101番目(ハンドレッドワン)の百物語

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101番目の百物語8 (MF文庫J)

【101番目の百物語 8】 サイトウケンジ/涼香 MF文庫J

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一文字疾風、通称モンジは、日々の平穏な学園生活を過ごす中、何故か胸の中にもやもやしたものを感じていた。そんな中、突如ある日出会った謎の少女を思い出す。その名は…『一之江』。徐々に蘇る共に歩んだあの日の記憶…。決して消え失せない強い想いが込み上げる! 「さあ、百物語を始めよう――! 」サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメは遂にクライマックスへ! そして終わらない物語…そう、ハッピーエンドを紡ぐため――。
最終回を飾るのは、月隠のメリーズドールの一之江瑞江。満を持して、というに相応しい貫禄のメインヒロインでございました。
号外号外! 一之江がデレた! 一之江がデレました!!
もうデッレデレです、なにこれ最強じゃん。まさにこの時のためにこの作品はあったのだと言われても納得せざるを得ないほど、ベタベタのモンジと一之江。
シチュエーションも最高の場面でしたからね。あの鉄壁の一之江さんでもグラっと来るってもんですよ。モンジくんもここぞという時にはヘタレずに決めてくれましたし……だが、音央にヘタレたのは一生忘れないっ!
全裸まで剥いておきながら、何故そこですることしないんですかっ! もはやあそこは、音央、先輩、理亜と三連ちゃんでイケナイところまで行っちゃってもよろしかったのに。いくらオーラルモンジハーレムとは言え、メインの一之江とキリカが戻ってきたらこの二人に持っていかれちゃうのは自明の事だったので、三人ともこれまでにないくらいCOME ON状態だったのに。

ともあれ、キリカと一之江によって自分が【101番目の百物語】の主人公だった記憶も、ロアのことも、一之江のこともキリカのことも忘れさせられて日常に戻されてしまったモンジくんでしたが、無事に自力で記憶を取り戻して、ヤシロちゃんと永遠の戦いを繰り広げる一之江の元に駆けつけることに。
もともとデレデレだったキリカも、今度こそ含みも裏もなく完落ち状態でベチャベチャイチャイチャと、あんたたち粘度高すぎ。挙句にヤシロちゃんもハーレムに入れちゃうぜ宣言でもうモンジくんとどまるところを知らない見境なしのハーレム拡大計画発動である。
最終回ということもあってか、制限なしの総力戦大盤振る舞い。
【月隠のメリーズドール】【魔女喰いの魔女・ニトゥレスト】【妖精の女王(ティターニア)】【神隠し】【2000年問題(ロスト・ミレニリズム)】【8番目のセカイの管理人】【予兆の魔女アリシエル】【夜霞のロッソ・パルデモントゥム】 【人食い村(カーニヴァル)】【終わらない千夜一夜(エンドレス・シエラザード)】【海からの生還者(マリン・リザーバー)】【新旧・花子さん】という主だったメンバーが、フルドライブで大暴れする展開は壮観の一言。相手はノストラダムスの大予言だけあって、攻撃の規模も迫力も段違いなのに迎撃するこっちもまるで引けをとっていませんでしたからね。でも、一番感慨深かったのがいつも背中合わせだったモンジと一之江が、ようやく並んで立てたこと。モンジくんの相棒は、こればっかりは一之江以外に居ませんでしたからね。
しかし、理亜の千夜一夜の語り部の力はホントにデタラメな能力だったんだな。結局決め手になったのは理亜の物語だったわけですし、伊達に最強の主人公と謳われたわけではなかったのか。
そして、ヤシロちゃんの破滅のロアたちをも飲み込み、さらに氷澄たち他の主人公たちの力も借りて、モンジくんが揃えた都市伝説の数は、まさしくワンハンドレッド。名前を揃えて羅列するだけで9ページ(笑
ノストラダムスの大予言の次の破滅の予言であるマヤの終末歴すらも乗り越えて、見事にモンジハーレムの完成でハッピーエンド。最後まで飄々とした錘の無い軽妙なノリで突っ走ったハーレムラブコメディ、大変堪能させていただきました。純粋にひたすら楽しいお話でございました、ゴチ。

あ、あと氷澄はロリババアばっかり集めすぎ! こいつ、合法を気取ったロリコンか!

シリーズ感想

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101番目の百物語7 (MF文庫J)

【101番目の百物語 7】 サイトウケンジ/涼香 MF文庫J

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一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。南の島から戻ったモンジを迎えたのは、街全体が霧に包まれた夜霞市だった。そして殺人鬼のロア『切り裂きジャック』により、仲間たちにも連絡がつかないまま、モンジはいきなり襲われてしまう。一之江とともになんとかロアを撃退したモンジだが、その前に現れたのは……!? 「モンジ君に知り合えて良かった。君に出会うことが、私の物語の終末だったとしても、後悔はないくらいだね」サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ、疾走の第七弾!
うんうん、結論から言うと、キリカも一之江もおバカだねえ。本物の「主人公」は選ばれてなるもんなんかじゃないんだよ。「主人公」になったから、なんでも出来るようになったわけじゃない。主人公になったから、主人公として振る舞うようになったわけじゃない。
その人の行いが、志が、思いが、決意が、その物語に相応しかったからこそ、その者は主人公になったのだ。人が先で、主人公は後から付いてきた付属物なのだ。
だからこそ「主人公」の名と座と位を剥奪されたからと言って、その人の何が変わったと言えるだろう。何も変わらない、何も変わらない、何一つ変わらないのである。
図らずも、4巻の感想で触れた通りになってしまったなあ。四巻での理亜の献身に対して、モンジくんはそりゃもう必殺の殺し文句で一蓮托生の雁字搦めに妹ちゃんを絡めとってしまったのだけれど、そんなモンジくんのスタンスに対して、一之江だったらば、キリカだったらば、こういう反応をするんだろうなあ……なんてのを想像を巡らせて触れていたんですが、二人とも殆どその通りそのまんまの行動をとっちゃっててちょっと我ながらびっくり。
それだけ二人のキャラクターが一貫していた、というのもあるんだろうけれど、そんな感想を書いているわりに一之江とキリカがあんな行動に打って出るとは思ってなくて、意表を突かれたんですよね。それだけ、二人ともアンゴルモアの大王に対して脅威を感じていたのか。モンジくんがいつもの通りうひゃうひゃとおちゃらけていて、みんなとひたすらイチャイチャラブラブしまくっているものだから危機感とか深刻さというのが全く伝わって来なかったので油断していたけれど、キリカと一之江があれほどの決断を下してしまうほど事態は切迫していたということなんだろうか。あれって、墜落寸前の飛行機から、残り最後の一つのパラシュートを騙してつけさせて外に蹴りだされたようなもんだもんなあ。この比喩に照らし合わせて言うなレバ、モンジくんはこれから飛行機までどうにか舞い戻って、その上でもうどうにもならない飛行機を建てなおさないといけないわけだけれど……無理ゲー?

というわけで、これまで何度も何度も繰り返し繰り返し立てられていたキリカ裏切りフラグの成就回。それはつまり、オールナイトでキリカフィーバー、ということでもあり、これまでにもましてキリカさんが甘えてくるのなんの。いつもならちょっともったいぶったり小悪魔ぶって翻弄したり、と余裕を持って遊んでいる風情だったのが、今回に限ってはもう健気なくらいに一生懸命で一途にひたむきに想いをぶつけてくるのである。余裕なんかどこにもない。魔女だけあって裏も表もある女だけれど、そんな女が裏も表も総動員して身も心もなげうってくるのだ。殆ど二倍の圧力である。元々、バッチコーイが心情のモンジくんが耐えきれるはずもなく、そもそも耐える素振りも全然なく、凄まじく甘い空間が満ち満ちることに。
むしろこれ、抱いてあげないほうがかわいそうなくらいでしょうw
モンジくんの最大の欠点は、男は黙って即行動、が出来ないところだと真剣に思う。相手の軽口やごまかしに一々律儀に軽いテンションで応じちゃうんですよね。もういいから黙って俺に任せろ、という無理矢理の強引さが至極足りない。まず口で納得させようとしちゃうから、ちゃんと言う事を聞いてくれる理亜や、すぐに騙される幼女とか、モンジくんに言い負かされたがってる節のある娘たち、つまりチョロい娘らには相手にはそれでいいんだろうけれど、魔女や人の言うことを聞いてくれない娘には心は鷲掴みに出来ても、此処ぞという時にスルリと抜けられてしまったということか。
完全キリカ回かと思いましたけれど、最後の最後で一之江も持ってったなあ。このヒロインさんてば、いつもいちばん美味しいところだけつまみ食いするみたいに持ってくよね。狙っている節があるのが恐ろしいヒロインである。労力は最低限に、出番となったら最大限にw

さて、物語も佳境も佳境。クライマックスへのターニング。舞台上から蹴り落とされた主人公は、果たして再び袖から舞台に這い上がれるか。其の行く先は、本当にガチハーレムなのか。そろそろ本格的な精神的肉体的接触はしないのか!? 次回に乞うご期待。

シリーズ感想

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101番目の百物語6 (MF文庫J)

【101番目の百物語 6】 サイトウケンジ/涼香 MF文庫J

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一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。南の島でのバカンスを引き続き堪能するモンジの耳に、海に浮かぶ怪しげな霧と船――新たなロアの噂が入った。一之江に対抗して一人でロアを退治すると張り切るスナオをなだめ、一緒にロアのもとに向かうモンジだが、二人きりで『ロアの世界』に取り込まれてしまう。そして、二人の前に姿を現した『ノストラダムスの大予言』の少女・ヤシロは、モンジにあるゲームを持ちかけてきて……!? サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ、緊迫の第六弾!
いたいけな幼女にすら一切の容赦呵責もなくラッキースケベの嵐を浴びせかけるモンジくんまじ外道。こいつ、リアルに幼女にクンカクンカぺろぺろしてやがる。
最・悪・です!!
いやあ、ラッキースケベするのも大変なんだぜ、とか言われても知るか死ね、としか言い返せない。あんたの場合、チクチクと周りの女の子から嫉妬されるだけで、むしろご褒美じゃないか。本気で社会的に死にかけてるラッキースケベ・ホルダーに色々謝れ。
あと、スナオちゃんもその格好はなんとかしやがれ。仮にも「赤マント」のフォークロアなんだから、それらしいカッコしてくださいよ。ヌレヌレの金髪スク水幼女って、あからさますぎるでしょうが。しかも、それが表紙というのがヒドすぎるw これ、どんな顔して本屋で買えというんだw
そう、スナオちゃんは赤マントなのです。あまりにもスク水過ぎて忘れそうになっていたが、彼女が赤マントとして覚醒する話は、このちびっ子がイッパシの正義の味方と名乗れるくらいに眩しい前向きさで頑張っていた事実を知る事のできる良い話でした。理亜がこの娘をかわいがっているのもよくわかる真っ直ぐさ、ひたむきさなんですよね。だからこそ、ただ自分のできることをして困っている人を助けてあげたいと頑張った結果が、人ならザルハーフロアに成り果ててしまったという事実には胸迫るものがある。人を助けるつもりで、自分自身が人を攫って不明にさせないと消滅してしまう存在になってしまったというのは皮肉どころじゃないですよ。
理亜に拾われなければ、この娘もっと苦しむ事になっていたんじゃないだろうか。名前通りに素直に自分以外の人に手を差し伸べる事をためらわないイイ子なだけに、せめて理亜に早々に出会えたことを祝ぐしかないか。
さすがにこの娘をモンジハレムの一員とするのは、外道すぎると思うけど。言われたことをすぐ信じちゃうような素直な幼女を言葉巧みにだまくらかして好意を寄せさせるなんて、誰がどう見ても犯罪ですw

しかし、ハーフロア誕生の一部始終をこうして一例とは言え明らかにされたことは、肝心要の一之江が如何にして今みたいな殺戮のハーフロアへと変貌してしまったのか、という秘密の過去への興味を否応なく引き立てさせますね。
此処に来て、一之江が決定的にデレたのも相まって。いやあ、このクールな娘が内心あれだけデレっデレになってるとは、ラストの彼女の一人称のエピローグはかなりの衝撃でしたよ。この巻の諸々の印象を吹き飛ばしてしまう勢いだった。
一之江が背中から離れたと思い込んだ時のモンジくんの動揺っぷり、狼狽えようを見ていると、彼の主人公としての拠り所が、彼の矜持や心情を除けば、一之江が一緒に居てくれるという安心感であるのをこうして目の当たりにしてしまうとねえ。
あれだけ背中をザクザクと刺してくるのも、深すぎる愛情表現と思えば痛し痒しというものです……あれ?意味違う? 何にせよ、可愛いじゃないですか。

あと、そろそろモンジくんの紳士的我慢は女の子たちにとって焦らしプレイになりつつある気がする。多少は発散させてあげないと、女の子だって欲求不満になりますよ?


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101番目の百物語 5 (MF文庫J)

【101番目の百物語 5】 サイトウケンジ/涼香 MF文庫J

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「わたしもモンジくん好きだよん♪」南の島で水着バカンス!?
一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。従姉妹の理亜を無事に自分の物語にしたモンジは、一之江やキリカたち女性陣と一緒に、テスト休みに詩穂先輩の紹介で南の島に遊びに来ていた。詩穂先輩への告白の返事待ちという状況を抱えつつも、楽しいひとときを過ごすモンジ。だが、単なる『主人公』からひとつの『勢力』になったモンジに、新たなロアが迫ってくる。さらに、『8番目のセカイ』の『管理人』の秘密も明らかに……!? サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ、水着回の第五弾!
あれ? あれれれ!? これは虚を突かれたぞ。てっきり、先輩こそが全部お見通しで裏から色々と画策していた黒幕だと思い込んで疑っていなかっただけに、この展開にはわりとビックリ。
ってか、前巻最後のモンジくんの告白に思いっきり動揺しまくってる先輩がちょっと可愛すぎるんですが。先輩なら自分がロアである事実をモンジくんに見抜かれていた事すらも織り込み済みで余裕かますと思ってたもんだから、「えええ!? なんでバレてるのぉ!?」と内心で慌てふためいてしまってる先輩の狼狽える様子が不意打ちすぎて物凄い威力に。
うははは、さすがだ。この冒頭のやり取りだけで一発でヒロイン戦線の最前線に転がりだしてきたぞ、詩穂先輩。
まあ、あとでモンジくんの説明を聞いていると、先輩がロアだと気づくだけの要素はちゃんとアンテナさえ立てておけば十分気付けるくらいの質量はあったといえばあったんだよなあ。ただ、脳天気なモンジくんがそれに気付けると思わなかっただけで。その点、読者であった自分も先輩もまだまだモンジくんという男の子の抜け目のなさを見誤っていたということなのだろう。純情一途の能天気だけじゃあ、主人公は務まらん、ということなのね。
そんな自分が想定していた主人公像を上回る思わぬ一面を見せられたことで、不覚にもときめいてしまう詩穂先輩。ああ、駄目だ。その時点で陥落しております。

ともあれ、先輩にまつわる三重にも及ぶ重ねがけのナイショの秘密は、先輩当人が自覚し忘却させられていた事もあって、完全に把握し損ねていた。そりゃそうだよなあ、てっきり一人の意志と行動に基づくものだと思っていたあれこれが、これほど重なって入り組んでいた上に、主体となる彼女に認識が欠けてたんだから。ダブルならまだ漠然と見通せたかもしれないけれど、トリプルだったとはさすがに予想外だった。
しかし、まさかの二千年問題かー。あれって都市伝説だったの!? と、大して気に求めておらず詳しいところを把握していなかったので、ロア扱いは意外な限り。そも、その伝説の発端が先輩だったというのは大技も大技ってなもんだけれど。
ついにラスボス登場、って事になったのかしらこれ。この調子だと倒すラスボスじゃなくて、目的が篭絡になりそうな勢いなんだが、そう言えばモンジくんってロアを倒すんじゃなくてこれまで篭絡し倒してきたんだから、別段やり方は何もかわらないのか。
此処に来て、【千夜一夜物語】の主人公たる妹ちゃんを取り込んだおかげで、一個の勢力として確立してきたらしいモンジくんたち。氷澄くんらも、ある意味強固な同盟関係と言っていい関係になってるし、確かにこれは巨大な勢力となってきた、のかもしれない。
戦闘単位としても、上手く住み分けが出来てきた感じですしね。理亜たちは同等の戦力を保持した別方面軍、鳴央も一人で戦局を左右できる独立軍。音央は逆にモンジくんの傍らで剣を振るう騎士の役で、魔女たるキリカは常に助言と支援を約束してくれる軍師兼相棒役。そして一之江は絶体絶命のピンチでもモンジくんを守り切る切り札中の切り札。上手く役柄が分担されて、機能していることが今回の戦いで証明されたんじゃないだろうか。
ここに先輩と管理人が加わって、どう発展するかは次の巻のお楽しみ、ってところでしょうが。
ところで、モンジくんの本命ってつまり先輩だった、みたいな流れに見えてうやむやになってるんだが、結局先輩からOK貰ってしまった以上、彼らの関係ってどうなるんですか? いや、何も変わりそうにない、というのは相変わらずなんだけれど、ここで何も変わらないとこのまま進展もなさそうなんですが。モンジくんが暴徒化でもしない限り。ちゃんと自分の気持をはっきりさせたんだから、あとは無茶苦茶やってもいいんじゃね? 具体的にはキリカさんの誘惑に負けちゃったり、先輩の色気に負けちゃったり、妹の懇願に屈してしまったり、一之江のツンを突破してしまったり。
そろそろキリカさんの魔女属性が炸裂してついつい裏切りスキルを発揮してしまいそうなウズウズ感が見えたり見えなかったりするので、程良く良い感じに裏切って戻ってきてもらえるように、もうちょっとドツボにハマるぐらいの男気は見せるべきだぞ、モンジくん。

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101番目の百物語 4 (MF文庫J)

【101番目の百物語 4】 サイトウケンジ/涼香 MF文庫J

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「兄さんだから……もっと触って欲しいんです」 大切な妹との対決を迫られたモンジの選択は――?
一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。そんなモンジの前に、妹のように大事にしている従姉妹の理亜が『終わらない千夜一夜』として現れる。兄に戦いをやめさせたい理亜と、そうはいかないモンジ――誰よりも互いを想うがゆえに、ぶつかり合わざるをえない二人。一之江ら大切な物語たちと、同じく大切な妹との戦いを前に、モンジは苦渋の決断を迫られる。「私の物語になりなさい、兄さん」理亜の言葉にモンジの選択は……!? サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ第四弾!

その殺し文句をサラっと言ってしまえるのか、モンジくんは。あの理亜に告げたモンジくんの口説き文句って、大切な人のためならその人の意志を無視しても自分を犠牲にしてしまえる、というタイプのやたらと行動力がありすぎる献身的なヒロインには、まさに必殺と言っていい殺し文句なんですよね。既に身内となってるヒロインの中では、まだ音央が該当するのかな。いや、音央は感情的な所が強いから最大効果は発しにくいか。むしろ冷静に落ち着いて覚悟決めちゃえるような一途な頑固者の方が、あの台詞は覿面に効くんだ。その意味では、まさに理亜みたいな子にこそクリーンヒット。結局こういう子には、その子の決意や覚悟を上回るものを示して、それを共有させてあげる事が一番なんだよなあ。報いをまるで求めていない献身に身を浸している従順な子にとって献身の重みや価値を認めてくれた上で台無しにしてくれるのは、意外と嬉しいことなのかも知れない。ある種の破滅願望と言えるのだろうが、ロマンスとしてみると何気に甘い果実だったりするんだよな、これ。
一之江だったら鼻で笑いそうだし、キリカあたりだと嬉しそうに聞きながらいざその時になったら平気でそんな約束した覚えなんてありません、という行動に打って出そうなんですけどね。逆に鳴央みたいなタイプだと真っ向から拒否してさらに尽くしてしまいそうだ。

しかし、この殺し文句を言えるだけでも、モンジくんがヌルい流され系のハーレム主人公と違うのは明らかだ。これは、本気で自覚的に相手の人生を丸ごと背負い他の誰にも渡さねえ、と覚悟と決意と気概を持った男じゃないと言えない台詞だもんなあ。
軽々と言っちゃうモンジくんはちと怖いとすら思うのだけれど。まあモンジくんの軽さは風格すらある軽々しさ、むしろ重厚なる軽々しさとでも言えてしまえる主人公特性なので、薄っぺらさとは縁がないのですけどね。
にしてもだ。大切で愛しい従妹である理亜と戦い守る決意を固めるためとはいえ、モンジくん他の女の子たちにラブラブしてもらいすぎじゃね? 一瞬、なんでイチャイチャしているのか理由忘れたよ? ちょっと従妹に苛められたからってへこみすぎ、落ち込みすぎ、しぼみすぎ。いや、しぼむのはいいけど、みんなに寄ってたかって慰められやがって。一之江にはデートしてもらいーの、鳴央には膝枕してもらいーの、キリカには半裸でスキンシップされーの……あれ? こいつ死んだほうがいいんじゃね?

一応、どうやらラスボスらしき存在も示唆され、物語の着地地点も見えてきたのかしら。なるほどなあ、あれもいわゆる都市伝説の一つと言われればそうなのか。都市伝説どころじゃない規模だけど、いやだからこそすべてのロアと主人公たちを巻き込んだ大戦争、なんて過去の大戦話も持ち上がるわけか。
ちょっと【妖魔夜行】のノベルズ第一期のクライマックスを思い出してしまった。

そして、これまで悠々とヘタレを標榜してきたモンジくんが、アイデンティティだったヘタレを解消するためについにこれまで躊躇していた行動に打ってでる。あの台詞を見る限り、最初からモンジくんは彼女がそういう存在だと承知してたってことなのか? やっぱり侮れんな、この主人公。

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101番目の百物語 33   

101番目の百物語3 (MF文庫J)

【101番目の百物語 3】 サイトウケンジ/涼香 MF文庫J

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一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。都市伝説『ベッドの下の怪人』の噂に怯える詩穂先輩の姿を見て、モンジは、「じゃあここは俺が先輩の家に泊まりますよ、なんちゃって!」「ほんと!? モンジくん一緒に寝てくれるの!?」――そんなわけで、一之江や鳴央・音央の姉妹といった美少女たちとともに、一人暮らしの先輩の家でのパジャマパーティーに招かれることになったモンジ。さらに、新たな『主人公』の存在も明らかになり……? サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ第三弾!
あの容姿や出会ったシチュエーションを想像するだけでもゾッとしない「ターボばばあ」ですらも「ロリ」を付与して「ターボロリババア」にするだけで萌えキャラか。天才だな!! あるいは「ベッドの下の怪人」も、ちゃんとロア化してたら、寝ているベッドの下に女の子が! という、どんな忍者キャラだっ、というようなシロモノになっていたのかもしれないと考えるとウキウキしてきますね。なにそっこうでヤッちゃってるんだよ、モンジくん!
まあ、いつも背後にいるメリーさんと違って、戦闘にはあまり役に立ちそうもありませんけど。でも、メリーさんのあの能力も、普通に考えたらあんなに戦闘に有効に使えるとは思わないだけに、ベッドの下も生まれてさえいれば面白い事になっていたのかもしれないなあ。

という訳で、順調なのか何なのか、神隠しとチェンジリングの妖精という大物二人を仲間にしたモンジくん、その後もロアをサクサクっと倒していくものの、此処に来て同じ「主人公」と相対する事になったか。物語を集めるにしても、このまま都市伝説ヒロインを仲間に加えて、ハーレムを拡大していくというのも現実的でないのでどうするのかと思ったら、他の主人公を倒すことでその主人公の物語ごと収奪出来る、というシステムになってるのか。こうなると、ラスボス級都市伝説を四人も抱えているモンジくんは、対主人公戦でも結構優位に立てるわけですね。重ね重ね最初に一之江を攻略できた事は大きかったんだなあ。
しかし、相手が同じ主人公となると、具体的にバトルに対して寄与できないモンジくんと、パートナーの都市伝説と協力して挑んでくる敵主人公とではどうしても差が出てくるわけである。どれほど一之江たちが強力であろうと彼女らはあくまでモンジくんの物語。自分の物語たちと一緒に戦う主人公と、ただ見ているだけの主人公とでは、やはり主人公として負けてしまうのも道理と言えよう。一之江は嫌だったみたいだけれど、いずれモンジくんが主人公のロアとして覚醒しなきゃいけないことは逃れられない道だったんだろうな。
ただ、一之江がモンジくんが人間を辞めることについて露骨に嫌がる素振りを見せたり、バトルでもいつになくモンジくんと息を合わせてのコンビネーションが多かったり、と今回は一之江成分が普段にも況して濃かったので満足満足。いつもそっけない彼女の、優しかったり心配してくれてたり、という距離感の近さを感じさせてくれるエピソードも多かったですし。
でも、今回よりヒロインっぷりを見せつけてくれたのは、むしろ病欠のキリカさんだったりするんですがね。なにあの可愛い生物。電話越しにイチャイチャしっぱなしだったじゃないか。いつものように本気なのか冗談なのかわからない色仕掛けだかエロエロトークでモンジくんと盛り上がりながら、ふとした瞬間モンジくんの一言に素になって照れ照れになってしまうとか、最強ですがな。今回は、前の事件のダメージの蓄積故に、前線に出ること無く家のベッドから助言してくれるのがメインだったのですが、この人の存在感はその場に居なくてもおっきいのだなあ。

何やら気の合いそうなライバルキャラも登場して、モンジくんが恥ずかしい格好にノリノリで変身してバトッた挙句に意気投合(?)してしまったのも束の間、ラストで思わぬ事態に。うわぁ、そっちはもうしばらくすれ違いを続けるのかと思ったら、速攻でカチ合わせるのかっ!
何かある意味メインヒロインの座も簒奪に来たって勢いだぞ、これ。何やらモンジくん大ピンチというよりも、一之江瑞江やキリカたちがピンチといった風情に思えるぞ。モンジくん的には勝っても負けてもウハウハなように見えるのは果たして気のせいだろうか、この野郎w

1巻 2巻感想

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101番目の百物語 2 (MF文庫J)

【101番目(ハンドレッドワン)の百物語 2】 サイトウケンジ/涼香 MF文庫J

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一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。6月に入ったある朝、クラスメイトのキリカと都市伝説トークに花を咲かせていたところ、生徒会長の詩穂先輩から呼び出しを受ける。どうやら、学校内で最近流れている『神隠し』の噂について調べてきてほしいらしい。一之江と、生徒会副会長である六実音央と三人で現場のワンダーパークに出かけるモンジ。ちょっと見てきて、何もなかったというのを確認するだけ、そのはずだったが――。サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ、緊迫の第二弾!
今度のフォークロアは「村」ものかー。数ある都市伝説の中でも、実際「村」に関するものは一際怖い話が多い気がします。不気味で凄惨でおどろおどろしく、血生臭い。元々怖い話は苦手なんですが、村関係のフォークロアについては特にイヤですね。詳しく調べたり知るのも怖くてイヤです。
そんな、恐らくは百物語でも特級に凶悪な物語と立ち合う事になるモンジくん。瑞江やキリカも述懐しているように、試合に初参加した途端、いきなり一桁台の最上位ランカーと戦わされているようなもんなんですよね。ハード極まる! 
それでもまだ、今回は瑞江とキリカという飛車角が揃って脇に控えてくれているのだから、安心感は当の二人と相対した時に比べたら段違い……と、思っていたらそうそう一筋縄でいかないのが百物語の百物語たる所以か。本当の土壇場においては、二人の直接的な援護を受けられない状況で、モンジくんは神隠しを攻略せざるを得なくなる。
尤も、むしろ余計な茶々入れを排し、彼の力ではどうにもならない脅威についてはキリカと瑞江が綺麗に丸っと引き受けてくれているので、ある意味モンジくんは完璧にサポートを受けているとも言えるんですよね。そして、「物語」の歪を埋め、嘆きも罪も因業も、果ては未来も行く末も遍くすべてを引き受け受け入れ支えて助けて導くことこそ、主人公の主人公たる所以である以上、そこからはモンジくんの独壇場。何しろ彼は、自分が主人公たることを如何なる状況下においてもしっかりと自覚した上で、その役割を果すことを自ら望み、覚悟し、笑って成し遂げようとする男であるからだ。
彼の特徴であった断固とした軽薄さは、二巻においても些かも揺るぐこともブレる事もなく、新たなロアに対してもニヘラニヘラと鼻の下を伸ばして笑いながら、その在り方を絡めとり、自分の手中へと絡めとっていく。その罪も現実も引き受けて、一緒に背負って。
敵わんぜー、この主人公には。

一応ハーレムものにあたるのは間違いないんですけどね、何というかここのハーレムは独特ですよね。放任主義? とでも言うんだろうか。モンジくんにしても、瑞江、キリエにしてもお互いの気持ちや関係に縛られている、という堅苦しさがないんですよね。みんな自由気侭に思うとおりに振る舞い、それぞれに対して何も押し付けたり、強要したり、という事がない。
そんなふうにみんな好き勝手にしているのに、不思議なほどにチームワークが取れてるんですよね。モンジも瑞江もキリエも、何も言わずともお互いが求めていることを承知して、何も言わずとも好き勝手に、やるべき事をやりたいようにやっていく。イチャイチャキャッキャウフフと賑やかに仲良くしながら(笑
その綺麗に歯車が合致してグルグルと滑らかに全体が回り出すような雰囲気が素晴らしく心地いい。
結局、みんなカラッとしてて粘着質なところがないのがいいんだよなあ。その意味では、今度加わることになった音央たちもカラッとした性格の明るい気のいい娘なので、すんなりとモンジくんたちに加わってくれそうだ。

しかし、瑞江ちゃんはもう背中から襲ってくるメリーさんというよりも、いつでもピッタリと背中を守ってくれる守護霊みたいになってますね。なにこのべらぼうな頼もしさ。
キリカはキリカで、魔女の名にふさわしい智賢と多才さで、かゆい所に手が届く行き届いたサポートをしてくれる上に、壁役、斬込み役、後衛支援とありとあらゆる場面で際立った手際を見せてくれて、よくぞまあこんな凄まじいカードをモンジくん、手中に収めてしまったものだと感心する。
最初の最初でこんな二人が仲間になってくれたのは、全く以て僥倖だったんでしょうなあ。その分、思いっきり死にかけたわけですけど。イチャイチャするにも楽しいですしなあ、ハッハッハッ♪

1巻感想

101番目(ハンドレッドワン)の百物語4   

101番目(ハンドレッドワン)の百物語 (MF文庫J)

【101番目(ハンドレッドワン)の百物語】 サイトウケンジ/涼香 MF文庫J

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この人もエロゲのシナリオライターなのか! 【あかね色に染まる坂】や【祝福のカンパネラ】はプレイはしてないけど、タイトルくらいは知ってるよ。アニメもやってましたしね。カンパネラは今やってるのか。
最近ほんと多いですよね、シナリオライターの人に書かせるパターン。ただ、多くなるのもわかるんですよ。出版側や筆者の事情は置いておいて、読者視点から述べると非常にハズレが少ないというのがあげられる。【ゼロの使い魔】ほどの大当たりはさすがに滅多とないけれど、どの人もさすがはゲーム一本シナリオ完成させている実績があるせいか、みんな水準以上なんですよね。どれも安定感があって面白い。
というわけで、この新シリーズも順当に当たり。面白かった。
一文字疾風、通称モンジは元気な普通の高校生。親友のキリカと他愛のない会話をしたり、憧れの先輩と一緒に帰ったりと、平和な日々を過ごす――はずだった。だが、ある日出会った謎の少女から、突然Dフォンというケータイを手渡される。それは、“実際にある”都市伝説を集めたサイト、『8番目のセカイ』に繋がるものだった。彼はそこで「百物語の主人公」に選ばれてしまったらしい! そんな彼の前に現れた転入生、一之江瑞江は囁く――「どうして、電話に出なかったのですか?」サイトウケンジ×涼香という最強コンビが贈る、ノンストップ学園アクションラブコメ開幕!
ヒロインが面白かわいく、主人公が気に入ったらこの手のラブコメはまずその時点で勝ったも同然だよなあ。
うん、何よりもまず主人公だよ。これがろくでもないと、その時点で躓いてしまいますからね。その点、この主人公であるモンジくんはよかった。この子みたいに、女の子に物怖じせずに自分からどんどんアプローチかけていくタイプって、案外珍しいんじゃないだろうか。この手のキャラクターって、だいたい主人公の親友ボジションで、いい加減にあしらわれて実はイイ人なんだけどだからナニ? みたいな可哀想な扱いをされていつの間にかフェイドアウト、みたいな(笑
ただ、このモンジくんの軽薄さは、その軽薄という文字とは裏腹に軽くも薄くもないんですよね。矛盾しているけれど「断固とした」軽薄さ、とも言うべき如何なる場合においても揺るがない太い芯が真ん中に通っているのです。彼のその軽い姿勢は彼の譲れないポリシーであり、信念であり、生き様なわけだ。故にこそ、そのブレない断固とした軽薄さは、ある種のシチュエーションでは迫力すら伴なう強力な侵蝕力となって、場の空気を自分の支配色に鮮やかに塗り替えていく。
ぶっちゃけ、この話に出てくるヒロインたちは、全員極悪である。悩まないし苦しまないし迷い躊躇いはしても、それは他者を慮ってのものではなく、あくまで自分の都合や感情を優先するが故にこそ、である。彼女らはあっけらかんと罪悪感の一つもなく、自分の好きなように生きていく。こういう娘たちには、ハッキリ言って言葉や倫理や善悪の概念は通じないし、損得すらも通じるか怪しい。
そんな彼女らに、モンジくんがとった手段は、言わば彼女たちを自分の色に染めてしまうこと。押し付けるのは正しい言葉でも功利でも善悪でもなく、一文字疾風という男一匹の野放図な好意と魅力だけ。うん、清々しいほど潔い。ある意味、全部相手に丸投げだもんな。彼女たちが好き勝手振舞うのはこれ以降も変わりないわけだし。ただ、モンジくんの好意を受け取ってしまった彼女らは、否応なく今後はその好き勝手の基準点に自分だけでなく、モンジくんを据えなきゃいけなくなったわけで、なんだよこれ、今後は自由気ままにキャッキャウフフのハーレムですか!

というわけで、主人公もアレだけれど、ヒロインも相当イイ性格をしている。瑞江もキリカも、乙女とは程遠い肉食獣だ(苦笑
瑞江は無表情クール系と見せかけて、毒舌家でノリがいいし、キリカはキリカで天真爛漫の意味をちょっと履き違えているみたいな処のあるルンルンデストロイヤーだし、並の強度の男の子だと心が持たないタイプだよなあ。これらと実に楽しげに渡り合いはしゃぎまくるモンジくんは……なんだ、その…元気だな(苦笑

何気に都市伝説をベースとしたオカルト伝奇モノとしても秀逸で、モンジくんがメリーさんに呪われて、徐々に追い詰められていくシーンなどホラーとしての迫力満点で、けっこうビビりました(w
これもわりとガチでハーレムを形成していく話だよな。というか、表向きには百物語をクリアする話だけど、結果的にはハーレムを作りますよー、という話じゃねえか。いいぞ、もっとやれw
ただ、あんまり女の子を増やしすぎると一人ひとりが薄くなっちゃうんでねえ、その辺は限定された方がいいかなあ。ぶっちゃけ、今の瑞江とキリカと志穂さんだけでも満足である。


 
1月25日

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1月21日

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1月20日

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1月19日

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1月18日

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1月17日

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1月15日

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1月14日

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1月12日

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1月10日

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1月7日

(少年チャンピオン・コミックス)
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(ガンガンコミックスUP!)
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(SQEXノベル)
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1月6日

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1月5日

(ヒーローズコミックス)
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1月4日

(ジャンプコミックス)
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12月28日

(GCノベルズ)
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12月27日

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(B's-LOG COMICS)
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(REXコミックス)
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12月26日

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12月25日

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