羽月莉音の帝国

羽月莉音の帝国 93   

羽月莉音の帝国 9 (ガガガ文庫)

【羽月莉音の帝国 9】 至道流星/二ノ膳 ガガガ文庫

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革命前夜――革命部いよいよ建国のとき!

俺たち革命部が創設した新市場KKネクストを中心に、世界経済の景気は急上昇し、空前の巨大なバブルを引き起こす。その一方で、俺たちはKKネクストのインサイダーで稼ぎ出した莫大な資金を、次々と金銀財宝に変えていった。過去最大の世界恐慌が到来したとき、それら物質資産の価値は爆発的に激増するはずだからだ。やがて世界の崩壊が訪れる。その瞬間こそが俺たち革命部の建国の狼煙となるのだ。
 ここまで来たらもう後には引き返せない。家族に別れを告げて、俺たちはそれぞれの覚悟を胸に建国の地となる猿島へと上陸した――。だが、世界は当然、建国など許すわけもなく、アメリカをはじめとする列強国は、俺たちの革命を史上最悪のテロ行為とみなし宣戦布告する。

 前代未聞のビジネスライトノベルいよいよ怒濤の革命編へ突入!
ついに自ら世界大恐慌の引鉄を引き、独立国を立ち上げた革命部。
本当に、自ら世界恐慌を引き起こしちゃったよ。これ、史上最悪のテロ行為と言われるのは妥当でしょうね。報道や公式発表で革命部が建国の際に何万人もの人間を虐殺した、なんて情報操作が(しかも時間が経つにつれて虐殺者数が上昇カーブを描いていく形で)なされてしまうのだけれど、これって実は直接革命部が手を下したわけじゃないとしても、彼らが引き起こした世界恐慌を原因として発生した犠牲者の数、と捉えてもいいのではないだろうか。文字通り、彼ら革命部が殺した数である。このたった五人の少年少女が思い描く素晴らしい世界を生み出すために死ぬ羽目になった人間の数である。
そして、その数はこれからもうなぎのぼりに上昇していくのだろう。それはまさしく血塗られた道だ。無欠の革命などこの世には存在しない。世界の変化には必ずといっていいほど犠牲者が生まれる。それが世界の社会構造を根本から根こそぎひっくり返そうとする革命ならばなおさらだ。
さて、ならば世界の人民はその犠牲に耐えられるのか。その革命が大衆の意に叶えば、犠牲は殉教となり、或いは最初から無かったかのように記憶の果てに追いやられ、変化は歓呼を以て受け入れられるだろう。しかし、その変化を大衆が拒めば、犠牲者は呪詛となり、変化の起点は絶対悪として殲滅される。人類は、人類の敵を絶対に許さない。絶対に許さない。
それを踏まえれば、経済の掌握と同じ階梯を以て情報の制圧の重要性が認識できる。
革命部は世界の経済を握りつぶしたが、同時に人類の敵になり果ててしまった。革命は、世界が受け入れなければただの破壊で終わってしまう。果たして、革命部はここから世界の正義に返り咲けるのだろうか。

個人的には、だけれど結局巳継の父親と同じ凡人でしか無い自分には、彼らの目指す理想郷が全く理解出来ないので、彼らの高尚で純粋な尊いと言っていいだろう決意と覚悟は正直言って、気持ち悪いとすら感じてしまった。彼らだけがたどり着き、彼らだけが立つに至った高み。そこから見下ろされる気分を心地よいと思えるような人間ではなかったんだな、自分は。
恒太が言うところの愚かで蒙昧な愚民は、だからこそ恐ろしいぜ。よくぞまあ、大事な家族や親族を置き去りにしていけたなあ、と思う。世界恐慌、経済の崩壊、至近にテロリストが陣取り、いつ頭上から核兵器が降ってくるか分からないという極度のストレス下に置かれて、果たして個人は兎も角として大衆は平静でいられるだろうか。ヒステリー状態に陥った愚民が、人類の敵の身内をどう扱うかなど想像もつかなかったんだろうか。
せめて、ジリヤに庇護下において貰ってから行けばよかったのに。と言ってもジリヤでは守れないか。アメリカを始めとする国家群が身柄を押さえようとしたら、まず抵抗出来ないもんなあ。
自分だったら、まず家族を人質を取ることを考えるよな、これ。巳継も同じ事をやってたわけですし、常套手段でしょう。

しかし、果たして核兵器がここまで抑止力として機能するんだろうか。いや、核兵器の抑止力そのものには疑いを持たないけれど、保有しているのがたった五人の人間であり、拠点が小さな島一つというのはねえ。結局抑止力ってのはイメージなんですよね。もしかしたら、核兵器が起動する前にプチっと潰せるんじゃね? という印象が勝れば勝るほど核兵器そのものの抑止力は減衰して行ってしまう。現状の革命部だと、核兵器を撃たれるリスクと、核兵器を撃たれる前に処分できる可能性がバランスとれてないんだよなあ。革命部の内実って、非合法じゃなくちゃんと正規のルートで資材が調達されたのを考えれば、CIAなんかのアナリストによって戦力から何から丸裸にされても何もおかしくはないし。
勿論、攻撃を仕掛けるにはリスクが高いとイメージを強化するためにこそ、ラストみたいな強行手段を仕掛けたんだろうけれど。それでも、猿島なんかで独立宣言してしまったのは、こうして見ると見通しが甘いように見えるよなあ。本当に潰そうと思うなら、たとえ核兵器のボタンを握っていようとも、無数の弾道ミサイルを保有していようとも、猿島程度の防衛拠点とたった五人の人員だけなら、何とでもなりそうな気がする。
この「気がする」は無視できない要素ですよ。重要な局面だろうとこの「上手くいく気がする」で動いてしまう例は決して珍しくないんだから。
それに最悪ね、誰が攻撃したか分からないようにさえすれば、カウンターとして核兵器を叩きこまれるリスクも殆ど無くて済みますしね。猿島に篭ったテロリストが、地球ごと自爆も辞さないような狂人でさえなければ。そして事実はどうあれ、そんな狂人が居るなんて信じて怯えて手をこまねくような弱気な国家というのは、少数派でしょうし。
作中でもロシアの情報機関をはじめとして何度も語られた、各国の非合法工作活動のえげつなさを想像できたら、莉音たちの現状は丸裸で路地裏の行き止まりに篭っているようにしか見えなくなってくる。
こうしてみると、原子力潜水艦という極めて不可侵に近い場所を世界にケンカを売る国家として選んだ【沈黙の艦隊】はやっぱり大したもんだわ。ほぼ完全に一方的だもんなあ。

平穏を拒んだ彼らの至る結末は、はたして無常の悲劇か無益な喜劇か。何れにしても、みんな幸せに暮らしましためでたしめでたし、だけは想像できないなあ。

シリーズ感想

羽月莉音の帝国 84   

羽月莉音の帝国 8 (ガガガ文庫)

【羽月莉音の帝国 8】 至道流星/二ノ膳 ガガガ文庫

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株式市場を使ってボロ儲けする究極の方法!
ロシア大統領プチロフは莉音に銃を向け、引き金に手をかけた。経済戦争になんとか勝利した俺たちは、誘拐された莉音の父・一馬を返してもらうため、手打ちをしにプチロフの元へ向かったのだが……。さらにはアメリカ有力紙の敏腕記者が革命部の資金繰りが火の車であることを嗅ぎつけて、その実態を明らかにしようと取材を申し込んでくる。目下の危機を回避するには数百兆円を捻出し、実態を隠し続けなければならない。相も変わらずガケっぷちな俺たちだったが、ついに究極の起死回生の手段を、なんと恒太が思いつく!
物凄いな。巳継が記者への圧力のかけ方って、完全に悪役の所業じゃないか。決して悪人でない主人公サイドが、ここまで黒幕として冷徹に権力を振るうというのは非常に珍しい。それも、単純に良心の呵責を抑えながら、というのとは少し違うんですよね。確かに、巳継は暗殺という非常手段こそとらなかったし、自分のやっていることが限りなく悪に等しいことだと自覚していたし、良心の呵責も感じていた。
でも、巳継は自分が悪を為している事の自覚はあっても、自分が一人の人間の運命、人生そのものを遥かな高みから指先ひとつで弄ってしまった事については疑問も不安も恐怖も抱いていないのだ。
もう、彼を含めた革命部の面々の感性からは、一般人の感覚は完全に消え失せてしまったと見ていい。彼らは正しく、権力者と呼ばれる人間になり、世界の趨勢を担うプレイヤーとして自らを確立してしまったのだ。
もう彼らは金のあるなし関係なしに、まともな生活を送ることはできないだろう。社会そのものを自分の意志一つで自由に操作し、他人の運命を正義も秩序も倫理も関係なく、自分の思惑一つで転がす経験を得てしまった。もう、一般人のように社会という枠組みに沿って生きる事など出来はしないだろうし、他人と対等に付き合うことなど絶対に無理だろう。もう、対等に向き合えるのはそれこそ自分たちと同じ立場にいる人間だけ。権力者と呼ばれる、力を持つ者たちだけなのだ。今となっては、海胴総次郎という闇社会のフィクサーだった男の生きざま、交友関係、そして巳継たちに向けた眼差しの意味がよくわかる。彼もまた、正しく権力者と呼ばれる存在になってしまった男だったのだろう。
ローザやカルバートの爺さんだって似たようなものだ。物分かりよく友好的で優しく温厚。そうした性格、人間性は偽りのものではないはずだ。でも、彼らは同時に自分たちが世界を動かす事に疑問を抱く余地を持たない。力を使うことに恐れを抱かない。多くの人間の運命を自分の決断一つで左右することに義務感すら抱いている。それが、権力というものを担ったものの責任だとでも言うように。
そんな彼らの、普通の人間が決して辿りつけることがなく、垣間見ることもないだろう地平を見渡せる高みへと、巳継たちも至ってしまったのだろう。彼らが、一般人の持つ価値観を通して見る世界や日常に、関心や興味を失い、それらに意味や価値を見いだせなくなっているのがその証左と言っていい。
彼らが以前と変わらずに持ち続けているものは、同じ革命部の幼馴染たちへの親愛であり、同じ戦場で戦ってくれた戦友たちへの友情だけだ。そして、恐るべきことに彼らは世界を変革する原動力として、その身内への絆と愛情だけを依り代としている。
正直言って怖い。世界が、身内への愛情だけを至上とした僅か数名の理想家たちの手によって、地べたを這いずる普通の人間の価値観からかけ離れてしまった個人たちによって壟断されようとしていることが。
これは、人類という種の叡智が導く社会の進化なのか? それとも、人類を置き去りにして、或いは箱庭に囲い込み、飼育しようという上位互換種の誕生なのか。もし、これで人類が新たなステージに立ったとしても、それは人類種全体の勝利や進化じゃない気がするのです。このまま世界が変わったら、人類はハーメルンの笛吹き男の吹き鳴らす笛の音につられてパレードに加わった愚かな子供たちと何も変わらないんじゃないのか? 
革命部の目論みも知らず、歓声をあげながらお祭り騒ぎではしゃいでいる一般大衆の様子を見ていると、なんだか軽く絶望感すら浮かんでくる。自分が、その一般大衆側の人間だからだろうか。そもそも、人類の歴史とは人類社会全体の叡智や努力の結果ではなく、少数の選良者の壟断によって常に構築されて来たものである可能性を実感したからだろうか。
この作品、素晴らしく面白いんだけれど、気楽に面白がってられないんだよなあ。楽しさと同時に妙な虚無感に襲われて、ややも疲弊してしまう。人生における誰もが味わう苦労や苦悩って、ときどきほんとに無意味なものなんじゃないかと薄ら寒くなるよね。

巻末に掲載されているおまけの、現代の暗殺事件あれこれ。こういうの、改めて見せられるとマジ怖いっすね。表にでない裏の事情って、どこまで黒く根深いものなんだろう。知りたいような知りたくもないような。

シリーズ感想

羽月莉音の帝国 74   

羽月莉音の帝国 7 (ガガガ文庫)

【羽月莉音の帝国 7】 至道流星/二ノ膳 ガガガ文庫

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革命部VS.国家──全面経済戦争!
ロシアで宇宙ミサイル開発に着手した俺たち。だが、うまくいきすぎた。俺たちが開発した技術をかすめ取ろうとする某国は、ミサイル起動プログラムに必要な俺の眼球を奪うために諜報機関を放つ。極寒の地ロシアで、俺は沙織を連れながらの逃亡劇を強いられる。一方、俺たちをターゲットにした謀略に激怒した恒太は、その国に対し経済戦争を仕掛ける。株式、債権、石油市場に互いに介入し、莫大なカネを投じてつぶし合う革命部と国家。世紀のチキンレースが始まる ──。国際政治経済の先端を描く、ビジネスライトノベル最新刊!
と、とんでもないな、これ。100兆円を超える経済規模を有した組織が、後先考えずにその総力を投入して一国家を破綻に追い込もうなんて、あり得ないですよ。どう考えたって起こりえない。それも、個人の意思で、ですよ。たった一人の恣意的な意思によって、こんなとんでもない規模のお金が動き、経済が動き、世界が動いて一つの国家が、それもそんじょそこらの弱小国家じゃない、ロシアですよ、ロシア。ロシアが潰れようとしている。なにこれ、なにこれ、なんなのこれ!? まだこれ、革命部グループの利益に繋がっているなら理解できるし、おかしくもない。でも、実際には革命部はロシアを叩き潰すのと引き換えに、こちらも壊滅的な財政状態へと転落してしまっている。そもそも、この戦争を恒太が引き起こしたのは、幼なじみたちを助けるためというたったそれだけの為なのです。
あははははは、もうなにこれ笑うしかねえ。
同じ理由で軍隊同士が衝突する世界大戦が起こったって、ここまで唖然としなかったでしょう。兵士が銃を向け合うような、兵器同士が砲火を交えるような、そんな現場レベルの話じゃない。戦闘だの作戦だの戦略だの大戦略だのといった階梯を遥かに飛び越した、とんでもない事がこの巻では起こったんですよ? 王様や独裁者なんていう権力者程度では絶対出来ないようなレベルの事を、やってしまってる。いや、国という組織単位では絶対に出来ないことをやってしまってる。自分も潰れてもいい覚悟で国を指導してる人なんていないだろうし、そんな真似をしようとすればたとえ独裁者だってその時点で排除される。フットワークの軽さがそれこそ次元が違うのだ。たった数人の意思決定でこんな規模の経済活動が動いてしまうなら、しかも捨て身だろうと完全に私的な感情によるものだろうと拒否されること無く動いてしまうのなら、国なんて巨大な存在は絶対に勝てないじゃないか。だとすると、国家という組織の存在意義はどうなってしまうんだ? 国が個人の意志で潰されてしまうような脆弱な組織に成り果てたら、それは国民に対して責任を果たせないって事じゃないのか。実際、この巻でロシアは自分の国の国民を守れなくなろうとしている。
これは、国という単位が消滅しようとしている前触れだとでも言うのだろうか。だとすれば、すでに革命部の革命は核と大陸弾道ミサイルを入手する前の段階で佳境へと入っている事になる。
むちゃくちゃだ、ありえない。絶対にありえない、でもだからこそ凄い、とんでもない、なんてとてつもないスケールなんだ。
正直、たとえ革命がなっても沙織が望むような平穏な日常は、彼らには永遠に訪れないだろう。とてもじゃないが、この子らが畳の上で死ねるとは思えない。世界の枠組みにとって、彼らはあまりにも危険人物すぎるのだ。それこそ、彼らが望むような形の世界の枠組みを構築されたとしても、だ。

しかし、ここで巳継が沙織を選ぶとは思わなかったなあ。莉音は望んで身を引きそうではあるけれど……。

シリーズ感想

羽月莉音の帝国 64   

羽月莉音の帝国 6 (ガガガ文庫)

【羽月莉音の帝国 6】 至道流星/二ノ膳 ガガガ文庫

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諜報と銃撃──中国内紛!? 巳継倒れる。
決死の覚悟で莫大な投資をした中国での衣料チェーン事業が、反日暴動で崩壊寸前。絶望的な状況の俺たち革命部の前に、日本闇社会のフィクサー海胴総次郎が現れる。「CIA に行くぞ」と言って莉音と俺を連れ出すのだが──海胴って CIA を裏切ったせいで何度か殺されかけたはずじゃなかったか? 「何しに来た? ぶち殺してやるぜクソ野郎!」案の定、着いた瞬間さらなる火種かよ……。血まみれの銃撃戦から春日恒太ファンクラブ設立、建国へ向けてのミサイル開発始動までノンストップで突っ走る、最強エンターテインメント!!
ど、怒涛のように進むなあ。序盤に中国のクーデター紛いの騒ぎに巻き込まれているところから、中盤の世界中の金融機関買収攻勢に、後半のロシアへの軍事開発進出、と目まぐるしく進む、というかカッ飛んでいく勢いに目を白黒させながら引きずられていく。これが全部一冊に詰め込まれているんだから、読み終えたあとにややも唖然としてしまった。それでいて急ぎ足という印象はまるで皆無。凄まじいまでに濃密なものが凝縮されていた。
何よりここで明示されたのは、羽月莉音という少女の革命家としての真髄である。これが決して経済小説たりえないのは、彼女が商売人ではなくその目的が世界を革命することの一点に絞られている所だ。彼女と革命部の活動は凄まじい勢いでコングロマリットとすら呼べる規模の経済活動を取り込み、増幅拡大させていっているわけだけれど、同時にそれらは目的を達成するための手段に過ぎない。ローラが莉音の活動をどうしても理解できないのは、寄って立つ位置が違うからなんでしょうね。ローラの理想を叶えるためには彼女の財閥は今後も維持と拡大を続けなければいけないものだけれど、莉音の目的のためなら革命部の資産は目的達成と共に失われて然るべき単なる手段としてしか認識していない。そりゃ、思想の相違以前に折り合えないわ。
ただ、折り合えなくても考え方を理解し合えなくても、人としてお互いを理解は出来る。革命はこれまでの否定であり破壊なのだけれど、単なる破壊者では誰も付いてこれない。その先に創造がなければ人は希望を抱けない。そして創造こそは単一の思想がもたらすものではなく、相入れぬもの同士がぶつかり合った末に相手を全否定するのではなく、否定しながらも受容することでもたらされるものなのだろう。妥協と判別しにくい所が難しいんだが、その革命家たちの理想の着地点は是非に最後まで描ききってほしいな。一ツのモデルケースとしては、思想も目指す世界も違う海胴が、莉音と巳継を後継者として認め、自分の持っていたものを託していった事がそれなんだろうが。冒険家羽月一馬、海胴総一朗、洪門の徐先生に郭首相、大原首相にスタインバーグ財閥のローザ、カルヴァート公爵。ここで出てきた世界を担うプレイヤーたちは皆それぞれ譲れぬ理想を胸に抱きながら、同時に敵となるだろう相手と理解を交え友誼を交わす事を自然に行なっている。幾つか拗れている関係もあるとはいえ、そこにあるのは敵に対する憎しみではなく、やり方こそ違え世界に対して大きな影響力を及ぼし、形を整えようとする者たちへの尊敬の念だ。もし、世界がこんな風に尊敬できる敵同士との鍔迫り合いで織り成されているのなら、そこにあるのは希望に似た何かなんだろうけどね。
何れにしても、莉音も巳継も、もはや各々の理想を達成するために、革命のために命と生涯を投げ打つ覚悟を極めてしまっている。そんな中においてネックとなるのは、世界革命と同等の価値で五人の革命部の仲間たちの命が重きをなしている事なのだろう。それが顕著に現れてしまったのが、劉主席暗殺事件に巻き込まれた時の莉音と巳継だ。あの時、莉音は撃たれた巳継の為に容易に世界革命を果たさなければならないという理想を投げ捨てて、躊躇うこと無く一緒に死のうとしていたわけで。巳継はそれを否定的に捉えているようだけれど、どうなんだろうね。自分の命よりも大事なモノを、革命と大切な人、二つも持っているというのは革命家にとって歪なのか、それともバランスが取れているのか。理想ってのは、高潔な魂在ってこそ。もし巳継を見殺しにして、はたしてあの莉音が理想を変質させず叶える事の出来るような高潔さを維持できるのか。難しいところでしょうね。彼女が巳継たちを巻き込んだのは、きっと彼女一人ではその理想を維持できる自信がなかったからではないでしょうか。誰かが失われた時点で、もうこの革命部は取り返しが付かない変質を迎えるような気がします。
しかし、そんな大切な人達を巻き込んででも、莉音は世界を変えたいんだなあ。それはそれで、凄まじい覚悟である。
ここでようやくあのカルヴァート公爵が出てきたんですが、思ってたような妖怪じじいとは正反対の穏やかな人物で相当に意表を突かれた。なるほどなあ、こういう人物だからこそ、莉音やローザたち革命家と正対する現状維持派の筆頭として存在し得るのか。既得権益を守ることに固執するような人物じゃ単なる悪役だもんなあ。この老人こそ、正しく今の世界の良き側面の守護者なのだろう。こういう人が相手になるのか、こりゃ大変だわ。

シリーズ感想

羽月莉音の帝国 53   

羽月莉音の帝国 5 (ガガガ文庫)

【羽月莉音の帝国 5】 至道流星/二ノ膳 ガガガ文庫

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 bk1

新頭取、爆誕! そして中国進出!?
破たん寸前の日本商業銀行の買収に成功した俺たち革命部。だが想定しうる限りで最悪の人間に経営権を勝手に譲渡し、片山頭取は雲隠れしてしまった! 新頭取がTVや雑誌であることないこと吹きまくるせいで有名になってしまった銀行に、ガンガン集まる定期預金。融資の実態を探ると明らかになった、山のような不良債権。預金者に払う金利2.1%以上に稼がなければ即死確実。そこに満を持して登場──恒太開発グローバル金融商品? そして中国に打って出た革命部を待ち受けるものとは!? 話題沸騰中のビジネスライトノベル第5弾!
恒太の独断専行、どころじゃないな、暴走、あるいは見方によってはクーデターとしか言えない暴挙に呆れ返った前回の展開だったんだが、皆に糾弾されての弁明を聞いて、ちょっとは見直したんですよね。
一応、彼なりの考えがあり、緊急に動かなければならない、という判断があったのか、と。それでも、皆の意見も聞かずに勝手に革命部の方針を無視して、革命部の資産となった銀行を壟断したのはあかんですよ、どう考えたってあかん。それはもう、友人たちに対する裏切りや。
それでも、革命部の仲間というのは上司部下の関係ではなく、あくまで対等な同志であり親友であり家族である。その考えを重視するなら、恒太の行動は彼なりの考えもあったことだし、まだ許容の範囲内なのか、とも思ったのですが……。
その後も、莉音たちの考えや苦労を全く考慮せずに好き勝手し続けてる姿見てると、腹立ってきた。確かに、世間の衆目が彼に集まり、巳継たちはこれまでの好奇の目から遠ざけられ、経営と革命部の活動に集中できたりもしてましたけど、結局その集中して出来たことといえば恒太の尻拭いばっかりなんだもんなあ。否応なく銀行を手中に収めて、無理矢理にでも抱えていた不良債権の問題や、銀行の活用の仕方など一挙に状況は進展したけれど、そんなもんは結果論だもんなあ。恒太の暴走が招いた致命的な危機を場当たり的に回避しようと足掻いた結果であって、計画性なんてどこにも建てる余裕がなかったわけだし。
うーん、やっぱり腹がたつ。これでこいつが何の痛い目も見ずに成功するというのなら、モヤモヤとしたすっきりとしないものが腹に溜まりそうだ。

それはそれとして、恒太のお陰で溜まり続ける銀行預金。しかし、銀行の態勢がまだ整っておらず、しかも日本国内では望外の利率のお陰で、預金が貯まれば貯まるほど借金が膨らむのと同じ構図になり、いきなり破綻の危機。これって、恐ろしくヤバいんじゃないだろうか。資金運用のあてもないのに利率を餌に金を集めまくって、破綻ってよく耳にする詐欺と同じ顛末なような……。
幸いにして、アクアス社長のアイデアにより、証券化構想を主軸に自力で投資先を構築する体制を整えた革命部。だが、国内では既に市場が満たされていた為に、国外にその場を求めることになる。
それこそ、中国!

いや、その展開は理解できるんだが、わからないのが巳継たちの中国リスクへの認識の甘さ。最近の中国問題の盛り上がり以前に、もう何年も前から中国への進出についてのリスクについては繰り返し述べられてきたはずなのに、元々何も知らない巳継はともかく、莉音がその辺随分と認識が甘かったのには意表を突かれたな。
むしろこれは、話の展開上中国の話をしたかったが故に無理やり莉音の危機管理能力を歪めたような形に見えて、ちょっと違和感があった。確かに、恒太の暴走もあって切羽詰った状況もあり、視野狭窄に陥っていた、という状況設定はきちんと敷かれてはいたんだろうけど。
出来れば、これまで散々語りつくされてきた中国リスク、デメリットを踏まえた上で、それでも敢えて中国に進出するに足る輝かしいメリット、があるならそれを魅力的に語ることによって、中国に固執する理由に説得力を持たせて欲しかったんだけど、そこまで意のある話はなかったなあ、残念。危険性についてはねえ、そりゃもう此処何年にも渡ってこれでもかとばかりに言われてる。だから、逆の話があるのならその辺を知りたかったんだがなあ。

そして、陰鬱になるのは、金の話になるとどこをどう走っても暴力団に行き当たる、とでも言いたそうな話の流れ。ぶっちゃけ、社会の構図の成り立ち方がダーティーすぎて、滅入るわこれ(苦笑

さて、革命部のみんながそれぞれにいろんな形で成長してきて頼りになってきたお陰で、革命部部長莉音の当初のような神がかったカリスマ性が少々影を潜めてきてしまっているんですよね。
弱い部分を見せてくれるようになったのは、親しみやすくなったという意味では上々なのだけれど、同時に首領として物足りなくもなっているのです。
だから、また莉音すげえ、と言いたくなるような、世界を覆す革命劇の立役者にして黒幕として相応の、ビックリするような事をやらかして欲しいなあ。

シリーズ感想

羽月莉音の帝国 44   

羽月莉音の帝国 4 (ガガガ文庫)

【羽月莉音の帝国 4】 至道流星/二ノ膳 ガガガ文庫

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世界一の原子力企業ウェスタンユニオンを手に入れるため、その親会社EEにTOB(株式公開買付)を仕掛けることになった……というか莉音やアクアス立花社長にけしかけられた俺。だがEEは世界第14位の超大手総合家電メーカー。資金のアテもないのに本当に買収できるのか? そう思いながらTOBを発表すると、マスコミやネットでは革命部バッシングの嵐、嵐、嵐! しかしあまりに不自然。どうやら今回の革命部批判、ウラで誰かが糸を引いているようだ……。虚を突く買収戦略へと疾走する経営ラノベ第4弾!


硬直化した日本の構造的問題を、ひっくり返すのが不可能だとは思いません。活力ある社会を取り戻したい。そんな願いが、本シリーズ執筆の動機の三%くらいを占めていたりします。
これはあとがきに記された一節であるのですが、三%ってまた微妙な数値ですよね。消費税より少ないよ?
希望よりもむしろ絶望や諦観をうかがわせる数値。理論的には可能だとしても、不可能ではないのだとしても、実際的には難しいとされるものは幾らだってあるわけです。その願いは、信じたいという思い、否定したくないという願望に近いものなんだろうなあ、と本編を読んでいるとなんとなくそんな気がしてくる。
行き詰まりを打破するために生み出された存在の前に立ちふさがるのは、その手綱を握るのはローザだったり海胴だったりという個人の意思ではあるんだけれど、最終的に実際的に本当に彼らの野望を妨げようとするのは、日本の社会の在り方、みたいな描き方がされているとね。そういう風にみえてくる。
面白いのはこの人、大衆や民意という集団意識に対して欠片も期待していないんですよね。みんなが幸せになる、という結末をみんなが一緒に考えて良いと思った方法でもって達成する、ということを全くと言っていいほど信じていない気がする。衆は愚である、と考えているとまでいうとそこまでは言い過ぎか。ただ、絶対的な正しさがあるなどと信じていないし冷めた目で見ていると言っていい。そういうものだと割り切っている、或いは諦めている。これは、別段自分を特別視しているというわけではないですよ、念のため。作中で、巳継が自分と関係ない事だったら同じように踊らされていただろう、みたいな事を言っているように、たとえちゃんと自分ではわかっているつもりでも、大衆の一部という立場に立たされたときそこから逸脱した目線で物事を見るというのは至難の業と言ってもいい。こういう事を書いている自分だって、衆と個を分け隔てて社会の物事を見ることなんてとてもじゃないけど無理だ。
それができてしまうのは、その物事に対して恐ろしいほど確固とした信念を持った人でなければ、容易に世間の空気の撹拌に巻き込まれてしまう。
だからと言って、そんな衆に乱されない揺るぎのない信念を持つ人間が、だったら素晴らしい人間なのかというと、ここで他人には及びもつかない、理解もできないような、凝り固まった信念の、ここは妄執と言ってもいいかもしれない、それくらいの頑なな信念の持ち主として海胴総一朗という巨魁を登場させることで、白黒はっきりさせることを濁していると考えられる。
どう思うかは、自分で考えろってことですね。
逆にいうと、作者にもはっきりさせられる答えを手に入れられてないのかもしれないなあ。衆を愚として糾弾して悦に入っていられるようなら、色々と楽だったんでしょうけどね。まあ、その場合この作品が面白くなっていたかどうかは怪しいものだけど。
でも、ちゃんと受け入れなきゃいけない部分と向き合っている限り、真っ正直に正対してい続ける限り、どこかで現実と正しさの壁に突き当たっちゃうんですよね。核開発はともかくとして、革命部がどうもダーティーな方ダーディーな方へと流れていっているのは、結局は真っ当なやり方ではどこかで行き詰まるか、ルール無視で願望がリスクなしで実現する荒唐無稽で綺麗事の夢物語になってしまう、からなんじゃないだろうか。
この作品、荒唐無稽じゃないの? と思うところがあるかもしれないですけど、むしろ荒唐無稽にしないようにしようとした結果、こんなんなってると私は思ってるんですけどね。

さて、個人の方に眼を向けると、ついにバカが究極的なバカをやらかしてしまって、アチャー、なんですが……さて、あれは、恒太は本当にただのバカなのか。
いえ、実は深い考えがあって、とは言いませんよ。ただ、本当に何もわかってない厨二病の愚者なのか、というとそうは思えないんですよね。以前、莉音が危険に巻き込まないために恒太と沙織、柚を遠ざけようとしたとき、恒太が必死に莉音の企みから外さないでくれと懇願した時の姿を思い出すとね、あの時の姿こそが彼の本当の姿なのではないかと思うのです。
莉音は、そして最近に至っては巳継もまた堂々と世間と渡り合い、痛烈な世論のバッシングにも屈さず毅然と立ち向かい、余人の及ばぬ輝きを放っています。翻って恒太はというと、小さなショッピングサイトこそ任され、時々役に立つ言動や発想で助けとなり、事務面での働きなど評価はされていますが、表舞台に立って活躍している二人に比べると、どうしても地味ですし、恒太本人は自分の在り方に忸怩たるものを抱えていたのではないでしょうか。そんな劣等感を覆い隠す幕として、自分を守るための鎧として、あの現実をまるで見ていないような言動を繰り返している。ところが、それのおかげで余計に恒太の評価が危ういものになってしまうという悪循環。莉音と巳継は恒太の才能を認めてはいますけど、彼の言動もあって全幅の信頼を置いているとは口が裂けても言えないような姿勢でいるんですよね。銀行の件に関しても、恒太の発案にも関わらず、恒太については責任が及ばないところから徐々に勉強させよう、という方針で居る。
これは恒太のありさまを見てると、そりゃ当然だと思いますし、とてもじゃないけど責任ある立場になんかできない、と思うのは仕方ないと思います。経営者として当然の判断です。親友であり幼馴染という立場としても、大切な人の事を思っての事としてはまったく当然のこと。
むしろ、ちょっとずつでも仕事を任せようとしている姿勢は、健気なほど恒太の事を考えてるな、とすら思います。
信頼することと信用することは全く別である、とはよく言う文句でありますけど、莉音たちの恒太に対する考え方はまさにこれだったんじゃないでしょうか。
そして、恒太にとってはそれが我慢ならなかった。それが、この巻の最後の暴挙に繋がったんじゃないでしょうか。
彼は、表面上の言動から想像出来るような馬鹿愚かではないかもしれませんが、結局のところ馬鹿愚かです。こいつは、自分のプライドを守るために、一番裏切っちゃいけない人たちの、信用どころか信頼まですら裏切ってしまったのですから。
こいつはこのままな限り、やっぱり好きにはなれないなあ。

あとがき読んで気になったんですけど、海胴の経歴のモデルになった人。有名人じゃないんですか? 松下幸之助レベルとは言わないですけど、普通に知名度あるものだと思ってたんで、ピンと来る人はまずいない、とか書いているので面食らったんですよね。
……あれ? マジで今の若い人は知らないのか?
なんか、唐突にライトノベルの読者層のメインの年代と自分がもう結構歳の差あるんだ、という事実を突きつけられたみたいで微妙にショックだったんですけど(苦笑

1巻 2巻 3巻感想

羽月莉音の帝国 34   

羽月莉音の帝国 3 (ガガガ文庫)

【羽月莉音の帝国 3】 至道流星/二ノ膳 ガガガ文庫

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 bk1

ここに未来の姿を打ち立てる、つまりはこれも「丘の向こう側」を望まんとする作品だったのだ。

莉音倒れる! 不在のまま TOB 天王山へ──。
「革命部は、日本政府を転覆します! 私たちが世界の旧態依然とした国々へ引導を渡してやるのです!」……テンパって記者会見場でそんなことをブチあげてしまった俺。企業買収となんの関係もないアレな演説に、観ていた全員が凍りついた。死にたいくらい恥ずかしい……と、自宅に引きこもろうとする俺を莉音は無理やり引っぱりあげ、資金調達のためにアメリカに向かうことに。しかし、なんと莉音が倒れてしまう! 俺たちは莉音抜きでアクアスに勝たねばならない……でもどうやって? ますますインフレする経済ライトノベル第3弾!
戦争は政治の延長上にある一手段に過ぎない、というのはよく言われる言葉でありますが、ここで行われている革命部の経済活動も、それが主体でも目的でもなく、望む世界を現出させるための一手段に過ぎず、効果的な武器に過ぎないのだ、というのが最大の山場であったアクアス買収戦を乗り越えたあとに莉音が打ち上げた次の方針を見て、嫌というほど理解した。
一応、経済ライトノベルなんて題目を立てているけれど、これが本当に経済活動を描こうという話だったら、莉音の次の行動は明らかに、イカレ狂ってるんですよね。間違っているとすら言っていいかもしれない。でも、経済活動が莉音の最終目的を達成する一手段に過ぎないというのなら、何も間違ってない、最初から最後まで一貫しているのである。
だから、これを果たして経済ライトノベルと言っていいのか、この巻はまだしも次の巻あたりからは非常に怪しくなってくるんじゃないだろうか。そのうち必ず、革命ライトノベル、と標榜しなければならなくなってきそうに思う。
さて、あらすじにもあるように、この巻において巳継をはじめとする莉音以外の革命部の面々は、莉音に革命部に引っ張りこまれた時に匹敵する、いやさあの時を遥かに上回る意味で、人生の岐路に立たされる。
ハッキリ言って、これまでは巳継も沙織も、莉音に無理やり付き合わされ、仕方なく莉音の言うとおりに言われたことをやっていたに過ぎなかった。そこに彼らの意志や決意、覚悟というものは何もなかったと言っていい。莉音に引っ張られ、あるいは流され、どこか他人事とすら言ってしまって良い気分で、この本流の中を泳いでいたのだ。
しかし、革命部最大の危機、アクアス買収戦も佳境に入ったところで、肝心の莉音が倒れてしまう。そこで初めて、彼らは莉音が無敵の存在でも鋼鉄の精神を持っているわけでもない、自分たちと変わらない人間である事を思い知るのだ。一歩間違えれば、自分を含めて巳継たち大切な弟妹たちを破滅させかねないプレッシャーに精神をすり減らし、ストレスに体を壊してしまう、決して超常の存在ではないのだと、理解する。
絶対的な指導者であり牽引者だった存在の崩壊を前に、それに付き従うばかりだった巳継たちはだが、糸を絶たれた操り人形のように動けなくなるような無様な真似には陥らなかった。すべてを投げ出し逃げ出してしまうような愚かな真似に走らなかった。
彼らは、愛する従姉のために、自らの意志で目の前の危機に立ち向かい、自分たちだけで戦い抜く覚悟を固めたのだ。
この瞬間、革命部は莉音だけのものではなくなり、彼女は本当の革命の同志を手に入れたのだ。

ここからの対アクアス戦のカタルシスは、前の二巻のそれを遥かに上回ることになる。当然だ。仕方なくやらされてやるのと、自ら望んで勇んで行動するのでは、当事者も見ている側のテンションもまるで違う。
巳継は莉音のような先を望むビジョンや創造力も、啓太のような俯瞰的な視野も持たないけれど、覚悟を据えた時の度胸と大胆さはとてつもないんですよね。ビジョンそのものは、倒れる前に莉音が指し示してくれている。気がつかない細かいところは、啓太がフォローしてくれる。精神的に沙織が支えてくれる。となれば、あとは目の前の勝負に勝つだけ。目前のことに対する対処能力、定められた至近目的を達成する能力に関して、巳継は比類なき才能をここで見せつけるわけです。
舞台と武器さえ用意してもらっていたら、あとはなんとかしてと丸投げされても、全部綺麗にやってのける才能、とでもいうべきか。彼を社長に仕立てたのは、莉音が表舞台に立っても色物扱いされるだけで、仕方なく代役として、という部分が大方の理由だったはずだけれど、今になってみると彼こそが現場担当者としてまさに適任だったことが、ここに示されたわけだ。

アクアスに勝利し、莉音が回復して戻ってきた時の、涙涙の盛り上がりには、不覚にももらい泣きしそうになった。一巻を読んだときにはキャラクターものとしてはやってけないだろうな、と思ったんですけれどね。一巻であったようなラノベお約束の益体もない日常パートを排し、激動する革命部活動に一心不乱に励むストーリーの中の彼らを描くことで、キャラも十分立ってきた気がします。話の展開だけを楽しむのではなく、革命部の五人の家族のような絆もまた、この作品の重要なパーツになってきてくれましたしね。

そして、日本最大の衣料メーカー「アクアス」の買収に成功した上で、資金調達に関連して世界第二位の財閥スタインバーグのローザと知己を得て、さらに最大の敵だった立花社長も頼もしい仲間というか顧問になってくれて、万事順調となったところで、ついに莉音の語る革命の姿が彼女の口から語られることに。
革命革命と言いながらも、彼女が目指しているものが見えてこなかったのでやきもきする部分がずっとつきまとっていたわけですが、これで一切合切すっきりした。
しかしこれは……ローザが莉音の身の安全に懸念を示すのも納得の、とんでもない内容だぞ。ソ連という国家が誕生して現実の共産主義国家がどのようなものか露呈する前、まだ共産主義が理想として語られた時代、共産主義者が時の国家にどれほど蛇蝎のごとく嫌われ、憎まれ、恐れられたか。それを思うと、まず莉音は生涯を全うできるとは思えない。彼女の革命が実現に近づけば近づくほど、必ず殺されるぞ、これ。たとえどんな手段に訴えようと。
となると、彼女がアレを欲しがるのも必要不可欠で、否応なく納得できてしまう。できてしまうが、それは悪鬼羅刹の道だぜ、本気かよ。
いや、本気だからこそ、絶対に必要なわけか。偽善やお為ごかしじゃどうにもならない領分だもんな。しかし、なんて徹底した現実主義的な理想主義者だ。理想を叶えるためならば、それ以外のすべての現実を在るが儘に飲み込むか。

あとがきの、作者のこの作品に対する姿勢を込めた言葉の峻烈さがまた凄い。
書きたいものがある、書き著したい世界がある、それを描き出すために書く。建前も綺麗事も抜きにして、偽善もお約束も放り出し、思い描いた果てを書く。
なんてシンプルで、激しい衝動でしょう。
その果てがどのような姿をしているかはわからないが、期待は裏切られないと信じたい。

1巻 2巻感想

羽月莉音の帝国 24   

羽月莉音の帝国 2 (ガガガ文庫)

【羽月莉音の帝国 2】 至道流星/二ノ膳 ガガガ文庫

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これはちょっと驚いた。随分とダーティーなところに手を伸ばすじゃないか。
沙織の父親が経営する広告代理店が、暴力団の関連会社に計画的な支払い不履行を仕掛けられ、資金繰りが悪化、倒産の危機を迎えてしまう。
沙織を救うために莉音を先頭に革命部は相手の暴力団と全面対決に入っていくのだけれど、ここで悪の組織をグゥの音も出せないほどこてんぱんにやっつけるのが普通の痛快娯楽小説の展開なのだけれど、驚いたことにここで革命部は幾つかの攻防のあとに、相手の暴力団、東丈会と手打ちしてしまうんですよね。
特に、この場面で巳継が組長に切る啖呵が印象的なんです。
「最近まで深く考えず生きてきました。世界には、何かとほうもない価値があるものと思っていた。世界は、正しいものだと思っていた」
「ぜんぶ違う。あなた方は間違っていない」
「たしかに、あなた方は方に反することもしている。沙織をさらったことも許さない。やってることも、言ってることもメチャクチャだ。それでも、あなた方は間違っていない」
「だからこそ、あなた方が俺に落とし前をつけるように、いずれ俺もあなた方に落とし前を要求する。覚悟をしておくことだ。俺の腕一本は高くつく」
ここで彼が言っていることは、東丈会が悪だから、間違っているから戦う、倒す、更正させるというんじゃないんですよね。むしろ、相手の土俵に立ち、この世界のルールが相手の側にあることを肯定した上で、自分たちと敵対するならいずれそのルールに則って落とし前をつけてやる、と言ってるんですよ。
そして、ここで組長が引き下がったのは、自分たちのやり方が間違ったのを認めたからではなく、革命部と人脈を繋げることでここで彼らと敵対関係になるよりもより大きな利潤を得られる可能性を見たから。つまり、革命部の将来性に投資してきたわけです。
この後、莉音は巳継が成立させてきた東丈会とのビジネスにおける協力関係を、一切ためらわずに次のビジネスに利用していくのです。これは、昨今賑わせている相撲界の野球賭博など問題にならないくらい真っ黒な関係。実際、アクアスとの買収合戦ではかなりの金額が東丈会に流れているはずですし。
東丈会との抗争より前の、アメリカ旅行の話における、元国連職員の武器商人ジリヤとの交流を含めて、莉音率いる革命部はビジネスのダーティーな部分、清濁の濁の部分を果敢に飲み込んでいくわけです。
いや、なるほどなあ。と、今さらのようになんでこれが、若者たちが会社を立ち上げ、それを大きくしていく話ではなく、敢えて莉音が革命を標榜し、現存の国家の枠を超えた超国家を打ち立てる、なんて理想を掲げているのか、ようやく理解できた。
そうなのか。今まで革命部って、莉音の言う革命を標榜しながら、やっていることは資金集めの企業と会社経営。結局のところ、若い連中が閉塞し停滞しつつある日本の経済界に打って出て、快刀乱麻を断つように大暴れしてスカッと鬱積を晴らすエンターテイメント作品なんだと勝手に思っていたんだけれど……。
これ、本気で革命を打ち立てる話だったんだ。綺麗事や偽善などを抜きにして、酸いも甘いも噛み分けて、清濁併せ呑み、すべてを理想の世界を実現させるために捧げる、世界を革命しようという少女と、彼女に引き連れられた幼なじみたちの物語。
若き少年少女が新しい視点をもって斬新な経営で経済界に新風を吹き込む話とは、まったく筋違いだったんだな。
実際、莉音や巳継たちの経営者としての能力は決して突出したものではないのは、彼らの「おりおんクローズ」が宣伝工作やマーケティングの見通しの甘さなどによって、動き出した途端に行き詰ってしまった事からも伺える。
この後、立花社長率いるアクアスとの激烈な攻防の中で、巳継をはじめとする革命部の面々は傑出した働きを見せ始め、その若き才を開花させていくのですが、果たしてそれが正当な意味での経営能力なのかというと、判断が難しいんですよね。何を以て経営能力というのか、その定義も場面によって変わってくるだろうから、何とも言えないのですが。
というか、わからん! これも経営、あれも経営。小さく括るのは無意味かな。
それでも、真っ当な意味で会社の規模を大きくし、利益をあげていく、そして会社組織を維持していく能力に関しては、やっぱり疑問符がつくんですよね。
後々の展開を見る限り、巳継たち当人もその辺はちゃんと客観的に理解しているみたいでしたけど。

なんにせよ、後半の立花社長との熾烈な攻防が繰り広げられるアクアス買収戦は見所たっぷり。というか、相手の立花社長がやり手な上に人物的にもスマートすぎて、ケンカを売る相手としちゃヤバすぎるww
決着がつかない、というかかなり追い込まれたところで次巻に続く!!

1巻感想

羽月莉音の帝国4   

羽月莉音の帝国 (ガガガ文庫)

【羽月莉音の帝国】 至道流星/二ノ膳 ガガガ文庫

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ああ、これはなるほど! オススメいただいて読んでみたんだが、うん、面白いッ。
このビジネスというテーマは意外と今まで手を出す人が居なかったんだな。漫画だとわりとあるんだが、ライトノベルだと今まであまり見たことの無いジャンルなだけに目新しさがある。いや、それだけだとやっぱり地味になっちゃうんですよね。そこを、地道な商売ではなく非常に攻撃的で智慧を駆使した果敢な商戦を仕掛けることで、後半、特にTOBに入ったところからうなぎのぼりに物語が面白くなっていくのだ。
しかし、ほんとに盲点だったんだな、ビジネスジャンル。【狼と香辛料】で商売の話もいけるというモデルケースが既にあり、さらに【もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら】(正確には経済小説と言えるのか微妙なんだが、経営マネジメント本ではあるので)がミリオンセラーになっているように、決して売れない路線ではないと思うんですよね。筆者は実際に本業は会社経営者だそうなので、リアルなところはリアルに、ハッタリをきかせるところはきかせて、と虚実を正確に把握した上でちゃんと制御してくれそうなので、その意味でも安心できるし期待もできる。
ただ、キャラクターに関しては、これはちょっと残念としか言えないなあ(苦笑
掛け合いにしてもラブコメにしても、ワンパターンの繰り返しになってしまっており、日常パートだけ見るなら、十把一絡でズブズブと埋没してしまいそうな程度。これならいっそ、日常パートを廃して全編渦中に放り込んでもいいんじゃないか、とすら思う。
逆にいうと、このくらいのキャラでありながら、後半ゾクゾクするほど面白くなる、というのは純粋に話の筋立てがキャラを無視して盛り上がってるって事なんですよね。これはなかなか凄いこと。
正直、序盤の展開はトントン拍子すぎて都合良すぎるんじゃないか、とウサン臭さすら感じてたんですけどね。でも、終盤の引きの強さを観てしまうと、この筆者の本領はご近所でチマチマやってるよりも、社会全体を巻き込むくらいのスケールになってからなんだろう、と思わずにはいられなかった。
ということは、これから面白くなる一方ということか。
とりあえず、楽して金儲け出来ないというのはわかったw どんな金額の規模だろうと、とりあえずは死ぬほど働かないと駄目だな、こりゃw
 

9月30日

綾里けいし
(角川スニーカー文庫)
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慶野由志
(角川スニーカー文庫)
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三上こた
(角川スニーカー文庫)
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ヤマモトタケシ
(角川スニーカー文庫)
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桜目禅斗
(角川スニーカー文庫)
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タンバ
(角川スニーカー文庫)
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伏瀬
(GCノベルズ)
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棚架ユウ
(GCノベルズ)
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アロハ座長
(GCノベルズ)
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万野みずき
(GCノベルズ)
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支援BIS
(エンターブレイン)
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ぺもぺもさん
(エンターブレイン)
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とくめい
(エンターブレイン)
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飯田 栄静
(エンターブレイン)
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竹井 10日
(ファミ通文庫)
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小鈴危一
(モンスター文庫)
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川井 昂
(ヒーロー文庫)
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アネコ ユサギ
(ヒーロー文庫)
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朱雀 伸吾
(ヒーロー文庫)
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岩船 晶
(ヒーロー文庫)
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陽山 純樹
(ヒーロー文庫)
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ひだかなみ/山口悟
(ZERO-SUMコミックス)
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おだやか/クレハ
(B's-LOG COMICS)
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藤丸豆ノ介/友麻碧
(B's-LOG COMICS)
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一メルカ/深海亮
(B's-LOG COMICS)
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太田垣康男/矢立肇
(ビッグコミックス スペシャル)
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万乗大智
(少年サンデーコミックス スペシャル)
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9月29日

いのうえひなこ/棚架ユウ
(ライドコミックス)
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餅田むぅ/新山サホ
(ライドコミックス)
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八木ゆかり/保利亮太
(HJコミックス)
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青乃下/まきしま鈴木
(HJコミックス)
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表野まつり/柊遊馬
(HJコミックス)
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9月28日

三雲岳斗/Mika Pikazo
(新潮文庫nex)
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吉上亮/Mika Pikazo
(新潮文庫nex)
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9月27日

異識
(まんがタイムKRコミックス)
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ひさまくまこ
(まんがタイムKRコミックス)
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Koi
(まんがタイムKRコミックス)
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相崎うたう
(まんがタイムKRコミックス)
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セトユーキ
(まんがタイムKRコミックス)
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こめつぶ
(まんがタイムKRコミックス)
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福きつね
(まんがタイムKRコミックス)
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メイス
(まんがタイムKRコミックス)
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9月26日

えすのサカエ/宇野朴人
(角川コミックス・エース)
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相野仁/市倉とかげ
(角川コミックス・エース)
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平未夜/之貫紀
(角川コミックス・エース)
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大和田秀樹/矢立肇
(角川コミックス・エース)
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今ノ夜きよし/イノノブヨシ
(角川コミックス・エース)
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Ark Performance
(角川コミックス・エース)
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石田あきら/東出祐一郎
(角川コミックス・エース)
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前田理想/沢村治太郎
(角川コミックス・エース)
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鏡/丘野優
(角川コミックス・エース)
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東方Project/芦山
(電撃コミックスEX)
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笹倉綾人
(電撃コミックスNEXT)
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苗川采
(電撃コミックスNEXT)
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Dormicum
(電撃コミックスNEXT)
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山路新
(電撃コミックスNEXT)
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宝乃あいらんど/震電みひろ
(電撃コミックスNEXT)
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小早川ハルヨシ/金斬児狐
(アルファポリスCOMICS)
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くろの/永島ひろあき
(アルファポリスCOMICS)
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9月25日

涼樹悠樹
(オーバーラップ文庫)
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迷井豆腐
(オーバーラップ文庫)
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友橋かめつ
(オーバーラップ文庫)
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ネコクロ
(オーバーラップ文庫)
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ネコ光一
(オーバーラップ文庫)
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白米 良
(オーバーラップ文庫)
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白米 良
(オーバーラップ文庫)
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でんすけ
(MFブックス)
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出井 啓
(MFブックス)
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一分 咲
(MFブックス)
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筧千里
(MFブックス)
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カヤ
(MFブックス)
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波多ヒロ/あまなっとう
(ガルドコミックス)
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やもりちゃん/じゃき
(ガルドコミックス)
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もちろんさん/猫子
(ガルドコミックス)
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吉川英朗/月夜涙
(ガルドコミックス)
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吉乃そら/ネコ光一
(ガルドコミックス)
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天羽銀/迷井豆腐
(ガルドコミックス)
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卯乃米/桜あげは
(ガルドコミックス)
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綾北まご/冬月光輝
(ガルドコミックス)
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9月24日

棚架ユウ/丸山朝ヲ
(バーズコミックス)
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天乃咲哉
(バーズコミックス)
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洋介犬
(バーズコミックス)
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かくろう/石神一威
(バーズコミックス)
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小林立/五十嵐あぐり
(ガンガンコミックス)
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小林立/五十嵐あぐり
(ビッグガンガンコミックス)
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小林立/めきめき
(ビッグガンガンコミックス)
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長田悠幸/町田一八
(ビッグガンガンコミックス)
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小林立
(ヤングガンガンコミックス)
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小林立/めきめき
(ヤングガンガンコミックス)
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福田晋一
(ヤングガンガンコミックス)
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田尾典丈/三雲ジョージ
(ヤングガンガンコミックス)
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戌森四朗
(ヤングガンガンコミックス)
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六本順
(ヤングガンガンコミックス)
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田澤裕/友井太郎
(ヤングガンガンコミックス)
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9月22日

十文字 青/原作・プロデュース:Eve
(MF文庫J)
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総夜ムカイ/原作・監修:みきとP
(MF文庫J)
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両生類 かえる
(MF文庫J)
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木緒 なち
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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川口士
(ダッシュエックス文庫)
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川口士
(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
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川口士
(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
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赤金武蔵
(ダッシュエックス文庫)
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河本ほむら/尚村透
(ガンガンコミックスJOKER)
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河本ほむら/斎木桂
(ガンガンコミックスJOKER)
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昆布わかめ
(ガンガンコミックスJOKER)
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サラ イネス
(イブニングKC)
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ハナツカシオリ
(モーニング KC)
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江口夏実
(モーニング KC)
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瀧下信英/津田彷徨
(モーニング KC)
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藤本正二/Juan Albarran
(モーニング KC)
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千嶌オワリ/津田彷徨
(モーニング KC)
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森高夕次/足立金太郎
(モーニング KC)
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一乃ゆゆ/佐島勤
(MFコミックス アライブシリーズ)
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杉井光/篠アキサト
(MFコミックス アライブシリーズ)
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ぐう/水無瀬
(MFC)
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柏木郁乃
(MFC)
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倭ヒナ/ぷにちゃん
(MFC)
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9月21日

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9月20日

大和田秀樹
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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クール教信者
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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いとうえい
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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小宮地千々
(GCN文庫)
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一色一凛
(GCN文庫)
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風間レイ
(TOブックス)
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やしろ
(TOブックス)
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もちもち物質
(TOブックス)
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夕立悠理
(TOブックス)
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鳴沢明人
(HJ NOVELS)
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はぐれメタボ
(HJ NOVELS)
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9月19日

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9月16日

橘 公司
(富士見ファンタジア文庫)
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長岡 マキ子
(富士見ファンタジア文庫)
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羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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七斗 七
(富士見ファンタジア文庫)
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いつきみずほ
(富士見ファンタジア文庫)
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ラマンおいどん
(富士見ファンタジア文庫)
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ラチム
(富士見ファンタジア文庫)
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紫大悟
(富士見ファンタジア文庫)
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朝陽千早
(富士見ファンタジア文庫)
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コイル
(電撃の新文芸)
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相原あきら
(電撃の新文芸)
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イダタツヒコ/広江礼威
(サンデーGXコミックス)
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やまむらはじめ/広江礼威
(サンデーGXコミックス)
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坂崎ふれでぃ
(サンデーGXコミックス)
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了子
(裏少年サンデーコミックス)
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神内アキラ
(裏少年サンデーコミックス)
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柊一葉/じろあるば
(裏少年サンデーコミックス)
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内藤マーシー
(講談社コミックス)
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宮島礼吏
(講談社コミックス)
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久世蘭
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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裏那圭/晏童秀吉
(講談社コミックス)
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むちまろ
(KCデラックス)
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硬梨菜/不二涼介
(KCデラックス)
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さゆこ
(フロース コミック)
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あるてぃ/染井由乃
(フロース コミック)
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原泰久
(ヤングジャンプコミックス)
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中村力斗/野澤ゆき子
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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雪森寧々
(ヤングジャンプコミックス)
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小瀬木麻美/宮田ダム
(ヤングジャンプコミックス)
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キナミブンタ
(ヤングジャンプコミックス)
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大河原遁
(ヤングジャンプコミックス)
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武田綾乃/むっしゅ
(ヤングジャンプコミックス)
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子新唯一
(ヤングジャンプコミックス)
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グレゴリウス山田
(ヤングジャンプコミックス)
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ヤマザキマリ
(ヤングジャンプコミックス)
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スガワラエスコ
(ヤングジャンプコミックス)
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スガワラエスコ
(ヤングジャンプコミックス)
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瀬尾つかさ/bomi
(ヤングジャンプコミックス)
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川口士/的良みらん
(ヤングジャンプコミックス)
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9月15日

コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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松江名俊
(少年サンデーコミックス)
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草場道輝/高谷智裕
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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福地翼
(少年サンデーコミックス)
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青山剛昌
(少年サンデーコミックス)
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青山剛昌/阿部ゆたか
(少年サンデーコミックス)
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かんばまゆこ/青山剛昌
(少年サンデーコミックス)
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田中現兎
(マガジンエッジKC)
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川田暁生
(マガジンエッジKC)
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ひな姫/猫又ぬこ
(マガジンエッジKC)
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水森崇史
(講談社コミックス)
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ひととせひるね
(講談社コミックス月刊マガジン)
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杜乃ミズ/餅月望
(コロナ・コミックス)
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中島鯛/ほのぼのる500
(コロナ・コミックス)
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まいたけ/生咲日月
(コロナ・コミックス)
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わかさこばと/春の日びより
(コロナ・コミックス)
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羽尻伊織/鉄人じゅす
(コロナ・コミックス)
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ハム男
(アース・スターノベル)
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友麻碧
(富士見L文庫)
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柚原 テイル
(富士見L文庫)
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七沢 ゆきの
(富士見L文庫)
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9月14日

鳥羽徹
(GA文庫)
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神田暁一郎
(GA文庫)
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佐伯さん
(GA文庫)
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佐伯さん
(GA文庫)
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海空りく
(GA文庫)
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海月くらげ
(GA文庫)
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柚本悠斗
(GA文庫)
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白石定規
(GAノベル)
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白石定規
(GAノベル)
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守雨
(GAノベル)
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金明豪×KJ
(アフタヌーンKC)
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こだまはつみ
(モーニング KC)
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9月13日

横島日記
(リュウコミックス)
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わらいなく
(リュウコミックス)
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9月12日

荒川弘
(ガンガンコミックス)
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河添太一
(ガンガンコミックス)
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宮澤伊織/水野英多
(ガンガンコミックス)
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南海遊/村山なちよ
(ガンガンコミックス)
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高津カリノ
(ガンガンコミックス)
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オジロマコト
(ビッグコミックス)
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ゆうきまさみ
(ビッグコミックス)
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田岡りき
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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源素水
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん
(裏少年サンデーコミックス)
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七尾ナナキ
(裏少年サンデーコミックス)
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空谷玲奈/昴カズサ
(ガンガンコミックスONLINE)
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高野裕也
(ガンガンコミックスONLINE)
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礼島れいあ
(ガンガンコミックスONLINE)
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長岡マキ子/カルパッチョ野山
(ガンガンコミックスONLINE)
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森貴夕貴
(アース・スター コミックス)
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咲メギコ/師裏剣
(アース・スター コミックス)
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瑚澄遊智/漂月
(アース・スター コミックス)
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しろ
(アース・スター コミックス)
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檜山大輔
(アクションコミックス)
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浜田よしかづ
(アクションコミックス)
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ピロヤ
(メテオCOMICS)
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火曜
(まんがタイムKRコミックス)
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カエルDX
(まんがタイムKRコミックス)
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霜月絹鯊
(まんがタイムKRコミックス)
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そめちめ
(まんがタイムKRコミックス)
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9月10日

餅月望
(TOブックス)
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もちだもちこ
(TOブックス)
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岡崎マサムネ
(TOブックス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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榛名丼
(TOブックス)
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9月9日

アサウラ/Spider Lily
(電撃文庫)
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アサウラ
(電撃文庫)
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佐伯庸介
(電撃文庫)
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西 条陽
(電撃文庫)
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宇野朴人
(電撃文庫)
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三河ごーすと
(電撃文庫)
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佐島 勤
(電撃文庫)
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鎌池和馬
(電撃文庫)
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駒居未鳥
(電撃文庫)
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逢縁奇演
(電撃文庫)
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ミサキナギ
(電撃文庫)
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丸深まろやか
(電撃文庫)
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岬 鷺宮
(電撃文庫)
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夏 みのる
(カドカワBOOKS)
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遠野 九重
(カドカワBOOKS)
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明。
(カドカワBOOKS)
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流優
(カドカワBOOKS)
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愛七 ひろ
(カドカワBOOKS)
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ヤマザキコレ
(BLADEコミックス)
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ツクモイスオ/三田誠
(BLADEコミックス)
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住川惠/甘岸久弥
(BLADEコミックス)
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yoruhashi
(BLADEコミックス)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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横山コウヂ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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福原蓮士/つちせ八十八
(ドラゴンコミックスエイジ)
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稲葉白
(ドラゴンコミックスエイジ)
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二式恭介
(ドラゴンコミックスエイジ)
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遠野ノオト/流優
(ドラゴンコミックスエイジ)
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はっとりまさき
(ドラゴンコミックスエイジ)
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神谷ユウ/桜木桜
(角川コミックス・エース)
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吉岡剛/菊池政治
(角川コミックス・エース)
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唐澤和希/藤本れもち
(角川コミックス・エース)
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皇ハマオ/月夜涙
(角川コミックス・エース)
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緒原博綺
(角川コミックス・エース)
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げしゅまろ
(角川コミックス・エース)
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ヨシラギ
(角川コミックス・エース)
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RYOMA/カンブリア爆発太郎
(角川コミックス・エース)
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レフトハンド/伽藍堂
(角川コミックス・エース)
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窪茶/涼暮皐
(角川コミックス・エース)
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ゼロキ/雪村ゆに
(角川コミックス・エース)
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蟹丹/トネ・コーケン
(角川コミックス・エース)
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TYPE−MOON/中谷
(角川コミックス・エース)
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Team RWBY Project/スエカネクミコ
(電撃コミックスNEXT)
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コトバノリアキ
(KCデラックス)
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吉村英明/木嶋隆太
(KCデラックス)
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金田陽介
(講談社コミックス)
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大森藤ノ/青井聖
(講談社コミックス)
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中丸洋介
(講談社コミックス)
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9月8日

エターナル14歳/御子柴奈々
(KCデラックス)
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ヤチモト/resn
(KCデラックス)
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ヤスダスズヒト
(シリウスKC)
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茅田丸/丁々発止
(シリウスKC)
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内々けやき/あし
(シリウスKC)
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マツモトケンゴ
(シリウスKC)
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くうねりん
(シリウスKC)
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光永康則
(シリウスKC)
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芳橋アツシ/延野正行
(シリウスKC)
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亜希乃千紗
(シリウスKC)
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9月7日

赤堀君
(アフタヌーンKC)
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伊口紺/保志レンジ
(アフタヌーンKC)
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LEN[Aー7]
(アフタヌーンKC)
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深山鈴/茂村モト
(ガンガンコミックスUP!)
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森田季節/出水高軌
(ガンガンコミックスUP!)
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ケンノジ/松浦はこ
(ガンガンコミックスUP!)
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羽柴実里/zinbei
(ガンガンコミックスUP!)
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常磐くじら/桃山ひなせ
(ガンガンコミックスUP!)
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串木野たんぼ/ぽんこつわーくす
(ガンガンコミックスUP!)
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鈴木竜一
(SQEXノベル)
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初枝れんげ
(SQEXノベル)
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十夜
(SQEXノベル)
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9月6日

西尾 維新
(講談社)
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智弘カイ/カズタカ
(KCデラックス)
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二階堂 幸
(KCデラックス)
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9月5日

和成 ソウイチ
(ドラゴンノベルス)
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白水 廉
(ドラゴンノベルス)
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釜田/六つ花えいこ
(フロース コミック)
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御守リツヒロ/柚原テイル
(フロース コミック)
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轟斗ソラ/柏てん
(フロース コミック)
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ORKA/Spice&Kitty
(フロース コミック)
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9月2日

(TYPE-MOONBOOKS)
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浅野りん
(角川コミックス・エース)
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ナカノ/八木羊
(角川コミックス・エース)
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日月ネコ/渡辺恒彦
(角川コミックス・エース)
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バラ子
(角川コミックス・エース)
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赤羽ぜろ
(角川コミックス・エース)
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三部けい
(角川コミックス・エース)
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縞野やえ/MB
(角川単行本コミックス)
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葦原大介
(ジャンプコミックス)
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マポロ3号
(ジャンプコミックス)
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権平ひつじ
(ジャンプコミックス)
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タカヒロ/竹村洋平
(ジャンプコミックス)
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助野嘉昭
(ジャンプコミックス)
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空もずく/十森ひごろ
(ジャンプコミックス)
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猗笠怜司
(ジャンプコミックス)
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横山左
(ジャンプコミックス)
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岩田雪花/青木裕
(ジャンプコミックス)
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矢吹健太朗
(ジャンプコミックス)
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稲岡和佐
(ジャンプコミックス)
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叶恭弘
(ジャンプコミックス)
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大@nani/吉緒もこもこ丸まさお
(ジャンプコミックス)
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LINK/宵野コタロー
(ジャンプコミックス)
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LINK/SAVAN
(ヤングジャンプコミックス)
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桂イチホ/ふか田さめたろう
(PASH!コミックス)
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