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雨壱絵穹

メイデーア転生物語 5.扉の向こうの魔法使い(下) ★★★★   



【メイデーア転生物語 5.扉の向こうの魔法使い(下)】  友麻碧/雨壱 絵穹 富士見L文庫

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明かされる転生の秘密、訪れる仲間との別れ。マキアの魔法学校生活が終わる

魔法学校の終業式の日。マキアたちは空から降ってきた魔物――帝国による強襲を受けていた。突然の侵攻に防戦を強いられ、散り散りになっていく学友たち。窮地を打開するため、マキアとトールはユリシス先生の指揮で、学校に封じられた強大な力を解放することに。そして封印を解く鍵は、三人の前世にあるのだという。
黒の魔王、白の賢者、そして紅の魔女。おとぎ話の悪役として語られる、三大魔術師の転生の秘密。そして想いの一端に、マキアは触れて……。
赤く染まる“メイデーア”の空が、遥かなる物語へと繋がる。
ネロ、さすがにカノンの肉親というわけじゃなかったか。それ以上に、秘められし正体だったわけですけれど。
考えてみると、ちょっとチンピラ入ってるフレイ王子よりもよっぽどネロの方が品の良い王子さまだった気がするぞ。
集まるべくして集まったガーネットの9班。でも彼らは決して仕組まれた形で同じ班になったのではなく、みんなマキアが見つけて集めてきたメンバーだったんですよね。何の裏事情も背景もなく、ただのネロとして、ただのフレイとして、ただのレピスとして、彼らはマキアの元に集ったのだ。何の思惑もなく、彼らは仲間になり、友達になった。
戦争がはじまり、四人はそれぞれに背負った運命、肩書、使命の下に戦いに赴くだろう。それぞれ、別れ別れとなり己が道をゆくことになる。
でも彼らは決して忘れないだろう。この学園での日々のことを。四人の仲間たちと一緒に過ごしたこの楽しかった時間を。肩書も立場も関係なく、友人となった皆のことを。
ネロにとっても、レピスにとっても、フレイにとっても、マキアにとっても、この友情は掛け替えのない拠り所になるのだろう。時に孤独のうちに戦わなければならないとき、それでも大事に宿す想い出がある。決して切れることのない繋がりがある。それこそが、彼ら自身を励まし続けるのだ。
そして何があろうと、何が起ころうと、ガーネットの9班は仲間である。友達であり、味方であり続ける。
そんな切々たるネロやレピスの心情が痛いほど伝わってくる、楽しい日々の終わりであり友との別れであり、旅立ちの物語でありました。

そして、ついにマキアとトールに明かされる、二人の内に眠る真実。彼らが紅の魔女と黒の魔王の末裔……ではなく、魔女と魔王当人の生まれ変わりであるという事実。
伝説の大魔術師(ロード)クラスの転生体なのである、と。
それはユリシスも同じ立場であり、また大司教エスカやシャトマ姫もまたかつて伝説に残る偉大なる魔術師の生まれ変わりなのだという。今、歴史に刻まれる伝説の大魔術師の生まれ変わりたちが、この時代に一同に会そうとしているのだ、と。

って、ここでユリシスが学園の深層に秘められたこの世界の秘密が隠されている場所に連れてきてくれながら、待っていたエスカやシャトマ姫とともに色々と説明してくれたのですけれど……。
え? ええ!? そこまで全部語っちゃうのですか!? まだマキアとトールが覚醒しておらず、前世の記憶もちゃんと戻っていないにも関わらず、伝説に残る魔術師たちの正体と転生の謎についてまで全部一気に暴露してしまったのは、ちょっと情報量多すぎやしませんか!?
ウェブ版だとどういう展開だっただろう。そもそも、マキアたちには前世の記憶が残っていた、という前提から違ったんでしたっけか、そう言えば。にしても、前世の紅の魔女時代の様々な想い出、心残り、痛切な願いや灼熱にして後悔にまみれた恋の記憶など、様々な形で前世の物語が語られその運命の激しさを味わったからこそ、さらにその前世の前世、幾年も人生を駆け抜けていく重厚さを感じられて、その大本である創世神の物語に辿り着いたときの壮大さに打ちのめされた記憶があるんですよね。
そして、その神代の時代から続く切なる願いの壮大さを味わったからこそ、その悠久のような時間の流れの中でただ一人記憶を継続したまま使命のために命を注ぎ続けるカノンの生き様のその凄まじさ、悲壮さに行き当たってしまったのでした。
それを全部ここで一気にネタバラシ的に語っちゃうのは、巻きですか!? と、思っちゃうところなんですよね。そりゃ、前世の話だけで一巻どころで済まない気もするしなあ。
にしても、ここで全部語ってしまったのは、ちょっと余韻とか感傷とかあんまり感じられない忙しなさだった気がします。マキアとトールも実感も何もない、というか彼女たちまだ前世の記憶も思い出してないものだから、ぽかんとしてたんじゃないでしょうか、これ。
未だ、カノンがどうして彼らマキアたちを殺し続けるのか、その理由についてはすべてが明かされていないので、彼の生き様の壮絶さはそれこそすべてが明らかになった時に嫌というほど味わうことになるのかもしれませんが。それに、紅の魔女の鮮烈な生き様も。黒の魔王の後悔も。それを直接見聞きして味わうことで、ようやくマキアとトールの運命の再会の尊さを実感できることになると思うので、そのへんは次回以降の楽しみですわなあ。
しかし、ユリシス先生はハラグロ感がウェブ版よりもいや増している、というかあんなちょっとイッちゃってるユリシス先生初めてみたよ! あんなユリシス先生が実在していたのかw

そして、救世主として完全に立ち直ったアイリ。いやもうこの娘は、なんであんなドリーム状態に陥っていたのか、そっちの方が不思議なくらい、元々いい子だったのだけれど、ココに来て完全に覚悟キメて根性据えて目を覚ましてくれたので、一安心を通り越して頼もしいくらい。
今度、マキアの方がどうにも不安定になりそうなので、自分の全身全霊を賭けてマキアの事を支えてトールの事も応援してくれそうなアイリの存在は正直かなり助かるんじゃないだろうか。


Mayday Mayday Mayday 

それがこの世界の名前に込められていた叫びだという。
助けて、助けて、助けに来て!
その叫びを名前に刻んだこの世界の有り様は、果たしてどんな形をしているのだろう。10柱の創世神が、子供達が、今なお転生を繰り返している意味を、本当の意味を、まだ知ることはない。
知っているのは、ただ一人の死神だけだ。さても、メーデー、それはいったい誰の叫びなのか。


巻末には短編がいくつか。掌編と言ってもいいくらい。いや、いや、いや、マキアとトール、これお互い好きすぎじゃないですかね!? まだ幼い頃の無邪気で穢れのない純粋な好きの領域だったかもしれないけれど、ちょっとパパさんの出張にトールがついていくことになってしばらく離れ離れになっただけで、マキアに禁断症状が出てるんですが。
これ、後々トールが救世主の守護者に任命されて離れ離れになったとき、よくマキアがトール不足で枯死しなかったなあ、というくらいトール成分を常時取らないとマキアおかしくなってるんですよねえ。
トールが家を出る際、トール筆頭に家全体でこれ絶対やべえんじゃないか、という空気に染まっていたのも、二人の文通の内容見てるとよくわかりますわー。


メイデーア転生物語 4.扉の向こうの魔法使い(中) ★★★★   



【メイデーア転生物語 4.扉の向こうの魔法使い(中)】  友麻碧/雨壱 絵穹 富士見L文庫

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首席を目指すマキアに立ち塞がるものは――? 魔法学校の期末試験、開始!

同盟国が集い、帝国の脅威に備えるなか、ルスキア王子たちの絆を繋いだマキア。安心したのも束の間、今度は救世主アイリが失踪し、トールとともに捜索に駆り出されることに。だがそんなマキアにもう一つの戦い、魔法学校の期末試験が目前に迫っていた。
いつもは頼もしい班員たちも、この時ばかりは首席を争う好敵手。次々と難題をクリアし、待ち受けていた最終試験・精霊探しゲームで、マキアは学校に隠されていた秘密の部屋を見つけて……?
“メイデーア”の命運を握る者たちに、等しく試練の日が訪れる。

くあーーっ、イイ所で、イイ所で終わったー!!
上中下の中編だから仕方ないんだけれど、電書で残りページとか確認する間もなく没頭して読んでいたものだから、ユリシス先生の大見得切りでぐおーーっと盛り上がった所で次回へ続く、と来ましたからねー。マジで次回早くしてください。

救世主のアイリが引っ掻き回してくれた件、マキアが自分の前世を明かすという爆弾を投じてアイリの事を諌めた、叱った、喧嘩吹っかけたのもあって、ルスキア王国内の混乱にも一区切りがついたと言ったところでしょうか。ギルバートとフレイの王子同士の拗れた仲にも一つの区切りがつきましたし。
落ち着いたからこそ、ここでマキアから離れて救世主の守護者となってたトールの側の心境を語るタイミングになったのでしょうね。これまで、トールを思いずっと寂しい気持ちを抱きながらトールの事を追いかけていたマキアが描かれていましたけれど、トールの方もずっと寂しい思いをしていたんですね。
トールにとってマキアの存在がどれだけ大きいか、オディリール家がどれほどトールを家族として迎えてくれたことが心の支えになっていたのか。だからこそ、そこから引き離されたトールの寂しさは取り残されたマキアに勝るとも劣らないものだったのでしょう。
ましてや、追いかけてきてくれたマキアは、しかし魔法学校でちゃんと自分の居場所を作り、掛け替えのない友人を作ってしまっている。オディリール家で過ごした日々を懐かしみ、あの日々に戻ることを願っていたトールと、我が家を出て自分を追いかけるためとはいえ新しい道を歩き始めたマキアとでは微妙なすれ違いが生じていたことを、トールは敏感に感じ取っていたんですね。
マキアはもう、過去に巻き戻されることを望んではいない。自分以外にも、失いたくない大切な人たちを手に入れてしまっている。いつしか、置いていかれているのは自分の方なのだという現実を、この青年は実直に直視ししている。目を背けることも否定することもなく、事実をそのまま受け入れいている。締め付けられるような寂しさに苛まれながらも、大切なお嬢に掛け替えのない友人たちが出来た事を素直に喜び祝福できるトールは、だからこそイイ男なんだよなあ。
でも、トールは少し勘違いしている。あの懐かしい日々に戻りたいともう思っていなくても、マキアの進む先にトールがいない事は絶対にないのだから。マキアがもう幼い日々に未練を持っていないのは、過去に抱いていたトールへの想いよりももっともっと今のほうが熱く強く限りないものを、今のトールに抱いているから。
過去に戻りたいと思わないのは、それだけトールとの関係に新しいものを、もっともっと先に進んだものを、求めているからなんですよねえ。
ネロやラピスやフレイに抱いている特別と、トールに注がれている特別は、根本的に違うものなのだということを、まだトールはよく感じ取ってはいないのだろう。
それは、これから穏やかに二人の時間を紡いでいくことで、ゆっくりと育てていくべきものだったのかもしれない。
しかし、世界の運命はそんな悠長な時間を彼らに与えてはくれなかった。

急転直下、平和だった時間はあまりにも突然過ぎる魔物たちの襲来に寄って打ち砕かれる。お祭りみたいな試験の結果発表会が、突如行われた帝国による侵入工作によって争乱の只中へと放り込まれたのだ。
そんな混乱の渦中で明らかになる、ラピスのトワイライト一族の生き残りとして抱く自分を見失うほどの復讐心、そして謎深かったネロの正体の一端が明かされることになる。
いずれにしても、彼らを取り巻く状況はとめどなく加速を続け、もう戻れない所まで押し流されていってしまった。たとえ、この争乱をくぐり抜けたとしてももう二度と、あの穏やかな学校での時間が戻らないことを明示するように。
白の賢者の生まれ変わりとして、ついにそのベールを脱ぐユリシス先生。そして、彼に導かえるように、かつて扉の向こうの魔法使いと呼ばれた偉大なる魔人たちの目覚めの時が迫る。

そんな中でこれまでダメさ加減を晒し続けていたアイリが、ついに救世主として立つ。夢見る少女としてではなく、現実に向き合い恐怖に震えながらそれでもなけなしの勇気を振り絞る、只人の救世主として。皆の希望として、皆の怯えを引き受ける柱として、マキアとトールに本当の意味で向き合える人間になるために。
思わず頑張れ、頑張れ、と応援したくなるようなアイリの奮起は、彼女の成長は、この物語の大きな柱の一つなのでしょう。

いずれにしても、次の巻こそがこのメイデーアをめぐる物語の本当のはじまりになるのでしょう。いや本当にいいところで終わってしまったので、早く続きを出してくれないとたまんねーですよ!


メイデーア転生物語 3.扉の向こうの魔法使い(上) ★★★★   



【メイデーア転生物語 3.扉の向こうの魔法使い(上)】 友麻碧/ 雨壱 絵穹 富士見L文庫

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戦いに備え動き出すメイデーアの国々。落第王子の秘めた想いは誰がために?

『何度生まれ変わっても、俺はお前を必ず殺す』かつてそう告げて“前世”の自分を殺した金髪の男と、巡り会うマキア。フレジール皇国の将軍カノンと名乗る、その男の転生を恐れるマキアをよそに、救世主アイリと守護者の旅立ちに向けて、ルスキア王国に同盟諸国の王たちが集おうとしていた。
いっぽう魔法学校では、第一学年最後の班課題が発表される。マキアたちの班も高評価を目指して活動をはじめるのだが、留年生のフレイがいつになく上の空で……?
落第王子の想いが解かれたとき、“メイデーア”の運命の扉が開く。

シャトマ姫、いや女王陛下だから姫じゃないんだけれど、作中でもちょっと触れられているけれど、この人って陛下じゃなくて姫なんですよねえ、なんでか。いやそれ以前に、シャトマ姫というよりも最初から藤姫なんですよ、この人って。なぜか「藤姫」の方が前面に出ている感じで、ついついこの人の事は藤姫と頭の中でも呼んでしまう。
ともあれ、前世の地球でマキアとトールを殺した男、カノン将軍の登場である。そりゃマキアも怖がるわさ、自分殺人犯ですよ。それがしれっと現れるのですから。これで、カノンの方が殺した記憶がない、とかならまだこう対等な立場から記憶が戻るまで交友を深めて、いざ記憶が戻る時に殺人の記憶に苦しんでー、とかいう展開になるのですけれど、このカノン将軍と来たらズケズケとマキナに近づいてきて真顔で、お前を殺す、また殺す。何度でも殺す。という殺人予告までかましてくるわけですから、怖いよ、そりゃ怖いよ。
これで感情的に憎悪や怒りが含まれていたなら、マキナの方も自分なんかしただろうか、と思う所なんだろうけど、無表情に淡々と必要だから殺す、という機械的な感じですからね。殺すというよりも、食肉処理される、みたいな感じですし理由もわからない以上どないせいっちゅうねん、てなもんですよ。
トールの方は前世覚えてないですし。自分だけでその恐怖を抱え込まないといけない。でも、覚えてなくてもマキナが怖がっているのを察してくれたトールが、庇ってくれるのは女の子としてはもうたまらんくらい嬉しいんでしょうけどね、このナチュラルイケメンめー。
しかしカノンの方も殺す予告をしておきながら、決してマキナたちの歩みを止める存在ではないのである。立ちふさがる壁でも追いかけてくる断罪者でもなく、進む道を途絶させる者でもない。
それどころか、彼こそが導く者であるということは、マキナに殺すと言いながらその前にたどり着くべき真実があると告げて、そのために行かねばならない場所がある、と指し示してくれるわけである。
このあたりの複雑な立ち位置が、通り一遍のキャラデザインじゃあないんですよね。

明確な敵として暗躍し、優しい人たちを陥れて、多くの者を不幸にしているのが「青の道化師」と呼ばれる謎の存在。それに比べたら、カノン将軍というのはかつてマキナたちを殺した存在にも関わらず、そして今も殺すと言ってはばからないにも関わらず、決して敵ではないんですよね。
そして、カノン将軍を伴って現れたシャトマ姫こと藤姫さま。藤姫という存在は数百年前に存在した大魔術師の名前でもあるのだけれど、そういう過去の大英雄、大魔術師を彷彿とさせる存在が今また一人また一人と現れ、集結しつつある。過去が、今に追いついてきているように。
一方で、今現在ここで生まれ生きている人々にとっても、差し迫る戦争の影は暗い影を落としつつあるのだけれど、今現在の人々の希望である救世主アイリは、さてそろそろ馬脚を現してしまった、というかどうしてあんなドリーム小説ばりの妄想抱いていたんだろう。ともあれ、夢から覚めてしまえばこの異世界だとてただの現実だ。すべてが都合よく転がっていく夢の世界なんかではない。だからといって不貞腐れるのはどうしようもない選択だと思うのだけれど。
それはそれとして、ギルバート王子の扉越しのプロポーズはまー女性陣には大不評だったご様子で。プロポーズするのに顔も見ずに外から一方的に、なんてのは言語道断、ぶっちゃけあり得ない、ものらしい。いやギルバート王子としては、アイリが救世主扱いされなくなっても、自分は味方ですよ、と伝えたかったんでしょうけど、うんまあプロポーズまではやりすぎですよね、うん。
彼が対人能力あんまり高くない、というのもこの一事をもって伝わるのかもしれない。ここから、ギルバートとフレイの兄弟の仲が拗れている要因にも飛び火していくんですね。
元々、異母兄弟ながらギルバートの母である正妃に実質育てられたフレイは、正妃とギルのことを慕い敬愛していて、幼い頃は特にギルとは仲良かった、というのはなかなかの驚きの情報でした。
それがまあ、正妃さまの死と前後してえらいこじれるはめに。これ、正妃殿下は意図的にこじれさせてるっぽいんですよね。亡くなる寸前にフレイにそんな言い方して突き放したら、そりゃフレイだって傷ついてグレるのも当然じゃないですか。その上、ギルバートにはフレイの事を頼むなんて言い残して。実の息子としては思う所あるでしょう、これ。なんかギルの婚約者だったベアトリーチェにも、こっそりギルバートの事をお願い、と託していたみたいで、彼女が変にギルにべったりするようになって仲拗れちゃったのって、それが原因じゃないんだろうか。
ともかく、なにやら各方面に歪みを生じさせてしまった正妃さまの所業なのですが、この人限定的ながら未来視の能力を持っていたそうで、やっぱり意図的にこういう構図になる事も了解した上でのこのだったんでしょうかね。実際、グレたおかげでフレイはマキアたちと同じ班になる事になったわけですし。
マキアが中心にフレイとギルバートの和解に奔走することになって、それが叶うというのもある程度見越していた、という事なんでしょうか。それはそれで結構ひどいなあ、と思うのですけど。フレイ、随分長い間傷ついてましたし、愛する家族から嫌われ憎まれていたと思って苦しんでいたわけですし。
あと、自分のために奔走してくれたマキアのこと、めっちゃ気にしちゃいだしてますよね。それも予定の範疇ですか? なんか、トールに対して牽制しだしているんですけど。それは道ならぬ、ってやつだよフレイくん。

ちょっと予想外だったのが、ネロの人間関係のほうで。まさかのカノン将軍の身内だったのか。いや、旧作ではネロという子は居なかったですし、確か。カノンは極めて孤独な存在で、そこに寄り添う形のキャラクターは見当たらなかっただけに、ネロがどう絡んでくるのか予測が難しくてかなり気になる立ち位置なんですよね。ラピスもそう遠くない未来にその血の因縁が明らかになってくるでしょうし、マキアのチーム誰も彼も一筋縄ではいかないメンバー揃いだなあ、これ。

かくいうそのマキア当人とトールの方も、いい加減自分達の真実に首まで浸からないといけない時期に差し掛かっているのでしょうけれど。なにしろ、ユリウスが積極的に画策しているからなあ。覚醒の時は近し。そして、アイリが実は斎藤くん推しじゃなくて、むしろ小田さん推しだったとは。
アイリがすべてを理解するきっかけが「ツナマヨ」というのは、なんというかさすがはマキナ、やっぱりマキナ、というべきなのかしらこれ。


メイデーア転生物語 2.この世界に怖いものなどない救世主 ★★★☆  



【メイデーア転生物語 2.この世界に怖いものなどない救世主】 友麻碧/雨壱 絵穹 富士見L文庫

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“世界で一番悪い魔女”の末裔マキアは、“救世主の守護者”となり引き離された元騎士のトールと、舞踏会で再会を果たした。ところがマキアに守護者の印が現れたことで、事態は一変。“救世主の少女”アイリの相談役として、王宮通いを始めることに。トールに会えるようにはなったものの、使命の前に力不足を感じたマキアは、魔術師として成長するため魔法学校の授業に励む。だが救世主を狙う刺客は、否応なくマキアの前にも現れはじめ…。魔法世界“メイデーア”に選ばれた者たちの物語が交差する。

マキアが精神的にも弱っていて、凄く繊細で儚げな女の子になってしまってる。パワフルで前向きでガンガンいこうぜ、な元気いっぱい天真爛漫なマキアさんが、えらい落ち込んでしまって俯いてため息をついている様子を見るのは、やはりつらい。傍若無人なくらいにドーンと胸を張ってトールを引っ張り回すくらいの彼女が好きだから、やっぱりつらい。
でも、“世界で一番悪い魔女”も前作ベースだとしたら、わりとこう肝心な所で内気というか、大事な所で引っ込み思案になってしまう所があったし、精神的にも決して強いわけではなく恋に対して凄く臆病な所のあった人でしたから、こうもマキアとトールの間を引き離そうとする境遇が舞い込んでくると、そりゃ落ち込んでしまうわなあ。へこむし、不安を振り切れなくなる。
守護者になる、ということはトールと同じ立場に立つということで、離れ離れになっていたのがこれで一緒に居られるようになるんじゃないか、とも思ったのだけれどそう簡単な話ではなかったんですね。守護者とは、他のすべてを排して何よりも救世主を優先して守るもの。勿論、トールはいざというときマキアではなく、マキアを見捨てても救世主であるアイリを守らなきゃならないし、アイリを差し置いてトールとマキアで仲睦まじく、なんて真似をしてもいけない。
救世主をこそ、唯一無二としなければならない。
そんな守護者という役割が、むしろ今まで以上にマキアとトールの距離を引き離してしまうことになる。お互いに、こんなにも求めあっているというのに、手を伸ばしてお互いを抱きしめようとしているのに、彼らはこうして分かたれてしまう。
魔法学校で頑張って良い成績をとって、少しでもトールのそばに居られる役職につこうと頑張っていたのが、余計に変な形ではしごを外されたようになってしまい、踏み出すべき地面がかき消えて宙を掻くみたいになってしまったのも無理からぬことだろう。
それでも、トールに自分と救世主の二者択一を迫ることのないように、トールが自分を守る必要がないようにもっと強くなるのだ、と自他に宣言するマキアだけれど、どうしても無理しているようにしか見えなくて、痛々しいんですよね。前向きに奮起して頑張ろうというのなら、どんな無理でも無茶でもなんとかしてしまいそうなバイタリティのある娘なんですけど、今回のこれは空元気のようでほんとにツラい。
今となってはラピスたち魔法学院の同じ班のメンバーが心の支えだ。事情を知らずとも、マキアを心から応援してくれる彼らの存在こそが、マキアを支えていてくれる。他にも何だかんだとユリウス先生をはじめとして味方も多いのが幸いなのだけれど、肝心の救世主のアイリがマキアを絶対的に敵視しているものだから、否応なくトールとの間を引き裂くお邪魔虫になってくる。何より、その姿勢が陰湿なんですよね。それでいて、自分が被害者、弱者のように振る舞っている。
元々、マキアの前世と友達だった頃からあちらの地球でも陰鬱な内面を煮込んでいたみたいだけれど、こうなってくると果たして挽回の余地があるんだろうか。
一方で、株を爆上げしたのが傲慢令嬢だったベアトリーチェである。そのプライドの高さが彼女に品位をさげるような行動を許さなかったのか。ギルバート王子に後ろ足で砂をかけられたような状況であったにも関わらず、恨み言を一言も言わずに毅然と「諦め」てみせた上に自身の身内である執事を全霊をもって守ろうとした姿勢は、敬するに値するものでした。マキアも琴線に触れるわなあ、これ。だからこそ、ベアトリーチェを信じられたのだろうし、最後まで決して疑うことなく自分を信じて守ってくれたマキアに対して、ベアトリーチェのあの何があろうと自分は絶対に味方になる、助けるから、という宣言はホント、胸が熱くなる頼もしい言葉で、色々と弱ってたマキアにとっては嬉しいどころじゃなかっただろう。あんな風に決然と言ってのけれるベアトリーチェはホントかっこいいですわ。

マキアも、いつまでもグジグジとしていられず、このメイデーアの世界を、そこに生きている人たちの意志や尊厳を蔑ろにして悪びれない、悪いとも思っていない、そもそも人だと思っていない、自分の都合の良い物語としてしか捉えようとしていない現実から目を背け続けるアイリに、一発かましてやった展開には、やはりスカッとするものがありました。いっぺん、誰かがバシッと言わなきゃいけなかったところですし。一歩引いたままではなく、敢えて前に踏み出し、かつての親友として、恋敵として、真っ向からアイリと向き合って喧嘩する覚悟を決めたマキア。それは、前に踏み出したということ。やる気になったということ。まだまだ迷い落ち込み弱気になることもあるでしょうけれど、マキアらしいパワフルにガンガン行く姿が、この覚悟を持った今なら見られる気がします。
というか、あのヤンキー司祭なエスカがついに登場してマキアに絡みだした以上、お尻蹴っ飛ばしてでも俯いていられなくしてくれそうですが。このヤンキー兄ちゃんは色んな意味で頼もしいからなあ。
藤姫もまたその姿を現し、悪役たる道化師もまた暗躍をはじめ、そして最後にあの「本物」が現れる。
メイデーアという世界の物語が、歴史上の英雄たちの再臨によってとうとう本格的に動き出してきたぞ。


メイデーア転生物語 1.この世界で一番悪い魔女 ★★★★   



【メイデーア転生物語 1.この世界で一番悪い魔女】 友麻碧/雨壱 絵穹 富士見L文庫

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魔法の息づく世界“メイデーア”。辺境貴族の令嬢マキアは、騎士の少年トールとともに、魔法を学ぶ日々を過ごし、強い絆を育んできた。ところがトールが異世界から来た“救世主の少女”の守護者に選ばれたことで、二人は引き離されてしまう。トールの不在に動揺するマキア。だが王都の魔法学校に行けば、再びトールに会う機会がある。彼に抱いた想いの正体を知るため、マキアは最高峰の魔法学校を目指す!これは“世界で一番悪い魔女”の末裔マキアが、自身の想いを伝えるための、長い物語のはじまり。
かつてこの作者さん、「かっぱ同盟」という名義にて富士見ファンタジア文庫から【メイデーア魔王転生記】というシリーズを出してらっしゃったんですよね。結局全2巻しか出なかったのですけれど、ウェブ版では元々【俺たちの魔王はこれからだ。】というタイトルで大長編としてすでに完結しているのですが、それはもう壮大な物語だったわけですよ。
なので、本作は新装版として改めてシリーズ化されたのかと思っていたのですが、あらすじ見るとなんか違うんですよ。F文庫版の【メイデーア魔王転生記】もウェブ版からトール視点でだいぶ改稿がされてたんですが、なんかそれどころじゃない展開の変化があらすじから伺えて、あれもしかしてこれただの新装版じゃない? と思ってた所で実際内容を読んでみて、度肝を抜かれたわけですよ。
あれ? なんか全然ストーリー違うよ!? キャラの立ち位置もなんか全然違うよ!? というかこれもう殆ど新作じゃね!?
というわけで、おそらく基幹となる設定や過去の歴史とかは共通しているであろうけれど、それ以外の大部分をザラッと総浚えして改めたと思しき、全く新たなメイデーアワールドのはじまりなのでした。
ってか、マキちゃん主人公じゃないですかー!
紅の魔女本人ではなく、あくまで紅の魔女の末裔という意識のマキアさんですが、そのとりあえずはガンガン行こうぜな生き様は変わることなく、その方向性も離れ離れになってしまったトールに再び会う、という一点に絞られてしまったためにそのパワフルさが目標に向けて集約されてしまうことに。
凄いぞマキちゃん、初っ端から恋する乙女全開じゃーないですか。理不尽な理由で引き離されてしまった想い人、そんな境遇に打ちひしがれるのではなく、自力で彼のもとに辿り着いてやる、と俄然やる気を出してガンガン頑張ってしまうあたりがこの娘の可愛らしさなのですが、少なくとも儚さとか薄幸さとは実に縁がなさそうな生き様である。今のところは。
本来ならトールがその制御役というか手綱役として機能していたのだろうけれど、その当人が傍らにいないのなら止める人はいないわなー。
ただ彼女の前世となる現代日本の様子からしても、マキちゃんが決してパワフルなだけの少女でなかったことはわかるんですよね。この娘は、色んな意味で一番大切なものを掴むことの出来なかった、掴もうと手を伸ばすことが出来ずに少し離れたところからじっと見つめる娘だったのだ。それをずっと後悔したままで、うちに抱えこんでしまい込む娘だった、というのを忘れないようにしてあげたい。それは、前世の女子高生だった頃だけの特質なのか、それともそれとも。
ともあれ、今のマキナは一貫している。トールに会いたい、という願いに一途でいられている。その願いに迷いはなく、だからマキナは一心不乱にガンガン突き抜けられる。そのパワフルさについていける人はそうそういなくて、紅の魔女の悪名を引き継ぐ家名もあってか彼女に近づく者も早々いない。それができるのは、結局訳ありな面々だけなんですよね。
というわけで、マキナを中心に揃ったパーティーは曲者ぞろい、或いははぐれ者揃いというべきか。
ここで早々にレピス嬢が出てきてマキナの傍らに寄り添うとは思わなかったけど。あの義肢の設定や空間魔法についてのあれこれからしても、彼女の基本的な設定も変わっていないっぽいけれど、留学生なんかやってるからには裏方ではないんだよなあ、多分。

まだ魔王も魔女も目覚めることはなく、賢者だけがすべてを知っていて見守っている、という状態か。それでも、徐々に紐解かれていく伝説となっている過去の物語。叶わなかった恋の物語。
今、こうしてマキナもトールもお互いを求め合い恋い焦がれている。再会なって今まで溜め込んでいたモノがようやく「恋」という名の想いであると確信するマキナ。でも、運命はその想いを伝え合うことをまだ許しはしないのだ。
すっごいラブストーリーしてるよなあ、濃度半端ないよなあ。まだ、前前前世な要素も殆ど出てきてないにも関わらず、現段階でこの熱量である。
しかし救世主なアイリさん、えらい邪魔者なポディションに収まっちゃって。夢見がちで現実ではなく自分の願望を直視するような在り方は随分ヘイトを集めそうなキャラになっちゃってるけど。ウェブ版でも同じく日本から召喚された救世主の女の子が登場するのですが、ほぼ別キャラになってますね。これは、背負っているバックグラウンドも全然違ってくるんだろうか。

なんにせよ、本当に元の作品と全然展開が異なっているだけに、果たして話がどう転がっていくのか全然見通しがつかないのがこうなるとワクワク感を後押ししてくれる。この段階ですでにメインの二人に恋の自覚がある、というのもラブストーリーとして強力な牽引力になりそう。今後の展開が実に楽しみな新シリーズと相成りました。

友麻碧作品感想
 
12月2日

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12月1日

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11月30日

(GCノベルズ)
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(GCノベルズ)
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11月29日

(ヒーロー文庫)
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(ヒーロー文庫)
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(ファミ通文庫)
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(エンターブレイン)
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11月28日

(Mノベルス)
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(Mノベルス)
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(Mノベルス)
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(Mノベルス)
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11月27日

(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(電撃コミックスNEXT)
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(アクションコミックス)
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11月26日

(エンターブレイン)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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11月25日

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(ガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(コロナ・コミックス)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(KADOKAWA)
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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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11月6日

(角川書店単行本)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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11月5日

エンターブレイン
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(エンターブレイン)
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(ドラゴンノベルス)
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(PASH!コミックス)
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(フロース コミック)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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