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絶対城先輩の妖怪学講座 十二 ★★★★   



【絶対城先輩の妖怪学講座 十二】 峰守 ひろかず/水口十 メディアワークス文庫

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傍若無人な黒衣の妖怪博士・絶対城の活躍を描く伝奇譚、第12弾!

『真怪秘録』をまとめる中で、妖怪学の限界を感じたという絶対城。熱意を失った彼は、文学部の非常勤講師として妖怪学を教えてくれないか、という織口からの誘いも断ってしまう。
そんな中、礼音が何者かに狙われていることが発覚。大切な人を守るため、事件の調査に乗り出す絶対城だったが、一方で、その一件の解決をもって妖怪学徒を廃業するとも宣言し――。
猫また、猫ばば、五徳猫。事件の鍵を握るのは『猫』!?
絶対城阿頼耶、最後の事件!

礼音さんがタフすぎるw 礼音が狙われてた案件、あれ彼女じゃなかったらほとんどが普通に事故死しちゃっているケースのはずなんだけれど、素の身体能力の高さからひらりひらりと回避して当人ケロリとして最近ちょっと運が悪いなあ、くらいの認識でしか無いあたりがさすが礼音である。このあっけらかんとした性格が、絶対城先輩の心の助けにどれほどなってきたか。
今回なんぞ見てて微笑ましいほどの仲睦まじいカップルでしたもんね。礼音は元より絶対城先輩もわりと素直なので今更好意を照れ隠しとかしないので、率直にお互いを気遣い合う関係は見てて温かいものでした。かと言ってそれほどベタベタしないサッパリしたところは二人らしいのですけれど。
はからずも同棲生活になってしまってからも、まるで色っぽいことにはなってませんでしたし。いやそう言えば恋人になる前も一緒に住んでた時期があったっけか。その時より関係は進んでいても、それでイチャイチャしだすかというとそういう二人ではないんですなあ。
それでも、旅行に行った時のあのギューッと抱き合ってぬくもりを伝え合うシーンは、恋人というよりも、そして夫婦というのでもなく、なんというかこれからもずっと人生のパートナーとして共に歩んでいくという仲睦まじさを感じる場面で、二人の関係の結実を思わせてくれてジーンと来たんですよね。
白鐸という目下の脅威を退けて、『真怪秘録』の編纂も一区切りついてしまったところでいわゆる「燃え尽き症候群」のようなものに罹ってしまった絶対城先輩。一方の礼音も大学三回生に進級するにあたって今までのまま経済学部で勉強していくのではなく、今最大に興味ある妖怪学の道へと進んでみたいと考えるようになり、とお互い次の段階を考えるところに来ていたんですね。
そこでこの「猫」の事件はさて最後の後押しになったのか。絶対城先輩に妖怪学の奥深さをもう一度教えてくれる、という意味ではよいきっかけになったのでしょうけれど、何気に今までで最大のピンチとなりかねない最大の敵だったんじゃないですか、これ!?
杵松さんとの雑談で出てきたパソコンの連結についての話が伏線だったとは思いませんがな!
本作では実際に本当の「妖怪」は出さない、という方針で一貫していたと後書きでも触れていましたけれど、今回の「猫」を含めてどれもある意味本物の妖怪よりも突拍子もない「正体」で、いやあぶっ飛んでたなあ。
幽霊の正体見たり枯れ尾花、じゃなくて幽霊の正体見たりビオランテ、みたいな感じのものばかりで、その突拍子もなさがまた面白かったんですけどね。
でも、それで不気味だったり得体の知れなさが陰気な感じにならなかったのは、礼音の明るさに牽引されるどこか作品全体に流れる呑気な雰囲気ゆえだったのでしょう。メインとなる絶対城先輩も、傍若無人なんてあらすじに書かれていますけれど、実際は非常に紳士で人柄が伝わってくる優しいキャラクターでしたので、この人を見てて嫌な感じになった事はなかったですし、相対する「敵」はみんな想像を遥かに超えた存在でありつつ、今回の猫のようにどこか「スットボケた」愛嬌を持っていたのが、和やかさにつながっていたように思います。この物語の持ち味というか特色でもありましたね。
礼音と阿頼耶くんには幸せになってほしいものです。二人の将来、についても具体的に色々と考えているようでしたしね。心残りは、杵松さんと織口先生の関係がどうなってるの? と、そこんところ不明のまんま終わってしまった所ですけれどw
これで終わってしまうのが本当に寂しくなる、慣れ親しみを抱かせてくれた作品でありました。


シリーズ感想

迷宮の王 2.勇者誕生 ★★★★☆   



【迷宮の王 2.勇者誕生】 支援BIS/目黒 詔子  レジェンドノベルス

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ミノタウロス討伐の勅命を受けた騎士パンゼル。あと一撃でミノタウロスを葬り去れるはずだったが、思わぬ事態が発生し、勝負はお預けとなった。そしてパンゼルは、自身を育ててくれたメルクリウス家と王国の危機を救うため、サザードン迷宮を後にするのだった。
それから幾年月。ミノタウロスは未だ迷宮の奥深くに健在で、モンスターや時折訪れる人間の冒険者と戦っては、おのれの技量をひたすら磨き続けていた。そんな折、メルクリウス家から一人の少年が修行の旅に出た。豪雪吹雪く雪原や山脈、海の神殿など王国とはかけ離れた世界を見分し、想像を絶する要害を潜り抜け、見たこともないモンスターと戦い、様々な人たちと巡り合いながら、少年は成長していくのだった。
少年の名はザーラといった。誰あろう、英雄パンゼルの息子である。

ハイ・ファンタジーとは斯く在りき。
英雄を謳う物語が、この世界には古くから各地に存在する。英雄叙事詩、エッダ詩やサガといった類のものだ。【イーリアス】や【オデュッセイア】。【ニーベルンゲンの歌】などに代表されるように、英雄と呼ばれる人間たちの壮烈な戦いの人生を、勇壮な冒険を語り継ぐために記した詩である。
この作者が手掛ける英雄譚は、まさにそんな古く伝説的な英雄を語る詩にもっとも近しい、現代に蘇った叙事小説、サーガと呼ぶに相応しい作品だと思うのです。
ザーラという英雄の息子が、その旅立ちから経験していく幾つもの冒険、成し遂げていく幾つもの偉業、神代と人の時代の境界を跨いでいき、そしてかけがえのない人々との出会いの物語が語られていく様子は、描かれていく様子はこの国で描かれてきた代表的なファンタジーの描き方であるRPG風の、或いはTRPG風のそれとはどこか異なっている。
それはこの巻における主人公であるザーラが、読者自身の手によって動かす存在でも、自分を照らし合わせてみるアバターでもないからでしょう。作者からも読者からも、主人公が主人公としてキャラの個を確立させている作品とも少し違っている。
この作品そのものが、英雄の事績を謳うものであり、読者はその輝かしい偉業に、壮烈な運命に聞き入る聴衆であるのではないか。一人の勇者の伝説が生まれていくのを、目の当たりにしている目撃者であり観測者であり証言者なのだと。
だからこそ、本作は小説である以上に語り継ぐ伝説なのである。韻文詩ではないとはいえ、それを想起させてくれる一定の淡々としたリズムによって語られ紡がれる文章はまさに英雄叙事詩であり、本邦においてもっとも新しく本格的なヒロイックサーガなのでしょう。
ザーラの冒険は、そんな原初に近しい英雄の活躍へのワクワク感をもたらしてくれると同時に、彼が見聞きする新しい世界に、まったく未知の現象に、血のたぎるような戦いに、心躍らせてくれるのです。また、運命の少女との出会い、信頼できる仲間たちのただ一度の愉快で楽しい旅路が、遠い神代からの残り香との邂逅が、人と人とのつながりの偉大さを教えてくれる。
そして、仇敵たるリガ公爵家との、幾代もの世代を経た因縁と、それにまつわる様々な家と人との因果が、途方も無い歴史の壮大さを感じさせてくれる。
ザーラの冒険は、そんな神代の名残を示していて、歴史の流れのもっとも突端に位置し、過去の流れの、人々が次世代に託した願いや想いすべてが集まっていく収束点そのものだ。この運命のうねりの壮大さを感じることが出来るだろうか、その大いなる流れが収束し突き抜けていくことの美しさを見ることが出来るだろうか。
伝説とは、このように産まれていくのだと目の当たりにしている感動が伝わるだろうか。
そして、その点を超えた先に、迷宮の王が待ってる。英雄の到達を、自分を倒す偉大なる敵をずっとずっと待っている。

ゴンドナとヒマトラ、ボランテという軽妙で愉快な冒険者たちとの激闘の旅も、あの三人のあっけらかんとしたキャラクターもあってほんと楽しかったけれど、その前のナーリリアと出会う事件も面白かったなあ。彼女のポンコツさは、何とも愛嬌があってホント好き。あれは周囲の人たちからも愛されてたんだろうな、というのがよく分かる。彼女との出会いが、思えば先々にわたる様々な出来事や邂逅へのきっかけだったんですよねえ。
彼女の再登場はあったのか、ウェブ版は昔読んだのだけれど忘れてしまったなあ。でも、忘れているが故にまた心から楽しめるということもあるのですよね。そう思えば、とても幸いなことであります。

1巻感想



魔王学院の不適合者 3 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ ★★★★   



【魔王学院の不適合者 3 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~】 秋/しずま よしのり 電撃文庫

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《勇者学院》との交流のため人間の都を訪れた魔王学院の生徒たち。しかしこの平和な時代にあってなお、彼らの胸の内には魔族への敵意が燻っていた。
互いの力を測るために学院対抗戦が行われるが、アノスたちに先駆け戦った魔王学院三回生は、勇者側の卑劣な罠の前に敗れ去る。その上さらに敗者の名誉を踏みにじる勇者たちに対し、暴虐の魔王とその配下たちが下す決断は――!?
そして、二千年を経ても癒えぬ魔族と人間の禍根を目の当たりにしたアノスの前に、ついに偽りの魔王がその姿を現す。
暴虐の魔王が新時代に刻む覇道の軌跡――怒涛の第三章《勇者学院編》!

ああっ! これはやられた。まったく予想だにしていなかった展開だった。ある程度のところまで話が進んだら、察することが出来るものなんだけれど、これに関してはギリギリまで「思い込み」に思考を縫い留められていて、気づかなかったもんなあ。ミスリードといえばミスリードなのか、これ。
そう言えば、明言はされていなかったですもんね。
そもそもアノスの存在を上書きした偽魔王の存在からして、思っていたのと全く異なる展開でしたし。いや、面白し!
勇者学園のやられ役たちのやられっぷりも、これぞやられ役の見本!とも言うべき見事なやられっぷりでしたし。こういう噛ませ役って結構絶妙なバランスが要求されるんですよね。いい具合に増長しきってこっちを見下してきてそれなりに強く卑怯でムカつく性格や態度で、自分が負けるなんて欠片も思っていないのを、圧倒的に叩き潰してプライドやらなにやらを徹底的にへし折る、盛大にぶっ飛ばしてヒィヒィ泣かす、というカタルシス効果を最高に発揮させるのって、どこかバランスが悪いとどうしても色褪せる部分が出てきてしまいますから。その点、この敵どもの憎ったらしさとやられたときの無様さ、こっちの圧倒的な余裕っぷりとファンユニオンの煽りっぷり、相手のズルしていた教師のグヌヌっぷりといい、いやはや素晴らしいコラボレーションでありました。
悪役の小物さ加減って、程度によっては主人公サイドまで格を下げてしまいますし、話自体陳腐にしてしまいかねない要素ではあるんですけど、まさにさじ加減によってはこれだけ引き立たせてくれるんですよねえ。
今回の話に関しては、その人間族の残した執念や偏執的なまでの狭量さこそが、それに相対し続けた勇者の心を追い詰め、彼を思いつめさせ、絶望させたという重要な物語におけるファクターでもあったわけで、人間たちの負の側面を煮詰めたような悪意と執念の塊たる存在の、あの嫌らしさおぞましさは勇者がなぜその選択を選んでしまったのか、なぜそこまでしてやり遂げようとしたのか、という想いに共感や理解を生じさせるだけの、それはもう嫌悪感を催すもので、よくまああれだけけたたましくネチョネチョとしたものを丹念に描けたなあ、と感心するくらい。
だからこそ、アノスの友情の清廉さが、そして今世で得た肉親や慕ってくれる人の愛情が、アンカーとして響いてくるわけですが。
そう考えると、あとは頑張れ的に色々と丸投げして三千年して生まれ変わったらかなり好き放題自由にやってるアノスは……いやまあやるべきことはちゃんとやってるか。
でも、勇者さまはこれまで鬱々と頑張ってあれこれ計画を練って頑張って、何かと身の回りにも不幸がありつつも頑張ってきた分、幸せになりなさいよー、と応援してあげたい。ファンユニオン、こっちも応援したれ。祝福したれ。
それにしても、アノスのファンユニオンたちは活躍の場もあるし、なにかと目立つ場面も多いし、と下手するとヒロイン姉妹より計り知れない存在感出してて、愛されてるなあw

物語的にはこの三巻で区切りがついたような感じもあるのだけれど、まだまだ続くようで良かった。ただもう不適合者扱いってこうなるとされにくいんじゃないのかな、これってw

1巻 2巻感想

賭博師は祈らない 3 ★★★☆   

賭博師は祈らない(3) (電撃文庫)

【賭博師は祈らない 3】 周藤 蓮/ニリツ 電撃文庫

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賭博師と奴隷少女の物語。舞台は賭博温泉街バースへ。

ノーマンズランドでの負傷も癒え、ようやく当初の目的地バースにやってきたラザルスとリーラ。村から付いてきたエディスとフィリーも道連れに、気儘で怠惰な観光を洒落込むつもりだったが、一つ誤算があった。
温泉とギャンブルが名物のこの街で目下勃発しているのは、賭博を司る儀典長と副儀典長による熾烈な権力争い。バースへの道中で出会った知人からは忠告を受けるも、時既に遅し。
温泉から宿に戻ってみると、部屋には荒らされた形跡。そして一人横たわる血まみれの少女。面倒事の匂いに辟易としながらもラザルスは彼女を保護する。
それは、陰謀張り巡らされたバースにおける長い戦いの幕開けであった。

実のところリーラとラザルスの関係に関しては現状維持、というかはっきりとした関係にはせずに奴隷身分の女を生涯寄り添わせていくのが、アンダーグラウンドの住人であるラザルスにとっては最良なんじゃないか、と前回ある程度二人の仲が纏まったのを見て思ったものですが、当のラザルス自身がそれを良しとしなかったか。
バースの街でリーラに対して危害が及ぼうとした時のラザルスの激烈な反応を見るまでもなく、彼のリーラを大事に思う気持ちというのはもう溺愛と呼んで過言ではなくなってるんですよね。いちばん大事なものの最上位がリーラになってしまったわけだ。
そして、それは場合によっては自分自身よりも上位に位置づけている、ということでもある。リーラの幸せを鑑みて、自分の側にいることは彼女の幸せにとって決して良いことではないと思い定めていることが、リーラに対して奴隷身分の否定と先の選択の提示、そして自分の側には居てはならないという現状を続けることへの否定からも伺い知れるのだ。
愛があれば、すべては解決する、なんてお為ごかしは存在しない。それは、少女ジュリアナの突き詰めた愛情の果てやナッシュの無力さがこの巻の全部を以って証明してしまった。
それ以前に、ラザルスは自分の中に産まれ育つ「愛」から目を伏せ続けている。面倒くさい男、と思わないでもないけれど、そうやって人としてまともになることは賭博師としての堕落であり弱体化であることからすれば、リーラへの愛を受け入れてしまうのは彼にとっては究極の自己否定なのかもしれない。
賭博師として生きて死ぬ、その定めに殉じているラザルスにとって、リーラの存在は甘い毒だ。人としてまともになり、人として幸せになることが、果たしてラザルスという男にとっての幸福なのか。
当たり前の平和で安らかな人生が、彼にとって救いになるのかそれとも地獄になるのか。
それがわからない間は、ラザルスの煩悶も理解せざるを得ない。白黒つけたがるのは、勝負師たちの悪い癖なのかもしれないけれど。もっと曖昧模糊な関係でいいじゃない、はっきりさせなくていいじゃない、雰囲気に流されて、その甘い感情に浸っていればいいじゃない。
あのロマンティックなダンスシーンを見せられては、二人の甘やかな柔らかな思いを目の当たりにしてしまえば、無責任にそう思えてしまうのだけれど、ラザルスという男はそういう意味で
「潔癖」なんだなあ。

1巻 2巻感想

Babel II ‐剣の王と崩れゆく言葉‐ ★★★★☆  

BabelII ‐剣の王と崩れゆく言葉‐ (電撃文庫)

【Babel II ‐剣の王と崩れゆく言葉‐】 古宮九時/森沢晴行 電撃文庫

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『――立ち去るがよい、外部者よ』
ついに辿り着いた、魔法大国ファルサス。しかし世界を害する“異物”と判ざれた雫は、非情にも王・ラルスに剣を向けられる。
ラルスと戦う決意をし、瀕死の重傷を負った雫の一方、エリクは過去を追憶する。自らが殺した、ある一人の少女のことを……。
そして“死者蘇生”の禁呪による事件で国中に暗雲が漂うなか、雫とエリク、二人の運命は分岐点を迎え――。
異世界の秘された“真相”が明らかになる、衝撃の第2巻!
おお、オスカーとリースヒェンの二人はここで遭遇してるんだったか。なんか意味深に登場してそのままさらっと通り過ぎていってしまったこの二人ですけれど、意味深なのも当然でそりゃもうものすげえウルトラ重要人物であるのですが、ここは通り過ぎていったその背を覚えておけばそれでいいのではないでしょうか。
というわけで、雫が元の世界に戻る手がかりを手に入れるため、目的地だった世界最大の魔法大国であるファルサスへようやく到着した雫とエリク。
ファルサスである……。【Babel】という作品はウェブサイトで連載されていた作品であると同時に、「Memories」という世界の中で繰り広げられる物語のうちの一片である、というのは一巻の感想記事でも触れたと思いますが、ファルサスという国はその一連の物語群の中でも始まりであり根幹でもある、とある物語の舞台となった国でもあるんですよね。作中でもファルサスの歴史を語る中でチラチラと触れられているものであり、そのファルサスに帰ってきたことが懐かしく、ここに彼らの姿がもう無いことが無性に寂しくもある。
今、このファルサスを支えている王族直系はわずかに二人。王ラルスと王妹レウティシア。この王様、初対面の印象最悪だよなあ、これ。いきなり尋ねてきた雫を「外部者」と呼んでぶっ殺しに掛かってきたわけですから。しかも、その理由ときたら雫には身に覚えのないもので、訳がわからないとしか言いようがない。ファルサス王家に伝わる使命として世界外存在である「外部者」を討滅すべし、というものがあったらしいのだけれど、どうもその「外部者」という存在は同じ異世界からの来訪者としても、雫には全く当てはまらないんですよね。明らかに勘違いか誤解なのであるが聞く耳持ってくれないし、もし間違っていても念のためにぶっ殺しておいた方が安全だよね、という雫からするとたまったもんじゃない理屈でぶんぶんアカーシアぶん回してくるもんだから、雫からするとなんやねんそれ!! と悲鳴よりも憤激の声をあげたくなるような状況なのである。
それでも、相手は一国の、しかも大陸有数の大国の王である。その王が危険であるから殺す、と声をあげてしまった以上、もはや雫の進退は極まってしまったと言っていい。エリクが身を挺して雫を逃してくれたものの、このまま逃げて果たしてどうなるのか。元の世界に戻る手がかりを求めてたどり着いたのがこのファルサスである。その手がかりに背を向けて逃げて、それもこの世界の縁となり、ずっと雫を助けてくれていたエリクを置き去りにして。
ここで、逃げ出さずに思い切ってしまうのが、雫という少女のとんでもないというか、尋常ならざるところなんだよなあ。エリクは彼女を頑固と評しているけれど、これは頑固なんて領分で収まるもんじゃないでしょう。決して気が強いタイプでもないのに、ここぞという時の肝ノ据え方と負けん気の強さに関しては、雫はもうぶっ飛んでる。この退かない時は頑として相手がなんだろうと退かない、という彼女の不退転は後にラルス並かそれ以上にやばい人を虜にしてしまうのだけれど、まあそれはそれ。
自分の命を的にして、堂々と大国ファルサスの王ラルスに喧嘩を売る雫。力も何もない彼女が、たったひとりで王を自分と対等の舞台に引っ張り上げて勝負を挑むのである。これってある意味魔女裁判でもありながら、訴えた側にも間違っていた場合にはきっちり落とし前をつける事になる捨て身の大勝負なんですよね。無茶苦茶なんだけれど、無視は絶対に出来ないという。それでも、自分の死に様をチップにするんだから、とんでもない女である。
でも、これで一点ラルスが雫を認めたか、というと……いや、認めたと言えば認めたんだろうけれど、素直に認めずにずっと雫のことイビリ続けるあたり、ラルスって心底性格歪んでるというか、子供かっ! っちゅうところなんですよねえ。わりと笑い事では済まない真似もしてるし。そりゃ、レウティシア様も怒髪天つくわー。ただ、ラルスがいじめていた分、周りの視線が警戒よりも同情で占められたというのも確かな話で、この国に因縁があり、罪人ではないものの曰くを持ってファルサスを出ざるを得なかったエリクが連れてきた謎の少女、という立場の雫はもっと怪しまれても良かったんですよね。それを、ラルスが無茶苦茶したからこそ、可哀想にと受け入れられた面もあるんだよなあ。でもこの自分は面倒くさがりなのに、取扱が非常に面倒くさいキャラなシスコンサド王陛下、いやもう妙に憎みきれない小気味の良さがあるんだけれどやっぱり面倒くさいなっ!
ともあれ、このファルサスで頻発する禁呪に纏わる事件は、同じく禁呪に関わる事件によって大きな傷をココロに負ったエリクの過去に、雫は踏み入ることになるのだ。
反省しても後悔はしていない、とエリクに訴えかけた雫。その言葉は、長く長く後悔に沈み続けたエリクにどのように響いたのか。囚われた過去の残像にどこか雫を重ねていたエリクが、失った彼女と雫が似て非なる存在だと、いや全然違うだろうというキャラなのだと、飲み込む話であり認める話であり、きっと改めてほんとうの意味で雫と向き合うことが出来るようになった話でもあったのだろう。
その直後に、ラストのああ言う形になってしまうのだから、まあ皮肉な話なんだが。
また、この二巻は【Babel】というタイトルが急速に迫ってくる話でもあるんですよね。各国にここしばらくで急速に増え始めた言語障害を負った子どもたち。前からチラチラと話には出ていたものの、その障害をおったという子どもたちと初めて雫は対面することになるのですが、そこで雫は自分の常識にある言語と、この世界における言葉の在り方の決定的な違いに直面するのである。生得言語。エリクの口から語られるこの世界における言葉の有り様。雫とエリクの間に横たわっていた、言葉に関する大きな誤解、食い違い、すれ違い。
それはまた、雫に背筋を凍らせるような思いとともに違和を突きつけるのである。ナゼ、この世界の人間ではない雫が、この世界の言葉を理解でき、また喋ることが出来るのか。
それはこの世界の常識では決して不思議ではなく、だからこそ雫の、現世地球の常識では絶対に有り得ないこと。異世界人である雫にまで適合してしまう、言葉の統一。
そうまさに、ここから【Babel】の真実に、そしてその崩壊の萌芽に雫たちは直面していくのである。

というところで、あとがきのニュアンスが非常に怪しいっちゅうか、次の巻が出ないんじゃないかと思ってしまうようなニュアンスで、うえええと悲鳴をあげてしまったんですけれど。
待って待って待って、こっからが面白いのに。作中最強コンビとなる言って過言じゃない雫と姫様の出会いが待ってるのに。あのとびっきりにヤバイ、オルティア姫を雫が落としてしまうところが一番面白いのに。
どうか、あの感動のラストまで書籍を以て読ませて欲しいと願うばかりです。

1巻感想
 
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(MFコミックス フラッパーシリーズ)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(モーニング KC)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスJOKER)
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(ガンガンコミックスpixiv)
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11月20日

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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(富士見ファンタジア文庫)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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(GCN文庫)
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11月19日

(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(ヤングジャンプコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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(サンデーGXコミックス)
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11月18日

(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガ文庫)
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(ガガガブックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(少年サンデーコミックス)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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