霜月えいと

札幌市白石区みなすけ荘の事件簿 ココロアラウンド ★★★☆   



【札幌市白石区みなすけ荘の事件簿 ココロアラウンド】 辻室 翔 /霜月 えいと  富士見ファンタジア文庫

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人類の一部が代償つきの超能力を得るようになった世界―の札幌。白石区にあるみなすけ荘には個性豊かな能力者たちが住み、増加する超能力犯罪に挑む自治組織を営んでいた。住人の藤坂工輝は「死ぬと生き返る」能力を駆使し、高校生ながら事件解決に一役買っていた。そんな彼の最大の関心事は新住人の女子高生・八野心。なぜか自分の能力を明かさない彼女の秘密に、ある事件をきっかけに触れることになるが―
「…わ、私の能力を知っても、味方でいて、くれますか?」
だがその事件は、心を巻き込み、札幌を危機に陥れようとしており!?心を救うため、みなすけ荘メンバーが立ち上がる!第31回ファンタジア大賞“銀賞”受賞作。
工輝と久地中さん、みなすけ荘の男性陣二人、ふたりともホントに気持ち悪いからね、それ! 気持ち悪い系男子だからね! 愛が気持ち悪い!
しかし、そのしつこく粘っこく重たいすなわち気持ち悪い偏愛もまた、一途だと愛おしくなるもので。いやもう、本当に気持ち悪いんだけど本人は本気だし真剣だし愛しているからこそ語り倒すわけですよ。工輝くんの場合は、小胸に対する愛なんだけれど理想的な小胸の持ち主である心からすると、気持ち悪いんだけれどそれだけ夢中に純真に愛してくれると嬉しいんですよね。そりゃ、相手が人間そのものから気持ち悪い相手だと生理的にごめんなさいかもしれないけど、工輝は人生の恩人であり筋金の入った優しさの持ち主であり、彼の献身と一生懸命さは傍目から見ていても庇護欲を掻き立てられますし、その一生懸命さと一途さが自分に向けられたときたら、キュンキュンしてしまうのも無理はなく、止めに心にとっての長年のわだかまりや不安を一掃して心を晴らしてくれた人なのでありますから、そりゃあ絆されますよね。……ほんとに気持ち悪いんだけど!
おなじみなすけ荘のメンバーで、恋人である佐山花恋への愛がおもすぎて気持ち悪い久地中さんの方も、あれ花恋さんとめでたくラブラブになるまでいったいどんな紆余曲折があったか若干気になるところであります。花恋さんが花恋さんで元ヤンの魔法少女系超能力者という属性過多すぎる伝説持ちなだけに、本当に何があって今結婚資金を貯めてる同棲関係、みたいなところまで関係が進展したのか過程が気になる。久地中さんって能力からして元ストーカーだったんじゃないのか、と疑ってしまうんだけど、今となってもあの彼の愛の重さを何だかんだと受け止めてイチャコラしてしまえてる花恋さん、そういうの本来は耐性なさそうな人なだけにこの二人、微妙に彼らの物語のハッピーエンド後、てな感じがあるんですよね。
工輝くんもまた、闇堕ちしかけてたり人生に挫折しそうになってたり、と暗黒時代を経て今の情けは人の為ならずをモットーにひたすら人助けしまくって情けをばら撒いている、人呼んで困ってる人狩りな日々を送っている、色々あって今に至るの主人公なんですが。わりと壊れてるというか人生踏み外しかけてる生き方しているわりに、独りよがりにならずに周りの人に頼ったり生き方と現実とのバランスのとり方が上手いんですよね。これは、死ぬたんびにあの世とこの世の狭間か普段は異世界転生用の面接室か、というような空間でメンタルケアやカウンセリングをしてくれて現世にお繰り返してくれる女神様のおかげなんでしょうけど。優しく労りながら、無茶したらちゃんと叱ってくれて、となんでしょうこの現地嫁のような癒やし系お姉さんキャラは。工輝の小胸主義って小胸な女神様に出会う以前なのか以後なのか。以後なのだとすると、結構重症なのかもしれない。あれだけホイホイと簡単に死んでしまえるのも、信念ゆえだけではなく死んだら女神様に会える、という点は無視できないものだろうし。
でも、これだけ気持ち悪いタイプの人なのに、そのばっさりした所は気持ちよくもあるんですよね。今回の事件の犯人の自己正当化を、一言で切って捨ててくれたのは一番の痛快どころでありました。彼が、女神様に会わなかった場合の自分の末路だったかもしれない、という向きはあったにしても。

しかし、あの園山さんの格好、能力とは厳密には関係ないよね? 能力の発動条件聞く限りでは別にブルマとか関係ないよね!? あれ絶対趣味のただの痴女でしょう!?
あと、人助けして回っていたその報いとして、工輝に助けられた人たちが集まりましたけど……あれ、最初の母娘が通報してくれた以外は特に意味なかったような。たくさん人が集まって目立つことで、みなすけ荘のことを知ってる人と巡り会えた、という理由付けなんだろうか。

よく見ると男のみならず、女性陣の方にも何人か気持ち悪い系の人がいる(牧下さん貴女だ)気持ち悪い系キャラ過多な作品でしたが、そんな彼ら自身は気持ちいい人たちばかりで、能力の弊害への苦しみなど重いテーマもありながら、痛快に楽しめる良作でありました。デレてる心のおずおずとしながらも積極的なところは、非常に可愛いものがありましたよ、うん。

嘘つき戦姫、迷宮をゆく 5 ★★★★★   



【嘘つき戦姫、迷宮をゆく 5】 佐藤 真登/ 霜月えいと  ヒーロー文庫

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クランバトルで『栄光の道』に勝利したリルドールたちはコロネルを取り戻し、クラン『無限の灯』として慌ただしく活動を続けていた。そんな折、リルドールは決闘で負けて追放されて以来、一度も戻っていなかった実家から呼び出しを受ける。そこで父親から、五十階層主討伐の褒賞として、叙勲の話が来ていると聞かされた。リルドールは家族との確執に揺れながらも、ようやく手にし始めた栄光に、明るい未来を思い描いていく。叙勲式当日。華やかなドレスを身にまとったリルドールたちはそこで、すっかり破壊され、血に塗れた会場を目にする。呆然とする彼女たちの前に現れた男は、コロネルの育ての親のような存在、クルクルだった―。

……凄かった。
もう、クルクルおじさんことクルック・ルーパーが凄すぎた。とんでもなかった。なんちゅう圧倒的な存在感。その言葉、その行動、その強烈な意志すべてが火花を飛ばして猛り狂っているかのようで、その一言一言に横っ面をひっぱたかれたようだった。
敵役として、悪役として、文句なしに魅力的で衝撃的で圧巻で、その生き様在り方の凄まじさにもうなんというか、引き込まれて引きずり込まれて飲み込まれて、言葉もないくらいに絶句させられて、ただただ魅了されてしまう。
この巻は、世界の謎の一端が明かされる巻である以上に、クルック・ルーパーという世紀の大悪人、歴史に燦然と輝く史上最悪の虐殺者の、独壇場でありました。
この人の戦う理由、人を憎み世界を呪うその動機は完全に狂ってはいるのですが、でも一切ブレることなく一貫していて、筋が通っていて、説得力があって、納得させられてしまうんですよね。
その在り方を許してはいけないけれど、これ以上なく共感してしまうのはダメなんだろうか。クルック・ルーパー自身は自分を大悪人と自称して胸を張り、彼の目的からすればその称号は汚名ではなくむしろ奨励すらするべきものなんだけれど、その根源はあまりにも純朴で……純粋で、だからこそ尊敬すらしてしまう。その在り方に尊さを見てしまう。
この人は、ただ友達が大切だっただけなのだから。
そして、この人は汚泥のように人という存在を憎みながら、その心の輝きに関しては常にリスペクトし続けているんですよね。根本的に、人を小馬鹿にしたような言動を取り続けながら、常に誰に対しても真摯で誠実で在り続けているのである。カニエルたち50階層主たちに関しても、甘言を弄して唆して彼らの秩序を崩壊させてしまっているにも関わらず、本気で彼らのことをクルック・ルーパーは尊敬してるんですよね。そして、この世に生まれる強者たちを、本物の英雄たちに敬意を隠さない。
それは、そんな本物たちを切り捨てることで自分の悪名を更に轟かせ、自分の悪名が轟けば轟くほど自分が決して勝てなかった親友の名があがるからこそ、なんだろうけれど、そんな理由抜きでこの人は本気で英雄たちを敬愛してるのが伝わってくるのです。彼が人を憎むのは、人を信じているからこそ、なんじゃないかと思ってしまう。狂気の淵に沈みながら、一方でこの人はあまりに理性的だ。世界が滅ぶことを納得しながら、自分を乗り越えていくモノたちにずっと期待している。
いや、その期待が産まれたのは、彼がコロを拾ったときからなのかもしれないけど。あの子を拾って育てて愛情を抱いた時にはもう、彼には不必要を切り捨てた余分が生じてしまっていたのだろう。
しかし、その余分を取り込んでクルック・ルーパーはさらに強くなったに違いない。コロネルたちの前に立ちふさがったクルック・ルーパーの威勢は、コロたちと関わったからこそより熱くなった。より強大になった。より鮮烈になった。
クルック・ルーパーは、誰よりも凄かった。それだけは、間違いない事実だ。

しかし、お互いに成人した時に名付けあったというイアソンとクルクルおじさんだけど、親友にしてライバルであった相手に、クルクルパーなんて名前つけるあたり、イアソンって相当に食わせもんだったんじゃないだろうか、これw


剥き出しにされたクルクルおじさんの心情の激烈さに震えた今回だけれど、彼に限らずその内側を剥き出しにされ無造作に曝け出されてのたうち回った、といえばリルドールも凄まじいものがありました。
いつものたうち回っているリルですけれど、クルック・ルーパーの出現という狂乱の中で、彼女は全く別のものにその全存在意義を踏み躙られてしまうのです。
ライラ・トーハ。現代最新の大英雄にして、リルドール没落のきっかけになった人物。彼女につっかかりながら一顧だにせず一蹴されあしらわれ、プライドというプライドを粉々にされた挙げ句にそれでも残されたプライドの断片にしがみついて、ライラと同じ冒険者として身を立てて、彼女を見返してやると醜く無様に意気込んだのが、リルドールのはじまりでした。
その歪んだ執念はコロネルとの出会いによって解消されていくのですが、それでもライラという存在はリルにとって根源であり原動力であり、彼女によって否定されたものを覆し、彼女に認めてもらうことこそが、コロネルに相応しい存在になるという理由と並び立つ、リルドールの根源だったわけです。
そうして頑張ってきたことを、仲間たちと証明してきたことを、死ぬ気で身を立て確立してきたものを、そしてリルにとっての密やかな憧れを、すべて全否定され徹底的に踏み躙られたのが、あのライラとの再会であり、かの英雄の本質があらわになってしまったシーンでした。
そのライラもまた、信じてよすがにしてきたものを、かろうじてしがいみついていたものを徹底的に全否定され、その在り方を木っ端微塵に打ち砕かれてしまうのですが。

これ、今回そうやって自分が信じて拠り所にしていたものを木っ端微塵に砕かれて、全否定されて、その後がコロネルとリルドールとライラでは、正反対になってしまうんですよね。
それこそが、クルック・ルーパーをしてコロネルとリルには期待を込めて、ライラにははっきりと期待はずれと見なした理由であり結果であったのかもしれません。
とはいえ、これはライラにとっては酷な話でもあるんですよね。ライラにとって、リルにとってのコロ、コロにとってのリルはもういなかったのですから。だからこそ、クルック・ルーパーも自分の同類と見なしたのでしょうから。もし、同じようなシチュエーションになって、ヒィーコやムドラがセレナと同じような態度を見せたとき、リルやコロは果たしてライラと違う反応が出来ただろうか、と考えてもしまうんですよね。
それでも、あのライラの自分に対する無関心さを目の当たりにした時のリルドールのショックの描き方は、この作者が描く心を剥き出しにしてそれが罅割れる描写の生々しさ、本当に凄いと思うのです。この痛みの描写があるからこそ、それを乗り越えていく姿の熱量と瑞々しさが、心が一つ強くなる重さが、ダイレクトに伝わってきて、胸を打ち震わせてくれるのです。
メインのキャラたちの、強烈なシーンのみではなく、例えばリルが愚直に下手くそなレイピアの練習を続けるシーン。あそこで、リルドールが不器用に練習する姿にニナファンがリルの本質を知ってこれまでの英雄としてのリルに抱いていた尊敬が、全く異なるでももっと深い尊敬に変わるシーンなんか、密やかでありながら味わい深く、またリルという存在が他に追随を許さない輝かしい英雄であるコロやライラとはまた全く別の、普通の人々の心に火を灯してくれる存在なのだというのが伝わってくる、細やかで静かだけれど良いシーンだと思うのです。
非日常の中での激しい動きと、日常の中での静かな浸透、静と動どちらもがしっかりと書き込まれ、描きこまれているんですよねえ。

ちなみに、エイスの魂の叫びに関してはおおむねスルーの方向で、見たママを受け入れましょう。なんか完全にみんなから、アブノーマルな趣味と認識されてしまっていて哀れではありますが、まあエイスですし、うん。でも、これウテナがハマってしまって結構ヤバいことになるんだよなあw

カラー口絵見ると、何気に一番美人さんな仕上がりのドレス姿になってたヒィーコ。この娘も元の素材がいいからか、化けると凄いよなあ。そんな彼女ですけれど、ウェブ版には居なかった仲間であるムドラとのコンビで、ウェブ版よりもさらにパワーアップしてるんですよね。まさか、変身ヒーローバージョンを上回るところまで行くとは思っていなかった。
しかし、リルたちのパーティー、リルの縦ロール多脚走行モードなんかも加味すると、今度のヒィーコとムドラのコンビと合わせて普通の四人パーティーにしては占有面積というか、サイズがでかすぎませんかね!?

第七七階層の門番となっていたクルック・ルーパーが明かしてくれた歴史の真実、そして世界が現在置かれている状況は、まさにこの世界のタイムリミットが間際に迫っているという絶望的なものであり、今百層を占拠している謎の化け猫の存在、そしてその猫の犬に収まった裏切り者というあまりにも大きな壁の連続が、リルたちの前に示される。
しかし、逆に言えばはっきりと目標となり突き進むべき方向が明らかになった、というべき状況であり、何よりリルドールにとって果たすべき、付けるべきケリというものがその百層に生じたのですから、あとは突っ込むのみ。本当の意味で世界を救う戦いが、リルが掲げる「無限の灯」を先頭に今始まるのである。クライマックス、ここからさらに盛り上がるぞ!!

佐藤真登作品感想

嘘つき戦姫、迷宮をゆく 4 ★★★★   



【嘘つき戦姫、迷宮をゆく 4】 佐藤 真登/霜月 えいと ヒーロー文庫

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縦ロール(物理)で闘う熱血ファンタジー第4弾。最愛の妹分がパーティを抜けた理由とは? クランバトルで仲間を奪還せよ!

五十階層の試練を突破したリルドールだったが、コロネルの突然の脱退によりパーティは一時解散状態になってしまう。現在東の迷宮では、五十階層以下が開放されたことで、普段は南の迷宮で活動しているクラン『栄光の道』が東の迷宮に参入し、『道化猿』率いる中級冒険者達と資材の利権争いが起きていた。
ヒィーコ達にとって普段ならば興味がない話題だが、『栄光の道』――そのクランこそが、コロネルが移籍したクランであった。ヒィーコとムドラはコロネルの真意を確かめに、『栄光の道』の元へ向かうのだが――。
コロネルの脱退で腐れワカメになるリルさま。腐れワカメw
コロに見栄を張ることで自分を支えてきたリルさま、その芯棒であるコロが居なくなるだけで腐れワカメになってしまうのかw メンタル弱々の根性なしなのみんなに知れ渡ってるなあ。それにしても酷い腐れワカメである。ってかもはや縦ロールが触手みたいになってるんですけど! 縦ロールを武器に、って最初はまだこうちゃんと(物理)みたいな感じだったのに、最近もはや縦ロールとは?という概念崩壊を交えながら物理の範疇逸脱しつつあるんじゃないですかね、その縦ロール!!
あと、こう言っちゃなんですけど、コロの髪型ポニー縦ロールよりも普通のポニーテールの方が圧倒的に似合ってますよね。コロナってわりと真っ当な英雄だったんだよなあ。
それに比べて、コロネルは容姿からその甘ったれた性格に至るまでどうしてこうなった、という有様で。コロナがお姉ちゃん主張するのもよく分かる。コロナの場合は、リルを甘やかしてくれそうな妹になりそうですけど。
ともあれ、腐れワカメと化していたリルドールがちゃんと一人で復活出来たのは偉かった。一人と言っても、ある人の声援を受けたからなのだけれど。あの人はリルにとって強さというものに対する指針を与えてくれたという意味で、コロと違う今のリルの根幹を形作った人なのだろう。コロに対する見栄だけではない、リルドールという少女の偽物でも嘘でもない本物の強さを育ててくれた人なのでしょうね。
彼女を人間としてダメダメなクソ雑魚お嬢様時代からずっと間近で見続けて、結局彼女を変えることが出来なかったアリシアとしては、リルの成長には思うところというか忸怩たるものがありそうですけど。
でも、アリシアの思考を追っているとこの侍女ってかなり甘やかし体質っぽいんですよね。というか、わりとお嬢様のダメなところを愛してたんじゃないだろうか。危ないことはしないで欲しいという願いはよくわかるんですが、どうにも自分がこのダメダメお嬢様を保護して囲って面倒見続けたいというかなりアカン嗜好みたいなものがちらほらと垣間見えるようなw
まあちゃんとリルの成長を喜び、自分の手元を離れていくことを寂しく思う健全な考え方の方がメインを張っているので大丈夫そうですが。

さて、リルの奪還のためにクラン・バトルを挑むという方法を取ることになったために、急遽幾つものパーティー、というか十人のメンバー登録が必要になるクランを設立することになったリルドールたち。
ここでそれまで仲の良い友達という体だったカスミたちと本格的に合流することになるわけで。カスミたちのパーティーの男連中の扱いが相変わらず雑なのがなんかかわいそうでもあるんですが。
ってか、ウェブ版ではもう少し必要人数少なかったんですよね。ムドラは存在自体なかったですし。さらに、道化猿という中級冒険者たちのクランも書籍版からなので、当然フレーズも居なかったんですよね。道化猿自体が思いの外物語上でも重要なポディションを担い続けていて、これがちょっと驚きだったんですよね。フレーズという有望株の参入もそうなんですけど、それ以上にモーメツのおっさんが夢破れてなお夢を追う若者たちを支える大人という枠で色んな所に影響及ぼしてるんですよねえ。てっきり、リルたちの通過地点の噛ませ犬ポディションかと思ってたのに。
何気に、ウェブ版とのストーリー上での改変点でも大きな役割を担ってますし。クグツさん、ある意味自分と似ていると自身で認めているモーメツが居なかったら、フクランとエンジュという仲間たちが居てもダメだったんじゃないだろうか。我が身を省みる、というのは本当に難しいことだから、フクランたちが自分の傍らに居ることの意味ですら、気づかないまま終わったかもしれなかったので。
これ、変わった内容で一番救われたのフクランさんかもしれんなあ。あの人、一番大変な役目背負わされることになってたわけですし。クグツの話を聞いていると、フクランのキャラクターって他人に責任を追うことを好むタイプとは程遠いみたいだったわけですから。

クラン同士のこの大人数同士のぶつかり合いというのは、やっぱり燃えるものがあります。ってか、リルドール多脚歩行モードのやりたい放題っぷりはどうしようもなく面白い。
それ以上に、今回はカスミパーティーの本格大暴れ。そして伝説の「不死鳥」エイスの覚醒回ですからね。何気に、今回のエイスの扱い方でウテナが別の意味で目覚める萌芽となってしまった気もするがw
でも、ウテナの魔法ってあれ何気に尋常ではない特殊系ですよね。魔法が発現してそれほど経ってないはずなので、なるほど将来的にこれは伸びるよなあ。
エイスはエイスであれまた別次元なんですけど。

コロナは、もう良い娘すぎて英雄なんだからもっとスレてても良かったのに、本質的に彼女もコロなんだよなあ。むしろ、頭の良いコロということで余計に物分りが良すぎたのかもしれません。ずっと先頭に立ち続けた彼女を、リルが受け止めてくれたときにはリルさま身内ごとに関しては器大きいなあ、と感嘆させられました。コロナも嬉しかっただろうなあ。
『無限の灯(ノー・リミット・グロウ)』というクラン名については、掛け値なしにいい名前だと思うんですよね。語音の良さもそうですけれど、リルがその名前に込めた想いがまたいいんです。
自分が輝くだけではない。自分の輝きで他者をもまた輝かせる。リルとコロがお互いの輝きに魅せられて、憧れて、正史にはない成長を見せたように。彼女たちの輝きに照らし出されて、自身の壁を乗り越えて、墜ちた闇の底から抜け出て輝き出した、ヒィーコやムドラ。カスミたち周囲の人々。
そんな無数の輝く灯火を引き連れて、ついにリルたちは迷宮の最深部へ。立ちふさがるは、これもまた伝説。史上最悪の英雄クルックー・ルーパー。
物語の中でもっとも魂震わせる戦いの開幕である。勇んで待機、待機ぃぃ!

1巻 2巻 3巻感想

嘘つき戦姫、迷宮をゆく 3 ★★★★☆   



【嘘つき戦姫、迷宮をゆく 3】 佐藤 真登/霜月 えいと ヒーロー文庫

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迷宮「最難関」の試練に挑む! 凶悪な刃を持つ魔物の正体とは? 街への魔物の逆走を止められるのか! ?

ムドラを仲間に加え入れ、四人パーティとなったリルドール一行は縦ロールと魔法を駆使して怒涛の勢いで迷宮を攻略していた。だが、次の目標を確認していたリルドールは、今の迷宮では五十階層の試練には挑戦出来ないことを知る。五十階層主の討伐に失敗すると、とあるデメリットがあり、国が挑戦させてくれないのだという。
実力も上がり、既に上級者となっていたリルドール達は、今探索している東の迷宮から、既に五十階層以下が解放されている南の迷宮へ、探索の場所を移すことを決める。次の迷宮に向けて準備をしていたリルドール達は、小さい頃にコロネルの世話をしていたという男・クルクルと遭遇する。
コロネルは偶然の再会に喜びはしゃぐのだが、リルドールは、妹分が自分よりも懐いている男をやっかむ。
そして、四十九階層を見てから新天地へ旅立とうと、最後に東の迷宮へ向かうのだが――。
カニーー!! カニーーーィッ!(号泣
宇宙一格好良いカニの登場である。カニの怪物というかもうカニ以外の何者でもないカニなんだけど、こんなに凄いカニが居てもいいのかと心臓を撃ち抜かれてしまうカニなのである。
50階層主カニエル見参!!
某おじさんのセリフからすると、五十階層主という連中はどいつもこいつも(各迷宮に一体ずつ存在するらしい)カニエルみたいな生き様在り方をしているモンスターのようなので、おじさんじゃないけれど自分もファンにならざるを得ないんですよね。
意志もなく知性もなくただ与えられた役割を本能のままに果たす魔物とは一線を画する、それは原初より知性を宿し個性を持つ迷宮の最難関にして、人類に与えられた最大の試練。それが彼ら五十階層主。ただそれだけでも敬するに値する敵なのですけれど、カニエルは本来与えられた役割に収まらなかった敵でもあるんですよね。
某おじさんに唆されたとは言え、世界の滅びまで役割に殉じて何もなせずに消えていくのではなく、自由を望んだモンスター。ただ迷宮を出て空を見たい、という願いに駆られてシステムへの反逆を試みた、というだけならただの逸脱者で終わったかも知れない。
でも、彼はその過程で自分に課せられた魔物というカテゴリーすら乗り越えていくのである。主人公たちがそうするように、絶対的に立ちふさがる壁を前にして、自分の夢を踏み潰そうという強大すぎる敵を前にして、彼は倒される魔物ではなく、主人公のように、英雄のように、人間のように、その想いを爆発させるのである。この世界において、思いの強さは「魔法」へと成り代わる。一人ひとりが胸に宿した強き想いが魔法へと変じ、その想いがさらに強まれば強まるほど魔法は変化し進化していく。その未来を願いを祈りを掴む証である魔法を、彼は諦められないことで挫けないことで絶望を覆すことで、掴み取るのだ。
だからこそ、挫折を乗り越えて今一度立ち上がったリルドールたちと、カニエルの決戦は英雄と倒されるべき魔物との戦いではない。互いに譲れない願い、夢を胸に燃やし滾らせ、それを叶えるために刃を交える対等の敵同士の決闘であったのだ。
お互いをとんでもない奴だと讃えすげえやつだと尊敬し、その上で打ち倒そうと自分の全身全霊を振り絞る、己が誇りを切っ先に掲げて、今いる場所を飛び越えて、限界なんか突き破って、ありえない可能性を手繰り寄せる。それをお互いに成し遂げながら、競って鈴嶺の頂きに登るような戦いがここには在ったのであります。
熱い、なんてもんじゃぁなっかったんだ!!
この作品の階層主たちは決して倒され打ち捨てられる敵なんかではなく、贄なんかではなく、死闘を繰り広げたリルたちに笑いかけながら、彼女たちの背中を押していってくれる連中なんですよね。
その勇気を讃え、その意志を後押しし、その願いを祝福して送り出してくれる奴らなのである。だから、その決戦のあとはどこか寂しく、それ以上に胸が暖かくなるのです。
カニエルは、その意味でも本当にとびっきりでした。

最初に彼に全く太刀打ちできず、自分たちを逃がすために犠牲になった兵士たちのこともあり、盛大に挫折を食らったリルさまですけれど、むしろ生まれたときから挫折し続けていたとも言えるリルはもう二度と本当の意味で心折れることはなかったのでしょう。彼女の八つ当たりも、よくよく聞けば決して感情的になっただけのものではありませんでしたし、それ以上にちゃんと遺族に自分から挨拶に行くこの娘は立派ですわ。
そして、そこで目撃した能力の強さとは全く意味を異にする人としての強さ。リルの中にはっきりと刻みつけられることになった強さの意味は、表面上の強さの意味しか知らないコロにとっても、とても重要な意味を持つことになるのでしょう。ある意味、今回本当の意味ではじめて挫折したのはコロの方だったのかもしれません。
でも、コロが教えられている強さというのも間違いじゃないんですよね。クルクルおじさんってそりゃもう悪い人では在るんだけれど……コロとかに教えているアドバイスとか人生訓って、何一つ間違いではなく、真摯ですらあって、コロを成長させるという点に関しては全力なんですよね。それも間違った方に歪めて成長させるとかそういう目論見一つなく。自分の信念や思想を押し付けるでもなく、極々自然な在り方を指導してるわけで。
これほどの悪人はおらず、実際に暗躍しまくっているにも関わらず……この人への信頼はまったく揺らがないし、頼もしさは確かなものなんですよね。作品通じて、クルクルおじさんが一番好き、という人は少なくないはず。
今回はついにカスミの挿絵もつきましたし、カスミチーム全体の出番も増えてきましたし、ある意味作中一番の怪人なエイスもそろそろ挿絵ほしいなあ。次巻あたりあるのかなあ。
しかし、この巻の表紙にもなっているヒィーコとムドラ。ヒィーコのツインテール縦ロールはまだしも、ムドラのアホ毛ロールはかなり苦しくないですか!? なんか、ガチなアホい毛になっちゃってますよ!?
いや、この二人に関しては変身ヒーローみたいで、その魔法すごく好きなのですけど……ヒィーコ、髪伸びてないですか!? 彼女の肩口あたりまでのウルフヘアだと、全然表紙絵の長さには足りてないと思うんですけどw
まあ、彼女の場合は「伸びた」で表現できそうだからいいんですけどね。
リルの方は伸びるじゃなくて「生える」だからなあ……縦ロールが生えるw
縦ロールの使い方も四足歩行モードや水面歩行、水中潜航モードだけじゃなく、ついに飛行モードまで発現させてしまって、本当にどこに行こうとしてるんだリルドールw


1巻 2巻感想 

嘘つき戦姫、迷宮をゆく 2 ★★★★  



【嘘つき戦姫、迷宮をゆく 2】 佐藤 真登/霜月 えいと ヒーロー文庫

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迷宮で誘拐事件が発生! 元・魔物の少女が仲間になる!? 縦ロールを武器に戦う熱血冒険ファンタジー、第2弾!

迷宮三十三階。そこは階層主たる六つ首の魔物ヒュドラーが待つフロア。本来、訪れた冒険者にとっての試練となるはずのヒュドラーは、謎の男によってあっさり首を斬り落とされ、人知れず蹂躙されていた。最後に飛ばされた首は、何故か少女の形を取り、その場に残された。やがて目を覚ました少女は「英雄の種を探す」という記憶を頼りに、迷宮を彷徨い始める。
一方、リルドールはコロネル、ヒィーコとともに順調に迷宮を攻略していた。縦ロールを武器として動かす魔法を使いこなし、強敵を薙ぎ倒していく。三人が迷宮を探索していると、道中で一人の少女と出会う。服はボロボロ、そしてコロネルに抱きつくように駆け寄ってきた少女を見て悪漢に襲われたに違いないと、三人は正義感に燃える。
ひとまず少女を保護することに決めたのだが――。
泣いた。泣くよね、泣いちゃうよね。
ほぼ全編ウェブ版にはない書き下ろしに加えて、完全新キャラクターとなるムドラの登場ということで新鮮な気持ちで読ませてもらったのだけれど、まさかこれほど泣かされるとは思わなかった。
本作の特徴にして魅力として、迷宮の魔物たちの物語があるんですよね。本来なら迷宮というシステムのなかに構築される駒にすぎない彼らたち。英雄を選抜するために戦い英雄を育てるための糧となる、生命と呼ぶのもおこがましいただのシステム。
だけれど、先のアステリオスがそうだったように、彼らに知性が宿った時そこには意識が生まれ魂が生じる。そして、彼らは与えられた役割をただ機械的にこなすものではない、自分の生きた証を、誇りを、矜持を、信念を示すために抗い、戦うのである。やらされるのではない、彼らは自分たちでそうするのだと決めて、その決意を果たそうとするのだ。
彼らはだから、魔物であり門番でありながら、戦士であり勇者なのである。その生き様は熱く、死に様は尊く、敵であり倒すべき存在でありながら、あまりにも眩しく、尊敬に値するモノなのだ。
このシリーズの愛すべき、敬するべき敵たちはだからあまりにも魅力的すぎて、そんな彼らを乗り越えていくという事績は、故にこそ偉大として誇れるものになる。リルドールたちがやり遂げる冒険はだからこそスゴいものなのだと実感できる。それだけ、倒した敵から託された想い、というものは途方もなく重く大切なものだから。
でも、同時に大きな喪失感を伴うものでもあったんですよね。乗り越えていくということは、そこに置いていく、置き去りにしていくということ。
決して忘れてしまう、ということではないのだけれど……。でもやっぱり離れていくものなのだ。大切に心の中に、残してくれたものを宿していても、やっぱり寂しいものなのだ。
その寂しさに、傷つく人もいる。決して許せない人もいる。
だから、というわけではないのだろうけれど。今回の話は象徴的だったかもしれない。明確に、彼らヒュドラは残してくれていったものがあるのだから。リルたちに、託していってくれたものがあるのだから。
ムドラが自分で決めて、自分で選んで、自分で欲した「人間」としての道だとしても、家族として彼らはリルたちに託して、残してくれたのだから。
触れられる形で、優しい願いを残してくれていったことに深い安堵とも感謝ともつかない想いを抱いてしまった。新しい可能性を、この書き下ろし版で見せてくれたことに感じるものがあったのだ。
きっと、残されたものをうまく受け取れなかったキーパーソンたちの傷を、余計に浮き彫りにするになるかもしれなくても。

しかし、ムドラは割り込みという形で物語の中に入ってきたキャラクターとしては、びっくりするくらいいいキャラしてましたなあ。ってか、この作者さんホントキャラ立てうまい上にほぼほぼ取りこぼしなく育てていくんですよね。前巻でもほんのちょっとすれ違うだけだったカスミたち初心者パーティーも順調に話に絡むようになってきて、この娘たちもリルたちに負けず劣らずの熱くもぶっ飛んでるパーティーになっていくんですよね。ってか、エイスがこの頃から既にアレの萌芽がw

この世界の魔法って、ある種の方程式や秩序あるルールに基づく現象や作用ではなく、あくまで個人の想いによって発現するものだけに、縛りみたいなものはなく、だからこそ熱い想いに反応してどこまでも強くなり、どこまでも自由に変化するものなんですよね。
だからこそ、ヒィーコの衛兵だった父への想いから生じたあの変身フォームから、さらに大事なものを守りたいという強く切実な想いから、自分を救い育て導いてくれたギガンのそれを踏襲する新フォームが発現するところなんか、めちゃくちゃ熱いんだけれど。
一方で自由過ぎるのがリルの縦ロールなんですよねw ドリル程度じゃ収まらなかったよ、この縦ロール。そんな発想は限定的過ぎる、狭すぎる、固定観念すぎる、とばかりにもはやなにやってんのかわからん状態にまで好き勝手編み上げていく始末。なにその、四足歩行モードw 挿絵になったのを見ると想像以上にめちゃくちゃすぎて、これは笑うってw
そりゃみんな逃げ惑うわ。おまけに水面をアメンボみたいに移動可能って、いったいどこに行こうとしてるんですかw 一番ツッコミそうなヒィーコがすでに慣れちゃって何がアレなのかわからなくなってる時点で朱が混じり切っちゃったよ。

次巻はついに50階層。ターニングポイントとなる場所であり、物語が激流へと飲まれていくスタート地点。既にウェブ版読んでいるにも関わらず、ワクワクしてくるこの期待感、たまりませんなー。

1巻感想

嘘つき戦姫、迷宮をゆく 1 ★★★★  



【嘘つき戦姫、迷宮をゆく 1】  佐藤 真登/霜月 えいと ヒーロー文庫

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嘘つきな令嬢が、縦ロールを武器に迷宮で成り上がる! 美少女たちが戦う熱血冒険ファンタジー!

見栄っ張りで嘘ばかりつく貴族の令嬢リルドールは、自分で仕掛けた決闘で敗北し、実家を追い出されてしまう。迷宮都市で謹慎処分を受けるのだが、リルドールは挫けない。
周囲を見返すため、冒険者としての成り上がりを決意し、街で出会った少女コロネルとともに迷宮へ挑む。温室育ちのリルドールは自分よりも才能のあるコロネルに嫉妬し、現実に打ちのめされ挫けそうになるも、自分が持っている、とある「武器」に気がつく。
艶めく髪は女の命、ドリルロールは美の結晶。
女の誇りが詰まったこの髪に、貫けぬものなどありはしない。
見栄と強がりしかなかった少女が自分の嘘を真実へと変える覚悟を決めたとき、縦ロールは最強の武器として変化し、無敵の輝きを放つ。
これは、ただの小娘だった少女が英雄になるまでの熱血冒険ストーリー。

ウェブ版既読済み。完結まで読破しましたけれど、自分が今まで読んだ中でも屈指の傑作でありました。もうとにかく熱いのなんの。
というわけで、再度あの熱量を味わいたく電子書籍化されたのを機に一揃えすることにしたのですが。読んでびっくり。なんか、加筆分が凄くないですかこれ!? 特に世界観に関する部分については別物かというくらいの肉付けがしてあって、この特殊な世界のありようがしっかりと感じられるように語られてるんですよね。
本作において、迷宮と世界の関係というのは非常に重要である意味作品の根幹を為している部分でもあり、ここの肉付けというのはそのまま物語そのものの厚みへと繋がってくるだけに、これは良き増量分だったんじゃないでしょうか。
それ以上に驚きだったのは、結構キャラデザインとか変わってるところですか。コロネルなんて確か銀髪じゃなくて赤毛でしたもんね。銀髪はヒィーコの方じゃなかったかしら。加えてセレナです。一番変わったの彼女じゃないの!? なんかロリ化してるし。ウェブ版では自分、20代前半のお姉さんのイメージで見てたんですよね。黒髪で背も高めのお姉さん的な。ライラとの年齢差考えると、本作での15歳というのはともかくとして、もう少し下の十代後半だったのかもしれませんが。作中で年齢って出てたっけ。

ともあれ、久々に最初期のリルドールを見ることになったのですが、ほんと最初の頃のリルって酷い小娘なんですよね。見栄と自己顕示欲と虚栄心でガチガチに心を鎧って、現実に背を向けて高慢ちきに他人を見下すことで自分を持ち上げようとする、どう言い繕っても最低としか言えない貴族の小娘さまなのである。
でも、この小娘さまは馬鹿で愚かでみっともないろくでなしではあったのですけれど、自分の矮小さを痛いほど理解しているからこその、愚かさでもあったのです。バカさ加減であったのです。
そうでもして、虚栄心で身も心も覆っていないとこの娘は耐えきれなかった。常に惨めに敗北し続ける現実に向き合えなかった。そうやって、わかっている自分のみっともない有様から目を背け逃げ続けるしかなかった弱さが、惨めさが、さらに彼女を追い詰め破滅へと追いやっていく。
もし、リルドールが冒険者ギルドでコロネルと出会わなければ、間違いなくリルドールは自分でも理解していながら止めることの出来ない破滅へのアクセルを踏み込み続けるしかなかっただろう。
だからそれは、紛うことなき運命の出会いだったのだ。そう、運命の出会いだったのである。リルドールにとってだけではなく、コロネルとリルによって成人としての名を与えられた少女にとっても。
コロネルから注がれる純真な憧憬は、リルの虚栄心を満足させ誰知らずとも追い詰められていたリルの心に一滴の余裕をもたらすのだけれど、コロの戦闘面での優秀さはレベルばかり高くて実戦では対して役にも立たないリルをまたぞろ追い詰めていくのである。ほんと、もう何にでも追い詰められて自滅型の破滅へとひた走ろうとする貴族様である。
でも、彼女の見栄っ張り、虚栄心はともすれば自身の矮小さに打ちひしがれて蹲り身動きすら取れなくなりそうなリルの心を奮い立たせる最後の、なけなしの燃料であり炎であり原動力でもあったわけです。それをなくしてしまえば、リルドールは本当に何も出来ない引きこもりの無能な小娘になってしまう。
リルの破滅を食い止めるために放たれた、せめて籠の鳥でも何も出来ない娘になろうと平穏に暮らすほうがマシだろうと、身内から放たれた彼女の見栄を、心を折るための刺客によって追い詰められ、自分の卑しさを、醜さを、おぞましさをもう目を背けることが出来ないくらいまざまざと暴き立てられたリルドールを、それでもなお立たせたのは。
コロネルからの憧憬だったのです。それも、無知で見当違いの憧れでも尊敬でもない。リルドールという少女の弱さを、愚かさを知った上でなお、その弱さのなかの輝きを、コロが知っている、身につけている強さとは質の違う強さを、リルの中に見出してくれた上での本当の意味での憧れだったのです。
純真で真っ直ぐな、そして誰よりも、リル自身ですら信じられなかったリルの強さを肯定してくれる、そんな憧れを目いっぱいに注がれて、稀代の見栄っ張りがここで見栄をはらずになんとする!
歪んだ見栄は、その当人を不幸にするでしょう。ですが、正しき憧憬に中てられて奮い立つ見栄は、正しく人を立たせるのではないでしょうか。
本当にクソつまらない雑魚にすぎなかった人間が、本当の輝きを手にする瞬間のなんて熱く眩しいことだろう。
自分がつき続けたつまらない嘘を、心の底から信じてくれた人がいるのなら、その嘘を真実とすることに何の迷いがあろうものか。
そんな類の覚悟こそが、魂の叫びこそが、己の内から掻き毟るように湧き出した願いこそが、この世界においては魔法となって発現するのである。
彼女の場合は縦ロール。よすがであり誇りであった縦ロールこそが、彼女の最強の武器(物理)となって彼女の大進撃を穿っていくのである。
まだこの頃は縦ロールの使い方も最初ということで大人しいというか常識的? いや、縦ロールが武器としてぐるぐるドリドリぶん回され回転している時点で常識的からは大いに足を踏み外しているのだけれど、これでまだ序の口なんですよね。リルさまのドリルの進化、その使い方のぶっ飛んだ発想はまさに怪物的変遷を辿っていくわけだが、まあそれはまだ将来の話。
この時点ではまだコロのシングル縦ロールブースターのほうがビジュアル的におかしいのです。あれ、位置的にブースター点火したら思いっきり地面にグルンって頭ぶつけそうなんですけどね!! コロってばよっぽど首が強いに違いないw
ただ、でもね。この一巻で一番好きなシーンは。縦ロールで派手に暴れるシーンではなく、才能の欠片もないレイピアの練習を、リルが愚直に続ける場面なんです。縦ロールの魔法は大切にしながらも、出会った時にコロについた嘘と見栄を本物にするために、諦めずに投げ出さずに下手くそなレイピアの練習を続けるシーン。ヒィーコが本当の意味でリルという人を好きになった場面。ここに、リルドールという人の大切な全部が詰まっているようで、この先の彼女の在り方を追い続ける上でも大事な、そしてとても好きなエピソードなんですよね。それを、この一巻のエピローグ、締めで描かれたのはなんとも嬉しい限りなのです。
次の巻では完全新キャラも登場するようですし、シリーズ屈指の人気を誇るおっさんやこの巻でもチラ見的に登場した同世代の冒険者チームの面々もじきに本格登場するはずですし、書籍版のここからも実に楽しみ。期待さらに膨らみます。

宇宙人の村へようこそ 四之村農業高校探偵部は見た! ★★★☆  

宇宙人の村へようこそ 四之村農業高校探偵部は見た! (電撃文庫)

【宇宙人の村へようこそ 四之村農業高校探偵部は見た!】 松屋大好/霜月えいと 電撃文庫

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四之村を知っている人は少ない。ネットで検索をしても、まずヒットしない。まるで意図的に隠ぺいされているように。ぼくが母の都合でこの村に引っ越してきて、初めてその理由がわかった気がする。あまりにも独特なのだ。現代科学から百年は進んでいる数学理論が、高校の中間テストに出るのだから。探偵部の部長ハコさんは言う。この村の人間は宇宙人なのよ、と。この美人な先輩が言うことが、あながち笑えないと気づいたときにはすでに遅い。ぼくはいやおうなくこの村のすごさを思い知るのだった。超古代ミステリからオカルトまで、なんでもござれの村へようこそ!
なんじゃこりゃあ(笑
ものすごく胡散臭いトンデモ科学や非常識がまかり通り、自分たちを宇宙人の子孫と事情して独自の社会システムを構築し、古代文明からオカルトに纏わる話が当たり前のように日常の中に組み込まれている現代の隠れ里「四之村」。川口浩探検隊が毎週探検してもネタが尽きないような村である。これが、トンデモなネタの数々を笑ったり、胡散臭さを茶化すような内容ならベタなコメディ作品に落ち着いていたんだろうけれど、本作の恐るべきはこれらのスットコどっこいなネタの数々がこの村では真面目に実在していて、その存在に疑いを抱く余地がない、というところである。東京育ちで外部から引っ越してきた主人公神室圭治は、これらの雑誌「ムー」に掲載されているようなネタの数々から巻き起こる事件に、自分の持つ常識がガラガラと崩れていくのをわりとアッサリ受け入れて、目の前の非常識な現実に取りも直さず探偵部の一員として挑んでいく。
なるほど、ヤラセでもでっち上げでもない本物のトンデモのごった煮に真剣にシリアスで取り組んでしまうと、こういう頓狂な内容になってしまうのか。
言うなれば、ヤラセ抜きのガチ「川口浩探検隊」である。あかん、面白い(笑
いやもう、全部胡散臭いにも関わらず、みんな真剣なんですよね。そして、実際に胡散臭いけれど全部真実で事実で現実であったりする。だから、読んでいるこっちも真剣に、本気で圭治たちが陥るピンチにハラハラして、彼らが迫るミステリーに手に汗握り、想像を絶する超理論の実在に歓声をあげなければならないのだ。
「川口浩探検隊」とは、そうして楽しむエンターテイメントであったり、易しいことに本作はヤラセ抜きを実演してくれているので、こんなん作り物だろう、と心に冷めた棚を作るような無駄なリソースを割かずに済む仕様になっている。さあ、存分にオカルトミステリーを、超古代文明の残した謎を、怪生物の襲来を楽しむが良い!! ここは、それらを余すことなくなんでも節操ないくらいに取り揃えて提供してくれる、万国博覧会場だ。

 ……もうちょっと自重しような、宇宙人村w

それにしても、この真面目に頓狂な雰囲気は素晴らしいですわ。クローズドサークル的な山奥の村という舞台設定は、田舎の長閑な日常モノとしての要素も併存して取り込んでいますし。なに、この村の「農業推し」はw
あと、普通に殺人事件が多すぎる。なんか、話を聞く限り相当の頻度で殺人事件やそれに類する事件が起こっているようですし。でも、殺人事件程度じゃあ村に非常の雰囲気は漂わないんですよね。思いっきり、日常風景の中に組み込まれてしまっている。怖いよ、この村。あまりにアッサリと道端で怪死してるんで、あとで普通に生き返るのかしらと疑ってしまったくらいだし。普通に死んだままでしたけど。だから怖いよ!

社会システム的にも、人間の生態的にももはや地球上というよりも、異星の上のような常識という平衡感覚が完全に斜めに歪んてしまったような環境にも関わらず、この東京出身の主人公は意外と適応能力が高いのか、それとも早々に洗脳されてしまったのか、せいぜい都会と田舎の違い程度でこのギャップを受け入れてしまっているのが、こいつもややオカしいよね、と首肯させてくれる。
普通は、もっと精神的に摩耗して精神の均衡の方を崩してしまいそうなのだけれど、ずっと普通のままなのが逆にアレな感じなんですよね。
母親が村の名士の家柄なせいか、外部からの移入者にも関わらず結構尊重される立場にある、というのもあるんでしょうけれど、わりと女性受けがいい主人公ですけれど、概ねここの村人は人類の範疇から逸脱しているので、さほど羨ましくはないな、うん。
登場時はぶっ飛んだ人に見えた探偵部部長のハコさんが後半に行くに連れて、この人すごくマトモな部類なんじゃないだろうか、と思えてくるくらいだし。
なんにせよ、この独特な作風は他に類を見ないエッセンスに溢れているので、まだまだ続きを堪能したいなあ。怪作である。

下ネタという概念が存在しない退屈な世界4   

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 (ガガガ文庫)

【下ネタという概念が存在しない退屈な世界】 赤城大空/霜月 えいと ガガガ文庫

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バナナは下ネタに入りますか?

「お●んぽおおおおおおおおおぉ!!」少女は叫びながら、駅の構内を走り出した。その瞬間、僕はすっころんだ。16年前の「公序良俗健全育成法」成立により、日本から性的な言葉が喪われた時代。憧れの先輩・アンナが生徒会長を務める国内有数の風紀優良校に入学した奥間狸吉は、《雪原の青》と名乗るペロリストに弱みを握られ、下ネタテロ組織「SOX」のメンバーとなってしまった……! そこはプリズン? それとも、ハーレム? 第6回小学館ライトノベル大賞・優秀賞を受賞したノンストップハイテンションYトークコメディ! よろしこしこ!
これは酷い暴走ギャグかと思いきや、その中身はというとこれがかなり真っ当な「凶悪な思想統制社会へのレジスタンス」ものでした。いや、表紙が表紙だけにどんな痴女がヒロインだよ! と戦々恐々としていたのですけれど、息をするように下ネタに興じる女ではありましたけれど、少なくとも全裸で大通りを疾走して大喜び、な変態ではなかったと思います。まとも、多分そこそこまとも、まとも……マトモ?
むしろ恐怖スべきはこの性的な知識を規制し完全に制限してしまっている社会でしょう。高校生になってすら、セックス――性交の意味どころか概念すら知らず、子供がどうやって生まれてくるか全く知らない子どもたち。それどころか、性にまつわる一切の知識が教えられていないために肉体から生じる自然な生理反応ですら「イケないこと」と思うことすら出来ない。自分の中に湧き上がる自然な「性欲」ですら、これが何か分からない。本当の無知がどれほど恐ろしいことか……いや、無知が恐ろしいのではなく無知であることを強制されることの恐ろしさをまざまざと見せつけられたような思いである。しかも、そうした強制は子供を、ひいては社会全体を不健全でイケないものから守らなければならない、という純然たる善意と正義からもたらされているのである。
世の中において、声の大きい正義ほど逆らい難いものはない。一般的な社会通念上において正しいとされる方向性に対しては、それが幾ら度を越し過剰になっていっても、それに反対するということは不適切だったり不健全とされる事を守り助長する者とされることになり、どうしても共感を得られにくい。それは主流足りえず、常に賊軍として錦の御旗を掲げる正義に負い目を背負わされ続ける立場を強いられてしまうのだ。結果として、確固とした思想を持たない層は、声の大きな社会通念の正しい方に「なんとなく」流されて、消極的だろうと無関心だろうとなんだろうと、そうした正義を認めて受け入れてしまう。
本作の性的な知識が規制され社会的な焚書を受けつつある世界は、それが極端に進んでしまった社会といえるだろう。社会はゆるやかな変化を迎えつつあり、法的に知識が規制される以前の大人たちはまだしも、それ以降に生まれた子供たちは知識的にも思想的にも去勢されてしまう形となり自然から外れた異様な生物へと変貌しようとしている。恐ろしいことに、健全であることを目指す正しい大人たちはさらにイカレた法整備を目指しており、どう考えてもそれは「人類は滅亡しました」へ一直線の道なのである。
一方で、思春期を迎えつつある子どもたちは、無知でありながらも自分たちの中に湧き上がってくる自然な性的生理反応を持て余し、知識がなくともこの湧き上がる衝動の正体を求め、無自覚に不自然に歪められた環境の中で足掻き、目隠しされた状態で概念すら知らないものを縋るように求めている。
自然に、生物としてあるがままの状態に戻ろうという、健全な欲求。それが、衝動として若者たちを駆り立てているのだ。これは、ターニングポイントなのである。もしここで、彼ら若者たちが求めるものを得られずに無知なまま、何も知らないまま、健全と言う名の自然として不健全な存在に固着してしまえば、このまま人類は衰亡の道を転げ落ちていくのだろう。ここで、ここで食い止めなければならない。今の社会で正しいとされている健全さがどれほど理不尽で歪んでいるかを知らしめなければ、これより後の世代はすべて変容したナニカとなり、もはや取り返しがつかなくなる。
まさにここ。ここが瀬戸際なのである。
そんな限界線の瀬戸際で、下ネタテロリストと唾棄されながら、規制され隠された情報をバラマキ、正しい知識を流布することで若者たちを無知という変容の檻の支配から解き放とうと戦い続けるレジスタンス。
それが、下ネタテロ組織「SOX」なのである!!

とまあ、舞台設定をちゃんと見るとこれが意外なほど質実な内容となっているんだけれども、肝心のレジスタンスの主戦力である華城綾女が、非常に残念な下ネタ狂いで嗜好が歪んでいる上に微妙に、というか彼女自身も大幅に情報規制されている若者らしく、変に知識がなかったり偏向していたりしているので、変態性と無知がブレンドされた結果、そのレジスタンス活動はどう見ても筆舌しがたいアレなものになってしまっているという始末w 
一方でもう一人のヒロインであり、風紀を守る側のアンナ先輩も偉いことになっている。この人は、性的な知識の規制による無知さの犠牲者と言ってもいいでしょう。正しい知識というものは、時として理性となって本能を制御するコントローラーであり、規範となるものなのです。知っているからこそ恥ずかしいと思い、理解しているからこそそれを制御し押しとどめようとする。しかし、知識のない無知である彼女は、自分の中から湧き上がる本能が一体どういうものなのか知らず、理解できず、概念として捉える事ができないが故に彼女は際限なく本能に任せて暴走していく事になります。表向きは清く正しく律せられた女性でありながら、その実完全に箍が外れたモンスターとかしていくのです。自分が、一体なにをやらかしているのか知らないままに。
なんと恐ろしい(笑

なんだかんだとやっぱりギャグなんですけれど、その下地、基礎となっている部分は斯くのごとく非常にシビアなもので、遺憾ながら中々に歯応えのある内容でした。なんでこんな下ネタ、猥談、変態講談ばかりの内容には歯応えを感じなきゃいけないのか、と身悶えさせられニントモカントモw
表紙から受けた印象とはまたひと味違いましたけれど、いずれにしろ「怪作」の名に相応しい一品でした。

 

7月8日

南野 海風
(カドカワBOOKS)
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神無月 紅
(カドカワBOOKS)
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千月さかき
(カドカワBOOKS)
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アルト
(カドカワBOOKS)
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神山 りお
(カドカワBOOKS)
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港瀬 つかさ
(カドカワBOOKS)
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7月7日

ゆずチリ
(KCデラックス)
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桑原太矩
(アフタヌーンKC)
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光城ノマメ/しまな央
(アフタヌーンKC)
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SNK/あずま京太郎
(シリウスKC)
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福田直叶/むらさきゆきや
(シリウスKC)
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やつき/澄守彩
(シリウスKC)
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内々けやき/あし
(シリウスKC)
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石口十
(シリウスKC)
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田口ホシノ
(シリウスKC)
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川上泰樹/伏瀬
(シリウスKC)
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伏瀬/柴
(シリウスKC)
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園原アオ/割田コマ
(シリウスKC)
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錬金王/五色安未
(シリウスKC)
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FUNA
(SQEXノベル)
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佐賀崎しげる
(SQEXノベル)
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葉月秋水
(SQEXノベル)
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ももよ万葉
(SQEXノベル)
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7月6日

四葉夕卜/小川亮
(ヤンマガKCスペシャル)
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朝賀庵
(ヤンマガKCスペシャル)
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岡本倫
(ヤンマガKCスペシャル)
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細川忠孝/山村竜也
(ヤンマガKCスペシャル)
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硯昨真
(宝島社文庫)
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7月5日

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にゃんたろう
(ドラゴンノベルス)
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八華
(ドラゴンノベルス)
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二八乃端月
(ドラゴンノベルス)
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7月4日

レオナールD
(一迅社ノベルス)
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松本直也
(ジャンプコミックス)
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稲垣理一郎/Boichi
(ジャンプコミックス)
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藤本タツキ
(ジャンプコミックス)
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阿賀沢紅茶
(ジャンプコミックス)
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マポロ3号
(ジャンプコミックス)
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yatoyato
(ジャンプコミックス)
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土田健太
(ジャンプコミックス)
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橋本悠
(ジャンプコミックス)
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辺天使/津田穂波
(ジャンプコミックス)
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伊藤砂務
(ジャンプコミックス)
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三条陸/芝田優作
(ジャンプコミックス)
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稲岡和佐
(ジャンプコミックス)
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有馬あるま/フカヤマますく
(ジャンプコミックス)
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田中靖規
(ジャンプコミックス)
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岩田雪花/青木裕
(ジャンプコミックス)
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堀越耕平
(ジャンプコミックス)
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古橋秀之/別天荒人
(ジャンプコミックス)
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神江ちず
(角川コミックス・エース)
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路生よる/藤堂流風
(角川コミックス・エース)
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蝉川夏哉/ヴァージニア二等兵
(角川コミックス・エース)
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三上康明/田中インサイダー
(角川コミックス・エース)
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7月1日

紙城 境介
(角川スニーカー文庫)
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メソポ・たみあ
(角川スニーカー文庫)
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ナナシまる
(角川スニーカー文庫)
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shiryu
(角川スニーカー文庫)
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あまさきみりと
(角川スニーカー文庫)
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ミヤ
(角川スニーカー文庫)
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榊一郎
(HJ文庫)
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たすろう
(HJ文庫)
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シクラメン
(HJ文庫)
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かみや
(HJ文庫)
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ぎんもく
(FUZコミックス)
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晩野
(FUZコミックス)
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明地雫/霜月緋色
(HJコミックス)
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森山ゆっこ/はむばね
(HJコミックス)
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黒野ユウ/遠野九重
(B’s-LOG COMICS)
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大和田秀樹
(近代麻雀コミックス)
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6月30日

之 貫紀
(エンターブレイン)
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kawa.kei
(エンターブレイン)
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槻影
(エンターブレイン)
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白水 廉
(エンターブレイン)
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丸山 くがね
(エンターブレイン)
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鹿角フェフ
(GCノベルズ)
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力水
(モンスター文庫)
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蒼井美紗
(Mノベルス)
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よねちょ
(Mノベルス)
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あきさけ
(Mノベルス)
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唐澤 和希
(ヒーロー文庫)
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中野 在太
(ヒーロー文庫)
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新城一/海月崎まつり
(KCx)
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キダニエル/四葉夕卜
(KCx)
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6月29日

榊 一郎
(講談社ラノベ文庫)
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弥生 志郎
(講談社ラノベ文庫)
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雨宮 和希
(講談社ラノベ文庫)
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虎走 かける
(講談社ラノベ文庫)
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謙虚なサークル
(講談社ラノベ文庫)
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深山 鈴
(Kラノベブックス)
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右薙 光介
(Kラノベブックス)
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火事屋/蛙田アメコ
(ライドコミックス)
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真鍋譲治/すかいふぁーむ
(ライドコミックス)
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伊吹 亜門
(星海社FICTIONS)
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柴田 勝家
(星海社FICTIONS)
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6月28日

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6月27日

浦上ユウ
(電撃コミックスNEXT)
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猫夜叉/亀小屋サト
(電撃コミックスNEXT)
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たくま朋正/伊藤暖彦
(電撃コミックスNEXT)
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綾村切人/ナフセ
(電撃コミックスNEXT)
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結城鹿介/髭乃慎士
(電撃コミックスNEXT)
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幌田
(まんがタイムKRコミックス)
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6月25日

十文字青
(オーバーラップ文庫)
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鬼影スパナ
(オーバーラップ文庫)
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迷井豆腐
(オーバーラップ文庫)
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篠崎 芳
(オーバーラップ文庫)
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寺王
(オーバーラップ文庫)
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御鷹穂積
(オーバーラップ文庫)
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メグリくくる
(オーバーラップ文庫)
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雨川水海
(オーバーラップノベルス)
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江口 連
(オーバーラップノベルス)
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和島 逆
(オーバーラップノベルスf)
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KK
(オーバーラップノベルスf)
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雨川透子
(オーバーラップノベルスf)
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6月24日

芝村 裕吏
(MF文庫J)
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志瑞祐
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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長月 達平
(MF文庫J)
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月見 秋水
(MF文庫J)
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三月みどり
(MF文庫J)
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花間燈
(MF文庫J)
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衣笠彰梧
(MF文庫J)
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常世田健人
(ダッシュエックス文庫)
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ジルコ
(ダッシュエックス文庫)
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疎陀陽
(ダッシュエックス文庫)
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九十九弐式/すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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甘岸久弥
(MFブックス)
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yokuu
(MFブックス)
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天ノ瀬
(MFブックス)
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ラチム
(MFブックス)
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櫻井 みこと
(MFブックス)
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御手々 ぽんた
(MFブックス)
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支援BIS
(KADOKAWA)
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藤也卓巳
(あすかコミックスDX)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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横田卓馬/伊瀬勝良
(角川コミックス・エース)
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ぶんころり/プレジ和尚
(角川コミックス・エース)
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蛍幻飛鳥/志瑞祐
(角川コミックス・エース)
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水無月すう
(角川コミックス・エース)
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鈴見敦/八又ナガト
(角川コミックス・エース)
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御宮ゆう/香澤陽平
(角川コミックス・エース)
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人生負組
(角川コミックス・エース)
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ZUN/水炊き
(角川単行本コミックス)
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神地あたる/白米良
(ガルドコミックス)
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黒杞よるの/雨川水海
(ガルドコミックス)
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村光/ベニガシラ
(ガルドコミックス)
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七六/鬼影スパナ
(ガルドコミックス)
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天羽銀/迷井豆腐
(ガルドコミックス)
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白砂/麻希くるみ
(ガルドコミックス)
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木乃ひのき/雨川透子
(ガルドコミックス)
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6月23日

日向夏/ねこクラゲ
(ビッグガンガンコミックス)
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押切蓮介
(ビッグガンガンコミックス)
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小林湖底/りいちゅ
(ビッグガンガンコミックス)
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深見真/真じろう
(ビッグガンガンコミックス)
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金田一蓮十郎
(ヤングガンガンコミックス)
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佐藤真登/三ツ谷亮
(ヤングガンガンコミックス)
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萱島雄太
(ヤングガンガンコミックス)
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優風
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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栗井茶
(ヤングガンガンコミックス)
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6月22日

浅草九十九/和ヶ原聡司
(MFコミックス アライブシリーズ) Amazon Kindle B☆W DMM


安里アサト/シンジョウタクヤ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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中山幸
(MFコミックス アライブシリーズ)
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三ツ矢だいふく
(MFコミックス アライブシリーズ)
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内藤隆/榎宮祐
(MFコミックス アライブシリーズ)
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花鶏ハルノ/相川有
(MFコミックス アライブシリーズ)
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久真やすひさ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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衣笠彰/紗々音シア
(MFコミックス アライブシリーズ)
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フジカワユカ/理不尽な孫の手
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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藍屋球/アネコユサギ
(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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クマガエ/宮澤ひしを
(イブニングKC)
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カルロ・ゼン/石田点
(モーニングKC)
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泰三子
(モーニングKC)
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ハナツカシオリ
(モーニングKC)
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瀬下猛
(モーニングKC)
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NICOMICHIHIRO
(モーニングKC)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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鍵空とみやき
(ガンガンコミックスJOKER)
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藤近小梅
(ガンガンコミックスJOKER)
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田代哲也
(ガンガンコミックスJOKER)
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柊裕一
(ガンガンコミックスJOKER)
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村田真哉/速水時貞
(ガンガンコミックスJOKER)
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都月景/いふじシンセン
(ガンガンコミックスJOKER)
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殿ヶ谷美由記
(ガンガンコミックスpixiv)
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6月20日

風間レイ
(TOブックス)
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ほのぼのる500
(TOブックス)
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楢山幕府
(TOブックス)
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リッキー
(TOブックス)
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こりんさん
(GCN文庫)
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武田すん
(ヤンマガKCスペシャル)
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ペトス/橋本カヱ
(ヤンマガKCスペシャル)
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千田大輔
(ヤンマガKCスペシャル)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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小坂泰之
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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6月19日

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6月17日

上遠野浩平/カラスマタスク
(ジャンプコミックス)
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野田サトル
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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原泰久
(ヤングジャンプコミックス)
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双龍
(ヤングジャンプコミックス)
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深川可純/広報広聴課ゾンビ係
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ/横槍メンゴ
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ
(ヤングジャンプコミックス)
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中山敦支
(ヤングジャンプコミックス)
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光永康則/入鹿良光
(ヤングジャンプコミックス)
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ソウマトウ
(ヤングジャンプコミックス)
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中村力斗/野澤ゆき子
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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松江名俊
(少年サンデーコミックス)
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熊之股鍵次
(少年サンデーコミックス)
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栗山ミヅキ
(少年サンデーコミックス)
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高橋留美子
(少年サンデーコミックス)
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草場道輝/高谷智裕
(少年サンデーコミックス)
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福井セイ
(少年サンデーコミックス)
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安西信行
(少年サンデーコミックス)
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新井隆広/青山剛昌
(少年サンデーコミックススペシャル)
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日向夏/倉田三ノ路
(サンデーGXコミックス)
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麻生羽呂/高田康太郎
(サンデーGXコミックス)
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池澤真/津留崎優
(裏少年サンデーコミックス)
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山田 リツ
(裏少年サンデーコミックス)
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寺嶋裕二
(講談社コミックス)
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三宮宏太/西田征史
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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福留しゅん/天城望
(フロースコミック)
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伊吹有/葉山湊月
(フロースコミック)
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羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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三河 ごーすと
(富士見ファンタジア文庫)
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桜生 懐
(富士見ファンタジア文庫)
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陸奥 こはる
(富士見ファンタジア文庫)
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高橋 びすい
(富士見ファンタジア文庫)
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恵比須 清司
(富士見ファンタジア文庫)
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三原 みつき
(富士見ファンタジア文庫)
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あボーン
(富士見ファンタジア文庫)
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白井 ムク
(富士見ファンタジア文庫)
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綾里けいし
(ガガガ文庫)
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カミツキレイニー
(ガガガ文庫)
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伊崎喬助
(ガガガ文庫)
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平坂 読
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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緒二葉
(ガガガ文庫)
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川上 稔
(電撃の新文芸)
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美浜ヨシヒコ
(電撃の新文芸)
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草薙 刃
(電撃の新文芸)
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時田 唯
(電撃の新文芸)
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6月16日

樋口彰彦
(マガジンエッジKC)
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松岡健太
(マガジンエッジKC)
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さとうふみや/天樹征丸
(講談社コミックス)
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あだちとか
(講談社コミックス)
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和武はざの
(講談社コミックス月刊マガジン)
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6月15日

石田リンネ(富士見L文庫)
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猫田パナ(富士見L文庫)
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佐々木禎子(富士見L文庫)
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仲町鹿乃子(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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鍋敷(アース・スターノベル)
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LA軍(アース・スターノベル)
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天然水珈琲
(アース・スターノベル)
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西尾維新(講談社文庫)
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葛城阿高(ビーズログ文庫)
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ぷにちゃん(ビーズログ文庫)
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小田ヒロ(ビーズログ文庫)
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綾河ららら
(サーガフォレスト)
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バッド(サーガフォレスト)
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真安一(サーガフォレスト)
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カヤ(サーガフォレスト)
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コイシ/緑黄色野菜
(コロナ・コミックス)
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よこわけ/やしろ
(コロナ・コミックス)
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わかば/白露雪音
(コロナ・コミックス)
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小田山るすけ/たつきめいこ
(コロナ・コミックス)
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6月14日
ふか田さめたろう
(GA文庫)
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星奏なつめ(GA文庫)
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冬坂右折(GA文庫)
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白石定規(GAノベル)
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星崎崑(GAノベル)
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えぞぎんぎつね
(GAノベル)
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三木なずな
(GAノベル)
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カイシャイン36
(GAノベル)
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よっしゃあっ!
(GAノベル)
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6月13日


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6月12日

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6月10日

荒川弘
(ガンガンコミックス)
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天那光汰/梅津葉子
(ガンガンコミックス)
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おーしおゆたか
(角川コミックス・エース)
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猫田ゆかり
(角川コミックス・エース)
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リムコロ
(角川コミックス・エース)
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冥茶/萩鵜アキ
(角川コミックス・エース)
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浅野りん/ヤングエース編集部
(角川コミックス・エース)
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春花あや
(角川コミックス・エース)
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経験値/TYPE−MOON
(単行本コミックス)
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佐島勤/おだまさる
(電撃コミックスNEXT)
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古宮九時/越水ナオキ
(電撃コミックスNEXT)
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ベキオ/ていか小鳩
(ガンガンコミックスONLINE)
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森田季節/シバユウスケ
(ガンガンコミックスONLINE)
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顎木あくみ/みまわがお
(ガンガンコミックスONLINE)
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加藤衣緒
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/夏海ケイ
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/刻夜セイゴ
(ビッグガンガンコミックス)
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飯島浩介/汐里
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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イノウエ
(サンデーうぇぶりSSC)
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こじまたけし
(サンデーうぇぶりSSC)
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白井もも吉
(サンデーうぇぶりSSC)
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オジロマコト
(ビッグ コミックス)
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サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん
(裏少年サンデーコミックス)
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田村由美
(フラワーCアルファ)
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もこやま仁
(裏少年サンデーコミックス)
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影崎由那/川獺右端
(アース・スターコミックス)
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相模映/吉田杏
(アース・スターコミックス)
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となりける/shiryu
(アース・スターコミックス)
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ユンボ/風楼
(アース・スターコミックス)
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秋乃かかし/裂田
(アース・スターコミックス)
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東崎惟子(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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和ヶ原聡司(電撃文庫)
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白金透(電撃文庫)
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鎌池和馬/冬川基
(電撃文庫)
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佐島勤(電撃文庫)
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二月公(電撃文庫)
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鏡遊(電撃文庫)
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真代屋秀晃(電撃文庫)
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周藤蓮(電撃文庫)
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瀧岡 くるじ
(カドカワBOOKS)
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小田 ヒロ
(カドカワBOOKS)
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壁首領大公
(カドカワBOOKS)
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七夕 さとり
(カドカワBOOKS)
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KK(カドカワBOOKS)
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うみ(カドカワBOOKS)
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ふか田 さめたろう
(宝島社)
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魔石の硬さ
(TOブックス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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地雷酒(TOブックス)
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サンボン
(TOブックス)
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蒼月海里(角川文庫)
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椹野道流(角川文庫)
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森見登美彦/原案:上田誠
(角川文庫)
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桑原水菜(角川文庫)
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仁木英之(角川文庫)
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6月9日

石塚千尋
(講談社コミックス)
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荒川弘/田中芳樹
(講談社コミックス)
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奈良一平
(講談社コミックス)
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小玉有起
(KCデラックス)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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高田裕三
(シリウスKC)
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長谷川三時/七烏未奏
(シリウスKC)
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ヤスダスズヒト
(シリウスKC)
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村上よしゆき/茨木野
(シリウスKC)
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K9/小林裕和/支援BIS
(シリウスKC)
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冬葉つがる
(シリウスKC)
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樋野友行/瀬戸メグル
(シリウスKC)
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刀坂アキラ/加茂セイ
(シリウスKC)
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光永康則
(シリウスKC)
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西田拓矢/海空りく
(シリウスKC)
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松琴エア/はにゅう
(シリウスKC)
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原口鳳汰/カラユミ
(KCデラックス)
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山本やみー/門馬司
(KCデラックス)
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一二三
(KCデラックス)
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がしたに/MITA
(KCデラックス)
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うかみ
(KCデラックス)
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エターナル14歳/御子柴奈々
(KCデラックス)
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桜野みねね
(BLADEコミックス)
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森野きこり
(BLADEコミックス)
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6月8日

かみはら(早川書房)
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西尾維新(講談社)
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ちんねん/能一ニェ
(BRIDGE COMICS)
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佐藤二葉
(星海社COMICS)
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