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飯沼俊規

ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 ケイズ・リポート 3 3   

ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 ケイズ・リポート3 (角川スニーカー文庫)

【ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 ケイズ・リポート 3】 鈴木貴昭/島田フミカネ:本文イラスト:飯沼俊規 角川スニーカー文庫

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マルタ島の激戦から数日。そこで浮き彫りになったネウロイの不可解な出現パターンから、サハラ砂漠を突破して襲来している可能性が浮上する。この危険性に、各国が連携し大規模な偵察作戦を展開。次々と届く情報の断片からケイが大型ネウロイの新たな進化に気づいた時、最悪の場所が襲撃されるのだが―「ふん、地味な戦いに飽きてきた所だ」。待望の外伝第3弾、アフリカの空が戦火に染まる時、マルセイユが最高の輝きを放つ!
アフリカ戦線にとどまらない、まさにワールドウィッチーズ。
当然のことなのだけれど、戦争というものは一つの戦場で完結しているものではなくて、どこかで起こった戦闘がそのまま全く別の遠く離れた戦場に波及し、戦局全体に影響を及ぼしていくという事が当たり前のように起こるわけです。ついつい、視点を限定して一個の戦場ばかりに注視して一喜一憂してしまうのは現実でもフィクションでも大いにありがちな事なのですが。
なぜ遠く、扶桑やリベリオンのウィッチたちが欧州に派遣されているのか。また、各国のウィッチたちが自分の国だけではなく、違う土地で飛び回っているのかを鑑みると自ずと答えとなっているのです。伊達や酔狂で送り込んでるわけじゃなく、回り回って自分のところに悪い波が来ないように切実かつ現実的な考えによるものなんですね。
しかして、まずはかの有名なマルタ島の戦いであります。アニメ版でもマルセイユがゲスト出演したことで有名なマルタ島の戦いですが、あれは二度目の戦い。すでに一度、マルタ島を舞台にした激戦が繰り広げられたことはアニメ作中でも語られていましたが、本作ではその第一次マルタ島防衛戦の激闘が描かれています。のちに第504統合戦闘航空団「ARDOR WITCHES」の隊長となるフェデリカ・N・ドッリオが事実上ウィッチを引退することになる重傷を負うことになるほどの激戦で、それこそ近隣から投入可能なウィッチや海空軍戦力を根こそぎ動員されるほどの規模の戦いとなっています。それだけ、連合軍が総力を投入するのも当然で、マルタ島の位置を地図で確認してもらうとわかるのですが、まさに地中海の要。ここを抑えられると、アフリカ戦線そのものが根こそぎ崩壊し、さらにはイタリアから南欧戦線まで共倒れしていきそうな、まさに要衝地なのです、マルタ島って。史実でも、この島の攻防が欧州戦線のターニングポイントの一つとなっているほどです。
まあそれほどの要衝を、アニメ版ではあっさり奪い返され、その奪還をほぼ501だけに任せちゃうという、結構無茶苦茶な事をしてるんですけどね。第一次防衛戦で投入された戦力規模や死命をかけて送り込んだ補給「ペデスタル作戦」を考えると、ちょっと考えられないんですけれどw
ちなみに、このケイズレポートの2巻では、そのペデスタル作戦がこれでもか、という濃さで描かれています。
ここで小憎い演出なのが、スムオス派遣軍のいらん子小隊からブリタニアのビューリングがゲスト参戦してる所なんですよね。史実では、ドッリオ隊長の元ネタの人をマルタ航空戦で撃墜したのが、まさにビューリングの元ネタの人なのです。それが、ストパンの世界ではドッリオ隊長の生命を救うのがビューリングになっているわけで、まさにストライクウィッチーズならではのネタだなあ、とニヤニヤしてしまったり。

さて、これもマルタ攻防戦を見てた時に疑問に思ったことなんですけれど、マルタ島ってネウロイの行動範囲外にあるんですよね。あのネウロイはどこから来たんだろう、と随分と首をひねった覚えがあるのですが、どうやら実際のウィッチーズの世界でもマルタ島に現れたネウロイについては相当に頭を悩ませたようで、空母を含めたかなり広範囲での索敵が行われることとなりました。第一候補地だったヒスパニア沖のバレアレス諸島には敵影見えず。様々な情報を検討した結果、おケイさんは一つの可能性に思い当たるのです。
ブレニム爆撃機はともかく、英国の長距離砂漠挺身隊 LRDGとかが出てくるとか、どんだけ美味しいんですかw しかし、これ見てると北アフリカ戦線はほんと、各国の協調がスムーズなんですよね。腰が一番重そうなブリタニアからして、フットワーク軽いもんなあ。将軍はともかく。これもおケイさん効果なのか。

ダカール、というとまず思い浮かぶのがダカール・ラリーのかつてのゴールであり、ガンダムなんかだと元地球連邦の首都なんかだったりするのだけれど、これも地図を見るとよくわかるのですが、アフリカ大陸の南回り航路における重要な中継地点なんですよね。スエズ運河が使えない現状からすると、太平洋をつなぐ航路の要衝の一つと言っていい。ちなみに、元はフランスの植民地だったので、ここの軍港には本国を失ったフランス海軍の艦艇が逃げ込んで、えらい悶着が史実でも発生しているのですが、このストパンの世界でも数ある自由ガリア政府の一つが居を構えた上に、戦艦リシュリューが鎮座していて、のちに第502統合戦闘航空団に参加するジョーゼット・ルマールが護衛に参加していて、ダカール軍港防空戦ではたった一人で孤軍奮闘することになります。
アフリカ戦線の最前線であるトブルクから遠く離れたダカール近郊に、新たなネウロイの巣が構築されようという危機。北アフリカ戦線も大事だけれど、さりとてアフリカ西岸を抑えられると、スエズとダカールというアフリカの両サイドをキメられることになるわけで、これまた致命的。このダカールでの戦いは、そこにいたウィッチがジョーゼットしかいなかった為に、数少ないガリアの海軍、航空戦力が死力を振り絞る戦いになっていて、戦闘機による体当たり攻撃で中型ネウロイを撃墜するような出来事まで起こってます。ジョーゼットも何度も被弾と弾切れを起こして、補給帰還と出撃を一日になんども繰り返すような状態で、途中でリベリオン海軍の救援がなかったらどうなっていたことか。
幸いにもアフリカを横断するような長距離移動は、ネウロイも大きな戦力を集中できなかったようで、ダカールは攻め切れないままリベリオンの救援により支えられ、巣が構築されそうだった拠点もブリアニア艦隊の攻撃に破壊される。これも、おケイさんの進言によっる大規模な索敵作戦が行われてなかったら、迎撃も後手に回ってアフリカ西岸を抑えられてたかもしれない事を鑑みると、結構危機一髪だった?
一方で北アフリカ戦線も、トブルクを迂回したイコニウムへの襲撃が行われて、トブルクを基地とするマルセイユたちアフリカ軍団も決断の時。
ここでの長距離移動用の大型地上戦ネウロイの登場や、ネウロイの巣と対峙する戦いが、のちのちのスフィンクス作戦へと繋がっていくことになるんだろうか。
まさにアフリカの北から西まで、あるいは地中海から大西洋を股にかけた対ネウロイ戦線の激戦の数々。今回は、色んな場所にスポットがあたることで、マルセイユの活躍も限定的なんですけれど、それってつまりマルセイユがどれほど凄くても彼女という存在は一人だけで、あっちにもこっちにも飛んでいけるわけではなく、同時に戦局を左右するような戦場はそれこそ各地に飛び散っていて、そこが崩れると友崩れでしわ寄せがあらゆるところに押し寄せてくる、という局面が幾つもあるわけです。それこそ、マルセイユだけでなく、あるいは501だけではない多くのウィッチが世界各地で死力を振り絞って戦い、人類戦線を支えている、というのがこの巻ではよく伝わってたんじゃないかしら。
近々、アニメでも新たな企画がスタートしているみたいですし、ちょうど【島田フミカネ THE WORLD WITCHES】という世界各国のウィッチが紹介された画集も発売され、とストライクウィッチーズも新たな局面を迎えているようで、さらなる世界の広がりがなんとも楽しみな昨今です。

しかし、ビューリングは格好いいのう。あとロンメル将軍、遊びに来すぎ! まあ、ほんとに忙しい時にはさすがに来なかったようですけれど。

1巻 2巻感想

ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 ケイズ・リポート 2 4   

ストライクウィッチーズ アフリカの魔女    ケイズ・リポート2 (角川スニーカー文庫)

【ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 ケイズ・リポート 2】 鈴木貴昭/島田フミカネ:本文イラスト:飯沼俊規 角川スニーカー文庫

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北アフリカ全域でネウロイの動きが活発化する事態が発生し、地中海交通の要衝であるマルタは危機的な状況に陥っていた!30日以内に補給が出来なければマルタは陥落、そうすると人類防衛の要であるトブルクも危なくなってしまうため、ケイの率いる統合戦闘飛行隊にも出動要請が。アフリカを救うためにマルセイユたちが、そして各国のウィッチたちが空を翔ける―!新ウィッチも多数登場、待望の外伝第2弾が登場。
ペデスタル作戦来たーーーー!!
アニメでは2期十話のマルセイユがゲスト登場する回でネウロイによって陥落していたマルタ島。アニメの中でも語っていたか、それ以前にも一度陥落しかねない危機があり、それを連合軍と近辺のウィッチ隊の激戦によって辛うじて防衛に成功する、という戦いがウィッチーズの世界でもあったのですが、それが史実でも行われたマルタ島救援作戦ペデスタル作戦なのです。
マルタ島は、地図を観てもらうとわかるでしょうけれど、地中海のどまんなかに存在し、ここを抑えているということは地中海の交通を確保しているということに繋がり、逆にここを抑えられるとスエズ運河を通したインド洋と大西洋の通路を遮断されると同時に、欧州と北アフリカの交通をも閉ざされることになり、必然的に北アフリカで戦っているアフリカ軍団をはじめとする連合軍は兵站を切られて戦闘力を維持できなくなってしまうのです。実際、この時期マルセイユたちが所属するアフリカ軍団は、燃料や糧食が欠乏しかなり無理なやりくりを強いられることになります。丁度、野上さんが漫画で描かれたハルファヤ峠の激戦はこのタイミングで、なぜあのタイミングでマルセイユのみが上空支援に現れたのかが、本作中で詳しく描かれてます。
まあ本作を読むと、なんでアニメでわざわざマルタ解放作戦にマルセイユが呼び寄せられたのか、という理由の一端も理解できるんじゃないでしょうか。
一方で、この時期は北アフリカではネウロイの大攻勢が行われており、上記したハルファヤ峠のみならず、北アフリカ全域で激戦が発生していて、マルセイユたちは現地を離れることができず、実は肝心のマルタ島救援作戦には参加していません。
その代わり、というわけではないのですが、今回の作戦にはメディア初登場なんじゃないかというウィッチがかなりの人数参戦お目見えします。
・エディタ・ノイマン少佐(カールスラント空軍第27戦闘航空団司令)
この人は、マルセイユの上官だった人で、作中でも直立不動で畏まるマルちゃんという稀少なシーンがお目に掛かれますw
他にも、
・ヴェンデリーン・シュレーア中尉(カールスラント空軍 北アフリカ・トブルク南方)
・フェデリカ・N・ドッリオ中尉(ロマーニャ空軍マルタ派遣部隊)
・エンリーカ・タラントラ准尉(ロマーニャ空軍マルタ派遣部隊)
・レジーナ・H・P・カーバー大尉(ブリタニア 空母ヴィクトリアス)
・リタ・A・ブラブナー大尉(ブリタニア 空母ヴィクトリアス)
・ナタリア・F・デューク中尉(ブリタニア マルタ駐留部隊)
・パトリシア・シェイド曹長(ブリタニア マルタ駐留部隊)
他に、名前は出ていないものの、空母インドミタブル所属の母艦ウィッチが二人居るはずで、人数だけ見ると相当数のウィッチが作戦に参加しているように見えるのですが……、マルタの駐留部隊は燃料欠乏の為にギリギリまで動けず、カールスラントの二人もユニットの航続距離の関係から迂回を強いられて、こちらも支援に相当遅れることになってしまいます。必然的に船団護衛は母艦ウィッチの四名に託さざるを得ず、いつネウロイが襲ってくるか分からない状況では、船団や艦隊の防空体制ってのは常に上空で待機している必要があり、ウィッチたちの消耗は加速度的に大きくなっていってしまうのです。アニメみたいにパッと戦場に飛んでいってやっつけて帰る、というわけにはいかず、ジブラルタル海峡を通過してからマルタ島につくまでの期間を常に警戒していないといけないわけですしね。
その上、本来このインドミタブル、ヴィクトリアスら空母と戦艦ネルソン、ロドネーなどを含む護衛艦隊はブリタニア本国艦隊所属の主力部隊であり、ここで損耗してしまうことは絶対に避けなければならない、ということで作戦上途中で引き返すよう定められているのです。
んで、起こるのが凄まじいまでの消耗戦。次々に襲ってくるネウロイの攻勢に、護衛艦艇や船団の船が沈められていきながら、這いずるようにマルタ島へ向かうという激戦中の激戦。
アニメじゃ沈められるためにただ浮いてるだけだった戦艦、巡洋艦、駆逐艦もここではまさに獅子奮迅の戦いを見せてくれると同時に、どれだけウィッチという存在が強力であると同時に、足りない少ない宝石のように貴重な存在だというのが身にしみてわからざるをえない展開なのです。そりゃ、世界各国からエースウィッチかき集めて囲うような統合航空戦闘団が、一部で激烈に非難されるのもわからなくもない。どこでもウィッチが足りてない状況で、それだけ戦力集中してしまったら、そりゃウィッチが居なかったり少なかったりして苦戦を強いられてるところは、なんであそこだけ、と思っちゃいますよ。このマルタ島補給作戦だって、あともう一人ウィッチが居れば、あともう少し航続距離のあるユニットがあれば、と歯ぎしりせざるをえない厳しい戦局でしたからね。
いやしかし、それにしても燃える。限りある戦力で、なおも目的地に到達するために最善を尽くし、死力を振り絞る将兵たち。ブリタニアの護衛艦隊から、扶桑とリベリオンの艦隊がエスコートを引き継ぐ展開は握った拳に力がはいるシーンでしたけれど、さらに扶桑の艦隊が第八艦隊で、司令長官が井川中将という、明らかに史実の三川中将がモデルなところがまたくるんですよね。
んで、ネウロイの猛攻に護衛艦隊はほぼ壊滅してしまい、まとまった戦力は扶桑艦隊のみとなった状況で、この船団直衛艦隊司令官のバーロー中将と井川中将の会話であります。
「こちら井川、我々が防いでいる間に残りの輸送船を連れて急いでくれ」
「いや、ネウロイを引きつけるのは我々の任務だ。レディたちのエスコートは東洋のサムライに任せた」
「侍の任務に貴婦人のエスコートは存在しない。それはブリタニア貴族の仕事だ」
「では、侍もそろそろエスコートのやり方を学ぶ時期が来たということだな。ようこそ、我々の主催する社交界へ」
 それを聞いて沈黙する井川中将。
 しばらくの沈黙の後、やっと通信が返ってきた。
「こちら井川、了解した。我々が貴婦人をエスコートする」
「よろしく頼む」
普通に聞いていても燃える展開なのですが、この第八艦隊が史実の第一次ソロモン海戦で見せた輸送船団というものへの対応と認識を鑑みると、一層の感慨深さを感じてしまうやり取りなんですよね。このあたりは、わざと第八艦隊持ってきたんだろうなあ。
あと、1つだけ気になったのが、この作戦に扶桑から参加した高速油槽船・東洋丸。いや、なんで「東洋丸」という名前だったんだろうな、と。別に史実では、特に取り上げられるようなエピソードのある「東洋丸」ってないんだよなあ……。【兵隊元帥欧州戦記】とか関係ないですよね?w

他にも、軽巡マンチェスターや駆逐艦神風、油槽船オハイオなどの個艦エピソードもタップリあり、またウィッチとの協同による対空戦闘、大型ネウロイへの戦艦の有用性など、見どころには事欠かず。
ウィッチがエピソードの主体となるストライクウィッチーズらしいお話を希望していた人にとっては微妙に不満が募るかもしれませんが、この世界観の実際の戦争の様子をがっつりと味わえる戦記モノとしては濃厚きわまる無く、自分としては大満足でした。こういうのもっと読みたいんですよー!
あとがき見る限り、鈴木さんも全然書き足りてないというか、もっと書きてえ、と唸っていらっしゃるご様子で……「最も長い撤退戦」とか、ぜひとも読みたいですよ? 読みたいですよ!?

しかし、あの主計中尉は本気で只者じゃなさそうだな、何者ですか、マジでマジで。

1巻感想

おまえは私の聖剣です。3 3   

おまえは私の聖剣です。3 (GA文庫)

【おまえは私の聖剣です。3】 大樹連司/飯沼俊規 GA文庫

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ついに最大の決戦が起こる!?

英雄の力を受け継ぐ少女たちと、過去から蘇る偉人=怪偉人の戦いが繰り広げられる弓鶴羽市。
その戦いは思いもよらぬかたちで、さらなる拡大を見せた。その決着は――!?

巨大生物、弓弦羽市に迫る!!
伏姫咲耶花は《卑弥呼》の鬼道、千葉真琴は《柳生十兵衛》の剣技。
英雄の力を受け継いだIXAの少女たち。
彼女たちを助ける「剣」の力に目覚めた高校生の槇那一兎は、
最先端都市・弓弦羽市で、少女たちとともに、過去から蘇る偉人=怪偉人と戦う日常を送っていた。
ところが、新たな怪偉人は街から遠く離れた山奥に出現したらしい。
調査と温泉旅行をかねて、現地へ向かう一兎たち。
だが、そこで《ワイアット・アープ》こと李小玲の銃弾が、怪偉人を超える驚異を呼び覚ましてしまう。
小玲の銃と一兎の「剣」は、仲間を救う力となれるのか?

超歴史バトル×ラブコメ、完結!!
ぎゃーー、これは紛うことなきばっさり打ち切りだー! あれー? そんなに売れてなかったのか、これ。やっぱり、第一巻で咲耶花が随分とやらかしてしまったのが印象悪かったんかなあ。初動自体はそんなに悪くなかったと思うんだが。ラストで予知夢という形で描かれた本来のものと思しきエンディングは、匂わされたのだけでもかなり面白そうな展開だっただけに、これでオシマイというのは辛いなあ。
歴史上の偉人が怪人として再臨し、また偉人たちの能力を異能として発言させたIXAが迎え撃つ。この構図自体、定番とはいえ面白かったですし、適当にめぼしい偉人をぶっこむのではなく、歴史好きとしては非常に「くすぐられる」組み合わせを毎回用意してくれていたので、その点からも結構楽しんでいたんですよ。
雷繋がりのニコラ・テスラと立花道雪はまあともかくとして、吸血鬼繋がりにしてオスマンの脅威迫る東欧の殺伐とした環境の中で生まれた怪物、ブラド・ツェペシとエリザベート・バートリー。そして、この第三巻はというとネイティブアメリカンの雄として西部開拓時代を蹂躙したあの「ジェロニモ」の怪偉人が、同じく西部開拓時代のヒーロー、ワイアット・アープの銃技を受け継いだ少女と共闘し、惑うワイアット・アープを導く、なんて展開で、ジェロニモとワイアット・アープの共演なんて展開はやっぱりそそられるんですよね。
ネタとしても幾らでも広げていける設定だけだったに、ここで打ち切りというのは返す返すも勿体無い。怪偉人の出現という自体そのものが、一族の領袖というべき上の連中が密かに企てていた陰謀だったかもしれない、という確定情報に近い疑惑が出てきて、将来的にはIXAを引き継いだ若者たちと過去の因縁を引きずる古老たちの過去へと立ち戻るか未来に進むかという対立構図も出来上がりかけていましたしね。長期的に見ても、物語の構成もかなりよく練りこまれてたんじゃないかなあ。
まあ、敢えてこの最終巻はシリーズを畳みにかかるのではなく、そのままシリーズの第三巻目という形で話も進めたみたいですね。肝心の主人公とメインヒロインである一兎と咲耶花が脇に回り、小玲がほとんどメインを張っていたというのも、サブヒロインの当番回、という風情でしたし。変に畳みに掛かって話が変に歪になるよりはマシだったかとは思いつつも、最終巻としてはやっぱり咲耶花たちの出番が少なかったというのはちょっと寂しい。
真面目にやっているようで、全力でバカもやってる展開も従来通りで、途中の怪偉獣襲来のシーンは思いっきりゴジラネタを投入。これ、さすがに今の世代はわかんないんじゃね? 平成版でやっとこ自分の世代で当該だよ?w

1巻 2巻感想

おまえは私の聖剣です。23   

おまえは私の聖剣です。2 (GA文庫)

【おまえは私の聖剣です。2】 大樹連司/飯沼俊規 GA文庫

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現代の美少女にドラキュラ公の力が宿る! ?
過去から蘇る偉人=怪偉人と戦う少女たち=伏滅機関IXAsの住む最先端都市・弓弦羽市。
高校生の一兎は「剣」の力に目覚め《卑弥呼》の後継者たるお嬢様・伏姫咲耶花のもと、この街で暮らすことになったのだが……。

過去から蘇る偉人=怪偉人と、英雄の力を継承した少女たち=伏滅機関IXAsが戦う最先端都市・弓弦羽市。
高校生の槇那一兎は、少女たちとともに戦う「剣」の力に目覚め、《卑弥呼》の後継者たるお嬢様・伏姫咲耶花のもと、
この街で暮らすことに。
そんな一兎たちがこの日やってきたのは遊園地。戦士たちの束の間の休日……となるはずが
IXAsをライバル視する黒衣アーデルハイトと鉢合わせし、何やら不穏な雰囲気。
しかもそこに新たな怪偉人《エリザベート・バートリ》が出現。千葉真琴や仲間たちが、この血塗れの伯爵婦人に囚われてしまう。
絶体絶命のピンチに、一兎はいかに戦うのか! ?
超歴史バトル×ラブコメ、第二弾! !
へぇ、なるほどなあ。ブラド・ツェペシュの串刺しの杭を単純な物理攻撃の手段として表現するのではなく、支配の象徴として能力化したその発想は面白い。ドラキュラのモデルになったワラキア公の来歴を見るとよくわかるんですが、ブラド・ツェペシュは国内貴族の悪質と言って過言ではない無分別で無節操な所業に悩まされ続けているのです。実際、父や兄は外国勢力に唆されて暗殺されていますし、彼自身も終生足を引っ張られ続ける事になります。あの串刺し公の由来となった串刺し刑の林はオスマンへの見せしめであると同時に、国内貴族への威圧でもあり、彼なりの支配権の確立の象徴であったわけです。そのへんの由来をうまくアレンジした形のあの能力は、ついついわかりやすくパイルバンカー!みたいにしたくなるところを、上手く発想を変えて拾ったなあ、と思った次第。となると、わざわざ敵役にエリザベート・バートリを持ってきたのも、ワラキア公を意識しての事なんでしょうね。どちらが先、だったかはわかりませんけれど、時代こそ百年近い隔たりはあるものの、同じ吸血鬼のモデルであり、同じ東欧のオスマン帝国の圧力を受け、混沌とした国際情勢の渦中にあって波乱の生涯を送ったという意味でも、共通性……というよりも細くともある種の因果があって敵対するにもいい意味で絡みが出来るんですよね。
実際、この怪偉人《エリザベート》には狂気以上に悲哀という要素が加味されていましたし。すべては自業自得の邪悪さで哀れに思うことも同情することも不要だけれど、それでも彼女が生きた時代の、土地の、苛烈と言っていい煮えたぎった混沌のような有様には、思いを馳せてみるのもいいんじゃないか、と思わされる。
この時代の東欧地域って、歴史的にも見ても、人物的に見てもホント面白いんですよ。日本での知名度は低いだろうけれど、びっくりするくらい図抜けた英雄、梟雄、奸雄がぞろぞろと存在してますし。

さて、無事一兎を迎え入れることが出来た伏滅機関IXAsですが、組織としては未だに迷走したまま。と言うよりも、やっぱり頭である咲耶花の腰が定まらないんですよね。逆に言うと、当主がフラフラしている程度でブレてしまうIXAsの組織力も問題と言えば問題なのですけれど。いや、今回については咲耶花に要らない決断を強いさせざるを得ない状況に陥っていた事が問題なのか。《卑弥呼》の力の執行権を外部の、しかも適切な情報分析力も判断力も持たない市長に預けざるを得ない状況になっているという時点で、もう無茶苦茶ですし。本来なら、その手の政治力というか、裏から手を回して表を黙らせるような長くて黒い手を使えるバックを持っておくべきだし、それは多分、黒衣が担当するべきなんだろうけれど、なんでか関係こじれて勢力争いしている始末だからなあ。あの黒衣の当主も、自分の組織に拘りすぎててガチガチに自分縛っちゃってるし。あれはあれで、いい具合に咲耶花よりも無能だと思うぞ、うん。
今回に関しては、一兎との剣化合体を他のメンバーにまでやらせるかどうかで咲耶花が迷って決断を先延ばしにしてしまった件については、これは同情の余地ありでしょう。
一兎との剣化合体、殆どセックスしてるのと同じ暗喩表現だな、と笑っていたら、どうやらやってる当事者たちも剣化合体が性交渉と同等のものであるという意識があったみたいですし。自分が惚れている男を、任務だから、友達だからと他の女に任せるとなると、なかなか踏ん切りつかないでしょうしねえ。一兎当人も咲耶花以外には乗り気ではないようでしたし。
だから、ちゃんと一兎との関係にナシをつけて……曖昧にせずちゃんと告白して気持ちを通じ合わせてから、公の責任のもとに一兎を送り出した、という姿勢には評価を送りたい。
表現や台詞だけ見ていると完全にセックスだけれど、実際は性交渉でもなんでもなく単なる剣化合体だから、相手が中学生でも全然オッケーだぜ! という発想にはヒトコト申し述べたいところだけれどさww
ラストなんて、実質姉妹丼じゃないかっ、なんて言っちゃあ駄目ですかね? 

1巻感想

おまえは私の聖剣です。3   

おまえは私の聖剣です。 (GA文庫)

【おまえは私の聖剣です。】 大樹連司/飯沼俊規 GA文庫

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失踪した家族が残した莫大な借金のため、高校生の槇那一兎が呼び出されたのは、超巨大財閥が支配する最先端都市・弓弦羽市。
 一兎が、そこで見たのは、稲妻を操って暴れる戦国武将・立花道雪。そして、荒ぶる雷神に、異能の力で戦いを挑む少女たちだった。

 ここは過去から蘇る偉人=怪偉人と、名高き英雄の能力を受け継いだ美少女たち=伏滅機関IXAsが、日夜、激しい戦いを繰り広げる街。
 唸る道雪の電撃。迎え撃つは柳生十兵衛の剣、ワイアット・アープの銃。そして卑弥呼の後継者たる大財閥のお嬢様・伏姫咲耶花の所有物になってしまった一兎の秘密とは?
あれ? これって一巻だけで終わりなの? 全然続いてもおかしくない内容にも関わらず、文章の締め方が完全に最終回モードだったので拍子抜けしてしまった。大樹さんって、そういえば全然シリーズもの書いてませんね。どれも一冊できっちり終わっている。これまでは、一冊で終わって然るべき内容の作品ばかりだったので、特に疑問も抱かなかったのだけれど、こうしてシリーズ化デキそうな内容の作品までこういう形で終えるということは、シリーズでやらないというポリシーでも持ってるんだろうか。
と、全然作品の内容とは関係ないところから切り込んでしまったけれど、本作はと言うとある意味古式ゆかしい、歴史上の偉人・英雄の力を宿したり、当人を召喚してしまったりして切った張ったを繰り広げる活劇モノ。どうせ偉人モノをやるなら、もっとマイナーどころを書けばいいのに、とか思ったんだけれど、よくよく考えると立花道雪とかニコラ・テスラとかジョージ・オーウェルとか、マルキ・ド・サドとか、一般的な視点からするとこの人達で十分マイナーどころになるんですよね。これ以上マイナーになると、本気で誰だよこいつ知らねーよ、知らねー奴だされても燃えないよ、という話になってしまうから、この辺が順当なのか。いやでも、この際だから本当にマイナーどころを出しまくって、コアな層の食指に訴えるという手も……リスク高いですか?
個人的には道雪先生をあそこまで好き勝手改造しまくったのには大受けでしたよ。いくらあだ名が雷神だからって、最終的になんか絶対無敵ライジンオーみたいになってんじゃねえかw 立花道雪という人は、立花氏を継承するまで「戸次鑑連」という名前だったんですが、まさか戸次を文字って「ベッキー」呼ばわりするとは。ベッキーっすよ、ベッキー。その発想に吹いた。
とはあ、怪偉人ニコラ・テスラによってハチャメチャにイジられまくるベッキーなのですが、何気に最後はイイ話になってて、時代も国も異なった、しかし雷撃に纏わる縁によって結ばれた二人の男同士の友情がかなり熱かったりするのです。西国無双の名を冠した伝説の名将の名に相応しい立ち振る舞いには、いささか感動してしまったほど。いやあ、やっぱり立花道雪ほどの人が、ただの怪人役では役不足だもんなあ。咲耶花が後半、酷いヤラカシをやってしまうこともあってか、むしろ心情は道雪・ニコラ・テスラよりでしたよ、うん。
咲耶花は、さすがにあの失態は組織の長としてはやってはいけない事のオンパレード過ぎて、思わず感嘆してしまった程でした。これについては、弟くんがもう遠慮なしにガツンと言って、バッサリ切って捨てている。この際の厳しい物言いは、なかなか他ではお目にかかれないくらいの弾劾で、普通ならそこまでしっかり言われたらまあ今後気をつけてくださいよ、と許してあげてもいい気になるものですが……それでもまだ足りないだろうと思ってしまうくらいに、見事な自爆だったんですよねえ。ドツボにハマるにしても、限度があるだろうってくらいにやらかしたもんなあ。実際、これは時代が時代なら即座に腹切りお家断絶。現代でも速攻で懲戒免職処分ものだわ。正直、二度目など許されないレベル。
明らかにあの暴走性は性格的なものを超えた病気のレベルなので、本人がどれだけ本心から反省しても完全に治るかは怪しいんですよね。どう見ても、自分でわかってて止められない、という風情だもん。なので、意外と
咲耶花個人には悪印象はないんですよね。性格的に可愛らしく皆から慕われ、支えたいと思わせる女の子だというのは非常に強く伝わって来ましたし。だからこそ、あれは可哀想。権限持たせると自分も周囲も不幸になってしまうタイプだわ。素直に弟くんが全権司令官に座ればいいのに。ああでも、卑弥呼である以上一度突っ走れば有無を言わせず周りに意志を強いる事が出来てしまうのだから、名目上の組織での地位とかは肝心なときには意味がないか。
これで、主人公が剣化しながらも主導権を握れるスタイルだったら、上手いこと行ってたんでしょうけどね。一兎は、爺さんに連れられて世界中を旅してきたせいか、精神的に非常に練れていていい意味で動じない安定した人格の持ち主ですから、不安定な咲耶花を結構上手いこと扱えると思うんですけれど、主体が咲耶花の方にあるせいか、どうも上手いこと機能してなかったんだよなあ。相性ピッタリだし、呼吸と意思が合わさった時の伸び方は抜群で、傍目にも良いコンビに見えるだけに、この立ち位置の噛みあわなさ故の微妙な機能不全がなんとも残念でした。
とは言え、結構好きなんだよなあ、こういう作品。細部での文章の連ね方の丁寧かつ絶妙な巧さとかは、流石は大規蓮司という妙がありましたし、どう聞いてもセックスの暗喩にしか思えない、剣化合体時の咲耶花と一兎の掛け合いといい、面白かったんですよね。
ラストの、爺さんの正体が明らかになった時など、主人公に託されたものの熱さにテンション上がりましたし。ってか、爺さんの素性を見た瞬間にテンションあがりましたけどね。あれは反則よー。
出来れば二巻三巻とシリーズ続けて、この世界観掘り下げていってくれたら、もっと楽しめそうだったんですけどね。やっぱり一巻完結なのかしら。
 
11月26日

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11月25日

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(ガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ビッグガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ヤングガンガンコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(ガルドコミックス)
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(コロナ・コミックス)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(MF文庫J)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップ文庫)
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(オーバーラップノベルス)
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(オーバーラップノベルスf)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(ダッシュエックス文庫)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(MFブックス)
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(KADOKAWA)
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11月22日

(MFC)
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(MFC)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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11月6日

(角川書店単行本)
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(SQEXノベル)
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(SQEXノベル)
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11月5日

エンターブレイン
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(エンターブレイン)
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(ドラゴンノベルス)
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(PASH!コミックス)
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(フロース コミック)
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(アフタヌーンKC)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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11月4日

(ジャンプコミックス)
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(JUMP j books)
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