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羽場楽人

わたし以外とのラブコメは許さないんだからね 2 ★★★☆   



【わたし以外とのラブコメは許さないんだからね 2】  羽場 楽人/イコモチ 電撃文庫

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小悪魔系後輩登場! 恋人になってから始まるラブコメ戦線、第二弾!

「俺と有坂は付き合っている。ヨルカは俺の恋人だ」
ザ・平均値な男子高校生の俺と、完全無欠のハイスペック美少女・有坂ヨルカ。二人の秘密の関係はクラスメイトに向けての恋人宣言により晴れて公認に。だがそれはハッピーエンドなどではなく、新たな騒動の序章でしかなかった!
中学時代から俺と親しかった小生意気な後輩・幸波紗夕との再会をきっかけに俺達の両想いが揺さぶられる事態に!?
「きー先輩、好きです。私と付き合ってください」
俺、案外モテている? いやいや、ヨルカ一筋ですから! 告白で幕開けるラブコメ戦線、第二弾。

「わたし以外とのラブコメは許さないんだからね!」と仰ってるヨルカさんですけど、他の女子とは一切関わるんじゃねえ、という風には言ってないんですよね。それどころか、紗夕が引きずってしまっていた恋心に決着をつけるのに、むしろ希墨の背中を押してるくらい。
ラブコメするは許さん。だけど青春するのは推奨します、て事なのかしら。
希墨の心が既にヨルカにあって揺るぎない、という点にはヨルカ自身も自信があるのでしょう。実際、希墨は恋愛感情という面においては一切ブレることがない。でも、恋愛感情はなくても友情や後輩への親愛ではすごく悩むんですよね。希墨としては、ラブコメではないんだろうな、これ。

希墨本人はどうやらまったく自覚ないみたいなんだけど、こいつって人の良い所を見たらそのまま口に出して言う傾向があるっぽいんですよね。褒める事や良い所を指摘することに躊躇いがない。それも上っ面じゃなくて、本質をえぐるような鋭い指摘なものだから言われた方は平静では居られないわけだ。ああ、この人自分のことわかってくれてる。自分のことよく見てくれている、と思ってしまう。
実際、よく見てるもんだから間違ってはいないんだけど。
それは、その人だけをよく見てるわけじゃなくて、別け隔てなく色んな人のことをよく見てるんですよね。色眼鏡や偏見を介さず下心もなく……、朝姫たちなんかは後で気づいて、別け隔てなくフラットに見る人なのだ、と述懐していましたが。
でも、言われた方からするとなんか特別感感じてしまうじゃないですか。そりゃ、彼に失恋する娘がわんさと出てきてしまうのも当然なのかもしれない。
ある意味たちが悪いのは、彼は振ったあとも態度変わらないフラットのまま、という所なのでしょう。そのお陰で友人としての立ち位置に戻れる娘もいれば、消化不良のままくすぶってしまう娘もいる。態度が露骨に変わってしまったり、気まずくなってしまったら自然と距離を置くことになったり疎遠になったり、という形で関係も終えられるのでしょうけどね。それが良いのか悪いのかはわかりませんが。
紗夕はある意味、一番可能性が高かった娘でした。ヨルカと会う前の希墨と、星の巡りさえ良ければ付き合うことが出来ていたかもしれない娘でした。
タイミングが悪かった、とも言えるのでしょうけれど、チャンスを片っ端から逃してしまったのは紗夕の自業自得でもあるんですよね。勇気があれば、決断力があれば、希墨先輩を好きになる人がいるわけがないという油断が、希墨先輩が誰かに夢中になるなんてあるはずないという思い込み。それが、掴もうと思えば掴めた魚をスルリと逃してしまう痛恨のミスとなってしまったのでありました。
後悔先に立たず。チャンスがあったからこそ尚更に、未練が残ってしまう。
失恋も出来ていない、そう鬱屈を深めていく後輩の懊悩に、希墨は当事者だからこそ最も手が届く所から遠い場所にいる。
ここで紗夕にきっちり引導を渡してくれるのが、希墨じゃなくてヨルカというのがまたイイんですよね。生の恋人だからこそ出来る、両思いの熱を伝えてあげられる。自分を向いてくれない希墨の恋心だけじゃ、紗夕は置いてけぼりにされてしまうだけだったんですよね。でも、ヨルカからも希墨への熱い揺るぎない恋の熱をそっと教えてもらうことで、ようやく紗夕の置いてけぼりにされてしまっていた心が、現実に追いついてくる。
ああ、青春だなあ、とようやく泣くことの出来た紗夕の号泣と、それを優しく見守るヨルカの姿に感じ入るのでした。変化球抜きの、ただただ真っ直ぐに恋と青春に向き合ったお話でした。
こういう段階になると、男がどうこうするのは野暮ですよねえ。女の子同士で後腐れなく想いを吐き出し合うという意味では、ヨルカさんしっかり彼氏をラブコメからは遠ざけたんじゃないでしょうか。




わたし以外とのラブコメは許さないんだからね ★★★  



【わたし以外とのラブコメは許さないんだからね】 羽場 楽人/イコモチ 電撃文庫

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戦いは恋人になってからが本番。 告白で幕開けるラブコメ戦線!

冷たい態度に負けずアプローチを続けて一年、晴れて想い人に振り向いてもらえた俺。クラスの誰をも寄せ付けようとしなかった孤高の美人、有坂ヨルカと彼氏彼女の関係になったのだ! しかもあれだけツンケンしていたくせに、本当は俺のことが大好きだったらしい!
「わたしの方が好きに決まっているのに、それが伝わってない気がする」
え、このカワイイ存在ヤバくない? 強気なくせに恋愛防御力0な彼女にイチャコラ欲求はもう限界! だけど人前でベタベタするのは禁止? さらに秘密の両想いなのに恋敵まで現れて……?
恋人から始まるラブコメ爆誕!

主人公がコミュニケーション強者すぎる。そもそも、孤立しているヨルカと親しくなってくれと神崎先生に頼まれた時点で、それだけ希墨なら仲良くなれるとそのコミュニケーション能力を先生にも見込まれていた、という事ですからね。
一方でヨルカの方は深刻なコミュ障。でも、ハリネズミの棘で自分を守っているタイプでキツい言動で周りを遠ざけ、そもそもコミュニケーションを極力取らないという手段で他人との壁を築いてきた娘なので、直接的な防御力は決して高くはなかったと思われる。その棘を無視され、壁を越えられてきたら直接向き合わなければならない。
家族のスペックが異様に高いため、物心ついてからこの方常にそれと比較して自分を卑下してきたために、異様に自己評価が低く自己肯定力がないヨルカさんである。希墨みたいな巧みな陽キャラに全力で来られたら、そりゃあイチコロだわ。
さすがと思うのが希墨くん、釣った魚には餌を上げまくるタイプだった事でしょう。いや、彼自身ヨルカに夢中なので彼の口から出る言葉は全部本心なのですから餌やっているなんて自覚もないのでしょうけれど。
ほんと、恥ずかしくなるくらい甘い言葉を引っ切り無しに囁くんですよね。愛している、好きだ、と告げる事を全く惜しまない。勿体ぶらない。思ったとおりに口に出し、伝える。多少気障でも関係ない。相手を喜ばせるためじゃなくて、シンプルに自分の気持ちを素直に伝えているだけだから余計に強力なのである。相手が、素直になれないヨルカだからこそ尚更に、率直で真っ直ぐな気持ちをぶつけられるとどうしようもない。
ここまでベタベタと優しい言葉甘い言葉を口ずさんでいるとチャラ男かよ、とも思うのだけれど、むしろ少女漫画とかで主人公の女の子を口説いてくるイケメン男子系統なのかもしれない。本人口説いているつもりなくても、思わず女の子がドキドキしてしまうような言動を素で垂れ流してくるような。女の子の理想像の一つだ。

そりゃ、ヨルカじゃなくても、女の子にモテるだろう。

彼氏彼女になる。男女のお付き合いをはじめる、というのは言わば独占契約、お互いがお互いだけと恋愛関係を結びますという契約みたいなものだ。勿論、それを当人同士の間だけで結ぶのもお互いの気持ちの上でとても大切なことだろうけれど、その関係を公然とするというのは他人に対しても、二人の関係を周知してそこに首突っ込んでくることは不義である、と知らしめる意味を持つ。
虫除け、とまで言ってしまうのはちょっとあれだけれど、周知徹底することで事前に余計なトラブルを回避する効果は大いにあると言っていい。
その意味では、ヨルカが希墨との関係を秘密にしてしまったのは、自分への自信の無さが原因なんだろうけれど、悪手だった事には違いない。幾ら、希墨が断ってくれるにしても希墨にアプローチする自由を野放図に開放してしまったのだから。公には瀬名希墨はフリーであり、どれだけアタックしても誰からも文句は言われないわけですからね。
まあ、彼に告白することになる他の娘たちは、ヨルカの存在を認知していなかったわけではないので、交際を秘密云々はあんまり関係なかったかもしれませんが。でも、自分の守り方と同様に、希墨との恋の守り方もヨルカのそれは不器用極まっていた、と言えるのかも知れません。
隠したり遠ざけたりするだけじゃあ、強引に突っ込まれてきたとき案外にも脆いものなのですから。
その意味では、ヨルカがひなかから叱咤されて本音をさらけ出してぶつかったことも、希墨がみんなに全部ぶちまけたのも、ヨルカと希墨のお互いの好きすぎる関係にこそ必要で相応しいものだったのではないでしょうか。隠しておくには二人共目立ちすぎるし存在感がありすぎるものあるわけですから。
朝姫がわり食ってると思うのだけれど、大人な対応だったなあ。大人な対応を取ってしまった時点で割って入るのは難しかったとも言えるのかも知れませんが。まあそれが普通の反応だわね。


http://yamata14.web.fc2.com/turezure/ha/haba_rakuto.html

スカルアトラス 楽園を継ぐ者 2 ★★★☆   



【スカルアトラス 楽園を継ぐ者 2】 羽場 楽人/ hou 電撃文庫

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―旧人類が滅亡し、遥かなる年月が流れた。長い歴史の空白期間の末、人類は“船”から現れ、港城要塞国家ヴェトセラを建国した。それから千年。古代兵器を駆り神話の獣ドラゴンを討伐したクレイとアジュールはハクア女王の命を受けて、大国ヴェトセラへと赴く。旧人類の遺産と軍事力により繁栄を築く最古の歴史を持つその武装国家で、クレイ達は歴史に隠された世界の真実に触れることに―。そんな中、レーティアと名乗る謎の赤髪美少女との出会いは、国家をも巻きこむ動乱に発展していき…?歴史紡ぐ幻想浪漫譚、第2弾!

後書きで熱く語られた今回の敵役であるヴェトセラ王ファイゼルの話。いや、そういうのは全部作中に盛り込むべきじゃないんだろうか。それを後書きで語っちゃうのはどうなんだろう。
クレイのあるかもしれなかった可能性の姿であり、クレイの生き方に感化される盟友であり好敵手。そんなファイゼルの心の在りようやクレイの存在に向き合ったことへの影響なんかがホントに熱く、詳しく語られてるんですよね。
でも、作中のファイゼルからはそんなの読み取れなかったよ? 彼が父王を殺して王に登極するまでの激動の出来事なんかは描かれていたし、そこから彼がかつての旧人類のように自分の価値観の下に人類を統一するのだという野望というよりも志に近しい思いを抱くに至り、旧人類の滅亡の真実やスカルアトラス誕生の秘密を知ったクレイが、ファイゼルの方向性はかつての人類と似通っているがゆえにそれと対立する姿勢に傾いていく、その流れはしっかりと描かれているんですけどね。
うん、こうしてみると作中で描かれていたのはファイゼル個人ではなく、ヴェトセラ王という肩書を背負った彼であり、クレイが対決するのもそんな王としてのファイゼルだったんですよね。
意外なほど、個人としてのファイゼルとクレイは関わりがない。というよりも、ファイゼルだけがクレイという男に心を砕いていて、クレイの方はそんな個人としてのファイゼルと触れ合う機会がなかったんですよね。
唯一、幼い頃のファイゼルを守って彼の方向性を形作った一旦であるレーティアへの、ファイゼルの気持ちを察したのが取っ掛かりとなり得る部分だったのかもしれないけど、この一件に関してクレイが触れるに至ったのは全部終わってしまった後に振り返った時のことで、物語としてここから何かを動かすという段階ではなくなってしまっていた。レーティアもあんまり触れようとしないまま、ラストまで辿り着いちゃったし。
思えば、レーティアもファイゼル個人に対して色々と思うことはあったと思うんですよね。彼女がファイゼルの有能さを褒めてた時って、あとで明かされた彼女のヴェトセラ王へのスタンスとしてはもっと醒めた距離感でありその有能さを認めるにしても客観的な評価を語っているだけのはずなのに、そこにファイゼルという人間への信頼が垣間見えるようなちょっと温かみの籠もった語り口でしたし。
でも、結局作中ではファイゼルは嫌らしい手段でクレイを邪魔してくる敵役、という枠組みのまま彼個人の存在がクレイの側に踏み込んでくることはありませんでした。ライバルという立場にもクレイの対照となる存在としても物足りなかった。
後書きで語られていた彼の在りようを思えば、描くことは山程あったと思うんだけどなあ。
でも描いてしまうと、もうファイゼルが主人公となる話になってしまっていたかもしれません。それを嫌ったのか。でも、クレイの物語として見るとしても今回の話はクレイ自体があんまりこう、目立っていないというか主人公としての牽引力に欠けていた気がします。化石バカとして物語そのものを引っ張り倒し、他のキャラたちを引きずり回したようなパワフルさが、一巻に比べると彼そのものは変わっていないのに少々おとなしかったような。
というのも、やはりこのヴェトセラでの物語ってレーティアの物語でありファイゼルの物語の場であったから、のような気がするんですよね。クレイはあくまでお客さんだったのに、肝心のファイゼルが奥に引っ込んだまま前に出てこないし、レーティアも奔放に振る舞うわりになんか周りに流されてるようなフラフラとした感じに終始してましたからねえ。
クレイはいつもどおりのクレイのままだったのですけれど、ぶつかり合う相手がちゃんと組合わないままだったので、スルスルと滑るように最後まで行ってしまったような微妙に歯応えのない感じでした。アジュールとレーティアの姉妹という関係も、今ひとつ盛り上がるようなぶつかりあいみたいな認め合うまでの過程のあれこれも少なかったですし。お互い姉妹という関係にしっくりくるまでのあれこれとか美味しい展開のはずなのですけど。
総じてあれこれ骨抜きというか埋めるべきところに身が詰まってない感じが、実に勿体無いという感想でした。
しかしクレイのあの変態的なスカルアトラス好き、ってかあれスカルアトラスにしか異性的な魅力を感じないとか歪みまくってやしませんかね!?

羽場 楽人作品感想

スカルアトラス 楽園を継ぐ者 1 ★★★☆   



【スカルアトラス 楽園を継ぐ者 1】 羽場 楽人/hou  電撃文庫

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万能元素エーテルの飽和により巨大化したモンスター。世界は蹂躙され、人類の文明は滅亡した。―それから幾星霜。地上五百メートルの円柱上に築いた楽園ベルバで人類の子孫は生き延びていた。ベルバ円柱の地下に眠り続け、氷結の眠り姫と崇められる巨大骸骨の化石兵器スカルアトラス―。彼女に恋い焦がれる考古学者クレイは、その意志を持った化石兵器の覚醒に立ち会う。アジュールと名乗る少女に擬態したスカルアトラスとともに、クレイは閉塞した世界を変革していく。時を同じく、絶滅したはずの最強種ドラゴンの復活が囁かれ…。青年は巨大化石兵器を駆り、神話の獣を討つ!歴史紡ぐ幻想浪漫譚、開幕。
【わたしの魔術コンサルタント】の羽場さんの新シリーズは文明崩壊後に悠久の時間を経て再び地上に人類国家が誕生した時代における古代兵器を巡るストーリー。
円柱都市ベルバという舞台となる場所の歴史や、世界が置かれた状況。ベルバに限定せずに他国を含めた人類の現状とここに至るまでの推移が詳細に描かれていて、それがダイレクトにスカルアトラスと呼ばれる存在へと繋がっている。こういうしっかりとした世界観、歴史、舞台設定の作り込まれた作品はほんと好きです。バックグラウンドがしっかりしていると、登場人物たちが飛び回る姿がよりくっきりと浮き上がるものですから。
しかし、てっきり発掘された古代兵器に登場して戦うロボットものの一種かと思っていたのですが、いや概ね間違ってはいないのですがそういう機械機械したロボットではなく搭乗という感じでもなく、これって一種のウルトラマン形式の巨大変身ヒーローものの類にあたってしまうのか。
その当事者、スカルアトラス本人のアジュールはというと、当初は私兵器ですのでー、とばかりに人間らしくない無機質で無表情な様相を心がけているのですが……どうにも当初の姿って取り澄ましてた感じなんですよね。クレイとの交流で人間的な情動が産まれて人らしくなっていった、というのとはちょっと違う感じなんですよね。段々と、繕っていた非人間性の仮面の下からポロポロと素の感情がこぼれだしはじめた、というか……いや、当初からそういう意味ではあんまり繕えてなかった気もしますけど。すぐにクレイの化石バカらしい空気読まない発言に「凍て殺しますよ!?」とか怒りだしてたし。
まあ本人意識して繕っていたわけじゃなく、兵器なんだからクールにするもんだ、と思い込んでそう装っていた、という感じですけど。初っ端からドラゴンとサラマンダー勘違いして慌てて飛び出してきたりとか、ポンコツ要素まったく隠せてなかった気もするのですけど。
というわけで、クレイと付き合っているうちにそのハチャメチャさ、無鉄砲っぷりにあれやこれやと取り澄ましているわけにはいかずに、早々に人と変わらぬ情動を取り戻して、クレイを叱り飛ばす日々になってしまうわけです。従妹にあたるベルバの時期女王な姫様も、クレイの古馴染みのシークもクレイと顔をあわせるととかくお小言を言わずには居られず、それにアジュールも早々に加わざるを得なかったところに、クレイの化石バカっぷりが伺い知れるというものです。彼の化石愛には、ちょっと変質者入った部分もあるもんなあ。これで完全にアジュールのことも化石と同一視してしまってたらさすがにドン引きなのですが、化石としてのスカルアトラスを大事にするのと同時にちゃんとアジュールを女の子として丁寧に取り扱っているあたりは最低限のデリカシーは維持していたものと思われます。というか、わりと見直しましたけれどね。少なくとも無神経さとは程遠い接し方でしたし。
しかし、一方で異性に対するきっぱりとした線引きはハクアたちがちょっと可愛そうになるくらい。そこはむしろいい加減でも良かったんじゃ、と思ってしまうのはあかんでしょうか。でもシークに関してはちゃんと全部お話してたら、それだけで彼女に夢中になってたんじゃないか、という疑惑が。シーク、何気に最初期に致命的判断ミスしてたのよね、これ。でも、普通考えてあんな変態的な化石バカになるとは思わんだろうしなあ。
彼女の正体については、薄々途中からなんか怪しいな、とは思っていたものの、巫女さんと繋げてはまったく考えていなかったので、ラストの展開は結構本気で驚かされました。いやでも、そうならあそこで拗らせなきゃよかったのに。ヤンデレの業なのか。彼女の来歴を考えると、どうしてもアジュールを受け付けなかった、というのもわかるんだけれど、本質的にシークが優しい人だったというのはアジュールの意識内での会話からもわかるだけに、無茶さえしなければと思ってしまう。戻ってくる余地がなくはない、という程度に蜘蛛の糸は垂らしているみたいだけど。
しかし、変態的という意味では何気にアジュールも同類の素質はあるんですよねえ。クレイが幼いころから氷の向こうのスカルアトラスに夢中になっていたように、スカルアトラスなアジュールの方も髪の毛一本にいたるまで完全再現できるくらいにはクレイを夢中でガン見してたわけですしね。いや、実際見すぎじゃね? というくらいの完全再現なわけですし、どれだけ細部に至るまで見てたのか。
ベルダ国内での大事件はなんとか決着したものの、あれこれと詳細に説明されていた国外の状況が伏線となって、今度は世界を巡るお話に。まだスカルアトラスの姉妹たちが5人か5体か存在しているわけですし、さらに舞台のスケールも広がって話も盛り上がっていきそう。楽しみなシリーズになりそうです。

羽場 楽人作品感想

わたしの魔術コンサルタント 2.虹のはじまり ★★★★  



【わたしの魔術コンサルタント 2.虹のはじまり】 羽場 楽人/笹森 トモエ 電撃文庫

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東京の片隅の薄汚れた古い雑居ビルで魔術が使えない魔術士・黒瀬秀春は、相変わらず魔術に苦しむ人々に救いの手を差し伸べる魔術コンサルタントを営む日々。そして事務所に居候していた朝倉ヒナコは永聖魔術学院への入学を果たし、秀春はそれを見守る。けれども入学早々、ヒナコの存在は魔術学院に波紋を広げ、魔術士の名家・皇希遊と対決することになり―。四年前に起きた魔術による大規模魔術消失事件「消失した正午」の真実、そして秀春の過去を知る美女・逢夏との出会い。秀春は様々な思いを抱えて、更なる一歩へと歩み出す。
大人の主人公の幼馴染ときたらそりゃ当然大人の女性だわなあ。そして大人の関係でもある。大人の関係だからこそ、軽々と仲直り出来ないという面もあるんですけどね。
一端距離と時間を置くことで自分たちを見直せるというのは、子供の頃には出来ない時間を積み重ねてきた大人ゆえの特権なんでしょうなあ。
逢夏と秀春が別れた理由も突き詰めると、逢夏が秀春の魔術への偏執的な拘りを危惧したからでもあるし、彼女ってば健気に別れたあとも秀春が魔術を取り戻す方法を探し研究していたわけですしねえ。好きあっていても上手くいかない時は上手くいかないもので、だから好きという気持ち自体が歪んでしまう前に出ていった逢夏の判断は終わってみれば正しかったのかも。
まあ、考えあってのことではなく衝動的なものだったのであろうことは、彼女のコミュニケーションのとり方の不器用さから想像がつくのですが。エリートで優秀であるがゆえに自分の意見や考えがすぐ通ってしまっていたが故に、自分の思う通りに相手が動かないとなると途端に迷走しはじめる、というのはなかなかポンコツであるようにも見える。根が素直で純情でまっすぐなので、思い通りにならないことに腹立てて感情的になる、なんてことがなくただただどうしたら良いかわからなくなる、というあたりに人柄の良さが伺えて、育ちの良さというかいい娘さんなんだな、というのが伝わってくるキャラクターなのですが。一途ですしねえ、健気ですしねえ。その上大人の女性である。
……ちょっと十代の小娘たちでは対抗できんわなあ、これ。なんだかんだと相思相愛なわけですし。
まあ、本気で秀春に食いついていたのは朱歌だけで、ヒナコは元々秀春のこと父親だと勘違いして会いに来たわけで、家族同然という認識はあっても異性として見ている様子はなくて、素直に逢夏との仲を応援しているようでしたし、希遊に至っては純粋に師匠として慕ってる、という風情でしたからね。意外と敵になるようなヒロインはいなかったか。

一巻では色々とあらの目立った文章立てだけれど、見違えるように場面転換からストーリーの組み立てに登場人物たちの言動の機微がハマっていて、本当に面白かった。完成度が段違いにあがっているのが見て取れる。魔術を憎み消し去ろうとした朝倉響示の思想に相対するように、魔術を失ってもなお魔術にのめり込み傾倒する秀春に、その指導を受けて真っ直ぐに切磋琢磨してお互いを高め合う皇希遊と朝倉ヒナコという魔術の素晴らしさを体現する姿が、情熱が、青春が描かれているわけですが、その熱量こそが黒幕たる朝倉の暗躍に対抗する盾となり矛となっているのが見て取れて、物語の構成としても美しい形になってるんですよね。
どうも語り口から見て、この二巻で〆られてしまっているようなのですが、ここで終わってしまうのが非常に残念な良作でした。シリーズとして続けばもっともっと良くなる感触があっただけに惜しいなあ。
次回作はさらなる期待を。

1巻感想

わたしの魔術コンサルタント ★★★  

わたしの魔術コンサルタント (電撃文庫)

【わたしの魔術コンサルタント】 羽場楽人/笹森トモエ 電撃文庫

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魔術コンサルタントと、魔術士の卵。二人の不思議な生活が始まる

魔術をつかう人に希望を見つける――それこそがかつて師を救えず、己の魔術を失った過去を持つ魔術士・黒瀬秀春が再び立ち上がった理由だった。
「お父さん会いたかった!」
東京の片隅、薄汚れた古い雑居ビルで魔術コンサルタントを営み、魔術に悩める人々のために奔走する日々のなか、秀春を父親だと勘違いした、かつての師の娘・朝倉ヒナコは現れた。
「魔術は、唯一のつながりなんです」
魔術の才に愛されながらも、魔術によって家族を奪われた少女ヒナコ。
「奇跡に見合う努力はしてきた」
絶望と喪失の果て、秀春だけが見つけ出した可能性という新たな未来。東京で出会った二人が織り成す魔術と居場所の物語。
うらぶれた場末の雑居ビルの一室で探偵業を営む厭世的なオッサンと、そんな男のもとに甲斐甲斐しく通い詰める美少女探偵助手、という構図はこれも王道の一つなんですよね。
わかるー。
いやむしろ、これはおっさんになったからこそ余計に実感できるドリームなんじゃなかろうか。
まあでもね、このおっさん探偵と美少女助手という構図に対する夢に対しては、かつて古橋秀之著作【ブラックロッド】で強烈なトラウマを焼き付けられたので、未だにこの関係性を小説で目の当たりにするとビクビクしてしまう嫌いがあるのですよ。しかし、好きである事実は否めない!
ともあれ、本作の主人公である黒瀬のそれは探偵みたいな店構えをしているけれど、コンサルタント業を名乗る魔術の家庭教師みたいなもんなんですよね。うーん、でもコンサルタント業という業務自体が曖昧なんだけれど、顧客の抱えている問題・課題を解決する方策を提示する職業、みたいな感じの説明がされているので、黒瀬がこなしていた仕事を見ていると確かに、相手が魔術に関して悩んでいる部分を解決するためのアプローチを提示している事も多いので、家庭教師とかにしてしまうよりコンサルタントと称しているのは案外的を射ているのかもしれない。
何気に顧客に美少女が多いのは何なんだ、という疑問はあるんだけれど、まあ偶々と作為が交錯しての結果見ただし、特に美少女であったことには意味もないようなのでいいのか、いいのか?
とりあえず、一番のツンデレとヤンデレが後輩の執行官というのはどうなんだ、と言いたい。こいつ、もっとヤバいやつなのかと思ったら、堕落した先輩に構ってほしかっただけじゃないのか。後々のチョロさを見てしまうと、どうしてもねえ……。先輩にちょっかいかけるヒロインたちに対しての、あの敵視っぷりも相当なものだし。ちなみに、この後輩、男ですからね。若い男なんだから、女の子相手に即殺すスタイルはどうなんだ、と。最初は単に職務上によるものと勤勉さと狷介さという性格に寄るものなんだと思ってたから良かったんだけれど、後々見ると性格的な問題ではあるのには違いなんだけれど、方向性が違っていたというかなんというか……。
とにかく、こいつが先輩好きすぎるのはわかった。
一方で、主人公はというと厭世的になろうと堕落しようと大人の男性であることはキープしているようで、まだ子供である少女たちの姦しさに対しても、その距離感が曖昧な接し方に対しても常に適切に維持しようとする努力は認める。案外、ほだされてるけれど。いやそれに関しては、彼女たちが見せるイイ女の成分のおかげでしょう。ある意味、悪い女にもなりそうな出来具合でもありますが。
それでも、この場合の子供扱いというのは正しいんでしょうな。単に顧客ではなく、師の娘だったり世話になってる親分の娘だったり、とビジネスライクに接するにはある意味親しい関係であることも確かなわけですし。
それ以上に、ビジネスライクに徹するにはこの男の場合、優しすぎるというのとは違うか、人が良いとか情が深いというのとは違うのだけれど、親身にはならないけれど見捨てない見放さない突き放さない、というあたりがハードボイルド風味というやつなんでしょうかねえ。
雰囲気は結構好きなものだったんですが、ちょっと微妙な点も散見されていて、たとえば描写不足によってシーンが説明抜きにコマを飛ばしたように飛んでしまったり、作者はわかってるのかもしれないけれど読んでるこっちはわからない理由で物事が進んだりとか、事前の蓄積が足りない状態で展開が急転したり、とやや置いてけぼりにされる部分が見受けられたんですよね。これらは、作中に没頭するのを邪魔する大きな要員でもあったので、ぜひ解消していってほしいところである。
ともあれ、小娘たち含め登場人物はお互いの関係の進展の仕方などもなかなかに魅力的であったんで、シリーズ化するのなら期待したいところですね。まあ、だからこそ彼女に関しても、三人娘という形で残してほしかった、という願望はあるのですが、詮無い事か。
 
1月21日

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1月20日

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1月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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1月18日

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1月17日

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1月15日

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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(コロナ・コミックス)
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(コロナ・コミックス)
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1月14日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GAノベル)
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(GAノベル)
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(GAノベル)
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1月12日

(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ビッグ コミックス)
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(アース・スター コミックス) Amazon Kindle B☆W


(アクションコミックス(月刊アクション))
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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1月10日

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1月8日

(BLADEコミックス)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(電撃コミックスNEXT)
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(角川コミックス)
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1月7日

(少年チャンピオン・コミックス)
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(マガジンポケット)
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(マガジンポケット)
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(マガジンポケット)
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(マガジンポケット)
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(good!アフタヌーン)
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(good!アフタヌーン)
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(good!アフタヌーン)
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(good!アフタヌーン)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(マガジンポケット)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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1月6日

(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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1月5日

(ヒーローズコミックス)
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(ヒーローズコミックス)
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1月4日

(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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12月28日

(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(HJ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(講談社ラノベ文庫)
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(一迅社ノベルス)
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(一迅社ノベルス)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(ビッグ コミックス)
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12月27日

(ヒーロー文庫)
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(YKコミックス)
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(YKコミックス)
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(B's-LOG COMICS)
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(B's-LOG COMICS)
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(B's-LOG COMICS)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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(REXコミックス)
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12月26日

(モンスターコミックス)
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12月25日

(ZERO-SUMコミックス)
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(ZERO-SUMコミックス)
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(DNAメディアコミックス)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ファミ通文庫)
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(PASH!ブックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス)
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(電撃コミックスEX)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(まんがタイムKRコミックス)
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(ジャンプコミックス)
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(ライドコミックス)
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