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荻pote

東京ダンジョンマスター 2.新宿でも社畜勇者(28)は眠れない ★★★★   

東京ダンジョンマスター2 ~新宿でも社畜勇者(28)は眠れない~ (ファミ通文庫)

【東京ダンジョンマスター 2.新宿でも社畜勇者(28)は眠れない】 三島 千廣/荻pote ファミ通文庫

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水の魔王五星将が、新宿駅を襲う!

異世界ダンジョンから秋葉原駅を守った元勇者の上総は、紅の元で退魔業を請け負っていた。そんな彼が降り立ったのは、欲望渦巻く新宿駅は歌舞伎町! 聖剣を家に置いてきてしまった上総は、突如魔物が現れピンチに陥るが、持ち前の超人的な身体能力と機転の良さで危機を脱する。しかしそれは、やがて新宿を揺るがす新たなダンジョン発生の、ほんの始まりに過ぎず……。おっさん勇者と愉快な仲間達の異世界ダンジョン攻略記、息もつかせぬ急展開の第2弾!
スナックでホステスとして働く異世界のお姫様……。これが歓楽街の客層の派手な店とかではなくて、地元の小さなお店でお客も近所のオッチャンたちや商店街の旦那さん方、という感じのところで、【3月のライオン】の三姉妹の一番上のお姉ちゃんが働いてる感じのお店、てな風情のところが生活感を感じさせてくれて、ギュッとくるんですよね。そんな場末のお店で働くお姫様を、仕事上がりに毎晩迎えにいく上総くん。自分も遅くまで働いて、帰ってきたらメイドのクリスと一度ご飯食べて人心地ついてからリリアーヌのお迎えに家を出て、そうして二人でブラブラとお喋りしながら歩いて時々公園で休んでゆっくり話して、疲れて眠ってしまうお姫様をオンブしてクリスが待っている部屋に帰る日々。
遅くまで仕事で大変でしんどい生活だけれど、それでもこれはこれで幸せな風景じゃないですか。
紅の方も、学業と退魔業の両立で大変そうだけれど、一巻の時のように身も心も擦り切れるのも構わず突進していた頃に比べたら本当に良い方向に充実している状態になってきてるんですよね。無理をする必要はもうどこにもなくなったわけだし、学生生活を楽しもうと考える余裕が出来るようになっただけでも、見違えるようじゃないですか。退魔業の方でも、上総に無茶振りしつつも好意持っている相手と一緒に走り回ることが出来ているわけで。
異世界サイドから、五星将の連中が侵攻してきてあっちこっちダンジョン化される、という面倒は相変わらず降って湧いてくるにしても、何気に主人公サイドのプライベートってある程度の完成を見て安定しちゃってるんですよね。なので、変に新しいヒロインを増やすのではなく、敢えて任侠・黒田龍という男の……漢の戦いをベースに持ってきてしまったのは、賛否在るのかもしれないが私は好きだ、大好きだ!
いやもうこの兄貴、極道も極道で真っ当な人間じゃあまったくないのですけれど、敵対するヤクザ相手に人を殺めてオツトメまで果たしているような武闘派も武闘派なのですが、人品はえらいスッキリとした人物で、暴力を生業としているにも関わらず決して無闇に暴力を振るわないし振りかざさないタイプの男なのである。堅気に迷惑は掛けない、というだけではなく、舎弟に対しても理由のない暴力や理不尽を強要したりは絶対しなくて、化け物と化す薬物の氾濫で怪物化した人間相手にしたときも、真っ先に舎弟の連中庇ってましたしね。ってか、あれで犠牲にならずに普通に生き残ってるあたり、この黒瀬の兄貴無茶苦茶である。普通の展開だと、最初のシチュエーションで真っ先にこの怪物化薬物事件の犠牲者として血祭りにあげられそうな立ち位置だったのに、普通に殆ど無傷で生き残った挙げ句に、最終的に上総たちダンジョン突入パーティーのメンバーとして参加するわけですから、何者!?てなもんですよ。
実質、この巻の物語の主役はこの黒瀬龍、と言って過言ではないくらい彼と、そして無理やり薬物を服用させられて怪物化してしまった彼の舎弟である桑原との話がメインで進みますからね。
ヤクでトチ狂ってしまった身内にけじめをつけさせる、なんていうと組織のメンツだの男の意地だの、という話になってしまいそうなのだけれど、そんな事でダンジョンと化した新宿に潜ってまでケリをつけようなんて、思いませんわなあ。
桑原というやくざ者が全く似合わない頑固で生真面目な若者と黒瀬との馴れ初めから、二人の若干異物で不可解で、でもどこか心通じ合う兄弟関係。慕い慕われた男と男の絆の物語であり、慕うが故に彼のようになりたかった、敬愛するが故に対等に成りたいと望んだ男の、舎弟の、弟の……無理やり怪物と化せられたあとに、もう二度と元に戻れぬと悟ったが故に、その有り様でこそ成せることを望んだ弟分の生き様と死に様に、真っ向から付き合うことを選んだ、これはメンツでも意地でもない、一人の漢の「愛」の物語なのである。
何気に、上総って人生に疲れた男の様相を背負ってるけれど、黒瀬の兄やんみたいな強面の人と相性がいいというか、えらい意気投合してましたなあ。上総も黒瀬もスレた生き方をしているだけに、対等な友人というものを滅多と得られぬ人種なんですよね。だからこそ、得難い相手を得たのかも。最後、肩組んで夜の街に繰り出す男二人の背中に思わず微笑んでしまいました。
にしても、あんまり社畜感はなくなりましたよね。仕事大変だけれど、生活や人格まで犠牲にしてるわけじゃないし、無茶振りしてくる紅だけれど、けっこう気遣って仕事の割り振り考えてくれてるし。そろそろ社畜から解放された宣言してもいいんじゃないかと思われ。

一巻感想

東京ダンジョンマスター ~社畜勇者(28)は休めない~ ★★★☆  

東京ダンジョンマスター ~社畜勇者(28)は休めない~ (ファミ通文庫)

【東京ダンジョンマスター ~社畜勇者(28)は休めない~】 三島 千廣/荻pote ファミ通文庫

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おっさん勇者と愉快な仲間たちの、異世界ダンジョン攻略記!!

かつて異世界を救った勇者の上総も、現代に戻った今は一人の企業戦士。今日も残業を終えて帰宅すると、そこに現れたのは、異世界の仲間である王女リリアーヌとメイドのクリスだった。彼女らを六畳一間の自室で養うことになった上総は、その後秋葉原駅で出会ったJK巫女の紅に弱みを握られ、彼女や同居人たちと共に異世界の魔物が跋扈するダンジョンに足を踏み入れることになる――。サラリーマンと愉快な仲間たちのダンジョン攻略記、開始!
28歳はおっさんと違うわー!! と、アラフォー熱く絶叫する。
いやマジで。ほんとにマジで、28歳ってのは若者ですから。肉体年齢的に!
十代の学生からすると28も38も変わらないようにみえるかもしれませんけれど、絶望的に違いますから。
でもおっさん呼ばわりされて笑ってられずに本当にショックを受けるのは、自身でおっさん化している自覚がある場合なので、上総は精神年齢的にちょっと老成というか草臥れているところがあったので、余計にガツンと来たのかもしれないなあ。気が若けりゃあ、子供におっさん呼ばわりされても笑っていなせるものでしょうし……いやでもわりとこの年代の方がおっさん言われるとショックな記憶も無きにしも非ず。

異世界から戻っても、何の保証も余録も社会的特典もなく、もちろん大学進学への補助も推薦入学もなく、ただ行方不明だったわけですからそりゃ帰ってきてからが辛いです。それでも、高校中退からちゃんと就職してのけた上総は偉いと思うのだけれど、異世界勇者生活がハードすぎてブラック企業で働いててもそれほど疑問にも感じない、というのはなんかもう世知辛い!!
ただ、まんま勇者の頃の身体能力とか残っているならそれを利用した職につけたら有利に働いただろうに、と考えたところでそう言えばこの鬼畜な労働環境を体も壊さず乗り切れてるのって人並み外れた身体能力のお陰か、と思えばちゃんと有効利用していると言えるのか。
あまりにもあまりにも、だけれど。
そんな社畜と化し、ひたすら働くために生きている、みたいな有り様と成り果て、かつての勇者の栄光どこへやら、という格好になってしまっている上総ですけれど、そんな環境にも関わらず彼の精神というのは勇者の頃から何一つ変わっていない、というのは立派ですわ、ほんと。異世界から彼のもとに。ただただ、彼と生きるために元の世界を後にしてこの世界へと飛び込んできたリリアーヌとクリスが、今の上総と再会してなお失望も幻滅もせずに居られたことこそが証左でありましょう。違う世界で生きる覚悟を決めてきた姫様たちの肝の据わり方も確かにあるのでしょうけれど、かつてと変わらぬ上総の人となりが、再会してみれば一回りも年上の男性となっていてなお、何も変わっていなかったことこそが彼女たちに大きな安心を与えたと思えば、立派な大人になってるじゃあないですか社畜なのはともかくとして。
なによりこの上総という勇者の在りようというのは、頼まれたら断れない、困っている人が居たら見捨てない、という性格で、それはもちろん優しいとかお人好しとかに分類されるのかもしれないですけれど、それよりも強く感じたのが「侠気」というやつなんですよね。
仁をもって義をなす。
義によって仁を尽くす。
或いは、義を見てせざるは勇無きなり、とも言うべきか。
彼の行動を見ていると、その優しさや人を助ける行為に対して無責任な甘さがなく、ごくごく自然に自分の行いに対して責任を負う覚悟を持ってやってるところがあるんですよね。それはバッサリとした割り切りとも少し違うようで、これは頼りがいがある漢だよなあ、と感じてしまうわけですよ。
普段の情けない言動とは裏腹の、その懐の深さと背中の頼もしさは、この手のお人好し系主人公にはなかなか見られない、ピリッとした侠客的な味わいをかんじて、なるほどさすがまだ未熟な未成年勇者とは違う、おっさん呼ばわりされてもいいんじゃないかな、という大人の風格でありました。

異世界のダンジョンが現代社会に現れて、という作品は昨今だいぶ見かけるようになってきましたけれど、そこに現代側の魔術サイドが絡んでくるのはともかくとして、それ以上に突如都市部に降って湧いていた「災害」という側面を、一般人の被害状況も含めて如実に描いている展開は、物語の迫真性や緊迫感に勢いと重心をもたらしていて、このタイプの話としてはかなり歯ごたえがありました。読んでて面白かったですね。
ヒロインの一角の紅が、さすがに狷介に過ぎていて、対人不信と色々拗らせまくってる原因があるので、仕方無いっちゃ仕方ないですし、やっとこ心許してくるラストあたりはちゃんと可愛くなるんですけれど、管狐くんが取りなしてくれなかったらさすがに途中でしんどくなってたでしょうね。いや、あの管狐の取りなしって、上総は全然気にしてなかったのを考えると完全に読者に対して向けられてたよなあ、と思わないでもない。その意味ではちゃんと効果的ではあったんじゃなかろうか。紅の抱えているものの説明としても大切でありましたし。
しかし、ここまで日本の術者側の実力が太刀打ちできない格差がある、というのは辛いものがあるなあ。

非モテの呪いで俺の彼女が大変なことに4   

非モテの呪いで俺の彼女が大変なことに (このライトノベルがすごい! 文庫)

【非モテの呪いで俺の彼女が大変なことに】 藤瀬雅輝/荻pote このライトノベルがすごい!文庫

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「俺は那須谷繭香が好きだ!」
ある日の授業中、唐突に自分の恋心を自覚した宮岡貫平は、さっそく告白を決意する。なぜか告白を邪魔しようとする担任の月影先生を謎の“コウカンゴジョカイ”のメンバーたちの協力のもと振り切って、晴れて繭香と恋人同士となった貫平。バラ色の学園生活が広がると思っていた矢先、学園に伝わる「非モテの呪い」の試練が襲ってきた…。呪いに負けずに最後まで彼女を愛し抜けるのか!?
第4回『このライトノベルがすごい!』大賞・優秀賞受賞作!

うわぁ、これは主人公尊敬するわ。なんという性格イケメン。学園に伝わる呪いによって、カノジョになったばかりの相手の女の子が、計4回にわたって筆舌しがたい有り様になってしまうのですけれど、この貫平と来たら一切ブレずにこの繭香という娘への恋心を失わないのである。いや、スゴイわ。普通に考えて、これは多少とも恋心にゆらぎを生じさせそうなものなのに、事態そのもの、繭香を見舞った呪いに対しては動揺を露わにするものの、恋心に関してはホント、不動なんですよね。これで全く動揺せず受け入れてしまうのならこれほど感心はしないのですけれど、普通に度肝を抜かれて慌てふためいているんですよね、彼。彼女に対する一途さは、ほんとに尊敬に値する。これは、繭香さんもさらに惚れるわー。見放されても仕方ない状態になりながらも、こんなに一心に想いを寄せられたら、女性としてたまらんですよね。この繭香もまた凄くイイ娘で、そんな二人が健気に一途に必死になって呪いをはねのけようと頑張る姿は、素直に見ていて応援したくなる素晴らしいカップルでした。リア充爆発しろじゃないよ、この素敵なカップルの邪魔する奴こそ爆発しろ!!
特に、2番目の呪いはちょっとどころじゃない決意がないと耐えられないですよ。なんか、変な方向に目覚めかけてた気もしないでもないですけれど、可愛くさえあれば性別なんて関係ないよね!!を地で行くとは思わなかったぜ。
個人的には、三番目の呪いはもう解けなくても良かったんじゃないかとすら思ったり。いやあ、普段の毒のない綺麗な繭香もいい子で可愛いけれど、あの性格改変された繭香は、あれはあれで可愛すぎるでしょう。同類属性のキャラの中でも、あの可愛さはなかなか見られないレベルですよ?

三十年前から続いている学園の呪い。実際に呪われたまま、という実例があるのはかなり厳しい設定ですよね。ただ、呪いはカップルが破綻すると解かれるという話なので、呪われたままというのはそのカップルが別れる事無く続いた、という事でもあるわけです。月影先生の旦那さんは、正直スゴイと思う。だって、この先生が学生時代に呪われたお陰で元の姿や性格からどれだけ変わってしまったかを思うと、これを愛し続けたというのは猛者も猛者ですよ。旦那さんは登場しなかったけれど、尊敬するわー。

呪いを解くため協力してくれる先生や友人たちも、ほんとにいい人達ばかりで、その援護に答えてひたむきにお互いへの想いを貫こうと頑張る貫平と繭香のカップルは、見ていて微笑ましく甘酸っぱくなるような素敵な恋人ぶりで、これほど心から声援を送りたくなる相思相愛のカップルはなかなかいないですよ。まさに、本年度のラノベ業界見渡しても、指折りのベストカップル、と呼ぶに相応しい二人でありました。
最高に素敵なハートフル・青春ラブコメでした、ご馳走様。

ラストセイバー 3.叡智の花嫁4   

ラストセイバー (3) 叡智の花嫁 (電撃文庫)

【ラストセイバー 3.叡智の花嫁】 兎月山羊/荻pote 電撃文庫

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西暦2140年―。そこは、史上最悪の敵「天使」の容赦ない猛威によって、人類が絶滅寸前になっている世界。2015年からタイムスリップした少年・名薙は、大切な人たちを次々に失い絶望しながらも、過酷な運命に立ち向かっていく。そんなある日、名薙は騎士候補生として重要な任務につく。城塞都市・京都の女王に即位する少女の護衛。何事もなく進むかに見えた戴冠式だったが、襲撃してきたのは、驚くべきことに―。かつてない最強の敵に、果たして名薙やアニカの運命は…。新次元異能バトル、ついに最高潮へ!
うわぁぁ、なんて勿体無い!! 何が勿体無いって、勿論この三巻で打ち切りになっちゃったこと以外にないでしょう!!
何の力も持たなかった普通の高校生が、人類が滅亡しかかっている未来に飛ばされ、英雄となって戦うことになる。こうした流れの作品の中では、ピカ一と言ってもイイ良作だったのになあ。何の自覚もなく、成り行きから英雄となってしまう主人公が事欠かない中で、彼……名薙の身の丈に合わない力を持ち、また絶望しきった人類の希望として立つという責任の重さに逡巡する苦悩の描き方は実に丁寧であると同時に、彼の怯えと力との向き合い方は誠実であって、非常に好感が持てたものです。その上で、彼は一度人類を救済する英雄の後継者という立場から距離を置き、一度一兵士という底辺からこの荒廃した世界を生きることで、平和な現代日本で過ごしてきた一般人としての甘さを削ぎ落とし、生きるための覚悟を研ぎ澄ましていく。二巻で名も無き兵士見習いとして戦い、そこで自分の過去と決別し、その手を自らの決断によって愛する人の血で染めて、甘さではない優しさと血の通った覚悟を手にとった名薙。
そんな彼が、絶望的な戦いを前にしてついに全人類の希望を背負った英雄として生きる覚悟を決める。この過程の描き方がまた素晴らしかったんだ。追い詰められた末のことである、必要にかられてのことである、だけれどそんな言い訳や逃げ腰の姿勢など微塵もない、それは自らの生き方として覚悟を持って選んだ、男としての決断だ。
栄光や名声など露ほども顧みない、ただ自らを人類のために捧げる選択に、しかし哀れさや悲惨さは微塵もない。生贄としての儚さなど欠片もない。そこにあるのは、傷つき怯え理不尽にのたうち回った末に、おのが弱さを受け入れて、守るべきものを見定めて、選び決断し覚悟し、重きを背負って微塵も揺るがず毅然と佇む男の背中だ。自分を守って死んだ男の後を引き継ぎ、希望を担うと決めた男の雄々しき姿だ。正直、身も震えるような痺れだった。
カッコ良かった。
これほどの男の物語を、こんなにも中途半端な形で締めくくられてしまったことへの痛恨の念はしばらく消えないだろう。勿体無い、成長物語としても稀有な出来栄えだった良作なのに、勿体無い。
キャラクターとしても、装甲姫と呼ばれる今回新キャラとして登場したお姫様のキャラもむっちゃ立ってて実に格好良い女の子で素敵でしたし、当初まったく眼中に無かったもののようやく此処に来て名薙を意識しまくりだした真那の動向も気になりまくり、とラブコメの方も実に盛り上がる要素満載でしたし、話を締めるということでかなり畳み掛けて暴露された物語の核心となる真実も、普通にシリーズ物として描いてたらまた随分と盛り上がった展開だったろうに、という糸が絡みまくった真相でしたし、ぐわぁ、返す返すも残念至極。勿体無かった。面白かったのに。本当に面白くなりそうだったのに。こんな形の幕となってしまいましたが、一応の決着というか一番肝心な部分だけは明らかにしてくれたのだけは幸いでした。
こうなったら第三作目に期待する他あるまいて。メキメキと伸びてる実感は確かにあるので、出来ればこのまま行って欲しいところです。

1巻 2巻感想

ラストセイバー 2.恋殺の剣誓4   

ラストセイバーII 恋殺の剣誓 (電撃文庫)

【ラストセイバー 2.恋殺の剣誓】 兎月山羊/荻pote 電撃文庫

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名薙の前に立ちはだかる敵は……。
新次元異能バトルが急展開を見せる!!

 西暦2140年。そこは、史上最悪の敵「天使」の容赦ない猛威によって、人類が絶滅寸前になっている世界だった。
 2015年からタイムスリップした少年・名薙綾月は、過去へ戻るための方法を探りながらも、しばらくは過酷な世界で暮らしていくことを決意する。そして騎士候補生となった彼がまず命じられたのが、調査活動。目的地は「黒の森」と呼ばれる、謎の多い怪しげなエリア。アニカや真無とともに現地へと向かう名薙だったが、目の前に意外な人物が現れ、壮大な事件に巻き込まれることになる──。
 新次元異能バトル、驚きの急展開を見せる第2巻が登場!!
その男の偉大さを知るからこそ、その名と、名に伴う英雄としての責任と期待に怖気づく。
一巻でも感じていたことだけれど、この名薙綾月という主人公の有り様は凄くいい意味で等身大なんですよね。英雄願望のある危なっかしい見栄っ張りでもなければ、見苦しいまでの臆病なヘタレでもない。最近流行りの普通であることに異常な拘りや必要以上の執着を見せる奇態な普通人でもない。いちいち自分が普通であると強調するまでもなく、普通であることを自覚しているからこそ自分が普通の少年であることを当たり前の事として意識もしていない、ほんとうの意味で普通だった少年、それがこの名薙綾月でした。そう、普通の高校生でいられたのはもう過去のこと。この荒廃した未来に流れ着いた時点で、また剣聖の機体を受け継ぎ、人類の希望という重責を引き継いだ時点で、もう今までの自分では居られない。その事実を誰よりも重く受け止め、自覚していたからこそ、名薙はその担うべき責任と期待のあまりの重たさに怖気づいてしまうんですね。
この心境は、至極当然のことだと思う。誰よりも名薙こそが、剣聖の人となりとその英雄としての在り方に感服し、敬意を抱いていたのですから。その男の大きさに、心打たれていたのですから。それを、自分が彼の代わりにやらなきゃいけない、となった時に果たして冷静に受け入れることが出来るのか。名薙は肥大化した自己顕示欲の持ち主ではありません。逆に、自分を過小評価して縮こまるタイプでもないのです。けれど、冷静かつ客観的に自分を顧みれば、自分が剣聖に比べてどれだけ未熟か自然と理解出来てしまう。そこに、恐ろしさを感じてしまうのもまた自然な事でしょう。
個人的に感心させられたのは、彼がこの時に感じている担うべき覚悟、機体を裏切る事への恐れと、それに向き合う勇気とのバランスの描写が実に絶妙なところなんですね。名薙は確かに怯えて英雄として立つ事に背を向けるのですけれど、決して現実逃避して現状から、この天使と戦わなくては滅びてしまう世界から逃げ出しているわけじゃないのです。生活が掛かっているとはいえ、騎士候補生のテストを受けて一兵卒として剣を取る事は厭うていない。結局、戦わなければならないという状況から逃げられないことはしっかりと承知していますし、自分が剣聖からすべてを託されたということも自覚している。いつかは、折り合いをつけなければならないことは心の何処かで承知していたわけです。最後のよすがが、平和な過去へと戻る事でしたけれど、その自分たちの時代もまた、やがて天使による戦禍によって滅びることが決まってしまっている。たとえ戻ることが出来ても、そこにはもう滅びしか待っていない。
つまるところ、この二巻は英雄となることを託された少年が、英雄として生きる覚悟を受け入れる話なのです。それは輝かしい話でも、栄誉ある話でも、幸福な話でもありません。今までの平穏で幸せだった過去という時代に別れを告げる別離の話。血塗られた修羅の道を行くことを決めた哀しいお話。二度と戻れぬ道へと踏み入る痛みと苦しみにまみれたお話。
それは、名薙や真無と同じく過去から未来に送り込まれた同級生たちの末路。外道に落ち、悪として歩むしか救われる道が残されていなかった少年と、過去の象徴として刻まれることになった幼馴染の少女との再会と別離によって、決定づけられることになるのです。
名薙のこれからの生き方を決定づけるシーンとして、この二人との決着の付け方は心震えるものがありました。
幼年期の終わり。一皮剥けた、という言葉で片付けるにはあまりにも辛く哀しい名薙の覚悟は、主人公の成長というテーマで見るならば、これ以上ない最良のものなのではないでしょうか。
正直、導き役でもあった剣聖が一巻で早々に退場してしまったことは先々の展開的にも不安満載だったのですけれど、ほぼ独力で立ってみせた名薙を見損なっていたのかもしれません。一巻でも結構褒めてたと思うのですけれど、想像以上にこの子は心の強いひたむきな子でした。イイ主人公です。この二巻を経て、もっとイイ主人公になったと思います。これまでピクリともフラグを立てる様子のなかった冷めた真無が、思わず心奪われてしまったのも無理ないかと。あそこで、グラっとくるのは卑怯だよなあw
クリスに相対した時の無双っぷりといい、実はこの娘がラスボスじゃないのか、と思いたくなる強キャラなので、ちゃんとヒロインらしく名薙に心傾けてくれるシーンがあって、ちょっと安心しました。
一方で、アニカについてはほぼ全編に渡って、懊悩する名薙をさり気なく支え続けたわけで、かなりの良妻でしたよ、うん。
改めて振り返っても、二巻でのキャラの掘り下げとストーリーの充実振りは見事の一言。作品として、一巻から確実にステップアップしてます。面白かった。

1巻感想

ラストセイバー 救世の後継3   

ラストセイバー 救世の後継 (電撃文庫)

【ラストセイバー 救世の後継】 兎月山羊/荻pote 電撃文庫

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ときは西暦2140年。史上最悪の敵「天使」による容赦ない猛威にさらされ、人類はその数を極端に減らし、まさに絶滅の危機に瀕していた…。東京ビッグサイトで奇怪な事故に遭遇し、2015年の平和な世界から2140年に飛ばされてきた高校生・名薙綾月は、その過酷な境遇に動揺しながらも、自らの運命と人類の未来に希望を見出すべく、立ち上がる。その手に輝く剣を携えて―。
おじさんはクールに去るよ。
とばかりに、ほどけるように去っていってしまった英雄。早い、早すぎるよ、おじさん!
確かに、名薙という少年は充分に英雄たるの資質を持っていました。
彼は普通の少年らしく、突然放り込まれてしまった未来世界の只中で右往左往するばかり。無鉄砲さや勘違い、増長とは縁のない自分がこの環境では一人で生きていけない、助けて貰わなければ野垂れ死ぬだけだった、保護されてからも身の程を弁えていて英雄願望など持ちあわせていない、本当にただ途方に暮れた異邦人でした。むしろ、強かにこの未来世界で足場を作っていた自分と同じ過去からの来訪者である少女のバイタリティに圧倒されつつ尊敬を抱くくらいの心持ち。そんな彼ですけれど、それだけ拠り所もなく自分の力に自信も持っていないフワフワとした立場でありながら、彼は間違っていると思ったことを声を上げて間違っている、と言える子だったんですよね。それは、純朴な正義感。誰か弱い立場にある子が理不尽に虐げられているのを目の当たりにした時に、相手がどれほど強い立場、強い力を持った相手だろうと、自然と、しかし躊躇いなく身を呈して庇おうとする優しくも強い気持ち。それを、この名薙という少年は持っていました。彼の素晴らしいところは、その正義感が自分の強さを拠り所としているものじゃない所なのでしょう。力を振りかざすのではなく、理不尽から庇い守るための剣。そんな英雄の資質を、かの少年は確かに持っていました。
それはまさしく、人類の希望と讃えられた剣聖の後継者たるに相応しい心映え、でしょう。ですけれど、まだ早い。酸いも甘いも噛み分けて、人類の未来なんて重たいものを一手に背負って行くには、この少年少女たちはまだあまりにも幼すぎ、何も知らないままなのです。まだよちよち歩きの手を引かれ導かれて当然の英雄候補の幼子たち。まだまだ、おじさんに見守られ、庇護され、教え導かれて当然の未熟で独り立ちしていない子供たちだったのに、おじさんは去っていってしまいました。
このおじさん個人も、もっともっと掘り下げて見てきたかったという願望が尽きません。人類最強の剣聖と謳われながら、自分を「おじさん」と呼んで飄々として気取らず、暇さえあれば酒を喰らって管を巻く風来坊か根無し草の素浪人かという佇まい。それでいて、常に柔らかく優しげな空気をまとい、無辺の信頼感と頼もしさを醸し出すまさしく英雄の名に相応しいその姿。果たして、彼の人生はどのような歩みの上にあったのか。何を思い、どんな願いを抱いて、名薙たちに後を託していったのか。英雄と呼ばれ、その期待に相応しい振る舞いを絶やさない一方で、重圧に草臥れて酒に逃げるような一面を滲ませていたおじさん。彼に課せられていた重圧はいかほどのものだったのか。あの、子供たちに対する慈しみの眼差しは、どんな経験に寄ってもたらされていたものだったのか。そして、何の異能の力も持たないまま絶大な力を思うがままに振るった、最後まで不敗を貫いた最強の力はどのようにして培われたものだったのか。
どの側面から見ても、こんなに早く去ってしまうにはあまりに惜しい人でした。いやもうホントに、もうちょっと引っ張ってくれても良かったのに。
こんな人の、これほどの人の代わりを、いやそれ以上の役割を期待され背負わされる事になった名薙たちは、これから大変なんてものじゃなかろうに。もはや、ご愁傷様、と合掌したくなるレベルである。

人類を根絶やしにしようという悪意に満ちた敵に蹂躙され、荒廃する125年後の世界に迷い込み……否、送り込まれた現代の少年少女たち。過去と未来にどんな因果がめぐり結ばれているのか。こういう、滅亡の危機に貧した未来世界、という世界観はやはりどうしてもワクワクを抑えきれないし、その世界の成り立ちに様々な陰謀が絡み、主人公たちがいた時代にその根幹が横たわっていそう、という過去に立ち戻るような展開もありそうなこの流れは実に面白い。まずは、次の展開に期待したい。

兎月山羊作品感想
 
12月3日

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(電撃コミックスNEXT)
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(アクションコミックス)
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11月26日

(エンターブレイン)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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11月25日

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(ガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(コロナ・コミックス)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(KADOKAWA)
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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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