超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 9 ★★★   



【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 9】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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「これが終わったら……ツカサさんに伝えたいことがあるんです」
ヤマト兵を率いた奇襲により、緒戦で大勝利を収めた超人高校生は、それでも埋まらない帝国との戦力差を前に、戦線を後退させていた。
十倍近い敵と対峙する過酷な防衛戦。全員の限界が近づく中、司は《青の元帥》ネウロを直接打倒するための作戦を発案する。
だが、かつて彼らと袂を分かった《超人実業家》真田勝人もまた、自らの信念に基づいた行動を始めていて――!?
決戦を前に自分の気持ちに素直になろうとするリルルと、それに正面から向き合う約束をする司。
それぞれの想いが懸かった戦いが幕を開ける!

超人高校生の中で唯一、暁だけが常人である。という描き方をこれまでもされてきましたけれど、彼はその常人という枠の中で怯え恐れ迷いながらも、強さと賢明さというものを掴み続けてきました。
その這い上がってしがみついて掴んだ強さや賢さ、というものは最初から持てる者だった他の高校生たちには決して手に入れる事の出来ないものなのでしょう。
彼ら超人高校生は、人として踏み外してしまったが故に超人と呼ばれる領域に至ってしまった者たちです。でも、その仲間たちの中で唯一暁だけが真っ当に成長し、もっとも素朴な真理を掴み取っている。それは他の高校生たちにとって憧憬であり尊敬であり、自分たちの仲間にそういう人間が居るという事自体が、というよりも暁が自分たちを仲間と思ってくれている事が救いなのかもしれないなあ、と桂音や葵の暁への態度を見ているとふとそんな事を思ったり。
この二人が暁をからかいつつも、凄く大事にしている様子が垣間見えるのはそんな思いがあるからではないでしょうか。彼女らに限らず、高校生たちは自分たちが人でなしであるという強い自覚がありますからね。
これは今回、司がリルルから好意を向けられて苦悩する羽目に象徴されるように、彼らは自分たちがマトモな人生を歩めるとも普通の幸せを享受できるとも思っていない面々が多いんですよね。ろくな死に方をしない、と思ってるんじゃないだろうか。林檎はまだそのへん、初心というか純真で先まで顧みていないようにも見えますけど、他の面々は司と似たような側面を自分の生き様に抱いているんじゃないか。
そういう意味でも、リルルがやろうと思っている告白は司の未来のみならず、彼ら高校生たちへの試金石なのかもしれません。それでも、桂音と葵の二人は特にハズレ切っているきらいがあるので、むしろ彼女らについては暁くんに期待すべきなのかもしれませんねえ。

と言ったところで、ついに登場してしまった帝国の超人皇帝リンドヴルム。この人、ある意味司の対比的な存在なのか。政治家という以上に政治装置に徹しようとしている司よりも、遥かに徹底して自らをシステムとして捉えているその在り方は、方向性こそ違うもののある意味司の見定める先にある存在なのかもしれない。そんな相手を目の前にして、果たして司はどう自分を省みるのか。
それ以前に、リルル大ピンチというありさまなのだけれど。
勝人は、さすがにあのままだと幾ら何でも周りが見えてなさすぎな近視眼的なことになってしまって、超人実業家とか名乗れないぞ、と危惧していたのでその展開はむしろ安心しました。あまりにも目先の利益と安定に囚われすぎて、全部台無しにしそうな勢いだったもんなあ。
ともあれ次回でラスト。はたしてどういう着地を見せるのか。ここまでくれば、しっかりとした結末を手繰り寄せてほしいものです。

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!8 ★★★   



【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!8】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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『ありがとう、リルル。よく彼らを此処まで導いてくれました』

帝国の支配からヤマトを解放した超人高校生たちは、すべての謎が眠るエルフの里へと向かう。
果たしてそこで待ちうけていたのは、彼らをこの世界へと呼び寄せた存在との邂逅だった! ついに語られる異世界召喚の理由。超人高校生たちは元いた世界に帰還するためにも、異世界を守る決意を新たにする。

だが、時を同じくして《青の元帥》ネウロは司たちとの全面対決を選択。圧倒的な大軍勢が疲弊したヤマトへと迫ろうとしていた!

世界の命運を懸けた戦い。その始まりを告げる、異世界革命譚第8弾!
超人ジャーナリストの忍ちゃん、全然ジャーナリスト成分が足りないよね!
いやもうこれやってること完全に忍者かエージェントであって、本分のジャーナリストとしてはあまり働けていないのが忍の辛い所だなあ。これで忍者としても無双ならともかく、今回忍びの者としては敵わない相手が出てきてしまったわけですし。
なんだかんだと自分の分野で力を発揮できているのって、桂音さんと林檎くらいじゃなかろうか。他はなにかと自分の分野外のことを強いられている場合が多いし。司も政治家をやってるだけ、というわけにはいかずそれ以外の分野の優秀さまで示さないといけなくなっちゃってますしね。現代政治家が武器取った段階でかなりギリギリなんだよなあ。
まあ、司が今やっていることが現代政治家の範疇かというと、もうそのあたり十分逸脱している気もするけれど。でもこじんまりとした政治家の範疇でやっていたら、今回段々とその素性が明らかになってきた帝国の超人皇帝とはやりあえなさそうだし、方向性としてはこのままで行くべきなのだろう。特に、超人皇帝の超個人有能主義に対して、司が個々の民一人ひとりの底上げという正反対の方針を掲げている以上は尚更に。

その意味では、一人離反している勝人の実業家としての在り方、何事も自分でやらなきゃ気がすまない、自分がやってなんとかなるなら自分がやるべきだ、という考え方は皇帝のそれとよく似た傾向であるが故に彼が司の側ではなく、あちら側に立っているというのはむしろ自然のことなのか。
ただ、ネウロに賭けるのはどう考えても悪手なんだよなあ。詳細を忍に聞きながらネウロにつくと判断したというのは実業家としてどうなんだろう。組む相手というのは商売でも最も重要なところだろうに。それとも、まだ利用できると判断したのか。別の思惑があるのか。単に従業員に対する情に負けたのか。従業員たちを守るためでも、このままネウロと組んでても決して良い結果になるとは思えないだけに、このあとの勝人がどう行動していくのか気になるところである。

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 7 ★★★☆   



【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 7】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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「作戦の最終段階に移ろう。敵を崩壊させ――安土へとなだれ込む!」
エルム共和国に新政権が樹立され、フレアガルド帝国で内乱が勃発する中、ヤマト自治領ではレジスタンスたちの戦いが繰り広げられていた。
要衝・不動砦を奪取したレジスタンスは、司の機略、葵の戦闘力、そして林檎のテクノロジーという支援を受け、ジェイド率いる圧倒的な大軍勢を相手に、順調に進撃していく。
だが、落城を目前にした安土城で、ヤマトの支配者マヨイは、臣民に対する非道な洗脳魔法を発動しようとしていた。
城を包む炎が、ヤマトの深部に秘められた過去を映し出す、異世界革命譚第7弾!

ぐわぁ、これはなんというかダメージ食らう。喰らった。
同情の余地など欠片もなかったマヨイとジェイドの支配者コンビでその所業たるや無辜の民を虐殺する以上に、人の尊厳を徹底して踏みにじるようなおぞましいやり口だったんですよね。人の心を洗脳して作り変え、意志も都合の良いように書き換え、最終的には人間ですらない生きた獣ですらない壊れた人形のような有様へと変えてしまう。そこにあったのは、人を決して同じ人と認めない、虐げ踏みにじる対象としてしか見ない考え方。こういうのって、自分一番嫌いだったはずだったんですけどね。
そんなマヨイのおぞましい意識が生まれた理由が、ヤマトに元々あった統治制度にあったのだとしたら、いったい誰が悪いのか、って話になるんですよね。
彼女の思想は、上から見下すものではなく、地べたに這いずり踏みにじられた者が抱いた怒りであり憎悪であったというのなら、その怒りも憎しみもいったい誰が否定できるのだろう。
やったことは決して許されないことなのだけれど、彼女が受けた仕打ちもまた同じことなんですよね。人として扱われず、人としての尊厳を奪われ、生きることすら許されず、ただ生きたいと願うことが醜く汚らしいこととして切って捨てられた。
彼女が受け続けた仕打ちが、この国ではずっと美談として讃えられ、この国の民はそれを享受して、食い物にしていた。ならば、果たして彼女の復讐は正当と言えるのか?
マヨイがやり続けた国全体に及ぼす洗脳魔術、でも視点を変えてみたら長く続いた統治システムとそこから生じた価値観によって、長年に渡ってこの国に根付いてきた思想と何が違うんだろう。それは魔術でなくても、効果としてはマヨイの行った洗脳と方向性として何が違うんだ?
そのおぞましさに、どれほどの違いがあるのだろう。
老将は、国も民も裏切って、ただ一人の少女の純粋な懇願を、ただ生きたいという願いを叶えることにした。この国の在り方のおぞましさにも、マヨイの成した復讐のおぞましさにも背を向けて、しかしだからこそまっさらな願いに縋った意志を、どうやったら責められるのだろう。

なんかもう、途中でそれまで寄って立っていた部分を根底からひっくり返されたような心持ちだった。ちゃぶ台返しで善悪がひっくり返ったわけじゃないんですよね。でも、一方的にこっちが正しくあっちが悪いという視点が徹底的に叩き潰され、民意もまた個々の尊厳を踏みにじる在り方を喜び尊び受け入れて、結果として猛悪を生んだのなら、それは自業自得じゃないのか、という考えが生じてしまうのである。
無辜の民など存在しない。
それが長年に渡って正しく効率的かつ平和的に機能し、それを民が受け入れているのならあえて口は出さないとした司の、政治家としてというよりも政治理念の体現者としての生き方もまたあまりにも人としてハズレ過ぎてるんだよなあ。それで居ながら、マヨイたちに訪れただろう結末に涙する人間性を失っていない。その矛盾は、果たして破綻とどう違うんだろう。
民主主義をこの世界にもたらしておきながら、こうして民意が肯定するもののおぞましさを、それが生み出した怪物の恐ろしさと哀れさをこうも冷徹に描かれてしまうと、正直震え上がる部分がある。
何気に痛快娯楽エンタメ作品とは全く異なる方向性に、意欲的といっていいほどグイグイ進んでいるあたり、このシリーズの実験作的な試みというかエッジの鋭さというか血塗れ感というか容赦のない喜悦みたいなのを感じてしまうのでした。

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!6 ★★★☆   

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 6 (GA文庫)

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!6】 海空 りく/さくらねこ GA文庫

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「きゅっ!? 求愛、ですか!?」

帝国統治下のヤマト自治領に調査のため乗り込んだ司たちは、住民の幸せそうな様子に驚かされる。しかも監査官ジェイドと自治領主マヨイの歓待の最中、リルルと林檎に司への告白チャンス到来!? どこまでも平穏なヤマトでの外遊。しかし、その裏に潜む暗い情念はヤマト全土に確実に影を落としていた。
一方エルム共和国では総選挙が開始。ヤマト自治領に対する方針を巡り、テトラ率いる《原則派》とユーノ率いる《改革派》が繰り広げる選挙戦は必要以上に過熱し、留守を預かるゴッド暁に困難な選択を迫ることに!
異世界革命物語第6弾!!

超人高校生の中で最も意識が常識人であり一般人である暁だけれど、あそこで情に流されず権力に迷わず自分の役割を一切間違えずに貫き通せるのだから、伊達に司たちの仲間ではなく、皆から信頼されているわけじゃないんだなあ、と納得させられた。
暁の姿勢が一貫して「意思決定への不介入」であったことに象徴されるように、エルム共和国で初めて行われる国政選挙に、超人高校生たちは殆ど、いや一切関わらないまま状況は進んでいく。
そこで浮かび上がってきたものは、超人高校生という異邦人たちによって解放された自由と、もたらされた思想、そして与えられた理想、それらすべてが借り物にすぎず、概念として行き渡らず、身につかず、中世相当の専制社会の中で生きてきた彼らにとって、未だ高価なおもちゃに過ぎなかった、という現実であった。
司が目論んでいたのは、まさにその事実を当事者であるエルム共和国の政治家となろうとするもの、官僚として国政を支えようとしている者たちに、それが未だ持て余す借り物であると自覚を促すと同時に、この選挙を通じてそれらを借り物ではなく、彼ら自身のものとすることだったのだろう。
選挙戦を通じて、理想高く未来を見据える《原則派》と《改革派》の領袖たち、テトラやユーノはそこで徹底して現実に打ちのめされる。自分たちが掲げ、訴える理想は、何の力も実態もない、一番届いてほしい市民たちに、届かず触ってもらえない、まだ身の詰まっていない殻だけのものなのだと、思い知らされるのである。とても尊い考え方が在ると知り、それがどんなに素晴らしいものかを実感し、調べ考え学ぶほどにその奥深さに震え、その考えのもとに国を立ち上げ、国民と共に進み、やがては世界すべてを変革していき、みんなに幸せをもたらすのだという理想。
それが、現実の前に木っ端微塵に砕かれるのだ。
現実は非情である。
暁は、そうやって理想が踏みにじられていく様子を、希望が潰えていく様子を、未来が陰っていく様子を、間近でずっと見守り続けていたのだ。自分が介入すれば、この理不尽な現実が覆されて、今悪意に苦しんでいる人たちが救われ、正しさが踏み潰され捻じ曲げられようとしているのを食い止めることが出来ると知りながら。
耐えるのである。
なぜならば、神が介入した瞬間に、人の意思が死ぬからだ。
芽生えようとしている民主主義が死ぬからである。
もはや二度と、この国は自分たちだけで歩き進んでいくことができなくなるからである。
どれほど愚かな選択でも、民は自らの選択に責任を負わなくてはならない。神に選択を委ねた瞬間、それは市民の国ではなくなるのだ。
たとえ、人が死のうとも。たとえ、正義が潰えようとも。
そんな「理想」を置き土産にしようとする司は、怖気の走るほどに冷徹非情な政治家と言えるのでしょう。それとも、政治装置というべきか。
その司の試練とも課題とも取れる難題に、原則・改革両派の立候補者たちと、選挙を管理する官僚たちは向き合い、挑むことになります。理想破れた先にある、現実を前にしたその上での理想を掴むために。
空っぽで上っ面だけではない本当に中身の詰まった、自分たちが振るう旗の重さを知り得るために。
踏み越えて、乗り越えて、倒れて挫けて折れて心砕けても、信じた理想が、掲げたユメが、素晴らしいものだと知っているから。エルム共和国という国が産まれたとき、あの超人高校生たちと共に戦って手に入れたものを、今こうして自分たちの腕の中に抱えている、その重みを忘れていないから。その暖かさを、幸福感を今まさに胸に宿しているからこそ。
彼らは立ち上がるのである。負けないのだ。そうして、もう一度宣誓するのである。
エルム共和国という自分たちの国の誕生を。
正直、超人高校生たちがもたらした改革のあまりの急速さに、エルムの人たちがとてもついていけているようには見えず、与えられた民主主義という御旗に自分たちが振り回されているようにしか見えず、民は常に賢明ではなく、彼ら超人高校生たちが去ったあとに訪れるかの国の未来絵図は、無残なものしか想像できなかったのですが……。
よもやここまで、いやこの段階でここまで徹底して彼らが初めて手にした理想を踏みにじりボロボロに蹴り飛ばし、折り砕くとは思いませんでした。そうやってぐちゃぐちゃになるまで思い知らせた上で、残った超人高校生たちの手助けがあったとはいえ、彼らが自分で考え、自分で選び、自分たちで襲い来る現実に立ち向かい、歪みを正そうとし、そうしていく過程で虚だった理想が、本当の意味で彼らの身となり血となり肉となり、彼らの実になっていく様子がなんとも言えない感慨をもたらしてくれたのでした。
偉い、偉いなあこの人たちは。

あと、超人高校生の中で桂音さんはマジで人間じゃないんじゃないですか!? もはやアスクレピオス並かそれ以上なんですけど!

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 5 ★★★   

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 5 (GA文庫)

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 5】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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エルム共和国を成立させ、通貨の発行によってその基盤を確かなものとした超人高校生たち。だが、異世界の人々に国を委譲するための選挙を始めようとした矢先、亡国《ヤマト》の皇女カグヤが現れた。エルムの基本理念『万民平等』をタテに、帝国に苦しめられている自分たちへの援助を求めてきたのだ。
司は旧ヤマト領の扱いについて帝国への介入を始めようとするが――
「俺はその方針には反対だ」
勝人が地球への帰還を優先するため、帝国元帥ネウロとの敵対を避けるべきだと言い出し、超人高校生たちの間に不協和音が流れ始める!
激動の異世界革命物語第5弾!!
世界の一般常識におけるモラルの上昇が平和へと繋がる道、か。これはバカにしたものではなくて、特に時代的にまだ中世であり宗教的なモラルすらも規定されていないこの世界では、現代に即したモラルを普及させていくというのは劇的な効果があると思われる。エルム共和国の国民は司たちの教導によって民主主義をはじめとした現代モデルの考え方への意識も高まっているわけですしね。
もっとも、本来なら数百年のスパンを年単位どころか月単位で進めている弊害は大きい。劇薬過ぎる上に、高まった意識に追随スべき知識などが全然追いついていないんですね。教育がもたらされていない、と言ってもいい。まあこればっかりはなあ。明治維新から百数十年経っても民主主義を持て余している日本や、本家本元である欧州や米国が迷走しているのを見ると、果たして政治システムに成熟などというものが訪れる日が来るのかと疑問に思うことも多い。
本作においても民主主義が万能にして至上の政治システムだと掲げているわけではない。事実、民主的な政治システムの運用を開始した途端、その不具合や悪用されていく様子を一番基本的な部分からだがしっかりと描こうとしている。それを加味した上で、いや民主主義のダメなところをも市民が目のあたりにすることも最初から考慮に入れた上で理想を展開しようとしている司は、まさに国家百年の計をたてることの出来る偉大なる政治家なのだろう。将来の平和と理想のために、ある程度の被害や損害も最初から組み込んでおける、という意味においても。
そりゃあ、現世利益を追求する商人である勝人が、同じ道を歩めるわけはないわなあ。むしろ、歩くほうがイビツになってしまう。どちらかが、本来の本分を捻じ曲げなければならなくなる。友人であることとパートナー足り得るかはまた異なる話なのだ。
個人的には、むしろ帝国元帥ネウロが暗躍している企みの内容は邪魔とすら思えるところなんですよね。これって、どう考えても世界の危機をもたらすものであって、異なる主義主張や生き様を貫いているモノ同士でも一致団結しなければならないシーンを生み出すものであるからして、世界を変革していく物語としてはその手の外からの強制的な協力を必要としなければならない展開というのはちょっと無粋に感じる部分もあるわけだ。そういう横やりがないまま、司が理想を体現していく上で障害をどう乗り越え、現実に向かい合い克服し、時に妥協していくか、という流れの方が興味深く堪能できるのだけれど。
痛快さを求める物語としては、対峙するのはそっけない現実ではなく、心置きなくぶっ飛ばせる悪であることが求められることは大いに理解できるだけに、そのへんどこまで手を広げ、転がしていくのか、さてさて。

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 4 ★★★   

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!  4 (GA文庫)

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 4】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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北部四領を帝国の圧政から解放し、民主国家“エルム共和国”の樹立を宣言した超人高校生たち。人々が新たな時代の到来に歓喜する中、帝国から休戦の申し入れが届いた。図らずも訪れた平和な時間。リルルと林檎の恋の直接対決が勃発したりしつつも、超人高校生たちは国家としての体裁を急速に整えていく。そんなエルムの大きな柱となるのが独自通貨の発行。勝人はエルクらとともに経済の安定のため、周辺国家との通商会議に臨むが―!?「ここから先は俺の流儀でやらせてもらう」地球最高の実業家がついに本気を見せる!?異世界革命物語第4弾!

いや、この場合ルー子の思考パターンは国益を賭けて交渉する立場の人間としては真っ当ですらある、と言ってしまうとさすがにブラックなんだけれど、それが当たり前な世界だからなあ。その意味では新国家エルム共和国の政府中枢たる大臣・官僚となっていくだろうエルクたちは、才能や資質はあってもまだ経験が全くなく純朴でありすぎるんですよね。それでは、生き馬の目を抜く世界ではやっていけない。その意味では、早いうちに自分たちがフォローできる段階で痛い目を見ておけ、という司や勝人たちの方針は正しいといえるのでしょう。少なくとも、このピンチによってルー子の濁な意見を飲むだけの見識を得たわけですしね。それでも、まだまだ圧倒的に足りなかったわけですから。
でも、勝人はこれだけ他人に任せられない性格だとあんまり人を育てられるタイプじゃないんだろうなあ。それでも、ルー子みたいな子をちゃんと拾って鍛えることは出来ているんだけれど、いざとなると自分が出張って自分で全部解決してしまいたいワンマン気質だと、周りがもし育ってもそれが頭角を現しだすと決定的なところで対立しだす気がするんですよね。ワンマン社長が一代で大きくした会社の少なくない数が、次代との衝突で躓く過程を辿ったように。特にルー子は逸材であり勝人と似たタイプなだけに育った時に勝人と共存できる気がしないのよねえ。
他に類を見ない化物揃いの超人高校生たちだけれど、こうしてみると完璧超人とは言えない結構な粗も内包してるんですよね。葵なんか、戦闘担当なのに弘法筆を選びまくる、が如く使える武器が限定されていて、それが使用不能になると戦力半減って、ちょっと能力がピーキーしやすぎませんかね!? 戦闘超人なら、笹の葉でも真剣と同じようにスパスパ切りまくれる、くらいの強さだと思ってたのに。
帝国側に、自分たちと同じく異世界から来た人間が国家の最高幹部クラスに居座っている、ということが発覚して、余裕余裕とか言ってられなくなってきましたし、むしろ国を作ったことで足かせも増えてきて、なかなか難しいことになってきたなあ。
ぶっちゃけ、帝国を潰す、ということが目的なら今回の勝人の仕掛た経済戦で帝国、息の根止めることも出来たかもしれないんですよね。結果として、帝国の貨幣経済が壊滅して経済的な焼け野原が現出する阿鼻叫喚の地獄絵図になったとしても、ですけれど。
いや、そこまでやらかしてしまうと、エルム共和国だって波及効果でただで済むとは思えないのですが。その意味では、勝人は無茶やらかしたよなあ。事前に、司にセーフティネットになるように頼んでいた、というあたりは冷静なのかもしれませんけれど、彼のこの気質は商売人とか経済人とはまた異なるような気もするんだけどなあ。
明確に、いずれ司とは袂を分かつ素振りを見せている勝人ですけれど、彼に限らず実のところ他の高校生ズからして司の掲げているエルム共和国の理念に諸手を挙げて賛同しているか、というと微妙なところではあるんですよね。あくまで司への個人的友誼とエルムの人達に対する信義と好意からで、共和国の理念に対してはあんまり関心ないんじゃないか、という態度が結構見え隠れするわけで。まあそこは、政治家かそうじゃないか、という立場と視点の違いもあるでしょうし難しいところか。でも、歩む道が別となる理由としては十分でもあるだけに、今後どう取りまとめていくかには興味が尽きぬところであります。

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 3 ★★★   

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!  3 (GA文庫)

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 3】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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「春までに『民主国家』を建国する」ギュスターヴの戦略魔法による攻撃さえも退けた超人高校生たちはいよいよ帝国との本格的な戦いに突入。近代兵器で武装した“七光騎士団”は、智将アークライド侯爵に率いられた“討伐軍”を苦もなく撃破し、民主国家の建国を目指して邁進する。一方で、異世界にきてからの過労がたたった司と林檎は桂音から三日間の休養を言い渡され、せっかくだからと二人で街中デートをすることに!リルルの出現で焦っていた林檎は司との距離を縮めるために一念発起して奮戦するが―!?地球最高の叡智と技術がますます冴え渡る、異世界革命物語第3弾!

うはは、圭音先生いい具合にイカレてるじゃないですか。さすがは現代強化版ナイチンゲールというべきか、頭のおかしさもナイチンゲール超級だったというわけか。人を救うためには手段を選ばない、ってタイプの人だよなあ、これ。いや、正確には巧妙に手段は選んでいるので、最終目的へ到達するための障害を無理押しで余計に増やしてしまわないように真意は隠しつつ上手いこと立ちまわっている、とも言えるんですよね、これ。少なくとも、最大の障害になり得る司たちには一切悟られていないわけですから。
怖い怖い。
この超人高校生たち、何気に実際は常識人枠と、実は狂人枠に別れてるっぽいんですよね。司もショーニンも俗世の業を背負ってなお突き進むタイプで、浮世離れしている林檎もあれで幼少時のエピソードを見ると真っ当な感性を持つからこそ対人恐怖症になった類ですし、マジシャンは言わずもがな。一方でニンジャ娘ちゃんの忍はあれで境界線上をフラフラしていて、圭音先生と大剣豪葵がいささか振り切っちゃってる感がある。葵に関してはまだ根幹が見えてないのでなんとも言えないけれど。
しかし、復活したと思った途端にギュスターヴを叩き潰してしまったアレといい、ケーネ先生のイケナイ外科療法といい、主人公サイドがタブーとも言うべきラインをガンガン跨ぎ越していくのは、一種壮絶なものがある。これだけ超絶的な能力を制限なしに使いまくりながら、司たちにはキレイ事でお為ごかしする様子が一切ないんですよね。必要ならば徹底的に手を汚す覚悟を持っていることこそが、彼らの超絶的な能力が数字的スペックではない証左なのかもしれないが。ヌルい事を言って甘い見通しでやれるほど、文明を数世紀一気に進捗させることが簡単ではない、というのを誰でもない彼ら自身が承知しているということなのだから。
同時に、それだけ彼らが本気である、ということでもあるんですよね。他人事ではなく、文字通りその心身を削り倒して、この世界に未来を残そうとしている。特に司は、この世界においてすらも完璧に「公人」として自らを貫き通している。
一方でこれだけ高い視野で物事を見ている人物であり政治家であるにも関わらず、林檎のエピソードに出てくる司を見てると、たった一人のために身を粉にすることの出来る人でもあるんですよね。誰か一人を大事に出来る人でも在る。だからこそ、身近な人を幸せにすることと公の人物として国家や世界を幸福に導くことが相容れない状況が訪れたとき、この人の「私」は徹底的に滅び去ってしまうんじゃないだろうか、と心配になる。滅私という言葉を精神的に実践してしまうのではないか、と。その意味でも、彼のプライベートに寄り添おうとしているリリルと林檎の好意、恋慕は貴重なものなのかもしれない。

一見圧倒的に見える司たちだけれど、狂信的なギュスターヴの背後に見えてきた帝国の中枢がやたら不気味なんですよねえ。決してこれが超人高校生の蹂躙戦ではなく、超人的高校生が七人居て彼らが全力を尽くしてようやく、伍することが出来るほどの相手が、敵であり謎の皇帝の存在なのかもしれないと考えるなら、今まで司たちが居なかったこの世界って、完全に無理ゲーだったんだよなあ……(遠い目)

1巻 2巻感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 2 ★★★  

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 2 (GA文庫)

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 2】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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「では諸君。歴史を急き立てるとしよう」
地方領主をいともあっさりと打倒した超人高校生たちは、冬の終わりとともに始まるだろう帝国との全面対決に向けて、準備を開始する。そんな彼らが最初にとった方策は『宗教』!?
天才マジシャンのプリンス暁が現人神・ゴッド暁として奇跡の御業を示し、さらに桂音の医療技術や葵の武力など、それぞれが能力を生かして人々に実利を与えることで信仰を集め、超人高校生たちは急速に勢力を拡大していく!
帝国の理不尽な圧政に苦しめられてきた人々を、地球最高の叡智と技術で導く異世界革命物語第2弾!
宗教って劇薬に、敢えて手を出すあたりが超人的政治家、というべきか。中世レベルの文明からいきなり市民革命、と言ってもその基礎となる理念や教育が育ってないんですよね。被支配層である農民、市民に自ら責任を以って政治を担い、国を負うという意識も価値観も思想も根本的に存在しないし、それを植え付ける下地が備わっていない。だからこそ、乱暴ではあるけれど宗教という価値観を分かりやすく急速かつ強力に添付できるツールは、市民革命の芯となり得るのだ。もっとも、取り扱いが極めて難しく、実利が観念に取って代わられるのが早いうえに、新たな支配構造の枠組みとして市民の意識の自立の妨げになりかねないものだけに、やっぱり劇薬すぎるんだけれど。かなり穏当で融和的な教義と、組織として立ち上げないことで後々の禍根とならないように気を使っているのは見て取れるんだけれど、それでもやっぱり思い切ったなあと感心せざるを得ない。日本人は、宗教宗教したものには忌避感あるからねえ。それを、あくまでツールとして利用しようとする発想は、日本人離れしてるんじゃなかろうか。或いは、それだけ政界のおける妖怪的な存在に伍しているというべきか。
このような並外れた政治家には、それに相応しい無私と献身を期待してしまう、というかそうあるべきという観念を押し付けてしまうのだけれど、おかしいもので本当にプライベートもなく、自らの欲得を顧みない社会人民への奉仕者、という様相を見てしまうと逆に不安になってきてしまうのは、浅ましいだろうか。
指導者に神代の賢王と同等の徳を期待しながら、同時に自分たちと同列の人間味が感じられないと忌避感を感じてしまうのが、一般大衆というものである。果たして、司は現世地球ではその実力を誰しもが認めていたのは明らかだけれど、政治家としての人気はどうだったんだろう。支持率はもちろん、高かったんだろうけれど。
いずれにしても、この異世界でも司はひたすら無私を貫き、公共の益を優先し、個人的な感情を排して邁進し続ける。だが、決して個人的な感情がないわけではない。自分を押し殺すことに、傷つかないわけではない。その比類なき姿は、だが同時に痛ましさも感じてしまう。リリルは、そんな司のすべてを理解し、おそらく変われないだろう彼をそのまま受け止めることの出来る存在として寄り添えるパートナーとなってくれるんだろうけれど、こうやって全部許してくれる人って、場合によってはトドメにもなり得るんじゃないかと心配になってしまいます。

しかし、超人高校生たちが好き放題やらかしまくる、という枠組みの緩さとは裏腹に、この世界の支配体制というのは暗黒時代もいいところで、人権思想なんて萌芽すら感じられない凄まじい鬼畜っぷりが、もはや待った無しで世界を改革しないといけないという気にさせてくれる。急き立てられる、と言っていいかもしれない。それだけ、えげつない描写が多いんですよねえ。忍たちが遭遇した村の状況なんて、現世の地獄もいいところですし。
それを許容するには、この世界に舞い降りた彼ら超人高校生たちには力がありすぎた。

いやそれでも、あの超人剣豪の超人っぷりはもう人間辞めてるレベルんですけどね! ってか、剣豪とかいう段階じゃねえでしょ、それ! もう剣の腕がどうとかいう話じゃなく、身体機能が地上の生命としては間違ってるからそれ。
葵さん、それもうミサイルじゃなくても良かったんじゃないですかね? 犬の散歩じゃないんだから。もう、葵が爆弾持って吶喊した方が確実だったんじゃ、と思うくらいで。
ただ、相手も超人高校生たちに翻弄されるばかりじゃない、潔癖公のように別の意味でぶっ千切れたキャラが出てくると、カオスさも増していいんじゃないかなあ。

今回、微妙に人間関係に亀裂が生じかけてますけれど、あの語りだと深刻なことにはならない……か?

1巻感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 3   

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! (GA文庫)

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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飛行機事故に巻き込まれた七人の高校生が目覚めると、そこは魔法や獣人の存在する中世っぽい異世界だった。
突然の事態に彼らは混乱――することもなく(!?)
電気もない世界で原子力発電所を作ったり、ちょっと出稼ぎに出ただけで大都市の経済を牛耳ったり、
あげく悪政に苦しむ恩人たちのために悪徳貴族と戦争したりと、やりたい放題!?
そう。彼らは誰一人普通の高校生ではなく、それぞれが政治や経済、科学や医療の頂点に立つ超人高校生だったのだ!
これは地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる、オーバーテクノロジーを自重しない異世界革命物語である!

あらすじ見ると、好き勝手やりたい放題やってるような感じに見えますけれど、実際に読むと結構抑制的なんじゃないだろうか、これ。それぞれ現代の地球で各分野の第一線に立っていた人物たちなせいか、むちゃくちゃな能力を持っているけれどその力を無分別に振り回すような子供じゃないんですよね。むしろ大人。それぞれ、その境遇から、或いはその高い能力を持っていたせいで大きな挫折や苦難、心に傷を負うような悲劇を越えて今の立場に立っている者が大半なので、出来た人物ばかりなのである。
これはガチでドリームチームだなあ。能力に振り回されない精神的に成熟した面々が七人も集まって、仲違いもせず一致協力してあたるわけですから。しかも、彼らが持つ能力ときたら異世界どころか現代の地球ですらそれぞれの分野で無双していた人外魔境ばかり。一人一人が一作の主人公を務められるような逸材ばかりである。
このタイトル【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!】の略称が「超余裕」というのには笑ってしまったけれど、なるほど余裕だ。
余裕なんだけれど、でもそれって彼ら七人が全部何もかもやってしまったら、他の者達は後からついてこさせ、考えるのも導くのも実行するのも全部自分たちでやってしまったら簡単で超余裕なのだろうけれど……面白い、と思ったのは彼ら七人は決して自分から前に出しゃばらず、常に彼らを救ってくれた獣人の村の人たちを尊重し続けてるんですよね。その意思も、その決断も、すべての主体はこの異世界の住人でありこの地で暮らす民である村の人たちに置いている。
その彼らの生活や意思を助けるためにやってしまう内容こそ、ここ異世界!! 地球じゃないから! と思わず叫んでしまうような自重の欠片もないやりたい放題っぷりではあるんだけれど、特に発明家! 発明家の娘! それは現代の地球でも数百年は先を行くようなオーバーテクノロジーだ! ってか、何百年未来に行っても個人でそこまで好き勝手作れる時代は絶対来ない!
商人、というか経済界の麒麟児たる実業家の少年が出先の街で繰り広げた錬金術なんかは、魔法じみた手管ではあっても一応辣腕の範疇に入るものなんだろうけれど、剣士や医者の娘のそれなんかもう人外魔境。
でも、何気に一番むちゃくちゃなのって、プリンスの手品ですよね。種も仕掛けもあるからって、もうなんでもありじゃないか、それ!! 魔法や魔術という幻想領域の代物が、しかしちゃんとルールや方式に則って出来ることしか出来ない、というのを逆手によるように、手品と標榜しつつ文字通り何でもあり、な物理法則も魔術法則も関係ないみたいなやりたい放題をやっているのには笑ってしまった。種も仕掛けもちゃんとあります、ただしネタは明かさない!
そのくせ、マジシャン・プリンス暁当人は七人の中で一番常識人で一般人だという……なにやら次回はその常識人がゴッド暁にサせられてしまうようですがw

彼らの能力が全開で発揮されれば、世界を破壊し時代を破綻させ文明にロケットブースターを取り付けて停止ボタン無しで発射されてしまうのでしょう。だがしかし、彼らはその世界を革命する力ボタンを自分たちで押すことなく、本来の世界の住人たちの手のひらの上に乗せるのです。彼らは王にならず、担い手にならず。
革命とは、個々の特別な人間の意思によって成されるものではなく、市民一人ひとりの願いの集積として旧弊の殻を割り産まれ出るもの。政治家である御子神司は、民主主義国家の政治家として断固としてそこは譲らないんですね。だからこそ、ラストの展開へと繋がっていくのでしょうけれど。
七人の超人高校生にぜんぶお任せ、じゃなくて獣人の村の人たちや真田勝人がその意思を汲んで買い上げた奴隷の幼女など現地の人たちが率先して前に出て物語の中枢に噛もうとしていたのは、好印象でした。
メインキャラだけじゃなくて、周りの人たちまでちゃんと気合入ってる作品は好きだなあ。
作者の講談社ラノベ文庫の作品が、主人公が全部たった一人で何もかもやってしまうほど突き抜けていて、周囲の人達が追随できず、助けられず、悔しい思いに七転八倒しながらなおも追いすがろうと、並び立とうとしているお話であるんですよね。それと比べると、色々とポイントを組み替えて構成しているのが面白いなあ。

ある意味、異世界に来ても公人に徹している司ですけれど、いや地球でも公人として私人としての何もかもをかなぐり捨ててきた彼ですけれど、だからこそここで出会ったエルフのリルルとの関係の行く末は興味深いですね。公人として、自分の家族を破滅に追いやった彼が、果たして私人としての幸せを掴めるのか。
リルル救出でも、実のところ彼は公人としての振る舞いに徹しているんですよね。心情は露わにしながらも、決断については私人としてのそれに最後まで譲らなかった。このあたり、先々もポイントになってきそう。
まあその前にまず面白そうなのが、ゴッド暁ですけどね。どうなってしまうんだ、マジシャン(笑

海空りく作品感想
 

8月19日

三田誠
(TYPE-MOON BOOKS)
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久住太陽/杉浦理史
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サンカクヘッド
(ヤングジャンプコミックス)
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ふなつかずき
(ヤングジャンプコミックス)
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紙魚丸
(ヤングジャンプコミックス)
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千田浩之
(ヤングジャンプコミックス)
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 【銀河英雄伝説 24】 田中芳樹/藤崎竜(ヤングジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W


二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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三都 慎司
(ヤングジャンプコミックス)
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こうじ/鳴瀬 ひろふみ
(ヤングジャンプコミックス)
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サイトウケンジ/波多ヒロ
(チャンピオンREDコミックス)
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野上武志
(チャンピオンREDコミックス)
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limlim
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高田裕三
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千田大輔
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戸崎映
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佐竹幸典
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えのあきら
(サンデーGXコミックス)
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宮下裕樹/夏原武
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飯沼ゆうき
(サンデーGXコミックス)
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クリスタルな洋介
(サンデーGXコミックス)
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結月さくら
(サンデーGXコミックス)
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高遠るい
(ニチブン・コミックス)
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8月18日

裕夢
(ガガガ文庫)
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立川浦々
(ガガガ文庫)
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八目 迷
(ガガガ文庫)
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吉野 憂
(ガガガ文庫)
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澱介エイド
(ガガガ文庫)
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玉兎
(アース・スターノベル)
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十夜
(アース・スターノベル)
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九頭七尾
(アース・スターノベル)
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風楼
(アース・スターノベル)
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田中モトユキ
(少年サンデーコミックス)
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福井セイ
(少年サンデーコミックス)
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福地翼
(少年サンデーコミックス)
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ねこぐち
(少年サンデーコミックス)
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8月17日

西尾維新/大暮維人
(KCデラックス)
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西尾維新/大暮維人
(KCデラックス)
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古川五勢
(KCデラックス)
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曽田正人/冨山玖呂
(KCデラックス)
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村枝賢一/石ノ森章太郎
(KCデラックス)
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多喜れい
(マガジンエッジKC)
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月野和青
(マガジンエッジKC)
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志水アキ/京極夏彦
(マガジンエッジKC)
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ロケット商会
(電撃の新文芸)
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RYOMA
(電撃の新文芸)
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左リュウ
(電撃の新文芸)
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高野ケイ
(電撃の新文芸)
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結城涼
(電撃の新文芸)
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夏海公司
(ハヤカワ文庫JA)
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山口優
(ハヤカワ文庫JA)
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8月16日

飯田せりこ/古流望
(コロナ・コミックス)
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秋咲りお/三木なずな
(コロナ・コミックス)
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すがはら竜/二宮敦人
(コロナ・コミックス)
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苫ゆぎまる/木口なん
(コロナ・コミックス)
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8月12日

このえ/田口ケンジ
(サンデーうぇぶりSSC)
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堂本裕貴
(サンデーうぇぶりSSC)
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ヨウハ/SCRAP
(サンデーうぇぶりSSC)
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浅井蓮次/沢田新
(ビッグ コミックス)
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朝比奈希夜/榊空也
(ビッグ コミックス)
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田井ノエル/カズアキ
(ビッグ コミックス)
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(ビッグ コミックス)
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Y.A/すざく
(ビッグ コミックス)
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大井昌和
(夜サンデーSSC)
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大井昌和/いのまる
(夜サンデーSSC)
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8月11日

千羽十訊
(GA文庫)
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kimimaro
(GA文庫)
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完菜
(GA文庫)
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ゆいレギナ
(GA文庫)
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えぞぎんぎつね
(GA文庫)
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森田季節
(GAノベル)
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8月10日

支倉凍砂
(電撃文庫)
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伏見つかさ
(電撃文庫)
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七菜なな
(電撃文庫)
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榛名千紘
(電撃文庫)
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佐島 勤
(電撃文庫)
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岬 鷺宮
(電撃文庫)
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蒼井祐人
(電撃文庫)
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杉井 光
(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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雪仁
(電撃文庫)
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鏡銀鉢
(電撃文庫)
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新 八角
(電撃文庫)
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依空 まつり
(カドカワBOOKS)
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しののめすぴこ
(カドカワBOOKS)
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あるくひと
(カドカワBOOKS)
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可換 環
(カドカワBOOKS)
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犬魔人
(カドカワBOOKS)
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リュート
(カドカワBOOKS)
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夕蜜柑
(カドカワBOOKS)
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猫神信仰研究会
(サーガフォレスト)
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香月美夜
(TOブックス)
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古流望
(TOブックス)
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早瀬黒絵
(TOブックス)
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ダイヤモンド
(TOブックス)
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阿井りいあ
(TOブックス)
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乙野四方字
(ハヤカワ文庫JA)
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西尾維新
(講談社文庫)
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九井諒子
(ハルタコミックス)
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青木潤太朗/森山慎
(単行本コミックス)
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月夜涙/長尾件
(角川コミックス・エース)
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たかた/吉野宗助
(角川コミックス・エース)
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岡沢六十四/倉橋ユウス
(角川コミックス・エース)
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雪仁/かがちさく
(角川コミックス・エース)
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studio HEADLINE
(角川コミックス・エース)
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かたやままこと
(角川コミックス・エース)
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さわむらリョウ
(角川コミックス・エース)
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島本和彦
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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七尾ナナキ
(裏少年サンデーコミックス)
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武者サブ
(裏少年サンデーコミックス)
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丸戸史明/武者サブ
(裏少年サンデーコミックス)
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朝倉亮介
(ガンガンコミックス)
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新木伸/岸田こあら
(ガンガンコミックス)
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日之影ソラ/明日かかん
(ガンガンコミックス)
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天野ハザマ/月島さと
(ガンガンコミックスONLINE)
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椿いづみ
(ガンガンコミックスONLINE)
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丸美甘
(ガンガンコミックスONLINE)
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わるいおとこ/彭傑&奈栩
(ガンガンコミックスUP!)
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浜田よしかづ
(アクションコミックス)
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Magica Quartet/富士フジノ
(まんがタイムKRコミックス)
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牛木義隆
(まんがタイムKRコミックス)
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一七八ハチ
(ハルタコミックス)
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namo
(ハルタコミックス)
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宮本伶美
(ハルタコミックス)
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大上明久利
(ハルタコミックス)
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竹澤香介
(アース・スター コミックス)
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目黒三吉/一色孝太郎
(アース・スター コミックス)
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幾夜大黒堂/天然水珈琲
(アース・スター コミックス)
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鉄田猿児/ハム男
(アース・スター コミックス)
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咲良/ちょきんぎょ。
(アース・スター コミックス)
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深山じお/花波薫歩
(アース・スター コミックス)
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木虎こん/みわかず
(アース・スター コミックス)
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8月9日

佐藤ショウジ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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石田彩/CK
(ドラゴンコミックスエイジ)
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つむみ/愛七ひろ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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いつむ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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奇仙
(ドラゴンコミックスエイジ)
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Bcoca/保住圭
(ドラゴンコミックスエイジ)
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山口ミコト/D.P
(ドラゴンコミックスエイジ)
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三簾真也
(KCデラックス)
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門司雪/アルト
(KCデラックス)
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原口鳳汰/カラユミ
(KCデラックス)
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石沢庸介/謙虚なサークル
(KCデラックス)
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シンジョウタクヤ
(KCデラックス)
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井上菜摘/未来人A
(KCデラックス)
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大前貴史/明鏡シスイ
(KCデラックス)
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外ノ/秋
(KCデラックス)
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筒井テツ/菅原こゆび
(モーニングKC)
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井上まち
(モーニングKC)
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白井三二朗
(モーニングKC)
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栗田あぐり
(モーニングKC)
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カワグチタケシ
(講談社コミックス)
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中村なん
(講談社コミックス)
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ナナシ
(講談社コミックス)
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西岡知三/鏑木カヅキ
(BLADEコミックス)
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穂高歩/しゅうきち
(BLADEコミックス)
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朱子すず/日之影ソラ
(BLADEコミックス)
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8月8日

中島豊
(シリウスKC)
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冬葉つがる
(シリウスKC)
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モトエ恵介/FUNA
(シリウスKC)
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加古山寿/朱月十話
(シリウスKC)
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町田とし子
(シリウスKC)
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タイジロウ/青山有
(シリウスKC)
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蒼井万里
(ワイドKC)
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品佳直/カルロ・ゼン
(バンチコミックス)
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たかとうすずのすけ/花果唯
(メテオCOMICS)
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ねこ末端
(メテオCOMICS)
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水崎弘明
(メテオCOMICS)
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8月5日

しげ・フォン・ニーダーサイタマ
(ドラゴンノベルス)
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藤浪 保
(ドラゴンノベルス)
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かずなし のなめ
(ドラゴンノベルス)
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音無砂月
(PASH!ブックス)
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月夜乃古狸
(PASH!ブックス)
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下城米雪
(PASH!ブックス)
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櫓刃鉄火
(アフタヌーンKC)
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井上堅二/吉岡公威
(アフタヌーンKC)
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吉岡公威
(アフタヌーンKC)
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イシイ渡
(アフタヌーンKC)
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新井春巻
(ヤンマガKCスペシャル)
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山田恵庸
(ヤンマガKCスペシャル)
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藤本ケンシ/井出圭亮
(ヤンマガKCスペシャル)
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植野メグル
(ヤンマガKCスペシャル)
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南勝久
(ヤンマガKCスペシャル)
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筧千里/堂島ノリオ
(ガンガンコミックスUP!)
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秋澤えで/桐野壱
(ガンガンコミックスUP!)
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ふか田さめたろう/ニシカワ醇
(ガンガンコミックスUP!)
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quiet/ムロコウイチ
(ガンガンコミックスUP!)
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こおりあめ/ひだかなみ
(フロース コミック)
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杉町のこ/柚原テイル
(フロース コミック)
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RINO/YUNSUL
(フロース コミック)
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鳥生ちのり/なまくら
(フロース コミック)
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SUOL/ Gwon Gyeoeul
(フロース コミック)
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8月4日

西出ケンゴロー
(角川コミックス・エース)
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芥見下々
(ジャンプコミックス)
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内藤泰弘
(ジャンプコミックス)
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尾田栄一郎
(ジャンプコミックス)
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Boichi/石山諒
(ジャンプコミックス)
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Boichi/石山諒
(ジャンプコミックス)
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鈴木祐斗
(ジャンプコミックス)
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三浦糀
(ジャンプコミックス)
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末永裕樹/馬上鷹将
(ジャンプコミックス)
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神海英雄
(ジャンプコミックス)
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附田祐斗/佐伯俊
(ジャンプコミックス)
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松井優征
(ジャンプコミックス)
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賀来ゆうじ
(ジャンプコミックス)
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近藤憲一
(ジャンプコミックス)
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天野明
(ジャンプコミックス)
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龍幸伸
(ジャンプコミックス)
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かっぴー/nifuni
(ジャンプコミックス)
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高口楊
(ジャンプコミックス)
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静脈/依田瑞稀
(ジャンプコミックス)
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河本ほむら/羽田豊隆
(ジャンプコミックス)
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鳥山明/とよたろう
(ジャンプコミックス)
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篠原健太
(ジャンプコミックス)
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ちると
(ジャンプコミックス)
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8月2日

裕時 悠示
(講談社ラノベ文庫)
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歩く魚
(講談社ラノベ文庫)
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FUNA
(Kラノベブックス)
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FUNA
(Kラノベブックス)
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鬱沢色素
(Kラノベブックスf)
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琴子
(Kラノベブックスf)
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水仙あきら
(Kラノベブックスf)
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8月1日

逆木ルミヲ/恵ノ島すず
(B’s-LOG COMICS)
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比村奇石
(プレミアムKC)
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比村奇石
(ヤンマガKCスペシャル)
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森小太郎
(HJコミックス)
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あび/上村夏樹
(HJコミックス)
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佐々木マサヒト/綿涙粉緒
(HJコミックス)
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文ノ梛/水城正太郎
(HJコミックス)
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羊思尚生
(HJ文庫)
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軽井広
(HJ文庫)
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農民ヤズー
(HJ文庫)
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叶田キズ
(HJ文庫)
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おけまる
(HJ文庫)
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ハヤケン
(HJ文庫)
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北山結莉
(HJ文庫)
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北山結莉
(HJ文庫)
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7月29日

雲雀湯
(角川スニーカー文庫)
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燦々SUN
(角川スニーカー文庫)
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斎藤ニコ
(角川スニーカー文庫)
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たかた
(角川スニーカー文庫)
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はむばね
(角川スニーカー文庫)
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月夜涙
(角川スニーカー文庫)
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日向夏
(ヒーロー文庫)
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百黒 雅
(エンターブレイン)
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木の芽
(エンターブレイン)
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矢御 あやせ
(エンターブレイン)
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日之影 ソラ
(エンターブレイン)
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gulu
(エンターブレイン)
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小鳥屋エム
(エンターブレイン)
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櫂末高彰
(ファミ通文庫)
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棚架ユウ
(GCノベルズ)
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ジャジャ丸
(GCノベルズ)
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小鈴危一
(モンスター文庫)
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どまどま
(モンスター文庫)
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水月穹
(Mノベルス)
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ふつうのにーちゃん
(Mノベルス)
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赤金武蔵
(Mノベルス)
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つたの葉/Project シンフォギアXV
(バンブーコミックス)
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藤川よつ葉/あづま笙子
(バンブーコミックス)
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ミト
(バンブーコミックス)
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つくしあきひと
(バンブーコミックス)
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佐藤夕子/三嶋イソ
(バンブーコミックス)
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重野なおき
(バンブーコミックス)
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鳴見なる
(バンブーコミックス)
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さぬいゆう/伊丹澄一
(バンブーコミックス)
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重野なおき
(ヤングアニマルコミックス)
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7月28日

SASAYUKi/リュート
(ライドコミックス)
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一花ハナ/龍央
(ライドコミックス)
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7月27日

英貴
(REXコミックス)
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フライ/竹岡葉月
(REXコミックス)
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中田ゆみ
(REXコミックス)
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久慈 マサムネ/Mika Pikazo(REXコミックス) Amazon


空地大乃/黒山メッキ
(REXコミックス)
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長野文三郎/結城心一
(REXコミックス)
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上海散爆網絡科技有限公司/Ling
(REXコミックス)
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あずまあや
(電撃コミックスEX)
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五十嵐正邦
(電撃コミックスNEXT)
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秋奈つかこ/鴨志田一
(電撃コミックスNEXT)
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みなみ/逆井卓馬
(電撃コミックスNEXT)
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〇線(まるせん)
(電撃コミックスNEXT)
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リーフィ
(電撃コミックスNEXT)
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藤松盟
(電撃コミックスNEXT)
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加藤陽一/スメラギ
(電撃コミックスNEXT)
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ノッツ
(電撃コミックスNEXT)
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野人/小林嵩人
(電撃コミックスNEXT)
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松風水蓮/彩峰舞人
(電撃コミックスNEXT)
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戦上まい子
(電撃コミックスNEXT)
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夏川そぞろ/御鷹穂積
(電撃コミックスNEXT)
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隆原ヒロタ/青山有
(電撃コミックスNEXT)
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ちくわ。
(電撃コミックスNEXT)
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宇崎うそ
(まんがタイムKRコミックス)
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かきふらい
(まんがタイムKRコミックス)
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みくるん
(まんがタイムKRコミックス)
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むらさき*
(まんがタイムKRコミックス)
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カヅホ
(まんがタイムKRコミックス)
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7月26日

円城 塔
(ジャンプジェイブックス)
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TYPE-MOON(TYPE-MOON BOOKS)
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TYPE-MOON
(TYPE-MOON BOOKS)
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東條チカ/カルロ・ゼン
(角川コミックス・エース)
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池野雅博/ざっぽん
(角川コミックス・エース)
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東大路 ムツキ/ざっぽん
(角川コミックス・エース)
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植野メグル
(角川コミックス・エース)
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草下シンヤ/マルヤマ
(角川コミックス・エース)
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そと/冬原パトラ
(角川コミックス・エース)
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kanco/坂石遊作
(角川コミックス・エース)
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内田健/鈴羅木かりん
(角川コミックス・エース)
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矢野トシノリ
(角川コミックス・エース)
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高木秀栄/矢立肇
(角川コミックス・エース)
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浅川 圭司/花黒子
(角川コミックス・エース)
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7月25日

おがきちか
(ZERO-SUMコミックス)
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おがきちか
(ZERO-SUMコミックス)
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サワノアキラ/秤猿鬼
(ガルドコミックス)
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合鴨ひろゆき/赤井まつり
(ガルドコミックス)
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蒼和伸/篠崎冬馬
(ガルドコミックス)
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かせい/猫子
(ガルドコミックス)
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長頼/シゲ
(ガルドコミックス)
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ばう/小野崎えいじ
(ガルドコミックス)
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七浦なりな/桜あげは
(ガルドコミックス)
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藤谷一帆/瀬尾優梨
(ガルドコミックス)
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くずしろ
(ヤングガンガンコミックス)
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山崎夏軌
(ヤングガンガンコミックス)
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水城水城/Ko-dai
(ヤングガンガンコミックス)
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実倉なる
(ヤングガンガンコミックス)
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星河だんぱ
(ヤングガンガンコミックス)
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鮭no.マリネ/日本サぱ協会
(ヤングガンガンコミックス)
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咲竹ちひろ
(ビッグガンガンコミックス)
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Schuld
(オーバーラップ文庫)
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どぜう丸
(オーバーラップ文庫)
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みわもひ
(オーバーラップ文庫)
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甘木智彬
(オーバーラップ文庫)
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常陸之介寛浩
(オーバーラップ文庫)
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岸本和葉
(オーバーラップ文庫)
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鬼ノ城ミヤ
(オーバーラップノベルス)
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シゲ
(オーバーラップノベルス)
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上野夕陽
(オーバーラップノベルス)
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桜あげは
(オーバーラップノベルスf)
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日之影ソラ
(オーバーラップノベルスf)
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涼暮 皐
(MF文庫J)
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森林 梢
(MF文庫J)
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城崎/かいりきベア
(MF文庫J)
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マリパラ
(MF文庫J)
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壱日千次/Plott、biki
(MF文庫J)
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久追遥希
(MF文庫J)
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守雨
(MFブックス)
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新巻 へもん
(MFブックス)
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福寿草 真
(MFブックス)
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虎戸 リア
(MFブックス)
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7月23日

むらかわみちお/才谷屋龍一
(MFC)
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石見翔子/理不尽な孫の手
(MFC)
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村市/千月さかき
(MFC)
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松井俊壱/リュート
(MFC)
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Usonan/Wookjakga
(MFC)
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一智和智/桝田省治
(MFC)
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盧恩&雪笠/早秋
(MFC)
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牛乳のみお
(MFコミックス アライブシリーズ)
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雨水龍/細音啓
(MFコミックス アライブシリーズ)
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森野カスミ/暁なつめ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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かわせみまきこ/駱駝
(MFコミックス アライブシリーズ)
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浅草九十九/和ヶ原聡司
(MFコミックス アライブシリーズ)
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えかきびと/長田信織
(MFコミックス アライブシリーズ)
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甲田 学人
(メディアワークス文庫)
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仲町 六絵
(メディアワークス文庫)
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7月22日

ネコクロ
(ダッシュエックス文庫)
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持崎湯葉
(ダッシュエックス文庫)
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新木伸
(ダッシュエックス文庫)
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磨伸映一郎
(REXコミックス)
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はるまれ/世界一
(4コマKINGSぱれっとコミックス)
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赤人義一
(ブシロードコミックス)
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藤近小梅/漆原雪人
(ブシロードコミックス)
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つるまいかだ
(アフタヌーンKC)
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出端祐大
(イブニングKC)
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華鳥ジロー
(イブニングKC)
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藤田和日郎
(モーニングKC)
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須賀達郎
(モーニングKC)
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蛇蔵/鈴木ツタ
(モーニングKC)
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ツジトモ/綱本将也
(モーニングKC)
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山田芳裕
(モーニングKC)
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中村光
(モーニングKC)
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大森藤ノ/矢樹貴
(ガンガンコミックスJOKER)
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嶋水えけ
(ガンガンコミックスJOKER)
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大森藤ノ/桃山ひなせ
(ガンガンコミックスUP!)
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大森藤ノ/汐村友
(ガンガンコミックスUP!)
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