徒然雑記

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電撃コミックス

狼と香辛料 11 5   

狼と香辛料 (11) (電撃コミックス)

【狼と香辛料 11】 小梅けいと/支倉凍砂 電撃コミックス

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賢狼ホロと行商人ロレンスの旅は続く――港町ケルーベ編クライマックス!
ホロとロレンスは、海獣イッカクをめぐり町の南北で対立する港町ケルーベに滞在していた。ロレンスは、軟禁されてしまった女商人エーヴを救うため、イッカク購入を企てるレイノルズの悪巧みを暴こうとする――!
いやもう、これは素晴らしいとしか言えない。キーマンのあの眼の描き方を見ましたか。あの眼一つだけで、キーマンという商人がこの場面においてどれほど追い詰められていたのか。刻々と状況が進展するにつれて鋭さを通り越して荒んでいくキーマンの眼差し。笑顔自体は崩さないものだから、余計に余裕が失われていく様子が彼の顔つきでわかるんですよね。正直、ここまでキーマンが追い詰められていたとは、原作を読んだ時にはそこまで思ってませんでしたね。原作だと、玄妙なセリフ回しのお陰でどの登場人物もなかなかその本心は読めませんでしたからね。それを行間やセリフの意味や各人の反応から読み取るのがまた面白い作品でもあったのですが。同じ場面でありながら、小梅さんの漫画は別の意味で非常に雄弁でありまして、いや実に楽しい。
これはエーブに関してもおんなじで、彼女が果たしてロレンスという男に対してどのような想いを抱いていたのか、については色々と想像をめぐらしたものでしたが、この漫画においてはこれまたとても雄弁に彼女の表情が物語っていたのではないか、と。
あの最後の手紙を手渡すときの、ロレンスの手に自分の手を重ねながら、寂しそうに切なそうに微笑むその面差しが、そしてあのキスシーンの直前の何かを残そうとしているかのような薄っすらとした笑みが、エーブ・ボランというヒトが、恋する女性であった事を、恋を喪った女性であったことをこれ以上無く明瞭に示していたのではないでしょうか。
トビっきりにイイ女だったよなあ。この2つのシーンでのエーブには、本当に見惚れてしまった。
でも、一番キュンキュンさせられるのはやっぱりホロなんですけどね。

対立の街、の話も終わり、いくつか原作のエピソードを飛ばす事になったようですけれど、こればっかりは仕方ないかなあ。さすがに、全部やってるとこのコミックもいつ終わるか分かったもんじゃないですしね。既に長いこと続いてますし。
それでも、何気に人気高いであろうある酒場の看板娘さんをしっかり登場させる当たりはさすがであります。あの娘、確か原作では名無しだったんじゃなかったでしたっけ。ここではヘレーネという名前付きで、凄まじい魅力を振りまいております。いや、このグラマラスな身体つきに色っぽいし仕草ときたら、なんちゅうエロ可愛さでありましょうか。たまらんなあ。

シリーズ感想

狼と香辛料 10 4   

狼と香辛料 (10) (電撃コミックス)

【狼と香辛料 10】 小梅けいと/支倉凍砂 電撃コミックス

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伝説の海獣をめぐる大騒動の行方は――!?
ケルーベの町で海獣イッカクをめぐる大騒動に巻き込まれ、自らの危険な立場に動揺するロレンス。そんな彼を、ホロは厳しくも優しく諭すのだが……? 電撃文庫の大ヒット作のコミカライズ、緊迫の第10巻!
改めて見ても、この街での出来事は、「狼と香辛料」という物語の中のターニングポイントだったのがよく分かる。
ロレンスの商人としてこれから歩み目指す先の方向性。今までロレンスは商人としての大成を夢見ながらも、具体的にどのような成功を得たいかという形は見出していなかった。商人の成功の形としては様々なケースがありますからね。これまでは大きな街で大店を構える、みたいなわかりやすい夢を描いたりなんかもして、それを絵にして楽しんでたりもしたのだけれど、このケルーベの街で、大きな街での大店を構える商人の在リようというのを目の当たりにすることで、ロレンスという男に最も相応しい成功とはなんぞや、という疑問にぶち当たることになるのである。
いやさ、多分この時のロレンスにはそんなことに思いを馳せる余裕はなかったやもしれないのだけれど、それを自覚させてくれるのがホロなんですよね。賢狼といいながら、彼女はこの場面において決して知恵を与えてくれたわけじゃありません。でも、それ以上に彼女の存在と温かい愛の篭った言葉はロレンスに心の余裕をもたらしてくれます。これは、賢狼としての活躍というよりも賢妻としての振る舞いなんだよなあ。
彼女のお陰で、ロレンスは街の商人の恐ろしさに背を向けしっぽを巻いて逃げ出すような無様な真似をせずに済みました。多分、この時後ろも見ずに逃げ出していたら、その後自分らしい商人としての在り方、というものに素直に向き合うことが出来たでしょうか。この時、キーマンとエーヴを向こうに回して商人として戦えたからこそ、負けたから、自分には出来なかったからではなく、自分にはふさわしくなかった、似合わないから彼らと同じ道は歩まない、と胸を張って主張できる自信を得られたような気がします。
そしてここで、ホロが参謀としてではなく、女として、格好いい所を見せておくれ、と発破をかけてくれたからこそ、ロレンスにとってのホロの存在も定まった気がします。その気持ちに名前をつけることになるのは、とある女性の再登場と遠慮のない指摘を待たなければならないのですが、少なくとも誰を選ぶかの「選択」については、この巻ですでに終えているわけですな。
ラストのあのシーン。小説で見た以上に、この漫画でエーヴは、商人ではない自分をロレンスにさらけ出しました。そうして、ロレンスに手を差し伸べたのです。少なくとも、ここでエーヴに嘘があったようには見えません。狼に徹していた彼女の、ただ一度垣間見せた亀裂であり本心がそこにありました。本気、だったんでしょう。
それを振って、ホロを選んだんですから、言わずもがな。
内面描写がない漫画だからこその、絵を通して意を込める、読み込みその時そのキャラクターが何を考えているのかを考えさせる描き方は、この対立の街編ではさらに威力が込められていて、読み応えありましたわ。

それにしても、もう巻も二桁に到達したというのに、ホロの振る舞い、その仕草、心をくすぐりもてあそぶ言葉の数々には未だに新鮮なトキメキを感じさせられてしまいます。絶えず、恋させられているような感覚です。可愛いだとかじゃなくて、視線を向けるのもドキドキしてしまうような、そんなトキメキが絶えません。
この巻には、改めて描き直された一巻のロレンスとホロの出会いのシーンが描かれていて、何とも新鮮な気持ちにさせてもらいました。でも、もうちっとエロくても良かったんよ? 

シリーズ感想

紫色のクオリア 3 5   

紫色のクオリア (3) (電撃コミックス)

【紫色のクオリア 3】 綱島志朗/原作:うえお久光 電撃コミックス

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うおおおおおおおおおおおおおおおお!!

超大傑作!!!


あの、原作を読んだ時の超弩級の衝撃を、そのまま、或いはそれ以上の威力を持って食らった、喰らってしまった。願わくば、この漫画シリーズ三巻をまとめて読むことをおすすめする。蝶オススメする。その上で原作を読んで、満を持してこの三巻の付帯されたうえお久光さんが書いた書き下ろしの短編を読めば、それできっとパーフェクト。
貴方は、地上から時空の果てに浮かび上がり、宇宙の彼方へと吹き飛ばされ、天上天下の概念を完全に溶かされた挙句に地上に叩き落とされ夢から覚めたみたいな放心状態にさせられること請け合いである。
この、際限なく自己が拡大していって想像が及ばない領域まで広がりきって進み切って、果ての果ての最果てまで到達した末に、最初の地点に収斂していく感覚は、きっと二度と味わえない前人未到の感覚である。そう思っていた。この原作を読んだ時に打ちのめされた陶酔を、まさか漫画でもう一度、些かの瑕疵もなく再び味わう事が出来るなんて。なんて新鮮で、懐かしくも尊い感覚だろう。泣きそうだ、というか泣いた。
そんな、湧き上がる感覚を、湧き上がって留まることなく吹き上がって、飛び散っていってしまいそうなそれを、最後の短編が小箱のように内に収めてくれたんですよね。
小説と漫画の、両方の終着点。この【紫色のクオリア】という世界の本当のピリオドが、この短編をもって打たれたのだ、と思うと切なさと同時に止めどない安堵が溢れる。やっと、蓋をすることが出来たのだ、と。

内容について言及する必要性は、これっぽっちも感じない。というか、もうやだ、ごちゃごちゃ言ってる前にまず読め、としか言えん。読んでこの怒涛怒涛の疾走に何も出来ずに溺れるがいい。 
今はただ、感慨に浸るばかり。これほどの傑作をもう一度味わえたことに、ひたすら感謝を。もうこれ、課題図書ね?

1巻 2巻 小説感想

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 9 4   

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (9) (電撃コミックス)

【とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 9】 冬川基 電撃コミックス


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ええーっ!? 食蜂ちゃんってこんな娘だったの!?
これはかなりのサプライズ。決して普段の姿を偽っていた、というわけではないので単に傍から見ての印象と言動に引きずられていたんだろうな、と。どんな人物でもそれなりに付き合ってみないと人となりはわからない、ということか。正直、これほど人間そのものに対して不信と絶望を抱いていそうな能力と経歴の持ち主にも関わらず、相当の倫理観や良心を持ったまま、というのは凄いな。彼女自身、軽口で人格高潔な私だからこそ制御できる力、俗物が手にしたら無闇に振り回して危険だものねぇ? なぞと宣ってますけれど、あながち戯言とも言い切れないんですよね。まあ、躊躇なく使いまくっているあたり、そのクレバーさはタチが悪いとも言えるんですけれど、その躊躇いのなさに逆に安心感があるというか、持て余さず飲み込まれず使いこなしているなあ、という信頼感が生まれるわけです、不思議。
しかし、こうして食蜂さんの過去も見てしまうと、ほんと御坂だけレベル5でまともな人生送ってたんだなあ、と実感してしまう。いや、軍覇なんて変なのもいますけれど、まだ不明な6位と御坂以外の四人の扱いたるやろくでもないの良い所だもんなあ。とは言え、中学生の時点でこれほどの暗部に足を突っ込まざるを得なかった時点で、御坂も順調に泥沼に嵌っていってるわけですけれど。
まあでも、この展開は意表を突かれましたけれど、納得といえば納得。なんか、ついついレベル6に至る実験のインパクトのせいでシスターズこそメインでオリジナルである御坂の方が添え物、的なイメージに、どうやら作中の登場人物たちも引っ張られ気味になっていたようですけれど、実のところミサカネットワークがあるとはいえ、シスターズの方こそが添え物であり、何よりも肝心なのは御坂の方であり、わりと無防備にふらふらしている彼女が狙われない、という方が変だったんですよね。レベル5の重要性とこの街の危険性を正確に理解し、かなり慎重に身辺を警戒する仕組みを作り上げた上で日常に居座っている食蜂ちゃんと違って、御坂ってホントなんのバックもなしに普通の女子中学生してますもんね、これ。
まあ実験動物から自力で自由を勝ち取った食蜂ちゃんとは、スタート地点が違うので仕方ないのですけれど。幼女時代にあれだけの悪意と向き合ってたらなあ。ほんと、なんで歪まなかったのか不思議になるレベルです、食蜂ちゃんは……いや、ちゃんとゆがんでるんでしょうけどね、これw
でも、ドリーはないよなあ。こんなん悪意がないとつけられない名前じゃない。
あと、黒子さんは相変わらずの冷たい対応に、ラブポイントだだ下がり中のままですのよ。こういう記憶がなくなっている時こそ、頑張ってお姉さまラブを示さないと。ってか、知り合いじゃないってだけであんなに愛想なくなるのか。

シリーズ感想

狼と香辛料  9 4   

狼と香辛料 (9) (電撃コミックス)

【狼と香辛料 9】 小梅けいと/原作:支倉凍砂 電撃コミックス

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ははぁ、これがエーブ・ボランか!
狼と香辛料という作品において、ホロ以外に唯一「狼」と称された辣腕の女商人。原作ではその鋭さ、凄味ばかりが印象的だったけれど、こうして小梅さんの漫画によって描かれたエーブは、商人としての迫力、切れ味の尖さと同時に女性としての愛嬌や魅力までがヒラリヒラリと垣間見ることが出来た。なるほど、ホロがノーラ以上にエーブを危険視していたのもよく分かる。笑顔が、ときおり無防備なくらいに可愛らしく見えるんですよね。確かに、常に相手に緊張を与えるだけでは交渉も儘ならないだろう。もっとも、このエーブが果たして並みの交渉でこんな気安い笑顔を見せてくれるかどうかは、定かではないけれど。
ロレンスと接している時のエーブは、自分で思っている以上に楽しそうなんですよね。いっそ壮絶と言ってイイくらい商人としての性に殉じているエーブですけれど、こうして漫画で見るとロレンスに対しては単に利用するための相手というだけではない「本気」がたしかに見て取れるんですよね。
結局商売においては油断も隙も最後まで見せないエーブですけれど、ホロのいう「誑かし」には十分乗っていたんじゃないかと思えてくる。
とまあ、強烈な存在感をもってロレンスへと切り込んでくるエーブですけれど、一方でホロはというとこの街での一件においては献身的と言っていいくらいにロレンスのサポートに回ってるんですよね。一歩距離を置いて見守ってたり助言したり、というのではなくもっと積極的に縁の下で支えるように時に言葉で叱咤し、時に行動で相方を手伝うことを厭わない。前巻あたりで、二人の心理的な距離感が劇的に縮まった感があったんですけれど、こうした面からも二人の関係の進展が窺い知れようというものであります。また、傍でコルが見ているせいか、ホロとロレンスのスキンシップが一層イチャイチャ感増してるんですよね。ホロとロレンスがイチャイチャすると、コルが思わず赤面して顔を覆ってしまうので、ああ傍から見てるとやっぱりそう見えるんだなあ、と実感できるというか。
エーブ・ボランと組合のキーマン副館長。稀代とも、いっそ単純に怪物と呼んで相応しいであろう商人のバケモノ同士の食い合いの狭間にはからずも立たされることになったロレンス。ここで、ロレンスは商人という存在の一つの頂点と、自分が商人として目指す先を見出すことになるのだけれど、漫画となってもやはりこの辺りの駆け引き、凄味はいささかも劣ることなく、それどころかよりいっそうの迫力を持って描かれている。これは、次のエーブとの対決も含めて、非常に楽しみ。

シリーズ感想

紫色のクオリア 2 5   


紫色のクオリア 2 (電撃コミックス)

【紫色のクオリア】 綱島志朗/原作:うえお久光 電撃コミックス

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学にかかってきた「自分からの」電話が、告げたのは――

紫色の瞳をもった少女・鞠井ゆかり。彼女は、ニンゲンがロボットに見えるという――。特異な感覚をもったゆかりと、その友だちの波濤学が紡ぎだす「すこし・不思議な」物語。留学生・アリスの登場を機に、ゆかりの、そして学ぶの運命が大きく動くだす……。

警告しよう。

――ここから物語は急転する。


待っていた、待っていました。あの歴史的傑作の疾風怒濤の加速感を目撃する瞬間を。

「1/1,000,000,000のキス」

物語が走りだす。リミットを超えて、際限なく加速しだす。止まらぬ世界、窓から見える光景はもはや流れる光の線へと化していく。
正直言って、あの原作でのノンストップ感、ゴールまで一瞬足りとも減速することなく、ただただひたすら加速して加速して光速を超えたかのように限界突破して、そのまま走り抜けてしまったドライブ感は、漫画で十全味わうことは不可能だろう。あの感覚は、殆どトリップと言っていいもので、文章という媒体に寄ってもたらされる陶酔であった以上、漫画という媒体でありまたこの2巻で物語の執着まで辿りつけず続刊という形になってしまうコミックスでは味わう事は不可能なものだ。故に、あの乗ったが最後、終わりまで離脱できないという途方も無い感覚はさすがに薄れてしまっている。
多分、原作で内容を既に知っている事も大きいのだろう。何も知らなければ、これほど衝撃的な展開もないだろし。それを加味しても、小説と漫画という媒体の違いは大きいと思う。それは仕方ないことだ。だからこそ、逆に漫画という文章とは別の情報力を本作はこれでもか、と注ぎ込んできている。これは、原作では最後に我に返るまで置き去りにされてしまった心を、一から十まで首を引きずって連れ回す縦横無尽の所業である。一枚のページ、一つのシーン、一つの駒、その中の細かい仕草や表情で、これでもかと情感に訴えてくる。自分が何に乗っかってしまい、どんな状況の加速に巻き込まれてしまったのかを、つぶさに見せつけてくる。ワンシーンワンカットにぶん殴られる。あの時、マリィがどんなことを考えていたのか、学がどんな風に変貌し、その学の在り様に世界はどんなふうに激しく揺さぶられていったのかを、原作の学の語りだけでは知りえなかったところまで、つぶさに、つぶさに、外から光景を見ることによって窺い知ることになるのである。窺い知らされることになるのである。
目のあたりにするのである。
光のように一途な狂気を。すべてを置き去りにしていく最果てへの直滑降を。

漫画作品としては文章がやたらと多いですけれど、これでもかなり噛み砕き、さらに分かりやすく整理してSF的な解釈を説明していると思います。ゆかりの存在のありようや、学がどうなっていってしまっているのかを、簡潔かつ的確に説明しているかと。少なくとも、何が起こっているかさっぱりわからない、なんてことはまず無いんじゃないでしょうか。要点をきっちり抑えている分、原作小説よりも端的に状況は理解できるかもしれません。
だからこそ、ここで起こっていることが恐ろしくなるでしょう。未知もまた恐怖ですが、理解もまた状況如何によっては恐怖をもたらすものなのですから。もっとも、まだすべてははじまったばかり。加速を開始したばかり。
前人未到の領域へと踏み入ってしまうのは、むしろここから。三巻こそが本番中の本番、と言っていいのかもしれません。ここで一旦区切られることが、救いなのか嬲りなのかは微妙なところでありますが。

とは言え、一旦加速しだしてしまった中で、巻末の番外編はひとときの憩いですなあ。物語が急転する前の、平穏な日常……というにはぶっ飛ぶ過ぎていますけど! 
ひっくり返って笑ったわ、「目からビーム!!」
ガクちゃんの換装システムすごすぎw

1巻感想

とある科学の超電磁砲 08 5   

とある科学の超電磁砲 08―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

【とある科学の超電磁砲 08 】 冬川基 電撃コミックス

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泡浮さんの「こ、こらぁーー」が可愛すぎる♪
なんと言っても、この巻は婚后さんとそのお友達である湾内さんと泡浮さんに付きます。まさに独壇場。あなた達が主人公!
婚后さんってアニメだともうちょっと高慢ちきな部分があるんですが……そう言えばこの人ってアニメのほうが先に登場で、マンガに出たのはアニメ放映のアトだったんですよね。前巻が初登場だったのか。婚后さんの第一印象は先の感想でこれでもかというくらいに書き連ねておりますが、本巻でも人間性の素晴らしさをこれでもかと魅せつけてくれはります。何気に、美琴とシスターズをキチンと見分けてた数少ない一人なんですよね、彼女。しかも、遠目で区別してるんだから大したものです。その上、食蜂の卑劣な攻撃を美琴が受けていると知った途端、純粋にその所業に怒り、何の見返りもなく美琴の味方になって動いてくれるんですから。すんごい真っ直ぐなんですよね。猫ちゃんとの接し方とイイ、婚后さんは裏表のないとてもイイ人ですっ……無いんですよ、本当にw
そして、その婚后さんが手酷い仕打ちを受けたのを見て、激怒するはこれまで喧嘩したことどころか怒った事もないという湾内さんと泡浮さん。この二人が憤怒の形相で並び立つシーンは今巻の中でも一番しびれました。ここで、前巻で二人と婚后さんが心からうちとけて友達になったシーンが効いてるんですよね。こちらの三人の友情も素敵だなあ、と前巻で友達関係が結ばれた時に思ったものですけれど、まさかその友情がこうした形で力を持って吹き出す展開が用意されているとは。
何気に湾内さんたちも敵となる能力者も有能ではあっても決して突き抜けたレベルや特殊な能力を持った能力者ではないので、お互いの手の内を読み合い手札を切りあう知略戦になるのですが、力押しもいいですけれどこういうバトルシーンも歯応えがあって実に面白い。切り札は常に最後までとっておけ、という鉄則は何者にも勝る王道でございます。
ただ、これに遡る運動会での無能力者や低レベル能力者たちの学校が、情報分析とそれに基づく徹底した作戦によって、高レベル能力者揃いの常盤台と互角に戦っていく展開も、これメインにしてもいいんじゃないか、というくらいに面白かったんですよね。この馬場くんってやつ、変に屈折せずに純然とその情報能力と立案能力を伸ばしたらとんでも無い高みまで登れそうな資質がありそうなのに、他人を信用していないとか人間が歪んでいるとか実に勿体無い。収まる所に収まれば、本気でレベル5相手でも渡り合える能力の持ち主だろうに。
まあ食蜂の能力考えると、あれこそ無茶苦茶だわなあ。こんな自由かつ莫大な規模で他人を洗脳し記憶を操作しまくれる、って殆どチートじゃないですか。こんなんとどうやって渡り合えってんだ?

シリーズ感想

狼と香辛料 84   

狼と香辛料 8 (電撃コミックス)

【狼と香辛料 8】 小梅けいと/原作:支倉凍砂 電撃コミックス

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ホロ、クッキーばっかり食べ過ぎ(笑 
テレオ村が名産品として作ることになったクッキーを、お礼として貰って以降殆どのコマでクッキーを頬張っているホロ。あんた、狼であって栗鼠じゃなかろうに。ああ、もうそんなにポロポロ零しちゃって、可愛いなあもう。
テレオ村の一件は、ロレンスとホロが知恵と奇跡を授けた事もあったのだけれど、土壇場で肝を据え堂々と相手を逆に追い詰めて村の教会を守りきったエルザとエヴァンの名演が素晴らしかった。原作でもクライマックスの見所でしたけれど、マンガで見たらまた映えるなあ。ホロの力で麦が芽吹いていくところなんか、本当に神の奇跡そのものじゃあないですか。
この回のラストシーン。村から出て馬車で二人きりに戻ったあと、まだずっと二人で旅を続けたいという思いをホロとロレンス、言わずとも以心伝心で巡り合わせるシーンがあるんですけれど、ここでホロがピトーっと、ロレンスにくっつくんですよね。もうホントに体くっつけて、ピトーっと。物理的距離感が完全にゼロに。
てっきり此処だけかと思ったら、これ以降のロレンスとホロが隣同士に居るシーンは殆どがビックリするくらい距離無くなってるんですよ。もう完全にベッタリ。船で河を行くシーンはまあ例外としても……でも、あのシーンなんか完全にロレンスの腕を抱え込んじゃって、これを恋人同士とか夫婦とかで見ないほうが変だよなあ。もう、一緒にいるだけでラブラブなのよ。
ちょうど、ここで旅の連れとなる幼い流浪の少年コルが加わるのだけれど、第三者の視点が入ったお陰で余計にホロとロレンスのラブラブっぷりが引き立つことに。しかし、コルが思ってたよりか何ぼか若い、というか幼い感じでちょっとびっくり。この子、本当にまだこんな子供だったのか。この歳であれだけ聡明で心配りが上手いというのは、なるほどロレンスが根っこの部分でこの子を弟子に取りたがってたのもよく分かるし、ホロがこの子を猫可愛がりしていたのも納得だ。だって、こんなに賢くて、しかしその知性に嫌味がなく純朴で素直さがにじみ出てるような子が可愛くなくてなんなのさ。特にあの半泣きの顔は、ホロじゃなくても弄りたくなるわなあ。
まあ、そんな頭のいい子が思わず気遣ってしまうくらい、傍から見ててもロレンスとホロのラブラブっぷりは凄いわけだ。ロレンスが咥えている干し肉を、奪い取るでなしに逆の端から齧ってガジガジとか、どんなポッキーゲームだよ! 素でやってるし、それ!! ロレンスも全然動じてないし。当たり前ーみたいな顔しやがってこの男。
他にも野宿で眠ってるロレンスの毛布の中に潜り込んできて上に乗っかって寝てたり、ロレンスの膝の上に座り込んで下から覗きこんでみたり、逆に対面になって上から覗きこんだり。もう、ベッタベタである。
宿でホロが着替えたり、筋肉痛になって軟膏を全身に塗るような場面でも、コルは外に出て待ってるのに、ロレンスは中にいるんですよね。裸のホロに薬を塗るのはロレンスだし、ホロが着替えているのも当たり前みたいに見てるわけで。これまでもあった別になんてことないようなシーンなんですけれど、コルが旅に加わってその彼が部屋から退散している、ただそれだけでロレンスとホロの関係がただならぬものだというのが伝わってきて……正直、かなりエロいです(笑
とまあ、そんなイチャラブっぷりにばかり注目が行ってしまうのですけれど、勿論そればかりではなく旅路の途中での様々なエピソードがまた見応えあるんですよね。川下りや、船の座礁に伴って流通を止められた商人たちが一所に溜まっていって、なんだかお祭りみたいに皆で力を合わせて船を引っ張りあげたり、夜には火を炊いて酒を酌み交わしてどんちゃん騒ぎを繰り広げ、という一連のシーンが凄く印象的でした。こういう中世の商人たちの旅の中の日常って、なかなか描かれるものではないですし、描かれてもこんな風に魅力的かつ身近な感覚で描かれることって滅多にないものですから、思わず魅入ってしまったり。ホロが宴会の中でどっかの若い娘さんと踊りまわるシーンは……微妙にホロが振り回されてて、あんた若さに負けてるよ、と思ってしまった(笑
そして、ラストにはついに本編通じての真打であり、ある意味ホロ以外のもう一匹の狼であったエーブ・ボランが登場。この人が出てくると、なんか始まったな、とびしっと引き締まる感じだ。わくわく。

シリーズ感想

ガンパレード・マーチアナザー・プリンセス 34   

ガンパレード・マーチアナザー・プリンセス 3 (電撃コミックス)

【ガンパレード・マーチアナザー・プリンセス 3】 作画:長田馨/原作脚本:芝村裕吏 電撃コミックス

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熊本近郊へ押し寄せる幻獣群。独断専行で迎え撃つ5121小隊。秋草らは5121小隊の人型戦車の運用法を探るべく最前線へ赴くが…!?
これが、5121小隊の戦争だ!
これまでミリタリー描写……戦争シーンの描き方が緻密かつ誠実だった本作だからこそ、5121小隊という存在の異常性、際立った異常性がこうして見るとよく分かる。外から見た時の、他の普通の戦争をしている面々から比べた時の、彼らの戦う姿はあまりにもおかしい。周りが現代戦を行なっている中で、彼らだけが英雄のいた頃の戦争を行い、そして現実として人類の剣先として一番先端にて幻獣の蹂躙の矛を逆に切り裂いているのだ。
理性と客観性を以て幻獣との戦争を統べようとしている秋草たちにとって、それは許されざる不条理であり、しかし現実として5121小隊こそが人類の希望なのである。
まあなんというか凄い。このように、今回は5121小隊がメインとなって描かれているのだけれど、なまじこれまでがガンパレの世界観をミリタリーの観点から非常に現実に忠実な形で、いっそ生々しいくらいに戦争を戦争として描いてきただけに、5121小隊のとんでもなさというのが余計に浮き彫りになってるんですよね。
面白いのは、そうした5121小隊の異常性について、本作はまず人型戦車の「足回り」から切り込んでいることでしょう。これまで、人型戦車の整備の難しさ……いや、難しいなんてものじゃないな。実戦兵器としては到底成り立たない、並の整備力では稼働率を全く、そう全く維持できない絶望的なまでの整備性の悪さというものは繰り返し語られてきましたけれど、この巻の前半では通常の学生部隊では、人型戦車の運用などまともに出来ようものではない、という事実をこれでもかと叩きつけてくる。人型兵器なんてものは、立って歩くだけでも「破滅的」なのだ。
それを、5121小隊は走らせ跳ばせ、戦場にて舞うように踊らせる。
5121小隊の肝であり根幹は、何よりも整備班、というのを描けているガンパレ作品は、どれも極めて良作だ。そもそも、原作からして5121小隊のメンバーのほぼ半数が整備担当、という人数構成である。人型戦車の戦争が何をベースとしているのか、の考え方が一目でわかる事例だし、本作はあくまでそれに忠実なだけなのだろう。
しかし不条理である。そんな不条理の塊に追いすがろうとする神楽や秋草たち。その目的はいずれ来るだろう幻獣の大攻勢によって訪れる破局の回避。でも、こんな異常の塊を模すことなんて出来るの? 5121小隊の強さに追いすがろうという行為は、どこかイカロスの飛翔を想起させ、いずれ秋草たちは太陽に灼かれて墜ちていくんじゃないかという危うさを感じずにはいられない。彼らが5121小隊に抱く感情は憧れや羨望とは裏腹の憎しみであり怒りであり恨みである事が、果たして吉と回るか凶と出るのか、今はまだ答えは見えない。

1巻 2巻感想

はたらく魔王さま! 14   

はたらく魔王さま! 1 (電撃コミックス)

【はたらく魔王さま! 1】 柊暁生/原作:和ヶ原聡司 電撃コミックス

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勇者に打ち砕かれて異世界へ撤退した魔王サタンがたどり着いた先は、東京都渋谷区笹塚だった!? 再び侵攻する力をたくわえるため、魔王改め真奥貞夫は、今日も幡ヶ谷駅前のマグドでアルバイトに励むっ!
電撃文庫にて絶賛シリーズ展開中の【はたらく魔王さま!】のコミカライズ作品である。これ、原作大好きなんですよ。異世界から紛れ込んできた人間が現代日本の中で生活していく、という話はわりと昔からあるんですけれど、どちらかというとそれらの作品というのは異世界と日本の文化的なギャップに戸惑い変な行動に出てしまうキャラを面白おかしく描くパターンが多いものでした。でも、この【はたらく魔王さま!】というのはその手のとは違っていて、「都会で暮らす」という事をものすごく丹念に描いているんです。身に覚えのある様な普通に生活している時に体験する細かいあれこれが、山と描写されているのです。お陰で、びっくりするくらいの生活感が、作中から感じられる。それが、読んでて凄く楽しかったんですよね。

さて、そんな作品の漫画化ですから、正直タイトルコールを聞いた時にはどうなんだろうと出来栄えに疑問をいだいたものでしたけれど……まず、この表紙を見てとりあえず一巻は買ってみよう、と思ってしまったんですよ。
ちょうど、これが原作小説の第一巻と第二巻なんですけど、
 
一瞬、原作のイラストレーターが漫画を書いたのかと思ったほど、キャラの特徴を掴んだデザインだったんですよね。特にあの恵美の憮然とした顔とか、まさにこれぞ、っていう表情なんですよ。
これでもう、読みたい、って思ったんだな。

で、中身の方も実際期待通り、この魔王と勇者のやり取りとは思えない世知辛さ…(笑
この日本で刃物出して暴れたら、そりゃ警察に捕まりますww そう言えば、原作でも第一巻ではちゃんと仕事している警察の優秀さに感心したものでしたっけ。生活安全課、なめたらあかんで。
ただ、原作の描写をなぞっているだけじゃなくて、しっかり雰囲気を掴んで【はたらく魔王さま!】してるのが実に素晴らしい。その中でも特に良かったのが、最後らへんの恵美の同僚にして親友である梨香とのやり取りは、なんか凄く胸が暖かくなった。大事故に巻き込まれた恵美を、一人にしておかずに無理にでも自宅のマンションに連れて帰って今日は泊まっていくように言い含める梨香。ここっで原作でもちょっと感動したシーンだったんだけれど、財布をなくすわ大事故に巻き込まれるわと散々な目にあって、それで誰もいない家に帰って暗い部屋の中で怪我の痛みを我慢するのって、すっごく心細くなりますよね。それを気遣って、無理矢理にでも恵美を一人にさせまいとする梨香の心遣いが、この漫画からも一コマ一コマから伝わってきて、ホントじんわりきた。
こういう友達一人でも、日本に来てすぐにできたのって、恵美にとっては凄く幸いな事だったんだろうなあ……まあ、異世界から日本に魔王を追いかけてきて、すぐにちょっと高めのマンションに入居するわ、OLとして就職するわ、とこの女の生活力はパないんですけど。さすがは勇者である。

漫画になってよかったのは、エミリアの元の世界での仲間のビジュアルが明らかになったこと。逆に漫画になって大変だったのが……大家さんのビジュアルが明らかになってしまったことでありましょう。
なんでモザイク掛けないんだよ!!

原作小説の感想

家族ゲーム 94   

家族ゲーム 9 (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション 96-9)

【家族ゲーム 9】 鈴城芹 電撃コミックスEX

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ついに真言の受験結果が発表に! そして彼女は西浦に……!? 葵の悟に対する防御力(?)も下がってきていて、遊佐姉妹から目が離せない最新刊!! おなじみの描き下ろしページもあり!
背後のやたら怖い顔したひげメガネ、いったい誰だよと思ったら、パパさんじゃないですか!! あまりにも形相変わってて、本気で最初気づかなかった。よく見たら、ママさんが宥めてるし。
その二人の視線の先には、ついに寄り添い見つめ合う真言と西浦さんの姿が。そして、二人の持つゲーム機にはハートマークが! 長かった。凄まじく長かった。これまでの表紙の二人の様子を見てたらねえ、感慨深いの一言。特に6巻あたりからの西浦さんのヤサグレっぷり、透けてしまいそうな儚さは目を覆わんばかりでしたし。
受験が終わって、ついに想いを解禁して西浦さんに突撃した真言の、アプローチの凄まじいこと凄まじいこと。パパママの二人に習って、高校卒業と同時に一気に畳み掛けてくるのは予想がついてましたけれど、開口一番ご褒美はプロポーズが欲しい! とか、積極的にも程があるぜー。まあ、即効で子作りまで始めたママさんたちに比べれば、まだ大人しい方なんだろうが。ってか、まだ西浦さんが戸惑ってるしなあ。何しろ、これまで散々年単位でお預け食らってたのを思えば、今の状況に適応しきれないというのも理解できる。速攻でママさん食っちゃったパパさんの方が肉食だよ。そのくせ、表紙のあの形相である。真言なんて貰ってくれる人西浦さんくらいしかいないだろうに。あの娘、問題ありすぎだよw
ともあれ、テレビも雑誌も見ない恋愛情報弱者の真言の、あの積極果敢で躊躇のないアプローチはいったい何処から仕入れた知識なんだと問われれば、はいママさんの影響です、二人のイチャイチャっぷりから学びました、ってんだからもはや言葉もありません。パパさん、あんた自業自得だよw

一方で、此方は穏健にゆっくりと時間をかけて愛を育む葵と悟。なのですが、年頃の男女が結婚までなにもしないで過ごすなんて、所詮無理も無理な話でして。葵が大学行くまでキスもなし、とかそれは幾らなんでも無理だわーー。むしろ、今まで我慢してきた悟くんは頑張った。超頑張った。葵も高校生になったんだから、さすがに解禁でしょう。女の子にだって性欲はあるんだよ。
とまあ、そこまでいっちゃってるわけでもなく、ただキスしただけなんですけどね。そこまでが長かった。悟のお母さんじゃないけれど、もっと間違ったっていいじゃない。
だって、葵ってばかなりイメチェンして、本格的に美人になったよ? 髪が少し伸びて、凄く女の子らしくなってきた。いやあ、この漫画も長い付き合いなだけに、葵の成長はホント感慨深い。いきなり何年後、とかブランクがあるわけじゃなくて、本当に徐々に徐々に時間をかけて成長と変化を遂げてきただけに、傍と立ち止まって最初の頃の葵と今の葵の姿や心映えを見比べると、ちょっと感動を覚えるくらい。
やっぱり、自分はサザエさん方式よりも、こうやって徐々にでも作中年月がちゃんと経っていく話のほうが好きだなあ。
他のカップルも伸展があったりなかったり。紫杏と宇藤くんが意外なほど着実に進展してるのはびっくりした。宇藤くんの粘りと、わりとサバサバした紫杏の対応が上手いこと噛みあってる感じで、まだ付き合うには至っていないものの、未完成カップルの中では一番の楽しみ、期待の星かもしれない。紫杏は失恋してからホントに化けた。
一方で、未だに良縁がないのが、由寿である。もう兄貴への想いは思い出に昇華されつつあるというのに、なんで縁ないかなあ、この娘は。ようやく、フラグ立った!? と思ったら、何故か相手の男の子はいきなり別の子の方に走りはじめちゃったし。あれ? マジで由寿とは縁なしですか!?
迷走は続く。

にしても、今回はもう西浦さんと真言の総取りでしょう。念願かなってのイチャイチャっぷりが、もうっ、もうっ。
二人共、恋愛の何たるかを全く知らない初心で無知なカップルだけに、思いが通じてようやく恋してる実感が伴ってきたようで、最初の頃は浮かれてばっかりだったのが、後半に行くにつれて本気でメロメロになっていく様子が見ていて……たまらんね! 特に真言の蕩けっぷりときたら、大変なものである。誰だよこれw

鈴城芹作品感想

紫色のクオリア 1 5   

紫色のクオリア 1 (電撃コミックス)

【紫色のクオリア 1】 綱島志朗/原作:うえお久光 電撃コミックス

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紫色の瞳をもった少女・毬井ゆかり。
彼女は、ニンゲンがロボットに見えるという――。
各評論等で絶賛されるなど、世に大いなる衝撃を与えた電撃文庫作品をコミカライズ!!


紫色のクオリアである。

未だにこの原作である小説を読んだ時の衝撃は色鮮やかだ。特に物語の後半「1/1,000,000,000のキス」に突入してからの次元を超越した疾走感は、今思い返しても呆然としてしまう。ライトノベルという括りから出されたSF作品としては間違いなくラノベ史上屈指の傑作だろう。
紛う事無き傑作だろう。
だからだろうか、後半のインパクトが強すぎてついついこの作品を語るときには「1/1,000,000,000のキス」のことばかりを語ってしまう。脳裏に思い出されるのはいつだって、ガクちゃんが走りだしたあの後編だったのだ。
でも、この【紫色のクオリア】という作品のコミカライズにあたって、改めて最初からこの物語を見つめ直す機会を得た今回、私は新たなる衝撃をうけることになったのでした。

これ、後半に突入する前から、最初から超特急で傑作だ!!
ヤバいわ、この巻のラストシーン近辺、わかっていても鳥肌が立った。綱島志朗、パないわ。元々この作品自体、うえお久光と綱島志朗のコラボ企画によって生まれた作品で、小説の方の挿絵も綱島志朗さんが担当しているように、作品の理解度については心配のしようもないところでしたけれど、それでもコミカライズとなればそう簡単に行くとは思わなかったんですよね。……ちょっと舐めてたかもしれない。完璧だわ、今のところ。多分、言われなければこれが原作付きのコミカライズとはまずわからないんじゃないだろうか、という隙のない出来栄えでした。というか、私自身一旦原作のことは忘れて思わず夢中になって読んでた次第。のめり込んでたなあ、我ながら。
さらには、漫画になったことで視覚情報としてマリイの異質性を目の当たりにできたのは新鮮な心地にさせられた。あのシーン、あんなことになってたのか。
マリィの目は人間がロボットに見えてしまう、人と器物の区別が付かない、という風に冒頭から説明され、それは大筋として間違ってはいないのですが、でも根本的に間違ってもいるわけです。途中、天条が訴えてくる警告は、実のところ比喩でも例えでもなく、全くそのままの意味だった事が追々わかってくるわけだけれど……端的に言うなら、マリィは目や脳がおかしくて見ているものが普通の人間と違ってしまっている、のではないんですよね。まったく、そういう事じゃないのです。見ている世界が違うのではなく、存在している世界そのものが違ってしまっていることを、まだ誰も理解が及ばない段階に居る。
ぶっちゃけその差こそが、「1/1,000,000,000のキス」においてもガクちゃんの前に立ち塞がる壁となるのだ。原作の感想を書いていた時、何故ガクちゃんは最後まで目的を達成デキなかったのかについて、読破後の興奮や冷静になれずに頭に血がのぼっていたのも相まってか、疑問への明確な答えを導き出せず仮定しか並べられなかったのだけれど、こうして漫画化された最初のエピソードを見て、マリィという少女の本質的な違いを実感した今ならその理由に納得が得られる気がする。
ゆえにこそだ、早く綱島志朗の絵描くあのスタンピード「1/1,000,000,000のキス」を見てみたい。絶対に読んでみたい。
あの傑作を、もう一度目撃したい!

待ってます。

原作:紫色のクオリア感想

狼と香辛料 75   

狼と香辛料 7 (電撃コミックス)

【狼と香辛料 7】 小梅けいと/原作:支倉凍砂 電撃コミックス

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原作は第四巻のエピソード。異教の神々の伝承を知るという修道士を訪ねて訪れた村テレオで起こった事件に巻き込まれる事になるロレンスとホロ。ということで、あの村の教会の助祭であるエルサとの出会いである。
この漫画版では大胆にエルサ視点で物語を進行させることで、いわゆる余所者であり途中から状況に巻き込まれる事になったロレンスの視点ではなかなかわかりにくかった村の実情や、エルサたちの内面の移ろいを克明に映しだす事に成功している。
だからだろうか。
何故、本編のラスト近くでこのエルサが再び登場し、ホロとロレンスの関係と将来を決定づける役割を担う事になったのか、なぜ彼女でなくてはならなかったのかが、すごく理解できた気がする。
14巻にて、エルサはこれまで誰も明確に指摘せず、ホロとロレンス当人たちすらも、いや当人たちだからこそか、言葉にせず曖昧にしてきた二人の関係を快刀乱麻を断つようにあからさまにして、何をグダグダやってるんだ、という意味のことをバッサリと言ってくれる事になるのです。その時は、よくぞ言ってくれた、と喝采をあげたものでした。事実、彼女の指摘から二人の関係は明らかに変化、というよりも裏表なくはっきりしたものとなり、二人の未来は共通のものとなって歩を揃えていくことになる、いわば物語の結末を決定づけてくれた最大の功労者にエルサはなったのでした。
でも、なんで彼女だったのか、当時は結構不思議だったんですよね。それまでホロとロレンスは様々な人と出会って知己を広げていきましたし、なぜ選りにも選って四巻以降10巻近く音沙汰がなかった彼女をわざわざ再登場させ、あんな大事な役割を与えたのか。
でも、この話を見て、誰よりもエルサこそがあの言葉を二人に告げるのは相応しかったのだろう、と納得デキました。
彼女がつねづね抱いてきた自分の神と信仰への疑問。ひいては義父フランツ司祭の在り方、信仰への向き合い方への疑問へとつながり、義父への愛情と尊敬との鬩ぎ合いの中で、彼女がずっと抱えてきた漠然とした不安と不満を吹き払ってくれたものこそ、ホロとロレンスの関係でした。この二人の姿を通して、フランツがエルサに語っていた信仰への向き合い方とはいったい何だったのかが理解でき、彼女はこれからも神の使徒として生きていける信仰への確信が得られ、自分が愛するエヴァンと共に生きていく事が間違いではなく素晴らしいものだと信じる事ができたわけです。
エルサが見たあの瞬間のホロとロレンスこそ、まさに愛の形そのものだった。

それなのに、久々に会った二人がグダグダと自分たちで自分たちの真実を否定し目を逸らしているのを目の当たりにしたら、良い意味で空気を読まず、正しいことを正しいと間違っている事を間違ってると言わずには居られない性格のエルサが、一喝せずには居られなかったのでしょう。逆に言えば、ホロとロレンスの間に往還する愛の正しさを誰よりも確信し、認め、崇めていた者ことエルサその人であり、他の誰でもない彼女こそがそれを当人たちに訴えるに相応しい人物だったに違いないのです。

まだテレオの村での事件の解決編はこれからですけれど、この漫画版の展開はこの時点で充分素晴らしいものでしたよ。エルサの物語、ヨイツを襲った顛末を知ったホロの動揺とそれを見守るロレンスのカップルの話としても単体で絶賛に値すると思います。その上で、本編における先々に起こる展開にまで関連付けて思いを馳せる事ができる素晴らしい演出と心情描写。

凄いなあ。

シリーズ感想

とある科学の超電磁砲 75   

とある科学の超電磁砲 7―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

【とある科学の超電磁砲 7】 冬川基 電撃コミックス

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“戦い”は終結し、新しい“物語”が始まる ――!

一方通行との死闘を終えた美琴を待っていたもの。
それは上条当麻からの手作りクッキーのおねだりと、規格外のスケールの超運動会だった―― !!
毎回毎回おんなじ事ばっかり繰り返してしまって申し訳なくなるのだけれど、これ本当にすごいわ。純粋に「漫画」としてここまで表現出来る人、今どれだけ居るんだろう。
愕然としたのが、これほどにキャラの表情を迫真かつ豊かに描ききれる人が、この巻ではむしろ表情を見せないことで凄まじいまでに印象に残るコマやシーンを描き出してるんですよね。39話の最後のコマとか、その次の閑話とか、もはやあっけにとられるレベル。
婚后さんがあの湾内さんと泡浮さんと友だちになったシーンでの、遠くから美琴が三人に近づいていくのを足元から映しているコマとか。カメラアングルが神がかってるんですよね。一コマ一コマに、心引っ張られ鷲掴みにされるこの快感、この悦楽。いやあ、やっぱり最高ですわ、この人の描く漫画わ。

という訳で、シスターズ編の決着から婚后さんの新登場、美琴の天敵である食蜂の本格出場に伴っての大覇☆祭の開幕という形で本編も急展開。
いやあ、もうね、電磁砲での上条さんは、原作側と言動一緒のはずなのになんかもう別人ですよね、別人。男の魅力がパねえっすよ、この上条さん。
「俺の最弱は、ちっとばっか響くぞ」と嘯く上条さんのあの顔、何なんですか、あの表情!? 背筋泡立ちましたよ。すっげえわ、あの台詞を言うシーンで上条さんにあんな顔させるなんて。印象、まるで違うんですけど。
ここで挟まれる一方通行の心象風景もまた素晴らしい。これが在るお陰で、彼の最強を求める根源が一気に理解できました。いや、理解と言うより感覚的に伝わった、というべきか。
そしてあの『鉄橋は恋の合図』でのミサカさんですよ。もう、やべえって。ここでの御坂さんはヤバすぎる。恋ですよ、恋! この世で一番キラキラと輝いてるあの「女の子の恋」そのものですよ。
ここも最後のコマがもう最高すぎて、痺れた。

続いて、アニメで大人気の婚后光子さんが、漫画のほうではこれが初登場だったんですね。婚后さんはキャラが立ちすぎくらいに立ちまくって、世界観に馴染みすぎてたんで、もう漫画のほうでも登場済み、な気分だったのですが、そうか、まだだったんだ!! びっくり!!
いや、しかしこの婚后さん、素敵すぎじゃありません!? アニメだともうちょっと面倒くさい性格だったぞ!? 相変わらず人付き合いの下手くそなお嬢様ですけれど、この婚后さん無茶苦茶いい子じゃないですか! アニメでも仲良くなってた泡浮さんと湾内さんとの関係も、あちらでは二人が婚后さんに合わせてくれてる、みたいなところがありましたけれど、こちらではすっごく素直に婚后さんから「友達になってください」って申し込むのである。ちゃんと反省すべきところは反省するし、自分の至らない所に対する自覚も強い。変に意地もはらずに、美琴にも湾内さんたちにもすごく素直に接してますし……おーい、黒子。アニメじゃ似たり寄ったりのダメライバル同士だった気もするが、こちらだと婚后さん、真人間レベルが素晴らしく高いですぞ!?
大覇星祭で美琴と婚后さんがコンビくんで競技に出場してるのも納得。いやあ、むちゃくちゃ仲いいじゃないですか、お二人さん。息も合っててコンビネーションも抜群ですし。この婚后さんなら、佐天さんとも気が合いそうですし、こりゃあ本格的にレギュラーメンバー、というか美琴、黒子、初春、佐天のメインカルテットに入ってきそうな勢いですじゃん。むしろ歓迎のことですが。

人間力といえば、佐天さんですよ、佐天さん。相変わらず圧倒的なまでの人間性の高さ。この娘、つい先日まで小学生だった中学生のくせに、心配りが行き届き過ぎでしょう。友達甲斐がありすぎる。落ち込んでた初春を元気づけるために色々と画策して気を使っているのに、まるでそれを気取らせないのがまたすごい。傍から見てるから、佐天さんが初春の為に彼女を引っ張り回していたのはわかってたはずなのに、それをついつい忘れてしまうくらい、この娘気負いなく他意を見せず初春を連れて遊びまわっているのである。ごく自然に、ただ普通に遊んでいるとしか思えないくらいに。
佐天涙子は、絶対将来モテまくるに違いない。違わなければおかしいよ、うん。

それから、ついに以前から美琴が敵視しまくってた、どうやら人間性に問題がありまくるらしいレベル5の一角、食蜂操祈が登場。うわー、こいつはヤバイわ。この性格でこの能力って、やりたい放題じゃないのか? ってか、ダイエットしてる娘にケーキバイキングとか、鬼か、こいつ(笑

原作本編の方の大覇星祭の方は、上条さんがバタバタと走り回っているうちに適当に終ってしまったので、こちらではガッツリとお祭りやってるのをみたいところでありますなあ。
食蜂がどう絡んでくるか、なんだろうけど。というか、また佐天さんが知らず知らずに足突っ込んでそうだぞw

シリーズ感想


ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス 24   

ガンパレード・マーチアナザー・プリンセス 2 (電撃コミックス)

【ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス 2】 作画:長田馨/原作脚本:芝村裕吏 電撃コミックス

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5121小隊との接触で、速水厚志への憎悪を隠さない秋草。
その夜、熊本のはずれに中型幻獣・ゴルゴーンが突如出現した。
戦闘へ向かう小山率いる歩兵小隊のバックアップとして、神楽&秋草の愛機・騎魂号がついに動きだす!
これは、まさしく正史に連なるガンパレシリーズだ。一巻を読んだ時はあまりにガチに固められたミリタリー関連の設定群から、ある程度榊涼介版ガンバレの世界観も踏襲しているのかとも思ったのだけれど、若宮が年齢固定型クローンとして登場したこと。速水厚志が第六世代クローンの偽物であること(これは、榊版も同じみたいだけれど)。
そしてなにより、その精神性。
どこかのだれかの未来のために
地に希望を 天に夢を取り戻そう
われらは そう 戦うために生まれてきた

この無残とも言える気高さは、正しくガンパレードマーチの世界そのものを描いていると言える。榊版も基本的には一緒なんだけれど、あちらは正義が優しさと良心によって形作られた救いを勝ち取った世界へと移行しているので、ちょっと違うんですよね。正史のガンパレードマーチは、むしろ正義も愛も友情も人間としての誇り高さも、すべてが「悲劇」へと繋がっているような終端を前にした美しさ、或いは永遠永劫に続いていく儚さを内包している。
くそったれな現実がぶちまけられた血反吐のように張り付く戦場の中で、幻獣と人間が殺戮し合い、鏖殺し合う血みどろの地獄の中で、なおも高らかに正義を謳い、弱きを助け、仲間を守り、戦い抜こうとする兵たちの健気さは、見方を帰れば狂気そのもの。そんな狂気を肯定し受け入れて、ささやかな殺し合いの合間の平穏の中で笑いあい、死地へと帰っていく少年少女たち。
この常に「救われなさ」を背負った泥臭さこそが、ガンパレードマーチ、だったんだよなあ、というのを懐かしく思い出した次第。

一巻ではチラリとしか出番のなかったもう一人の芝村の姫、神楽がついにその姫たる力を指し示す。それは常軌を逸した情報処理、分析能力。膨大な情報を五人の小隊員たちの神憑った整理と入力により、一挙に入力。そこから導き出される分析結果は、ほぼ未来予知に等しい確定予測。アナリストの極み、といったところか。彼らの働きは、常に人類側が幻獣群の動きの先手を取る事が出来ることを意味している。これは物量で圧倒された上に、防御側として常に攻撃のイニシアティブを幻獣側に握られている人類側にとって、一軍にも勝る戦力だ。自分たちの計算能力は一個師団に匹敵するという自己評価は、過少なくらいだと思うぞ、これ。
そして、何より神楽はやっぱり芝村だよな、これ。決め台詞というか、発する言葉がいちいち流麗で高揚を誘ってくる。

友軍(とも)を護れ。火蓋開け(オープンファイア)。全火器使用許可(ガンパレード)!!
抜刀突撃!(アールハンドゥ・ガンパレード!!)
此処ぞという時の戦争シーンの熱さは折り紙つき。やっぱりこのセリフ回しは痺れるわー。

舞の姉でありながら、芝村を離れて妹の事は過去のことと言い切る神楽。速水厚志を偽物として憎悪をむき出しにする秋草。騎魂号での戦いのシーンでも、5121小隊を意識した発言もあり、どうも、5121小隊に対して様々な因縁をもっているようで。ちらりと舞と速水を始めとする5121小隊の面々も登場しているのだけれど、スピンオフとして完全に別部隊の話になるのではなく、色々と裏や表で複雑に絡んだ話になりそうだ。

1巻感想

電撃4コマ コレクション 家族ゲーム 84   

電撃4コマ コレクション 家族ゲーム(8) (電撃コミックスEX)

【電撃4コマ コレクション 家族ゲーム 8】 鈴城芹 電撃コミックスEX

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ちょっ、表紙の紫杏がエラいことになってるんだが。ヤンデレを通り越してゾンビ化してるぞ!?(笑
本巻の見どころはやはり、憂い顔の西浦さんと恋する乙女全開の真言。そして幸せそうな尚武・日陽子カップルでしょう。特に尚武・日陽子カップルは付き合うまでの猶予期間を解消するように、同棲から半年で結婚というスピード決着。まあ同棲とは言っても二人暮らしではなく温水家に同居という形だったので、ほとんどもう嫁入り状態でしたからねえ。きっちり身を正したというところでしょうか。プロポーズイベントもなく、いきなり日陽子さんの実家に挨拶言ってたしなあ。しかし、まだ社会人になって間もないというのに結婚してしまうとは思ってなかった。結婚一番近いカップルだとは思ってたけれど、同棲始めたの7巻なのに。さすがにちゃんとした式はやらずに婚姻届だけみたいだけれど。
もっと由寿が拗ねるかするかと思ったら、反応が鈍くなってる。これは本当に兄離れしちゃったのかなあ。兄貴にキス解禁されても別に嬉しくもなさそうだったし。これはちょっと寂しいかも。と思ってたら、何か男の趣味がヤバい方向に!? 待て待て待て、年上だけならまだしもオヤジ臭のする中年萌えって、それならまだ実の兄貴に懸想してた方がマシだ!! その方向性はいかん。変な親父に引っかかりそうで、マジで怖い。
一方でついに恋に目覚めた真言と西浦さんとの関係は、遠慮と負い目が重なって完全に捻れて思いすれ違い停滞中。真言、ちゃんと自分が西浦さんを振った形になってしまっている事はわかってたのか。それが負い目になって、西浦さんに素直にアタックできず、切なさと寂しさに打ちのめされる日々。一方の西浦さんは完全に目が絶たれたと思い込んでいるので、変に夢を見ずに身近なお兄さんという関係に徹し、真言ときっちり距離を取った関係を維持しはじめる。真言への未練に心を引き裂かれそうになりながら。
もうふたりとも両思いなのに、こんなに苦しむことになるなんて。こりゃあ、想いが通じたときの反動が怖いくらいだぞ。悟と葵の方ももう何年もお預けを食らっているので、解禁になったときはエラいことになりそうですけどね。現段階ですら、葵も真言も発情期入ってるような有様なのに。それでも、葵の方はまだ禁欲的というか、倫理に厳しいタイプみたいなので、悟も大変だよなあ。ほっぺにキスくらいいいじゃない。
時系列は正月終わって年も明け、真言たち三年生は受験本番。多分、真言と西浦さんの停滞は大学に入ってまで続かないと思うので、次巻あたりが勝負なんだろうなあ。下手すると、母親の二の舞になりかねんのが楽しみすぎるw

鈴城芹作品感想
真言

狼と香辛料 65   

狼と香辛料 6 (電撃コミックス)

【狼と香辛料 6】 小梅けいと/原作:支倉凍砂 電撃コミックス

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金の密輸に挑むロレンスとホロの計画は成功するのか?

ばく大な借金返済のため、金(きん)の密輸を計画したロレンスとホロは、融資元であるレメリオ商会のリーベルト、金の運び手となる羊飼いのノーラと組む。
しかし、二人の前には次々と難関が立ちはだかり……。
短編の 「狼と琥珀色の憂欝」 も収録された注目の第6巻!

ノーラ編、あるいはリュビンハイゲン編。いわゆる原作二巻相当の完結編となる第六巻。ホロがその巨大な狼としての本性をこれでもかと大暴れさせる、原作通じても此処でしか見られない話でもあるのだけれど、ノーラが守る商隊にホロが襲いかかるシーンの迫力が半端ない。同じシーン、良作として名高いアニメでもやってるはずなんだが、ここまで迫力あっただろうか。とてつもなく巨大な狼に襲われる側の絶望感が、もう凄まじいことこの上ない。あれはチビるよなあ。ドラゴンに襲われるのと大して変わらん恐ろしさだぞ。
そんなアクションシーンに勝るとも劣らないこの巻の見所は、久々のホロの美しい裸身、脱衣シーンなんですけどね。これがもう、めちゃくちゃエロティックなのである。小梅さん、元々エロ漫画出身で実際私もいくつか読んだことはあるんですが、色気はこっちのホロの方が上なんじゃないかと思うくらい。
しかし、こうしてみるとこの時点でホロとロレンスって充分ラブラブなんだよなあ。ロレンスが裏切られてボロボロの惨状でいるのと再会した時の、ホロのブチ切れっぷりといい、本性を表したホロとノーラが交錯したときロレンスがどちらの名を呼んだのかしきりと気にする姿といい、改めてロレンスにホロが名前を呼ばれた時の笑顔といい、絵になるともうホロがロレンスの事大好きなこと、よく伝わってくる。小説だとロレンス視点な上にホロの物言いがまた迂遠だったり、ロレンスの言葉の解釈がにぶちん極まってたり、とホロの思惑や本当の思いがなかなか見通せないところがあって、彼女がもうこの時点からロレンスの事大好きだった、というのが明らかになるのはこの漫画の巻末にも収録してあるホロ視点の短編「狼と琥珀色の憂鬱」を以て初めてになるわけですが、漫画になってみるとホロの気持ち、よくわかる、うんうん。もう、ニヤニヤしてしまいますよ、これは。
で、肝心の「狼と琥珀色の憂鬱」なんだが……砂を吐きそう(笑
ホロがロレンスにお粥を食べさせてもらうシーンなんか、普通に「あーん」するだけじゃ飽きたらず、ロレンスの野郎、ホロを膝にだき抱えて食べさせてやがった。おまっ、病人相手にしてもそれは親密すぎるだろう。病人に「あーん」のシーンは数多見てきたが、そこまでやってるヤツは滅多観たことないぞw

ノーラもこれで見納め、なのですが、いずれノーラ主役の短編をまたおまけで描いて欲しいなあ。幸いなことに、原作でもちゃんとその話あるわけですし。でも、あれを漫画化するとなると単行本半分くらいは使いそうだが。

シリーズ感想

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 65   

とある科学の超電磁砲 6―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

【とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 6】 冬川基 電撃コミックス

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学園都市で行われる二万体もの美琴のクローン 『妹達(シスターズ)』 を殺害させる 「絶対能力進化(レベル6シフト)」 計画。
その実験を止めるため、美琴は最強の能力者である 『一方通行(アクセラレータ)』 に挑もうとする。
だが、そこへ上条当麻が現れ……。 最強と最弱の男が激突!

いや、これホントに原作小説のあのシーンなの? 全然違うじゃない。全然違うじゃない。自分の死をもって計画を止めようと決意した美琴の前に立ちふさがる上条当麻。あの橋の上でのシーン、ここまで印象変わるとは思ってなかった。そりゃ、冬川さんの描くとあるの世界は全然違う別物だと分かっていたつもりだったけど、同じシーンでここまで劇的に変わってくるなんて、すごいわ、この人本当に凄い。
美琴が計画を知ってから必死の思いでこれを止めようとして失敗して失敗して失敗を何度も繰り返し、その間にもシスターズが殺されていく絶望に打ち拉がれ、精神的にボロボロに成り果てた末に自分が死んで決着をつけようと思い詰めるまでを赤裸々に描かれていただけに、美琴の悲壮感や絶望感はこれ以上なく伝わってきてたんですよね。美琴については予想できていた。予想外だったのが上条さんですよ。
この上条さん、一杯いっぱいなのである。美琴の前に立ちふさがるこの少年、切羽詰ってて余裕なんか全然なくて、目茶苦茶必死なんですよ。瀬戸際に立たされたような、一歩退けばそれだけで全部台無しになってしまうと迫られているかのように、息をするのも苦しそうなほど緊張しまくってる。そんな様子で、美琴の前に立ちふさがるわけですよ。
この上条さんは、ちゃんと美琴を見てるんです。美琴という個人を見て、必死にこの女の子を止めようとしている。止められなかったら、取り返しのつかないことになると恐怖しながら。
この上条さんが示すのは、信念でも正義でもありません。愛ですよ、愛!! 
そんでね、ボロボロになりながら、この上条さんは物凄いイイ顔で笑うんですよ。美琴を止められて、とても安心したように、ホッとした顔で笑うんですよ。そして、彼女の代わりに戦うと誓って、待っててくれと気負いのない顔で微笑むわけですよ。
そして、シスターズの為に、本気で激怒する上条さん。
もう、惚れる。これでホレなかったら頭がおかしいってくらいにカッコイイ。人間・上条当麻のなんてかっこいいことか。この上条さんなら、幾らでも好きになれるのになあ。

加えて、一方通行と上条さんの殴り合いに立ち会った時の美琴の想い。妹たちと、本当の意味でつながった瞬間。毎回毎回おんなじことばっかり言ってますけど、この冬川基という人の漫画力、魅せる力はケタ違いだわ。
傑作です。

シリーズ感想

家族ゲーム 75   

家族ゲーム 7 (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション 96-7)

【家族ゲーム 7】 鈴城芹 電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション

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うわあああ、うわあああ、うわあああ、ついに、ついについにですよ! 五年越しの告白。西浦さんが、ついに真言に告白。長かった、いつかいつかと待ちながら作中時間で五年たち、このままどうにもならないままなのかとすら思った矢先に、真言が後輩から告白されたのを西浦さんに相談した際、勢いでついに!
そうなんだよなあ。二人って出会ったの真言が中一の時だったんだよなあ。そして今、高校二年生ですよ。もう三年になるんですよ。五年って目茶苦茶長いですよ、どんだけ長いこと引きずってたんだよ、西浦さん。
それでも、これまで確かにちょびっとずつ距離は接近してる風な感じはありましたけど、真言があんなんだけに手応えは全然なかったんですよね。彼氏彼女のフリまでしながら、真言にはそういう素振りも気配もなかったからなあ。
そう、無かったと思ってたんですよ。そうか、全然皆無ではなかったのかっ! 西浦さんも気づいていないくらいだから、そりゃわからんわ。あれとかあれとか、真言なりにヤキモチ焼いてたんだ!
それこそ無数のカップルが誕生しているこの作品ですけれど、真言はその中でも頭ひとつ抜けて恋愛音痴で鈍感でニブチンだと皆から認識され、実際そのとおりだったんですけど……もしかしてこれ、大外一気でまくり差しか!? 真言も既に高校卒業まで間がない事を考えると、遊佐家の両親みたく大逆転でこの二人が一番はやくおめでたいことになりかねない。
まあ、西浦さん、表紙見てもわかるように顔が死んでますけど(笑
これは真言が悪いわー。いやもうこの娘はこういう子だから仕方ないんですけど、西浦さんがフラレたと勘違いしてしまったのは仕方ないわ。バカだなあ。誰がとは言わないけど、バカだなあ。
いやでも誤解が変な方向に行くというわけじゃなくて、この調子だと西浦さん、うれしいサプライズになりそうじゃないか。あれだけ待たされたんだから、拗れずにハッピーになってほしいよ。

とりあえず一番順調そうなのが葵と悟か。葵が成長するにつれて意外とお固い考え方の持ち主だというのが分かってきたのが面白い。だらしない悟さんは嫌だなあ、とかどんだけ潔癖なんだよ。君、高校生の悟くんがどれだけ我慢してると思っているのかね。いやもう、チューくらいはしてもいいでしょうに。プレイが焦らしすぎる。
それでも、悟くん、この歳で大学卒業したら即座に葵を娶る気でいる気概はホレるわあ。気概というほどでもなく、すでに既定路線、当たり前の将来像みたいになってるのが凄いが。あっ、五年後には結婚します、とか平気でのたまったもんなあ。葵が高校卒業したら即座にかよっ。

そして、一番「結婚」という言葉が近そうなのが、尚武兄ちゃんと今川さんか。ついに尚武の実家で同棲だもんなあ。朝帰りまでしちゃったし。既に恋人を通り越して家族同然ですから、もう。温水家にも馴染んじゃいましたし、もう嫁だよなあ、これ。そんな状態でもまだ粘る由寿の根性が素晴らしい。何気に関係が離れるどころかむしろ接近してるもんなあ。

他にもカップルが出来たり出来なかったり。小竹と里奈は完全にくっつく流れだったのに、あそこからあんな事になるとはさすがに予想だにしなかったぜ。目が丸くなりましたがな。こりゃ、里奈っち男運ないわー。運がないというか、タイミングが悪い?

とにかく、ラストのコマで真言が素晴らしい恋する少女の笑顔を見せてくれたので、大満足。ではないよっ、そこで切るのかよ、西浦さんとの関係どう着地させるんだよっ、と物凄い気になるところで終わってるので、辛抱タマランですよこれ。まだ半年以上、場合によっては一年以上待たされることになるんだから、たまらんたまらん。
いつまでも待ってます、待ってます、でもなるべく早めにお願いしますぅ。

鈴城芹作品感想

真月譚月姫 105   

真月譚月姫 10 (電撃コミックス)

【真月譚月姫 10】 佐々木少年 電撃コミックス

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オーバー・ザ・ムーン/ムーンライト
彼女が夢見たお伽噺は、あの月の果ての果てに


この輝くようなアルクェイドの幸せそうな笑みこそが象徴で、最果てだった。
佐々木少年版漫画【月姫】。ここに堂々の完結。
最後の一冊を以て大胆に描かれる最終回。それは別れの儀式。多くの痛みを胸に秘め、それでも幸せだったと、そしてこれからも幸せなのだと笑いながら言葉にするさよならのインジケート。
見開きいっぱいに描かれた情景は、胸を締め付けるような神秘的な切なさをもって、あの月姫をプレイしたときの感情を新しく再現してくれる。

なんて、きれいな、蒼い月

そして、余韻も醒めやらぬ中訪れる、あの人との再会。
遠野志貴がたどり着いた果ての果てでの、彼を遠野志貴として生きるべきを導いたあの人との再会と、別れ。
月姫という作品における、ある意味「絶対」と呼べるあのシーンを経て、この漫画版は最果てを越えて、原作があの時、届かなかった場所まで辿り着くことになる。
佐々木少年版だけの、アルクェイドの、吸血姫と殺人貴とのエンディングに。
まさにここに辿り着くために、この素晴らしい七年間を捲り続けたのだと確信できるエンディングに。

あの日、【月姫】というゲームと出会い、プレイできた幸福と、その後にこんな至高のコミカライズに届いた幸運を噛み締める。
今はもう、正規の手段では手に入らないゲーム原作。TYPE-MOONの原点にして原典を未だプレイしたことのない人は、もし月姫Rがでたときは迷わず手に取って欲しい。あの物語は、十年経った今も尚色褪せることない輝きを持っている。
この傑作は、見事にそれを此処に証明してくれた。
完結、お疲れさまでした。素晴らしい作品をありがとう。

シリーズ感想

よつばと! 105   

よつばと! 10 (電撃コミックス)

【よつばと! 10】 あずまきよひこ 電撃コミックス

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あれ? 今回はもしかして今までで一番、本当に何でもないイベントもない普通の日常だったんじゃないだろうか。かなりじっくりと、とーちゃんとよつば、二人の毎日が描かれていたのではないだろうか。
こうして改めてじっくりととーちゃんのよつばの扱い方を見せられると、ほとほと感心させられる。というか、これはもう尊敬するというレベル。どこでどうやって、こんな子育ての仕方を体得したんだろう。仕事が在宅でいつも一緒に居られるとは言え、子供の扱い方が神がかってる。すごいなあ、すごいなあ。どうやったら、こんなふうに子供と接することができるんだろう。肩肘はらずに自然に、よつばを良い方に導き、必要なことを教えてる。
よつばが嘘をついて食器を割ってしまったのをごまかそうとしたときの叱り方なんて、感動すらしてしまった。怒ること無く、こんなふうに叱り、イケナイ事を言い聞かせることが出来るのか。
この後、ちゃんととーちゃんは自分が何を問題視したのかをちゃんとよつばに言い聞かせてるんですよね。嘘を付いたのがいけないことで、お皿を割ったしたことは怒ってない、と。むしろ、失敗することはよつばの仕事だ、とすら言っている。実際にその言語を幼子が理解できるかどうかは別として、親として毅然とそういう心構えを持っているというのは、マジで尊敬に値する。
そして、家に帰ったあと、大惨事の原因になったボールで、率先して遊ぶんですよね。ここは本当にすごいなあ、と思った。そのボールを家の中で投げてしまったことが大惨事となってしまったのは、よつばもちゃんと分かってて、そのボールを触ることはイケナイんじゃないか、という意識がこの子にもちゃんと残っているんだけど、それをとーちゃん、いっぺんに払拭してしまうわけだ。
自由にのびのびと育てるって、まさにこういうことを言うんだろうなあ。

あと、風香とジャンボも加えて、家電量販店に買い物に行く話。お隣さんの買い物に平然と付いてくるあたり、もう風香と小岩井家の距離感って、親しいお隣さんや連れ立って遊びにいく友達を通り越して、もう家族感覚なんですよね。普通、そんな気軽に買い物についてこないって。プールに一緒に遊びに行った時よりも、むしろ今回の方が距離感の近さを感じたかも。仮にもジャンボやとーちゃんってそこそこ歳行ってる大人なんだよなあ。
うが、は可愛かったぞ、風香さん(笑
でも、あそこで多少なりとも照れる、というのはどういう意味なんだろう。気になる気になる♪

さいかい、ってタイトル、なんだろうと思ったら、ダンボーか!! ダンボー再びか!!
みうらちゃん家、オートロックかー。いや、何が驚いたって、みうら母の美人ママっぷりだよ。美人ママというよりも、若さがすげえ。お母さんというよりもあれ、姉ちゃんと呼んでもおかしくないぞ。胸、おっきいし!! こりゃあ、まじで二十代なんじゃないのか? きっと、みうらは十代で産んだ子供なんだよ。オヤジは、金持ちなんだよ(笑

ダンボー、外界を行く。ダンボーが外を歩き回るのを、街行く人たちが目を丸くして見送る様子が、夢いっぱいだなあ。ただ公園に行くだけなのに、その光景が素敵すぎて胸がドキドキしてしまった。
やっぱりダンボーは素敵だ。花丸花丸♪

4巻感想

狼と香辛料 55   

狼と香辛料 5 (電撃コミックス)

【狼と香辛料 5】 小梅けいと/原作:支倉凍砂 電撃コミックス

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あ、あれは殴られても仕方ないよ、ロレンスさん。いくらなんでも空気読まなさすぎる。いや、空気を読んだからこそ、なのか。
原作でも、あのホロの、自分がロレンスにとってどういう存在なのかを問いただすシーンは、二人の置かれた切羽詰った状況、その瀬戸際においてすらホロを大事にしようとするロレンスに、明らかにホロがひとつの言葉を求めてるのが如実に伝わってくる場面だったのですが、漫画となると威力がとんでもないことになってる。原作でだってもう狂乱しそうなほど悶えたシーンだったのに、小梅さんのホロの醸しだす雰囲気の切なさや色香は、もうハンパないのである。涙目で胸にしがみつき、言葉を引き出そうとする姿は、普段のロレンスをからかう様子など微塵もなく、この時のホロが本気だった事がはっきりと伝わってくるんですよね。素晴らしいの何の。
いや、仕切りなおしでも十分なくらいにお互いの気持が通じ合ってるのがわかる素晴らしいシーンだったのですが。ベッドで抱き合いながら睦言を囁きあう、というところまで行きながら、何故にそのままインしない!?
考えてみると、ここからホロとロレンスがお互いに「愛し合っている」と認めるまでが長いんだよなあ。お互いの気持は、言わずとも分かっているとはいえ、それを言葉にして伝え合うまでが本当に長かった。二人がラブラブなのは、これを見たら一目瞭然だというのに。

そして、本巻もうひとつの見所が、金の密輸の仕事をロレンスがノーラに持ちかける場面である。言葉巧みに、ノーラのココロを擽り、現状への不満を煽り、甘言を囁く。まさに悪魔の誘惑であり篭絡。突然提示された巨額の報酬に放心する表情、教会の避難に対して慌て青ざめ、しかしその的を射た指摘に唇を噛み締める姿、そしてロレンスの誘惑に危険をすべて承知のうえで覚悟を決めた時の顔つき。ノーラの発言自体はかなり少ないのですけど、彼女の表情が彼女のその瞬間その瞬間の気持ち、感情を雄弁に語り尽くしているのです。このシーンは痺れましたわ。

ノーラもホロも総じて魅力的で、二人のどちらが出ているシーンでも熟々と耽溺できるものですから、幸せでしたわぁ。特に、二人が揃って談笑しているシーンなど、どんなご褒美かとww

巻末のおまけには、未だ未登場の女性キャラ、ディアンにエルサ、そしてエーブを加えたガールズバンドネタが。ロレンス、おもいっきり怪しい業界人だな、それだとww
エネクに踏まれるノーラがご褒美ですww


シリーズ感想

真月譚月姫 95   

真月譚月姫 9 (電撃コミックス)

【真月譚月姫 9】 佐々木少年 電撃コミックス

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「月は翳り、夜は終わる。――――さよなら、愛しき化身よ」

ロアとの最終決戦。ああ、懐かしい。原作ゲームをプレイした時の、あの熱くも静かな、狂おしくも切なくてたまらなかった興奮が蘇ってくる。
幻想伝奇数あれど、そうだこれほどに滅び行く、消え去りゆく者たちの儚い美しさを、自分たちの終局を受け入れた上で、最期まで愛する人と共に在ろうと、生きようとする姿を描ききった作品を私は他に知らない。TYPEMOONはこれ以降も素晴らしい作品を送り出しているし、それらの作品を私も大好きなのですけれど、何故かやはり【月姫】は自分の中では特別だったんですよね。
原作をプレイしたのも随分と昔で、この特別感の理由はなぜなんだろうと分からないままだったんですが、改めてこの【月姫】という作品を漫画という媒体で再構築した傑作を読むことで、自分は【月姫】の何に魅入られたのか、今なお魅入られ続けているのかを思い出させて貰いました。
アルクェイド、アルクェイド。自分の終わりのすべてを、志貴のために費やそうとする太陽が似合う吸血鬼。ロアなど既に眼中になく、ただただ愛に満ち、愛に満たされて、幸せそうに死んでいく彼女の笑顔のなんと美しいことか。
そして志貴。死にゆく身体にのたうち回りながら、それでもひたすらにアルクェイドを想い、アルクェイドの元へと駆けつけようとする男。
純粋に、本当に純粋に、彼らはただただお互いを想い、求め、愛するだけの究極のラブストーリーが此処にある。【空の境界】でもそうだったんだけれど、私にとって奈須さんという人の描く物語は、伝奇作品という以上に恋愛モノとしての部分に心震わされるところがあるんですよね。アルクェイドシナリオは、まさにその一つの究極。
それを、佐々木少年という漫画家は最初から最後まで見事に昇華してみせてくれたわけだ。素晴らしかった。すごかった。あのクライマックスを目の当たりにした時の情動を、再び此処に改めて感じさせてもらえることになるとは。
泣きそうになるほどすごかった。

一つ、驚嘆させられたのがアルクェイドの切り札である「空想具現化」である。これ、原作をプレイしたときはいまいちどういうものか具体的なイメージが湧かなかったんですよね。
というよりも、空想具現化と呼ばれる現象についてなされた解説と、ロアの身に起こった現象にだいぶギャップというか、格差があったように見えたんですよね。とんでもない能力の割に、ロアが食らった攻撃はわりと平凡だったみたいな。
だけれど、この漫画において描かれた演出は、その齟齬を見事に埋めてくれた、空想具現化というのがどれほどとんでも無い代物なのかを如実に実感できる、ビジュアルイメージとしては究極に近い素晴らしい演出だった。確かに、ここで描かれているようなものが空想具現化という能力だとすれば、そりゃあ誰も太刀打ちできないわ。ちょっと他の魔術や特殊能力と桁が違う。
なるほど、これこそが「空想具現化」だったのかーー。

再認識というと、シエル先輩のパーフェクトな脇役っぷりがやはり際立っていたなあ。この人、勿論メインヒロインとしてのシナリオも十分光ってたんだけれど、他のヒロインルートで脇役に回った時の輝きは比類がないんですよね。女性としてもサポート役としても憎まれ役としても、可愛いし美人だしカッコいいし惚れそうだしと、まるで隙がない。
……未だにこの人がのちのち隙だらけのキャラクターになってしまうのか不思議なくらいw
原作やった時からそういう評判出てたわけですけど、この人はほんとに「先輩」ポディションが似合う人だわ。

完全に本巻が最終巻だと思い込んで読んでいたので(帯にちゃんと最終巻じゃなくなっちゃいましたー、と書いてあったのにまるで目に入ってなかった)、終わらなかったときにはひっくり返りました(笑
いやあ、ページが無くなりそうになってるのに話がぜんぜん終わらない流れにはかなり焦りましたけどね。なんか打ち切りみたいな終わり方になっちゃうんじゃないのかこれ!? と。
おかげでひっくり返りながらも心底安堵の溜息をつくことになったのですが。
なんにせよ、もう一冊、この傑作と付き合えるというのは嬉しい限りです……終わったら終わったで、一旦戻って遠野家ルートいきませんかね?

シリーズ感想

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 55   

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 5 (電撃コミックス)

【とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 5】  冬川基 電撃コミックス

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ああ、美琴は違うんだ。
御坂美琴が必死になってこの実験を止めようとしていた理由、原動力、根源をちょっと見誤っていたのかもしれない。彼女が必死になって不眠不休で実験関連施設を破壊して回り、実験を中止に追い込もうとしていたのは、勿論御坂シスターズが理不尽に殺されていくのを止めたかった、彼女らを助けたかった、というのもあるんだろうけれど、それ以上に美琴、自分自身のためだったというのがこの巻の彼女の様子を見ていると伝わってくる。彼女の中にあるのは怒りでも善意でも同情でも厚意でもなんでもない、彼女を駆り立てているものは純然たる恐怖なのだ。この狂いきった実験の根源に自分が関わっていること、自分が差し出したサンプルがすべての発端となってしまったこと。彼女を蝕む悪夢は、妹たちの姿を取り彼女を責め立てる。殺されるために生まれてきた妹たちが、その恨み辛みを美琴にぶつけてくる悪夢。すべて、お前が悪いのだと。
眠ることも出来ず不眠不休で実験施設を潰して回る行為は、時間をかけなければ掛けないだけ妹たちが死ぬ可能性が低くなる、というのもあるんだろうけれど、それだと美琴が施設破壊を開始した、正確には実験の存在を知ってしまった直後からの三日間、何も喉を通らず食べ物を口にできなかった、という事実の理由にはならない。
美琴はあの上条さんのように正義感から妹たちを助けようとしているのではない、純然たる恐怖と罪悪感から逃れるために、自分が救われるために必死になっているのだ。それを悪いこととは全然思わない。むしろ、浮世離れした上条さんのそれよりもよほど親近感が湧く。
他人事ではなく、自分のこととして、彼女は正しく、自らが負うべき責任を果たそうとしているのだから。

そして、原作では見ることの出来なかった学園都市の超能力者レベル5たちの饗宴。一方通行と超電磁砲のそれも見所たっぷりだったけれど、それよりもむしろ注目は御坂美琴と第四位・原子崩しの麦野沈利のガチバトル。学園暗部の実働部隊<アイテム>の本格戦闘こそが一番の見せ場でしょう。特に、アイテムのフレンダ。彼女は原作では能力のひとつも明かさぬままあんなことになっちゃったわけですし。彼女の実力が存分に見れるのはとある科学の超電磁砲だけー。
この子もなー、体晶使って疲弊している滝壷に何気なく優しいこと言っちゃってるのを見ると悪い子じゃないんですよねー。まあ、なんで麦野がフレンダのことあんなあっさり切り捨てたのかの理由はなんとなくわかってしまったけど。あの調子だと色々と積もり積もったもの、あったんだろうなあ(苦笑

しかしなるほど、アイテムの、というか麦野と滝壷の連携は、あれは確かに強力だわ。むしろ今回のような室内戦の方が威力を発揮するのか。見えないところから直撃をくらわしてくるんだし。ただ、今回に関しては美琴のコンディションが悪すぎるのも考えどころなんですよね。せいぜいこれ、万全時の半分以下なんじゃないだろうか。はたしてこの時美琴が万全だったなら、状況はどうなってたんだろう。純然たる能力の強さにおいては、美琴の方がやはり強いみたいだけれど、麦野は自己保存のために意図的に威力を落としているという話しだしなあ。まあ、戦闘というのは単純なスペックじゃなくて、状況によるものなので状況設定を定めずに論っても仕方ないのだけれど。

シリーズ感想

家族ゲーム 65   

家族ゲーム 6 (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション 96-6)

【家族ゲーム 6】 鈴城芹(電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション)

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前回の五巻から約一年半。さすがにそれだけの間が空いてしまうと、メインキャラはともかくとして脇を固める子たちはさすがにこの子誰だったっけ、と思い出すのに苦労してしまった。なにしろ、人数がものすごくたくさん増えてるもんなあ。おまけに人間関係がやたらと複雑に入り組んでいるし。親子に兄弟、友人同士にクラスメイト、同じサークル仲間、部活の仲間と錯綜しまくっている。
ここで役に立ったのが巻頭のキャラ紹介。総勢三十一名にもなる壮観の登場人物紹介表。この規模のは「魔法先生ネギま!」か「境界線上のホライゾン」くらいしかなかなか見たことないですよ。
と、最初の方はこの登場人物紹介を振り返りながら見てたのですけど、さすがにすぐに思い出してきましたね。初っ端からこれだけラブラブ旋風が吹き荒れているとあてられてきますってなもんよ。
この四コマが秀逸なのは、きちんと作中時間が進んでいるところなんですよね。小学生は中学生になり、大学生は社会人になり。みんなの社会的立場が進むと同時に、それぞれの人間関係もしっかりと変化をして言っている。
高校2年生の伊佐坂悟と中学2年の遊佐葵の歳の差カップルは、ますますラブラブ進行中。本のちょっと前まで小学生の子供だったはずの葵は、中学生になってめっきり女っぽくなっちゃって。二年生になってからは、さらにその卦が強くなってきてる。ロリコン疑惑なんかもあって、葵に対してものすごく気を遣って接している悟に対して、むしろ葵の方が積極的なんですよね。登場したときはあんなに男の子っぽく女っ気がなかったお子様だったのに。そろそろ悟くんの理性がヤバいですww でも、本格的に付き合うのは葵が大学生になってから、と言い切っちゃう悟くんはちょっと節制が効きすぎてる気がします(苦笑 
なんにせよ、この二人は見ていて本当に微笑ましいカップル。進展も順調だし、お互いの家族公認だもんねえ。もう至る所でニヤニヤさせられてしまう。あの、髪の毛うれしそうに触ってる葵のカワイイことカワイイこと。このシーンの何が素晴らしいのかは、読めばいやでもわかります。もう、ニヤニヤしすぎてほっぺた痛いよw

そんな二人の間に、結局割って入れなかった紫杏の初恋と失恋。元々二人の仲をもっと後押しするために悟にアピールしていたのが、実は自分の初恋だったと気づくと同時に失恋する紫杏。引っ込み思案で友達が今まで出来なかった内気な少女の、吹っ切るような号泣と、そんな娘の背中をそっと後押しするお母さんの桃子先生の優しさが身に染みる切なくも温かいお話でした。紫杏は、この前後から作中でもクラスメイトが気づいているんですが、キャラがすごく明るくなってるんですよね。あのちょっとおどおどして周りを気にする素振りはすっかりなくなって、イイ友達が出来、いい恋をしたんだな、というのがよく伝わってくる。あの紫杏の変化を気にしてた男の子、フラグ立った?

一方で迷走している恋もあるわけで。……一応これ、進展してるんだよな? というのが真言と西浦さん。そして、尚武と陽良子の恋模様。真言と西浦さんの方は、なんか唐突に真言が西浦さんに彼女になってあげます宣言。なにがどうしてこうなった!? と西浦さんと同じく混乱中。おまけに、真言は西浦の彼女になったものの、西浦さんを彼氏にしたつもりはなく……この子はいったい何を考えてるんだろう。西浦さんの苦悩は続く。一応、これは進展はしてるんだろうけどなあ……とりあえずまだ異性として眼中に入れられてないのは確かだけど、まず立場だけでも近づいたんだし、これからだ、頑張れ西浦さんww
そしてこちらは、やっとこ告白しあってまっとうに恋人関係になったにも関わらず、なぜかそこで行き止まってしまっている尚武と陽良子。君ら、社会人と大学生のカップルなのにまだキスもしてないってww 一方で尚武と妹の由寿のイチャイチャっぷりは留まるところを知らず、なんで恋人よりも妹の方が新婚さんっぽいんだよ(笑
尚武も陽良子も、由寿の積極さを見習わないと。妹さんはまだこれ自重してるんだよなあ。前半のあの勢いを続けられてたら、兄貴はマジで陥落してたかもしらん。現状でも、ついつい甘やかしちゃってるのに。もうここは三人一組でいいんじゃないか、と思えてきた。
他にも、サブキャラたちの恋模様があちらこちらで咲き誇り、芽吹く予感も散りばめられ、どちらを見ても春爛漫。ニヤけるのを休ませてもらえるところがありませんよ、もうっ。

ううっ、これだけ楽しい漫画なのに、刊行の間が平気で一年以上開くのは辛いよなあ。
まあいい、鈴城さんの新シリーズ【くすりのマジョラム (1) (まんがタイムKRコミックス)】が来月には出てくれるので、それで無聊をなぐさめるとしましょう。

2巻 3巻 4巻 5巻感想
 

11月26日

はまじあき
(まんがタイムKRコミックス)
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肉丸
(まんがタイムKRコミックス)
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MOTO
(まんがタイムKRコミックス)
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バニライタチ
(まんがタイムKRコミックス)
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芽々ノ圭/ほえ太郎
(電撃コミックスNEXT)
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綾村切人/ナフセ
(電撃コミックスNEXT)
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友麻碧/夏西七
(Gファンタジーコミックス)
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水口鷹志
(角川コミックス・エース)
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肉丸/ジョーさん。
(角川コミックス・エース)
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さびしうろあき
(角川コミックス・エース)
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11月25日

Schuld
(オーバーラップ文庫)
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熊乃げん骨
(オーバーラップ文庫)
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岸本和葉
(オーバーラップ文庫)
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御堂ユラギ
(オーバーラップ文庫)
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白河勇人
(オーバーラップ文庫)
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不手折家
(オーバーラップノベルス)
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たまごかけキャンディー
(オーバーラップノベルス)
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日之影ソラ
(オーバーラップノベルスf)
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森下りんご
(オーバーラップノベルスf)
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ムラサキアマリ
(MF文庫J)
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鵜飼有志
(MF文庫J)
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黒鍵 繭
(MF文庫J)
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志瑞 祐
(MF文庫J)
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久追遥希
(MF文庫J)
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ぶんころり
(MF文庫J)
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ぶんころり
(KADOKAWA)
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理不尽な孫の手
(MFブックス)
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理不尽な孫の手
(MFブックス)
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七沢 またり
(MFブックス)
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北川 ニキタ
(MFブックス)
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yokuu
(MFブックス)
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巴里の黒猫
(MFブックス)
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埴輪星人
(MFブックス)
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ネコクロ
(ブレイブ文庫)
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レオナールD
(ブレイブ文庫)
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とーわ
(ダッシュエックス文庫)
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すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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東條チカ/カルロ・ゼン
(角川コミックス・エース)
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池野雅博/ざっぽん
(角川コミックス・エース)
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坂野杏梨/逢沢大介
(角川コミックス・エース)
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いわさきまさかず/矢立肇
(角川コミックス・エース)
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谷和也/鈴木小波
(角川コミックス・エース)
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騎羽こうじ/瀬尾優梨
(角川コミックス・エース)
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ユリシロ/紙城境介
(角川コミックス・エース)
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犬塚惇平/ヤミザワ
(角川コミックス・エース)
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福井晴敏/大森倖三
(角川コミックス・エース)
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雪仁/かがちさく
(角川コミックス・エース)
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葦尾乱平/涼樹悠樹
(ガルドコミックス)
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舘津テト/白青虎猫
(ガルドコミックス)
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霜月なごみ/瀬戸夏樹
(ガルドコミックス)
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しゅにち/友橋かめつ
(ガルドコミックス)
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しろいはくと/大崎アイル
(ガルドコミックス)
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びび/五示正司
(ガルドコミックス)
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七浦なりな/桜あげは
(ガルドコミックス)
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ちさかあや/大志充
(電撃コミックスNEXT)
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日之影ソラ/みつなり都
(電撃コミックスNEXT)
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紺矢ユキオ
(電撃コミックスNEXT)
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後藤羽矢子/玖珂ツニヤ
(電撃コミックスNEXT)
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竹葉久美子
(電撃コミックスNEXT)
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Byte
(電撃コミックスNEXT)
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仲谷鳰
(電撃コミックスNEXT)
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月見だしお/Ceez
(電撃コミックスNEXT)
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ぷらぱ
(電撃コミックスNEXT)
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緋呂河とも/ながワサビ64
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高村資本/OKARI
(電撃コミックスNEXT)
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蛇野らい/槻影
(電撃コミックスNEXT)
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ハンバーガー
(電撃コミックスNEXT)
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朱月十話/ROHGUN
(電撃コミックスNEXT)
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理不尽な孫の手/日崖タケ
(ガンガンコミックスONLINE)
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渡航/佳月玲茅
(ビッグガンガンコミックス)
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松浦/大堀ユタカ
(ビッグガンガンコミックス)
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初鹿野創/椎名くろ
(ビッグガンガンコミックス)
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深見真/真じろう
(ビッグガンガンコミックス)
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平坂読/さきだ咲紀
(ビッグガンガンコミックス)
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はっとりみつる
(ヤングガンガンコミックス)
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11月24日

甲田 学人
(メディアワークス文庫)
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冬馬倫
(メディアワークス文庫)
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紅玉 いづき
(メディアワークス文庫)
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久川 航璃
(メディアワークス文庫)
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11月22日

伊織ハル
(4コマKINGSぱれっとコミックス)
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カワバタヨシヒロ/羊太郎
(MFコミックス アライブシリーズ)
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La-na/南野海風
(MFコミックス アライブシリーズ)
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春野友矢
(MFコミックス アライブシリーズ)
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木城ゆきと
(KCデラックス)
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石黒正数/講談社
(KCデラックス)
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石黒正数
(アフタヌーンKC)
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皆川亮二
(アフタヌーンKC)
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山口つばさ
(アフタヌーンKC)
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藤田和日郎
(モーニング KC)
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榎本あかまる
(モーニング KC)
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田素弘
(モーニング KC)
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三原和人
(モーニング KC)
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栗田 あぐり
(モーニング KC)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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田代哲也
(ガンガンコミックスJOKER)
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11月21日

二上圭
(GCN文庫)
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11月19日

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ほのぼのる500
(TOブックス)
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佐々木鏡石
(TOブックス)
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弁当箱
(TOブックス)
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龍流
(TOブックス)
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11月18日

羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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理不尽な孫の手
(富士見ファンタジア文庫)
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いつきみずほ
(富士見ファンタジア文庫)
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阪田 咲話
(富士見ファンタジア文庫)
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七野 りく
(富士見ファンタジア文庫)
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日の原 裕光
(富士見ファンタジア文庫)
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戸塚 陸
(富士見ファンタジア文庫)
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七野 りく
(富士見ファンタジア文庫)
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水沢 夢
(ガガガ文庫)
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持崎湯葉
(ガガガ文庫)
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昏式龍也
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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shiryu
(ガガガ文庫)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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千明太郎
(チャンピオンREDコミックス)
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眞邊明人/藤村緋二
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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カルロ・ゼン/フクダイクミ
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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福地翼
(少年サンデーコミックス)
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田中モトユキ
(少年サンデーコミックス)
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ねこぐち
(少年サンデーコミックス)
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11月17日

西尾維新/大暮維人
(KCデラックス)
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西尾維新/大暮維人
(講談社コミックス)
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山本崇一朗
(KCデラックス)
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久世蘭
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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木南ユカ
(講談社コミックス)
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裏那圭/晏童秀吉
(講談社コミックス)
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稲葉みのり
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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椎橋寛
(ヤングジャンプコミックス)
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すかいふぁーむ/ぺんたごん
(ヤングジャンプコミックス)
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三都慎司
(ヤングジャンプコミックス)
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戸塚たくす/西出ケンゴロー
(ヤングジャンプコミックス)
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日向夏/倉田三ノ路
(サンデーGXコミックス)
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麻生羽呂/高田康太郎
(サンデーGXコミックス)
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池澤真/津留崎優
(裏少年サンデーコミックス)
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田尾典丈
(電撃の新文芸)
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福留しゅん/天城望
(フロース コミック)
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廣本シヲリ/しきみ彰
(フロース コミック)
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11月16日

村枝賢一/石ノ森章太郎
(KCデラックス)
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古川五勢
(KCデラックス)
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小村あゆみ
(マガジンエッジKC)
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伊藤京介
(マガジンエッジKC)
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sigama
(マガジンエッジKC)
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片瀬茶柴/城平京
(講談社コミックス月刊マガジン)
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森下真
(講談社コミックス月刊マガジン)
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ひととせひるね
(講談社コミックス月刊マガジン)
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関口太郎
(講談社コミックス月刊マガジン
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加藤元浩
(講談社コミックス月刊マガジン)
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周藤蓮
(ハヤカワ文庫JA)
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逆井 卓馬
(星海社FICTIONS)
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11月15日

友麻碧
(富士見L文庫)
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しきみ 彰
(富士見L文庫)
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友麻 碧
(講談社タイガ)
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西尾 維新
(講談社文庫)
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夏原 エヰジ
(講談社文庫)
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水辺チカ/友麻碧
(KCx)
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勝木光/香月美夜
(コロナ・コミックス)
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蕗野冬/ほのぼのる500
(コロナ・コミックス)
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香守衿花/もちだもちこ
(コロナ・コミックス)
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東里桐子/ラチム
(コロナ・コミックス)
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墨天業/久宝忠
(コロナ・コミックス)
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螢子/あてきち
(コロナ・コミックス)
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11月12日

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大森藤ノ
(GA文庫)
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伊尾微
(GA文庫)
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ジャジャ丸
(GA文庫)
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11月11日

漆原玖/門司柿家
(アース・スター コミックス)
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成家慎一郎/ナハァト
(アース・スター コミックス)
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金井千咲貴
(ガンガンコミックス)
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顎木あくみ/高坂りと
(ガンガンコミックスONLINE)
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鉢谷くじら
(ガンガンコミックスONLINE)
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万野みずき/野営地
(ガンガンコミックスONLINE)
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山内泰延
(ガンガンコミックスONLINE)
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長岡マキ子/カルパッチョ野山
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/夏海ケイ
(ガンガンコミックスONLINE)
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11月10日

天野こずえ
(BLADEコミックス)
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川原 礫
(電撃文庫)
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佐島 勤
(電撃文庫)
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二丸修一
(電撃文庫)
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白金 透
(電撃文庫)
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東崎惟子
(電撃文庫)
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ひたき
(電撃文庫)
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鏡 遊
(電撃文庫)
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赤月ヤモリ
(電撃文庫)
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榊 一郎/木尾寿久(Elephante Ltd.)
(電撃文庫)
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岩田洋季
(電撃文庫)
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午鳥志季
(電撃文庫)
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烏丸 紫明
(カドカワBOOKS)
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巻村 螢
(カドカワBOOKS)
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ジャジャ丸
(カドカワBOOKS)
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壁首領大公
(カドカワBOOKS)
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神無月 紅
(カドカワBOOKS)
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古宮九時
(DREノベルス)
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わんた
(DREノベルス)
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小鳩子鈴
(DREノベルス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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ほのぼのる500
(TOブックス)
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内河弘児
(TOブックス)
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(TOブックス)
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あfろ
(まんがタイムKR フォワードコミックス)
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うちのまいこ
(まんがタイムKR フォワードコミックス)
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まめ猫
(まんがタイムKR フォワードコミックス)
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秋月壱葉/望月麻衣
(アクションコミックス)
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クール教信者
(アクションコミックス)
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碓井ツカサ
(サンデーうぇぶりコミックス)
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しょたん
(サンデーうぇぶりコミックス)
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野田宏/ふくしま正保
(ビッグコミックス)
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野田宏/若松卓宏
(ビッグコミックス)
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千月さかき/姫乃タカ
(角川コミックス・エース)
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斯波浅人/浅名ゆうな
(角川コミックス・エース)
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otakumi/ベキオ
(角川コミックス・エース)
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天海雪乃/タンバ
(角川コミックス・エース)
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岡叶/夏目純白
(角川コミックス・エース)
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由伊大輔/高橋びすい
(角川コミックス・エース)
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吾嬬竜孝/西崎義展
(角川コミックス・エース)
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吾嬬竜孝/西崎義展
(角川コミックス・エース)
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Crosis/松尾葉月
(角川コミックス・エース)
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内河弘児/よしまつめつ
(ヤングチャンピオン・コミックス)
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11月9日

さばねこ/ちゃつふさ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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渡真仁/三嶋くろね
(ドラゴンコミックスエイジ)
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カタセミナミ/千月さかき
(ドラゴンコミックスエイジ)
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MIGCHIP
(ドラゴンコミックスエイジ)
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天原/masha
(ドラゴンコミックスエイジ)
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車王
(ドラゴンコミックスエイジ)
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荒木佑輔/メソポ・たみあ
(ドラゴンコミックスエイジ)
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石沢庸介/謙虚なサークル
(KCデラックス)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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塀流通留/藤井ふじこ
(シリウスKC)
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内々けやき/あし
(シリウスKC)
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福田直叶/むらさきゆきや
(シリウスKC)
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冬葉つがる
(シリウスKC)
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志瑞祐/青桐良
(シリウスKC)
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松琴エア/はにゅう
(シリウスKC)
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西田拓矢/海空りく
(シリウスKC)
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カジカ航/伏瀬
(シリウスKC)
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真島ヒロ/上田敦夫
(講談社コミックス)
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藤栄道彦
(バンチコミックス)
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11月8日

安部真弘
(少年チャンピオン・コミックス)
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蛙田アメコ/冬野なべ
(少年チャンピオン・コミックス)
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11月7日

雨隠ギド
(アフタヌーンKC)
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妃羅/山田リューセイ
(ガンガンコミックスUP!)
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鳥羽徹/栗元健太郎
(ガンガンコミックスUP!)
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裕夢/ボブキャ
(ガンガンコミックスUP!)
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こゆびた べる
(ガンガンコミックスUP!)
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えぞぎんぎつね/阿倍野ちゃこ
(ガンガンコミックスUP!)
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風来山/沖野真歩
(ガンガンコミックスUP!)
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相崎壁際/四季ムツコ
(ガンガンコミックスUP!)
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平成オワリ
(SQEXノベル)
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美袋和仁
(SQEXノベル)
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11月5日

雨堤 俊次
(宝島社文庫)
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山本 巧次
(宝島社文庫)
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ヒロサキ/冬馬倫
(フロース コミック)
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冨月一乃/雨宮れん
(フロース コミック)
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11月4日

尾田栄一郎
(ジャンプコミックス)
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冨樫義博
(ジャンプコミックス)
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矢吹健太朗
(ジャンプコミックス)
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加藤和恵
(ジャンプコミックス)
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権平ひつじ
(ジャンプコミックス)
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松井優征
(ジャンプコミックス)
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鈴木祐斗
(ジャンプコミックス)
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辺天使/津田穂波
(ジャンプコミックス)
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伊藤砂務
(ジャンプコミックス)
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天野明
(ジャンプコミックス)
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ちると
(ジャンプコミックス)
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横山左
(ジャンプコミックス)
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松本直也
(ジャンプコミックス)
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稲岡和佐
(ジャンプコミックス)
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静脈/依田瑞稀
(ジャンプコミックス)
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岩田雪花/青木裕
(ジャンプコミックス)
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伊科田海
(ジャンプコミックス)
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河本ほむら/羽田豊隆
(ジャンプコミックス)
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ONE/村田雄介
(ジャンプコミックス)
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マポロ3号
(ジャンプコミックス)
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篠原健太
(ジャンプコミックス)
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近本大/新川権兵衛
(角川コミックス・エース)
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路生よる/藤堂流風
(角川コミックス・エース)
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三上康明/田中インサイダー
(角川コミックス・エース)
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藤本ケンシ/井出圭亮
(ヤンマガKCスペシャル)
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山田恵庸
(ヤンマガKCスペシャル)
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岡本倫
(ヤンマガKCスペシャル)
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植野メグル
(ヤンマガKCスペシャル)
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新井春巻
(ヤンマガKCスペシャル)
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ARATA/まきしま鈴木
(PASH!コミックス)
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せるげい/くまなの
(PASH!コミックス)
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航島カズト/タンサン
(PASH!コミックス)
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渡 琉兎
(ドラゴンノベルス)
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葵すもも
(ドラゴンノベルス)
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綾村 実草
(ドラゴンノベルス)
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並木 陽
(星海社FICTIONS)
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11月2日

ツカサ
(講談社ラノベ文庫)
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猫又ぬこ
(講談社ラノベ文庫)
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山夜みい
(講談社ラノベ文庫)
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resn
(Kラノベブックス)
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モンチ02
(Kラノベブックス)
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六志麻あさ
(Kラノベブックス)
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11月1日

板垣ハコ/手島史詞
(HJコミックス)
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双葉もも/手島史詞
(HJコミックス)
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くろむら基人/ハヤケン
(HJコミックス)
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宮社惣恭/坂石遊作
(HJコミックス)
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ざっぽん
(角川スニーカー文庫)
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カネコ撫子
(角川スニーカー文庫)
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あきらあかつき
(角川スニーカー文庫)
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水戸前カルヤ
(角川スニーカー文庫)
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紫ユウ
(角川スニーカー文庫)
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震電 みひろ
(角川スニーカー文庫)
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手島史詞
(HJ文庫)
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佐原一可
(HJ文庫)
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ときたま
(HJ文庫)
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雨宮和希
(HJ文庫)
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シクラメン
(HJ文庫)
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日之浦 拓
(HJ文庫)
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御子柴奈々
(HJ文庫)
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まきぶろ
(アース・スタールナ)
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花波薫歩
(アース・スタールナ)
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夜塊織夢
(アース・スタールナ)
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瀬尾 優梨
(角川ビーンズ文庫)
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赤村 咲
(角川ビーンズ文庫)
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麻木琴加
(角川ビーンズ文庫)
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松本蜜柑/ひるのあかり
(B's-LOG COMICS)
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條/桜あげは
(B's-LOG COMICS)
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揚茄子央/佐々木鏡石
(コロナ・コミックス)
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miyasumi/あぐにゅん
(コロナ・コミックス)
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10月31日

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すえみつぢっか/りゅうせんひろつぐ
(ライドコミックス)
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滝乃大祐/一色一凛
(ライドコミックス)
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南方純/kiki
(ライドコミックス)
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ふしみさいか/樋辻臥命
(ライドコミックス)
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紫藤むらさき/小鳩子鈴
(ライドコミックス)
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オヤジ草/御鷹穂積
(ライドコミックス)
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アズマサワヨシ
(電撃コミックスNEXT)
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蒼樹うめ/中村明日美子ほか
(白泉社)
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10月28日

槻影
(GCノベルズ)
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一色一凛
(GCノベルズ)
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爪隠し
(ファミ通文庫)
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ながワサビ64
(エンターブレイン)
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雪だるま
(モンスター文庫)
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東雲太郎/銀翼のぞみ
(ヤングアニマルコミックス)
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鶴岡伸寿/銀翼のぞみ
(ヤングアニマルコミックス)
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相田裕
(ヤングアニマルコミックス)
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だたろう
(ヤングアニマルコミックス)
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柳井伸彦/長谷川凸蔵
(ヤングアニマルコミックス)
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大石まさる
(YKコミックス)
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松もくば/鬱沢色素
(KCx)
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水辺チカ/星彼方
(KCx)
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柊一葉/大川なぎ
(KCx)
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10月27日

佐遊樹/飾くゆ
(REXコミックス)
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Yostar/槌居
(REXコミックス)
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槻影/蒼和伸
(REXコミックス)
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矢野トシノリ
(REXコミックス)
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ねこうめ
(4コマKINGSぱれっとコミックス)
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和ヶ原聡司/柊暁生
(電撃コミックス)
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東方Project/宇城はやひろ
(電撃コミックスEX)
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常陸之介寛浩/村橋リョウ
(電撃コミックスNEXT)
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いみぎむる
(電撃コミックスNEXT)
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さだうおじ/和ヶ原聡司
(電撃コミックスNEXT)
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にられば
(電撃コミックスNEXT)
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ぽんとごたんだ
(アクションコミックス)
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大熊らすこ
(まんがタイムKRコミックス)
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荒井チェリー
(まんがタイムKRコミックス)
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あfろ
(まんがタイムKRコミックス)
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つみきつき
(まんがタイムKRコミックス)
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笠間裕之/柴朗
(まんがタイムKRコミックス)
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アンソロジー
(まんがタイムKRコミックス)
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10月26日

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