徒然雑記

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sola

2010年02月24日23:17
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アニメ

や、やす！！　　

EMOTION the Best sola DVD-BOX
EMOTION the Best sola DVD-BOX
バンダイビジュアル 2010-06-25
売り上げランキング : 227


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隠れた名作。「Kanon」の久弥直樹さんが手がけた、あのアニメ「sola」のDVD-BOXが６月に発売するそうなのですが、これがAmazonで6061円。TV未放映話にDVD特典の一話もついてこれは、安いわ。私、これ買ったとき一巻でそれくらいしましたぞｗ
ＯＮＥ，ＭＯＯＮ，Ｋａｎｏｎの面影を彷彿とさせる、ある意味で正統な後継作と言えるかもしれない。泣いたんだよなあ、これ。
あー、暇見つけてまたDVD見直そう。
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2008年03月28日21:45
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書籍感想（２００８〜

ｓｏｌａ　２5 　　

sola 2 (2) (電撃コミックス)

【ｓｏｌａ　２】　阿倍野ちゃこ／原案：久弥直樹　電撃コミックス


よ、依人が、依人がぁ！！

アニメ、好きだった人は絶対買うべし。これは泣く。泣いた。泣くよ、おろろ〜〜〜ん。
アニメの方では、どうして依人と茉莉が蒼乃の行為を否定したのか納得いかなかったところがあったんですけど、漫画版じゃはっきり理由が明示されてますね。これは、依人にしても茉莉にしても、蒼乃のためを思うならこの行動を選ばざるを得ないと理解できる。
依人の崩壊が、漫画版の方がかなりひどいことになってる。蒼乃によって茉莉に関する記憶が消されるたびに、精神が磨滅していく依人の姿が、もう悲惨で悲惨で。
よりハッキリと、依人が「造りもの」であることが突きつけられて、これは辛かった。
どんなに手を尽くしても、茉莉の影を追い、それを消すたびに壊れていく依人を前にしている蒼乃の絶望は、深く果てがない。
それゆえに、元凶である茉莉を前にした時の蒼乃の怒り狂った憎悪と狂気は、総毛立つほど凄まじかった。ある意味、アニメの蒼乃より凄まじかったかも。
そして、永久の別れ。

ラストは、またアニメの時とは少し違う経過をたどるんですよね、これ。
これが……もう、号泣。私、号泣。
茉莉の優しさに。依人の想いに。胸が苦しいです。
茉莉が呼んでるから　俺もう行くよ
茉莉との約束を守り、蒼乃の幸せを未届け、世界に三人が見上げた希望の欠片を遺して。正直、アニメの依人より、漫画版の依人の方がやるべきことを全部やりきって逝ったような気がします。

そして。
アニメ本編ではそれとなく匂わすだけだった繭子と剛史、お互いの気持ちを改めて確かめなおすエピソードに、一番大切な二人を失い崩れ落ちそうだった蒼乃が前へと歩き出すためのきっかけを絡めたエピローグ。
漫画版では、アニメでは描き切れなかったような部分を、改めてしっかりと描き出している感があり、その充足感たるやたいへんけっこうなものでした。
よかったよーー。
アクションもしっかり躍動感あり、戦闘シーンで翻るスカートから覗く蒼乃姉さんのおみ足も麗しく（笑
なにより、イッちゃってるときの蒼乃の目つきが、ゾクゾクするくらい素晴らしかった。
とにかく、素晴らしいコミカライズでした。堪能した。

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2007年09月28日22:29
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アニメ

自重しろ！！　　

アマゾンで注文していた【sola】�鹸�が届いた。

sola color IV(初回限定版)


この巻には、テレビ未放送の特別編＜ベツルート＞が収録されております、とのことなのでさっそく開封して視聴。

スーパー紗絵タイム発動！！

もうダメだ。このクラスメイト、駄目だ。本来ならただのモブキャラのくせにキャラが立ちすぎ！　ゼネコンの陰謀かってくらいに建ちすぎ！
他のクラスメイトからはもう既にいろいろな意味で諦められてるしｗ
妙とか奇矯とか変とか変人とかいう扱いですらすでになにで。

「紗絵っておかしいから」「紗絵っておかしいから」

……おかしいから。

すでに頭のおかしい人扱いですから！！
なぜそんな人とつるんでるんだと言いたくなるけど、害がなけりゃいいのか。でも、あの不可思議を通り越して怪奇に半分首突っ込んでるような喋り方と電波な内容は、感染性高いと思うんだけどなあ。
あれ聞いてると脳味噌がぼーっとしてくるんですがｗ

商店街のくじ引きで当たった温泉プール施設に、みんなで遊びに行きました、というありふれた内容にもかかわらず、なんかもう独特を通り越して異様なテンションで描かれる特別編。
とりあえず、私は繭子のいろんな表情が見れたので大満足です。そして、辻堂役の藤原さんは、この人は最近おそろしいほど好き勝手はっちゃけてきてるなあ。本編でも、なんかもうノリノリですよｗ
あんたも自重しろ。

でも、キスぐらいはしてるはず。そう信じてやりたいｗ　でないと報われんよー（笑
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2007年08月18日09:05
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書籍感想（２００７〜

sola　１　　

sola 1 (1) (電撃コミックス)

【sola　１】　阿倍野ちゃこ　電撃コミックス

なんだ、このコンビニのチャレンジャー精神は！！　トマトしるこの大量入荷だけでもアグレッシブだというのに、言うに事欠いて……

トマトしるこまんだと！？

新鮮トマトと甘甘なおしるこのコラボレーションから生まれる新世代の味覚だけでも想像不可能だというのに、そこに饅の皮に包まれた触感とホカホカ感がさらに加わるとなると、もはやどの境地を目指しているのか、ゲテモノという一言だけでは言い表せない前人未到の領域を踏破しようという狂的な探究心すら感じてしまうのです。

……さっさと潰れろ、このコンビニ。

阿倍野ちゃこの描く四方茉莉は、健康的なエロティシズムがありますね。特に肩とか鎖骨とか。
鎖骨とか
肩が肌蹴た服装とか、普通に着こなしてるんですけど、エロいですよ。茉莉さん。エロエロだね、とか自分で言ってる場合じゃありませんにょ。
戦闘で服が破けたり、ずぶ濡れになって服が肌に張り付いたり、胸元ゆるゆるのバスタオル姿で依人の前をウロウロしたり。
けっこうセクシー度が上がってます。決して無自覚ではなく、アニメのときと同じようにやや自覚的にからかい混じりに誘ってるような雰囲気もあるので……エロいっすよ茉莉さんｗｗ

話の展開は、既にアニメ版が終わってるせいか、アニメではラストの方まで引っ張ったような伏線なども、躊躇わずにどんどん投入してきていますね。どうやら、アニメとまったく同じストーリー展開にはしない模様で。既に一巻の時点でアニメではなかった展開に突入してますし。

というか、アニメ版のラスボスの人、こっちじゃ腰が軽すぎ（笑

アニメの方の茉莉には、天真爛漫な顔の裏にどこか長い長い時間を生きた果ての達観していたような面がありましたけど、こっちの茉莉には色々な望みへの未練とか執着とかがありそうな感じがしますねえ。なんとなく、こっちの茉莉だと同じシチュエーションになっても、アニメ版の茉莉とは違う選択肢を選びそうな予感。
勝手な望みだけど、漫画は漫画でアニメとは大胆に展開を変えた独自の話を作って欲しいと思います。この出来栄えなら、満足できそうな話になりそうだし。
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2007年07月05日23:19
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アニメ

再視聴　　

届いた【sola】のＤＶＤを見てたのですが、第二話で茉莉が依人の部屋の天井一面に貼られた空の写真を見上げて、「これは反則だよ……」と呟くシーンに遭遇。
リアルタイムで見てたときは、特に何も思わなかったんだけど。最終回まで見終わり、真相を全部知った今となっては…………。
やべっ、マジ泣けてきた。
このとき、茉莉がどれほど衝撃を受けてたのか。どんな思いで、天井を見上げていたのか。ちょっと笑ったような切なげな、泣き出しそうな茉莉の呟きに、もう涙が。
最終回近辺で、茉莉は依人に空を「もう見せてもらった」というんだけど。
本当に、最初の最初に、見せてもらっていたんだなあ。

ＤＶＤ、買って良かった。
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2007年07月05日07:12
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アニメ

これを機会に、一度観てたもれ　　


『sola』第１〜11話までを一挙配信。

無料ですので、見逃していた方どうぞどうぞ（全力で

sola colorII(初回限定版)sola colorII(初回限定版)
岡本信彦、能登麻美子.中原麻衣.本多陽子 小林智樹

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2007年07月03日21:26
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アニメ

sola #13「ソラ」　　

そうか。
茉莉はもう、依人にソラを見せてもらうという約束を、二度も果たしてもらっていたわけか。
そして蒼乃にもらった人の心。茉莉が命とともに返したのは、きっとそれだったんだろう。

茉莉や依人が否定した蒼乃の願いや想いを、自分は決して否定されるものとは思わなかったし、それが茉莉たちの独善ではないと印象付けるだけの描写、蒼乃がそれを受け入れる描写が足りていなかったのは、この作品のしくじりの一つなんだろうけど、Bパートで全部吹き飛んだなあ。

たとえ記憶は残されていなくても、引き継がれていく想いはある。
ソラを見上げる依人には、確かに茉莉との約束への想いもあったのだろうけど、それとはまた別に、純粋に空の美しさに魅せられていた面もあったはず。
そんな茉莉と空、両方への恋焦がれるような想いを引き継いでくれたのが、すべての記憶を失ってなお、僅かな時間ながら同じ場所からいつも依人と同じ空を見上げていて、彼と彼を取り巻く少女達の運命を見届けた真名だったわけだ。
カメラを肩から提げて、空を追いかける真名にあるのは、記憶の果てに消え去ったもういない依人と茉莉への想い。そして、喪失の果てに気付かされた空の美しさへの想い。
第一話の依人を髣髴とさせる、子供のように目を輝かせて空を見上げる真名の姿に、言葉にならない感動を覚える。
そして、そんな彼女の傍らには、妹のこよりと、真名と同じで、少し違う想いを空に預ける蒼乃の姿が。

思えば、このsolaという作品は、登場人物の性格が過去から現在への時間の流れの中で、多かれ少なかれ変転している。

その始まりから人と交わらず孤独の中にあり、心というものを知らず、笑うことも知らなかった茉莉という夜禍の少女は、蒼乃という少女に人の心を教えてもらい、依人という少女の弟に感情を呼び起こされ、二人によって人の温もりを知らされる。現在に現れた茉莉という少女は天真爛漫で子供のように無邪気で……それでいて、孤独に疲れ諦観に支配されていた。
蒼乃という生贄の少女は、過去においては明るく表情豊かで聡明で何より人ではない魔物にすら心を砕く自己よりも他者を優先する優しい献身的な娘だった。だが、依人という無二の存在を喪い、自分の死すらも茉莉によって夜禍にされることで阻止され、現在に現れた蒼乃は、磨耗したように感情は希薄で表情も乏しく、笑みすらも浮かべない、それでいて他者を排しても自らの願いに執着するような娘になっていた。

ハッとしてしまうほど、昔と変わったしまっていた二人だけど、でも変わっていない部分も間違いなくあって、

子供から大人になり、変わっていくものを決して変わらないものを見出し抱きしめて、旅を続けていく繭子と辻堂。
まだ、何かを得ることで変わり始めるほどの蓄積には至っていないこより。
そして、胸を一杯に満たすような経験を経て、何かが変わり始めている真名と、大切なものを永久に失い、でも残されたものを取り戻し、新しく歩きはじめることを決意した蒼乃。

この作品は、時間の流れによる人の心や気持ち、性格や想いの変化と不変の両方を、優しく肯定しているような不思議な印象が残る。

突き抜けるような青い空。そんな空から繋がる夜空。浮かぶ、太陽と月。泳ぐ、雲。
みんな、空の下で変わり続け、変わらずに、歩いていく。

明日、また。空を見上げてみよう。
いつもと変わらない、でも二度と同じ顔を見せてくれないソラが、きっとそこにあるはずだから。


というわけで、AmazonにてDVD一巻購入。二巻も予約しました。順次、５巻まで購入していく予定。五巻はオリジナルエピソードがあるらしいし。

しかし、繭子と辻堂の二人組みについては、また別に作品を作ってほしいくらい。まだこの二人に関しては、誰が繭子を夜禍にしたのかとか。謎がたくさん残ってるわけだし。なにより、この二人の純愛には、もうべた惚れですから。

１クールというのも、辛かったなあ。日常パートもやたらと面白かっただけに、もう少し茉莉がみんなを引っ掻き回す話も見たかった。蒼乃と茉莉が顔を合わせてば、日常の破綻が必至だったとはいえ。

あの真名の友達のメガネのクラスメイト。この娘も……性格変わったよな。変態に……。

繭子のゴスロリ趣味は、辻堂の趣味じゃなくて繭子の趣味だったらしい。
もしかして、繭子が普通に成長してた場合、かなり危険なことになっていたのか？　イイ歳してゴスロリ着ちゃうような……（苦笑
ゴスロリ自体は嫌いじゃないのだけど、辻堂の年々服の趣味が悪くなってるな、という意見には賛成。繭子は、子供のころの方が可愛かったｗ
しかし、どうしてこの娘はダンボールがそんなに好きなんだ？　というか、狭いところが好きなのか？　単純に日の光を避けるためというには、毎回狭いところに入ってばっかりだし。教会でも、机の下に暮らしてたみたいだしなあ……へんな子（ｗ

sola color.I (初回限定版）
sola color.I (初回限定版）小林智樹 岡本信彦 能登麻美子

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おすすめ平均 star
star萌えアニメだと思ってました（笑）
star美しい、そして優しい視点

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2007年06月26日19:51
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アニメ

sola #12「 ユウメイノサカイ」　　

ごめん、映写機から映し出されたあの映像に、茉莉が包まれた場面。
……ちょっと、思わず涙が。

このアニメ、胸を鷲掴みにされるような綺麗だったり美しいシーン、構図が挟まれるものだから、観ててすごく心臓に悪い。ハッと息を呑まされ、感情が揺さぶられてしまう。

ＤＶＤ買おう。これはほんと、ずっと手元に持っていたい作品。

それにしても、茉莉と蒼乃の最後の決闘は、今期放映中のアニメの中でも屈指の戦闘だった。多分、グレンラガンを除けば他の追随を許さない出来栄え。
いや、実際月姫やＦａｔｅのアニメでこんだけ動けば、お祭り状態だったんじゃないか。単純に動きだけじゃなく、蒼乃の紙を操るという能力を最大限生かした見てるこっちですら次を予想させない変幻自在の戦法は、ほんと凄かった。
というか、あの紙の操り方は【ザ・ペーパー】読子・リードマンを越えてましたよ。最強の紙使いの称号は、蒼乃姉さんに譲り渡さないと。
伊達に、依人の記憶を有した自我すらもつ紙の人形を創造してません。投擲武器として使用するなんて序の序。貼り付けた物質を遠隔操作。あの感触じゃ、事前に指定した効果を、ある程度自律的に稼働させる自動性すら有してるんじゃないだろうか。二度に渡る自身の分身の創造までやってるわけだし。あれなんて、完全に自律稼働してたもんな。いや、一度目だけじゃなく二度目ですら予想してなかった。茉莉と一緒に「えっ！？」てなもんですよ。
だけじゃなく、心底仰天させられたのは、依人と蒼乃が住んでいたあの家まで、紙で出来ていたこと。一瞬、あの瓦礫に挟まった紙片と、何も無い空き地というシーンが何を意味しているか判らなかったもんなあ。

一瞬、本気なのかと信じそうになってしまった蒼乃を茉莉が挑発するシーン。私は今まで、能登さんという人に特別惹かれるということはなかったんだけど、このsolaという作品で、完全にこの能登さんにハマッてしまったみたい。もしかしたら、この茉莉というキャラ限定なのかもしれないけど、とにかく魅了されっぱなしの圧倒されっぱなし。

展開はバッドエンド一直線なわけだけど、逆にここで丸々一話を残しているというところに、最後をどうやって締めるつもりなのかを簡単に予測させてくれない。
主張としては、むしろ蒼乃の言い分に頷きたくなるんだけど、依人の言い分もわからなくはないんだよなあ。そりゃあ、都合が悪くなれば記憶を消され、意志を操作されてしまう存在というのは、人形でしかないんだし。
となると、やはり蒼乃が執着と嫉妬のあまり依人に茉莉を刺させてしまった件は、依人にとっても蒼乃にとっても致命的だったのか。

なにはともあれ、残されたのはあと一話。最終回のみ。
襟を但し、正座して来週を待つ所存。こっちの放送は早いところから何日か遅れるだけに、ネタバレだけは絶対回避だ！
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2007年06月19日23:02
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アニメ
レスポンス

ふと気がついて　　

アンテナなどを使わせてもらって、ざっと旧ＫｅｙＳＳ系の方のブログ界隈を回ってみたんですけど、まったくといっていいほど【sola】の話題は見当たりませんでした。

久弥正樹氏が原案、脚本を担当し、どこか【ＭＯＯＮ．】や【ＯＮＥ】【Ｋａｎｏｎ】や、久弥氏が関わっていないはずの【ＡＩＲ】の雰囲気を忍ばせているこの作品について、みんな面白いほど興味を抱いていない様子なのが、なんだか不思議に思えて。
いや、それとも不思議でもなんでもないんだろうか。
もう、『いまさら』なんでしょうかねえ（しみじみ


＞メールフォームレス
＞みやびやかさん
八岐さ〜ん！？
大丈夫ですか〜！？
しっかりしてくださ〜い！！

ブログも読んでいるのですが、テレビ嫌いで、本を買うお金も無い私には感想がかけないのです……（涙

私にとっての気分転換は「珈琲（自家焙煎）」「お茶（抹茶、緑茶、烏龍茶、紅茶なんでも）」「寝る（８時ぐらいに）」ぐらいしか思いつかないですが……

SSは続き楽しみにしています
などとかくと鬱病の人には負担になるからやめた方がいいと元鬱病の人に聞いた気がするのでやめておきます

ではでは
かしこ
みやびやか

いや、別に鬱病とかではないですから。大丈夫ですから。ご心配をお掛けしたみたいですみません。
最近、集中力が散漫で、どうにもＳＳの方に取り掛かれなかったものですから、ここらでちょっとあれもこれも書こうとして結局どれも書けないままという悪循環から脱却して、何か書くものを決めて書ききろう、と決意したのを表明しただけですので、ご安心ください。なんとか鬱ではありませんから。



以下、わりとどうでもよさげな独り言。続きを読む
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2007年06月19日13:29
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アニメ

sola #11「 ムソウレンガ 」　　

ＯＮＥだっ！！


久弥氏は、この作品を何か集大成か、区切りのように考えているのだろうか。惜しむことなく、過去に世に送り出した作品のエッセンスを投入してくる。
過去の財産を食いつぶしているだけだ、という人もいるかもしれないが、私にとってはＭＯＯＮ．やＫａｎｏｎ。そしてＯＮＥを髣髴とさせるリズムや雰囲気、このニュアンスはあまりにダイレクトすぎて、胸を締め付けられるのだ。
かといって、過去の焼き直しとは思わない。アニメという媒体もあるのだろうけれど、この感動はとても新鮮なもので、京アニで再現されたＫｅｙ作品を目の当たりにしたときの感動とは、また別の種類のものだ。
その意味では、間違いなくこのsolaは久弥氏の新たな境地である。と、同時に新たなスタート地点であって欲しい、というのは望みすぎだろうか。

単純に脚本だけでなく、この作品の素晴らしさは作画や演出、カメラワークや構成にも表われていると強く思う。
蒼乃とこより。依人と真名。石月姉妹と森宮姉弟。姉弟二人だけで紡がれるはずだった二人だけの世界に、いつの間にか掛け替えの無い絆とともに入り込んでしまっていた二人の姉妹。その絆が途切れようとしていく明確な予感に、これまでどこか享受するような諦観を滲ませていた真名も、ついにこらえきれずに感情を弾けさせる。
それぞれの別れを、対比してみせる構成は、蒼乃とこより。真名と依人。それぞれの、それぞれらしい慟哭を見事に表現していて、素晴らしかった。素晴らしかった。
一方で、去っていく繭子と剛史を独り見送る茉莉という構図。振り返った茉莉の前には、依人がいるのだけれど、どこか二人は孤独で寂しげで、手をつなぐ繭子と辻堂の後姿に感じる二人一緒の安堵感とは対照的なものを感じさせ、切なさを募らせる。

日が落ち、茜色が藍色へと染まり、夜になる瞬間。
吸血鬼モノを中心に、昼の世界と夜の世界の相容れなさを描いた作品は数あれど、これほどこの昼と夜の往還を、光と闇の境界を、視覚的に、想念的に、印象的に描いた作品を私は知りません。
想いの交錯、気持ちのすれ違い、別れと出会い。始まりと終わり。
なんて、綺麗で哀しい空。

そう。だからきっと。

えいえんなんて、どこにもなかったんだ。



そしてやっぱり、余韻を盛大に台無しにしてくれる次回予告！！
繭子は元々だからともかくとして、次回予告におけるこよりの黒っぷりは尋常でない、というか中の人ノリノリすぎ！
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2007年06月16日21:49
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アニメ

真実イチロー　　

私も、そろそろＤＶＤを買うまでに墜ちてもいい頃だと思うんだぎゃ。

sola color.I (初回限定版）

sola colorII(初回限定版)


ちなみに上が限定版で下が通常版。限定版が晴天の下で、通常版が夜というデザインは、作品の内容を鑑みるになかなか面白い作りじゃないかと。

sola I (通常版)

sola Vol.II
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2007年06月12日20:07
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アニメ

sola #10「ユレルマボロシ」　　

茉莉、なんて残酷で優しい魔性の女（泣

この物語に出てくる女性たちは、みんな優しくて、それだけに切ない。

姉との約束を破って、蒼乃が一人にならないように家を訪れ甲斐甲斐しく構うこより。この子は、本当にまだ小学生かと思うくらい気配りが行き届いてて、自分が正しいと信じたことは躊躇わず行動するんだよなあ。帰ってきた依人と蒼乃が家族らしく食卓を共にするのを自分の事のように喜んで、その一方で約束を破ってしまったことを黙っていずにちゃんと真名に正直に報告するあたり、もうどうしてくれようこの子の良い子ちゃん振りは（涙
小さいのにいつも必死で一生懸命で。せめて、この子が泣いて悲しむような結果にはなって欲しくないなあ。

こよりの姉である真名も、立場としては一番辛いところにいるのかもしれない。物語がどう転ぼうとも、この娘だけは絶対報われないだろうから。この娘が切ないのは、どうも彼女自身が自分が絶対に報われないであろう事を確信しているだろうところ。依人との出会いや、一緒に過ごした時間を思い返すシーン。最後、依人の家のチャイムをこよりが何度鳴らしても反応がないときに浮かんでいた、すべてを受け入れたような諦観の表情。一連のシーンで、彼女がひしひしと感じていたのは多分、別れの予感だったのだろう。だけど、彼女は敢えて依人に蒼乃の真実を告げ、必死に茉莉の行方を追う。自分の行動が別れの予感を加速させていると気付きながらも。
それが、依人が本当に必要にしているものだと、分かってしまったから。
この健気さと一生懸命さは、彼女がやはりこよりの姉なのだということを如実に示しているように思う。
この姉妹には笑顔でいて欲しい、本当に。

そして明かされる、依人の真実。
おおよそ、それは想定どおりだったのだけれど、それが明かされる過程が劇的かつ衝撃的で、毎週毎週、どうしてこう圧倒されてしまうのだろう。
以前、依人が蒼乃に操られて茉莉を刺してしまった場所で、今度は茉莉が辻堂の剣を使って依人の身体を貫く。
身体を貫く剣が撒き散らす激痛にのたうつ依人に、茉莉が自らこそが痛みをこらえるようにして叫ぶ。

がまんして！それは本当のことを知る苦しみだから！

そして、依人の腕が紙片と化して崩壊する。
自分は、依人が蒼乃が作り出した人形だとしてももう少し構成のしっかりしたものだと思っていたのだけれど、あんな脆そうな小さな紙を折り重ねたようなものだとは想像もしていなかっただけに、あのシーンはけっこうショックでした。
依人の正体を、かつて死んだ依人の記憶を、蒼乃が紙で作った人形に付与したものであり、依人の幻影でしかないと告げる茉莉。
でも、そこで茉莉は自分という存在を見失いかける依人を、幻影だけどちゃんとここにいると全肯定して、二度目のキスをする。

キスもできる。手も握れる。
君は依人の記憶に影響を受けながらも、自分で考え、自分で何かをしようとしてきた。
私はそんな、君が好き。
だから消えて。私と一緒に。

水平線に朝日が昇る光景とともに、二人が座る公園に光が差し込むとともに、囁かれる一言。
二人の気持ちが重なっていくシーンだっただけに、最後の一言はあまりにも衝撃的で、しばし呆然。
直後、依人の家でこよりと真名がチャイムを何度押しても反応が無い、なんて場面だった上に、真名がどこかもう依人には逢えないと分かっているような哀しげな、諦めたような表情を浮かべているものだから、
一瞬、このまま最終回か、とすら思いましたよ。

でも、そこから何事もなかったかのように扉をあけて現れる依人。
一方で、辻堂に剣の使い方を教えてくれ、と迫る茉莉。
辻堂の剣は、前回まで彼が繭子を夜禍から人間に戻すために茉莉に振るっていた剣。ということは、その剣には夜禍の命を使って、他の夜禍を元の人間に戻す力が秘められている、という可能性が高く。その剣の使い方を求めた上で、依人に一緒に消えてとお願いするということはつまり…………。

どう考えても悲劇に向けて一直線の切ない展開。でも、まだ三話あるんですよね。この時点で心中エンドだと明らかにしてルート決定かというのもいささか疑問。まだ二転三転、想像もしない方向に転がりそうな予感もなくはないのだけれど。

今回は、というか今回も、か。光と影によって隔てられる蒼乃と依人の構図や、以前と対比の形で依人を茉莉が刺す場面といい、印象的なシーンばかりで、見終わった後は胸も、気持ちも一杯一杯で息すらも苦しい感じがしてしまいます。
そして、それを見計らったように訪れる次回予告たーーーいむ！！（笑

ブラックこより、キタァァァーーーーーー！
いつもいつもパコパコと頭をチョップされ続けたこよりさんでしたが、遂に彼女自身もこよりチョップを習得し、恨み晴らさんとオネエ様に反逆開始。邪悪だ、邪悪っぽいですよ、こよりさん（拳を震わせ）

そして返り討ちにされたーーーーっ！！（号泣

あまりにもエグすぎる打突音の連弾とともに沈没。南無〜〜。

だから次回予告飛ばしすぎだって（爆笑

そして、次回は久弥脚本。多分、神回確定とか言っちゃおう。信者みたいだけど、もう信者だし。
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2007年06月05日21:18
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アニメ

sola #9「ヤクソクノハテ」　　

辻堂、お前は漢だ！！（号泣

くそぅ、ヒゲのくせに。ヒゲのくせに。愛の使徒め！！
繭子との関係、苗字は違うとはいえ義理の兄妹か、親族関係なのかと思ってたら、まったくの血のつながりの無い幼馴染だったのか。
それなのに。小学生の分際で。好きな子のためにそこまでするのか。おのれおのれ、あんたぁぁ格好良過ぎだぜよ（号泣
私ぁ、３×３ＥＹＥＳ読んで以来、今までの生活も友達も何もかも投げ打って、好きな子の願いをかなえるために当ても何も無い旅に出る男の子ってやつには、もう完膚なきまでに弱いんですよ。
それが、私のろーまん、浪漫。

過去回想で出てきた少年の辻堂が、また歳相応で可愛いんだわ。剛史と呼び捨てにする繭子に、辻堂の方が可愛いんだから辻堂って呼べ！　とムキになるところとか。サイフが、熊のがま口だったり（笑
繭子は今よりも昔のほうが口数が少なくて無表情だったのね。ただ、服装はわりと普通。普通の小学生の女の子。
当たり前なんだけど、この頃は繭子と剛史は身長も変わらなくて、遠慮の無い憎まれ口を叩き合ったりして、でもお互いに相手の事が大好きな、本当に初々しい子供同士の素敵なカップルで。
このまま普通に二人が育っていって、普通に恋愛をして、普通の恋人同士になっていたとしても、やっぱり見ていて思わずニヤニヤしてしまうような素敵なカップルになっていたんでしょうなあ。

でも、運命はそうはならず。繭子は誕生日のその日に、強盗によって一家皆殺しの憂き目にあったところを、通りすがりの夜禍によって同族にされることでこの世に残る事になってしまう。
そっちの世界に行きたい、と日差しの中に身を投げ打とうとする繭子を、辻堂少年は抱きしめながら陰へと押し戻し、彼女の向かって約束する。
お前を元の世界に連れ戻してやる。元に戻してやる。それまでずっと一緒にいるから、と。
そして、まだ幼い子供にも関わらず、それまで暮らしていた日常を投げ捨て、繭子を元に戻す方法を求めて彼女と共にあてどなく流離う日々。
一途すぎる（涙
年を経るごとに成長の止まった繭子と辻堂の時間は離れて行き、十年以上経ったであろう今では、他人から見れば親子にすら見られる姿になってしまった。
にも関わらず、少年の頃の辻堂の想いは何も変わらず、ただ繭子のためだけに自分のすべてを賭けている。
彼が辿り着いた、繭子を元に戻す方法は、同じ夜禍人の命を犠牲にするというもの。そのために、戦う技を学び、夜禍の力が通じない聖剣を手に入れ、ようやく見つけた夜禍である茉莉の命をねらう。
でも、繭子は誰かを犠牲にしてまで元に戻ることなんて望んでいなくて、彼女が抱いた本当の願いは、子供のころから何一つ変わらない優しさままの剛史が、優しさを一杯一杯与えてくれた彼が、一緒にいてくれること。
茉莉との間に割って入った繭子に、お前の願いを犠牲にするなんてと、慟哭する辻堂の頭をそっと抱きしめて、これまで二人で歩んできた旅路を思い返しながら、愛しげに微笑みを浮かべる繭子。
そんな二人の姿は親子ほどに違うけれど、もうお互いを心から好きあっている恋人同士にしか見えないとですよ。
なんてロマンティックな純愛（号泣

……ところで、最初の頃は普通の服に髪型だった繭子が、ある時期からいきなりゴスロリ少女になってるんですが、それ……どっちの趣味だ？　繭子か？　それとも辻堂か？
もし辻堂の趣味なら、欲求不満があらぬ方向に行ってる様な。
…………いや、もしかしたらやることはやってるのか（ﾏﾃ
い、いかん。余計な事が気になりだして、色色と台無しなことにｗ

とりあえず、根無し草にも関わらず、夜禍の皆さんも辻堂も、金銭面はいったいどうしてるんだろう、どうしていたんだろう。という疑問は野暮そうなので置いておくとして。
繭子を夜禍にした人物が誰かは、結局不明のままでした、と。お姉さん、と言っている以上は女性なのは間違いなさそうだけど（今まで男の夜禍が現れていないので、そもそも夜禍とは女性限定という可能性もあるが）、茉莉とも、今回顔をあわせた蒼乃とも繭子が面識がなかったのは二人とも該当者ではないのか、繭子が忘れているのか、夜禍になったときにはっきりと相手の顔を見ていなかったのか。

冒頭の茉莉ＶＳ蒼乃。Ｂパートの辻堂ＶＳ茉莉と、どちらもスピード感、躍動感が有り余ってて、非常に見ごたえありました。
何気に、ロミ×ジュリとか、バトルものじゃない方がアクション映えてたりするのはどうなんだろう（苦笑

蒼乃姉さん、ザ・ペーパーかと見紛うような紙捌き。しかも、召喚か創造か具現化かはわからないけれど、何も無い空間から紙を生み出すという無限紙製振り。
元々蒼乃に攻撃する意志を持たない茉莉は、逃げ回るだけで結局追い詰められ、気を失ってしまう。トドメを刺そうとした蒼乃だったけれども、最後の最後で過去の茉莉との想い出がフラッシュバック。トドメを刺すのを躊躇ってしまい、繭子が立ち塞がったのを契機に退いてしまう。
ここで注目すべきなのは、蒼乃を制止した過去の自分が、随分と幼い蒼乃だったというところ。ここから予想するに、どうやら過去における茉莉と蒼乃、そして依人の関係は短期間のものではなく、幼い子供時代から長く続いたものだったのかもしれない。

蒼乃と茉莉の交戦地である電車の待機場に辿り着いたものの、既にそこは戦闘の跡だけが残るばかりで人影はなく、結局依人は再び激しい頭痛に倒れてしまう。
真名は、倒れた依人を自宅に連れ帰り、帰宅し家に依人がいないことを知った蒼乃から掛かってきた電話で、依人のことを隠してしまう。
ここで、一生懸命拗れていく蒼乃と自分達の関係を修復しようと姉に働きかけるこよりが健気で……この娘は本当にイイ子ですねえ。
ただ、姉の行動が決して間違ったものではないと分かっているのか、わりとこうと決めたらビビりまくりながらも言うことを言って引き下がらない面を幾度も見せていたこよりだけど、今回はスゴスゴと引き下がってしまう。

蒼乃姉さんが石月家に現れた時は、正直ビビった。いや、血の雨が降るかと（苦笑
多分、先週回までの蒼乃姉さんなら、あそこで無理矢理玄関のドアを破って依人を取り戻していたに違いないｗ
でも、正気を奪っていた熱が幾分冷めた蒼乃は、真名の拒絶に真っ向から立ち向かえず、引き下がってしまうわけだが。
ここで真名が打って出ましたなあ。何気に、この作品の女性陣は行動力に長けていらっしゃる。こうと決めたら迷いながらも、躊躇わない。


次回予告は、ついに行くところまで逝ってしまった！　
というか能登が壊れた！！
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2007年05月29日21:20
カテゴリ
アニメ

sola #8「キエナイオモイ」　　

て、てっきりこよりが実の姉である真名を時々、お姉ちゃんではなく真名さんとさん付けで呼んで、窘められているのには、何か深い事情があるに違いないと思っていたのに。
唐突に、次回予告でこよりが真相を曝露。

こら待てや！！

そんな、そんな理由だったのかorz
いいのか、それで。
なんだか、本編がどんどんシリアスになっていくのに反比例して、次回予告が明後日の方向に暴走していっていませんか？


一方の本編は、どんどんドラマティックな展開に。正直、かぶりつき。
この作品、主人公の依人と辻堂以外は茉莉、蒼乃、真名、こより、繭子とキャラクターが女性ばかりなので、一見、ギャルゲーそのものに見えるんだけど、いや実際物語の構成の仕方によっては、女性キャラ攻略型のゲームにも出来るんだろうけど、少なくともこのアニメ作品単体としてみるなら、ストーリー展開上、非常に無駄の無い配置になっている。
依人を中心に過去からの因縁に結ばれた茉莉と蒼乃。もう一人の夜禍として、恐らくは蒼乃あたりと関係のある繭子と、繭子のために夜禍を追い茉莉と交戦している辻堂。本来、彼らの因縁とはまったくの無関係の立場ながら、だからこそ全員と等距離にあり、同時に俯瞰的に事態の真相に一番近い位置にいて依人を導く立場にある真名。
依人以外の他者を排斥する傾向に陥りつつある蒼乃に対して、依人を経ず蒼乃その人と心を通わせた友達であるこより。
とにかく、あんたなんでいるの？　というキャラクターが一人もいない。ここらへん、ゲーム原作でないオリジナル作品の強みだろう。物語にも一本筋が通ってて、無駄なイベントもなく、殆どすべてのシーンが何らかの形で後に繋がってきている。心情的な描写も含めて。
いや、これは本当に、見るのに真剣になれる歯応えのある作品だ。

たとえば。
あの、辻堂と繭子が一見意味なく真名とその友人の佐倉紗絵がバイトをしているファミレスに連日訪れて飯食ってたシーンも、単に二人のキャラクターを視聴者に伝える目的だけではなく、真名に二人との面識を与えると同時に、紗絵に辻堂たちに興味を抱かせる、という意味合いがあったわけだ。あそこで、紗絵が辻堂と繭子の関係に妄想を広げるという、どうでもよさそうな場面が、後々こんな重要な転換点に繋がってくるとは想像もしてなかったもんなあ。

初回からの、依人が学校をサボってまで空を追いかけて街中を歩き回っていた、という描写も、今回、携帯の写真の背景から茉莉たちの居場所にすぐさま見当がついた、というところに繋がっている。いちいち、説得力を持たせてるんですよね。
前回の茉莉との遭遇だって、偶然ではあるものの偶然が起こるに足る伏線は幾重にも仕込んであったし。蒼乃とのお出かけルートが茉莉と歩いた道だったり、コンビニに茉莉の好物のトマト汁粉が入荷した、なんてどうでもよさそうだった話も、ここに繋がってきてたし。


ああもう、ネタバレ気にしてたら何も書けないので、以降は今回までのネタバレ全開です。
ご注意を。







さてさて、話の方は、ほんとエライ事になってきましたよ。
茉莉と依人が出会ってしまったことで、蒼乃姉さんの女の情念が炸裂。
最初は学校で倒れた依人を送ってきてくれた真名に優しい顔でお礼を言うだけの余裕があったはずなのに、依人が、本当の記憶と蒼乃が植えつけた偽りの記憶とのせめぎあいで、精神的にボロボロになっていくのを目の当たりにして、依人を操って茉莉を刺させてしまった蒼乃の方も、心の余裕が徐々に失われていき、茉莉だけでなく、依人に近づく女は誰であろうと認められない、という精神状態に。

自分が茉莉を刺してしまう、という記憶から消された真実を、悪夢として何度も何度も繰り返し見続けて、ボロボロになっていく依人も悲惨な状態なんだけど、蒼乃姉さんもかなりテンパッた状態に。

元凶を断つ、とばかりに、まだ街に潜んでいる茉莉をねらって夜の街へ。
月下。列車の車庫の屋上に、無数の折紙ファンネルを従えて現れる蒼乃姉さん。

あなたはもういないの。あなたはいてはいけないの！

……もう、ゾッとするほど格好よく病んでるんですけど！！


一方で、八面六臂の活躍を見せたのが真名。明らかに様子のおかしかった依人。倒れた彼を送っていった先で、突然豹変した蒼乃の態度。
真名たちを拒絶し、家にも入れようとしない蒼乃の態度に不信感を抱きながらも学校に登校した真名のところに、紗絵が昨晩帰宅途中に繭子を見つけて携帯で撮影した画像を見せてくる。そこに映っていたのは、路地の奥に消えようとしている繭子と……もうこの街にはいないはずの茉莉！
バイト中に盗み聞きした辻堂と繭子の会話から妄想を広げ、この女性こそ繭子のお母さんのヤカさんなんだよー！　なんて言ってる紗絵さん。
母親がヤカさんというのはともかくとして、辻堂と繭子の間でヤカという言葉が交わされていたことは、真名も紗絵とのお喋りで気付いていたはずだけど、茉莉と繭子が映っていたこの写真を見ることで、繭子たちが夜禍と関係のある人物。それも、茉莉と関係がある人物と真名はここで確信したはず。
ここ、あとで家出した繭子を探す辻堂と何らかの形で繋がってくると思うんだけど。
とりあえず、茉莉がまだこの街にいることを依人に知らせるために、学校を早退して依人の家に向かう真名。この時点で、依人と茉莉が再会しているのを知っているのは、茉莉と蒼乃だけなんですよね。当人である依人は記憶消されてるし。
で、依人に伝えようとしたものの、玄関で蒼乃に遮られる真名。ここで、依人に逢わせまいとする蒼乃に不用意に茉莉のことを依人の大切な人なんです！　なんて真名が口走ってしまったために、蒼乃の逆鱗に触れてしまう。逆上して帰れと真名を突き飛ばした勢いで、日差しに触れてしまう蒼乃。目の前で、日光に肌を焼かれて悶絶する蒼乃を目撃し、動転する真名。
ここで、真名は蒼乃が夜禍である事実を知ってしまったわけだ。しかし、どうして依人の姉である蒼乃が、茉莉と同じ夜禍なのか。何も事情を知らない真名は、混乱するわなあ。

でも、ここでめげたり足を止めないのは、さすが妹から真名さんとさん付けで呼ばれるほど畏れられている真名さんである。昼間は追っ払われたものの、夜になってから家へと忍び込んでくる。不法侵入ですから！
で、依人の部屋に忍び込んでみたら、部屋は台風が過ぎ去った後のようで、蒼乃が風邪だと言い張って学校を休んでいた依人さんは、目を見開いたまま人形のように茉莉はもういないとうわ言に繰り返しつつベッドに横たわる依人の姿。
繰り返し見る悪夢に、僅か一日で正気を逸してしまい、夕方には必死に抑えつけようとする蒼乃姉さんを跳ね飛ばし、彼女が破れたカーテンから差し込んだ夕日に焼かれて苦悶する姿にも、意識が戻らず発狂したように暴れ叫ぶばかりでしたから、おそらく蒼乃姉さんが無理矢理精神を弄くってマインドコントロール下に置いていたんでしょうけど。

でも、ここでビビって引き下がらないのが妹にも（中略）な真名さん。依人に馬乗りになり、ビンタ一閃。茉莉の映った携帯画面を依人に見せ、というか突きつけ、無理矢理正気を引き戻す。
あんた、すごいよ。さすがは妹にも（中略

繭子の方だけど、辻堂の下から家出したのはいいけど、雨降ってたのがいきなり止んでしまい、日光に晒されて焼滅しかかっていたのを茉莉に助けられていた模様。ひどい火傷を負って、茉莉に面倒を見て貰っていたらしい。繭子には茉莉との面識はなく、茉莉が夜禍であるのも薄々察してはいたものの、お互い事情は詮索せずにいるらしい。
ところで、蒼乃は茉莉によって夜禍になったのだけれど、繭子は茉莉と面識がない以上、茉莉に夜禍にされたのじゃないのは確定か。
ここでちょっと気になる点が。どうやら夜禍なら、深手を負ってもすぐに自力で回復できる力があるらしい。茉莉が依人に刺された傷を治していないのは、蒼乃との約束を破ってしまった自責の念からで、即座に治せるのは治せるらしい。
ところが、繭子の方は火傷の回復がいやに遅い。茉莉が街を出ていないのは大火傷を負った繭子の存在があったからだろうから、おそらく一ヶ月前後、傷が癒えていなかったと考えられる。これは状況からの推測だけど、多分茉莉が助けてしばらくは動かす事も叶わないくらいの重傷だったのじゃないだろうか。
果たして、夜禍という存在にとって日光に焼かれた傷は治りが遅いのか。それとも、繭子という個体だけが、夜禍の力が弱いのか。
このへん、繭子が夜禍人化した事情や、辻堂が夜禍を狩っているのと関係しているのかもしれない。
どうやら、夜禍は個々に違う能力を有しているみたいだし。繭子にも彼女特有の力があるのだろうか。手で触れたものを侵蝕か腐食させる力を持つ茉莉に対して、茉莉によって夜禍と化したにも関わらず、侵蝕能力ではなく無機物に偽りの命を与える、と思しき力を持った蒼乃。
夜禍人に纏わる謎も、そろそろ見せて欲しいところだけど。次回あたり、どうやら蒼乃と茉莉のガチバトルになりそうだし、そのへん明らかになりそう？

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2007年05月22日20:04
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アニメ

sola #7「ハイイロノヨル」　　

うわあっ、うわあああ、うわあああああ！！！

衝撃的展開にも程があるわぁぁ！！！

いや、しかしこれは上手い。前回視聴者が抱いただろう疑問を、早々に次の回で、しかもこんな形で明らかにしてくるとは。とはいえ、はっきりとした答えが提示されたわけではないので、まだまだ謎と考察の余地は残されている。



に、しても最後の展開はマジで叫んでしまった。ウェブ上の感想を回避しまくってて良かったですよ。これは何も知らずに見た方が絶対イイに決まってる。
いかん、書きたいことが山ほどありすぎて、逆に何を書いたらいいのかわからない。


とりあえず、以降ネタバレ全開で。続きを読む
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2007年05月15日20:33
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アニメ

sola #6「イケニエノチ」　　

ま、まま茉莉ぃぃ！！

だ、だめだこりゃ。メロメロだ。完全にツボにハマってしまった。
今期の放映中のアニメの中ではぶっちぎりで茉莉。茉莉。茉莉フィーバー！！
どうしよう。この娘、可愛すぎる。素敵すぎる。完璧にベタ惚れ。もう最高。

この屈託の無さが……悪魔だなあ。小悪魔。
「ねえ、キスしよっか」なんて台詞、ありがちなんだけど、もうどうしようもないほどドギマギしてしまった。するか、普通！？　と思うんだけど、したんだから仕方ないじゃないか！！
ああ、まさかこれが恋？（落ち着け落ち着け

しかし、冗談抜きで茉莉には参りました。ノックアウト負け。アニメのキャラでここまでメロメロにさせられたのはちょっと記憶に無い。なのはさんとかは同じメロメロでもちょっと意味が違うし（ｗ

物語の方も、先週に引き続き激動の展開。
驚きだったのは、依人がこの街に引っ越してきたのが僅か三ヶ月前だったということ。真名なんか、平気で家に出入りしてるし随分気安い関係だからてっきり幼馴染なのかと思い込んでいたのだけれど、まさか知り合って三ヶ月しか経っていなかったとは。
なるほど、同じ病院に入院している蒼乃とこよりが先に仲良くなって、その縁で同じクラスだった真名と依人も親しくなったわけだ。
今回、蒼乃に茉莉を紹介するという依人に、女友達を家に泊めるのは変だから恋人同士だと偽れ、と真名が助言するのを見て、全然異性として意識してないんだな、と思ったんだけど、確かに知り合って三ヶ月なら、幼馴染と違って複雑な心境とかもないんだろうなあ。
とりわけ、今回は真名とこよりの姉妹は清涼剤。こよりは蒼乃姉さんにチョップ喰らってたし（笑　茉莉の依人にされそうになったエロいこと曝露話に、露骨に変わった二人の依人への態度が笑えて笑えて。こより、可愛いなあ（笑
何気にこより、繭子と今回接触してるのね。ぶつかっただけだけど、徐々に石月姉妹、繭子と辻堂の二人との接触が深まってる感がある。

でも、なにより今回一番衝撃的だったのは、蒼乃姉さんの正体だわなあ。いや、薄々はにおわされてはいたものの、まさかこういう形だとは。こうなってくると、依人って何者？　という話になってしまう。
茉莉が依人と出会ったのって、もし偶然なのだとしても、とてつもない運命的な出会いだったということになるわけだなあ、これ。
いやいやいや、これが久弥版ＡＩＲだと言われるのも、無理からぬことかもしれない。
謎が明かされることで、さらなる謎が現れてくる。道筋は徐々に明らかになってきたものの、これはなかなか先が読みづらいなあ。
面白い！
いや、もうこの段階で傑作指定してしまってもいいと思う。
これ傑作。

Ａパートではあんなにも微笑ましく照れがましかったキスを巡るやり取りが、Ｂパートでこうも切ないカタチで交わされるなんて。
たまらんなあ。

公式サイト確認したら、茉莉の衣装に前回のデートバージョンが加わってた。やっぱりいいなー、ポニー茉莉。
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2007年05月08日19:45
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アニメ

sola ５.フリソソグヒカリ　　

今期のアニメは良作が揃ってて大変な事になってるんだけど、ここにきてポンポンとスキップを踏むみたいにして、他の作品を抜いて面白くなってきたのがこの「sola」なのは、自分でも意外な限り。
単純に物語（ストーリー）が楽しみ、という意味では『グレンラガン』や『リリカルなのはＳｔＳ』『瀬戸の花嫁』『らき☆すた』を抜いて一番かもしれない。

前半は雨の日のお出かけ。太陽の下には出られない夜禍の茉莉だけど、雨の日には昼間でも外を歩きまわれるらしい。というわけで、茉莉に引っ張り出され、夕焼け、昼間、朝日、それぞれの依人オススメの空のスポットを回ることになる二人。
ピンポンダッシュ。相合傘。池でボート。
どうみても、デートしているようにしか見えないんだけど、でもここまで楽しそうで雰囲気のあるデートシーンって、ちょっとなかなか見れないと思う。
まるで名作恋愛映画のワンシーンでも見てるみたいで、思わず見惚れてしまっていた。すごくすごく良かったよ。
茉莉役の能登さんって、自分は今まで特別に好きという印象はなかったんだけど、このどこか惚けて愛嬌があって、でも不思議で神秘的な茉莉の演技には、完全にやられてしまった。ズキュン、です、ズキュン。参ったなあ。
茉莉って、けっこう小まめに服や髪型変えるので、眼福だわ。デートではポニーテイルだったし、あの肩のところが膨らんだ白いサマードレスは、普段来てる服よりも好きだ。うん、そうだ。ちゃんとデートのとき普段と違う格好してるんですよね。それでか。
ちなみに、公式ＨＰではツインテール姿も見せてるわけで。ストレートロング、ポニーテイル、ツインテールとこうも色々違う髪形見せてくれるキャラって、珍しいような。


そして、後半の急転直下の展開。
何気にこのアニメ、作画は綺麗だし、アクションも躍動感やスピード感、迫力があるんですよね。活劇モノじゃないのにｗ
家の中を逃げ回るだけなのに、息詰まる攻防。前半が雨の中、しっとりと穏やかで緩やかな雰囲気で流れていただけに、余計にこの展開に勢いが加わっている。
茉莉を追う顎鬚のおっさんこと、辻堂剛史なのだけれど、この人も初登場時からはグルリと印象が変わってしまっている。初登場時は、いきなり茉莉を追いつける狩人としての登場だっただけに、単純に敵役、というイメージだったのだけれど。この数話、日常パートが続いている間、茉莉や依人、蒼乃姉さんやこより、真名の日常風景が描かれる一方で、この辻堂はといえば連れである神河繭子とひたすらファミレスで飯食ってる場面ばかり。でも、これが良かった。繭子との気の置けないやり取りや、ウェイトレスの真名へのどこか気弱げな対応などから、辻堂という人物が、茉莉を前にした時の冷徹な印象とは違って、素の顔はどこか愛嬌のある親しみの持ちやすい人柄の持ち主だという事実が、自然な形で伝わってきたわけだ。
そして、この５話での繭子との重要そうな会話。彼が茉莉を追う理由が、どうやら同じ夜禍らしい繭子にあるらしいことが分かる。それも、繭子には追いかけている夜禍とは話し合いをする、と説明しているらしい。繭子は薄々、それが嘘なのではないかと気付いてる。
この辺、偉そうで憎まれ口ばっかり叩いてる繭子が、その実物凄く辻堂のことを心配しているあたり、見ててこう、むず痒いなあ（笑
ムスッとしながらついていくと言い張ったり、嘘つき、とぼやいてみたり。
いやこれ、この二人。物語の主人公とヒロインはれそうなくらいキャラも立ってるし、関係や距離感が絶妙なんですけどｗ
いきなり、ポリバケツの中入ってる繭子には、びっくりしすぎて引っくり返ったけど（笑

一瞬、正気を失いかけて辻堂を殺しかけるものの、意識を取り戻し結局力を振るうことなく追い詰められる茉莉。間一髪、茉莉を庇って傷を負いながら、空を見せると約束したと叫んで茉莉を守ろうとする依人。そんな依人に自分を重ねたような素振りを見せ、躊躇い退く辻堂。騒ぎに駆けつけ、血を流す依人と日の光にダメージを受ける茉莉を目の当たりにする真名。そして、こよりの口から出た茉莉の名前に驚愕したような反応を見せる蒼乃姉さん。
とにかく、一気に物語が動き出した感がある。

実は真名が、部外者に見えて、実は辻堂や繭子含めた関係者全員と面識があるんだよな。さり気に重要な立ち位置だったりしそうな予感。

ううーー、なんか凄く盛り上がってきた盛り上がってきた。

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2007年04月24日23:58
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アニメ

sola 第三話　オダヤカナヒビ　　

わはーーー

いや、いやいやいや、これは思ってたのとは違う方向性でもずっと面白いかもしれないと思い知らされた第三話。
思いっきりまったりとした日常パートで、真名に茉莉を自宅に寝泊りさせていることがバレてしまう回なのだけれど。
ひたすらに、この会話が面白い。なに、この独特なテンポ（笑
これに『ＯＮＥ』や『Ｋａｎｏｎ』のあの妙に笑えるコントみたいな掛け合いを思い出してしまうのは、やはり自分が信者だからなのだろうか。

しかし、１話２話ではまだ薄っすらとしか本性が見えてなかったんだなあ。茉莉。
この姉ちゃん、本格的な天然だ（笑
ズレてる。なんかズレてるよ、この人。ある意味不思議少女。
すごい和むし。
真名がぽかんとなりながらも、速攻で彼女のこと気に入ってしまったのが良くわかる。

しかし、気付くと周りの人、みんなキャラ立ってるなあ。
蒼乃姉さんは、喋らないは無表情だわ無反応だわのくせに、いやそれだけに僅かしかない仕草や一言がすべて一撃必殺級だし。
ちっちゃいこよりは、ちょこまかしててしっかりもので、いざという時惚けてて、実に可愛らしい妹キャラだし。
今回目立ってたのは、クラスメイトの佐倉紗絵か。なんかみょーにぽわぽわとした喋り方で中身も掴みどころがなくて、立ち位置としては今回背景の賑やかしでしかなかったはずなのに、異様に存在感あったしｗ

いかんなあ。今期、ほんとにものが充実してる。
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