この時期は、今年のクラシックに挑もうとする有力馬たちが次々と頭角を現してくる楽しみな時期だ。
この若駒ステークスもOPながら、名馬を多く排出した出世レース。今年も目星い馬が目白押しのレースとなっていた。なにより今回の一番の目玉は女傑エアグルーヴの子、ルーラーシップ。
残念ながら二着に敗退したものの、なるほどこれは大器だ。負けたとはいえ、直線の鞭入れ時に前を塞がれて大きく不利を受けており、そこから外に持ち出してからの加速には目を見張るものがあった。残り100メートル近くで後ろをちぎってしまったし。勝負根性も大したものだ。
これでまだ成長過程。身体が弱く、まだ強く鍛えられない状態とも聞く。兄であるフォゲッタブルも本格化したのは三歳も暮れてから。これからさらに強くなると思われる。
勝ったヒルノダムールも、33.1という上がりの末脚は凄まじいもので、ツボにハマったときはかなりの強さを示しそう。