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葉山えいし

戦姫アリシア物語 婚約破棄してきた王太子に渾身の右ストレート叩き込んだ公爵令嬢のはなし ★★★★☆  



【戦姫アリシア物語 婚約破棄してきた王太子に渾身の右ストレート叩き込んだ公爵令嬢のはなし】  長門佳祐/葉山えいし アース・スターノベル

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「アリシア・ランズデール! 貴様との婚約を破棄し、反逆罪で……へぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅう!」
王太子に会心の右ストレートを放つとともに国外へ脱出した公爵令嬢アリシア。元帥号をもつ将校かつ、戦の天才でもある彼女を助けたのは、敵国の第一王子で、しかも理由は「嫁にしたいから」だった!?
帝国軍にアリシアを迎えることで、長く続いた王国VS帝国の戦は、最終局面に突入。反逆罪ものの大事件の行く末は? ほのぼの優しくてくすくす笑える、ドタバタ戦乱コメディ。

超大ウケ!!
やばい、なんだこれ、めっちゃ面白かったんですけど!?
あらすじの「ドタバタ戦乱ラブコメ」ってなんだよ? と思う所なんですが、読むとドタバタ戦乱ラブコメなんですよ、確かに。しかも「ほのぼの優しくてくすくす笑える」、てのもその通り。
何しろ、登場人物の殆どがアリシアを筆頭に愉快な愛すべき馬鹿ばっかり。戦記物でシリアスな場面も血腥い場面も確かにあるのだけれど、基本的に敵も味方も憎めないやつらばかりなのである。
優しい世界、なのだ。
王太子をぶん殴る、という言い逃れできない大逆罪をやらかしてしまったアリシア、なのだけれどそれまでずっと王太子からパワハラを受け続けていたのをグッと我慢してきたので、むしろ周りは「よくやった!」と拍手喝采。しかも、アリシアは帝国との戦いでは軍事強国相手に見事に国境を守り続け、北の蛮族の大侵攻には逆に大侵撃をかましてぐうの音も出ないほど叩きのめした大英雄。個人的武勇でも軍略でも天才の名を恣にする軍神である。軍部は東西南北の諸侯軍から本来王族を守るべき近衛軍に至るまで、アリシアの支持者を通り越して信奉者。ちなみに、敵である帝国軍も彼女の熱烈なファンである。筆頭が、会戦にて出会い頭にぶっ殺されかけた経験者の帝国皇太子である。部下たちからは、あれはキモいと称されるほどのもうべた惚れ。ちなみに、お前らも相当にキモい同類だからな、帝国軍諸氏諸君よw
とまれ、アリシアが我慢の限界ぶっちキレてやらかしてしまった殴打事件を引き金に、反アリシア派の王妃派閥が王族権限で近衛軍を動かしてアリシアの捕縛、謀殺に動いたために、アリシアは王都を脱出せざるを得なくなったわけだけれど、もう初っ端からドタバタお祭り騒ぎなんですよね。
アリシアの脱出を支援するのは、アリシアの影響で血の味を覚えてしまった宮廷の淑女軍団。いや、お嬢様方、なんでそんな血に飢えた狼みたいな人種なんですか!? 統制された餓狼の群れのように迫りくる近衛軍(士気どん底)を蹴散らして王宮への逆撃をかまそうとする淑女たち。
淑女とは!? あまりの凶暴さに、アリシアもドン引きである。
というか、アリシアの支持層めちゃくちゃ分厚いのに、何がどうして帝国に亡命するなんて事になってしまったのか、よくわかりませんよ!? 軍部だけでなく、平民宰相のシーモアおじさんも味方サイドですし、何気に王太子エドワードの取り巻きである近衛軍司令官の息子のアランも、宰相の息子のレナードも、幼い頃からのアリシアの馴染みで仲良いんですよね。とどめに、ゲームで言うところのゲームの主人公である所のアンヌもまた、幼馴染の腐れ縁。マブダチと言っていいんじゃないかしら。
ちなみに、アリシアの亡命劇をプロデュースしたのは彼女アンヌである。王妃のアリシア粛清謀殺の動きを察知したアンヌの王国と帝国を巻き込んだ大謀略、というのが真相だ。
おかげで、理は完全にアリシアの側にあると理解し心情的にもアリシア支持なんだけど、エドワードを見捨てられないレナードとアランが、えらい苦労するハメになるんですよね。
国力差から絶対敗北を避けられない帝国との戦争を軟着陸させつつ、王妃派の粛清劇を逆手にとってのアリシアを女王に奉るクーデター、というのが真相というべきなのか、これ。アリシア自身は、帝国に勝てない事を悟りつつうまく双方に被害も遺恨もなるべく少なく負ける事は企図していたものの、自身が登極することはまったく考えていなかったので、誰かの明確な意図あってのことではなかったみたいなんですよね。ただ、王妃が引き金を引いてしまったことで、愛想を尽かした皆が逆の方向に怒涛のように流れ込んで走ってしまったわけだ。
実際、諸侯軍根こそぎアリシアに寝返るし。
そして、亡命してきたアリシアに、帝国皇太子ジークハルト率いる対王国侵攻軍総員大はしゃぎ。君たちちょっと喜びすぎw
この帝国軍の面々がまた面白い連中で、やたらテンション高い愉快な馬鹿たちなんですよね。ジークハルトの事は慕いながらも全く遠慮なく罵倒しますし、からかうし雑に扱いますし、皇太子への不敬罪とかないんですか、ほんと!? 
ノリが体育会系というよりもいつも全力で大騒ぎしている文化系クラブのノリなんですよね。騎士道なんぞくそくらえの歴戦の戦争屋で実に楽しそうに戦争をピクニックする連中であるはずなんだけど、アリシアが帝国軍の指揮も取ると決まったのに反対するどころか大はしゃぎだし、軍議は酔っ払いどもの酒盛りかというくらいテンションあげあげで、アリシアの立てる作戦に大盛りあがりで、挙げ句じゃんけんで配置決めだすのはさすがにヤメレ。これでも世界最強の軍隊である。
これだからこそ、なのかもしれないが。
決戦前のアリシアの演説に、アリシア麾下に入った諸侯軍と一緒に「王国万歳ー!」とテンションマックスになって叫んでる帝国諸卿、控えめにいってもバカばっかりで大好きであるw
もちろん、皇太子のジークハルトもまたそのバカどもの筆頭で、でも同時に何だかんだとカッコいいんですよね。色んな意味で隙だらけではあるんですけれど、周りのバカたちに弄り回され、自由奔放なアリシアに振り回され、でもそれ以上のノリの良さでうまいことウケながら、アリシアラブを貫く姿は気持ち悪いけどイケメンw
アリシアの方も自分のことを大事にしつつアプローチを欠かさない彼のことは満更でもなく、なんだかんだとイチャイチャしてるのが微笑ましいんですよね。いいじゃない、ラブラブカップルじゃない。

これ、書籍版はウェブ版から結構中身変わっていて、アンヌやアラン、レナードと言ったゲームの主人公と取り巻き連中、雑にフェイドアウトしてるんですよね。自分ウェブ版は冒頭あたりだけ読んだのですが、断罪イベントで完全にアリシアの敵に回っていて、物語上からもキレイに排除されてしまっていたのが、アランとレナードは書籍版では王国側の主人公と言っていいくらい頑張って、自体の収拾とソフトランディングに努めていて、大活躍してるんですよね。活躍というよりも、作中でもっとも苦労しているというべきか。アリシアとエドワード、王国の要人としての立場の板挟みに合いながら、筋を通し義理を果たし友情を捨てず誠実であろうとし、道理に合わせようと頑張った、というべきか。もうおバカのノリでイケイケドンドンな連中ばかりの中でほんとようやったよ。王妃派閥の無能無知無見識の暴走を可能な限り抑え込みながら、でしたからね。
彼らのお陰で、王国サイドにも気持ちを割きながら読めましたし。この大幅な改変は実によいものだったんじゃないでしょうか。噛めば噛むほど味のあるキャラがメインに増えて悪いことはないですし。
元凶であるエドワードですら、ある程度汚名返上する機会がありましたしね。これも最後まで見捨てなかったレナードたちの尽力のお陰なのですが。追放後に備えて農業スキルをあげる、という某野猿系悪役令嬢の考えは間違いじゃなかった、と何気にエドワードくん証明しとるがなw
楽しそうに戦争するやつら、というと血と硝煙を背景に血走った目と凄惨な笑みで彩られた戦争狂どもの話になりそうなのだけれど、これは本当にこいつら楽しそうだなー、と思わず微笑ましくなってしまうような、愛すべきバカどもによるドタバタ馬鹿騒ぎ。
ひたすら、愉快痛快、笑ってちょっと胸があったかくなる、なんだかんだとみんなに優しい楽しいお祭りでした。
この調子、このノリで、帝国の学園編、やってくれたら嬉しいです。あー、面白かった。ウケたウケた。

不殺の不死王の済世記 ★★★☆   



【不殺の不死王の済世記】 笹木 さくま/葉山 えいし ファミ通文庫

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アンデッドによる、人間のための、平和な世界征服!

伝染病で死にかけていた少女ミラを救ってくれたのは、禍々しい動く骸骨、不死王・テリオスだった。テリオスはスケルトンを労働力として提供し、生き残った子供たちに勉学まで教えてくれた。最初は怖がっていた子供らもその誠実さに打ち解けていく。特にミラは才能があると魔法まで教わり、テリオスの弟子としてメキメキと才覚を伸ばしていた。しかしある日、スケルトンが出没していると国から討伐隊が派遣されてしまい――!? 誰も殺さず世界征服を目指す不死王と、彼を支えた銀髪の乙女の伝説、開幕!

まーた、極端から極端に走る人だな、この不死王様。
この人が前回失敗したのって、やりすぎが原因だと思うんですよね。その時その場面そのケースによって、対応や対策は変える事が回り道に見えても結局は最短距離を走ることになると思うのだけれど、彼の場合わかりやすい最短距離、身分も関係も性差も年齢も関係なく障害になるものを纏めて殺しまくったが故に誰もついていけなくなり、また感情的なしがらみが生じてしまった為に彼自身思わぬ形で、多分外から見れば必然のように足を引っ張られ、彼の所業は否定されて、世界に平和をもたらすため、世界中の人々が安寧に暮らせる世界を作るための戦いは幕を下ろしてしまったわけだ。
これを、不死王様は失敗の原因を、殺すことによって世界を平和にしようとしたからだ、と思ってるようなんですね。人間である以上、寿命というリミットが在り、自分一代で長く長く続く平和を作ろうとするなら、最短距離を突っ走らなければならなかった、という理由はわからなくもないのですけどね、ほんと。
でも、じゃあ今度はアンデットになって永遠に近い時間があるから、慌てず焦らず、前は殺すばかりでダメだったから今度は絶対に殺さないで世界を平和にする征服を進めよう、と思うのはやっぱりなんか変じゃないですかね。
それは決して間違ってない立派な思想だとは思うのですけれど、彼の心に「命」を尊ぶ想いや慈愛が存在するのかというと、ちょっと微妙な感じがするのである。命の重みというのを、果たして彼は実感できているのだろうか。数字や建前で数えていないだろうか。
もちろん、身近に接した近しい人たちに対してはとても優しい慈しみを抱いていて、手の届く近い範囲の相手に対しては普通の感情を持っているとは思うのです。これ、アンデット化する前の生前でも部下に対する態度なんかを見ているとあんまり変わってない感じがするので、生来の性質なんじゃないのかな。
そんでもって、アンデットと化して永遠の不死を手に入れたことで、もし世界を征服出来たならば寿命に邪魔されずに自分の手で永遠に平和を維持できると思っている。心の底から、善意と使命感を持ってそう考えてるんですね。
……いや、やばくないですか? そうやって作られた平和って箱庭どころか鳥かごとか飼育小屋とか、そういう類のものなんじゃないだろうか。
どれほど強力な力を持っているとは言え、独力で事をなすには限界がある以上、不死王さまは生きている人間の協力者を求めていて、とある人間の野心と下卑た浅ましさを原因とした偶然によって、疫病によって壊滅した村で最後に残り死を待つばかりだった子供たちを救い、それを恩に着せて、というほど情がないわけではないのだけれど、助けたのをきっかけに彼女たちの手を借りることになる。
そのうちの一人、年長でもあるミラという娘に魔術の才があり、その聡明さも相まって彼女が弟子となる事を請い、ミラとともに不死王さまは覇業の一歩目を歩き出すわけだ。
できれば、この賢いミラという娘に不死王さまの考え方に何らかの掣肘をもたらす役割を期待してみていたのですけれど……むしろ信者になっちゃってますね、これ。
狂信、というほどにはのめり込んでいないのですけれど、不死王さまの語る平和な世界に心打たれ、積極的な協力者であり支持者として率先して動くようになっている。
確かにこの時点で不死王さまの目指すものというのは、大人を疫病で全滅させられ失ってしまい、誰からも助けて貰えなかったミラたちにとっては眩しいくらい理想の世界なんですよね。いや、賢いミラだからこそ、不死王の語る平和を理解できた、というべきか。他の子供たちはよくわかってなくて、ご飯を食べさせてくれる優しい不死王様に懐いているというだけで思想に共感しているわけじゃないし、ミラの幼馴染の男の子もその反発はミラを取られたように思っているからで、難しいことは考えてないんですよねえ。

ただやっぱり、不死王さまの理想は生きる人間にとっては異質に感じられるのだ。
ミラたちの村が所属するエリュトロン王国。そこで起こった内紛に、不死王さまは介入することになるのだけれど、彼が味方することになる現王派の騎士たちは、聖騎士のディーネをはじめとして不死王さまがアンデットという魔物ながら、理性を持ち理想を持ち子供たちに慕われるだけの優しさを持つ悪しき存在とはかけ離れた、信頼に値する人物だ、と……まあ、幾度かの衝突を経て受け入れてくれるわけだけれど。
ただディーネをはじめとして、彼の誰も殺さない世界征服を、その思想を受け入れた、というわけじゃないんですよね。疑念を持ち、違和感を感じ、彼の力を借りなければ周辺諸国からの侵攻も防げないし、味方としては信頼できる相手だと認めていながら、しかし一歩その思想からは距離を置いているようにも見える。
叛乱を起こし、自国民を犠牲にするような策を弄した敵に対して、不死王様は結局自分の理想を貫き譲ることなくミラの願いを考慮する形で、刑を処す事になるのだけれど、これってほんと生命体としては殺してない、というだけで、誰も殺さない世界征服、なんて言葉ヅラから想像するキレイなものからかけ離れた現実を、早々に突き付けた、とも言えるんですよね。

これまでの作品の傾向からしても、作者先生がこの不死王さまの語るお題目を心から素晴らしいものと信じて、これを叶えるために嬉々と物語を綴っている、とはもちろん思えません。むしろ現実主義……ふわふわと柔らかく慈しみの籠もった理想の世界を実現するために、土台で或いは裏側でシビアで無慈悲な現実と向き合い、対峙し、突き付けられたそれを乗り越える主人公たちを描いてきた作家さんですからね。
永遠に変わらない存在であるアンデットになったはずの不死王さまが、果たしてこのまま変わらないで居られるのか。変わらずに理想を保ち続けることが出来るのか。一度目の挫折を経験しても、この人単にベクトルを真逆にひっくり返しただけで何も変わってないとも言えるだけに、その彼を変える何か、或いは誰かにぶち当たることになるのか、興味をそそられるお話となりそうです。

笹木さくま・作品感想

英雄覇道の狐巫女 1 ★★★   

英雄覇道の狐巫女 1 (オーバーラップ文庫)

【英雄覇道の狐巫女 1】岩山駆/葉山えいし オーバーラップ文庫

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君となら戦える。君となら強くなれる――!
天涯孤独の少年と、彼に寄り添う伝説の狐巫女。そんな2人が綴る怪異バトルファンタジー!

「精霊獣」と呼ばれる存在が人間と共存し、長い歴史を歩んでいる世界。英雄の血筋である少年・アルフは、しかし小さな狐の精霊獣しか召喚することができなかった。実の父からも見限られ、ひとり天涯孤独の身となったアルフ。だが彼に寄り添うその小狐は、かつてある英雄に仕えていた「伝説の狐巫女」であった。
狐巫女とともに精霊界で修業をつんだアルフは、その類まれな才能と実力を発揮。またたく間に退魔組織のトップエージェントとなる。そんな彼にある時課された任務。それは、とある学園への潜入であった。
そしてその学園では、精霊獣にまつわるとある事件が発生しており……?
人と精霊、そして魑魅魍魎が跋扈する現代で、新たな怪異譚が幕を開く
そんな粗大ごみを不法投棄するみたいに子供を捨てるとか。ってか、町中に置き去りにしてどうするんですか。普通は帰ってこれない森の奥とか山の中でしょうに。ヘンゼルとグレーテルだってちゃんと森の奥まで連れて行ったでしょうに。いやさ、普通に考えてそんな人通りありそうなところに置き去りにされた子供とか、警察に保護されて保護者呼び出されて怒られるだけじゃないの? そこまで治安悪い社会にも見えなかったし。
狐の精霊獣が伝説のそれだった事にまったく気づかなかった事と言い、このアルフくんの父親ってただのバカなんじゃないのか、と深刻に考え込んでしまいました。
アルフの妹には彼は勝手に出ていった、みたいな言い訳していたみたいだし。だからそのすぐにバレそうな嘘を娘について誤魔化すとか何ナノ? 隠蔽らしい隠蔽もしてないっぽいし。本気でただのダメ親じゃないだろうか。
正直ここまで間抜けで小物っぽいと、見返す云々という気持ちも盛り上がらないんですよね。アルフくん当人もそこまで実家に対してもう興味もないみたいだし。まあ、どれだけ自分らが間抜けで見る目がなくてアホなのかを思い知らせて「ざまぁ」と後ろ足で砂かけるくらいはいっぺんしてやっても良さそうな気もするのだけれど、逆に関わるだけ無駄という気もするのでどっちもどっちだなあ。
当人が真面目に努力して大成しているだけに尚更に。
この主人公、努力家であるという以上に幼少から苦労し虐げられ理不尽を味わい続けたことから来る、同じように理不尽や無用の差別を受けてきた人に対する労りの心根が響いてくるんですよね。
苦しい時に自分が受けた優しさを忘れること無く、それをただ返すのではなく、自分と同じような境遇、苦しみの中にいる人たちに分け与えることができる。優しさという強さを体現出来ているというのは、本人の資質もあるのでしょうけれど、それだけ鈴狐が愛情をたっぷり注いだ育成に励んだってことなんでしょうねえ。ダダ甘に見えて甘やかすことはしなかったみたいですし。
ともかく、それだけ主人公が健やかな性質をしているだけに、敵役の見事なまでのクズっぷりが余計に引き立っていたと思う。いやあ、あそこまで性根腐ってるのも珍しい。それでいて、小細工の一つもできない頭の悪さだし。ヤラレ役として教科書に載せるべきなんじゃないだろうか。あとでさらに性根を拗らせてしつこく復讐してくるほどの資質もなさそうですし。改心することもなく、見事に実力でも社会的立場もペチャンコにされて再起不能、っと後腐れのなさでもお見事である。
まあこういうの度々出られても困るので、一回で十分ですけれど。
狐のお姉ちゃんもいいけれど、ワンコな妹分もよろしいなあ。ヒロイン的には後から加わったマカミや、まだまだ背景ありそうな男装の先輩などの方がポテンシャルありそうで、鈴狐さんもうちょっと頑張れ。

 
12月3日

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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(講談社コミックス)
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