化する? 切れ味勝負の馬はツライかも知れないが、正直馬場状態の悪い状態でどの馬がくるのかわからないので、そのへんは思考放棄。逃げるアグネスワルツくらいが大駆けしてしまうか。


結果


アパパネとサンテミリオンの同着決着!!

レースはニーマルオトメが逃げをうち、アグネスワルツが追いかける展開。そこから少し距離をおいて三番手集団。前の二頭は予想通りだったのだけれど、ショウリュウムーンが三番手集団を引っ張る形になったのは意外だった。もう少し控えた位置に行くと思ったんだが。雨天の馬場状態を考えて前気味にしたのか。結果としてショウリュウムーンはいいところなく、ブービーだったからなあ。
現実に、前のほうで競馬をしていた馬はほぼ壊滅状態。そんな中で粘って参着に食い込んだアグネスワルツは強かったと考えるべきか。
アパパネは蝦名騎手がうまいこと乗ったというべきか、アパパネの気性が成長していたということか。いずれにしてもネックだった折り合いがびっくりするくらいうまいことついていたのが勝因。ただ、体勢的にはサンテミリオンだったんだけどなあ。うまいこと首の上げ下げになった。
でもサンテミリオンともに競り合いでどちらも譲らず、という見事なレースだった。
フローラS組はやはり侮れないということか。
4着にはアニメイトバイオ。5着にはオウケンサクラ。この二頭も中団から後方にかけての位置取り。馬場状態からして前残りになるかと想定していたんだけれど、これは完全に想定外だ。
前めで走っていたアプリコットフィズも結局鳴かず飛ばずの6着だったし。

第5回 ヴィクトリアマイル(GI)  

先年の牝馬クラシックで激闘を繰り広げた二頭の強豪ブエナビスタとレッドディザイア。最終対決となった秋華賞以来、二頭はジャパンカップ・有馬記念、そしてドバイとそれぞれの舞台で暴れまくり、今再びこうして東京競馬場にて相まみえる。
両者ともにマイル戦は去年の春の桜花賞以来。今開催の東京コースは時計が走り、スピード対決が約束されたような馬場状態である中、中長距離戦線で戦ってきた事が懸念されるものの、やはり人気はこの二頭で分けられることになる。

とはいえ、最終オッズはブエナの1.5倍とレッドディザイアの5.7倍と随分と差がつくことになった。ドバイでの敗退が影響したのか、それともディザイアとブエナのマイル適性が倍率のように見られたのか。
かくいう私も、マイルではブエナが一枚上手と見て、本命は彼女の方にした。さらに、ここは素直にディザイアを対抗に持ってくるところなのだろうが、どうも二週前の調教の様子があまりよろしくなかった、という風聞が耳に入ったこともあり、敢えて対抗から外すことにする。
対抗に押したのは、三番のラドラーダ。三番人気で前走では阪神牝馬Sで一番人気に押されたものの6着に破れたが、それまで500万クラスから三連勝で一気に駆け上がってきた上り馬。さらに、前前走では上がり33.0という鬼脚を炸裂させている。このヴィクトリアマイルの三着以内好走馬の殆どが、過去に33秒台の上がりを記録しているのを考えると、この決め脚は注目に値したわけだ。
さらにもう一頭、ワンカラットを据えて、そこからミクロコスモス、ブロードストリート、ブラボーデイジー、アイアムカミノマゴ、プロヴィナージュと流した次第。

結果は

1着 ブエナビスタ
2着 ヒカルアマランサス
3着 ニシノブルームーン
4着 レッドディザイア
5着 ブロードストリート

予想通り、レッドディザイアは飛んだものの、2着3着を華麗に外してしまったorz
ヒカルアマランサスは、馬体重の減り方が気になって外したんだよなあ。陣営は460キロ台で入れると言っていながら、実際は448キロとなっていたので、あれ? と思って外したんだけれど……やられた。ニシノブルームーンは完全に想定外。こいつには過去色々と馬券的に痛い目を見ているので、予想時に完全に意識の埒外にあって検討すらしなかった。やられた。

レース展開は1番のベストコンディションとブラボーデイジーが引っ張り、プロヴィナージュが追随する形。ディザイアは中段。ブエナは少し下げて後ろの方から。33.8と言っていたから最初はかなり速いペースだった模様。この辺は予想通り。
実際、二着に抜けたアマランサスは先行のいい位置につけていた。ディザイアも中団から、直線に入った時にいい感じで抜けてきたかと思ったんだけれど、彼女に限らず全体的にスピードが落ちなかったものだから、一気に抜けるという形にはならず。
それらを外から鋭くも長くきかせたロングスパートで抜き去ったブエナの脚はやっぱり凄い。正直、最後の50メートルくらいまで先頭集団に届くか、と心配になるくらいの位置だったし、20メートル手前で先頭に抜けたアマランサスに、こりゃあ届かん! と悲鳴をあげたくらい。ぶっちゃけ、スローで再確認するまで負けたかと思ったもんなあ。
そのカミソリみたいな切れ味の追い込みで一世を風靡したブエナだけれど、横山騎手の騎乗で先行策を経験して以来、まくりに切れ味だけじゃなくしぶとさも加わったような気がする。
何にせよ、あの場所から見事に躱して勝っちゃうんだから、ブエナビスタはやっぱりすごいわ。
ディザイアはハミ噛んじゃったとか色々あったみたいだけれど、やっぱりベストは中距離か。次走はどうするかわからないけれど、宝塚記念あたりに来るようなら本命も考えうる。勿論、もう一度ブエナと決着つけてほしいね。

あー、しかしディザイア外して馬券当てきれないのは、どうしようもないなあ。

第15回 NHKマイルカップ(GI)  

創設当初は、クラシックに出走出来ない外国産馬のタメの裏クラシックという趣だったこのレースも、クラシック戦線への外国産馬の門戸開放に加えて、松田国英調教師に寄るキングカメハメハのNHKマイルCと日本ダービーの連覇という、新しいルートの開拓によって、皐月賞・日本ダービー・菊花賞という三冠に匹敵するだけの格を手にした本レース。

今年もここを勝って、さらにダービーに挑もうと言う野心も露な馬たちが参戦してきている。
二強と謳われ、人気を二分しているのがNZTを圧巻の1:32.9で完勝したサンライズプリンスと、強豪が揃い踏みした毎日杯の激戦を制したダノンシャンティ。特にシャンティは、NHKマイルCと日本ダービーの連覇に並々ならぬこだわりを持つ松田師のお手馬であり、最初からここを目指して調整してきたという強みがある。馬としても、東京マイルは合っているだろう。

この二頭に追随するのが、リルダヴァル。骨折で成長期の大事な時期を棒にふったものの、なんとかクラシック戦線に戻ってきたリルダヴァル。皐月賞こそ6着で終わったものの、復帰後二走したことで復調気配。データ的にも皐月賞一桁着順、一着から0.5秒差、おそらく最終的にも三番人気あたりには食い込むと予想されることから、好成績を残せるデータは揃っている。才能は、ヴィクトワールにも引けを取らない。ここで真価を示して欲しい。

このNHKマイルCは三着以内に十番人気以降の人気薄の馬がポンと飛び込んでくる事にも定評のあるレースである。が、その人気薄の馬、なにげに前走や前前走で重賞で好走しているケースが多く、何で人気薄になっていたのかと思ってしまう成績の持ち主が多かったりする。まあ、ここに出てくるような馬は重賞で好走していないと賞金的に足らないという理由もあるんだが、それでもよくよく吟味してみると、美味しい馬が人気薄で転がっていると言う美味しいレースでもあるのだ。
その厳選が難しいと言われればそれまでなのだが。


というわけで、私の予想であるが、ここは期待も込めて本命はリルダヴァル。そういえば先週おんなじようなことを言って、フォゲッタブルで痛い目を見た記憶もないではないが、競馬なんてものは夢を失ったら終りなのである。夢を買って、希望を買って、それがお金になればうれしいなというゲームなのである。お金になればうれしいな、の部分は二着以降の選択で操作すればいい話。それが一番ハズレるパターンだ、というのも耳の痛い話。
サンライズプリンスはスパッと切ります。無謀だと言うなかれ。あの馬は強いよ、というのもわかっている。ただ、ダノンシャンティに比べると、まだコチラの方がポンと掲示板を外れそうな予感があるのだ。単なる予感なので、根拠はない。せいぜい、NZTをステップレースにするのはあまり成績が良くない、と言うことくらいだろうか。本当に強い馬なら関係ないよ、というレベルの話である。
二着にはダノンシャンティと、アーリントン、NZTと連続で三着に食い込んでいるレトを持ってくる。さっきNZTはだめじゃんと言ったそばからこれである、われながら信用がならない。
三着には、サウンドバリアー、キョウエイアシュラ、エイシンアポロン、シゲルモトナリ、ガルボから。

よし、頑張れリルダヴァル。


結果

に、日本レコード。レースレコードでもコースレコードでもなく、日本レコード出しやがった。
前半から飛ばしに飛ばしまくった超高速レース。結果は後ろに控える競馬になったダノンシャンティが、33.5という上がり時計(二番目のエイシンホワイティと0.7秒差という別次元)で前で粘るサンライズプリンス。それを抜きにかかるダイワバーバリアンとリルダヴァルをまとめてちぎって、なんと日本レコードで圧勝。
つええ。激烈につええ!!
こ、ここまで強いのかダノンシャンティ。松田先生がキングカメハメハの再現を狙うだけはあるということか。
いや、このレース展開だとあそこまで前で粘ったサンライズプリンスも滅茶苦茶強かったと言っていいはず。それを抜き去ったダイワバーバリアンも大したものだし、直線、前がふさがったところを無理やり外に7,8メートル横っ飛びに持ち出してそこから追い出したリルダヴァルもすごかった。すごかっただけに、それらをまとめてちぎったシャンティの凄まじさが際立つことに。
そりゃあ、レース展開は後ろに下がったシャンティに優位に働いたとはいえ、これは凄い、すごいわ。

いやあもう、ダービーこれすごいことになりましたよ。皐月賞組だけで再戦したって例年よりも遥かに高いレベルの馬が集まっているにも関わらず、青葉賞・京都新聞杯・プリンシパル、そしてこのNHKマイルCから恐ろしいまでの馬たちが乱入してくるわけですから。
これは日本競馬史上でも屈指の、今までに見たことの無いレベルの戦いが待っているとしか……。これでも長いこと競馬見てきましたけど、ここまでの陣容が揃ったのは覚えがない。
あのフジキセキ、ダンスインザダーク、フサイチコンコルド、バブルガムフェローなどといった強豪馬が揃った1996年クラシック世代がいままで見てきた中では一番凄かったと記憶する世代だけれど……あの世代は結局、揃ってクラシックを戦うことはなかったし、いや揃ったとしても果たしてここまでのものになったかどうか。
恐ろしいことに、本当に恐ろしいことに、ここや京都新聞杯で三着になってしまったリルダヴァルやレーヴドリアンといった馬たちはダービー出られないんですよ、おそらく。信じられない。今年のダービー、いったいなんなんだ!? 三歳戦時は最強と謳われたローズキングダムが、これじゃあ添え物扱いじゃないか。

第58回 京都新聞杯(GII)&プリンシパルステークス  

例年はあまり盛り上がらないこの時期の日本ダービートライアルですが、今年は熱い熱い!
先週、ペルーサが凄まじい時計を記録し、一躍日本ダービーの本命の一角に名乗りを上げる形となった青葉賞に引き続き、今週も京都新聞杯とプリンシパルSというダービートライアルが開催されました。

プリンシパルの本命は、やはりあの馬、大器ルーラーシップ。皐月賞前哨戦の若葉Sでは、ザタイキの故障や前走の激走の影響もあってか、脚が伸びずに結局皐月賞の出走権を取り逃してしまったのですが、ダービー優先出走権をかけたこのレースでは、その実力をいかんなく発揮してくれました。
圧勝だったとは聞いていたのですが、公式サイトで実際のレースの模様を見て口をあんぐり。まじでケタ違いの圧勝じゃないですか。他馬をまるで問題にしない四馬身差。突き放してから流していたので、実際はもっと突っ走っていたでしょう、これ。相手はわりと小粒だったとは言え、二番人気のダイワファルコンはヴィクトワールピサが勝った弥生賞で三着に入っている馬ですし、なにより時計ですよ、時計。東京コースと中山の違いはあるとはいえ、皐月賞よりも一秒以上早い1:59:1という記録を叩き出したのは評価できるんじゃないでしょうか。もちろん、ダービーはそこからさらに400メートル距離が伸びるのですが、キンカメとエアグルーヴの子供と来たら余裕で大丈夫でしょう。
単純に出走権が取れたらいいなあ、といった程度の期待値だったので、ここまで強烈なインパクトで殴り込んでくるとは思いもよらず、これは嬉しい悲鳴だ。

そして、京都新聞杯では皐月賞で私が馬券を捧げたゲシュタルトが、先行押切でコスモファントムを競り落とし、レーヴドリアンの凄まじい追い込みを躱して、見事に勝利。
うむ、皐月賞では瞬発力勝負になってしまったところがあったけれど、先行馬で唯一と言っていいほど見せ場を作っただけあって、前優位の競馬になったらやっぱりこの馬、思ってた以上に強いわ。レーヴドリアンが評判どおりのド迫力のまくりを見せながら、あれで追いつけなかったのはレーヴドリアンからすれば痛いし、ゲシュタルトとすれば会心の競馬だったろう。
時計も過去五年さかのぼっても一番の時計で文句もない。
レーヴドリアンは、これはファンがつきそうな馬だなあ。確かに、見ていて痛快だ。あのダイナミックなストライドは、他馬とはスケールが全然違っていて、見ていて惚れ惚れしてしまう。このレースでも他馬とは次元の違う脚を見せたものの、展開やゲシュタルトという相手が悪かった。この馬をダービーでも見たかったが……まだまだ先があるさ。
なんども繰り返しになってしまうけれど、今年の三歳牡馬はタレントぞろいだワ。

第141回 天皇賞(春)(GI)  

グランプリホース・ドリームジャーニーが脚部不安の為にレースを回避したため、古馬の総大将不在のレースとなった今年の天皇賞・春。
G1馬が前年の覇者マイネルキッツのみ、となってしまったが小粒ぞろいというなかれ。
なにしろ、今年はこの馬がいる。この馬の伝説ロードのスタートゲートだと捉えれば、このレースも趣が出ようというものだ。

フォゲッタブル

去年の秋から本格化の様相を呈していた超良血馬。菊花賞二着、有馬記念4着という足馴らしを経て、今年の快進撃はまさにここから始まる。
勿論、人気も一番人気。長距離ならお手の物。まさにフォゲッタブルの為に用意された舞台と言えよう。


対するは、去年の覇者マイネルキッツ。去年の天春以降、パッとしない成績の侭暮れを迎えてしまったキッツだが、有馬記念で掲示板に乗る五着に入り、年明けてのAJCCで四着。そして前哨戦である日経賞で見事に復活を果たし、調子はまさに去年に勝る勢い。唯一のG1ホースの面目を保てるか。

そんなキッツを差し置いて、二番人気を獲得しているのは未完の大器ジャガーメイル。未だに重賞をひとつも奪取していない馬ながら、16戦して未だに掲示板を外したことが3歳OP特別での一度しか無いという安定感。それはG1の最前線でも、海外重賞でも変わらない。まず一つ目の重賞制覇がここだとしても、なんらおかしくはないのである。

そして、フォゲッタブルと並ぶ今一番の上り馬といえば、1600万以下から一躍阪神大賞典で二着に躍り出たジャミールである。その阪神大賞典も、ある意味馬が遊んでしまってかわされた面があり、しっかりと追い込んだ場合の結果を想像するとそら恐ろしいものがある。
初の重賞挑戦で見事に天皇賞春の出走権を手にしたこの馬こそ、今年の出世馬かもしれない。

その阪神大賞典を、五回目の挑戦で初制覇したのがトウカイトリック。御ん年8歳という大ベテラン。しかし、その8歳にして今が最高潮というのが凄まじい。
この天皇賞・春も挑戦は5回目。過去には三着という実績も残している。ちなみにその年の阪神大賞典も三着だった。はてさて、その符号や如何に。

さらにお歳を召していらっしゃりながら意気軒昂、というのならこの馬エアシェイディこそ、老雄の名に相応しい。さらに一年歳を経て、今は9歳。でありながら、去年の暮れの有馬記念は3着。日経賞では2着に入るという活躍っぷり。その安定感もずば抜けていて、掲示板は外さない。

ブエナビスタ、レッドディザイアという若かりし女傑たちがヴィクトリアマイルに向かう中、一頭この超長距離路線に殴り込みをかけた名牝が、メイショウベルーガである。常に華ある戦場にて戦い続けたブエナやディザイアと違い、クラシックでは鳴かず飛ばず。2009年の一年間を、OP特別の長い下積みで過ごした叩き上げ。それが、日経新春杯を制し、阪神大賞典では古豪を押しのけ、一番人気。長距離を懸念されながら、三着に粘り込んだ遅れてきた女王陛下である。


さて、私の購入筋はというと、本命はフォゲッタブル。ここは勝っておきたいというよりも、この馬の将来を考えたときにはまず勝たないといけないレース。三連単の頭に持ってくる。

対抗はエアシェイディ。ぶっちゃけ、高い位置での安定感では、他のメンバーを頭ひとつ上回っている。これより強力なメンツの揃ったレースで常に勝ち負けという結果を残してきた馬であり、今もまったく衰えるどころかのぼり調子という怪物である。9歳という年齢に騙されてはいけない。

そこから、阪神大賞典を勝ったのに妙に人気があがらないトウカイトリック。地味でどうしても買気が盛り上がらない馬なんだが、だからといって軽視していい馬じゃない。
勢い重視でジャミール。馬もそうだが、アンカツと松元調教師というコンビがこの春天では怖すぎる。
この三頭が二着・三着

さらに、三着のみでメイショウベルーガと穴狙いでミッキーペトラ。
これで勝負。

ジャガーメイルは、これまで散々、散々裏切られてきたので、ここは切ってやる。
マイネルキッツもここは見送り。


結果

ああー、ジャガーメイルがきたかー。京都記念のブエナの二着はフロックじゃなかったか。二走連続で強い走りを見せられたら本物と認めざるを得ない。ついに無冠の帝王返上か。
鞍上のウィリアムスも好騎乗。此の人、日本で短期免許取り始めてまだ間もないけど、この人も上手いなあ。
二着には前半から積極的に前でレースを仕掛けたマイネルキッツ。スローペースを見越してだろうけど、これも好騎乗と言ってもいいかと。松岡もやるようになったもんだ。
あーー、敢えて外した二頭が来てしまったか。こりゃあ、お手上げ、完敗だ。
三着には16番人気のメイショウドンタク。これもレースの流れに上手く乗ったのでしょう。
一番人気のフォゲッタブルはゲート内で暴れてスタート出遅れ。ただ、それ以上に動きが悪かった。久々が響いたのかなあ。正直、期待していただけにガッカリ感は否めない。次走で真価が問われるところだ。
エアシェイディは最下位か!! トーセンクラウンが降着で最下位になってるけど、実質はこの馬が最後尾。これはどうしたんだろう。馬体重14キロ減が響いたんだろうか。調整失敗?

第17回 テレビ東京杯青葉賞(GII)  

後続を四馬身ちぎったペルーサがあまりに別格過ぎた。

皐月賞トライアルである若葉Sを完勝したものの、厩舎の方針で皐月賞には向かわずダービー直行コースを選んだペルーサ。
ちなみに、この若葉Sでペルーサの二着に入ったヒルノダムールが、皐月賞本番でも並み居る強豪を押しのけて、ヴィクトワールピサに続く二着に入った事実を鑑みれば、そのヒルノダムールをケチらしたペルーサの実力を推し量れるのではないだろうか。

元来、青葉賞組は決してダービーではいい成績をあげている印象がないのだが、今回ばかりは馬の強さがケタ違いすぎるので、これまでのデータはあまり考慮しなくてもいいのではないだろうか。
少なくとも現状ではヴィクトワールピサと甲乙付けがたい。

二着には、これもデビュー前から前評判が高く、その評判通りにデビュー戦から二連勝を飾っていたトゥザグローリーがきっちり追随。ちなみにこの馬はかの名牝トゥザヴィクトリーの息子さんである。

三着には追い込みのまくり脚に定評のあったハートビートソングが、後方からの34.1の凄まじい追い上げで他馬をかわして三着入線。でも、勝ったペルーサは33.8なんだよねw

結局、1〜3番人気の馬が人気通りに順当に入線。これは鉄板だよなあ、と100円だけ三連単で買ったら、順当に当たってくれました。三連単1880円。
ちなみに、これが今年の初的中。よ、ようやくあたってくれたorg これまでの負け分を取り返すには程遠いんだけど、とにかくこれまで外れまくってたので、気分的にずいぶんと楽になりました。
しかし、いつも10通り以上買ってて当たらないのに、一点買いで当たってしまうと言うのはド本命でも多少複雑。ああ、でもようやく当たってくれたんだからいいや。

さて、天皇賞の検討に入ろう。

第70回 皐月賞(GI)  

今年は例年に比べても非常にレベルの高い馬が集まったレースになった。この世代は野球で言うところの松坂世代、と言っていいかも知れない。
結局皐月賞に歩を進めなかった馬の中にも、若葉Sをどえらい勝ち方をしたペルーサ。毎日杯を勝ったダノンシャンティ。フォゲッタブルの半弟、ルーラシップ。名牝トゥザヴィクトリーの仔トゥザグローリーなどといった大物たちがまだなりを潜めている。
まさに群雄割拠。

大戦国クラシック!!


本命は、これはヴィクトワールピサは譲らないでしょう。去年のロジユニバースみたいな例はあるけれど、初戦の新馬戦でローズキングダムの二着に敗れた以外は、未勝利戦・京都二歳S・ラジオNIKKEI杯2歳S・報知杯弥生賞と四戦を一番人気で危なげなく勝利。とにかく自由自在で乗り手の言う事を素直に聞く頭のいい馬。どういう状況からもスマートに突き抜けてくる勝利勘。
少なくとも二着は絶対保持するでしょう。

相手は皐月賞で一番成績の良いスプリングS組から。激戦を疾風のごとく駆け抜けたアリゼオ。敗れた共同杯も、あと数十メートルゴールが先なら勝利したハンソデバンドをちぎった勢いで捲くってきていた。逃げて、ゲシュタルト・ローズキングダムの猛追を振り払ったレースを見ても、この馬はマジで強い。問題は、他馬を気にする精神面だが、乗り手が横山典さんというのはとてつもない安心材料と言っていい。
そしてこのレース二着だったゲシュタルト。皐月賞でも四十倍を超えているように人気はしていないのだけれど、ローズキングダムをついにゴールまでかわさせなかったあの脚は瞠目に値する。調教の様子がまた凄まじく、合わせたリトルアマポーラを子供扱いしてみせた(その彼女、今日のマイラーズCで最下位だったけど)、穴をあけるならこの馬が美味しい。

重賞未勝利ながら強さが目立つのがヒルノダムール。若駒ステークスで大器ルーラーシップを蹴散らし、続く若葉Sでペルーサとともに他馬と別次元の競馬をしていた。元々若葉S組も皐月賞では優秀な成績を残している。これも押さえておいて損はない。
実績が残せていないという意味では、リルダヴァルも同様。伝説の最強馬ディープインパクトの甥であり、新馬戦・野路菊賞と鮮烈な連勝をしてみせ、スターホースへの道を着実に駆け上がりかけたところで、骨折のアクシデント。長期休養明けの毎日杯ではザタイキの事故の煽りを食ったっぽく、参着に終わってしまったが、一度叩いて良化は確実。データからすると、この戦歴は決して良い成績を残せるようなものではないのだが、天才は常識を覆してなんぼである。

二番人気の王様。薔薇の王ローズキングダムは、まだちょっともう一叩きしたいところなんだよなあ。スプリングで三着になってしまったのは、まあ仕方がない。が、その後で見違えるように馬が艶を増したという類の話もあんまり聞かないんだよねえ。
むしろこの馬はダービーの方で重視したい。あって二着まで、か。


それにしても、今回は悩まされた。メンバーが揃いすぎてて、正直何から買ったらいいものか。

・リルダヴァル     3戦[2010] 野路菊賞1着・毎日杯3着
・ハンソデバンド    5戦[3200] 共同通信杯1着・ジュニアC1着
・ネオヴァンドーム   5戦[2300] きさらぎ賞1着
・ローズキングダム   4戦[3010] 朝日杯2歳S1着・東京スポーツ杯2歳S1着・スプリングS3着
・ゲシュタルト     4戦[1201] スプリングS2着
・エイシンフラッシュ  5戦[3011] 京成杯1着
・エイシンアポロン   7戦[2302] 京王杯2歳S1着・朝日杯2着・弥生賞2着・デイリー杯2着
・ヴィクトワールピサ  5戦[4100] 弥生賞1着・ラジオNIKKEI杯1着
・レーヴドリアン    4戦[2110] きさらぎ賞2着
・ヒルノダムール    5戦[2201] 若駒S1着・若葉S2着
・アリゼオ       4戦[3010] スプリングS1着・共同通信杯3着


確かに、こうして有力馬の戦歴を並べて見ると、図抜けているのが一頭だけ四勝しているヴィクトワールピサだわなあ。
エイシンアポロンが一頭だけ七戦しているんだよね。負けたのは新馬の頃だけで、以降は強豪相手に銀を譲らないレースをしている。ヴィクトワールピサとローズキングダム、両方相手に二着やってるんですよね。
不気味なのは、きさらぎ賞2着のレーヴドリアン。あのレース、一番人気はこの馬だったんだけど、一頭だけ次元の違う追い込み見せてるんですよね。差し足の凄まじさでは、このメンツでも頭一つ抜けているかも。

難しいなあ。今回は本当に難しい。


結果


1着 13番 ヴィクトワールピサ
2着 16番 ヒルノダムール
3着 11番 エイシンフラッシュ
4着 05番 ローズキングダム
5着 18番 アリゼオ
6着 01番 リルダヴァル
7着 06番 ゲシュタルト


ヴィクトワールピサ、完勝! これは鞍上岩田のコース選択がうまかった。最内をするするとくぐり抜けてしまった。ヴィクトワールピサは前走もそうだったけど、隙間を縫って抜けてくるの、上手いなあ。わりとS字というか、グネグネと間を縫って走っているはずなのに、躊躇ったり脚が鈍ったりとかせずに、ヒラリヒラリと躱すように抜けてくるんですよね。いや、華麗だわ。そして強い。

馬券は、ゲシュタルトとエイシンフラッシュ、どちらを最後まで選ぶかを最後まで迷った挙句にゲシュタルトの方に転んだために、全滅です全滅。今年、マジでスランプだわー。京成杯一着が引っかかってたんだけどなあ。最近、自分の勘が信じられず、ついつい保守的なデータにすがってしまう傾向がある。気をつけてはいるんだけど、なかなか難しい。

勝ったヴィクトワールは強かったけど、リルダヴァル、いやゲシュタルトまではまだまだ巻き返せる。ヒルノダムールの追い込みは凄まじかった。若葉Sの再現とも言える脚だったけど、ダービーではこのヒルノダムールをねじ伏せたペルーサが出てくるんだから、恐ろしい話である。
薔薇の王様は、正直調整不足と言って良かったかも。調教での騎手コメントも、良く良く言ってることを鑑みると、まだまだ持ち直してないねー、と言ってるようなもんだったし。こちらも本番はダービーよ。
アリゼオは大外枠が響いたと言っていい。馬を気持ちよく走らせることが出来なかったからねえ。精神面で成長したら、この馬も化けるよー。
才能だけで走っているようなリルダヴァル。ぶっちゃけ、その才能だけで何とかしてくれないかと思ってたんだけど、今年のメンバー相手じゃちょっと辛かったか。それでも、6着に入っているあたりは、その価値は薄れていないよ。

馬券的にはへこんでいるけれど、レースとしては非常に満足だった。勝ったヴィクトワールの歴史的な強さと同時に、他の馬たちも群雄に相応しい勝負を魅せてくれたと思っている。
ダービーが楽しみだわ。

第70回 桜花賞(GI)  

本命は二歳女王決定戦阪神ジュブナイルフィールズを制し、道悪のなかチューリップ賞で二着に入ったアパパネ、ということになるのだろうけれど、現実的には重賞を二勝している馬がいない以上、飛び抜けた実力馬不在の混戦模様と言ってしまっていいのではないだろうか、というところの今年の桜花賞。

人気どころは上記したアパパネとクイーンCを制したアプリコットフィズが単勝倍率一桁台。そこに、チューリップ賞勝ち馬のショウリュウムーン。フラワーC勝者のオウケンサクラ。阪神JF二着で同レースを挟み、三レース連続で二着を譲らない歴戦馬アニメイトバイオ。新潟二歳Sで怒涛の32秒台のマクリをみせたシンメイフジ。二歳時から最前線で戦い続け、Fレビューで二着を取ったラナンキュラス。このあたりが十倍台で追随といったところか。

本命サイドで決まるか大荒れになるかの桜花賞ですが、今回は混戦模様と踏んで、上位二頭は飛ばします。
同時に、本命サイドで決まりガチなラスト直線での瞬発力勝負を捨てて、タフネスな展開を予想。
本命は大崩れしない実績のアニメイトバイオ。この馬の場合、しぶといというよりも虎視眈々、といった雰囲気があるんですよね。銀メダルホルダーもそろそろ上を狙ってるんじゃないだろうか。
そこから、ラナンキュラス。レディアルバローザ。ワイルドラズベリー。コスモネモシン。
この辺を狙ってみます。


結果

ぐあっ、朝方、雨が降ってきたために天候の悪化を鑑みて狙い馬を変えたにも関わらず、雨降らんかったー! 持ったーー!
いずれにしても、アパパネを外していた以上、これはどうにもならなかったわけですが。
アプリコットは経済コースを通って直線も一瞬伸びかけたのになあ、そこからパタッとアシが止まってしまった。先行していたオウケンサクラが内に切れ込んできたために、一瞬前を塞がれたというのもあったんだが、それにしてもあれはちょっと不甲斐ない。

あーー、結局馬券の方はいささか変更して、アプリコットフィズも押さえて、アニメイトバイオ、ラナンキュラス、コスモネイシンに、アルバとラズベリーは外してショウリュウムーンとエイシンリターンズ。この六頭の三連複ボックス20点買でいったのですが、
結果は

1着 9番 アパパネ
2着 8番 オウケンサクラ
3着11番 エイシンリターンズ
4着 1番 ショウリュウムーン
5着 3番 アプリコットフィズ

概ね予想通り、前で競馬をした馬が残る展開になったんだけどなあ。アニメイトバイオは前走から20キロ減。前走が休養明けで体重増えていたにしても、これはちょっと減りすぎじゃなかったか? 休養前は456〜60台だったのに、450キロだったもんなあ。成長期にこの減りは、うーん。
まあ、アパパネは順当に強かった、ということでした。桜花賞は一番人気を外す方が無謀ということか。
しかし、当たらないなあ。今年は未だに的中無しですよ。さすがに焦ってきた。

第54回 産経大阪杯(GII)  

天皇賞の前哨戦も佳境に入ったところで、ついにこの馬が出陣、
現状の競馬界における古馬の一番手。2009年度宝塚記念・有馬記念の両グランプリレースを制したドリームジャーニーの登場である。
春の第一走の京都記念は小柄な馬体に59キロの斤量に泣いて3着になってしまったものの、斤量も一キロ減って58。ライバルらしいライバルもいないこのレースで負けるわけにはいかないだろう。
勿論、本命。三連単の頭に持ってくる。

対抗はシェーンバルト。ドリームジャーニーに立ち向かおうというメンバーの中では今、一番勢いがいいと思われる。重賞勝ちこそ三歳時のデイリー杯のみだが、まだ四歳。こっから伸びてきそうな馬である。
他はゴールデンダリアとテイエムアンコールで。


結果


じゃーにーっ!!orz
また三着って。ああああ、この展開で大外振り回されたらそりゃあ届かないのも仕方ないけどさあ。

1着 テイエムアンコール
2着 ゴールデンダリア
3着 ドリームジャーニー

狙いどころはストライクに来たにも関わらず当たらないて……。
基本毎週1レース限定で勝負しているわけですが、今年は今のところ全敗中。うあー、スランプだー。
天皇賞、これどうしよう。決して弱くはないのは確かなんだが、3200の距離もあるし、斤量も考えるとちょっと本命にするのは苦しいのかなあ。

第57回 毎日杯(GIII)  

さて、皐月賞に向けた前哨戦もこれが最後。皐月賞トライアルには指定されていませんが、賞金上積みによる皐月賞出場を狙って、有力馬が最後に駆け込んでくるレースであります。
まあ、実際に皐月賞ではあまりイイ結果が残せているとは言えないのですが。なにしろ皐月賞まで中二週ですからね。

それでも、今年は粒ぞろいの逸材が出揃ってきています。
フォゲッタブルの半弟、つまりかの女傑エアグルーヴの子供であり、今年大ブレイクしているキングカメハメハの産駒。まさに超良血馬、大型エリート。ルーラーシップ。
良血といえばこちらもそうでしょう。あの伝説の名馬ディープインパクトの甥にあたり、出走メンバーの中では随一の時計を誇るリルダヴァル。
タイキシャトル、タイキブリザードなどを擁して競馬界を席巻したサイボーグ軍団タイキシリーズ。そのタイキの冠名をそのまま背負った、その最終兵器にして決戦存在。ザ・タイキ。
戦歴三戦にして、ヴィクトワールピサ、アリゼオ、コスモファントム、ハンソデバンドといった強豪たちと既に勝敗を競い、その実戦経験ではメンバー随一のダノンシャンティ。

メインとなるのは、まあこの四頭でしょう。さらに、スプリングSで二着に入りローズキングダムに先着しているゲシュタルトに前走勝っているミッキードリームあたりまでは押さえておいていいかもしれない。

本命はリルダヴァル。骨折休養明けというのが唯一の心配点ですが、何より野路菊賞の勝ち方がとんでもなかった。怪我せず順当に行っていたなら、間違いなく、疑いなく、ヴィクトワールピサ、ローズキングダムとともに三強を形成していた逸材。
その素質をそのまま発揮出来たのなら、たとえこのメンバーでも頭ひとつ抜けているかもしれない。
ルーラーシップは、前走の勝ちっぷりがこいつもとんでもなかったんだなあ。斜行してきた馬にもろに体当たりされて、馬体がくの字に折れるほどつんのめったんですよ。普通はそこで馬がやる気を無くしてしまうものなんですが、ルーラーシップはそこから態勢を立て直し、一度止まった脚を再起動して、再加速。勝っちまったんですから本当にとんでもない根性に性能だ。
勝ち時計こそ遅いですけれど、この不利の影響を考えるとだいぶ考慮に入れた方がいいかもしれない。
ダノンシャンティも侮れない。戦ってきた相手がホンモノの一線級。皐月賞でも間違いなく人気になるような面々。そいつらと互角にわたり合ってきたんですから。アリゼオには先着してるし。
ザ・タイキがまだ本格化していないのを鑑みれば、もうこの三頭に絞って勝負してもいいんじゃないかというくらい。
いや、今年の牡馬クラシックは質が凄いわ。


結果

うわぁぁあ、タイキ軍団の秘蔵っ子がーーー!!(号泣
直線残り200メートルでの悲劇。鞍上の武豊が鞭を入れた瞬間、ザ・タイキが故障発生。つんのめって転倒し、競走中止。残念ながら開放骨折を起こしており、予後不良とのこと。あー、なんてこったい。タイキ軍団からは久々の大物候補だったのに。今はまだ未成熟だったけれど、秋以降には本格化、将来的にはG1の一つや二つ取れるに違いない、あるいはそれ以上を狙えるだろう器だったはずなのに。
ショックだ。
鞍上の武豊も腕を骨折して、今年上半期はもう復帰は無理だなこれは。皐月賞で乗るはずだったヴィクトワールピサも、誰かに譲らないといけなくなってしまった。

この大変な事故の影響は、丁度隣を走っていたルーラーシップにもろに影響。直接ぶつかったりはしなかったものの、加速しだしたところだっただけに騎手も馬も気を取られて足が止まってしまった。事故がなかったとしてどこまで伸びたかは分からないけれど、足が止まったのは間違いないだけに、非常に勿体無いことに。これでルーラーシップ、皐月賞出馬はほぼ不可能になっちゃったしなあ。
同じく隣にいたリルダヴァルにも影響があったのかな。なんとか三着に食い込むも、半年ぶりのブランクもあったのかも。
まあ、勝ったダノンシャンティが現段階では一枚上手だった、と言ってもいいかもしれない。一線級と互角に戦ってきた実力は伊達じゃあなかったというわけだ。実際、レース運びは横綱相撲。非常に強い押し切りだったと言っていい。

とはいえ、こうなってくると大本命はヴィクトワールピサとなりそうだなあ。ただ、鞍上がどうなるか。

第58回 阪神大賞典(GII)  

おいおい、幾ら日経新春杯を圧勝したからって、3000メートルの長丁場で牝馬のメイショウベルーガが一番人気かよ……と、苦笑しながらメンバー見渡したら、思わず納得してしまった。
天皇賞・春への前哨戦の中でも特に格調高く、名高いG1馬たちが勝ってきた阪神大賞典とは思えないほど、小粒なメンバー。
めぼしい馬といったら、菊花賞馬のアサクサキングスと、イコピコくらい? 他にはトウカイトリック、ホクトスルタンあたりか。いや、これはないだろう。
うーん。アサクサキングスは、去年のこのレース勝ってから、その後の走り方がかなり悪いんだよなあ。もう終わった馬扱いしてもいいんじゃないかというくらい。そこそこ人気しているけど、正直買いたくない。
となると、軸になるのはイコピコあたりかー。菊花賞で四着に入っているあたりは安心材料なんだが。どうもこの馬ももう一つ一流半な気配が濃厚なんだよなあ。
こうなったら、条件戦から上がってきたばかりの四歳馬に目をむけるべきか。ジャミールとか、ベルウッドローツェとか。ダイヤモンドSで走っている馬は好走する向きもあるみたいだし。

ベルウッドローツェを本命軸にして、イコピコ、メイショウベルーガ、トウカイトリック、ジャミール、ホクトスルタンを絡めて三連複10点買いってところでしょうか。
……いや、つまらん。イコピコとメイショウベルーガとジャミールとトウカイトリック外す。かわりに、ダイヤモンドS三着のドリームフライトとゴールデンメインとニホンピロレガーロを入れてやる。ベルウッドローツェ、ホクトスルタン、ドリームフライト、ゴールデンメイン、ニホンピロレガーロのボックス10点買いだ!

結果


はい、撃沈 orz

1着 13番トウカイトリック
2着  6番ジャミール
3着 11番メイショウベルーガ
4着 14番アサクサキングス
5着 10番ホクトスルタン

レースはホクトスルタンが引っ張る形。追随していたゴールデンメインは四コーナーに差し掛かる前で早々に力尽きてしまいました。ベルウッドローツェは見せ場もなにもあったもんじゃない。
ホクトスルタンはよく粘った。直線に入ったところで差し込んできたアサクサキングスと壮絶な叩き合いに。
ところが、外から強襲してきたのが、ジャミール、メイショウベルーガ、トウカイトリックの三頭。うん、この三頭だけ脚色が違いましたね。こちらも叩き合いの末に抜け出したのがトウカイトリック。都合五度目の阪神大賞典で勝ちきるとは、この馬も粘り強いと言うかなんというか。もう八歳ですぜ。
メイショウベルーガは牝馬で3000をあの脚で突っ込んで来れるんだから、三着だったとはいえこれは強いですわ。うん、今後もG1戦線で信用してもいいと思う。
ジャミールはまだ特別上がりだし、次のレース次第で駆け上がれるかが見えてくるでしょう。
アサクサキングスはなー。体重増減見てびっくりしたんだが、+28キロってなんですか、あれ。前走以前でだいぶガレてたのかと、戦歴見返してみたが特にそんなこともなく。見た目、特に太目残りという風には見えなかったんだが、さすがにあれは増えすぎでレースに響いたんじゃないだろうか。調教でかなりびしっと走っていたみたいだし、どうやら調子自体は戻ってきていると見ていいかも。次、十キロくらい減っていて調教でちゃんと走っているようなら、次走は天皇賞・春か。印を入れてもいいかもしれない。



同日行われた中山でのスプリングS。弥生賞でヴィクトワールピサとの直接対決を避けてこちらに歩を進めた2歳チャンピオンのローズキングダムは、鋭く追い込んだものの逃げるアリゼオに追いつけずに三着。うーん、これはアリゼオの横山典にしてやられたなあ。前を塞がれたのも痛かった。ただ、あれに追いつけないようじゃ心配だ。ゲシュタルトも結局抜けなかったわけだし。
勝ったアリゼオは思った以上に強かった。4角から直線に入ったところでのダッシュ力、さらにそこからグイグイと加速していくスピードには目をみはるものがあった。
これ、展開次第ではわかんない馬ですよ。
皐月賞、本気で難しいなあ、これは。
これで、昨日の若葉Sを勝ったペルーサが皐月賞に来ていたら物凄いことになっていただろうけど、こちらはダービー直行かー、残念。

来週は毎日杯。ルーラーシップとザ・タイキの初対決。さらにリルダヴァルにダノンシャンティも参戦とあって、見所たっぷりだ。

第28回 ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GIII)  

今週は桜花賞トライアルのフィリーズレビューがメインなのだろうが、敢えて渋めの牝馬が集まる中山牝馬ステークスの方で勝負したい。

ハンデ戦の同レースだが、勝ち馬に関しては圧倒的に55キロ以上の斤量の馬が買っている。軽ハンデは2,3着狙いで押さえておくべきだろう。
さらに前走1着の馬が意外と勝率が悪いのにも注目したい。逆に前走十着以下から巻き返している馬が多かったりもする。前走大敗していても、その馬の実績や大敗の理由などを考慮すれば、巻き返せる可能性は見えてくるはず。
一番好走率が高いのが2着〜4着だった馬なのだが、今回のメンバーではこれに該当するのは一頭しかいない。11番のリビアーモで1600万以下の条件戦からの着順である。ただ前走条件戦だった馬は過去十年で42頭が走って1着0頭、2着1、3着2という非常に勝ち味が薄いデータが残っている。さて、この辺をどう考慮するべきか。


というわけで、他にも色々と考慮した結果、この5頭から。

チェレブリタ
レジネッタ
ジェルミナル
ショウナンラノビア
レインダンス

本命はジェルミナルかショウナンラノビアか。ジェルミナルはエリ女以来久々なのが気になるが、秋の連敗続きをこの休養期間で払拭してくれると願いたい。


結果

当日、スポーツ紙などを参考にして予想を立て直した結果、レジネッタを外して、ニシノブルームーンをテコ入れして、三連複五頭ボックス一〇点買に出る。

結果は

一着 三番ニシノブルームーン
二着 一〇番ウエディングフジコ
三着 一番チェレブリタ
四着 四番コロンバスサークル
五着 七番レジネッタ

ジェルミナルどこいったーー!? プラス十八キロの馬体重でもって九着惨敗。成長分にしても大きすぎだったorz
レインダンスとショウナンラノビアは一四着一五着と問題外の結果に。
フジコちゃんかー。地方回りの馬が来るとは。

第47回 報知杯弥生賞(GII)  

今年のクラシックは本当に強者揃いだ。近年、これほど役者が揃ったクラシックも久しぶりなんじゃないだろうか。
目下、3歳馬の中で一番に君臨するのはやはり、去年の二歳王者戦、朝日杯3歳Sを完勝したローズキングダムだろう。その薔薇の王が、当初予定していたこのレースを回避したのは、まさにこの馬がこの弥生賞に出馬する事が決定したからである。

ヴィクトワールピサ。

王者が本番までに雌雄を決するのを回避した馬である。
新馬戦で対決した際は、四分の三差でキングダムが勝利。だが、その後、三連勝で朝日杯に並ぶ西の二歳馬出世レースであるラジオNIKKEI杯2歳Sを勝ち上がってきたこの馬は、見事にクラシックの登竜門、弥生賞を文句なしの強さで圧勝した。

正直、道悪のコンディションの中ではこの馬の鋭利な切れ味が鈍磨してしまうのではないかと危惧し、馬券は二着に固定していたのだが、まったくもってこの馬の資質を見くびっていた、見誤っていた、舐めていたと怒られても仕方がない。
朝日杯でキングダムの二着に追じたエイシンアポロンを、ゴール際でひらりとかわしての一着入線である。まるで、キングダムと同じことを自分が出来ないとでも思ったのか、と言わんばかりの勝ちっぷり。

ああ、ここは素直に行っておけばよかった。

第54回 阪急杯(GIII)  

阪神開催スタート。二連続開催ということで、芝の状態がサバイバルw

さて、土曜日のアーリントンカップ。注目のザ・タイキは終盤に怒涛のマクリを見せたものの、ちょっとエンジン掛かるのが遅すぎましたね。気持ちよく逃げたコスモセンサーが、そのまま先頭を譲らず、ザ・タイキは二着。ただ、負けてもなお強し、と思わせてくれる格を落とすような負け方ではなかったのは幸い。タイムがまだ淋しいのは気になるけど、皐月賞に出走するなら距離も伸びるし、上積みにも期待出来るんではないだろうか。とはいえ、今年の4歳クラシックは異様に陣容が厚いので、ここで勝てなかったザタイキは、やっぱりダービー以降という評価になってしまうかも。

さて、日曜阪神のメインは芝1400の阪急杯。
近年は東京新聞杯組の活躍が目立つレース。ここは素直に、それで行ってみたいと思う。
というわけで、東京新聞杯二着。クラシック戦線では皐月賞二着で主力の一角を担い続けたトライアンフマーチ、これを本命に。短距離戦線での名牝として名を残す母、キョウエイマーチの血が色濃く出たか、やはり距離適性は短い方が良かったようで、菊花賞での惨敗からマイル路線に距離変更した途端に勝ち負けするように。鞍上のルメールが1400くらいが適性と言ったとかなんとか。陣営はここで一本取るつもりのようである。
対抗には同じく東京新聞杯3着のエーシンフォワード。去年の十月に長期休養から復帰した後の6戦で掲示板を外すことなく1着2回、2着1回、3着2回とほぼ馬券に絡んでいる。今のところ絶好調と言っていいかも。
もう一頭の対抗馬にはトウショウカレッジをあげておく。三走前の京王杯SCは時計も出ていて、ちゃんと走れば十分勝負になる逸材。
大本命のビービーガルダンは、ここは敢えて三着に据え置き。強いのは理解しているが、ここは敢えて

三連単勝負。トライアンフマーチからエーシンフォワードorトウショウカレッジ。そこから、手広くヘッドライナー、ビービーガルダン、ワンカラット、サンカルロ、マイケルバローズ、ラインブラッドと流してみます。

結果

1着 エイシンフォワード
2着 ワンカラット
3着 サンカルロ
4着 トライアンフマーチ。

という結果に終わりました。ビービーガルダンはやっぱり来なかったなあ。ただ、思った以上にエイシンフォワードが強い競馬を見せた。最近の好走続きはやはりついた実力に基づくものだったと考えるべきだろう。フロックではない以上、今後も調子を落とさない限りしっかり勝ち負けはしてくるはず。今回は1400だったけれど、マイルまではまず落ちないだろうし、短距離路線では注目しておくべきか。
期待のトライアンフは4着。伸びてはいたけれど、後手後手に回っちゃったなあ。どうもこの馬は勝ちきれん。一度しゃきっと重賞を取っておきたいところなんだけれどなあ。少なくとも、エイシンフォワードと競り合うくらいの勝負はして欲しかった。
2着にはワンカラット。この馬はなんというか、ムラッ気だよなあ。戦歴みても決して弱くはないのはわかるんだけれど、着順の上下が激しすぎて安定感がないんだよなあ。お陰で買い時が非常に見極めにくい。ただ、京都牝馬特別4着から今回2着と上にあがってきているので、次回も馬券になるくらいには期待しておいてもいいかも。
それよりも、三着のサンカルロの方が勢いと言う意味では上に来るかも知れない。ゴールを駆け抜けた勢いはワンカラットを上回っていたし、阪神カップに今回と連続でいい競馬をしているので、次走も注目。

第27回 フェブラリーステークス(GI)  

近年、ダート戦線は非常に熱い! 何頭ものスターホースが出て、しのぎを削りあうことで、かつてのマイナー感は、いつの間にかだいぶ薄れた感じがあるなあ。
そして、例年にも増して今年のフェブラリーステークスは燃え上がっている。なんと、今年はいつにない規模で、芝コースの一流馬たちが参戦しているのだ。
スプリンターズを制した芝のスプリント王ローレルゲレイロをはじめ、マイル戦線の雄たるスーパーホーネット。名伯楽藤沢調教師の秘蔵っ子レッドスパーダ。去年の三歳クラシックの主役の一角を担ったリーチザクラウン。どの馬も、芝の第一線で戦ってきた一流馬である。
話によると、みなダート戦線へと鞍替えしたわけではなく、この時期、芝の番組表が手薄なためというところらしい。ダートから芝に鞍替えするケースよりも、芝からダートに出張するのはかなり簡単らしいという点も見逃せない。なんにせよ、来年以降もこうしたケースは増えてきそうだ。
ただ、そう簡単に芝の実績をダートに活かせるかと言うと、もちろん簡単な話ではないはず。木曜に振った雨も、幸いこの数日の天候の良さもあってかうまく乾いて、ダートコースは良馬場になっているみたいだし。

迎え撃つダートの本職たち。勿論、大本命は去年の暮れにJCダートにて異次元のスピードを見せ付けたエスポワールシチー。ほんとにダートで走ってんのか、というくらいの速さで最初から最後まで先頭を突っ走っちゃったからなあ。こういっては過大になるかもしれないけど、サイレンススズカの幻影を見た、というくらいの強さ、といえば分かってもらえるだろうか。

そして、対抗は負傷から帰ってきた内田騎手がまたがるサクセスブロッケン。ヴァーミリアン、カネヒキリたち超絶級古豪たちと真っ向から渡り合い、ついに彼らを下して世代交代を突きつけたのが、まさに去年のこのフェブラリーS。それから2009年は彼の覇道が始まるのかと思いきや、そこから8ヶ月の長期休養。復帰後三レースは勝ちきれないまま、どうにもしわいレースを続けていたのですが、前走、暮れの東京大賞典で見事に勝利を勝ち取り、復活を宣言。
いつの間にか主役の座をエスポワールシチーに奪われていた彼が、やはり挑戦状をたたきつける一番手でしょう。
他の有力馬は、浦和記念、川崎記念と連続三着のテスタマッタ。根岸Sで11番人気を覆してあっと言わせたグロリアスノアに、他にはスーニくらいかなあ。

予想は、とりあえずエスポワールは不動で揺るがず。この馬の強さは別次元。今回はローレルゲレイロやリーチザクラウンと、前に行きたがる馬が居て、いつものように先頭を突っ走れるかどうかは分からないけれど、ポッとでの芝の馬たちにやられる馬ではないでしょう。逆に、こいつが芝に行っても軽々とG1戦線で上位争いできそうなくらいだし。
ただ、芝組の中で不気味なのが、レッドスパーダ。どうも、藤沢師は前々からこの馬をダートで使うことを企んでたっぽいんだよなあ。ほかと違って、確かな勝算があって、という気配がある。鞍上の横山騎手も、先週ようやく重賞の連勝記録とまったけど、それで確変が終わったという風ではないし。勝たないにしても、ねえ。
対抗馬みたいにあげたサクセスブロッケンだけど、どうも去年の秋冬は不甲斐ないレースが続いていたからなあ。前走の復活が本物か、まだ信じ切れてない部分がある。

なので、予想はエスポワール◎ レッドスパーダ○ サクセスブロッケン▲ であとはグロリアスノア、リーチザクラウン、スーニ、トーセンブライト、テスタマッタ、ダイショウジェットあたりに流していく感じで。

……そろそろ、今年初勝利をゲットしたい。切実に(苦笑


結果


エスポワール、つえええ! 掛け値なしに、つえええ!!
いやいや、これは想像以上。ホントにダートのサイレンススズカじゃねえか。最後の五十メートルくらい、もう流してたんじゃないですか。
すさまじい勢いで直線飛ばした二着のテスタマッタ、食い下がったサクセスブロッケン、決して弱くは無かったですよ。それを、相手にもしないとは。こりゃあ、国内に敵無しだわ。
というわけで、ドバイには胸を張って出張できることになりましたけど、出るレースがなあ。あっち、今ダートじゃなくてオールウェザーという素材を敷いたコースになってるんですよね。これが、話によるとけっこう芝馬の方が走るとかなんとか。

対抗にしていたサクセスブロッケンは、これエスポに突っかかったのが逆にダメージになっちゃったかなあ。テスタマッタにまくられて三着かー。馬券的に、痛い。痛い。
話題の芝の強豪馬たちは、軒並み全滅。壊滅。撃滅。いやあ、ここまでダメだとは。騎手のコメントだと、みんなダートは別に問題じゃない、みたいなこといってるけど、問題だろう。ダメでしょう。
これで一定の結果が出たなら、来年以降も芝馬の参加が増えたんでしょうが、こりゃあみんな考えるだろうなあ。

第103回 京都記念(GII)  

この重賞も、回数見てると何気に最古参のレースなんだよなあ。
と、まだ春も遠い時期に行われる京都の重賞【京都記念】。基本的にこのレースはやや早めに始動した馬が天皇賞などの春のG1に向けての叩き台として使うレースなのですが。
今年の見所はなんといっても、ドバイに旅立つ女傑<ブエナビスタ>と、グランプリホース<ドリームジャーニー>との、有馬記念以来の再戦です。
ドリームジャーニーもこのレース次第で凱旋門賞への挑戦を考えると言う、二頭とも海外での決戦を睨んだ重要な試金石。
ただドリームジャーニーの場合、元々馬体が430キロ台の小兵なところに、59キロという斤量を負わされることはとてつもなく大きな負担であるとされ、人気も三倍台。一番人気はブエナビスタに持っていかれました。
実力だけ考えるなら、有馬記念の結果を見るように、ブエナと互角以上なのですが。

ちなみに、馬券は購入せず。ブエナ→ジャーニーから流す三連単が、三連単にも関わらず恐ろしいほど安い倍率だったので、こりゃあリスクとリターンが合わないなあ、と思って回避。かと言って、この二頭以外はこれと言った目立った馬が居らず、この二頭の牙城を崩すに足る根拠が見当たらなかったんですよね。勘で買えるほど冴えてないし。

レースは、ホクトスルタンが先導しての、やや早い目のペース? おっ、と思わされたのはブエナが四番手くらいの先行でつけたところでしょうか。常に最後方から大外を回っての豪快だがロスの多い乗り方をしていたアンカツと違って、乗り変わった横山ノリさんは追い込みに拘らずにブエナの可能性を高めてくれるノリ方をしてくれるなあ。
レースは直線で粘るスルタンをひらりとかわしたブエナが、そのまま33.4の上がりで押し切り、ほぼ完勝……いやいや、ブエナ先行してたんじゃないんすかW その脚は、差し脚ですよ、実質。こんなあがりで走られたら、後ろが追いつけるはずもなく。ドリームジャーニーも33.3という抜群の脚であがってきてたんだけど、これじゃあ無理だなあ。
ちなみに、ジャーニーは二着ではなく三着。ブエナにぴったりと狙いを定めていたジャガーメイルが、追いすがっての二着。……この馬、最近精彩を欠いていたから軽視してたんだけど、やっぱり強いのか。精彩を欠いていたといっても、5着までには入っていたわけだし。でも、本来ならもっとどんどん勝ってもおかしくない、という期待を裏切り続けられてたからなあ。どうも信用できなくて。結局、まだ重賞勝ってないのだし。
次もどう判断していいのやら。難しい馬だなあ。
ジャーニーは、やっぱり斤量が重たかったなあ。脚は十分な速さを出していたけど、感覚として全体に動きが重かった感じ。仕掛けたときの反応が、ちょっともっさりしていたような。もし、あと二キロ軽かったら、もっと僅差での勝ち負けになってた気がする。
凱旋門でもかなり重い斤量を負わされるみたいだし、こりゃあ苦しそうだなあ。陣営としても判断を要求されるかもしれない。

若駒ステークス  

この時期は、今年のクラシックに挑もうとする有力馬たちが次々と頭角を現してくる楽しみな時期だ。
この若駒ステークスもOPながら、名馬を多く排出した出世レース。今年も目星い馬が目白押しのレースとなっていた。なにより今回の一番の目玉は女傑エアグルーヴの子、ルーラーシップ。
残念ながら二着に敗退したものの、なるほどこれは大器だ。負けたとはいえ、直線の鞭入れ時に前を塞がれて大きく不利を受けており、そこから外に持ち出してからの加速には目を見張るものがあった。残り100メートル近くで後ろをちぎってしまったし。勝負根性も大したものだ。
これでまだ成長過程。身体が弱く、まだ強く鍛えられない状態とも聞く。兄であるフォゲッタブルも本格化したのは三歳も暮れてから。これからさらに強くなると思われる。
勝ったヒルノダムールも、33.1という上がりの末脚は凄まじいもので、ツボにハマったときはかなりの強さを示しそう。

第51回 アメリカジョッキークラブカップ(GII)  

去年、このレースを勝ったネヴァブション、去年のこのレースの記事では飛躍を期待するような話をしたけれど、結局鳴かず飛ばずでしたねえ。
今年も参戦、5番人気になってますけど、さすがに今年はちょっと買えない。去年、この馬を飛ばして酷い目にあったけれど、10着以下の着外ばかりが続いているからなあ。

今年は、去年復活後G1戦線で好走を続けているキャプテントゥーレと、中山金杯を勝ち馬と同タイムで4着に入ったデルフォイ、去年の三着馬。中山金杯二着のトウショウシロッコの三頭が人気。
そこに有馬記念5着のマイネルキッツ、去年の勝ち馬ネヴァブションが続くと言う形。
このレース、人気馬で決着する割に一番人気の馬の勝率は決してよくないのだけれど、このメンバーならキャプテントゥーレを応援する意味でも三連単の頭に据え置きたい。元々中距離が主戦となる馬だし、中山は皐月賞を勝っているように得意馬場。さらに先行押切のスタイルは、このメンバー見渡してもそれほど切れ味抜群の差し脚を持っている馬もいないことだし、まず有利と言っていいでしょう。デルフォイとの叩き合いになるかもしれんが、仮にもG1馬。負けられんでしょう。デルフォイは、上がり馬なのだけれど、前走競り合いで潰れてしまったのがちょっと瑕疵か。それなら、近走重賞戦線で好走続くトウショウシロッコの方が雰囲気は良さそう。
それから、意外とこのAJCCでは条件戦あがりの馬が好走するレースとしても知られている。今回の該当馬はベルモントルパン。勝った前走は中山の2200とこのレースとまったく同じ。脚質も典型的逃げ馬と展開も向いており、押さえておいていいかも。
そして、一昨年のダービー以来。近年医療技術の進歩著しく、昔なら即引退だった屈腱炎からあのカネヒキリのように見事に復活を果たして爆走する馬も出てくる中、青葉賞を快勝してクラシックに高らかに名乗りを上げたあのアドマイヤコマンドが、ここに約一年半ぶりの復活。
さすがに即座に連勝街道とは行かないだろうし、そもそも素質の高さを謳われながらもまだ青葉賞を勝っただけで実績を上げたわけではない馬なので、真価を見るのはこれからだろうけれど、押さえておくくらいはいいでしょう?

というわけで、キャプテントゥーレを頭に、デルフォイ、トウショウシロッコ、ベルモントルパン、アドマイヤコマンドの四頭流しの三連単12点買いで行きます。
マイネルキッツとネヴァブションは外し。ネヴァブションは上に書いた通り。マイネルキッツは、有馬記念五着ながら一着とは1.2秒も遅れているので、割り引いて。


結果


またネヴァブションか!!
まさかの好位抜け出し。まさかの連覇。これはもう横山典にやられたとしか……。大敗続きでも、それはあくまでG1でのことで、このメンツ相手なら大丈夫だったってことなのか。それにしても、二年連続でネヴァブションにやられるとは。
二着には逃げて引っ張ったシャドウゲイトが。三着にはトウショウシロッコと、そこそこの荒れ具合。
トゥーレは四角までいい感じだったんだけどなあ。コーナーから直線に入るところで両側からギューっと挟まれて、なんか走る気無くしたみたいな感じでズルズルと後退。見せ場なく11着。これはよろしくなかったなあ。デルフォイも姿形も見えなかったし。
狙い目だったベルモントルパンは、肝心のスタート直後で足が前に出ず、逃げの体勢を作る前に足を使ってしまった感があり、こりゃああかんなあと思っていたら三コーナーを過ぎたあたりで早々に足をなくして、結局最下位。

うーん、今回は簡単だと思ったんだけれど。難しいなあ、競馬は。

第57回 日経新春杯(GII)  

年明けて最初の大型グレードレース、だったんですよね、昔はー。天皇賞・春に挑む古馬たちのステップレースだったのも今は昔。近年はむしろ金杯の方にイイ馬をとられて、コチラに出てくるのは一流半、といった所が多い気がします。
今年もその傾向は引き続いているようで、いささか寂しいメンバー。
一番人気はかつての青葉賞三着馬。現在、OP特別を勝って勢いづいてるトップカミング。このオリオンSの好走馬は比較的この新春杯でも走る傾向があり、近四走連対を外していない調子の良さ。新春杯と同じ2400で二回勝っていることから人気が集まったと見られる。
が、敢えて自分はこれを放棄。
主役は大外メイショウベルーガに据えさせてしまう。一番人気を得たにも関わらず三着になってしまった前走愛知杯。その屈辱をここで晴らして貰いたいところ。この馬には牝馬古馬の主役級二なってもらわないと困る馬ですしねえ。鞍上は今一番ノリに乗ってる池添くん。今のうちに重賞荒稼ぎしておかないとね。

あとは三連単で、堅実微妙のサンライズマックス、久々のベストメンバーを対抗軸に据えて、他は適当にパラパラと摘み買い。正直、この三頭の固め買いにしても良かったのかもしれないが、そこは欲を掻いてみるのも一興。


結果


大失敗!!

穴でレッドアゲートを二着三着で抑えていただけに、これはもうへこむ。めちゃくちゃへこんだ。

結果はメイショウベルーガの圧勝。池添、ノッてるだけあって余裕勝ち。ベルーガもこれは強かった。少なくともこのクラスは敵じゃないな。しっかりとG1戦線で戦える馬だわ。
二着に来てしまったのが、外したトップカミング。三着には人気薄のレッドアゲートが入ったために、三連単8万以上ついてるじゃないっすか! 
カミング外すんじゃなかったー。やってもたー。これとってたら一月でもう今年の予算分回収できたのに。
しーぼーむー。
 
1月21日

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1月20日

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12月28日

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12月27日

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12月26日

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