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聖黒の龍と火薬の儀式

2014年 ライトノベル・新シリーズピックアップ  

予告していたとおり、ちょっと年間ベストの方では触れられなかった、14年度スタートした新シリーズの中でも今年にかけて私が特に注目・期待している作品を取り上げたいと思います。
2015年期待のシリーズ作品、てな感じですな。
ただ面白いだけではなくて、琴線にビビッと触れるようなナニカがあったり、歯車がカチリとハマって確変を迎える気配があったり、と私の心をガッチリと鷲掴みにして離してくれない要素を握りしめている作品たちです。
是非ともオススメして、興味を持ってもらって、ちょっとでもシリーズが大きく長く続く一助になればなあ、という下心ありありでお送りしたいと思います。



【祓魔科教官(デモンビーター)の補習授業】
  すえばしけん/NOCO 一迅社文庫

 
1巻「落第少女に咒術指南」感想 2巻「優等生は振り向かない」感想
昨今、一つのジャンルとして成り立ちつつある主人公が教師や教官となりヒロインである女の子たちを教え導いていく教官モノですけれど、本作の作者のすえばしさんはこの流れが生まれる前にデビュー作でその先鞭をつけている人なんですよね。して、人に教えるという事は教えられる、という事を見事に表現している人でもある。
異形ー魔禍魂を狩る“祓魔技能士”を養成する天原学園に着任した主人公・日垣悠志朗が、落ちこぼれの生徒たちを鍛えていく、という表装こそ真っ当な教官モノなのですが、むしろこれ主人公は落ちこぼれの生徒でありヒロインである花耶の方なのです。何しろ、教官である悠志朗を始めとした祓魔技能士のトップエースである<神和>と呼ばれる連中は、一見してマトモな社会人にも関わらず、人として大事な部分が壊れ喪われているイカれ狂った破綻者ばかり。
容赦なく人があっさりと惨たらしく死んでいく過酷な環境で、能力的に怪物的で頼りになる教官たちはしかし一皮剥けば心の在りようの方が化け物的なサイコな狂人ばかり。そんな彼らに、花耶という少女は環境と状況に振り回されながらも、真っ向から向きあおうとしている。
これは異形を倒し、悪意ある人間たちと戦いながら、その最奥で味方である教官たちと人としての在り様を巡って対決する事を本筋としている物語なのです。普通に凶悪な敵や陰謀に立ち向かうよりもよっぽどスリリングな展開なんですよね。花耶のかがりへの宣戦布告は、痺れたなあ。



【スチームヘヴン・フリークス】
  伊崎喬助/凱 ガガガ文庫

 
1巻感想 2巻感想
ド派手でシックなスチームパンクな世界観にアメリカンコミックヒーローの要素をこれでもか、と打ち込んだ、というとギトギトに脂っぽい胸焼けのするような雰囲気を連想してしまいますが、この作品はそこにキッチリと本邦の人が食べやすいアレンジが随所に為されていて、見事にそれぞれの尖った要素がぶつかること無くブレンドする事に成功しているんじゃないでしょうか。
そして、見た目の派手派手しさに負けずに、繊細な人間関係や感情の機微を丁寧に描いていて、ふとした瞬間にひどく落ち着いた情感たっぷりのシーンが介在することで、ドラマ性色濃く描かれる物語にもなっている。
非常に高い位置で、エンターテイメント性とドラマ性、演出に世界観に、とどれも両立し、引き立て、盛り上げることに成功している逸品なのです。



【CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ 】
  玩具堂/bun150 角川スニーカー文庫


1巻感想 
青春日常ミステリーの傑作【子ひつじは迷わない】の玩具堂さんの新シリーズは、VRMMOゲーム「CtG」から飛び出してきた「娘」とゲーム内で結婚した少女との、リアルでの共同生活物語。
本作の見所は何と言っても昨今では珍しいくらいの「ガチ修羅場」が起こりそうな空気がビシビシと漂っているところでしょう。ゲーム内でキャラ同士結婚し、仲良くなった美遥とゲームのキャラでしかなかったはずの娘のハルハを、現実世界でも一緒に生活して育てるはめになってしまった春日井遊。勿論、ゲーム内だけの付き合いでしかなかった同世代の女の子と一緒に暮らすなんてうまく行くはずもなく、ギクシャクしながらも手探りで共同生活を成り立たせていくのだけれど、娘を育てるという共同作業が徐々に二人の仲を近づけていくのですが、近づくほど浮き彫りになっていくのが、お互いに抱えている家庭の事情とそこに落とされた暗い影。そして、美遥の前に突きつけられる、春日井遊の本当の想い人―幼馴染の小槌冬風の存在。逆に冬風からすると、遊にとって繊細な時期だったからこそ慎重に距離をはかっていた時に、突然割って入ってきた謎の少女の存在は、青天の霹靂だったわけです。
言葉にならない複雑で繊細な少女たちの感情が交錯し、ぶつかり合う緊迫感。お互い譲れない意地がせめぎあう緊張感。前作でこれでもかと青春模様の精緻にして大胆な押し引きを描いた作者の作品だけに、ここからの展開へのワクワク感たるや、思わず固唾を呑んでしまいそうなほどです。



【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)】
  羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

 
1巻感想 2巻感想
去年デビューした新人さんとしては、ダントツに近い高い評価を受けてるんじゃないだろうか、特にライトノベルの感想を手がけている界隈では。
実際、富士見ファンタジー文庫発のシリーズとしては、久々の実力を伴った大物看板作品として最前線を担う事になるんじゃないでしょうか。それくらいに、面白さの完成度と拡張性が高いです。1巻ではまだ新人作品らしいぎこちなさが散見されたものの、だからこそ二巻での見違えるような覚醒ぶりには唖然とさせられました。
何ていうか、これが凄い、これが図抜けている、という類ではなくて、ただ一言「これは面白い!!」という言葉に尽きる作品なんですね。細かいところを褒めるよりも、まるっと全体をひっくるめて全部をギュッと抱きしめて、好きになってしまうような作品なのではないか、と。
自然と惹かれ夢中になってしまうような魅力が詰まった、みんなが「お気に入り」のサークルの中についつい入れてしまうような、そんな物語なんじゃないでしょうか。



【終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?】
  枯野瑛/ue 角川スニーカー文庫

 
1巻感想 2巻感想
人類が黄昏を迎えた時代に何も救えず守れずに、終わってしまった男が何の因果か蘇った先は、人間が滅び去ってしまった世界。しかし、そこに生きる新たな人類・亜人族たちも「獣」と呼ばれる存在の襲来によって滅びを迎えようとしており、その終末への最後の足掻きとして使い捨ての兵器として妖精兵と呼ばれる少女たちが育成されていた。この物語は、既に終わってしまっている男とこれから終わりを迎える事を運命づけられた少女たちとの儚くも美しい終末譚。ただただ切々と語られる少女たちとの交流、男の目を通して描かれる終末を迎えつつある浮遊大陸群の上で生きる人間亡きあとの人類たちの世界。希望は少なく夢は在り得なく未来はか細く救いは無い、それでも貴重な時間を精一杯生きる妖精たちを、じっと見守る男の胸中はいかばかりか。
情緒たっぷりに描かれる物語は、派手さはなく淡々として内側も外側もありのまま静かにさらけ出されている、それが余計に胸を締め付け、息をさせてくれない。
だからこそ、絶望と寄り添う奇跡が、言葉を失うほど美しい。思わず祈りたくなるような、切なさにあふれた物語なのです。
決して受けを取れるタイプの作品ではなく、その為か初動の売上も厳しいらしく、3巻の発売が危ぶまれている。15年期待のシリーズとして紹介しながら、今年続刊が出るかわからないのであります。
せめて手にとってくれる人が少しでも増えるように。年間のまとめ記事だけでなく、別にこの記事を書こうと思った原因でもあります。続きが出て、優しい結末が訪れる終わりを見ることが出来ますように……(祈



【異界の軍師の救国奇譚(フェアリーテイル)】
  語部マサユキ/明星かがよ 角川スニーカー文庫

 
1巻感想 2巻感想
異世界召喚ものは数あれど、私の一番のお気に入りはこれ。【異界の軍師の救国奇譚】と名打ってありますが、戦記モノどころか主人公は軍師でもなく、どちらかというとプロデューサーかコンサルティングアドバイザーって感じなのです。主人公当人には何の力もなく、あるのは知識と行動力。しかし、その行動力が皆を先導して引っ張っていくものではなく、支えて後押しして応援して盛り上げていくスタイルなのが、特別と言えるのかもしれません。そう、これは主人公が前に出て劇的に変革をもたらす物語ではなく、あくまで主人公が音頭を取って、みんなで頑張って困難を、危機を乗り越えていく物語なんですね。それも、幾人かの仲間たちだけの狭いコミュニティだけじゃなく、名も無き人たちみんなが手を取り合って、一緒になって頑張って、盛り上がり、ピンチを乗り越えみんなで喜び幸せを分かち合うお話なのです。だからでしょうか、終わった時の達成感、多幸感が半端ない。読み終えたあとの、例えようのない幸せな気分を、満ち足りた心地を、是非味わって欲しいものです。



【聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス> 2】
  北元あきの/しらび  MF文庫J

 
1巻感想 2巻感想
オカルトの要素はあるものの、舞台は英国の諜報機関と香港マフィアが暗闘繰り広げる血で血を洗う暗黒社会の抗争劇。誰もが組織へと忠誠を誓い、敵と裏切り者には銃弾をもって死で贖わせる。一方で欲望に対して純粋に、野望の為に相手を踏みにじり、権力の為に謀略の罠を張り、政治的取引で敵も味方も陥れる。そんな汚泥に塗れたような舞台だからこそ映えるのは、純粋な愛。それも、自らの身も心も捧げつくすような破滅的なほどの愛情。ノワール小説の真髄とは、硝煙渦巻く薄汚い血塗れの欲望の世界の中で、儚く激しく輝く「愛」を描いてこそ。そして、その一途な愛情とは狂気と紙一重。この作品は、まさにそれを体現していると言ってイイのです。ニトロプラスの系譜を除けば、今のライトノベル業界でほぼ唯一と過言ではないだろう純粋濃度のノワール小説がこれ。



【異世界から帰ったら江戸なのである 第壱巻】 
 左高例/ユウナラ エンターブレイン


感想はこちら
タイトル通り、異世界から元の世界に戻ってみれば、時代がズレて何故か江戸時代に舞い降りてしまった主人公・九郎。ノリは愉快な【剣客商売】。出てくる江戸の人たちはみんなどこかスットボケた変人ばかり。主人公の九郎も見た目は今は若返っているものの、中身は一度実際に異世界のお役所で定年を勤めあげるまで年を重ねたリアル爺さん。江戸での生活も楽隠居を決め込んで、残念未亡人鳥山石燕にお小遣いをもらいながらの悠々自適の自由気ままなヒモ生活。そんな九郎を中心にして描かれる、時に爆笑、時に痛快、時に人情切なく温かい、当時の江戸の風俗風情を堪能しつつキューっと一杯ひっかけるように楽しめる大江戸日常コメディです。

2014年12月読了ライトノベル系書籍からのお勧め  

月末発売のファミ通文庫、スニーカー文庫、コバルト文庫、HJ文庫、ビーンズ文庫などは来月送り。

読んだ本の数:40冊 うち漫画:6冊

前月は幾らなんでも、というくらいに読めなかったので、何とか挽回して40冊。幾つか前々から積んだままだった本も取り崩せたので、ここで取り上げた中にも随分前に出版された本も混じっていますが悪しからず。
兎にも角にも私の好みドストライクで爆発しそうなのが、【異世界から帰ったら江戸なのである】と【聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス>】。北元さんのノワール小説は、ほんとタマランですよ。こういうの書く人、いないんですよ、希少なんですよ! そして、ウェブ投稿分は全部読んでます。【異世界から帰ったら江戸なのである】。これが書籍化されると知った時は小躍りしたものですが、本になったものもパワーダウンすることなく期待通りの仕上がりで、やっぱり小躍りしたものです。続き、早う。
【俺、ツインテールになります。】も、アニメ化した方がアレなことになってますが、原作は勢い衰えることなく変態パワー全開。テイルブルーのラブと蛮族性も全開!!
【ガンゲイル・オンライン】も、期待通りの時雨沢さん、やりたい放題で読んでて楽しかったー。
新作の方では【東京ストレイ・ウィザーズ】がいい感じ。【異界の軍師の救国奇譚】と【スチームヘヴン・フリークス】も2巻になってむしろ勢いを増した感じで、これは波に乗ったかもしれませんぞ。


★★★★☆彡(四ツ星Dash) 4冊

異世界から帰ったら江戸なのである 第壱巻】 左高例/ユウナラ エンターブレイン
聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス> 2】 北元あきの/しらび  MF文庫J
俺、ツインテールになります。8 イラスト集付き限定特装版】 水沢夢/春日歩 ガガガ文庫
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 1.スクワッド・ジャム】 時雨沢恵一/黒星紅白 電撃文庫

【異世界から帰ったら江戸なのである 第壱巻】 左高例/ユウナラ エンターブレイン


感想はこちら
異世界よ、これが江戸だ! このキャッチフレーズはなかなか最高だと思いますよ。異世界よりも面白い素っ頓狂な江戸の街を舞台にした、ポンコツ日常コメディ。今、一番オススメの傑作です。


【聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス> 2】 北元あきの/しらび  MF文庫J


感想はこちら
謀略渦巻き硝煙たゆたうまったき黒の世界における、命懸けの愛の物語。
「貴方の為なら/お前のためなら、いつだって死ねるんだ」
これこそまさに鉄血のラブストーリー。


【俺、ツインテールになります。8 イラスト集付き限定特装版】 水沢夢/春日歩 ガガガ文庫


感想はこちら
幼馴染であるが故に、絶対に負けられない戦いが此処にある。どれほど蛮族でも、どれほど凶獣でも、津辺愛香は作品随一の乙女です。


【ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 1.スクワッド・ジャム】 時雨沢恵一/黒星紅白 電撃文庫


感想はこちら
時雨沢さん趣味全力全開の、フルスロットルガンシューアクション。存分にっ、楽しめと言わんばかりの物語。そりゃあもう、楽しいったらありゃしない。

★★★★(四ツ星) 8冊


異界の軍師の救国奇譚(フェアリーテイル) 2】 語部マサユキ/明星かがよ 角川スニーカー文庫
彼女がフラグをおられたら こんな床が抜ける寮にはいられない、私は角部屋に帰らせて貰うからね!】 竹井10日/CUTEG  講談社ラノベ文庫
スチームヘヴン・フリークス 2】 伊崎喬助/凱 ガガガ文庫
黒鋼(くろ)の魔紋修復士(ヒエラ・グリフィコス) 10】 嬉野秋彦/ミユキルリア ファミ通文庫
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 6】 海空りく/をん GA文庫
東京ストレイ・ウィザーズ】 中谷栄太/Riv GA文庫
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 6】 宇野朴人/竜徹 電撃文庫
無能力者(レベルE)のオービット・ゲーム 2】 翅田大介/伍長 オーバーラップ文庫


【異界の軍師の救国奇譚(フェアリーテイル) 2】 語部マサユキ/明星かがよ 角川スニーカー文庫


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【彼女がフラグをおられたら こんな床が抜ける寮にはいられない、私は角部屋に帰らせて貰うからね!】 竹井10日/CUTEG  講談社ラノベ文庫


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【スチームヘヴン・フリークス 2】 伊崎喬助/凱 ガガガ文庫


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【黒鋼(くろ)の魔紋修復士(ヒエラ・グリフィコス) 10】 嬉野秋彦/ミユキルリア ファミ通文庫


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【落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 6】 海空りく/をん GA文庫


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【東京ストレイ・ウィザーズ】 中谷栄太/Riv GA文庫


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【ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 6】 宇野朴人/竜徹 電撃文庫


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【無能力者(レベルE)のオービット・ゲーム 2】 翅田大介/伍長 オーバーラップ文庫


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今月のピックアップ・キャラクター

九郎 (異世界から帰ったら江戸なのである)
鳥山石燕 (異世界から帰ったら江戸なのである)
ポシェット (クレイジーハットは盗まない)
アンティーク (クレイジーハットは盗まない)
No.0/神楽・ブレードフィールド (彼女がフラグをおられたら)
ザジ (スチームヘヴン・フリークス)
ヴァレリア・コスタクルタ (黒鋼の魔紋修復士)
雨宮橙子 ( 聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス>)
アムリタ (東京ストレイ・ウィザーズ)
津辺愛香 (俺、ツインテールになります。)




以下に、読書メーター読録と一言感想。

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聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス> 2 4   

聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス>2 (MF文庫J)

【聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス> 2】 北元あきの/しらび  MF文庫J

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アンティークハンターの圭は姉の明からアイリスという少女の保護を頼まれる。スパイとして〈博物館〉に潜入していたが露見して追われる身だというアイリスは明から「圭に妹として可愛がってもらいなさい」と吹き込まれていたらしく、圭に密着してくる。圭は契約する銃のアンティークのヴィクトリアとの間に挟まれ、また悩みの種が増えたと嘆息する。同じころ、燈子は〈博物館〉との交渉の席で自らの命を対価とする取引に臨んでいた。その取引条件が「アイリスの引渡し」と知った圭は――!?
絢爛・猥雑入り乱れる街を疾走する魔法×銃のファイア・アクション第二弾!!
前作の【竜王女は天に舞う】でもそうだったのだけれど、北元さんの作品のノワール小説としての濃厚さはハッキリ言ってライトノベルの中では別格である。この裏社会の描き方、組織への忠誠と裏切り、個人の欲望、野心の相克の容赦の無い苛酷さ、苛烈さに関しては他の追随を許さない。辛うじて、ニトロプラスのノベライズ系統が並走するくらいか。
そして、死を与えまた与えられる生命が果てしなく軽く、組織への忠誠や生き様に対する信念がこの上なく重い黒く暗く闇深い汚泥のような世界観であるからこそ、何もかもを投げ打ち放り捨ててもなお貫く「愛」が輝くのだ。
命懸けの愛、身も心も髪の毛一本まで爪の先まで捧げ尽くす愛、世界を敵に回しても……これらのフレーズはただそれだけではひどく陳腐だ。しかし、その覚悟の背景にあるのが裏社会のマフィアや犯罪結社、国家の暗部である秘密機関だったりすると、一気に迫真性が変わってくる。殺し殺される組織同士の抗争が当たり前に繰り広げられる、どころか身内同士ですら寝首を掻かれる事を前提に立ち回らなければならない組織の中で、幹部にまで成り上がりながら、彼女は傲然と胸を張り、高らかにこう言い放つのだ。
「組織? 勘違いしてもらっては困るわ」
 橙子は鋭い眼光のままでにっこりと笑った。
「そんなもの、わたしの知ったことか」
痺れた、震え上がった。これ以上、苛烈で深く一途な愛情があるだろうか。彼女の生きる目的、いや生き様すべてがたった一人の男へと捧げ尽くされているのだ。彼のために生き、彼のために死ぬために、この少女はそれまでの人生を生きてきた。ただその為に、<商会>と呼ばれる組織の幹部へと駆け上がってきたのだ。
私は本当に、こういう女性に弱い。べた惚れ、と言っていいくらいに魅了されてしまうのだ。【月花の歌姫と魔技の王】のマーリア然り、【天川天音の否定公式】の長月瑛子然り。その強さを、輝きを、たった一人のために使い尽くす覚悟を胸に秘めた女性に、魂を引っ張られる。
そして、その覚悟は決して一方通行ではない。女性側から尽くされる献身と変わらぬだけの全霊を賭けた献身を、男性側からも捧げられる。そんな本当の意味で「世界を敵に回しても」決して後悔しないだろう絶対不可侵の男と女の関係。この作品においては、それは「鉄血の絆」と称される。
 地獄を寄り添って生きてきた二人の間には、血よりも濃い絆がある。
 特別なのだ。命を懸けることなど造作もない。

 そう、その関係は決して一方的であってはいけないのだ。それは絆ではない。与えられるだけの愛は、イビツでしかない。雨宮橙子は圭への愛に、深く深く沈んでしまっていたと言ってイイ。地獄の釜の底のようだった香港で生きるために。武器を手に取り、血を流す事も厭わず、圭の盾となり矛となり。見返りは求めない、彼のためにはなんだってする。尽くすという言葉では足りないくらいに。
その覚悟が、決意が、愛情が、圭の心を傷つけ、己を傷つけてしまう事になることもわからずに。


この物語を読むまで自分は、恋する気持ちが熟成され、愛という想いに昇華するものなのだと思っていた。それが正しい関係の発展なのだと、そんな常識に囚われて疑わなかった。でも、そうじゃない。そうとは限らない。

愛が恋へと昇華することもあるのだ。

雨宮橙子は、愛した男に恋をする。与えただけの想いを、求めても良いのだと、少女はようやく理解したのだ。雨宮橙子と朝霧圭の血よりも濃い鉄の絆は、そうして愛を経て恋へと至る。

これは、ドス黒い硝煙の香り芳しき、鉄血のラブストーリーである。


1巻感想

聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス> 4   

聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス> (MF文庫J)

【聖黒の龍と火薬の儀式<パウダーキス>】 北元あきの/しらび  MF文庫J

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精霊に呪われ龍化に蝕まれる魔法使いの朝霧圭は解呪の手掛かりを求め、魂を宿して異能を放つ“アンティーク”を回収するハンターとしてアジア各地を駆けていた。学園都市に戻った圭はある日、常に人の姿を保つ特異なアンティークである金髪の少女ヴィクトリアと同棲することになる。圭の龍化は、ヴィクトリアから定期的にマギを吸われることで抑止された。その方法は…キス!?そして同時に、手段を選ばないコレクターたちから狙われ続けるレア・アンティークのヴィクトリアを守るため、圭の命がけの戦いがはじまる―!
魔法×銃のファイア・アクション開幕!!
ファンタジーでありながら、闇社会を題材にしたノワール的雰囲気が色濃かった【竜王女は天に舞う】シリーズの北元さん、久々の新シリーズ。前作、すんごい好きだったのですけれど、完結以降しばらく音沙汰なかったんで心配していたので、新シリーズ開幕の報にはキャッキャと躍り上がったものです。どうやら本職の方が忙しかったようですが、また書いてくれて嬉しい限り。そして、案の定というか期待通りというべきか、今度は舞台を現代に移しながらも魔法と銃という要素は健在な上に、またぞろノワールなダーティーな作品の空気も相変わらずで、待ってました。しかも、組織的には幇としか言えない香港マフィアがバックについていて、完全にノワールスタイルであります、美味しい!!
そして、ヒロインの片割れとなる幼馴染が、この幇の血族幹部であり、これがまた汚れ仕事も辞さない真っ黒ヒロインなのであります。まあ、主人公もダーティーな仕事を厭わないプロフェッショナルなので、いい意味で殺伐としたお話なのです。メインヒロインは、マスケット銃のアンティークであるヴィクトリアなのですが、個人的には今のところ幼馴染の雨宮燈子の方が好みドストライクなんですよねえ。この娘、日本の特地を責任者として任されているだけあって、非常に黒いのですけれど、その黒さは本来のものではなくてあくまで幼馴染の圭を守り味方する為に自らの意思で鎧ったものであり、冷酷さも必要だから身につけているだけで、本来は決して他人を無闇に陥れたり傷つけて喜ぶような質ではないのです。むしろ、メンタル的には普通の女の子寄りだと言ってもいい。
こういう娘が、ただ幼馴染の見方をするためだけに覚悟完了させて香港マフィアの中でのし上がり、黒社会にどっぷり足を突っ込んで地位を固めているのである。逆に言うと、地位も立場もこの娘は圭の為揃えたものであり、それ以外に何の価値も見出していない、とも見て取れるんですよね。怖いですよ、こういう一途で大切なもののためにはそれ以外は何でも投げ打てる、というタイプの娘は。それこそ何でもできるしやってのける、という冷厳にして火傷しそうな熱を内包している苛烈さがうかがい知れる。その一途さはちょっとヤンデレの卦も伺えそうですけれど、感情に引きずられて行動を決める傾向があるヤンデレと違って、こういう覚悟完了している娘は、あくまで冷静な意志と理性を以って狂気を肯定しコントロールしているので、恐ろしさの意味合いが段違いです。この娘は、感情任せではなく理性的に冷静に冷徹な判断として、圭の為なら他のすべてを切り捨てて世界を敵に回せるのですから。
ただ、雨宮燈子の場合は恋愛感情優先ではなく、あくまで朝霧圭の味方をし彼を守る、ということを最優先にしているので、その意味では彼の周りにヴィクトリアみたいなお邪魔虫が侍るようになっても、彼女が圭にとって有為であり助けになる存在であれば、どれだけ女の子として不本意でも許容せざるを得ない、というのが可哀想なところなんですよね。
圭は、化物として扱われ孤立する自分の世界でただ一人の絶対的な味方になってくれて、人生と良心と魂そのものを費やし捧げてくれている人について、もうちょっと考えるがよろしいよ。いや、対価として彼自身も当然のように彼女の絶対的な味方として振る舞おうとしているけれど、燈子が求めているものとはちとズレている事について、まあ気づけというのも難しいのか。
燈子ってそりゃ当然のように見返りとして女の子の幸せとして圭の心を欲しているんだけれど、そんな本音のさらに深層を突き詰めてみると、究極的には見返りなんぞ要らないという凄まじい献身の影がうかがい知れるんですよね。しかし同時に、生々しいまでの圭の全てを手に入れたいという飢餓感も感じれる。
怜悧な中に内包する狂熱、強烈な欲望の中に垣間みえる徹底した無私たる奉侍。ある意味純真でまっさらなヴィクトリアとは対照的な複雑にしてとぐろを巻くような内面は、ノワールヒロインとしてはまったくもって美味しいキャラクターなんじゃないでしょうか。これを簡単に報われない系幼馴染ヒロインと侮ってはいけませんぜ、へへ。
ほぼオーラスで燈子について語るのみで、作品の内容についての感想を一切書いていない気もするが、後悔も反省もしない!!

北元あきの作品感想
 
12月1日

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11月27日

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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(KADOKAWA)
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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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11月6日

(角川書店単行本)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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11月5日

エンターブレイン
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(エンターブレイン)
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(ドラゴンノベルス)
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(ドラゴンノベルス)
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(PASH!コミックス)
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(フロース コミック)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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