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聖剣学院の魔剣使い

聖剣学院の魔剣使い 8 ★★★☆   



【聖剣学院の魔剣使い 8】  志瑞祐/遠坂あさぎ MF文庫J

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10歳児に転生した最強魔王とお姉さん達の学園ソードファンタジー第8弾!

ヴェイラと共闘し、〈海王〉を倒したレオニスの前に現れたのは、死んだはずのリーセリアの父、クリスタリア公爵だった。レオニスは彼を追い詰めるが〈天空城〉の次元転移に巻き込まれ、リヴァイズ、ヴェイラと共に異世界へ飛ばされてしまう。一方、帝都に残るリーセリアは鬼教官シャーリのもと〈聖剣剣舞祭〉に向けて特訓するのだった。「レオ君はこんなに厳しくなかったわ」「あの御方はあなたに甘すぎるのです!」そしてレオニス不在の中、陰謀渦巻く聖剣士の祭典が始まる――!

シャーリ、普通に見つかって正体バレましたな!!
今までこっそり隠密していた(ちらちら目撃はされてましたが)のがあっという間にパーである。いや、シャーリの存在がバレるにしてももうちょっと劇的だったりドラマチックだったり状況的に仕方なくだったり、というまあそれなりに格好の良い、或いは格好のつく正体バレになるのかな、と思っていたのですが、本当に普通にドアを開けたらばったり、というどうしようもない理由でバレちゃったんですが。
さすがシャーリ、ある意味期待を裏切らないw
まあレオニスの影武者でセリアさんには存在自体は知られていたので、仕方ないと言えば仕方ないのですが。
話の方は、レオニスとヴェイラ、リヴァイズという魔王が揃ったサイドと、聖剣剣舞祭に向けてのセリアたちの学園サイドの2局面での分割進行となっていましたが、ヴォイドや女神の秘密がわかりそうでわからない微妙なラインをずっとせめてくるなあ。
ヴォイドの誕生には女神が絡んでいるみたいなんだけれど、その女神の正体が果たしてレオニスの主君たるあの人なのかは、まだはっきりしないんですよね。ただ、はっきりと関係ない別人、とかじゃないのは、女神の使徒として暗躍している連中がどうも魔王の1柱だったり、レオニス含めた魔王たちの配下だったりする以上は、無関係ではないのだろうけれど。
とりあえず、クリスタリア公爵当人が黒幕だった、という展開ではなさそうなのでセリアさんの気持ち的にはちょっと安心した。これで父親がすべての黒幕だった、とかだったら救いようないですもんね。
しかし、レオニスのショタ化は他の魔王からしてもなかなか衝撃的だったのか。なんか感情が薄そうなリヴァイズですら、ショタコンの卦を見せてたもんなあw

実際、レオニスを直で見ても敵側の連中は彼を不死の魔王とは気づいていないわけですし。レオニスの正体に関する情報が敵側には完全に伏せられている、というのはやはり大きいアドバンテージですよ。未だ、不死の魔王は眠りについている、というのが相手の現状認識なわけですし。

そう考えると、レオニスの眷属でありながら今目立つ表舞台に立っているリーセリアはレオニスの秘密がバレる要因にもなるのか。実際、今現在女神の使徒として暗躍していたかつてのレオニスの部下であるイリスと交戦状態に陥って、レオニスから送られた戦闘衣装である真紅のドレスから何らかのレオニスとの関わりがある、と察知されてしまっているわけですしね。
でも、レオニスってかつての魔王時代の部下、みんなこう普通に悪そうな奴ばっかりだねw 
シャーリの中に封印されていた第3の眷属も大概アレな人みたいですし。ってかあれって、シャーリの別人格、ってわけじゃないのか。あくまでシャーリは肉体の器であり封印器であって、ラクシャーサと呼ばれる魔神の魂とは別の存在なのね。別人格、というのもシャーリ実はツヨツヨ、という感じで面白かったかもしれないですが。

さて、そのシャーリにスパルタで鍛えられまくっていたセリアさん。せっかく、修行強化がなされたのですから、やっぱりその成果を見せてくれないと。あの聖剣剣舞祭の対戦相手であるシャトレス姫も、同じ不死者として相対することに成ったイリスも、どうもセリアさんの事ナメくさって見くびっていらっしゃるようなので、ここはバシッと一発食らわせて目にもの見せてやらないと。
という場面で颯爽と現れてセリアさんを助けてしまうレオニスくん。君、ちょっと過保護すぎじゃないですか? そこはもうセリアさんに任せて自力でケリつけるのを見守るところですよー。
次回でちゃんと、セリアさんに決着任せてくれるかもしれませんが。


聖剣学院の魔剣使い 7 ★★★☆   



【聖剣学院の魔剣使い 7】  志瑞祐/遠坂あさぎ MF文庫J

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10歳児に転生した最強魔王とお姉さん達の学園ソードファンタジー第7弾!
「――〈海王〉リヴァイズ・ディープ・シー!?」海の底に眠る〈天空城〉で、竜王ヴェイラが遭遇したのは、古代の海を支配した最強の魔王だった。火花散らし、激突する二人の魔王。一方、レオニスの所属する第十八小隊は〈帝都〉で開催される聖剣士の武闘大会、〈聖剣剣舞祭〉に参戦することに。復讐のため魔王の配下となる咲耶、王家の宿命に導かれるレギーナ、〈魔剣計画〉の裏で暗躍する、フィレット家と戦う覚悟を決めたエルフィーネ。それぞれの因縁を抱え、舞台は人類最後の絶対防衛戦――帝都〈キャメロット〉へ。嵐の前に静けさはない。嵐の前には〈魔王〉が来る――!!


こうしてみると、セリアの部隊のメンバー。リーセリアにレギーナ、エルフィーネ、そして咲耶と四人ともそれぞれに並々ならぬ事情を抱えているんですよね。四人とも高貴な身分でありながら、その立場を失ってしまっている身でもある。エルフィーネは厳密には違うけれど、密かに実家とは対立しているわけですしね。
各々の事情については、これまでだいたい一人にスポットをあてて一巻ほど掛けて描いてきたわけですけれど、帝都での大規模イベント〈聖剣剣舞祭〉に参戦する事になったのを期にみんなの抱えている問題が一堂に会する形で浮き彫りになってきた感がある。
その中心はエルフィーネが探っている魔剣計画とそれを主導していると思しきフィレット家。ついにアンタッチャブルだったフィレット伯爵家、実家の父や兄たちと対決する覚悟を決めたエルフィーネを裏面に、表側では特別招待枠として参加することになった〈聖剣剣舞祭〉。という事になっているけれど、レギーナも実の姉妹であるはずの王族と対面することになり、咲耶も一族の行く末をかけてレオニスが化けている魔王の配下として、帝都で暗躍することになり。と、せわしなくなっている一方でリーセリアに関しては、家の事情関係なく話が進むのかな、と思ってたんですよね。
セリア自身は、レオの第一の眷属という立場がヴェイラの再びの登場で脅かされて、なぜかレオにくっついて眷属と名乗るヴェイラと張り合ってしまい……という感じにレオとの関係の方で忙しそうにしていたんでねえ。クリスタリア公爵家の生き残り、という立場故に特別招待枠で武闘大会に参戦することになった、という事情だけで実家関係の話は十分大変そうだっただけにセリアについてはそれ以上クリスタリア公爵家云々の話は掘り下げられないかな、と。少なくとも実際に大会がはじまるまでは関係ないかな、と思っていたのですが……。
ラストで思いっきりひっくり返されてしまいましたよ。正直、その人物の登場は結構驚いた。
なかなか怒涛の展開になってきていて、それだけこの帝都編が山場という事なのでしょう。そろそろ、黒幕の正体と目的についても暴いてきてほしい頃合いだっただけに、ここに来てのストーリーの激しい動きようは大歓迎である。敵の正体はもとより、いったい何を目論んでいるのか、何をしようとしているのかがわからないまま、というのはひたすらに受け身で居続けないといけない状態でもありましたからね。
不死王レオニスの復活を、敵側に今の今まで悟られていない、というアドバンテージもあったので一方的に受け身だった、というわけでもないのですけれど。
おかげで、わりとレオニスはこれまで呑気に過ごしているんですよね。帝都に来たら来たで普通に観光気分ですし。シャーリーが届けてくれる食べ物レポート、結構重宝してるでしょう、レオくんw
本来の諜報活動よりも、美味しい食べ物探しの方がレポート量多いじゃないか、とツッコミながらもそれを咎めるでもなく、何気に楽しみにしてるんじゃないか、というくらいに読み込んでますし。
それ、普通にシャーリー編纂のイベントや観光スポット、お店情報誌な帝都ウォーカーですよねw
しかも、セリアとのデートでレポートが役に立ったものだから、シャーリーに勲章を授与しようか、とまで悩んでますし。呑気だw

とはいえ、ヴェイラと組んでのリヴァイズとの激突に、最後のあの人物の出現、といつまでも呑気してられなくなったか。風雲急を告げるなかで次回に続く。



聖剣学院の魔剣使い 6 ★★★☆   



【聖剣学院の魔剣使い 6】  志瑞祐/遠坂 あさぎ MF文庫J

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10歳児に転生した最強魔王とお姉さん達の学園ソードファンタジー第6弾!

「レオ君――君は、一体何者なの?」〈死都〉での任務より帰還したレオニスを待っていたのは、リーセリアによる質問攻めだった。魔王の秘密は遂にバレてしまうのか!? 一方、咲耶の周囲では〈桜蘭〉出身の武装傭兵団が〈第〇七戦術都市〉を巻き込む恐ろしい計画を実行しようとしていた。かつての同胞を止めるため、ひとり奔走する咲耶は、謎の魔王(※レオニス)に接近する。「魔王の力を貸りるには、それなりの対価が必要だな」「え、えっちな要求か?」「違う!」明かされる〈桜蘭〉滅亡の真実。姿を現した咲耶の姉。そして、レオニスの師にして〈六英雄〉最強の〈剣聖〉が目を覚ます――!

レオくん、想定外のことが起こるとわりと内心でいつもテンパってますよね。今回にしてもセリアに正体がバレたときにしても、予想外のところで咲耶と行き会ってしまった時も、え!?え!?どうしよう!?どうする!?てな感じで慌ててますし。まあ慌てて軽率な失敗をしないあたりは流石なのですが、テンパってる時点で可愛いんですよ、ショタ可愛いんですよ。
君はずっとそんな感じで居てください。
……いや、セリアに事情の一端を明かしたとき、けっこうやらかしてないかしら。魔王と告げなかったのはともかくとしても、探しているロゼリアという人物が現世ではただの女の子という情報は、セリアさんちょっと引っかかっちゃうんじゃないだろうか。
古代の王国の王様だった、という話をしながら、魔王だという事に関しては言わなかった件についても、別に言っちゃっても良かっただろうにそこまで踏ん切れなかったのか。彼が勇者から魔王になった詳しい事情については明かされていないので何とも言えないのだけれど、少なからず親しかった人たちが敵に回ったことが心に残っているんですね。魔王だと知れた時にどう反応されるかが引っかかって踏ん切れなかったというのは、それだけセリアの事を大切に思っているからなんだろうけど。情報の小出しは後々話がもつれる要因になりそう。
ただでさえ、他では魔王ゾールなんて名乗って活動はじめているわけですし。それでついつい咲耶と接触してけっこうがっつり関わるはめになっちゃってるわけですしね。
彼がそうして徹底して自分の正体隠していることは、敵側にも一切その存在を気取られていないという点で大きなアドバンテージを稼いでいるのも確かなんでしょうけど。
セリアに埋め込まれていた女神の欠片とやら、普通の展開なら後々芽を出して取り返しのつかない事態に陥る原因になりそうなものなのに、あっさりレオくん除去しちゃいましたしね。いや、取っちゃうの!? 取れちゃうの!? とびっくりしてしまうくらい簡単に取っ払っちゃったもんなあ。なんやかんや理由つけて、現状では手を出せないみたいな展開にもならず。これ、埋め込んだ敵サイドはこれ気づいていなくて、未だに「ふふふ」とほくそ笑んでるわけで、若干間抜け面を晒してるんですよねw
ただ、果たしてこの欠片を除去してしまった展開が思わぬことにならなければいいんですけど。もしかしたら、埋め込まれたままだった方が違う展開になったという可能性も、セリアと女神の繋がりしだいではアリ得るわけですから。まあこればっかりは話が進まないとわからないのですけれど。

そろそろ咲耶側の事情も明らかにしてきてくれたわけですけれど、彼女は彼女で孤高に半分闇に身を沈めながら修羅に堕ちても外道に堕さず、の矜持を示しながらヴォイドを斬って回っている姿はさながらダークヒーローなんですよね。
魔王軍としてはスカウト上等なのか、この場合。でも、スカウトする際に取引で彼女だけではなく咲耶のもとに集っている彼女の国の民まで臣下になるように要求するというのは、最初からあんまり取り込むつもりはなかったんでしょうね。ブラッカスも、あんまり気が進まない感じでしたし。
結局、レオくんは眷属であるセリアも含めて、あんまり魔王サイドに取り込もうという姿勢は見せないんですよね。魔王の配下になるという事は人類の敵になるという事、それを彼女たちに強いる事に抵抗を覚えているのか。あんまりそのあたり言及されないので、想像するしか無いのだけれど。
セリアをせっせと育てたり、今回咲耶に新たな力を授けたり、と彼女たちの強化にはせっせと勤しんでいるのですけどねえ。

そうこうしているうちに、復活したレオくんが初めて遭遇する自分よりも強力な敵。ここで、まさか魔王である彼に「聖剣」が発現するのは予想外でした。いやだって、魔王に聖剣って。
セリアがずっと悩んでいたように、この世界では皆に聖剣が発現する以上、人間として生まれ変わったレオくんにもその可能性がある、というのはそれこそ言われるまでさっぱり頭になかったなあ。
となると、そもそも「聖剣」とはなに? という話になってくるんですよね。ヴォイドの正体からして、未だに殆どわからない状態である以上、あまりにも情報が足らないのだけれど。
いずれにしても、大きく事態が進展したのには間違いなく。剣聖のヴォイドがセリアの事を女神の器と言ったのは今回レオくんもはっきり聞いたわけですから、セリアの正体についても話が進んでいくんじゃないでしょうか。さらに、新たな魔王も登場して、ということで話も新たな段階に進みそう。


聖剣学院の魔剣使い 5 ★★★☆   



【聖剣学院の魔剣使い 5】 志瑞祐/ 遠坂 あさぎ MF文庫J

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「よくもあたしを殺してくれたわね、レオ♪」波乱に満ちた聖灯祭の余韻も残る中、レオニスの前に現れたのは、倒したはずの〈竜王〉ヴェイラだった。暴虐の竜王に脅され、しかたなく都市を案内するレオニス。「大変、レオ君が誘拐されたわ!」こっそり二人を追うリーセリアだが、なぜかプールでヴェイラと勝負することに。そんな平和(?)な時間も束の間、第十八小隊に与えられる〈巣〉の殲滅任務。その目的地である〈死都〉では、魔王軍大参謀ゼーマインが、恐るべき〈不死者の魔王〉を復活させる陰謀を企てていた――!

ヴェイラ、あれで死んでなかったのか。どころか、あれで死んでないのどう殺しても死なないんじゃないだろうか。単細胞生物のスライムでもあるまいに、侵食汚染された部分切り離して自意識も覚醒させる、ってほぼ何でもありなんじゃないのそれ?
不死者の魔王顔負けの不死っぷりである。わりと力押しの脳筋っぽい竜王ですらこれなのだから、段々と情報解禁しだしている他の魔王たちもこれ、絶対死んでないだろうし格下に利用されるようなタマじゃなさそうなんだよなあ。絶対曲者揃いだ。
魔王同士よく衝突していたみたいなことをレオニスは常々語っていたけれど、ヴェイラとの気のおけない様子を見ていると、他の魔王とも別に仲が悪かったわけではなかったんだろうな。単にコミュニケーション方法が暴力的だっただけで。
ヴェイラを案内するレオニスの様子はデートみたいな雰囲気とは程遠かったものの、一応この戦術都市は自分の王国扱いしているレオくんなので、現代初体験のヴェイラに対してどーだすごいだろー、的に自慢気に案内して回る姿がちょっと可愛かった。いや、君が作った都市じゃないでしょうに。
レオくん、わりと中身も見た目相応に子供っぽくなってる疑惑は常々あったのだけれど、魔王時代からの知己であり同格であるヴェイラ相手ですら子供っぽさが抜けないあたり、完全にメンタルも幼くなってるぞ、これ。お陰で魔王ムーブかましている時もちびっこが背伸びしてカッコつけてるようにしか見えないのも気の所為ではなかったのかもしれない。名探偵コナンのコナンくんみたいに小学生してるの演技だけで中身ふてぶてしい高校生なのとは、全然違うっぽいんですよねえ。
それがレオくんの可愛らしい魅力につながっているし、お姉さんたちに可愛がられるのに違和感を感じない要因なのでしょうけれど。
とはいえ、お陰で周りはみんなレオくんを弄り回すお姉さんばかりなので、実は対等に接するヴェイラというのはなかなか新鮮な関係者でもあるんですよね。その他では見られなかった対等な関係に、セリアが触発されてこいつは見逃せねえ、と危機感を覚えるきっかけになるのですが。
今まで、他の女性陣が接触してきてもこんな風に嫉妬を感じることあまりなかったですしねえ。
現実的にも、魔王であるレオニスと対等に接する事のできる相手というのは同格の魔王しかいないだけに、そのヴェイラとこうして気のおけない関係でいられるというのは得難いものなのかもしれません。場合によっては、彼女を眷属化していた可能性もあるんですよね。それを回避出来たのは良かったのでしょう。彼女とは対等の関係であるほうが気持ちの良い間柄でいられそう。
とはいえ、こんなにあっさり遊ぶだけ遊び倒したら出ていってしまうとは思いませんでしたけど。でも、敵側にもヴェイラが生存している情報は知られていないだけに、彼女が遊軍としてフラフラ徘徊してくれているのは、いざという時かなりの助けになりそう。
生存が知られていない、というとまさに主人公であるところのレオニスもまだ封印されてると思われてたんですねえ。
敵側が今度は不死者の王を復活させる、とドヤ顔で暗躍しはじめた時は、なんかもう微妙に間抜けた図に微笑ましさすら感じてしまいました。その魔王さま、とっくに復活していらっしゃいますから。現代満喫していらっしゃいますから。いや、満喫してるのは部下のメイドとわんこの方かもしれないけど。
ただこうしてみるとレオニスの復活というのは本当に想定外のイレギュラーなんだなというのがわかるんですよね。敵サイドはそれなりに綿密なスケジュールと計画に基づいて動いているみたいですし、その中で眠れる魔王が勝手に目を覚ましている事態、なんてのは全く考えられていなかったようですし。となると、その事態を引き起こしてしまった、つまり本来なら絶対に目を覚まさないはずのレオニスを復活させたセリアという娘の異常さが際立ってくるわけです。

さらに、タイトルにもなっている聖剣と魔剣についてもかなり不穏な状況が見えはじめてきました。【聖剣学院の魔剣使い】というタイトル、単にみんなが聖剣使ってる学校の中でこっそり魔剣使って無双します、程度の意味合いだと思っていたのが、聖剣と魔剣に深い相関が見られてきたんですよね。ってか、レオくんが使う魔剣と、今回語られた聖剣が暴走した形での魔剣って全然別物? それともなんか関係あるんだろうか。今の所、レオが使うのは魔王時代から使ってたもので、現代に目覚めたらなんか知らんけど人類が使うように為ってた聖剣ってものに関しては全くレオくん知らなかったので関係は見えてこないのだけど。
ただ、レオの魔剣が女神を殺すもの。聖剣が変転した魔剣たちが、女神を復活させるために焚べられる生贄だというのを鑑みると、関係がないはずもないのか。
ともあれ、ここまで聖剣が怪しいものだとは思わなかった。なんかそういうものとして普通に受け入れてたもんなあ。聖剣の誕生、人類の中で発現するようになったこと自体仕組まれていたのか。となると、どうしてセリアには聖剣が目覚めなかったのか。レオの眷属になって初めて聖剣が目覚めたのか。それにもちゃんと理由がありそう。それに、咲耶が他の魔剣に侵食された使用者と違ってちゃんと自我を保ったまま魔剣を使えるというのも、そろそろ彼女が物語の中心に入ってきそうな予感。
今まで、ワンコと遊んでるのとメインの外側で一人でずんばらりんとヴォイド斬りしてたばかりでしたもんねえ。というか、ワンコと遊んでばっかりじゃないかw
そのワンコことブラッカス、いやもう君実質飼われてないかい? 咲耶の後見の翁はこの誇り高き獣は誰にも飼うことは出来ませぬ、と言ってくれてたけど、実質君学院では咲耶のペット満喫してましたよね。むっちゃ飼われまくってたよね?
本人ならぬ本犬、ご満悦そうなので別にいいのですけど。


聖剣学院の魔剣使い 4 ★★★☆   



【聖剣学院の魔剣使い 4】 志瑞祐/遠坂 あさぎ MF文庫J

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見た目は子供、中身は魔王なお姉さん達との学園ソードファンタジー第4弾!
第〇三戦術都市での任務から帰還した第十八小隊。〈六英雄〉の聖女を滅ぼし、女神ロゼリアに託された〈魔剣〉の使命を思い出した最強魔王レオニスは、決意を新たに魔王軍の再編を進めていた。そんな中、第〇六戦術都市〈アレクサンドラ〉を迎え、〈聖剣学院〉では大規模な学園祭が催されることとなる。あわただしくコスプレ喫茶の準備に追われるレオニスたち、「レオ君も着るのよ、きっと可愛いと思うわ」「なんでだ!?」アルバイトにいそしむシャーリ、「魔王様、おいしいお菓子が焼けました!」。だが、祝祭に沸く学院都市に、一〇〇〇年の時を超え、永久凍土で発掘された〈魔王〉が運び込まれようとしていた!

セリアさんのコスプレがエチエチすぎる! なに、この人こんなわがままボディだったの?
あの格好で接客に出ようとして、誰も止めなかったんだろうか。レギーナもエルフィーナさんもむしろ積極的にやらせそうだし、無理かー。
折角の学園祭でしたし、お化け屋敷をモチーフにした喫茶店というイベントも元々の寮の幽霊屋敷じみた雰囲気に、リーセリアが吸血女王となった影響で闇の眷属!(カラス)がわんさと集まっているという状況もあって、実に味わいのある出来栄えになってたと思うので、その辺のイベントもうちょっとスポットを当ててやってくれても良かったと思うんですけどね。
レオくんの女装というド級の展開もあったわけですし。
というか、お姉様方に押し負けて女装を受け入れちゃうレオくん。そういう所ですよ! ほんと、そういう所が精神面までショタ化してると言われても仕方ない所なんですからね。あらすじの見た目は子供、中身は魔王というフレーズ相当怪しくなってきてる気がするんですがw
中身も子供になってるっぽくなってきてるから。
冒頭の、配下のスケルトンたちに勲章を与えるシーンも、お子様が手作りの勲章作ってご満悦、というふうにしか見えないし。セリアさんには骨の玩具と勘違いされてるしw
強制的にさられた女装は、ついにはもうこんな可愛いんだから女の子でもいいじゃない、とまで言われる始末。いやもうほんと、見てくれも可愛いんだけれど中身も背伸びしたショタにしか見えなくて、中から可愛いw

眷属のメイドさんは食べ歩きを堪能しまくっているし、黒鉄モフモフ丸はトリマーに連れてって貰って毛並みフサーとやってご満悦だし、ほんと魔王軍の方々現世堪能しまくってますねー。
というか、毎回堪能しかしてないし。
と、思ってたらメイドさんのシャーリーが今回はちゃんとお仕事していました。今更といえば今更なのですけれど、魔王様を猫可愛がりするセリアに段々と嫉妬を見せるようになるシャーリーなんですが……このメイドさんもいつの間にかショタに毒され出してないんですかね? 過去のアンデットキングで見た目もドクロっぽかったレオニスには、シャーリーも尊崇も敬愛も思慕もあったとしてもセリアと手を繋ぐショタに羨ましいと裾を噛んだり、自分の作ったお菓子を食べてもらおうと頑張ったり、という方向性は見せなかっただろうし。

さて話の本筋はというと、進んでいるのかいないのか。かつての勇者の仲間たちの成れの果てがヴォイドに冒された状態で出現したり、という展開が続いていた中で今度はついにレオニスと同輩の眠れる魔王が同じようにヴォイドに冒されて、復活する。と、新しいパターンではあるのですけれど、前までとそれほど変わらないパターンとも言えるわけで。
ただ、ヴォイドの正体は未だわからずもそれを利用して侵食させた勇者の仲間たちや魔王を復活させていたのは件のネファケスで確定しましたし、まだその目的も定かではないものの、女神関連ということは明らかになってきました。もうちょっと明確に新事実、新展開というのがあったらシャキシャキしてたんでしょうけれど。
今の所まだレオニスの存在は誰にもバレていない、というアドバンテージは保持していますし、ショタ化して弱体化しているとはいえまだまだ魔王としての力は顕在で、他の追随を許していないようなので果たして同格の敵はいつ出てくるのか。というか、いったい誰にちょっかい出しているのか気づいたネファリスが、どんなザマァを見せてくれるのかが地味に楽しみでもあるのですが。

そして竜王、なんか名前が女性っぽい、という時点でうん、この展開はわかってたw


聖剣学院の魔剣使い 3 ★★★★   



【聖剣学院の魔剣使い 3】 志瑞祐/遠坂 あさぎ MF文庫J

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魔王軍再興の野望を胸に転生した最強の魔王レオニス(10歳)は、王女来訪の裏で暗躍した“魔剣使い"たちの計画を圧倒的な力で捻り潰し、眷属のリーセリアばかりでなく、レギーナからもこれまで以上に甘やかされる学院生活を満喫していた。〈吸血鬼の女王〉の力に目覚めつつあるリーセリアの活躍もあり、学院の合同演習でも頭角を現しはじめる第十八小隊。そんな中、六年前に〈ヴォイド〉の襲撃で滅亡したはずのリーセリアの故郷〈第〇三戦術都市〉が出現したとの報告が入る。調査に赴いたレオニスの前に現れたのは〈女神〉ロゼリアの転生体だった――。
「花嫁のドレスです、受けとってください」
「……~っ、レ、レオ君!?」

メイドとワンコ、シャーリとブラッカスというレオニスの側近二人、現代堪能しすぎじゃないですか!? レオくん以上に馴染んじゃって、馴染んだ上で楽しんじゃってるような気がするぞ。ブラッカスとか、普通に飼い犬になってるんだけどご満悦でいいのかそれ? メイドはメイドで油断しまくりで色々と目撃されて幽霊メイドと噂になってるし、スイーツ買うために勝手にアルバイトはじめてるし。レオに忠実は忠実なんだけど、わりと自由に好き勝手してるよな、この娘。
レオくんはレオくんで相変わらず可愛いったらありゃしない。ほんと、魔王ムーブかまして偉そうにしている姿が、ちっちゃい子が背伸びして偉そうにしてカッコつけてるようにしか見えないのがホント可愛くて可愛くて。中身が大人とは思えない愛らしさである。むしろ、澄まして真面目な顔してる表の顔の方が大人っぽいくらいである。
セリアたちが、レオくんに対してダダ甘お姉ちゃんと化しているのって、決してレオくんの見た目が可愛い男の子、というだけじゃないよなあ。内面から可愛らしさが滲み出しているからこそ、ついつい可愛がってしまうという方が納得できる。
だいたい、セリアなんかレオニスの正体や能力についてある程度知っているにも関わらず、ダダ甘お姉ちゃんは変わらないですもんねえ。
まあセリアの方だけではなく、レオくんの方もセリアにダダ甘なのですけど。セリアが優秀なのは当然なのですけど、それにしてもセリアがどう行動しようと「ふふっ、さすがは我が右腕ッ!」とセリアが活躍するたびにドヤ顔になってるし。もうセリアが何をしようとも、ドヤ顔になってる気がするぞ。セリア好きすぎだろうコイツ。
セリアのために召喚したエリートスケルトン三人衆も、なんかえらい漫才コンビみたいな愉快なトリオなんですよね。なんか、レオニスの魔王軍って実はおもしろ軍団だったんじゃないだろうか。出てくるやつどいつもこいつも実力は図抜けてても性格は愉快なやつばっかりなのですが。

むしろ、人類側の英雄たちのほうが余裕なかったんじゃないだろうか。まあ、実際生前の英雄たちの様子は描かれていなくて、現代に現れた彼らはヴォイドに乗っ取られた暴走状態ですから、元がどんな人物だったのかはここからは想像できないのですけれど。
そんな中で、ヴォイドとは関係なくある意味レオニスと同じように封印じみた眠りによって、数百年の時代を経てこの時代に目覚めたエルフの勇者アルーレは、貴重な人類側の古の時代の生き証人なのですけれど、やたら堅苦しそうで融通きかなさそうでいわゆる余裕なさそうなんですよね。
この時代来た途端、お菓子やスイーツや甘いものや、と食べまわり始めたメイドをちょっとは見習ったら、と言いたい所だったのだけれど……こいつもお菓子に餌付けされだしたぞw

レオニスが探す反逆の女神、この時代に復活すると予言を残していたものの、どうにも予言どおりにはいかないようで。まだ予言がズレてしまった背景が見えてこないので何とも言えないのだけれど、レオニスの時代の記録が途絶えて、伝承が残されていないはずの中で、どうしてセリアの父親が魔王に言及していたのか、ヴォイドを生み出している元凶とその思惑が何なのか、まだそれ一つ一つでは何のことかわからないけれど、後々これはそうだったのか、とわかってくるような手がかりとなるものや情報がちらほらと手元に集まって来ている気がする。

聖剣学院の魔剣使い 2 ★★★★   



【聖剣学院の魔剣使い 2】 志瑞祐/ 遠坂 あさぎ MF文庫J

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1000年の時を越えて転生した最強の魔王レオニス(10歳)は年上の美少女リーセリアに保護され、〈聖剣学院〉に入学した。〈第〇七戦術都市〉を襲った〈ヴォイド・ロード〉を圧倒的な力で蹂躙し、魔王群復活の狼煙を上げたレオニス。そんな矢先、帝国の第四王女が来訪するとの情報を手に入れる。世界征服の布石を打つため向かった先には、なぜか同じ寮で暮らすメイドお姉さんがいて──。「レギーナさん、どうしてここに?」「少年、お姉さんがお菓子を買ってあげますよ。それとも胸を揉みますか?」「露骨に誤魔化した!?」軍港を襲撃する〈ヴォイド〉、暗躍するテロ組織、その裏では〈魔剣使い〉の恐るべき計画が動き始めていた──!

リーセリアってば、レオニスくんにダダ甘というかもうすげえ過保護というか。お姉ちゃん属性が爆発してるぜ!!
レオニスの方はリーセリアの方を将来有望な眷属だ、右腕候補だ、と上から目線で見てるつもりなんだけど、セリアさんの方は完全に弟扱いだよね。セリアの方も頭ではわかってるんだろうけど、レオニスの詳しい素性についてはまだ明かされてないんだっけか。そのお陰で年下の手のかかる可愛い男の子という認識がしつこい油汚れのようにこびりついているようで、ダダ甘お姉ちゃん全開なのである。
これでレオニスの方が度々子供らしくない魔王としての顔を見せるならともかく、内心で色々と冷徹な魔王として考え巡らせてはいるのだけれど、それを表には一切出さないでその言動は丁寧で礼儀正しい少年というスタイルは崩さないので、読んでるこっちもショタっ子なのが基本認識になってしまって、おのれ主人公のくせに可愛げがありすぎるw
何気に魔王時代からの仲間であるメイドとワンコも、今の所食いしん坊に方向音痴のコンボを決めてたり、速攻で女の子に飼われる飼い犬プレイに勤しんでたり、とポンコツ面の方が強調されていて魔王勢が愉快な人たち、になってたりw
いやしかしホントに面白いなあ。なんだろう、特別ここが凄いという特徴は見受けられないし、話の筋立てそのものもオーソドックスの部類だと思うのだけれど、とにかく読んでてすこぶる面白い。
エンタメとして盛り上げどころの緩急が実に巧妙に仕上げている上に、そこに個々のキャラのアクションとしての活躍とキャラクターそのものの掘り下げがバランス良く繰り広げられてるんですよね。今回メインとなるレギーナのみならず、咲耶やエルフィーネの方も出番自体は少ないにも関わらず、彼女らのバックグラウンドが気になって仕方なくなる展開が盛り込まれてるし。
順調にヴァンパイアクイーンとして成長する様子がダイナミックに描かれるセリアに、その素性から今回のゲストヒロインである王女さまへの複雑な思いを抱くレギーナさんといい、様々なアプローチで見せ場が用意されているし、締めるところはちゃんとレオニスが締めるしと、構成が巧いんだろうな、これ。
さらに、レオニスが魔王になった事情に絡めるように、謎の女神を崇拝する敵集団の登場にそれらが「魔剣」を有するという物語の根幹をなすストーリーもグイグイと進展させていく推進力。
第一巻でも随分驚かされましたけれど、2巻でこれはガッチリとその面白さがハマった感がありました。これは本格的に躍進しそうなシリーズになりそうですよ、期待大。

1巻感想

聖剣学院の魔剣使い ★★★☆   



【聖剣学院の魔剣使い】 志瑞祐/遠坂 あさぎ  MF文庫J

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最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた!「なんでだ!?」「君、どうしてここに閉じ込められていたの?もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」。“聖剣学院”に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。未知なる敵“ヴォイド”、“第〇七戦術都市”、武器の形をとる異能の力―“聖剣”。聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は“聖剣学院”に入学することに。魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!
ショタだ! ショタだよ! あらすじちゃんと読まずに本編読んだので、主人公が10歳の男の子のままお姉さんたちに保護されておねショタがはじまったことにテンションがあがってしまったぜ、危ない危ない。
なるほど、期せずしての遭遇の場合、同世代よりも完全に見た目子供の方がヒロインたちとの関係も保護者ということで関係も結びやすいのか。
ただ、これが平時で舞台が学校ものだと年齢が違いすぎる、しかも発見されたのが子供だと、その後一緒にいることが難しくなるのだけれど、本作の場合人類種の生存をかけた殲滅戦争の戦時下で、聖剣学院なんて学校みたいな名前になっているけれど、その実態と来たらこれ決戦機動要塞都市、なんですよね。なので、たとえ10歳であろうと戦力として数えられるのなら容赦なく人員として編入されるという、考えようによったらかなり殺伐とした世界観なのである。
しかし、レオニスの生きていた(?)時代が魔法とファンタジーの世界なら、千年経って目覚めた世界は科学技術の発達したマブラブとかスターシップ・トゥルーパーズとか、いやこれだと【GOD EATER】みたいな感じか、そんな世界観なんですよね、これ。
そりゃ、魔王様もなんじゃこりゃー!? と、混乱しますわ。昨今、遥か悠久の時間を眠って過ごして目覚めた超常の存在が主人公、未来に置いても無双します、みたいな展開は珍しくもないのだけれど、何百年とか千年以上の時間を隔てているにも関わらず、あんまり文明レベルとしては変わってないケースが結構多い気がするんですよね。場合によっては衰退すらしている事もあるわけで。
そんな中で、完全に魔法から科学へと文明のルールそのものが変わって発展しているケースはあんまりみなかっただけに、それだけでも結構面白かったんですよね。
話の展開自体はオーソドックスかもしれませんが、エンタメ作品としてキャラも話の見せ方にも実が籠もってて、よく出来ているんですよね。志瑞さん、前作の【精霊使いの剣舞】は長期シリーズになりましたけれど、ちと味気ないパサパサした感覚があったのですけれど、【ゼロの使い魔】のエンディングまでを代筆されたあとのこの新作シリーズ、全体にじんわりと味が染みたようなコクが出てて、一皮剥けたような妙味があったんですよね。これは、ちょいといい感じに跳ねそうな感触がありますぞ。
なによりも、おねショタはいいものであります、あります。レオニスくん、10歳なので君づけしてしまいますが、傍目には物腰丁寧で言葉遣いも穏やかな感じのいい子になってて、お姉さま受けしそうな子なんですよね。実際可愛い、うん主人公なんだけど、内心はちゃんと沈着冷静な魔王にして元勇者なんて経歴の青年なんだけれど、ちゃんと小さな男の子らしくしてるのはいいですよ、可愛いですよ。
そして、魔王時代から付き従っていた魔狼の王子と暗殺者のメイドがある意味レオくんよりも速攻で現代に馴染んでて、イイ性格してるのがツボでした。特にメイドのシャーリー。この子かなり愉快だぞw


志瑞祐作品感想

 
12月2日

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11月6日

(角川書店単行本)
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11月5日

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