角川スニーカー文庫

砂の上の1DK ★★★☆   



【砂の上の1DK】  枯野 瑛/ みすみ 角川スニーカー文庫

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産業スパイの青年・江間宗史は、任務で訪れた研究施設で昔なじみの女子大生・真倉沙希未と再会する。 追懐も束の間、施設への破壊工作(サボタージユ)に巻き込まれ…… 瀕死の彼女を救ったのは、秘密裏に研究されていた未知の細胞だった。 「わたし、は――なに――?」 沙希未に宿ったそれ=呼称“アルジャーノン”は、傷が癒え身体を返すまでの期限付きで、宗史と同居生活を始めるのだが―― 窓外の景色にテレビの映像、机上の金魚鉢……目に入るもの全てが新鮮で眩しくて。 「悪の怪物は、消えるべきだ。君の望みは、間違っていないよ」 終わりを受け入れ、それでも人らしい日常を送る“幸せ”を望んだ、とある生命の五日間。

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時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 4.5 Summer Stories ★★★★   



【時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 4.5 Summer Stories】  燦々SUN/ももこ 角川スニーカー文庫

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アーリャさん達の煌めく夏物語が描かれた番外編!

新たな恋のはじまりを予感させた夏合宿。しかし、アーリャさん達の夏はまだまだ終わらない!
――有希の催眠術で政近が溺愛系イケメンに?予想外のスキンシップに妹と従者は悶絶寸前!――アーリャさんの激辛修行、向かったラーメン屋には意外な人物がいて?――妹に可愛い水着を着させたい!欲望全開な姉に巻き込まれたアーリャさんが着せ替え人形に!?――強くて美しいお姉様、あのカップルの馴れ初めエピソード――
生徒会メンバー達の煌めく夏物語が描かれた番外編!
【さーくん。もう、会えないのかな……】
そして約束の場所で運命の相手を待つ彼女の想いが今、明かされる――。

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転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 5 ★★★★   



【転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 5】  雲雀湯/シソ 角川スニーカー文庫

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手を伸ばせば、すぐにあなたに届く。大好評ラブコメディ、波乱の第5巻

夏休み明け、転校してきたもう一人の幼馴染と新たな生活がスタート!

隼人が転校してきてから、春希の日常は大きく変わった。クラスでの良い子の“擬態”は少しずつ解き始めて、バイトに挑戦してみたり、園芸部に入ったり、みなもに一輝、伊織、恵麻……友達と呼べる人も出来た。
それは幼いころと何も変わらない穏やかな空気でいつも隣にいてくれる「相棒」の隼人がいるからこそ。

夏休み明け、また春希の日常が変わり始めていた――月野瀬から転校してきた、沙紀の存在によって。
春希の大切な友達で、そして隼人が妹でもトモダチでもなく「女の子」として扱うひと。
「隼人ってさ、ボクのこと女の子として見てないでしょ?」
変わらない関係と、変わりたい心。
「相棒」と「女の子」の間で揺れ始めた2人の天秤は――青春ラブコメディ、第5弾!

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継母の連れ子が元カノだった 9.プロポーズじゃ物足りない ★★★★★   



【継母の連れ子が元カノだった 9.プロポーズじゃ物足りない】  紙城 境介/ たかやKi 角川スニーカー文庫

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季節はクリスマス直前――いさなのイラストの才能に魅せられた水斗は、彼女のプロデュースに熱中していた。
気分転換に訪れたゲームクリエイターの講演会で登壇していたのは……結女の実父・慶光院で!?
「きみは、自分の幸せの形がどういうものか、すでに気付いてしまっているのではないかな?」
膨らむ結女への想いを自覚しながらも、二人が再び恋人同士になれば、それは家族の問題で。
そんな恋心と現実に揺れる水斗に、
「私と、一緒にいてくれないと……やだ」
結女は好意を隠さずぐいぐい攻めていき――!?
再び両想いとなった結女との未来か、いさなの才能を世に示す夢か。
今“きょうだい会議”を開くとき!

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戦闘員、派遣します! 7 ★★★☆   



【戦闘員、派遣します! 7】 暁 なつめ/カカオ・ランタン 角川スニーカー文庫

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キサラギ最強の幹部が惑星に来ることに!? 六号とアリスが起こした不祥事を隠しきることはできるのか


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陰キャだった俺の青春リベンジ 2 天使すぎるあの娘と歩むReライフ ★★★★   



【陰キャだった俺の青春リベンジ 2 天使すぎるあの娘と歩むReライフ】  慶野 由志/かる 角川スニーカー文庫

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ありがとう新浜くん、こんなに楽しい日常を私にくれて。

高校2年にタイムリープした元社畜の新浜心一郎。前世で憧れだった美少女・春華と距離を縮めながら2度目の青春を謳歌していた。
期末テストが近づいたある日、春華の幼馴染みだという御剣に「お前のような雑魚が彼女に近づくな、テストで俺と勝負しろ」と喧嘩を吹っかけられる。
前世では負け続け人生だった新浜が、勝ち組カースト上位に挑むことになって――。
「新浜君はやっぱりすごいです! 新浜君が頑張っていたのを知っていたので、とっても嬉しくなったんです……!」
2度目の人生は、頑張りも努力も一番近くて見ていてくれる君がいる……!青春リベンジラブコメ、第2弾!

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高度に発達した現代工学ならば魔法すら打ち破れる ★★★☆   



【高度に発達した現代工学ならば魔法すら打ち破れる】  藍月 要/凪良 角川スニーカー文庫

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ディープラーニング、パワードスーツ……工学の叡智は魔法にすら匹敵する!

ある日、俺は夜の公園で、異形の怪物と傷を負った妹・すずめを目撃した。怪物は異世界の魔法使いによって作られたもので、すずめは魔法少女として怪物と戦っていたのだという。
状況は飲み込みきれないが、妹が危険な目に遭っているのは見過ごせない。それに"魔法"なんて興味深い単語を聞いて黙っていられるわけもない。だって俺は高専生なんだから。
「魔法もなしに戦うなんて無謀すぎるよ!!」
「なら工学の力を頼るまでだ。『高度に発達した科学は魔法と区別がつかない』って言うだろ?」
パワードスーツによる身体強化、画像解析での索敵。現代工学の叡智は魔法に匹敵する!

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転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 4 ★★★★  



【転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 4】  雲雀湯/シソ 角川スニーカー文庫

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彼のことを「好き」な女の子と、友達になった。青春ラブコメ待望の第4巻!

隼人と春希と姫子は共に月野瀬村に帰省した。沙紀や従弟の心太と一緒に田舎の夏休みを堪能する。一途に隼人に思いを寄せる沙紀の姿を間近に見ていた春希は、自分の笑顔が作り物めいて感じられて……。

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時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 4 ★★★☆   



【時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 4】  燦々SUN/ももこ 角川スニーカー文庫

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ロシアンJKとの青春ラブコメ第4弾、ちょっぴり過激な夏休み編!

終業式の後、晴れて名前で呼び合う間柄となった政近とアーリャさん。
気恥ずかしさから互いに煮え切らない態度で悶々とした時間を過ごす中、遂に待ちに待った統也主催による生徒会合宿がはじまった!
豪華絢爛な別荘宅とプライベートビーチ、夏祭りに花火と輝ける青春を謳歌する生徒会メンバー達。
リゾート地でのロマンチックなシチュエーションと非日常感に高揚したアーリャさんは挑発的な笑みを浮かべていて――。
「それで? 政近君は、どこにキスしてくれるのかしら?」
悶絶しそうになるほど刺激的な駆け引きを仕掛けてきて!?
ロシアンJKとの青春ラブコメ、ちょっぴり過激な夏休み編!

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魔導書学園の禁書少女 少年、共に禁忌を紡ごうか ★★★☆   



【魔導書学園の禁書少女 少年、共に禁忌を紡ごうか】 綾里 けいし/みきさい 角川スニーカー文庫

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禁書の主に魅入られし、最底辺魔術師の少年。禁書を巡る学園ファンタジー!
この世界の魔術師は皆、己の中に“本”と“本棚”を持ち、そこに記された≪物語≫を魔術に変えて行使する。
そんな彼らの通う学園、通称『無限図書館』に歴代最低得点で入学した少年レン。
彼の持つ本に何も書かれていない――世界で唯一“白紙”の本を持つ、ロクな魔術が使えない落ちこぼれだった。
――にも拘わらず、彼は歴代最高得点の生徒をある方法で圧倒する。
「やるじゃないか、少年! 相手の物語を改変し、使用するとはね」
その戦いを見ていたアンネと名乗る不思議な少女に目を付けられることになり、
「君、私の伴侶になりたまえよ」
しかし、彼女と行動を共にすることとなったレンは知る。
彼女の持つ本が、世界を破滅に導く“禁書”であることを――。
異端の二人が世界を変える、禁書を巡る学園ファンタジー!

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陰キャだった俺の青春リベンジ 天使すぎるあの娘と歩むReライフ ★★★☆  



【陰キャだった俺の青春リベンジ 天使すぎるあの娘と歩むReライフ】  慶野 由志/かる 角川スニーカー文庫

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この社畜力でやり直す、彼女と一緒の2度目の青春!

ブラック企業で身も心もボロボロになって倒れた新浜心一郎は目覚めたら高校二年生にタイムリープしていた。陰キャで灰色だった高校生活……でも今の自分ならきっとやり直せるはず。
時を超えて再会した憧れの美少女・紫条院春華は、思い出以上に天真爛漫で可愛くて、何より新浜のことをまっすぐ見つめてきて……
「昨日までの新浜君とはすごく変わった気がします。優しいところはそのままに、大人になったみたいで素敵です!」
もしも未来を変えられるなら、酷いイジメの末に命を絶った彼女を絶対に救いたい。手に入れた大人のメンタルと社畜力で、彼女と一緒に二度目の青春にリベンジする――!


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マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる 6 ★★★   



【マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる 6】 入栖/神奈月 昇 角川スニーカー文庫

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バッドエンド突入ヲ回避セヨ――人類の命運を賭けた大天使討伐戦、開幕!

聖伊織はダンジョンの深層でとある文献を発見する。
そこには万物の理が収められているという伝説のアイテム「ラジエルの書」について記されていた。
この書物が悪用されれば世界大戦にも繋がりかねない、事態を重く見た3会は早急に調査へと踏み切り、司書室の桜瑠衣が大天使ラジエルであるということを突き止める!
学園は総力をあげ掃討作戦を展開するも、その圧倒的な魔力の前に歯が立たず蹂躙されてしまうのだが――
「よお、伊織。待たせたな」
「……遅いよ、幸助君」
絶対絶命の危機に駆けつけた瀧音は再び桜瑠衣と対峙する!
世界崩壊という最悪のバッドエンドを塗り変えられるのか!?



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継母の連れ子が元カノだった 8.そろそろ本気を出してみろ ★★★★☆  



【継母の連れ子が元カノだった 8.そろそろ本気を出してみろ】  紙城 境介/ たかやKi 角川スニーカー文庫

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カップルたちに“本気”の前進!? 恋乱れ咲く神戸旅行編!

会長・鈴理の提案で旅行に行くことになった生徒会。
水斗にいさな、星辺先輩、暁月と川波も誘い出し、勢揃いで向かう先は恋人の集う街・神戸!
港町に温泉街、夜景スポットを巡るなか、それぞれの恋の思惑、駆け引きが繰り広げられ――!?
そんな様子をROM専として眺める川波も、今回は例外ではないようで。
「――あたし、まだ、こーくんのこと普通に好きだよ」
恋愛感情アレルギー体質を治そうと、彼女モードの暁月による荒療治が始まった!
失った“あの頃”の関係、守ってきた一線、そして積み重ねてきた時間を、振り切るのは簡単ではないけれど。
ホンネでぶつかる恋が乱れ咲く、神戸旅行編!!



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真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 8 ★★★☆  



【真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 8】  ざっぽん/やすも 角川スニーカー文庫

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新たなる『勇者』誕生!? 英雄達は再び辺境の地へと集う!

「新たな勇者が現れました。彼はゾルタンに向かっています」
唯一にして世界最大の宗教である聖方教会が擁立した新たなる『勇者』ヴァン。
無垢さと危うさをはらむその少年は、かの大英雄であるテオドラさえも戦慄させる程の力を示していた。
一方、レッド達は聖方教会がゾルタンに座礁している魔王の船を回収しようと接近している事を知り警戒を厳にする。
「ねぇ……たまにはゾルタンを離れてゆっくりしない? 勇者ヴァンがいなくなるまで遠くでのんびりしようよ」
新たなる勇者との衝突を避ける為、レッド、リット、ルーティはゾルタンから離れた村で一時バカンスを楽しむことにするのだが!?
うわぁ、この新しい勇者のヴァン。サイコパスっていうんだろうか。それとも順当に狂信者? 狂信者と言っても大概、信仰こそが最優先であってもそれ以外の事も信仰よりは価値基準は低いなりに必要性は認識しているものなんだけれど、ヴァンの場合は信仰以外の事はすべて無価値と考えているように見える。正義だとか悪だとか、民の為とか世界の平和の為、という理由ですら彼の中には存在しない。女神への信仰、それが絶対であり、この世の全てはそのために存在している、と。だから人の感情だとか愛だとか、日常生活とか社会活動、経済活動、人が生きていくための諸々も、社会が成り立つための諸々も、国を運営するためのあれこれも、彼の中では信仰に殉じる以外のことは不必要で無意味なのだ。その結果として国が崩壊しようと民が生活していけないほどボロボロになろうと関係ないんですよね。
世界に平和を取り戻すために魔王軍と戦う、なんてお題目すら彼の中にはない。ただ信仰を成すために。結果がどうなろうと、それは女神の思し召し。人間は喜んでそれを受け入れなければならない。それが彼の解釈なのである。
いやこれ、もう無理でしょう。
レッドたちは、このヴァンとあるべき人のために働く勇者へと教導しよう、と考えているみたいですけれど、彼の考え方が変わるとはどうしても思えない。彼の絶対的な自己肯定の拠り所は強さとか自分にあるのではなく、女神への信仰という外側にあるので、戦って打ちのめしても彼の勇者としての未熟さを示すことにはなっても彼の信仰を否定することには繋がらないんですよね。敗北ですら、彼の中では信仰の結末として受け入れているのですから。
とにかく、人の話は聞かない。全部自分なりの解釈で理解するから、他人の意図とか関係ない。
図らずも冒頭で、デミス神が死して転生していくレオノールに語りかけるシーンでその在り方を見せるのですけれど、この神も同じように人の話は聞かないし相手の発言を勝手に解釈してその意図を無視し、自分のことを押し付けてくる。そこに尊重というものは欠片もなく、あの「加護」というもののように一方的な押し付けなんですよね。
その意味ではヴァンは勇者として、女神の使徒として、正しく女神の意思を体現しているとも言える。
ある意味、人間じゃないんですよ。女神の意思を世界に顕わすためのAIプログラムみたいなものじゃないですか。そんなモノの考え方を変えることなんて出来るのだろうか。外部入力によるプログラムの変更は不可能です、ってなもんじゃなかろうか。
彼に比べれば、往時の勇者ルーティーだってよほど人間的で人格者だったのがよくわかる。エスタさん、よく根気強く彼のお目付け役やってるよなあ。何言っても通じないし、暖簾に腕押しなのに。
徒労感に相当メンタル参っているようですけれど。もしかしてそれでか? 精神的に疲れ果てている時に誠実でひたむきな若者に純粋に慕われてしまったから、乙女回路が反応してしまったのか!?
人間、滅入ってる時に優しくされたらコロッといっちゃうもんなあ。相手がアルベール、というのがもう笑ってしまうのですけれど。アルベールくん、ちょっと違うかも知れないけれどこれって逆玉? 辺境も辺境で英雄に憧れながら燻って、拗らせてグレちゃった若者が更生して本物の英雄の一人と一緒に行動するようになって、さらにその英雄と恋に落ちるとか、ある意味逆玉ですよね。
ってかアルベールくんがキレイなアルベールくんに成りすぎてて、誰だよこれ、と思わず言いたくなります。いや、変わりすぎじゃね?
あの悪堕ちしたアルベールですら、ここまでキレイになるほど変わることが出来たのだから、勇者ヴァンも、と言いたいところなのですけれど、この親勇者はもう根底から違うっぽいからなあ、変わる姿が想像できない。
よっぽど信仰心をへし折るようなこと、それも他人に折られるのではなく、自分自身で信仰心に反する事をやらせて自ら折ったという形にでもしないと、絶対に変わりそうに見えないんだよなあ。
ヴァンの言動はもう見ているだけで心荒んでくるというか、気持ち悪さに気分が悪くなるので、うげうげさんの素晴らしさで心癒したいと思います。なんだろう、人の心に勇気と希望と笑顔を与えてくれる、という意味においてはむしろ本作でもっとも勇者してるのってうげうげさんじゃないだろうか。もう勇者うげうげさんでいいんじゃないだろうか。蜘蛛ですがなにか?

何も理解しないし受け入れない、自分の中の価値観こそが絶対。というヴァンに対して、同じく戦いの権化でレッドたちが志向する「スローライフ」というものを一切理解できないダナンが、それでもレッドたちのその生き方を受け入れ祝福してくれている姿とは、すごく対照的なんですよね。
変化しない自分を置いていかれたように思いながら、勇者パーティーとして一緒に戦っていた頃とまるで変わってしまったレッドやルーティーの仲間たちを、彼らの変化を喜んでくれるダナンはホントいいヤツである。ルーティーに強さを認め褒められて素直に嬉しそうにしてるのとかかわいいくらいで。

ある意味魔王軍よりも余程スローライフを脅かす「敵」の出現に、わかりやすくぶち倒すのではなく、自分たちがのんびりとスローライフを送るために人の世の平和を守ってもらうため、勇者ヴァンの在り方そのものを変える、という難易度超高そうなクエストに挑むことにしたレッドたち。むしろ魔王倒すよりも難しそうなこれ、果たしてどう成し遂げるのか。いや、これもうぶち倒しちゃった方が早くないだろうか、とダナンみたいなこと考えちゃいますよね。




時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 3 ★★★☆   



【時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 3】  燦々SUN/ももこ 角川スニーカー文庫

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アーリャさんとお家デート!?ロシアンJKとの青春ラブコメ、第3弾!

討論会で勝利したことで一躍、クラスメート達からの称賛を浴びるアーリャ&政近ペア。
沙也加の思いを背負い、二人は会長選に向け決意を新たにする!
まずは目の前の期末試験に向け勉強に励む政近であったが、消し去れぬ周防家との因縁が思わぬ形で現れ、政近は体調を崩してしまって――
「有希さんに頼まれたの。あなたを看病してあげて欲しいって」「……」【嘘だけど】(うぐふっ!)
心配でいてもたってもいられなくなったアーリャさんが政近の自宅に押しかけてきて!?
不器用で献身的な"孤高のお姫様"の介抱はニヤニヤ必至!
大人気ロシアンJKとの青春ラブコメディ第3弾。
あれ? これってもしかして有希の方で爆弾の導火線に火がついてません?
冒頭で祖父から家を出た兄に負けないようにと叱咤される有希の様子が描かれていたのだけれど、うーむ。そりゃ、有希だって周防家の次期後継としての責任を一身に負わせられてしんどくないわけがないんですよね。いや、彼女の性格からして責任を負うだけなら動じずにむしろやる気見せてやってやらい、と奮起するくらいなんでしょうけれど、そこに兄を罵倒しながら負けることは許さん、とかメンツだかプライドだから余計でつまらないこと言われたら鬱々とした気分にもなるでしょう。
有希としては、敬愛する兄と真っ向から勝負することそのものは楽しいくらいの事だと思うんですけどね、正々堂々の勝負なら胸張って戦えるのにあんな事言われたんじゃあ、生ゴミぶちまけられるような感じじゃないですか。
そんでもって、母の微妙な態度。
政近ってあれ祖父よりもむしろ母親の方に負の感情を抱いてるんですね。怒り、失望、憎しみ、ちょっと意外なほど激しいネガティブな感情を母親に向けている姿は、むしろ政近の母親への執着が伺える。何の期待もしていない相手にそんな強い感情を抱くタイプには見えないんですよね、この主人公。母親の方はなにやら政近に対して、えらく罪悪感と言うか物言いたげな様子なのが余計にこの親子が拗れきっている様子が窺えてしまう。
そんでもって、有希の方もこの母親に全然心許している様子がないんですよね。祖父に対するのと同じ外面の仮面を被って接している。母親の方は兄と今も仲良く一緒に過ごしていることを知っているのに、だ。
有希にとって心許せる相手は兄と幼馴染にして側近である綾乃だけなのだろう。兄に関しては一応今は生徒会長選挙での敵陣営だ。祖父のお達しがどれほど馬鹿らしいと思っていようと、それに逆らうことが出来ない以上、兄とはどこかで線を引かなくてはならない。まあプライベートでは今も一緒に遊んでるんだけれど、やっぱり弱みは見せられないんですよね、今の関係だと。
どれほど勝負が楽しくても、兄が絶対的な味方じゃないというのはどこかでしんどさはあるものさ。
有希のメンタルはとてつもなく強い、それこそ兄よりもよっぽど強靭だろう。耐えて我慢する耐久型じゃなくて、物事を楽しみ難局にワクワクできるしなやかなタイプの強靭さだ。
そんな彼女でも、今の実家と親と兄との板挟みの状況が全然辛くともなんともないってわけじゃない、しんどいと感じているのは冒頭のシーンで明かされてしまったんですよねえ。
これ、いつかは限界が来るぞ。
政近からすると、有希への信頼は絶大なんですよね。妹の優秀さ柔軟さタフネスさを誰よりも理解し評価し認めている。だからこそ、実家の後継を彼女に投げたし、その判断は間違っていないのでしょう。有希はまず完璧に兄から継いだ役割を果たすに違いない。
それはほぼ真実であり事実であり、だからこそ兄は妹には限界なんてないと思ってるんじゃないだろうか。その信頼がいつか致命的な破綻をもたらしそうで、なんだかちょっと怖い。
今はアーニャに掛かりっきりで、ロシア語でポロポロと本心を暴露して政近のハートにクリティカルを与え続けてるアーニャに夢中になるのは、彼女には真に手助けが必要であると同時に助けたくなる少女であるから、当然でしょう。彼女に味方して妹と相対するのは妹の望みでもある。妹は兄と戦いたがっているし、兄の本気を味わいたいとも思っている。アーニャの事も応援しているし、二人のイチャイチャを妹としても楽しんでも居る。
それでも、どこかで兄は妹の事をもう少し、ほんのもう少しでも気にかけておいた方がいいんじゃないだろうか。
今回のアーニャへの有希の仕掛けは、ちょっと有希にしては強引だった気がする。ダーティーに攻めるにしても、若干その手法やら詰めに雑さが見えたのは気にせいだろうか。ちょっとずつ、妹から余裕が削り取られているように見えるのは、気のせいだろうか。

今回は一人暮らしのところに風邪引いて寝込んでしまった政近を、アーニャが看護するというアーニャに助けられる展開があるけれど、でも概ねまだアーニャは政近に支えられる側なんですよね。アーニャは忸怩たる思いを抱いているけれど、アーニャの側から政近を支えることはまだまだ出来かねている現状だ。今はそれでいいと思う。でも、いずれ政近の側が崩れた場合、アーニャが支えられるのか。周防家の内部で起こっている軋みは徐々にその大きさを増しているようにも見える中、いざその時が来たときこそアーニャの真価が問われるのだろう。それまでに、もっとイチャイチャしてラブラブ度をあげておくべきなんでしょう。つまり、もっと遠慮なくイチャイチャするのよ?
なんか生徒会長と副会長の方が積極的にイチャイチャしてますが、二人もアテられるがいいのさ。
しかし、あれだけロシア語では甘えきったセリフ吐きまくってるんだから、アーニャの方はちゃんと自覚して政近意識してるんですよねえ。これで自覚ないのにあれだけ甘えまくった本国語つぶやいてたとしたら驚きますよ?

しかし、有希は妹だから本当の意味で恋敵にはならないですけれど、綾乃はどうなんだ? こっちは本物の幼馴染なんだが、このプロの従者はそのあたり本音ではどう思ってるんでしょうね。気になる所ではある。







転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 3 ★★★★★   



【転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 3】  雲雀湯/シソ 角川スニーカー文庫

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待望の夏休みが到来し、隼人と春希はバイトに遊びに忙しい日々がスタートした。月野瀬の幼馴染・沙紀が隼人に恋心を抱いていると気づいた春希は、胸がざわざわとして落ち着かなくなって……。

ああ、いいなあ! もう、素晴らしくいいなあ! 今回、ほんとに隼人がめちゃくちゃ春希の事大切にしてるんですよ。もちろん、今までも再会した幼馴染に対して隼人はこれ以上なく大切に扱い、宝物のように接してはいたんです。彼女のことを本当に大事にしていた。
でもそこには大切にしていたからこそ踏み込まないようにしていた部分があったんですよね。春希の気持ちを慮って、彼女のセンシティブな部分には触れないようにしていた。
それはさながら、箱の中にしまい込んだ宝物、とでも言うのでしょうか。
でも、再会してからこっち、春希も隼人も相手に新しい顔を見つけるようになった。成長して、高校生になって、男と女になって、どうしても過去と同じでは居られない部分が目につくようになった。
過去のままでは居られない。同時に、過去と同じままで居られる部分もある。そうした過去と現在、そして周囲との関係も含めて、隼人と春希の幼馴染関係は次の段階へと進みはじめていたわけです。
それは、触れても壊れない関係になったと言ってもいい。隼人は宝箱の中から、大事な大事な宝物を取り出して、その手の内に包み込んだのでした。
それは「掌中の珠」と呼ぶのが相応しいでしょう。
いやもう、隼人くん大事にしすぎだろう!? と、思わず唸ってしまうくらい、春希のことメチャクチャ大切にしてるんですよね。もうギュッと包み込んで一瞬たりとも離さないようにしているかのように。春希が、壊れてしまわないように。見失ってしまわないように。
もうその様子が、尊い。エモい。
こんなに大切に扱われるヒロインも中々いないんじゃないだろうか、というくらい。お姫様のようにじゃない、本当に宝物のように、大切に大切に。
春希は、そんな隼人にどれだけ安心を、安らぎを与えられているのだろう。今、とても大きな不安を抱えている彼女である。未だ癒えない傷に苛まれている春希である。そんな怯えを、凍えるような不安を抱え込んでいる春希にとって、隼人のそれはどれほど温かいものなんだろう。
彼が許してくれるのは、春希の全てなんですよね。過去も現在も、その生まれも何もかもを受け入れてくれている。男だろうと女だろうと関係なく、春希であろうとハルキであろうと区別なく、過去も現在もそしてこれからの未来ですらも彼は受け入れてくれようとしてくれている。それどころか、宝物みたいに大切にしてくれている、傷つけまいと壊すまいと包み込んでくれている。
この彼女の安堵感を、感じている温もりを、その掛け替えのなさを、文章の行間からどれほど感じ取れるだろうか。それこそ、目一杯伝わってくる。春希の、溢れ出す想いがこれ以上無く伝わってくる!
彼女がそこに、恋を重ねたい、愛を注ぎたいと思うことは当然で自然のことだろう。欲張りなんかじゃないよ、当たり前の感情だ。とても尊い恋のはじまりだ。
隼人の方も、幼馴染を大切に思う感情の中に、異性を意識してしまうことは当然のことで、なんら否定されるものではない。たとえ恋がなくても、お互いのことは唯一無二の大切な宝物で、でもそこにさらに恋や愛が加わり育まれていくならばそれはとても素敵なことなのでしょう。
とても素敵な、恋物語なのです。
甘やかという以上に、甘酸っぱいという以上に、眠気を誘うほどの温かで安らぎを感じさせてくれる幼馴染同士の恋。
一巻一巻、進むごとに恋模様が昇華していくのが本当に素晴らしい。心情描写から伝わってくる色彩が、感情の色鮮やかさが、豊潤さが、どんどん輝きを増しているかのようです。
これは本当に素晴らしい作品になりそう。

不穏と言えば、春希に「演技」の才能が誰の予想する以上に開花しはじめていることでしょう。母絡みの因縁から芸能界に嫌悪以上に生理的な拒否感を抱えている春希にとって、それは不安要素でしかないのだけれど、母との因縁に決着をつけるためには逃れられない障害なのか。

また、良いエッセンスとなっているのが隼人の妹の姫子なんですよね。彼女独りでどれだけのシーンで登場人物の感情を救ってくれたか。本人は自然体で振る舞ってるだけなのに、それが癒やしとなってるんですよね。その影響を一番受けたのが、人との距離感を見失って苦しんでいる、救いを求めていた一輝だった、というのが面白いところ。
そして、何も考えていない天然であるからこそ空気を変えてくれる存在だ、と見せていた姫子が不意に見せた失恋を乗り越えた大人びた顔。
姫子の存在って、単なるサブキャラじゃなくて作品の雰囲気そのものを一変させ、また下支えするほどの存在感を見せてると思うんですよね。色んな局面で主役の二人に匹敵するほどの重要なキャラとなっているような気がします。
そして、春希と隼人にとって先達というか見習うべき相手というか、参考書代わりになっている友人でありもうひとつの幼馴染カップル、それも正式にちゃんと彼氏彼女として付き合いだしている伊織と恵麻の二人も今回は非常に重要な役回りだったと同時に、彼ら自身とても初々しい幼馴染カップルでこっちこそ甘酸っぺー!の鑑でしたよ。

一輝の元カノにして芸能人でもある愛梨、彼女もまた一筋縄ではいかないキャラクターで単純なレッテルを貼ることの出来ない掘り下げ甲斐のありそうな人物の登場は、春希、隼人、一輝のこれからに深く関わってきそうで、今からハラハラしてしまっています。
でもまずはその前に、春希にとっての久々の田舎帰り。自分の居場所になれなかった故郷への帰郷、そして姫子を通じて友人となり、そして恋敵である少女沙紀との対面。それは春希にとって自分の中に芽生えた恋という感情に向き合う覚悟でもあり……
次巻もまた盛り沢山の内容になりそうで、うん絶対面白いなこれ。



継母の連れ子が元カノだった 7.もう少しだけこのままで ★★★★☆   



【継母の連れ子が元カノだった 7.もう少しだけこのままで】  紙城 境介/ たかやKi 角川スニーカー文庫

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生徒会は、恋ざかり!? 新たな日常と体育祭――二人の誕生日ももうすぐ。

親の再婚できょうだいになった水斗と結女は、元恋人同士。
文化祭の一件から、元カップルだった記憶もいい思い出になりつつある秋のこの頃……結女が生徒会書記を務める、新たな日常も始まっていた!
緊張の面持ちで踏み入れた生徒会室に集うのは――意外と恋に多感な高校生たちで!?
水斗と散々嫌みを言い合った手前、いまさら好きだと言いにくい結女は、会長・紅鈴理はじめ女子メンバーの恋バナをヒントに、水斗から告白させるための“小悪魔ムーブ”を思いつき!?
「――私たちの、誕生日。予定、空けておいてね」
そしてきょうだいとして迎えるその日に、二人の想いは向かい合う――?


生徒会は恋の花咲く春爛漫、とばかりに結女が入った生徒会の役員たちは青春の真っ只中でありました。前巻で登場した生徒会長の紅鈴理はそのカリスマ性を見せつけてくれると同時に恋に悩む一人の乙女である事も発覚していたのですが……。
もう一人の副会長の亜霜愛紗という娘も、前生徒会長の星辺先輩に小悪魔ムーヴをかまして気を引こうと一生懸命。まさに恋真っ盛りの生徒会は、水斗にどうやってもう一度恋させるかに悩む結女にとっては相談相手に事欠かない頼もしい先輩達の園、になるはずだったのですが……。
いやうん、だめだこりゃ。
今まさに恋に夢中、と言った女性陣。年上の先輩たちと来たら、もう恋愛模様については練達、経験も豊富で相手を意識させるスキルにも事欠かない恋愛強者だと思うじゃないですか。
ちょっと相談したら含蓄ある台詞が帰ってくると思うじゃないですか。今恋している女の子特有の、価値ある言葉を送ってくれると思うじゃないですか。
……鈴理会長も、愛紗副会長も、ひでえポンコツだったぁ。
今まさに恋真っ盛りって、思いっきり空振りまくってる真っ最中じゃないですか! 相手を振り向かせるために、金属バットで殴りかかるような暴走娘たちじゃないですか。
恋愛弱者にも程があるじゃないですか。いや、もうちょっと男を振り迎えるにもやり方ってもんがあるんじゃないですか? 恋愛雑魚か! ゴブリンか何かなにか、この先輩たちは。
ラブコメ漫画読んだほうがまだ参考になるんじゃないだろうか。やり方を完全に間違えてません?
なんかもう目を覆わんばかりの惨状が繰り広げられてて、むしろもっとこの人達の恋模様一部始終見てみたい気がムクムク湧いてきてしまうんですが。ラブコメとして面白すぎるサンプルだぞ、この二組。
愛紗は小悪魔ムーヴかますにしても、もうちょっとやり方があるだろう、とかもうちょっと上手くやれよ、空気読めよ、タイミング見計らえよ、とツッコミが絶えないありさまで。
いやあ、作者の紙城さんといえば、別作品ですた最強のサークルの姫「アルティメット・オタサー・プリンセス」の暴れさせっぷりからも小悪魔ムーヴに関しては達人もいいところなんですけれど、あれをポンコツ方向にぶん投げるとこんな残念キャラになるのかー、すごいなー、わはははは(爆笑
それよりも酷いのが鈴理会長なんですが。この人は……ほんとになにやってんだ? 物理か? 取り敢えずメーター貯まりきったら襲いかかるのは、女の子としてどうなの!? どうなの!?

彼女たちを見ていると、中学時代に凄く真っ当に男女のお付き合いをしていた結女の方が恋愛経験値では遥かにベテランの風格が感じられてしまうのですが。暁月の方ですら、大失敗をしたとは言え川波とそれはディープな付き合い方をしていたのですから、同じ小悪魔ムーヴでも恋愛雑魚どもとは格が違うんですよねえ。
暁月の場合、やり方がエグすぎてどんな瀬戸際狙ってるんだよ、となってしまいますが。この娘、色んな意味で業が深すぎるw
ともあれ、恋愛雑魚どもの頓珍漢なアドバイスを真面目に聞いてしまう結女でありますけれど、生徒会の先輩たちの旋風脚並の空振りっぷりに比べると、結女がそのアドバイスどおりに動くと多少から回っててもちゃんと水斗に刺さるように着弾してるのを見て、流石結女さん恋愛経験値が高い! となってしまう不思議。
いや、最初の時のバスタオル事件と比べると、結女の肝の据わり方も違いますからねえ。腰引けたまま勢いだけでツンツン突き回そうとした頃と比べたら、攻める気満々の今は度胸が違う。
それはそれとして水斗の息子さんを思いっきりガン見してしまった後の、あの喜悦っぷりは普通にキモい、キモいぞ結女さん。いさな並にキモいw いや、生々しい反応というべきなんだろうけど、あんた喜びすぎだw

そんな裸のお付き合い、に限らないんだけれど、結女と水斗の距離感が凄く安定してきたのがわかるんですよね。かつての恋人だった時の頃のお互いに気を遣い、相手のことを慮りだからこそ距離が一定置かれてしまっている状況と違って、家族になったが故の遠慮のなさ。
それでいて、結女が生徒会に入って学校の中でも水斗と違う時間と空間の中で過ごすようになった事で、それぞれ離れた所で時間が進むようになったんですよね。それぞれに自分の世界を作って、別の道を歩きはじめた、とも言えるわけで、その意味では距離は開いた、とも言えるんですよね。
でも、恋人だった頃よりもその距離感は柔軟と言えるのかもしれない。近くも遠くも自由で、でも望めばすぐ手が届く。望めば、いつもそこにいる。
距離感というなら、今水斗とべったり近くにひっついているのはいざなの方でしょう。いやそりゃ、付き合ってると思わないほうがおかしい、という距離感でくっついている二人だけれど、結女はさほどその二人の距離感に焦りとか嫉妬とか感じている様子見えないんですよね。
それは、二人の関係をちゃんと理解しているという以上に、今の自分と水斗の距離感に確信を抱いているから、なのかもしれない。
あの体育祭の借り物競争の時の、いざなに対しての「貸して」じゃなくて「返して」。は結女の揺るぎない立場を指し示しているように思えます。いざなはほんと、無双状態エンドレスなんですけど、この結女に対しては完全に立場わからせられてますよねー。完全にひっくり返ってお腹見せてる状態。そんな無条件降伏状態にも関わらず、隙あらば水斗の美味しそうなところ齧ろうとしているところが卑しいw いざな卑しいw それを愛嬌として水斗にも結女にも見事に認めさせてしまっているところがなおさら御卑しいw
いやあ、この娘ほんと好きだわ。


もう少しだけこのままで
誕生日の、あのプレゼントを渡すエピソードは良かったなあ。今の兄妹という家族の関係と、元恋人という過去の想いと、今新たに好きになった人への想い、それらがゆっくりとかき混ぜられていく心地よさ。それが穏やかながらしっとりとした熱の籠もった深夜の部屋の中で交わされる会話の中に詰まってて、なんか胸が暖かくなるやらキュンキュンするやら、ぶわーっと読んでるこっちの感情というか気持ちというか、噴き上がってる感覚がたまらんでした。こういう「ぶわーーっ」ってなる作品は、やっぱりイイですわ。充足感というか、この胸一杯になる感覚を味わわせてくれる作品は、物語は、最高です。


時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 2 ★★★★   



【時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 2】  燦々SUN/ももこ 角川スニーカー文庫

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動き始める二人の恋と会長選。話題騒然の青春ラブコメディ、第2弾!

「す、好き? 好きって、え? 違うのよ。ちがうぅぅぅ~!」
「なぁ~にが『支える』だよ。あ゛ぁ~俺マジでキモイ痛い!」
黄昏時の校庭での密事。
互いに煩悶するアーリャと政近であったが、二人はコンビを組んで会長選を戦い抜くことを約束する。
圧倒的なカリスマを誇る次期会長候補筆頭・周防有希との対決に向け、アーリャと政近は対策会議をはじめるのだが――
「さて・・・・・・じゃあ、会長選の話だが」「・・・・・・Круто」(ぬぐぅっ!)
ロシア語の甘い囁きにドキマギしてしまって!?
罵倒してきたかと思えばデレてくる、美少女ロシアンJKとのニヤニヤ必至な青春ラブコメディ第2弾!

いやこれ、妹様の存在感が半端ないじゃないですか。1巻の段階でもワイルドカード的な存在ではありましたけれど、物語における立ち位置といいキャラクターの個性といい、他に類を見ない強度なんですよね。
政近がアーリャの生徒会長選挙のパートナーとして表舞台に立ち、選挙戦を戦うというのは中学の時に意識が高すぎるせいか明確な目的意識無く高みに上ってしまった事への後悔から、本気でナニかをすることからドロップアウトしていた現状をひっくり返す一歩だったわけです。
いわば、政近の再デビューと言っていい状況。それを促したのはアーリャなんですけど、本気になった二人の前に立ちふさがる最大の壁が、カリスマの塊であり全校生徒からヒロインの中のヒロインであり主人公的な存在として一目置かれている周防有希なのです。
同時に、政近の幼馴染という体であり中学時代はまるで双子のよう(!)に息ピッタリの名コンビとして生徒会長副会長を担った二人であり、彼らを知る人達からは比翼の鳥のように思われていたカップルだったわけです。さらに、有希は明確にアーリャに対して政近の事を愛していると宣言して煽りに掛かっている。政近とアーリャの恋愛模様という側面からしても、周防有希こそが特大の刺激物として鎮座しているわけである。特にアーリャからすれば公私に渡って最大のライバルとなっているわけだ。
まさか、その周防有希が政近の実の妹であるとはほとんどの人が知らないまま。
この状況を一番面白がって一番引っ掻き回す気満々なのが妹様なんですよね。まさに黒幕であり、物語そのもののキャスティングボートを握っているのが彼女と言っていいわけです。彼女自身それを自覚的に振り回していて、陰でこっそり黒幕ムーヴして遊んでいるくらいですし。
同時に、遊びではあってもこれ以上無いくらい本気でもある。選挙でも真っ向から叩き潰す気満々だし、恋愛模様でも応援する気はあっても自分程度のちょっかいで日和ったら速攻潰す、くらいの気持ちはあるんじゃないだろうか。この子めちゃくちゃブラコンでもあるみたいだし、ドロップアウトしてしまった兄に本気を取り戻させたのが自分じゃなくてアーリャである事を本気で悔しがってる節もありましたし。
遊びとガチを同時並列的に励起できちゃう才媛なんだろうなあ。
そもそも、日々を思いっきり面白がって楽しそうに過ごしているのって、兄へのアピールも混じってると思うんですよね。跡継ぎの座を妹に押し付けてしまった事に少なからぬ罪悪感を抱いているだろう兄に対して、それを幾分でも薄めるために。まあ本気で面白がっている、というのも本当なのでしょうけれど。あの家での余人に見せることのないダダ甘っぷりも自堕落極まるぐだぐだ妹っぷりも、それが素だし本気だしあれこそが楽な姿というのもあるんだろうけれど、ああやってベタベタすることで兄へのメンタルケアも同時にやってるっぽいんですよねえ。そういうの両方を全力で出来るのって才能だし器用だよなあ、と思うわけです。
いずれにしても、お兄ちゃんめちゃくちゃ大好きですよね、この妹様。あのアーリャへの宣戦布告とも取れる誰よりも愛してる宣言は一切虚偽のない本気であることも間違いないんだろうなあ。

さても、アーリャと政近はそんな妹様に翻弄されながらも、生徒会の一員に加わって業務を手伝ったり、次期生徒会選挙に向けて有希以外の対抗馬と対決したり、と順調に二人で一緒に戦う準備を整えていく。そうなると、気になってくるのがなぜ、相手は自分なんかと組んでくれたんだろう、という疑問。特に政近の方は常に有希とセットだっただけに、唯一無二のコンビを解消してどうして自分なんかを助けてくれるのか、という疑問がアーリャに生まれるのも無理ないんですよね。
でも、そこで立ち止まって悩まずに、政近は私のものだから離さない、と明確に宣言し、さらに彼にふさわしい存在になってみせる、と前に進み続けるアーリャのそれは、間違いなく心の強さ。
そういう気高さ、ひたむきさにこそ彼は惹かれたのか。
いずれにしても、お互いに理由はただひとつ「あなただから」なんですよね。突き詰めればシンプルで、だからこそゆるぎようがない。成長一途の良いコンビだというのを、じっくり見せてくれた二巻でした。


終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #11 ★★★★   



【終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #11】 枯野 瑛/ue 角川スニーカー文庫

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終末のとき、開かれる未来の行方は。明日を繋いだ妖精たちの第2部、幕。

〈最後の獣〉が創り出した少年は、最期の選択を迫られる。
今ここにある幸せを慈しみ、浮遊大陸群《レグル・エレ》を滅ぼすか――多くを奪う邪悪として、自分自身が滅ぼされるか。
偽りの楽園は罅割れ、幸福のかけらも削れ行き、少年は自身の存在する意味を覚る。
「ぼくはちゃんと、あなたたちと戦います」
聖剣モウルネンを差し向けるティアットに、示す答えは。
そして、崩れ行く世界は、その跡に何を残すのか。

明日を繋いだ妖精たちの第2部、終幕。

黄金妖精たちは、自分たちを命のない存在だと定義している。自然発生してそのまま自然に消えてしまう死霊の類。自分たちはここにいるけれど、だからといって生きている訳ではないのだと。
だから、彼女たちは自分の命に対してひどく無頓着で、そこにあまり価値を見出していない。それはまだ幼い発生したばかりの幼子たちにこそ顕著に見られる傾向で、少女になった子たちにも少なからず見受けられる。ユーディアなど、この最後に至っても命のない存在としての自分を死を目前としていてもあるがままに受け止めていた。
でも、その最期にユーディアもまだあの子の、アミルタの傍に居続けたいと思ったんですよね。
自分たちのあり方はそのまま受け止めている、それでもその向こう側をこの妖精たちは望むことも出来るのだ。
だから。
そんな彼女たちのあり方に対して、生き続ける可能性を遺したのはヴィレムだった。
そんな彼女たちのあり方を許せないと、否定して消えていったのはフェオドールだった。
彼らの行動の後に、黄金妖精たちの今がある。それに彼女たちが納得しているかどうかは別として。
彼女たちが与えられたのは選択肢だ。摂理に身を任せるのではなく、自分の身を自分の生き方を、自分の終わり方を、そこに至るまでの続け方を、彼女たちは自分自身で選んで今、ここにいる。
パニバルが何も知らない何も持っていない生まれたばかりのモーントシャインに、彼自身が選ぶ選択肢を与えたかったのは、かつて彼女たち自身がそれを与えられたものだったからだろう。
そんでもって、もうちょっとお節介で選択肢という可能性以上のものを与えようとするのがティアットなのだろう。ティアットはいつだって皆に「生きろ」と呼びかける。その声は、命なき妖精たちにも生まれたばかりの世界の種子にも、ダイレクトに届いてしまう。だから、彼女は英雄なのだ。
思えば、この子が、ティアットが一番「生きてる」妖精だったな。この子を起点として、黄金妖精たちは死霊じゃなくて、自分たちの意思で生きようと思う生命に変わっていった気がする。
モーントシャインとの戦いと対話は、最終回答だったんじゃないだろうか。ヴィレムとクトリから始まって、フェオドールがひっくり返して、ティアットが叩き起こしてきたことの。
モーントシャインはかつてのヴィレムたちであり、同時に黄金妖精たちでもあった。その彼に後事を託して行ってしまうのではなく、かつ生きるという選択肢を掴ませるという事は、今までのシリーズであったことの総決算であり、これまで越えられなかった壁を超えたという事であり、終末とともに消えていくはずだったものの向こう側にたどり着いたような、そんな感覚なんですよね。
世界は、滅びるでしょう。でも、そこで全部終わってしまうのではなくて、その先も終わらず消えず生きていく、ゴールを越えて新しいスタート地点にたどり着いたような。
だから、ヴィレムはもう庇護者としての自分を置いていく事が出来たんじゃないかな。もう自分がいなくても、あの儚くふと目を離せば消えてしまう泡のような妖精たちは、これから逞しくしっかりと生きていく事がわかったから。愛すべき娘たちを友に託して相棒と新しい世界に旅立っていくことを選べたんじゃないかな、なんて事を思ったり。
エピローグに入ってからも、黄金妖精たちのその後が描かれていたけれど、みんながこの先も生きていくという確かな意思を持って、それぞれの日々を歩んでいる姿が見られました。特に、大人になってから一番、生の感触が希薄だったアイセアがあんな形になったことで、これからの黄金妖精達は命のない死霊とはまた違う、生きた命として在っていくんだなあ、というのが強く実感できたのでした。
新しい命の輝きを、一番ピカピカ光らせていたのはリィエルでしたけれどね。この幼い妖精は、誰かさんたちの魂の欠片を引き継いでいるのかもしれない幼子は、きっと自分の力であの人にもう一度会いに行くんだろうな。
ラストの「もう一度だけ、会えますか?」への回答は、ちょっとびっくりしましたけどね。こ、こいつあれだけやらかしておいて、最後両手に花かよ。ってかティアットさん大勝利ですか、もしかして。

というか、この「すかすか」シリーズ通しての大勝利者は文句なしにネフレンなんですけどね!
きっととても永いものになるだろう星の旅路に、ヴィレムの傍らに寄り添う少女あり。なんかもう、ついにやってやった感が凄いんですけど。クトリやリーリァを置き去りにして、最後の最後にヴィレムの隣に居続けたのがネフレンだったとは。ってこれ一期にも言っていたような気がするけれど、ヴィレムに先がもう存在しなかったかつてと違って、今度は悠久の旅になるんだもんなあ。
これを大勝利と言わずして、なんといいますか。

ああ、終わったなあ。こんなに続く事になるとは思いもしなかったこの物語が、こうしてちゃんと「終わったなあ」という感慨を浮かべることの出来る結末を迎えることが出来たのは、ずっと読み続けてきた身としても、感無量です。良き、物語でした。読むことが出来て本当に良かったと思えるお話でした。
これからも、この物語の登場人物たちが長く長く幸せに過ごせることが出来ますように。


最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 7 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する ★★★☆   



【最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 7 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する】  タンバ/夕薙 角川スニーカー文庫

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次なる暗躍は――聖女レティシアに迫る闇を払え!

記念式典の裏で動き出した犯罪組織グリモワール。聖女レティシアを狙う彼らを討伐すべく、それぞれ動き出すアルとレオだったが、二人を待ち受けていたのは帝都全体を巻き込まんとする更なる強大な陰謀だった……!

レティシアさん、アルが民草の事は考えてない、というのは流石に見立て違いじゃないだろうか。シルバーがあれはギルドの理念に基づいているのか、常々一般市民を優先で働いているのを見ているだけに、それはちょっと違うんじゃないですか、と思ってしまった。まあそれだけ、親しくなった人にも一番奥底は見せていないという事なのかもしれない。王様に向いてはいないかもしれないけれど、やるとなったら向き不向きはうっちゃってやってのけるんだろうなあ。
ともあれ、今回はレオの主人公回でありました。やっぱり男はヒロインが居てこそ一本芯が通るというものです。
今までのレオは、理想的な英雄の道を歩んでいたと言えます。理念があり理想があり信念があり、家族への愛情があり親しい者たちへの親愛がありました。でも、そこにはレオナルト個人としての原動力となるものがあまり感じられなかったんですよね。キラキラとしたものはあっても、ギラギラとした個人としての欲望、滾る炎が見当たらないからどこか存在感が軽いものがあったのです。
彼を神輿に掲げる人達には関係のないことでしょうし、彼を指揮官に戦う将兵たちにとっても今までのレオで十分だったでしょう。でも、王になるとして、主人公となるとして、彼の拠り所が理想と家族にしかないというのはどこか頼りなかった。
でも、今回彼個人の最優先するべき確かな拠り所ができたわけです。レティシアという彼にとっての芯が通ったことで、レオナルトに揺るぎない重みが生まれたのでした。
……むしろ、未だにフラフラしているアルの方が逆転して軽く感じるようにすらなった気がするぞ。
君の方はなにをしてるんだ?
アルの方にはレオに通ったような芯が通っているのだろうか。フィーネとエルナへのそれは相変わらず中途半端というか、お前が弟をけしかけられるような立場か、というような曖昧さですしねえ。
弟を皇帝にする。家族の身の安全を確保する。それは立派な動機だけれど、そこからさらに上積みをしてみせたレオに対して、アルはどうなんだろうね、というあたりがちょっと気になってきた。アルの方は成長しているのだろうか。
とりあえず、裏で進んでいるであろう陰謀に対して、出来得る限り最適に対応している、とは言えるんだろうけれど、なんかモグラ叩きじゃないけれど、主導権握られっぱなしで対処療法に駆けずり回っている、という印象でそれは暗躍している、とはイイ難い気がする。カバーできているとはいえ、先手が全然取れないまま、というのは策謀家としては些か物足りないなあ。
だいたい、ズルズルとゴードンやザンドラみたいな三流相手に決着つけられないまま、しかも未だにイニシアチブを握られていて叩き潰せていない、というのがねえ。長々と相手するような立派な敵じゃないですしねえ。
まあ、向こうに回してこれは恐ろしい、というような大した敵が今までも居たわけじゃないのですが。未だにヘンリックみたいな雑魚に好き勝手喚かせているというのも、なにやってんだと思ってしまいますし。先にアルが大暴れして自分を舐め腐ってたバカ貴族どもを粛清したのに、似たようなバカ全然減ってないんじゃないの、これ。脅しにもならなかったんだろうか、あれ。
あと、聖女様まわりの政治的な状況、説明されてもちょっとなんでそうなるの? という話ばかりであんまり納得いかなかったなあ。粛清を受け入れていたのも理由含めてよくわからんかったけれど、聖女様、レオに嫁いできちゃったら戦争の機運が萎むどころか、むしろ煽ることになるんじゃないの?
そもそも帝国自体も、せっかく掌中に様々な他国の駒が入ってきている状況なのに、うまく利用するどころか逆に政略謀略のネタにされて振り回されているのを見ると、外交下手か、と思ってしまうところだし、皇帝パパからしてあんた、子供らに実質殺し合いになるような帝位争いさせておいて、身内同士の争いに外国が手を伸ばしてこない、と本気で思ってたんだろうか。裏切らないと信じるにしても、他国にまんまと利用されない、と信じるにしても、それは楽観がすぎる。頭に花畑が咲いていると言いたくなりますぞ。実のところ、あんまり父帝って名君の類には見えないんだよなあ。ザンドラも処分してないからあんな事になるんだし。


終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#10 ★★★★   



【終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#10】 枯野 瑛/ue 角川スニーカー文庫

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終わりゆく世界を救うために、この幸せな楽園を[壊す/護る]。

浮遊大陸群を救う、最後の戦いが始まった。〈最後の獣〉の結界内に広がるのは、在りし日の地上を模した風景。散り散りになる妖精兵たち、ティアットの前にはエマと名乗る女性と、白いマントの少年が現れて――。

これもまた世界、か。
〈いずれ訪れる最後の獣(ヘリテイエ)〉が創り出した世界というのは、言わば再演だ。核となった存在から抽出した思い出から形作られる世界。揺籃の世界と章タイトルにもあるように、それは夢のまどろみ、揺りかごの中で見る夢。の、はずだった。
でも、最後の獣が取り込んだのは星神エリクと地神たち。かつて、人類種が地上に反映していた頃、旧世界を文字通り形作ってた神たちだ。
思えば、かつての旧世界もまた揺籃の世界だったじゃないか。あれは、神の夢見る世界だった。だからこそ、神が目をさますことで夢の住人だった人は滅びた。
かつての旧世界と、最後の獣の結界の中に広がる世界にどれほどの違いがあるのだろうか。
もちろん、最後の獣の世界は繰り返される過去の情景だ。そこに生きる人達は、再現された存在であり、その果ては行き詰まってる……はずだったのに。

モーントシャインの存在がその前提を崩し去っている。本来なら、外から取り込んだ核となる人物をもって形成されるはずの世界が、その世界の中から新たな核を自ら生み出してしまった。
それって、仮初の夢の世界で命が生まれたという事じゃないのか。それは、旧世界と同じように仮初めの夢の中であっても、人が生まれ世界は続き未来へと繋がっていく、そんな可能性が生まれたという事ではないのか?
モーントシャインの誕生は、黄金妖精たちの誕生と、何が違うのだろう。
かつて、兵器として消費されていた彼女たちは、様々な事柄を経て生命として生きていく権利を得ている。まだ命の価値というものに対してあやふやな感性しか持たない黄金妖精たちだけど、それでも彼女たちは生きている。生きていく意思を持ってここにある。
ならば、モーントシャインは。
ああなるほど、パニバルがどうしてモーントシャインに育成を施し、彼に自ら行く末を選択するように促しているのか、その理由が何となくわかってきた気がする。いや、どうかな。わからないな。まだわからない。パニバルという不思議な女性の本質は、7巻で大いに語られ、その中でティアットというパニバルにとっての英雄の誕生と共にほんの少しの変化を迎えたはずだ。
未来を守りたいわけじゃない。未来に焦がれているわけでもない。ただパニバルは、新たに生まれた命に自ら選択する機会を与えたかった。それが幸福な終わりに焦がれた彼女の、役割だとでも言うように。その願いの在り処がどこにあるのかは、まだわからない。やっぱり不思議ちゃんだよ、パニバルは。
見てくれは、すっごい美人になったのにね。いつのまにか、大人の女性になってるじゃないですか。挿絵に描かれる彼女はもう少女の殻を破り捨てている。どこぞで黒幕でも気取っていそうな貫目のある雰囲気を醸し出している。謎めいた美女感マシマシである。
パニバルに限らず、コロンもティアットももう少女とは呼べない妙齢の女性への階を登りだしている。アルミタとユーディアが一端の少女になろうとしているのを横目に見ているから、なおさらだ。あの小玉みたいだったアルミタが、こんなに大きくなっちゃって。
と、そんな感慨を抱いたのはこれが初めてではなく、このシリーズ。【終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?】がはじまった時にティアットたちに感じていた事なんですよね。
幼女だったちびっ子だったあのラキシュを含めた四人組のお子様カルテットが、一端の少女となってはじまった新シリーズ。そこに、世代の移り変わりを、継承を、引き継がれていくものを強く感じたものですけれど、ここに来てティアットたちが先輩として振る舞う時期になってたんですね。
実戦を知らずまだ右往左往しているアルミタたちを、なんだかんだとしっかり導いていくティアットたちの姿はちゃんと先輩していて、そこにクトリ世代の黄金妖精たちがかつてこの娘たちに見せていた背中を、今ちゃんと後輩たちに見せられているんだなあ、と思うと感慨深いものがあります。

ラキシュも、きっと美人になったんだろうな。

大人になった彼女たちは、もう自らが歩く道を選んでいる。ティアットも、パニバルも、コロンも、自分の道を進んでいる。ならば、その道が離れることもあるだろう。お互いに道を譲らずぶち当たることもあるだろう。それもまた、生きるということだ。彼女たちは、死霊として発生した彼女たちは、今こうして間違いなく生きている。世界が滅びるその時まで。
かつて、リーリァたちがそうであったように。

ならば、エルクは? 永遠の幼子である彼女は? 紅湖伯は文字通り、この世界を彼女の揺り籠としたいみたいだけれど、リーリァ・アスプレイに憧れたこの子は、クトリの恋を応援したこの子は、黄金妖精たちの夢を見続けた彼女は、モーントシャインと並んだエルクは。
いつまで幼子で居続けるだろうか。

長き長き物語の終わりが近づいている。最終巻は来月すぐに。待ち遠しくもいつまでもこのまま微睡んでいたい気にもなる。この世界も、物語も、一人ひとりも、好きであるが故に。


枯野瑛・作品感想

転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 2 ★★★★☆   



【転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 2】  雲雀湯/シソ 角川スニーカー文庫

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少しずつ熱くなる、君への「特別」な気持ち。 大人気青春ラブコメ第2弾!

隼人と再会してから猫かぶりが剥がれつつある春希。クラスの女友達も増えて賑やかになる一方で隼人との時間が減ってしまって……。「親友」のはずなのに、もっと相手の「特別」になりたくなる。青春ラブコメ第2弾!

隼人と姫子の霧島兄妹との再会は、春希の凍結していた時間を解凍してくれた。本来、春希は小器用な方ではない。隼人たちに男の子と認識されていたように、大雑把な面が多分にある娘だ。これまで被っていた猫を場に応じて使い分ける、なんて真似はあれで難易度が高いものなのだ。ふと気を緩めると、素が出てしまう。隼人や姫子がいるところでこの娘が気を緩めずに引き締め続ける、なんて事まあ出来るわけないじゃないですか。
というわけで、隼人にとって「変わっていない」春希の溌剌とした素顔が、徐々にクラスメイト達にも知れ渡るようになる。今までのどこか人を寄せ付けない凛とした姿しか知らない彼らからしてみると、それは春希の大きな変化だ。人懐っこさすら感じさせる春希の素顔は、当然好意的に受け止められて瞬く間に春希の交友関係が広がっていく。
隼人にとってだけの特別だった、ありのままの春希は、みんなの春希へと変わっていってしまう。

一方で、転校生の隼人の方も学校に馴染んできた事によって普通の友人、男友達も増えてくるのだが……それだけなら、春希と隼人の間にある特別な関係はこゆるぎもしなかっただろう。しかし、そこに割って入ってくる一人の少年がいたのだ。
それは、どこか春希と境遇が似ていて、学校内での立ち位置も良く似通っていた学校一のイケメン男子・海童一輝。彼は春希と同じように仮面を被っていた。周りから期待されそうあれと望まれる好青年という仮面を、だ。だから、同じような立場にある春希の猫かぶりにも気づいていたし、そんな彼女の仮面を容易に引き剥がしてしまった隼人に多大な感心をもって近づいてくる。
そんな一輝に対して、春希に好意を抱いているとの噂もあって警戒心バリバリだった隼人だけれど、この主人公、どうにも孤独や寂しさを宿している相手には随分と絆されやすいらしい。捨て犬みたいに懐いてくる一輝を突き放せずに、何だかんだとかまってあげて何くれとなく世話を焼くようになってしまう。
それは、かつての小さなハルキにしてくれたように。
そんな二人を目の当たりにして、嫉妬心を募らせる春希。その二人の姿は、春希とっては権利の侵害のように思えたのだろう。ただの男友達、ただの男同士の親友なら独占欲を掻き立てられなかったかもしれない。でも、この隼人と一輝の関係は、かつての自分たちの関係の鏡写しのようだった。それは、隼人と春希の二人にとっての特別な関係が……別に相手がハルキでなくても構わなかったんじゃないか、と不安を抱かせるものだったからだ。

唯一無二だった隼人と春希の特別な関係。変わらないままだった二人の関係は、周りとの関係の変化によって徐々に希釈されていく。二人の間に割って入るものはないのかもしれないが、ただ二人だけの「特別」は紛れ薄れて希釈され、濃度を失っていくようだった。
それが、隼人と春希を刺激する。薄らいでいく特別に執着が湧き、自分の元から持っていかれたような感覚に独占欲が募っていく。
何よりも、特別でありたいのだ。隼人にとって春希の存在は。春希にとって隼人の存在は。唯一無二であってほしい。自分のことを、特別な存在だと思っていてほしい。
でもそれは、いつしか幼馴染という関係のままではその濃度を維持できないのだと、理解し始めていた。いくら希釈されても薄れることのない、もっともっと特別な関係であることを欲するという事が、異性同士で何を意味するのか頭じゃなく心で、胸で感じ始めていた。
それは紛れもなく、幼馴染という関係性に恋が生まれ育まれていく、そのプロセスである。その細やかで繊細な一部始終が描かれようとしている。
素晴らしい。
これぞ、青春であり幼馴染同士のラブストーリー、その極めつけじゃないですか。
これまで相手を大切に思うからこそ踏み込まなかった、家庭の事情。それを自分からそっと曝け出し、相手に知って貰うことで今までになかった領域に踏み込んでいく。
幼い頃から時が流れ多くのことが変わってしまった中で、再会した二人は「変わっていない」部分を見つけ合い、今のお互いを受け止めあって支え合い変わらない新しい関係を築き直すことが出来た。
でもここにきて、隼人と春希は変わらないお互いをとても大切にし、好きに想いながら、だからこそ変わろうとしている。
変わったけれど変わってない関係は、変わらないまま変わった関係へと進もうとしている。

それは考え得る限り、もっとも素敵な幼馴染関係の変化のプロセスなんじゃないかな、と思うのでした。
ああ、甘酸っぺえ。







マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる 5 ★★★☆   



【マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる 5】 入栖/神奈月 昇 角川スニーカー文庫

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学園に咲く気高き一輪の華、麗しき淑女・ギャビーが乱れ舞う!
 瀧音の式部少輔・就任を快く思わないギャビ―は互いの進退を賭けたダンジョンアタックの勝負を申し出る。
この宣戦布告に反応した結花に引きずり込まれる形で対決をすることになるも、ギャビ―とその兄ベニートの絆を知り尽くしている瀧音は人知れず全員がグッドルートに向かうよう画策していく。
「私が勝ったら、式部少輔を降りて土下座なさい。怖かったら逃げても良いんですよ?おーっほっほっほっ!!」
 果たして瀧音はギャビ―が抱える闇を打ち払い、最善のルートを手繰り寄せることが出来るのか。
ツクヨミ魔法学園に咲き誇る麗しき淑女の未来を見据えた瀧音の決断は――!?

ギャビーってギャッツビーみたいですね(特に意味はない)
ベニート卿の妹であるギャビーことガブリエッラは、兄に認められた瀧音に嫉妬して突っかかってくる。加えて、ゲームの主人公である聖伊織の妹である結花もギャビーとバチバチ火花を散らしながら瀧音に絡んでくる。後輩ではあるものの、どちらも兄に対して一方ならぬ思いを抱いている妹キャラだ。他人様の妹キャラではあるが。
いや、他人様の妹キャラだと、自分の妹キャラとはまたシナリオパターンが違ってくるんですよね。
兄からの自立。いろんな形でヒロインにとって拠り所になっている兄という存在からの独り立ち。それが他人様の妹キャラにとってのシナリオの山場となってくる。場合によっては、そのキャラのルートの大半を占める大難行となるはずなのだが、この作品においては全員グッドルートを目指す友人キャラが主人公の話なので、まあわりとサクサクっと彼女たちの人生の一大事にして大転換点であるはずの自立も、進んでしまう。一人ひとりに時間をかけてるわけにもいかないものね。それにしても、ギャビーのチョロさは(中略)並みに巻きだったと思うが。
ベニート卿とギャビーの密接でありつつ微妙に食い違ってる麗しの兄妹関係を思うと、もう少し拗れてもおかしくなかったと思うのですけどね。そもそもベニート卿が聖人すぎるんだよなあ。まだ彼自身十代の若者にも関わらず、わずか2つ違いの妹を実質育ててきたようなものですもんね。ネグレイトされていた妹を一心に愛し世話し彼女に愛情を注ぎ続けた。そりゃあ、妹から盲信に近い傾倒をウケますわ。慕われて当然でしょう、これは。
正直、まだ兄にベタベタしててもいい年齢だとは思うんですけどね。でもまあ、一般人の環境ではなく危険が常に傍らにある場所ですし、いびつな関係を続けているべきではない、とベニート卿は冷静に判断していた、ということでしょう。妹、可愛いだろうにそういう冷静な判断が出来るという時点で、出来物なんだよなあ、この人。冷静な判断だけじゃなく、愛情を目一杯注いでいるからこそ、いびつな関係になってしまっていることが心配でたまらなかった、というのがギャビーの自立宣言で思わず泣きそうになってたことからも伝わってくるので、いやもうこの人聖人だろう。
ギャビーだけじゃなく、似たような不遇な家庭環境におかれて人生歪んじゃってる他に人のことも常に気にかけ心配しているわけですし。
いやもうそこは、気になった挙げ句に親身になりすぎて好意を持つようになった、くらい俗な事になってしまっていてもいいんじゃないか、と思えてくる。伊織だけじゃなくて、ベニート卿も何人かヒロイン受け持ってくれないものかしら。

結花の方は兄妹関係全然ベタベタしてなくて、むしろサバサバしたものなんですよね。むしろ、主人公の妹なんだから、もっとお兄ちゃんお兄ちゃん言いそうなものなのだけれど。メインヒロインのひとりなわけですし。そのへん、結構意外だったなあ。最初の段階では伊織よりも強い妹、だったからなのか。
それが伊織の急成長によって逆に力量差が出てしまうことで必死に兄の背中を追いかける、となる所がもうひとり自分を圧倒的に上回る強者である瀧音と遭遇することで、そっちの背中の方をふらふらと追いかけてしまった、というのはまあ健全と言えば健全なのか。その道筋で、自分と似たような立ち位置にいるギャビーというライバルとも行き合ったことで、結花なりに兄の後をついていくのでも、漫然と瀧音の背中についていくのではなく、自分が自分として強くなるという道を見出した、というのが今回の話だったのかもしれない。
いずれにしても、ギャビーにしても結花にしても兄からの自立、という独り立ちのお話が今回のテーマだったのでしょう。或いは、瀧音の妹キャラげっと回。
いい加減、リュディほったらかしは可哀想なのでもうちょっとかまってあげましょうよ、と思わないでもないですけどね。瀧音にとってのメインヒロインはやっぱりリュディなわけですし。
一応、これでバッドエンドに行きそうになる娘たちのフラグを潰してまわっていましたけれど、そろそろ本筋に入ることになるのでしょうか。どうやら、ゲームシナリオの重要なキーパーソンとなりそうな人に宣戦布告していましたし。そろそろ、物語としても育成と下拵えの段階は越えて動いてきてほしいですし。




真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 7 ★★★☆   



【真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 7】  ざっぽん/やすも 角川スニーカー文庫

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 人類が魔王軍と激戦を繰り広げている最中、最前線から遠く離れた辺境の地に緊張が走る。
大国ヴェロニア王国からの宣戦布告、そして開戦。
かつて一度は戦場から離れることを選んだレッドであったが、最大の危機を迎えたゾルタンと愛する人々を守るため再び剣を取り戦場を駆ける!
――そして、流れ着いた一騎当千の英雄達が暗雲立ち込めるその先に見たものとは!?

「ふふっ幸せだなぁ、私って本当に幸せなの。こうしてレッドと一緒に雨の中を歩いて、綺麗な景色を見れるなんて」

 雨はやみレッドとリットの日常に再び穏やかな陽射しが降り注ぐ――。
超大幅加筆で贈る大人気スローライフ・ファンタジー、第7弾!

一連の事件の黒幕だった王妃レオノール。その彼女を評した「穢れなき悪女」というフレーズは特に印象的でした。
神から与えられた加護によって生き方を縛られ、強制され、場合によっては精神さえも塗り替えられてしまうこの世界で、レッドたちは与えられた役割から背を向け、ルーティーもまた勇者という束縛から脱し、このゾルタンの地で自由に生きる事を選びました。
ミストーム師もまた、そんな本来あるべき立場から逃れてきた人であり、ヴェロニアから現れた追手はそんな置き去りにした過去を突きつけてくるものでした。
でも、面白いことにミストームを追い求めてきたヴェロニア艦隊のサリウス王子もまた自分にはめ込まれた枠組みに疑問を持ち続けていた人であった事なんですよね。
そして極めつけが、ヴェロニア王国動乱の原因であり、ミストーム師が故国から逃げる原因となった黒幕レオノール王妃こそがあらゆる縛り、強いられた役割、加護といったものから自由足らんとしたものであったのです。
純粋に、ひたむきに、己の欲望と向き合ったもの。己の邪さに忠実だったもの。誰よりも自由に生きた者。それがレオノールという女性でした。稀代の悪女だったのです。
加護に縛られず自分たちの望んだように、自由に生きる。
それはレッドたちが願い、この辺境ゾルタンの地で叶えようとしている事と同じはずなのに、こんなにも異なる形で現れてしまっている。対比というにも、まるで異なる有り様に。
こうしてみると、加護の縛りの有無ばかりが悪しきの原因じゃないんだというのがわかる。ダナンみたいに、自分の加護とこれ以上なくうまく付き合っている人も居るわけだし。
果たして、レオノールの生き方はレッドたちの望む自由とは遠くかけ離れたもので、レッドたちには見習うべき所はなかったのでしょうね。彼女は自分を愛し、孤独を愛した。自分の内側に入れる他者を必要とせず、たった独りで完結していたし、それに満足していた。それをこそ望んでいた。
そこが、同じ自由を望みながら自分以外の人を愛するレッドたちとは一番違う所だったのでしょう。思えば、このゾルタンの地は、最初からそうした他者を受け入れる土地として語られてきたんですよね。それどころか、今回ミストーム師の身柄の引き渡しを求められて大いに反発し、彼女を守るためにゾルタンの民みんなが立ち上がったのは、この地この国が何よりも自由を愛する地でありだからこそ集まった人達の国だったからなんでしょうね。
課せられた立場でも役割でもなく、自分たちで選んだ自由を守るための戦い。それがこのゾルタン初の戦争だったわけだ。他人事じゃなく、自分たちの戦い。そりゃあ、レッド達がルーティーがリットが率先して戦うのも当然で必然だわなあ。
同じ自由を求める者たち同士の戦い。己の自由のみを愛した者と、他者を含めたみなの自由を守ろうとした者たちとの戦争。そんな風に捉えたらいいんでしょうかね。
レオノールと組んでいたアスラデーモンたちも、まさに自分たちの自由を謳歌していた者たちでお互い利益以外でつながっていたわけじゃないですし。
アスラデーモン達もなあ。加護に縛られていないという意味で感性はまっとうなはずなのに、価値観がどうにもマトモな人間と異なっているものだから、やっぱりどこかおかしくて理解できない部分が多くを占めていてモヤモヤする存在ですなあ。
さて、エピローグでは体制側の逆襲というべきか、新たな勇者の擁立によってまたぞろ不穏な空気が。最強の勇者ルーティーが、あの手の勇者に遅れをとるとは思えないのだけれど、その勇者の加護を封じてしまっているにも確かなわけで。現状のルーティーって具体的な能力的にどうなっているのかまだ詳しくは語られていないだけに、さてどうなるのか。

しかし、リットのあの作戦は完璧なのに、いざ実行するとなんでか上手く行かない属性ってなんか不運属性でもあるんですかね!?



エルフに転生した元剣聖、レベル1から剣を極める ★★★  



【エルフに転生した元剣聖、レベル1から剣を極める】  大虎 龍真/屡那 角川スニーカー文庫

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魑魅魍魎、悪鬼羅刹を滅し―― その先にある剣の頂点に再び!!
 剣を極められず無念の思いを抱えたまま最期を迎えた男は、神の力を借りエルフの少年ハークの姿となって異世界に転生。
目覚めて早々出会った虎丸と旅立つと、道中で三人組の男に襲われてしまう。剣術が一切通用しないピンチに陥る中、ハークは「この世界は面白い」と笑みを浮かべつつ、どうにか男たちを倒し、王国東の都ソーディアンを目指す。
 情報収集のためハークが街中を探索していると、エルフ・ヴィラデルと刃を交える事態に。そんな中、世界最強の青龍が都に襲いかかる!! ハークは街を守るため立ち向かうのだが……。
 剣の頂きを目指す異世界剣戟ファンタジー、開戦!!

戦国末期から江戸時代にかけて剣に生きた大剣豪。転生する事で名前を失ってしまうのでそれが誰かは明言はされていないのですが、わりとあからさまに情報出しているので読んでいたら彼が誰だったかはほぼほぼわかるんじゃないでしょうか。
ともあれ、寿命を迎えてなお剣に未練を残した男がその淵で希ったとき、謎の存在にスカウトされ別世界で魂を失ったエルフの少年の肉体にその魂を宿す形で転生を果たすことになる。
間違っても肉体派とは言えない線の細い体力もないエルフの少年になったわけだけれど、肉体そのものが別人になったにも関わらず、剣を振るう際に違和感とかはなかった模様。補正とかされていたのだろうか。
しかし、その剣の技の冴えは些かも減じていなかったにも関わらず、彼が乗り移ったエルフの少年を付け狙っていたチンピラ三人組に襲われた際に、ハークを名乗ることになった剣士は予想外の苦戦をするはめになる。
この世界はレベルがすべて。レベルがあがるごとに身体能力があがるどころか、肉体の強度まで増すというレベル絶対世界なんですよね。さすがに、剣の達人が奮った刃がチンピラの肌を切り裂けずに弾き返される、というなかなか意味不明な光景を目の当たりにするとは思わなかった。どういう理屈なんだ?
ここまで来るとゲーム風のシステムが機能している世界、と考えた方がいいのかもしれない。これだけレベルが絶対的な意味を持つとなると、戦うための技術を育てるよりも近視眼的にひたすらレベルを上げる事に終始されてしまって、技量については軽視されてしまっている世界なんだろうか。
結局、ハークも苦戦しながらチンピラどもを倒すことで経験値を得てレベルがあがった事によって最低限の戦うために必要な力を得ることになる。逆に言うと、レベル1のままではチンピラ相手でもギリギリだったわけで、ハークの前世からの剣聖としての技はそこまで無双を約束してくれるものではなかったわけだ。レベルがあがって他のレベル高い連中と同じ舞台に立つようになった際には武器になるんだろうけれど。
そもそも、戦国時代の剣豪が主人公の作品なんだけれど、高度な剣術論が飛び交う剣戟アクション、というわけじゃないんですよね。その手の薀蓄なんかは一切皆無だし、本格的な剣術としての理合や術理、動作について語られるわけではなく、剣豪というそれっぽい雰囲気に終始しているので、そっち方面はあんまり期待しない方がいいかもしれない。
そもそも、剣対剣の対人戦というのは殆ど発生せず、というか最初のチンピラ戦だけじゃないだろうか。いきなりラスボス級のモンスターとのイベント戦闘みたいなのがクライマックスでしたからねえ。
ヒロインはこのヴィラデルというエルフの女偉丈夫になるんでしょうか。どうやら、彼女がハークを邪魔に思って始末しようとした、というのはエルフの少年の誤解、思い込みにすぎなかったようで……この少年、勝手に思い込みで自殺してしまったのか。なんかどうしようもない子だったんだなあ。
本来のヴィラデルという女性は、苦労してきた酸いも甘いも噛み分けてきた人物でありながら面倒見の良い姉御タイプみたいで、旧ハークも随分と面倒を見てもらったようなんですよね。旧ハーク少年がどうやら面倒くさいタイプだったみたいだから、いい加減鬱陶しかったと思うのですけれどそれでも嫌な顔をしながらも声をかけてきてくれるあたり、親切な人だと思うんだけどなあ。
中身が剣聖になったハークも、旧ハークの遺言のおかげでヴィラデルのことを誤解してしまっているおかげで塩対応に終始しているのだけど、誤解が解けたら解けたであんまり相性は良さそうじゃないんですよね。中身がアレなおかげで完全に自立した大人であり他人の助けを必要としない強烈な個であり男であるために、変に世話好きなのもお姉さん顔してマウント取るのもハークからしたらウザいだけになっちゃうだろうし。このヴィラデル、果たしてヒロイン枠に入るんだろうか。
むしろ、相棒である虎の虎丸が人化してヒロインと化す方がまだありそうである。なんか、三下属性なのがネックと言えばネックなのだけれど、ハークは生涯添い遂げる相棒として厚い信頼を寄せているわけですしね。

しかし、このハークくん、なんでまた自前の技を一つも見せないまま、他人の真似である示現流の技を必殺技で奮っているんだろう。てか、この示現流の技って、なんかアクションゲームで出てきたものなんじゃ……。



 

9月30日

綾里けいし
(角川スニーカー文庫)
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慶野由志
(角川スニーカー文庫)
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三上こた
(角川スニーカー文庫)
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ヤマモトタケシ
(角川スニーカー文庫)
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桜目禅斗
(角川スニーカー文庫)
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タンバ
(角川スニーカー文庫)
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伏瀬
(GCノベルズ)
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棚架ユウ
(GCノベルズ)
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アロハ座長
(GCノベルズ)
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万野みずき
(GCノベルズ)
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支援BIS
(エンターブレイン)
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ぺもぺもさん
(エンターブレイン)
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とくめい
(エンターブレイン)
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飯田 栄静
(エンターブレイン)
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竹井 10日
(ファミ通文庫)
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小鈴危一
(モンスター文庫)
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川井 昂
(ヒーロー文庫)
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アネコ ユサギ
(ヒーロー文庫)
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朱雀 伸吾
(ヒーロー文庫)
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岩船 晶
(ヒーロー文庫)
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陽山 純樹
(ヒーロー文庫)
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ひだかなみ/山口悟
(ZERO-SUMコミックス)
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おだやか/クレハ
(B's-LOG COMICS)
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藤丸豆ノ介/友麻碧
(B's-LOG COMICS)
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一メルカ/深海亮
(B's-LOG COMICS)
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太田垣康男/矢立肇
(ビッグコミックス スペシャル)
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万乗大智
(少年サンデーコミックス スペシャル)
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9月29日

いのうえひなこ/棚架ユウ
(ライドコミックス)
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餅田むぅ/新山サホ
(ライドコミックス)
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9月28日

三雲岳斗/Mika Pikazo
(新潮文庫nex)
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吉上亮/Mika Pikazo
(新潮文庫nex)
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9月27日

異識
(まんがタイムKRコミックス)
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ひさまくまこ
(まんがタイムKRコミックス)
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Koi
(まんがタイムKRコミックス)
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相崎うたう
(まんがタイムKRコミックス)
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セトユーキ
(まんがタイムKRコミックス)
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こめつぶ
(まんがタイムKRコミックス)
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福きつね
(まんがタイムKRコミックス)
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メイス
(まんがタイムKRコミックス)
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9月26日

えすのサカエ/宇野朴人
(角川コミックス・エース)
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相野仁/市倉とかげ
(角川コミックス・エース)
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平未夜/之貫紀
(角川コミックス・エース)
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大和田秀樹/矢立肇
(角川コミックス・エース)
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今ノ夜きよし/イノノブヨシ
(角川コミックス・エース)
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Ark Performance
(角川コミックス・エース)
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石田あきら/東出祐一郎
(角川コミックス・エース)
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前田理想/沢村治太郎
(角川コミックス・エース)
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鏡/丘野優
(角川コミックス・エース)
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東方Project/芦山
(電撃コミックスEX)
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笹倉綾人
(電撃コミックスNEXT)
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苗川采
(電撃コミックスNEXT)
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Dormicum
(電撃コミックスNEXT)
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山路新
(電撃コミックスNEXT)
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宝乃あいらんど/震電みひろ
(電撃コミックスNEXT)
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小早川ハルヨシ/金斬児狐
(アルファポリスCOMICS)
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くろの/永島ひろあき
(アルファポリスCOMICS)
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9月25日

涼樹悠樹
(オーバーラップ文庫)
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迷井豆腐
(オーバーラップ文庫)
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友橋かめつ
(オーバーラップ文庫)
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ネコクロ
(オーバーラップ文庫)
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ネコ光一
(オーバーラップ文庫)
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白米 良
(オーバーラップ文庫)
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白米 良
(オーバーラップ文庫)
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でんすけ
(MFブックス)
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出井 啓
(MFブックス)
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一分 咲
(MFブックス)
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筧千里
(MFブックス)
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カヤ
(MFブックス)
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波多ヒロ/あまなっとう
(ガルドコミックス)
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やもりちゃん/じゃき
(ガルドコミックス)
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もちろんさん/猫子
(ガルドコミックス)
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吉川英朗/月夜涙
(ガルドコミックス)
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吉乃そら/ネコ光一
(ガルドコミックス)
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天羽銀/迷井豆腐
(ガルドコミックス)
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卯乃米/桜あげは
(ガルドコミックス)
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綾北まご/冬月光輝
(ガルドコミックス)
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9月24日

棚架ユウ/丸山朝ヲ
(バーズコミックス)
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天乃咲哉
(バーズコミックス)
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洋介犬
(バーズコミックス)
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かくろう/石神一威
(バーズコミックス)
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小林立/五十嵐あぐり
(ガンガンコミックス)
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小林立/五十嵐あぐり
(ビッグガンガンコミックス)
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小林立/めきめき
(ビッグガンガンコミックス)
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長田悠幸/町田一八
(ビッグガンガンコミックス)
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小林立
(ヤングガンガンコミックス)
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小林立/めきめき
(ヤングガンガンコミックス)
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福田晋一
(ヤングガンガンコミックス)
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田尾典丈/三雲ジョージ
(ヤングガンガンコミックス)
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戌森四朗
(ヤングガンガンコミックス)
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六本順
(ヤングガンガンコミックス)
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田澤裕/友井太郎
(ヤングガンガンコミックス)
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9月22日

十文字 青/原作・プロデュース:Eve
(MF文庫J)
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総夜ムカイ/原作・監修:みきとP
(MF文庫J)
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両生類 かえる
(MF文庫J)
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木緒 なち
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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川口士
(ダッシュエックス文庫)
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川口士
(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
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川口士
(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
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赤金武蔵
(ダッシュエックス文庫)
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河本ほむら/尚村透
(ガンガンコミックスJOKER)
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河本ほむら/斎木桂
(ガンガンコミックスJOKER)
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昆布わかめ
(ガンガンコミックスJOKER)
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サラ イネス
(イブニングKC)
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ハナツカシオリ
(モーニング KC)
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江口夏実
(モーニング KC)
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瀧下信英/津田彷徨
(モーニング KC)
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藤本正二/Juan Albarran
(モーニング KC)
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千嶌オワリ/津田彷徨
(モーニング KC)
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森高夕次/足立金太郎
(モーニング KC)
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一乃ゆゆ/佐島勤
(MFコミックス アライブシリーズ)
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杉井光/篠アキサト
(MFコミックス アライブシリーズ)
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ぐう/水無瀬
(MFC)
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柏木郁乃
(MFC)
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倭ヒナ/ぷにちゃん
(MFC)
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9月21日

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9月20日

大和田秀樹
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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クール教信者
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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いとうえい
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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小宮地千々
(GCN文庫)
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一色一凛
(GCN文庫)
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風間レイ
(TOブックス)
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やしろ
(TOブックス)
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もちもち物質
(TOブックス)
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夕立悠理
(TOブックス)
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鳴沢明人
(HJ NOVELS)
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はぐれメタボ
(HJ NOVELS)
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9月19日

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9月16日

橘 公司
(富士見ファンタジア文庫)
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長岡 マキ子
(富士見ファンタジア文庫)
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羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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七斗 七
(富士見ファンタジア文庫)
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いつきみずほ
(富士見ファンタジア文庫)
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ラマンおいどん
(富士見ファンタジア文庫)
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ラチム
(富士見ファンタジア文庫)
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紫大悟
(富士見ファンタジア文庫)
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朝陽千早
(富士見ファンタジア文庫)
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コイル
(電撃の新文芸)
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相原あきら
(電撃の新文芸)
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イダタツヒコ/広江礼威
(サンデーGXコミックス)
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やまむらはじめ/広江礼威
(サンデーGXコミックス)
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坂崎ふれでぃ
(サンデーGXコミックス)
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了子
(裏少年サンデーコミックス)
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神内アキラ
(裏少年サンデーコミックス)
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柊一葉/じろあるば
(裏少年サンデーコミックス)
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内藤マーシー
(講談社コミックス)
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宮島礼吏
(講談社コミックス)
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久世蘭
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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裏那圭/晏童秀吉
(講談社コミックス)
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むちまろ
(KCデラックス)
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硬梨菜/不二涼介
(KCデラックス)
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さゆこ
(フロース コミック)
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あるてぃ/染井由乃
(フロース コミック)
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原泰久
(ヤングジャンプコミックス)
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中村力斗/野澤ゆき子
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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雪森寧々
(ヤングジャンプコミックス)
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小瀬木麻美/宮田ダム
(ヤングジャンプコミックス)
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キナミブンタ
(ヤングジャンプコミックス)
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大河原遁
(ヤングジャンプコミックス)
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武田綾乃/むっしゅ
(ヤングジャンプコミックス)
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子新唯一
(ヤングジャンプコミックス)
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グレゴリウス山田
(ヤングジャンプコミックス)
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ヤマザキマリ
(ヤングジャンプコミックス)
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スガワラエスコ
(ヤングジャンプコミックス)
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スガワラエスコ
(ヤングジャンプコミックス)
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瀬尾つかさ/bomi
(ヤングジャンプコミックス)
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川口士/的良みらん
(ヤングジャンプコミックス)
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9月15日

コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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松江名俊
(少年サンデーコミックス)
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草場道輝/高谷智裕
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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福地翼
(少年サンデーコミックス)
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青山剛昌
(少年サンデーコミックス)
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青山剛昌/阿部ゆたか
(少年サンデーコミックス)
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かんばまゆこ/青山剛昌
(少年サンデーコミックス)
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田中現兎
(マガジンエッジKC)
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川田暁生
(マガジンエッジKC)
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ひな姫/猫又ぬこ
(マガジンエッジKC)
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水森崇史
(講談社コミックス)
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ひととせひるね
(講談社コミックス月刊マガジン)
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杜乃ミズ/餅月望
(コロナ・コミックス)
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中島鯛/ほのぼのる500
(コロナ・コミックス)
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まいたけ/生咲日月
(コロナ・コミックス)
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わかさこばと/春の日びより
(コロナ・コミックス)
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羽尻伊織/鉄人じゅす
(コロナ・コミックス)
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ハム男
(アース・スターノベル)
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友麻碧
(富士見L文庫)
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柚原 テイル
(富士見L文庫)
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七沢 ゆきの
(富士見L文庫)
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9月14日

鳥羽徹
(GA文庫)
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神田暁一郎
(GA文庫)
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佐伯さん
(GA文庫)
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佐伯さん
(GA文庫)
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海空りく
(GA文庫)
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海月くらげ
(GA文庫)
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柚本悠斗
(GA文庫)
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白石定規
(GAノベル)
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白石定規
(GAノベル)
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守雨
(GAノベル)
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金明豪×KJ
(アフタヌーンKC)
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こだまはつみ
(モーニング KC)
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9月13日

横島日記
(リュウコミックス)
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わらいなく
(リュウコミックス)
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9月12日

荒川弘
(ガンガンコミックス)
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河添太一
(ガンガンコミックス)
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宮澤伊織/水野英多
(ガンガンコミックス)
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南海遊/村山なちよ
(ガンガンコミックス)
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高津カリノ
(ガンガンコミックス)
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オジロマコト
(ビッグコミックス)
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ゆうきまさみ
(ビッグコミックス)
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田岡りき
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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源素水
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん
(裏少年サンデーコミックス)
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七尾ナナキ
(裏少年サンデーコミックス)
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空谷玲奈/昴カズサ
(ガンガンコミックスONLINE)
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高野裕也
(ガンガンコミックスONLINE)
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礼島れいあ
(ガンガンコミックスONLINE)
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長岡マキ子/カルパッチョ野山
(ガンガンコミックスONLINE)
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森貴夕貴
(アース・スター コミックス)
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咲メギコ/師裏剣
(アース・スター コミックス)
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瑚澄遊智/漂月
(アース・スター コミックス)
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しろ
(アース・スター コミックス)
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檜山大輔
(アクションコミックス)
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浜田よしかづ
(アクションコミックス)
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ピロヤ
(メテオCOMICS)
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火曜
(まんがタイムKRコミックス)
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カエルDX
(まんがタイムKRコミックス)
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霜月絹鯊
(まんがタイムKRコミックス)
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そめちめ
(まんがタイムKRコミックス)
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9月10日

餅月望
(TOブックス)
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もちだもちこ
(TOブックス)
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岡崎マサムネ
(TOブックス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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榛名丼
(TOブックス)
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9月9日

アサウラ/Spider Lily
(電撃文庫)
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アサウラ
(電撃文庫)
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佐伯庸介
(電撃文庫)
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西 条陽
(電撃文庫)
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宇野朴人
(電撃文庫)
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三河ごーすと
(電撃文庫)
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佐島 勤
(電撃文庫)
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鎌池和馬
(電撃文庫)
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駒居未鳥
(電撃文庫)
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逢縁奇演
(電撃文庫)
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ミサキナギ
(電撃文庫)
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丸深まろやか
(電撃文庫)
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岬 鷺宮
(電撃文庫)
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夏 みのる
(カドカワBOOKS)
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遠野 九重
(カドカワBOOKS)
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明。
(カドカワBOOKS)
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流優
(カドカワBOOKS)
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愛七 ひろ
(カドカワBOOKS)
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ヤマザキコレ
(BLADEコミックス)
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ツクモイスオ/三田誠
(BLADEコミックス)
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住川惠/甘岸久弥
(BLADEコミックス)
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yoruhashi
(BLADEコミックス)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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横山コウヂ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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福原蓮士/つちせ八十八
(ドラゴンコミックスエイジ)
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稲葉白
(ドラゴンコミックスエイジ)
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二式恭介
(ドラゴンコミックスエイジ)
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遠野ノオト/流優
(ドラゴンコミックスエイジ)
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はっとりまさき
(ドラゴンコミックスエイジ)
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神谷ユウ/桜木桜
(角川コミックス・エース)
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吉岡剛/菊池政治
(角川コミックス・エース)
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唐澤和希/藤本れもち
(角川コミックス・エース)
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皇ハマオ/月夜涙
(角川コミックス・エース)
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緒原博綺
(角川コミックス・エース)
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げしゅまろ
(角川コミックス・エース)
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ヨシラギ
(角川コミックス・エース)
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RYOMA/カンブリア爆発太郎
(角川コミックス・エース)
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レフトハンド/伽藍堂
(角川コミックス・エース)
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窪茶/涼暮皐
(角川コミックス・エース)
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ゼロキ/雪村ゆに
(角川コミックス・エース)
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蟹丹/トネ・コーケン
(角川コミックス・エース)
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TYPE−MOON/中谷
(角川コミックス・エース)
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Team RWBY Project/スエカネクミコ
(電撃コミックスNEXT)
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コトバノリアキ
(KCデラックス)
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吉村英明/木嶋隆太
(KCデラックス)
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金田陽介
(講談社コミックス)
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大森藤ノ/青井聖
(講談社コミックス)
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中丸洋介
(講談社コミックス)
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9月8日

エターナル14歳/御子柴奈々
(KCデラックス)
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ヤチモト/resn
(KCデラックス)
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ヤスダスズヒト
(シリウスKC)
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茅田丸/丁々発止
(シリウスKC)
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内々けやき/あし
(シリウスKC)
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マツモトケンゴ
(シリウスKC)
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くうねりん
(シリウスKC)
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光永康則
(シリウスKC)
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芳橋アツシ/延野正行
(シリウスKC)
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亜希乃千紗
(シリウスKC)
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9月7日

赤堀君
(アフタヌーンKC)
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伊口紺/保志レンジ
(アフタヌーンKC)
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LEN[Aー7]
(アフタヌーンKC)
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深山鈴/茂村モト
(ガンガンコミックスUP!)
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森田季節/出水高軌
(ガンガンコミックスUP!)
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ケンノジ/松浦はこ
(ガンガンコミックスUP!)
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羽柴実里/zinbei
(ガンガンコミックスUP!)
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常磐くじら/桃山ひなせ
(ガンガンコミックスUP!)
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串木野たんぼ/ぽんこつわーくす
(ガンガンコミックスUP!)
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鈴木竜一
(SQEXノベル)
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初枝れんげ
(SQEXノベル)
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十夜
(SQEXノベル)
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9月6日

西尾 維新
(講談社)
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智弘カイ/カズタカ
(KCデラックス)
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二階堂 幸
(KCデラックス)
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9月5日

和成 ソウイチ
(ドラゴンノベルス)
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白水 廉
(ドラゴンノベルス)
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釜田/六つ花えいこ
(フロース コミック)
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御守リツヒロ/柚原テイル
(フロース コミック)
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轟斗ソラ/柏てん
(フロース コミック)
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ORKA/Spice&Kitty
(フロース コミック)
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9月2日

(TYPE-MOONBOOKS)
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浅野りん
(角川コミックス・エース)
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ナカノ/八木羊
(角川コミックス・エース)
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日月ネコ/渡辺恒彦
(角川コミックス・エース)
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バラ子
(角川コミックス・エース)
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赤羽ぜろ
(角川コミックス・エース)
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三部けい
(角川コミックス・エース)
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縞野やえ/MB
(角川単行本コミックス)
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葦原大介
(ジャンプコミックス)
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マポロ3号
(ジャンプコミックス)
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権平ひつじ
(ジャンプコミックス)
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タカヒロ/竹村洋平
(ジャンプコミックス)
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助野嘉昭
(ジャンプコミックス)
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空もずく/十森ひごろ
(ジャンプコミックス)
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猗笠怜司
(ジャンプコミックス)
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横山左
(ジャンプコミックス)
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岩田雪花/青木裕
(ジャンプコミックス)
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矢吹健太朗
(ジャンプコミックス)
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稲岡和佐
(ジャンプコミックス)
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叶恭弘
(ジャンプコミックス)
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大@nani/吉緒もこもこ丸まさお
(ジャンプコミックス)
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LINK/宵野コタロー
(ジャンプコミックス)
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LINK/SAVAN
(ヤングジャンプコミックス)
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桂イチホ/ふか田さめたろう
(PASH!コミックス)
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むらさきゆきや/春日秋人
(講談社ラノベ文庫)
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空埜 一樹
(講談社ラノベ文庫)
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延野 正行
(Kラノベブックス)
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都神 樹
(Kラノベブックス)
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天宮暁
(Kラノベブックス)
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カラユミ
(Kラノベブックス)
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9月1日

枯野 瑛
(角川スニーカー文庫)
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桜木桜
(角川スニーカー文庫)
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入栖
(角川スニーカー文庫)
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ケンノジ
(角川スニーカー文庫)
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穂積 潜
(角川スニーカー文庫)
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海道左近
(HJ文庫)
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藤木わしろ
(HJ文庫)
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榊一郎
(HJ文庫)
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結石
(HJ文庫)
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坂石遊作
(HJ文庫)
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海野アロイ
(アース・スター ルナ)
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井上みつる
(アース・スター ルナ)
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長谷川哲也
(YKコミックス)
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塩野干支郎次
(YKコミックス)
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保志あかり/大木戸いずみ
(B’s-LOG COMICS)
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白川祐/チョコカレー
(コロナ・コミックス)
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森野眠子/みたらし団子
(コロナ・コミックス)
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浅葱洋/ニシキギ・カエデ
(コロナ・コミックス)
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きららファンタジア製作委員会/鴻巣覚
(FUZコミックス)
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白尾こじょ
(FUZコミックス)
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ミナミト/六升六郎太
(HJコミックス)
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