開幕週ということで小倉競馬場はやたら時計早かったみたいです。あっちこっちでレコードが出まくってたわけですけれど、メインレースであるこの「CBC賞」芝1200もレコード決着。

前半31.8というだけでもひっくり返ったんですけどね。速いなんてもんじゃないよ。実況の人も声張り上げて数字叫んでましたしね。
本来なら、これはもう暴走に近い全力疾走のはずで、前にいる馬は全部バテバテになって落ちていくはずなんですが、今週の小倉は前が全然止まらない。

果敢に逃げたのは重賞初挑戦の今村聖奈騎手の乗るテイエムスパーダ。
とはいえ、無理に押して前にいかせたわけじゃなく、かなり楽な手応えで自由に走らせてる感じだったんですよね。全体がめちゃくちゃ早いのは見て取れて、どの馬も全力で走っている雰囲気だったのですが、その中でもスパーダは手応えが全然違ったので直線に入る前に、これ行っちゃうんじゃないか!? と思えるほどでした。負担重量が48キロというのもこのケースでは思いっきり効いてたんじゃないでしょうか。
そこからも脚色が衰えるどころか、むしろ後続を突き放し、差し馬が追い込んでくる頃には完全に安全圏内。いやこれはお見事でした。馬の出来栄えも去ることながら、今村騎手いま乗れているだけあって思い切りのいい騎乗でした。
初重賞挑戦にして、重賞初勝利。女性騎手で新人騎手でまだ18歳。素晴らしいの一言です。
テイエムさんは、ダートではジンソクはサウスダンなど活躍馬居ますけれど、芝重賞はほんと久々じゃないでしょうか。
しかも流行りの血統じゃなくて、産駒の少ないレッドスパーダ産駒。タイキシャトルの直系ですよ。おまけに母父はアドマイヤコジーンという渋い血統で、どこにもSS入ってないし!
いやー、こういう血統の馬が勝ってくれるのはなんか嬉しいですねえ。

2着はタイセイビジョン。重賞馬の貫禄でもあり、ここまで持ってくる川田の実力が伺えます。
3着は一番人気だったアネゴハダ。アカイイトやヨカヨカと同じ馬主さんの所有馬で、順調に成長してきていたんでそろそろ重賞も、といったところだったんですが、今回はスパーダが強かったです。
とは言え、あの流れできっちり3着来てるんで、遠からずこの馬も重賞勝てそう。