金曜日にやったんだよ。まあ3日金曜日は文化の日で祝日だったので競馬開催が行われていても何もおかしくはないし、そもそも地方競馬は平日開催も珍しくないですからね。

さて、JBCとは正式にはジャパンブリーディングファームズカップ。この名称公式にもほとんど使われないみたいですけれど、丁度今日アメリカで行われていたブリーダーズカップに範を取ったダートG1の祭典であります。一日に何レースもG1レースを行うお祭りですね。とはいえ、どのレースも国際格付けは持たないので正式にはG1ではなくJpnIと表記されます。まあ本邦ではほぼ地方競馬のレースでしかない格付けでありますし、日本国内では殆ど格の差はないでしょう。出てくる馬はだいたい一緒ですからね。賞金面でも差はなかったりしますし。これは日本ではないのですが、丁度先日オーストラリアでオオバンブルマイの勝ったレースもなんか都市間の競馬協会同士の仲の悪さからか国際格付け取ってないらしくてグレードはついていないのですけれど、賞金五億円近くというとんでもない高額賞金レースでしたし。

さて、3日に行われたJBCのレースは4レース。
JBC2歳優駿(パイロ賞) JpnIIIオープン 門別 1800m
JBCレディスクラシック JpnI 大井 1800m
JBCスプリント 大井 1200m
JBCクラシック 大井 2000m
ご覧の通り、同じ競馬場で行われるわけじゃないんですね。また面白いことにJBCって毎年持ち回りで各地方競馬場を巡るんですよ。去年は盛岡競馬場でした。
例年はJRA所属馬が優勢なのですけれど、今年は地方所属馬からも何頭もスターホースと呼べる馬たちが綺羅星のごとく誕生していて、同時にJRAの方でもダートでとんでもないレベルの馬が何頭も現れており、久々にダート黄金時代と呼ぶに相応しい強豪馬たちによる群雄割拠がはじまりそうな勢いです。
さて、レース結果の方ですが、ダート女王決定戦とも言うべきレディスクラシックを勝ったのはアイコンテーラー。長らく芝の地方重賞で活躍していた馬ですね。中日新聞杯や愛知杯であと一歩のところまで来ていたのですけれど、思い切ってダート転向。これがハマって初戦でほぼ2年ぶりに勝利。前走シリウスSでも2着に入り、このレディスクラシックで見事JpnIを獲得しました。

JBCスプリント。ここに登場したのがイグナイター。兵庫所属の地方所属馬短距離の星である。
前走マイルチャンピオンシップ南部杯ではレモンポップの怪物的勝利に蹴散らされたものの、それでも他のJRA所属馬は蹴散らして2着に入着。JBCスプリントでは距離も短くなったこともあって、リメイク、リュウノユキナ、バスラットレオンといった歴戦のJRA所属馬を抑えて快勝。リメイクはスタート時に落馬したダンシングプリンスが馬群に突入してきたりと妨害が激しくて結構不利も受けてただけに不運もあったのですけれど、それでもイグナイター強かったです。

JBCクラシックはかしわ記念、帝王賞と今年前半のダートの主要JpnIを連勝したメイショウハリオと去年のクラシック勝利馬であるテーオーケインズが圧倒的一番二番人気。
JpnIIIレースを三連勝中のウィルソンテソーロが三番人気。
そして今短期免許で来日して勝ちまくってるマジックマンことモレイラ騎手が乗るキングズソードが四番人気でした。
レースは3番手につけたモレイラが直線でキングズソードを追い出しそのまま後続を突き放して4馬身差の完勝。前走までもアンタレスSの3着を除いてOP特別などですけれど、ずっと連勝続けていたキングズソードの実力、まさに急上昇中だったのでしょうけれど彼の実力を引き出したモレイラ恐るべしである。なんかキングズソードだけ他の馬がよろけている中で一頭だけ一切ブレることなく無駄なくmっすぐまっすぐ走ってるんですよ。これ着差以上の圧勝だったんじゃないだろうか。
次回はチャンピオンズカップか東京大賞典かわからないけれど、ちょっと無視できないぞ。
とはいえ、チャンピオンズCは出走馬がダートの有馬記念かよという豪華さなんだよなあ。さらにこのキングズソードに今日「みやこステークス」で出遅れ圧勝という凄まじい競馬をした新星セラフィックコールも参戦となると……えらいメンバーになるぞ。