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ゴブリンスレイヤー外伝 2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》(中) ★★★☆   



【ゴブリンスレイヤー外伝 2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》(中)】 蝸牛くも/ lack GAノベル

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「――強いか弱いかしか興味ないヤツって、たぶんもう、冒険者じゃないよね」
怪物と成り果てた「初心者狩り」を打倒した君の一党はさらなる迷宮の深淵に挑む。そこには、未知の怪物との邂逅と、ある一党との出会いがあった――。
女司教と因縁のある一党と、彼女を賭け、迷宮探険競技をすることになった君は、暗黒領域《ダークゾーン》へと一党とともに挑む。
「小鬼になぞに、関わっている暇はないのです! 何故ならわたくしが……わたくしたちが、世界を救うのですから!」
「ゴブリンスレイヤー」の10年前を描く外伝第2弾。これは、蝸牛くもの描く、灰と青春の物語。

「――強いか弱いかしか興味ないヤツって、たぶんもう、冒険者じゃないよね」
これって何気にゴブスレ本編の方のシリーズ通じても重要なポイントになるんだろうなあ。これを語っているのが自身冒険者ではない「女情報屋」であることも相まって。
「冒険者(アドヴェンチャラー)」であるという事は、生きていく上での指針としてもきっと大事な事なのだ。作中、迷子の女の子を保護者を探して連れて行く、というイベントをこのダンジョン都市でも一位と二位のパーティーの強者たちが当たり前の事として真面目に取り組むシーンがあるんですね。人として当たり前、というのもあるんだろうけれど、それを彼らは「冒険者」として当然、と宣うわけだ。ダンジョンを探索するのも、迷子の姉を探索するのも、クエストとして変わらない。冒険であり依頼の達成であり、そいつこそ冒険者のお仕事であり醍醐味であり矜持なのである。
「冒険者にまかせとけ」。頼もしい台詞じゃないですか。
義務でもなく使命でもなく。
そう考えると、本編の方のあの妖精弓手の「冒険に行こう」というお誘いはほんと大事なことなんですよねえ。勇者ちゃんたちはちゃんと「冒険」出来ているんだろうか。
此度は、そんな「冒険者」足ることを考えさせられるお話でもありました。それは、ダンジョンの第4階層で、そこより奥に行く道が見つからずに探索が行き詰まり、ダンジョンに潜ることが未知を探索するのではなくただモンスターを倒して富を収奪するのみの行いになってしまうのではないか、という現実を前にしての困惑と苦悩であり。
ひたすら強くなることで世界を救おうとするパーティー、かつて女司教を置いていった彼女の友人たちのパーティーとの相対であったり。
「冒険者」とは? と、問うときに大事になってくるのが冒険者としてパーティーを組む仲間たち。ということで、より仲間たちとの関係に踏み込んでいく話にもなっていました。
主人公の「君」が、強敵を前に人事不省の重傷を負ってしまい、リーダー不在絶体絶命の危機に陥ってしまう展開も、まさにそれだったのでしょう。それまで不和らしい不和もないままだったパーティーが、いざ追い詰められた時明らかになる考え方の違いによる対立。それをまとめるべきリーダーの不在が、じっくり話し合う余裕のない危地がより顕著に浮き彫りになっていく。
ここで動揺して感情的になってしまい冷静さを失うのが女戦士で、逆にいつも大人しいのに判断を間違えずに動揺を抑え込む女司祭。そして普段のポワポワさが嘘のように、弟が死にかけているのに冷静沈着に臨時のリーダーを務め、短絡的に主人公を回復させずに撤退の指揮を執る従姉。
女性陣のメンタル強度が引き立つエピソードでもありました。
ゴブリン相手にはトラウマでグダグダになってしまう女司教ですけれど、それさえ関わらなければおどおどしているようでほんと判断は的確で情に流されないんですよね、この人。言うべきことはしっかり言いますし。従姉に至っては、見直した以上にゾクゾクする頼もしさでした。この人、本来これだけ出来るのに、普段ムードメーカー的にほわほわしてるのってそれだけ弟くんに任せっきりにしてるというか、それだけ信頼もして色々と預けきってるんだろうなあ、というのが今更ながら伝わってきたり。
一方で、女戦士の方は思ってた以上にメンタル弱々だったなあ、と。そもそも、前の巻からそういう側面は隠すこと無くわりと率直に見せていましたけれど、思った以上に折れやすかったな、と。このあともたびたび戦闘中にメンタルやられてグダグダになってしまう事がありましたし。
ただみんな、彼女がそういうキャラだというのはもう分かっているので、あんまりごちゃごちゃ言わないし、「君」に至ってはフォローうまいんですよね。それとなく励ましてテキパキと彼女のグダったメンタル立て直すんだよなあ。
普段は自分に自信がなくて弱気や迷いも多い女司教に対しても、的確にフォローし励まし勇気と自信を与えるリーダー。従姉は彼に関して女性の扱いがなっちゃいない、と苦言を呈していますけど、いやそんな事全然ないんじゃない!?
いやまあ、それは仲間に対しての扱いであって女性に対しての扱いはまた別なのかもしれないですけど、探索が行き詰まって落ち込んでいる所を元気づけるために買い物に誘ってくれた女司教に、ちゃんとその意図を汲んでしっかりとエスコートまでこなしたり、とわりと女性に対しての扱いもベスト尽くしていると思うけどなあ。
一巻ではデビューしたてでまさに初心者、というぎこちなさがあった君たちのパーティーだけれど、いつの間にかどんどんと最前線に追いついて、気がつけば探索深度に関しても稼ぎに関しても、一位に追いすがる二位の所まで来ているという上達っぷり。
ってか、普通にドラゴン倒せるほどになってるんですけど!? ゴブスレさんたちでは追い返すのが精一杯だったドラゴン。まさに冒険の象徴たるドラゴン退治をさらっとこなすまでに至っていたのか。
一度は死にかけてエラいことになったとはいえ、君のリーダーシップも胴に入っていてほんと一線級の冒険者パーティーになったんだなあ、と。
そして、挑むは視界の聞かぬ闇に包まれた暗黒領域。マップも何も見えないダークゾーン、というのはダンジョン探索RPGでは定番も定番ですけど、実際挑むとなるとやべえてなもんじゃないですよね。マップも見えない現在地もわからない何も見えない、って普通に死ぬじゃないですか。落とし穴など無くても、スペランカーよろしく段差で死ぬw
こうなってくると視力にあんまり頼らない女司教の重要性が段違いになってきます。ってか、マッパーとしても鑑定師としても優秀、奇跡だけじゃなくて魔法も使えます、ってどんだけ有能なんですか、というキャラなんですよね、女司教。そんな子がいらない子なわけないじゃないですか。これでもまだ自信を持ちきれない、というあたりに彼女の闇が伺えるわけですけど、キレイに闇を払うんだよなあ、この侍。
ってか、今回の話見ていると完全に女司教がメインヒロインの如く也けり、なんですけど、それでもあくまでサムライくんとは仲間としての信頼関係親愛関係なのか。10年後、ゴブリン絶対殺すマンなゴブスレさんがヒーローでメロメロになっちゃってるわけですしねえ。

女司教の元の仲間たちに関しては、再会の仕方があまりにもおかしかったので違和感どころじゃなく確信に近いものがあったのですけれど、むしろアンデットか精神攻撃かなにかなんじゃないのかと思ったんですよね。でも、街中で堂々と現れてるので実体はあるようだし、表に出て大丈夫で周りからも違和感持たれていない以上アンデットでもないようだし、さて露骨に描写される装身具も合わせてどういう仕組なんだろうとは疑問に思っていたわけですけれど。
いやこれ、最後のところまで「生きてた」のならそれはそれで残酷なんてものじゃないですよ。邪悪だー。
女司教への試練が厳しすぎるなあ。幾らメンタル強くても、さすがにねじ曲がりそう。まがった結果が、ゴブスレ本編のあの結構面倒くさくて重たそうな剣の乙女様なのか。まー、元々こんなん、とも言えるのかもしれませんが。



ゴブリンスレイヤー外伝2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》(上) ★★★☆   



【ゴブリンスレイヤー外伝2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》(上)】 蝸牛くも/lack  GAノベル

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――始まりが何であったのか、もはや知る者はいない。
いずれにせよ《死》が大陸中へと溢れ出したのは、そう遠くないある日のことだった。
時の王が御触れを出した。『《死》の源を突き止め、これを封じよ』。
大陸中の勇士たちが立ち上がり、そしてその尽くが《死》に飲み込まれて屍を晒した。
その中で、ある一党の言葉だけが残る。
『北の最果てに、《死》の口がある』。
誰がそれを見出したのか、もはや知る者はいない。その冒険者も《死》の前に消えた。

《死の迷宮(ダンジョン・オブ・ザ・デッド)》。
曰く――迷宮からは無尽蔵に怪物がわき出す。
曰く――迷宮には怪物どもと共に無限とも思える富が眠っている。
曰く――迷宮の最奥には魔神の王が存在している。
死神の顎そのものである奈落の淵へ人々は集い、いつしか城塞都市が生まれた。
冒険者たちは城塞都市で仲間を募り、迷宮へ挑み、戦い、財貨を得、時として死ぬ。

君は冒険者だ。
悪名高き《死の迷宮》の噂を聞きつけ、その最深部へ挑むべく、この城塞都市を訪れた。

大人気ダークファンタジー「ゴブリンスレイヤー」の外伝第2弾!
これは、蝸牛くもの描く、灰と青春の物語。
「灰と青春」って実質ウィザードリィの代名詞みたいなものになってるなあ。
本作はゴブリンスレイヤーの世界観でありながら、ゴブリンを殺す物語ではなく、本編から10年前に達成された魔神王討伐、それを成した六英雄がパーティーを結成し初心者としてはじめてダンジョンへと挑む姿を描いた物語である。
ゴブスレ本編にも登場する「剣の乙女」もまだ初々しい女司教として出てくるのですけれど……、彼女って一体どのタイミングでゴブリンに蹂躙されてゴブリン恐怖症になってたのか知らなかったのですけれど、そうかーこのパーティーと出会う前の初の冒険で被害にあってたのか。
ある意味、ゴブスレ本編でゴブリンスレイヤーさんに助けられなかった女神官が辿ったかも知れない道が、彼女の歩いた道だったのか。
体を蹂躙され心を痛めつけられ、その視力を奪われ。これを最初の冒険で味わいながら、それでも諦めることなく魔神の王を討伐するパーティーを少しでも支援しようと場末の酒場で鑑定屋として働いていた彼女。その芯の強さはきっと途方も無いものなのでしょう。一方で、彼女は傷ついた少女でもあり目的のために自分を奮い立たせながらも、怯え震える事は抑えられず、小鬼ごときに傷つけられた己を卑下せずには居られない。
そんな彼女をすくい上げ、冒険の仲間として対等の存在として迎え入れた彼らは、確かにライトスタッフであったのでしょう。もちろん、同情もあったのでしょうけれどその境遇に惑わされず、剣の乙女となる彼女の強さを見失わなかった。同時に、彼女の傷ついた部分を無視もしなかった。
メンバー見てみると、心身ともにフォロー上手な面々が従姉の魔術師に半森人の斥候、蟲人の僧侶と揃っていて、みんな精神的にも頼りがいのある面々が揃ってたんですよね。主人公である湾刀使いの「君」も無頓着なようでそっと誰かの弱い部分を支えられる気遣い上手だったりするので、精神的に不安定な面があった女司教と女戦士の二人が居ても全然そこから崩れる感じのしない、安心感が段違いだったんですよね。
当然、ダンジョン初心者なニュービーのパーティーとして、経験も不足していて当人たちも不安たっぷり、と初々しいところは多分にあり、実力もまだまだこれから、というところだったのでしょうけれど。能力的なものよりも、精神的な安定感と堅実さが初心者パーティーとは思えないものを醸し出していたのも確かなんですよね。
良いメンバーに恵まれたパーティーだったのでしょう。
それに、最初から目的がダンジョン深層の攻略であり、この世に蔓延る死の空気を払拭する、魔神王の討伐、という所がハッキリしていたのもイイ方に作用してる感じなんですよね。初心者パーティーの掲げる目標としては浮ついていると言って過言ではないものの、英雄願望に突き動かされた暴走しがちな若者たちと一線を画した地に足がついたありようが、このパーティーからは感じられたわけです。
遭難したパーティーの救援や初心者狩りを討とうという正義感なんかも、採算度外視でともすれば浮かれている、と捉えられてもおかしくない選択のはずなんですが、不思議と彼らの場合は無謀な行いではない手の届く範囲に精一杯手を伸ばしているように見える。
結構、傍目には初々しいやり取りしてるんですけどね。

てっきり、ヒロインは剣の乙女リリィかと思ったら、夜中に自然と顔を会わせる女戦士の方がどうもヒロインっぽい。彼女は彼女でなにやら出自に謎があり、初心者狩りと戦いになる折には何か事情を感じさせ得る憂いある顔を見せている。彼女が抱える不安は何なのか、まだまだ知らない側面を垣間見せる彼女だけれど、「君」に見せる信頼感は艶っぽく小悪魔じみた言動とは裏腹に真に迫ったものがあり、段々と心が近づいていっている様子がなんとも面映い。
しかし、ここから一気に魔神王討伐まで行ってしまうのかしら。まだまだ初心者の枠から脱してはいないと思うのだけれど。

蝸牛くも作品感想

幻獣調査員 2 ★★★★☆  

幻獣調査員2 (ファミ通文庫)

【幻獣調査員 2】 綾里けいし/lack ファミ通文庫

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伝説の悪竜に攫われた村娘。その御伽話にも似た事態の真相とは―。かつて海豹乙女を嫁にもらった老人。だが人と幻獣の結婚の先にあったのは…。第一種危険幻獣の中でも伝説級に該当する生物ヒュドラ。行く手を全て毒に染め、不死の体を持つヒュドラを倒すには幻獣、それも「火の王」の炎が必要だという。フェリ達は王都が保護していた“勇者”を連れて「火の王」の元に赴くことになり―。人と幻獣の関わりが生む残酷で優しい幻想幻獣譚、第二集!
あの幕間の醜い怪物と美しい女王の話にはやられたなあ。あれほどシンプルな話でありながら完全に持っていかれてしまった感がある。第7話のヒュドラの話で出てきた「あれ」になんの疑問も抱かなかったんだもの。その直前のめでたしめでたし、に本当にうまいこと意識を誘導されていただろう。まさかまさかのことであったと同時に、それが意味することにもう胸を打たれてしまって……。
運命とは斯くの如く、か。はたして、クーシュナとフェリが出会ったように、この世に使命持って生まれてくる王様たちに、与えられた使命ではなく自身の体験と意思によって選択を得るために、大事な出会いが待っているというのは運命的とも言えるし、運命の軛から解き放たれているとも言えるし、なんとも不思議な感覚である。
それにしても、フェリは前回にもましてこう、クーシュナが我が花と一途に愛するだけの魅力が増していると云いますか。一巻でももう凄い魅力的な女性であったのですけれど、ここまで来るともう聖女様ですよね。それも神秘的で近寄りがたいという類のではなく。人と幻獣の両方を護るという理想に殉じながらもしっかりと現実を直視して粘り強い対応を見せる強かさも然ることながら、なんかもう生き方が美しい。芸術品のような飾り立てて引き立つ美しさじゃなくて、自然界の野生の動物のような精悍な美しさというべきか、荒野に毅然と咲く花の如くと言うべきか。そこに女性らしい柔らかな靭やかさが備わっていて、もうフェリの一挙手一投足が凄く綺麗。ここまで来ると浮世離れした遠い存在になってしまいそうなのだけれど、ここでトローとクーシュナとの暖かな関係が効いてくるんですよね。
このホムンクルスの小さなコウモリと闇の王様と、フェリとの三人の関係。これが、彼らが遭遇する人と幻獣との様々な、悲しく楽しく滑稽だったり優しかったり残酷だったりする物語に、傍観者でも外から余計な手を入れてくる部外者でもない、ここに一つの人間と幻獣との揺るぎない関係を築いている同じ当事者として、それぞれの物語の中に飛び込み寄り添う意義を持たせているんですね。
人間と幻獣とは確かに違う生物であり、それぞれのルールの中に生きていて、そのルールそのものが行き違うこともある。時として、それが惨劇や悲劇を生むこともある。正しくは住み分けすべきものなのかもしれない。それでも、時として住み分けして生きる領分を隔て、時に最大限の配慮を交えて共に生きる道を選ぶことを導くのが、幻獣調査官、幻獣調査員の仕事なのか。その領分の判断は、同じ幻獣調査官や調査員の中でも食い違ってくる各個人のものなのだろうけれど。
その中でも、フェリは……。時として人と幻獣の間に何の区分も必要ないことを信じている。それは幻獣に家族を殺され、幻獣そのものを憎む親子に見せたあの「景色」が示していて、そして同時に彼女が七話で宣言したクーシュナを愛していること。クーシュナに愛されていること。人として幻獣としてではなく、ただフェリとして彼を愛し、クーシュナとして彼女を愛している、その事実を以って生き様を体現している。
その生き様に根ざしたフェリの在り方が、折々で見せる喜怒哀楽が、トローやクーシュナに見せる愛情が、本当にもう綺麗で、美しくて、胸をひきつけてやまないのである。
もう魅了されてしまった、と言っても過言ではないかもしれない。闇の王様クーシュナがあれだけ溺愛してしまうことに、かつてないほどに共感している。小さな騎士トローがあれほど一途に彼女に尽くしている姿に、共感を覚える。
彼女こそ、いつまでも見つめていたい花である。

1巻感想

幻獣調査員 ★★★★   

幻獣調査員 (ファミ通文庫)

【幻獣調査員】  綾里けいし/lack ファミ通文庫

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村を襲うも人は殺さない飛竜の真意とは。老人の巻きこまれた妖精猫の裁判の行方は。
鋭い吠え声が響く村で娘達を食らう獣の正体とは――。独自の生態と超自然の力を持つ生き物、幻獣。
謎多き存在である彼らと人の衝突が増えたため、国家は幻獣を調査し、時には駆除をする専門家を定めた。そのひとりである調査員のフェリは「人と幻獣の共存」を胸に、世界で唯一の幻獣書を完成させるため旅を続けている。
これは、人と幻獣の関わりが生む、残酷で優しい幻想幻獣譚。
ねこー、ねこー! 短編連作形式なのですけれど、掌編とも言ってもいいだろうネコネコ大裁判編がもう好きすぎて。ほわー。
綾里けいしさんというと、代表作の【B.A.D.】に代表されるように物理的なグロさと精神的なグロさをハイブリッドしたようなホラーの印象が強いのですけれど、決してそれ一辺倒ではなく透き通るような純愛だったりライトでポップな明るい話だったり、切なくも美しい御伽話だったり、ドタバタコメディみたいな話だったり、何気に何でも書ける作家さんなんですよね。それも、どの分野もエッジがきいていて心に訴えかける力強さが在る。
この短編集は、そんな綾里さんの作風の広さを堪能させてくれる、見事なくらいにいろんなタイプの話が詰まっているのです。
なかでも【妖精猫の裁判】は、このはにゃーとなりそうなフェリ猫の可愛らしさは特筆に値すべきもので、いやもうこれ反則だろ!!

この主人公のフェリという娘さんがまた面白い子で、イラストの神秘的な風貌や白いヴェールを被った姿からも、なんとも厳かで重々しい女性なのかと思ったら、バイタリティがあるというかいい意味で図々しいというか、なかなかのタフネスガールなんですよね。面白い子なんだわー。
そして、強い娘でもある。
意志の強さ、幻獣にも人間にも偏らない公平性と、どちらも心から慈しみ愛する心を揺るがさない不屈さ、そしてわりとズケズケと相手の領分に踏み込む図々しさと、それを許してしまう愛嬌。
それらは、人外の存在である、それこそ魔王とも言うべき破壊のために生まれた黒い影クーシュナをして、心奪われてしまうほどに、魅力的な魂の輝きなのである。
そうだよなあ、これもまた怪物と人間のラブストーリーとも言えるんだよなあ。
でも、この本の話を通してみると、幻獣だ人間だ動物だ、という存在の差異に対して、心の在りようの差異はそれほど異なるものではないのですよね。
大事な巫女のために傷つき哀しみのたうち回る飛竜の姿に、想えど想えど離れていく男たちの背にすがることも出来ずに自分ではもぎ取ることの出来ない林檎を胸に抱くマーメイド。
大事な人を奪われた怒りに、憎悪に身を焦がして復讐に身も心も焼きつくす老犬に。
身勝手に利用され、騙されて、しかしそれでも人して罪の裁きを受けようと思いながら、幻獣として討たれることを人としての選択で受け入れた一人のライカンスロープ。
そして、衝撃のラストエピソードで語られた、少女の「人間であり続ける」物語。あの小さき勇者トローの、友のために命を焼きつくす訴えが、その高潔なありようが胸を打ってやみません。
こうしてみると、フェリの物語である以上にこれってクーシュナの物語なんですよね。魔の王様が人を知り、世界を知り、友情を知り、哀しみを知り、絶望を知り、そして愛を知るとてもとても切なくも甘やかなロマンティックなお話なのです。
本作はこれ一冊だけの予定みたいですけれど、フェリとクーシュナとトローの三人の旅の御伽話、これで終わるにはもったいなさすぎる心揺さぶられる作品でした。
ねこー、ねこー。

綾里けいし作品感想

 
12月3日

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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤンマガKCスペシャル)
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(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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11月17日

(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(電撃の新文芸)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(星海社FICTIONS)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(アフタヌーンKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(マガジンエッジKC)
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(講談社コミックス)
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(講談社コミックス)
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(フロース コミック)
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11月16日

(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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(アース・スターノベル)
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11月15日

(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(富士見L文庫)
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(Gファンタジーコミックス)
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11月12日

(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(GA文庫)
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(宝島社)
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(星海社COMICS)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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(サンデーうぇぶりSSC)
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(ビッグコミックス)
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(アース・スター コミックス)
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(メテオCOMICS)
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11月11日

(裏少年サンデーコミックス)
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(アクションコミックス(月刊アクション))
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11月10日

(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(BLADEコミックス)
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(MFコミックス アライブシリーズ)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(電撃文庫)
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(カドカワBOOKS)
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(TOブックス)
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(TOブックス)
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11月9日

(ドラゴンコミックスエイジ)
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(角川コミックス・エース)
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(角川コミックス・エース)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(KCデラックス)
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(シリウスKC)
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(講談社コミックス)
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