逢空万太

ウィッチクラフトアカデミア 2.この世の果てを目指す魔女 ★★★☆  



【ウィッチクラフトアカデミア 2.この世の果てを目指す魔女】 逢空万太/bun150 LINE文庫エッジ

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グリゼルダとのレースを経て学院内で一目置かれるようになったティノだったが、あの時のように上手く飛ぶことが出来ていなかった。
悩む中で、ティノはレッタが毎夜こっそりと学院を抜け出し、命を賭けて運河の直上を高速で飛ぶ水上飛箒に臨んでいることを知る。
その飛箒を見て心が躍り、一緒に水上を飛びたいと思うティノだったが、レッタが求めるのは、最高速の世界だけで……。
それでも諦めることなく、ティノは無理矢理レッタとの勝負に挑む!
取り巻く少女たちとの関係も加速する、ウィッチレースバトル第二弾!!

ティノくんがお姉様方に弄り倒される際に見せる反応がかわいくてかわいくて、もはや自分もお姉ちゃんになりたい! 不思議と、ティノくんになってイジられたいとは思わないのはなぜだろう。ベタベタひっつかれて、羨ましいスキンシップ受けているのだけれど。それにもまして、ティノくんが可愛すぎるのが悪いのだ。このグループの場合、ティノくんだけが愛でられるのではなく、マルタちゃん様が同じようにイジられ役なので、偏重にならずうまいこと分散されているのがいいのだろうけれど。
でもティノくん、純真でひたむきでお姉様方にいじられるとアワアワと顔を真っ赤にして慌ててばかり、という初々しい子なのだけれどでも大人しいとか引っ込み思案とはかけ離れた積極的な子なんですよね。
孤高の氷の女王だったグリゼルダに空気読まずにグイグイと接触していき絡み倒して、ついにレースまで仕掛けたようにかなりズケズケと相手の領域に踏み込んでいく子でもある。
そもそも、女だけの領域だった魔女の箒レースという舞台に男の子ながら気にせず飛び込んできたように、いっそ図々しいくらいの図太さがある。
今回も、直線レースに命賭けているレッタの領域に、この子は遠慮なく踏み込んでいく。一度は敢然と拒絶されたのにも関わらず、だ。
思えばこの物語の登場人物、ヒロインたちはティノくんにものすごく好意的である一方で、それぞれが魔女になるという目標を持つに至った根源については、そこに誰も踏み込むことも触れることも拒否している。箒レースそのものを憎み根絶しようとしていたグリゼルダも、スピードの向こう側を覗こうとしているレッタも、出自を誤魔化しているマルタちゃん様も、そして何もかもを曖昧に誤魔化しているウルスラにしても。全員だ。
きっと遠慮していたら、彼女たちの「本当」には絶対に届かないのだろう。とは言え、ティノくんが彼女たちが一人で大切に抱えている部分にズケズケと踏み込んでいくのは決して彼女たちのためではない。
ティノくんが、彼女たちの「本当」と一緒に飛びたい。彼女たちが見ている「領域」を自分も見てみたい、感じてみたい、という自分勝手なまでの欲求に基づくものだ。その行いはいっそ傲慢、とすら言って良いのかも知れない。
しかし一方で、ティノくんの飛行は決して一緒に飛ぶ人が大切に自分だけで抱えているものを奪い去ってしまうものではない。横取りして持っていってしまうものではない。
一緒に飛ぶことで、ティノくんは彼女たちが一人で飛んでいるのでは決して見られなかった領域へと連れて行く。お互いを高め合って、引っ張り合って、見たことのなかった景色へと届かせてくれるのだ。だから、彼女たちはティノくんの飛行に魅せられる。
それはきっと、光で、希望なのだ。

でも、そんなティノくんを最初から導き抱きしめ応援し続けているウルスラが、一番そんなティノくんの特性に反するような闇を垣間見せているのは、不気味であり得体の知れなさをますます増幅點せてるんですよね。
ティノくんが一番なついているのはそのウルスラなのですけれど、マルタちゃん様もグリゼルダもウルスラが一番何を考えているかわからなくて不気味で怖い、と心から感じているのがなんとも先の展開めがけて「溜め」ている感あるなあ。

しかし、グリゼルダはその素っ気なさは変わらないものの、冷たく固い態度のまますごく勇気出してティノくんと関わろうとしてきてくれるの、なんとまあ可愛らしいことで。まさに氷系ツンデレの雪解けである。ポンポンと噴火しながらツンデレしている火山系ツンデレなマルタちゃん様との対比的にもよい感じで。

さて、こうなると次の当番回はそのマルタちゃん様か。彼女に関しては今回、その出自の秘密らしいものがチラリと語られていたし、バックグラウンドも見えてきたのでキャラ的にも一番あたりこそきついものの一番優しいだろう好ましい娘でもあるので楽しみ楽しみ。

逢空万太作品感想

ウィッチクラフトアカデミア 〜ティノと箒と魔女たちの学院〜 ★★★★   



【ウィッチクラフトアカデミア 〜ティノと箒と魔女たちの学院〜】 逢空万太/bun150 LINE文庫エッジ

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「ぼくは、ウィッチクラフトが好きです」

ブルームという箒状の道具に跨って飛行する競技、通称"ウイッチクラフト"は、世界的に有名な競技である。競技者は"魔女"と呼ばれ、そのほぼすべてが女性。しかし主人公、ティノ・アレッタは男子にも関わらず、子供の頃に見た魔女に憧れ、魔女を養成する女生徒ばかりの学院、"アウティスタ飛箒学院"に入学を果たす。そこでティノと親しくなる少女たちもいれば、上手く飛ぶことが出来ないティノに、出て行って欲しいと願う少女たちもいて……。

「ティノくん、君が強く望めば、きっとブルームは応えてくれるはずだよ」

退学をかけた定期選抜試験。同じ部屋で暮らすことになった少女ウルスラや、クラスメイトたちの応援を背中に受けながら、ティノは《氷の女王(リリティア)》とも呼ばれる天才少女、グリゼルダとのレースに臨む!

人気作家、逢空万太が描く、宙(そら)を駆ける少年少女たちの物語、ここに開幕!!

女性が殆どの魔女の中で希少な男なのに箒を飛ばせる少年ティノ。希少ではあっても皆無ではなく、過去にも男のウイッチクラフト競技者が居た、という実績があるのはティノに不必要な特異性を持たせないという意味でも良い背景なのかも。彼の特殊さというのは、男だからというのとはまた違うものでしたからね。
しかし、現在は男の競技者は不在。そしてウイッチクラフトを学ぶ学校は全員女子。そんな中に男一人だけ、というのは当然ウハウハなはずなのですけれど、なにしろティノくん、まだちびっ子なんですよね、なにで周りはみんなお姉さん。というわけで、これはショタっ子がお姉さまたちにキャッキャとっ可愛がられる話なのですー、とはまあそう簡単にもいかないわけで。
まだまだ男社会な世界の中で、唯一女性だけのテリトリーだったウイッチクラフトに男がズケズケと入ってきたら、そりゃあ面白くないですわなあ。なので、ティノくんが可愛がられて人気者、とはいかないのですけれど、それでも構ってくれる娘たちはいるわけで、その中でも特別なのが同室となるウルスラであり、ティノくんにちょっかいをかけてくるマルタの二人なのであります。
学院に初めて訪れる前に偶然出会うことになったウルスラ。寮では同室となり、お姉さんを気取りながら全面的にティノくんを応援してくれる味方となってくれる女性なのですが……この娘がまた実質メインヒロインという立ち位置にも関わらず、メインヒロインとは思えない得体の知れない側面を話が進むにつれて見せてくるのである。
これは氷の女王(リリティア)という異名を持ち他の追随を許さないトップの成績を残しながら周りと一切交流しようとせず孤高を保っている少女グリゼルダが、その頑なな姿勢とは裏腹に接しているうちにかなりわかりやすいオモテウラのない性格をしているのがわかってくるのと対比されるように、ウルスラの方がニコニコと笑っている顔の裏側で何を考えているのかわからない底知れない不気味さを滲ませてくるあたり、ヒロイン衆の立ち位置というか位置関係もなかなか油断ならない構成になってたのがまた面白い。ウルスラは一応ティノくんの味方であるというのは最初から一貫して変わっていないとは思うのですけれど、それを加味しても謎めいたキャラクターになっていて非常に興味深い。
そんなウルスラとは裏腹に、登場当初は徹底してマウント取りに来て、ティノくんを下僕扱いするマルタちゃん様の方はというと、その言動にポンコツっぷり、短慮や忙しなさをもろに露呈しながらも、全力でティノくんを気遣い、庇ってくれて、フルスロットルで味方になってくれてるイイ子だったんですよね。ご主人様を気取って偉そうにしようとしてるのはこちらも一貫して変わらないんですけどね、そんなはた迷惑な態度を加味してなお、ティノくんを想っての行動がわかり易すぎてもうたまらんくらい可愛らしいのである。考えなしのようで、実際はかなり頭脳派で聡明でもあり、ウルスラの事を一番に危険視しだしたのも彼女なんですよね。ともあれ、ティノくんにとって絶対的な味方となって、甘やかさずに実際はめっちゃ世話焼いてくれそうなのがこのマルタちゃんなのである。

ティノくんは大変素直で純真な子なので、ウルスラの得体の知れない部分とかは気づきもしないし、マルタちゃんのマウントポディションにもはいはいと笑顔で付き合って、と実に年上のお姉さま方に可愛がられやすい性格をしているのだけれど、まだ幼いからなのか元々メンタルリソースが足りないのか、一つのことが気になるとほかが途端に疎かになってしまう傾向があるんですよね。
グリゼルダの信念と自分のウィッチクラフト愛が相容れぬものとして食い違ってしまっている事を知ってしまった時、自分を心配してくれているお姉さま方への対応が上の空になるわ、肝心の授業も集中力を欠いて疎かになってしまうわ、同時に複数のことに気が回らないにしてもあれは結構酷い有様だったんですよね。ちょっと気になることがあるだけで、外に影響が出てしまうというのは選手となるには結構致命的な欠点なんじゃないだろうか。その代わり、集中する一点が肝心のウィッチクラフトに向かった時の爆発力が半端なくなる、ということなのかも知れないけど。

メインとなる箒での飛行競技。このラストでのレースでの盛り上がりは、大変に熱いものでスポーツものに相応しい熱量を持つものでした。いやあ、テンションあがるあがる。競争ものに相応しいスピード感もありましたし、作品としていちばん大事な肝の部分であるウィッチクラフトがこれだけ盛り上がるものなら、今後の展開にも不安はないのではないでしょうか。
しかし、ティノくんの抱えていた不具合、本来なら先生が気がついて修正してくれて然るべきなんじゃないのだろうか。そう言えば練習なんかを監督はしても一人ひとり個別に指導とかもしている様子ないし、先生とはいっても単なる管理者なんだろうか。結構、退学の基準厳しいし生徒の自己責任になってるんでしょうかね。プロを輩出するための学校と考えるならありえる話なのかもしれませんが、結構厳しいなあ。

逢空万太作品感想

ヒーローお兄ちゃんとラスボス妹 抜剣!セイケンザー ★★★☆   

ヒーローお兄ちゃんとラスボス妹 抜剣! セイケンザー (GA文庫)

【ヒーローお兄ちゃんとラスボス妹 抜剣!セイケンザー】 逢空万太/児玉酉 GA文庫

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Kindle B☆W

「わたしはどうしても世界征服がしたいッ!」
高校生の少年、鶴来奏斗は、海外留学から戻ってきた双子の妹、湊と一緒に訪れた地元の催しで『聖剣』を引き抜き、謎の騎士団「ブラッドテンプル」を呼び出してしまう。驚く奏斗をよそに、彼らを従えて野望に燃える湊。大事な妹の暴走を止めようとする兄に対し、悪の大首領になったはずの妹は、いつの間にか開発していた「ヒーローに変身するアイテム」を授けてきて―――!?
自由奔放な妹と個性的な敵たちに囲まれつつも、兄として譲れない戦いが始まる! 地域密着型変身ヒーローコメディ、このあとすぐ(in a flash)!
これはとてつもないマッチポンプ!
いやあ、妹が実は悪の組織の大幹部で、とかな展開は往々にしてあるかもしれないけれど、悪の組織の大首領に就任すると同時に、お兄ちゃんに変身アイテムを授けてヒーローに仕立て上げるという正義の味方の博士ポディションに座ってしまうとか。それも、お兄ちゃんと騎士団のまとめ役の見てる前で。それぞれに秘密じゃないのよ。もう見てる前で堂々と両方の黒幕に収まってしまうという。
これで裏切らない騎士団のマーリン卿が色んな意味で健気すぎる。妹が送り出してくる騎士団のナイトたちの対抗策をその妹に相談するというこの構図なに!? という以前に、騎士団のメンバーとして現界した連中は兄妹の暮らすマンションの同じ棟の部屋に住んでるんですけどね!!
敵さんの部屋に晩御飯のおすそ分けを持っていくヒーローお兄ちゃんの図。
いや、騎士団の連中って戦闘時だけじゃなくて常時全身鎧状態なので、見た目厳ついんですけれど、それで日常生活送られると別の意味で目の毒である。鎧姿なの、怪人が人間状態になれないのと同じような理屈なんだろうけれど、これだけアットホームな雰囲気にするなら別に普段は人間っぽい姿になればいいのに、と思わないでもない。夜型のやつとかはともかくとして、パーシヴァルなんか女性体であるのだからなおさらに。
まあ、この作品自体兄と妹がひたすら賑やかにイチャイチャする、というヒロイン一点突破型だから余計なヒロイン候補は出さない、という向きだったのかもしれないけれど。妹ちゃんが世界征服するんだぜ、という野望もそもそもお兄ちゃんラブから来るものですからねえ。王佐のマーリンちゃんとそれ心得て、妹ちゃんの無茶振りや自由すぎる振る舞いに従っているのだから、健気である。ガチの忠臣じゃあないですか。
それに比べて、肝心のお兄ちゃんはちょっと親しい仲であるが故の無神経さがチラチラあって、マーリンちゃん愚痴るのもわかるのよねえ。難聴設定は完全にネタなんだけれど、あんまり気持ち良いものでもないですし。
妹ちゃん、自由奔放のようにも見えるけれど人の嫌がるような真似はしないし、好き放題やっているようでお兄ちゃんに大変気遣ってるし、無茶言うのも甘えているというのが良く伝わってくるので鬱陶しさとか欠片もないんですよね。ああこの娘、本当にお兄ちゃん大好きなのね、というのが粘性なく快活に伝わってくる。愛は深く、しかし重くないのである。むしろ、重くなりすぎないようにミナちゃんがすごく気をつけている、というべきか。
だからこそ、お兄ちゃんにはその気遣いの健気さをちゃんと認識してほしいものである。もう少しね。
残念ながら、どうやら売上が全然だったらしくて、本作この一巻で打ち切りの模様でさすがに一冊で切りというのは厳しいなあ。つらい。
ただ、カクヨムの方で二巻以降の続きを掲載しているので、気になる方はそちらへゴー。

逢空万太作品感想

出番ですよ!カグヤさま3   

出番ですよ!  カグヤさま (GA文庫)

【出番ですよ! カグヤさま】 逢空万太/パルプピロシ GA文庫

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「わらわはカグヤ・∀・ハインライン。月を統べる女王だ―― 元、な」

ある日、支倉結太の前に流れ星とともに落ちてきた美少女、カグヤ。
『黒科学』の使い手である彼女は、月での失政により女王をリコールされて地球へと追放されたのだった。
カグヤをどうにか月に送り返そうと決意する結太。それには善行を積まなければならないというのだが。

目標の善行値:100
現在の善行値:マイナス530000

「何万光年かかるんだよ!?」
「光年は時間ではなく距離だぞ」

そんな彼らの前にカグヤを狙う月からの暗殺者が現れ――
月の少女と地球の少年が出会い、すごく不埒な竹取物語が始まる!
ママがヒロインでいいです……はっ、結論が出てしまった。はい、終了で。
いやまじで実際、ママさんが一番美人なんですけど。おぱーいが大きいんですけれど。未亡人だし。未亡人だし。
カグヤはウザ可愛いけれど、うざいしなあ……。わりとガチであかんタイプのダメ人間っぽいんですよね。善行値がマイナス、というのも伊達ではないという感じで。これだと、まだニャル子の方がキャラとして愛嬌があったような気がします。でも、ヒロインとしてみるとこのエロさは何気に色気があってついついチラ見してしまうというか、腹を空かした虎のごとく、結太を性的に食べに来ようとするところなんぞ、わかっていても無視できないというか。これがニャル子さんだと、元があの這い寄る混沌というヤバイ感じがつきまとっていたので、ベタベタひっついてこられても、危ないので突き放して当然、ニャルラトホテプとしてもイロモノだとわかっても色気的にはやっぱり微妙なところがあったので、真尋が徹底的に迎撃してもやったれやったれ、という感じだったんですけれど、こちらのカグヤだと仮にも女の子があれだけ積極的に色仕掛けしてきているのに、拒絶するとは何たることか、という気分になってしまうのは、ちと理不尽とわかっていたも否めない感情なのである。
うん、手を出したらババ引かされると理解していても、ちょっとお触りくらいなら、と思うのが男の子なのであるからして、もう少し結太はアタリを柔らかくしてもいいんじゃないかな。ちょっと対応が厳しすぎます、相手はニャル子じゃないんですよ? と、言いたくなってしまうのは自分でもまあどうかと思うんだが。
ネタの数々は相変わらず面白いんですけれど、若干ノリきれないのはカグヤが云々じゃなくてやはり主人公の結太の反応というかツッコミがまだ若干ぎこちないからなんでしょうね。もうちょい主人公としてこの作品に合う調整が必要な気がする。これは書いていたら徐々に合ってくるのかな。
しかし、星系感航行が可能な異星人よりも、月人の方がオーバーテクノロジーだというのは何気に凄いなあ。どれだけレベル高いんだ、月の人。あと、昔のリアルかぐや姫が、現代のカグヤ姫と較べても相当に下衆の類なんですけれど。この女王、フォークでがっつり刺した方がいいんじゃないか?

ヴァルキリーワークス 4 3   

ヴァルキリーワークス 4 (GA文庫)

【ヴァルキリーワークス 4】 逢空万太/蔓木鋼音 GA文庫

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ラブラブ駄ルキリーワークス第4弾!

「わたしは別に、リキの赤ちゃんなんて……赤ちゃん……リキの……」
自分で言って想像してしまったのか、フェルスズは真っ赤になってしまう。理樹とゆかいな仲間達の日常は、今日も絶賛平常運行中だ。プールにお風呂に学校にと、総食系男子のリビドーは止(とど)まることを知らない。

「見ーっけた」

だがそんな日常も、再び現れたヴァルトラウテによって破られるのだった。背後に暗躍するフードマン、そして理樹に《鋼鐵粉砕》の秘石を託す謎の戦乙女、それぞれの思惑が絡み合う。

「少年君。切り札――持ってるよね?」
「ええ――ちょっと忙しいですよ」

二人で一人のヴァルキリーアクションコメディ、怒涛の第四弾!!
科乃さんが好みのドストライクすぎて、参りましたーーっ!
これまで出てきたヴァルキリーたちは、フェル子にしても馬子にしても剣子にしても、基本的にお馬鹿でリキにいいように弄ばれるのがお仕事の子たちだったわけですけれど、その中で科乃さんは待ち望んでいたリキを窘めることができる上に、ヴァルキリーを愛でつつ統制できる管理者権限の持ち主だったわけです。
基本的にハーレムというのは、ヒロイン側にボス格がいないとかなりグダグダになっちゃうんですよね。普通、男の側に全権をもたせるとろくな事にならないですし。
ただ、この作品の場合肝心のリキが、欲望に忠実で狡猾なわりにヒロイン側のメンタルフォローに長けているので、案外全部彼に任せちゃっても上手くまわる可能性は非常に高いと思うのだけれど、こいつ本当に自重しないので尋常でない爛れ方をしかねない結末になりそうなんですよね。フェル子たちって、総じて「ペット」的なところがあるし。
その点、科乃さんはリキをちゃんと叱れる人材で(怒る、じゃないのがポイント)、唯一家庭、もしくはハーレムを切り盛りできる逸材で、事実上の正妻ポジション、というよりも女主人の役割を担える人なんですよね。これが出来る人が今まで居なかっただけに、科乃さんの重要度はとてつもなく大きいです。
その上で、リキの乱行を窘めながらも、時折擽るような力加減でヤキモチを焼いてみせるその絶妙の可愛さ加減。最高です。
これまで正体を明かさずに居るときは、きっちり距離を開けていて、こういうかわいい面は一切出さずにクラスメイトという立場を順守していたのですが、気持ちを通じ合わせてからの、あのヒラリとチラ見せするように飾らない素の感情を垣間見せてくるところは、何気に女としての技量も感じさせてくれていいんですよね。駆け引きしているつもりがあるのかはわかりませんけれど、フェル子さんを始めとしてみんな純真無垢に自分の中身をぶちまけてイイ顔している子たちばかりだったので、科乃さんみたいなのはやっぱり新鮮なのですよ。
糸目系のキャラクターだったのもツボ入りまくりです。この手の子はなかなか本音見せてくれずに、そもそもメインヒロインにならないタイプばかりなものですから、科乃さんがガッツリ味方でありリキたちの支え役に回ってくれたのは嬉しかったなあ。

とまあ、ヴァルキリーサイドでもゲームマスター側で働いていた科乃さんが、色々と事情を証してくれたことで、状況も徐々に進展していくことに。フェル子さんが誰も正体を知らない謎の存在、ということは今のところそれ以上の事は何もわかっていないのだけれど、世界が大混乱に陥ってない理由や、そもそも何人のヴァルキリーが今回の一件に参加しているのか、などもわかってきましたし、さらにこっそりと接触してくる謎のヴァルキリーなどもあり、じわじわと本筋に突入してきた感じ。
ヴァルトラウテについては予想通りを通り越して、ちょっとチョロすぎんじゃね!? と叫んでしまうくらいチョロかったわけですけれど、さすがにその後の展開は度肝を抜かれました。いやいや、これってそんな深刻なお話じゃなかったですよね? さすがに、チョロすぎて制裁くらったのか!?

ところで、ノルマであるはずの、ゲットしたヴァルキリーは必ずリキと一緒にお風呂に入らなきゃいけない、という展開が科乃さんについては見当たらなかったんですけれど! 水着なんかにゃ、騙されなから!!
科乃さんの代わりに、ママさんとお風呂入ってイチャイチャしている件について。こ、こいつガチだ。

1巻 2巻 3巻感想

這いよれ! ニャル子さん 123   

這いよれ! ニャル子さん 12 (GA文庫)

【這いよれ! ニャル子さん 12】 逢空万太/狐印 GA文庫

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真尋さん……だ・い・す・き・です!

真尋さんの方から、私と二人だけでお出かけの提案とかあり得るんですか……!?
真尋の元へニャル子達がやって来てからもうすぐひと月ほど。過密な日々に体感的には四年くらい経ったような気がしていた。せわしない日々がすっかり当たり前の日常となり、結局この不思議な関係もずっと続くのだと考えていた矢先、珠緒がとある提案をしてくる。自分も全力で応援するのでニャル子との仲をもっと進展させるべき! と言うのだ。なかなか踏ん切りの付かない真尋だったが、真剣に応援してくれる珠緒に背を押され、一念発起してニャル子とのデートに臨む。
しかし、その時の真尋は知る由もなかった。この後に、思いがけないSAN値ピンチな事態が待ち受けている事に……!!
宇宙邪神混沌(ラヴ)コメディ第12巻!
体感的には真尋さん、すごく粘って這い寄る混沌の脅威をはねのけていたように感じていたのだけれど、具体的にはなかなかデレない難物だったはずなんだけれど、実際の時間経過を見ると、わずか一ヶ月と経たずにニャル子にメロメロにされてしまった超チョロいさんなんですよね。なんという時間のパラドックス。
それはそれとして、なんと突然のニャル子さん終了のお知らせ。というか、真尋さん終了のお知らせ。ついに真尋さんのSAN値が尽き果て、正気を逸してしまい這い寄る混沌の魔の手に堕ちてしまった、というハッピーバッドエンド。ニャルラトホテプに食われたって、もう物語的にはバッドエンドだよね。
……って、ほんとに食われたーー!! 性的に食われたーーー!! 自重しろ、この混沌生物。まったく自重しやがらなかった。これはあかん、この調子だと駄ルキリーの方も近々マジで食われるな、これ。
何だかんだと結局身を引く決意をシて応援する側に回ってしまった珠緒。イイ子すぎて、割って入るような無粋な真似はやっぱりしなかったか。この娘の場合は、ほんとにニャル子と真尋のカップルを見ているのが好き、という感じがたしかに漂ってましたからね。一方で、クー子は自重しないだろう。かなり真尋に対して本気になってなりふり構わなくなってるのは間違いないし。結局、まったくニャル子はクー子に歩み寄りを見せなかったのは苦笑せざるをえないのですけれど。そのうち絆されるか、と穿ってたんだけれど、鉄壁でしたね、ニャル子。
だからこそ、記憶喪失なんてネタがなければ、クー子にもてあそばれるニャル子、なんて貴重な構図はお目にかかれなかったのでしょうけれど。眼福。
それはそれとして、図らずも押してダメなら引いてみな、という形になってしまったんですよね、今回の事件。ただでさえ陥落しかけてて、ガチでニャル子をデートに誘ってしまうようなSAN値が欠乏しきった狂気に冒された行動をとっていた真尋少年が、このタイミングでニャル子によそよそしくされる、なんて事に耐えられるはずがなく……この悪魔的なタイミングは、それこそ這い寄る混沌の悪意を感じますわー。ニャル子じゃない、それ以外の這いよる混沌の魔の手を。なんか、全宇宙規模、パラレルワールド、全フィクション網羅した偏在があるみたいだし。ニャルラトホテプ星人とか、わりとぶっちゃってますよね。ニャル滝もニャルラのはずなのに。
ってか、あの全ニャルラトホテプ入場、ネタはいいのか!? もろに他作品なんですが。イラストまで全ニャルラトホテプ勢揃いで描いちゃってるしw
もうこれは行き着くところまで行き着いた究極のパロネタを、最後の最後に引っ張ってきた、ということなのか。

これで終わり、というのは何とも変な気分なんだけれど、真尋少年の正気が失われてしまった以上、もうあかんよなあ。終わるしかないよなあ。というわけで、ゲームオーバー、ジエンド。
でも、平然と新しいシリーズが始まっても図々しく顔出してキそうな面々ばかりなので、あんまり寂しいという気持ちは抱かずに済みそうです。なんにせよ、終わった終わった、お疲れ様〜
シリーズ感想

深山さんちのベルテイン 33   

深山さんちのベルテイン 3 (GA文庫)

【深山さんちのベルテイン 3】 逢空万太/七 GA文庫

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秋の日は踵落とし――!?

秋といえば、スポーツ、行楽、そして食欲! ベルさんと琥太郎たちもそんな秋の日をゆったりまったり堪能中です。

季節が巡って、琥太郎たちの住む町にも秋が訪れていた。昔遊んだ公園で、幼なじみとちょっぴり思い出にひたってみたり、中間考査があったり、大人ベルさんに迫られたり、不良の先輩に絡まれたりと、それはいたって普通の日常で――。
「……ぽっ、であります、であります」
「ど、どしたの、急にほっぺ赤くして」
「コタロー殿とベルもカップルに見えているでありますか、見えているでありますか」
「それはないんじゃないかな……」
「厳しい現実であります……厳しい現実であります……」
そして学校祭では、とうとう琥太郎が男の子の格好を――!?
可愛いメイドロボのベルテインと琥太郎のハートフルゆるふわストーリー第3弾

発想を逆にして考えるんだ! 琥太郎を男らしくするのはもう無理。心が女の子なのはもう認めるんだ。その上で、百合とかガチレズの道へと引っ張り込めば、何の問題もないじゃないか! 幸いにして心は女の子でも別に男の子が好き、という訳でもないようだし、理々の事も単に友達として見てるんじゃなくて、それ以上の大切なかけがえのない存在として見てくれているみたいだし、女同士で愛を育むなら、何の障害もなさそうじゃないか!
って、前巻の感想見たら冒頭から全く同じ趣旨の事を書いてる自分が居たw
前巻でどういう感想書いたのか全く覚えてなかったので、完全に無自覚におんなじ事を書いてたって事になるわけで、つまりこの作品に対する根幹的な感想がこれなんだな、うん(笑
だから、理々はもっと柔軟に琥太郎を受け入れられたらいいのにね。概ね、みんなが理々の気持ちを応援しているのを見ると尚更に。琥太郎の事を好きな娘たちも、理々については微笑ましく見守っているのを見るとなおも尚更に。まあでも、理々の琥太郎の男装姿を見てる時の様子を見ていると、恋する女の子としては譲れない部分があるのかもしれない、と納得するところもあるんですよね。勇ましく男前な彼女だからこそ、女の子としての恋心については頑固なのかもしれない。
でも、みんなが彼女の事を応援したくなる気持ちはわかるんですよね。凄く気持ちイイ娘ですもん。そんでもって、琥太郎が大事だからといって他を蔑ろにする娘じゃない、というのも花丸。理々が好きだなあ、と思うのは同じ幼馴染である耕平の事もちゃんと大事にしているところ。二人いる男の幼馴染の片方の事を好きだったりすると、どうしてももう片方の扱いについては雑になってしまうものなんだけれど、彼女の場合あれだけ琥太郎に夢中にも関わらず、耕平の事を邪魔者扱いせず三人一緒でいる時間をとても大事にしてるんですよね。遊びに行くときも、いつも一緒だし。残念な意味で色呆けしてない。だからこそ、耕平お兄ちゃんも親身になって理々を応援してるんだろうけれど。それに、やっぱりこの三人は家族ぐるみで距離感の親しさとバランスが本当に素晴らしい。これこそほんとうの意味で家族ぐるみなんですよねえ。
そこにベルさんが加わっての、三家族揃っての賑やかな食卓は、見ているだけで多幸感に包まれる空間でした。あのシーンだけじゃなく、この作品はどのお話でもほんわかと心からリラックスできるような優しくも穏やかでにこやかな笑いの絶えない時間の連続で、ほんと癒されます。さり気なく、這いよる系と駄ルキリー系とのリンクもあって、なんだか楽しい。駄ルキリーさんは、もう完全に陥落してますね、これw
あと、作者は自由すぎるw

商品的にはこれ以上続くの苦しいみたいなんですけれど、偶にでいいのでこうして出版されて、癒やされたいなあ。

1巻 2巻感想

ヴァルキリーワークス 3 4   

ヴァルキリーワークス 3 (GA文庫)

【ヴァルキリーワークス 3】 逢空万太/蔓木鋼音 GA文庫

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二人で一人のヴァルキリー第三弾!

「私は……理樹殿が望むのでしたら、はしたなく喘いでも……」
理樹の下にまた一人、戦乙女がやってきた。大神家に束の間、滞在する事になった《白き駿馬》ロスヴァイセ。
理樹と混浴しようとしたり、寝床に迫る様子を見て、フェルスズは気が気でない。そんな愛すべき少女達とお肌の触れ合いをしたり休日にはデートしたりと、人生を謳歌する理樹。
だが、そんな安息の日々も長くは続かなかった。
また新たな戦乙女が目の前に現れたのだ。しかも彼女は神威を実体化させて問答無用で襲いかかってきて――!?

「フェル子さん、僕と結婚してください」
「えぅぅっ!?」
二人で一人のヴァルキリーアクションコメディ、第三弾!!
馬ルキリー……あれ? 発音的には合ってるのか。理樹に馬子呼ばわりされて怒るどころか、理樹のお母さんに「馬子です!」と元気よく自己紹介する始末のロスヴァイセさん。頭部が馬面で馬頭だった頃はけんもほろろの扱いだったくせに、美人になって帰ってきた途端に手のひらを返す理樹くんは、とてもナイスガイだと思います。
でも馬子さん、馬頭だった時はヤンデレ風味に危ない感じの人だったのに、美人になって戻ってきたら微妙に人間性もまともになってたような気がするぞ。残念ではあるものの、剣子さんみたいに壊れてないし、むしろ恋愛方面以外では理知的で世話好き、フェルスズに対しても後輩として凄く気を配って面倒みてくれてたし。こんなにフェル子さんに気を使ってくれるヴァルキリーは初めてなんじゃないだろうか。いや、ヴァルキリーこれまでフェル子さんと剣子さんと馬子さんしか出てなかったけどさ。あれだけ理樹に対して夢中になっていながら、ヴァルキリーとしてのお仕事については蔑ろにするつもりはなく、むしろ勤勉だったりするところは好印象ですし、それでいながらイレギュラーなフェル子さんを、お姉さんとして導き、また彼女を攻撃する存在からは守ろうとしてくれましたし、あれ? なんか凄くイイヒロインだぞ? 
しかし、そうなると何気にただのイイ人枠に入ってしまいそうなのが微妙にかわいそうなところ。そう、今回についてはある意味メインヒロインなんじゃないか、という超強力な存在が登場してしまいましたからね。
今のところ剣子さん含めても、理樹の本命……てか、この少年は片っ端から見境なく喰っちゃうつもりなので、本命という概念があるのか定かではないのですが、一番ペロペロしてるのはフェル子さんだったんですが、実際彼の奔放なセクハラを以前から常々受け止めていて、やんわりあしらっていた、理樹とバッチリ息のあった夫婦めいた雰囲気すら醸し出していた存在が既に居たりするのです。彼女については、しかしヴァルキリー関連の事情からは距離を置いていることもあってか、あれだけ息があっていながらもヒロインとしては弱い立場にあったんですが……そういった配置の問題をいっぺんにひっくり返す展開が待っていたわけで……。フェルスズさん、大ピンチですよ、大ピンチ!! 馬子さんに嫉妬してる場合じゃありません!!
いや、積極的でバリアフリーな馬子さんに対抗して、ついついいつもよりも理樹のセクハラを許しちゃってるフェル子さんのチョロさ、弄られやすさはそれはそれでOKなんですけど。存分に嫉妬して自爆してください、と言いたいのですけれど。
しかし、馬子さんの説明と謎の存在の介入によって、どうやらフェル子さんのイレギュラー度はまあ別にいいじゃん、と流してしまうわけにはいかないレベルのようで。なにしろ、いつもなら見境なく現れたヴァルキリーを手篭めにしてしまう理樹くんが、今回は何もせずに追い返しちゃうほどだったもんなあ。いや、まあ既に直前に大物を釣り上げて大満足していたから、という可能性もあるけれど。
……どうやら、ヴァルキリーをゲットするたびに一緒にお風呂に入るのはノルマのようなので(今回もキッチリ馬子さんとお風呂あります)、次の巻ではちゃんと弓子さんとも入浴するんですよね。入浴するのは義務なのです。彼女相手はこれまでの娘たちと比べても、ドキドキ度がかなり上昇方向に変わってくると思うんですけど。これまでうまく流されてきたのが流しきれなくなった時にどうなるのか、いやいや困りましたねえ!!

1巻 2巻感想

ヴァルキリーワークス 2 4   

ヴァルキリーワークス 2 (GA文庫)

【ヴァルキリーワークス 2】  逢空万太/蔓木鋼音 GA文庫

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神威を回収する理樹とフェル子に新たな敵!?

「ああ……グラムかっこいいなぁ……。欲しいなぁ……敵をぷすってしたいなぁ……
きっと血と汗と涙を垂れ流しながら無様にのたうち回るんだろうなぁ……」
「リキぃ! あの人怖いですよぅっ! 」
――二人の前に現れた、新たな戦乙女の目的は!?

「また新しいヴァルキリー……!?」
鮮やかな赤色の髪。
吊り目がちなその表情は、美醜で言えば大変に美しいが、気の強さがありありと滲み出ていて、人が寄り付かなさそうな雰囲気を醸し出している少女である。
「あなたは誰さんですか?」
「あんたらに名乗る名前なんてないわよ! 」 「あ、じゃあ勝手に名前付けますね。『もりそば』か『うおのめ』か、どっちがいいです?」
「どっちもよくねーわよ何でその二つなのよ! 」
人間界へと散らばった神威を回収するフェル子と理樹の前に現れた新たな戦乙女の狙いとは!?

二人で一人の合体 ヴァルキリー物語!
理樹くんはフェル子さんに夢中だから、他のヴァルキリーが出てきてもあまり食指を動かさないんじゃないか、なんて妄想をしていた時期もありました。
この肉欲系男子がそんな躊躇などするはずもなし!!
今度の犠牲者、ぺろりと食べられてしまう羊さんは剣子さん。剣子さんって、シュヴェルトライテという本名お陰でさっぱり覚えられんよ!! にしても、理樹くんわりと見境なしだ!! 気絶してる女の子の胸をとりあえず揉む、とか普通に犯罪ですから! フェル子さんも口八丁に騙されてないで、普通倒れてる女の子の胸を揉むのはエロ目的であってまっさ〜ジとかじゃないですから。なんでこの子、素直に言われたこと納得しちゃうんだろう、こういう純真なところ可愛いなあ。しかも、剣子さんにちょっかいをかける理樹くんに一番に構われなくなってジリジリと嫉妬してしまうフェル子さん。あーた、構われるということはセクハラされるということなのに、いいんですか? いいんですね? むしろ、セクハラしてください、というもっとしてくださいオーラがひしひしと漏れでていて、何この娘、エロくね?
この、嫌々でも積極的でもない、騙されてる、口車に乗せられてしまってわけわからないままオープン全開、というのがいいんだよなあ、フェル子さん。
一方の新キャラの剣子さんも、強気一辺倒でありながらこの人も頭が残念でうまく回らない人なので、理樹くんに言いくるめられて、ハテナマークが飛び交いながらもウンウンと頷いてOK出してしまうタイプ。こちらもまた駄ルキリー全開です。だからどうして、お風呂に入浴中に押し入られながら言いくるめられて一緒に入っちゃうんだ、このヴァルキリーたちは(苦笑
にしてっも、これだけ好き放題やっておきながら、まるで嫌な感じがしない主人公の理樹くんが凄まじい。この子、ほんとに肉欲に任せて攻め攻めひたすらに攻め、というやりたい放題なのに、臭みがないというか粘性がないというか、強引さがなくてさらっとしてるんですよね。ついつい、フェル子さんも剣子さんも警戒心を抱けずに体をひらいちゃうのもわからなくもない。怒るに怒りきれないうちに爛れてきてしまってます、あいやー。これがジゴロというやつですか。もう敬服します。尊敬の念をいだきます。
話のほうも、フェル子さんが何気に謎の存在であることが発覚したり、脅威の馬頭さんがガチヒロインとして舞い戻ってきたり、と進展があるのかないのかわからないなりに進んでいるようで、でもそれはそれとして安定の理樹くんのエロエロセクハラ魔神っぷりが楽しくて仕方ない。
ほんとに食べちゃってもいいんですよ? フェル子さん的にももう狼狽えながらも絶賛OKサイン出しまくり中ですし。

1巻感想

這いよれ! ニャル子さん 113   

這いよれ! ニャル子さん 11 (GA文庫)

【這いよれ! ニャル子さん 11】 逢空万太/狐印 GA文庫


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さよならニャル子さん。――からの!?

真尋が珠緒とついにデート!?

「お前、魔法少女になれ」
ある日、残酷無惨混沌絵巻のような戦い方ではなく、
見る人に夢と希望を与えるようなものにならないかと真尋がニャル子に提案したのは
「ニャル子魔法少女化計画」であった。
一見してそれは、うまく行くように思えたのだが――
そしてまたある日、ニャル子の下に届いた一通のメール。
それは意外な事態を知らせるもので……。

――そんな風に、相変わらず騒がしい真尋の日常だが、
さらに去って行ったはずのイス香の呼びかけで、
なんと珠緒とケーキを食べに行くことになったりして……!?
GAマガジン掲載の2編も収録した宇宙邪神混沌コメディ第11巻!
まあ待ってください、真尋さん。普通は変身ヒーローだって、敵をミート的な意味でぐちゃぐちゃにしたり、グロい倒し方をするわけではないんですよ。むしろ、魔法少女の方がグロかったり、敵に対して容赦なく暴力的だったりするケースが多いような気がするので、ニャル子を魔法少女にして精神的に落ち着かせようという試みは、平成の世ではむしろ逆効果。真尋さんが想定している魔法少女は、いわゆる黎明期の魔法少女であって、昨今の戦闘型魔法少女では余計悪化するばかりです。
そんな感じで真尋さんが無駄な努力をする【優しい敵の仕留め方】。タイトルコールは【やさしい竜の殺し方】のパロになるのかな。基本的に真尋さんは何をやっても無駄なので、つまり毎度のことのような気がするものの、積極的にニャル子の行状を改革していこうという前向きな思考になったのは、それだけ今後もニャル子と付き合っていこうという心持ちになったのだと思うと何気に感慨深い。

さて、真尋さんの回想という形で展開される今回の短編2編と中編1編の11巻ですが、巻数が二桁超えたにも関わらず、作中時間は驚きのまだ三週間。たった三週間(笑
この人達、ほぼ一日も休まずイベントこなしてるんですよね。僅かな間隙も、こうやって短編で埋めてしまっているのだから、本当に何もない平穏な一日って、こいつらには存在しないんじゃないだろうか。
しかし、バレンタインや誕生日とか文化祭などといった季節イベントに全く頼っていないという点は、この手のコメディとしては特筆すべき点かもしれない。

【さよならニャル子さん】
一応、ニャル子たちが地球に留まる言い訳として利用されていた蕃神が予定期日を大幅にまくって完成してしまい、ニャル子たちが任期満了で帰還しなく成りかねない大ピンチ。という話だったんだが、ニャル子たちの場合結局なんだかんだと理由をつけて地球に居残ることが確実なので、特に緊張感もなく真尋さんも何を焦っているんだか、というお話。むしろ、ニャル子たちの方が焦っていたのが違和感があるくらい。お前ら、そんなん気にしねえでしょうに。

【不器用じゃなきゃ恋はできない】
真尋さんは罪作り、というお話。イス香の煽りと支援があったとはいえ、珠緒はとっくに諦めていたのを考えを覆してしまったのは真尋の思わせぶりな態度のせいだよなあ。
さらに言うと、邪神系宇宙人たちの暴虐に徹底的に反逆しているようでいて、真尋さん案外流されるタイプであることが、今回の一件でなんだかんだとイス香の言うとおりに珠緒をデートに誘ってしまったあたりに如実に現れているような気がします。

【ELDER GOD SPEED LOVE】
けっこう色々と巻き込まれていたにも関わらず、ニャル子たちの正体についてはさっぱり知らないままだった珠緒さんが、ついに全部知ってしまい、名実ともにこの戯けたラブコメに参戦するというお話。
ハス太が……まあ最初からこいつは色物だったんだけれど、昨今ではちゃんと男の子としてルーヒーと実質お付き合いを始めてしまい、真尋さんのヒロイン役からは脱退してしまったので、最近ではほとんどニャル子とクー子の寡占状態だったんですよね。アト子についてはやや特殊な立ち位置で、むしろ煽り役に回っていることを鑑みると、珠緒の参戦というのはなかなか大きな一石を投じる形になるのではないだろうか。
さりげに、真尋のお母さん、もう誰でもいい、って感じでこの人も煽るなあ。

シリーズ感想

ヴァルキリーワークス3   

ヴァルキリーワークス (GA文庫)

【ヴァルキリーワークス】  逢空万太/蔓木鋼音 GA文庫

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「それじゃ――キス、しましょうか」

理樹が出会ったのは一人の戦乙女(ヴァルキリー)だった。
神界より「神威の回収」のためやってきた彼女は、一生懸命だがどうにも不器用で……。
『這いよれ! ニャル子さん』の著者が新たに紡ぐ、残念系駄目ヴァルキリー――駄ルキリーと少年の、出会いと戦いの物語。

「それじゃ――キス、しましょうか」
「いきなりですか!?」
驚愕に目を見開くフェルスズ。
「フェル子さん一人であのでかいのに勝てます?」「それは、その……か、勝てますとも! 」
「本当に?」「……多分」「本当に?」「……」

理樹が迷い込んだのは色彩を失った世界。そこに一人、色を纏う少女の存在があった。彼女の名はフェルスズ――「戦乙女」なのだという。彼女との出会いで、理樹の平穏な日常は崩壊し、知られざるこの世の真実に触れることとなる。

「舌入れていいですか?」
「駄目ですっ! 」

――そして。
はじめての、がったい。

駄ルキリーと少年が織り成すアクション×ラブコメディが開幕!
この主人公、勇者だろう! うははは、すげえすげえ、何という肉欲系男子。肉食型草食獣。自分に正直すぎて、逆にかっこ良く思えてきた。世の中、ヘタレ主人公が多すぎる中で、この理樹くんは勇者すぎる。なんという躊躇の無さ、迷いなくセクハラし、しかも嫌がられないというスマートさ。これは、男としてもしかして尊敬するべきなのか? というか、尊敬します。あんた、すげえですよ。
口が上手いのか、雰囲気に下品さがないからか、普通のエロ小僧と違って女性受けは悪くないんですよね。それどころか、むしろ喜ばれてる? 日常会話で「おっぱい揉ませてください」とクラスメイトに挨拶して嫌われないとか。これ、わりとガチでそのまま押せ押せで行ってたらそのうち仕方ないなあ、となりそうで参りますね。
そして、実際押し切られてしまったのが駄ルキリーのフェル子さん。正直、フェル子さんぐらいのダメっ子なら、それほど珍しくもないんですよね。色々と無能な部分の多いフェル子さんですけれど、言うほど何からなにまでダメって感じでもないのです。それが、これほど残念系に見えてしまうのは、理樹くんの口車に良いように乗せられて、言われるがまま乗せられるがまま餌付けされるがまま好きなように弄ばれてしまっているからでしょう。
出会って速攻で気を失っている間に自宅にお持ち帰りされて、胸を揉まれて、キスされて、ベロチューまでされて、自宅に囲われて、お風呂に同伴させられ、同じ部屋に寝泊まりするように強要され、さりげに同衾までさせられて、と僅か一巻で完全に囲い込まれてしまった囚われのフェル子さん。
この男、マジで狙ってます。チャンスがあったらガチで食っちゃうつもりです。そして、この男、いざとなってもヘタレる要素は皆無です。チャンスがあったらという受け身じゃなくて、自ら狡猾にチャンスを用意し、有無を言わせず頷かせる押しの強さを誇るドSです。そして、この駄ルキリー、押せば押すだけ受け入れちゃうドMです。
あかん、止める要素が何処にもない! 理樹くんのお母さんからして、理樹くんを全力でサポートするつもりですから、母子協力してフェル子さんを食べちゃおう計画を進行させてますから、理樹くんの家に滞在している以上、もはやフェル子さんは蜘蛛の巣に囚われているようなものです。もう、食べられるのを待つのみ。
次の巻あたりでフェル子さんのお腹に新しい命が宿っていても、もう何の不思議もありませんからね!
ああ、ひたすら弄られるフェル子さんが、可愛すぎる。あのイジめてオーラは逸材の一言だわなあ。

一応、流れからして他のバルキリーがフェル子さんの対抗馬としてどんどん出てきそうなんだけれど、あのロスヴァイセのひどさを見ると、ヒロインはフェル子さん一筋なのかな。一応、クラスメイトのおっぱいさんもヒロイン枠に入りそうだけれど、理樹くんわりとフェル子さんだけに夢中っぽいので、言動ほどには他の女の子にはちょっかい出さなさそうだけど。

這いよれ! ニャル子さん 10 3   

這いよれ! ニャル子さん 10 (GA文庫)

【這いよれ! ニャル子さん 10】 

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「なっ!? あなた……あ、アト子ちゃん! ?」
ニャル子達を取り戻し、非日常的ながらもいまとなってはすっかりお馴染みとなった日々を真尋は取り戻した。
学校へ行って、帰りにふざけ合って……そんな日常だ。
しかし、学校帰り、なんとニャル子達の幼なじみアト子が訪ねてきたのだが……。


ニャル子が真尋のベッドに潜り込み、クー子に嫉妬の炎で焼き殺されそうになる――八坂家はいつものように朝から大SAN事!
歴史は修復され、ニャル子達のいる日常が戻った。ありえない非日常こそ、いまは自分の日常である――そう自覚した真尋だ。
そんな矢先、焼失していた地球拠点の修復が終了したとの連絡が入った。
確認へ行くべきと提案する真尋と、後回しにしようとするニャル子達。そんなやりとりのさなか知らぬ声がかかり――
「アトラク=ナクア星人、銀アト子と申します……どうぞ、よしなに」
ニャル子の幼なじみ、アト子が地球にやって来て――! ?
宇宙邪神混沌コメディ第10巻!
ニャル子さんも、長じてついにシリーズも二桁。にも関わらず作中時間はまだ三週間を過ぎたくらいなんですよね〜〜。一ヶ月経ってないのかよ!!(笑
幾らなんでも密度の濃すぎる時間を過ごしている真尋さんである。だいたい、事件と事件のスパンが短すぎるんですよ、息つく暇もないじゃないか。作品を読んでいる限りだと、真尋さんが段々とニャル子たちと暮らす状況に愛着を憶えていく過程に違和感を覚えないんだけれど、距離をおいて時間経過だけを基準にして俯瞰視すると、真尋さん馴染んで順応して魅了されて墜とされるの早すぎ! となってしまう時間のマジック。読んでる方からすると、難攻不落だった真尋さんが徐々に陥落していく様は感慨深いものだったのだが。
今となっては、完全にニャル子にデレデレっじゃないですか。ニャル子そっちのけで。勝手に真尋さんが乙女時空に突入しています。結果として一ヶ月かけずに鉄血真尋を実質落としてるんだから、ニャル子の落し神としての実力は並大抵のものではないことが伺える。流石は這い寄る混沌というべきか。
さて、この二桁到達を記念してかわかりませんが、今まで存在だけは匂わしつつ、何故か先にフラッシュアニメの方にレギュラー出演していらっしゃったアトラク=ナクア星人のアト子が本編に進出してくることに。
って、なんでアト子だけ名字があるんだよ! しかも、しかもよりによって「銀」と書いて「シロガネ」と読む、である。不朽の名作【アトラク=ナクア】を知っている人ならば、思わず「銀」かよ! と叫んでしまうところだ。BGMは勿論「Going On」である。姉様! 姉様!!
まああちらの姉様と違って、こちらのアト子さんは比較的まともな人である。少なくとも、表面上の受け答えに関しては今までの宇宙人の中ではとても常識的で温厚篤実な人物でした。と見せかけて実は黒幕上等で裏表の激しい性格でした! という事も幸いにして無く……何気に極端な変態でないと発言権がどんどんなくなってしまうというこのシリーズの実情を体現してしまったハス太のように自己主張が薄くなってしまうこともなく……ハス太の出番の薄さについてはセルフ突っ込みされてましたがな。ニャル子とクー子のツートップ相手にハス太みたいな普通に良い子は対抗できんよなあ、これ。
ニャル子の親友だけあって小気味の良い食わせ者、といった風味のアト子さんは、その点イイ性格を見せてキリキリと食い込んできてくれそう……と、安心していたら本性がアレだったよ(笑
これは生々しい意味で酷いw
いや、ルーヒーにちょっかい掛けた時点でまさかとは思ってたけれど、露骨にこんな悪趣味だったとは。なんという昼ドラ体質(苦笑
これはある意味、LOVE寄せが進んでるということなのかもしれませんけれど。アト子のあの性分は、ラブコメが進めば進むほど活きて来るものですし。
事件はいつものように、本気でアンブッシュした伏線を引っ張りこんでのちゃぶ台返しのズッコケオチ。あのどうでもいいところから引っ張ってくる伏線は、解っているのにどうでも良すぎて引っかからないんだよなあw

シリーズ感想

這いよれ!ニャル子さん 9 3   

這いよれ!ニャル子さん 9 (GA文庫)

【這いよれ!ニャル子さん 9】 逢空万太/狐印 GA文庫

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ニャル子が……消えた!?
八坂家でのたわいないやりとり、学校帰りのゲームセンター。
ニャル子達と過ごす日々があたりまえになったそんなある日、真尋が思いもしなかった事態が訪れた――。
それはニャル子のいない日常。

「さあ、いつか想い出になる物語を激写しましょう!」
学校帰りのゲームセンター。真尋は成りゆきでニャル子とプリントシールを撮影する羽目に。
「真尋さん、携帯電話は?」「ん?あるけど」「――隙ありゃあっ!」
ニャル子は電光石火で携帯電話を奪うと、二人で写ったシールをそこへ貼り付けた。
真尋は慌てて剥がそうとするも、シールは剥がれない!
――あいかわらずのメチャクチャな邪神達との日々。
色々思うことはあるものの、それを日常として受け入れ始めている真尋であった。
だがしかし、それが突如消え失せる事態になって……!?
宇宙邪神混沌コメディ第9巻!
あーーー、つまりあれですか。ニャル子やくー子が押しかけドタバタ騒がしい、この真尋さんの平穏とは程遠い頭の痛い日々が現出した原因にして元凶となったのって、概ね真尋さんのせいだった、ということなのね。
自業自得じゃん!!
ニャル子が地球のエンタメにハマったのも、真尋さんに一目惚れしたのも、クー子がニャル子好きの変態になったのも、そのくせ真尋さんにもフラグ立てまくってるのも、ハス太くんがいけない道に片足突っ込んでしまったのも、シャンタっくんが愛玩動物とかしてしまったのも、本当に今に至る概ね全てが真尋さん自身が選んだ結果だというのなら、これ以降現状を嘆くのは許されませんよ、真尋さんw
まさに全部、貴方が仕組み構築した関係性なのですから。
そもそも、ニャル子のあの容姿からして、真尋さんの要望だったというのなら、さり気なく光ゲンジ計画でした、と言われても仕方ないですよw
鉄壁の真尋さんも、いい加減デレっデレになってきたなあ。ニャル子が初恋の人の話をした時の、真実を何も知らない時の微妙に嫉妬しまくった反応といい、全部を知ってしまった時の照れっぷりといい、もう殆ど詰んでます。問題は、肝心のニャル子が自分がいつの間にか王手をかけている事に気づいていないあたりですか。ニブチンめw
今回の「それが伏線だったのか!」クイズの答えは、ついに巻を遡っての回収騒ぎに。ってか、ついに二桁に片足を突っ込もうという9巻にもなって、今更第一巻の話を引っ張りだしてきて真尋さんは実は◯◯だったのだ! とか言われてもそんなん伏線として気づくかーー!w 本当に手を変え品を変え、伏線を引っ張ってくる作品である。もはやそろそろ手段を選ばなくなってきているが、ニャル子さんの定番ネタだからなあ、「伏線」は。
しかし、今回やたらとイス香が珠緒を押してたわりに、肝心の珠緒は殆ど関わってこなかったのだが、これも何かの伏線なんだろうか、などと考えるだけ無駄なのであったw

シリーズ感想

這いよれ!ニャル子さん 83   

這いよれ!ニャル子さん 8 (GA文庫)

【這いよれ!ニャル子さん 8】 逢空万太/狐印 GA文庫

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 宇宙ゲーム戦争に敗れたルーヒーは、今はたこやき屋台を営んでいた。
 ニャル子達一行も時折購入しに来てくれるのだが、その中にはハスター星人のハス太少年もいた。

 小柄で少女のような面差しの彼は敵対していたゲーム会社統括者の息子。
 種族的にも因縁のある二人は、言わば犬猿の仲の筈だが彼女はどうにもこの少年のことが気に掛かっていた。
 そこで一計を案じ――「教育実習生のルーヒー・ジストーンよ」「なぁにやってんだよルゥゥゥゥヒィィィっ!」
 なんと、真尋たちの学校へ教師としてやってきたのだ。事態はもちろんそれだけで済むはずもなく――。

 宇宙邪神混沌コメディ第8巻!!
ルーヒーさん、今回マジでメインヒロインじゃないか! とは言え、お相手は真尋くんじゃなくて、ショタっ子ハス太くんの方なのですが。前回の短篇集でやり手だけれど優しいお姉さんと懐いているショタっ子という形で仲良くなったところから、一気に異性としていい雰囲気に。
毎度メインヒロインとは名ばかりでネタキャラとして活躍する事が多くなってしまっているニャル子はまあいつも通りとして、今回ばかりは主人公の真尋くんも賑やかし、とまでは言わなくてもルーヒーとハス太を見守る応援団。ルーヒーさんは宇宙人とは言いつつも、ニャル子やクー子に比べると並外れた常識人なだけに、真尋とはシンパシーが通じ合いそうなものだけれど……意外と咬み合わないんですよね、この二人。これも真尋が超ツッコミ属性であるのに、ルーヒーが健全すぎて突っ込む所が殆どない、というのもあるんだろうけど。ニャル子やクー子相手だと息をするようにボケてふざけるので、いくらでも突っ込めるんですけどね。やっぱり何だかんだと真尋とニャル子、クー子はお似合いなんじゃないかと思えてきたぞ。
普段はおとなしくはにかみ屋で内気なハス太くんですが、なんだよ一端の男の子してたじゃないか。大切なルーヒーさんの為に、自分の意志と力で覚醒して彼女を守った少年は、いつもの庇護され愛されるだけの可愛い男の子ではなく、年上だろうと自分よりよっぽどしっかりしてようと、きっちり女の人を守れる一人の立派な男でした。
ルーヒーさん、もうその子引きとって自分の家に連れて返っちゃってください。もう、お二人ともお幸せに〜、でいいんじゃない? これ。

しかし、真尋くん、もう宇宙に出ることためらわなくなったなあ。慣れって恐ろしい。実に恐ろしいw

シリーズ感想

深山さんちのベルテイン 24   

深山さんちのベルテイン 2 (GA文庫)

【深山さんちのベルテイン 2】 逢空万太/七 GA文庫

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 季節はうつろい夏となった。
 夏といえば、七夕、祭り、そして海! プールもいいけど、やっぱり海!! ということで海辺へとやってきたベルテインと琥太郎たち。
「ベルさん、海に入って大丈夫なの?」――風呂場でも溺れるのに。
「うう……残念ながら無理であります。本来ならベルはシャチの速度、ウナギの適応力、タコの柔軟性を併せ持った泳ぎができるはずだったであります、できるはずだったであります」ってどんな泳ぎ方?
 ――などと海辺ではしゃいでいたら、なんと琥太郎が初ナンパされちゃって!?

 あの邪神たちもちょっぴり這いよった、ゆるふわ日常ショート・ストーリー第2弾!
よし、ここは発想を転換してみよう。
理々はね、もう琥太郎を男らしくしようというのは諦めた方がいいと思うんだ。この子、明らかに中身は女の子そのものだもの。そして当人も自分を男だとは思っておらず、たまたま肉体は男として生まれたけれど、本来の人格は女性であると認識している。基本的にどれだけ女らしくても自分が男という自覚のある今日日の「男の娘」とは、そこが根本的に違う。性同一性障害と見るのが一番自然だと思う。
そこを無理やり男らしく、とするは非常に無理があると思うんですよね。
そこで発想の転換である。
女だっていいじゃない!!
琥太郎の様子を見ていると、中身が女の子だからと言って別に異性の男に興味があるって風でもないんですよね。しかも、ベルさんの誘惑にある一定の反応が見られることを鑑みると、普通の男の子みたいに女性の体に興味は無くても、色っぽい雰囲気で迫られたらドキドキ興奮してしまうような所はある。これは、百合の素養あり! と見てもいいんじゃないでしょうか。そう、理々はもう琥太郎が男だなんだと拘らなくたっていいのですよ。女の子同士だっていいじゃないですか。男としての対応を強要すると反発する琥太郎も、その辺むしろ「百合なんだよこれは!」という風に押すと「え? それならいいのか?」と流されてくれそうじゃないですか。
そして表向きは琥太郎は体も戸籍も男なわけですし、社会的にも何の問題もないわけで、いっそ自分が男に性転換してしまうかと思い詰めるまでに至ってる理々としては万々歳じゃないですか。
まあでも、琥太郎と理々と耕平の幼馴染三人組の関係なら、理々は無理しなくても収まるところに収まるように徐々に何とかなりそうなものなんですけどね。
というわけで夏休み。学校がないとむしろ幼馴染である理々と耕平と過ごす時間が増えているのが面白い。琥太郎のプライヴェートな時間や空間には自然に理々と耕平がいるんですよね。将来、三人が別れ別れになってしまうことがあるのかもしれない、なんて琥太郎が感傷に浸るシーンがあるのですけれど、その心配は必要ないでしょうね。たとえ彼らが社会人になって、住む土地すら変わってしまったとしても、彼らが疎遠になることは絶対無いですよ。必ず今まで通りの関係で居られるはず。それを既に実証してくれているのが、琥太郎たち三人の母親たちなのです。
よく親どうしが友達同士、という関係が幼馴染ではよくありますけれど、本当に若い時代の様子が容易に連想できるような親同士の関係ってあんまりないんですよね。それこそ、前シリーズで彼女ら母親たちが主役の学生時代の話があったんじゃないか、と思えるくらいに、理々たちのお母さんたちの仲の良さというのには歴史というか実感が伴っている。分かりやすく同い年じゃなくて、耕平の母親が後輩で、理々の母親を先輩先輩と昔のまま慕って懐いている様子が、過去との連動を想起させることに拍車をかけてるのかもしれないなあ。
そして、彼女ら同士の仲の良さはそのまま親友の子供たちにも向いていて、彼女たちは自分以外の子供たちも自分の子供と呼んで憚らず、同じだけの愛情を以て接してくれているのです。普通に言う家族ぐるみとは全然違うんですよね。彼女らの意識には自分の子どもの幼馴染、というワンクッションおいたものが本当に一切なくって、別け隔てのない愛情が惜しみなく注がれているのです。三つの家庭に壁がないんですよ。それこそ、三家族はまるまる一つの大家族、みたいな雰囲気が特別でも何でもなく普通に流れているのです。
だから、理々のお母さんが理々を介さずに、琥太郎や耕平と個別に気安い二人きりの時間を過ごすのも日常のようにありますし、耕平のお母さんが琥太郎を捕まえて、一緒に娘と買物にいくみたいに服を買いに言ったり、という風景も当たり前。
前回出番の少なかったお母さんたちが、そのうっぷんを晴らすみたいに沢山出張ってたのは良かったし嬉しかったなあ。【ニャル子さん】の方でもそうなのですけれど、この人の描く子供を見守る母親の距離感の描き方が大好きなんですよね、私。それが今回お母さん二人もいらっしゃるわけで。もう、琥太郎のお母さんも単身赴任から帰ってきても全然問題ないんじゃないのかな。別に琥太郎母が戻ってきてもベルさん不要になるわけじゃないでしょうし。とは言え、離れていても離れているなりの母との交流のお話もちゃんとあってほのぼの。でも、これって完全に母と娘って感じだよなあ。琥太郎ママ、琥太郎の男としてのアイデンティティを取り戻すためにベルさんを送り込んだくせに、理々みたいにゃこだわってないのか。そりゃ、理々と違って切迫感はないわなー。耕平母と理々母は琥太郎は琥太郎だから別にどっちでもいい、というスタンスみたいだし。耕平母の場合はあれは可愛けりゃどっちでもいい、というレベルにまで達してそうだなw

そう言えば、愛すべき不良先輩は今回二回しか出番なかったなー。でもその二回だけでも偶然の遭遇に運命を感じてしまうッ! 理々の気持ちを考えると二人にはうまくいって欲しいと思いつつも、不良先輩となら許せるヨ!

1巻感想

這いよれ!ニャル子さん 73   

這いよれ!ニャル子さん 7 (GA文庫)

【這いよれ!ニャル子さん 7】 逢空万太/狐印 GA文庫

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 クー音が地球から消え失せた日の深夜、ニャル子は報告書を作成していた。
 真尋のそばに居るためには、手を抜くことなんか出来ない。そうして作業を進めながら、ニャル子は地球へ来てからの様々な事件を思い出していた。

 必死に真尋の好感度を上げようと頑張ったこと――。
 神の代わりに地球の神々を守る為、幻夢境へ行ったこと――。
 真尋さんがまさかの裸幼女を連れ込んで(怒)いたりしたこと――等々。

 しかし肝心の真尋のニャル子への好感度は上がるどころか、むしろ下がる一方。しかも最近は余計なライバルまで増えてきてしまったようで!?
 そんなニャル子の奮闘と真尋への愛が溢れた報告書、ぜひご堪能ください。
ニャル子さんはさやか派だったのねw
というわけで、ニャル子さんも短篇集の時期なのである。相変わらず、1ページに三つはネタがありそうな勢いのネタの物量作戦(さすがに実際はもっと少ない。あくまでイメージです)。しかもネタが濃すぎて、殆どわからん!! 元ネタを追求しているwikiを覗いてみたが、言われてみてようやく分かるネタよりも、言われてもわからないネタの方がはるかに多い。かといって、わからないから面白くないってわけじゃないんですよね。もうノリやら雰囲気が楽しくて仕方ない。そりゃ、あれだけ濃いネタに的確にツッコミを入れてくれる真尋は手放せないよなあ。ボケた瞬間、切れ味たっぷりのツッコミが綺麗に返ってくるその快感たるや、ニャル子が中毒になるのも宜なる哉。
しかし、ちょうど時系列を遡って描かれる短編だけに、真尋のニャル子へのデレ度の違いが明瞭に把握できて、これ結構ショックですよね。最初の頃って、こんなに冷たかったんだ。いや、そうだよなあ。真尋のツンっぷりはそれこそネタになるくらい熾烈で痛烈だったんですから。それが、今やビックリするくらいニャル子に対してデレてるんだから、最初の頃からすると驚愕の展開なんですよね、これ。ナチュラルにニャル子のこと可愛いとか思っちゃったりしてるんだもんなあ。一時期、本気でニャル子への好感度がマイナス近くにまで低下してた事を考えると、ここ最近の挽回っぷりは神がかってすら居るのだが、肝心のニャル子はいまいちその辺ちゃんとわかってないというか、欲張り過ぎだろうw まあ、クー子がニャル子ラブとか言いながら、さり気無く真尋にも粉かけ始めて、それが本当にいい感じになりかけてきてるお陰で焦ってしまっているのもわかるっちゃわかるのですが、ニャル子が風邪をひいてしまった時、真尋が看病してくれた時なんか本気でイイ雰囲気になってたんだから、どうしてもネタに走ってしまうニャル子の性分が勿体ない。ただ、あの押せ押せの姿勢が何だかんだと当初の冷たい態度を打破して、今の真尋との間に確かな好感度を獲得したのを考えるとあながち間違いではないとも言えるので、判断も難しいところだ。ただ、いつまでも押せ押せのワンパターンだとチャンスを逃してしまいそうでちと心配。
ニャル子、何だかんだと本気で心の底から真尋の事が大好きで大好きでたまらない、という女の子らしい気持ちもあれでちゃんと伝わってくるので、真尋くんには人生いろいろ諦めて貰って、うまく結ばれて欲しいんですよね。クー子もプラスでいいので(笑

驚いたのが、ハス太の方にルーヒーさんとのフラグが立った事ですよ。あの男の子、そのまま真尋に対してアブノーマルな関係を貫くのかと思ってましたが、そうだよなあ、さすがにニャル子とクー子との間に割って入れなくてちょとハブられ気味な所があったので、彼がちゃんと真っ当な恋愛をした方が真尋の可愛い弟分としての立ち位置もしっかりするんじゃないだろうか。

シャンタッ君は最近、アニメの影響もあってあの異形も可愛いと思えるようになってきてしまいました。本当ならキモいだけの外見なのですが、慣れって凄いですよね。もう仕草やら反応やらが愛玩動物として極まっているお陰で、あのキモい外見でも気にする事無く可愛いと思えるようになってきた。別に人間形態になんかならなくていいですよ。シャンタッ君は今のままで充分可愛いです。

シリーズ感想

深山さんちのベルテイン4   

深山さんちのベルテイン (GA文庫)

【深山さんちのベルテイン】 逢空万太/七 GA文庫

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「コタロー殿、起きるであります、起きるであります!」
 深山さんちのメイドロボ。ベルさんことベルテインは今日も働き者。小さな身体で、ご主人様である琥太郎に尽くします。そんな彼女の本来の使命であり最大の悩みは――。

「……コタロー殿、コタロー殿」
「なに?」
「家の中でまで女装するのはどうかと思うであります、どうかと思うであります」

 ――女の子より可愛い男の娘の琥太郎と、そんな彼を更正させんと日夜奮闘するベルさんが繰り広げる、ゆるふわ日常ショート・ストーリー。
「這いよれ! ニャル子さん」の逢空万太が贈る新シリーズ。疲れたとき、一息つきたいときに是非、どうぞ!
ああ、これは読みやすいわ。5ページから10数ページの短いお話をポンポンと軽快に継ぎ込んでくる掌編集。小説版の四コマ漫画と考えると分かりやすいんじゃないだろうか。短い割にどの話も起承転結がしっかりしてて、盛り上がりどころもあるし、オチの面白いのも多い。なにより、キャラクターが生き生きしていて、その日常生活を自然に垣間見ているような感覚でとても楽しい。繰り返すけど、短いのにそれぞれの話がしっかりと食べ応えがあるんですよね。お陰で、読み終えた時にはずいぶんとボリュームたっぷりの本を読んだ感覚で、かなりの満腹感だった。ほのぼの日常もので、劇的にストーリーが進行するようなことはないのだけれど、その分キャラの掘り下げや人間関係をじっくりと見せてくれていて、琥太郎とベルテイン。幼なじみの理々と耕平、その家族であるお母さんたちにディアナ陛下。そして不良先輩(笑)、このほんわかとしたコミュニティにとても親しみが湧き、好きになりました。

さて、この作品の主人公である琥太郎。今流行の男の娘なのかと思ったら……(耕平は否定してるが)どうも性同一性障害っぽいんですよね。体は男だけど、心は女の子。将来的には股間の大事なものも取っちゃう事を真剣に考えている以上、これは完全に体と心が食い違ってるでしょう。耕平と理々は女装癖や可愛い物好きが拗れてこうなってしまってる、と思ってるようだけど、これは男に戻るの無理でしょう。どうやら、琥太郎は異性として好きになるなら男の子の方みたいだし。
やー、でも本人可愛いし、中身も殆ど女の子っぽいので、どっちでもいいんじゃね? という気になる。付いてる付いてないはこの際どうでもいいわ。理々が宿願を果たして射止めるなら、それはそれで体は男で心は女の子の百合恋関係、ということで収まるし(収まるのか?)、幼なじみ三人組の兄貴分である耕平とくっつくなら、落ち着いた頼もしい兄ちゃんと、甘えん坊の末っ子との発展形ということでそれはそれでお似合いだし、今のまんま三人でも、仲の良い三人兄弟ということでそれはそれで将来このまま大人になっていっても崩れる事のない安定した良い関係のまま進みそうですし(笑
大穴は、一人でやたらと琥太郎にフラグ立てまくってる不良先輩ですけどねっ!
もう、目茶苦茶可愛いんだ、このヒト。悪ぶっているくせに、優しくて面倒見の良いところが全然隠しきれてないあたりが、素晴らしくキュートなのですよ。可愛いなあ、もうw

そして肝心要のベルさん。大人バージョンの時はとてもしっとりとした包容力のある素敵な女性なのに、ちっこいバージョンになったときにギャップと来たら。めんこいのぅ、めんこいのぅ♪
ちょっと間が抜けててお茶目で、ちっちゃい体でちょこまかと楽しそうに家事に勤しむ頑張り屋さん。理々相手には悪い顔になって攻撃的になったり、と結構イイ性格もしているし、面白い。もう、見てるだけでほのぼのしてきてしまいます。

ニャル子さんみたいな悪ノリも面白いんだけど、こういうほんわかとした温かい、でも軽快なテンポのお話も書けるんだなあ……というか書ける書けないどころじゃなくて、すっごい良かったですよ♪
とっても好きになりました、この作品。

這いよれ! ニャル子さん 64   

這いよれ!ニャル子さん 6 (GA文庫)

【這いよれ! ニャル子さん 6】 逢空万太/狐印 GA文庫

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 いくら言っても八坂家のリビングにゴロゴロ集まっては与太話を繰り広げるニャル子たち。業を煮やした真尋は「自分たちの部屋を造る話はどーなった!?」と、発破をかけた。

 ようやく重い腰を上げたニャル子らは、思い思いに部屋を作り上げたのだが――それは、色々な意味で真尋のSAN値を下げる部屋であった。

 そんな騒動もなんとか落ち着いた矢先、真尋はクー子の様子がおかしいことに気づいた。なんと惑星保護機構から調査官がクー子の仕事振りを確認しにやってくるからだというのだ。しかも、それはクー子の従姉妹で……。

 毎度毎度、宇宙規模でのしょうもなさに定評のある邪神達が繰り広げる混沌コメディー第6巻!


『サイクロンッ!!』
「ジョーカーーッ!」
って、それやりたかっただけだろう!!(爆笑

いくらこの作品において仮面ライダーネタが定番中の定番であるとはいえ、最初、ニャル子たちがトランプの大富豪をやりながら「ジョーカー! ジョーカー!」と連呼している時点で、まさかそっちにネタが飛ぶとはさらさら想像も出来なかったさっ。
ほんっっっとにしょうもないな!! と、普通のドタバタギャグ作品だと、こういうしょうもない一発ネタは当たり前のようにその場限りで使い捨てられるものなんだけれど、ニャル子さんの場合はどう考えても使い捨てと思われた一発ネタが、あとで重要な伏線になっていたり、起死回生に至るためのポイントになっていたりするので、読んでいて些かも油断できないのである、これが。
まあ、ネタが伏線として使われる伏線なんてのは、とてもじゃないが見抜けないので、いずれにせよ「なんでやねん!」と突っ込むしかないんですがね。真尋くんをはじめとした中の人達も、もうメタ的にどれが伏線として機能してもいいように、構えていらっしゃいますし。構えすぎてて、あっさり何事もなくスルーされてしまう展開もあるので、やはり侮れないのですがww

今回、一番驚いたネタはやっぱりあれですよ。
【戦略拠点32098 楽園】。
これ、それなりに古参のラノベ読みでないとわかんないですよww
これは、今は【円環少女】シリーズで有名な、長谷敏司さんのデビュー作。2001年に発刊だから、もう十年近く前になるんですよね。これは文句なしの傑作で、読んだ時は衝撃だったなあ。ちなみにスニーカー文庫ですぜ、おいw

と、相変わらずパロネタに突き進んでいますが、でもどちらかというと今回はそっちは普段に比べると大人しめだった気がする。それよりも、ストーリーと人間関係の再編に重きを置いていたのではないだろうか。
具体的に言うと、真尋くんのデレ期が、ダムが決壊したみたくえらい勢いで進行しつつあるのです!
ライトノベルの主人公でも有数の鉄壁ツンだったはずの真尋さん。最近、徐々に軟化しつつあったのは、彼自身も認めていたところでしたが、今回はほんとに軟化どころの話じゃなく、本当にデレてましたよ。これがデレ期というものかっ!!
そもそもの発端が、クー子の親戚のお姉さんが査察も兼ねて地球を訪れた際に、なんやかんやで真尋とクー子が婚約者の振りをするという展開になってしまったというところ。登場した当時は、ニャル子激ラブ一辺倒で、真尋には見向きもしないどころか恋敵として目の敵にしていたものですが、時代は変わるもので、相変わらずニャル子に性的倒錯&傾倒しまくりながらも、最近真尋に対しても野生動物が懐きだした、みたいな空気になっていて、変態道一直線で少々乙女成分に欠けているニャル子よりも、むしろ邪念がニャル子方向に限定されている分、真尋には可愛らしい女の子の顔を見せるクー子の方がヒロインとしての立場を高めていたのでした。
危うし、ニャル子さん!
自分でも、多少メインヒロイン陥落の危機は自覚していたらしく、これでは「ニャルなんとかさん」呼ばわりされてしまうーーっ、と某メインヒロイン(笑)をディスってやがりましたが(ぉ
と、ただでさえ「え?ヒロイン?」みたいな空気になっていた所に、振って湧いたようなクー子と真尋のラブラブイベントの到来。さらにクー子的にはニャル子が本命でありつつも、真尋の事も結構マジで好き、これはもうハーレムにすれば良くね? みたいなノリで、結構マジに真尋にイチャイチャする始末。真尋は真尋で、らしくもなくクー子にドギマギしているご様子。
ニャル子さん、SAN値下がりまくりである(爆笑
さすがのニャル子も、いつものようにふざけた態度を取る余裕もなく、ドロドロと滾らせるのは嫉妬の怨念。不思議なのが、そうやってマジに欝っていると、ニャル子さん本当に恋する乙女に見えてくるんですよね。いつも軽い調子でマヒロさんラブー、とやっているニャル子だけど、彼女の中ではあれで真尋に対する想いというのは真剣で本気でマジだったのだ、というのが今回の態度ではっきりと伝わってきたのは収穫だった。
特に、ついにストレスが限界突破して、真尋に対して自分のことどう思ってるんですかーーッ、とマジ泣きで問い詰めだした時のニャル子さんは、シリーズ始まって以来の乙女モードだったんじゃないでしょうか。
彼女がギャグやネタじゃなく普通にヒロインとして可愛い、と思う日が来るとは思わなかったww
でも、問い詰められ泣きつかれたときの真尋さんが、また優しいわカッコイイわで、参りましたよ、こっちが惚れるかと思ったわぃw

変態宇宙人たちとの奇妙な生活を楽しいと思うようになり、ニャル子たちとの関係が変わりつつあるのを自覚しだしている真尋さん。でも、その変化を戸惑いながらも好ましいものとして受け入れつつあるようで。それは良かったねえ、とにこやかに思いつつ、同時に早まってるねえ、などとほくそ笑み。なんやかんやと楽しさ面白さは高い位置で安定してますね。
アニメはフラッシュじゃなくて、ちゃんと30分番組でやって欲しかったですけど。いや、三分でも面白さは折り紙つきなのですが。来年、まともなアニメ化、あるのかなあ?

1巻 4巻 5巻感想

這いよれ! ニャル子さん 53   

這いよれ!ニャル子さん 5 (GA文庫)

【這いよれ! ニャル子さん 5】 逢空万太/狐印 GA文庫

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「真尋さん、今日はどこに寄り道しましょうか!」「―このまま、まっすぐ帰るって選択肢はないのか!?」つかの間の平和な時間。真尋たちは放課後青春ライフを満喫していた。がしかし。ニャル子が受け取った一通のメールによって、その静寂は瞬時に破られたのである。「真尋さん、今すぐにここを発ちましょう。私は、我々は、行かなければならないんです」ニャル子の口調は、有無を言わせない勢いがあった。「ど、どこにだよ?」「―セラエノ図書館です」こうして真尋は、遙か宇宙の果てに旅立つことになったのだが―。這いよるハイテンション混沌コメディ待望の第5巻。

正式にアニメ化も決まり、順風満帆なニャル子さんも、五巻目かぁ。最初は一発ネタの勢いだけのコメディかと思ったりもしたけれど、これがどうして巻を重ねるごとに味わいが出てきてるんですよね。高値安定、読んでて安心してくだらないくだらないと笑える安定感には、既に老舗漫才番組の風格すら出てきているかのよう。今後はどうマンネリ感を処理していくかになるんだろうけれど、今の感じだと何巻続いても、同じように面白く続いていきそうなどっしりとした安定感があるんですよね。勢いだけじゃあこうは行かない。

しかし、このニャル子さんの以前の設定をこれでもかとばかりに無かった事にしていく全力っぷりはなんなんだ? 後付け設定と言ってしまえばそれまでなんだけれど、この作品の場合それまでの設定を忘れてるんじゃなくて、明らかに全部把握していながらわざとちゃぶ台をひっくり返していくこの御乱行(爆笑
ここまで絨毯爆撃にこれまでの設定を次々と無かった事にされていくと、普通は設定と食い違う内容があった場合にそれは違うだろう! と指摘してしまうところを、この作品の場合設定におとなしく沿うような形で内容が綴られた場合の方が「……あれ?」と違和感を感じてしまうレベルにまで、そろそろ到達しようとしている感触があるんだが、大丈夫か? 色々な意味でw
ただ、こういうちゃぶ台返しを際限なく出来るのも、それだけ作品の骨格がしっかりしているからなんでしょうね。本当に適当に好き勝手思うがままに設定覆してたら、無茶苦茶になってしまうはずですし。
一旦、ネタとして消費したものを、さらにひっくり返すことでもう一度ネタとして再利用して、次に繋げるための糧とする。これ、何気にギャグコメディの高等技術じゃないでしょうか。
もちろん、ニャル子の畳み掛けるようなネタふりに、鮮やかにツッコミまくる真尋くんの切れ味たっぷりのツッコミ力あっての、皆のボケなのですが。
いい加減、この作品のキャラたちは真尋くんのツッコミに頼りすぎだよなあ(笑
まあ、尽くに見事にツッコミ入れる真尋くんのキャパは、まだまだ余裕がありそうですが。最近は、ただザクザクと切り刻むだけでなく、ツッコミに愛すらこもるようになってきたからなあw
前回あたりから、ひらすら冷たかった真尋くんの態度に軟化の兆しが見え、ニャル子たちを家族として受け入れちゃってるわけですし。傍若無人に見えたニャル子たちも、あれでけっこう真尋くんに気を使う能力がある事も分かってきたわけで、段々と一緒にいる事が自然になってきてしまい、ギスギスしたところがなくなって、見てるこっちもストレス感じ無くなってきたもんなあ。
ニャル子命のくー子も、なんか妙に真尋くんに懐いてきてるしね。最初は、ニャル子しか眼中になく、真尋は邪魔者扱いだったのが懐かしいくらい。刺々しい対応がなくなったからか、クー子への真尋くんの接し方も柔らかくなったし。というか、今回一番真尋くんに愛でられてたのって
クー子じゃないのか、これ。真尋くん狙いだったら美味しいどころの話じゃないぞ。何気に、クー子満更じゃなさそうだったのが、段々と怪しくなってきたぞ。ニャル子狙いと見せかけて、いつの間にか真尋に優しくされることにハマり出している気がする(笑

定番のパロネタは、毎度のことながら一冊に投入する量じゃないよなあ、という大量っぷり。ジャンルから年代から、恐ろしく多岐に渡っているために、ハッキリ言って全部追いかけるのはかなり難しいんじゃないだろうか。最新のネタはもとより、自分みたいな三十代直撃のネタも多いのがそこはかとなく嬉しい。

オチがひどいのも毎回のことなんだが、なんだかんだとかなりいい具合にオチが決まるので、わりとこのシリーズ、ラストのオチの開陳が楽しみなんですよね。ホントくだらないししょうもないんだが、実際のところ異様に凝ってたりするので。
お後がよろしいようで、という感じでえらくスッキリとした気分で終えれるので、読後感が実はかなり気持ちの良い作品でもあるのでした。
いやもう、ほんとーにしょうもないんですけどね(笑

シリーズ感想

這いよれ! ニャル子さん 43   

這いよれ!ニャル子さん 4 (GA文庫)

【這いよれ! ニャル子さん 4】 逢空万太/狐印 GA文庫


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突っ込み属性の主人公は沢山いますが、ニャル子さんの真尋くんはその中でも特に好きな部類であります。何を況や痒いところまで届く突っ込みが素晴らしい。ニャル子、クー子の大ボケ小ボケに、しょうもない展開の連続に対して、君はツッコミのガンカタ使いか、と言わんばかりの的確かつ絶え間ないツッコミの連撃は、もはや快感すら感じてしまうのです。
そもそもツッコミとは笑いを誘うための技巧であると同時に、観衆の意を汲み取った鋭くえぐるような指摘が痛快さをもたらしてくれるものなんですよね。その意味では、真尋くんのツッコミは痛快そのもの。スパスパと切り刻むカミソリの切れ味である。

そんな、容赦苛責のない処刑人のようなツッコミをニャル子に対して痛撃し続けていた真尋くんに、なんとデレの傾向が……ニャル子に対してデレの傾向が! ニャル子にデレだした!?

なんとーーー!?

いや、実際前までは何の躊躇いもなくザクザクと突き刺していたフォークを、今回は一度も突き刺さなかった。流血沙汰がなかった。母親が帰ってきて、精神的に安定したのもあるのだろうが、明らかにニャル子たちへの手加減が見られるのだ。
真尋くんのニャル子への認識が、フォークをザクザク突き刺して調教しなければ何をしでかすかわからないアホ宇宙人というものから、何をしでかすかわからない無茶苦茶でどうしようもない女の子、という認識への変化が。あんまり変わってないじゃないか、というなかれ。別に宇宙人だからフォークで刺していいとは人類の未来のためにも思わないけれど、確かに以前までには無かった女の子を見る目でニャル子を見てる気配があるんですよね、真尋くんに。

そして、それをきっちり把握し、シメシメと舌舐めずりして図に乗りかけているニャル子さん(苦笑

いや、そこは女の子らしく可愛く振る舞って畳み掛けにいくところだろうに。良くも悪くもボケをかまさないと死んでしまう病が治らないニャル子さん。なぜ敢えて覇道を行くんだ(笑

ただ、今回は多少事情もあってか、普段よりはおとなしいんですよね、ニャル子さん。少なからずそれが真尋くんの症状を進行させてしまった気配もあるんだが。
というのも、旅行から帰ってきた真尋母が、まあ予想通り変人ちっくなところはあったものの、概ねまともな人物だったんですよね。ニャル子たちの存在を素直に受け入れつつ、真尋くんの保護者としてニャル子たちに恐ろしいほど真っ当な掣肘を加えてしまったので、雰囲気的にニャル子たちもいつものようにデタラメ無茶苦茶をなんとなく出来ない空気になっていたというか。
ちゃんとまともに扱われると、わりと大人しくなるべく常識の範囲内で動いてしまうあたり、ニャル子たちの根っこの部分って案外まともなのかもしれないなあ。
と、あり得ない結論にたどり着いてしまったのでありました。

話の方は、いつも通り壮大な前振りにしょうもないオチ、というパターン。なんだが、相変わらずしょうもないオチのくせに、ネタばらしをされると意外と良く凝ってひねって練り上げてあって、だからどうしたといわれればおしまいなのだけれど、妙に悔しいのである。
おかげで、くだらない、と鼻で笑ってすませられないんだよなあ。なんか悔しい。しょうもないのに、やられたー、という気分にさせられて、なんでこんなしょうもないオチにやられたー、なんて思わなきゃならないんだというところから悔しくなる。
けっこう、ドツボにハマっているかも知れない。
本来なら一発ネタで終わりそうな話なのに、四巻まで来て安定しているというのは、何気に凄いよなあ。

今回は流行りの男の娘が出てますけれど、あの属性はけっこう難しいんだなあ、と実感。

這いよれ! ニャル子さん4   

這いよれ! ニャル子さん (GA文庫)

【這いよれ! ニャル子さん】 逢空万太/狐印 GA文庫

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あはははっ、くだらないくだらない(爆笑
いやあ、これは酷い。純粋なクトゥルー神話信者が普通に怒りそうなほどには酷いんじゃないだろうか。全然這ってないじゃないか、にゃる子さん。

神野オキナさんの【うらにわのかみさま 邪神さまにおねがい】も相当だったけど、あれはあれなりにしっかりクトゥルーしてた気もするしなあ。
それに比べて、こっちはクトゥルー神群を、あっさり●●と規定してしまっているあたりが、ちょっとどうなのかと。少なくともコズミックホラー分に関しては最初から期待しない方がいいんじゃないかと。
単に名前だけ借りました、って感じだし。

ただ、作品としては面白かった。やたらくだらなくて面白かった。
つまるところこの作品って、ニャル子と八坂真尋の掛け合い漫才に終始するわけですね。ストーリーとか世界観とか設定とかはどうでもよろし。
ヒロインとしてはアンタそれはどうよ、というくらいにボケに徹するニャル子さん。これ系統だとドクロちゃんなんかそうかもしれないけど、あれは天然無自覚な暴走不思議ちゃん。ニャル子はその類いではなく、完全確信犯のお笑い芸人。ウケを取ることについつい命賭けちゃいます、みたいな。
幸か不幸か、相方となってしまった真尋のツッコミ技能がこれまた尋常じゃない切れ味なので、延々と息つく暇のないテンポの良い爆笑ドツキ漫談が続いてしまうわけで。
いや、ほんとにこれストーリーどうでもいいだろ(笑
これ、ツボにハマれば最後まで息もできない大笑で突っ切れるけど、とことん合わないだろうタイプのお話だわなあ。その意味では、みごとにこの笑いのツボに嵌まってしまった自分は、幸いだったということで。
意外とこのボケ担当芸人系ヒロイン、ツッコミ主人公(対邪神兵装フォーク装備)の愉快な関係はなかなか見かけない種類のコンビなので、けっこう続編なんか期待してしまいますね。続きが出たら多分、喜び勇んで買ってしまうかと。続けようと思ったらなんぼでも延々続けられそうな話ですし。

……ところで、ニャル子。最後の展開はあんた、違法滞在じゃないのか?

 

7月8日

南野 海風
(カドカワBOOKS)
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神無月 紅
(カドカワBOOKS)
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千月さかき
(カドカワBOOKS)
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アルト
(カドカワBOOKS)
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神山 りお
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港瀬 つかさ
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7月7日

FUNA
(SQEXノベル)
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佐賀崎しげる
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葉月秋水
(SQEXノベル)
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ももよ万葉
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7月6日

硯昨真
(宝島社文庫)
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7月5日

にゃんたろう
(ドラゴンノベルス)
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八華
(ドラゴンノベルス)
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二八乃端月
(ドラゴンノベルス)
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7月4日

レオナールD
(一迅社ノベルス)
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松本直也
(ジャンプコミックス)
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稲垣理一郎/Boichi
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藤本タツキ
(ジャンプコミックス)
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阿賀沢紅茶
(ジャンプコミックス)
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マポロ3号
(ジャンプコミックス)
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yatoyato
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土田健太
(ジャンプコミックス)
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橋本悠
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辺天使/津田穂波
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伊藤砂務
(ジャンプコミックス)
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三条陸/芝田優作
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稲岡和佐
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有馬あるま/フカヤマますく
(ジャンプコミックス)
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田中靖規
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岩田雪花/青木裕
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堀越耕平
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古橋秀之/別天荒人
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神江ちず
(角川コミックス・エース)
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路生よる/藤堂流風
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蝉川夏哉/ヴァージニア二等兵
(角川コミックス・エース)
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三上康明/田中インサイダー
(角川コミックス・エース)
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7月1日

紙城 境介
(角川スニーカー文庫)
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メソポ・たみあ
(角川スニーカー文庫)
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ナナシまる
(角川スニーカー文庫)
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shiryu
(角川スニーカー文庫)
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あまさきみりと
(角川スニーカー文庫)
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ミヤ
(角川スニーカー文庫)
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榊一郎
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たすろう
(HJ文庫)
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シクラメン
(HJ文庫)
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かみや
(HJ文庫)
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ぎんもく
(FUZコミックス)
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晩野
(FUZコミックス)
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明地雫/霜月緋色
(HJコミックス)
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森山ゆっこ/はむばね
(HJコミックス)
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黒野ユウ/遠野九重
(B’s-LOG COMICS)
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大和田秀樹
(近代麻雀コミックス)
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6月30日

之 貫紀
(エンターブレイン)
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kawa.kei
(エンターブレイン)
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槻影
(エンターブレイン)
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白水 廉
(エンターブレイン)
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丸山 くがね
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鹿角フェフ
(GCノベルズ)
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力水
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蒼井美紗
(Mノベルス)
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よねちょ
(Mノベルス)
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あきさけ
(Mノベルス)
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唐澤 和希
(ヒーロー文庫)
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中野 在太
(ヒーロー文庫)
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新城一/海月崎まつり
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キダニエル/四葉夕卜
(KCx)
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6月29日

榊 一郎
(講談社ラノベ文庫)
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弥生 志郎
(講談社ラノベ文庫)
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雨宮 和希
(講談社ラノベ文庫)
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虎走 かける
(講談社ラノベ文庫)
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謙虚なサークル
(講談社ラノベ文庫)
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深山 鈴
(Kラノベブックス)
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右薙 光介
(Kラノベブックス)
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火事屋/蛙田アメコ
(ライドコミックス)
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真鍋譲治/すかいふぁーむ
(ライドコミックス)
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伊吹 亜門
(星海社FICTIONS)
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柴田 勝家
(星海社FICTIONS)
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6月28日

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6月27日

浦上ユウ
(電撃コミックスNEXT)
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猫夜叉/亀小屋サト
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たくま朋正/伊藤暖彦
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綾村切人/ナフセ
(電撃コミックスNEXT)
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結城鹿介/髭乃慎士
(電撃コミックスNEXT)
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幌田
(まんがタイムKRコミックス)
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6月25日

十文字青
(オーバーラップ文庫)
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鬼影スパナ
(オーバーラップ文庫)
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迷井豆腐
(オーバーラップ文庫)
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篠崎 芳
(オーバーラップ文庫)
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寺王
(オーバーラップ文庫)
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御鷹穂積
(オーバーラップ文庫)
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メグリくくる
(オーバーラップ文庫)
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雨川水海
(オーバーラップノベルス)
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江口 連
(オーバーラップノベルス)
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和島 逆
(オーバーラップノベルスf)
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KK
(オーバーラップノベルスf)
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雨川透子
(オーバーラップノベルスf)
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6月24日

芝村 裕吏
(MF文庫J)
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志瑞祐
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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月見 秋水
(MF文庫J)
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三月みどり
(MF文庫J)
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花間燈
(MF文庫J)
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衣笠彰梧
(MF文庫J)
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常世田健人
(ダッシュエックス文庫)
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ジルコ
(ダッシュエックス文庫)
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疎陀陽
(ダッシュエックス文庫)
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九十九弐式/すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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甘岸久弥
(MFブックス)
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yokuu
(MFブックス)
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天ノ瀬
(MFブックス)
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ラチム
(MFブックス)
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櫻井 みこと
(MFブックス)
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御手々 ぽんた
(MFブックス)
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支援BIS
(KADOKAWA)
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藤也卓巳
(あすかコミックスDX)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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横田卓馬/伊瀬勝良
(角川コミックス・エース)
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ぶんころり/プレジ和尚
(角川コミックス・エース)
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蛍幻飛鳥/志瑞祐
(角川コミックス・エース)
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水無月すう
(角川コミックス・エース)
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鈴見敦/八又ナガト
(角川コミックス・エース)
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御宮ゆう/香澤陽平
(角川コミックス・エース)
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人生負組
(角川コミックス・エース)
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ZUN/水炊き
(角川単行本コミックス)
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神地あたる/白米良
(ガルドコミックス)
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黒杞よるの/雨川水海
(ガルドコミックス)
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村光/ベニガシラ
(ガルドコミックス)
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七六/鬼影スパナ
(ガルドコミックス)
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天羽銀/迷井豆腐
(ガルドコミックス)
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白砂/麻希くるみ
(ガルドコミックス)
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木乃ひのき/雨川透子
(ガルドコミックス)
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6月23日

日向夏/ねこクラゲ
(ビッグガンガンコミックス)
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押切蓮介
(ビッグガンガンコミックス)
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小林湖底/りいちゅ
(ビッグガンガンコミックス)
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深見真/真じろう
(ビッグガンガンコミックス)
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金田一蓮十郎
(ヤングガンガンコミックス)
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佐藤真登/三ツ谷亮
(ヤングガンガンコミックス)
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萱島雄太
(ヤングガンガンコミックス)
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優風
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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6月22日

浅草九十九/和ヶ原聡司
(MFコミックス アライブシリーズ) Amazon Kindle B☆W DMM


安里アサト/シンジョウタクヤ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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中山幸
(MFコミックス アライブシリーズ)
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三ツ矢だいふく
(MFコミックス アライブシリーズ)
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内藤隆/榎宮祐
(MFコミックス アライブシリーズ)
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花鶏ハルノ/相川有
(MFコミックス アライブシリーズ)
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久真やすひさ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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衣笠彰/紗々音シア
(MFコミックス アライブシリーズ)
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フジカワユカ/理不尽な孫の手
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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藍屋球/アネコユサギ
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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クマガエ/宮澤ひしを
(イブニングKC)
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カルロ・ゼン/石田点
(モーニングKC)
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泰三子
(モーニングKC)
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ハナツカシオリ
(モーニングKC)
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瀬下猛
(モーニングKC)
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NICOMICHIHIRO
(モーニングKC)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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藤近小梅
(ガンガンコミックスJOKER)
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田代哲也
(ガンガンコミックスJOKER)
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柊裕一
(ガンガンコミックスJOKER)
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村田真哉/速水時貞
(ガンガンコミックスJOKER)
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都月景/いふじシンセン
(ガンガンコミックスJOKER)
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殿ヶ谷美由記
(ガンガンコミックスpixiv)
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6月20日

風間レイ
(TOブックス)
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ほのぼのる500
(TOブックス)
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楢山幕府
(TOブックス)
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リッキー
(TOブックス)
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こりんさん
(GCN文庫)
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武田すん
(ヤンマガKCスペシャル)
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ペトス/橋本カヱ
(ヤンマガKCスペシャル)
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千田大輔
(ヤンマガKCスペシャル)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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小坂泰之
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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6月19日

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6月17日

上遠野浩平/カラスマタスク
(ジャンプコミックス)
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野田サトル
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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原泰久
(ヤングジャンプコミックス)
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双龍
(ヤングジャンプコミックス)
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深川可純/広報広聴課ゾンビ係
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ/横槍メンゴ
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ
(ヤングジャンプコミックス)
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中山敦支
(ヤングジャンプコミックス)
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光永康則/入鹿良光
(ヤングジャンプコミックス)
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ソウマトウ
(ヤングジャンプコミックス)
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中村力斗/野澤ゆき子
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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松江名俊
(少年サンデーコミックス)
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熊之股鍵次
(少年サンデーコミックス)
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栗山ミヅキ
(少年サンデーコミックス)
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高橋留美子
(少年サンデーコミックス)
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草場道輝/高谷智裕
(少年サンデーコミックス)
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福井セイ
(少年サンデーコミックス)
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安西信行
(少年サンデーコミックス)
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新井隆広/青山剛昌
(少年サンデーコミックススペシャル)
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日向夏/倉田三ノ路
(サンデーGXコミックス)
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麻生羽呂/高田康太郎
(サンデーGXコミックス)
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池澤真/津留崎優
(裏少年サンデーコミックス)
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山田 リツ
(裏少年サンデーコミックス)
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寺嶋裕二
(講談社コミックス)
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三宮宏太/西田征史
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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福留しゅん/天城望
(フロースコミック)
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伊吹有/葉山湊月
(フロースコミック)
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羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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三河 ごーすと
(富士見ファンタジア文庫)
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桜生 懐
(富士見ファンタジア文庫)
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陸奥 こはる
(富士見ファンタジア文庫)
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高橋 びすい
(富士見ファンタジア文庫)
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恵比須 清司
(富士見ファンタジア文庫)
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三原 みつき
(富士見ファンタジア文庫)
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あボーン
(富士見ファンタジア文庫)
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白井 ムク
(富士見ファンタジア文庫)
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綾里けいし
(ガガガ文庫)
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カミツキレイニー
(ガガガ文庫)
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伊崎喬助
(ガガガ文庫)
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平坂 読
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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緒二葉
(ガガガ文庫)
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川上 稔
(電撃の新文芸)
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美浜ヨシヒコ
(電撃の新文芸)
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草薙 刃
(電撃の新文芸)
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時田 唯
(電撃の新文芸)
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6月16日

樋口彰彦
(マガジンエッジKC)
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松岡健太
(マガジンエッジKC)
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さとうふみや/天樹征丸
(講談社コミックス)
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あだちとか
(講談社コミックス)
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和武はざの
(講談社コミックス月刊マガジン)
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6月15日

石田リンネ(富士見L文庫)
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猫田パナ(富士見L文庫)
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佐々木禎子(富士見L文庫)
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仲町鹿乃子(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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鍋敷(アース・スターノベル)
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LA軍(アース・スターノベル)
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天然水珈琲
(アース・スターノベル)
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西尾維新(講談社文庫)
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葛城阿高(ビーズログ文庫)
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ぷにちゃん(ビーズログ文庫)
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小田ヒロ(ビーズログ文庫)
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綾河ららら
(サーガフォレスト)
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バッド(サーガフォレスト)
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真安一(サーガフォレスト)
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カヤ(サーガフォレスト)
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コイシ/緑黄色野菜
(コロナ・コミックス)
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よこわけ/やしろ
(コロナ・コミックス)
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わかば/白露雪音
(コロナ・コミックス)
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小田山るすけ/たつきめいこ
(コロナ・コミックス)
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6月14日
ふか田さめたろう
(GA文庫)
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星奏なつめ(GA文庫)
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冬坂右折(GA文庫)
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白石定規(GAノベル)
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星崎崑(GAノベル)
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えぞぎんぎつね
(GAノベル)
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三木なずな
(GAノベル)
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カイシャイン36
(GAノベル)
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よっしゃあっ!
(GAノベル)
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6月13日


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6月12日

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6月10日

荒川弘
(ガンガンコミックス)
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天那光汰/梅津葉子
(ガンガンコミックス)
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おーしおゆたか
(角川コミックス・エース)
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猫田ゆかり
(角川コミックス・エース)
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リムコロ
(角川コミックス・エース)
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冥茶/萩鵜アキ
(角川コミックス・エース)
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浅野りん/ヤングエース編集部
(角川コミックス・エース)
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春花あや
(角川コミックス・エース)
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経験値/TYPE−MOON
(単行本コミックス)
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佐島勤/おだまさる
(電撃コミックスNEXT)
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古宮九時/越水ナオキ
(電撃コミックスNEXT)
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ベキオ/ていか小鳩
(ガンガンコミックスONLINE)
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森田季節/シバユウスケ
(ガンガンコミックスONLINE)
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顎木あくみ/みまわがお
(ガンガンコミックスONLINE)
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加藤衣緒
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/夏海ケイ
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/刻夜セイゴ
(ビッグガンガンコミックス)
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飯島浩介/汐里
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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イノウエ
(サンデーうぇぶりSSC)
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こじまたけし
(サンデーうぇぶりSSC)
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白井もも吉
(サンデーうぇぶりSSC)
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オジロマコト
(ビッグ コミックス)
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サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん
(裏少年サンデーコミックス)
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田村由美
(フラワーCアルファ)
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もこやま仁
(裏少年サンデーコミックス)
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影崎由那/川獺右端
(アース・スターコミックス)
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相模映/吉田杏
(アース・スターコミックス)
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となりける/shiryu
(アース・スターコミックス)
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ユンボ/風楼
(アース・スターコミックス)
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秋乃かかし/裂田
(アース・スターコミックス)
Amazon


東崎惟子(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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和ヶ原聡司(電撃文庫)
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白金透(電撃文庫)
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鎌池和馬/冬川基
(電撃文庫)
Amazon B☆W


佐島勤(電撃文庫)
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二月公(電撃文庫)
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鏡遊(電撃文庫)
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真代屋秀晃(電撃文庫)
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周藤蓮(電撃文庫)
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瀧岡 くるじ
(カドカワBOOKS)
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小田 ヒロ
(カドカワBOOKS)
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壁首領大公
(カドカワBOOKS)
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七夕 さとり
(カドカワBOOKS)
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KK(カドカワBOOKS)
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うみ(カドカワBOOKS)
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ふか田 さめたろう
(宝島社)
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魔石の硬さ
(TOブックス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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地雷酒(TOブックス)
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サンボン
(TOブックス)
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蒼月海里(角川文庫)
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椹野道流(角川文庫)
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森見登美彦/原案:上田誠
(角川文庫)
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桑原水菜(角川文庫)
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仁木英之(角川文庫)
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6月9日

石塚千尋
(講談社コミックス)
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荒川弘/田中芳樹
(講談社コミックス)
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奈良一平
(講談社コミックス)
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小玉有起
(KCデラックス)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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高田裕三
(シリウスKC)
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長谷川三時/七烏未奏
(シリウスKC)
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ヤスダスズヒト
(シリウスKC)
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村上よしゆき/茨木野
(シリウスKC)
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K9/小林裕和/支援BIS
(シリウスKC)
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冬葉つがる
(シリウスKC)
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樋野友行/瀬戸メグル
(シリウスKC)
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刀坂アキラ/加茂セイ
(シリウスKC)
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光永康則
(シリウスKC)
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西田拓矢/海空りく
(シリウスKC)
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松琴エア/はにゅう
(シリウスKC)
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原口鳳汰/カラユミ
(KCデラックス)
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山本やみー/門馬司
(KCデラックス)
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一二三
(KCデラックス)
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がしたに/MITA
(KCデラックス)
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うかみ
(KCデラックス)
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エターナル14歳/御子柴奈々
(KCデラックス)
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桜野みねね
(BLADEコミックス)
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森野きこり
(BLADEコミックス)
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6月8日

かみはら(早川書房)
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西尾維新(講談社)
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ちんねん/能一ニェ
(BRIDGE COMICS)
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佐藤二葉
(星海社COMICS)
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