Izumi

後宮妃の管理人 ~寵臣夫婦は試される~ ★★★☆   



【後宮妃の管理人 ~寵臣夫婦は試される~】 しきみ 彰/ Izumi 富士見L文庫

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後宮を守る相棒は、美しき(女装)夫――? 商家の娘、後宮の闇に挑む!

勅旨により急遽結婚と後宮仕えが決定した大手商家の娘・優蘭。お相手は年下の右丞相で美丈夫とくれば、嫁き遅れとしては申し訳なさしかない。しかし後宮で待ち受けていた美女が一言――「あなたの夫です」って!?

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茉莉花官吏伝 皇帝の恋心、花知らず ★★★☆   



【茉莉花官吏伝 皇帝の恋心、花知らず】 石田 リンネ/Izumi  ビーズログ文庫

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後宮の女官の茉莉花は『物覚えがいい』というちょっとした特技がある。そんな彼女は、名家の子息のお見合い練習相手を引き受けることに。しかしその場にきたのは、お見合いをしてみたかったという皇帝・珀陽で!?しかも茉莉花の特技を気に入った珀陽は「とりあえず科挙試験に合格してきて」と言い出し…!?皇帝に見初められた少女の中華版シンデレラストーリー!

やる気のない人に能力があるから出来るからと仕事押し付けないでー。
能力を活かせ、才能を活かせ、折角の才能を腐らせているのは勿体無い。存分に力を振るえるのは、力に見合う地位につくのは幸せだろう。という善意からの推しは、時として相手を苦しませる事になる。
瞬間記憶能力、とも呼べる一度見たものは決して忘れないという記憶力を持つ茉莉花の才能を発見した珀陽によって、女官という立場から無理やり文官として取り立てられてしまった茉莉花。本人は女官という立場に満足していて、それ以上は何も望まず周りとの軋轢をさけ、ひっそりと穏やかに日々を過ごす事に幸せを感じていたのに、かなり強引にやりたくもない立場に立たされてしまう姿になんとも身につまされる気分にさせられました。ほんとにね、出来るからといってやりたいわけじゃないんだよ! ほんとはやりたくないんだよ! というシチュエーションはそりゃもう身に覚えがあるってなもんじゃないので、茉莉花の皇帝からの命令というどう足掻いても逃げられない絶望感には思わず同情してしまったのでした。

でも、茉莉花の場合のやる気のなさは、決して怠惰などの感情からきたものじゃなかったんですね。彼女が語る『ちょっと物覚えがいいだけ』の能力。彼女が自分の絶大な能力をこう語るのは、客観的な自己評価が出来てない、というわけじゃなく過去に幾度もこの瞬間記憶能力によって覚えた事を何ら活かす事が出来ずに、期待してくれた周囲に失望され突き放され呆れられた事でトラウマに近いものを抱えてしまっていたからなんですね。
彼女にとって自分の能力は本当に『ちょっと物覚えがいいだけ』という意味しかなかったのだ。物事を丸暗記しても、暗記した内容を理解していなければそれを扱うことは出来ない。いわば、彼女は自分の能力に不信をいだいていた、いや違うか、この能力を効果的に扱えない自分自身に失望していた、というべきか。
だからこそ、茉莉花には余地があったのだ。自分の能力を存分に使いこなしたいという願望があり、その能力を存分に震える仕事に就いてみたい、本気の自分を見つけたい、という。
その意味では、珀陽には人を見る目があった、という事なのだろう。単に茉莉花の能力だけに目を向けていたなら、決して彼女の本気を引き出すことはできなかったはずだ。彼女の中に燻っていたものを見極められたからこそ、それを刺激し引っ張り出すことができたのだから。
世間には彼は文武を極めた万能の天才皇帝と評価されているけれど、彼自身は自分を天才などと想っておらず、せいぜい凡人が努力して相応のものを積み上げただけに過ぎない、と思っている。だからこそ、自分などでは及びもつかない本物の天才を集めようとしていて、その一貫として茉莉花にも目をつけたわけだけれど……。自分ひとりで何でもこなしてしまうワンマンなどより、彼のように多方面の人材を集めて活かすことの出来る人の方が上に立つ人間としては際立ってるんですよね。しかも、珀陽という人物はあらゆる方面に通じて、余人では理解できないだろう天才の言葉を聞き拾い理解できるというような評価を、側近たちから受けているような人物だ。
これもまた、天才の一種だと思うんですけどね。
でもならば、そんな天才の言葉を聞ける天才の、彼の言葉を心を理解できる理解者はいるのだろうか。自分は中継ぎの皇帝だ、と割り切っていて自分自身の「私」を消し去ってしまっているような珀陽。そんな彼がはじめて自分のことを語り聞かせてしまった相手である茉莉花の存在は、果たしてこの若き皇帝にどんな意味をもたらすのだろう。
ただ見たものを丸暗記するだけだった茉莉花が、本気を出して皇帝の側近の子星に教えを請い、彼の指導を受けてはじめて個別に記憶野に浮かんでいるだけだった意味を持たない「記録」が、シナプスが連結していくようにバチバチと繋がっていって「知識」となり、膨大な生きた情報となって彼女の血肉になっていく覚醒編はゾクゾクするものがありました。人が「化ける」瞬間というのはやはりくるものがありますなあ。
最後の語りからすると、茉莉花はずっと官吏として生きるみたいだけれど、それだと果たしてラブストーリーとしてはどうなるんだろう、と疑問も湧いてくるわけで、うん先も気になります。

六蓮国物語 翠竜と赤の天女(下)3   

六蓮国物語  翠竜と赤の天女(下) (角川ビーンズ文庫)

【六蓮国物語 翠竜と赤の天女(下)】 清家未森/Izumi  角川ビーンズ文庫

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皇位簒奪を企てた崇怜が暴走する煌国。凶悪な龍神の力を発揮させた崇怜を、息の合った戦いで追い詰める結蓮と季隆。しかし瀕死の崇怜に結蓮は術をかけられ、人の立ち入る事が許されぬ龍宮へ強制的に帰されてしまう。季隆は結蓮を追いかけ、龍宮にむかうのだが―!?結蓮の下した恋と使命の決断は!?清家未森が渾身の力で贈る、中華ファンタジー感動の最終巻。
崇怜ザマァ。と、思わず呟いてしまうくらい、同情の余地なくバッサリと振られて切って捨てられてしまった崇怜さまでした。ほんとなら、もっとカタルシスを感じるように、痛い目見て「そんなバカな〜〜」とか言いながらみっともなくフェイドアウトしてくれたら嬉しかったのですが。まあ、男としてあの未練がましさ極まる最期は、みっともないっちゃみっともなかったですし、実はイイところもあったんですよ、なんて部分も皆無だったので概ね満足だったのですが。いやあ、自分この人本気で嫌いだったみたいです。なかなかこうも生理的嫌悪を催させる悪役というのはいないので、その意味では非常に貴重な人材だったのかもしれません。あんまりこういう人物がやり過ぎるとイライラが募ってしんどいのですけれど、結蓮ちゃんは毅然とした態度で小揺るぎもしませんでしたし、季隆はナイト役と魔法使い役を見事に両立させて一貫してキビキビと動いてくれてましたからね、その意味ではストレス全然感じなかったんだから、大したものだなあ。
結局、黒龍の復活云々は完全に物語の本筋から外れた余分に過ぎず、ついに伏していた真の黒幕の登場か!? と思ったら、速攻復活と同時に封印されて以後本当に一切登場しなかったのには笑ってしまいました。なんて酷い扱い(笑
まあこの作品、堅物の結蓮ちゃんをどうやってメロメロにして陥落させるか、というお話でしたので、その辺り首尾一貫していてよかったんじゃないでしょうか。ここで本筋ずらしてしまうと、別にそういう話読みたかったんじゃないし、という事になってしまう可能性もありましたから。

季隆の選択については、概ね予想通り。結蓮がその頑固さを失わない以上、彼女の意志を尊重する限りああするしかないですもんね。ただ、それを即座に成し遂げられるだけに実績を積んでいるとはさすがに思わなかった。別れと感動の再会までのスパンは相当長いことになって、はるか遠い伝説にしか残ってないような過去と遠い日に別れた人たちに思いを馳せながら、再会した二人はもう二度と離れることなく……という、ハッピーエンドながらもちょっと切ない系の終わりになるんじゃないかと思ってたんで、エピローグの冒頭はちょっと騙されましたよ。
将来的には人の身に過ぎない親しき人たちとは別れなくてはならないものの、それはまた未来のお話。今は、これまでと同じような親しい人々に囲まれた生活の中で、しかしこれまでとはちょっとだけ関係の変わったラブラブ新婚生活を送る結蓮ちゃんと季隆でした、めでたしめでたし……っと。なんか、イチャイチャ度はあんまり先頃までと変わってない気もしますけどね!!
あんまり長引かせずコンパクトにまとめたシリーズでしたけれど、うんうん甘くて楽しいお話でした。

清家未森作品感想

六蓮国物語 翠竜と赤の天女(上)3   

六蓮国物語    翠竜と赤の天女(上) (角川ビーンズ文庫)

【六蓮国物語 翠竜と赤の天女(上)】 清家未森/Izumi  角川ビーンズ文庫

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「好きな女のために馬鹿になって何が悪い?」
崇怜が皇位纂奪、さらには結蓮が次代の六蓮天女に選ばれ、大混乱に陥る煌国!〓(そう)成が人質に取られ、崇怜との結婚を了承した結蓮。そのうえ季隆が自分を助けに向かい、投獄されてしまう!季隆の身を案じる結蓮は、危険を顧みず牢へ忍び込み、二人は束の間の逢瀬を果たす。そこで告げられた季隆の真摯な言葉に、堅物の結蓮もようやく恋心を自覚し―!?国を揺るがす完結直前巻。
おまわりさんこいつです!!
前々から物事を自分のいいようにしか解釈しなくて、とにかく結蓮への接し方が気持ち悪くて仕方なかった崇怜が、実はイイ人でした、なんて事など全然なく、いやもう勘弁して下さいという強引極まるキモさで参った。イケメンだからってなんでも許されると思うなよっ、キモいもんはキモいんやー! これはさすがに生理的に受け付けない気持ち悪さで、お姫様を囚えて自分のものにしてしまおうという悪者、怪物、魔王の中でもこれはとびっきりの類である。こんなのの側に結蓮ちゃんが壱時でも侍らされているというのは、脂ぎった醜い豚のようなオッサンに捕まっているよりもよっぽど我慢ならない。オッサンにあるような苦笑めいた愛嬌すら持ち合わせていないからだ。
いやあ、ここまで生理的嫌悪感を催させる略奪役を仕立ててしまうのは、ある意味大したものでありますよ。それだけ、俄然結蓮ちゃんと季隆のラブも燃え上がりますからね。
しかし、季隆の男っぷりは大したものだと感心せざるを得ない。男ってのは何かしら自分の要求を好いた女性に強いてしまうものなのだけれど、この男に関しては一切揺るがず結蓮の意志を尊重してブレないんですよね。さすがに、六蓮天女の任につくことを結蓮ちゃんが了承してしまう事までは掣肘するかと思ってたら、国のため敬愛する太子の為にその役を受け入れてしまおうとする結蓮ちゃんの決断をまで尊重してしまうとは。とはいえ、唯々諾々とそのまま受け入れるんじゃなくて、最後まで一緒に居るよ、と彼女の意志を妨げずに自分が出来る範囲での譲らないところは決して譲るまいとするところは、非常に男らしいんですよね。彼女の意志は尊重する、でも彼女任せに流されない、ってのはひとつの理想でありますねえ。
そんなイイ男に全身全霊尽くされてるというのですから、いい加減誤解や勘違いは許されませんよ。というわけで、さすがにもうどんなにトンチンカンでズレている結蓮ちゃんでも誤解しようのないくらい、丹念に馬鹿でもわかるくらい直裁的に告白してのけた季隆に、ようやく自分が彼に抱いていた気持ちが恋心だと理解した結蓮ちゃん。
遅すぎるわっ!!
意思の疎通って難しいんですよね、うんうん。
それでも、何を話しても言葉が通じないキモいイケメン崇怜に比べれば、結蓮ちゃんはマシであります、マシマシ。いい加減、馬に蹴られて死んじまえ、てなもんですなあ、ははは。
待たされずに、三ヶ月連続刊行も次で最後、最終巻。糖分過多は必至でしょう。困難は多々あれど、好きに愛に勝るものなし。最後だからこそ、甘々なラブラブを期待したいと思います。

シリーズ感想

六蓮国物語 地下宮の太子3   

六蓮国物語  地下宮の太子 (角川ビーンズ文庫)

【六蓮国物語 地下宮の太子】 清家未森/Izumi  角川ビーンズ文庫

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絶世の美女なのに残念なほど仕事バカの結蓮は、憧れの恩人が偽装婚約を交わしている上官・季隆だと、気づいてしまう。今までの愚行の数々を思い返し挙動不審になる結蓮と、自分の正体に幻滅されてしまったのだと思い込む季隆。二人の関係は噛み合わずギクシャクする。そんな中、結蓮は太子舎人の職を解かれて落ち込むが、季隆は太子本人に結蓮を連れて秘かに国を出るよう告げられて!?中華ファンタジー急展開の第4弾。
季隆ちゃん、あんた本当に厄介きわまる娘に惚れちゃったねえ。いやもうこれどうしたらいいんだ? 端から見ていると、季隆ちゃんって結蓮に対してわりとちゃんとアプローチしてるんですよ。相手が普通の女の子ならキチンと気持ちも通じて、想いも叶うような真っ当なアプローチ。さらには、立場としてはすでに婚約者同士ですし、同居していますし、彼女の親父さんからは娘の事は頼むと承諾は貰っているし、さらには今回トドメとして結蓮がかつて助けてもらい憧れていた翠玉の御使いが自分だという事まで暴露した。どこをどう見ても隙のない、強引ではないけれど押して押してのアプローチです。その上、結蓮の気持ちも季隆ちゃんが翠玉の御使いであるかないか関係なく、彼のことを好いていて、もうこれって紛う事無き相思相愛なのである。
なのになぜこうも噛み合わないかというと、明らかに結蓮がずれている。彼女の思考回路が常人の及びもつかない迂回経路を辿っていってしまっている。いや、普通に好きでいいじゃん! 憧れの人が季隆だったんだから、そのまま好きですって感じでいいじゃない。
なのに、まあ百歩譲って、惹かれはじめていた季隆ちゃんが翠玉の御使いだとわかって、テンパった結蓮が混乱と恥ずかしさのあまり季隆と顔を合わせられずに逃げまわってしまう、というのはまだ乙女らしいと理解できても、その後の季隆への神を崇めるかのような褒め殺し、歓待殺しはちょっと季隆ちゃんがかわいそうになってしまった。せっかく恥を忍んで正体を教えたのに、結蓮と来たら季隆当人を見ずに、季隆を翠玉の御使いと見て扱い崇め奉るようになってしまったわけで、普通に自分を好いて欲しい季隆としては何この状況、てなもんだわなあ。いや、色々とへこむのもわかる。何言っても聞きやがらないし、この娘。
とまあ、青信号にも関わらず当人同士が噛み合わない中で、結蓮という少女を縛る因縁と運命はより過酷さを増していく。龍の血を引くものとして、ただでさえ俗世に留まれるタイムリミットが迫り、季隆が必死に彼女が人間として現世に残れる方法を探している中で、彼女の身に纏わるもう一つの運命―六蓮の巫女という役割が結蓮と季隆の間を引き裂こうと牙をむく。
国を守るため、敬愛する太子を守るため、これまで武官として身を粉にして働いてきた結蓮。そうやって生きる事がアイデンティティみたいになってた彼女にとって、突然告げられた六蓮の巫女という役割は、まさに本望。引き受けるに迷うことなど何一つ無いはずだったのに、脳裏に過るのは引き受けてしまえば、もう季隆と一緒には居られないという事実。そうやって初めて、この不器用な少女は自分が彼に抱く想いの本当の形に気づいていくのであります。
そんな彼女のために、必死になって駆けまわる季隆。幼い頃から自分を慕い、太子としてゆくゆくは国主として民を守っていく者としての心を教えてくれた結蓮を本当の妹のように思い、太子としての立場からは許されない決断をしてまでも結蓮を守ろうとする成。
二人の男が実に良い心映をしたイイ男なだけに、崇怜の身勝手で馴れ馴れしい振る舞いに本当に腹が立つ。何様だ、こいつは。生半な悪役よりも、よっぽど嫌らしい。まったくもって嫌らしい。最終的に、こいつが結蓮に二度と立ち直れないようなこっぴどい振られ方をして、季隆にぶん殴られないと気が済まないぞw

と、ここからもうクライマックスまで一気に駆け抜けるようで、驚きの三ヶ月連続刊行。イイ所で終わっているだけに、これはありがたいなあ。

清家未森作品感想

六蓮国物語 宮廷のニセ御使い3   

六蓮国物語  宮廷のニセ御使い (角川ビーンズ文庫)

【六蓮国物語 宮廷のニセ御使い】 清家未森/Izumi  角川ビーンズ文庫

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敬愛する太子をお守りするため、上官の季隆と偽装婚約の契約を交わしている太子近衛武官・結蓮は、憧れの恩人・翠玉の御使い様と文通を行う日々。ところが、結蓮に婚約を迫っていた太子の兄将軍・崇怜が、翠玉の御使いは自分だと言い出した!?一方、花街では、妓女が妖怪に襲われるという事件が相次いでいた。結蓮は、事件解決のため妓女に扮することになるけれど!?大人気の中華皇宮ファンタジー、第3弾。
こ、こいつ、厚顔無恥も甚だしいな。唖然とするほどろくでもない事を臆面もなく、まあ……。
崇怜が、季隆が翠玉の御使いとして結蓮と文通している文を手に入れて、どう行動するのかと思ってたら、想像の斜め上を行くあまりといえばあまりの所業に、唖然呆然である。
いや、普通バレるだろう。
そもそも手紙は手に入れたその一通しかないわけで、それ以前のやり取りなど知らないわけだし、この男、殆ど場当たり的に翠玉の御使いを名乗っただけで、特に正体を偽るために情報を集めたりとか全然している素振りがないんですよ。そんなもん、いずれ間を置かずに偽物だってバレるに決まってるだろうがw
幸いにして、結蓮さんはちゃんと感覚的に「あっ、こいつ御使いじゃねえな」と気づいてくれて、解りやすい事実に飛びついて夢中になって現実を直視しない子、という夢見る少女じゃないのを証明してくれたので良かったですけど、これが単なる事実の齟齬から本物じゃない事がバレてしまったり、他人の追求で偽物だと証明されてしまった日には、結蓮のヒロインとしての評価もガタ落ちになるところでした。なに結蓮に物語のヒロイン的に危ない橋をわたらせてくれやがりますか、この勘違い男は。
しかも反省の色、全くなし。普通、こういう事されたらどんな女の子だって、というかどんな人間だって軽蔑の目で見下しますよ。いや、本当にバカじゃないのか、こいつ。なんかこう、久々に腹の底から嫌悪感が沸き立ってくるような野郎ですね、この気持ち悪い男は。
季隆も、もうちょっとあれだ。お祓いしようぜ、お祓い。あれはもうたちの悪い悪霊とおんなじだから、穢れ払いしとった方がいいって。ああいう勘違い野郎は皮肉や嫌味言っても通じないから。季隆くん、身分も地位も目上である崇怜に対して、かなりきわどい態度で接してはいて、ちゃんと番犬の役目を果たそうとしているのは認めるんですけれど、あれは本当にたちが悪いわ。ガチでぶん殴るか、こっそり呪殺しないと収まらないレベルなんじゃないだろうか。さっさと自分が翠玉の御使いだと告白してりゃよかった、と頭抱えて後悔してる暇があれば、あれを物理的になんとかしようぜw
まあ、後悔して反省して、これ以上引っ張らずに速攻でちゃんと「自分が翠玉の御使いです」と結蓮に告白したのは評価に値しますね。なんだかんだとこの作者の清家さんって、勿体ぶらないのがいいんだよなあ。
お陰様で、結蓮さんがいい感じに大混乱してますけど。最後のパニクった手紙の内容、かなり可愛かったです。

さて、もはや真実が明らかになりおじゃま虫が邪魔だけれど二人の間を遮る壁はなくなったも同然。あと、結蓮の戸惑いさえ解消されたなら、あとは彼女のリミットを除いて、イチャイチャするのに何の問題も無し。このシリーズでも砂を吐くような糖度の高いイチャラブが見れる日も近いんでしょうか。この天然クール系ヒロインがデレッデレになるのは是非見てみたい所存です。

1巻 2巻感想

六蓮国物語 皇宮の嘘つき公主4   

六蓮国物語  皇宮の嘘つき公主 (角川ビーンズ文庫)

【六蓮国物語 皇宮の嘘つき公主】 清家未森/Izumi  角川ビーンズ文庫

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中華ファンタジーの新定番!!

敬愛する太子のそばにいるために、上官の季隆と偽装婚約の契約をかわした太子近衛武官・結蓮。今日も太子に仇なす妖怪退治に爆走中!ひょんなことから、公主華瑛の護衛につくけれど、彼女はわがままばかり。さらに、太子の兄将軍・崇怜が結蓮の婚約者だと名乗りでてきて、偽装婚約に早くも暗雲のきざし!? こまった結蓮のお悩み相談相手は、恩人・翠玉の御使い様(正体は季隆なのに!)で!! 絶好調中華皇宮ファンタジー第2弾!
とりあえず現状をまとめると。数年前、妖怪の襲撃から自分と公主を救ってくれた謎の道士を、翠玉の御使い様と結蓮は慕っているのだけれど、実はその御使い様は先日婚約者となり上官となった橘季隆だったりする。が、色々と事情があって結蓮にはその事実は伏せられていらっしゃる。お陰で折に触れ、結蓮から如何に翠玉の御使い様が素晴らしい人なのかを惚気けられて、照れるやら悶絶するやらだった季隆さんでしたが、この度結蓮さん、季隆の師匠が御使い様と知り合いだというので(当然だよ!!)、彼を通じて御使い様と文通を始めるのでした。
結蓮が悩み事相談を綴った手紙を託した伝書鳥が、飛び立ったと思ったら即座にその場に戻ってくるという身も蓋もない光景に爆笑してしまった。すぐ傍らにいる結蓮から、手紙を通じて本心を吐露される季隆はその率直さ、あけすけさに狼狽え焦り、でもニヤニヤと浮かれるばかり。まあ落ち着け。普通はこういう一方的な秘密を抱えた関係って、自分の正体を秘密にしている方が上から目線で偉そうに振る舞うような鼻につく態度をとりがちなんだけれど、この作品の場合むしろ正体を秘密にしている季隆の方が、知らないが故に次々と地雷を踏みそうになる結蓮に振り回されて、泡を食いながらおたついてくれるので、見ていて実に愉快なのである。
知らないって、フリーダムだよね!
加えて、結蓮は武骨者のくせに天然がかなりの度合いで入っているので、相手がどれだけ警戒していてもスルリと核心に踏み込み、季隆が顔を青くして冷や汗を流すのを横目に何も気づかずにスルーする、という精神をすり減らすような瀬戸際ギャロップを平然と反復していくので、ついつい疲弊していく季隆に「あんたも大変だねえ」と生暖かい視線を送ってしまうのです。まあ、季隆当人はもう結蓮ちゃんにベタぼれなので、そうやってハラハラドキドキさせられる事自体が楽しいようなので、まあ勝手にやってろよ、と半眼にもなってしまうのですけれど。
とはいえ、季隆からの一方的な関係、というわけでもないんですよね。一応二人の関係は偽装婚約という契約に基づいたものなのだけれど、結蓮もいつの間にか季隆との婚約関係はこのままで居たいなあ、と思うようになっているようで、崇怜からの求婚にも困り顔で、季隆が崇怜に何も言ってくれない事に不満を感じたり(実際は牽制しまくってたんですが)、自分が理由もなく季隆と今のままで居たいと思っている感情に困惑しながらも、婚約維持となったときに素直に喜んでいましたしね。二人で過ごす時間も居心地よく感じて、太子しか眼中になかった生き方にもどこか気持ちの余裕が出てきているようなのです。公然と慕っていると宣う御使い様への文にも、季隆との間柄をちょっと惚気るような文章を付け加えているあたり、あれで実は現段階で既にけっこうイイ感じになってきてるんじゃないでしょうか。
これ、もうあと少し噛み合うようになったら途端に甘々の関係になってしまうんじゃないだろうか。今のうちから歯磨きしておいた方がいいかもしれないw
崇怜さまは鬱陶しいだけの当て馬なので、早々にお役御免になってほしい所です。あれは好感持てんよ。
華瑛がどうやらレギュラー化しそうなのはちょっと意外な展開。立ち位置的に、結蓮の親友として大暴れするポディションか? 何気に結蓮の同世代の女性のキャラクターが皆無に等しかったので、この参戦はいいんじゃないでしょうか。結蓮の抱えている宿命を、同じ女性の立場から受け止めてくれる人がいると、その時が来た時に話しも膨らむでしょうし。

1巻感想

六蓮国物語 王宮の花嫁武官3   

六蓮国物語  王宮の花嫁武官 (角川ビーンズ文庫)

【六蓮国物語 王宮の花嫁武官】 清家未森/Izumi  角川ビーンズ文庫

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「畏れ多くも殿下を敬愛したてまつりすぎていて」舞台は煌国。婚礼に臨む太子近衛武官・結蓮のもとに、太子〓(そう)成を襲う妖怪が現れたと報せが入る。尊敬する太子の一大事に、花嫁衣装を脱ぎ捨て、太刀を手に駆けつける始末。自ら三度目の結婚をぶち壊してしまうほど太子に心酔する結蓮だけど、突然異動の命令が!待ち受けていたのは、新たな婚約者で―!?清家未森が贈る、チャイニーズ・ファンタジー、ここに開幕。
糖分過多で有名な【身代わり伯爵シリーズ】の清家未森さんの新シリーズ。舞台のモデルは中華なのだけれど、主人公の相手の男の人の出身が極東の島国で留学生として派遣されてきた呪禁師というのは設定としてはなかなか面白い。自然と彼には親近感もわきますしね。性格も飄々として捉えどころがない食わせ物だけれど、何だかんだと言動からお人好しで優しいのが分かりますから、人間的にも好ましいしなかなか人間味もあって楽しい人物です。
そんな彼を新しい婚約者であり上司であり相棒としてしまった主人公の結蓮。最初は主に彼女視点で話が進む上に、何より彼女が主人公なものだから気づかなかったのだけれど、この娘ってヒロインとしては生真面目で堅苦しくでもわりとマイペースで我が道を行く性格で、表情もびしっと引き締められて滅多な事では動かない、クール系天然型の武士っ子じゃないですか!
いやいや、ヒロインの一人としてはあまり珍しくない属性ですけれど、少女小説での主人公の女性としては見たことがないタイプだったので、結構新鮮な心地で話を楽しめましたね。なるほど、こういうセメント系の女の子が主人公だと、主人公視点はこういう風に動いていくのか。当初は結蓮の感情が抑制されたようなブレのない堅い視点に戸惑いを感じていたんだけれど、彼女がその手のキャラだと把握した上でそんな彼女を適度にふざけた姿勢や思いがけぬ言動で揺さぶり、逆に彼女のガンとした態度に揺さぶられて脇の甘さを見せてくれる季隆が登場してからは、途端に話が躍動しだす。物語を動かすという意味でも、作品の雰囲気を整えるという意味でもこの二人のカップルはいいコンビじゃないですか。
現状ではまだ結蓮には恋愛感情は芽生えておらず、ラブラブな雰囲気は醸しだしていないのだけれど、この手の自分の選んだ生き様を後悔なく貫きながらも、それ故に誰にも認められず孤高を貫いてきた女の子は、だからこそ「理解者」という存在には弱いもの。自分の生き方を認めてくれた上で、パートナーとして全幅の信頼をおいてくれるという望外の相手の出現に、硬派な結蓮が浮かれている様子がまた何とも微笑ましい。
こういうガチガチに堅い子が無防備に心許してくれると男としても可愛く思えるんだろうなあ。
とは言え、呑気にこのまま二人の仲をじっくりと育てていくほど脳天気には構えていられないんですよね。結蓮が抱えている事情が思いの外薄氷を踏むような危うい状態で、実はこれ相当に時間ないんじゃないか!?
季隆ときたら、もうこの段階で相当に結蓮に参ってきてる節があるので、こいつが身代わり伯爵シリーズのリヒャルトみたいに主人公にメロメロになってしまうまで、さほど時間掛からなさそうだ。あのリヒャほど堅苦しい考え方をするやつではなさそうですしね。この人、わりと自分には素直そうだし。
 

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